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新下
水道
ビジョンについて
(概
要)
〇「
下⽔
道政
策研
究委
員会
」(
委員
⻑:
東京
⼤学
花⽊
教授
)の
審議
を経
て、
平成
26
年7
⽉「
新下
⽔道
ビジ
ョン
」を
策定
。
別紙
〇「
新下
⽔道
ビジ
ョン
」は
、国
内外
の社
会経
済情
勢の
変化
等を
踏ま
え、
下⽔
道の
使命
、⻑
期ビ
ジョ
ン、
及び
、⻑
期ビ
ジョ
ンを
実現
する
ため
の中
期計
画(
今後
10
年程
度の
⽬標
及び
具体
的な
施策
)を
提⽰
。
持続的発展が可能な社会の構築に貢献
下⽔道ビジョン2100
下⽔道ビジョン2100
〇⼈⼝減
少・⾼齢
化の進⾏
強靱な社会の構築に貢献
(R
ilit)
持続的発展が可能な社会の構築に貢献
(Su
stain
able
Deve
lopm
ent)
循環型社会の構築に貢献
(Ne
xus)※
〇管理
時代への
移⾏(マ
ネジメン
ト元年)
・財
政・
⼈材
の制
約・
イン
フラ
の⽼
朽化
〇⼤規
模災害の
発⽣リス
クの増⼤
〇地球
温暖化に
よる気候
変動に伴
う影響
こ れ ま で のこ れ ま で の
社 会 経 済 情社 会 経 済 情
新 た な 下 水
下⽔道ビジョン2100
(H1
7.9⽉
策定
)&
下水道中期ビジョン
(H1
9.6⽉
策定
)
下⽔道ビジョン2100
(H1
7.9⽉
策定
)&
下水道中期ビジョン
(H1
9.6⽉
策定
)強靱な社会の構築に貢献
(Re
silien
t)
新たな価値の創造に貢献
(In
nova
tion)
国際社会に貢献
(Gl
obal)
〇国際
的な⽔ビ
ジネス市
場の拡⼤
〇地球
温暖化に
よる気候
変動に伴
う影響
〇⽔・
資源・⾷
料・エネ
ルギー需給
のひっ
迫
⽔のみち
資源のみち
循環のみち下水道
「排
除・
処理
」か
ら「
活⽤
・再
⽣」
へ下 水 道 政 策下 水 道 政 策
情 勢 の 変 化情 勢 の 変 化
水 道 の 使 命
施設再⽣
〇成⻑
戦略・技
術⾰新の
進展
(※
)Nexus(ネクサ
ス):連
結、連
鎖、繋
がり
〇国際
的な⽔ビ
ジネス市
場の拡⼤
⽔のみち
資源のみち
施設再⽣ 新
下水
道ビジョン:
「循
環のみち下
水道
」の成
熟化
■健
全な
⽔環
境の
創造
「循
環のみち下
水道
」の進化
「循
環のみち下
水道
」の持
続
■ア
セッ
トマ
ネジ
メン
トの
確⽴
貢献分野等の広がり
持続的発展が可能な社会の構築に貢献
強靱
な社
会の
構築
に貢
献新
たな
価値
の創
造に
貢献
国際
社会
■⽔
・資
源・
エネ
ルギ
ーの
集約
・⾃
⽴・
供給
拠点
化■
汚⽔
処理
の最
適化
■⾬
⽔管
理の
スマ
ート
化
■ク
ライ
シス
マネ
ジメ
ント
の確
⽴
■国
⺠理
解の
促進
とプ
レゼ
ンス
の向
上
構築
に貢
献循
環型
社会
の構
築に
貢献
国際
社会
に貢
献
進化
平常
時・非
常時における
適切
なマネジメント等
■⾬
⽔管
理の
スマ
ト化
■世
界の
⽔と
衛⽣
、環
境問
題解
決へ
の貢
献■
国際
競争
⼒の
ある
技術
開発
と普
及展
開
国⺠
理解
促進
とプ
レン
ス向
上
■下
⽔道
産業
の活
性化
・多
様化
時代
持続
【第
1章
】新
下水
道ビ
ジョン
策定
の背
景と
目的
国民
生活
や経
済活
動を
支え
る下
水道
⽔は
⽣命
の源
であ
り、
絶え
ず地
球上
を循
環し
なが
ら、
⼈々
の⽣
活を
⽀え
、潤
いを
与え
ると
とも
に、
産業
や⽂
化の
発展
の礎
にな
る、
他に
代わ
りを
求め
るこ
との
でき
ない
極め
て重
要な
資源
であ
る。
この
貴重
な⽔
の循
環の
⼀端
を⽀
えて
いる
のが
下⽔
道。
下⽔
道は
、⽔
の循
環を
とお
して
、⼈
々の
衛⽣
的で
快適
な⽣
活環
境を
⽀え
、河
川、
湖沼
、海
洋等
の⽔
環境
を⽔
質汚
濁等
から
守っ
てい
る。
今⽇
の下
⽔道
は、
「⼈
」、
「モ
ノ」
、「
カネ
」の
⾯で
の制
約(
例え
ば、
「ベ
テラ
ンの
⼤量
退職
と体
制縮
⼩」
「施
設の
⽼朽
化」
「投
資縮
⼩」
など
)が
時間
の経
過と
とも
に静
かに
しか
し確
実に
その
深刻
度を
増し
てお
りそ
の持
続可
能性
の危
機を
迎え
てい
る
迫り
来る
危機
さら
に、
都市
等に
降っ
た⾬
⽔を
速や
かに
排除
し⼜
は貯
留す
るこ
とに
より
、⼈
々の
⽣命
・財
産を
浸⽔
被害
から
守っ
てい
る。
⼩」
など
)が
、時
間の
経過
とと
もに
、静
かに
、し
かし
確実
にそ
の深
刻度
を増
して
おり
、そ
の持
続可
能性
の危
機を
迎え
てい
る。
この
状況
を⾒
過ご
せば
、い
つの
⽇か
事業
の継
続は
困難
とな
り、
下⽔
道シ
ステ
ムに
基本
的に
は有
効な
代替
⼿段
はな
いた
め、
汚⽔
の溢
⽔や
⽔道
⽔源
の汚
染等
によ
る感
染症
の発
⽣や
⽔道
供給
の停
⽌、
河川
や海
域の
⽔環
境汚
染や
それ
に伴
う⽔
産業
やレ
クレ
ーシ
ョン
活動
、⽣
態系
への
被害
、都
市に
おけ
る浸
⽔被
害、
管渠
の破
損に
伴う
道路
陥没
事故
等、
国⺠
の⽣
活や
経済
活動
に⼤
きな
⽀障
をき
たし
、⼈
命や
財産
が失
われ
るな
ど甚
⼤な
被害
を与
える
こと
とな
る。
甚被
与
⾼度
成⻑
期以
降、
都市
化の
進展
、産
業の
発達
等に
伴う
衛⽣
問題
や⽔
環境
問題
を解
決す
るた
め、
下⽔
道施
設を
短期
間で
整備
し、
それ
らを
安定
的に
管理
運営
して
きた
経験
から
培わ
れた
技術
⼒や
組織
・⼈
材が
豊富
に蓄
積さ
れて
いる
。ま
た東
⽇本
⼤震
災等
の⼤
規模
災害
から
得た
教訓
や⼈
⼝減
少へ
の対
応策
など
世界
にも
先ん
じた
知⾒
を有
する
豊か
な国
民生
活の
実現
に資
する
ため
の下
水道
のポ
テン
シャ
ル
また
、東
⽇本
⼤震
災等
の⼤
規模
災害
から
得た
教訓
や、
⼈⼝
減少
への
対応
策な
ど、
世界
にも
先ん
じた
知⾒
を有
する
。→
これ
らの
ポテ
ンシ
ャル
や叡
智を
活か
すこ
とに
より
、世
界の
下⽔
道の
リー
ダー
とな
り、
我が
国の
国際
的な
プレ
ゼン
ス向
上に
も貢
献可
能さ
らに
は、
下⽔
汚泥
等の
地域
資源
を最
⼤限
活⽤
する
こと
で、
地域
にお
ける
⽔・
資源
・エ
ネル
ギー
循環
の要
とな
ると
とも
に、
下⽔
道分
野を
越え
て⾷
料や
エネ
ルギ
ー分
野等
にも
貢献
する
可能
性が
ある
。
新下
水道
ビジ
ョン
策定
の目
的○
この
「新
下⽔
道ビ
ジョ
ン」
は、
上述
の危
機と
ポテ
ンシ
ャル
を踏
まえ
、「
今」
がま
さに
「危
機を
好機
に変
える
最初
で最
後の
チャ
ンス
」で
ある
と捉
え、
危機
を好
機に
変え
るた
めの
基本
⽅針
とし
て策
定す
る。
○本
ビジ
ンは
下⽔
道事
業の
現状
と課
題社
会経
済情
勢の
変化
や将
来を
⾒通
した
上で
下⽔
道の
「使
命」
を改
めて
⾒直
し「
使命
」を
達○
本ビ
ジョ
ンは
、下
⽔道
事業
の現
状と
課題
、社
会経
済情
勢の
変化
や将
来を
⾒通
した
上で
、下
⽔道
の「
使命
」を
改め
て⾒
直し
、「
使命
」を
達成
する
ため
の⻑
期的
な未
来像
とし
て「
ビジ
ョン
」を
描き
、「
ビジ
ョン
」を
達成
する
ため
の中
期的
な⽬
標と
施策
を明
確化
する
もの
。○
この
「ビ
ジョ
ン」
に描
いた
未来
像の
実現
に向
けて
は、
地⽅
公共
団体
、公
的機
関、
⺠間
企業
、⼤
学・
研究
機関
、国
、国
⺠等
、全
ての
関係
主体
が本
ビジ
ョン
を共
有し
、適
切な
役割
分担
の下
、「
チー
ム・
下⽔
道ジ
ャパ
ン」
とし
て⼀
丸と
なっ
て⾏
動し
てい
くこ
とが
必要
であ
る。
4
【第
1章
~第
3章
】社
会経
済情
勢の
変化
と新
たな
下水
道の
使命
イン
ラを
取り
巻く
持続
的発
展が
可能
な社
会の
(1)人
口減
少・高
齢化
の進
行
イン
フラ
を取
り巻
く社
会経
済情
勢の
変化
現在
の下
水道
政策
究極
の使
命
展構
築に
貢献
(Sus
tainab
leDev
elop
men
t)(2
)財政
・人材
の制
約
(3)イ
ンフ
ラの
老朽
化
下⽔道ビジョン2100
(H1
7.9⽉
策定
)&
下⽔道中期ビジ
ン
循環
のみ
ち下
水道
循環
型社
会の
構築
に貢
献(N
exus
)※
(4)国
民意
識の
変化
(豊か
な水
環境
、防
災・減
災意
識の
高ま
り)
(5)大
規模
災害
の発
生リ
スク
の
下⽔道中期ビジョン
(H1
9.6⽉
策定
)4 つ
循環
のみ
ち下
水道
「排
除・
処理
」か
ら「
活⽤
・再
⽣」
へ
(Nex
us)※
強靱
な社
会の
構築
に貢
献
増大
(6)地
球温
暖化
によ
る気
候変
動に
伴う
影響
つ の 具 体
新た
な価
値の
創造
に貢
献
(Res
ilient
)
(8)成
長戦
略へ
のシ
フト
(7)水
・資源
・食料
・エネ
ルギ
ー需
給の
ひっ
迫
体 的 使 命
⽔のみち
資源のみち
貢献
(Inn
ovat
ion)
施設再⽣
国際
社会
に貢
献(1
0)国
際的
な水
ストレ
スの
増大
と水
ビジ
ネ市
場拡
大
(8)成
長戦
略の
シフ
ト
(9)技
術革
新の
進展
命資源のみち
5
施設再
(Globa
l)水
ビジ
ネス
市場
の拡
大
※N
exus
(ネ
クサ
ス):連
結、
連鎖
、繋
がり
【第
3章
】下
水道
が果
たす
べき
使命
持続
的発
展が
可能
な社
会の
構築
に貢
献(S
bl
Dl
)持
続的
発展
が可
能な
社会
の構
築に
貢献
(Sust
ainab
le D
eve
lopm
ent)
下水
道の
有す
る多
様な
機能
の社
会へ
の持
続的
な提
供を
とお
して
、健
全で
恵み
豊か
な環
境が
地球
規模
から
身近
な地
域に
わた
って
保全
され
ると
とも
に、
いか
なる
時も
国民
一人
一人
の安
全・安
心な
暮ら
しが
守ら
れ、
活力
・魅
力あ
る地
域社
会の
形成
と持
続的
な経
済成
長が
実現
する
社会
の構
築に
貢献
する
。
循環
型社
会の
構築
に貢
献(N
exu
s※)
下水
道が
有す
る水
・資
源・エ
ネル
ギー
循環
の機
能を
持続
的か
つ能
動的
に発
揮し
てい
くこ
とで
、地
域・世
代を
超え
て、
水・資
源・エ
ネル
ギー
を量
的・質
的に
健全
に循
環さ
せる
社会
の構
築に
貢献
する
的に
健全
に循
環さ
せる
社会
の構
築に
貢献
する
。
(※
)N
exu
s(ネ
クサ
ス):連
結、
連鎖
、繋
がり
強靱
な社
会構
築に
貢献
(R
esi
lient)
下水
道が
有す
る汚
水の
収集
・処
理、
雨水
の排
除ま
たは
貯留
とい
った
機能
を平
常時
はも
とよ
り、
大規
模災
害(地
震、
津波
、異
常豪
雨等
)時
にお
いて
も強
くし
なや
かに
発揮
し、
持続
的に
提供
する
こと
を通
じ、
国民
の健
康・生
命・
財産
及び
経済
活動
を保
護・保
全す
る強
靱な
社会
の構
築に
貢献
する
。
新た
な価
値の
創造
に貢
献(In
nova
tion)
下水
道が
有す
る膨
大な
スト
ック
や情
報、
質・量
とも
に安
定し
た水
・資
源・エ
ネル
ギー
など
のポ
テン
シャ
ルを
、幅
広い
分野
との
連携
を深
めつ
つ活
かし
てい
くこ
とで
、新
しい
価値
を創
造す
る社
会の
構築
に貢
献す
る。
国際
社会
に貢
献(G
lobal
)国
際社
会に
貢献
(G
lobal
)我
が国
が培
った
下水
道の
技術
や経
験を
活か
し、
世界
の水
問題
の解
決に
貢献
する
とと
もに
、国
際的
なビ
ジネ
ス展
開を
通じ
、我
が国
の経
済の
持続
的成
長に
貢献
する
。6
【第
3章
】3
.長
期ビ
ジョン
~「循
環の
みち
下水
道」の
成熟
化~
○下
水道
の使
命に
鑑み
「循
環の
みち
下水
道」と
いう
方向
性は
、新
下水
道ビ
ジョ
ンに
おい
ても
堅持
する
。
新た
な下
水道
ビジ
ョン
:「循
環の
みち
下水
道」の
成熟
化
○下
水道
の使
命に
鑑み
循環
のみ
ち下
水道
」と
いう
方向
性は
、新
下水
道ビ
ジョ
ンに
おい
ても
堅持
する
。○
その
上で
、使
命を
実現
する
ため
の長
期ビ
ジョ
ンと
して
「『循
環の
みち
下水
道』の
成熟
化」を
図る
ため
、『
「循
環の
みち
下水
道」の
持続
』と
『「
循環
のみ
ち下
水道
」の
進化
』を
二つ
の柱
に位
置づ
ける
。
各地
方公
共団
体ご
との
使命
およ
び機
能や
サー
ビス
の目
標水
準を
適切
なマ
ネジ
メン
トに
より
「持
続」さ
せる
こと
を目
指す
人口
減少
や気
候変
動、
ICT
等の
技術
革新
等を
踏ま
え、
ス対
応く
水道
ポを
新た
な下
水道
ビジ
ョン
:「循
環の
みち
下水
道」の
成熟
化
『循
環の
みち
下水
道』の
持続
『循
環の
みち
下水
道』の
進化
水準
を、
適切
なマ
ネジ
メン
トに
より
「持
続」さ
せる
こと
を目
指す
もの
。※
既存
の取
組の
現状
維持
を目
指す
こと
のみ
なら
ず、
下水
道の
マネ
ジメ
ント
を発
展さ
せ、
サー
ビス
の安
定性
や効
率性
など
質的
な向
上を
図り
、持
続
マー
トに
対応
して
いくこ
とや
、下
水道
のポ
テン
シャ
ルを
活か
しつ
つ、
多様
な主
体と
の連
携を
通じ
、分
野や
地域
を越
えて
社会
への
貢献
範囲
を拡
大さ
せて
いくこ
とを
目指
すも
の。
持続
貢献分野等の広がり
持続的発展が可能な社会の構築に貢献
新た
な価
値の
社 会 へ の 貢
地域
の実
情に
応じ
た機
能や
サー
ビス
の
持続
進化
持続
適切なマ
ネジメン
ト
適切なマ
ネジメン
ト強
靱な
社会
の構
築に
貢献
循環
型社
会の
構築
に貢
献
新た
な価
値の
創造
に貢
献国
際社
会に
貢献
進化
貢 献 分 野 等 の 広 が り 貢 献 範 囲適切
なマネジ
メント
目標
水準
進化
持続
持続
持続
進化
平常
時・非
常時
にお
ける
適切
なマ
ネジ
メン
ト等
り
時代
時代
7< 持
続と
進化
のイ
メー
ジ>
【第
3章
】3
.(1
)「循
環の
みち
下水
道」の
持続
(1
)「循
環の
みち
下水
道」の
持続
(1
)「循
環の
みち
下水
道」の
持続
○平
常時
・非
常時
とも
に絶
え間
なく、
広域
的な
観点
を踏
まえ
つつ
、時
代の
ニー
ズに
応じ
た事
業体
毎の
最適
な下
水道
サー
ビス
を提
供す
る。
○「管
理・運
営」の
時代
に適
した
人・モ
ノ・カ
ネが
一体
とな
った
事業
管理
体制
を確
立す
る
①人
・モノ
・カネ
の持
続可
能な
一体
管理
(アセ
ットマ
ネジ
メン
ト)の
確立
じた
事業
体毎
の最
適な
下水
道サ
ビス
を提
供す
る。
○「管
理・運
営」の
時代
に適
した
、人
・モ
ノ・カ
ネが
一体
とな
った
事業
管理
体制
を確
立す
る。
○適
切な
被害
想定
にも
とづ
く防
災減
災を
推進
する
とい
う考
え方
のも
とハ
ドソ
フト
対策
を組
み合
わせ
た非
常時
のク
ライ
②非
常時
(大
規模
地震
・津
波・異
常豪
雨等
)の
クラ
イシ
スマ
ネジ
メン
ト※
の確
立
○適
切な
被害
想定
にも
とづ
く防
災・減
災を
推進
する
とい
う考
え方
のも
と、
ハー
ド・ソ
フト
対策
を組
み合
わせ
た非
常時
のク
ライ
シス
マネ
ジメ
ント
を確
立す
る。
③国
民理
解の
促進
とプ
レゼ
ンス
の向
上
※本
ビジ
ョン
では
「ク
ライ
シス
マネ
ジメ
ント
」は
非常
時の
危機
管理
行動
のみ
なら
ず、
これ
らの
行動
を決
定す
る上
で重
要な
要素
とな
るハ
ード
対策
を含
めた
概念
とす
る。
○国
民1人
1人に
とっ
て、
下水
道が
「自
分ゴ
ト化
」さ
れた
社会
を実
現す
ると
とも
に、
下水
道ブ
ラン
ドの
確立
とプ
レゼ
ンス
の向
上を
目指
す。
③国
民理
解の
促進
とプ
レゼ
ンス
の向
上
○民
間企
業が
下水
道事
業の
市場
を見
据え
、戦
略的
に自
らビ
ジネ
スモ
デル
を構
築し
、地
方公
共団
体や
公的
機関
等に
よる
下水
道管
理者
の視
点か
らの
適切
な業
務評
価を
受け
つつ
、持
続可
能な
事業
運営
によ
り積
極的
に参
画す
る。
④下
水道
産業
の活
性化
・多
様化
○民
間企
業の
強み
を活
かす
とと
もに
、革
新的
技術
の活
用等
によ
り、
常に
最適
なサ
ービ
スを
提供
する
とと
もに
、新
たな
ビジ
ネス
チャ
ンス
を開
拓し
てい
く。
8
【第
3章
】3
.(2
)「循
環の
みち
下水
道」の
進化
(1
/2
)
(2)
「循環
のみ
ち下
水道
」の進
化
○地
域に
おけ
る水
・資
源・エ
ネル
ギー
の最
適な
循環
、お
よび
都市
にお
ける
浸水
リス
クを
マネ
ジメ
ント
する
「要
」と
なる
とと
もに
、下
水道
施設
にお
いて
もエ
ネル
ギー
的に
自立
する
。
水道
ポを
多様
な主
体連
携を
食料
資ギ
(2)
「循環
のみ
ち下
水道
」の進
化
○下
水道
のポ
テン
シャ
ルを
活か
した
多様
な主
体と
の連
携を
通じ
、食
料、
資源
、エ
ネル
ギー
分野
等の
多様
な分
野に
下水
道の
貢献
範囲
を拡
大し
てい
く。
○日
本の
枠を
超え
、世
界の
水問
題の
解決
と水
ビジ
ネス
市場
の獲
得を
図る
。
○下
水道
が能
動的
に水
量・水
質を
管理
し、
地域
に望
まれ
る水
環境
を創
造す
る。
①健
全な
水環
境の
創造
○下
水道
が能
動的
に水
量水
質を
管理
し、
地域
に望
まれ
る水
環境
を創
造す
る。
○リ
スク
物質
を適
正に
コン
トロ
ール
する
とと
もに
、保
有す
る流
入水
質情
報を
活用
して
感染
症拡
大を
防止
する
など
地域
に貢
献で
きる
下水
道シ
ステ
ムを
構築
する
。
②水
資源
エネ
ルギ
の集
約自
立供
給拠
点化
○再
生水
、バ
イオ
マス
であ
る下
水汚
泥、
栄養
塩類
、下
水熱
につ
いて
下水
道シ
ステ
ムを
集約
・自
立・供
給拠
点と
する
。○
従来
の下
水道
の枠
にと
らわ
れず
に、
水・バ
イオ
マス
関連
事業
との
連携
・施
設管
理の
広域
化、
効率
化を
実現
する
。
②水
・資源
・エネ
ルギ
ーの
集約
・自立
・供給
拠点
化
○全
ての
国民
が最
も基
本的
なイ
ンフ
ラで
ある
汚水
処理
施設
に早
期に
アク
セス
でき
るよ
うに
する
とと
もに
、人
口減
少に
も柔
軟に
対応
可能
なシ
ステ
ムへ
と進
化さ
せる
③汚
水処
理の
最適
化
に対
応可
能な
シス
テム
へと
進化
させ
る。
○省
エネ
ルギ
ー化
・汚
泥処
分量
削減
・温
室効
果ガ
ス排
出削
減に
より
、環
境に
配慮
した
汚水
処理
シス
テム
の構
築を
図る
。
9
【第
3章
】3
.(2
)「循
環の
みち
下水
道」の
進化
(2
/2
)
○気
候変
動に
よる
豪雨
の頻
発、
放流
先の
海水
面の
上昇
等の
リス
クに
対す
る適
応策
とし
て、
賢く・粘
り強
い効
果を
発揮
する
④雨
水管
理の
スマ
ート化
○気
候変
動に
よる
豪雨
の頻
発、
放流
先の
海水
面の
上昇
等の
リス
クに
対す
る適
応策
とし
て、
賢く
粘り
強い
効果
を発
揮す
るハ
ード
、ソ
フト
、自
助を
組み
合わ
せた
総合
的な
浸水
リス
クマ
ネジ
メン
ト手
法を
活用
し、
浸水
に対
して
安全
・安
心な
社会
を実
現す
る。
○雨
水管
理の
一環
とし
て、
まち
づくり
と連
携し
て雨
水貯
留・浸
透及
び雨
水利
用等
を積
極的
に進
める
こと
によ
り、
気候
変動
等を
踏ま
えた
渇水
・豪
雨に
も耐
えう
る強
い都
市に
再構
築す
る。
を踏
まえ
た渇
水豪
雨に
も耐
えう
る強
い都
市に
再構
築す
る。
○放
流先
水域
の利
活用
状況
に応
じた
雨天
時水
質管
理を
実施
し、
雨天
時に
おけ
る公
衆衛
生上
のリ
スク
を最
小化
する
。
⑤世
界の
水と
衛生
、環
境問
題解
決へ
の貢
献
○日
本の
技術
と経
験を
活か
し、
諸外
国に
おけ
る持
続可
能な
下水
道事
業の
実現
に貢
献す
る。
○本
邦企
業の
下水
道整
備・運
営案
件の
受注
件数
(金
額)を
飛躍
的に
増大
させ
、本
邦企
業の
水メ
ジャ
ー化
を推
進す
る。
⑤界
、環
問解
決貢
○『「循
環の
みち
下水
道」の
成熟
化』の
実現
を支
え、
加速
させ
る技
術を
開発
し、
それ
ら技
術を
円滑
かつ
迅速
に全
国、
さら
には
海外
に普
及さ
せる
。
⑥国
際競
争力
のあ
る技
術の
開発
と普
及展
開
10