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Keysight Technologiesネットワーク・アナライザ Selection Guide

02 | Keysight | ネットワーク・アナライザ Selection Guide

目次

Keysightベクトル・ネットワーク・アナライザ・ソリューション .................................... 4

アクティブコンポーネントの評価／テスト ....................................................................... 6

パッシブコンポーネントの評価／テスト ........................................................................... 8

汎用／教育 ...................................................................................................................... 10

製造 ................................................................................................................................. 13

高速シリアルインターコネクト解析 ................................................................................ 15

敷設／保守 ...................................................................................................................... 16

ネットワーク・アナライザの関連製品／アクセサリ ....................................................... 17

主な性能／機能の比較 ..................................................................................................... 19

移行／アップグレード ..................................................................................................... 22

関連カタログ ................................................................................................................... 23

ウェブリソース ............................................................................................................... 23


信頼性の向上

テストの対象がアクティブコンポーネントであろうとパッシブコンポーネントであろうと、速度と性能をバランス良く組み合わせることが重要です。研究開発では、ベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)の高い測定品質によりDUTの理解が深まり、より優れたデザインを実現できます。製造ラインでは、必要なスループットと再現性が得られるコストパフォーマンスの高いVNAを使用すれば、競争力のあるコンポーネントを製造できます。Keysight VNAはすべて、線形／非線形デバイスの特性評価に関するキーサイトの専門知識を結集した究極のアナライザです。ベンチでも、ラックでも、フィールドでも、より高い信頼性が得られます。

製造メーカーオペレーター

デバイス／材料コンポーネントモジュール／サブシステムセット／システム

無線

コンデンサーインダクター

フェライトビーズ、レジスタPCボード材料

アンテナケーブルコネクタアダプター発振器

フィルター基地局用フィルター

フロントエンドモジュール

基地局ハンドセット基地局バックホール通信

増幅器PA

LNA

ミキサー周波数

コンバーター

衛星地上局地上局

航空宇宙／防衛

P2P通信レーダー

レーダー軍事通信

産業科学医療

研究教育 HSD通信コンポーネント

診断システム／コンポーネント

診断

医療／工業プロセス

ww

物理測定エコシステム


Keysight VNAソリューション

キーサイトは、周波数、性能、汎用性などお客様のご要望に応えるために、さまざまなベクトル・ネットワーク・アナライザを提供しています。

適切なソリューションの選択に役立てていただくために、このセレクションガイドでは、キーサイトのすべてのネットワーク・アナライザの概要を説明し比較を行っています。さらに、ネットワーク・アナライザの代表的なアプリケーションを紹介しています。それらのアプリケーションに必要な測定と、キーサイトのネットワーク・アナライザが測定にどのように対応しているかについても説明します。

モデル代表的なアプリケーション周波数レンジ

PNAファミリー最高性能を実現

N524xB PNA-Xシリーズ最高の性能と柔軟性を備えたVNA

– ラックシステムの機能を1ボックスで実現

– 線形／非線形アクティブデバイスの正確な特性評価

– 10 MHz～ 8.5/13.5/26.5/ 43.5/50/67 GHz

– 最大1.5 THz （エクステンダー使用時）

N522xB PNAシリーズ高性能マイクロ波VNA

– 最高性能のパッシブコンポーネント解析機能

– アクティブコンポーネントの特性評価

– 計測／校正ラボ

– 10 MHz～ 13.5/26.5/ 43.5/50/67 GHz

– 最大1.5 THz （エクステンダー使用時）

N523xB PNA-Lシリーズエコノミーマイクロ波VNA

– マイクロ波Sパラメータテスト – シグナルインテグリティー – 材料測定

– 300 kHz～ 8.5/13.5/20 GHz – 10 MHz～ 43.5/50 GHz

ENAテストコストを削減

E5080A ENA最新のGUIを備えた高性能RF VNA

– RFコンポーネントテスト – 高除去比フィルターのテスト – マルチポート・モジュール・テスト

– 9 kHz～ 4.5/6.5/9 GHz

E5072A ENA高性能RF VNA （拡張可能テストセット内蔵）

– RFアンプテスト – ハイパワー RFコンポーネントテスト

– PIM測定

– 30 kHz～ 4.5/8.5 GHz

E5071C ENA高性能RF VNA

– RFコンポーネントテスト – マルチポート・モジュール・テスト

– 材料測定 – シグナルインテグリティー

– 9 kHz～ 4.5/6.5/8.5 GHz – 300 kHz～ 14/20 GHz

E5061B ENAインピーダンス解析機能搭載 LF-RF VNA低価格のRF VNA

– LFコンポーネント／回路テスト

– コンポーネントのインピーダンス評価

– RFコンポーネントテスト – CATVコンポーネントテスト

– 5 Hz～ 0.5/1.5/3 GHz – 100 kHz～ 1.5/3 GHz

E5063A ENAパッシブ・コンポーネント・テスト用低価格RF VNA

– アンテナ製造テスト – RFパッシブ・コンポーネント・テスト

– 材料測定 – プリント基板製造テスト

– 100 kHz～ 0.5/1.5/3/4.5/6.5/ 8.5/14/18 GHz


アクティブコンポーネントの評価／テスト

測定上の問題

キーサイトのネットワーク・アナライザは、増幅器、ミキサー、周波数コンバーターなどのアクティブコンポーネントの評価／テストに使用できます。また、利得、利得圧縮、位相圧縮、アイソレーション、リターンロス、群遅延など、一般的に仕様に記載されている増幅器のパラメータを容易に測定できます。多くの場合、増幅器の非線形特性を調べるために、高調波歪みの測定が必要です。また、レシーバーは、信号源とは異なる周波数でチューニングする必要があります。ミキサーや周波数コンバーターなどの周波数変換デバイスは、入力と出力の周波数が異なるため、測定の際に特有の問題があります。これらのデバイスのテストで使用するネットワーク・アナライザには、入力周波数とは異なる出力周波数を検出するための周波数オフセットモード(FOM)が必要です。また、2トーンや高入出力パワーでテストを行う場合や、雑音指数、ACPR、EVMなどの測定を行う場合などは、他の測定器やシグナル・コンディショニング・デバイスが必要な場合もあります。このため、テストシステムが複雑になったり、複数のステーションが必要になったりします。

キーサイトのソリューション

キーサイトでは、アクティブコンポーネントのベクトルネットワーク解析向けに柔軟かつ低価格のテストソリューションを豊富に取り揃えています。Keysight VNAは、非常に高い確度で線形／非線形の特性を評価できます。性能が高いだけでなく、さまざまな測定アプリケーションによってセットアップが容易になり、テスト時間が短縮され、測定確度が向上します。

主な特長

– 増幅器の利得／整合／アイソレーション：Sパラメータ測定

– AM-AM変換/AM-PM変換：パワー掃引、信号源／レシーバー校正

– ハイパワー／パルス用の構成：拡張可能テストセット、ハイパワー出力、信号源／レシーバーアッテネータ、内蔵パルスジェネレーター、外部パルスジェネレーターの制御、内蔵パルス変調器

– 周波数コンバーターの変換利得／変換損失：FOM、信号源／レシーバー校正、スカラーミキサー校正

– 周波数コンバーターの変換位相／群遅延：FOM、振幅／位相校正、ベクトルミキサー校正

– LOのドライブ／測定：第2内蔵信号源、外部RF信号源の制御、3ポート校正／測定、LOパワー校正

– ミキサートポロジー：RF掃引、LO掃引、固定LO（固定IF/掃引IF）、デュアル・ステージ・コンバーター、LO内蔵コンバーター

– 正確な信号源パワー出力／絶対パワー測定：信号源／レシーバー校正、パワーセンサ不整合補正、レシーバーレベリング

– 高調波歪み：FOM、信号源／レシーバー校正、低高調波信号源、レシーバーアッテネータ

– 相互変調歪み(IMD)：

FOM、第2内蔵信号源、外部信号源制御、内蔵コンバイナー、IMD掃引

– 雑音指数測定 – ホットS22測定：FOM、第2内蔵信号源、内蔵コンバイナー

– 電力付加効率：DC入力／ DCメータ制御 – DCバイアス：内蔵DCバイアス電源/DC電源制御／内部バイアスティー

– ノンリニア・ベクトル・ネットワーク解析(NVNA)：波形解析、Xパラメータ


代表的なソリューション

最多の機能と最高の柔軟性

N524xB PNA-Xシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ – 10 MHz～ 8.5/13.5/26.5/43.5/50/67 GHz（2ポートまたは4ポート） – 高調波が小さい2個の信号源。コンバイナー、パルスジェネレーター、パルス変調器、低雑音レシーバーを内蔵

– 経路切り替えスイッチを内蔵しており、1回の接続で複数の測定が可能 – 増幅器／コンバーターアプリケーションによる、セットアップの簡素化、測定の高速化、確度の向上

最高性能

N522xB PNAシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ – 10 MHz～ 13.5/26.5/43.5/50/67 GHz（2ポートまたは4ポート） – 2個の信号源（4ポートのみ）、パルスジェネレーター、パルス変調器を内蔵 – 最高のRF性能と確度 – 増幅器／コンバーターアプリケーションによる、セットアップの簡素化、測定の高速化、確度の向上

柔軟性を備えたRF測定の標準モデル

E5080A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 9 kHz～ 4.5/6.5/9 GHz（2ポートまたは4ポート） – 広いパワー掃引レンジ（－90～＋15 dBm） – 周波数オフセットモード、スカラーミキサー測定、ベクトルミキサー特性評価

1. 拡張可能テストセット、ハイパワー出力、信号源アッテネータ、レシーバーアッテネータが内蔵されています

2. 増幅器および周波数コンバーターの周波数掃引利得圧縮/2トーンIMD/パルス／雑音指数の測定が可能です

3. レシーバーアッテネータは使用できません4. 外部パルスジェネレーターと変調器が必要です

5. 内蔵DCバイアス信号源（バイアスティーなし）6. 変換位相／群遅延は使用できません7. 4ポートPNAが必要です8. USBパワーセンサを使用したスカラー FOMまたはスペクトラム・アナライザ機能

アクティブコンポーネントの評価／テスト（続き）

モデル性能

増幅器の利得、整合、アイソレーション

増幅器のAM-AM、AM-PM変換

ハイパワー設定1

パルス DC バイアス/ DC入力

FOM、変換利得／損失／位相／群遅延

セットアップウィザード／クイックスタート

アクティブ測定アプリケーション 2

スペクトラム解析

2個の内蔵信号源

内蔵コンバイナー／経路スイッチ

NVNA

PNA-X ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

PNA ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 7

PNA-L ● ● ● 3 ● 4 ● 6 ● ●

E5080A ● ● ● 4 ● ● ●

E5072A ● ● ● 3 ● 4 ● ● ●

E5071C ● ● ● 4 ● ● ●

E5061B LF ● ● ● 4 ● 5

E5061B RF ● ● ● 4

M9485A ● ● ● ● ● ● ●

FieldFox ● ● 5 ● 8


パッシブコンポーネントの評価／テスト

測定上の問題

質の高い通信システムを実現するために、フィルター、コンバイナー、スイッチ、伝送ラインなどの高性能パッシブデバイスでは、通過帯域のリップル／挿入損失は低く、阻止帯域の除去比は高くなければいけません。これらのデバイスは平衡回路に用いられることがあるため、複数の入出力ポートがあり、測定システムの構成が複雑になります。これらのデバイスを測定する際の課題は、正確なデータをできるだけ高速に簡単に測定することです。マルチバンド動作を評価するには、広い測定周波数レンジが必要です。


Keysight VNAは、5 Hz～ 1.5 THzの広い周波数レンジを備えています。低いトレースノイズ、高度な校正手法、高い安定度により、パッシブコンポーネントを必要な確度で評価できます。拡張可能テストセットを内蔵したVNAでは、ダイレクト・レシーバー・アクセスが可能なので、システムのダイナミックレンジが向上し、より正確で高速なデバイス測定を実現できます。複数のトレースを異なるフォーマットで表示でき、フィルターパラメータやトレース演算機能などのさまざまなマーカーサーチ機能を使用できるので、解析が容易です。

主な特長

– 広いダイナミックレンジ：高速で正確なフィルター測定

– 広い周波数レンジ：帯域内特性と帯域外特性の両方に対応

– ダイレクト・レシーバー・アクセス：広いダイナミックレンジ

– 低価格のソリューション：テストに必要十分な性能／機能

– 低いトレースノイズと高い安定度：高品質のデバイス測定

– 未知スルー校正：簡単で正確なノンインサータブルデバイス測定

– アダプター除去／特性評価：正確なミックスド・コネクタ・デバイス測定

– 平衡Sパラメータ測定：バランなしで正確に測定可能

– マルチポート／マルチサイトソリューション：マルチポートDUTや複数のDUTの評価が容易

高い除去比には、広いダイナミックレンジが必要です

低挿入損失／低リップルを正確に測定するには、低トレースノイズ、高安定度のVNAが必要です。

– フルNポート校正：不整合補正による正確なマルチポート測定

– 度量衡グレードオプション：最高の確度と安定度で、度量衡グレードのコンポーネントを評価

– タイムドメイン解析／ゲーティング機能：トラブルシューティングおよび簡単なシミュレーション

– トレース解析機能（マーカーとトレース

演算）



マイクロ波周波数まで最高の確度を実現

N522xB PNAシリーズネットワーク・アナライザ – 10 MHz～ 13.5/26.5/43.5/50/67 GHz（2ポートまたは4ポート） – 広いダイナミックレンジ（＞128 dB/26.5 GHz、＞112 dB/67 GHz） – 業界最高の確度。最高のSパラメータ測定を実現するための度量衡グレードオプション – フルNポート校正のサポート – ミリ波周波数エクステンダーを使用することにより、1.5 THzまで対応

RFパッシブ・コンポーネント・テストで最高の確度を実現

E5080A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 9 kHz～ 4.5/6.5/9 GHz（2ポートまたは4ポート） – 広いダイナミックレンジ（仕様値：135 dB、代表値：147 dB） – 優れたトレースノイズ（IF帯域幅＝10 kHzで0.0015 dBrms）と高い安定度（0.005 dB/℃）

価格と性能の最適なバランス

E5063A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 最大18 GHzの広い周波数カバレージ、2ポート – キーサイトで最も低価格のベンチトップVNA

テストニーズに応じて容易に再構成が可能

PXI VNA (M937xA/M9485A)

– フルNポート校正のサポート – 300 kHz～ 4/6.5/9/14/20/26.5 GHz(M937xA)

– ダイナミックレンジ、測定速度、トレースノイズなど、主な仕様で最高の性能を実現したPXI

VNA(M9485A)

パッシブコンポーネントの評価／テスト（続き）

モデル性能

シリーズの最小／最大周波数

広いダイナミックレンジ(dB)

ダイレクト・レシーバー・アクセスによる拡張ダイナミックレンジ

低価格 1 kHzの IF帯域幅におけるトレースノイズ (dB rms) 1

未知スルー校正

アダプター除去／特性評価

平衡 Sパラメータ

マルチポートソリューション

フルポート校正の最大ポート数

度量衡グレードオプション

PNA-X 10 MHz/67 GHz ＞130 ● 0.002 ● ● ● ● ＞4

PNA 10 MHz/67 GHz ＞130 ● 0.002 ● ● ● ● ＞4 ●

PNA-L 300 kHz/50 GHz ＞130 ● ● 0.004 ● ● ● ● ＞4

E5080A 9 kHz/9 GHz ＞135 ● 0.0005 ● ● ● ● 4

E5072A 30 kHz/8.5 GHz ＞120 ● 0.0005 ● ● 2

E5071C 9 kHz/20 GHz ＞120 ● 0.0004 ● ● ● ● 4

E5061B LF 5 Hz/3 GHz ＞120 0.003 ● 2

E5061B RF 100 kHz/3 GHz ＞120 ● 0.003 ● 2

E5063A 100 kHz/18 GHz ＞115 ● 0.0006 ● ● 2

M937xA 300 kHz/26.5 GHz ＞115 ● 0.003 ● ● ● ● 最大32

M9485A 1 MHz/9 GHz ＞130 ● ● 0.003 ● ● ● ● 最大24

FieldFox 30 kHz/50 GHz ＞95 ● 0.004 3 ● ● ●

1. 別のIF帯域幅設定時の仕様に基づいて計算2. 1ポート差動測定3. トレースノイズ、1 GHz（300 kHzのIF帯域幅）


汎用／教育

測定上の問題

教育機関やその他多くのRFラボでは、汎用のRFネットワーク・アナライザが不可欠です。ユーザーは通常、シングルエンドと差動の入出力が混在した、幅広いパッシブ／アクティブコンポーネントのSパラメータ、パワー、場合によっては材料パラメータを測定する必要があります。デバイスには通常、2つか3つ、場合によっては4つのポートがあり、同軸環境、インフィクスチャ環境またはオンウエハー環境で測定する必要があります。増幅器、ミキサー、周波数コンバーターなどのアクティブデバイスの必要なパラメータをすべて測定するには、多くの場合、かなりの時間を要します。テスト機器を毎日使用するわけではなく、通常は他のグループと共有します。


キーサイトは幅広い汎用のVNAのラインナップを取り揃えています。ベンチトップモデルでは低価格でありながら数GHzから数百GHzをカバーしています。また、ポータブルモデルはベンチトップと相関のある結果が得られます。

– ENA/PNA-Lポータブルモデルは、優れた速度と確度を手頃な価格で提供します – PNAは、最高のSパラメータ確度を備え、ミリ波エクステンダーと組み合わせて使用することにより、最大1.5 THzまで対応します

– PXI VNAでは、モジュラー・テスト・ソリューションの1スロットを使用するだけで最高のPXI性能が得られます

– ガイド付き校正ウィザードとECalモジュールにより、簡単に校正できます – FieldFoxは可搬性に優れているので、さまざまなグループ間で簡単に共有できます

主な特長

– 4ポートモデルでは、平衡／差動コンポーネント以外に、カップラー、サーキュレーター、スプリッターなどの3ポート/4ポートデバイスを簡単にテストできます

– ECalモジュールはメカニカル校正キットに代わるもので、校正を迅速／簡単に実行でき、オペレーターによるミスの発生を大幅に低減します

– パワー・メータ・ベースの校正により、DUTの入力／出力パワーを、非常に幅広いパワーレンジにわたって正確に測定できます

– ポート延長、ポート整合、ディエンベディング、インピーダンス変換をサポートしているので、同軸だけでなく、オンウエハーやインフィクスチャでも確度の高い測定を実現できます

– 信号源とレシーバーの周波数をオフセットすることにより、ミキサーや周波数コンバーターの測定が可能です

– 外部ミリ波モジュールを使用すれば、動作周波数を1.5 THzまで拡張できます – 材料測定ソフトウェアを使用すれば、さまざまな測定手法を用いて、誘電率、透磁率特性を評価できます


汎用／教育（続き）

モデル機能

2ポートモデル

4ポートモデル

ECal サポート

パワーメータ校正

周波数オフセットモード

プローブ、フィクスチャ機能

ミリ波モジュールのサポート

スペクトラム解析と独立信号源

PNA-X ● ● ● ● ● ● ● ●

PNA ● ● ● ● ● ● ● ●

PNA-L ● ● 1 ● ● ● ●

E5080A ● ● ● ● ● ●

E5072A ● ● ● ● ●

E5071C ● ● ● ● ● ●

E5061B LF ● ●

E5061B RF ● ●

E5063A ● ●

M937xA ● ● 2 ● ●

FieldFox ● ● ● 3 ●

1. 13.5 GHzモデルと20 GHzモデルのみ2. モジュールを追加して、1台のPXIシャーシで32ポートまで使用できます。3. USBパワーセンサを使用したスカラー FOMまたはスペクトラム・アナライザ機能


マイクロ波Sパラメータ測定に最適

N523xB PNA-Lシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ – 300 kHz～ 8.5/13.5/20 GHz、10 MHz～ 43.5/50 GHz（2ポート） – 300 kHz～ 13.5/20 GHz（4ポート） – 基本的なSパラメータ測定と材料測定

最高のSパラメータ測定確度

N522xB PNAシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ – 10 MHz～ 13.5/26.5/43.5/50/67 GHz（2ポートまたは4ポート） – 広いダイナミックレンジ（＞128 dB/26.5 GHz、＞112 dB/67 GHz） – リニア／ノンリニア測定オプション – ミリ波周波数エクステンダーを使用することにより、1.5 THzまで対応

クラス最高の性能と高度なユーザーインタフェース

E5080A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 9 kHz～ 4.5/6.5/9 GHz（2ポートまたは4ポート） – 広いダイナミックレンジ（仕様値：135 dB、代表値：147 dB） – 最新のGUI



M937xA PXI VNAシリーズ – 300 kHz～ 4/6.5/9/14/20/26.5 GHz

– ダイナミックレンジ、測定速度、トレースノイズなど、主な仕様で優れた性能を実現 – RF/マイクロ波平衡デバイス – フルNポート校正のサポート（N＞4）

簡単に共有できるツールで、すばやく評価することが可能

N991xA/N995xA FieldFoxハンドヘルド・マイクロ波（コンビネーション）・アナライザ 1

– 30 kHz～ 4/6.5/9/14/18/26.5 GHz (N991xA)

– 300 kHz～ 32/44/50 GHz (N995xA)

– T/R(S11/S21)またはフル2ポートSパラメータ – スペクトラム・アナライザ機能 – 独立した信号源とトラッキングジェネレーター

1. コンビネーション・アナライザ＝ケーブル／アンテナテスター (CAT)＋ベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)＋スペクトラム・アナライザ(SA)

汎用／教育（続き）


製造

測定上の問題

テストコストの削減は製造部門における重要な課題ですが、これには複数の要因が影響を及ぼします。1つの重要な要因はスループットです。VNAの測定時間は、掃引速度、データ解析、表示処理、データ転送など複数の異なる要因に分類できます。通常、アナライザは合否判定結果を自動システムに送信する必要があります。大量生産では、掃引速度とデータ解析速度が極めて重要です。接続時間や校正時間など、オペレーターの介入を最小限に抑えることができれば、測定スループットが向上します。初期の調達コスト、システムのアップタイム、メンテナンスコスト、将来発生するテストステーションの性能アップグレードコストも、維持コスト全体に影響を及ぼします。


Keysight VNAはトレースノイズが低く温度安定度が高いため再現性に優れており、さらに、非常に高速にデータを収集できます。これは、製造テストの最適化に欠かせない要素です。多くのVNAには、ハンドラーインタフェースが装備されているので、自動製造ラインで高いスループットを実現できます。製造環境に最適なVNAを選択でき、また、必要な機能だけを購入して初期の調達コストを最小限に抑えることもできます。

主な特長

– 高速プロセッサと広い帯域幅：超高速データ収集

– 高速データ転送による最高のスルー

プット – セグメント掃引：信号条件のカスタマイズによるテスト時間の短縮

– 合否判定リミットテスト：VNAで簡単かつ高速にデータを解析

– テストフィクスチャのディエンベディング：デバイスの真の性能測定

– 内蔵プログラミング機能：VNAの動作およびデータ解析のカスタマイズ

– ECalモジュール：簡単かつ高速な校正 – ハンドラーインタフェース：ATEシステムとの高速ハンドシェーク

– マルチポート／マルチサイトソリューション：最小限の接続で、複数のデバイスやマルチポートデバイスをテスト

– ダイレクト・レシーバー・アクセス：広いダイナミックレンジ

– アップグレード可能なプロセッサ：測定器を最新の状態に維持

– ハードウェアアップグレード：進化する測定ニーズに対応


製造（続き）

モデル性能

高速データ処理／転送

セグメント掃引

合否判定リミットテスト

テストフィクスチャのディエンベディング

内蔵プログラミング機能

ECal サポート

ハンドラーインタフェース

マルチポート／マルチサイトソリューション

ダイレクト・レシーバー・アクセス

ハードウェアアップグレード

プロセッサのアップグレード

PNA-X ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

PNA ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

PNA-L ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

E5080A ● ● ● ● ● ● ● ●

E5072A ● ● ● ● ● ● ● ● ●

E5071C ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

E5061B LF ● ● ● ● ● ●

E5061B RF ● ● ● ● ● ● ●

E5063A ● ● ● ● ● ● ●

M937xA ● ● ● ● ● 1 ● ● 2 ● ● ● 3

M9485A ● ● ● ● ● 1 ● ● 2 ● ● ● ● 3

FieldFox ● ●

1. 内蔵コントローラーまたは外部コントローラーでプログラミング機能を使用してPXI VNAを制御できます。2. M9341A/B PXIe I/Oモジュールが必要です。3. 測定器のCPUは内蔵または外部コントローラーに含まれ、アップグレード可能です。


RF部品製造テストの標準

E5080A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 9 kHz～ 4.5/6.5/9 GHz（2ポートまたは4ポート） – 高速測定 – 広いダイナミックレンジ（仕様値：135 dB、代表値：147 dB） – 優れたトレースノイズ（IF帯域幅＝10 kHzで0.0015 dBrms）と高い安定度（0.005 dB/℃）

価格と性能の最適なバランス

E5063A ENAシリーズネットワーク・アナライザ – 100 kHz～ 4.5/8.5/18 GHz

– ＞117 dBのダイナミックレンジ – 0.006 dB rmsのトレースノイズ – プリント基板テスト機能

マイクロ波部品製造テストに最適

N523xB PNA-Lシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ – 300 kHz～ 8.5/13.5/20 GHz、10 MHz～ 43.5/50 GHz（2ポート） – 300 kHz～ 13.5/20 GHz（4ポート） – 最大50 GHzの広い周波数レンジ


PXI VNA (M937xA/M9485A)

– フル校正済み測定に対応する真のマルチポートVNA

– 1つのシャーシで最大32ポートのVNA構成を実現(M937xA)

– ダイナミックレンジ、測定速度、トレースノイズなど、主な仕様で最高の性能を実現(M9485A)

– マルチサイト並列測定機能


高速シリアルインターコネクト解析


N1930B 物理層テストシステム(PLTS)

– 自動フィクスチャ除去(AFR)により、チャネル経路内の不要な部分をディエンベディングし、確度の高い誤差補正を簡単に行えます

– チャネルシミュレータでは、ユーザー定義のプリエンファシス設定やイコライゼーション設定を使用して、実環境下でチャネル解析が行えます

– MATLABインタフェースでテストの多くの手順をカスタマイズ／自動化できるので、テストプランの開発時間を半減（代表値）できます

– 特性評価レポートには、特定のテストシステム情報とDUTの性能パラメータがすべて詳細に記載され、テストプランの重要な技術データが記録されます

E5071C ENAオプションTDR

– 従来のTDRオシロスコープと同様の外観と使い勝手で、操作がわかりやすくて簡単 – タイムドメインと周波数ドメインの同時解析により、損失、反射、クロストークの原因を簡単に特定

– 測定器に内蔵されている保護回路により、静電放電(ESD)に対する耐性が向上 – リンクに最適なエンファシスやイコライゼーションの設定 – ジッタの印加による実環境信号のシミュレート – アクティブデバイスのインピーダンスを実際の動作条件で解析して（ホットTDR）、複数の反射の影響を定量化可能・各種高速デジタル信号規格のコンプラインステストに対応するMOI

を提供

高速シリアルインターコネクト解析

モデル性能

最大帯域幅最大ポート数

周波数ドメイン

タイムドメイン

アイダイアグラム

ストレスド・アイ・ダイアグラム解析

ホット TDR

コンプライアンステスト(MOI) 1

リアルタイム解析

高度な誤差補正手法 2

PLTS 最大67 GHz 最大16個 ● ● ● ● ● ●

ENA オプションTDR

最大20 GHz 最大4個 ● ● ● ● ● ● ●

1. PLTSは、コンプライアンステストを行う研究開発エンジニア向けの自動テスト・スイート・テンプレートを備えています2. 高度な機能：自動フィクスチャ除去(AFR)、差動TRL、マルチポートクロストーク

測定上の問題

デジタルシステムのデータレートの高速化に伴い、インターコネクトのシグナルインテグリティーがシステムの性能に与える影響が大きくなります。これにより、プリント基板トレース、コネクタ、ケーブル、ICパッケージなどの物理層コンポーネントの影響が無視できなくなります。信頼性の高いシステム性能を保証するには、インターコネクト性能をタイムドメインと周波数ドメインで迅速かつ正確に解析することが重要です。複数のテストシステムを管理するのは煩雑なので、さまざまな高速デジタルデバイスを1台で評価できるテストシステムは非常に強力なツールとなります。


敷設／保守

測定上の問題

フィールドでのネットワーク・アナライザ測定は、基本的にはラボでの測定と同様で、ケーブルやフィルターなどのデバイスのSパラメータをテストしてそれらの性能を確認する必要があります。主な違いは、ネットワーク・アナライザのハードウェアに対する要件です。フィールドでは、可搬性が大きな問題となります。ベンチトップ測定器を車で運んだり、飛行機などの狭い空間に持ち込むのは大変です。AC電源を使用できないので、フィールドテストにはバッテリー駆動するポータブル・アナライザが不可欠です。さらに、室内の気温は安定していますが、屋外の気象条件は非常に変わりやすいので、機器はこうした変化に対応できる必要があり、また、移動が多いので、堅牢でなければなりません。最後に、フィールドでの測定は、ラボでの測定と一致し、確度も同じでなければなりません。


FieldFox アナライザファミリー

– フィールド使用向けのデザイン、バッテリー駆動、ポータブル、直射日光下でも見やすいディスプレイ

– MIL-PRF-28800F Class 2に準拠した完全に遮蔽された筐体、型式試験済み、イングレスプロテクションについてのIEC/EN 60529要件に適合

– グローブを装着している状態でも操作しやすい大型のボタン – ネットワーク・アナライザ：4つのSパラメータすべての測定、フル2ポート校正やTRLなどの校正、フィールド校正向けの独自のQuickCal

– 干渉解析用のスペクトラム・アナライザとGPSレシーバー（オプション）

敷設／保守

モデル性能

可搬性バッテリー寿命

Sパラメータ周波数レンジ

ダイナミックレンジ (3 GHz)

フル 2ポート校正

タイムドメイン

スペクトラム・アナライザ

SCPI プログラミング

FieldFox 3 kg 3.5時間 ● 30/300 kHz～4/6.5/9/14/18/26.5/32/44/50 GHz

95 dB ● ● ● ●

PXI VNA 0.59 kg － ● 300 kHz～ 4/6.5/9/14/20/26.5 GHz 115 dB ● ● ●

E5061B RF 14 kg － ● 100 kHz～ 1.5/3 GHz 120 dB ● ● ●

E5061B RF ENAシリーズネットワーク・アナライザ

– ベンチ用の軽量モデル（最大3 GHz） – 広いダイナミックレンジ、高速掃引など、優れたアナログ性能が必要な測定に最適

M937xA PXI VNAシリーズ

– ダイナミックレンジ、測定速度、トレースノイズなど、主な仕様で最高の性能を実現したPXI

VNA

– 1スロットに収まるフル2ポートVNA

– フルNポート校正のサポート


ネットワーク・アナライザの関連製品／アクセサリ

電子校正(ECal)モジュール

Keysight ECalモジュールは、1回の接続で正確な校正が行えるベクトル・ネットワーク・アナライザ用の校正手法です。ECalモジュールは、完全にトレーサブルで、検証可能な電子インピーダンス標準であり、日常の校正作業が容易になります。RF Ecalモジュールは、N型（50 Ω）、N

型（75 Ω）、7 mm、3.5 mm、F型、7-16のコネクタが用意されています。～ 67 GHzのマイクロ波周波数レンジ向けのモジュールは、7 mm、N型（50 Ω）、3.5 mm、2.92 mm、2.4 mm、1.85 mmに対して利用できます。13.5 GHzおよび20 GHzの周波数レンジには4ポートモジュールを使用できます。

マイクロ波テストアクセサリ ENA PXI VNA FieldFoxPNA

キーサイトでは、アダプター、パワーリミッター、DCブロック、アッテネータ、カップラー、スイッチ、システム増幅器など、同軸／導波管RF/マイクロ波のテストアクセサリを豊富に取り揃えています。これらのテストアクセサリを使用すれば容易にテストのセットアップができ、機器を最大限に活用した完全なテストソリューションを構築して、最高の測定結果が得られます。

www.keysight.co.jp/find/mtacatalog

マルチポート／マルチサイトソリューション ENA PXI VNA FieldFoxPNA

差動デバイス、高密度に統合されたマルチポートコンポーネント、大量の1ポートデバイスなど、あらゆるテスト向けに、キーサイトはマルチポート／マルチサイトソリューションを豊富に取り揃えています。さまざまな測定ニーズに対応でき、テスト時間を大幅に短縮できます。

広帯域ミリ波 ENA PXI VNA FieldFoxPNA

N5290A/91A ミリ波システムは、10 MHz～ 110/120 GHzのシングル掃引ソリューションで、ケルビン・バイアス・ティーを内蔵し、2ポート/4ポートのSパラメータを測定できます。N5251A

の後継製品で、小型の周波数エクステンダーヘッドを用いて性能を向上させることができます。特に、新しいレシーバーレベリング機能では、1.0 mmテストポートの信号源出力レベルを正確に設定できます。キーサイトではさまざまなバンド別ミリ波ソリューションも提供しており、PNA/

PNA-Xネットワーク・アナライザを使用して1.5 THzまでのSパラメータ測定が可能です。

www.keysight.co.jp/find/N5291A

ENAテストポートに装着された2個のU1810B USB 同軸スイッチ（DC～ 18 GHz、SPDT）

最大32ポートの PXI VNA マルチポート・テスト・セット

E5080A ENAとE5092A 拡張可能マルチポート・テスト・セット

N5290A/91A シングル掃引ソリューション

ENA PXI VNA FieldFoxPNA


ネットワーク・アナライザの関連製品／アクセサリ（続き）

材料測定 ENA PXI VNA FieldFoxPNA キーサイトは、材料の誘電特性と磁気特性を測定するための最先端の手法を提供しています。85070E 誘電体プローブキットのハードウェアとソフトウェアで、液体や粘弾性体の複素誘電率を200 MHz～ 50 GHzの周波数レンジで測定できます。85071E 材料測定ソフトウェアは、広い周波数スパンで、伝送ライン法、フリースペース法、共振キャビティー法などのさまざまな測定法を自動化できます。85072A 10 GHzスプリットシリンダー共振器を使用すれば、薄膜や未被覆サブストレートなどの低損失シート材料の複素誘電率とロスタンジェントを測定できます。このため、IPC規格のTM 650 2.5.5.13に準拠した測定が簡単に行えます。材料の電磁特性の測定は、デザイン、受入れ検査、プロセスモニタリング、品質保証などの製品のライフサイクル全体を通して重要です。キーサイトは、20年以上にわたる実績と革新的な新製品により、測定の標準を確立しています。

アンテナレシーバー ENA PXI VNA FieldFoxPNA

キーサイトは、アンテナおよびレーダー断面積(RCS)を高い確度で測定できるコンポーネントを豊富に取り揃えています。N5264B PNA-X測定レシーバーは、5個の測定チャネルすべてで400,000ポイント/sのデータ収集が可能な、アンテナ専用のレシーバーで、市場の他のアンテナレシーバーと比べて、2倍のレシーバーを備えています。N5264Bは、MXG/PSG信号発生器、85309B LO/IF分配器、85320A/Bミキサーと組み合わせて使用します。レシーバーとMXG信号発生器を組み合わせれば、既存のアンテナ用に使用している8530A/8360B

信号源の代わりに使用でき、システム速度が10倍（代表値）高速化します。さらに、内蔵の8510x/8530A コード・エミュレーション・ソフトウェアにより、8530Aを使用した既存のアンテナシステムを容易に更新できます。N5264Bは、Microwave Vision Group、Nearfield Systems Inc.、ETS-Lindgren、System Planning Corporationなどの主要なアンテナ・システム・インテグレーターによってサポートされています。

CalPod校正リフレッシュモジュール ENA PXI VNA FieldFoxPNA キーサイトは、容易に校正をリフレッシュできる新しい独自の方法を開発しました。DUTの取り外しや校正標準の接続は不要で、ボタンを押すだけで校正できます。CalPodは、恒温槽や熱真空槽に特に有用です。ケーブル、コネクタ、アダプターの温度変化など、環境が測定結果に及ぼす影響を除去でき、また、ケーブルの移動による変動やスイッチマトリクス内の変動も除去できます。

N5264B PNA-X測定レシーバー

85541A 40 GHz温度特性評価済みCalPod

ENA PXI VNA FieldFoxPNA


主な性能／機能の比較

モデル性能寸法周波数ダイナミックレンジ(dB)、

3/20 GHz （10 HzのIF帯域幅）

ノイズフロア(dBm)、3/20 GHz（10 Hzの

IF帯域幅）

最大パワー(dBm)、3/20 GHz

トレースノイズの最良値（10 kHz 1の

IF帯域幅）振幅(dBrms)/ 位相（°rms）

最高速度（201ポイント、

1掃引、補正オフ）

高さ(mm)× 幅(mm)× 奥行(mm)、質量(kg)

システムダイレクト・レシーバー・アクセス

PNA-X N5249B 10 MHz～ 8.5 GHz 124～ 128/124～ 129

136～ 140/133～ 141

－114/－114 ＋8～ 13/＋5～ 10

0.0063/0.047 5 ms（600 kHz IF帯域幅）

267×426×533、27～37 kg

N5241BN5242B

10 MHz～ 13.5 GHz10 MHz～ 26.5 GHz

124～ 128/ 124～ 129

136～ 140/ 133～ 141

－114/－114 ＋8～ 13/ ＋5～ 10

0.0063/0.047 5 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×533、27～37 kg

N5244BN5245B

10 MHz～ 43.5 GHz10 MHz～ 50 GHz

118～ 123/ 121～ 125

130～ 135/ 133～ 137

－110/－111 ＋8～ 13/ ＋10～ 14

0.0063/0.094 6 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×583、47～49 kg

N5247B 10 MHz～ 67 GHz 124～ 130/ 125～ 130

136～ 142/ 136～ 140

－115/－118 ＋9～ 15/ ＋7～ 12

0.0063/0.063 9.7 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×583、47～49 kg

PNA N5221BN5222B

10 MHz～ 13.5 GHz10 MHz～ 26.5 GHz

127/ 124～ 127

139/ 136～ 139

－114/－114 ＋13/ ＋10～ 13

0.0063/0.047 5.6 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×533、27～37 kg

N5224BN5225B

10 MHz～ 43.5 GHz10 MHz～ 50 GHz

125～ 127/ 124～ 127

137～ 139/ 136～ 139

－114/－114 ＋11～ 13/ ＋10～ 13

0.0095/0.063 4.7 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×582、40～42 kg

N5227B 10 MHz～ 67 GHz 127/ 124～ 127

138/ 135～ 138

－114/－116 ＋9～ 13/ ＋8～ 11

0.0063/0.063 6.3 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×583、43～45 kg

PNA-L N5239BN5231B

N5232B

300 kHz～ 8.5 GHz300 kHz～ 13.5 GHz （N5231Bオプション2xx）

300 kHz～ 20 GHz （N5232Bオプション2xx）

131～ 133/ 111～ 114

144/124 －120/－106 ＋11～ 13/ ＋5～ 8

0.012/0.19 5.75 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×446、24 kg

N5231B

N5232B

300 kHz～ 13.5 GHz （N5231Bオプション4xx）

300 kHz～ 20 GHz （N5232Bオプション4xx）

128/ 101～ 105

141/114 －120/－107 ＋8/ －6～－2

0.0063/0.063 5.75 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×446、24 kg

N5234BN5235B

10 MHz～ 43.5 GHz 10 MHz～ 50 GHz

110/100 128/117 －110/－100 0/0 0.019/0.19 6 ms （600 kHzのIF帯域幅）

267×426×446、25 kg

ENA E5080A 9 kHz～ 4.5 GHz（オプション245、445）9 kHz～ 6.5 GHz（オプション265、465）9 kHz～ 9 GHz（オプション295、495）

135/ －130/ ＋15/ 0.0015/0.01 2 ms（500 kHz IF帯域幅）

267×426×488、21～23 kg

E5072A 30 kHz～ 4.5 GHz（オプション245）30 kHz～ 8.5 GHz（オプション285）

123/ 151/ －117/ ＋16/ 0.0015/0.013 3 ms （500 kHzのIF帯域幅）

222×426×496、20 kg

E5071C 9 kHz～ 4.5 GHz （オプション240、440）

100 kHz～ 4.5 GHz （オプション245、445）

9 kHz～ 6.5 GHz （オプション260、460）

100 kHz～ 6.5 GHz （オプション265、465）

9 kHz～ 8.5 GHz （オプション280、480）

100 kHz～ 8.5 GHz （オプション285、485）

123/ －－123/ ＋10/ 0.0011/0.013 3 ms （500 kHzのIF帯域幅）

222×426×487、19～20 kg

300 kHz～ 14 GHz （オプション2D5、4D5）

300 kHz～ 20 GHz （オプション2K5、4K5）

123/96 －－123/－106 ＋10/0 0.0015/0.013 3 ms （500 kHzのIF帯域幅）

222×426× 486、20～22 kg

E5061B 5 Hz～ 3 GHz（LF-RFオプション3L5、 Sパラメータ・テスト・ポート）100 kHz～ 3 GHz （RFオプション135、235、137、237）

100 kHz～ 1.5 GHz （RFオプション115、215、117、217）

120/ －－120/ ＋10/ 0.0091/0.055 9 ms （300 kHzのIF帯域幅）

215×426× 296、14 kg

E5063A 100 kHz～ 4.5 GHz（オプション245） 100 kHz～ 8.5 GHz （オプション285）

100 kHz～ 18 GHz （オプション2H5）

117/ －－127/ 0/ 0.0019/0.014 9 ms （300 kHzのIF帯域幅）

215×426× 296、11 kg


主な性能／機能の比較（続き）

モデル性能寸法周波数ダイナミックレンジ(dB)、

3/20 GHz （10 HzのIF帯域幅）

ノイズフロア(dBm)、 3/20 GHz （10 Hzの

IF帯域幅）

最大パワー (dBm)、3/20 GHz

トレースノイズの最良値（10 kHz 1の

IF帯域幅）振幅(dBrms)/ 位相（°rms）

最高速度（201ポイント、

1掃引、補正オフ）

高さ(mm)× 幅(mm)× 奥行(mm)、質量(kg)

システムダイレクト・レシーバー・アクセス

PXI VNA M9370A 300 kHz～ 4 GHz 115/－－/－－108/－＋7/－ 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9371A 300 kHz～ 6.5 GHz 115/－－/－－108/－＋7/－ 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9372A 300 kHz～ 9 GHz 115/－－/－－108/－＋7/－ 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9373A 300 kHz～ 14 GHz 115/－－/－－108/－＋7/－ 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9374A 300 kHz～ 20 GHz 115/110 －/－－108/－108 ＋7/＋2 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9375A 300 kHz～ 26.5 GHz 115/110 －/－－108/－108 ＋7/＋2 0.003/0.030 6 ms（600 kHzのIF帯域幅）

128.4×19.9×212.6、0.59 kg

M9485A 1 MHz～ 9 GHz 140（代表値）/－ 162（代表値）/－－125/－＋13/－ 0.003/0.02 2.8 ms（1 MHzのIF帯域幅）

－

FieldFox N9913AN9914AN9915AN9916AN9917AN9918A

30 kHz～ 4 GHz30 kHz～ 6.5 GHz30 kHz～ 9 GHz30 kHz～ 14 GHz30 kHz～ 18 GHz30 kHz～ 26.5 GHz

95/74 （300 HzのIF帯域幅）

－/－－/－－1/－10 0.004/0.070（300 HzのIF帯域幅）

300 ms（10 kHzのIF帯域幅）

292×188×72、3 kg

N9950AN9951AN9952A

300 kHz～ 32 GHz300 kHz～ 44 GHz300 kHz～ 50 GHz

100/102 （300 HzのIF帯域幅）

－/－－/－ポート1：＋2、ポート2：0/ポート1：＋1,ポート2：－2

0.004/0.070（300 HzのIF帯域幅）

180 ms（10 kHzのIF帯域幅）

292×188×72、3.2 kg

1. 10 kHzのIF帯域幅の等価ノイズにノーマライズ


主な性能／機能の比較（続き）

モデル特長／機能

掃引タイプ

4ポート・テスト・

セット・オプション

フル

Nポート校正

オプション

ダイレクト・レシーバー・

アクセス／ハイパワー

処理用のフロント

ジャンパー

内蔵第

2信号源

オプション

レシーバー・アッテネータ・

オプション

内蔵バイアスティー

周波数オフセット

モード

内蔵パルス変調器／

パルスジェネレーター

内蔵プログラミング環境

雑音指数測定オプション

独自の機能／特長

PNA-X N5241BN5242BN5244BN5245BN5247BN5249B リニア、

ログ、セグメント、 CW、パワー、DC電源、位相

● ● ● ● ● ● （オプション）

● ● ● （標準レシーバー

／低雑音

レシーバー）

ノンリニア・ベクトル・ネットワーク・アナライザ・オプション

内蔵コンバイナー

最大24ポートの外部テストセット

ミリ波対応

スペクトラム解析オプション

PNA N5221BN5222BN5224BN5225BN5227B

● ● ● （オプション）

● ● ● （オプション）

● ● ● （標準レシーバー）

メテオロジーグレード


ミリ波対応


PNA-L N5234BN5235B リニア、

ログ、セグメント、CW、パワー、DC電源

● ● （オプション）

● 最大24ポートの外部テストセット

N5239BN5231BN5232B

● 1 ● ● （オプション）

●

ENA E5080A

リニア、ログ、セグメント、パワー

● ● ● 最新のGUI


E5072A ● ● ● ● 大幅に拡張されたダイナミックレンジ（151 dB、SPD）

E5071C ● ● （オプション）

● ● TDRオプション


E5061BLF-RFオプション

リニア、ログ、セグメント、パワー、 DCバイアス

● ゲイン・フェーズ・ポート（5 Hz～ 30 MHz）

インピーダンス解析（オプション005）内蔵DCバイアス電源

E5061BRFオプション

リニア、ログ、セグメント、パワー

● 75 Ωテスト・セット・オプション

T/Rテスト・セット・オプション

E5063A リニア、ログ、セグメント

プリント基板製造テスト

PXI VNA M9370AM9371AM9372AM9373AM9374AM9375A

リニア、ログ、セグメント、CW、パワー

● 2 ● ● 3 最大32ポートのマルチポート、マルチサイト、モジュラー

M9485A ● ● ● （オプション）

●(

M9377A)●

（オプション）●

（オプション）● ● 3 ●

（標準

レシーバー）

最大24ポートのマルチポート、モジュラー

FieldFox N9913AN9914AN9915AN9916AN9917AN9918AN9950AN9951AN9952A

マイクロ波（コンビネーション）・アナライザ4

リニア

ハンドヘルド


T/Rテストセット（オプション210）

フル2ポートSパラメータ（オプション211）

ミックスドモードSパラメータ（オプション212）

1. N5231BおよびN5232Bのみ。2. ポート数を増やすには、モジュールを追加してください。3. PXIe内蔵コントローラーまたは外部コントローラーでプログラミング機能を使用できます。4. コンビネーション・アナライザ＝ケーブル／アンテナテスター (CAT)＋ベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)＋スペクトラム・アナライザ(SA)


移行／アップグレード

測定器の移行／更新の計画を注意深く行えば、テストシステムの効率、性能、即応性を最高の状態で維持でき、同時に、リスクや中断を最小限に抑えられ、競争の激しい市場でも常に最先端にいられます。Keysight PNA/ENA/PXI VNA/FieldFoxは、旧モデルの後継機種として使用できます。既存のネットワーク・アナライザを最新のVNAに更新して、高い性能と最新の機能をご活用ください。

プレミアムトレードアップ

進化した測定機能、より早いスピード、さらなる信頼性̶キーサイトの「プレミアムトレードアップ」をご活用いただくと、定価よりも安価にお求めいただけます。詳細は、計測お客様窓口までお問い合わせいただくか、(www.keysight.co.jp/find/savings)をご覧ください。

VNAへの投資の保護

キーサイトでは、VNAハードウェア／ソフトウェアアップグレードを豊富に取り揃え、お客様の将来の測定ニーズに対応していきます。キーサイトのcXLコード変換ソフトウェアを使用すれば、最新のVNAを制御しながら、旧世代の8753/8720/8510のリモートプログラムを実行することもできます。詳細については、計測お客様窓口までお問い合わせいただくか、(www.keysight.co.jp/find/nadisco)をご覧ください。

E835xAN338xAE836xA/B/CN5230A/C8719A/B/C/D/E/ET/ES872xA/B/C/D/E/ET/ES8510A/B/C systemN522xA、N523xA、N524xA

8753A/B/C/D/E/ET/ESE5070A/B、71A/B

3577A/B8751A4192A/94A4195A/4395A

8711A/B/C8713B/C8712B/C/ES/ET8714B/C/ES/ET8752A/B/CE5061A/62A

8753A/B/C/D/E/ET/ES8719A/B/C/D/E/ET/ES872xA/B/C/D/E/ET/ESE5061A/62AE5070A/B、71A/B

PNA最高性能を実現

PNA mmWave PNA-X PNA PNA-L E5080A/E5072A E5063A E5061B LF E5061B RF M937xA FieldFox

移行経路

ENAテストコストを削減

FieldFoxいつでも、どこでも高精度測定

PXI VNAテストスペースを

削減

– ネットワーク・アナライザの旧モデルの下取り

– 新しいVNAの購入が

お得になります


関連カタログ

カタログカタログ番号

PNA/PNA-Lシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ、Brochure 5990-8290JAJP

PNA-Xシリーズマイクロ波ネットワーク・アナライザ、Brochure 5990-4592JAJP

PNA Family Microwave Network Analyzers － Configuration Guide 5992-1465EN

E5080A ENAシリーズネットワーク・アナライザ、Brochure 5992-0290JAJP

E5072A ENAシリーズネットワーク・アナライザ、Technical Overview 5990-8004JAJP

E5071C ENAネットワーク・アナライザ、Brochure 5989-5478JAJP

E5061Bネットワーク・アナライザ、Brochure 5990-6794JAJP

E5071C ENAオプションTDR エンハンスド・タイム・ドメイン解析、Technical Overview 5990-5237JAJP

E5061B-3L5 LF-RF ネットワーク・アナライザ＋オプション005インピーダンス解析機能、Data Sheet 5990-7033JAJP

E5063A ENAシリーズネットワーク・アナライザ、Brochure 5991-3614JAJP

M937xA PXIe Vector Network Analyzers、Data Sheet M9370-90002

M937xA PXIe Vector Network Analyzer Modules、Startup Guide M9370-90001

M937xA PXI VNA、Configuration Guide 5991-4885EN

PXIベクトル・ネットワーク・アナライザ・シリーズ、Brochure 5992-0098EN

M937xA PXIe VNA、Flyer 5991-4883EN

M9485A PXIe Multiport VNA（M9485A PXIeマルチポートVNA）、Configuration Guide 5992-0758EN

FieldFoxハンドヘルド・アナライザ、Technical Overview 5992-0772JAJP

FieldFox Handheld Analyzers － Data Sheet 5990-9783EN

FieldFox Handheld Analyzers － Configuration Guide 5990-9836EN

物理層テスト・システム・ソフトウェア(PLTS)2016、Technical Overview 5989-6841JAJP

Millimeter Wave Network Analyzer (N5290A/N5291A)（ミリ波ネットワーク・アナライザ(N5290A/N5291A)）、Configuration Guide 5992-2179EN

Banded Millimeter Wave Network Analysis to 1.5 THz（1.5 THzまでのバンド別ミリ波ネットワーク解析）、Technical Overview 5992-2177EN

Measuring Dielectric Properties Using Keysight’s Materials Measurement Solutions、Brochure 5991-2171EN

Keysight 85500Aシリーズ CalPod 校正リフレッシュモジュール、Product Fact Sheet 5991-2450JAJP

ウェブリソース

Keysight ネットワーク・アナライザ・ファミリー www.keysight.co.jp/find/na

PNAシリーズネットワーク・アナライザ www.keysight.co.jp/find/pna

ENAシリーズ RFネットワーク・アナライザ www.keysight.co.jp/find/ena

PXIベクトル・ネットワーク・アナライザ www.keysight.co.jp/find/pxivna

FieldFoxハンドヘルドRF/マイクロ波アナライザ www.keysight.co.jp/find/fieldfox

ミリ波コントローラー www.keysight.co.jp/find/mmwave

材料テスト機器 www.keysight.co.jp/find/materials

物理層テストシステム(PLTS)ソフトウェア www.keysight.co.jp/find/plts

RF/マイクロ波テストアクセサリ www.keysight.co.jp/find/mta

アンテナ測定 www.keysight.co.jp/find/antenna

マルチポート／マルチサイトソリューション www.keysight.co.jp/find/multiport

CalPod校正リフレッシュモジュール www.keysight.co.jp/find/calpods

メカニカル／電子校正キット www.keysight.co.jp/find/ecal

PNA-Xノンリニア・ベクトル・ネットワーク・アナライザ www.keysight.co.jp/find/nvna

http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5990-8290JAJP.pdf









http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/M9370-90002.pdf

http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/M9370-90001.pdf

http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5991-4885EN.pdf









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