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Keysight Technologies E5080A ENAシリーズ ネットワーク・アナライザ 9 kHz 4.5/6.5/9 GHz

Keysight Technologies E5080A ENAシリーズ ネットワーク ......ノンインサータブルデバイス用の未知スルー(SOLR)校正 アンプ測定用の信号源パワー校正では、アナライザのレシーバによる

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Keysight Technologies E5080A ENAシリーズ ネットワーク・アナライザ9 kHz~ 4.5/6.5/9 GHz

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02 | keysight | E5080A ENAシリーズ ネットワーク・アナライザ - Brochure

次世代ENA

Keysight E5080Aは、クラス最高の性能、柔軟な機能、高いユーザビリティーを備えた次世代のENAです。E5080Aのわかりやすいタッチ方式のインタフェースは、測定フローを簡単に設定でき、短時間で高品質の結果が得られるようにデザインされています。この新しい製品には、ENA/PNAファミリーの最高性能のプラットフォームが実装されています。E5080Aは、研究開発と製造環境の両方のRFコンポーネントテストで新しい標準となるものです。E5080Aは、アンプ、ミキサー、フィルター、アンテナ、ケーブル、平衡DUTなどのアクティブ/パッシブコンポーネントを測定できる包括的な機能を備えています。これらの測定機能には、ネットワーク解析における45年間の実績と電子計測における75年間の経験が凝縮されています。

クラス最高の性能

広いダイナミックレンジ 147 dB(代表値)高速測定 3 ms(401ポイント、未補正)低いトレースノイズ 0.0015 dBrms(10 kHzのIF帯域幅)高い温度安定度 0.005 dB/広い信号源パワーレンジ -90~+15 dBm(仕様)

E5080Aでは9 kHzから広いダイナミックレンジを実現できます。E5071Cよりもダイナミックレンジが10 dB広いため、フィルターなどの遮断特性の高いDUTを正確に測定でき、広いIF帯域幅を使用すれば、さらに測定速度が向上します。他社の製品と比較すると測定速度が極めて高速なので製造ラインで最高のテストスループットが得られます。

低いトレースノイズ(0.0015 dBrms)と優れた温度安定度(0.005 dB/)により、クラス最高の測定再現性と長期安定度を実現しています。E5080Aの優れたトレースノイズ特性は周波数レンジ全体で有効です。

図1. 広いダイナミックレンジ(IF帯域幅=10 Hz)

周波数[Hz]

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最新ユーザーインタフェースによる、わかりやすい柔軟な操作

E5080Aは測定フローを簡単に設定できるようにデザインされています。測定フローは右から左に進みます。フロント・パネル・キーを押した後、タブ型ソフトキーをタッチして有効にし、トレースディスプレイ/ウィンドウをタッチ操作する手順になります。

使用頻度の高い機能に容易に アクセス可能

タブ型ソフトパネルを使用すれば、アナライザの主要な機能にわずかな操作でアクセスできます。画面上を長くタッチするとコンテキスト・ポップアップ・メニューが有効になり、ソフトキーを使用しなくても最近選択した機能が表示されます。

ダイアログメニューとチャネル コピーによる迅速な設定

さまざまなダイアログメニューにより測定を容易に設定できます。Quick Start(クイックスタート)を使用して、平衡DUTの複雑なミックスドモードSパラメータやトレースレイアウトを設定できます。Sweep

Setup(掃引セットアップ)により、必要な入力信号を1回で設定できます。チャネルコピー機能は設定とユーザー校正データを他のチャネルにコピーできるので、複数のチャネルの設定に便利です。

ツールバーによる主要な機能へのダイレクトアクセス

測定トレース、チャネル、ウィンドウは、ツールバー上のアイコンを押して追加できます。さらに、Utilityグループまたはツールバーからアクセスできるソフトキーを長押しすれば、使用頻度の高いソフトキーをお気に入りとして登録できます。

柔軟性の高いトレース/ ウィンドウレイアウト

トレース/ウィンドウレイアウトは、簡単なドラッグ・アンド・ドロップ操作で柔軟に配置できます。同じウィンドウ上に異なるチャネル設定のトレースを重ねて表示できます。

図3. Quick Start(クイックスタート)ダイアログ

図2. タブ型ソフトパネル/ポップアップメニュー

図4. ツールバー 図5. ドラッグ・アンド・ドロップ操作

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E5080A ENAは最高のRF性能と高度な解析機能を兼ね備えているので、さまざまなアプリケーションに対応できテスト効率が向上します。

周波数オフセットモード、ミキサー用のSMC/VMC

スカラーミキサー校正(SMC)により、最も正確な変換損失/利得測定が可能になります。ベクトルミキサー校正(VMC)はKeysight VNA独自の機能で、位相と群遅延を測定できます。外部信号源を、高速掃引LO測定を実行するハンドシェークトリガ機能によって同期できます。

ケーブル/PCB/フィルターのタイムドメイン解析/ゲーティング機能

E5080Aは、タイムゲーティングなどの包括的なタイムドメイン解析機能を備えています。最大100,001ポイントで、電気長の長いDUTを解析できます。クイックスタート(Quick Start)ダイアログを使用すれば、複雑なタイムドメインの設定も容易に行えます。

PMAR(パワーメータレシーバ)

PMAR機能は、外部パワーメータ/センサの測定データをディスプレイ上にプロットします。この機能により、アンプ測定のRFパワーレベルをモニターできます。また、パワーセンサを周波数コンバータのようなデバイスを測定するスカラーディテクタとして使用できます。

セグメント掃引

IF帯域幅/信号源パワーなどの機能を各テストポート毎に設定して測定速度を最適化できます。

豊富な解析機能

– 数式エディタ。数式エディタからMATLAB関数をコールして複雑な解析を実行できます。

– リップルリミット/帯域幅リミット(フィルターチューニング用) – ポイントリミット(アンテナテスト用) – マルチ・ピーク・サーチ – トレース1個あたりに15個のマーカーを設定可能

– トレースの最大/最小ホールド(EMC電波暗室のサイトアッテネーション用)

包括的なハードウェア機能

E5080Aは、バイアスティーやAUX DC入力など便利なハードウェア機能を標準装備しています。

さまざまなアプリケーションに適した強力な測定機能

図6. ミキサーセットアップ

図7. Quick Startのタイムドメイン設定

図8. 数式エディター

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高度な校正ツール

確度の高い測定には、ネットワーク・アナライザの校正が欠かせません。E5080Aは、同軸/導波管DUT、テストフィクスチャ上のDUT、プリント回路基板(PCB)、オンウエハー用の一般的な校正手法をすべてサポートしています。高度な校正手法と新しい「基本校正」機能が内蔵され、校正プロセスを簡素化できます。

オンPCB/オンウエハー用のTRL/LRL/TRM/LRM校正(スルー、反射、ライン、整合)

ノンインサータブルデバイス用の未知スルー(SOLR)校正

アンプ測定用の信号源パワー校正では、アナライザのレシーバによるパワー校正など高度な手法を使用できます。

Quick SOLT(QSOLT)により、複数ポートの校正に必要な補正用標準の個数と校正手順を削減できます。

電子校正(ECal)モジュールにより、1回の簡単な接続/操作で正確な校正が行えます。

Basic Cal

E5080Aにはさまざまな校正メニューがあり、校正手法の複雑さに応じて適切なメニューを選択できます。Basic Cal(基本校正)ダイアログは非常にシンプルな校正ユーザーインタフェースで、同じダイアログページにすべての校正ボタンが表示されます。この校正メニューは、基本SOLT校正のような比較的簡単な校正を実行するのに適しています。

高度な校正手法

校正ウィザードE5080Aは、複雑な校正用にウィザード方式の校正メニューも備えています。Smart Calでは、校正のすべての操作手順がウィザードメニューにより案内されます。この校正メニューは、ミックスドコネクタ校正や、SOLT校正と信号源/レシーバパワー校正を組み合せる場合など、複雑な校正を実行するのに適しています。Cal AllはSmart Cal

のウィザード機能をさらに高度にしたものです。この校正メニューでは、マルチチャネル測定の校正を設定する最短の手順が案内されます。

Cal Plane ManagerCal Plane Managerを使用すれば、アダプタ、テストフィクスチャ、プローブなどの特性評価結果をS2Pデータとして保存したものを演算によりディエンベディングでき、DUT面での測定確度が向上します。この機能で既存のS2Pファイルの修正もでき、S2Pファイルのポートの順番を入れ替えたり、2つのS2Pファイルを接続したりできます。

フィクスチャシミュレータ

フィクスチャシミュレータには、エンベディング/ディエンベディング、ポート整合、インピーダンス変換、ポート延長などの機能があり、フィクスチャやアダプターをシミュレートできます。

図9. Basic Cal

図10. フィクスチャシミュレータ

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最大40ポートの測定

今日のRFデバイスには1つのコンポーネントに複数の機能が統合されているため、複数のRFポートを持つものが多くあります。4ポート

E5080AとE5092A拡張可能マルチポートテストセットを組み合せて使用すれば、強力なマルチポートソリューションが実現します。テスト要件に応じて、最大2台のE5092Aテストセットでフロントジャンパの接続を変更してテストポートの構成を柔軟に組み替えられます。オプションのメジャメント・ウィザード・アシスタント(MWA)ソフトウェアにより、E5080A/E5092Aで行うマルチポート・デバイス・テストの複雑な設定と校正プロセスを簡素化できます。

BenchVueの活用

E5080A ENAは、Keysight BenchVueソフトウェアでサポートされています。データを容易に捕捉/測定でき、PCと設定ファイルをやりとりできます。これにより、研究開発環境でのRFデバイスの評価効率が向上します。ソフトウェアは(www.keysight.co.jp/find/BenchVue)

からダウンロードできます。

資産の活用

アップグレードが可能です

購入後にオプションを追加できます。タイムドメインモード、周波数オフセットモード、MWAなどのソフトウェアオプションだけでなく、周波数、テストポート、高安定度などのハードウェアもアップグレード可能です。E5080Aは、いつでも別のE5080Aにトランスポートできるトランスポータブルライセンスも提供しています。

ソフトウェアへの投資の保護

8753のソフトウェア資産を保護するために、E5080Aは、8753のリモート・プログラミング・コマンドをE5080A用に自動変換するコード互換モードを備えています。

図11. マルチポート構成

図12. BenchVue UIのイメージ

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E5080Aのフロントパネルとリアパネル

大型(12.1インチ)の タッチスクリーン機能付きWXGAディスプレイ

必要な機能にすぐにアクセスできるタブ型ソフトキー メニュー

コンテキスト依存 内蔵ヘルプメニュー

10 MHz基準入出力 DCバイアス入力 トリガ入出力

ECalやその他の USBデバイスへの すばやいアクセス

トレース1個 あたり最大15個

のマーカー

リモート 操作用の

GPIB

DC測定用の AUX入力

200個の測定チャネルと無制限のトレース

Sweep Setupと Quick Startによる 容易な設定

アンドゥ/リドゥ機能による直前の入力の キャンセル/復元

外部デバイス 制御用のハンドラI/O

GPIBの代わりにリモート プログラミングに使用できる、 LANおよびデバイス用USB

リムーバブル・フラッシュ・メモリ・ドライブ (オプション)

データセキュリティの保護

リムーバブル・フラッシュ・メモリ・ドライブを使用すれば、測定器を別の場所に気軽に移動できます。

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E5080Aの主な仕様と特長(E5071Cとの比較)

項目 E5080A E5071C(4.5/6.5/8.5 GHzオプション)

周波数 9 kHz~ 4.5/6.5/9 GHz(バイアスティー付き) 9 kHz~ 4.5/6.5/8.5 GHz(バイアスティーなし)100 kHz~ 4.5/6.5/8.5 GHz(バイアスティー付き)

テストポート 2ポートまたは4ポート、50 Ω 2ポートまたは4ポート、50 Ωダイナミックレンジ(10 Hz IF帯域幅、最大信号源出力レベル)

147 dB(代表値)135 dB(仕様)

123 dB(仕様)

トレースノイズ 0.0015 dBrms(10 kHz IF帯域幅、最大入力レベル) 0.003 dBrms(70 kHz IF帯域幅、最大入力レベル)安定度 0.005 dB/ 0.005 dB/測定速度(401ポイント、200 MHzスパン、未補正)

3 ms 7 ms

信号源出力レベル -90~+15 dBm -55~+10 dBm

ポイント数 最大100,001 最大20,001

チャネル数 200 160

マーカー 15/トレース 9/トレース測定パラメータ Sパラメータ(シングルエンド、ミックスドモード)、

絶対パワーSパラメータ(シングルエンド、ミックスモード)、絶対パワー、TDRおよびTDTパラメータ1

ソフトウェアオプション FOM、タイムドメイン、MWA FOM、タイムドメイン、MWA、エンハンスドタイムドメイン(オプションTDR)

その他の主なソフトウェア機能 フィクスチャシミュレータ、数式エディター、cXL、PMAR(パワーメータレシーバ)

フィクスチャシミュレータ、数式エディター、cXL、外部テストセットモード2

自動化 SCPIコマンドによるリモート制御 SCPIコマンドによるリモート制御、内蔵VBA

マルチポートテストセット E5092A E5092A、E5091A3

ディスプレイ 12.1インチ 10.4インチ高さ 6U 5U

その他の主なハードウェア機能 高安定オーブン(オプション)、バイアスティー、DC入力ポート

高安定オーブン(オプション)、バイアスティー、DC入力ポート、プローブ電源

1. オプション機能2. ダイレクト信号源/レシーバとして、S、R、A、Bの4つのテストポートを割り当て。3. 販売完了のテストセット(2014年12月サポート終了)。

詳細については、E5080Aのデータシートを参照してください。

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E5080Aオーダー情報

モデル/オプション番号 概要

E5080A ENAシリーズ ネットワーク・アナライザテスト・セット・オプションE5080A-245 2ポート・テスト・セット、9 kHz~ 4.5 GHz(バイアスティー付き)E5080A-265 2ポート・テスト・セット、9 kHz~ 6.5 GHz(バイアスティー付き)E5080A-295 2ポート・テスト・セット、9 kHz~ 9 GHz(バイアスティー付き)E5080A-445 4ポート・テスト・セット、9 kHz~ 4.5 GHz(バイアスティー付き)E5080A-465 4ポート・テスト・セット、9 kHz~ 6.5 GHz(バイアスティー付き)E5080A-495 4ポート・テスト・セット、9 kHz~ 9 GHz(バイアスティー付き)ソフトウェアオプションE5080A-009 周波数オフセットモード1

E5080A-010 タイムドメイン解析E5080A-790 メジャメント・ウィザード・アシスタンス・ソフトウェアその他のオプションE5080A-017 リムーバブル・フラッシュ・メモリ・ドライブE5080A-019 標準フラッシュ・メモリ・ドライブE5080A-UNQ 標準安定タイムベースE5080A-1E5 高安定タイムベースE5080A-1A7 試験成績書付き校正証明書(校正証明書オプション)E5080A-A6J ANSI Z540-1-1994校正(校正証明書オプション)E5080A-810 キーボード追加E5080A-820 マウス追加E5080A-1CM ラックマウントキットE5080A-1CP ラックマウントキット/フロントハンドルキット

1. 基本FOM機能、スカラーミキサー測定(SMCクラス)、ベクトルミキサー評価マクロの追加。

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myKeysight

www.keysight.co.jp/find/mykeysightご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。

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LXIは、Webへのアクセスを可能にするイーサネットベースのテストシステム用インタフェースです。Keysightは、LXIコンソーシアムの設立メンバです。

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Keysight Technologies, Inc.DEKRA Certified ISO 9001:2008 Quality Management System

契約販売店

www.keysight.co.jp/find/channelpartnersキーサイト契約販売店からもご購入頂けます。お気軽にお問い合わせください。

www.keysight.co.jp/find/e5080a

カタログ

『E5080A ENA Series Network Analyzer』、Data Sheet、5992-0291EN

『E5080A ENA Series Network Analyzer』、Configuration Guide、5992-0292EN

『Keysightネットワーク・アナライザ』、Selection Guide、5989-7603JAJP

© Keysight Technologies, 2015Published in Japan, February 19, 20155992-0290JAJP0000-00DEPwww.keysight.co.jp