60
DBMoto 7 Getting Started

DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

DBMoto 7 Getting Started

Page 2: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Copyright

The HTML pages in the documentation set for DBMoto are copyrighted and protected by worldwide copyright laws and treaty provisions. No portion of this documentation may be distributed or reproduced by any means, or in any form, without prior written permission from HiT Software, Inc., A BackOffice Associates, LLC Company.

COPYRIGHT NOTICE:

Copyright © 2010 HiT Software, Inc., A BackOffice Associates, LLC Company. All Rights Reserved.

Disclaimer

Information in these HTML documents is subject to change without notice. Although efforts have been made to ensure the accuracy of these documents, HiT Software, Inc. assumes no responsibility for damages incurred directly or indirectly from errors, omissions, and discrepancies between the software and the documents.

If you find any problems in the documentation, please report them using the contact information below.

Trademarks

HiT Software, DBMoto and Ritmo are registered trademarks or trademarks of HiT Software, Inc., A BackOffice Associates, LLC Company.

All other marks are used for the benefit of their respective owners and HiT Software, Inc., A BackOffice Associates, LLC Company, disclaims any interest in such marks.

Contact Information HiT Software, Inc., A BackOffice Associates, LLC Company Tel. +1-408-345-4001 Fax +1-408-345-4899 Electronic mail: [email protected] Web site: www.hitsw.com

問合せ先: 株式会社クライム

Tel: 03-3660-9336 FAX:03-3660-9337

http://www.climb.co.jp [email protected]

Page 3: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 27

Chapter 1 | Getting Started

DBMoto 7にようこそ

実行する操作

DBMotoのインストールとレプリケーション用環境の設定

サポートされているデータ・プロバイダの確認 (HiT SoftwareのWebサイト)

データベース接続の作成

レプリケーションの設定

DBMoto 6から DBMoto 7へのアップグレード

DBMoto 7の新機能および変更点の概要の確認

DBMoto Management Centerのガイド・ツアー

リリース 7の新機能

ここでは、DBMoto 7の注目すべき重要な変更点について説明します。変更点の完全なリストについては、 HiT Softwareのウェブサイトに掲載されたリリース・ノートを参照してください。

1. DBMoto Management Center

Enterprise Managerは、DBMoto Mangement Centerに代わりました。DBMoto Mangement Centerには Enterprise Managerのすべての機能が装備されていますが、基本的なグラフィカルレイアウトが新しくなり、下記の機能も追加されました。新しいレイアウトで注目すべき点は以下の通りです。

メイン・ウィンドウのカスタマイズ可能なペーン ペーンを様々な位置に移動できます。また、ペーンを閉じたり、必要に応じて追加したりすること

ができます。例えば、Propertyウィンドウは最初表示されません。これを表示するには(デフォルトでは、Management Centerの右側)、Viewメニューを使用します。Propertyウィンドウのタイトルバーでマウスの左ボタンを押したまま移動すると、このウィンドウを様々な位置にドラッグす

ることができます。このウィンドウを動かすと、Management Center内の特定の位置を示すアイコンが表示されます。選択したいアイコンでマウスのボタンを離すと、ペーンがその位置に設定さ

れます。

利用可能な様々なツールを管理するためのタブ Management Center のデフォルト設定では、4つのタブ(Start Page、Object Browser、Replication

Page 4: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 28

Browserおよび Replication Monitor)を表示します。例えば、DBMoto Logまたは Replication Historyを表示すると、Management Centerではタブとして追加されます。

Metadata Explorer これまでのリリースでは、異なる DBMotoサーバを管理するために、メタデータの検索に使用されるツリー構造を展開していました。今回のリリースでは、個別のペーンを Management Centerの様々な位置に移動できるようになりました。

簡素化されたメニューおよびツールバー 新しいアイコン、更新されたツールチップ、状況依存型メニューにより、Management Centerでの操作が容易になりました。

DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー

2. DBMotoサーバの概念

リリース 7では、DBMotoの複数のインスタレーションを単一の Management Centerで管理することができます。HiT Softwareは、異なる DBMotoインスタレーションとの通信を管理するために、DBMoto Server Agentと呼ばれるWindowsサービスを採用しています。標準のインストール・オプションを使用して DBMotoを最初にインストールする際、コンポーネントは、DBMoto Management Center、DBMoto Server Agentおよび DBMoto Data Replicatorで構成されます。Management Centerでは、ローカル・サーバが Metadata Explorerに localとして表示されます。

DBMoto 7には、DBMoto Management Centerだけをインストールするオプションが用意されています。 これを使用することにより、管理者は 1つ以上の標準の DBMotoインスタレーションをリモートから管理することができます。DBMotoライセンスでは、1つの標準インスタレーションにつき最大 3つのクライアントをインストールすることができます。ただし、担当の HiT Softwareアカウント・マネージャと相談の上、ご使用の環境に適したライセンスを購入する必要があります。

3. DBMotoのセキュアなアクセス・オプション

DBMotoは旧リリースのまま使用することができますが、今回のバージョンでは、IDとパスワードでユーザ・アクセスを設定し、セキュリティ・レベルも設定することができます。この機能を利用するには、

Metadata Explorerで localを選択した後、 Manage Usersを選択します。

4. DBMoto Verifier

Management Centerには、ソース・テーブルとターゲット・テーブルの比較に使用できる新しいツールが追加されました。これを使用することにより、DBMotoユーザは、レプリケーションが期待どおりに発生したかどうかを確認できます。

5. 自動メタデータ・バックアップ機能

DBMotoは引き続き、XMLファイルへのメタデータ・バックアップ機能を提供しますが、リリース 7では、メタデータ・テーブル用として 1つ以上の代替バックアップ・データベースを指定できるようになりました。この機能には、Management Centerの Metadata Propertiesダイアログからアクセスできます。

6. 多重テーブルのシンクロナイゼーション(同期化)

リリース 7では、3つ以上のデータベース・サーバ間でのシンクロナイゼーションを設定することができます。例えば、エンタープライズ・データベースが Oracleと 3つの個別の Microsoft SQL Serverイ

Page 5: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 29

ンスタレーションで構成される場合、Oracleと 3つすべての SQL Serverインスタレーションのテーブルをシンクロナイゼーションさせるようにレプリケーションを設定することができます。

7. Microsoft Windows Clusterサービスを利用する場合のフェイルオーバー・オプション

万一システム障害が発生しても DBMotoの継続的な動作を確保したいお客様は、DBMotoメタデータを個別の共有データベースに格納して、DBMotoが Microsoft Windows Cluster内で動作するように設定できるようになりました。この方法は、データ・レプリケーションのフェイルオーバー・セキュリティを

提供します。ご使用のWindows Cluster環境における DBMotoの設定方法の詳細については、HiT Softwareテクニカル・サポートにお問い合わせください。

8. DB2 LUW ソースのログ内容によるトランザクション・レプリケーション

Liunx、UnixおよびWindosws上の IBM DB2データ・ソースを使用しているユーザは、DB2ログの内容に基づいてトランザクション・レプリケーションを実行できるようになりました。DBMotoは引き続き、IBM DB2 LUWおよび IBM DB2 for z/OSのトリガによるトランザクション・レプリケーションもサポートしています。Source Connection ウィザードでソース接続を定義するときに、Setup Info画面でUse Transactional Replicationオプションをチェックし、DB2UDBを選択するだけです。

9. 主要データベースから Netezza TwinFin™へのレプリケーション

リリース 7では、主要データベースから Netezza TwinFin™データウェアハウスおよび Analytic Applianceへのスナップショットおよびトランザクション・レプリケーションをサポートします。DBMotoが Netezzaアプライアンスに接続できるように NetezzaSQL ODBCドライバがインストールされ、実行中でなければなりません。Target Connectionウィザードでターゲット接続を定義するときに、Select provider画面でデータベースとして Netezzaを選択するだけです。プロバイダがNetezzaSQL ODBCドライバとして自動的に入力されます。

DBMoto Management Centerのガイド・ツアー

メインのツールバーとメニュー・バー

これらのメニューおよびアイコンを使用して、作業環境を

管理するためのツールおよびオプションにアクセスしま

す。

Metadata Explorer Metadata Explorerペーンがまだ開かれていない場合、新しい Metadata ExplorerをManagement Centerウィンドウに追加します。

Object Browser Object Browserタブがまだ開かれていない場合、新しい Object BrowserタブをManagement Centerウィンドウに追加します。Object Browserは、Metadata Explorerで選択された項目に関する情報を表示します。たとえば、データベース・ツリーでソース・

テーブルを選択すると、テーブルの列名と列情報が表示されます。

Replication Browser Replication Browserタブがまだ開かれていない場合、新しい Replication Browserタブを

Page 6: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 30

Management Centerウィンドウに追加します。Replication Browserは、 選択したメタデータのレプリケーションと、そのレプリケーションに関するサマリ情報を表示します。

Replication Monitor Replication Monitorタブがまだ開かれていない場合、新しい Replication MonitorタブをManagement Centerウィンドウに追加します。Replication Monitorは、Metadata Explorerで選択されたメタデータで定義されているすべてのレプリケーションの現在のステータス

情報を提供します。

ツールボックス ソースおよびターゲット接続、テーブル、レプリケーション、レプリケーション・グルー

プを作成するウィザードに簡単にアクセスできるように、拡張可能なタブを Management Centerに追加します。

ヘルプ DBMotoユーザーズ・ガイドのヘルプ・トピックスにアクセスできる Helpウィンドウを開きます。

Metadata Explorer

DBMoto Management Centerのこの領域を使用して、次のことを実行できます。

DBMotoへのユーザ・アクセスの設定

リモート DBMotoインスタレーション(サーバ)のビューの追加および削除

Metadata Explorerにリストされた各サーバのプロパティの管理

レプリケーション・プロジェクトの管理方法としての

DBMotoメタデータの作成

ソースおよびターゲット・テーブルの接続の追加

レプリケーションおよびグループの作成

DBMotoの標準インスタレーションでは、ここに示すようなツリー構造と DBMotoの「ローカル」インスタレーションのエントリが常に表示されます。さらに、DBMotoは、DBMotoとともに配布される Microsoft SQL Server CE DBMSを使用して、デフォルトのメタデータを作成します。ほとんどの場合、まず、このメタデータにソースおよ

びターゲット接続を追加して、その後、レプリケーション

を作成し、実行します。ただし、代替 RDBMSでメタデータを作成することも選択できます。

Page 7: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 31

ツールバー

新規メタデータ Metadata Connectionウィザードを開きます。このウィザードでは、新しいメタデータ・データベースに接続することができます。

ログインの変更 DBMoto Loginダイアログを開きます。このダイアログでは、DBMotoサーバに接続するためのログイン情報を入力することができます。

ユーザの管理 Opens the User Settingsダイアログを開きます。このダイアログでは、DBMotoユーザのアクセス制御を設定することができます。

データ・レプリケーション・オプション Data Replicator Optionsダイアログを開きます。このダイアログでは、ログ、トレースおよび電子メール通知オプションなどの Data Replicatorの実行方法に影響するオプションを設定することができます。

新規 SQLコマンド SQL Queryタブを開いて、Metadata Explorerで選択した項目に接続します。例えば、ソース接続を選択すると、このタブが開かれ、その接続のクエリーを実行することができま

す。

グローバル・スクリプト Global Script Editorを開きます。このエディタでは、メタデータ内のすべてのレプリケーションで使用可能なスクリプトを作成することができます。

ログの表示 Log Viewerタブを開きます。このタブでは、DBMotoログの内容をレビューすることができます。 DBMotoログには、レプリケーションの進行状況、結果、および問題に関する有用な情報が入っています。選択したメタデータが DBMotoのリモート・インスタレーション上にない場合、ファイルベースのログを表示できないので注意してください。View Logオプションは、ローカル・ファイル・システム上のログ・ファイルだけを開きます。

タブ付きペーン内のツール

DBMoto Management Centerのタブには、レプリケーションの作成および監視を行うときに使用するメイン・ツールおよびビューワがあります。デフォルトのタブは以下のとおりです。

Start Page ヘルプ・トピックにアクセスできます。また、DBMotoを使用するために必要な有用な情報を提供します。

Object Browser Metadata Explorerで選択した項目い関連する情報を表示します。例えば、データベース・ツリーでソース・テ

Page 8: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 32

ーブルを選択すると、テーブルの列名および列情報が表示されます。

Replication Browser 選択したメタデータのレプリケーションと、そのレプリケーションに関するサマリ情報を表示します。

Replication Monitor Metadata Explorerで選択されたメタデータで定義されているすべてのレプリケーションの現在のステータス情報を提供します。

タブの管理

タブの見出しは固定幅であるため、複数の追加タブを開く場合、すべてのタブを表示するには、タブ領域の

View All Tabs を使用する必要があります。

Propertiesペーン

Propertiesペーンは、Metadata Explorerで選択した項目のプロパティを表示します。 リスト内でプロパティを選択すると、そのリストの下にプロパティの説明が表示されま

す。 このペーンでは、プロパティを編集できないので注意してください。別個の編集可能な Propertiesウィンドウを

開くには、ツールバーの Show Properties をクリックします。

Page 9: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 33

ステータス・バー

ステータス・バーは、メタデータおよ

び Data Replicatorの現在のステータスを表示します。

DBMoto 6から DBMoto 7へのアップグレード

DBMoto V6をすでにインストールしている場合、アップグレード・プロセスとして、新しい設定を実行し、新しいライセンス・キーを適用する必要があります。ご使用の DBMotoが V6以前のバージョンの場合は、HiT Softwareテクニカル・サポートにお問い合わせください。

1. HiT Softwareのサポート担当者の指示に従って、DBMoto V7をダウンロードします。

2. インストール・プロセスを開始する前に、必ず新しいライセンス・キーを取得してください。ライセンス・キーに問題がある場合は、担当の HiT Softwareアカウント・マネージャにお問い合わせください。

3. setup.exeを実行します。

4. DBMoto V7をインストールして既存の DBMoto V6を上書きする場合、次のダイアログが表示されます。

5. インストールを進めるには、Yesをクリックします。インストールを終了するには、Noをクリックします。

6. In this version of DBMoto V7には、次の 2通りのインストール方法があります。 Standard Installation: DBMoto Management Center (旧 Enterprise Manager)、DBMoto Server Agentおよび DBMoto Replicatorをインストールします。 Management Center Only: リモートから DBMotoの管理および監視を行う場合、Management Centerコンポーネントだけをインストールします。 Standard Installationオプションを選択します。

Page 10: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 34

7. 次のダイアログが表示されたら、すでにメタデータの最新バックアップを行っている場合を除いて、Run a metadata backup before upgradingオプションをチェックします。

8. Yesをクリックして、インストールを続行します。

9. 要求に応じて、DBMoto V7ライセンス・ファイルのパス名を入力します。

10. 以上で、インストールは完了です。

11. DBMoto Management Centerを実行して、新リリースの機能を調べることができます。

12. ソース接続の 1つとして、IBM DB2 for iを使用する場合、次のダイアログが表示されます。

Management Centerを起動して、ご使用の IBM DB2 for i接続の Connection Propertiesを表示します。

Transaction Log Typeフィールドをクリックして、Setup Infoダイアログを開きます。

新しいライブラリを DB2サーバにインストールします。

レプリケーションの設定

DBMotoでは、高速テスト・レプリケーションを設定するために必要な主要ステップはほんのわずかです。すべてを試したら、複数のレプリケーションの同時設定、2つ以上のシステム間のシンクロナイゼーションの実行、マッピングまたはスクリプトを選択することによるレプリケーションのカスタマイズ

など、DBMotoが提供する様々なオプションを調べることができます。

以下に開始方法を示します。

Page 11: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 35

1. 実行したいデータ・レプリケーションのタイプを決定します。

リフレッ

シュ データ・セット全体をソースからターゲットに 1回だけコピーします。

連続リフ

レッシュ スケジュールに従って、データ・セット全体をソースから

ターゲットにコピーします。

一方向ミ

ラーリン

グ (初期リフレッ

シュあ

り、また

はなし)

最初、データ・セット全体をソースからターゲットにコピ

ーした後、スケジュールに従ってソース・データベースの

変更だけをコピーします。この方法は、データ・キャプチ

ャの変更ともいいます。

シンクロ

ナイゼー

ション (初期リフレッシュ

あり、ま

たはなし)

最初、データ・セット全体を一方のシステムから他方のシ

ステムにコピーした後、スケジュールに従って 2つのデータベースの変更をシンクロナイゼーションします。

レプリケーションの作成方法の詳細な手順については、上記のリンクのいずれかをクリックするか、

下記の概要をお読みください。

2. DBMoto Management Centerを使用して、ソース・データベース・テーブルに接続します。

3. ターゲット・データベース・テーブルに接続します。

4. Replicationウィザードまたは Multiple Replicationsウィザードを使用してレプリケーションのプロパティを設定します。

5. レプリケーションを有効にします。

6. Windows Notification領域で、DBMoto Service Monitorを使用して Data Replicatorを起動します。

リフレッシュ・モードを使用してテーブルをレプリケートするための手順

Set up database connections>Create a target table>Define the Replication>Run the Replication

リフレッシュ・モードでは、レプリケーションの設定とスクリプトに従って、全体がソースからターゲ

ット・テーブルに 1回だけレプリケートされます。レプリケーションのタイミングの設定、レプリケートしたいカラムの特定、レプリケーション中にデータを転送するためのスクリプトの追加が可能です。

ソースとターゲットのデータベースは、同一のデータベース・サーバおよびプラットフォーム上にあっ

Page 12: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 36

ても、異なるサーバおよびプラットフォーム上にあっても構いません。例えば、IBM DB2 for i(iSeries/AS400)テーブルを Oracleデータベースに、あるいは SQL Serverテーブルを DB2 for iにレプリケートすることができます。

1. データベース接続の設定

1. .NETデータ・プロバイダを経由して、ソース・データベースのテーブルおよびターゲット・データベースのテーブル用としてサポートされているデータベースにデータベース接続されていることを

確認してください。

2. DBMoto Management Centerを起動します。 DBMotoは、ご使用の DBMotoメタデータ用のデフォルト・データベース(Microsfot SQL Server CE)、DBMotoがレプリケーションの設定に関して保存しなければならないすべての情報を提供します。

3. Metadata Explorerで、metadataノードを開いて、Sourcesおよび Targetsノードを表示します。

4. Sourcesノードを選択します。

5. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

Page 13: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 37

6. Source Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)のProviderの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。

Page 14: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 38

7. レプリケートしたいテーブルを選択します。

8. ウィザードを完了します。

9. Targetsノードを選択します。

10. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

Page 15: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 39

11. Target Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)のProviderの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。

Page 16: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 40

12. レプリケートしたいテーブルを選択します。テーブルが存在しない場合、テーブルを選択しないで、次の画面に進みます。ウィザードが完了した後、ターゲット・テーブルを作成してください。

13. ウィザードを完了します。

2. ターゲット・テーブルの作成

ターゲット・テーブルが存在しないデータベースにレプリケートする場合、レプリケーションを定義す

る前にターゲット・テーブルを作成する必要があります。レプリケート先のデータベースにターゲッ

ト・テーブルがすでに存在する場合、レプリケーションの定義 の項に進みます。

1. Metadata Explorerツリーを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。

2. テーブルを選択し、それをターゲット接続名にドラッグします。て、Create Target Tableウィザードが開きます。

Page 17: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 41

3. Select Source Connection画面に正しい接続が表示されていることを確認します。ドロップダウン・リストを使用して、ソース接続およびテーブル名を変更できます。

Page 18: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 42

4. 先に進む前に、テーブルに関する詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

5. Nextをクリックして、Target Connection画面に進みます。

6. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

Page 19: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 43

7. ターゲット・データベースに適した修飾子を選択します。

8. 必要に応じて、ターゲット・データベースに作成したいテーブルの名前を編集します。このテーブルには、レプリケートされたデータが入ります。

9. Nextをクリックして、Define Columns画面に進みます。

10. ターゲット・テーブル内に作成されるカラムを確認してください。カラムを追加または削除することができます。また、1つ以上のカラムをプライマリ・キーとして指定することもできます。

11. ターゲット・テーブルのカラムの編集が完了したら、Nextをクリックして、SQL Script画面に進みます。

Page 20: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 44

12. 必要に応じて、テーブルを生成するための SQLスクリプトを編集します。

13. Nextをクリックして、Summary画面に表示されるウィザード設定を確認します。

14. 新たにテーブルを作成するには、Create another tableオプションをチェックします。 これにより、このウィザードが完了したときに別の Create Target Table Wizardが開きます。

15. このウィザードを完了した後そのままレプリケーションの定義に進むには、Proceed with the Definition of a Replicationオプションをチェックします。 これにより、Create Target Table Wizardが完了した後、Replication Wizardが開きます。

16. Finishをクリックすると、ターゲット・テーブルが作成されます。

17. 新しいテーブルは、Metadata Explorer内に自動的に表示されないことに注意してください。新規作成したテーブルを Metadata Explorer内のターゲット・テーブルのリストに追加するには、Yesをクリックします。

Page 21: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 45

3. レプリケーションの定義

1. Metadata Explorerを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。

2. テーブルを選択します。

3. マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから、Replicationを選択した後、Create New Replicaton...を選択します。

Page 22: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 46

4. Define Replication Type画面で、 レプリケーションを識別する名前を入力します。

5. オプションで、レプリケーションの説明を入力します。

6. Replication Mode領域で、 Refresh (1回限りの一方向のレプリケーション)を選択します。

Page 23: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 47

7. Nextをクリックして、Select Source Connection画面に進みます。

8. DBMotoで作成されたすべてのソース接続を表示したドロップダウン・リストから該当するソース名を選択します。

Page 24: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 48

9. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。

10. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

11. Nextをクリックして、 Select Target Connection画面に進みます。

12. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

13. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。 テーブルがリストに表示されない場合、このウィザードを終了して、ターゲット・テーブルを追加

または作成する必要があります。

14. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

15. Nextをクリックして、Set Mapping Info画面に進みます。

Page 25: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 49

ソースおよびターゲットのカラムは、同一の名前で自動的にマップされます。ただし、ターゲット

のカラムをドラッグして、ソースのカラムにドロップしてカラムをマップすることもできます。ま

た、カラムを式にマップすることもできます。マッピングの詳細については、 Replication Wizardのヘルプ・トピックをクリックしてください。別の方法として、実行時にマッピングを設定するス

クリプトを作成することもできます。

16. Nextをクリックして、Scheduling画面に進みます。

Page 26: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 50

17. Enable Replicationオプションがチェックされていることを確認します。これは、レプリケーションを実行するために必要です。

18. レプリケーションの開始日時を設定します。Start Timeフィールドは、Data Replicatorがレプリケーションの実行を開始する日時を示します。

19. 希望するレプリケーションの実行方法を選択します。

Once only(1回限り): レプリケーションは、Start Timeで指定した日時に 1回実行されます。

Recurrently(反復): レプリケーションは、設定したスケジュールに従って実行されます。スケジュールを設定するには、Scheduleボタンをクリックして、Schedulerダイアログを開きます。

20. Nextをクリックして、Summary画面に進みます。

21. Finishをクリックして、このウィザードを完了します。

4. レプリケーションの実行

DBMotoのセットアップ中に DBMoto Data Replicatorをサービスとしてインストールしていれば、

Windows Notification 領域で DBMoto Service Monitorプログラム を使用してサービスを起動するだけで済みます。

Page 27: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 51

スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。レプリケーションの進行状況

を追跡するには、DBMoto Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Replicatorをサービスとして設定したい場合:

Windowsデスクトップのスタート・メニューから、プログラムを選択した後、HiT Software DBMoto、Service Installerを順に選択します。

DBM Service Monitorプログラムからサービスを管理します(DBMServiceMonitorプログラムは、DBMotoインストール・フォルダ内、またはWindowsのスタート>プログラム>スタートアップメニュー上にあります)。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Data Replicatorをインタラクティブに実行する場合:

Windows Notification領域で、DBMoto Service Monitorアイコン を選択します。

マウスを右クリックして表示されるメニューから、DBMoto Data Replicatorを選択した後、Start、Applicationを選択します。 スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

一方向ミラーリングによるレプリケーションのための手順

Set up database connections>Create a target table>Define the Replication>Run the Replication

一方向ミラーリングは、ソース・データベースの変更がデータベース・サーバ・ログに記録されるたび

に、レプリケートされたテーブルをアップデートします。通常、これには、前述の、ターゲット・テー

ブルを設定するためのイニシャルなリフレッシュ操作が含まれます。この後、ソース・データベース上

のトランザクション・ログを定期的にチェックするように、レプリケーション設定を定義することがで

きます。ログ内で検出された変更はすべて、ターゲット・データベースに適用されます。

Page 28: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 52

1. データベース接続の設定

1. .NETデータ・プロバイダを経由して、ソース・データベースのテーブルおよびターゲット・データベースのテーブル用としてサポートされているデータベースにデータベース接続されているこ

とを確認してください。

2. DBMoto Management Centerを起動します。 DBMotoは、ご使用の DBMotoメタデータ用のデフォルト・データベース(Microsfot SQL Server CE)、DBMotoがレプリケーションの設定に関して保存しなければならないすべての情報を提供します。

3. Metadata Explorerで、metadataノードを開いて、Sourcesおよび Targetsノードを表示します。

4. Sourcesノードを選択します。

5. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

Page 29: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 53

6. Source Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。 Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)の Providerの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。

Page 30: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 54

7. Setup Info画面で、Use Transactional Replicationオプションがチェックされていることを確認し、ミラーリング・レプリケーションに必要な情報を入力します。下記の画面は、IBM DB2 for iへの接続を示していますが、各データベースは、異なる接続パラメータを必要とするため、表示される画面はこれと異なる場合があります。

Page 31: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 55

8. レプリケートしたいテーブルを選択します。

9. ウィザードを完了します。

10. Targetsノードを選択します。

11. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

12. Target Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)のProviderの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。

Page 32: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 56

13. レプリケートしたいテーブルを選択します。 テーブルが存在しない場合、テーブルを選択しないで、次の画面に進みます。ウィザードが完了

した後、ターゲット・テーブルを作成 してください。

14. ウィザードを完了します。

2. ターゲット・テーブルの作成

ターゲット・テーブルが存在しないデータベースにレプリケートする場合、レプリケーションを定義す

る前にターゲット・テーブルを作成する必要があります。レプリケート先のデータベースにターゲッ

ト・テーブルがすでに存在する場合、レプリケーションの定義の項に進みます。

1. Metadata Explorerツリーを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。

2. テーブルを選択します。

3. マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから、Replicationを選択した後、Create Target Table...を選択します。

Page 33: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 57

4. Select Source Connection画面で、DBMotoで作成されたすべてのソース接続を表示したドロップダウン・リストから該当するソース名を選択します。

Page 34: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 58

5. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。

6. 先に進む前に、テーブルに関する詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

7. Nextをクリックして、Select Target Connection画面に進みます。

Page 35: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 59

8. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

9. ターゲット・データベース内に作成したいテーブルの名前を入力します。このテーブルには、レプリケートされるデータが入ります。

10. Nextをクリックして、Define Columns画面に進みます。

11. ターゲット・テーブル内に作成されるカラムを確認してください。カラムを追加または削除することができます。また、1つ以上のカラムをプライマリ・キーとして指定することもできます。

12. ターゲット・テーブルのカラムの編集が完了したら、Nextをクリックして、SQL Script画面に進みます。

Page 36: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 60

13. 必要に応じて、テーブルを生成するための SQLスクリプトを編集します。

14. Nextをクリックして、Summary画面に表示されるウィザード設定を確認します。

15. 新たにテーブルを作成するには、Create another tableオプションをチェックします。 これにより、このウィザードが完了したときに別の Create Target Table Wizardが開きます。

16. このウィザードが完了した後そのままレプリケーションの定義に進むには、Proceed with the Definition of a Replicationオプションをチェックします。 これにより、Create Target Table Wizardが完了した後、Replication Wizardが開きます。

17. Finishをクリックすると、ターゲット・テーブルが作成されます。

18. 新しいテーブルは、Metadata Explorer内に自動的に表示されないことに注意してください。新規作成したテーブルを Metadata Explorer内のターゲット・テーブルのリストに追加するには、Yesをクリックします。

Page 37: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 61

3. レプリケーションの定義

1. Metadata Explorerツリーを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。s

2. テーブルを選択します。

3. マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから、Replicationを選択した後、Create New Replicaton...を選択します。

4. Define Replication Type画面で、 レプリケーションを識別する名前を入力します。

5. オプションで、レプリケーションの説明を入力します。

6. Replication Mode領域で、 Continuous Mirroringを選択します。

Page 38: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 62

7. Nextをクリックして、Select Source Connection画面に進みます。

Page 39: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 63

8. DBMotoで作成されたすべてのソース接続を表示したドロップダウン・リストから該当するソース名を選択します。

9. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。

10. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

11. Nextをクリックして、 Source Log Info画面に進みます。

この画面の最初の 2つのフィールドは、ご使用のソース・データベースによって異なります。この説明では、IBM DB2 for i (iSeriesまたは AS/400)を使用していると仮定します。これ以外のデータベースの詳細については、Replication Wizardのヘルプをクリックしてください。 Journalフィールドには、DB2 for iから得られた情報が自動的に表示されます。Receiverフィールドには、Transaction IDを設定した後、その IDが自動的に表示されます。これらのフィールドを変更する必要はありません。ただし、ソースとして指定したライブラリがジャーナル処理されない

場合、そのライブラリをジャーナル処理するようにシステム管理者に要求する必要があります。

12. Transaction IDフィールドで、Readをクリックして、Read Point ダイアログを開きます。

13. 現在のトランザクションを選択するか、または日時に基づいてトランザクション ID を選択します。

14. OKをクリックして、Source Log Info画面に値を追加します。

15. Read Intervalフィールドに、ミラーリングしなければならない新規イベントの有無を確認するために DBMotoにトランザクション ・ログをチェックさせたい頻度を設定します。

16. Nextをクリックして、Select Target Connection画面に進みます。

Page 40: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 64

17. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

18. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。 テーブルがリストに表示されない場合、このウィザードを終了して、ターゲット・テーブルを追加

または作成する必要があります。

19. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

20. Nextをクリックして、Set Mapping Info画面に進みます。

Page 41: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 65

ソースおよびターゲットのカラムは、同一の名前で自動的にマップされます。ただし、ターゲット

のカラムをドラッグして、ソースのカラムにドロップしてカラムをマップすることもできます。ま

た、カラムを式にマップすることもできます。マッピングの詳細については、 Replication Wizardのヘルプ・トピックをクリックしてください。別の方法として、実行時にマッピングを設定するス

クリプトを作成することもできます。

21. Nextをクリックして、Scheduling画面に進みます。

Page 42: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 66

22. Enable Replicationオプションがチェックされていることを確認します。これは、レプリケーションを実行するために必要です。

23. レプリケーションの開始日時を設定します。Start Timeフィールドは、Data Replicatorがレプリケーションの実行を開始する日時を示します。

24. 必要に応じて、Execute Initial Refreshオプションをチェックします。 このオプションをチェックすると、増分変更だけをレプリケートするミラーリング・プロセスを開

始する前に、フル・レプリケーションがソースからターゲットに実行されます。

25. Mirroring Scheduleタブに進みます。

26. 希望するレプリケーションの実行方法を選択します。

Run Continuously(反復実行): Set Log Infoタブで設定した頻度で、トランザクション・ログがチェックされ、テーブルに対する変更の有無が確認されます。変更があれば、ターゲット

のテーブルにレプリケートされます。

Schedule Interruptions(スケジュールの中断): レプリケーション・プロセスは、中断される点を除いて、上記と同様に実行されます。この中断は、Schedulerダイアログで Scheduleボタンをクリックして指定します。

20. Nextをクリックして、Summary画面に進みます。

21. Finishをクリックして、このウィザードを完了します。

4. レプリケーションの実行

DBMotoのセットアップ中に DBMoto Data Replicatorをサービスとしてインストールしていれば、

Windows Notification 領域で DBMoto Service Monitorプログラム を使用してサービスを起動するだ

Page 43: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 67

けで済みます。

スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。レプリケーションの進行状況

を追跡するには、DBMoto Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Data Replicatorをサービスとして実行する場合:

Windowsデスクトップのスタート・メニューから、プログラムを選択した後、HiT Software DBMoto、Service Installerを順に選択します。

DBMServiceMonitorプログラムからサービスを管理します(DBMServiceMonitorプログラムは、DBMotoインストール・フォルダ内、またはWindowsのスタート>プログラム>スタートアップメニュー上にあります)。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、DBMoto Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Data Replicatorをインタラクティブに実行する場合:

Windows Notification領域で、DBMoto Service Monitorアイコン を選択します。

マウスを右クリックして表示されるメニューから、DBMoto Data Replicatorを選択した後、Start、Applicationを選択します。 スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

シンクロナイゼーションによるレプリケーションのための手順

Set up database connections>Create a target table>Define the Replication>Run the Replication

1. データベース接続の設定

1. .NETデータ・プロバイダを経由して、ソース・データベースのテーブルおよびターゲット・データベースのテーブル用としてサポートされているデータベースにデータベース接続されていることを

確認してください。

2. DBMoto Management Centerを起動します。

Page 44: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 68

DBMotoは、ご使用の DBMotoメタデータ用のデフォルト・データベース(Microsfot SQL Server CE)、DBMotoがレプリケーションの設定に関して保存しなければならないすべての情報を提供します。

3. Metadata Explorerで、 metadataノードを開いて、Sourcesおよび Targetsノードを表示します。 テーブルがシンクロナイゼーションの対象となる場合、両方のテーブルがソースとターゲットの

両方として使用されます。テーブル A(ソース)を変更すると、テーブル B(ターゲット)がアップデートされますが、テーブル B(ソース)が変更された場合も、テーブル A(ターゲット)がアップデートされます。DBMotoでシンクロナイゼーションを定義する際、一方の接続をソース接続として、もう一方の接続をターゲット接続として指定する必要がありますが、両方ともソ

ースおよびターゲット操作に使用されます。レプリケーションが、まだ作成されていないテーブ

ルを対象とする場合、DBMotoを使用してソース接続内に定義されたテーブルに基づいてテーブルを作成できるように、新規テーブルの接続をターゲット接続として設定しなければならないこ

とに注意してください。

4. Sourcesノードを選択します。

5. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

Page 45: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 69

6. Source Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)のProviderの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。 指定するログイン/ユーザ IDは、DBMotoに固有の IDでなければならないことに注意してください。この IDを、シンクロナイゼーションの対象となるいずれかのデータベースで発生するトランザクションに使用することはできません。DBMotoは、この接続で指定するユーザによるトランザクションをレプリケートしません。このユーザ IDは、DBMotoが、シンクロナイゼーション中に、データベースを読み取って、シンクロナイゼーション操作を実行するために使用されま

す。したがって、ログ内で検出される、このユーザ IDを持つトランザクションはいずれも、シンクロナイゼーション・データの一部としてレプリケートされません。

7. Setup Info画面で、Use Transactional Replicationオプションがチェックされていることを確認した後、シンクロナイゼーションによるレプリケーションに必要な情報を入力します。

Page 46: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 70

8. レプリケートしたいテーブルを選択します。

9. ウィザードを完了します。

10. Targetsノードを選択します。

11. マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add New Connectionを選択します。

Page 47: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 71

12. Target Connection Wizardで、手順に従って、接続ストリングを追加した後、データベースに対する接続をテストします。Assemblyフィールドに値を入力する前に、Data Provider(s)のProviderの欄が HiT Software knowledge baseであることを確認してください。 指定するログイン/ユーザ IDは、DBMotoに固有の IDでなければならないことに注意してください。この IDを、シンクロナイゼーションの対象となるいずれかのデータベースで発生するトランザクションに使用することはできません。DBMotoは、この接続で指定するユーザによるトランザクションをレプリケートしません。このユーザ IDは、DBMotoが、シンクロナイゼーション中に、データベースを読み取って、シンクロナイゼーション操作を実行するために使用されま

す。したがって、ログ内で検出される、このユーザ IDを持つトランザクションはいずれも、シンクロナイゼーション・データの一部としてレプリケートされません。 Setup Info画面で、Use Transactional Replicationオプションがチェックされていることを確認した後、シンクロナイゼーションによるレプリケーションに必要な情報を入力します。

Page 48: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 72

13. レプリケートしたいテーブルを選択します。 テーブルが存在しない場合、テーブルを選択しないで、次の画面に進みます。ウィザードが完了

した後、 ターゲット・テーブルを作成してください。

14. ウィザードを完了します。

2. ターゲット・テーブルの作成

ターゲット・テーブルが存在しないデータベースにレプリケートする場合、レプリケーションを定義す

る前にターゲット・テーブルを作成する必要があります。レプリケート先のデータベースにターゲッ

ト・テーブルがすでに存在する場合、レプリケーションの定義の項に進みます。

1. DBMotoツリーを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。

2. テーブルを選択します。

3. マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから、Replicationを選択した後、Create Target Table...を選択します。

Page 49: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 73

4. Select Source Connection画面で、DBMotoで作成されたすべてのソース接続を表示したドロップダウン・リストから該当するソース名を選択します。

Page 50: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 74

5. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。

6. 先に進む前に、テーブルに関する詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

7. Nextをクリックして、Select Target Connection画面に進みます。

Page 51: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 75

8. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

9. ターゲット・データベース内に作成したいテーブルの名前を入力します。このテーブルには、レプリケートされるデータが入ります。

10. Nextをクリックして、Define Columns画面に進みます。

11. ターゲット・テーブル内に作成されるカラムを確認してください。カラムを追加または削除することができます。また、1つ以上のカラムをプライマリ・キーとして指定することもできます。

12. ターゲット・テーブルのカラムの編集が完了したら、Nextをクリックして、SQL Script画面に進みます。

Page 52: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 76

13. 必要に応じて、テーブルを生成するための SQLスクリプトを編集します。

14. Nextをクリックして、Summary画面に表示されるウィザード設定を確認します。

15. 新たにテーブルを作成するには、Create another tableオプションをチェックします。 これにより、このウィザードが完了したときに別の Create Target Table Wizardが開きます。

16. このウィザードが完了した後直ちにレプリケーションの定義に進むには、Proceed with the Definition of a Replicationオプションをチェックします。 これにより、Create Target Table Wizardが完了した後、Replication Wizardが開きます。

17. Finishをクリックすると、ターゲット・テーブルが作成されます。

18. 新しいテーブルは、Enterprise Managerツリー内に自動的に表示されないことに注意してください。新規作成したテーブルを Enterprise Managerツリー内のターゲット・テーブルのリストに追加するには、Yesをクリックします。

Page 53: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 77

3. レプリケーションの定義

1. Enterprise Managerツリーを開いて、レプリケートしたいデータが入っているテーブルを表示します。

2. テーブルを選択します。

3. マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから、Replicationを選択した後、Create New Replicaton...を選択します。

4. Define Replication Type画面で、 レプリケーションを識別する名前を入力します。

5. オプションで、レプリケーションの説明を入力します。

6. Replication Mode領域で、Synchronizationを選択します。

Page 54: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 78

7. Nextをクリックして、Select Source Connection画面に進みます。

8. DBMotoで作成されたすべてのソース接続を表示したドロップダウン・リストから該当するソース名を選択します。

Page 55: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 79

9. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。

10. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

11. Nextをクリックして、Source Log Info画面に進みます。

この画面の最初の 2つのフィールドは、ご使用のソース・データベースによって異なります。この説明では、DB2/400 (IBM iSeriesまたは AS/400システム)を使用していると仮定します。これ以外のデータベースの詳細については、Replication Wizardのヘルプをクリックしてください。 Journalフィールドには、DB2/400から得られた情報が自動的に表示されます。Receiverフィールドには、Transaction IDを設定した後、その IDが自動的に表示されます。これらのフィールドを変更する必要はありません。ただし、ソースとして指定したライブラリがジャーナル処理されない

場合、そのライブラリをジャーナル処理するように、iSeries/AS400 DBまたはシステム管理者に要求する必要があります。

12. Transaction IDフィールドで、Readをクリックして、Read Point ダイアログを開きます。

13. 現在のトランザクションを選択するか、または日時に基づいてトランザクション ID を選択します。

14. OKをクリックして、Source Log Info画面に値を追加します。

15. Read Intervalフィールドに、同期化しなければならない新規イベントの有無を確認するためにDBMotoにトランザクション ・ログをチェックさせたい頻度を設定します。

16. Nextをクリックして、Select Target Connection画面に進みます。

Page 56: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 80

17. DBMotoで作成されたすべてのターゲット接続を表示したドロップダウン・リストから該当するターゲット・ソース名を選択します。

18. ドロップダウン・リストから、レプリケートしたいテーブルを選択します。 テーブルがリストに表示されない場合、このウィザードを終了して、ターゲット・テーブルを追加

または作成する必要があります。

19. 先に進む前に、テーブルの詳細情報を確認したい場合は、Open Table...をクリックします。

20. Nextをクリックして、Target Log Info画面に進みます。

Page 57: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 81

注記: この段階で接続エラーが発生した場合、ソースおよびターゲット接続の Connection Propertiesダイアログに戻って、正しい接続 IDを使用しているかどうかを確認してください。SQL Serverの場合、レプリケーションにはシステム管理者ログインは必要ありませんが、トランザクション・ログにアクセスするにはシステム管理者ログインが必要です。

21. Transaction IDフィールドで、Readをクリックして、Read Point ダイアログを開きます。

22. 現在のトランザクションを選択するか、または日時に基づいてトランザクション ID を選択します。

23. OKをクリックして、Target Log Info画面に値を追加します。

24. Read Intervalフィールドに、シンクロナイゼーションしなければならない新規イベントの有無を確認するために DBMotoにトランザクション ・ログをチェックさせたい頻度を設定します。

25. Nextをクリックして、Set Mapping Info画面に進みます。

Page 58: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 82

ソースおよびターゲットのカラムは、同一の名前で自動的にマップされます。ただし、ターゲット

のカラムをドラッグして、ソースのカラムにドロップしてカラムをマップすることもできます。ま

た、カラムを式にマップすることもできます。マッピングの詳細については、 Replication Wizardのヘルプ・トピックをクリックしてください。別の方法として、実行時にマッピングを設定するス

クリプトを作成することもできます。

26. Nextをクリックして、Scheduling画面に進みます。

Page 59: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 83

27. Enable Replicationオプションがチェックされていることを確認します。これは、レプリケーションを実行するために必要です。

28. レプリケーションの開始日時を設定します。Start Timeフィールドは、Data Replicatorがレプリケーションの実行を開始する日時を示します。

29. 必要に応じて、Execute Initial Refreshオプションをチェックします。 このオプションをチェックすると、増分変更だけをレプリケートするシンクロナイゼーション・プ

ロセスを開始する前に、フル・レプリケーションがソースからターゲットに実行されます。イニシ

ャルなリフレッシュは必ず、ソース接続からターゲット接続に実行されます。リフレッシュの実行

中に 発行されたトランザクションはいずれもレプリケートされません。リフレッシュが完了するまで、指定したソースおよびターゲット・テーブルのアップデートを回避することを強く推奨しま

す。

30. Mirroring Scheduleタブに進みます。

31. 希望するレプリケーションの実行方法を選択します。

Run Continuously(反復実行): Set Log Infoタブで設定した頻度で、トランザクション・ログがチェックされ、テーブルに対する変更の有無が確認されます。変更があれば、ターゲット

のテーブルにレプリケートされます。

Schedule Interruptions(スケジュールの中断): レプリケーション・プロセスは、中断される点を除いて、上記と同様に実行されます。この中断は、Schedulerダイアログで Scheduleボタンをクリックして指定します。

32. Nextをクリックして、Summary画面に進みます。

33. Finishをクリックして、このウィザードを完了します。

Page 60: DBMoto 7 Getting Started · 2013-09-19 · DBMoto 7 Management Centerの簡単ガイド・ツアー 2. DBMoto サーバの概念 リリース7 では、DBMoto の複数のインスタレーションを単一のManagement

Chapter 1| Getting Started

HiT Software, Inc., A Back Office Associates, LLC Company | Copyright 2010 84

4. レプリケーションの実行

DBMotoのセットアップ中に DBMoto Data Replicatorをサービスとしてインストールしていれば、

Windows Notification 領域で DBMoto Service Monitorプログラム を使用してサービスを起動するだけで済みます。

スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。レプリケーションの進行状況

を追跡するには、DBMoto Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Data Replicatorをサービスとして実行する場合:

Windowsデスクトップのスタート・メニューから、プログラムを選択した後、HiT Software DBMoto、Service Installerを順に選択します。

DBMServiceMonitorプログラムからサービスを管理します(DBMServiceMonitorプログラムは、DBMotoインストール・フォルダ内、またはWindowsのスタート>プログラム>スタートアップメニュー上にあります)。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。

DBMoto Data Replicatorをインタラクティブに実行する場合:

Windows Notification領域で、DBMoto Service Monitorアイコン を選択します。

マウスを右クリックして表示されるメニューから、DBMoto Data Replicatorを選択した後、Start、Applicationを選択します。 スケジュールしたレプリケーションが、指定された日時に開始されます。

レプリケーションの進行状況を追跡するには、Management Center内の Replication Monitorタブを使用します。