【DBMoto】レプリケーション設定・実行手順 Ver 1...【DBMoto】レプリケーション設定・実行手順 Ver 1.1 2010年04月20日株式会社クライム

【DBMoto】レプリケーション設定・実行手順

Ver 1.1

2010 年 04 月 20 日

株式会社クライム


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目次

1. はじめに ......................................................................................................................... 2

1.1. 本ドキュメントについて .................................................................................................................2 1.1.1. 範囲 .................................................................................................................................................... 2 1.1.2. 対象バージョン .................................................................................................................................. 2

1.2. 更新履歴.........................................................................................................................................2

2. レプリケーション設定手順 .............................................................................................. 3

2.1. リフレッシュ設定手順 ....................................................................................................................4 2.2. ミラーリング設定手順 ....................................................................................................................7 2.3. シンクロナイゼーション設定手順..................................................................................................14 2.4. 主キーの設定（ミラーリング、シンクロナイゼーション時） .........................................................22

3. レプリケーション実行手順 ............................................................................................ 23

3.1. レプリケーションの開始 ...............................................................................................................23 3.2. リフレッシュレプリケーションの確認...........................................................................................24 3.3. ミラーリングレプリケーションの確認...........................................................................................25 3.4. シンクロナイゼーションレプリケーションの確認 ..........................................................................28 3.5. レプリケーションの停止 ...............................................................................................................30



1. はじめに

1.1. 本ドキュメントについて 1.1.1. 範囲本ドキュメントは、DBMoto のレプリケーションの設定と実行手順について記載しております。あらかじめソ

ースとターゲットの設定が済んでいるのを前提としております。 1.1.2. 対象バージョン本ドキュメントは、DBMoto の下記バージョンを対象としております。

DBMoto 6.6.x 1.2. 更新履歴

版修正日修正者内容 1.0 2009/09/08(火) S.F 初版 1.1 2010/04/20(火) S.F ・ソース・ターゲットコネクション設定手順書とレプリケーション

設定・実行手順書を分離。・主要 DB をすべてカバーするようにし、汎用的な手順書に大幅修

正。



2. レプリケーション設定手順

※あらかじめソースとターゲットコネクションの設定を済ませておいてください。 Replications フォルダを右クリックし、「Create New Replication」を選択します。

「Next」を押下します。



2.1. リフレッシュ設定手順 Replication Name に任意の名前を設定し、Replication Mode から「Refresh」を選択します。

対象のソース設定とテーブルを選択します。



対象のターゲット設定とテーブルを選択します。

フィールドのマッピングを確認します。変更も可能です。



スケジュールの設定が可能です。スケジュールが不要であればそのまま「Next」を押下します。

Finish を押下します。

Replications フォルダ直下に設定したレプリケーション名が表示されれば設定完了です。



2.2. ミラーリング設定手順 Replication Name に任意の名前を設定し、Replication Mode から「Continuous Mirroring」を選択します。




■DB2/AS400 の場合「Read」を押下します。また、Read Interval 値はミラーリングの周期です。

Current Sequence が選択されていることを確認し、OK を押下します。

トランザクション ID とトランザクションタイムが設定されます。また、レシーバが自動生成されるように設

定されている場合はここでレシーバも作成されます。

他 DB についても基本的には同じです。



■Oracle の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。

■DB2/UDB の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。



■SQLServer（ディストリビューターログを使用）の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。

■SQLServer（トリガーを使用の場合）「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。



■MySQL（MySQL ログを使用）の場合準備中。 ■MySQL（トリガーを使用）の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。












2.3. シンクロナイゼーション設定手順 Replication Name に任意の名前を設定し、Replication Mode から「Continuous Mirroring」を選択します。




■DB2/AS400 の場合「Read」を押下します。また、Read Interval 値はミラーリングの周期です。

Current Sequence が選択されていることを確認し、OK を押下します。

トランザクション ID とトランザクションタイムが設定されます。また、レシーバが自動生成されるように設

定されている場合はここでレシーバも作成されます。

他 DB についても基本的には同じです。



■Oracle の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。

■DB2/UDB の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。



■SQLServer（ディストリビューターログを使用）の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。

■SQLServer（トリガーを使用の場合）「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。



■MySQL（MySQL ログを使用）の場合準備中。 ■MySQL（トリガーを使用）の場合「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。




ソースの時と同様に「Read」を押下し、トランザクション ID とトランザクションタイムを設定します。画面は Oracle の場合です。











2.4. 主キーの設定（ミラーリング、シンクロナイゼーション時）ミラーリングレプリケーションおよびシンクロナイゼーションレプリケーションを行う場合、主キーの設定が

必ず必要となります。 DB 側で既に主キーが設定されている場合は問題ありませんが、主キーが設定されていない場合は DBMoto側で簡単に仮の主キーを設定することが出来ます。仮の主キーは DBMoto がレプリケーションを行うために設定するもので、DB 側に設定されるわけではありま

せん。また、主キーはソースとターゲット両方に必要となります。仮の主キーを設定する場合は対象のテーブルを右クリックし、「Set Primary Key」を選択します。

フィールド一覧が表示されます。

主キーに設定したフィールドを選択し、右側に移動します。



3. レプリケーション実行手順

3.1. レプリケーションの開始左ペインで Replications フォルダを選択し、右ペインで Replication Monitor タブを選択します。右ペインに

てレプリケーションの進捗状況を確認できます。（この段階ではまだレプリケーションは実行されていません）

Windows のプログラム一覧から HiT Software DBMoto V6→Data Replicator Monitor を選択します。

タスクバーにアイコンが表示されます。赤い四角マークはレプリケーションが停止している意です。



タスクバーのアイコンを右クリックし、Start DBMoto→DBMoto As Application 又は DBMoto As Service を

選択します。 DBMoto As Application…アプリケーションとして起動 DBMoto As Service…Winodws のサービスとして起動（ログオフ状態でも稼動可）

タスクバーのアイコンが緑の三角マークに変わったらレプリケーションが開始されたことになります。

3.2. リフレッシュレプリケーションの確認リフレッシュはソーステーブルのレコード全件をターゲットテーブルに転送します。ターゲットテーブルのレコードは一度すべて削除されてからソーステーブルのレコードが転送されます。ソースとターゲットに下記のような EMPLOYEE テーブルがあるとします。ターゲットにはレコードがない状態です。 ■ソース（EMPLOYEE）

■ターゲット（EMPLOYEE）



下記はレプリケーション開始前の状態です。

リフレッシュが実行されると下記の表示になります。

リフレッシュが完了すると下記の表示になります。

ターゲットテーブルを確認し、レコードが転送されていることを確認します。 ■ターゲット（EMPLOYEE）

3.3. ミラーリングレプリケーションの確認ミラーリングはソースのログやトリガーを確認し、更新があった差分のみをターゲットに転送します。ミラーリング時は通常はじめにイニシャルリフレッシュを実行して全レコードの転送後、ミラーリングモード

に移行します。



ソースとターゲットに下記のような EMPLOYEE テーブルがあるとします。ターゲットにはレコードがない状態です。 ■ソース（EMPLOYEE）



イニシャルリフレッシュが実行されると下記の表示になります。

イニシャルリリフレッシュが完了すると下記の表示になります。




次にソースのレコードを変更してみます。 ■ソース（EMPLOYEE）

ミラーリングが実行されると下記の表示になります。

ターゲットテーブルを確認し、レコードが更新されていることを確認します。 ■ターゲット（EMPLOYEE）



3.4. シンクロナイゼーションレプリケーションの確認シンクロナイゼーションは双方向のミラーリングです。ソースで更新があった場合にはターゲットに、ターゲ

ットで更新があった場合にはソースに転送します。シンクロナイゼーション時は通常はじめにイニシャルリフレッシュ（デフォルトではソースからターゲット）

を実行して全レコードの転送後、双方向のミラーリングモードに移行します。なお、シンクロナイゼーションの場合、ソースやターゲットコネクションの設定で使用しているユーザでレコ

ードの登録・更新・削除を行ってもレプリケーションは行われません。ソースとターゲットに下記のような EMPLOYEE テーブルがあるとします。ターゲットにはレコードがない状態です。 ■ソース（EMPLOYEE）



イニシャルリフレッシュが実行されると下記の表示になります。

イニシャルリリフレッシュが完了すると下記の表示になります。




次にソースのレコードを変更してみます。 ■ソース（EMPLOYEE）


ターゲットテーブルを確認し、レコードが更新されていることを確認します。 ■ターゲット（EMPLOYEE）



次にターゲットのレコードを変更してみます。 ■ターゲット（EMPLOYEE）


ソーステーブルを確認し、レコードが更新されていることを確認します。 ■ソース（EMPLOYEE）

3.5. レプリケーションの停止タスクバーのアイコンを右クリックし、Stop DBMoto を選択します。

タスクバーのアイコンが赤い四角マークに変わったらレプリケーションが停止されたことになります。

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