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今どきの採用担当者 ガイド 採用ブランディング

LinkedIn 「今どきの採用担当者ガイド(採用ブランディング)」

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今どきの採用担当者 ガイド

採用ブランディング

Ivy Lau氏

人材エンゲージメント担当 ディレクター

香港ブロードバンドネットワーク

「私が考える今どきの採用担当者とは、職場の魅力を余すところなく伝え、効果的にセールス活動を行い、キャリアについて行き届いたアドバイスができる人です。単に空いたポジションを埋めるのではなく、普段からネットワークを作り、現在だけでなく将来にわたって、最良の人材エンゲージメントを行えるよう、彼らが本当に望むキャリアや成長の可能性に気を配る必要があります。

理想的な人材採用プロフェッショナルになるには、先見性に優れ、人を惹き付ける魅力があり、多様性を受け入れ、世界的な視野を持つことが重要です」

Sumaya Rehman氏

グローバル人材採用 マネージャー

DFSグループリミテッド

「今どきの採用担当者であるためには、独創的で優れたマーケティング感覚が必要です。またソーシャルメディアが急成長しているこの新しい時代においては、人材を積極的に発掘し、アピールする新しい方法を見つけることが不可欠です。職場の魅力をアピールすることの重要性を認識し、候補者とのやり取り全体を通して、職場を活き活きと演出する必要があります。今どきの採用担当者は力強いビジネスパートナーであり、企業全体を代表して、人材採用プロセスのあらゆる段階で付加価値を創造します」

Na Shi氏

人材採用担当 ディレクター

レノボ

「昨今の採用担当者の仕事は、社内で求人が発生するのを待ってそれを補充するという従来のアプローチでは満たされません。今求められているものは、社内の求人だけでなく、社外の人材市場に関するコンサルティングも行えるアドバイザーなのです。相手の信頼を獲得するには、ビジネス戦略や人材市場の動向を踏まえたうえで採用を行う資質が必要とされているのです」

行岡 正恭氏

グローバル&グループ 採用センター所長

パナソニック株式会社

「今日、私たちは情報テクノロジーを利用して、広範な人材に効率的かつスピーディにアクセスできるようになっています。こうしたデジタルのコミュニケーションスタイルが標準になりながらも、 人に対して深い関心を持ち、公正さと誠実さを持って候補者のビジョンを捉えるという採用の基本は今も変わりません。最先端の採用担当者は、情報テクノロジーを使用する場合でも、こうした伝統的な要素を常に念頭に置く必要があります。このような新旧の手法の混在は一見矛盾しているように感じられるかもしれませんが、互いを補完することが優れた成果につながると信じています」

目次

04

05

08

21

22

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対象読者

進化する人材採用活動に乗り遅れないために

マーケターとしての意識改革: LinkedInを使った採用ブランディング

LinkedInツール一覧: 無料および有料ソリューション

よくある採用活動上の問題と対処法

その他のリソース

すべてお読みいただけない場合

19ページの「サマリチェックリスト」に進んで、重要な推奨事項を確認してください。 LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 3

対象読者本ガイドは、優れた人材を確保したいとお考えのあらゆるお客様にお役立ていただけますが、特に次のような採用プロフェッショナルを対象としています。

01 社員数500名以上の企業に勤務している方

中小規模企業の採用関係者の方は、次の資料もご利用ください: 「Recruiting for Small Business: LinkedIn Essentials (中小規模企業の人材採用: LinkedInの基礎知識)」

直接採用業務には携わっていない、 人材採用部門の責任者の方は、a) 本ガイドをご担当者にお渡しいただくか、b) 19ページの「サマリチェックリスト」で、重要な推奨事項をご確認ください。

02 初期段階での候補者の発掘とエンゲージメントを行っている方

03 企業採用ブランディングを担当している方

LinkedIn Recruiterをご利用のお客様向けヒント マークはLinkedIn Recruiterツール向けのヒントを 示しています。

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 4

進化する採用活動に乗り遅れないために過去10年間で、人材採用業務には、それ以前の40年間のそれを上回る大きな変化がもたらされました。それまで自身の電話番号帳を頼りに、関心のある無しを問わず人材を探していた採用担当者は、一転、オンラインによって候補者をわずか数分で探し、関係を築くことができるようになったのです。

組織の信頼できるアドバイザーとして、企業の意思決定の一翼を担うことのできる採用担当者は、常に最先端の知識を収集、実践しています。

それでは、今どきの人材採用活動とはどのようなものでしょうか? 今どきの採用活動は、半分がアート、半分がサイエンスで構成されています。今どきの採用担当者は、これらの両方を兼ね備えています。まったく転職に興味のない適任者にさえ入社したいと思わせる説得の技術と、企業の採用戦略に役立つ情報を提供できる豊富なデータと持っています。

人材採用に関する最新動向については、次をご覧ください: LinkedInの「Global Recruiting Trends Survey (世界の採用活動の動向に関する調査)」 (http://linkd.in/1glW0P4)

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 5

今どきの採用担当者とは

アート サイエンス今どきの採用担当者は、ブラインドデートで2人の人を引き合わせる仲介者のように、職場と候補者の相性を見抜く能力を備えています。ネットワーク作りや適任者探しに長けており、採用担当責任者の性格や職場文化を把握したうえで、最も相性の良い組み合わせを判断できます。

仲介者

今どきの採用担当者は、役職に関係なく、その企業にとって信頼できるアドバイザーです。経営陣に対し、採用業務の重要な動向について情報を提供し、重要な意思決定の場に参加します。

採用アドバイザー

今どきの採用担当者は、パイプラインの構築、見込み客の育成、成約のエキスパートです。対人スキルと交渉における洞察力の両方で、誰にも負けない優れた能力を発揮します。

セールス

今どきの採用担当者は、マーケターが製品について検討するのと同様の考え方で、仕事に取り組みます。自分自身のプロフィールを作成する場合も、職場の魅力をアピールする場合も、適切な対象ユーザーの心を掴む適切なストーリーを組み立てることができます。

マーケター

今どきの採用担当者は、「測定できないものは管理できない」という信念の下に活動します。数値やデータが意思決定に役立つだけでなく、社内の人々の信頼を得るために効果的であることを知っているからです。

データマニア

今どきの採用担当者は、やみくもに行動することはありません。多くの場合、自らの調査能力を活かして、求職中の候補者のグループ、雇用動向、および技能の動向について調査するとともに、競争状況を正確に把握します。

研究者

今どきの採用担当者は、過去10年間で新たに使用されるようになった採用テクノロジーを把握し、好んで使用します。どのツールが最適かを理解し、使用方法を知り尽くしています。

科学技術者

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 6

LinkedIn: 採用担当者のためのベストパートナー3億人のメンバー**を擁する世界最大のプロフェッショナル* ネットワーク、LinkedInは、採用業務を密着にサポートするパートナーです。LinkedInでは、他のどのソースよりも多くの優秀な人材にアクセスし、さまざまなツール、テクノロジー、データを使用して数多くの人材に一度にコンタクトすることができます。

本ガイドでは、LinkedInをフルに活用した採用活動をご紹介します。効果的な求人広告の記述方法、InMailの使い方、 労力とコスト削減を実現するLinkedInのテクノロジー、データ、ツールに加え、 活動効果の測定、効果的な手法を見極めるための方法についてご説明します。LinkedInの機能をマスターし、ニーズに合わせて使いこなしましょう。

*参考資料: プロフェッショナルと個人のネットワーカーとの思考パターンの違い(http://linkd.in/1hko0mg)

**http://press.linkedin.com/aboutLinkedIn今どきの採用担当者ガイド 7

マーケターとしての意識改革LinkedInを使った採用ブランディング

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 8

LinkedInで採用ブランドを強化するための6つのステップこれまで、印象に残るプロフィールの作成、魅力的な業務内容の掲載、充実した人材パイプラインの構築についてお話してきました。しかし、それだけで候補者の強い関心を得ることができるでしょうか。今どきの採用業務に求められているのは、職場の魅力を十分にアピールして、候補者の興味を引くことです。強力な採用ブランドは採用活動に不可欠です。そのことは、次の調査結果が示しています。

採用責任者の82%が、採用ブランドは優秀な人材を獲得できるかどうかに大きな影響を及ぼすと考えています。*また社風が自分に合っているかどうかを重視すると答えた人の割合は、優秀な人材の場合、それ以外の回答者よりも56%も高くなっています。

職場の魅力を十分に伝えることで、候補者からの返信率が向上し、採用1件当たりのコストを最大50%削減できるとともに、離職率を28%まで抑えることができます。**

01 全社的な取り組みを実現

02 社員のネットワークからリーチを拡大

03 コンテンツの共有で候補者を育成

04 無料のツールを活用

05 キャリアページの開始と改善

*2013 Global Recruiting Trends survey (世界の採用活動の動向に関する調査(2013年度版)) (http://slidesha.re/ObKsqP)**What’s the Value of Your Employment Brand? (採用ブランドの価値とは)、Eda Gultekin (http://lnkd.in/valueofEB)、(2011年12月1日)。詳細については、「The Employer Brand Playbook: 5 Steps to a Highly Social Talent Brand (職場の魅力をアピールするには: ソーシャルネットワークを駆使した採用ブランドのための5つのステップ)」 (http://linkd.in/1hkoB7y)をダウンロードしてください。

06 採用ブランド指標を使って効果を測定

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 9

1. 全社的な取り組みを実現今どきの採用担当者は、自分1人では優れた採用ブランドを確立できないことを認識しています。次の3種類の重要なステークホルダーと協力してください。

*How Talent Acquisition can Boost your Company Performance by 36% (人材採用によって企業業績を36%向上させる方法)、Elizabeth Rosenberg (http://linkd.in/1jVgMgv)、(2013年11月4日)

全社員 - 職場の魅力を伝えるうえで、社員は誰よりも頼りになる存在です。全社員に向けて、プロフィールの活用方法を説明してください。昼食を食べながら、プロフィールのアイデアを出し合うのもよいでしょう。プロフィール作りの推奨事項や回避すべき事項について、いらぬ不安を抱いている社員がいる可能性もあります。

採用責任者 - 採用責任者に、職場の魅力の伝え方を説明してください。自社で働くことのすばらしさを伝えるプロフィール作成に協力してください。

マーケティング/コミュニケーション担当者 - ブランドプロミス(自社が提供する価値の宣言)と魅力的なコンテンツの作成に長けています。強力な消費者ブランドおよび採用ブランドを持つ企業は、そうでない企業よりコスト面でのパフォーマンスが36%優れています。*

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 10

2. 社員のネットワークからリーチを拡大

貴社の社員のLinkedInプロフィールにアクセスする人は、多くの場合、貴社が求める人材であることをご存知でしたか。また、社員の 知り合いであれば、貴社のキャリア機会について抵抗なく話し合えるでしょう。

「社員ブランド広告」は、社員のプロフィールページで展開可能な広告です。ここから社員のネットワークにリーチし、アピールすることで、幅広い候補者を発掘できます。ユーザーに合わせてカスタマイズされたダイナミックなコンテンツである「社員ブランド広告」は、業界標準の10~15倍のアクション率を誇ります。ここでは、貴社の社員を通して企業の魅力を伝えることができるため、時間を節約することができます。さらに、コンテンツをゼロから制作する必要はありません。次の5つのスタイルからお選びいただけます。

「企業フォロー促進」広告

貴社をフォローし、会社ステータスアップデートで最新情報を入手するよう

に勧めます。

XXをフォローしよう

キャリアアップに向けて 企業Xをフォロー

「Picture Yourself」広告

閲覧者に、貴社で働く自分自身の姿を思い描いてもらうことができます。加えて、ターゲット別の職務タイプと写真、貴社をフォローするオプションが表示

されます。

求人を表示

XXで 働いてみませんか?

「求人情報」

社員のプロフィールにアクセスした人にターゲットを絞った求人情報が表

示されます。

求人情報

今すぐ応募

「社内公募」広告

多くの社員が、自社の同僚のプロフィールを見ています。社員に向けて会社のブランドメッセージ、社内公募情報を表示し、社内異動を促進します。

貴社 オリジナル

広告

カスタム広告

ブランド広告をお好みの外観と操作性で表示でき、自社サイトの「キャリア」ページやLinkedInキャリアページにユーザーを誘導します。

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3. コンテンツの共有で候補者を育成

会社ページのフォロワーは、キャリアアップのチャンスに強い関心を持っています。ターゲット別のステータスアップデートは、無料で利用でき、関心の高いプロフェッショナルに貴社の採用ブランドをアピールするうえで、大きな効果を発揮します。

ターゲット別のステータスアップデートで、 重要な人材にリーチ

LinkedInで会社をフォローしているユーザーの71%は、 フォローしている会社の雇用機会に関心があります。*

*The Truth About Followers and Connections: Key Reasons to Cultivate Yours (フォロワーおよびつながりの実情 : フォロワーやつながりを育成する重要な理由)、Sam Gager (http://bit.ly/1e9VGTD)、(2013年1月15日)

多様な情報を提供

フォロワーにいきなり求人広告のリンクを表示するのはお勧めできません。フォロワーの興味を引きそうな、貴社に関するニュース、ブログに掲載されている社員のインタビューなどを共有してください。最初は、週に2~3回のステータスアップデートを目指してください。

会話を事前に想定

想定される会話を事前に用意し、フォロワーと会話してください。

採用ブランドを確立

相手に伝えるメッセージを常に念頭に置き、それをアップデートに組み込む方法を考えます。

ターゲット別アップデートの活用ヒント

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 12

4. 無料ツールで企業の認知度アップを実現

[フォロー]ボタンと会社インサイダーのウィジェットは、 http://linkd.in/1hg1dbXからダウンロードできます。

今どきの候補者は、自分のニーズに合った 双方向の会話を期待しています。

ここでご紹介するLinkedInの無料ツールで、その期待に応えましょう。

ユニリーバは、効果的な場所に[フォロー]ボタンを埋め込んだ結果、わずか10ヶ月でLinkedInフォロワー数が4万人から23万5,000人に増加しました。*

*Secrets of Employer Branding Leaders: Unilever (自社の魅力を伝える秘訣 : ユニリーバの 事例 )、Leela Srinivasan (http://linkd.in/1hfj6a5)、(2012年8月21日)

[フォロー]ボタンで、フォロー数を拡大

次の場所に[フォロー]ボタンを埋め込むことで、閲覧ユーザーを増やし、ソーシャルインタラクションを拡大することができます。

- Webサイト- 候補者とのすべてのやり取り- メールの署名およびプロフィール

Community Insider (コミュニティインサイダー)で、知り合いの社員を紹介する

ディズニーの企業採用サイトでは、LinkedInでつながっている社員が、訪問者に即座に表示されるようになっており、ユーザーとの距離を縮めるのに役立っています。馴染みのある社員の写真は、それだけで応募を決める大きな要因となります。

LinkedInグループで、ターゲットの人材と交流を図る

LinkedInをはじめとするソーシャルメディアで、業界団体や協会に参加するのも1つの方法です。参加先を分担してチームで対応し、重要なグループを把握します。積極的かつ慎重に、質問をし、助言を与え、体験談を共有してください。

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 13

5. LinkedInキャリアページで採用ブランドを確立

キャリアページでは、ユーザーに合わせてカスタマイズした関連性の高いコンテンツを表示することで、貴社の採用ブランドをアピールし、候補者の興味を引くことができます。ビデオ、バナー、社員の紹介を通じて、社風と貴社で働くことの意味を伝えてください。

• Work, Life, Benefits @ Zappos (Zapposにおける仕事、生活、メリット) lnkd.in/playbook-Zappos

• Starbucks Jobs (スターバックスでの業務) スターバックスもまた、採用ブランドの各トピックおよび「スターバックスパートナーとはどのようなものか」について、一連のビデオを公開しています。 lnkd.in/playbook-Starbucks

優れた採用ブランドビデオの例

相手に合わせてカスタマイズ閲覧者のLinkedInプロフィールに基づいてコンテンツを表示してください。キャリアページは、候補者の職務、業種、居住地域などに基づいてターゲットを設定することができます。

ビデオを活用実際の社員が語る生の体験談は、ユーザーの関心を喚起します。ビデオを人材採用戦略の中心として活用してください。

簡潔でわかりやすいコンテンツすべて簡潔に伝えてください。オンラインは印刷物に比べて注意が持続する時間が短いため、立派な新卒者向けの採用パンフレットに書かれたコンテンツは、オンラインでは効果的ではありません。

ビジュアルでアピール画像を利用して、貴社の実際の日常の風景を紹介してください。

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【事例】エクスペディア: 効果的なキャリアページを作成するための重要な要素その他のアイデアについては、gallery of best-in-class Career Pages (優れたキャリアページのご紹介) (http://slidesha.re/1k3pB7Z)を参照してください。

ホーム キャリア 製品 Insights (インサイト)

エクスペディアでのキャリア フォローする36,894人のフォロワー

エクスペディアの求人エクスペディアの社員

エクスペディアでできることいますぐエクスペディアとつながって、行動に移しましょう。

エクスペディアの社風

エクスペディアでは、自分を解放し、自分の個性を活かして仕事を進めることができます。まさにそれがエクスペディアの発祥地、サンフランシスコの本質です。当社は機動力に富み、誰かが出したアイデアがすぐに商品化されることもあります。エクスペディアでは毎日が新しいチャレンジであり、新しい発見の連続です。

エクスペディアの求人をもっと見る »

社員をすべて表示 »

印象に残る、目立つ画像鮮明な色使いを活用

心をつかむコピーで閲覧者の興味を引く

複数のページバージョン閲覧者のターゲット別に 最適なバージョンを表示

カスタム広告ブランドを強調した外観

社員に焦点ビデオや 社員の声の引用で 社風を強調

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6. 採用ブランド指標を使って効果を測定

採用ブランド指標 (Talent Brand Index)を使用すると、LinkedInでの採用ブランドを活用したプロフェッショナルへのリーチとアピールで、どれだけの効果が出ているかを把握できます。この指標は、LinkedInのプラットフォームで発生する年間数十億件のインタラクションに基づいています。このデータを使用して、経営陣に対し採用ブランドの予算の根拠を示してください。

採用ブランド指標の仕組みについて詳しくは、LinkedInにお問い合わせください(http://linkd.in/1gZdMh6)。

採用ブランド指標のスコアについて詳しくは、LinkedInにお問い合わせください(http://linkd.in/1kr6N2I)。

採用ブランド指標を使って、ブランド活動の パフォーマンスを測定するための4つの方法

競合他社#3

競合他社#2

貴社

競合他社#1

主要な競合他社との比較

9%

11%

14%

15%

フランス

ブラジル

イギリス

米国

地域別の比較

12%

13%

15%

19%

エンジニア

事業開発

マーケティング

営業・販売

15%

18%

18%

23%

時系列変化

11%12%13%14%

10%

職務別の比較

「キャリアページのコンテンツカレンダーを作成し、社員がLinkedInを通じて採用ブランドの向上に日々努めた結果、採用ブランド指標とキャリアページのフォロワーが 毎日着実に向上しています」

Miki Furnish氏、カーハート、人材採用マネージャー LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 16

【事例】DFSグループ(香港): 採用ブランド構築で優秀な人材にアピール

1960年に香港に設立されたDFSは、世界有数の旅行者向け高級品の小売業者です。同社は、ファッション・アクセサリー、化粧品・フレグランス、時計・ジュエリー、ワイン・蒸留酒・煙草の4つの高級品カテゴリーを柱として商品を提供しています。地域的な枠組で事業を運営するグローバル企業であり、特にアジア地域で圧倒的なシェアを誇っています。

かつてDFSは、ブランド認知と充実した候補者パイプラインの構築について課題を抱えていました。優秀な人材にアピールするため、DFSはLinkedInを導入してブランド認知度を高め、高級デパートブランドとしてのイメージを拡大することにより、採用プロセスのさらなる改善を図りました。

戦略

DFSが採用ブランド構築のために実施した3つの戦略

成果

2. 国際的な人材にアピールする強力な採用ブランドを確立: DFSは、LinkedIn会社ページとキャリアページ(http://lnkd.in/bbxVVch)を作成し、「社員ブランド広告」キャンペーンを展開しました。同社のブランドは、広く一般から肯定的に認知されるようになり、特に世界中の転職潜在層の間で認知度が高まりました。

会社ページのフォロワーが30%増加

求人に対する応募が20%増加

DFSページを閲覧またはフォロー、あるいはDFSの求人情報を閲覧した人材の83%が、就職先としてのDFSに興味を抱く

LinkedInのDFSの会社ページで、約2,000人の社員がプロフィールを 公開

3. 企業アピールのための社内活動の推進: DFSでは、社員のLinkedInへの興味と継続的使用を奨励するため、継続的な教育プログラムを策定し、社員の関心を高めました。社員や採用担当者がLinkedInプラットフォームを使いこなせるようになるにつれ、そのすべての機能を使用し、活用したいと考える機運が高まりました。これにより、同社内でLinkedInの使用率が向上し、使用ユーザーが増加し、多様な方法で利用されるようになりました。

競合他社に対するDFSの採用ブランド指標が、最下位の8%から2位の22%超まで急上昇

1. ブランド戦略の効率化: DFSの経営陣にとって、それは思考プロセスとアプローチにおけるパラダイムシフトといえる経験でした。同社とその長年の歴史を反映した効率的なアプローチを導入することにより、DFSは局地的、地域的な考え方から、より広い世界へと視野が拡大しました。その結果、DFSは市場における他の高級品店ブランドと競合できるようになりました。また一般に、小売店には興味がなくても、ブランドで働くことに関心の高い候補者の間での認知度が高まりました。

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【事例】HCLテクノロジーズ(インド): 活き活きとした採用ブランドを確立HCLは、「Employees First, Customers Second (従業員第一主義)」を経営理念としたアイデアプレナーシップ(™)という独自の社風を持つ企業です。経営陣は、社員のアイデア重視、ビジネス主導、お客様中心の技術革新という社風の推進に努めています。この環境において、同社のあらゆるレベルの社員は、経営上の課題やお客様の課題を解決するための革新的アイデアを生み出すように支援され、奨励されています。画期的なアイデアを生み出す社員を引きつけ、育成するために、同社は雇用者としての企業ブランドの構築に多大な投資を行っています。

戦略

1. 新しい人材の発掘を重視: HCLはMAD LTD(Make a difference, Lead the Difference)というイニシアティブを開始し、インド国内の優秀な工学系大学院および経営大学院の学生にアピールしました。MAD LTDでは、若手起業家たちが、 社会、テクノロジー、ビジネスの3つのカテゴリーで「変化のアイデア」を登録します。最優秀賞を獲得したアイデアには、事業化資金が贈られ、HCLまたは社外でそのアイデアを実用化するチャンスが与えられます。その結果、 インド各地の100,000人の学生にリーチすることができ、開始以来、19,000件のアイデアが寄せられました。

今日の成功に貢献した3つの戦略成果

インド国内のキャンパスで100,000人の学生にリーチ

2. LinkedInを通じて、アイデアプレナーシップを紹介: HCLは、LinkedInでGold Career Page (ゴールドキャリアページ) (http://linkd.in/1fLBOH3)を設置し、求人情報、会社アップデート、社員のコメントの共有を開始しました。 同社は、閲覧者の地域とポジションに基づいて閲覧ユーザーをセグメント化し、研究報告書、イベント、Webセミナーなど、閲覧者に関連性の高いコンテンツを提供しました。また求人広告を使用して、転職潜在層の認知を促し、キャリアページへのトラフィック増大を図りました。

LinkedInキャリアページへのトラフィックが500%増加

全世界で求人に対する応募が28%増加

3. ゲーミフィケーションを使用した新規雇用者のアクション率の向上: HCLは、すべての新規雇用者に対し、採用通知受諾日にオンラインゲームのリンクを送信しています。このゲームは次の5つのモジュールで構成され、それを進めることでHCLでの業務を理解できるようになっています。1. 観念的思考の会得、2. 成長経路の設計、3. アイデアプレナーシップ、4. ワーク/ライフバランス、5. 理念と社風。各モジュールには、インタラクティブな質問、ビデオ、画像が含まれています。新規雇用者同士が互いにやり取りし、楽しく競い合いながら、ポイントとバッジを獲得します。

新規雇用者の関心が向上

LinkedIn採用ブランド 指標が37%上昇

IT業界の思想的なリーダーシップとしての地位を確立

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 18

サマリチェックリスト採用プロフェッショナルチームを管理する立場の方、または本ガイドの概要を短時間で把握したい方は、このセクションで特に重要なポイントを ご確認ください。

*Employer Brand Playbook (職場ブランドプレイブック) (http://linkd.in/1pF6kca)

採用ブランディング

全社的な取り組みを実現 マーケティング/コミュニケーション担当者、採用責任者、広い意味での人材採用チーム、および社員全員の協力を得て、採用ブランドの向上を図ります。

社員のネットワークからリーチを拡大 社員のLinkedInプロフィール上にある「社員ブランド広告」の広告スペースを購入してください。通常、このスペースのクリック率は、業界平均の20倍に上ります。** 複数のスタイルから選択するか、独自で構築したスタイルを使用してください。キャリアページの開始と改善 ビジュアルでアピール 簡潔な表現、 ビデオの利用、 表示情報のカスタマイズ、 会社ページ上の広告スペースを購入してトラフィックの増加を図る、などの方法を検討してください。

コンテンツの共有で候補者を育成 ターゲット別のコンテンツを制作し、コンテンツカレンダーを作成し、ブランドを維持しながらターゲットにアピールします。

採用ブランド指標を使って効果を測定 時系列変化、競合他社との比較、地域別の比較、職務別の比較によって採用ブランド指標のスコアを追跡し、LinkedInでの採用ブランドを活用したプロフェッショナルへのリーチとアピールで、どれだけの効果が出ているかを把握します。

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 19

付録

採用向けLinkedInツールのご紹介

LinkedInツール(無料)

個人プロフィール

基本検索

グループ (http://linkd.in/1erqnnD)

新卒向け求人とインターンシップ募集 (http://linkd.in/1el5mAu)

個人プロフィール

会社ページ (http://linkd.in/1hhAMXV)

ターゲット別ステータスアップデート (http://linkd.in/1el6Z0W)

API (http://linkd.in/1g7CJSb)

LinkedInタレントソリューションズ(有料)

LinkedIn Recruiter (http://linkd.in/QD8TQ5)

人材パイプライン(LinkedIn Recruiterのツール)

求人掲載 (http://linkd.in/1mY3WOT)

求人枠 (http://linkd.in/1hBQTKN)

スポンサー求人 (http://linkd.in/1hBQTKN)

キャリアページ (http://linkd.in/OE94sg)

社員ブランド広告 (http://linkd.in/1g8KdI5)

動画広告

スポンサードグループ

戦略的採用活動 求人ターゲティング 採用ブランド開発

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 21

よくある問題と解決方法10 common recruiting problems and how LinkedIn can help (人材採用に関するよくある10の問題点とLinkedInを使用したソリューション) (『今どき採用担当者ガイド』全編をダウンロードしてください)

プロフィール、会社ページ、ターゲット別のステータスアップデート、API、グループなど、無料のLinkedInツールを利用します。

採用担当責任者が、人材について非現実的な要求をすることがある。

問題点 LinkedInソリューション

ソーシャルネットワークを通じた採用活動に投資する予算が確保できない。

人材データベースレポートを参照し、LinkedIn Recruiterで概要レベルの検索を行い、期待レベルを設定します。

緊急に埋めなければならない職種がある。 求人をスポンサーに設定し、貴社の求人を掲載リストのトップに表示します。

重要なメッセージのリーチを拡大したい。 効果を上げているコンテンツをスポンサーに設定し、フォロワー以外のオーディエンスにリーチします。

候補者に関するメモを手書きで作成し、複数の異なるシステムに保存している。 人材パイプラインを使用して、優秀な人材を集約、追跡し、連絡を取ります。

LinkedIn Recruiterの検索結果が多すぎる、または少なすぎる。 さまざまなブーリアン検索を試行し、検索範囲を調整します。

InMailへの返信率が低い。 InMailで効果をあげるための9つのルールを試してみます。

新卒採用やその他の特別な人材の採用を増やす必要がある。

CheckInやカレッジページなどの学生関連のツールを使用します。

LinkedInでの取り組みが効果を上げているかどうかわからない。

事前に目標値を定め、プロフィールや会社ページの分析データ、Recruiterの採用データ、求人パフォーマンス、応募者の分析データ、採用ブランド指標などで効果を測定します。

LinkedIn今どきの採用担当者ガイド 22

その他のリソース

Personal Branding Checklist (個人ブランドチェックリスト) (http://bit.ly/1h7VpGH)

人材発掘 求人 ブランド導入

Global Recruiting Trends Survey (世界の採用活動の動向に関する調査) (http://linkd.in/1glW0P4)

2014年 人材採用の傾向: 社会人の転職に対する考えおよび動向 (http://linkd.in/1lmdf89)

Talent Pipelining Best Practices (人材パイプラインのベストプラクティス) (http://linkd.in/1e9H7zD)

The Diversity Hiring Playbook (多様な人材雇用のためのプレイブック)(http://linkd.in/1omD8JA)

Your 3-Step Recruiting Team Makeover (3ステップで実現する人材採用チーム改革) (http://linkd.in/1lAwFsD)

Create a Great Job Post(効果的な掲載求人の作成方法) (http://slidesha.re/1pVosN1)

7 Tricks to an Irresistible Job Description (魅力的な業務内容を記述するための7つのコツ) (http://linkd.in/1jxjjux)

Talent Brand Index (TBI) (採用ブランド指標(TBI)) (http://linkd.in/1gZdMh6)

The Employer Brand Playbook: 5 Steps to a Highly Social Talent Brand (職場の魅力をアピールするには: ソーシャルネットワークを駆使した採用ブランドのための5つのステップ) (http://linkd.in/1mIJ9yv)

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著者紹介

Mckenzie Lock LinkedInタレントソリューションズ、シニアマーケティングマネージャー

LinkedInのシニアマーケティングマネージャー。自身のキャリアが採用担当者によって変わった独自の経験を持つ。採用における効率と成功率の向上につながる魅力的なコンテンツの作成に取り組む。

Kate Reilly マーケティングコンサルタント

フリーランスのマーケティングコンサルタント。LinkedInタレントソリューションズチーム向けに洞察に富んだコンテンツを作成。Talentブログのレギュラー執筆者としても活躍。

http://linkd.in/1h5YC8l http://linkd.in/1lu0mZ1

西 勝清 シニアエンタープライズリレーションシップマネジャータレントソリューションズ

タレントソリューション部門の日本最初の社員として、日本における営業・マーケティング活動をリードしている。

https://www.linkedin.com/in/katsukiyonishi

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お問い合わせLinkedInタレントソリューションズの詳細について 次からメールでお問い合わせください: [email protected]

2003年の創立後、LinkedInは世界のプロフェッショナルをつなぎあわせ、生産性の向上およびキャリアアップをサポートしてきました。3億人以上のプロフェッショナルが毎日活動するLinkedInは、世界最大のプロフェッショナルネットワークです。

LinkedInのタレントソリューションズは、最高の人材の発掘、採用をサポートするソリューションです。LinkedInは、これらのサービスを通して、世界中のプロフェッショナルや企業のビジネスを応援します。

LinkedInタレントソリューションズ(英語)talent.linkedin.com

LinkedInブログ(英語)talent.linkedin.com/blog

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