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仮想化技術最新動向 仮想化技術最新動向 仮想化技術最新動向 仮想化技術最新動向と と採用 採用 採用 採用の のポイント ポイント ポイント ポイント 2009.03.13 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 インフラソリューション推進部 杉田 修一郎

仮想化技術最新動向ととと採用と採用ののポイントポイント · 仮想化技術最新動向ととと採用と採用ののポイントポイント 2009.03.13 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

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仮想化技術最新動向仮想化技術最新動向仮想化技術最新動向仮想化技術最新動向とととと採用採用採用採用ののののポイントポイントポイントポイント

2009.03.13

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

インフラソリューション推進部

杉田 修一郎

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本日お伝えしたいこと

ITITITITインフラインフラインフラインフラ市場市場市場市場においてにおいてにおいてにおいて、、、、仮想化仮想化仮想化仮想化はははは非常非常非常非常にににに注目度注目度注目度注目度のののの高高高高いいいい技術技術技術技術!!!!

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術はははは、、、、企業企業企業企業インフラインフラインフラインフラへのへのへのへの本格導入段階本格導入段階本格導入段階本格導入段階にあるにあるにあるにある。。。。

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術のののの採用時採用時採用時採用時にはにはにはには、、、、様様様様々々々々なななな要件要件要件要件とととと照照照照らしらしらしらし合合合合わせてわせてわせてわせて製品選定製品選定製品選定製品選定をすべきをすべきをすべきをすべき!!!!

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アジェンダ

1. x86仮想化市場の現状整理

2. 実績に見る仮想化技術活用例

3. 仮想化技術の導入メリットとは?

4. 仮想化技術採用のポイント

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1.x86仮想化市場の現状整理

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仮想化技術とは?

仮想化仮想化仮想化仮想化 :::: 論理的論理的論理的論理的なななな IT IT IT IT システムシステムシステムシステムをををを構築構築構築構築するするするする

• サーバやストレージといった物理リソースを、実際とは異なる論理的な構成に見せかけるこ

と。ITにおける仮想化は、その領域によって様々な意味を持つ。

• 現状では、仮想化と言えば、サーバ仮想化を指すケースが多い。

アプリケーションやOSをサーバで集中管理し、個々のクライアン

トPCにストリーミングによってプロビジョニングしたり、サーバで

処理した画面を表示させたりすることで、各クライアントPCが処

理を行っているように見せる技術

アプリケーション&デ

スクトップ仮想化

1本のネットワークケーブルを複数のケーブルとして認識させたり、

1台のハードウエアに複数の論理的なルータやファイアウォール

を構築したりする技術。

ネットワーク仮想化

複数の異なるストレージを1台のストレージとして認識させたり、

1台のストレージを複数台のストレージとして認識させたりする技

ストレージ仮想化

1111台台台台のののの物理物理物理物理サーバサーバサーバサーバをををを分割分割分割分割((((パーティショニングパーティショニングパーティショニングパーティショニング))))しししし、、、、複数複数複数複数のののの論理論理論理論理

サーバサーバサーバサーバとしてとしてとしてとして稼動稼動稼動稼動させるさせるさせるさせる。。。。

サーバサーバサーバサーバ仮想化仮想化仮想化仮想化

内容内容内容内容仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術

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サーバ仮想化技術とは?

サーバ仮想化技術とは、大きく 「ハードウエアリソースを分ける機能」 と 「ハードウエア

からO/Sを切り離す機能」からなる。

【【【【【【【【 ハードウエアリソースハードウエアリソースハードウエアリソースハードウエアリソースをををを分分分分けるけるけるける機能機能機能機能ハードウエアリソースハードウエアリソースハードウエアリソースハードウエアリソースをををを分分分分けるけるけるける機能機能機能機能 】】】】】】】】

1台のサーバを分割して、複数の異なるO/Sを

稼動させる

【【【【【【【【 ハードウエアハードウエアハードウエアハードウエアからからからからハードウエアハードウエアハードウエアハードウエアからからからからO/SO/SO/SO/SO/SO/SO/SO/Sをををを切切切切りりりり離離離離すすすす機能機能機能機能をををを切切切切りりりり離離離離すすすす機能機能機能機能 】】】】】】】】

O/Sをカプセル化し、ハードウエアの機種に依

存しないようにする

仮想化ソフトウエア仮想化ソフトウエア

RedHat

RedHat

Win2K

Win2K

Win2k3

Win2k3

SuSE

SuSE

x86 Server

(CPU、Mem)

x86 Server

(CPU、Mem)

仮想化

ソフトウエア

仮想化

ソフトウエア

x86 Server

(CPU、Mem)

x86 Server

(CPU、Mem)

Linux

Linux

Windows

Windows

仮想化

ソフトウエア

仮想化

ソフトウエア

x86 Server

(CPU、Mem)

x86 Server

(CPU、Mem)

Linux

Linux

Windows

Windows

簡単簡単簡単簡単にににに、、、、異異異異なるなるなるなるハードウエアハードウエアハードウエアハードウエア間間間間をををを簡単簡単簡単簡単にににに、、、、異異異異なるなるなるなるハードウエアハードウエアハードウエアハードウエア間間間間ををををO/SO/SO/SO/SO/SO/SO/SO/Sがががが移動移動移動移動がががが移動移動移動移動

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コンシューマ向けとサーバ向けの違い

サーバ環境向けコンシューマ向け

-VMware ESX

-MS Hyper-V

-Citrix Xen

-VMware Server

-VMware Player

-MS Virtual Server

-Virtual PC(無償)

【メリット】

性能劣化が少ない

【デメリット】

ハードウェアを選ぶ

【メリット】

ハードウェアを選ばない

【デメリット】

性能劣化が大きい

ホストOS型ホストOS型

物理ハードウェア

ホストOS

仮想化アプリケーション

OS OS OS OS

物理ハードウェア

ハイパーバイザー

OS OS OS OS

ハイパーバイザー型ハイパーバイザー型

メリット/デメリット

製品

用途

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時代の流れから見る仮想化技術とは?

ハードウェアハードウェア

専用プログラム専用プログラム

~1960

汎用機時代

~1960

汎用機時代

1970~

オープン系システムの登場

1970~

オープン系システムの登場

2000年代初頭

x86系のシェア拡大

2000年代初頭

x86系のシェア拡大

ハードウェアハードウェア

オペレーティングシステムオペレーティングシステム

プロセスプロセス

プロセスプロセス

ハードウェアハードウェア

オペレーティングシステムオペレーティングシステム

プロセスプロセス

プロセスプロセス

x86仮想化技術x86仮想化技術

�オペレーティングシステ

ムの登場

�アプリケーションの抽象

�x86仮想化技術の登場

�オペレーティングシステ

ムの抽象化

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サーバ仮想化技術に関連するITベンダーの動き

X86仮想化市場

VMware Xen

非オープンソース オープンソース

� 仮想化ソフトウェアベンダーの増加

→ Sun/Citrix/Microsoft/Oracle/Symantec…

� 新たなオープンソースソフトウェアの出現

→ KVM

� 仮想化ソフトウェアベンダーの増加

→ Sun/Citrix/Microsoft/Oracle/Symantec…

� 新たなオープンソースソフトウェアの出現

→ KVM

市場参入市場参入市場参入市場参入 市場参入市場参入市場参入市場参入

促進促進促進促進

�CPUベンダーの技術的後押し

→仮想化支援機能の実装(Intel-VT/AMD-V)

→マルチコア化

�CPUベンダーの技術的後押し

→仮想化支援機能の実装(Intel-VT/AMD-V)

→マルチコア化

� 3rd Partyベンダーの仮想化対応

→ Cisco/EMC/HITACHI/NetApp/Symantec…

� ユニークな新興ベンダーの出現

→ Vizioncore, Beeam...

� 3rd Partyベンダーの仮想化対応

→ Cisco/EMC/HITACHI/NetApp/Symantec…

� ユニークな新興ベンダーの出現

→ Vizioncore, Beeam...

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日本でリリースされている主なx86仮想化製品

Virtual Iron Single Server Edition

-高度な機能

-専用管理ツール

有り(有償)有償VMware Infrastructure 3

Citrix Essentials for Xen Server

Virtual Iron

-パーティショニングの機能のみ

-スタンドアローンでの利用

無し無償オープンソースXen

オープンソース KVM

有り(有償)

サポートの有無

-パーティショニングの機能のみ

-スタンドアローンでの利用

特徴

SuSE Enterprise Linux Server (*1)

Red Hat Enterprise Linux (*1)

Oracle VM

Microsoft Hyper-V

Citrix Xen Server

無償VMware ESXi Stand Alone

製品の有償/無償製品名

(*1) OSのパッケージとしてXenがバンドルされている。

製品自体の有償/無償、サポートの有無で大別される。

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技術トレンド

Linux Kernel

カーネルモジュール型カーネルモジュール型モノリシック型モノリシック型

仮想化モジュール

物理ハードウェア

ハイパーバイザー

ゲスト

OS

ゲスト

OS

デバイスドライバ

マイクロカーネル型マイクロカーネル型

物理ハードウェア

ハイパーバイザー

ゲスト

OS

管理

OS

デバイス

ドライバ

ホストOS

物理ハードウェア

ゲスト

OS

ゲスト

OS

� VMware ESX � Xen

� Microsoft

Hyper-V

� KVM

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オープンソース仮想化技術の歩み

• オープンソースコミュニティ(2006年プロジェ

クトスタート)

• 新興企業である、Qumranet社が手厚く後押

し。

• Red Hat社やLinux生みの親Linus氏の強力

な支持。

• 既に純正Linux Kernelに組み込まれている。

• 多くのLinux Kernel 開発者が、KVMプロジェ

クトに参加。

KVM (Kernel Based Virtual Machine)

• ケンブリッジ大学にてXen Projectがスタート

• Xen開発者により、2005年Xen Source, Inc.

設立

• 最初に商用Xen製品をリリース。

• 2007年10月 Citrix社に買収。CTOはじめ社

員の多くも移籍

• 現在、様々なベンダーからXenをベースとし

た仮想化製品が提供されている。

Xen

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2.実績に見る仮想化技術活用例

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導入事例1:部分的適用例

社内システムへの仮想化適用事例社内システムへの仮想化適用事例社内システムへの仮想化適用事例

• 対象システム

–プリンタサーバ

• 全社員向けのプリンタサーバ

�導入事例導入事例導入事例導入事例B(Xen Server)�導入事例導入事例導入事例導入事例A((((VMware)

• 対象システム

–全社ドキュメント管理システム

• 全社員が利用するドキュメント管理システムを

新規構築

クローニング開発環境VMwareMemory8GB Disk300GB Network1Gbps x4 NICCPU4CPU Memory8GB Disk300GB Network1Gbps x4 NICCPU4CPU

RHEL 4U4 AS(64bit)Oracle 10gR2Database (64bit)ドキュメント管理パッケージCTC EIManager開発アプリケーションMacromedia Flex 2.0Oracle 10gR3Application Server試行環境 本番環境RHEL 4U4 AS(64bit)Oracle 10gR2Database (64bit)ドキュメント管理パッケージCTC EIManager開発アプリケーションMacromedia Flex 2.0Oracle 10gR3Application Server RHEL 4U4 AS(64bit)Oracle 10gR2Database (64bit)ドキュメント管理パッケージCTC EIManager開発アプリケーションMacromedia Flex 2.0Oracle 10gR3Application Server

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導入事例2:開発環境適用例

■ユーザプロファイル

パッケージソフト開発会社様

■■ユーザプロファイルユーザプロファイル

パッケージソフト開発会社様

■適用箇所

開発環境

■■適用箇所適用箇所

開発環境

■導入背景(課題)

� 運用コストを押さえたい(TCO削減)

� サーバ台数を減らしたい(省電力、省スペース化)

� 開発環境の調達時間を短縮したい。

� 運用効率を向上したい(運用負荷軽減)

� パッチなどのバージョンアップ、ダウンを容易にしたい

■■導入背景(課題)導入背景(課題)

� 運用コストを押さえたい(TCO削減)

� サーバ台数を減らしたい(省電力、省スペース化)

� 開発環境の調達時間を短縮したい。

� 運用効率を向上したい(運用負荷軽減)

� パッチなどのバージョンアップ、ダウンを容易にしたい

■実現技術(アーキテクチャ)

� x86 ブレードサーバ (hp c-Class)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■■実現技術(アーキテクチャ)実現技術(アーキテクチャ)

� x86 ブレードサーバ (hp c-Class)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■導入効果

� サーバ台数の削減により、運用コスト削減・省電力・省ス

ペース化

� 開発環境の調達期間が数ヶ月から数日

� 遠隔操作が可能になり、自席にて複数の開発環境サーバ

の運用管理

� 異なるバージョン(OS・MW・パッチ)の開発環境を容易に構

築可能

■■導入効果導入効果

� サーバ台数の削減により、運用コスト削減・省電力・省ス

ペース化

� 開発環境の調達期間が数ヶ月から数日

� 遠隔操作が可能になり、自席にて複数の開発環境サーバ

の運用管理

� 異なるバージョン(OS・MW・パッチ)の開発環境を容易に構

築可能

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導入事例3:B2Cシステム適用例

■ユーザプロファイル

Webコンテンツ配信会社様様

■■ユーザプロファイルユーザプロファイル

Webコンテンツ配信会社様様

■適用箇所

コンシューマ向けサービスシステム

■■適用箇所適用箇所

コンシューマ向けサービスシステム

■導入背景(課題)

� 運用コストを削減したい。

� 運用効率を向上させたい。

■■導入背景(課題)導入背景(課題)

� 運用コストを削減したい。

� 運用効率を向上させたい。

■実現技術(アーキテクチャ)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■■実現技術(アーキテクチャ)実現技術(アーキテクチャ)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■導入効果

�データセンタのラックとサーバ台数の削減により運用コスト

削減

�サーバ構成をシンプルにして運用効率を向上、運用時間を

短縮してコンテンツ制作に集中

�可用性を向上しサービスを安定提供、新サービスの提供開

始もスピードアップ

■■導入効果導入効果

�データセンタのラックとサーバ台数の削減により運用コスト

削減

�サーバ構成をシンプルにして運用効率を向上、運用時間を

短縮してコンテンツ制作に集中

�可用性を向上しサービスを安定提供、新サービスの提供開

始もスピードアップ

VMware ESX

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導入事例4:基幹システム適用例

■ユーザプロファイル

官公庁、教育機関様

■■ユーザプロファイルユーザプロファイル

官公庁、教育機関様

■適用箇所

経理システム

■■適用箇所適用箇所

経理システム

■導入背景(課題)

� 運用効率を向上させたい

� 可用性の保証

■■導入背景(課題)導入背景(課題)

� 運用効率を向上させたい

� 可用性の保証

■実現技術(アーキテクチャ)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■■実現技術(アーキテクチャ)実現技術(アーキテクチャ)

� VMware ESX

� NASストレージ (NetApp FASシリーズ)

■導入効果

�仮想化技術の導入による他拠点散在システム統合で運用負荷の軽減

�仮想化技術で可用性を保証

■■導入効果導入効果

�仮想化技術の導入による他拠点散在システム統合で運用負荷の軽減

�仮想化技術で可用性を保証

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導入事例5:サーバ統合適用例

■ユーザプロファイル

大手製造業様

■■ユーザプロファイルユーザプロファイル

大手製造業様

■適用箇所

一部を除く社内全システム

■■適用箇所適用箇所

一部を除く社内全システム

■導入背景(課題)

� コスト削減

� 災害時の早期復旧

� 運用の統一と最適化

■■導入背景(課題)導入背景(課題)

� コスト削減

� 災害時の早期復旧

� 運用の統一と最適化

■実現技術(アーキテクチャ)

� x86ブレードサーバ

� VMware ESX

� SANストレージ

■■実現技術(アーキテクチャ)実現技術(アーキテクチャ)

� x86ブレードサーバ

� VMware ESX

� SANストレージ

■導入効果

�サーバとストレージの統合で4割のコスト削減

�災害サイトへのデータバックアップによるDRの実現

�全社で運用業務を標準化

■■導入効果導入効果

�サーバとストレージの統合で4割のコスト削減

�災害サイトへのデータバックアップによるDRの実現

�全社で運用業務を標準化

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導入事例6:ホスティングサービス適用例

IT統合基盤サービス「TechnoCUVIC」は、統合・プール化されたインフラをCTCが保有す

るデータセンターに設置・提供する 仮想化仮想化仮想化仮想化ホスティングサービスホスティングサービスホスティングサービスホスティングサービス です。

ホスティングされた仮想サーバを「月額課金」で提供

� 新規システムの構築や、既存システムの拡張に時間がかかる。

� システムにかける初期投資額が大きい。

� 保守・運用担当のSEが不足している。

以下のようなお客様の悩みを解決します。

データセンターデータセンターデータセンターデータセンター

ファシリティファシリティファシリティファシリティーーーー

データセンターデータセンターデータセンターデータセンター

ファシリティファシリティファシリティファシリティーーーー

サーバープールサーバープールサーバープールサーバープールサーバープールサーバープールサーバープールサーバープール

ストレージプールストレージプールストレージプールストレージプールストレージプールストレージプールストレージプールストレージプール

ネットワークプールネットワークプールネットワークプールネットワークプールネットワークプールネットワークプールネットワークプールネットワークプール

運用運用運用運用・・・・運営運営運営運営・・・・管理管理管理管理運用運用運用運用・・・・運営運営運営運営・・・・管理管理管理管理

VMVMVMVM PoolPoolPoolPool

システムA システムB システムC システムDWebアプリケーションSaaSサービスインフラ データセンターアウトソーシング

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3.仮想化技術の導入メリットとは?

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電力費電力費

経営視点で見る仮想化・統合化導入のメリット

1. 1. 1. 1. コストコストコストコスト削減効果削減効果削減効果削減効果1. 1. 1. 1. コストコストコストコスト削減効果削減効果削減効果削減効果

ハードウエア費、ソフトウエア費ハードウエア費、ソフトウエア費

インフラ保守・運用費インフラ保守・運用費

場所・建物費場所・建物費

2. 2. 2. 2. 消費電力消費電力消費電力消費電力のののの削減効果削減効果削減効果削減効果2. 2. 2. 2. 消費電力消費電力消費電力消費電力のののの削減効果削減効果削減効果削減効果

排出CO2削減による環境への貢献排出CO2削減による環境への貢献

電源枯渇対策電源枯渇対策

サーバ仮想化技術を用い、多数のサーバを、少数に統合することで、「「「「1111....コストコストコストコスト削減削減削減削減」」」」 及び、

「「「「2222....消費電力消費電力消費電力消費電力の削減」 が可能です。

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IT運用視点で見る仮想化技術導入のメリット

構築構築構築構築フェーズフェーズフェーズフェーズ構築構築構築構築フェーズフェーズフェーズフェーズ

ハードウェア調達期間中に事前環境構築ハードウェア調達期間中に事前環境構築

環境提供までの時間を短縮環境提供までの時間を短縮

サーバ仮想化技術を用い、多数のサーバを、少数に統合することで、「「「「3333....運用効率化運用効率化運用効率化運用効率化」」」」 が可能です。

分類分類分類分類分類分類分類分類

概要概要概要概要概要概要概要概要

設計作業の軽減設計作業の軽減

OS/アプリケーションの簡単インストールOS/アプリケーションの簡単インストール

サイジング作業の軽減サイジング作業の軽減

システム品質の向上システム品質の向上

システム全体における設定の標準化を実現システム全体における設定の標準化を実現

物理作業の軽減物理作業の軽減

配線作業負荷の軽減配線作業負荷の軽減

構築/障害テスト工数の削減構築/障害テスト工数の削減

クラスタ構成の構築負荷を軽減クラスタ構成の構築負荷を軽減

仮想化仮想化仮想化仮想化ののののメリットメリットメリットメリット仮想化仮想化仮想化仮想化ののののメリットメリットメリットメリット

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IT運用視点で見る仮想化技術導入のメリット

ハードウェア資源の増設を容易にハードウェア資源の増設を容易に

運用/保守対応の容易化運用/保守対応の容易化

サーバ仮想化技術を用い、多数のサーバを、少数に統合することで、「「「「3333....運用効率化運用効率化運用効率化運用効率化」」」」 が可能です。

保守保守保守保守フェーズフェーズフェーズフェーズ保守保守保守保守フェーズフェーズフェーズフェーズ

ファシリティ設計作業の軽減ファシリティ設計作業の軽減

ハードウェア交換作業を容易にハードウェア交換作業を容易に

電力/スペースの設計、プランニング負荷を軽

電力/スペースの設計、プランニング負荷を軽

リモート環境からの操作リモート環境からの操作

サーバの構成変更をリモートから実行サーバの構成変更をリモートから実行

移行作業/費用の軽減移行作業/費用の軽減

アプリケーション改修作業を削減アプリケーション改修作業を削減

開発環境手配の軽減開発環境手配の軽減

開発環境の構築作業を不要に開発環境の構築作業を不要に

分類分類分類分類分類分類分類分類

概要概要概要概要概要概要概要概要

仮想化仮想化仮想化仮想化ののののメリットメリットメリットメリット仮想化仮想化仮想化仮想化ののののメリットメリットメリットメリット

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機器調達機器調達機器調達機器調達ととととシステムシステムシステムシステム構築構築構築構築をををを並行並行並行並行でででで進進進進めることでめることでめることでめることで短納期短納期短納期短納期にににに対応対応対応対応機器調達機器調達機器調達機器調達ととととシステムシステムシステムシステム構築構築構築構築をををを並行並行並行並行でででで進進進進めることでめることでめることでめることで短納期短納期短納期短納期にににに対応対応対応対応

機器調達機器調達機器調達機器調達機器調達機器調達機器調達機器調達

環境構築環境構築環境構築環境構築環境構築環境構築環境構築環境構築

稟議 発注 機器搬入

プロビジョニング用サーバで

環境構築

� ビジネスが企画されたにも関わらず機器調達の期間待ちが発生するため機会を損失するリスクがある。

� プロビジョニング用のサーバ一台と仮想化技術の併用で機器調達の間に環境構築が可能に。

� ビジネスが企画されたにも関わらず機器調達の期間待ちが発生するため機会を損失するリスクがある。

� プロビジョニング用のサーバ一台と仮想化技術の併用で機器調達の間に環境構築が可能に。

従来従来従来従来までまでまでまで従来従来従来従来までまでまでまで

プロビジョニング用

サーバ

((((新規発注新規発注新規発注新規発注したしたしたしたサーバサーバサーバサーバがががが

届届届届くまでくまでくまでくまで一時的一時的一時的一時的にににに利用利用利用利用))))

スワップ

発注したサーバが届いた時点で

プロビジョニング用サーバとスワップ。

OSイメージも含めてディスク上に

作成しているためすぐに

並列進行

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術をををを利用利用利用利用仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術をををを利用利用利用利用

稟議

発注

機器搬入

環境構築

機器機器機器機器がががが搬入搬入搬入搬入されたされたされたされた後後後後、、、、初初初初めてめてめてめて環境構築環境構築環境構築環境構築

ががががスタートスタートスタートスタートするするするする

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� 一般にクラスターシステムを構築する場合、稼動系サーバと待機系サーバを対で用意する必要がある。

� 一般に待機系のサーバは障害時にしか利用されないため、待機系サーバから十分な投資対効果を得られている

ケースは多くない。

� クラスタシステムの設計・テストは複雑なため、このセットが多ければ多いほど作業負荷、運用負荷は増大する。

� 一般にクラスターシステムを構築する場合、稼動系サーバと待機系サーバを対で用意する必要がある。

� 一般に待機系のサーバは障害時にしか利用されないため、待機系サーバから十分な投資対効果を得られている

ケースは多くない。

� クラスタシステムの設計・テストは複雑なため、このセットが多ければ多いほど作業負荷、運用負荷は増大する。

稼動系稼動系稼動系稼動系 待機系待機系待機系待機系

システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムAA

稼動系稼動系稼動系稼動系 待機系待機系待機系待機系

システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムBB

稼動系稼動系稼動系稼動系 待機系待機系待機系待機系

システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムCC

一般的一般的一般的一般的ななななクラスタクラスタクラスタクラスタ構成構成構成構成

システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムAA システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムBB システムシステムシステムシステムシステムシステムシステムシステムCC

稼動系稼動系稼動系稼動系 稼動系稼動系稼動系稼動系 稼動系稼動系稼動系稼動系 待機系待機系待機系待機系

共通共通共通共通共通共通共通共通

N++++1111クラスタクラスタクラスタクラスタ構成構成構成構成

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術

をををを用用用用いるといるといるといると

仮想化技術により、複数の稼動系

サーバ(N台)に対して待機系のサー

バ(1台)を定義するN+1クラスタ構成

をとることが可能である。

仮想化技術により、複数の稼動系

サーバ(N台)に対して待機系のサー

バ(1台)を定義するN+1クラスタ構成

をとることが可能である。

待機系待機系待機系待機系サーバサーバサーバサーバをををを最小限最小限最小限最小限のののの台数台数台数台数でででで構築構築構築構築しししし作業作業作業作業・・・・設計負荷設計負荷設計負荷設計負荷をををを軽減軽減軽減軽減待機系待機系待機系待機系サーバサーバサーバサーバをををを最小限最小限最小限最小限のののの台数台数台数台数でででで構築構築構築構築しししし作業作業作業作業・・・・設計負荷設計負荷設計負荷設計負荷をををを軽減軽減軽減軽減

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メンテナンスメンテナンスメンテナンスメンテナンスををををオンラインオンラインオンラインオンライン中中中中にににに実行可能実行可能実行可能実行可能メンテナンスメンテナンスメンテナンスメンテナンスををををオンラインオンラインオンラインオンライン中中中中にににに実行可能実行可能実行可能実行可能

� 例えばメモリ不足によりパフォーマンスが悪化。メモリを追加するためにシステムの停止が必要となる。

� メンテナンスに伴いシステム停止が発生するため、管理者は週末や夜間に保守作業を行う必要がある。

� 例えばメモリ不足によりパフォーマンスが悪化。メモリを追加するためにシステムの停止が必要となる。

� メンテナンスに伴いシステム停止が発生するため、管理者は週末や夜間に保守作業を行う必要がある。

業務

A

業務

B

業務

C

� 業務C用サーバのメンテナンスのため

夜間にサーバを停止し作業を実施

� その間、業務Cアプリケーションも停止となる

� システム停止を利用者へアナウンス。

サービスレベルも低くなる。

従来従来従来従来までまでまでまで従来従来従来従来までまでまでまで 仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術をををを利用利用利用利用仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術をををを利用利用利用利用

業務

A

業務

B

業務

C

業務

C

メンテナンスに伴い、

業務Cを別のサーバ

へ一時的に移動

� 業務C用サーバのメンテナンスのため

業務Cアプリケーション(OS)を業務B用サーバへ移す

� その際、利用ユーザからは分からないようにセッションを

継続しながらメモリ情報をコピーする

� メンテナンスが終了したら元のサーバへ戻す

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システムシステムシステムシステム更改更改更改更改にににに伴伴伴伴うううう移行負荷移行負荷移行負荷移行負荷をををを軽減軽減軽減軽減システムシステムシステムシステム更改更改更改更改にににに伴伴伴伴うううう移行負荷移行負荷移行負荷移行負荷をををを軽減軽減軽減軽減

� 例えばWindows NT 等、すでにサポートが終了しているOS上で、OSに依存したミドルウェア/アプリケーションを稼

働させている場合、ハードウェアの寿命が大きな問題となっている。

� 現在販売されているサーバのほとんどは、Windows NT をサポート対象外としており、Windows NT 向けのデバイ

ス・ドライバは提供されていない。

� つまりサーバが故障した場合、新たなサーバを購入してもWindows NTを動かすことができない。

� 例えばWindows NT 等、すでにサポートが終了しているOS上で、OSに依存したミドルウェア/アプリケーションを稼

働させている場合、ハードウェアの寿命が大きな問題となっている。

� 現在販売されているサーバのほとんどは、Windows NT をサポート対象外としており、Windows NT 向けのデバイ

ス・ドライバは提供されていない。

� つまりサーバが故障した場合、新たなサーバを購入してもWindows NTを動かすことができない。

古古古古いいいいサーバサーバサーバサーバ古古古古いいいいサーバサーバサーバサーバ

古古古古いいいいアプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション古古古古いいいいアプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション

H/W : Pentium2

OS :Windows NT

DB : Oracle 8

++++

最新最新最新最新ののののサーバサーバサーバサーバ最新最新最新最新ののののサーバサーバサーバサーバ

古古古古いいいいアプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション古古古古いいいいアプリケーションアプリケーションアプリケーションアプリケーション

H/W : Pentium4

OS :Windows NT

DB : Oracle 8

++++

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術

によるによるによるによる移行移行移行移行

仮想化技術により、最新のハー

ドウエア上で、古いアプリケー

ションを稼動させることが可能

仮想化技術により、最新のハー

ドウエア上で、古いアプリケー

ションを稼動させることが可能

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4.仮想化技術採用のポイント

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仮想化製品選定時の検討項目

方針検討効果測定 設計/構築 運用 保守現状分析

APP/OS要件

アーキテクチャ検討

運用要件

性能要件

機能要件

将来性

移行手法検討

移行プラン検討

サーバ(物理)

ストレージ

ネットワーク

仮想化

統合対象決定

APP/OS

運用

コスト

ハードウェア

稼動状況

可用性レベル

机上

シュミレーション

統合率算出

実測

シュミレーション

コスト効果算出

様々な要件を考慮し、

どの仮想化技術を採用すべきか?

を検討

可用性要件

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APP/OS要件から見る仮想化採用のポイント

� ソフトウェアベンダーのサポートポリシー確認

OS/アプリケーションベンダーの仮想化製品上でのサポートポリシーを確認することは重要

主に分類される3つのサポートポリシー

� 完全サポート

� 条件付サポート

� 未サポート

� 相性の確認

x86オペレーティングシステム(Linux/Windows)と各仮想化製品の間には相性がある。

相性を決める3つの要素

� 仮想化製品上でのOSライセンスポリシー

� 仮想化製品とOSの相互互換性

� 仮想化製品とOSの連携によって実現される機能、性能

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運用要件から見る仮想化採用のポイント

� 人的資産の有効活用

サーバ管理者のスキルセットを最大限に活かすという視点で製品を検討。

� Linuxベースの仮想化製品 → Linuxエンジニアのスキルが活きる。

� Windowsベースの仮想化製品 → Windowsエンジニアのスキルが活きる。

� サーバ台数と管理者数の配置を最適化

サーバ台数、管理者数を見て統合管理ツールの必要性を検討

スタンドアローン型の低コスト仮想化製品少ない少ない

高度な統合管理ツールを持った仮想化製品少ない多い

高度な統合管理ツールを持った仮想化製品多い多い

選択候補の仮想化製品管理者数サーバ数

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性能要件から見る仮想化採用のポイント

仮想環境では、物理環境に比べ、オーバーヘッドが必ず発生する。オーバーヘッドを低減

する仕組みが実装されているか?が重要

� CPU仮想化支援機能のサポート状況

仮想化支援機能とは、CPUベンダーによるハードウェアベースのオーバーヘッド低減の仕組み

を指す。性能面で、仮想化製品を選定する場合は、仮想化支援機能をサポートしているかどう

か?が一つの判断となる。

� 準仮想化ドライバの提供

オーバーヘッドは、CPU、メモリ処理に比べI/O処理で顕著に発生する。I/Oオーバーヘッドを低

減する準仮想化ドライバが提供されているか?が一つのポイントとなる。

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機能要件から見る仮想化採用のポイント

仮想マシンの作成/削除

スナップショット

物理リソース制御

リソースプール

クローニング

統合管理

ストレージ連携

HA機能

自動負荷分散

ライブマイグレーション

ディザスタリカバリ

可用性を高める

高可用性を求めるアプリ

ケーションでは、必須となる

ケースが多い。

運用利便性を高める

サーバ台数が多い場合、

必要となるケースが多い。

(無償)

基本機能

(有償)

拡張機能

� 機能要件は、可用性、運用利便

性を元に決められる。

� 拡張機能は、コストとのトレード

オフ

� 拡張機能の実装度は、各仮想

化製品によって、異なる。

� 拡張機能の洗練度は、各仮想

化製品によって異なる。

1.必要な機能を決定する。

2.機能の実装度(有無)、洗練度によ

り仮想化製品を決定する。

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(参考)同じ機能でもクオリティが異なる

ライブマイグレーションのケース

1.移動先の物理マシンリソースに余裕があるか?1.移動先の物理マシンリソースに余裕があるか?

2.移動先と移動元でCPUメーカが同一か?2.移動先と移動元でCPUメーカが同一か?

3.移動先と移動元でCPU世代が同一か?3.移動先と移動元でCPU世代が同一か?

4.移動用のネットワークが確保されているか?4.移動用のネットワークが確保されているか?

5. 移動先と移動元で、ネットワーク整合性がとれてい

るか?

5. 移動先と移動元で、ネットワーク整合性がとれてい

るか?

6. 移動が失敗した時のリカバリ処理が可能か?6. 移動が失敗した時のリカバリ処理が可能か?

ライブマイグレーションを成功させるための6つの要素

A製品 B製品

自動化

自動化

手動で管理

同じ機能であってもクオリティが異なる。

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将来性

� 非オープンソース製品(メーカーパッケージ製品)

� 製品ロードマップ

� メーカ間の協業関係

� オープンソース製品

� コミュニティの活況度

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まとめ

ITITITITインフラインフラインフラインフラ市場市場市場市場においてにおいてにおいてにおいて、、、、仮想化仮想化仮想化仮想化はははは非常非常非常非常にににに注目度注目度注目度注目度のののの高高高高いいいい技術技術技術技術!!!!

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術はははは、、、、企業企業企業企業インフラインフラインフラインフラへのへのへのへの本格導入段階本格導入段階本格導入段階本格導入段階にあるにあるにあるにある。。。。

仮想化技術仮想化技術仮想化技術仮想化技術のののの採用時採用時採用時採用時にはにはにはには、、、、様様様様々々々々なななな要件要件要件要件とととと照照照照らしらしらしらし合合合合わせてわせてわせてわせて製品選定製品選定製品選定製品選定をすべきをすべきをすべきをすべき!!!!

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ご清聴ありがとうございました

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