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社団法人日本基礎建設協会正会員 本   店 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3丁目11-18 飯田橋MKビル 4F TEL:03(3230)4305  FAX:03(3230)3105 大阪支店 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2丁目5-30 3F TEL:06(6243)2380  FAX:06(6243)2373 東北支店 〒981-0104 宮城県宮城郡利府町中央1丁目2-12 TEL:022(349)0651  FAX:022(349)0652 北陸出張所 〒930-0858 富山県富山市牛島町18-7 アーバンプレイス 13F TEL:076(442)6552  FAX:076(442)6553 スーパーMMT工法 優れた品質を保証する拡底杭 (財)日本建築センター評定番号 BCJ-FD0335-03

優れた品質を保証する拡底杭MMT掘削機全景 深度検出部 スタビライザー ケリーバー 油圧フロント MMT拡底バケット 拡底機構(滑降方式)

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Page 1: 優れた品質を保証する拡底杭MMT掘削機全景 深度検出部 スタビライザー ケリーバー 油圧フロント MMT拡底バケット 拡底機構(滑降方式)

社団法人日本基礎建設協会正会員

本   店 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3丁目11-18 飯田橋MKビル 4F TEL:03(3230)4305  FAX:03(3230)3105

大 阪 支 店 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2丁目5-30 3F TEL:06(6243)2380  FAX:06(6243)2373

東 北 支 店 〒981-0104 宮城県宮城郡利府町中央1丁目2-12 TEL:022(349)0651  FAX:022(349)0652

北陸出張所 〒930-0858 富山県富山市牛島町18-7 アーバンプレイス 13F TEL:076(442)6552  FAX:076(442)6553

スーパーMMT工法優れた品質を保証する拡底杭

(財)日本建築センター評定番号 BCJ-FD0335-03

Page 2: 優れた品質を保証する拡底杭MMT掘削機全景 深度検出部 スタビライザー ケリーバー 油圧フロント MMT拡底バケット 拡底機構(滑降方式)

省資源時代に向けて多くの技術革新を図ったスーパーMMT工法 近年、市街地再開発やウォーターフロント開発など超高層建築物・大型構造物の需要が急速に進み、大きな支持力の得られる杭の需要が高まってきています。 また環境問題・コスト低減のおりから低騒音・低振動で、経済メリットの大きな杭が望まれています。 これらの社会的ニーズにお応えするために開発されたのが、スーパーMMT工法です。 スーパーMMT工法とは、一般のアースドリル工法に用いられるドリリングバケットで支持層まで軸部を掘削し、その後「MMT拡底バケット」に付け替え、杭先端部を円錐形に拡大掘削し、拡底杭を築造する工法です。

スーパーMMT工法の特長

杭一本あたりのコンクリート強度が大きくなるため、杭径を小さくすることが可能です。

スーパーMMT工法では、最小径1,000mmから最大径4,100mmまでの広範囲の杭サイズが、選択できます。

スライド翼という掘削翼が、上から下に滑降しながら少しずつ拡底する機械式の簡単な構造となっているため、他の拡底杭工法と比べて比較的小さなトルクで拡底が可能です。従って、故障の少ない等のメリットがあります。

「MMT底浚いバケット」により、1次スライム処理が確実に行えます。

1コンクリート設計基準強度 Fc=45N/mm2

までの施工が可能です。 構造体強度補正値mSn=0N/mm2

2 広範囲な拡底サイズの選択が出来ます。

3 拡底機構がシンプルです。

4 拡底処理が確実に行えます。

Page 3: 優れた品質を保証する拡底杭MMT掘削機全景 深度検出部 スタビライザー ケリーバー 油圧フロント MMT拡底バケット 拡底機構(滑降方式)

MMT掘削機全景

深度検出部

スタビライザー

ケリーバー

油圧フロント

MMT拡底バケット

拡底機構(滑降方式)

スライドガイド

スライド翼

スライド翼が上から下に滑降しながら拡底する。

■ 拡底部掘削開始 ケリーバーを左回転することにより、バケット部のシャッターを開く

■拡大スクレーパ閉 ケリーバーを左回転させることにより、軸部の取残し土砂をバケット底部より取込む

■拡底部掘削 ケリーバーを右回転しながらスライド翼を下げ、拡底部の掘削を行う

■拡大スクレーパ開 ケリーバーを右回転することにより、拡大スクレーパを開き、取残したスライムをバケット内に取込む

■ 拡底部掘削完了 スライド翼を完全に下げることにより、拡底部掘削を完了する

■拡大スクレーパ閉 ケリーバーを左回転することにより拡大スクレーパを閉じ、スライムをバケット内に取込む

■スーパーMMT工法施工手順図 スーパーMMT工法により築造される拡底杭は右図に示す施工手順に従って施工及び管理を行うことにより品質の高い杭を造成出来ます。

【MMT底浚いバケット】

【MMT拡底バケット】

施工手順と施工管理

底浚いバケットによる孔底処理

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(財)日本建築センターの評価事項

スーパーMMT拡底バケット(全6機種)

スーパーMMT杭の形状・寸法(軸部・拡底部径・拡低率)

コンクリートの許容応力度

評定書

コンクリートの種類

長期 短期

圧縮 せん断 付着 圧縮 せん断 付着

普通コンクリートFc  4

Fc  40 又は

3  4〔0.5 +

Fc  100〕

のうち何れか小さい数値

3  40 Fc 又は

3  4〔1.4 +

Fc  25〕

のうち何れか小さい数値

長期の2倍

長期の1.5 倍

長期の1.5 倍

MMTバッケット形式 軸部径(d) 拡底部径(D₁) D₁ ー d 拡底率

X900-1600 900 ~ 1000 1000 ~ 1600 ≦ 600 2.42 以下

X1000-2000 1000 ~ 1200 1100 ~ 2000 ≦ 800 2.89 以下

X1200-2600 1200 ~ 1500 1300 ~ 2600 ≦ 1100 3.13 以下

X1500-3300 1500 ~ 1900 1600 ~ 3300 ≦ 1400 3.11 以下

X1900-4100 1900 ~ 2500 2000 ~ 4100 ≦ 1600 3.06 以下

X2500-4100 2500 ~ 3000 2600 ~ 4100 ≦ 1600 2.56 以下

D1 ー d h1

0.3 0.706

0.4 0.941

0.5 1.176

0.6 1.412

0.7 1.647

0.8 1.882

0.9 2.178

1.0 2.353

1.1 2.588

1.2 2.824

1.3 3.059

1.4 3.294

1.5 3.529

1.6 3.764

<MMT拡底バケットの施工寸法範囲> <傾斜部高さ h1 算定表> <各部名称>

※ただし 1.拡底部径D₁(m)は、4.1(m)以下 2.有効径D₂(m)=(拡底部径D₁ ー 0.1)(m) 3.有効径D₂(m)は、4.0(m)以下 4.拡底率=(有効拡底面積 /軸部面積)は、3.13 以下 5.拡底部の鉛直に対する傾斜角は、12°以下 6.拡底部の立上がり高さは、50cm以上 7.拡底しない場合は有効径=軸部径とする

ただし、Fc:設計基準強度は18N/mm²~45N/mm²とする。なお、コンクリートの呼び強度(調合管理強度(Fm))は、設計基準強度以上とする(構造体強度補正値(mSn)は0 N/mm²とすることができる)

スーパーMMT拡底バケット形式

拡底部径D1

軸部径 d(m) (m) 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 4.0 4.1

X 900-16000.9 1.00 1.23 1.49 1.78 2.09 2.42 1.0 1.00 1.21 1.44 1.69 1.96 2.25

X1000-20001.0 1.00 1.21 1.44 1.69 1.96 2.25 2.56 2.89 1.1 1.00 1.19 1.40 1.62 1.86 2.12 2.39 2.68 1.2 1.00 1.17 1.36 1.56 1.78 2.01 2.25 2.51

X1200-2600

1.2 1.00 1.17 1.36 1.56 1.78 2.01 2.25 2.51 2.78 3.06 1.3 1.00 1.16 1.33 1.51 1.71 1.92 2.14 2.37 2.61 2.86 3.13 1.4 1.00 1.15 1.31 1.47 1.65 1.84 2.04 2.25 2.47 2.70 2.94 1.5 1.00 1.14 1.28 1.44 1.60 1.78 1.96 2.15 2.35 2.56 2.78

X1500-3300

1.5 1.00 1.14 1.28 1.44 1.60 1.78 1.96 2.15 2.35 2.56 2.78 3.00 1.6 1.00 1.13 1.27 1.41 1.56 1.72 1.89 2.07 2.25 2.44 2.64 2.85 3.06 1.7 1.00 1.12 1.25 1.38 1.53 1.67 1.83 1.99 2.16 2.34 2.52 2.71 2.91 3.11 1.8 1.00 1.11 1.23 1.36 1.49 1.63 1.78 1.93 2.09 2.25 2.42 2.60 2.78 2.97 1.9 1.00 1.11 1.22 1.34 1.47 1.60 1.73 1.87 2.02 2.17 2.33 2.49 2.66 2.84

X1900-4100

1.9 1.00 1.11 1.22 1.34 1.47 1.60 1.73 1.87 2.02 2.17 2.33 2.49 2.66 2.84 3.02 2.0 1.00 1.10 1.21 1.32 1.44 1.56 1.69 1.82 1.96 2.10 2.25 2.40 2.56 2.72 2.89 3.06 2.1 1.00 1.10 1.20 1.31 1.42 1.53 1.65 1.78 1.91 2.04 2.18 2.32 2.47 2.62 2.78 2.94 2.2 1.00 1.09 1.19 1.29 1.40 1.51 1.62 1.74 1.86 1.99 2.12 2.25 2.39 2.53 2.68 2.83 2.3 1.00 1.09 1.18 1.28 1.38 1.48 1.59 1.70 1.82 1.94 2.06 2.19 2.32 2.45 2.59 2.73 2.4 1.00 1.09 1.17 1.27 1.36 1.46 1.56 1.67 1.78 1.89 2.01 2.13 2.25 2.38 2.51 2.64 2.5 1.00 1.08 1.17 1.25 1.35 1.44 1.54 1.64 1.74 1.85 1.96 2.07 2.19 2.31 2.43 2.56

X2500-4100

2.5 1.00 1.08 1.17 1.25 1.35 1.44 1.54 1.64 1.74 1.85 1.96 2.07 2.19 2.31 2.43 2.56 2.6 1.00 1.08 1.16 1.24 1.33 1.42 1.51 1.61 1.71 1.81 1.92 2.03 2.14 2.25 2.37 2.7 1.00 1.08 1.15 1.23 1.32 1.40 1.49 1.59 1.68 1.78 1.88 1.98 2.09 2.19 2.8 1.00 1.07 1.15 1.23 1.31 1.39 1.47 1.56 1.65 1.75 1.84 1.94 2.04 2.9 1.00 1.07 1.14 1.22 1.29 1.37 1.46 1.54 1.63 1.72 1.81 1.90 3.0 1.00 1.07 1.14 1.21 1.28 1.36 1.44 1.52 1.60 1.69 1.78

杭の設計及び形状寸法

コア強度と採取位置(深度)との関係