松根油製造試験報告

守牧

屋野

清重

政利

松脂採集井ニ松脂蒸飽

ヨ

MY松精油製造ニ開シ-プ

刀一義ニ林業試験所ニ於-ア守屋物四郎.石坂四郎雨氏

ヲリテ試験セクレ其結果川林業試験報告第五競ニ掲載セラレタ

ηノト雄モ松根ノ乾儲-一

ヨリア得一フy、

松精油即チ普通松根油ト蒋ス

Yモノ

〉製造試験ニ就-ア一公表セ一フレタMYモノナク、又従来本邦各地二於日ア

y

、松根油製造業

ρ専-フ乾館法ニ

試験ニ就-ア刀未タ之レ有UFヲ間カス、而シ-ア現A1我凶ニ於ケ

Y松根油ノ産額

ρ松脂ノ蒸館-一

'ー司丁

ヨリノ、松根ノ水蒸気蒸儲

ヨソア得-フy

、松村油ノ製造ニ閲ス

JV

ヨリテ得ラ

JV

、松精油ニ比シ甚タ多ク向ホ盆

t

増加ス

UF傾向ヲ有シ、需要モ連年増加ジ来レリ.然

y

/

?、故ニ其製法等各地白カ一フ長短ア，?ト雌モ多ク

ニ従来此事業タ

y

ヤ山間ノ地農家ノ副業-一係レ

川甚タ幼稚

シア改良ス

~キ知宵多ジ、而シア全園ニ折、ヶY

松樹ノ伐採

ρ

年々多額二上

Yヲ以-7其根株モ亦甚多シ其中地勢上採

掘シ難キモノア

η

ノト錐モ伐採後数年ヲ経過セシ

モ

ノ

刀多ク

川容易ニ採掘シ得へ

ク又之レ

カ潟メ

林

地

ヲ害ス

Yコ

トモ少ナケレ

J 、

一概ノ廃物利用ニ外十ラス、サレ

月期業ノ向進歩ス

ヘキモノト思考セラ

y、

ヲ以テ\地方ニ於47簡単ニ行山

レ得へ

キ方法

ヨリア英生産量.品質、及精製方法等ニ就ア本場ニ於-ア四十

二年秋季ヨワ凶十三年中ニ該試験ヲ行ヒタリ'

松根油ノ製造

ρ現今欧洲ニ於-アモ東部濁逸ポ

1

一ブンJ

，フィンランド、他ノ北部露西亜、及

fヰ

1J

アン等-一

於テ行山

レ居レリ、市シア本邦ニ於-プ

川関西地方ヨ?多ク産出シ其大阪ニ於

Fプ取引セク州、

モ

ノ

ヶ

年

一高画二曲川

一斗入石油鐘二個)東京ニ於ア

川凡ソ二千曲ナ?ト一玄フ.叉其債格』

一曲ニ付卸普通七入国

内外ナリ

JJ/五

士長山内

11i

,

. ，、、

一般ニ共性質及組成同様ニ

ン-プf

ジ」等ナη

ノ、市シ平ノ『シ

スト

ηノン

Lヲ合有ス

シア北九成-分川「Jプキ

ノV

~

ノ用、治川共ニ慨深「ぺイ

ン

ト

L及泳等ノ溶剤トシ

-ア用ヰ一プ

ヰ-フレ又醤療器等ノ洗撫用トス

轍入ハ甚タ

近年ニ至

η

ノ松精油及松根油ノ需用川大ニ増加七

四四

此ノ巾九割以上

外ナリ

JV

M

松精油ノ輸入額ヲ一不セ

山左ノ如シ

シキ増加ヲ見ス試ニ、近年ニ於ケ

十十十十十十十十

十

十

へム議了間

4RT当

Aq，、、‘.

(銚入及栂入)数

年

四〆じ

t七

JLtf 量

年

一、八二八

四

年

四回、二七

五

年

一七、二八六

_.1，ーノ、

年

三八.九三五

七

年

二五、五問。

i¥.

年

二七、六四八

JL

今ー

六O、五七九

年

四二、一二七

六三、七八五

年川北米人口衆凶ヨリ輸入ス

J"

'1::

ノナ

y.而シア其債格川十米「ガ

ロ

ン」即チ

ス

p

ヒ.

ン」コアキス

口、シ

一

ノV

ρ

松精油ト具

y

著シキ貼ト

モノ多量ヲ占メ松精油川其他香水、薬品ニ用

ス、松精油及松根油

二ヨ

JV

、

モ内凶製松松油ノ庄一組毛亦増加セ

四

ノl

JL 三和

八円

fi 一六、八六九

四六、八八五

一入、二九五

四九、五

五

四二、一六四

三五.六二八

入三、四二二

五七、五八

五回、九一九

プJdJハ

}V

唱p，、、

ストリ

ン」及「ダイ

Y

ヲ以-ア外凶品ノ

s 、、

一曲ニ付十四国内

一、

マ問先山

?!諜邦下

於ア

一於ク

ル松根油製造業ノ概況

一般ニ行ハ

y

、松枝油製造業/有様及其経済紙態ヲ略述ス

J~'

I

本試験ヲ述フ

JV

必要ヲ認ム

Y

ヲ以-アぷ1左ニ最近ニ調査セシ岡山腕下ニ於グ

Y

期業ノ概況ヲ迅へ

ントス

製造所川上房郡

E搬村.同郡山立野村、同郡下竹ノ庄、吉備郡大和村、御津郡長田村‘同郡建部村ノ六ヶ庭ニア

ηノ、

数名宛ノ組合事業ニ

ジ

-7

四十二年一月開始セリト云ア而シア其中貰見シタ

;V

AE制村.笠野村及下竹ノ

庄j'三ケ蕗ナワ/、其装置方法等何レ

モ同式ニ

シア乾溜器ニ大小ノ差ア

Yノミ、互瀬村ニ於ア

川五十投入時

釜二個ヲ備へ豊野村ニ於-ア

同七十貫入竪釜一倒、下竹ノ庄ニ於ア

山百貫入竪釜一例ヲ仙~ヮ.此ノ一一一ケ所

ニ於7uy設備三千固ヲ要セリト云ブ

原料

ハ附近一皇内外ノ民有山地ヨ汁ノ採集シ居レリ、一山シア百年以上ヨワ三十年生位ノ亦松根株一一

シ

です

伐採時ヨリ約十年経過セシ

債刀工場者十貫目ニ付平均二十銭ニモノヲ埴皮ト

ス

レトモ数年乃至二十年経過ノ

モ

ノ

モア

ηノ、而ジ-ア此ノ原料ノ

シ-ア悪シキ

月十五銭日以モ佳良ナ

wyモノ

川二十五銭ナワ\其中運賃ハ

十貫目ニ付一旦七銭ヲ要ス、巨樹村ニ於-ア

ノ、

ヶ月原料三千賞、豊野村ニ於一プ

ハ二千貫下竹ノ庄ニ於-プ

四千貫ヲ消費ジ

ヶ年中約九ヶ月間行ヒ二三ヶ月

ρ蛇々ノ故障ノ潟休業スト云フ、

燃料

川原料ノ悪シキ部分其他木清等ヲ用ヒ叉近来月乾俄

ヨワア得タ

UY木炭ヲ用ユ

ノV

ニ至レワ之レ

ハ乾倒木炭ヲ貞出ジ居タ

Y

モ北(俄格低下シ経済上引合刀サ断

生産量及債格、五十貫入釜ニアマ

Lア

ρ

一一凹ノ乾綿ニ十時間乃至十二時間ヲ要シ百貫入ノ

二十八時間乃至二十時間ヲ要七

7.市ジア原料五十五貰ニ封ジ、粗製軽油一斗二舛、「タ

1Y

」七舛、木茨約十投

初メ

ニ至リシヲ以-プ品.

ごE

ノ

ニアワア

ヲ産シ、又此粗製軽油ヲ乾儲シ一ア

一回精製ジ

一等品三舛四合、二等品二舛

J二等品一舛二三合‘(此ノ三等口山ト

ザ稽

ルモノ

川其比重水ヨワ大ナリ)元油二舛

J紫色ヲ帯プ)「ピッチ」一件ヲ得

y

ト云フ.

販

路

製品ハ悉ク大阪-三貢出セリ(大阪市北恒下一硝島町二丁目田中治太郎)而シ

-7

呼通一

同製/

一等dmズ

JZ乙

一ニヘ

大阪着一箱七国内外こ箱

ρ

石油鐘二個)ナレトモ時々高低ア九二競五十銭低Jニ競一回低石田一地方ヨリ大阪

迄ノ運賃一箱ニ付二十五銭ニ嘗

Y之レ多数出ス時-一シア

一貨車借切ノ場合ナヲ.而シア

一度ニ百箱乃至

二百箱

E

瀬村及下竹ノ圧合セア出シ、若シ小数ナク

一箱ニ付五十銭ヲ要ス.又乾儲木炭ρ備中上房郡高

梁町-一出シア四貫入一俵ニ付入銭乃至十二銭.高梁迄一俵ノ運賃一銭五厘ヲ要ス、此ノ木茨ノ債低廉ナ

ノV

ヲ以ア近来月乾留ノ燃料ニ供セ

ηノ而シテ五十貫入一

回ニ付二俵宇乃至三俵ヲ要ス、又「タ1W

」川

一結一回

五十銭乃至一国(此/褐色「タly

」刀舶綱ニ用ユ

Y

モノナ

ηノ)

諸入費、

木割ニ付一釜一人持、火夫.乾溜其他雑用一人ヲ要シ、共日嘗四十銭!四十五銭ナペ叉原料山

人

ニテ四五十貫採掘ス此ノ掘賃十貫目ニ付七袋、運賃一里七鏡、松松原債十貰ニ付五銭即チ原料十貫ニ付約

二十銭トナペ此等ノ諸雑費ヲ引キテ現今円相官-一利盆アリノト云プ、

又豊野村ニ於ケ炉斯業者ノ号一口

ヨ

レ

川島根腕及鳥取腕下ニ炉、-プ川常一腕下ノモノヨy

モ其規模大ニ

ジ

プ

製痘家

A

深サ四尺径三尺、五十貫入釜各十制・入個、十二個位宛据付ケ竿数交代ニ用ヒ居

Yト云フ、而シテ照

料刀工場着十貫目ニ付十銭

l十二銭ナリ(岡山牒ニ於-ア川十八銭

1二十銭)ト云~

山岡山腕下ノ

エE

ノ

ヨ

川向有利ニ経替サレ居

Yナ-フ

-J

現今岡山膝下ニ於ケ

ト、百貫、百五十貫入ノ如キ過大ナY竪益ヲ用ユ

Y製造方法円筒幼稚

ジア其改良ス

へキ著シキ数貼ヲ皐クレ

J、

JV

コトヲ避ク

シ

下竹ノ庄ニ於ケ

Y

百貫入思先立ニ就テ

按ス

Y

ニ'其燃料及時間ヲ比較的多ク要スY

ノミナラス完全ニ乾儲シ査ジ難キ

コト明一プ.カ

ニシテ木炭中

尚一割以上ノ木ヲ残留セリ、故一一五十貫以上ノ竪釜ρ得策ナラス、百賞、百五十貫トナラ

A

熟ノ惇播速ニシア一好果ヲ得へジ、

A

宜シク杭各

，ス

へジ然-フ

二、乾舘

ヨ

9-

ア生ス

Y瓦斯ヲ利用ス

ヨ奇

τ3

嘗地方ノ装置ニ於-ア

ρ

乾儲瓦斯ハ乾備校ト共ニ出ジ宅一

内ニ放散ス

Y

カ稿、改良シタ

MHモノ

モ室外ニ導キ放出セシ

ム

MYニ過キ

ス、現ニ四十二年中此ノ瓦斯ノ鴻メ

一戸一樹村製む所ニ於ア

期A

燃焼ニ嘗リ'-ア費熱量多キ

モノナレ

ハ火災ヲ起セリト云ア、松根乾儲

モタ

ly

」ヲ洗際ジ

(三) JV

一後度程乾内官官 ニ

シ導

アキ

得以タア

燃料ヲ

刊iプ

シ

y原油ヲ精製ス

JV

ミナラ

ス、軽油ノ品質ヲ

L、

JV

一定セシ

此等著シキ数貼ヲ改良ス

Lノ

ハ同地方ニ於ケ

一

一、

松根

ノ乾飽及「タ

内国ハハU

一己コ

ヨリア生ス

MY瓦斯川其円一旦甚タ多ク且ツ此ノ一九

で一度水中ヲ通シ-ア管ヨリ多少滋浸ミ出ス

タ

、

LL

印国ヒ

J40

寸hwドョ寸

JV

ノ

スシ-ア水蒸気ヲ迩シア恭儲ス

シ、之レ其速カナ

ニ容易ナ

MF方法ナ

v

川ナリ而シア其残部川位儲ス

シ

UF斯業川向有利ニ経倍セラ

ノV

シ

ノレ

ノ

水(ー)蒸装位置/門

系

舘試験

本場ニ於一プ試験ヲ行ヒ

タ

y

乾儲装置

ρ

甚

タ簡皐ナ

JV

ct

ノ

一

シテ第

同ニ一不スカ如ク、A1山知

錨製乾儲器、B.A煉瓦製也

C

及U、月銅製蛇管冷却器、

D

ρ

乾儲波受槽

ニ活栓アソテ溜液ヲ

ジ-ア其下部

第)

時々受山市ニ集ム、又第二ノ受槽U、中

刀殻メ水ヲ六

七分目迄入レ置キア乾儲

ヨリア費生ス

wy一九斯ヲ

シテ此ノ水中ヲ迅過セ

シメ油一分等ヲ洗糠シ此ノ柑

ノ上部ヨ

η

ノ夏ニ餓管

E

ヲ羽一シ-ア也ノ後方ニ導キ乾

(同

館山高ノ底部-一一於-ア燃焼セシJV

モ

ノ

J主

よ‘

松根ノ乾儲装置ニ付ア注意ス

"�-

川普通澗葉樹ノ

川見儲装置ニ比シア冷却ヲ

一局強クセ。サ

wy可ラス叩

チ

一制ノ長大ナ

、

ιリ河】

ノ」阿目」=MF

Y

冷却管ヲ用ユ

山戸カ刊訂シク

官場ニ於-プ行ヒ

シ装置ノ如ク二個ノ冷却探ヲ用ヰ

}JFρ

サ

Y可ラス、之レ油脂合量多キ松松山乾倒

嘗場ニ於テ試験一一用キ

シ許毛市川副uhL庁、、

vv

pM門戸

tデhMJ1ta市明凡

川石炭ヲ用ヰタリ.而シ-ア貼火後一時間内外

UY「タ1

Y」汗ヒ白カラ判然タ

タ山戸液山下部ニ木酷液沈溜ジ上部

-ア多クノ賞験-一ヨ

レ

A短時間ニ乾留シ

多ク、木酷液ノ量

ρ之ニ反セワ、故一一松松油製芯ノ目的-一

示ス如キ装置ヲ用ヰテ水恭気ヲ)辿ジテ蒸儲シ粗製松山肌油ヲ

居ノ合油「タly

」ヲ木酷液ト分離シ之ヲ弐

〕三o

一方リア

一時ニ多量/掠脱税油及一

a

タ

1Y

」ヲ費生ス

Yヲ以一アナy

シ

ア

一阿ニ付原料七耳目ヲ入レ得可キ

ノ

シ-プ屯中/燃料

モ

シ

-7

侭液出初メ三時間内外ニア乾侶ジ絡レ

リ、受器一一集リ

A即手軽油ト混合セ

MY層ヲ潟セワ而シ

タ

MYモノ

山長時間ヲ要セ

ヨリ軽「タly

」ノ生産量

A比較的

シ

モ

ノ

川成

wy可ク火力ヲ大

シ蓮カ

ス、上

一行フヲ可ト

f守A

、山創製「レ

シテ原油ヲ共存丑ノ四分位迄入レ

μ

、ナlV

~I;i)

戸ト」ニ

製蒸気殺生器ヲ用ヰテ多長ノ水蒸気ヲ費生セ

シメ

b

ノ

K5

試ヲ

ιur

回ノ一

ye

刃

C

ナ

Y銅製導管ニ遁ベむ

片ト」ノ内底部ニ於ア廻旋シ其

ハ

A1レ

第)

JI'~ l羽

多数ノ小孔ヲ具フ、故一一水+詩集ρ

此等ノ小孔ヨリ峰ニ脳出

yJ

小ノ原油

ρ

忽平熱セ一フレ揮後性ナ

y、

WY「フ以-ア「レ

V

畑川王'巾同ハ

句'''」"問寸

a

、町4.

，

燕授シ

ム円山1)L'

L

H

1

1

Y蛇管冷却器

シ.水ト府ヲナ

ヨワ-プ

M町内初セラレ

k

、七、ニ出

ι

;日

pwHH

ノ

l

ゴノ

-E

シ渋柿色ヲ呈シ上部ニ浮フ.之ヲ粗製松枝油トナス、

(同

郡(二)

大第

村同

泣J 試

黒!故

松

樹凶(I

If ir: 内

外

右ノ方法

テ先ツ珠備試験ト

シ-ア府下在原

ヨ

シテ伐採後約十年ヲ経過シワ/

ノV

民まヲ同本店ジヰ品切ノたサ

4FH14bq-

巴

44

イJ4

イψi3l:31~

河ー一ノ-

4ア試料

一供シ

hyyuV大成総山次

表ノ如シ(此ノ場合川小形乾侃器ヲ用ヰ〆

yiヲ以-アト枠制原料一貫

五百日乃五三貫目ヲ供試セリ

第一表甲

!計主士十九八七六五四一 一回国岡田回目回回国岡田回

二 一一 ←一一一寸ム|松

こをそでーでープででででて It民五九 O 五五四四五五五五五三|大四 o 0 0 0 0 0 0 0 0 0 二|松一二J二ー豆一Qー♀_Q 000 立_Q__O_Q_p.lー←一

四|木四九七二二二二二二三二三二|

ふLiLL138 空交 s-Lじよ竺l 舘木

ノ

車t

七一

0 一七四五四四五五四大五、問大 λ 大- 0λλ0 凹九四八六 |15If[---五_j_r.一主_.二一五ーム」二一三J二]し色色一一

l 車~I ----, I

;i.七四三二一二二二二二二二|ぞ|た二四五九九六九五九三二九 1111ú 豆一二二七ーミ i主-JjL二t，;________gLJ_一一戸一ιニ l

Fレ松|

- 1-:;'伎 i

ij とき|一四・七

一五・大

一九・八

一七・C

」

-uru

-，寸ノ・JF

一九・0

一三・七

a''u・1、

-Jノ

f

ノPLJ

一四・七

一八

一七・九

第一表乙

|平[面 一一一!イ|五二七大大大大六六五大五五五大大大大六己六ー云 611| 相I !v I 車路四二大 o 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 五 o 0 I:_ 辛子一七時四 o 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 瓦1 1 J

|松 I -1 巴ム ー I __ I JV ーで -枝 1;'一九一一一一ー一一一 一一一 一一一一一 一一| 1 , 針七四五三一七七七八九九九二 C 三八 o 0 0 i l月三二一七|油|みス}五二三手五二L二ー三二大七一六九凶 三三九三 o 0 九九ON J2f '1/劉$m I 笠位 lλ=;1 気

枝川?i 蒸泊二大ー二・二二二三一一一二ご二一一一一・二一一一松川 L!岬J久 O 二九二九人 λ 八 O 九大九五 O 二三七八七四一九三七件ムこ ~nl

rJH ;)i. 0 二云去 λ 二主土土自主三一土ム二土ム主主主主ij百三_i I |ル松 I I 残根 II -lY由: I

七三 λ 七八七七七大八八八七七七八八 λ ノL ノL ヒ八八八 Ifふ 1 1 宇古 O 子。了ででも?子?甲宇古手子て子手千?亨子 i Iレリ I大一二 O 九四日~l 二九八九八六二一Jr.四九九九 C 匹!じ五 O ~ó' '-タ I

Lー

ニコロ

、­、.--

.-' -F

RIl チ

|司

ノ根株ニアモ素ヨリ其部分

料ニ就-プ川純「タluy」ノ合長松根ノ重量ニ封シ

此ノ軽，タly

」ノ水蒸気恭一備

ヨリア得-ブ

即チ少キ

一四・Oμ

内外

ジア多キ

川殆ン

J、

y

和製松根油二ニムハ

MWナリ

キ

UF約百年生黒松ノ伐採後三ヶ月ヲ経過セ

シ民-まヲ式ヰユ士、

JJ主印刷

tqtq=

ノ-一二H

寧Aq--れV

三官

1fE

(三)第

回

試

験

林業試験場内ニ於ケ

シタ

uy一其結果

ρ左ノ第二表ノ如シ

第二表

l 松

主主

ιb化

松

ノ

} -J -ｭp -

ヨソア成分

一差異ア

UJヲ以-プ軽油ノ合量モ

一定セ

ス、而シ

一四・O乃至二三・OMWニ

シア平均一

人・OMWヲ示セリ、而シ

ヨリア異同アリ

ブ

JV

、和製松根油ノ合量モ亦艇「タ

1uy」ノ部分

戸ア此原

ト三

0・0μ

至リ平均二

0・四μ

ヲ示セ

η

ノ又松根重量ニ針ス

J1

2H

BUH叫

'!

二大 JV

八一匁」

十 yレ t~

i Z1枚

コ七ス三 1;;- 7.、

一 λ 五二.， 一

i 松 l

hf )V

/

水11:止

策;1J主

主留

一一一

明一木

五00ω一

五.CCC

一

五‘0CC

一

一五、0CC

一

五一二二 l

う二芸巳|茨!二二 I.._.,: V ニ匁 "J.i

一一 |ふ ; srt ..

[ 四日

h

一「呉市」ニ針一松根ニ鈎丸

、古一久市松根泊一ル松根泊

匁拍一

一四七一二一一・三二・九

-九三一二

C

・七一

八四二了二

問二同一一二三一平サ

凶岡田

計

即'y

軽「タ1fA

松根重量ノ平均九・三%、外

中ニ合有セ

比誌へム民自、七

ノキ

R-悦現'Tf4pq

州州WJ

一一←一・I1

粗製松根油川

シ-プヘムuv円

目古4

・+介川』

封ス

四プ乾備ニ際シ前阿ニ於-プ

タ

一・三μ

一

松根油ノ合量甚劣レ

ソ

而ジ

居ヲナシア浮へ

そ今回ノ試料ニ於テ

ニ沈澱シタリ、而

UJ-プ此ノ貫「タl

Y」ヲ恭倒シ

一「タ1

二五九七

一一、(十〉一一一一

一一、ムハ・八ム

!一一一九

一、九・八

平定

大一九

キ仲h

一重「タ1YL一一・九%ナヮ、合計一二・二戸ヲ一不セリ、而シ塁「ヌ

1v

-Y4即1Jyy

」JV

ジア重よ

1Y

」中

ノ、

入・O，

h

ア

リキ、又軽重「タIMFL全量二割ス

y粗製松根油全円一旦同二人，μナリ即チ此試料

ρ

前試料ニ比シ

ノ、

タ

ノV

計iI

ノ L

了七

-了λ

プ

JV

ノ

ノ

ミナラ

ノ、

混

合シ

ア

:?tD、

苦15 ク

ヲド木ノ、同Jt."ヲ~~ ，'I'}~~

-え 11:入t:i/ ノ上

下古15庇ニ

官15

1手ヒ

ス「タ1Y

」ノ

y

綿油ノ量

ρ

騨「タlu

戸市-一合有セ

'1:

y

軽油ノ丑-一

47

得タ

比シ

(四)ア第英三タ

回 ~J;.::�- _r-1A

μム\. l.f-t

験ナ

弘、根株

アリノア

前記大崎村産ノ

一般ニ松根油ノ合呈

ρ

樹幹伐採後数年乃至十年内外ヲ経過七

シ

シア新一フ

一油分多キ松枝甚稀少ニ

プ

税皮ノ

川少量ナ

Y

ヲ常ト・ス、嘗試験場近傍

τ宝

ト閃難ナ

Y

ヲ以テヂ克ニ東京大林町一署ニ依頼シ其管内千葉将長生

7

ー壬

ノ

去 郡東浪見村大字東抽出見字軍茶利岡有林ヨ

スラ得

y

三十七年中枯死ジ四十年六月伐採セ

量約百貫ヲ符タリ

+弘内百ハ込，内

-一三nrju*

寸

J

見シ

一プ樹脂ノ合量多キヲ知レ

キヲ以-ア庇ニ乾儲シタリノ

』水分ト同時ニ揮授油モ減少ス

第三表

一 一一一十九八七六五四

松

向田岡田岡田回国岡田(

ノ

ニ於-プ原料ヲ捜索セ

Y根株ニ多ク

ミ/

ノ

ーノ主(海岸ニ面セY埴土ノ急斜地ニ生育セ

Fヒ

シ

シ

シア樹齢

ρ

共一一百七十年乃歪百八十年生ノ根株共主

ジ二本ノ黒松

、ン

市シ

ア水一分モ亦平均二四・Oμ

ア

リア多量ナ

一、O八九

一、問七八

一三一四回一

-t、，

lu-t、

一ノ

Jノ一ノ

てλ二七

一、五一二

一、一ニムハ向山一

三O五

二九大

ムハ四

問Oムハ

四一四

。五回λ

四五九一

四コ一七

レ

壬乾燥λ

レ

校乾館一

Fly

」ノ水蒸気蒸稲

川〕月下

hfi判官同一;hk

一店一一市ー

匁匁匁匁拍一司一拍

ev

七6cc

一一、一一五C

一二三・八六←一、C三七一一四・λ

一三

λ九一三七・五五・五

大、CCC一一二

50

一二、四七七一λ九八一一四・九一

大、000

一九

00

一三、二二

O一

λ九.八一四・九←

七000一一、一八O一三四五四-一五・五一

七、0cc-一-一四0←ゴ一二四八十一二・二

七000

一一、一ニ

OO

一問、二五六一一九・二一

七600一二ニ

00一一二、五七三一二三

七cco一て三CC

一二、九一五一二大・二

七、CCO

一一、三九

O

三、五OO

一二一ムハ-

七、C

こコ一一、四

CC

三一、四六三一一九・四一

九

五-O

二一・九

問・九

四

五

二七・凹

五・λ

ゴ一0・七

t

ム

fU

3

7

ーヒ

pg

三0・

0

二

-L

V

叶邑町白句苧

Jノ

ゴ一()・一-

ムハ・五

一-一・()

ムハ・一一-

.__.... J

-' -同・J

M

--ー

十十十

即チ木炭

計

回国回

一同大C

て一一一cc一

で二二

O一

約一

一λ・三一

一二、一太一二一

二、入八大一

一一、九三大一

%一

四大・五一

J.. _ー-ー

五四三四二 O 凶二五匁九入三

入・三川河、木酷四六・五付、此木酷液ノ産量比較的多キ

/i. 九七七七C 〆 000o 000 o 0 0 0

入 o 71. C 五日一二三

川水分多

五二四四四ー四一三

プコゆ

ゴ一0・

c

ムノ、

0・・八

五・九

一一二一

二・五

五ハ71.. μ 三

キヲ以-アナワ、市UJ-ア「タluw」川

ノ

y

、又試ミ

Jlノ

一一一.

O乃至二六・Oμ

シ-ア平均一入・五dwヲ産出セヲ、又「タ1

川五・九UWナ

r中ノ粗製松根油ノ合量川前二回ノ

レ

-ア甚タ多クコ二・五%'ヲ得タ9.而シテ松根重量ニ封シア

ρ軽「タ1Y

」ノ産量ρ

二四・三引トナワ・粗製松根油川

モ

J:t ジ

以ア試ミ

木酷液中ノ蹴酸ノ合量川淵葉樹ノ某レ

儲液ニ付其酷酸合量ヲ検ジ

一毎阿ノ

ニ比ジ-プタ

酸合量川原料ノ合水量ニ閲シユノ大ニ差異ア

劃第四回試験

第四表

一五・二，hテ

ηノキ‘原料月前同ト同慮ヲ

リ得タ

五四三二-\

|松

一氷山

一

EIa-

同一同

一一一

キR

ノ川戸|同伊一木

五、CCC

一一

C

・八C一

五・ccc

一で

C

二O

一

五、000

一九大

O

一

五、000

一九大

O一

五‘五CC

一で一

CC

一

JV ノV

車2

七・七μトナ

J、

勿論少量ナ

y

原料ヲ無水分ニ改算ス

一回・04J乃至六・O必

ヨ干

モ酷酸一石灰ヲ製造ジ

キ

ヲ

モ

ノVキナゾ

得フ

JV

一一ジ

プ

平均約五・Oμ

ナリ、此ノ酷

ノ

一シ

-ア其外観川同様ナ

ノレ

モ守|油ノL 匁

ァー一一一ー

ー「ユ

B Fレ l

一一ー一一 l 松市主五三五五|枝ヒ二三え由二J 泊釣

I 'レ松

:松根

七 l 担釘二 I "ffi スニ lo ， 1

タキ民

ノL

ムハニ

ムハm問

問。四

ノIV 」ー

ノナ

レ、na

モ水分少ク平均

五四三四三五 0 三九八 I mtr 」二[iLJ~にuー-j 舘

タ

曲面五三四 I ' 1

八三一三大 1 iV i 71.六大豆三匁l 」 l

j代 1E根|

予三予三五 lyzO 七三大二特I~ー l

松

ムハ・七

FじF七ーじ

ヒ六

一二.一一ニハ)

一‘三Cコ一

匁

九、.八ムハ七

問団

大五五

o 0 五000 C 母 o 0

マ二

00

心ルムハ()

二0

・二一

l-:i -ーム

・ーハノ、 ~I. -'. ・ノt ノ、

四%七 C

計

即チ木茨二

0・二MW木酷二八・四μ

聴「タ1f-

一四・O乃玉三

0・ouhニ

ノ机製松枚油ノ介量ハ二四・

O乃至二七・Oヘ

シア平均二五・五44

た市シア原料ニ針ジ

ρヒ・O

，

h

ニ嘗レ

'�

ノ

一原料ヲ無水分ニ改算ス

一比ス

レ一嘗η

ノ此ノ割合円前川ノ

モ此原料

ρ

Yヲ以-ア前向ノ

プ

前回ノ

一比シ水分甚少カリシヲ以テ試

モ

ノ

り'ニ比ジ僅カ

一0・五り'ノ差ヲ示セリ

要『山ノv

ニ此ノ雨皮ノ試料

平均

ご問・二

二六・OL

二七・四一

五三三二三五一卑 O 五

::二一

;J­

二」ノ・11←」/・

rr-

44」、・」一」、・」、.

--F

ノー一一

Jノ4JJM

e-0

・

e，一

e-

平均二五・五一七-c

一

i

l

i

l

i

-

-

R

プー一、

タ

}V

L

~l-l

シア平均二七・凹りナリノ、一mシモ

ヨ

y

劣レ

ノ

川約一・O

，

h-一多シ、然レ

レ

川北(入・二，cjトナリノ前向ノ

レ】-Pじ

キモノムノレ

目現今各地方ニ於ケ

Y松根油製諮ニ趨一〈

-司井シ千主主差黒公民主ハヘム民自民主百ハヰ

一一二守一正ペ

FF

一日・事

-faL干ノ↓

f4

有、

IJE

耳、、3RN

ノv

一足-Y

ン、勿論松松ノ

シア先ツ可良ナ

モ

ノト切川ム

ノV

y

松松ノ合油量ヲ推知ス

如キ

川共生産地ノ気候地質等ニ開シア成分ニ甚シキ五

mm(ア

-プ用ヰシ嘗試験場附近ノ原料ノ甚シク千葉牒産ノ

モノ

一いJレ

-ノ

4〆

一一一、

精製方法

ノレ

ヨT

ごE

ノ

一

シア日比初二同

ノ柏崎備試験ニ於

'Ji

,

ハ

74

久、、

刺戟性ノ焦臭ヲ有ス之レ向ホ不純物ヲ合有ス

V

ヲ以-ア也之ヲ精製セ

松根ノ軽「タ1・

Y」一一水蒸気ヲ通シア蒸侃シ得タ

wy料製松松油川北(色柄色ヲ帯ヒ店法ナラス且ツ甚タ

ソタ

/レ

川明カナ

シ

ヨモ

ンカ潟メ

一一税々ノ方法ヲ行ヒ

即チ原料ヲ其位剖混分的シ、或川原料-一苛性曹達溶液ヲ注加シ振蕩シ分液漏斗ヲ用井-ア沈下セ

Y黒色溶

HMヲ油分ト分離ジ然

Y

後剖泊分館ヲ行ヒ、或川原油ニ石灰乳ヲ聴々ノ一分量ニ加入し

V

水蒸気ヲ通シ-ア蒸偲

シ或川原油-一直一一水蒸気ヲ迅シ-プ茶倒ヲ行ヒタリ、其他木炭ヲ用キア鴻過シ\又

ρ

栢々ノ酸化剤及還元朔

ヲ以ア慮理セペリノ、市シア此等ノ何レ

ノ方法

モ完全

一無色透明ナ

y透明

7Y

物トナリ其激峻ナ

Y

焦臭モ梢

t

減少ス、一巾シ-ア此等ノ方法ノ巾好

ヨ

}V

混泊七

/戸、訪れL

，、

4t

ドi、

'JAFb

げ

NFUM

虫干

Jhb4Jkp

，HLVFJ

引T

Y

物川得難シト雌モ褐色

ジア拍勺

〕JJr長

ヲ通ジア蒸留ス

lV

川苛性曹蓮液ヲ混ジア振務セ

果ヲ得ジ

ヲユムヘ

ジ後分離しV

モノヲ割泊分館ス

lV

コト、及石灰乳ヲ混しV

水蒸気

タ

/レ

;V

モノヲ得ラ

ヲ以-ア貴地ニ於-プ

コトナ久市シア此ノ水蒸気蒸留ノ方法月前法ヨ

ηノモ容易ニ且ツ速カ

y

ト

ス、而シア精製恭儲-一ア

y-

プ不純物分離ノ潟メ

;1/

、

生ス

ノV

重減(l:')Oc) 量

o ->、入平

六均

おl内外

レレ

Lir

ヲ有ス、叉試ミニ割温分館一一

一品質/

一円必セ

ス、斯クジ-ア得タ

川此ノ方法優レV

ヘム叶叫Ah同門

/Lft

句、

34FJ

ヨ

η

ノア生ス

-I1一片一hii」

松根油一三・九一

松精油一

O

一

四

溶剤ト

-プ松根油ノ性質

五

六五 1 0七 Oぷ度

ン

hp

批。

思占

一四八度|一五一度

YR7量ヲ松精油ト比較ス

L〆

川左ノ如シ、

5 え I~L 三J 度

大川戸一ト七同川

τι-Iーバ一

二0・三一一七・O一一二@二一

五三・二一六二二一一0

・0

一

シ-ア其比重仰

0・八六四沸貼一五人民)ト前比一ノ如

ク乾館ニ

熊本牒産黒松樹脂ヲ蒸館シテ得タ

Y松精油一無色透明-一

V

れ山仁P“.ノ叶川プ

/F1

ノ，

i十

ヨリノア得タY

松根油(淡黄色透明ニ

樹

目旨

類

脂類ヲ加へ加熱シ-プ其溶解力ヲ比較シタy

キ'l~

‘マ

ス・チック、プi ‘

甚

黄色ラック

.ご1・

イヤ直チエ柔軟ナ中限状トナ

V

ト宅溶解

V

難ゲ

易

セ

yJフック

夕、

ン

マ

-7、プよ‘

甚粉々容九一ナラ九ト脱屯溶解ス

容易ナうえ

t

時以屯溶解ヌ

サング

Jフック

ネ公容

易日l'~J

容

易

シア其比重

0・八六二沸貼一

五0・反}-一位漆原料ナ

一左ノ結果ヲ得タリノ

油

j合

精ー

油

恭一容易ナν

ト宅白濁チ生

V

卒、透明トナ市

容易、混泊チ生

V

待費半透明トナ中

直チニ柔軟ナ

hv慰状トふ

Jν

ト屯溶解

uvwmv

甚

容

. コ

ム司エ-フス

チ

カ

極除々

ニ溶解ス

極除々

ニ溶解ス

白色一ブック

TKT芹シ推シ

、4ip担

J

溶解シ難シ

トラガカ

ン

ス、プL、

殆ンド溶解セ

フ、

殆ン

ト溶解セ

ス

ヨ

'1.、

v

=可ノノ

容

易p

容易ナ

ν

ト宅白濁チ生

~γ半透明トナル

以上ノ試験ニ

ヨ

レ

介昨屯印同

JJP

ヰ介削ド

ヨ

ηノア得タvhA

艮・山内ヘムド]晶表山印刷

y

↓fι

庁凸

UJjqnA--yrr

ヨリラ得タ

MY松精油ニ比シ其溶解力劣-フ

サ

Yノ

ミナラス、松精油-一テ混濁ヲ生ス

Yモノ

モ松根油ニ

点期、Y現象少ナキ

川却-ア其溶解カノ勝レJV

カ如シ

叉梢黄色松松油ヲ硝子製恭後肌ニ入レ之ヲ湯煎上(一

OO

度)ニ-プ蒸器セシ

L ‘

ノV

一殆ン

ト恭費シ僅カ

色透明ナ

Y樹脂版物質ヲ残留ス

UYモ其黄色ノ反別ニ濃厚トナ

Y

ヲ認メ

プ

レ

ス.而シア松精油ヲ蒸脅セシ

主、

Y場合ニ於アモ同様一一淡支色透明ナ

Y樹脂賦物質ヲ残留ス

Y

ヲ認ム、又松根油及松精油ヲ別々

一白紙

上ニ塗布シタ

Y後乾燥ジ-ア比較セ

シ

一著シキ差異ヲ認メサ

ηノシ、以上ノ二試験

ヨリテ之ヲ槻

uy

松

キR

油ニ淡黄色ヲ呈セシム

Y物質ノ大部分

A其揮費生ナ

UYヲ

4hdス、

元来無色ノ液瞳ニ徴量ノ色素混入ス

yトキ

A其額色著シ

ヨそ

モノナワ、故ニ此松根油ニ淡黄色ヲ輿フrv

如

キ場合モ亦極メア微量ノ色素ノ混交

ヨ

WYモノナラン.況ン

ヤ此ノ色タ

Y持費性ノ物質ナ

wyヲ以テ工業

的溶剤トジア使用ス

)V

ーー

川政-ア差支ナキ

モ

ノ

ス

五、

水蒸気蒸舘

ヨ

リ

ァ

残「タ

y残「タ1Y

」ハ其性質澗葉樹乾儲

軒油テ

取

ェタ

Jレ

レ

hr乙羽田

ノヘノ+早合い

前途ノ如キ方法

ヨ

y-

ア軽油ヲ蒸留ジタ

ヨリア生ス

山川「タiuF」ト同月一7

其色褐色ヲ帯ヒ甚タ粘澗ナリノ、之レ向ホ油分ノ多量一ヲ合有ス

Y

ヲ以-アナワ、此

hノ穂ノ「タ

lk.」山其慌症般

使用セラy

、

モノ多ク、又加納ノ塗料及木材防腐朔トシテ用井ラペ故-一松根ヲ乾儲ス

ニ最初-一

レ

川其生産物

ノ、

ヅトシ-ア底物ナジ、向ホ此ノ軽油ヲ取リタ

Y残「タ1Y

」ヲ乾館セ

ミノ

川粘度少十

キ黒褐色ノ油ヲ

プ//乙

〕JIJヘ

初メ

一生ス

生ジ漸次濃厚トナ

ηノ粘刺性及ヒ比重ヲ増シ植物性「グリセライド」ノ如キ重油ヲ生セ

ηノ、今便宜上其乾館ノ

MY岡部褐色ノ部分ヲ

Y骸茨服ノ一番油ト稿シ其後一一生ス

モノナ

ηノ

Y帯紘色ノ粘刺ナ

-ア乾館ノ残作

ρ多孔ナ

第五表七六五四三二一|

回同同岡田同問|

J 五 l 番|ヨ

8 ，)油 I ~

z:lT ニ与「取

δJ 茨!タ二二二一=ιI 残

十十十九八 1 ;;7

水蒸気

一、000

二九O

一、000

間二O

て000

問0.八

て000

同一五

で000

f7L]

一、000

問。

残「タ

ル」ノ乾簡ニ

プ

前記ノ如ク残「タ

1Y

」ヲ乾館シア得タ

容易ニ溶解ス

水ヨη

ノ小‘ナy、而シア向再乾倒ヲ行へ

五二八

41占、・L、

一」ノノ

同一λ

四五

同二九

四

ヨ

マ号タ

WY」ノ

乾

古田

MFモノ

ヲ二番油ト稀セワノ而シ

問一四

f7L]

1�. ~ ò 五v て= 三了

-[: '� ;~匁問

円 5 大内三問三 i 番7 三 O 五九七九 1 対1三助五匁 o 0 九 C 七匁i ・…

[決問 l七匁

九七

二品(黒色ヲ口五セシ

Y

二様ノ重油中、一番油目立(比重一・OO

二ヲ有シ柿後性-一

計

時四「hpauv」ニおスむ各%

一!残二一一一一一|タ三三 o 0 0 0 I 1 五五 00001.1/C 匁 o 0 000 匁 ι

l 番問|

玉匁!油

同阿回同阿Jレ

油

ノ性質

Y

ヲ以-ア工業的溶剤トジア用ヰクレ得へ

三ノ モノ禍色透明トナリ、加熱ス

又二番重油

ρ純子油宥シク

斗}

JV

Y潟メ、先ッ此ノ泊中ニ介有セラ

y

川魚油ノ如ク甚タ粘制ナ

ルY

ヲ以-ア防擦剤トシ

同九

11L] 五

五三

一CC

VLF

-5

大同六

五二一

レ

山諸問州ノ樹脂類ヲ

シア、粘皮

-ア用ユへキ性質ノ有無ヲ検ス

、小量ノ可溶性有機酸ヲ郡湯ヲ加~振務シ-ア洗搬ジ液カ酸性ヲ長セ

一王一ブジメア究ユ遇フ

Y

カ如キ椛々ノ性質ヲ試験ジタソ

比重・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

---a'

・・一・O

三六

粘度::::::::・:八人

(hb計一一哨ノ) 沸

約

八。

度tHt 氏

1lr

、ト日

ロHd，

Hノ聞ib

二O度(嵐氏)

1J'J1:

固

~t~~

~J::.'" ,,-3-

下

五

度橋

氏

定…夜

ヨ

庁消失町一m-::・四・五rh(哨ぽ駄附鯨九日於)

大気ノ作用、

小量ヲ「ピ1

カア」ニ取η

ノ三ヶ月間祖室ニ放置シタ

ノ:ν

ニ麗質セ

ヌ、

金属ニ封ス

作

用

一平方寸ノ銅薄板ノ表面ヲ能ク府キタ

Y

モノヲ秤号、ン之ヲ試料ノ重油中ニ沈没シ

-7説室ニ二ヶ月間放置シタ

Y後取出シ

-ア秤HMシタ

}V

ニ其重量殆ン

ト…強化ナカリキ、叉前記ノ鋼板及餓板

ヲ試料中ニ沈没し

V-プ蹴氏六十皮一一於一プ十時間加熱シタ

ノV

ニ謎化ナ

シ

以上ノ試験

ヨソア之ヲ見y

一其引火貼ノ相低キ

山峡引ナリノト雌モ防捺捌トシ

-ア用ヰ得へキモノト却附

メ-フy

七、

水蒸気系館法

ヨ

ル松根油製造試験

現今本邦各地

一一炉、-ア行川y

、松根油製造業山専一ブ乾儲法

ヨ

JV

モ

ノ

一

シ-プ、無色透明ナY住存ノ

だと

府首h

円関西地方ニ於一ア僅カ

;fr J 、

y

、松脂ノ蒸舘

ヨリノア得一yy、

モ

ノ

、

、ナ

UYヲ以-ア斯

wy品質佐久ナ

/レ

モ

ノ

川殆ント輸入品ニ限-フ

y、

カ如ジ、故一一人お輩刀原料トジテ川一旦山口問ナ

ν

ヘム日以ヨ

ノ・本

-4q

ワノ其水蒸気蒸償法

ヨ

一プ松脂?リ待ラy、

い装位、第三岡ニ示ス

ヲ容一レ得ヘシ、B.A前回乾館-一周井シ鈍製寸レ

モノト同品質ノ

モノヲ得ンカ潟メ左ノ試験ヲ行ヒタリ

カ如シ、即キA.蒸倒ス

キ原料ヲ入

wy、銅製「レ

レト

E

・/-

シ-ア田山な十セ

p

認作古川ド一

Y原料五貫目

ト

Yト

Lニ

ジア之ニ水ヲ入レ沸騰シア多量ノ水蒸気ヲ殺生セ

ジ

L、

}V

一用ユ‘Cρ

此ノ水蒸気ノ導管

ジア

A

、器ノ底側口ヨリ器内ニ迅シム器ノ内底部三於テ同旋ジ北(

管ノ周囲ニ多数ノ小孔ヲ有シ之ヨ

η

ノ多量ノ水蒸気ヲ脱出セジ

L

JV

一供ス、Dd

ρ

蛇管冷却川市

シAプ

vhノ、

受容ナ

y

、市シテ

F

川A

「レ

ト

Y

ト」ヲ据置ク

キ…続出シア場合

ヨリ火力ヲ用ヰアA器内ヲ熟ス

Y

ノ用ト

プ//ル

ロロ

ヲ符byy

、以上回施、ノ試験ヲ行ヒタ

9~

日プ機械飽ヲ用ヰタ

Yモ

Y

ヲ以-ア最モ不

ノ機械装置ヲ要ス

Y

ノミナラス、手数ヲ要ス

サ

MF可-プペ次-一樟切斧ヲ用ヰア小片ニ切

ηノ石臼ニ

、生産長比較的劣

利ナリト云

ρ

ノV

=宝

一切。

セ

ソ

二原料及生産量.

ト同産地ニジ

4ア同服態ノ

ア此ノ原料

ρ

水分平均二三・

04〆ヲ合有セリ、松根ヲ

前二同ノ乾儲ニ用ヰシ黒松根株

モノヲ試料ニ供セワ\而シ

棒切斧ニア小片ニ明

η

ノ更ニ石臼ニア指キ砕キタ

;V

モノヲ蒸館シ

ノv

一二時間乃玉三時間

ジア秘油

タ

第)

ノ大部分ヲ部出ジ待タワ、而シ-プ共分量川原料品市一致

ノ平均

四・Oり

次ニ嘗場ノ木工用機械鈎ヲ用ヰテ削

ηノタ

V

モノ

J、

(同

司1

均

五・三Jh

又樟切斧ヲ用ヰテ小片ニ切ワタ

vbM肌ノ

,t

ご壬

ノ

J 、

ニ・四rh

出リタ

NY原料ヲ餓

31ノ上

-ア大ナY

鈍槌ヲ以テ打

砕キタ

uy後鉛若シク

川球切

一ア切リタYモノ

ノ、

五・Oμノ

円程油ノ生産量円以モ多ジト雌モ特別

ト多ク且ヅ原料ノ容積ヲ著シク増加ス

テ掲キ砕キタ

Yモノ

レ

,V

川英十分ニ砕キ得サ

Y

ヲ設シ且ツ之モ労力ヲ要

λ

JV

コト甚シケ

レ

川有利ノ方法ト云ア可一ブ

ス、叉梓

切斧

一ア小片ニ切ηノタ

LrA、L

凡

ir

ノ

,{

モ

ノ

月生産量甚タ劣レ

山川ヲ見ぺ而シ

-7

銭槌ヲ以一プ打砕キ

タ

Y

後鈍或

ρ

私

明ニ-7

切リタ

Yモノ

刀其生産量モ多ク且ツ努力及時間ヲ要ス

wyコ

ρ和，、少ナケレ

ぺ此方法ヲ用ヰ

シ

-Z1

ノ比較的優良ナリト認メサ

Y可一ブス、然レト

モ之ヲ賓地ニ行刀

ントセ

ハ勿論特別ナ

v'腿挫機ヲ装置ス

JV

ヲ要ス

一一一口問府民、

以上通フ

Yカ如キ蒸備法

ヨ

η

ノア得タ

UY松制収油川向禍色ヲ帯ヒ小量ノ夫雑物ヲ合有セリト雌

そ其香川松脂ヲ蒸儲シテ得タ

Y松精油ト等シク佳良

ジア乾償法

-7

円ヴタ

-J'F24，，〆

ノV

-t::

/

、如キ不快ナ

/守口

HIA

、

ハ引

Hfj

Jt lV

重ヲ(1 i) <-C) 以

プ

更コトナジ、此ノ粗製油ニ水蒸気ヲ通シア恭儲ス

y-一全ク無色透明ノ精良ナ

レ

二遊明トナレ

モ術ホ甚微弱ナ

Y京総色

川主モ存スy

ヲ帯プ

一回蒸儲シタ

Y

松精油ヲ得タリ、北(ノ

0・八六五

相H

野占

一五入皮

シア熊本鯨産黒松樹脂ヲ蒸儲ジ

-ア得タJV

モノト同校ナリキ\而シ

Fア此精製茶館

ヨリア其重量ノ約

制ヲ械ス

yftノナリノ

本

試l焼結果

ノ

脱概ヲ

皐来吉ク

八

モ壬-h、

�l レ

川左ノ如シ

乾締法ニ

粗製松根油ヲ精製ス

ヨリ佳良ナ

UY松根ヨリ其重量ノ約七併ノ松根泊ヲ製シ得へ

シ

ノV

月石灰乳ヲ混シ水蒸気ヲ通シ

テJ蒸儲ス

Yヲ

H.恥?使ナ

y

ト

ス、而シ一プ此ノ粘

製法ニ因

Y

減目一一旦ρ

一割内外ナヲ

乾儲法ニ

ヨリア得タ

Y

松根油川塗料製造或刀工業的溶朔トシア

、へム己一回ヲド

AAP山由国シ

JS-nnf

•JAtt

-プ得タY

松精油

劣-プス、

四

松根油ヲ取リタ

y

残「タ1

ごヲ乾館ス

レ

』其重量ノ約四

0・μ

ノ

一番油ト四

0・uwノ二番油ヲ符へ

シ

JW/

-wwF

五

一番油

ρ

溶剤卜

合有セラ

y

、小量ノ可溶性有機酸ヲ除去シ-ア防擦剣ニ用キ得へ

松根油ヲ取?タ

'UF残「タly

」ヲ乾儲ジテ得タ

uy

シア用ヰ得へ

シ、又二番油川此ノ中

ミ/

ムハ、水蒸気恭備法

ヨヲ佳良ナ

山戸松枝ヨリ其重量ノ約五

-uwノ松精油ヲ製ジ得\

、

";/

七

松根ノ水蒸気蒸儲

ヨリ;ァ得一ブレ'7

V

也ムEq

由、ヘム日ノ島田

↓f

止十台HJ'IR1nH

ノ寸ヲA44ド

ヨリ-ア得一ブレ7

Y松精油ニ比ジ其品

質異ナ-プス

j¥

以上過フ

Y試験ノ結果ト前週間山将下ニ於ケ

Y

製造業ノ生産量トヲ比較ス

;V

一岡山膝下ニ於ア行

J、

;v

、

モ

ノ

ρ北(乾儲料「タ1MY」ノ生産量二割ス

Y松枚油ノ生産量

ρ

本試験ノ結果

ニ比シ甚タ少民一叩一ナy

ノミナラス、共製品ヲ三和ニ分テリ、期クノ如ク品質ヲ

一定セサ

ノv

川前述ノ如ク軽「タ

ly」ヨηノ松枝油ヲ

製ス

UF一水北品川気恭館法ヲ用ヰスジア直火ヲ用ユ

;V

ニ基因セ

Jζ

ン

刀アフス、而シア其一等品及二等品ヲ

AWシタ

Yモノ

川原料ノ四

-uw内外(三等品川北(比歪一水ヨリ大-一シア品質甚タ劣レ

wyヲ以-ア之ヲ加へ

スエノ

Lノ

ト

モ向且ツ相蛍ニ利盆アリノト云フ、サ

レ

川本試験ノ結果

ヨ

η

ノア北二府有利ニ経営セラレ得へ

キ

司ニ

ノト思考セラ

ぺ又松枝ノ

水蒸気蒸儲

ヨ

リア松村油ヲ製迩ス

y

方法ハ乾制法ニ比ジ其生産量甚シク

劣一フス‘而シア其品質ニ至リア

、ヘム己けノ

ノ士

THA

ドι、aHJ川

→J守山hAfhド

ヨリ一ア得-ブグ、モ

ノ

一具ナラ

ス

シ

一ア到底松根油ノ比

ア

プ

ス、只タ之ヲ行ブ

山原料ヲ席挫シ者シク

ノ剤片トナ

スノ難事アリノ、故一一水力等ヲ利用シ

テ筒軍ナ

YM附挫機ヲ設備ス

ノV

於ア

円此ノ方法円以モ好結果ヲ得イ

ジ

本試験ヲ行ブ

ニ際ジ森久繁幸氏ハ専ラ乾儲及恭倒ノ街ニ持田リ、向ホ其他ノ質験ニ就一ア終始助力七一フ

レ/

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Y

ヲ以-ア妓ニ特記、シア同氏ノ勢ヲ深謝ス