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FUJITSU Software Interstage List Creator V10.4.0 ERP 連携編 Windows/Windows(64)/Solaris B1X1-0204-06Z0(00) 2015 1

FUJITSU Software Interstage List Creator V10.4software.fujitsu.com/.../b1x10204/06z000/manual06.pdfFUJITSU Software Interstage List Creator V10.4.0 ERP 連携編 Windows/Windows(64)/Solaris

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FUJITSU SoftwareInterstage List Creator V10.4.0

ERP 連携編

Windows/Windows(64)/Solaris

B1X1-0204-06Z0(00)2015 年 1 月

ERP 連携編 -まえがき-

2

まえがき

List Creator ERP 連携機能(以降、ERP 連携機能と記載します)は、SAP R/3 および

Oracle E-Business Suite 上で作成した入力データを List Creator の帳票定義情報を使って帳票出力する機能

です。

本書では、ERP 連携機能の全体像を理解し、ERP 連携機能を利用するための設定を行うことを目的とし

ています。

本書の内容は、各オペレーティングシステムで共通となっています。

本書の構成

本書は、次の構成になっています。

第 1 章 ERP 連携機能とは

ERP 連携機能の概要、運用形態、および動作環境について説明します。

第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能

SAP R/3 RDI 連携機能を使用するための RDI 定義の作成方法や、環境設定について説明し

ます。

第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能

Oracle E-Business Suite 連携機能を使用するための環境設定について説明します。

付録 A サポート範囲

ERP 連携機能でサポートする出力形態、出力方法、文字コード系、および帳票形式につい

て説明します。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法

規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

著作権

Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。

Copyright 2012-2015 FUJITSU LIMITED© PFU LIMITED 2012-2015

マニュアル体系と読み方

本書をお読みになる前に、オンラインマニュアル “ マニュアル体系と読み方 ” をお読みください。

オンラインマニュアル “ マニュアル体系と読み方 ” には、List Creator のマニュアル体系、マニュアルの

読み方、表記上の規則、対象読者と前提知識、用語の対応表、および商標などについて記載されています。

ERP 連携編 -目次-

目次

第 1 章 ERP 連携機能とは ......................................................................................... 5

1.1  SAP R/3 RDI 連携機能 ........................................................................................ 6

1.1.1  概要 ......................................................................................................... 6

1.1.2  運用形態.................................................................................................. 6

1.2  Oracle E-Business Suite 連携機能.................................................................... 8

1.2.1  概要 ......................................................................................................... 8

1.2.2  運用形態.................................................................................................. 8

第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能 .................................................................................. 9

2.1  帳票出力するまでの流れ ................................................................................... 10

2.2  RDI 定義の作成 ................................................................................................. 12

2.2.1  RDI 定義とは......................................................................................... 12

2.2.2  SAPScript について ............................................................................. 12

2.2.3  RDI 定義の記述形式 .............................................................................. 13

2.2.4  RDI 定義例 ............................................................................................ 18

2.3  環境設定 ............................................................................................................ 21

2.3.1  Windows 版の場合 ............................................................................... 21

2.3.1.1  RDI 定義格納ディレクトリの設定(prsetrdcdir コマンド).... 21

2.3.1.2  List Creator プリンタの設定.................................................... 22

2.3.1.3  SAP R/3 上でのデバイスの設定 ............................................... 28

2.3.2  Solaris 版の場合 ................................................................................... 35

2.3.2.1  List Creator プリンタの設定.................................................... 35

2.3.2.2  SAP R/3 上でのデバイスの設定 ............................................... 36

2.4  帳票定義情報と RDI 定義の配置 ....................................................................... 42

2.5  帳票出力時の RDI 定義の指定 ........................................................................... 43

2.5.1  List Creator プリンタによる RDI 定義の指定 ...................................... 43

2.5.2  SAPScript または印刷プログラムによる RDI 定義の指定 ................... 43

2.6  帳票出力 ............................................................................................................ 45

2.7  注意事項 ............................................................................................................ 46

2.7.1  帳票設計時の注意事項 .......................................................................... 46

2.7.2  運用時の注意事項 ................................................................................. 46

2.7.3  その他の注意事項 ................................................................................. 47

第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能 ............................................................ 48

3.1  帳票出力するまでの流れ ................................................................................... 49

3.2  フィルタコマンドの作成と配置 ........................................................................ 50

3.3  Oracle E-Business Suite の環境設定 .............................................................. 53

3.4  帳票出力 ............................................................................................................ 58

3

ERP 連携編 -目次-

付録 A サポート範囲................................................................................................ 59

索引 ............................................................................................................................ 61

4

ERP 連携編 -第 1 章 ERP 連携機能とは-

第 1 章 ERP 連携機能とは

List Creator は、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージである SAP R/3、および

Oracle E-Business Suite と連携して帳票出力を行うことができます。

本書では、List Creator と SAP R/3 との連携を「SAP R/3 RDI 連携機能」、List Creator と Oracle E-Business

Suite との連携を「Oracle E-Business Suite 連携機能」と表記しています。

また、「SAP R/3 RDI 連携機能」と「Oracle E-Business Suite 連携機能」を総称して、「ERP 連携機能」と

表記しています。

ここでは、ERP 連携機能の概要、運用形態、および動作環境について説明します。

5

ERP 連携編 -第 1 章 ERP 連携機能とは-

1.1 SAP R/3 RDI 連携機能

SAP R/3 RDI 連携機能の概要について説明します。

1.1.1 概要

SAP R/3 RDI 連携機能とは、SAP R/3 上で SAP Script を使用して出力していた帳票を、List Creator を経

由して出力する機能です。

SAP R/3 の印刷プログラムで指定した RDI(Raw Data Interface)定義にしたがって、帳票出力を実行し

ます。

1.1.2 運用形態

SAP R/3 と List Creator との連携には、2 つの運用形態があります。

- SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが同じ場合(ローカル出力型)

- SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが異なる場合(分散出力型)

● SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが同じ場合(ローカル出力型)

図 1.1 SAP R/3 RDI 連携機能を使用した運用形態(ローカル出力型)

帳票出力の流れは以下のとおりです。

1)SAPGUI(フロントエンド)から帳票の出力要求を行います。

2)SAP R/3 上では、SAP R/3 の印刷プログラムが動作して、RDI データを生成します。

RDI データとは、SAP R/3 が抽出するデータのことで、List Creator の入力データに該当します。

3)SAP R/3 で生成された RDI データは、OS のスプーラを経由して List Creator プリンタに転送されま

す。

List Creator プリンタとは、SAP R/3 から RDI データを受け取るためのインタフェースとして、シ

ステムに定義したプリンタです。

RDIRDI 5656RDIRDI 5656

SA P R/3サーバ、帳票出力サーバ

SA P R/ 3 List Creator

データベース

SAPScript

SAPGUI (フロントエンド)

印刷プログラム

RDI定義

List Creatorプリンタ

印刷

電子保存

PDF

FAX

1)

2)2)

3)

4) 4)

4)RDIデータ

帳票定義

Excel

TIFF

6

ERP 連携編 -第 1 章 ERP 連携機能とは-

4)List Creator では、事前に作成しておいた RDI 定義と帳票定義情報にしたがって、帳票を出力しま

す。

● SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが異なる場合(分散出力型)

*1:Windows または Solaris が提供しているデータ転送プログラムです。

帳票出力サーバが Windows の場合は、SAP R/3 が提供しているデータ転送プログラムを使用でき

ます。

図 1.2 SAP R/3 RDI 連携機能を使用した運用形態(分散出力型)

帳票出力の流れは以下のとおりです。

1)SAPGUI(フロントエンド)から帳票の出力要求を行います。

2)SAP R/3 上では、SAP R/3 の印刷プログラムが動作して、RDI データを生成します。

RDI データとは、SAP R/3 が抽出するデータのことで、List Creator の入力データに該当します。

3)SAP R/3 で生成された RDI データは、OS のスプーラからデータ転送プログラム(LPD)を経由し

て List Creator プリンタに転送されます。

List Creator プリンタとは、SAP R/3 から RDI データを受け取るためのインタフェースとして、シ

ステムに定義したプリンタです。

4)List Creator では、事前に作成しておいた RDI 定義と帳票定義情報にしたがって、帳票を出力しま

す。

備考

- SAP R/3 サーバと帳票出力サーバを分散する場合、LPD などのデーモン / サービスによりデータを転送するため、事前に LPD や Windows のサービス(TCP/IP PrintServer など)を

起動する必要があります。

RDIRDI 5656RDIRDI 5656

(*1)

印刷

電子保存

PDF

FAX

Excel

TIFF

7

ERP 連携編 -第 1 章 ERP 連携機能とは-

1.2 Oracle E-Business Suite 連携機能

Oracle E-Business Suite 連携機能の概要について説明します。

1.2.1 概要

Oracle E-Business Suite 連携機能とは、Oracle E-Business Suite のコンカレント・プログラムに List Creator

の帳票出力コマンドを登録することにより、Oracle E-Business Suite のクライアントの画面上から

List Creator への帳票の出力を行う機能です。

1.2.2 運用形態

Oracle E-Business Suite と List Creator との連携は以下の運用形態になります。

図 1.3 Oracle E-Business Suite 連携機能を使用した運用形態

帳票出力の流れは以下のとおりです。

1)Oracle クライアントから帳票の出力要求を行います。

2)コンカレント • プログラムを通して、フィルタコマンドが呼び出されます。

3)フィルタコマンドから prprint コマンドが呼び出されます。

4)帳票に定義したデータベース接続情報(接続先、ユーザ、SELECT 文など)とコンカレント • プロ

グラムからのパラメータを元に、データベースに接続し、帳票定義にしたがって帳票出力を実行

します。

Oracle E-Business Suite List Creator

データベース

フィルタコマンド

prprint

4)

4)

4)

3)

2)

コンカレント・プログラム

Oracleクライアント

1)

帳票定義

印刷

電子保存

PDF

FAX

Excel

TIFF

8

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能

ここでは、SAP R/3 RDI 連携機能を使用するための RDI 定義の作成方法や、環境設定について説明し

ます。

9

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.1 帳票出力するまでの流れ

SAP R/3 の印刷プログラムから List Creator で帳票出力を行うまでの作業の流れを説明します。

図 2.1 帳票出力までの流れ

1)帳票定義情報の作成

List Creator デザイナを使用して、帳票定義情報を作成します。

2)RDI 定義の作成

SAPScript と印刷プログラムに定義されているウィンドウ、エレメント(出力単位)、およびシン

ボル(変数)を元にして、List Creator のデータ項目との関連付けや帳票出力時のコマンドパラメ

タを指定する RDI 定義を作成します。

⇒ “2.2 RDI 定義の作成 ”

3)RDI 定義格納ディレクトリの設定

2)で作成した RDI 定義を配置する RDI 定義格納ディレクトリを作成します。

⇒ “2.3.1.1 RDI 定義格納ディレクトリの設定(prsetrdcdir コマンド)”Solaris 版の場合、RDI 定義格納ディレクトリの設定は不要です。以下の参照先に記載されている

ディレクトリが、RDI 定義格納ディレクトリになります。

⇒ “2.4 帳票定義情報と RDI 定義の配置 ”

4)List Creator プリンタの設定

List Creator がインストールされているコンピュータに、List Creator プリンタを追加します。

- Windows 版の場合

⇒ “2.3.1.2 List Creator プリンタの設定 ”- Solaris 版の場合

⇒ “2.3.2.1 List Creator プリンタの設定 ”

1) 帳票定義情報の作成

2) RDI 定義の作成

3) RDI 定義格納ディレクトリの設定

4) List Creator プリンタの設定

5) SAP R/3 上でのデバイスの設定

6) 帳票定義情報、RDI 定義の配置

7) 出力結果の確認

8) RDI 定義の指定

9) 運用

修正

10

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

5)SAP R/3 上でのデバイスの設定

SAP R/3 に List Creator プリンタのデバイスを定義します。

- Windows 版の場合

⇒ “2.3.1.3 SAP R/3 上でのデバイスの設定 ”- Solaris 版の場合

⇒ “2.3.2.2 SAP R/3 上でのデバイスの設定 ”

6)帳票定義情報、RDI 定義の配置

帳票定義情報は帳票格納ディレクトリ、RDI 定義は RDI 定義格納ディレクトリに配置します。

⇒ “2.4 帳票定義情報と RDI 定義の配置 ”

7)出力結果の確認

SAP R/3 から List Creator へ帳票出力します。

正しく出力されなかった場合は、RDI 定義を修正してください。

8)RDI 定義の指定

作成したどの RDI 定義を使用して帳票出力するかを List Creator プリンタで指定します。

⇒ “2.5 帳票出力時の RDI 定義の指定 ”

9)運用

帳票出力します。

⇒ “2.6 帳票出力 ”

備考

- 実際の帳票の出力イメージは、List Creator プリンタで生成した CSV ファイルを使用

して、List Creator デザイナのプレビュー機能で確認することができます。

11

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.2 RDI 定義の作成

RDI 定義について説明します。

RDI 定義は、“2.4 帳票定義情報と RDI 定義の配置 ” に記載されている配置場所に作成します。

2.2.1 RDI 定義とは

RDI 定義は、SAP R/3 の帳票(SAPScript)と List Creator の帳票の関連付けを行う定義です。SAP R/3

の帳票ごとに RDI 定義が必要です。RDI 定義は、あらかじめ作成しておく必要があります。

RDI 定義は、メモ帳などのテキストエディタを使用し、入力データと同じ文字コードで作成してくだ

さい。

サポートしている文字コードは、以下のとおりです。

- Windows の場合

・ Shift-JIS

- Solaris の場合

・ Shift-JIS

・ EUC(Solaris 標準 EUC)

・ UNICODE(UTF8)

Solaris の場合、入力データと同じ文字コードで作成してください。

2.2.2 SAPScript について

SAPScript について説明します。

RDI 定義を作成する前に、SAPScript のレイアウトについて確認してください。

図 2.2 SAPScript のレイアウト例

ページ

帳票のページ名です。SAPScript では、複数のページレイアウトをもつことができます。

ウィンドウ(複数のエレメント、シンボル)で構成されています。

ウィンドウ

ページの出力領域です。

ページ

ウィンドウB

ウィンドウA

ウィンドウC

本文テキスト

日付

フッタ

拝啓、ご予約ありがとうございます。下記のフライトを確認させていただきます。

フライト 日付   出発 料金

AA0017 03/12/02 13:15 799,00

BB0018 03/12/10 20:07 1050,00

CB1005 03/12/15 06:55 1350,00

エレメントA

エレメントB

エレメントC

シンボル

ウィンドウB

エレメントCエレメントC

12

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

エレメント

ウィンドウの構成要素です。

シンボル(プログラムシンボル)

入力データを受け取る変数です。List Creator ではデータ項目に相当します。

2.2.3 RDI 定義の記述形式

- RDI 定義名は、拡張子を除く 32 バイト以内で指定してください。

- RDI 定義の拡張子は、必ず「rdc」としてください。

- RDI 定義には、以下の 3 つのセクションがあります。

・ TOP セクション

・ PAGENAME セクション

・ DEFAULT セクション

以降に、各セクションの記述形式と意味を説明します。

備考

- SAPScript から SAP/R3 RDI 連携を行うには、SAPScript の出力方式に関する設定の変更が

必要となる場合があります。SAPScript の設定の確認、および設定の変更方法は、R/3、SAPScript のドキュメントを参照してください。

!注意

- セクションは、必ず行の先頭から指定してください。行の先頭から指定されていないセクション名は、無効になります。また、括弧内に指定するセクション名の前後に、空白文字を入れないでください。

[*TOP]:有効

[*TOP]:無効(行の先頭から指定されていない)[ *TOP]:無効(セクション名の前後に空白文字がある)

- セクション名およびキーワード名は、大文字、小文字が区別されません。以下の定義も有効になります。

[*TOP]:Pagename=Page1,PAGE2[PAGE1]:[page2]:

- 同じセクション名を繰り返し定義した場合、先に定義したセクションが有効になります。また、同じキーワードを繰り返し定義した場合、先に定義したキーワードが有効になります。ただし、キーワードに何も指定しない場合、または空白文字を指定した場合、このキーワードは無視されます。

- 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントとなります。

13

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

● TOP セクション [*TOP]RDI 定義の動作情報(帳票出力時のオプション、帳票格納ディレクトリ、帳票)を指定します。

!注意

- セクション名は、「アスタリスク(*)TOP」です。

表 2.1 TOP セクションの記述形式

キーワード 説明

VERSION(必須)

【書式】VERSION=List Creator のバージョン情報

【説明】List Creator のバージョン情報には「10020」を指定します。

【入力最大長】5 バイト

【指定不可文字】半角数字以外の文字

COMMAND(任意)

【書式】COMMAND= コマンドオプション

【説明】List Creator の帳票出力コマンド(prprint コマンド)のコマンドオプションを指定

します。指定するコマンドラインについては、オンラインマニュアル “ アプリケーション作

成ガイド ” を参照してください。

【入力最大長】2048 バイト

【注意】以下のコマンドオプションは、無効になります。- 帳票名- -f(データファイル名)- -grpdelimit(マルチフォーム / 組合せフォーム用帳票名データ区切り文字)

- -grpbytes(マルチフォーム用帳票名データフィールド長)- -gcbform(組合せフォーム出力指定)

- -gcbfile(組合せフォーム出力定義ファイル名)

ASSETSDIR(任意)

【書式】ASSETSDIR= 帳票格納ディレクトリ

【説明】帳票格納ディレクトリを指定します。

【入力最大長】259 バイト

【指定不可文字】(帳票出力サーバが Windows の場合)

「/」、「,」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」【注意】

帳票格納ディレクトリは、以下の優先順序で有効になります。1) ASSETSDIR キーワードで指定した帳票格納ディレクトリ

2) COMMAND キーワードの -assetsdir オプションで指定した帳票格納ディレクトリ

3) List Creator の環境設定時に指定した帳票格納ディレクトリWindows の場合:環境設定画面で指定したディレクトリ

Solaris の場合:prsetassetsdir コマンドで指定したディレクトリ帳票格納ディレクトリについては、オンラインマニュアル “ 環境設定・帳票運用編

” を参照してください。

14

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

PAGENAME(必須)

【書式】PAGENAME= ページ名

【説明】SAPScript のページ名を指定します。

複数のページが存在する場合は、ページ名を「カンマ(,)」区切りで指定します。

ここで定義された値は、List Creator の各帳票を関連付けるための情報を定義するセクション名となります。

【入力最大長】256 バイト

【指定不可文字】「!」、「"」、「#」、「$」、「%」、「&」、「'」「(」、「)」、「=」、「^」、「~」、「¥」、「|」、「`」、「@」、「[」、「{」、「;」、「+」、「:」、「*」、「}」、「]」、「,」、「<」、「.」、「>」、「/」、「?」

【注意】ページ名に以下は指定できません。- ページ名の先頭に、アルファベット以外の文字を指定できません。- ページ名に空白文字を指定できません。- ページ名に「*DEFAULT」を指定できません。

表 2.1 TOP セクションの記述形式

キーワード 説明

15

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

● PAGENAME セクション [TOP セクションの PAGENAME に記述された値 ]SAPScript のデータと、List Creator の帳票に出力するデータ項目との関連付けを指定します。

書式の [ ] は省略できることを示します。

!注意

- セクション名は、「TOP セクションの PAGENAME に記述された値」です。

表 2.2 PAGENAME セクションの記述形式

キーワード 説明

ASSETS(必須)

【書式】ASSETS= 帳票名

【説明】ページ名に対応する List Creator の帳票名を指定します。

【入力最大長】64 バイト

【指定不可文字】「/」、「,」、「:」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「¥」

【注意】以下の点に注意してください。- 1 文字目が、「チルダ(~)」、「ドット(.)」の帳票名は指定できません。- 大文字、小文字に関係なく、以下の帳票名は指定できません。「CONFIG」、「CONFIGW」「DEFAULT」、「CON」、「AUX」、「PRN」、「COMn」(n は 1 ~ 9)、「LPTn」(n は 1 ~ 9)、「NUL」

データ項目名(必須)

【書式】List Creator データ項目名 = シンボル名 [, エレメント名 [, ウィンドウ名 ]]

【説明】List Creator の帳票定義情報で設定されている入力データの必要なデータ項目名に対応する SAPScript のシンボル名、エレメント名、ウィンドウ名を「カンマ(,)」区切りで指定します。List Creator の帳票データ項目名とシンボル名の関連付けは

必ず行ってください。【注意】

以下の点に注意してください。- エレメント名とウィンドウ名の指定は任意です。- エレメント名とウィンドウ名は、異なるエレメントおよびウィンドウのシンボ

ルを、帳票定義情報の異なるデータ項目にする場合に指定します。この場合に、エレメント名とウィンドウ名を省略すると、帳票定義情報の複数のデータ項目の値は同一になります。

ELEMENT(任意)

【書式】ELEMENT= エレメント名

【説明】SAPScript のエレメント名を指定します。

複数のエレメントが存在する場合は、エレメント名を「カンマ(,)」区切りで指定します。

【注意】- データ項目名でエレメント名を指定した場合は、必ず、このキーワードを指定

してください。- 指定されたエレメントに対するデータは、引き継ぎを行いません。

備考

- PAGENAME セクション、DEFAULT セクション内に指定するデータ項目名の並び順は、帳票定義情報と同一にする必要はありません。

16

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

● DEFAULT セクション [*DEFAULT]TOP セクションの PAGENAME キーワードで指定したページ名に対応する PAGENAME セクションが

ない場合、DEFAULT セクションで List Creator の帳票に出力するデータとの関連付けを指定します。

DEFAULT セクションは、任意で指定可能なセクションです。

TOP セクションの PAGENAME キーワードの中に存在しないページ名が RDI データに指定されていた

場合、DEFAULT セクションが参照されます。

指定できる値は PAGENAME セクションと同じです。以下を参照してください。

⇒ “ 表 2.2 PAGENAME セクションの記述形式 ”

!注意

- セクション名は、「アスタリスク(*)DEFAULT」です。

- 本セクションが指定されていない場合、RDI データの中に TOP セクションのPAGENAME キーワードに存在しないページ名が指定されると、帳票出力は異常終了しま

す。

17

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.2.4 RDI 定義例

ここでは、帳票出力サーバが Solaris の場合を例にして、RDI 定義例を示します。

RDI 定義例(1)

以下の SAPScript の帳票に対して、マルチフォーム出力する場合の RDI 定義の定義例を示します。

図 2.3 SAPScript 帳票例 (1)

[定義例]

# RDI 定義例 1[*TOP]VERSION = 10020COMMAND = -c 2ASSETSDIR = /home/user1/AssetsPAGENAME = FIRST,SECOND

(1)(2)

(3)(4)(5)

[FIRST]ASSETS = atesakiお客様名 = NAME

(6)(7)(10)

[SECOND]ASSETS = mitumori

(8)(9)

商品名 = BRAND_NAME (10)

単価 = PIECE_RATE (10)

数量 = FIGURE (10)

金額 = VALUE (10)

摘要 = MEMO (10)

(1) 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2) TOP セクションです。

(3) 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4) 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5) SAPScript のページ名「FIRST」と「SECOND」を指定します。

(6) ページ名「FIRST」に対応する PAGENAME セクションです。

(7) ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8) ページ名「SECOND」に対応する PAGENAME セクションです。

(9) ページ名「SECOND」に対応する帳票名を指定します。

ノート 100 50 ¥5,000鉛筆 50 120 ¥6,000本 500 20 ¥10,000ペン 100 5 ¥500はさみ 500 10 ¥5,000

-1-

御見積書�△△株式会社 様�

商品名�単価�数量� 金額� 摘要�

ページ名:FIRST

ページ名:SECOND

18

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

RDI 定義例(2)

List Creator デザイナで作成した帳票が集計表形式の場合は、RH(レポート頭書き)がある帳票を出力

できます。

SAP R/3 RDI 連携機能は、PAGENAME セクションの ASSETS キーワードに RH(レポート頭書き)の

ある帳票を指定し、それに見合うデータ項目を指定することで、RH(レポート頭書き)のある帳票を出

力することができます。

以下の SAPScript の帳票に対して、RH(レポート頭書き)がある帳票として出力する場合の RDI 定義

例を示します。

図 2.4 SAPScript 帳票例 (2)

[定義例]

(10) データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

# RDI 定義例 2[*TOP]VERSION = 10020COMMAND = -c 2ASSETSDIR = /home/user1/AssetsPAGENAME = FIRST

(1)(2)

(3)(4)(5)

[FIRST]ASSETS = mitumori

(6)(7)

お客様名 = NAME (8)

商品名 = BRAND_NAME (8)

単価 = PIECE_RATE (8)

数量 = FIGURE (8)

金額 = VALUE (8)

摘要 = MEMO (8)

(1) 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2) TOP セクションです。

(3) 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4) 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5) SAPScript のページ名「FIRST」を指定します。

(6) ページ名「FIRST」に対応する PAGENAME セクションです。

ノート 100 50 ¥5,000鉛筆 50 120 ¥6,000本 500 20 ¥10,000ペン 100 5 ¥500はさみ 500 10 ¥5,000

-1-

御見積書�△△株式会社 様�

商品名�単価�数量� 金額� 摘要�

ページ名:FIRST

19

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

RDI 定義例(3)

“ 図 2.4 SAPScript 帳票例 (2)” を、エレメント名およびウィンドウ名を指定して、RH(レポート頭書

き)がある帳票として出力する場合の RDI 定義例を以下に示します。

(7) ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8) データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

# RDI 定義例 3[*TOP]VERSION = 10020COMMAND = -c 2ASSETSDIR = /home/user1/AssetsPAGENAME = FIRST

(1)(2)

(3)(4)(5)

[FIRST]ASSETS = mitumori

(6)(7)

お客様名 = NAME (8)

商品名 = BRAND_NAME,530,MAIN (8)(9)

単価 = PIECE_RATE,530,MAIN (8)(9)

数量 = FIGURE,530,MAIN (8)(9)

金額 = VALUE,530,MAIN (8)(9)

摘要 = MEMO,540,MAIN (8)(10)

ELEMENT = 530,540 (11)

(1) 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2) TOP セクションです。

(3) 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4) 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5) SAPScript のページ名「FIRST」を指定します。

(6) ページ名「FIRST」に対応する PAGENAME セクションです。

(7) ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8) データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

(9) エレメント名「530」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。

(10) エレメント名「540」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。

(11) (9) (10) で指定したエレメント名を指定します。

20

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.3 環境設定

環境設定について説明します。

2.3.1 Windows 版の場合

Windows 版の場合の環境設定について説明します。

2.3.1.1 RDI 定義格納ディレクトリの設定(prsetrdcdir コマンド)RDI 定義を格納するための RDI 定義格納ディレクトリを設定するには、コマンドプロンプトから

prsetrdcdir コマンドを使用します。

[機能]

RDI 定義格納ディレクトリの設定と表示を行います。

[記述形式]

コマンドの記述形式を示します。

- RDI 定義格納ディレクトリを設定する場合

- RDI 定義格納ディレクトリを表示する場合

[説明]

オプションについて説明します。

-s

RDI 定義の格納ディレクトリを 259 バイト以内のフルパスで指定します。

指定された RDI 定義格納ディレクトリが存在しない場合、ディレクトリを作成するかどうか

を促すメッセージが表示されます。

「y」で応答すると、ディレクトリがある場合はディレクトリが設定されます。ディレクトリ

がない場合は、ディレクトリの作成後に設定されます。

「n」で応答すると、設定されません。

-l

現在の RDI 定義格納ディレクトリを表示します。

[復帰値]

復帰値を示します。

[注意]

- 本コマンドで RDI 定義格納ディレクトリを設定する場合は、必ず Administrators 権限を持つユーザ

で実行してください。Administrators 権限を持たないユーザで実行した場合は、設定情報の表示のみ

行えます。

- RDI 定義格納ディレクトリの配下には、帳票を出力するユーザが読み取りできる権限を指定してく

ださい。読み取りできる権限がない場合、帳票を出力することができません。

- Windows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Vista、Windows 7、または Windows 8 の UAC

(ユーザーアカウント制御)が有効な環境で設定の変更を行う場合は、「管理者: コマンド プロンプ

ト」を使用してください。

prsetrdcdir -s RDI定義格納ディレクトリ

prsetrdcdir -l

復帰値 意味

0 正常終了

0 以外 異常終了

21

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.3.1.2 List Creator プリンタの設定List Creator プリンタは、SAP R/3 から RDI データを受け取るためのインタフェースとして、システム

に定義するプリンタです。

List Creator をインストールしたコンピュータ(Windows)に List Creator プリンタを定義し、SAP R/3 か

らそのプリンタを使用できるように設定しておく必要があります。

●プリンタの定義プリンタの定義を行うには、Administrators 権限のあるユーザでログオンする必要があります。

以下に、プリンタの定義手順について説明します。

= 操作手順 =

1)プリンタフォルダの「プリンタの追加」をダブルクリックします。

⇒「プリンタの追加ウィザード」が起動されます。

備考

- 「管理者:コマンド プロンプト」を起動するには、[スタート]メニューから[コマンドプロンプト]を選択する場合に、右クリックして表示されるコンテキストメニューから、「管理者として実行」を選択します。Windows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Vista、Windows 7、またはWindows 8 で、ビルドイン Administrator にて実行した場合は「管理者として実行」を選択

しなくても、設定の変更を行うことができます。

備考

- Windows 7 の場合は、プリンタを定義する前に以下の手順でポートを追加してください。

1)[スタート]-[デバイスとプリンタ]の順にクリックします。

2)デバイスとプリンタの一覧が表示されるので、任意のプリンタをクリックします。3)メニューに[プリントサーバープロパティ]ボタンが表示されるのでクリックします。

 ⇒プリントサーバープロパティ画面が表示されます。4)[ポート]タブをクリックします。

5)[ポート設定の変更]ボタンをクリックします。

 ⇒プリントサーバのプロパティ画面が表示されます。6)[ポート追加]ボタンをクリックします。

 ⇒プリンタポートの一覧画面が表示されます。7)利用可能なポートの種類から「FUJITSU ListCREATOR RDI Connect Port」を選択し

[新しいポート]ボタンをクリックします。 ⇒ ListCREATOR SAP RDI 連携環境設定画面が表示されます。

8)環境設定画面で必要な情報を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

- Windows Vista、Window Server 2008 で「プリンタの追加」を行う場合は、管理者として実行してください。以下に、Windows Vista の場合を例に手順を示します。

1)[スタート]-[コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]-[プリンタ]

の順にクリックし、プリンタフォルダを開きます。2) 管理するプリンタを右クリックして、[管理者として実行]-[プリンタの追加]を選択

します。3) ユーザアカウント制御画面が表示されるので、[続行]を選択します。

4)[次へ]ボタンをクリックすると、Windows セキュリティの画面が表示されるので、「こ

のドライバソフトウェアをインストールします。」を選択します。

22

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2)「プラグ アンド プレイ プリンタを自動的に検出してインストールする」のチェックをはずし、

「ローカルプリンタ」を選択します。

3)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒プリンタポートの選択画面が表示されます。

4)「新しいポートの作成」から「FUJITSU ListCREATOR RDI Connect Port」を選択します。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

5)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒環境設定画面が表示されます。

6)ポート名と RDI 定義を入力します。

設定項目の詳細については、以下を参照してください。

⇒ “ ●ポートの定義 ”

7)[OK]ボタンをクリックします。

⇒環境設定画面が閉じ、プリンタの追加ウィザードが表示されます。

8)以下のプリンタドライバを選択します。

!注意

- ポート名と RDI 定義は必ず入力してください。

製造元 Generic

プリンタ Generic / Text Only

!注意

- プリンタドライバがインストールされていない場合、Windows の製品媒体からインス

トールしてください。

24

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

9)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒既存のドライバを使う画面が表示されます。

10)「現在のドライバを使う(推奨)」を選択します。

11)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒プリンタ名画面が表示されます。

12)プリンタ名を指定します。

!注意

- プリンタ名中に空白文字を指定しないでください。空白文字を指定した場合、SAP R/3 上で帳票出力を行うデバイスの設定を行う際、本

プリンタを指定することができません。

25

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

13)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒プリンタ共有画面が表示されます。

14)「このプリンタを共有しない」を選択します。

15)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒テストページの印刷画面が表示されます。

16)「いいえ」を選択します。

17)[次へ]ボタンをクリックします。

⇒プリンタ定義の完了画面が表示され、プリンタが追加されます。

26

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

18)[完了]ボタンをクリックして、画面を閉じます。

この追加したプリンタに対して、環境設定と SAP R/3 上でのデバイスの追加を行い、RDI 定義を

作成することで SAP R/3 と連携して帳票を出力することができます。

●ポートの定義ポートの定義を行うには、Administrators 権限を持つユーザでログオンする必要があります。

以下に、ポートの定義手順について説明します。

= 操作手順 =

1)[スタート]-[設定]-[プリンタ]を選択します。

2)対象となるプリンタを選択します。

3)[ファイル]-[プロパティ]を選択します。

⇒選択したプリンタのプロパティ画面が表示されます。

4)プロパティ画面で[ポート]タブを選択します。

5)ポートを追加する場合は、[ポートの追加]ボタンをクリックし、「FUJITSU ListCREATOR RDI Connect Port」を選択します。

定義されているポートの環境設定を行う場合は、環境設定を行うポートを選択し、[ポートの構

成]ボタンをクリックしてください。

⇒環境設定画面が表示されます。

環境設定画面の設定項目について説明します。

ポート名

使用するポートの名前は 6 バイト以上、32 バイト以内の範囲で指定します。

使用できる文字範囲は「数字(0 ~ 9)」、「アルファベット(a ~ z および A ~ Z)」、「ピ

リオド(.)」、「ハイフン(-)」です。「ピリオド(.)」だけで構成するポート名は指定でき

ません。ポート名はポートの追加を行う場合だけ指定できます。

RDI 定義

帳票出力時に使用する RDI 定義を 32 バイト以内で指定します。

拡張子は指定する必要はありません。RDI 定義名を必ず指定してください。

帳票出力時に使用する RDI 定義の優先順位は以下のとおりです。

1)帳票出力時に SAPScript で RDI データの SORT フィールドに指定した RDI 定義

⇒ “2.5.2 SAPScript または印刷プログラムによる RDI 定義の指定 ”

2)List Creator プリンタの環境設定画面に指定した RDI 定義(本指定)

帳票出力を実行する

SAP R/3 で帳票出力を実行した場合に List Creator でそのまま帳票出力を行う場合に指定

します。

RDI 定義の確認時などに CSV ファイルの出力だけを行う場合はチェックをはずします。

チェックをはずした場合は、必ず「CSV ファイルを保存する」がチェックされます。

初期値はチェックされています。

!注意

- 日本語を使用する場合は、プリンタのプロパティでコードページに「Japanese」を指

定してください。

27

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

CSV ファイルを保存する

RDI 定義が正しいかどうかをプレビューアで表示して確認するために、CSV ファイルを

生成します。

この指定はテスト時に使用し、運用時には指定しないでください。

この指定をした場合、List Creator の環境設定画面で指定されている List Creator の作業用

ディレクトリ配下に "(RDI 定義名 ).csv" という名前で CSV ファイルが生成されます。同じ

名前のファイルが存在する場合は、ファイルが上書きされます。RDI 定義名は帳票出力時

に使用した帳票名が挿入されます。

初期値はチェックされていません。

6)ポートの環境を指定します。

7)[OK]ボタンをクリックします。

⇒ポートが定義されます。

2.3.1.3 SAP R/3 上でのデバイスの設定SAP R/3 の印刷プログラムから、SAP R/3 RDI 連携機能を使用するためには、Windows 上に定義した

List Creator プリンタを SAP R/3 のデバイスに定義してください。

SAP R/3 では以下のように定義します。

- デバイスタイプPLAIN

- アクセス方法

・ SAP R/3 サーバ上で帳票出力を行う場合

- 「C」(直接 OS コール)

SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが同じ Windows の場合に指定してください。

・ SAP R/3 サーバとは別の帳票出力サーバで帳票出力を行う場合

- 「U」(Berkeley プロトコルによる印刷)

LP、または LPR デーモンを使用して、SAP R/3 サーバから帳票出力サーバへ RDI デー

タを転送して帳票出力する場合に指定してください。

- 「S」(SAP プロトコルによる印刷)

SAPLPD、または TCP/IP Print Server を使用して、SAP R/3 サーバから帳票出力サーバ

へ RDI データを転送して帳票出力する場合に指定してください。

・ SAPGUI がインストールされたコンピュータで帳票出力を行う場合

- 「F」(フロントエンドコンピュータでの印刷)

SAP R/3 サーバとは別のプロトコル(SAPGUI)がインストールされているコンピュー

タで帳票出力を行う場合に指定します。

SAP R/3 から RDI データを出力するときの設定の詳細については、SAP R/3 のドキュメントをご確認く

ださい。

SAP R/3 4.6C に接続した場合を例に、設定手順を以下に示します。

= 操作手順 =

1)トランザクションコード(spad)を入力し、[Enter]キーを押します。

トランザクションコードの入力時には、先頭に「/n」を付加し、「/nspad」と入力してください。

!注意

- List Creator プリンタの環境設定画面は、Windows Server 2003 のターミナルサービス

に対応していません。List Creator をインストールしたマシンで環境設定を行ってください。

28

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

⇒スプール管理画面が表示されます。

2)スプール管理画面の[出力デバイス]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス一覧画面が表示されます。

29

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

3)[照会→変更]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス(変更)一覧画面が表示されます。

4)[登録]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス登録画面が表示されます。

30

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

5)以下の項目を入力します。

6)[HostSpoolAcc 方法]タブをクリックします。

⇒[HostSpoolAcc 方法]タブが表示されます。

7)HostSpool アクセス方法を選択します。

アクセス方法は運用形態ごとに指定します。

- SAP R/3 サーバ上で帳票出力を行う場合(Windows の場合)

「C」(直接 OS コール)を指定してください。

項目名 入力する内容

出力デバイス SAP R/3 で定義されている出力先のデバイス名です。

略称 出力デバイス名の略称です。

デバイスタイプ デバイスタイプの名称です。※「PLAIN」で定義してください。

31

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

アクセス方法に「C」を指定した場合は、以下の設定を行います。

1)以下の項目を入力します。

2)[デバイス属性]タブをクリックします。

3)以下の項目を入力します。

- SAP R/3 とは別の帳票出力サーバで帳票出力を行う場合

「U」(Berkeley プロトコルによる印刷)または「S」(SAP プロトコルによる印刷)を指定してく

ださい。

アクセス方法に「U」または「S」を指定した場合は、以下の設定を行います。

1)以下の項目を入力します。

2)[デバイス属性]タブをクリックします。

3)以下の項目を入力します。

項目名 入力する内容

Host printer ホストシステムでのプリンタ名です。“2.3.1.2 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●プリンタの定義 ” の12)で設定したプリンタ名を指定します。

項目名 入力する内容

スプールサーバ スプールサーバ名です。SAP R/3 のスプールサーバ名を指定します。

(*)SAP R/3 システム管理者にご確認ください。

項目名 入力する内容

Host printer ホストシステムでのプリンタ名です。“2.3.1.2 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●プリンタの定義 ” の12)で設定した List Creator プリンタ名を指定します。

宛先ホスト 出力データを受信するコンピュータの名称です。List Creator で帳票出力を行うコンピュータ名を指定します。

項目名 入力する内容

スプールサーバ スプールサーバ名です。SAP R/3 のスプールサーバ名を指定します。

(*)SAP R/3 システム管理者にご確認ください。

32

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

- SAPGUI がインストールされたコンピュータで帳票出力を行う場合

「F」(フロントエンドコンピュータでの印刷)を指定してください。

アクセス方法に「F」を指定した場合は、以下の設定を行います。

1)以下の項目を入力します。

8)[保存]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイスが登録されます。

項目名 入力する内容

Host printer ホストシステムでのプリンタ名です。“2.3.1.2 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●プリンタの定義 ” の12)で設定した List Creator プリンタ名を指定します。

33

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

9)[戻る]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス(変更)一覧画面が表示されます。

デバイスの設定が完了しました。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.3.2 Solaris 版の場合

Solaris 版の場合の環境設定について説明します。

2.3.2.1 List Creator プリンタの設定List Creator プリンタは、SAP R/3 から RDI データを受け取るためのインタフェースとして、システム

に定義するプリンタです。

List Creator をインストールしたコンピュータ(Solaris)に List Creator プリンタを定義し、SAP R/3 から

そのプリンタを使用できるように設定しておく必要があります。

●プリンタの定義プリンタの定義は、以下の手順で行います。

= 操作方法 =

1)システム管理者権限でログインします。

2)List Creator プリンタを LP プリントサービスに登録します。

ここでは、List Creator プリンタ名が「ListCREATOR」の場合を例に説明します

3)List Creator プリンタへの印刷要求を許可します。

4)List Creator プリンタを使用できるようにします。

●設定ファイルの作成List Creator プリンタの設定ファイルを、ini ファイル形式で作成します。

設定ファイルには、使用する RDI 定義のファイル名を指定します。

[作成場所]

設定ファイルは、以下の場所に作成します。

[設定ファイルの名前]

設定ファイルは、「(List Creator プリンタ名).ini」の名前で作成します。

(List Creator プリンタ名)は、“ ●プリンタの定義 ” で指定した名前と同じものを指定してください。

[記述形式]

記述形式は、以下のとおりです。

キーワード :キーワードには、「Rdi」と記述します。

Rdi キーワードは、RDI 定義のファイル名を指定するためのキーワードです。

値 :キーワードに対する値には、使用する RDI 定義のファイル名を記述します。

# lpadmin -p ListCREATOR -I simple -i /opt/FJSVoast/bin/prrdiprt -v /dev/null

# accept ListCREATOR

# enable ListCREATOR

備考

- プリンタの定義の詳細については、Solaris の man マニュアルを参照してください。

!注意

- 設定ファイルは、ASCII(~ 0x7f)の文字コード系で作成してください。

/etc/opt/FJSVoast/Rdi/

キーワード =(値)

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

[記述例]

以下に、使用する RDI 定義が「mitumori.rdc」の場合の記述例を示します。

2.3.2.2 SAP R/3 上でのデバイスの設定SAP R/3 の印刷プログラムから、SAP R/3 RDI 連携機能を使用するためには、Solaris 上に定義した List

Creator プリンタを SAP R/3 のデバイスに定義してください。

SAP R/3 では以下のように定義します。

- デバイスタイプPLAIN

- アクセス方法

・ SAP R/3 サーバ上で帳票出力を行う場合

- 「L」(LP/LPR 使用のローカル印刷)

SAP R/3 サーバと帳票出力サーバが同じ Solaris の場合に指定してください。

・ SAP R/3 サーバとは別の帳票出力サーバで帳票出力を行う場合

- 「U」(Berkeley プロトコルによる印刷)

LPR デーモンを使用して、SAP R/3 サーバから帳票出力サーバへ RDI データを転送し

て帳票出力する場合に指定してください。

SAP R/3 から RDI データを出力するときの設定の詳細については、SAP R/3 のドキュメントをご確認く

ださい。

SAP R/3 4.6C に接続した場合を例に、設定手順を以下に示します。

= 操作手順 =

1)トランザクションコード(spad)を入力し、[Enter]キーを押します。

トランザクションコードの入力時には、先頭に「/n」を付加し、「/nspad」と入力してください。

!注意

- キーワードは、大文字 / 小文字の区別はされません。

- 同じキーワードを複数指定した場合、最初に記述したキーワードが有効になります。- キーワード前後の空白は無視されます。- キーワードの値が空白の場合、そのキーワードは無視されます。- キーワードの値に設定するファイル名には、拡張子を指定しないでください。

Rdi =mitumori

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

⇒スプール管理画面が表示されます。

2)スプール管理画面の[出力デバイス]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス一覧画面が表示されます。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

3)[照会→変更]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス(変更)一覧画面が表示されます。

4)[登録]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス登録画面が表示されます。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

5)以下の項目を入力します。

6)[HostSpoolAcc 方法]タブをクリックします。

⇒[HostSpoolAcc 方法]タブが表示されます。

7)HostSpool アクセス方法を選択します。

アクセス方法は運用形態ごとに指定します。

- SAP R/3 サーバ上で帳票出力を行う場合

「L」(LP/LPR 使用のローカル印刷)を指定してください。

項目名 入力する内容

出力デバイス SAP R/3 で定義されている出力先のデバイス名です。

略称 出力デバイス名の略称です。

デバイスタイプ デバイスタイプの名称です。※「PLAIN」で定義してください。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

アクセス方法に「L」を指定した場合は、以下の設定を行います。

1)以下の項目を入力します。

2)[デバイス属性]タブをクリックします。

3)以下の項目を入力します。

- SAP R/3 とは別の帳票出力サーバで帳票出力を行う場合

「U」(Berkeley プロトコルによる印刷)を指定してください。

アクセス方法に「U」を指定した場合は、以下の設定を行います。

1)以下の項目を入力します。

2)[デバイス属性]タブをクリックします。

3)以下の項目を入力します。

項目名 入力する内容

Host printer ホストシステムでのプリンタ名です。“2.3.2.1 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●プリンタの定義 ” の12)で設定した List Creator プリンタ名を指定します。

項目名 入力する内容

スプールサーバ スプールサーバ名です。SAP R/3 のスプールサーバ名を指定します。

(*)SAP R/3 システム管理者にご確認ください。

項目名 入力する内容

Host printer ホストシステムでのプリンタ名です。“2.3.2.1 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●プリンタの定義 ” の12)で設定した List Creator プリンタ名を指定します。

宛先ホスト 出力データを受信するコンピュータの名称です。List Creator で帳票出力を行うコンピュータ名を指定します。

項目名 入力する内容

スプールサーバ スプールサーバ名です。SAP R/3 のスプールサーバ名を指定します。

(*)SAP R/3 システム管理者にご確認ください。

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ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

8)[保存]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイスが登録されます。

9)[戻る]ボタンをクリックします。

⇒出力デバイス(変更)一覧画面が表示されます。

デバイスの設定が完了しました。

41

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.4 帳票定義情報と RDI 定義の配置

用意した帳票定義情報と RDI 定義を、それぞれの配置先に配置します。

●帳票定義情報の配置帳票定義情報は、必要に応じて、以下のいずれかの「帳票格納ディレクトリ」に配置します。

- RDI 定義の COMMAND キーワードまたは ASSETSDIR キーワードで指定した帳票格納ディレクト

詳細については、以下を参照してください。

⇒ “2.2.3 RDI 定義の記述形式 ” の “ ● TOP セクション [*TOP]”

- List Creator の環境設定時に指定した帳票格納ディレクトリ

・ Windows 版の場合は、環境設定画面で指定したディレクトリ

・ Solaris 版の場合は、prsetassetsdir コマンドで指定したディレクトリ

詳細については、オンラインマニュアル “ 環境設定・帳票運用編 ” を参照してください。

● RDI 定義の配置RDI 定義は、「RDI 定義格納ディレクトリ」に配置します。

RDI 定義格納ディレクトリの場所は、以下のとおりです。

- Windows 版の場合

以下で設定したディレクトリ

⇒ “2.3.1.1 RDI 定義格納ディレクトリの設定(prsetrdcdir コマンド)”

- Solaris 版の場合

/etc/opt/FJSVoast/Rdi

42

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.5 帳票出力時の RDI 定義の指定

SAP R/3 の印刷プログラムから List Creator を経由して帳票出力を行うときに使用する RDI 定義の指定

方法には、以下の方法があります。

- List Creator プリンタによる RDI 定義の指定

- SAPScript または印刷プログラムによる RDI 定義の指定

なお、上記の両方に RDI 定義を指定した場合は、SAPScript または印刷プログラムの指定が有効になり

ます。

2.5.1 List Creator プリンタによる RDI 定義の指定

- Windows 版の場合、List Creator プリンタの環境設定画面に RDI 定義を指定します。通常、この指定

が有効となります。環境設定画面については、以下を参照してください。

⇒ “2.3.1.2 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●ポートの定義 ”

- Solaris 版の場合、List Creator プリンタの設定に関する設定ファイルに、RDI 定義を指定します。設

定ファイルについては、以下を参照してください。

⇒ “2.3.2.1 List Creator プリンタの設定 ” の “ ●設定ファイルの作成 ”

2.5.2 SAPScript または印刷プログラムによる RDI 定義の指定

SAPScript または SAP R/3 の印刷プログラムにより、RDI 定義を指定します。

SAPScript または SAP R/3 の印刷プログラムによる RDI 定義の指定は、SAP R/3 のサブルーチン

RDI_FILL_INTERNAL_SORTFIELDS を使用します。

RDI 定義を指定したシンボルを、RDI_FILL_INTERNAL_SORTFIELDS の USING パラメータで指定し

ます。

SAPScript の詳細については、SAP R/3 のオンラインヘルプを参照してください。

以下に、SAPScript に定数(テキストシンボル)で RDI 定義を指定する場合を例に、SAP R/3 サブルー

チンを SAPScript に指定する方法について説明します。

    メインウィンドウ

(1) テキストシンボル SORT に RDI 定義 " FAX_REPORT" を指定します。

(2) サブルーチンRDI_FILL_INTERNAL_SORTFIELDSのUSINGパラメータでシンボルを指定し

ます。

(3) 本文テキストを開始します。

DEFINE &SORT& = 'FAX_REPORT'

PERFORM RDI_FILL_INTERNAL_SORTFIELDS IN PROGRAM RSTXSORT

USING &SORT&

ENDPERFORM

本文テキスト

・(以下省略)

(1)

(2)

(3)

43

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

!注意

- 上記の例は、SAPScript の MAIN ウィンドウの先頭で指定してください。MAIN ウィンドウ

の先頭で指定しなかった場合、正しく動作しません。- USING パラメータは複数指定可能ですが、RDI 定義は最初に指定してください。

- 指定する RDI 定義には、拡張子(.rdc)を含めないでください。RDI 定義は拡張子を含めず 32 バイト以内で指定してください。

備考

- 上記の例では、定数(テキストシンボル)を USING パラメータに指定していますが、プロ

グラムシンボルやシステムシンボルで指定することもできます。- SAP R/3 4.6A 以降では、RDI_FILL_SORTFIELDS というサブルーチンで印刷プログラムか

ら直接 RDI 定義を指定することもできます。ただし、RDI_FILL_SORTFIELDS を使用する場合、以下の呼び出し順のように

OPEN_FORM/START_FORM の呼び出し後、かつ WRITE_FORM の呼び出し前に、サブ

ルーチン RDI_FILL_SORTFIELDS を呼ぶ必要があります。1. OPEN_FORM2. START_FORM3. RDI_FILL_SORTFIELDS4. WRITE_FORM  ・  ・  ・(以下省略)

44

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.6 帳票出力

帳票出力時に指定できるオプションについては、オンラインマニュアル “ アプリケーション作成ガイ

ド ” の prprint コマンドに関する記載を参照してください。

SAP R/3 RDI 連携機能で帳票出力中に異常が発生した場合、エラーメッセージは、帳票出力サーバのイ

ベントログ、またはシステムログに出力されます。

SAP R/3 RDI 連携機能で帳票出力したときに出力されるエラーメッセージと、そのエラーメッセージの

原因および対処方法については、オンラインマニュアル “ メッセージ集 ” を参照してください。

45

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.7 注意事項

SAP R/3 RDI 連携機能を使用する場合の注意事項について説明します。

2.7.1 帳票設計時の注意事項

SAP R/3 RDI 連携機能を使用する場合、帳票設計時には以下の点に注意してください。

- 帳票設計時には、帳票の入力データ形式を以下のように指定してください。入力データ形式は帳票

様式定義画面のデータ定義で設定することができます。

- List Creator の帳票で数字項目(編集形式:数値)を使用する場合、SAP R/3 で帳票を出力するユー

ザの小数点書式を日本の表記形式「XXX.YYY」にしてください。

SAP R/3 の小数点書式で小数点がカンマだった場合、帳票出力時にエラーになります。小数点をカ

ンマ書式にする場合、そのデータを出力する項目はテキスト項目で定義してください。

- SAP R/3 で小数点書式、日付表示書式が List Creator の帳票の数字項目で扱えない場合は、テキスト

項目で定義してください。

- 会社のロゴなどのイメージを出力したい場合、オーバレイでイメージを取り込んでください。

SAP R/3 RDI 連携機能を使用する場合、組込みメディア項目を使用することはできません。

- SAPScript では 1 つの帳票にレイアウトの違う複数のページを設定できるため、それらを List Creator

経由で帳票出力する場合、複数の帳票をマルチフォーム出力として出力します。

2.7.2 運用時の注意事項

- SAP R/3 から SAP R/3 RDI 連携機能で帳票の出力を行った場合で、帳票出力が正常終了したときは、

RDI データは削除されます。

- Windows 版の場合、入力データの文字コード系は Shift-JIS を指定してください。その他の文字コー

ド系は使用できません。

入力データの文字コード系は、以下のどちらかで指定できます。

・[スタート]-[List Creator]-[環境設定]-[動作環境設定]を選択して表示される環境設

定画面の[全般]タブで、文字コード系を指定します。

・ RDI 定義の TOP セクションの COMMAND キーワードに indatacode オプションを指定して、文

字コード系を指定します。

- Windows 版の場合、帳票出力中に List Creator プリンタでドキュメントおよびプリンタの操作を行わ

ないでください。

ドキュメントおよびプリンタの操作を行った場合に帳票出力がエラーになります。

入力データ形式 CSV 形式

区切り文字 カンマ

DB タイプ データファイル

46

ERP 連携編 -第 2 章 SAP R/3 RDI 連携機能-

2.7.3 その他の注意事項

- 本機能は SAPScript で作成した帳票を List Creator 経由で出力するための機能です。SmartForms で作

成した帳票を出力することはできません。

- SAP R/3 の印刷プログラムで印刷部数を指定しないでください。

RDI 定義の COMMAND キーワード、または帳票で印刷部数を指定することをお勧めします。

SAP R/3 の印刷プログラムで印刷部数を指定すると、以下のように動作し、性能・効率が悪くなり

ます。

・印刷および FAX 送信

SAP R/3 から印刷部数分のデータが転送され、その数の分だけ帳票出力コマンドが実行されま

す。

・電子保存

SAP R/3 で指定した印刷部数の分だけ List Works に電子帳票が登録されます。

・ PDF ファイル保存

同じファイルに繰り返し上書きで PDF ファイルが保存されます。

・ Excel ファイル出力

同じファイルに繰り返し上書きで Excel ファイルが出力されます。

・ TIFF 出力

同じファイルに繰り返し上書きで TIFF ファイルが出力されます。

- RDI データに含まれる以下の情報は無効となります。

・アーカイブ情報

・メール情報

47

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能

ここでは、Oracle E-Business Suite 連携機能を使用するための環境設定について説明します。

Solaris 版 Oracle E-Business Suite 11 の場合を例に説明します。

コンカレント・プログラムの作成や起動方法についての詳細は、Oracle E-Business Suite のマニュアル

などを参照してください。

Oracle E-Business Suite 連携機能を使用される場合、List Creator の各オンラインマニュアルの「OCI 機

能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合」を「Oracle E-Business Suite 連携機能」と読み替え

てください。

!注意

- 以下の場合、Oracle E-Business Suite 連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携

できません。・ フリーフレーム形式でリンクのない複数のフレームが配置されている帳票を出力する場

合・ マルチフォーム出力時・ 組合せフォーム出力時・ リモート帳票出力時・ コネクタ連携機能使用時・ XBRL データ対応機能使用時

・ Navigator 連携機能使用時

・ SSIS 連携機能使用時

・ Database Direct 連携機能使用時

・ クエリ機能使用時・ データ到着監視時・ 仕分け時・ OWF ファイル生成時

・ Java インタフェース使用時

・ .NET インタフェース使用時

・ CFX カスタムタグインタフェース使用時

・ SAP R/3 RDI 連携機能使用時

・ Web 手元印刷機能の Web アプリケーション連携機能使用時

48

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

3.1 帳票出力するまでの流れ

Oracle E-Business Suite の印刷プログラムから List Creator で帳票出力を行うまでの操作の流れを説明し

ます。

図 3.1 帳票出力までの流れ

1)List Creator の帳票の作成

List Creator の帳票を作成します。

また、Oracle E-Business 連携機能を使用するには、List Creator デザイナで、データベース接続情報

を定義する必要があります。

詳細については、オンラインマニュアル “ 帳票設計編 ” の DB 連携タブについての記載を参照して

ください。

2)フィルタコマンドの作成

List Creator の prprint コマンドを呼び出すためのフィルタコマンドを作成します。

⇒ “3.2 フィルタコマンドの作成と配置 ”

3)Oracle E-Business Suite の環境設定

List Creator の機能を使用して出力を行うために Oracle E-Business Suite の環境を設定します。

⇒ “3.3 Oracle E-Business Suite の環境設定 ”

4)運用

帳票出力を行います。

⇒ “3.4 帳票出力 ”

1) List Creator の帳票の作成

2) フィルタコマンドの作成

3) Oracle E-Business Suite の環境設定

4) 運用

49

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

3.2 フィルタコマンドの作成と配置

フィルタコマンドの作成と配置手順について説明します。

= 操作手順 =

1)SWP_TOP 環境の作成

$APPL_TOP 配下に swp ディレクトリを作成し、Oracle E-Business Suite の動作時に有効となる環境

変数に $SWP_TOP を追加します。

swp ディレクトリ配下には、以下の 3 つのディレクトリを作成します。

- bin

- log

- out

2)フィルタコマンドの作成

以下の例を参考に、フィルタコマンドを作成してください。

ファイル名は「swprint.prog」としています。

なお、以下は Solaris の sh を使用する場合を例に記述しています。

フィルタコマンドの書式などの詳細については、使用するオペレーティングシステムのマニュア

ルなどを参照してください。

環境変数の設定例:

#

# Listcreator

#

SWP_TOP="/dev/oracle/prodapp1/swp"

export SWP_TOP

←作成したディレクトリ名を設定

50

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

#!/bin/sh

#-----------------------------------------------------------------------

# Listcreator sample

LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVoast/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib

export LD_LIBRARY_PATH

LANG=ja

export LANG

#-----------------------------------------------------------------------

# $Header: swprint.prog version 10.0

echo '====================================================='

echo 'Program Name($0) : ' $0

echo 'username/pwd($1) : xxxxxx'

echo 'apps user id($2) : ' $2

echo 'apps username($3) : ' $3

echo 'request id($4) : ' $4

echo 'Script Name($5) : ' $5

echo 'Replase String($6) : ' $6

echo '====================================================='

uname=`dirname $1`

echo 'UserName : ' $uname

passwd=`basename $1`

echo 'Passwd : xxxxxx'

form=$5

echo 'FormName : ' $form

shift 5

echo "\"\c" > /tmp/rep$$.tmp

for i in "$@"

do

echo "$i:\c" >> /tmp/rep$$.tmp

done

echo "\"" >> /tmp/rep$$.tmp

repstr="`cat /tmp/rep$$.tmp`"

echo 'ReplaceSrt : ' $repstr

echo '====================================================='

#prprint -u ユーザ名 -w パスワード -q 置換文字列 スクリプトファイル名

echo '#command line string'

echo 'prprint -u '$uname' -w xxxxxx -q '$repstr' '$form

/opt/FJSVoast/bin/prprint -u $uname -w $passwd -q $repstr $form

rtn=$?

echo 'return code = ' $rtn

rm /tmp/rep$$.tmp

if [ $rtn != 0 ]

then

exit 255;

else

exit 0;

fi

#-----------------------------------------------------------------------

←使用するシェルを宣言します。

← List Creator のインストール

ディレクトリを指定します。

←使用する言語を宣言します。

←フィルタコマンドに渡されるパ

ラメータです。(*1)

←ユーザ名を代入します。

←パスワードを代入します。

←帳票名を代入します。

←$6以降の定位置パラメータを$1

以降に再命名します。個数は

Oracle E-Business Suite で設定

したパラメータの個数に合わせま

す。

←SELECT文の置換文字列を代入し

ます。

←コマンドラインを表示します。

←prprintコマンドを実行します。

(*2)

←復帰値を取得します。

←エラー終了の場合

←正常終了の場合

51

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

*1:パラメータ $0 ~ $4 の詳細については、Oracle E-Business Suite のマニュアルなどを参照してく

ださい。

パラメータ $5 および $6 には、“3.3 Oracle E-Business Suite の環境設定 ” の 4)で指定したパ

ラメータが渡されます。この例では、帳票名および検索条件(SELECT 文の置換文字列)が渡

されます。

*2:prprint コマンドの詳細については、オンラインマニュアル “ アプリケーション作成ガイド ” を

参照してください。

また、prprint コマンドの OCI 連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するオ

プションについては、オンラインマニュアル “ 旧機能編 ” を参照してください。

3)フィルタコマンドの配置

1)で作成した $SWP_TOP/bin ディレクトリ配下に、2)で作成したフィルタコマンド

(swprint.prog)を配置します。

4)シンボリックリンクの設定

$FND_TOP/bin/fndcpesr をフィルタコマンドと同じディレクトリに swprint としてシンボリックリン

クをはります。

 例:ln -s $FND_TOP/bin/fndcpesr $SWP_TOP/bin/swprint

52

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

3.3 Oracle E-Business Suite の環境設定

Oracle E-Business Suite から List Creator の機能を使用して出力を行うための手順を説明します。

なお、以降の手順は Oracle E-Business Suite にシステム管理者権限でサインオンして作業してください。

各操作の詳細は Oracle E-Business Suite のマニュアルなどを参照してください。

= 操作手順 =

1)アプリケーションを登録します。

List Creator を Oracle E-Business Suite で使用できるように、アプリケーションを登録します。

以下に設定例を示します。

2)コンカレント・プログラム実行ファイルを登録します。

項目 設定値

アプリケーション Systemwalker ListCREATOR

短縮名称 SWP

ベースパス SWP_TOP

摘要 Systemwalker ListCREATOR

53

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

以下に設定例を示します。

3)コンカレント・プログラムを登録します。

以下に設定例を示します。

項目 設定値

実行ファイル swprint

短縮名 swprint

アプリケーション Systemwalker ListCREATOR

摘要 Systemwalker ListCREATOR

実行方法 ホスト

実行ファイル名 swprint

項目 設定値

プログラム [ 印刷を行うプログラム名 ]

短縮名 [ 印刷を行うプログラム名の短縮名 ]

アプリケーション Systemwalker ListCREATOR

摘要 [ このプログラムの説明など ]

実行 ファイル名称 swprint

方法 ホスト

54

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

4)パラメータを設定します。

1 番目のパラメータは、必ず出力する帳票名となるように設定します。

このパラメータは「表示」チェックボックスをはずします。

2 番目以降のパラメータには、帳票に定義した SELECT 文の置換文字列を指定するパラメータな

どを設定します。

5)使用するユーザの権限の要求グループにアプリケーションを登録します。

55

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

以下に設定例を示します。

6)Oracle ユーザを追加します。

以下に設定例を示します。

項目 設定値

グループ [使用するユーザの権限に合わせた要求グループ ]

要求 タイプ プログラム

名称 [3)で設定したコンカレント・プログラム名 ]

項目 設定値

データベースユーザ名 SWP

パスワード (swp)

権限 制限付き

インストール • グループ 1

摘要 Systemwalker ListCREATOR

56

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

7)データグループの定義

アプリケーションとデータグループの関係を定義します。

以下に設定例を示します。

項目 設定値

アプリケーション Systemwalker ListCREATOR

Oracle ID APPS

57

ERP 連携編 -第 3 章 Oracle E-Business Suite 連携機能-

3.4 帳票出力

帳票出力の実行については、オンラインマニュアル “ アプリケーション作成ガイド ” の prprint コマン

ドに関する記載を参照してください。

Oracle E-Business Suite 連携機能で帳票出力中に異常が発生した場合、エラーメッセージは、イベントロ

グに出力されます。

Oracle E-Business Suite 連携機能で帳票出力したときに出力されるエラーメッセージと、そのエラーメッ

セージの原因および対処方法については、オンラインマニュアル “ メッセージ集 ” を参照してください。

58

ERP 連携編 -付録 A サポート範囲-

付録 A サポート範囲

ここでは、ERP 連携機能でサポートする出力形態、出力方法、文字コード系、および帳票形式につい

て説明します。

以下に、サポートする範囲を示します。

付表 A.1 サポート範囲(1 / 2)

分類

サポート

備考SAP R/3 RDI 連携機能 OracleE-Business Suite連携機能

Windows Windows(x64) Solaris Windows Windows

(x64) Solaris

運用形態 スタンドアロン型 ○ ○ ○ ○ × ○

リモート帳票出力型 × × × × × ×

コネクタ連携型 × × × × × ×

Web アプリケーショ

ン連携型

× × × × × ×

仕分け型 × ― ― × ― ―

出力方法 印刷 ○ ○ ○ ○ × ○

電子保存 ○ ○ ○ ○ × ○ 別途、必要となる製品があります。詳細については、オンラインマニュアル “ 解説編 ” を参照してください。

FAX 送信 ○ ○ × ○ ― ×

PDF ファイル保存 ○ ○ ○ ○ × ○

Excel ファイル出力 ○ ○ ○ ○ × ○

TIFF 出力 ○ ○ ○ ○ × ○

59

ERP 連携編 -付録 A サポート範囲-

EE:Enterprise Edition

○:サポート

×:未サポート

―:無関係

*1:フリーフレーム形式でリンクのない複数のフレームが配置されている帳票の場合は、使用できま

せん。

文字コード系

Shift-JIS ○ ○ ○ ○ × ○

UNICODE(UTF16 リトルエンディアン)

× × × × × ×

UNICODE(UTF16 ビッグエンディアン)

× × × × × ×

UNICODE(UTF8) × × ○ × × ×

UNICODE(UTF32リトルエンディアン)

× × × × × ×

UNICODE(UTF32ビッグエンディアン)

× × × × × ×

EUC(U90) × × × × × ○

EUC(S90) × × × × × ○

EUC(Solaris 標準 EUC)

× × ○ × × ×

帳票形式 フリーフレーム形式(*1)

○ ○ ○ ○ × ○

カード形式 ○ ○ ○ ○ × ○

伝票形式 ○ ○ ○ ○ × ○

集計表形式 ○ ○ ○ ○ × ○

矩形繰返し形式 ○ ○ ○ ○ × ○

タックシール形式 ○ ○ ○ ○ × ○

マルチフォーム出力 ○ ○ ○ × × ×

組合せフォーム出力 × × × × × ×

データ到着監視機能 × × ― × × ―

付表 A.1 サポート範囲(2 / 2)

分類

サポート

備考SAP R/3 RDI 連携機能 OracleE-Business Suite連携機能

Windows Windows(x64) Solaris Windows Windows

(x64) Solaris

60

ERP 連携編 -索引-

索引

D

DEFAULT セクション ........................................17

H

HostSpool アクセス方法 ............................ 31, 39

L

List Creator プリンタ ...........................6, 22, 35

O

Oracle E-Business Suite の環境設定 .....................53

Oracle E-Business Suite 連携機能 ...........................8

P

PAGENAME セクション ....................................16

prsetrdcdir コマンド ............................................21

R

RDI データ .................................................... 6, 7

RDI 定義 .................................................... 12, 27

RDI 定義格納ディレクトリの設定 .....................21

RDI 定義の記述形式 ...........................................13

RDI 定義の動作情報 ...........................................14

RDI 定義例 .........................................................18

S

SAP R/3 RDI 連携機能 ..........................................6

SAP R/3 上でのデバイスの設定 ................ 28, 36

SmartForms .........................................................47

T

TOP セクション .................................................14

61

アーカイブ情報 ................................................. 47

印刷部数 ............................................................ 47

ウィンドウ ........................................................ 12

運用形態 ........................................................ 6, 8

エレメント ........................................................ 13

環境設定 ............................................................ 21

環境設定画面 ..................................................... 27

サポート範囲 ..................................................... 59

シンボル ............................................................ 13

設定ファイルの作成 .......................................... 35

ターミナルサービス .......................................... 28

ERP 連携編 -索引-

注意事項 .............................................................46

帳票出力時の RDI 定義の指定 ...........................43

帳票出力するまでの流れ .......................... 10, 49

帳票出力の実行 ......................................... 45, 58

帳票出力の流れ .......................................6, 7, 8

テキストシンボル ..............................................43

入力データ形式 ..................................................46

入力データの文字コード ...................................46

フィルタの作成 ..................................................50

プリンタの定義 ......................................... 22, 35

プログラムシンボル ...........................................13

ページ ................................................................12

ポートの定義 .....................................................27

マルチフォーム出力 ...........................................18

メール情報 .........................................................47

レポート頭書き ..................................................19

62