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B1WN-9611-05Z0(00) 200908Windows Interstage Application Server インストールガイド(クライアント)

Interstage Application Server - Fujitsusoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/M090097/B1WN...注1) Interstage Application Server のCORBAサービス(ObjectDirector)とInterstage

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B1WN-9611-05Z0(00)2009年08月

Windows

Interstage Application Server

インストールガイド(クライアント)

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まえがき

本書の目的

本書は、“クライアントパッケージ インストールガイド -Windows(R)-”です。Interstageクライアントパッケージのインストールについて説

明しています。

本書は、クライアントパッケージのインストールを行う方を対象に書かれています。

前提知識

本書を読む場合、以下の知識が必要です。

・ 使用するOSに関する基本的な知識

本書の構成

本書は以下の構成になっています。

第1章 インストール

Interstageクライアントパッケージのインストール方法および手順について説明しています。

付録A Fujitsu XMLプロセッサのインストール

Fujitsu XMLプロセッサのインストールについて説明しています。

付録B サイレントインストール

サイレントインストールについて説明します。

商標

・ Microsoft、Active Directory、ActiveX、Excel、Internet Explorer、MS-DOS、MSDN、Visual Basic、Visual C++、Visual Studio、Windows、Windows NT、Windows Server、Win32 は、米国およびその他の国における 米国Microsoft Corporationの商標または

登録商標です。

・ Sun、Sun Microsystems、Sunロゴ、SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴは、米国およびその他の国における米国

Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。

・ その他の記載されている商標および登録商標については、一般に各社の商標または登録商標です。

輸出許可

本ドキュメントを非居住者に提供する場合には、経済産業大臣の許可が必要となる場合がありますので、ご注意ください。

著作権

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED

2009年8月 第5版

2008年6月 第4版

2007年8月 第3版

2007年4月 初版

- i -

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目 次

第1章 インストール.....................................................................................................................................................................11.1 インストール概要.................................................................................................................................................................................1

1.1.1 インストールタイプ........................................................................................................................................................................11.1.2 標準インストール..........................................................................................................................................................................11.1.3 カスタムインストール.....................................................................................................................................................................2

1.2 インストール条件.................................................................................................................................................................................31.2.1 動作基本ソフトウェア....................................................................................................................................................................31.2.2 排他ソフトウェア............................................................................................................................................................................31.2.3 必要なパッケージ.........................................................................................................................................................................41.2.4 インストール時に必要なディスク容量..........................................................................................................................................41.2.5 メモリ容量......................................................................................................................................................................................4

1.3 インストール前の作業..........................................................................................................................................................................41.4 標準インストール.................................................................................................................................................................................51.5 カスタムインストール............................................................................................................................................................................71.6 インストール後の作業..........................................................................................................................................................................81.7 機能の追加と削除...............................................................................................................................................................................91.8 注意事項...........................................................................................................................................................................................101.9 インストール時のトラブル対処方法..................................................................................................................................................11

付録A Fujitsu XMLプロセッサのインストール............................................................................................................................15

付録B サイレントインストール................................................................................................................................................... 16

索引........................................................................................................................................................................................ 19

- ii -

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第1章 インストール

Interstageクライアントパッケージのインストールについて説明します。

1.1 インストール概要

Interstageクライアントパッケージのインストール概要について説明します。

1.1.1 インストールタイプ

Interstageクライアントパッケージのインストールタイプについて説明します。

インストールタイプには以下の2種類があります。

・ 標準インストール

Interstageクライアントパッケージの標準的な機能を使用し、簡易にインストールを行いたい場合に選択します。

・ カスタムインストール

使用する機能を 小セットでインストールする場合などに選択します。

なおJREを使用したアプリケーションを使用する場合、本製品に含まれるJRE-JBKプラグインをインストールすることで使用することが

可能になります。

JREについては、“使用上の注意”の“クライアントパッケージの注意事項”を参照してください。

1.1.2 標準インストール

標準インストールで使用できる機能は以下のとおりです。

機能 説明

J2EE共通資源 J2EE関連コンポーネントが共通で使用する資源です。

CORBAサービスクライアント CORBAのクライアント機能(ランタイムライブラリおよびコマ

ンド群)です。

CORBAサービスディベロップメントツール CORBAアプリケーション開発ツールです。

CORBAアプリケーションを開発するためのライブラリファイ

ル、インクルードファイルが含まれています。

Interstage EJBサービスクライアント EJBのクライアントアプリケーションを実行するために必要

なランタイムです。

Interstage JMS 分散オブジェクト環境におけるJ2EE準拠の非同期通信機

能です。

Portable-ORB Javaクライアント実行時に、WebサーバからJavaランタイム

をダウンロードして実行環境を構築するサービスです。

Javaアプレット使用時には、Portable-ORBをWebサーバに

インストールし、アプレット(CORBAまたはEJBクライアント

アプリケーション)と同時にダウンロードして運用します。

Portable-ORBを事前にクライアントごとにインストールし、ア

プレットのみをダウンロードして運用することもできます。

Javaアプリケーション使用時には、クライアントごとにインス

トールして運用します。

セキュア通信サービス 証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。

エントリ管理ツール Interstage ディレクトリサービスのエントリを管理するための

GUIツールです。

JRE-JBKプラグイン 5.0 Java Runtime Environment 5.0およびJBKプラグインです。

- 1 -

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1.1.3 カスタムインストール

カスタムインストールは以下の場合に使用します。

・ 使用する機能を 小セットでインストールする場合

・ Interstageディレクトリサービス Software Development Kitをインストールする場合

・ JRE-JBKプラグイン 5.0と異なるバージョンのJRE-JBKプラグインをインストールする場合

カスタムインストールで選択可能な機能は以下のとおりです。

機能 説明

インストール時のデフォ

ルト状態でのインストー

ル有無

J2EE共通資源 J2EE関連コンポーネントが共通で使用する資源です。 インストール

Java EEクライアント GlassFish v2.1ベースのJava EEクライアント機能です。 インストールせず

CORBAサービスクライアント CORBAのクライアント機能(ランタイムライブラリおよび

コマンド群)です。

インストール

CORBAサービスディベロップメント

ツール

CORBAアプリケーション開発ツールです。

CORBAアプリケーションを開発するためのライブラリ

ファイル、インクルードファイルが含まれています。

インストール

Interstage EJBサービスクライアント EJBのクライアントアプリケーションを実行するために

必要なランタイムです。

インストール

Interstage JMS 分散オブジェクト環境における、J2EE準拠の非同期通

信機能です。

インストール

Portable-ORB Javaクライアント実行時に、WebサーバからJavaランタ

イムをダウンロードして実行環境を構築するサービス

です。

Javaアプレット使用時には、Portable-ORBをWebサー

バにインストールし、アプレット(CORBAまたはEJBクライアントアプリケーション)と同時にダウンロードして

運用します。Portable-ORBを事前にクライアントごとに

インストールし、アプレットのみをダウンロードして運用

することもできます。

Javaアプリケーション使用時には、クライアントごとにイ

ンストールして運用します。

インストール

UDDIクライアント UDDIレジストリへアクセスするためのJavaクラスライブ

ラリです。

実行にはSOAPサービスクライアントが必要です。

インストールせず

セキュア通信サービス 証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。 インストール

Interstage ディレクトリ

サービス

エントリ管理

ツール

Interstage ディレクトリサービスのエントリを管理するた

めのGUIツールです。

インストール

SoftwareDevelopment Kit

Interstage ディレクトリサービスのサーバにアクセスす

る、LDAPアプリケーションの実行に必要なライブラリ、

およびコマンド群です。

インストールせず

JRE-JBKプラグイン 5.0 Java Runtime Environment 5.0およびJBKプラグインで

す。

インストール

6 Java Runtime Environment 6およびJBKプラグインで

す。

インストールせず

1.4 Java Runtime Environment 1.4およびJBKプラグインで

す。

インストールせず

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機能 説明

インストール時のデフォ

ルト状態でのインストー

ル有無

Application Serverの互換機能

SOAPサー

ビスクライア

ント

旧版から提供しているSOAPサービスのクライアント機

能を使用するWebサービスの開発および実行環境で

す。本バージョンでは本機能ではなくJ2EEに含まれる

Interstage Webサービスを使用することを推奨します。

インストールせず

JRE-JBKプラグインを必要とする機能と利用できるバージョンの組み合わせは以下の通りです。各機能選択時には、利用できるJRE-JBKプラグインのいずれかのバージョンを同時にインストールする必要があります。

機能名 JRE-JBKプラグインのバージョン

5.0 6 1.4

J2EE共通資源 ○ ○

Java EEクライアント ○ ○

Interstage EJBサービスクライアント ○ ○

Interstage JMS ○ ○ ○

Portable-ORB ○ ○ ○

UDDIクライアント ○ ○

エントリ管理ツール ○ ○ ○

SOAPサービスクライアント ○ ○

1.2 インストール条件

Interstageクライアントパッケージのインストール条件について説明します。

1.2.1 動作基本ソフトウェア

本ソフトウェアを使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。

項番 基本ソフトウェア名 備考

1 Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Service Pack4以上を適用してください。

2 Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Service Pack2以上を適用してください。

3 Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Service Pack2以上を適用してください。

4 Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition

5 Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate

6 Microsoft(R) Windows Vista(R) Business

7 Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium

8 Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic

9 Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise

1.2.2 排他ソフトウェア

本ソフトウェアを使用する場合、以下の製品を同一オペレーティング・システムにインストールしないでください。

- 3 -

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項番 製品名 バージョン・レベル

1 Interstage Security Director (注1) V3.0以降

2 InfoProxy for Middleware V1.0以降

3 ObjectDirector for Windows NT V3.0以降

4 Securecryptoライブラリ

Securecryptoライブラリ ランタイム for 暗号プロセッサ (注2)V1.0L40

5 Systemwalker CentricMGR (運用管理サーバ) V5.0以降

6 Systemwalker Centric Manager (運用管理サーバ) V11.0以降

注1) Interstage Application ServerのCORBAサービス(ObjectDirector)とInterstage Security DirectorのIIOPアプリケーションゲートウェイ

機能に含まれるCORBAサービス(ObjectDirector)は排他ソフトウェアです。

注2) アプリケーションで楕円曲線暗号(ECC)を使用している場合が該当します。

1.2.3 必要なパッケージ

本製品を使用する場合、以下のパッケージの適用が必要です。

項番 修正プログラム 備考

1 Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能

パッケージ (x86)左記パッケージは、本製品インストール時にイ

ンストールされます。

なお、Windows Installer 3.0以上のソフトウェ

アがインストールされている必要があります。

1.2.4 インストール時に必要なディスク容量

本ソフトウェアをインストールするために必要なディスク容量は次のとおりです。

項番 機能 ディスク容量(単位Mバイト)

1 Interstageクライアントパッケージのインストー

ルフォルダ

290

2 システムドライブ 90

合計 380

上記のディスク容量は、クラスタ長が32Kバイトのときの値です。クラスタ長が64Kバイトのディスクにインストールする場合は、上記の約

1.5倍のディスク容量が必要となります。

上記以外に作業域として、50Mバイトのディスク容量が環境変数TEMPに指定されたフォルダに必要です。

“1.4 標準インストール”、“1.5 カスタムインストール”、および“1.7 機能の追加と削除”で表示される画面では、インストールに必要な

ディスク容量が1Mバイト異なって表示される場合がありますが、本ソフトウェアのインストールには問題ありません。

1.2.5 メモリ容量

本ソフトウェアを動作させるために必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してくださ

い。

1.3 インストール前の作業

本ソフトウェアをインストールする前に以下の作業を行ってください。

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・ Interstageクライアントパッケージをインストールする際に、Interstageクライアントパッケージが利用するディスク、レジストリなどの資

源を使用していると、インストールに失敗する場合があります(例:イベントビューア、エクスプローラ、レジストリエディタなど)。イン

ストール作業を行う場合は、すべてのWindows(R)上のアプリケーションを終了させてから実施してください。

・ バージョン4.0以降のMicrosoft(R) Internet Explorerがインストールされているかを確認してください。バージョン4.0以降のMicrosoft(R)Internet Explorerがインストールされていない場合は、Microsoft(R) Internet Explorerのインストールを実施してください。

・ Interstageクライアントパッケージはシステム環境変数のPATH、CLASSPATHに以下のパスを追加します。不必要なパスを設定し

ている場合は削除してください。システム環境変数PATH、CLASSPATHの有効長を超えた場合、パスは設定されません。“C:\Interstage”にインストールした場合について説明します。

[PATH]

C:\Interstage\bin

C:\Interstage\ODWIN\bin

C:\Interstage\JBKDI\bin

C:\Interstage\JBKDI\jre5\bin

C:\Interstage\JBKDI\jre14\bin

[CLASSPATH]

C:\Interstage\ODWIN\etc\class\ODjava4.jar

C:\Interstage\ODWIN\etc\class\esnotifyjava4.jar

C:\Interstage\jms\lib\fjmsprovider.jar

C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar

C:\Interstage\J2EE\lib\providerutil.jar

C:\Interstage\J2EE\lib\fscontext.jar

C:\Interstage\EJBCL\LIB\fjcontainer62.jar

C:\Interstage\F3FMuddic\lib\fjuddi4j.jar

C:\Interstage\F3FMuddic\lib\isplugin.jar

.

C:\Interstage\lib

・ Interstageクライアントパッケージのインストールに必要なディスク容量は“1.2.4 インストール時に必要なディスク容量”を参照してく

ださい。ディスク容量が不足している場合は、本ソフトウェアのインストールに失敗します。その場合は、インストーラを終了し、イン

ストールに必要なディスク容量を確保した後、再度インストールを実施してください。

・ InterstageクライアントパッケージをSystemwalker CentricMGR 運用管理クライアントまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管

理クライアントと同一マシン上で運用する場合は、事前に“■Systemwalker Centric Manager導入に関する注意事項”を参照してく

ださい。

InterstageクライアントパッケージをNTFS形式のドライブにインストールする場合、インストールフォルダ配下のフォルダおよびファイル

のアクセス権は、インストールフォルダのアクセス権を引き継ぎます。

フォルダへのアクセス権限の設定が可能な基本ソフトウェアは、Interstageクライアントパッケージをインストールするフォルダのアクセ

ス権に、以下のいずれかの権限を付与してください。

・ Administratorユーザ(フルコントロール)およびSYSTEMグループ(フルコントロール)

・ Administratorsグループ(フルコントロール)

1.4 標準インストール

標準インストールの手順について説明します。

なおここで説明する手順は、コンピュータの管理者またはAdministratorsグループのメンバで行ってください。

1. 本ソフトウェアをインストールする前にインターネットプロトコル(TCP/IP)がインストールされていることを確認してください。インス

トールされていない場合は、インターネットプロトコル(TCP/IP)をインストールしてください。

2. インストールCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットし、表示された画面で[インストール]をクリックしてください。

Windows Vistaの場合、“ユーザーアカウント制御”のダイアログボックスが表示されます。[続行]をクリックしインストールを続けて

- 5 -

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ください。

3. “インストールタイプの選択”画面で、[標準インストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

4. “インストールの確認”画面で、表示の内容でインストールする場合、[変更しない]をチェックしたまま、[次へ]をクリックしてくださ

い。これによりインストールが開始されます。

表示内容の設定を変更したい場合、[変更する]をチェックしたあと、[次へ]をクリックしてください。

5. “インストール先の選択”画面で、[参照]をクリックし、Interstageクライアントパッケージのインストール先を設定し、[次へ]をクリック

してください。

6. “インストールの確認”画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストー

ルが開始されます。

インストール時は、セットアップステータスが表示されます。セットアップステータス表示中に、“Alt”キーを押下しながら“C”キーを押下

(Alt+C)したり、[Cancel]、[キャンセル]をクリックしないでください。

実施した場合、インストールがハングアップしたり、インストール資源が削除されずに残る場合があります。インストール時のトラ

ブル対処方法の“■セットアップステータスでハンブアップした場合”または“■インストール資源が残る場合”を参照して対処し

てください。

7. インストール完了後、[完了]をクリックして終了してください。

- インストールフォルダ名には以下の文字を指定できます。

- 半角英数字

- 半角スペース

- 「-」

- 「_」

- 一度インストールフォルダとして指定したフォルダ以外の別フォルダを指定した場合、設定しなおす前に作成したフォルダが残

る場合があります。必要に応じて削除してください。

- インストール中に[キャンセル]をクリックして処理を中断した場合、インストールフォルダが残る場合があります。必要に応じて削

除してください。

- インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合、コンピュータの再起動を促す画面が表示されます。その場合、イ

ンストール終了後に表示されるコンピュータ再起動の選択画面で、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」または「いい

え、後でコンピュータを再起動します。」を選択し[完了]をクリックしてください。

インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合のインストール処理は、コンピュータの再起動をもって完了します。

「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択した場合、環境作成を行う前にコンピュータの再起動が必要です。

- 6 -

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1.5 カスタムインストール

カスタムインストールの手順について説明します。

なおここで説明する手順は、コンピュータの管理者またはAdministratorsグループのメンバで行ってください。

1. 本ソフトウェアをインストールする前にインターネットプロトコル(TCP/IP)がインストールされていることを確認してください。インス

トールされていない場合は、インターネットプロトコル(TCP/IP)をインストールしてください。

2. インストールCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットし、表示された画面で[インストール]をクリックしてください。

Windows Vistaの場合、“ユーザーアカウント制御”のダイアログボックスが表示されます。[続行]をクリックしインストールを続けて

ください。

3. “インストールタイプの選択”画面で、[カスタムインストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

4. “インストール先の選択”画面で、[参照]をクリックし、Interstageクライアントパッケージのインストール先を設定し、 [次へ]をクリッ

クしてください。

5. “インストール機能の選択”画面で、インストールする機能をチェックし、[次へ]をクリックしてください。

インストールする機能をチェックすると、その機能を使用するために必要な機能も自動的にチェックされ、チェックボックスがグレー

表示されます。グレー表示された機能は、それらの機能を必要としている機能のチェックがはずれたときに、グレー表示が解除

され、チェックをはずすことが可能となります。

6. “インストールの確認”画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストー

ルが開始されます。

インストール時は、セットアップステータスが表示されます。セットアップステータス表示中に、“Alt”キーを押下しながら“C”キーを押下

(Alt+C)したり、[Cancel]、[キャンセル]をクリックしないでください。

実施した場合、インストールがハングアップしたり、インストール資源が削除されるに残る場合があります。インストール時のトラ

ブル対処方法の“■セットアップステータスでハンブアップした場合”または“■インストール資源が残る場合”を参照して対処し

てください。

7. インストール完了後、「完了」をクリックして終了してください。

- インストールフォルダ名には以下の文字を指定できます。

- 半角英数字

- 半角スペース

- 「-」

- 「_」

- 一度インストールフォルダとして指定したフォルダ以外の別フォルダを指定した場合、設定しなおす前に作成したフォルダが残

る場合があります。必要に応じて削除してください。

- 7 -

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- インストール中に[キャンセル]をクリックして処理を中断した場合、インストールフォルダが残る場合があります。必要に応じて削

除してください。

- インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合、コンピュータの再起動を促す画面が表示されます。その場合、イ

ンストール終了後に表示されるコンピュータの再起動の選択画面で、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」または「い

いえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択し[完了]をクリックしてください。

インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合のインストール処理は、コンピュータの再起動をもって完了します。

「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択した場合、環境作成を行う前にコンピュータの再起動が必要です。

1.6 インストール後の作業

以下について説明します。

・ Interstageクライアントパッケージのインストール後の作業

・ CORBAサービスクライアントのインストール後の作業

・ Portable-ORBインストール後の作業

■Interstageクライアントパッケージのインストール後の作業

インストール終了時に以下のいずれかのメッセージが表示された場合

・ Interstage Application Server Client Packageで必要な環境変数の設定ができませんでした。

以下のファイルを参照し、システム環境変数にPATHを設定してください。

・ Interstage Application Server Client Packageで必要な環境変数の設定ができませんでした。

以下のファイルを参照し、システム環境変数にCLASSPATHを設定してください。

・ Interstage Application Server Client Packageで必要な環境変数の設定ができませんでした。

以下のファイルを参照し、システム環境変数にPATH、CLASSPATHを設定してください。

以下の手順に従って、システム環境変数のPATH、CLASSPATHを設定してください。

1. Windows XP、Windows Vistaの場合は[コントロールパネル] > [システム] > [詳細設定]タブの[環境変数]をクリックし、Windows2000 Professionalの場合は[コントロールパネル] > [システム] > [詳細]タブの[環境変数]をクリックしてください。

2. 不必要なパスを削除し、以下のファイルに記述されているPATH、CLASSPATHの設定をシステム環境変数に追加してください

(以下は“C:\Interstage”に“Interstageクライアントパッケージ”をインストールした場合)。

C:\Interstage\path.txtC:\Interstage\classpath.txt

3. コンピュータを再起動してください。

■CORBAサービスクライアントのインストール後の作業

CORBAサービスを利用してアプリケーション連携を行う場合、アプリケーションの情報を獲得するため、ネーミングサービスやインタ

フェースリポジトリを参照します。CORBAサービスクライアントでは、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリが存在するホスト情報を

inithostファイルに定義しておく必要があります。

inithostファイルへのホスト情報の設定は、odsethostコマンド(“C:\Interstage”に“Interstageクライアントパッケージ”をインストールした

場合は、“C:\Interstage\ODWIN\bin\odsethost”)で行うことができます。

inithostファイルに、CORBAサーバ情報を追加する。

・ホスト名:server1 ・ポート番号:8002

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odsethost -a -h server1 -p 8002

なおCORBAサービスの詳細は、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”を参照してください。

odsethostコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

inithostファイルの詳細については、“チューニングガイド”を参照してください。

■Portable-ORBインストール後の作業

Portable-ORBを使用する場合、運用形態により以下のような環境設定を行います。

運用形態 必要な環境設定 備考

Portable-ORB/JavaアプレットをWebサーバからダウンロード

1)initial_hostsファイルの設定 Webサーバで設定(注)

JavaアプレットだけをWebサーバから

ダウンロード

1)initial_hostsファイルの設定 Webサーバで設定(注)

2) システム環境変数の

CLASSPATHの設定

クライアントで設定

Javaアプリケーション 1) initial_hostsファイルの設定 クライアントで設定

2)システム環境変数の

CLASSPATHの設定

クライアントで設定

注)Portable-ORBまたはJavaアプレットをWebサーバからダウンロードする場合、Portable-ORBのモジュールおよび動作環境ファイルを

Webサーバのドキュメントルート配下に格納する必要があります。格納場所は運用形態により異なります。詳細については、“アプリケー

ション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“CORBAアプリケーションの実行”-“Portable-ORB動作環境ファイルの指定”を参照してく

ださい。

1) initial_hostsファイルの設定

参照するインタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスなどが登録されているサーバのホスト名とポート番号を、Portable-ORBの動作環境ファイル(initial_hostsファイル)に追加する必要があります。

Javaアプレットをダウンロードする形態ではWebサーバ上のinitial_hostsファイルを、Javaアプリケーションを使用する形態ではクライアントの

initial_hostsファイルを編集します。

initial_hostsファイルは、porbeditenvコマンドを使用して編集します。

porbeditenvコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

2) システム環境変数のCLASSPATHの設定

Portable-ORBをWebサーバからダウンロードしない運用形態では、Portable-ORBが動作する(Portable-ORBをインストールした)クラ

イアントで、システム環境変数のCLASSPATHを設定する必要があります。

設定手順の例を以下に示します。

set CLASSPATH=.;%PORB_HOME%\lib\ODporb4.jar;%PORB_HOME%\lib\CosNaming4.jar;

使用するJDK/JREによりシステム環境変数のCLASSPATHに設定するJavaライブラリが異なります。

1.7 機能の追加と削除

“機能の追加と削除”は、現在のインストール内容に対して機能の追加または削除を行う機能です。

“機能の追加と削除”は同一バージョンに対してのみできます。

インストール作業

インストール手順について説明します。

1. インストールCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットし、表示された画面で[インストール]をクリックしてください。

Windows Vistaの場合、“ユーザーアカウント制御”のダイアログボックスが表示されます。[続行]をクリックしインストールを続けて

ください。

2. “機能の追加と削除”画面が表示されます。[OK]をクリックしてください。

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3. “インストール機能の選択”画面が表示されます。追加する機能をチェックし、削除する機能はチェックをはずします。

インストールする機能をチェックすると、その機能を使用するために必要な機能も自動的にチェックされ、チェックボックスがグレー

表示されます。グレー表示された機能は、それらの機能を必要としている機能のチェックがはずれたときに、グレー表示が解除

され、チェックをはずすことが可能となります。

4. [次へ]をクリックしてください。

以降の操作については、カスタムインストールの操作と同様です。

“1.5 カスタムインストール”を参照してください。

1.8 注意事項

以下にインストール時の注意事項について説明します。

■Systemwalker Centric Manager導入に関する注意事項

以下に、InterstageクライアントパッケージとSystemwalker CentricMGR 運用管理クライアントまたは、Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントの導入方法について説明します。

なおSystemwalker CentricMGR 運用管理クライアントまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理クライアントとアプリケーション

サーバのクライアントを同一コンピュータ上で使用する場合は参照先のネーミングサービスは同じである必要があります。

以降、“Systemwalker CentricMGR”および“Systemwalker Centric Manager”を“Systemwalker Centric Manager”と記載します。

1) InterstageクライアントパッケージがインストールされているマシンにSystemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをイン

ストールする場合

以下の手順で、Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをインストールします。

1. CORBAアプリケーションを起動している場合はCORBAアプリケーションを停止します。

2. Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントをインストールします。

3. コンピュータを再起動します。

4. 運用管理クライアントの環境を設定します。

2) Systemwalker Centric Managerの運用管理クライアントがインストールされているマシンにInterstageクライアントパッケージをイン

ストールする場合

以下の手順で、Interstageクライアントパッケージをインストールします。

1. Systemwalkerコンソールを停止します。Systemwalkerコンソールの停止については、Systemwalker Centric Managerのマニュア

ルを参照してください。

2. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr

3. Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします。

[コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]で“ObjectDirector Client”をアンインストールします。

4. コンピュータを再起動します。

5. コンピュータが起動したら、再度上記の1~2の処理を実施します。

6. Interstageクライアントパッケージをインストールします。

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7. コンピュータを再起動します。

8. 運用管理クライアントの環境を設定します。

■JRE-JBKプラグインに関する注意事項

本製品のインストール時に、JRE-JBKプラグインで複数のバージョンのJREを選択した場合、システム環境変数PATHには、それぞれ

以下の情報が設定されます。

・JRE 5.0を選択した場合、JRE 5.0の格納先が設定されます。

・JRE 5.0を選択していない場合、JRE 1.4の格納先が設定されます。

複数のバージョンのJRE-JBKプラグインをインストールしたあとに使用するJREのバージョンを変更する場合は、環境変数PATHに使用する

JREの格納先を設定しなおしてください。

また、複数のバージョンのJRE-JBKプラグインをインストールしたあとにJBKプラグインで別のバージョンのJREを使用する場合は、

jbkplugin.propertiesのjbk.plugin.javahomeプロパティには使用するJREの格納先を設定してください。

なお、機能によっては利用できないJRE-JBKプラグインのバージョンがありますので、変更時にはご注意ください。各機能で利用できる

JRE-JBKプラグインのバージョンについては、“1.1.3 カスタムインストール”を参照してください。

1.9 インストール時のトラブル対処方法

■セットアップステータスでハンブアップした場合

セットアップステータス表示中に“Alt”キーを押下しながら“C”キーを押下(Alt+C)、または[Cancel]、[キャンセル]をクリックした場合、

サービスの登録処理に失敗した旨のポップアップメッセージが表示され、Interstageのインストールがハングアップする場合がありま

す。

このような状態になった場合は、Interstageの資産・情報を削除した後、Interstageを再インストールしてください。

Interstageの資産・情報の削除方法は、インストールCD-ROMドライブの直下の“HowToDel.txt”(ドライブEの場合、E:\HowToDel.txtです)を参照してください。

■インストール資源が残る場合

セットアップステータス表示中に[Cancel]、[キャンセル]をクリックした場合、Interstageのインストール資源が残る場合があります。

このような状態になった場合は、以下の作業を行ってください。

・ 以下のフォルダが残っている場合は、削除してください(以下はC:\Interstageにインストールしていた場合)。

- C:\Interstage\ODWIN

- C:\Interstage\F3FMsoap

・ CORBAサービスクライアントのファイルが残っている場合は、削除してください。なお、Systemwalker Centric Managerの運用管理

クライアントを導入している場合は、削除後Interstageを再インストールしてください。

1. WINSYSDIR配下の以下のファイル

esnotifywin.dllESNOTIFYWINCBL.DLLESNOTIFYWINCBLMT.DLLESNOTIFYWINCBLUC.DLLesnotifywincpp.dlleswin.dlleswincbl.dllESWINCBLMT.DLLeswincbluc.DLLeswincpp.dllf3fmdgst.dllf3fmic23.dllf3fmic25.dllf3fmic27.dllF3FMIC35.DLL

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F3FMIC77.DLLf3fmicis.dlllibomircbl.dllLIBOMIRCBLMT.DLLLIBOMIRCBLUC.DLLLIBOMIROOCOB.dllLIBOMIROOCOBUC.dllOdcn.dllOdcncpp.dllODCNOOCOB.DLLODCNOOCOBUC.DLLODCOBCBL.DLLODCOBCBLMT.DLLODCOBCBLUC.DLLodevtlog.dllOdif.dllOdif_e.dllOdif_r.dllODjava.dllODjava_g.dllODjava_v2.dllODjava_v2_g.dllODjava2.dllODjava2_g.dllODjava2_v2.dllODjava2_v2_g.dllODjava4.dllODjava4_g.dllodlbo.dllODOLE.INIODoocob.DLLODOOCOBUC.DLLODsocket.dllODsocket_ipv6.dllOdwin.dllODWIN.INIOdwincpp.dll

2. WINSYSDIR\system32配下の以下のファイル

odevtmsg.dll

・ F3FSSMEEのレジストリ情報が残っている場合は、以下に従い削除してください。

1. \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\F3FSSMEE\Parent Product配下のキーが"INTERSTAGE"だけの場合

以下のキーを削除してください。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\F3FSSMEE\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\F3FSSMEE

2. \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\F3FSSMEE\Parent Product配下のキーが"INTERSTAGE"だけではない場合

以下のキーを削除してください。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\F3FSSMEE\Parent Product\INTERSTAGE

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・ Securecrypto Library Rのレジストリ情報が残っている場合は、以下に従い削除してください。

1. \ HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Fujitsu \ Install \ Securecrypto Library R \ Parent Product 配下のキー

が"INTERSTAGE"だけの場合

以下のキーを削除してください。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\Securecrypto Library R\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\SecurecryptoLibraryCommon\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Securecrypto Library R

2. \ HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Fujitsu \ Install \ Securecrypto Library R \ Parent Product 配下のキー

が"INTERSTAGE"だけではない場合

以下のキーを削除してください。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\Securecrypto Library R\Parent Product\INTERSTAGE

・ F3FSSMEEのファイルが残っている場合は、以下に従い削除してください。

レジストリの\ HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Fujitsu \ Install \ F3FSSMEE \ Parent Product 配下のキー

が"INTERSTAGE"だけの場合、以下の資材を削除してください。

"INTERSTAGE"以外のキーが存在する場合は、削除しないでください。

1. C:\Program Files\Common Files\Fujitsu Shared\F3FSSMEEフォルダ (システムドライブがC:の場合)

2. C:\Program Files\F3FSSMEEフォルダ(システムドライブがC:の場合)

3. WINSYSDIR\system32配下の以下のdll

f3eztdat.dllF3FGssl4.dllF3FGssl6.dllF3FPSASN.dllF3FPSP07.dllF3FPSP11.dllF3FSBCER.DLLF3FSBCMN.DLLF3FSBKEY.DLLF3FSCRTM.DLLF3FSCRTM2.dllF3FSCRTM3.dllf3fsscmi.dllf3fssmime.dllF3FSTP12.dllF5eubcer.dllF5EUBCEX.dllF5EUbcmn.dllF5eubkey.dllF5EUJSCM.dllF5EUscmi.dllF5EUsmime.dllF5EUsp07.dllF5EUsp11.dllF5EUssl4.dllF5EUssl6.dllF5eutp12.dll

・ Securecrypto Library Rのファイルが残っている場合は、以下に従い削除してください。

レジストリの\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install\Securecrypto Library R\ Parent Product配下のキー

が"INTERSTAGE"だけの場合、以下の資材を削除してください。

"INTERSTAGE"以外のキーが存在する場合は、削除しないでください。

1. C:\Program Files\SecurecryptoLibraryRフォルダ(システムドライブがC:の場合)

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2. WINSYSDIR\system32配下の以下のdll

F3EZsclcmd.dllF3EZcmn.dllF3EZdat.dllF3EZeex.dllF3EZmain.dllF3EZscl.dllF3EZscl2.dll

■Java EEクライアント機能のセットアップに失敗した場合

Java EEクライアント機能に関する以下のメッセージが出力されることがあります。

・ ijinitの実行に失敗しました

上記の場合、インストールの終了後にijinitコマンドを実行してJava EE運用環境の初期化を行ってください。ijinitコマンドの詳細につ

いては、“Java EE運用ガイド”を参照してください。

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付録A Fujitsu XMLプロセッサのインストール

Fujitsu XMLプロセッサはInterstageクライアントパッケージのインストールではインストールされません。インストールCD-ROMをコン

ピュータのCD-ROMドライブにセットし、以下の作業を行ってください。

1. CD-ROM内の“\XML\setup.exe”をダブルクリックし、表示される画面に従いFujitsu XMLプロセッサをインストールしてくださ

い。

2. インストール終了時に、コンピュータの再起動の確認ダイアログが表示された場合は、必ず再起動を行ってください。

なおFujitsu XML プロセッサのマニュアルはFujitsu XML プロセッサのインストール後、[スタート] > [プログラム] > [Fujitsu XML プロセッサ

V5.2]で参照してください。

・ 「アプリケーションの追加と削除」に旧バージョンと新バージョンの両方が表示される場合がありますが、Fujitsu XMLプロセッサは

新バージョンに置き換わっており動作には問題ありません。

・ Windows® 2000 Server、Windows® 2000 Advanced Server またはWindows Server® 2003でターミナルサービスが実行モードの

状態でインストーラを起動した場合は、一度インストーラを終了させ、以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切り替えを

行う必要があります。

また、インストールが終了した後は以下のコマンドを実行し、実行モードに切り替えてください。

実行モードでインストールを行った場合、正常にインストールされません。Fujitsu XMLプロセッサをアンインストール後、インストー

ルモードに切り替え、再度インストールを行ってください。

[インストール前] CHANGE USER /INSTALL

[インストール終了後] CHANGE USER /EXECUTE

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付録B サイレントインストール

通常、本製品をインストールする場合、利用する各機能で必要な情報を対話形式で入力します。

サイレントインストール機能を利用することにより、同じ設定でインストールする場合には、対話形式の情報入力を一切行わずインス

トールすることができます。

■使用上の条件

・ Interstageが、対象のシステムにインストールされている場合には、本機能を使用することはできません。

事前に、Interstageをアンインストールしてから実施してください。

■サイレントインストールの手順

以下の手順でインストールしてください。

1. サイレントインストール応答ファイルの作成

サイレントインストールを行う場合、対話形式で入力する情報が記述された応答ファイルを作成する必要があります。応答ファ

イルは、以下の手順で一度インストールを行い、そのインストール情報から作成します。

1) インストーラの起動

応答ファイルを作成する場合、以下のパラメタでインストーラを起動してください。

(CD-ROMドライブ)\ISTAGE\Disk1\issetup.exe -r

2) 必要な機能の選択と設定

通常のインストールと同様に、インストールタイプ、機能を選択してください。また、必要に応じて設定値を変更してください。こ

こで設定した内容と同一の設定でサイレントインストール対象のコンピュータにもインストールされます。

3) 応答ファイルの作成

実際にインストールを実行します。インストール後、Windowsシステムルートフォルダ配下にsetup.issという応答ファイルが作成さ

れます。

2. サイレントインストールの実行

“1.サイレントインストール応答ファイルの作成”で作成した応答ファイル(setup.iss)を用いてサイレントインストールを実行します。

1) 応答ファイル(setup.iss)の格納

サイレントインストールを行うコンピュータ上の任意のフォルダに応答ファイル(setup.iss)を格納してください。

2) サイレントインストールの実行

CD-ROMドライブにクライアントパッケージのCD-ROMをセットし、以下のパラメタでインストーラを起動します。このとき、インストー

ル結果を保存するログファイルも指定します。なお、コマンド実行後、すぐ復帰しますが、インストールは実行されます。

例) 応答ファイルがc:\tmp\setup.iss、ログファイルがc:\tmp\setup.logの場合

(CD-ROMドライブ)\ISTAGE\Disk1\issetup.exe -s -f1c:\tmp\setup.iss -f2c:\tmp\setup.log

※上記の操作は1コマンドです。改行を入れずに実行してください。

3) インストール結果の確認

ログファイルを開き、[ResponseResult]セクションの“ResultCode”を参照してください。以下に復帰値の意味を記載します。

ResponseResultの値 意味

0 インストール成功

-1 インストール失敗

インストール途中に、インストーラがエラーを検出した場合

-3 対象システムの環境により、応答ファイルと異なるシーケンス

で実行された場合

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・インストールフォルダ配下にInterstageの資源が残っている、

またはInterstageがインストール済

・ディスク容量不足

・排他ソフトウェアが存在

・異なるバージョン・レベル/エディション、またはサーバパッ

ケージのインストーラを用いて作成した応答ファイルを指定し

た場合。

-5 指定した応答ファイル(setup.iss)が見つからない

-8 応答ファイルの内容が不当

■エラーが発生した場合の対処

ログファイルの[ResponseResult]セクションの“ResultCode”にエラーが設定されている場合、以下で該当する対処を実施し、サイレン

トインストールを実行してください。

ResponseResultの値 対処

-1 インストール中にエラーが発生しています。

以下の資料を採取し、技術員に連絡してください。

・Windowsシステムルートフォルダ配下のisasinst.log

-3 以下を確認し、各々のエラーとなる原因を取り除いてください。

・指定したインストールフォルダ配下にInterstageの資源が残っている場合

には、指定したフォルダを削除またはインストールフォルダを変更してくだ

さい。

・Interstageがインストール済の場合は、インストール済のInterstageをアンイ

ンストールしてから、再度インストールを実施してください。

・インストール先のディスク容量が不足している場合は、ディスクに必要な

空きを作ってからインストールを実施してください。

・排他ソフトウェアが存在する場合には、排他ソフトウェアをアンインストー

ル後、再度インストールを実施してください。

・応答ファイルは、同一のバージョン・レベル/エディションのクライアント

パッケージ用インストーラで作成したファイルを指定してください。

-5 指定した応答ファイル(setup.iss)が見つからないため、サイレントインストー

ル実行時に指定した応答ファイルのパスに誤りがないか確認してください。

-8 指定した応答ファイル(setup.iss)が壊れている可能性があります。応答ファ

イルを再作成してから、再度インストールを実施してください。

上記以外 以下の資料を採取して、技術員に連絡してください。

・使用した応答ファイル

・ログファイル

・システムフォルダ配下に出力されるisasinst.log (通常は、“c:\Windows\isasinst.log”に出力されます。)

■注意事項

・ 応答ファイルは、インストーラが確実に終了(InstallShield Wizardの完了画面で完了ボタンを選択)した後で取得してください。

・ サイレントインストールを実行するコンピュータ上には、応答ファイル作成時に指定したインストールフォルダと同じドライブを準備

する必要があります。

・ サイレントインストールは、非同期で実行されます。サイレントインストール直後にセットアップなどの処理を行う場合はご注意くださ

い。

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・ ログファイルの[ResponseResult]セクションの“ResultCode”には、サイレントインストール終了時に 終結果が書き込まれます。イン

ストール実行中は、インストール成功を示す“0”が設定されていますので、サイレントインストールの実行プロセスである“setup.exe”または、“_is[X].exe”([X]は1~4桁の16進数)が終了してから確認してください。

・ Windows Vista(R)でサイレントインストールを実行する場合、ユーザーアカウント制御(UAC)の警告メッセージが表示されることが

ありますが、処理を続行してください。なお、ユーザーアカウント制御を無効化することで表示を抑止することもできます。

・ 環境変数の設定値の有効長を超えてしまうなどで、本製品で使用する環境変数の設定に失敗した場合、インストール終了前に、

環境変数の設定に失敗した旨と該当する環境変数名が警告ポップアップにて表示されます。この場合、インストール終了後に該

当する環境変数から不要な設定を削除し、以下のファイルに記述されているパス情報を追加した後、コンピュータを再起動してく

ださい。

・環境変数PATHの設定に失敗した場合: インストールフォルダ\path.txt ・環境変数CLASSPATHの設定に失敗した場合: インストールフォルダ\classpath.txt

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索 引[C]

CLASSPATH.............................................................................8

[I]inithost........................................................................................8

[O]odsethost.....................................................................................8

[P]PATH..........................................................................................8

[か]環境変数....................................................................................8機能の追加と削除......................................................................9

[さ]システム環境変数......................................................................8

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