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2014

tsukuba h1 h4 - 筑波大学 工学システム学類 · インターンシップ、卒業研究など 主専攻分野案内 プログラミング序論、複素解析、電気回路、知的工

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学類長からのご挨拶・・・・・・・・・・01

教育目標・・・・・・・・・・・・・・・02 教育理念

工学システム学類の概要・・・・・・・・04 卒業後の進路・入試情報

主専攻分野案内・・・・・・・・・・・・06

在学生からのメッセージ・・・・・・・・08

教員一覧・・・・・・・・・・・・・・・10

研究紹介と卒業課題目概要・・・・・・・12 知的工学システム主専攻  機能工学システム主専攻    環境開発工学主専攻     エネルギー工学主専攻

つくばキャンパスライフ・・・・・・・・16

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 筑波大学理工学群工学システム学類は、機械工学、情報工学、電気電子工学、建築学、土木工学、システム工学、原子力工学、

エネルギー工学、環境工学、ロボット工学、航空宇宙工学、リスク工学など非常に広範囲な分野を擁しています。それは一般的

な大学の工学部の大半の学科を網羅していると言っても過言ではありません。また我々は、このような学科名のように工学分野

を縦割りに細分化するのではなく、それらをできるだけ横断的に融合した教育プログラムを用意しています。そして分野の壁を

超えて広い知識を習得することで、他大学出身者には真似できないような、広い視野から斬新なアイデアを創造できる人材の育

成を目指しています。工学システム学類は知的工学システム、機能工学システム、環境開発工学、エネルギー工学の 4主専攻で

組織され、そこには平成 25 年 5 月 1日現在、総勢 596 名の学生が在籍して勉学に励んでいます。そのうち 42 名 ( 約 7.0%) は女

性、23 名 ( 約 3.9%) は留学生です。

当学類ではシステム情報系に所属して世界水準の研究を行っている 71 名の教員が専任で教育を担当しており、全教員で構成す

る「工学システム学類教育会議」を毎月開催して、学類における教育の議論を活発に行っています。また、各学年 6名ずつの教

員をクラス担任として配置し、学生の成績状況を把握するなどきめの細かい学生指導につとめています。加えて、カリキュラム・

寮生活・学内施設など学生の多面的な要望を聞くために定期的(年 3回)に学生・教員・事務職員が交流を図るクラス連絡会を

開催し、そこでの議論に基づいて学類のカリキュラムから学内道路の補修にいたるまで、様々な改善を実施しています。

 以上のような教育・点検・改善の恒常的努力が認められ、工学システム学類は JABEE(日本技術者教育認定機構)から「工学

(融合複合・新領域)関連分野」での認定を受けており、すでに 1421 名の修了生を輩出しています。これにより工学システム学

類の卒業生は日本においては技術士の一次試験が免除されています。アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなどワシン

トン協定加盟国ではほとんどの有力校が同様の認定を受けており、それらの大学の卒業者と同等の資格であると認められます。

今後エンジニアとして世界を舞台に活躍したいと考えている方にはこの点も考慮すべきポイントでしょう。

 これからも教職員と学生が心を合わせ、多くの方に「選んで良かった」と思っていただけるような工学システム学類を築いて

いきたいと考えています。エンジニアや工学研究者として人類の未来を開拓しようという、熱意ある学生諸君の参加をお待ちし

ています。

工学システム学類長

教授 西岡 牧人博士(工学)

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プログラミング序論、複素解析、電気回路、機能工

学システム基礎実験、確率統計、論理回路、システ

ム工学、離散数学、システム制御工学、機械設計、

メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、

専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、

バイオシステム基礎、数値解析、データ構造とアル

ゴリズム、ディジタル信号処理、電子回路、応用か

らの微分方程式、システムダイナミックス、システ

ム最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、

人工知能、知的情報処理、システム信頼性工学、安

全工学、情報理論、計測工学、情報通信システム論、

ロボット工学、メカトロニクス機能要素概論、研究・

開発原論、機能工学システム専門実験/応用実験、

コンテンツ工学システム、近未来マルチメディア、

インターンシップ、卒業研究など

主専攻分野案内

プログラミング序論、複素解析、電気回路、知的工

学システム基礎実験、確率統計、論理回路、システ

ム工学、離散数学、システム制御工学、機械設計、

メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、

専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、

バイオシステム基礎、数値解析、データ構造とアル

ゴリズム、ディジタル信号処理、電子回路、応用か

らの微分方程式、システムダイナミックス、システ

ム最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、

人工知能、知的情報処理、システム信頼性工学、安

全工学、情報理論、計測工学、情報通信システム論、

パターン認識、応用プログラミング、OS とネット

ワーク、研究・開発原論、知的工学システム専門実

験/応用実験、コンテンツ工学システム、近未来マ

ルチメディア、インターンシップ、卒業研究など

 機能工学システム主専攻では機械、電気、コン

ピュータ等の技術が組み合わさった、複合的な工

学システムを対象にします。情報技術を中心にし

つつ、機械等のハードウェアや、それを動かす制

御技術、さらに、人間とのインタラクティブを視

野に入れて、高度に機能化されたシステムのあり

方を学ぶのがこの主専攻の特徴です。そのために、

システム制御、システムデザイン、ロボティクス、

メカトロニクス、医療福祉、コミュニケーション等

をキーワードとした専門科目を準備し、柔軟にか

つ、総合的に問題解決にあたれる人材の育成を目

指しています。本主専攻が目指す高度に機能化さ

れた複合的システムを実現するためには、知的工

学システム主専攻との連携が不可欠です。そのた

め、授業科目については、知的工学システム主専

攻との間で自由に科目の選択が可能であり、さら

に、他の主専攻との間でも流動的に科目選択が行え

るよう配慮され、専門性を重視しながらも、専門の

枠を越えた学習が行える柔軟性を持っています。

 インターネットに代表される現在の高度情報化

社会では、人間との共存を目指した知的で人に優

しいコンピュータシステムの構築が望まれていま

す。そのためにはシステムと人間との関わり合い

や人間の特性を含め、総合的な観点から問題解決

にあたることが要求されます。本主専攻では人間

に優しい、高度に知的なシステム構築のため、情

報処理、コミュニケーション、マルチメディア、バー

チャルリアリティ、通信システム、システムデザ

インなどをキーワードとした専門科目を準備し、

柔軟かつ、総合的に問題解決にあたれる人材の育

成を目指しています。本主専攻が目指す高度に知

的な情報処理システムを実現するためには、機能

工学システム主専攻との連携が不可欠です。その

ため授業科目については、両主専攻間で自由に科

目の選択が可能であり、他の主専攻との間でも流

動的に科目選択が行えます。専門性を重視しなが

らも、専門の枠を超えた学習が行える柔軟性を持っ

ています。

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複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、エネルギー

工学基礎実験、応用数学、電気回路、電磁力工学、

材料力学、流体力学、熱工学、振動工学、機器運動学、

計測工学、システム制御工学、量子力学序論、専門

英語、材料学、複合材料学、計算機序論、物理化学

概論、電子回路、電力工学、パワーエレクトロニクス、

流体工学、伝熱工学、気体力学、エネルギー学入門、

エネルギー機器学、自然エネルギー工学、環境リモー

トセンシング、地圏気圏の環境論、超電導エネルギー

工学、化学エネルギー工学、機械設計、数値計算法、

産業技術論、信頼性工学、エネルギー工学専門実験

/応用実験、インターンシップ、卒業研究など

 環境開発工学主専攻では、従来の建築学、防災工

学、土木工学、環境工学、機械工学、原子力工学、

システム工学、航空宇宙工学などを融合した内容の

勉強をします。その教育目標は、我々の生活を支え

る建物や道路の設計・製作、川や海などの環境の保

全、自動車や航空機の設計に通じる広い分野に共通

の工学的知識を持った充分な見識を身につけた技術

者や研究者を育成することです。特に、力学および

コンピュータに重点を置いた工学教育を行います。

関連の研究室では、大規模地震が起きても安心して

暮らせる建築物の開発、地震発生直後に現場に急行

して調査を行いその結果を基に適切な震度算定法を

定める研究、大規模な火災によるビル崩壊の防止、

より安全な原子力発電所の設計、マイクロ・ナノバ

ブルによる水の浄化、衛星リモートセンシングによ

る環境計測、航空宇宙分野および一般輸送機器の高

度化を支援する先端材料の応用技術開発、計算工学

に基づくロボットの機構制御法の開発など、様々な

研究を行っています。

 エネルギー工学主専攻では、従来の機械工学、航

空宇宙工学、原子力工学、電気工学、化学工学、制

御工学、システム工学などを融合した勉強を行いま

す。その教育目標は、エネルギーの変換・輸送・貯

蔵と、それらの統合システムやその制御を学習し、

未来のエネルギーのあり方について、充分な見識を

身につけた技術者や研究者を養成することです。熱、

流体、電気、電磁気、力学、化学、数学、コンピュー

タ等が主要科目となります。関連の研究室では、宇

宙機の大気圏再突入時における最適設計、核融合技

術開発、MHD発電、航空宇宙実験による無重力下

の液体現象の解明、新型飛行船の開発、自動車や宇

宙機器用の燃料電池の開発、光学技術および画像処

理を多用した最新の固体・流体計測、エネルギー・

宇宙機器用の材料の応用技術開発など、エネルギー

に関連した幅広い分野の研究を行っています。

複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、環境開発

工学基礎実験、応用数学、材料力学、構造力学、材

料力学、構造力学、材料学、土質力学、コンクリー

ト工学、流体力学、熱工学、システム制御工学、電

気回路、計測工学、専門英語、計算機序論、物理化

学概論、振動工学、鉄筋コンクリート構造学、複合

材料学、流体工学、気体力学、伝熱工学、信頼性工学、

防災工学、機器運動学、機械設計、数値計算法、鋼

構造学、地盤工学、環境リモートセンシング、地圏

気圏の環境論、設計計画論、産業技術論、水環境論、

建設設備、建設設計製図、環境開発工学専門実験/

応用実験、インターンシップ、卒業研究など

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Q1.工学システム学類を選んだ理由は?

工学システム学類では一年生で幅広く基礎知識を学んだあ

と、二年生になってから主専攻(他大学の学科に相当)を決

めることができることが大きな理由です。私は高校時代、工

学の分野に進みたいことは決めていましたが、細かい内容に

ついては知らなかったので、入学後、安心かつ納得して自分

が目指したい道を選ぶことができました。

Q2.大学に入学してやりたいと思ったことは?

筑波大学には全国から様々な人が入学してくると聞いていま

した。高校までは地元で決まった人としか付き合いがなかっ

たので、大学生活を通して多くの人と関わり、視野を広げる

ことで自分の人間性を成長させたいと思っていました。

Q3.現在の主専攻を選んだ理由は?

卒業論文の発表会で様々な発表を聞き、その中で生体情報処

理の研究に興味を持ったからです。他にも大学院の紹介や研

究室紹介等へ自ら積極的に足を運び、先輩方に色々質問し考

えることで、自分にはこの専攻が合っていると考えました。

Q4.工学システム学類の良いと思う点を挙げてください。

最初の一年目で自分の進みたい専攻について考えることがで

きる点です。先輩方の研究を垣間見ながら常に自分の将来の

進路について考えられるため、より自分に合った進路選択が

できると思っています。

Q5.後輩へ向けて一言お願いします。

工学系に進みたいけれど、具体的にどの分野が自分に合って

いるのかわからないという人にお勧めの学類です。また自分

のやりたいことが決まっている人にも、工学の多種多様なこ

とを目標としている人と共に学び、高め合える良い環境です。

筑波大学は学生の大半が大学周辺に住んでいますので、仲間

と共に多くの時間を過ごし、様々な経験を積み、共に成長し

ていくことができます。大学や学類の選択は、自分の将来の

方向性を決める大事な選択になりますので、よく考えてベス

トな選択をしてください。

3年・高橋佳奈子 3年・朝倉 靖成

Q1.工学システム学類を選んだ理由は?

以前から、ロボットや医療福祉分野の機器に興味がありまし

た。このような研究を行っている大学は他にもたくさんあり

ましたが、工学システム学類ではより幅広い分野に関する講

義を受けられる上、他学類(学部学科)の講義も取れるので、

さまざまな知識を身につけることができます。いずれは山海

嘉之先生の研究室で行っているような研究を自分もやってみ

たいとおもい、工学システム学類を選びました。

Q2.大学に入学してやりたいと思ったことは?

ロボコンをやりたいと考えていたので、「つくばロボットサー

クル」に入ろうと決めていました。実際、サークルに所属す

ることで、先輩方から講義で習った内容を実践的に応用する

方法や、先生からはより専門的な視点から指導をいただいて

います。また、筑波大学の自由単位制度を利用していろいろ

な学類の授業を取り、見識を広めたいと思っていました。

Q3.現在の主専攻を選んだ理由は?

ロボットや医療福祉機器に関することが学べると考えたからです。

Q4.工学システム学類の良いと思う点を挙げてください。

他の専攻の専門科目も幅広く学べることです。いろいろな分

野に興味のある人が集まっているので一緒に話をしていて面

白い上、刺激にもなります。これから技術者になる人にはそ

うした刺激が大切になると思っています。

Q5.後輩へ向けて一言お願いします。

自分の興味を大切にしてどんどん行動することが大切だと思

います。筑波大学には新しいことに挑戦する人を支援する機

会も環境も整っています。それをどんどん活かしてください。

そうすれば新しい「ワクワク」に出会えることでしょう。例

えば、ロボットを作ってみたい!と思った学生のために「つ

くばロボットコンテスト」という講義があります。大学に入

るとこのような講義を通じて専門知識を持った人にも出会え

ますので、自分の知らない知識をどんどん吸収するとよいと

おもいます。

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2年・佐藤 完 2年・王 念祖

Q1.工学システム学類を選んだ理由は?

高校の頃から理科が好きだったので大学に進学するなら工学

系の学部に進もうと考えていましたが、どんな分野について

学びたいのか具体的なビジョンはありませんでした。そこで、

分野の枠にとらわれず幅広い勉強のできる工学システム学類

を選択しました。

Q2.大学に入学してやりたいと思ったことは?

2 年生に進級するときに主専攻振り分けがあるので、それま

でに工学の様々な分野に触れ、自分が本当にやりたいジャン

ルを見つけようと考えていました。また、私の場合は筑波大

学を選んだ大きな理由の一つにラグビー部の存在がありまし

た。昔からラグビーをしていたので、全国区の強豪である筑

波大学のラグビー部でプレーしたいと思い、進学を決めまし

た。

Q3.現在の主専攻を選んだ理由は?

1 年生の講義に各主専攻の先生方の研究内容を聞くものがあ

り、その授業を通して様々な分野について触れることが出来

ました。自分の面白いと思った分野の専攻を考え、環境開発

主専攻を選びました。

Q4.工学システム学類の良いと思う点を挙げてください。

主専攻振り分けまで1年間の猶予があるのは大きな魅力だと

思います。入学の時点で専攻を絞らざるを得ないような大学

だと、進学した後で実は自分の思うような勉強が出来なかっ

たということがあるかもしれません。しかし、工学システム

学類なら 1 年生の間に専門分野のイメージを大まかにつかむ

ことが出来るので自分の満足いく選択ができるでしょう。

Q5.後輩へ向けて一言お願いします。

大学は自分次第で様々なことを経験できます。私の場合、工

学システム学類で工学について学び、ラグビー部で全国レベ

ルを経験し、私生活では友達と 3 人でルームシェアし、毎日

が楽しく充実しています。皆さんも筑波大学に入って充実し

たキャンパスライフを送ってください。

Q1.工学システム学類を選んだ理由は?

私は子供の頃からミニカーや積み木が好きで、機械系に進む

か、建築系に進むかで迷いました。でも、工学システム学類は、

一年生で工学基礎知識を学んだ後、主専攻を決めるという体

系な上、エネルギー工学主専攻と環境開発工学主専攻の授業

がほぼ同じで、機械系と建築系の授業がともに充実しており、

「一緒に学ぶことができるの?やった!」と思い、決めました。

Q2.大学に入学してやりたいと思ったことは?

高校生の時にストリートダンスをやり始めたのがきっかけ

で、日本のダンサーも好きになっていました。「日本のダン

サーたちからダンスを学びたい」ということも、来日の一つ

の理由です。サークルに入り、ダンス仲間を作って、日本の

ダンサーと交流しながら勉強することは、大学に入学してや

りたかったことのひとつです。

今は、本格的な工具で挑戦するモノづくりにも、ドキドキし

ながら楽しんで挑戦しています。あと、工学系の歴史に関す

る本にとても面白いものがあったのがきっかけで、歴史や哲

学にも少し興味を持っています。

Q3.現在の主専攻を選んだ理由は?

私は機械系ですが、建築系の授業とほぼ同じ内容になってい

て、これらの授業が選択できるというのは、利点の一つだと

思います。また、工学分野で大切なモノづくりについても、

実験の授業で挑戦できることは良い点だと思いました。

Q4.工学システム学類の良いと思う点を挙げてください。

パソコンが好きでも、ロボットが好きでも、エンジンが好き

でも、建物が好きでも、エシスに入って、一年間の基礎知識

の勉強を通じて各主専攻を具体的に理解しながら、自分に最

も適した進路を選ぶことができる、ということが一番のメリッ

トだと思います。

Q5.後輩へ向けて一言お願いします。

大学は新たなスタートです。それまでの学生時代と違って、

もっと自主的に自分の未来を広げることが大事だと思います。

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(2013 年 6月現在)

コミュニケーションシステム分野

海老原 格Tadashi Ebihara

計測・制御工学分野

前田 祐佳Yuka Maeda

計測・制御工学分野

山口 友之Tomoyuki Yamaguchi

計測・制御工学分野

藪野 浩司Hiroshi Yabuno

システムデザイン分野

川崎 真弘Masahiro Kawasaki

システムデザイン分野

新里 高行Takayuki Niizato

人間・機械・ロボットシステム

橋本 悠希Yuki Hashimoto

人間・機械・ロボットシステム

大澤 博隆Hirotaka Osawa

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花田 信子Nobuko Hanada

熱流体・エネルギー工学分野

中山 知紀Tomonori Nakayama

固体力学・材料工学分野

堀 三計Sankei Hori

構造・防災・信頼性工学分野

山本 亨輔Kyosuke Yamamoto

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計算知能・離散数理に基づく大規模マルチメディア処理

澁谷 長史 試行錯誤によって能動的に学習を行うシステムに関する研究

ロボットによる人間のような器用な物体操作.次世代産業用ロボットの研究

遠隔コミュニケーション、人とロボットのインタラクション、VR の教育応用

人工知能、認知ロボット、人支援技術、社会的相互作用、インタフェース、感性・情動研究

VR 空間における力覚と歩行感覚の生成

没入歩行リハビリテーションや場所を選ばない力覚提示の実現

ユビキタスコンピューティングの遠隔・共同学習への応用と実践、基礎技術の開発

ロボティクス基盤技術を応用する屋内外作業の自律移動機械や計測・マッピング技術に関する研究

大澤 博隆 意図を持つシステム、意図を伝達するプロトコル、人間らしい振る舞いの探索と応用

橋本 悠希 人間の知覚・認識特性の解明と,それを利用した新世代インタラクティブシステムの開発

バーチャルリアリティ技術

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情報理論,秘密分散法や電子指紋符号などの情報セキュリティ技術

画像情報を用いた環境の認識・理解、自由視点映像などの次世代映像メディア技術

ウェブテキスト・マイニング,検索エンジン,言語を用いた人間・機械間のコミュニケーション

海老原 格 超音波を用いる無線通信技術ならびに,物体を探査するためのセンシング技術

ディジタル制御手法の開発とその電気機械系への応用

マルチメディアセンシング、画像処理、小型移動ロボティクス、身体的音響メディア技術山口 友之

非線形力学系の解析と制御,ロボット,触覚センサ,車両ダイナミクス,エネルギーハーベスタ等への応用藪野 浩司

日常生活中の生体計測に向けたウェアラブルデバイスの開発前田 祐佳

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先進材料に対するマルチスケール・シミュレーション技術の開発およびその応用

圧力容器・配管系の非弾性変形あるいは疲労強度などに関する研究

エネルギー機器およびスポーツ器具を対象とした高分子材料工学研究

工作機械や機械加工に関する研究.機械加工における超音波を利用したインプロセス計測

極低損失磁気デバイスの開発、電力系統の複雑系制御、色素増感太陽電池の研究

プラズマ・電磁流体のエネルギー・航空宇宙分野への応用研究

超希薄燃焼、バイオ起源燃料の燃焼、固体推進薬燃焼、着火現象の基礎的研究

発電システム冷却系やプラント内の混相流動、スポーツにおける流れ

水素エネルギーシステムのための水素貯蔵・生成技術とその材料に関する研究

金子 暁子

花田 信子

のの移移移動移移移移移移移動移動移動物移移動物移動移移動移動物動動移動移動動動動動動動動移動動動物物移動物移動物移動物移動物移移移移移移移移移移動移移移動動動動動動動移動移動動動動動動動物物物移移移動物移移動移移移動移移移動移移移動移動物移動物移動物動移動物動動動動動動移動物移移移移移動移移動移動物動動動移動動動物移動動動動動動物移動物移動物移移動移移移移動物移動移動移動動移動物動移動動動動動動動動物移移移動移移移移動動動動動動動動動移動物物物移動物移移移移移移移移動動動動動動動動物移動物移動物移移移移動移移動物動動動動動動物移動物移動物移移移動動動動動動動動動物物移移移動動動移動物移動物物移移動動物物移移移移移移動動動物物物物移移動動動動物物物移移動動動物物移移動動動動動動物物物移移移動動動動動物物移移動動動動物物移動動動物移移動動動物物物体周り体周り体周り体周り体周り体周り体体周りりりり体周りりりり体周り体周りりりり体周りりりりりり体 りり体周りりりりりりりりり体周りりりりりりりりり体周りりりりり体 りりりりりりりりりり体周りりりりりりり体周りり体 りりりり体 りりりりりりりの流れの流れの流れの流れの流れの流れの流の流の流の流流流流流流流流流れ流の流れ流れの流流れの流れの流れの流れの流の流の流の流れの流れの流れの流の流流流流流流流流流流の流流の流の流れ流れの流の流れのの流の流流流流流流の流の流流れのののの流の流流流流流の流のの流の流の流流の流の流れのの流の流ののの流流流の流の流の流れの流のの流流の流の流のの流流のの流の流れの流流れれのの流流流流の流流れ流れ流れの流流流流の流れの流流流流流流流流流れの可可可視化可視化可視化可視化可視化可視化可視化可視化可視可視化可視化可視化視化可視化可視化視視化視視化視視視視視化視化可視化視化視化可視化可視化視化視視視視化化視化可視可視化視視視化視化可視化可可視化視視視化化可視化視視化視視化化可視視視視化可視化視視視化視化視視視視化可視視視視化化化視化視化視化可視化可視視視視視化化化化視化視化視視視視視視化化化化可視視視視視視視視視化化化視視視視視視化化視化化視視化視化化化化化化視化化化視化可 化化化化視視化化計計計計計計計計計計計計測計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計移動物体周りの流れの可視化計測

堀 三計

中山 知紀 超電導・水素・エネルギー貯蔵技術を応用したエネルギーシステムの研究開発

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八十島 章 環境問題,維持管理,リサイクルを考慮した建築構造,建築材料の耐震・防災に関する研究

渦崩壊とマイクロバブルの生成、液膜の安定性とコーティングに関する流体力学的研究

リモートセンシングによる国内と海外の沿岸環境・海岸侵食に関する研究

河川環境に関するフィールドワーク,モデリング,経済評価,風土論

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筑波大学初の超小型人工衛星.世界の多くの人々が信号受信を行い,その共有体験を生かしたつながりを持てるよう,衛星本体だけでなく,簡便な受信装置や魅力的な受信報告アプリケーションも含めた総合的なシステムとして設計されていることが特徴です.

ITF-1 「結」筑波大学ネットワーク衛星「結」プロジェクト亀田敏弘研究室Kameda Laboratory

SPring-8 マイクロ X 線CT による月面砂の堆積構造の可視化

新材料を用いたコンクリート構造物や長期供用された構造物の耐震性能、維持管理手法に関する研究

土木構造物のデザインとメンテナンス山本 亨輔

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 各部屋は個室で(一部2人部屋)、全室にベッド、机、椅子、洗面台などが備え付けられています。また、各フロアー毎に共同のキッチン、洗濯室があります。更に、各部屋には電話機が取り付けてあり、キャンパス内には無料で通話ができ、学生宿舎の利用料金は月額一万円程度です。宿舎近くには共用棟があり、ここには食堂、売店、美容室、喫茶店、浴場、娯楽室などが完備されています。なお、大学近辺の民間の標準的なアパートは都心に比べて広く、しかも半額程度の住居費で済みますから経済的です。

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[つくばエクスプレスをご利用]○秋葉原駅からつくば駅まで最速 45 分 つくばセンターから「筑波大学中央」行バス(10分) 「筑波大学循環(右回り)(左回り)」バス(10~15 分)

[高速バスをご利用]○東京駅八重洲南口から「筑波大学」行バス(65~80 分)

[JR 常磐線をご利用]○ひたち野うしく駅バスターミナル東口から「筑波大学中央」行バス(40~50分) (東口からタクシーで 20~25 分)○荒川沖駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(30~40 分) (西口からタクシーで 20~25 分)○土浦駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(25~35 分) (西口からタクシーで 15~20 分)

Access

Credits & Copyright筑波大学 理工学群 工学システム学類 College of Engineering Systems, University of Tsukuba

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※本パンフレットのデータは、すべて 2013 年6月現在のものです.