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電気電子工学科

電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

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電気電子工学科

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-175-

フレッシュマンゼミⅠ (Freshman Seminar I) 電気電子工学科教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義では、大学での学修に主体的かつ意欲的に取り組むための心構えやこれからの大学生活で有用となる事柄を担任教員による少人数クラスできめ細やかに指導する。履修の方法や科目の選択に始まり、本学での学修に欠かせない学内施設の見学・利用法の紹介、授業内容や様々な情報をどのように整理しまとめるか等、大学生として必要な素養を身につける。また、キャリアガイダンスや電気電子分野の紹介により、将来つきたい職業・職種のイメージ作りを行い、大学で学修することの意義・目的意識の明確化を図る。

レポート提出

学生便覧、配付資料を熟読しておくこと。

【授業計画】1 学科ならびにカリキュラム、コースの紹介2 履修指導(履修申告等)3 学長メッセージ4 インフォキャンパス、学内LANの紹介(活用法等)5 学内施設の紹介・見学(1: 電子デザインラボ他)6 学内施設の紹介・見学(2: 学修支援センター他)7 学内施設の紹介・見学(3: LCセンター他)8 学内施設の紹介・見学(4: スチューデントラボ他)9 電気電子のトピック

10 情報通信のトピック11 情報の整理法・ノートテイク(1)12 情報の整理法・ノートテイク(2)13 キャリアガイダンス(1)14 キャリアガイダンス(2)15 学習指導~春学期を振り返って~

授業計画の順番は、個別クラス毎に異なります。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

フレッシュマンゼミⅡ (Freshman Seminar Ⅱ) 電気電子工学科教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義では、フレッシュマンゼミⅠに引き続き、大学での学修に主体的かつ意欲的に取り組むための心構えやこれからの大学生活で有用となる事柄を担任教員による少人数クラスできめ細やかに指導する。春学期の履修状況や学習成果をふまえての履修指導に始まり、学生実験等に備えたレポートの書き方指導、また、研究室見学により、電気電子の様々な技術を体験することで、技術に対する興味・関心を深める。

レポート提出

学生便覧、配付資料を熟読しておくこと。

【授業計画】1 履修指導~春学期を振り返って~2 個別履修指導3 情報の整理法・レポートの書き方(1)4 情報の整理法・レポートの書き方(2)5 研究室見学(1.電気エネルギー分野)6 研究室見学(2.電気電子材料分野)7 研究室見学(3.情報通信ネットワーク分野)8 研究室見学(4.情報処理分野)9 工学者の夢

10 グループディスカッション(1)11 グループディスカッション(2)12 ISO14001と環境13 キャリアガイダンス(1)14 キャリアガイダンス(2)15 学習指導~1年間を振り返って~

授業計画の順番は、個別クラス毎に異なります。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

コンピュータ利用技術入門 (Introduction to Computer Utilize Technique) 木許雅則、白井豊電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 2 単位(週 2時限) 集中 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気電子に関する専門的な学修歴のない学生を対象として、入門的な内容をおりまぜた講義を行う。本講義では、コンピュータに関する基礎知識と操作手法を習得することを目標とする。コンピュータの仕組み、コンピュータネットワークの知識、Windowsの基本操作、文書作成、表計算、プレゼンテーション、プログラミングの基本等の講義演習を中心に行う。また、大学のメールアカウント発行、学内無線LANの接続方法などについても説明する。

演習課題70%、レポート提出30%鈴木他著『ネットワーク社会の情報リテラ

シ』共立出版

各回の演習課題は、次回講義を進める上で必要な内容です。復習、予習として必ず完成させておくこと。

【授業計画】1 コンピュータと情報2 コンピュータのしくみ3 情報の表現(2進数とその演算)4 コンピュータネットワークとセキュリティ5 Windowsの基本操作6 電子メール、WWWによる情報検索7 HTMLによるWebページ作成8 文書作成の基礎(Word)9 文書作成の応用(Word)

10 表計算の基礎(Excel)11 表計算の応用(Excel)12 プレゼンテーションの基礎(Power Point)13 プレゼンテーションの応用(Power Point)14 プログラム開発の基礎15 レポート提出と講評

課題ファイル保存用のUSBメモリー(1GB以上)を用意してください。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-1

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-176-

コンピュータ利用技術基礎 (Fundamentals of Computer Utilize Technique) 吉田清、當山孝義電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 2 単位(週 2時限) 発展 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気電子に関する専門的な学修歴のある学生を対象として基礎的、および発展的な内容をおりまぜた講義を行う。本講義では、コンピュータに関する基礎知識と操作手法を習得することを目標とする。コンピュータの仕組み、コンピュータネットワークの知識、Windowsの基本操作、文書作成、表計算、プレゼンテーション、プログラミングの基本等の講義演習を中心に行う。また、大学のメールアカウント発行、学内無線LANの接続方法などについても説明する。

演習課題70%、レポート提出30%鈴木他著『ネットワーク社会の情報リテラ

シ』共立出版

各回の演習課題は、次回講義を進める上で必要な内容です。復習、予習として必ず完成させておくこと。

【授業計画】1 コンピュータと情報2 コンピュータのしくみ3 情報の表現(2進数とその演算)4 コンピュータネットワークとセキュリティ5 Windowsの基本操作6 電子メール、WWWによる情報検索7 HTMLによるWebページ作成8 文書作成の基礎(Word)9 文書作成の応用(Word)10 表計算の基礎(Excel)11 表計算の応用(Excel)12 プレゼンテーションの基礎(Power Point)13 プレゼンテーションの応用(Power Point)14 プログラム開発の基礎15 レポート提出と講評

課題ファイル保存用のUSBメモリー(1GB以上)を用意してください。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

情報化社会と倫理 (Informationalized Society and Information Ethics) 白井豊電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】情報化社会の成立過程、現状、課題等について一定の見識を持ち、情報倫理上の様々な立場を理解し、自らが考えて倫理的な情報行動ができるような素地を作る。さらに、情報倫理の立場から知的財産権についての基本的な考え方の概要についても理解することを目標とする。

最終課題40%、中間レポート20%、出席点40%

白井豊『情報・倫理・知的財産』ゆたか創造舎

インターネットやコンピュータを使った犯罪や問題点等に関する記事など、普段から新聞や週刊誌等に目を通すよう心がけること。

【授業計画】1 情報とコミュニケーション2 情報とネットワーク3 情報化社会と情報システム4 コンピュータや通信の発展過程5 情報倫理とは6 コンピュータ犯罪(現況)7 コンピュータ犯罪の事例8 コンピュータウィルス9 宗教問題10 知的財産権のあらまし11 工業所有権12 著作権13 情報倫理の必要性と対象14 心の問題と情報倫理15 総合レポートの作成

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

ディジタル回路入門 (Introduction to Digital Circuits ) 谷澤茂電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は工学集中コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学習履歴のない学生に対して、入門的な内容をおりまぜて講義する。 論理回路の基礎的な事項の理解、その構成法および解析法の習得を目的とし、演習を含めて実施する。

期末試験70%、 演習課題30%、 出席も重視する。

浅井秀樹著『ディジタル回路演習ノート』コロナ社

斉藤忠夫著『ディジタル回路』コロナ社

2進数の簡単な計算法を復習しておくこと。

【授業計画】1 入門的なデジタル回路の話と簡単な実例の話2 2進数と16進数の話、2進数の演算3 2進数、10進数、16進数の相互変換4 補数を用いた減算、論理関数、基本的な恒等式5 真理値表、加法標準形、乗法標準形6 Venn図、カルノー図表と論理式の簡単化7 論理回路に使う集積回路8 組合せ回路の解析法9 特別な機能を持つ論理回路10 組合せ回路の構成法11 特定ゲート回路を用いた論理回路の構成法12 ラッチと各種のフリップフロップ13 フリップフロップの相互変換14 順序回路の解析15 順序回路の合成

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-2

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-177-

ディジタル回路基礎 (Fundamentals of Digital Circuits) 中村俊一郎電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学習暦のある学生に対して、基礎的および発展的な内容をおりまぜて講義を行う。論理回路の基礎的事項の理解、その構成法および解析法の習得を目的とし、演習を含めて実施する。

期末試験70% 演習課題30% 出席も重視する。

浅井秀樹著『ディジタル回路演習ノート』コロナ社

斉藤忠夫著『ディジタル回路』コロナ社

2進数の簡単な計算法を復習しておくこと。

【授業計画】1 基礎的なディジタル回路の話、2進数と16進表示2 2進数の演算、2進数と10進数の相互変換3 補数を用いた減算4 論理関数、基本的な恒等式、真理値表5 加法標準形、乗法標準形6 Venn図、カルノー図表と論理式の簡単化7 論理回路に使う集積回路8 組合せ回路の解析法9 特別な機能を持つ論理回路

10 組合せ回路の構成法11 特定ゲート回路を用いた論理回路の構成法12 ラッチとフリップフロップ13 順序回路a14 順序回路b15 順序回路c

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

解析基礎 (Basic Analysis and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、三角関数について学習するとともに問題演習を極めて基礎的なレベルから行なう。三角関数に関する基本的事項の習得を達成目標とする。本講義は工学集中コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 三角比2 三角形への応用(1) 三角形の面積、正弦定理3 三角形への応用(2) 余弦定理4 一般角、弧度法5 円弧の長さ、おうぎ形の面積6 三角関数7 三角関数の相互関係8 三角関数の性質9 三角関数のグラフ

10 加法定理11 2倍角の公式、半角の公式12 積と和の公式13 三角関数の合成14 三角方程式、三角不等式15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

代数基礎 (Basic Algebra and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】「電気基礎数学Ⅰ・演習」および「電気基礎数学Ⅱ・演習」の講義に即した演習を行なう。それぞれの講義における基本的事項を理解した上で演習問題を解くことができるようになることを達成目標とする。本講義は工学集中コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%森・大矢著『電気電子工学のための基礎数

学』森北出版

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 整式の展開2 2次関数のグラフ3 因数分解4 2次関数の最大・最小5 分数式、無理式6 分数関数7 複素数とその演算8 無理関数9 極形式とオイラーの公式

10 2次方程式の解の公式11 指数関数12 2次方程式の解と係数の関係13 対数関数14 総合演習:「電気基礎数学Ⅰ・演習」の内容15 総合演習:「電気基礎数学Ⅱ・演習」の内容

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-3

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-178-

線形代数基礎 (Basic Linear Algebra and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、線形代数学の基礎をなす事柄について学習するとともに問題演習を極めて基本的なレベルから行なう。ベクトル・空間図形に関する基本的事項の習得を達成目標とする。本講義は工学集中コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 平面上のベクトル2 ベクトルの和・スカラー倍3 空間の座標、内分点・外分点4 空間内のベクトル5 ベクトルの基本ベクトル表示6 ベクトルの成分表示7 ベクトルの内積8 内積の性質9 位置ベクトル10 直線の方程式11 平面の方程式12 2直線の関係、直線と平面の関係13 球面の方程式14 点と直線の距離15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

解析演習 (Basic Analysis and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、三角関数について学習するとともに問題演習を極めて基礎的なレベルから行なう。三角関数に関する基本的事項の習得を達成目標とする。本講義は工学発展コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 三角比2 三角形への応用(1) 三角形の面積、正弦定理3 三角形への応用(2) 余弦定理4 一般角、弧度法5 円弧の長さ、おうぎ形の面積6 三角関数7 三角関数の相互関係8 三角関数の性質9 三角関数のグラフ10 加法定理11 2倍角の公式、半角の公式12 積と和の公式13 三角関数の合成14 三角方程式、三角不等式15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

代数演習 (Basic Algebra and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】「電気基礎数学Ⅰ・演習」および「電気基礎数学Ⅱ・演習」の講義に即した演習を行なう。それぞれの講義における基本的事項を理解した上で演習問題を解くことができるようになることを達成目標とする。本講義は工学発展コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%森・大矢著『電気電子工学のための基礎数

学』森北出版

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 整式の展開2 2次関数のグラフ3 因数分解4 2次関数の最大・最小5 分数式、無理式6 分数関数7 複素数とその演算8 無理関数9 極形式とオイラーの公式10 2次方程式の解の公式11 指数関数12 2次方程式の解と係数の関係13 対数関数14 総合演習:「電気基礎数学Ⅰ・演習」の内容15 総合演習:「電気基礎数学Ⅱ・演習」の内容

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-4

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-179-

線形代数演習 (Basic Linear Algebra and Practice) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、線形代数学の基礎をなす事柄について学習するとともに問題演習を極めて基本的なレベルから行なう。ベクトル・空間図形に関する基本的事項の習得を達成目標とする。本講義は工学発展コースの学生を対象としており、これまでの学習履歴に応じた問題演習を実施する。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 平面上のベクトル2 ベクトルの和・スカラー倍3 空間の座標、内分点・外分点4 空間内のベクトル5 ベクトルの基本ベクトル表示6 ベクトルの成分表示7 ベクトルの内積8 内積の性質9 位置ベクトル

10 直線の方程式11 平面の方程式12 2直線の関係、直線と平面の関係13 球面の方程式14 点と直線の距離15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

微分積分学Ⅰ (Diff erential and Integral Calculus I) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、微分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の学習において必要となる問題解決能力・計算力を身につける。1変数関数を対象とした微分法に習熟することを達成目標とする。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 関数の極限2 関数の連続性3 導関数4 べきの微分法5 積の微分法6 商の微分法7 合成関数の微分法8 有理関数の導関数9 三角関数の導関数

10 逆関数の微分法11 逆三角関数の導関数12 指数関数の導関数13 対数関数の導関数14 対数微分法15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

化学の基礎 (Elementary Chemistry) 化学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】原子や分子の化学反応(エネルギー反応)を通して地球環境や生活環境のあり方を学習し、自然の中に見られる様々な化学的現象を学ぶとともに化学独特の表現や記述について学ぶ。さらに、安全・安心な製品を作る上で必要とされる Green Chemistry の概念を身につける。

期末試験・演習課題などによる。アメリカ化学会『実感する化学 上巻 地

球感動編』NTS

テキストを読んでおくこと。

【授業計画】1 空気の組成と空気のブランケット(大気)2 原子と分子 その化学変化3 空気(大気)の汚染物質4 オゾン層と化学物質および原子、分子、光の化学5 光とエネルギー6 成層圏のオゾン7 温室効果ガスと地球温暖化8 地球カーボンサイクルおよびモル質量9 二酸化炭素ガス以外の温室効果ガス

10 エネルギーの化学11 燃料とエネルギー12 飲料水の化学13 飲料水の安全性14 酸性雨と酸・塩基反応15 酸性雨と地球への影響

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-5

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-180-

電気基礎数学Ⅰ・演習 (Mathematics for Electrical and Electronics Engineers I) 数学教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、数式・記号などの持つ意味合いを確認するとともに問題演習を極めて基本的なレベルから行なう。数や式の取り扱い、方程式や不等式の解法の習得を達成目標とする。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%森・大矢著『電気電子工学のための基礎数

学』森北出版

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 整式の加法・乗法、展開公式2 因数分解3 整式の除法4 剰余の定理・因数定理とその応用5 分数式、無理式6 実数と複素数7 複素数の演算8 電気電子工学講話9 極形式とオイラーの公式10 オイラーの公式の応用11 2次方程式と解の公式12 2次方程式の解の判別、解と係数の関係13 不等式の基本性質14 2次不等式15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気基礎数学Ⅱ・演習 (Mathematics for Electrical and Electronics Engineers II) 数学教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 春学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、数式・記号などの持つ意味合いを確認するとともに問題演習を極めて基本的なレベルから行なう。2次関数・指数関数・対数関数に関する基本的事項の習得を達成目標とする。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%森・大矢著『電気電子工学のための基礎数

学』森北出版

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 関数とグラフ2 2次関数のグラフ3 2次関数の最大・最小4 2次関数のグラフと方程式5 2次関数のグラフと不等式6 分数関数7 無理関数8 合成関数、逆関数9 指数法則10 累乗根11 指数関数とそのグラフ12 対数とその性質13 対数関数とそのグラフ14 常用対数・自然対数15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気基礎数学Ⅲ・演習 (Mathematics for Electrical and Electronics Engineers III) 数学教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】大学における数学をスムーズに理解するために、数式・記号などの持つ意味合いを確認するとともに問題演習を極めて基本的なレベルから行なう。1変数関数を対象とした微分法の習得を達成目標とする。

期末試験80%、小テスト・演習課題など20%森・大矢著『電気電子工学のための基礎数

学』森北出版

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 極限2 平均変化率、微分係数3 多項式の微分4 多項式の不定積分5 多項式の定積分6 積と商の微分法7 合成関数の微分法8 三角関数の導関数9 逆関数の微分法10 対数関数の導関数11 指数関数の導関数12 高階導関数、テイラー展開13 不定形の極限14 マクローリン展開15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-6

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-181-

電気物理入門 (Introduction to Physics for Electrical and Electronics Engineering) 森正美電気電子工学科 学科専門科目

1年 春学期 2 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学集中コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学習歴のない学生に対して入門的な内容をおりまぜて講義を行う。電気電子工学科の専門科目を履修するのに必要な物理の基礎を身につける。内容は物理全般にわたり、物理的知識の習得、および電気電子工学でよく使われる物理用語の理解に重点をおく。

期末試験70%、演習・レポ-ト30%

開講時に指示する。

高校における物理や化学の理解度を深めること。

【授業計画】1 電気数学の予備知識2 物理量の国際単位系3 物理化学の基礎Ⅰ4 物理化学の基礎Ⅱ5 力学の基礎Ⅰ6 力学の基礎Ⅱ7 力学の基礎Ⅲ8 熱力学の基礎9 光学の基礎

10 音と振動11 超音波の基礎と応用12 電池化学の基礎13 燃料電池の基礎14 静電気の基礎15 磁気の基礎

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気基礎物理 (Basic Physics for Electricsl and Elrctronics Engineering) 青柳稔電気電子工学科 学科専門科目

1年 春学期 2 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学修履歴のある学生に対して、基礎的、および、発展的な内容を織り交ぜて講義を行う。本講義では、電気電子工学科の専門科目を履修するのに必要な物理現象の基礎知識を身に付ける事を目標とする。内容は、物理全般にわたる基本的な物理的知識の習得、および、よく使われる物理用語の理解に重点をおく。これらを理解し、活用できるようになって欲しい。

期末試験70%、課題と授業への取り組み姿勢30%

浦尾亮一著『物理入門』裳華房菅原和士著『工学への基礎物理』日本理工

出版会

高校で学習した「物理」と「数学」の内容について復習しておくこと

【授業計画】1 数学の予備知識2 物理量の国際単位3 運動の法則(力、速度、加速度、運動量)4 いろいろな運動5 運動の法則(向心力、遠心力)6 運動の法則(エネルギー)7 光学の基礎(波の性質、光の種類)8 光学の基礎(屈折、全反射、回折格子)9 超音波の基礎と応用

10 物質の構造(原子の構造、水素原子)11 物性物理の基礎12 電気と電場13 電流14 磁気と磁場15 電気電子と物理

授業の内容はインフォキャンパスでも掲示しますので、復習に活用してください。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

力学の基礎 (Fundamental Dynamics) 物理教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】物体の形や姿勢を無視し、物体全体がどんな規則で運動するかを議論するのが質点の力学である。この力学は、物理学全般に渡って必要な知識である。特に電磁気学の理解にとって基礎であるばかりでなく、電気電子に関する分野(熱、音波、物性論、量子論)を学ぶ上でも基本である。このような観点から質点の力学の学習を目指し、電磁気学や量子論を学ぶ上での力学的基礎を確立することを目的とする。

期末試験70%、課題レポート30%

原 康夫著『基礎からの力学』学術図書出版社

前回の復習をした上で、テキストを読んで予習しておくこと。

【授業計画】1 物理を記述する数字と単位2 直線運動3 速度と加速度4 運動の法則5 運動の方程式6 放物運動7 平面上の物体の運動8 等速円運動9 単振動

10 減衰振動と強制振動11 摩擦力12 力と仕事13 仕事とエネルギー14 運動量と力積15 角運動量と保存則

ベクトル、微分積分に関する基礎知識を有することが望ましい

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-7

Page 9: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-182-

電気電子基礎実験 (Basic Experiments for Electrical and Electronics Engineering) 物理教員、森正美電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 2時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】自然科学の発展においては、理論と実験の相互検証の立場が貫かれている。実験では「再現性」と「測定精度」が重要視される。本授業の目的は、新事実の発見・立証ではなく、それにいたる「再現性と測定精度」のための「実験方法、装置・器具の取扱い法、測定値の処理法」の習得にあたり、基本的自然法則を理解することである。

実験報告書80%、口答試問20%として60点以上を合格とする。

日本工業大学物理教室編『工学基礎物理実験』 学術図書出版社

予習としてテキストを熟読し実験の目的、方法、手順を十分に理解しておくこと。

【授業計画】1 物理実験の基礎2 測定の基本および誤差3 物体の密度測定(ノギス、マイクロメータを用いる)4 物体の密度測定(アルキメデスの原理を用いる)5 落体の実験(速度、加速度の測定)6 落体の実験(データ評価およびまとめ)7 解説と補足8 オシロスコープによる電圧波形の観測9 静電気の実験10 金属線の伸びと電気抵抗11 解説と補足12 ボルダの振り子による重力加速度の測定13 ばね振動を用いた質量の測定14 クントの実験15 実験のまとめ・補習

関数電卓(またはポケコン)を必ず用意すること。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

工学基礎実験 (Basic Experiments for Engineering) 物理教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 2時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】自然科学の発展においては、理論と実験の相互検証の立場が貫かれている。実験では「再現性」と「測定精度」が重要視される。本授業の目的は、新事実の発見・立証ではなく、それにいたる「再現性と測定精度」のための「実験方法、装置・器具の取扱い法、測定値の処理法」の習得にあたり、基本的自然法則を理解することである。

実験報告書80%、口答試問20%として60点以上を合格とする。

日本工業大学物理教室編『工学基礎物理実験』 学術図書出版社

予習としてテキストを熟読し実験の目的、方法、手順を十分に理解しておくこと。

【授業計画】1 物理実験の基礎2 測定の基本および誤差3 物体の密度測定(ノギス、マイクロメータを用いる)4 物体の密度測定(アルキメデスの原理を用いる)5 落体の実験(速度、加速度の測定)6 落体の実験(データ評価およびまとめ)7 解説と補足8 オシロスコープによる電圧波形の観測9 静電気の実験10 金属線の伸びと電気抵抗11 解説と補足12 ボルダの振り子による重力加速度の測定13 ばね振動を用いた質量の測定14 クントの実験15 実験のまとめ・補習

関数電卓(またはポケコン)を必ず用意すること。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子工学の基礎 (Fundamentals of Electricity and Electronics) 上野貴博電気電子工学科 学科専門科目

1年 春学期 2 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気工学、電子工学の学修に必要な電気・電子に関する基礎を理解して、これを活用する能力を養うことを目標とする。

期末試験80%、レポート20%

高橋寛監修『わかりやすい電気基礎』コロナ社

柴田尚志・皆藤新一著『電気基礎』コロナ社

三角関数、複素数について学んでおくこと。

【授業計画】1 電圧と電流2 直流回路の計算3 抵抗の性質、ジュールの法則、電力と電力量4 磁気、電流の作る磁界、磁気回路5 電磁誘導作用、インダクタンス6 電磁力、静電現象7 コンデンサと静電容量8 正弦波交流の性質、正弦波交流起電力の発生9 交流回路の取り扱い方10 交流回路の電力、共振回路11 複素数、複素数のベクトル表示12 交流回路の複素数表示13 記号法による解析(抵抗、静電容量、インダクタンス)14 記号法による解析(直列・直並列回路、交流ブリッジ)15 三相交流回路

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-8

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-183-

電気回路入門 (Introduction to Electric Circuits) 神野健哉電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 集中 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学集中コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学修暦のない学生に対して入門的な内容をおりまぜて講義を行う。まず、電気回路の基本を理解するために、直流回路を用いて、各電源の性質、回路の諸定理を修得する。また、交流回路の基礎である正弦波、位相、インピーダンス等についても学修する。

試験90%、出席10%高田、坂、井上、愛知共著『電気回路の基

礎と演習(第2版)』森北出版

三角関数、複素数について学んでおくこと

【授業計画】1 回路素子 / キルヒホッフの法則2 抵抗の直列接続 / 直列抵抗による分圧3 抵抗の並列接続 / 並列コンダクタンスによる分流4 抵抗の Y 接続と Δ接続5 回路の対称性と等電位性 / 重ねの理6 テブナンの定理7 電圧電源と電流電源の相互変換8 閉路方程式9 節点方程式

10 直流回路のまとめ11 正弦波交流 平均値・実効値12 フェーザー表示13 交流電力14 交流回路における諸定理15 交流回路のまとめ

「電気回路入門演習」も履修すること。講義で使用した資料はインフォキャンパスで配布する。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気回路基礎 (Fundamentals of Electric Circuits) 平栗健史電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 発展 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学修暦のある学生に対して基礎的、および発展的な内容をおりまぜて講義を行う。まず、電気回路の基本を理解するために、直流回路を用いて、各電源の性質、回路の諸定理を修得する。また、交流回路の基礎である正弦波、位相、インピーダンス等についても学修する。

試験90%、出席10%高田、坂、井上、愛知共著『電気回路の基

礎と演習(第2版)』森北出版

三角関数、複素数について学んでおくこと

【授業計画】1 回路素子 / キルヒホッフの法則2 抵抗の直列接続 / 直列抵抗による分圧3 抵抗の並列接続 / 並列コンダクタンスによる分流4 抵抗の Y 接続と Δ接続5 回路の対称性と等電位性 / 重ねの理6 テブナンの定理7 電圧電源と電流電源の相互変換8 閉路方程式9 節点方程式

10 直流回路のまとめ11 正弦波交流 平均値・実効値12 フェーザー表示13 交流電力14 交流回路における諸定理15 交流回路のまとめ

講義の後に必ず演習を行う。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気回路入門演習 (Exercise for Introduction to Electric Circuits) 神野健哉電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 集中 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学集中コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学修暦のない学生に対して入門的な内容をおりまぜて講義を行う。「電気回路入門」の講義内容の理解を深めるため、次のような内容の種々の練習問題を解く。

試験70%、演習課題20%、出席10%高田、坂、井上、愛知共著『電気回路の基

礎と演習(第2版)』森北出版

三角関数、複素数に関して進んで学ぶこと

【授業計画】1 回路素子 / キルヒホッフの法則2 抵抗の直列接続 / 直列抵抗による分圧3 抵抗の並列接続 / 並列コンダクタンスによる分流4 抵抗の Y 接続と Δ接続5 回路の対称性と等電位性 / 重ねの理6 テブナンの定理7 電圧電源と電流電源の相互変換8 閉路方程式9 節点方程式

10 直流回路のまとめ11 正弦波交流 平均値・実効値12 フェーザー表示13 交流電力14 交流回路における諸定理15 交流回路のまとめ

毎時間、演習を実施する。講義で使用した資料はインフォキャンパスで配布する。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-9

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-184-

電気回路基礎演習 (Exercise for Fundamentals of Electric Circuits) 平栗健史電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 発展 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学修暦のある学生に対して基礎的、および発展的な内容をおりまぜて講義を行う。「電気回路入門」の講義内容の理解を深めるため、次のような内容の種々の練習問題を解く。

試験70%、演習課題20%、出席10%高田、坂、井上、愛知共著『電気回路の基

礎と演習(第2版)』森北出版

三角関数、複素数に関して進んで学ぶこと

【授業計画】1 回路素子 / キルヒホッフの法則2 抵抗の直列接続 / 直列抵抗による分圧3 抵抗の並列接続 / 並列コンダクタンスによる分流4 抵抗の Y 接続と Δ接続5 回路の対称性と等電位性 / 重ねの理6 テブナンの定理7 電圧電源と電流電源の相互変換8 閉路方程式9 節点方程式10 直流回路のまとめ11 正弦波交流 平均値・実効値12 フェーザー表示13 交流電力14 交流回路における諸定理15 交流回路のまとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気計測基礎 (Fundamentals of Electrical measurement) 吉田清、森正美電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】電気・電子工学の技術者として必修な電気計測に関する基礎的な内容について学習する。即ち、電気や磁気に関する基礎的な理論と測定法を学習し、実際に利用されている計測器の原理、構造、機能などについても学習し、計測器の取り扱い方についても習得して実験や研究に役立てることを目標とする。

期末試験70% 演習課題30%

岩崎 俊著『電磁気計測』 コロナ社

物理体感工房Ⅰやものづくり広場入門等において電気に親しむ。

【授業計画】1 測定と計測、測定法の分類2 誤差、系統誤差と偶然誤差3 測定値の統計処理4 単位系、計測標準5 電気計測器の種類と構成要素について6 直流電圧・直流電流の測定7 直流電力の測定、抵抗測定8 交流電圧・交流電流9 交流電力の測定10 インピーダンスの測定11 波形計測、周波数の測定12 高周波に関する測定13 磁気に関する測定14 電磁界の測定15 センサーを利用した応用計測について

電気主任技術者、および陸上、海上特殊無線技士の資格認定科目に該当します。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

コンピュータアプリケーションⅠ (Computer Application I) 白井豊電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期 1 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】シミュレーション、データ解析、自動制御など、電気電子工学の分野ではコンピュータを用いた処理を行うことが多い。電気工学の各種の分野でコンピュータを使いこなすには、これらの目的に合わせて、自分なりにプログラミングできることが望ましい。本演習では、プログラミングの基礎知識を得るために、Windowsの開発言語であるVisual Basicを用いたプログラミング演習を行う。

最終演習課題40%、小演習課題30%、出席率30% 林直嗣 他『実習Visual Basic Net』サイ

エンス社(予定)

パソコンを持参する人は、Visual Basic.Net 2005をインストールします。

【授業計画】1 VBの基礎となるオブジェクト指向の考え方2 VB.NETの概要と基本操作3 文字列の表示と簡単な計算4 関数の使い方5 条件分岐の記述方法6 複数分岐の記述方法7 選択用コントロールによる判定8 プログラムの繰返し9 プログラム分割と構造化10 配列を用いた処理11 文字列操作の方法12 グラフィックス13 シーケンシャルファイルの入出力処理14 ランダムファイルの入出力処理15 演習課題のレポート提出と講評

理解度に応じて授業計画は見直す。パソコンが足りない場合もあるので、ノート型パソコン持参を薦める。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E1-10

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-185-

微分積分学Ⅱ (Diff erential and Integral Calculus II) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】微分積分学は工学の基礎として重要な学問であり、積分法の基本的な概念を理解することにより専門科目の学習において必要となる問題解決能力・計算力を身につける。1変数関数の積分に習熟し、面積と定積分の関係、広義積分の概念を理解することを達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 不定積分の基本概念2 基本的な関数の原始関数:整式・指数関数・三角関数3 基本的な関数の原始関数:分数式・無理式4 置換積分法5 部分積分法6 三角関数の不定積分7 有理関数の不定積分8 無理関数の不定積分9 定積分の定義とその基本性質

10 微分積分学の基本定理11 定積分の計算:基本的な関数12 定積分の計算:置換積分法・部分積分法13 平面図形の面積14 広義積分15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

微分方程式 (Diff erential Equations) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】さまざまな自然科学的現象の解明に重要な役割を果たす微分方程式について学習する。1変数常微分方程式の基本的な解法の習得を達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 微分方程式2 微分方程式の解の存在3 変数分離形微分方程式4 同次形微分方程式5 1階線形微分方程式6 ベルヌーイの微分方程式、リッカチの微分方程式7 完全微分方程式8 積分因子9 1階微分方程式の応用例

10 高階同次線形微分方程式とその基本解系11 微分演算子12 同次線形微分方程式の解法13 逆微分演算子14 非同次線形微分方程式の解法15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

線形代数学Ⅰ (Linear Algebra I) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】線形代数学の基本的概念である行列・行列式について学習する。行列の演算や行列式の計算に習熟するとともに、連立1次方程式の解に関する理論の習得を達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 行列とその演算:加法・減法・実数倍2 行列とその演算:乗法3 正方行列4 転置行列5 正則行列・逆行列6 連立1次方程式と行列7 掃き出し法:非同次形2元1次方程式8 掃き出し法:非同次形3元1次方程式9 基本行列とその性質

10 行列の階数と連立1次方程式の解11 同次連立1次方程式の解12 逆行列と掃き出し法13 2次、3次の行列式14 逆行列と行列式15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-1

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-186-

線形代数学Ⅱ (Linear Algebra II) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】行列式の概念を理解した上でその性質を学習する。さらに1次変換、固有値・固有ベクトルについて学習し、行列の幾何学的側面を理解する。行列式の取り扱いに習熟し、線形写像と行列の関係を理解することを達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 行列式2 行列式の基本性質3 行列式の基本性質の利用4 行列式の展開5 逆行列6 クラメルの公式7 1次変換8 回転と直交行列9 1次変換の合成・逆変換10 固有値と固有ベクトル11 固有値・固有ベクトルの基本性質12 対称行列の対角化13 2次形式14 2次曲線の標準化15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

確率・統計Ⅰ (Probability and Statistics I) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】場合の数の基本的な演算から始めて確率の考え方を身につけ、確率変数について学習する。確率の数学的な扱い方に習熟し、統計学の基礎をなす事項の習得を達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 確率とは何だろう2 集合3 場合の数4 順列5 いろいろな順列6 組合せ7 2項定理8 総合演習(1) 順列と組合せ9 試行・事象10 確率の定義11 確率の計算12 条件付き確率13 確率変数と期待値14 確率変数と分散15 総合演習(2) 確率の基礎

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

物質の化学 (Chemistry of Materials) 化学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】専門分野では様々な物質が使用されている。それらの中から主な物質を取り上げて、その製造方法や化学的特性について理解させること、および、電池、電気分解、メッキ、など電気と化学に係わる理論と技術についても理解させることを目的としている。

期末試験・演習課題などによる。佐々木健・鈴木洸次郎著『物質科学 ― も

のをつくる化学 ― 』学術図書出版

テキストを読んでおくこと。

【授業計画】1 元素の物性と周期律2 化学変化とエネルギー変化3 化学結合4 酸化還元反応5 ボルタ電池6 電気分解7 様々な電池8 液晶9 セラミックス10 物質とエネルギー11 金属と半導体12 金属精錬13 新しい無機材料14 有機物質15 有機高分子材料

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-2

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-187-

解析学Ⅰ (Analysis I) 数学教員電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】解析学の概念や手法をより深く理解することにより、専門科目の学習において必要となる問題解決能力・計算力を身につける。微分・積分の基本的な計算力を高め、論理的思考に基づいた計算法の習得を達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 接線・法線の方程式2 ロルの定理、平均値の定理3 関数の増減4 曲線の概形(1) 極大・極小5 曲線の概形(2) 最大・最小6 曲線の概形(3) 凹凸・変曲点7 曲線の概形(4) 方程式・不等式への応用8 高階導関数、ライプニッツの公式9 マクローリン展開、テイラー展開

10 不定形の極限(1) 基礎11 不定形の極限(2) 応用12 曲線の長さ13 重心、平均値14 区分求積法15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

線形システム (Linear system) 谷本直電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】連続時間系としてのアナログ制御系の解析と設計について、ラプラス変換をもとにする周波数応答法を中心とする線形制御理論を学ぶ。特に特性方程式を基本として理解する。この結果、実際の制御系を設計でき、性能を評価できることを狙う。

宿題を重視する。

谷本直著『行間の無い工学解析と制御』

複素数と微積分学を事前に復習しておくこと

【授業計画】1 微分方程式:電気回路、機械系2 相関関数と複素数、フーリエ変換3 ラプラス変換と微分方程式4 ラプラス変換の性質5 部分分数展開による逆ラプラス変換6 制御系の伝達関数とブロック図7 1次遅れ系、2次遅れ系8 周波数伝達関数、インピーダンスとの関係9 ボード線図、ナイキスト線図

10 安定性と特性方程式11 時間応答と周波数応答の関連12 フィードバック制御の特性13 PID制御14 制御系の評価15 伝達関数法による制御系の設計

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

光と音の物理 (Physics of Light and Sound) 物理教員電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】身の周りにある波動現象の代表として、光と音をテーマにして波動の基本原理を理解する事を目的とする。地球上の動物界での情報器官は、光と音による目と耳によるもので、その優劣は動物種の生存さえも左右する重要な情報器官である。光と音を用いた電気・電子機器は多種多様で、人類が生存する限りその改良と開発が継続されるであろう。これらの機器の基本法則である波動現象の用語を、重要キーワードとしてまとめ、図解や演示実験をまじえ解り易く講義を展開する。

期末試験60%、演習課題及び課題レポート40%  

川村清著『波動』 東京教学社

前回の復習をした上で、テキストを読んで予習しておくこと。

【授業計画】1 波の発生と観測・固有振動2 横波・縦波と連続波・パルス波3 波の正弦波表示、波長・振動数・周期4 弦の波動方程式  5 ドップラー効果、波の反射と透過6 自由端・固定端7 定在波とビート8 音色と基本波・高調波9 波動の伝播、音速・光速

10 電磁波と光・レーザー11 波(光)の回折・干渉12 光の反射と屈折13 光ファイバーの原理14 凸レンズと凹レンズ、プリズムと分散15 光と音のまとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-3

Page 15: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-188-

交流回路入門 (Introduction to AC Circuits) 日下部岱、木村貴幸電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 集中 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学集中コースの学生を対象としている。「電気回路入門」に引き続いて、電気電子に関する専門的な学習歴のない人を対象に、入門的な内容をおりまぜて講義を行う。交流回路における電圧・電流の関係と各素子の作用を理解し、記号法(複素計算法)による交流回路の解法、計算法の習得を目的とする。   

期末試験70%、課題レポート30%本田徳正・茂木仁博・角田浩二共著『電気回

路計算法』日本理工出版会

瀬谷浩一郎編『電気回路テキスト』日本理工出版会

「電気回路入門」、「電気回路入門演習」の内容を復習しておくこと。

【授業計画】1 直流と交流、正弦波交流の発生と表し方2 ベクトルの複素数表示3 複素数の演算4 交流回路の複素数表示5 R、L、Cの直列回路6 R、L、Cの並列回路7 回路の直列・並列共振8 交流回路の電力9 交流電力の複素数表示10 交流回路網の計算法11 相互誘導回路12 交流ブリッジ回路13 三相交流の発生と結線法14 三相交流回路の計算法15 三相交流電力

「交流回路入門演習」と共に受講することが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

交流回路基礎 (Fundamentals of AC Circuits) 谷澤茂、森正美電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 発展 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象としている。「電気回路基礎」に引き続いて、電気電子に関する専門的な学習歴のある学生に対して基礎的な内容おりまぜて講義を行う。交流回路における電圧・電流の関係と各素子の作用を理解し、記号法(複素数計算法)による解法、計算法の習得を目的とする。

期末試験70%、小テスト、課題レポート30%本田徳正・茂木仁博・角田浩二共著『電気回

路計算法』日本理工出版会

瀬谷浩一郎編『電気回路テキスト』日本理工出版会

電気回路基礎やその演習を基本とした科目であるため、復習しておくこと。また、線形代数基礎の習熟。

【授業計画】1 正弦波交流のベクトル表示2 ベクトルによる正弦波交流の和および差3 ベクトルの複素数表示と四則演算4 基本交流回路5 RL、RC、RLC直列回路6 RL、RC、RLC並列回路7 直列・並列共振8 交流電力9 交流電力の複素数表示10 相互誘導回路11 交流ブリッジ回路12 交流回路網の計算法13 三相交流の発生と結線法14 三相交流回路の計算法15 三相交流電力

「交流回路基礎演習」と共に受講することが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

交流回路入門演習 (Exercise for Introduction to AC Circuits) 日下部岱、木村貴幸電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 1 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学集中コースの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学習歴のない人を対象に、「交流回路入門」の講義内容に対応した各項目について演習を行う。交流回路における電圧・電流の関係と各素子の作用を理解し、記号法(複素計算法)による交流回路の解法、計算法に習熟することを目的とする。   

期末試験50%、演習問題50%本田徳正・茂木仁博・角田浩二共著『電気回

路計算法』日本理工出版会

瀬谷浩一郎編『電気回路テキスト』日本理工出版会

「電気回路入門」、「電気回路入門演習」の内容を復習しておくこと。

【授業計画】1 直流と交流、正弦波交流の発生と表し方2 ベクトルの複素数表示3 複素数の演算4 交流回路の複素数表示5 R、L、Cの直列回路6 R、L、Cの並列回路7 回路の直列・並列共振8 交流回路の電力9 交流電力の複素数表示10 交流回路網の計算法11 相互誘導回路12 交流ブリッジ回路13 三相交流の発生と結線法14 三相交流回路の計算法15 三相交流電力

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-4

Page 16: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-189-

交流回路基礎演習 (Exercise for Fundamentals of AC Circuits) 谷澤茂、森正美電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 1 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コ-スの学生を対象としている。電気電子に関する専門的な学習歴のある人を対象とし、交流回路基礎における電圧・電流の関係と各素子の作用を深く理解し、記号法(複素計算法)による交流回路の計算法に習熟することを目的とする。

期末テスト・小テスト60%、演習課題40%本田徳正・茂木仁博・角田浩二共著『電気回

路計算法』日本理工出版会

瀬谷浩一郎編『電気回路テキスト』日本理工出版会

微分積分学Ⅰの内容を復習し理解度を深めておく

【授業計画】1 正弦波交流のベクトル表示2 ベクトルによる正弦波交流の和および差3 ベクトルの複素数表示と四則演算4 基本交流回路5 RL、RC、RLC直列回路6 RL、RC、RLC並列回路7 直列・並列共振8 交流電力9 交流電力の複素数表示

10 相互誘導回路11 交流ブリッジ回路12 交流回路網の計算法13 三相交流の発生と結線法14 三相交流回路の計算法15 三相交流電力

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気磁気学入門 (Introduction to Electricity and Magnetism) 吉澤信幸、木村貴幸電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 集中 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気磁気学は、電気・電子工学全般にわたる理解の基礎となる学科目である。本科目では1年次に「電気電子工学の基礎」を履修した学生を対象に、真空中の静電界から始め、導体系と静電界、誘電体と静電界、電流(電流界)について学び、電荷や電流に関係する法則や概念を理解して、関連する現象を解明するための数理的推論能力を養成することを目標とする。

期末試験80% 課題と小テスト20%

山口、高橋、他著『電磁気学の講義と演習』日新出版

原康夫著『電磁気学-要論と演習-』東京教学社

微分法、積分法の基礎知識を復習しておくこと

【授業計画】1 電気磁気学入門の概要2 電荷とクーロンの法則3 電界と電位の概念4 電位の傾きと電気力線5 ガウスの法則6 導体における帯電と静電誘導7 静電容量とキャパシタ8 ラプラスおよびポアソンの方程式9 静電エネルギーと導体に働く力

10 誘電体と電気分極11 誘電体の中でのガウスの法則12 誘電体に蓄えられるエネルギーと働く力13 電流(オームの法則、ジュール熱)14 起電力と回路15 問題演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気磁気学基礎 (Fundamentals of Electricity and Magnetism) 高橋明遠、石川豊電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 発展 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気磁気学は、電気・電子工学全般にわたる理解の基礎となる学科目である。本科目では既に高等学校の課程で電気・電子の基礎を学習した学生を対象に、真空中の静電界から始め、導体系と静電界、誘電体と静電界、電流(電流界)について学び、電荷や電流に関係する法則や概念を理解して、関連する現象を解明するための数理的推論能力を養成することを目標とする。

期末試験80%、課題と小テスト20%

山口、高橋他著『電磁気学の講義と演習』日新出版

原康夫著『電磁気学―要論と演習―』東京教学社講義ノートの整理・理解等の復習を十分に

行うこと。また本科目を受けるに当たっては、「微分・積分の基礎知識」を復習しておくこと。

【授業計画】1 電気磁気学基礎の概要2 電荷とクーロンの法則3 電界と電位4 電位の傾きと電気力線5 ガウスの法則6 静電誘導7 静電誘導とキャパシタ8 ラプラス及びポアソンの方程式9 静電エネルギーと導体に働く力

10 誘電体と電気分極11 誘電体中でのガウスの法則12 誘電体の境界条件13 誘電体に蓄積されるエネルギーと働く力14 電流(オームの法則、ジュール熱)15 起電力と回路

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-5

Page 17: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-190-

電気回路 (Electric Circuits ) 青柳稔、神野健哉電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】2端子対回路、過渡現象回路、分布定数回路の解析をおこなう。2端子対回路は回路をブラックボックスとして扱う際に必要な回路の考え方、過渡現象はスイッチのオン/オフ時やパルス/ディジタル信号の取り扱い時に現われる現象、分布定数回路は長い伝送路や高い周波数の信号を扱う際に必要となる回路の考え方である。これらの内容は、電気現象の物理的な解釈と、数学的な解釈の両方が必要である。こられの回路現象の理解と、現象と数学の融合が出来るようになることを目標とする。

期末試験70%、課題提出30%

金原粲 監修 『電気回路』 実教出版榊米一郎 他 大学課程 『電気回路(1)、

(2)』 オーム社 

微分、積分の基礎、微分方程式の基礎をしっかりと復習しておくこと

【授業計画】1 2端子対回路 Z行列2 2端子対回路 Y行列3 2端子対回路 F行列4 2端子対回路 H行列5 過渡現象解析 微分方程式6 過渡現象解析 直流RC回路 回路方程式7 過渡現象解析 直流RC回路 回路方程式を解く8 過渡現象解析 交流RC回路9 過渡現象解析 直流RL回路10 過渡現象解析 交流RL回路11 過渡現象解析 LCR回路1 回路方程式12 過渡現象解析 LCR回路2 回路方程式を解く13 過渡現象解析 まとめ14 分布定数回路 現象の理解115 分布定数回路 現象の理解2

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気磁気学 (Electromagnetics) 森田登、木村貴幸電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気磁気学は、電気電子工学全般にわたる理解の基礎となり学科目である。本科目では、「電気磁気学入門」または「電気磁気学基礎」で主に静電界と電流界について学んだ学生を対象に、静磁界、磁性体、電磁誘導とインダクタンス、マクスウェルの方程式と電磁波について学習して、各専門分野への橋渡しをすることを目標とする。

期末試験70% 演習課題30%山口、高橋、他著『電磁気学の講義と演

習』日新出版

山口昌一郎著『基礎電磁気学』電気学会

微分法、積分法および線形代数を復習しておくこと

【授業計画】1 電流間に働く磁気力2 フレミングの左手の法則とその外積表現3 無限長導体の周りの磁束密度4 平行二導体の周りの磁束密度ベクトル分布5 アンペールの周回積分法則6 磁束密度を積分して得られる無限長導体の磁束7 磁束分布とベクトルポテンシャル8 磁性体の性質と磁性体内の磁界9 起磁力、磁束と磁気抵抗10 B-H特性、ヒステリシス曲線と永久磁石11 電磁誘導、フレミングの右手の法則と渦電流12 電気磁気学における自己・相互インダクタンス13 インダクタンスの蓄えるエネルギーと磁気吸引力14 変位電流とマクスウェルの方程式15 電磁波の概念の導入とポインティングベクトル

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子材料 (Electrical and Electronics Engineering Materials) 青柳稔電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】電気工学、電子工学の発展は材料の進歩に依存するところが非常に大きい。電気回路や電子回路に流れる電流は、電線や抵抗、コンデンサ、半導体等の電気電子部品を通るが、それらを構成するのが電気電子材料である。したがって電気電子技術者として将来どの方面に進むにせよ、電気材料に関連した技術を避けて通る事は難しい。この授業では、電気電子材料に関する基礎知識、特に、導電体、抵抗体、半導体、誘電体、磁性体の基礎を電子の動きから理解することを目的とする。

期末試験70%、課題30%水谷照吉編著『インターユニバーシティ電

気・電子材料』オーム社日野太郎・森川鋭一・串田正人著『電気・

電子材』森北出版

高校の物理の時間に学んだ「物理」や「化学」の復習を簡単にしておくこと。

【授業計画】1 物質の構造:電子と原子2 物質の構造:結晶構造3 物質の構造:バンド構造4 バンド帯と導電体材料5 導電体材料の性質と特徴6 バンド帯と絶縁体材料7 絶縁体材料の性質と特徴8 バンド帯と半導体材料9 半導体材料の性質と特徴10 誘電体材料と電磁気学11 誘電体材料の性質と特徴12 磁性体材料と電磁気学13 磁性体材料の性質と特徴14 超電導体15 ナノ材料

授業の内容はインフォキャンパスでも掲示しますので、復習に活用してください。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-6

Page 18: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-191-

C言語入門 (Introduction to C Programming) 中村俊一郎、木村貴幸電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 集中 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】OSや制御プログラムの作成用言語として広く用いられているC言語によるプログラム構築能力を習得することを目的に、入門的な内容をおりまぜて、演習を含めた講義を行う。

期末試験50% 演習課題50%

戸川隼人著『ザ・C[第2版]』サイエンス社

計算機の構造および計算の概念に関する基礎知識があることが望ましい。

【授業計画】1 C言語による開発環境の理解と操作2 プログラムの基本構造3 数値と文字のデータ表現4 標準入出力関数5 条件による判断(分岐構造a)6 条件による判断(分岐構造b)7 条件による判断(分岐構造c)8 繰り返し処理(反復構造a)9 繰り返し処理(反復構造b)

10 データ構造(型と配列a)11 データ構造(型と配列b)12 データ構造(型と配列c)13 構造化と関数14 構造体の定義と参照15 ポインタ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

C言語基礎 (Fundamentals of C Programming) 當山孝義、木許雅則電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 1時限) 発展 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】本講義は、工学発展コースの学生を対象にしている。電気電子に関する専門的な学習歴のある学生に対して基礎的、および発展的な内容をおりまぜて講義を行う。情報分野のプログラムの作成言語として広く用いられているC言語の文法などを学ぶ。C言語などによるプログラム構築能力を習得することを達成目標とする。

期末試験100%

授業で指示する

計算機の構造および計算の概念に関する基礎知識があることが望ましい。

【授業計画】1 C言語による開発環境の理解と操作2 プログラムの基本構造3 数値と文字のデータ表現4 入出力関数5 繰り返し処理(反復構造)6 条件による判断(分岐構造)7 構造化と関数8 データ構造(型)9 データ構造(配列)

10 構造体の定義と参照11 ポインタ12 データ抽象化とクラス13 プログラムの基礎14 プログラムの応用15 まとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

コンピュータアプリケーションⅡ (Computer Application Ⅱ) 白井豊電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 1 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】実験結果の整理・把握、卒業研究等に役立てるためのデータ処理、シミュレーション、設計などのパソコンを用いた各種技法について習得し、これらを活用できるようにすることを目的とする。さらに、簡単なプログラムであれば自作できるようにエンドユーザコンピューティング技術の習得を目標とする。

最終演習課題40%、小演習課題20%、出席率40% 白井豊『ExcelとVBAによる数値解析入門』

及びWebページからのダウンロード白井豊『C#によるアルゴリズムとデータ構

造』、棚木義則『Pspice入門編』

Excelについては操作できることが望ましい。VBAについては随時説明する。

【授業計画】1 データ処理の基本2 アルゴリズムとデータ構造の概要3 VBAによるプログラミング基礎4 ExcelとVBAによるシミュレーション5 統計処理(平均と分散)6 統計処理(回帰曲線)7 行列式と連立方程式8 非線形方程式9 フーリエ変換

10 数値微分・積分11 微分方程式と編微分方程式12 回路シミュレータの概要13 汎用CADの概要14 プレゼンテーションツールの概要15 演習課題のレポート提出と講評

理解度に応じて授業計画は見直す。【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-7

Page 19: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-192-

電気電子工学実験Ⅰ (Electrical and Electronics Engineering Laboratory I) 谷本、吉田、平栗、當山電気電子工学科 学科専門科目

2年 春学期 2 単位(週 3時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気電子工学の実験を通して、その基本原理を把握するとともに、実験のやり方を自ら計画、工夫し、班の仲間と協調して実験を進め、装置の扱い方を学習し、得られたデータを解析処理できることを狙う。さらに報告書の書き方を習得することも重要である。

実験の姿勢、レポート日本工業大学電気電子工学科編『電気電子

工学実験Ⅰ』

テキストを熟読しておくこと。

【授業計画】1 指示計器に及ぼす波形の影響2 太陽電池の出力(電流・電圧)特性3 抵抗値の測定とその実験式4 プログラムと計算5 半導体ダイオードの静特性6 直流磁化曲線の測定7 電源の最大供給電力8 キルヒホッフの法則9 テブナンの定理と相反定理10 ブラックボックスの解析11 ナップザック問題とその応用12 等電位の測定13 実験レポートの総合評価14 補修実験I15 補修実験II

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子工学実験Ⅱ (Electrical and Electronics Engineering Labolatory Ⅱ) 中村、日下部、森、木許、木村電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 3時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】電気電子工学実験Iに引き続き、電気電子工学の基本要素、機器、回路現象の基礎特性を実験により習得することを達成目標とする。

レポート及び実験態度 100%日本工業大学電気電子工学科編『電気電子

工学実験Ⅱ』

事前にテキストを熟読しておくこと。

【授業計画】1 実験の進め方および注意事項2 整流回路の測定3 ベクトル軌跡の測定4 過度現象の測定5 フィルタ回路の減衰量測定6 トランジスタのバイアスと増幅回路7 電子回路のシミュレーション8 実験レポートの指導および中間評価9 共振特性の測定10 電力と力率測定11 単相誘導電動機の負荷特性の測定12 演算増幅器の基礎実験13 論理回路の基礎実験14 追・再実験15 実験レポートの総合評価

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

エレクトロニクスデザイン (Electronics Design) 森田登電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】電子回路は、強電系・弱電系とわず電気電子のあらゆる分野で使用されている。電子回路の従来の教え方を「特性の説明重視」とするならば、本科目は逆で、特定の特性を得るには、電子回路をどのようにデザインすべきか、の観点から授業を行うものである。これにより、テーマを限定しながらも電子回路に関するより一層深い理解を促がすと同時に、応用力を育むことを本科目の目標としている。

期末試験(70%)、演習課題(30%)

インフォキャンパス配布テキストによる

電気回路入門もしくは基礎、および交流回路入門もしくは基礎を十分復習しておくこと

【授業計画】1 電子回路のアナリシス、シンセシス及びデザイン2 トランジスタおよびOPアンプの基本動作3 電子回路における抵抗の役割(分圧・電流抑制等)4 電子回路における抵抗の役割(OPアンプゲイン等)5 電子回路における抵抗の役割(プルアップ抵抗等)6 抵抗の種類と選定7 固定抵抗、半固定抵抗と可変抵抗8 キャパシターの構造・蓄電機能と静電容量・耐圧9 キャパシターの電圧脈動平滑作用とサージ吸収10 キャパシターによる積分作用と比例積分制御11 CR-フィルターの電子回路への応用12 キャパシターの種類と選定13 電子回路におけるLCフィルターの応用14 LC回路による同調回路と発信回路15 インダクタの種類と選定

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-8

Page 20: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-193-

アナログ電子回路設計 (Analog Electronic Circuits Design) 谷澤茂、日下部岱電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】本講義は、主にアナログの電子回路について講義する。 アナログ電子回路の分野は極めて広く、限られた時間内にすべてを習得することは難しいが、本講義では基礎的で重要な事項を可能な限り広く解説する。 また、授業中に演習問題を実施する場合もある。

期末試験80%、 演習20%、 出席も重視する。

二宮 保、小浜輝彦共著『アナログ電子回路』昭晃堂

藤井信生著『アナログ電子回路』昭晃堂

初歩的な代数の演算方法、関数とグラフの関係などの数学的な知識を復習しておくこと。

【授業計画】1 電子回路の基礎理論と考え方2 電子回路で使われる半導体素子3 半導体回路の基本解析法4 ダイオード回路・電源回路5 トランジスタ増幅回路の基本原理と等価回路6 トランジスタ増幅回路のバイアス7 トランジスタ増幅回路の小信号特性解析8 負帰還増幅回路9 演算増幅器の基本特性と回路解析法

10 演算増幅器を用いた応用回路11 集積回路用電子回路12 発振回路13 変調・復調回路14 直流安定化電源15 アナログ回路とデジタル回路の接続法

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

情報通信ネットワーク (Information and Communication Networks) 宇佐美興一電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可

【授業の目標】本授業では、アナログおよびデジタル変調方式、交換方式、多重伝送方式などの通信ネットワークで利用される基本技術を中心に情報通信工学の基礎概念を習得することを目的とする。なお、併せて通信に関する最新のトピックスおよびその将来像についての紹介を行うことで、技術変化の著しい通信技術の概要を理解する。

期末試験70%、演習課題30%岡田、桑原著『情報通信システム(改訂

版)』コロナ社『図解コンピュータシリーズ データ通信

システム入門』 オーム社

フーリエ級数、時間信号と周波数との関係、アナログとデジタルの概念、コンピュータ通信などの基礎知識

【授業計画】1 情報通信の仕組み2 情報の形式3 情報信号の解析4 通信品質5 変調と復調6 有線通信方式における多重化7 無線通信方式における多重化8 符号化と復号化9 交換システム

10 通信ネットワーク11 通信プロトコル12 通信における分散処理13 次世代通信システム(衛星通信、電力線通信他)14 次世代通信システム(ユビキタスネットワーク)15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

コンピュータアーキテクチャ (Computer Architecture) 大嶋建次電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可

【授業の目標】コンピュータの基礎で学んだ知識を、より具体的なレベルまで高めることを目的とする。即ち、コンピュータハードウェアの構造と動作について、機械語(アセンブリ言語)の機能を軸に話を進める。入出力機能や割込みについても具体的に動作説明を行う。さらに一歩進んだレベルであるパイプライン処理やキャッシュメモリ、仮想記憶等についても解説する。以上によりコンピュータのハード的仕組みや動作等を理解し習得することを達成目標とする。

期末試験(80%)、小テストおよび課題レポート(20%)

電子情報通信学会編、坂井修一著『コンピュータアーキテクチャ』コロナ社

柴山潔著『コンピュータアーキテクチャの基礎』近代科学社

予備知識として「コンピュータの基礎」と「C言語入門/基礎」を復習、または勉強しておくこと。また、各回の講義後、必ず復習をすること。

【授業計画】1 アナログとディジタル2 コンピュータの歴史3 ディジタル表現(基数変換、負数表現)4 ディジタル表現(浮動小数点表現)5 記憶装置6 データの流れと制御の流れ7 命令セットアーキテクチャ8 アセンブリ言語によるプログラミング表現9 パイプライン処理

10 キャッシュと仮想記憶11 命令レベル並列処理12 入出力制御と周辺装置13 コンピュータシステム14 オペレーティングシステムとその役割15 CPUスケジューリング

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-9

Page 21: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-194-

ロボティックス入門 (Introduction for Robotics) 谷本直電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】近年、幅広い世代から注目されており、今後の著しい発展が期待されるロボット技術は、電気電子分野のみならず、工学全般にかかわる統合技術である。本科目においては、ロボット技術全般にわたって基礎から幅広い技術を習得することを目的とする。

宿題を重視する。

川嶋健嗣著『絵ときでわかるロボット工学』オーム社

微積分の基礎、線形代数基礎 を復習しておくこと

【授業計画】1 ロボット工学の概要2 ロボット工学のための基礎数学・物理学3 複素数とオイラーの式4 行列とトルク5 ロボットアームの運動6 運動方程式7 非線形連立方程式とヤコビアン8 応力と歪9 梁とたわみ10 機械要素(ネジ、歯車)11 機械要素(軸受け)12 アクチュエータ13 モータ14 センサー15 ロボットにおけるフィードバック制御

メカトロニクスの観点からの学習を試みます【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電機エネルギー変換 (Electro-Mechanical Energy Conversion) 上野貴博電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】本講義は、21世紀時代に益々重要になっている電気エネルギー発生からその利用までの巨大なシステムのなか、必要不可欠となっている各種電気機器についてその役割・構造・特性などについて学ぶ。

期末試験70%、演習課題30%前田、新谷著『電気機器工学』コロナ社 

必要に応じてプリントを配布する。

電気回路の基礎知識を習得しておくこと

【授業計画】1 発電所から工場・家庭までの電気系統2 電機エネルギー変換の用途3 電気機器の分類(直流機・誘導機・同期機・静止器)4 フレミングの左手則と右手則5 電気-機械エネルギー変換の原理6 主磁束の発生7 直流機の用途と構造および回路8 直流機の特性9 同期機の用途と構造および回路10 同期機の特性と三相交流の発生11 変圧器の原理と構造12 変圧器の特性13 誘導機の用途と構造および回路14 回転磁界の発生と誘導機の特性15 その他各種電動機の用途と構造

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気キャリアデザインⅠ (Career Design for Electric Engineers I) 清水令奈、電気電子工学科教員電気電子工学科 学科専門科目

2年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】専門力を活かしたキャリアデザインが描けるようにする事。具体的には、①自己認識や自己分析により、学生生活の更なる充実や、職業選択に役立てる事。②実践的なコミュニケーションスキルを身につけ、学生生活や就職活動で活かせるようにする事。③ロールモデルとなるような先輩方をお招きし、自分の将来を描くきっかけを掴み、就業意欲を醸成する事。④毎回のレポート作成により、考える力、書く力、伝える力を身につける事。

毎授業におけるレポートの内容(70%)、積極的な参加態度(30%)

菊地信一著『キャリアデザイン入門』特に8回〜11回のゲスト講師を招く回に

ついては、事前の企業研究、質問の準備、を課します(授業内で指示します)

【授業計画】1 自分を知る:これまでの自分を振り返る2 自分を知る:自分の強みと弱みを理解し活かす3 自分を知る:自分が知る自分と他者から見た自分4 キャリアとコミュニケーション:聞くスキル5 キャリアとコミュニケーション:質問のスキル6 社会を知る:就職とは働くとは7 社会を知る:今注目の業界と最新ビジネス環境8 就職活動をイメージする:4年生内定者を招いて①9 就職活動をイメージする:4年生内定者を招いて②10 卒業後をイメージする:社会人を招いて①11 卒業後をイメージする:社会人を招いて②12 業界事情①:電気電子技術による世界(日本)の発展13 業界事情②:電気電子の各業界の歴史と現状14 これまでの講義の総まとめ15 レポート作成

受講態度やマナーにより評価を減点する事もあります【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E2-10

Page 22: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-195-

起業とビジネスプラン (Company Establishment and Business Plan ) 小田恭市全学科 学群共通専門科目

2~ 4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目【授業の目標】本講座は、起業(新しく会社を興すこと)に関心を持つ学生、将来的に起業する意欲を持つ学生、就職先で新事業の企画・推進に取り組みたい学生などを中心に、「起業化への誘い」と起業化のために必要なビジネスプランの実践的策定手法と演習を通じて、起業化の基礎知識とノウハウを習得することを目的としている。

大学が主催する「ビジネスプランコンテスト」に提出レポート(プラン)に対する評価

資料配布野口吉昭著『ビジネスプラン策定のシナリ

オ』かんき出版Webで「ビジネスプラン」を入力し、それ

に関する情報収集を行なって、事前にビジネスプランとは何かを頭にいれておくこと。

【授業計画】1 国内外における大学生の就職に対する意識 2 キャリアデザインと自己実現(生きがい) 3 起業化に成功した起業家たち4 起業家における成功のための要件5 起業する適性時期と取り巻く状況6 起業する取り巻く産業・技術環境7 起業する意欲と実力8 ビジネスコンセプトのフレーム(5W1H)9 ビジネスプランの策定手法(誰に何を)

10 ビジネスプランの策定手法(何処でどのように)11 ビジネスプラン策定の基礎 12 ビジネスプラン策定の応用13 ビジネスプラン策定の演習<プラン策定と発表>14 ビジネスプラン評価の演習<プランの発表と評価> 15 ビジネスプラン評価の演習<プランの相互評価>

「起業とビジネスプラン」を受講したものは、この科目を受講することをお奨めしたい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

新会社設立の実際 (Practice of the Establishment of the New Company ) 小田恭市全学科 学群共通専門科目

2~ 4年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目【授業の目標】本講座は、策定したビジネスプランを実現するための会社設立、資金調達、人材確保、組織構築など社内体制整備とともに、外部とのネットワーク形成に関する知識を深める。また、事業を具体化するためのプログラムと事業の実行、事業の拡大と撤退などに関わる実践的な新会社の設立・運営に関する取り組みを学ぶことを目的としている。

演習課題30%と試験70%

資料配布

高橋徳行著『起業学の基礎』勁草書房Webで「会社設立」を入力し、それに関す

る情報収集を行なって、事前に会社設立とは何かを頭にいれておくこと。

【授業計画】1 起業化のためのビジネスプランの基礎フレーム2 ビジネスプラン策定の基礎3 ビジネスプラン策定の応用4 法人設立計画と全体フロー5 法人設立のための事前準備6 事業所(事務所、工場など)の設置 7 法人設立のための資料作成(社名、定款など)8 法人設立のための諸手続き(登記)9 新会社の資金調達(開業資金と事業資金、公的資金等)

10 新会社の人材確保・育成(中核的人材等)11 新会社の社内組織づくりと外部とのネットワーク形成12 新会社の経営・財務管理システム 13 起業の事例(A社)14 起業の事例(B社)15 新会社の設立・運営プログラムの演習

春学期の「起業とビジネスプラン」の授業を受けている方が望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

確率・統計Ⅱ (Probability and Statistics II) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】確率論や統計学の基本概念を学び、簡単な実験データへの適用方法を身につける。代表的な確率分布とその特徴を理解し、統計学の基本的な手法を習得することを達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 統計力をつけましょう2 データの整理3 データの代表値4 データの散布度5 相関係数6 相関表7 総合演習(1) 統計データの整理8 確率変数と確率分布9 2項分布

10 正規分布(1) 定義11 正規分布(2) 応用12 推定13 検定(1) 母平均の検定14 検定(2) 母平均の差、母比率の検定15 総合演習(2) 統計的な推測

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-1

Page 23: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-196-

複素関数論 (Complex Analysis) 数学教員電気電子工学科 学群共通専門科目

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】工学への応用を念頭において複素関数論について学ぶ。複素数の計算から始め、複素平面上における四則演算の幾何学的性質を理解し、正則関数の意味と関数論における役割を認識することを達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指示する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 複素数2 複素数平面3 複素数の数列・無限級数4 複素変数の関数5 微分可能性6 正則関数7 線積分8 コーシーの積分定理9 コーシーの積分公式10 べき級数11 ローラン展開12 孤立特異点13 留数定理14 偏角の原理15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気キャリアデザインⅡ (Career Design for Electrical Engineers Ⅱ) 清水令奈、電気電子工学科教員電気電子工学科 学科専門科目

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】専門力を活かしたキャリアデザインを描けるようにする事。具体的には、①最新の業界事情を知ることにより、自らの専門技術を活かせる場を考える事。②自己認識や自己分析を深め職業選択に役立てる事。③実践的なコミュニケーションスキルを身につけ、就職活動、社会人生活で活かせるようにする事。⑤毎回のレポート作成により、考える力、書く力、伝える力を身につける事。

毎授業におけるレポートの内容(70%)、積極的な参加態度(30%)

菊池信一著『キャリアデザイン入門』

電気電子キャリアデザインⅠで学修の内容を充分復習して、本授業に臨む事

【授業計画】1 キャリアデザインとは(就職活動をイメージする)2 自分を知る;ライフプランを立てる3 自分を知る;自分の関心事項を知る4 自分を知る:性格、能力、適性を知る5 社会を知る:電気電子系の業界構造6 社会を知る:電気電子系の業界研究と企業研究7 社会を知る:最新業界事情①エネルギー制御系8 社会を知る:最新業界事情②先端電子デバイス系9 社会を知る:最新業界事情③情報通信システム系10 社会を知る:最新業界事情④エレクトロニクスデザイン系11 キャリアとコミュニケーションスキル:質問のスキル12 キャリアとコミュニケーションスキル:ページング13 職業選択をプランニングする:計画表作成14 職業選択をプランニングする:グループ発表15 職業選択をプランニングする:計画表完成

受講態度やマナーにより評価を減点する事もあります【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

インターンシップ・キャリア工房 (Internship and career workshop) 電気電子工学科教員電気電子工学科 学科専門科目

3年 春学期(集中講義) 2 単位 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】インターンシップ(企業等での就業体験)は、電気電子工学科で学んだ専門性を活かし、一生継続できるやりがいのある仕事に就くために有効である。就職先企業の選択や業務内容の情報を得る機会として貴重である。本講義では、①インターンシップを有意義に実施するための準備、②企業等でのインターンシップの実施、③インターンシップ成果報告書の作成を行う。

インターンシップ成果報告書と口頭試問

インターンシップ要領・資料を配布する。

社会のマナーやルールについて事前に学習しておくこと。電気電子関連企業について事前に調査しておくこと。

【授業計画】1 インターンシップの意義2 インターンシップの受け入れ電気電子関連企業の調査3 電気電子関連企業の業務内容の調査4 電気電子関連企業の業務内容の分析5 インターンシップ希望業種の分析6 調査・分析成果報告書の作成・提出と講評7 インターンシップ実施中の心得とマナー8 インターンシップの実施:基本実習19 インターンシップの実施:基本実習210 インターンシップの実施:基本実習311 インターンシップの実施:応用実習112 インターンシップの実施:応用実習213 インターンシップの実施:応用実習314 インターンシップの実施:総合実習15 インターンシップ成果報告書の作成・提出と講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-2

Page 24: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-197-

解析学Ⅱ (Analysis II) 数学教員電気電子工学科 学科専門科目

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】多変数関数の微分・積分の基本的な概念を理解することにより、専門科目の学習において必要となる問題解決能力・計算力を身につける。2変数関数の微分・積分に習熟し、多変数関数に関する応用問題の解法を習得することを達成目標とする。

期末テスト・小テスト・演習課題などによる。

開講時に指定する。

授業後に各自のノートを見直すことが大切である。言葉や記号を正しく理解し、例題をもう一度自分で解いてみることが、次回の授業の準備になる。

【授業計画】1 多変数関数2 2変数関数の極限3 2変数関数の連続性4 偏微分係数、偏導関数5 全微分6 合成関数の偏微分法7 陰関数の微分法8 2次関数のテイラーの定理9 2変数関数の極値

10 陰関数の極値、条件付き極値11 累次積分12 重積分13 変数変換と重積分14 体積と重積分15 総合演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気CAD (Electrical and Electronics Drawing) 平松大典電気電子工学科 学科専門科目

3年 秋学期 2 単位(隔週 2時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】設計製図は技術者が自分の意志を伝える重要な手段です。本授業は、電気・電子技術者にとって将来の糧となる製図の基本習得を目標としています。講義内容としては詳細な知識習得よりも、自分が作成した図面の情報伝達手段としての役割を認識する事に重点を置いています。

出席および提出課題で評価を行います。

プリントした教材を随時配布します。

小池敏男他共著『電気製図』実教出版 

プリント教材を復習すること。

【授業計画】1 図面の基本および規格2 実習Ⅰ:線の用法、文字、投影法3 寸法記入方法、尺度4 実習Ⅱ:製作図の書き方、ボルト、ナット5 組立図の書き方6 実習Ⅲ:断路器組立図7 電力用機器と図記号8 実習Ⅳ:受変電設備9 電子機器図

10 実習Ⅴ:半導体素子図記号と外形図11 論理素子図記号12 実習Ⅵ:論理回路13 CADの基礎(システム起動・初期設定・終了)14 CAD基本作図15 実習Ⅶ:CAD応用(シ-ケンス図の作成と理解)

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子工学実験Ⅲa (Electrical and Electronics Engineering Laboratory Ⅲ a) 森田登電気電子工学科 学科専門科目

3年 春学期 1 単位(隔週 3時限) 選択必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】現代の社会生活および産業は、様々な電気機器によって成り立っている。本科目は、基本的な電気機器の特徴・特性を理解するための実験を行う。各種機器の操作を習熟し、理論を実験によって体得する。さらに、法則や概念を理解することにより、関連する現象を解明するための能力を養成する。

出席(30%)、レポート(70%)

開講時に指定する。

電気磁気学および交流回路の基本を復習しておくこと

【授業計画】1 実験説明2 実験講義3 変圧器の試験(1)実験4 変圧器の試験(2)特性計算および評価5 直流分巻電動機の試験(1)実験6 直流分巻電動機の試験(2)特性解析および評価7 サイリスタチョッパ試験(1)直流機制御実験8 サイリスタチョッパ試験(2)動作解析と評価9 同期発電機の試験(1)実験

10 同期発電機の試験(2)特性算定と評価11 高電圧放電試験(1)実験12 高電圧放電試験(2)データ分析と評価13 誘導電動機のインバータ制御(1)実験14 誘導電動機のインバータ制御(2)特性評価15 総合質疑、レポート講評

強電系を目指す学生は、引き続き、秋学期に電気工学実験Ⅳaを履修することが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-3

Page 25: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-198-

電気電子工学実験Ⅳa (Electrical and Electronics Engineering Laboratory Ⅳ a ) 高橋明遠電気電子工学科 学科専門科目

3年 秋学期 1 単位(隔週 3時限) 選択必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】現代の社会生活および産業は、さまざまな電気機器によって成り立っている。本科目は、基本的な電気機器の特徴・特性を理解するための実験を行う。各種機器の取り扱いについて習熟し、理論を実験によって体得する。さらに、法則や概念を理解することにより、関連する現象を解明するための応用力を養成する。

出席(30%)、レポート(70%)

開講時に指定する。

電気機器工学に関する内容を復習しておくこと。

【授業計画】1 オリエンテーション2 実験講義3 誘導電動機の試験(1)実験4 誘導電動機の試験(2)円線図作成と特性算定5 有限要素法磁界解析(1)シミュレーション6 有限要素法磁界解析(2)理論計算による評価7 PLC模擬エレベータ運転(1)実験8 PLC模擬エレベータ運転(2)特性評価9 模擬送電線(1)実験10 模擬送電線(2)電力円線図作成と評価11 電気機器の保護(1)過電流保護実験12 電気機器の保護(2)受電系統図の作成13 サイリスタによる電力制御(1)実験14 サイリスタによる電力制御(2)特性評価15 総合質疑、レポート講評

強電系を目指す学生は、春学期に電気電子工学実験Ⅲaを履修していることが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子工学実験Ⅲb (Electrical and Electronics Engineering Laboratory Ⅲ b) 谷澤、石川電気電子工学科 学科専門科目

3年 春学期 1 単位(隔週 3時限) 選択必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】実験を通して、電子通信・電子機器等に関する基本技術を習得することが目的である。弱電系はかなり広い分野を包含しているため、電気工学実験Ⅲbを履修した学生は、Ⅳbも履修すること。なお、技術の進歩に合わせて、実験テーマは多少変更することもある。 

レポート70%、出席30%で評価する。日本工業大学電気電子工学科(編)『電気電

子工学実験Ⅲb』(プリント)

テキストを熟読しておくこと。

【授業計画】1 実験の説明、資料の配布2 実験講義 各テーマに関する基礎的な事項の講義3 演算増幅器の応用(1) 回路の作成、特性測定4 演算増幅器の応用(2) 測定データの評価、解析5 スイッチング電源(1) 実験回路の製作、特性測定6 スイッチング電源(2) 測定データの解析、レポート作成7 デジタル回路Ⅰ(1) 各種ゲートとフリップフロップ回路8 デジタル回路Ⅰ(2) カウンタ回路、レポート作成9 音響測定(1) コンピュータとアナライザによる測定10 音響測定(2) 測定データの整理、評価、レポート作成 11 振幅変調とその復調(1) 回路の配線、特性測定12 振幅変調とその復調(2) 理論解析、レポート作成13 デジタル回路Ⅱ(1) 回路の作成、特性測定14 デジタル回路Ⅱ(2) データ整理、レポート作成15 総合質疑、レポートの講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気電子工学実験Ⅳb (Electrical and Electronics Engineering Laboratory Ⅳ b) 青柳、神野電気電子工学科 学科専門科目

3年 秋学期 1 単位(隔週 3時限) 選択必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】実験を通して、電子通信・電子機器等に関する基本技術を習得することが目的である。弱電系はかなり広い分野を包含しているため、電気工学実験Ⅲbを履修した学生は、Ⅳbも履修すること。なお、技術の進歩に合わせて、実験テーマは多少変更することもある。 

出席を重視し、レポート提出70%、内容30%で評価する。

日本工業大学電気電子工学科(編)『電気電子工学実験Ⅳb』(プリント)

テキストを熟読しておくこと。

【授業計画】1 実験についての説明、資料の配布2 実験講義 各テーマに関する基礎的な事項の講義3 パルス回路(1) 微分、積分、マルチ等の回路の実験4 パルス回路(2) 測定データの整理、理論解析5 マイクロ波伝搬(1) 装置の調整、実験6 マイクロ波伝搬(2)理論計算、評価、レポート作成7 発振回路(1) 理論計算、特性測定8 発振回路(2) データ整理、レポート作成9 光伝送(1) アナログ、デジタル伝送特性等の実験10 光伝送(2) 測定データの整理、理論解析11 組込用H8マイコンの実験(1)プログラミングと制御12 組込用H8マイコンの実験(2)データ整理、レポート作成13 スイッチング電源(1)安定度とリップル電圧の測定等14 スイッチング電源(2)データの整理、レポート作成15 総合質疑、レポートの講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-4

Page 26: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-199-

EEワークショップ (EE-workshop) 電気電子工学科教員電気電子工学科 学科専門科目

1年 秋学期~ 3年 春学期 1 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可【授業の目標】1年次の秋学期から希望する研究室に所属して、ものづくりや実験実習、専門的技術の習得、あるいは資格の取得などに取り組むことができます。さらに自由な発想と創造性を発揮して本格的な研究にチャレンジすることもできます。各研究室への所属は、通常3年次秋学期のゼミナールより始まりますが、EEワークショップを履修すれば、早い時期から研究室の担当教員の指導やアドバイスが直接受けられます。また、最新の研究内容に触れる機会を多く得ることもできます。

研究室毎に指示する

研究室毎に指示する

研究室毎に必要とする基礎知識について復習しておくこと。

【授業計画】以下に、研究室所属までの手順を示す。 概要説明 案内資料配付 所属希望研究室の訪問・見学 所属研究室の申請 所属研究室毎の計画(内容)を実施

基本的に所属研究室の計画に沿って実施される。以下に実施内容例を示す。 電気・電子回路の基礎知識習得および製作 プログラミング技術の習得 資格の取得対策 最新研究の体験および課題処理能力の養成

開講学期は1年次秋学期~3年次春学期で、所属は希望する研究室の担当教員と相談の上、決定します。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

ゼミナール (Seminar) 電気電子工学科全教員電気電子工学科 学科専門科目

3年 秋学期 1 単位(週 1時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】一般の授業、実験、演習においては、電気電子工学に関する様々な分野の基礎的専門知識の学習が中心となる。これらの知識を前提として、ゼミナールでは、各研究室で取り組んでいる専門領域の研究に必要となる基礎的事項およびその研究室で卒業研究を行うために必要となる事項の学習を行う。この過程を経て、4年次の卒業研究の準備段階に入ることを目標とする。

研究室毎に指示する

研究室毎に指示する

ゼミナール選択時に配布されるパンフレット

研究室毎に指示される内容の学習を行うこと。

【授業計画】以下に、ゼミナール配属の手順を示す。 ゼミナール所属決定に関する説明会 所属希望第一次申請・選考・決定 所属希望第二次申請・選考・決定 所属希望第三次申請・選考・決定 所属研究室毎の計画(内容)を実施

基本的に所属研究室の計画に沿って実施される。以下に実施内容例を示す。 卒業研究のための基礎的知識の学習 卒業研究のための文献調査・輪講 実験・測定装置の使用方法の習得 卒業研究のための予備実験

 各研究室独自の方法により、卒業研究の基礎となる知識の学習、関連した事項の学習等が用意される。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

ディジタル演算技術 (Digital Operation Technology) 神野健哉電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】現在の情報通信の世界では情報伝送の殆ど全てがディジタルで通信、処理が行われている。しかしながら各種計測装置等ではアナログ信号の入出力が不可欠となる。本講義ではアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換や、それらの回路の基礎的事項を習得し、更にはディジタル演算による各種処理法について学ぶことを目標とする。

期末試験80%、10%、演習課題20%

開講時に指示する。

相良岩男『A/D・D/A変換回路入門』日刊工業新聞社

電子回路に関する基礎知識を有していることが望ましい

【授業計画】1 ディジタル演算とは2 アナログ信号とディジタル信号3 サンプリングと量子化4 符号化5 前置フィルタ、S/H回路6 A/D変換回路7 ΔΣ型A/D変換回路8 D/A変換の原理と手法9 D/A変換回路

10 入出力インタフェース11 z変換12 ディジタルシステムの周波数特性13 ディジタルフィルタ14 コンピュータによる信号処理15 総合演習

講義で使用した資料はインフォキャンパス等で配布する

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-5

Page 27: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-200-

ディジタル信号処理 (Digital Signal Processing) 神野健哉電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可

【授業の目標】現在は、音声信号、映像信号、各種計測信号など、全ての信号がディジタル化され処理されている時代である。特にディジタルコンピュータの性能向上に伴い、各種信号をディジタル化することにより、通信、加工、処理、蓄積を全てディジタル処理技術を用いて正確に、確実に行うことができる。本講義では連続系信号から離散系信号への処理に関する基礎的知識とディジタル信号処理の基礎を講義し、ディジタル信号処理に関する知識を習得することを目標とする。

中間試験30%、期末試験60%、演習課題の提出状況10%島田、安川、伊藤、田口、張、岩崎 共著

『ディジタル信号処理の基礎』コロナ社岩田 彰 著『ディジタルシグナルプロセッ

シング』コロナ社

微分積分および複素数の基礎知識を有することが望ましい

【授業計画】1 信号とシステム2 フーリエ級数3 フーリエ変換4 ラプラス変換5 連続時間LTIシステム6 畳み込み積分7 連続時間LTIシステムの周波数特性8 離散時間LTIシステム9 畳み込み10 離散時間フーリエ変換11 z変換12 z変換の応用(差分方程式の解法)13 離散時間LTIシステムの周波数特性14 ディジタルフィルタ15 ディジタル信号処理の応用例

講義で使用した資料はインフォキャンパス等から配布【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

マルチメディア技術 (Multimedia Technologies) 木許雅則電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】通信ネットワークやマルチメディア機器の発展とともに、それらで取り扱われるデータはディジタル化されている。本授業では、それらの主要な要素である音と画像を対象として、ディジタル化の手法・利点やその応用技術について学ぶ。

試験80%、レポート20%尾内理紀夫著『マルチメディアコンピュー

ティング』コロナ社

古井、酒井著『画像・音声処理技術』電波新聞社

インフォキャンパス公開の授業スライドおよびテキストを事前に熟読しておくこと。

【授業計画】1 マルチメディアとは2 音・音声の基礎3 音の空間性・定位4 音響信号のディジタル化5 音響信号の圧縮6 ディジタル音響処理技術7 音声認識8 画像の基礎9 画像のディジタル化10 静止画像の圧縮11 画像処理(濃度変換、雑音除去)12 画像処理(エッジ検出、テクスチャ解析)13 パターン認識14 電子透かし15 マルチメディア技術の応用

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

インターネットシステム (Internet System) 木許雅則電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】コンピュータネットワークの代表であるインターネットの仕組みについて学ぶ。インターネットの核であるTCP/IPプロトコル群を中心に、電気電子・情報通信に関わる技術者として身につけておくべきコンピュータネットワークに関する基礎知識を習得することを目標とする。

期末試験80%、演習課題20%三輪賢一著『ステップアップラーニング

改訂新版 TCP/IPネットワーク』技術評論社村山公保著『基礎からわかるTCP/IPネット

ワークコンピューティング入門』オーム社

インフォキャンパス公開の授業スライドおよびテキストを事前に熟読しておくこと。

【授業計画】1 インターネットとTCP/IP2 ネットワークの構成要素3 階層化とOSI参照モデル4 ネットワーク機器5 データリンク6 IPの目的・役割7 IPアドレス8 TCP9 UDP10 経路制御(ルータとルーティング)11 経路制御(動的・静的ルーティングとプロトコル)12 ネットワークアプリケーション13 無線LAN14 ネットワークセキュリティ15 まとめと講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-6

Page 28: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-201-

論理設計 (Design of Logical Circuits) 中村俊一郎電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】コンピュータ等の情報関連装置のハードウェアの中核をなす、論理回路の設計手法を学ぶ。演習を取り入れ、実践的な設計技能の習得に努める。

期末試験50% 演習課題50%

「デジタル回路入門/基礎」で使用した教科書

演習のプリントをよく復習すること。

【授業計画】1 ゲート回路のおさらい2 命題、Venn図、タイムチャート3 ゲートの意味、トランジスタ回路4 機能表、伝播遅延5 セレクタ回路6 デコーダ回路/エンコーダ回路7 Dフリップフロップとシフトレジスタ8 順序回路と状態遷移9 カウンタ駆動ロジック

10 シフトレジスタロジック11 レジスタ転送ロジック12 レジスタ比較ロジック13 データ転送ロジック14 メモリエラー訂正ロジック15 キャッシュメモリLRUロジック

「デジタル回路入門/基礎」を受講していることが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電子デバイス (Electronic Devices) 石川豊電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】電子デバイスを自由に使いこなすため、あるいは、集積回路の設計等、高度な応用を行うためには、電子デバイスの動作原理の理解が不可欠である。本講義では、その動作原理を、電子、正孔の動きまで掘り下げて、物理的意味を理解しながら学ぶ。まず、デバイスの理解に必要な若干の物性関係の復習から始まり、ダイオード、トランジスタの理解、最後は最新の知識まで講義する予定である。

期末試験による

適宜、プリントを配布する。

下村 武 著『電子物性の基礎とその応用』コロナ社

常にノートの整理を行い、必要に応じて物性の基礎知識を復習すること。

【授業計画】1 半導体の基礎知識(原子の構造、固体結晶)2 半導体の基礎知識(エネルギー帯)3 半導体の基礎知識(真性半導体、不純物半導体)4 半導体の基礎知識(電気伝導機構)5 pn接合の作り方と構造6 pn接合ダイオードの動作原理7 金属と半導体の接触8 MOSキャパシタ9 MOSトランジスタ

10 バイポーラトランジスタ11 受光デバイス12 発光デバイス13 集積回路の作製プロセス14 メモリデバイス15 その他のデバイス

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

実装技術と図面 (Design and Implementation for Electronic Circuit) 森田登電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】現代の電気・電子の産業では、あらゆる場面でプリント基板が使用されている。プリント基板は、印刷面が2層、4層など多層化しており、チップ抵抗、チップコンデンサ等の電子部品の進歩や周辺部品(スイッチ・コネクター類)の進歩も著しい。また自動設計ツール(CAD)が登場し、電子回路設計ばかりでなく、部品の購入から、基板の製造工程までをカバーする図面体系をサポートしている。本授業は、このような幅広い側面を持つプリント基板の世界の全体像を把握することを学修目標としている。

期末試験(70%)と演習課題(30%)

インフォキャンパス配布テキストによる

デジタル回路入門・演習もしくはデジタル回路基礎・演習、電子回路およびエレクトロニクスデザインを復習しておくこと

【授業計画】1 デザイン、シンセシスと実装設計の概念2 プリント基板の世界の概要3 抵抗の種類と選定およびデバイスネームの割付4 キャパシタの種類と選定およびデバイスネームの割付5 インダクタの種類と選定およびデバイスネームの割付6 プリント基板の規格と種類7 各種コネクタ、ケーブルおよびケーブル固定用部品8 各種のスイッチおよびランプ・LED等の表示装置9 基板固定用品と基板収納用シャーシ

10 レギュレータ電源と停電対策11 プリント基板CADと基板の製造工程12 インターフェイス設計と信頼性設計の要点13 マイクロモータ駆動回路のシステム構成図14 8bitマイコン搭載回路のシステム構成図15 温度センサー回路のシステム構成図と実装図

事前にエレクトロニクスデザインを修得していることが望ましい。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-7

Page 29: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-202-

センシング技術 (Sensing Technology) 三宅徳久電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】我々を取り巻く環境に存在するさまざまなシステムには、数多くのセンサが用いられ、多彩な情報のセンシングを行っている。ここでは主として家電機器、ロボット、自動車、産業機器など、身近なシステムにおいて広く用いられているセンサを取り上げ、センサおよび対象の特性を考慮した上でどのようなセンシング手法を取るべきかについて事例等を通して習得する。またセンシングデータを用いた機器制御(センサフィードバック)の考え方や実用上の留意点について学ぶ。

レポート100%

各回プリント配布高橋他著 『基礎センサ工学』 電気学会 

木下他著 『センシング工学入門』 コロナ社

生活環境や公共空間など、我々の身の回りにどのようなセンサがあるか考え、調べておくこと

【授業計画】1 センシング技術の意義、必要性2 センサの特性とセンシング技術3 ON/OFFセンサによる探索、位置決め4 光センシングのための基本コンポーネント5 光センサのインテグレーションと画像センサ6 視覚センシングと画像処理7 光応用センシングとアクティブセンシング8 光センシング事例(CD/DVDプレイヤ、移動ロボット)9 力センシング用デバイス10 力の制御、ロボットのスキル習熟11 超音波によるセンシング12 温度、磁気のセンシング13 センサ・フュージョン、センシングと認知・認識14 生体情報のセンシングと応用システム15 生体におけるセンサとセンシング16 課題演習レポート提出

対象の特性や目的に合わせたセンシング法、情報処理方法について学ぶが、電気系に限らず履修できる

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

ユビキタス概論 (Introduction to Ubiquitous Computing) 平栗健史電気電子工学科 学科専門科目 エレクトロニクスデザインコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】ユビキタスコンピューティングは、人と生活する環境(家、衣服、道路、店、食品等)に、コンピュータが「見えない」形で埋め込まれ、それらを自由に利用したり、意識しないで様々な支援を受けたりすることができるような利用形態を意味する。本講義では、ユビキタスシステムと社会での関わりを理解する上で、その基本的知識と仕組の習得を目的とする。

試験およびレポート(出席回数も考慮)IRI指テック・ユビキタス研究所 著『ユビ

キタステクノロジーのすべて』NTS守倉正博・久保田周治 監修『802.11高速

無線LAN教科書』インプレス

情報通信の基礎知識があるとよい。

【授業計画】1 ユビキタスとは?(IT革命とユビキタス社会)2 情報と通信の基礎概念3 インターネットを使ったIT技術4 通信の歴史と伝送プロトコル5 ブロードバンドネットワークの仕組み6 最新のネットワーク(NGN)の仕組み7 無線伝播の基礎8 無線LANシステムの基礎9 無線LANシステムの応用10 携帯電話の仕組みと次世代携帯電話11 IP電話、固定電話、携帯電話の仕組み12 ICカードとRFタグ、センサネットワーク13 位置情報処理14 電波利用(周波数割り当て)と各種標準規格15 ユビキタス社会の未来

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電磁波の基礎 (Foundations of Electromagnetic Waves) 山口義昭電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】電磁波を理解するために必要な基礎理論を学び、電磁波に関する基本原理・現象の物理的意味を把握する。

(期末試験80%、レポート20%)

鹿子嶋憲一著『光・電磁波工学』コロナ社

三輪進著『高周波電磁気学』東京電機大学出版局

電気回路と電磁気学に関する初歩の知識

【授業計画】1 光・電磁波とその応用分野2 光・電磁波の基礎物理3 マクスウェルの方程式と波動方程式4 平面波の伝搬5 偏波6 電磁界のエネルギーとポインティングベクトル 7 媒質境界での反射と透過(垂直入射)8 多層媒質における反射と透過9 媒質境界での反射と透過(斜め入射、平行偏波)10 媒質境界での反射と透過(斜め入射、直交偏波)11 半無限平板による回折12 分布定数線路の構造と基本式13 伝送路の整合とスミスチャート14 導波管15 共振器

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-8

Page 30: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-203-

オペレーティングシステム (Operating System) 當山孝義電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】計算機システムの基幹ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)は、計算機資源を効率的に利用できるようにするとともに、計算機利用者に対して統合的な環境を提供するものである。本講義では、計算機の動作を理解するのに必要な知識であるOSの機能と構成について学ぶ。OSの機能や、OSの中心要素であるプロセスの性質を習得することを達成目標とする。

期末試験100%

シルバーシャッツ他著『オペレーティングシステムの概念』共立出版

計算機の構造および計算機言語に関する知識があることが望ましい。

【授業計画】1 OSの概要2 OSのサービス3 プロセスの概念4 プロセスへの操作5 プロセス間通信6 スレッド7 CPUスケジューリング8 プロセスの同期(危険区域問題)9 プロセスの同期(セマフォとモニタ)

10 プロセスの同期(古典的な同期問題)11 デッドロック12 メモリ管理と仮想記憶13 ファイルシステム14 並列処理と並列計算モデル15 まとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

通信機器 (Telecommunications equipment) 宇佐美興一電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】電波応用の立場から、電波システムの主要技術の解説と実システムの実習を通じて最新の電波技術を習得する。

期末試験(70%)、講義中の演習(30%)

講義中に指示する

電磁波の性質とその伝わり方、フーリエ変換、電子回路(増幅、発振、変調)、パルス工学の内容を復習しておくこと。

【授業計画】1 ガイダンス2 電子機器の基礎(信号の発生と受信)3 アナログ通信とディジタル通信4 多重無線機器5 アナログ画像機器6 ディジタル画像機器7 レーダシステム8 人工衛星9 リモートセンシング

10 電波障害11 雑音や干渉波による機器障害12 生体エレクトロニクスと生体への電波の影響13 RFタグ14 非接触ICカード15 総括

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

情報通信伝送 (Information communication transmission) 平栗健史電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】IT革命により高度な情報通信技術が発展した現在、情報を送り、受け取る仕組みは複雑となり、また情報の種類に応じて多様なシステム(携帯電話、無線LAN、ブロードバンドネットワーク、次世代ネットワーク等)が存在している。本講義を通して高度化が著しいIT化技術と社会の関わりを理解すると共に、情報通信伝送技術の基礎を習得する。

試験およびレポート(出席回数も考慮)

開講時に指示する。

木村、吉田 共著『情報通信工学』丸善

情報通信の基礎知識があるとよい。

【授業計画】1 IT革命とユビキタス社会2 情報と通信の基礎概念3 確率論の基礎と情報理論4 インターネットを使ったIT技術5 伝送プロトコル(トランスポートとネットワーク層)6 伝送プロトコル(データリンクと物理層)7 アナログ情報とデジタル情報8 電波伝搬9 無線通信の仕組み

10 伝送速度と情報通信量11 携帯電話と無線LANの仕組み12 モバイル通信と次世代携帯電話13 ブロードバンドと次世代ネットワーク14 IP電話、固定電話、携帯電話の通信品質15 電波利用(周波数割り当て)と各種標準規格

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-9

Page 31: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-204-

光通信技術 (Optical Communication Techniques) 山口義昭電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】光ファイバ通信システムの構成要素と変復調方式についての基本原理を理解し、光通信システムの設計法を習得することを目標とする。

(期末試験80%、レポート20%)

榛葉實著『光ファイバ通信概論』東京電機大学出版局

村上泰司著『入門光ファイバ通信工学』コロナ社

微分方程式と電子回路に関する初歩の知識

【授業計画】1 光通信の歴史・原理・特徴2 光の反射と屈折、光ファイバの種類と原理3 誘電体スラブ導波路(マクスウェルの方程式、固有値)4 ステップインデックス形光ファイバ5 弱導波ファイバの近似解、分散特性6 グレーデッド形光ファイバ、単一モードファイバ7 光ファイバの伝送特性と製造法8 半導体レーザの原理と構造9 半導体レーザの発振特性10 光ファイバ増幅器11 光検出器12 光回路素子13 アナログ光通信方式14 ディジタル光通信方式(IM-DD方式、符号誤り率)15 コヒーレント光通信方式

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

アルゴリズムとデータ構造 (Algorithm and data structure) 當山孝義電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可

【授業の目標】計算機を用いて問題を解決するには、その問題の把握と分析を行い、適切な解決手法を構築しなければならない。この手法を明記したものをアルゴリズムという。本講義では、様々なデータ構造と、それを取り扱うアルゴリズムを通して、アルゴリズムの設計や解析をするための基本的な手法を学ぶ。自分でアルゴリズムを理解し構築する能力を習得することを達成目標とする。

期末試験100%

茨木俊秀著『アルゴリズムとデータ構造』昭晃堂

授業で指示する

計算機言語に関する知識があることが望ましい。

【授業計画】1 計算とアルゴリズム2 アルゴリズムの例3 計算量の評価4 計算量の計算例5 基本データ構造(リスト、スタック、待ち行列)6 基本データ構造(グラフ、木)7 基本データ構造(集合、集合族)8 探索と整列9 簡単な最適化問題(資源配分問題)10 簡単な最適化問題(ナップザック問題)11 グラフアルゴリズム(最小木)12 グラフアルゴリズム(深さ優先探索)13 計算の複雑さ14 近似アルゴリズム15 まとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電波システム (Electromagnetic Wave System) 内海要三電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】電波の発生のしくみを高周波電流、磁流や変位電流を発生源として理解させる。またそのとき発生する電磁界の求め方を示す。アンテナの指向性、放射電力、インピーダンス、利得、放射効率について解説する。また各種アンテナの実際と電波の伝搬の形態について種々の事例をとり挙げて解説する。

期末試験書きおろしパワーポイントをインフォキャ

ンパス経由で配布三和、加来著 『アンテナおよび電波伝

搬』東京電気大学出版局

電磁気の基礎知識を復習しておくこと。

【授業計画】1 電波の発生2 微少ダイポール3 アンテナの特性14 アンテナの特性15 アンテナの特性26 アンテナの特性27 線状アンテナ8 磁流アンテナ9 開口面アンテナ10 アレーアンテナ11 いろいろな電波伝搬形態12 いろいろな電波伝搬形態13 大地・建物の影響14 大気・電離層の影響15 大気・電離層の影響

パワーポイントによる電子授業【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-10

Page 32: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-205-

データベース (Database System) 中村俊一郎電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:不可

【授業の目標】表計算ソフトExcel等の発展により、ちょっとしたデータベースはこれらを利用すれば良いケースが増えてきた。しかしながら、ちょっと本格的なデータベースにしようとすると、相変わらず伝統的なDBMS(データベース管理システム)に頼らざるを得ないのが現状である。そのためマイクロソフト社は上記のExcelの他に、DBMSソフトとしてアクセスとかSQLサーバーといったソフトを提供している。授業では伝統的なデータベース技術の概要を学び、データベースを実際に利用するとき必要となる基礎知識を習得する。

試験結果を重視するが、出席回数も考慮する。

速水治夫他著『データベース』オーム社

演習のプリントをよく復習すること。

【授業計画】1 データベースの基本概念2 HDDの話(DASD、基本、RAID、ストライピング)3 データベースのモデル(CODASYL型)4 データベースのモデル(リレーショナル型)5 リレーショナルデータベースの基礎(関係とは)6 リレーショナルデータベースの基礎(関係代数)7 RDB言語SQL(データ定義、アクセス権限)8 RDB言語SQL(問合せ)9 RDB言語SQL(データ更新、ホスト言語方式)

10 データベースの設計(ERモデルとスキーマ設計)11 データベースの設計(正規化)12 データベースの設計(一貫性制約)13 トランザクション管理(同時実行制御)14 トランザクション管理(障害回復)15 データベース管理システム

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気通信法規 (Legislation of Telecommunications) 小貫義則電気電子工学科 学科専門科目 情報通信ネットワークコース3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可

【授業の目標】最近の電気通信分野は、急速な技術の発展等により、システムの高度化や利用の多様化が急速に進展し、携帯電話やインターネット等は、経済活動や社会生活にとって不可欠な社会インフラとなっている。本講座では、特に進展が著しい電波利用の分野について、その利活用の現状と課題を把握し、この分野を規律などをしている電波法、放送法及び電気通信事業法等の制度の仕組と規律等の内容を理解する。

期末試験と出席率で評価

講師が用意する。

今泉至明著『電波法要説』 新しい電波利用システム等に対応した制

度改正が頻繁に行われていることから、電気通信を所管する総務省のWebサイトをチェックしておくこと。

【授業計画】1 電気通信関係法令の総論2 インターネットの利用の概要3 電波利用の概要① 「陸上分野」4 電波利用の概要② 「航空・海上分野」5 電波利用の概要③ 「放送分野」6 電波利用と国際条約「周波数の分配・割当」7 電波監理の必要性と電波関係法令8 電波法(1) 「無線局の免許制度等」9 電波法(2) 「無線設備の技術基準」

10 電波法(3) 「無線設備の基準認証制度」11 電波法(4) 「無線局の監督」12 電波法(5) 「無線従事者制度等」13 電波法(6) 「罰則等」14 放送法・電気通信事業法等15 まとめと講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電力応用 (Electric Power Applications) 神宮寺俊夫電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】電気を鉄鋼・非鉄金属・化学・製紙・などの生産設備のほか、ビルや運輸設備などに応用し活用するための技術について習得する。具体的には照明、電熱、電動力、電気化学、電池、分散制御と集中監視等を対象としそれぞれの機器構成や特質について履修する。

期末試験(80%)、課題とレポート(20%)で評価する。

『電気応用と情報技術』東京電機大学出版局、配布資料

電気学会編『電気応用』

微分・関分の基礎知識、三角関数の基本、電動機の基礎について復習しておくこと。

【授業計画】1 電力応用概論2 照明の基礎と照度計算3 各種のランプと点灯・調光回路4 照明設計の計算と配慮すべき事項5 熱の基礎と電気回路との相似性、発熱体の計算6 各種の電気加熱とその特徴7 電動力応用のための基礎8 電動機と負荷の基本特性9 電動機の始動と速度・トルクの制御方式

10 電動力応用の実際11 電気化学の基礎12 工業電解13 電池の種類と特性14 制御システムと構成例15 まとめと講評

 【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-11

Page 33: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-206-

電力発生技術 (Electric Power Generation Engineering) 横倉邦夫電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】発電技術についての基礎技術、および主要な発電方式である水力発電、火力発電、原子力発電の構成と発電メカニズムについて習得する。さらに、最近の新しい発電技術と電力エネルギー輸送の概要を理解させる。

期末試験70%、レポート30%

電気学会編『発電・変電』オーム社

電気学会編『発電工学』オーム社

授業前に、テキストの関係箇所を予習しておくこと。

【授業計画】1 総論2 水力発電の概要3 土木設備4 水車と発電機5 火力発電の概要6 燃料と燃焼設備7 タービン発電機と電気設備8 原子力発電の概要9 原子炉10 核燃料と燃料サイクル11 太陽光発電、風力発電12 電力輸送技術の概要13 変電14 送電、配電15 発電技術の動向と最近の事例

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

パワーエレクトロニクス (Power Electronics Technology ) 小倉常雄電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】パワーエレクトロニクスは、全ての電子機器の電源に活用されている電気電子工学の重要技術の一つである。本講義では、パワーデバイスとそれを用いた電気回路工学の応用技術であるパワーエレクトロニクス回路技術を解説する。携帯電話、パソコン、モーター駆動、電力変換などの広範囲な電源回路の設計基礎の習得を達成目標とする。なお、授業は問題演習と一体化して行なう。

期末試験100%

片岡昭雄著『パワーエレクトロニクス入門』森北出版岸敬二著『パワーエレクトロニクスとその

応用』東京電機大学出版局微分方程式、電気磁気学、電気回路、電子

物性関係の下級年次の科目を履修していることが望ましい。テキストを予習しておくこと。

【授業計画】1 導入及び概論2 パワー半導体デバイス3 パワー半導体デバイス問題演習4 交流-直流変換①5 交流-直流変換②6 交流-直流変換問題演習7 直流-直流変換①8 直流-直流変換②9 直流-直流変換問題演習10 直流-交流変換①11 直流-交流変換②12 直流-交流変換問題演習13 交流-交流変換14 応用機器15 総合問題演習

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

高電圧・放電工学 (Electric Discharge and High Voltage Engineering) 西村誠介電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】まず、強電・弱電を問わずあらゆる電気回路や機器・装置に必須な電気絶縁について、その工学的意義を理解させる。次に、高電圧工学の基礎である絶縁破壊・放電に関する知識を与え、それらを踏まえて種々の放電や絶縁破壊現象の機構について考察吟味を試みさせる。さらに、高電圧技術・放電現象の各方面への応用についても概要を理解させる。

期末試験80%、演習問題20%

河村達雄他著『電気学会大学講座 高電圧工学』

関口忠他著『電気学会大学講座 電離気体論』

電磁気学に関する基礎事項を復習しておくこと。

【授業計画】1 放電・高電圧に関する概説2 絶縁破壊・放電現象の基礎過程3 火花破壊理論、ストリーマ理論、リーダモデル4 グロー放電およびアーク放電5 部分放電6 雷放電7 真空放電および加圧気体放電8 SF6ガスおよびその他の気体放電特性9 液体・固体絶縁物の絶縁破壊10 電極の種類とそれらの絶縁破壊・放電特性11 高電圧の発生と測定12 高電圧試験法(絶縁耐力試験、絶縁特性試験)13 電力系統における過電圧と絶縁協調14 高電圧技術の各方面への応用15 放電現象の各方面への応用

適宜に教材資料を配付。超高電圧(UHV)研究センターで放電・絶縁破壊現象等のデモ実験実施。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-12

Page 34: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-207-

新エネルギー技術と環境 (New Energy Technology) 森田登電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】地球温暖化の問題など環境意識の世界的な高まりの中で、電気エネルギーの需要は、電気モータで駆動される自動車の普及が始まる等、ますます、高まる一方である。本授業は、環境負荷となっている電気エネルギー発電の問題を取り上げ、火力・原子力・水力の既存の発電について概観し、新エネルギーの位置付けを確認した上で、太陽電池・風力発電等の新エネルギー発電技術および新エネルギーによる送電・配電システムを学習することにより、新時代への電気工学技術者のあり方を習得する。

期末試験(70%)、演習課題(30%)

インフォキャンパス配布によるテキスト柳父悟・西川尚男著『エネルギー変換工学

(地球温暖化の終焉に向けて)』電機大出版

電力発生技術および電機エネルギー変換を復習しておくこと

【授業計画】1 電気エネルギーの発電・送電・配電の歴史的展開2 大電力の消費時代の著しい工業の発展と地球温暖化3 火力・原子力・水力発電の現状(日本・欧米・中国)4 新エネルギー技術の概要と国内外比較5 ガスタービン併用コンバインドサイクル発電方式6 地熱発電方式7 太陽電池発電の原理と特徴8 太陽電池発電の実用化技術9 風力発電の原理および特徴

10 風力発電の実用化研究動向11 燃料電池発電の原理および特徴12 燃料電池発電の実用化研究動向13 二次電池の活用(リチウムイオン電池など)14 都市部における低圧・直流配電方式の活用15 新エネルギー技術と従来技術の比較評価

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

ビル・産業オートメーション (Building & Industrial Automation) 神宮寺俊夫電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】マイクロプロセッサの実用化以降、飛躍的に変化したビル及び産業システムのオートメーションを紹介し、特にそれらを支えるプログラマブルコントローラのキーテクノロジーを習得する。また各種の電動機制御装置について学び、自動化と安全との関連についてもその基本的な考え方を習得する。

期末試験(80%)、課題とレポート(20%)

適宜資料を配布する。『使いこなすシーケンス』技術評論社、

『JIS電気用図記号』日本規格協会

ブール代数の基礎知識について復習しておくこと。

【授業計画】1 産業オートメーションの各種事例2 シーケンス制御の記号と約束3 リレーシーケンスの事例4 実際の応用回路5 オペレーショナルアンプの基礎と各種の回路6 アナログ電動機ドライブ制御装置7 ディジタル電動機ドライブ制御装置8 プログラマブルコントローラの基礎9 プログラマブルコントローラによる論理演算

10 プログラマブルコントローラによるその他の演算機能11 RAS機能とは12 オートメーションと安全・非常停止について13 ビル設備とエレベータ・エスカレータ14 オートメーションシステムの一般構成15 まとめと講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

システム制御 (System and Control) 谷本直電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】多変数入出力を可能とする現代制御論と最適制御を学び、コンピュータ制御に必須な離散系の扱いを習得する。特に、行列の固有値に基づいて直感的な理解を得ることを狙う。

宿題を重視する。田中幹也 ほか著『現代制御の基礎』森北

出版 ( ISBN4-627-91661-2 )

固有値を中心とした線形代数を十分復習しておくこと

【授業計画】1 行列と行列式2 固有値と行列指数関数3 微分方程式から状態方程式の作成4 状態方程式の解法と遷移行列5 システムの等価変換と対角化6 対角化と可制御・可観測性7 固有値と安定性8 リアプノフの方法9 状態フィードバックと極配置

10 出力フィードバック11 オブザーバとフィードバック制御12 最適レギュレータの設計13 多変数入出力系への拡大14 離散系状態方程式と安定性、レギュレータの設計15 制御装置への実装

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-13

Page 35: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-208-

電力系統技術 (Erectric Power System) 横倉邦夫電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】電力系統における送配電系統を理解するために電力系統の概要、変電所の構成、運転管理、変電機器の内容、そして配電系統と機器について解説する。

期末試験100%前川幸一郎、荒井聡明著『送配電』東京電

機大学出版局

電気回路関連科目で学んだ基礎事項を復習しておくこと。

【授業計画】1 電力によるエネルギーの輸送(送電と配電)2 発電方式3 送電 ①送電線の構成、線路常数4 送電 ②短絡電流の計算(オーム法、インピーダンス法)5 送電 ③対象座標法6 送電 ④電力の制御(周波数制御、電圧制御)7 送電 ⑤電力の輸送(送電端/受電端の電力、電圧、電流計算)8 送電 ⑥安定度(定態、過渡)、電力円線図9 変電 ①構成機器10 変電 ②絶縁協調11 変電 ③中性点設置方式12 配電 ①配電方式13 配電 ②高調波障害14 直流送電15 技術動向 電力貯蔵、分散電源

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

電気法規と施設管理 (Lows and Regulations on Electric Power Industry and Electric Facilities Control) 佐々木文昭電気電子工学科 学科専門科目 エネルギー制御コース

3年 秋学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】本単位を取得することにより、実務経験の内容次第では「電気主任技術者1種」の資格取得が可能なことから、電気主任技術者に求められる電気関係法規全般・体系を学ばせると共に、施設・電気工作物の管理・保守実態等を解説し、加えて、計量法・製品安全・技術基準等の重要性・必要性等を学ばせることにより、電気工作物の工事・維持・運用に携わる際に求められる基本的知識・技量を取得させる。 加えて、電気工学系の学生に求められるエネルギー及び環境問題全般に渡った一般知識を学ばせる。

期末試験60%、授業終了後のレポート20%、出席20%竹野正二著『電気法規と電気施設管理』東

京電機大学出版局

普段より、新聞・テレビ報道等からエネルギー及び環境問題全般に渡る話題の取得に努めること。

【授業計画】1 電気関係法規の概要2 電気関係法規の体系3 電気事業法の目的と事業規制4 計量法5 電気工作物の保安に関する法規6 一般用規制と電気用品7 製品安全・技術基準8 電気製品安全・Ⅰ9 電気製品安全・Ⅱ10 電気工作物の技術基準・Ⅰ11 電気工作物の技術基準・Ⅱ12 電気事故事例13 電気に関する標準規格14 その他の関係法規15 電気施設管理

教室は公的空間の場、私的空間の場で無い事を理解させ、他人への迷惑行為等は謹む様指導している。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E3-14

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-209-

卒業研究 Ⅰ・Ⅱ (Bachelor's Thesis I・II) 電気電子工学科全教員、飯塚、吉澤、塚林電気電子工学科 学科専門科目

4年 春・秋学期 各 4単位 (週 6時限) 必修科目 オープン履修:不可【授業の目標】卒業研究は研究室で与えられる課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果のすべてを結集して自主的に取り組むものであり、いわば学生生活のしめくくりである。学生各自は教員の指導のもとに理論、実験、文献調査等の具体的課題を通して研究室の研究活動の一端を担い、研究の根源を学ぶと同時に、単に研究のみにとどまらず、論文作成や卒業研究の発表を通じて、発表能力の育成および社会に出てからの実務的課題の処理能力を養成することを大きな目標としている。

論文の内容と発表会での質疑応答等を考慮して総合的に評価する。

研究室毎に指示する。

研究室毎に指示する。

各研究室で与えられた課題に沿って関連する研究成果の調査等を行い、知識を深めておくこと。

【授業計画】以下に卒業研究課題の例を示す電気機関車の牽引力向上と自動運転の研究キャパシタ蓄電式電気自動車の開発有機絶縁材料の放電劣化試験法の開発トロリー線とパンタグラフの接触率測定器の開発モーターの信頼性に関する研究カーボンナノチューブの低温成長応力による原子移動現象の研究発音器の音圧による気体流量測定法の開発リニアモーターカーの位置検知システムの開発MU-MIMOにおけるアクセス方式の考案ソフトコンピューティング技術による最適化問題の解法顔面輝度分布のフラクタル解析交通シミュレータの開発最適設備配置問題の解析

各研究室の卒業研究の詳細は、3年次のゼミナール選択時に配布されるパンフレットを参照のこと。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

特許法 (Patent Law) 岡野正義電気電子工学科 学科専門科目 先端電子デバイスコース

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】特許制度の基本的な枠組みを学ぶ。また、等価変換理論を利用したアイデアの創出法についても学ぶ。そして、特許データベース(特許電子図書館など)から必要な技術情報を自由に入手でき活用できるような応用力を身につけることを目的とする。

期末試験70%、宿題30%

『産業財産権標準テキスト特許編』社団法人発明協会

丸島儀一著『キャノン特許部隊』光文社新書

特許庁のホームページの「特許制度の解説」に目を通しておく。

【授業計画】1 アイデアの創出法(等価変換理論)2 特許の要件(発明の完成、先願、新規性)3 特許の要件(進歩性)4 特許の要件(進歩性の判断の実例)5 出願から登録までの流れ6 特許電子図書館を利用した検索(操作方法等)7 検索の実例8 検索した特許情報を利用してのアイデア創出法9 特許権の成立

10 特許権の解釈の原則11 特許権の効力(所有権との比較)12 特許権と他の知的財産(著作権等)との比較13 特許権の活用(実施権)14 専門化する特許訴訟(専属管轄)15 外国の特許制度(パリ条約、PCT)

特許法や著作権法等が掲載されている小型の六法が手元にあると学習に便利である。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

通信機器 (Telecommunications equipment) 宇佐美興一電気電子工学科 学科専門科目

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】電波応用の立場から、電波システムの主要技術の解説と実システムの実習を通じて最新の電波技術を習得する。

期末試験(70%)、講義中の演習(30%)

講義中に指示する

電磁波の性質とその伝わり方、フーリエ変換、電子回路(増幅、発振、変調)、パルス工学の内容を復習しておくこと。

【授業計画】1 ガイダンス2 電子機器の基礎(信号の発生と受信)3 アナログ通信とディジタル通信4 多重無線機器5 アナログ画像機器6 ディジタル画像機器7 レーダシステム8 人工衛星9 リモートセンシング

10 電波障害11 雑音や干渉波による機器障害12 生体エレクトロニクスと生体への電波の影響13 RFタグ14 非接触ICカード15 総括

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E4-1

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教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-210-

電気通信法規 (Legislation of Telecommunications) 小貫義則電気電子工学科 学科専門科目

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】最近の電気通信分野は、急速な技術の発展等により、システムの高度化や利用の多様化が急速に進展し、携帯電話やインターネット等は、経済活動や社会生活にとって不可欠な社会インフラとなっている。本講座では、特に進展が著しい電波利用の分野について、その利活用の現状と課題を把握し、この分野を規律などをしている電波法、放送法及び電気通信事業法等の制度の仕組と規律等の内容を理解する。

期末試験と出席率で評価

講師が用意する。

今泉至明著『電波法要説』  新しい電波利用システム等に対応した制

度改正が頻繁に行われていることから、電気通信を所管する総務省のWebサイトをチェックしておくこと。

【授業計画】1 電気通信関係法令の総論2 インターネットの利用の概要3 電波利用の概要① 「陸上分野」4 電波利用の概要② 「航空・海上分野」5 電波利用の概要③ 「放送分野」6 電波利用と国際条約「周波数の分配・割当」7 電波監理の必要性と電波関係法令8 電波法(1) 「無線局の免許制度等」9 電波法(2) 「無線設備の技術基準」10 電波法(3) 「無線設備の基準認証制度」11 電波法(4) 「無線局の監督」12 電波法(5) 「無線従事者制度等」13 電波法(6) 「罰則等」14 放送法・電気通信事業法等15 まとめと講評

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

機械工学通論 (Introduction of Mechanical Engineering) 神村一幸電気電子工学科 学科専門科目

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】機械工学は、システムを設計し、開発し、制御するための科学と芸術である。とくにエネルギー変化を処理する工学の一分野である。本講義では、機械力学にはじまる力学を中心とする基礎知識を統合させて、機械に関する工学教養を身につける。

課題レポート30%、期末試験70%

草間秀俊・他共著『機械工学概論 第3版』理工学社黒須茂編著『メカトロ・エンジニアリング

(9) ロボット力学』パワー社

これまでに学んだ物理関係の基礎事項を復習しておくこと。

【授業計画】1 工学における機械工学の位置づけ2 機械材料と単位3 材料の力学:応力、ひずみ、弾性係数4      :はりの曲げモーメント、応力計算5      :トラスの応力、座屈計算6 機械の力学:ニュートンの運動法則7      :仕事とエネルギー8      :運動と抵抗、運動方程式9 自動制御:自動制御の原理10     :ラプラス変換11     :運動方程式(1次系、2次系システム)と制御12 流れの力学:ベルヌーイの式、管路の摩擦損失13      :ポンプの特性と省エネ動力計算14 熱の力学:熱エネルギーと仕事15     :湿り空気線図と空調熱負荷計算

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

工業デザイン (Industrial Design) 白谷貞夫電気電子工学科 学科専門科目

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】デザインは、モノのあり方や価値を多角的、総合的に捉え、製品とユーザー間でのより良い関係性を築くための活動である。本講では、工業デザインの考え方および開発アプローチとそのプロセスを学習し、各人の技術に関する専門性に加えて、広い視野からの柔軟な発想力と総合力を養うことを目的とする。

期末試験100%による評価とする。

テキストは各週の授業当日に配布する。深澤直人ほか『デザインの原形』六耀社 

D.ノーマン『誰のためのデザイン?』新曜社 各回の授業で学んだことを、身近にある

機器のデザイン、機能、操作性などに当てはめて考察ることにより、理解度を高める。

【授業計画】1 デザインとは2 工業デザインの成立と発展3 時代のニーズとデザイン課題の変遷4 工業デザインの開発アプローチ5 工業デザインの開発プロセス6 1)コンセプトワーク    ①課題形成演習7              ②製品コンセプト8               ③アイデアスケッチ演習9 2)アートワーク      ①スタイリング10              ②カラーリング11              ③環境適合設計12 3)インタラクションワーク ①人間中心設計とは13              ②人間/認知工学基礎14              ③ユニバーサルデザイン15 まとめ

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E4-2

Page 38: 電気電子工学科 - 日本工業大学創造システム工学科 システム工学科 電気電子工学科 情報工学科 建築学科 -177- ディジタル回路基礎

教養科目

機械工学科

ものづくり環境学科創造システム工学科

システム工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築学科

-211-

品質管理 (Quality Control) 佐々木英夫電気電子工学科 学科専門科目

4年 春学期 2 単位(週 1時限) 選択科目 オープン履修:可【授業の目標】本授業は、品質管理に関する基礎的素養の習得を狙いとし、以下のようなことを達成目標とする。受講生は、①品質管理の考え方を理解する。②問題解決の方法論を身につける。③データの正しい取り方、整理の仕方を身につける。④統計的手法が使えるようになる。          

期末試験90%、提出宿題10%

資料配布

森口繁一『新編 統計的方法』日本規格協会

平均値と標準偏差の理解

【授業計画】1 品質管理の基本的な考え方2 企業の社会的責任3 関連法規と規格4 問題解決の手法5 演習(ブレインストーミング)6 統計的手法の考え方7 データの性質と分布8 数値の丸め方9 誤差と不確かさ

10 演習(不確かさの計算)11 平均値の検定・推定(σ既知の場合)12 平均値の検定・推定(σ未知の場合)13 ばらつきの検定・推定(χ2乗検定)14 ばらつきの検定・推定(F検定)15 演習(検定・推定)

出席はとらないが、毎回の宿題提出を出席としてカウントする。

【備考】

【成績評価】

【テキスト】

【参考図書】

【準備学習】

E4-3