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Copyright 2015 FUJITSU LIMITED TeamWARE Office 200X V3.0L10 をご利用の場合の留意事項 2015 9 14 富士通株式会社 ■はじめに 本書では、以下のように表記しています。 TeamWARE Office 200X V3.0L10 を、TeamWARE Office と表記します。 なお、本文中の"本製品"という記述は、TeamWARE Office 200X V3.0L10 を指します。 Windows® Internet Explorer®Internet Explorer と表記します。 オペレーティングシステム名を以下のように表記しています。 Microsoft® Windows Server® 2008 R2 StandardMicrosoft® Windows Server® 2008 R2 EnterpriseMicrosoft® Windows Server® 2008 Standard、および Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise を総称して、 Windows Server® 2008 と略します。 Microsoft® Windows Server® 2003, Standard EditionMicrosoft® Windows Server® 2003, Enterprise EditionMicrosoft® Windows Server® 2003 R2, Standard Edition、および Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise Edition を総称して、 Windows Server® 2003 と略します。 Windows Vista® Home BasicWindows Vista® Home PremiumWindows Vista® BusinessWindows Vista® Enterprise、および Windows Vista® Ultimate を総称して、 Windows Vista® と略します。 Windows® 7 Home BasicWindows® 7 Home PremiumWindows® 7 ProfessionalWindows® 7 Enterprise、および Windows® 7 Ultimate を総称して、

TeamWARE Office 200X V3.0L10をご利用の場合の …...TeamWARE Office サーバを複数台構成で運用する場合は、すべてのサーバで TeamWARE Office 200X セキュリティオプションのSSL

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TeamWARE Office 200X V3.0L10をご利用の場合の留意事項

2015 年 9 月 14日

富士通株式会社

■はじめに

本書では、以下のように表記しています。

TeamWARE Office 200X V3.0L10を、TeamWARE Officeと表記します。

なお、本文中の"本製品"という記述は、TeamWARE Office 200X V3.0L10を指します。

Windows® Internet Explorer®を Internet Explorerと表記します。

オペレーティングシステム名を以下のように表記しています。

Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard、

Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise、

Microsoft® Windows Server® 2008 Standard、および

Microsoft® Windows Server® 2008 Enterpriseを総称して、

Windows Server® 2008と略します。

Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition、

Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition、

Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Standard Edition、および

Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise Editionを総称して、

Windows Server® 2003と略します。

Windows Vista® Home Basic、

Windows Vista® Home Premium、

Windows Vista® Business、

Windows Vista® Enterprise、および

Windows Vista® Ultimateを総称して、

Windows Vista® と略します。

Windows® 7 Home Basic、

Windows® 7 Home Premium、

Windows® 7 Professional、

Windows® 7 Enterprise、および

Windows® 7 Ultimateを総称して、

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Windows® 7と略します。

上記を総称してWindows®と略します。

Microsoft、Windows、Windows Server、Internet Explorer、ActiveX は、米国

Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

Adobe、Adobe Reader、および Flashは、Adobe Systems Incorporated (アドビ シス

テムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。

Teamwareおよび TeamWAREは、TeamWARE Groupの商標です。

そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または

登録商標です。

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1.TeamWARE Officeクライアントのサポート範囲

TeamWARE Office 200X V3.0L10に添付されている TeamWARE Officeクライアントは、

以下の OSでの利用をサポートします。

ただし、留意事項があります。留意事項につきましては、本書の留意事項をご参照

ください。

本書の留意事項は、緊急修正を適用済の環境を前提に説明しております。

・Windows® 7 SP1 (32bit)

・Windows Vista® SP2 (32bit)

・Windows Server® 2003 SP2 (32bit)

・Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

Windows版においては、緊急修正 T009771WP-01を適用することにより、以下の OSから

の利用をサポートします。

・Windows® 7 SP1 (64bit)

・Windows Vista® SP2 (64bit)

・Windows Server® 2008 R2 SP1

・Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

緊急修正 T009771WP-01については、UpdateSiteより入手してください。

Solaris版で上記 OSの利用をサポートを希望される場合は、富士通サポートデスク

にお問い合わせください。

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なお、OS提供元のサポートが終了した OSでのご利用は、サポート対象外となる場合

があります。サポートが終了した OSで発生する事象につきましては、過去事例に基

づく対応のみとなり、事象を回避する修正提供・回避策の提供は行いません。

2.Webブラウザからご利用の場合

TeamWARE Office 200X V3.0L10は、以下の OS/ブラウザからの利用をサポートしま

す。

ただし、留意事項があります。留意事項につきましては、本書の留意事項をご参照

ください。

・Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 7 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 7 (32bit)

なお、OS提供元のサポートが終了した OS・ブラウザからのご利用は、サポート対象

外となる場合があります。サポートが終了した OS・ブラウザで発生する事象につき

ましては、過去事例に基づく対応のみとなり、事象を回避する修正提供・回避策の

提供は行いません。

3.Webサービスのツールバーをご利用の場合

Webサービスのツールバーの利用にあたっては留意事項があります。留意事項につき

ましては、本書の留意事項をご参照ください。

以下の OS/ブラウザから利用する際は、緊急修正 T002643WP-01(Windows Serverの場

合)、または緊急修正 T002642SP-01(Solarisサーバの場合)を適用し、緊急修正で提

供されるツールバーをインストールすることにより利用可能となります。

緊急修正は、アップデートサイト(ミドルウェア)から入手してください。

・Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

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・Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

・Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 7 (32bit)

・Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 7 (32bit)

なお、OS提供元のサポートが終了した OS・ブラウザからのご利用は、サポート対象

外となる場合があります。サポートが終了した OS・ブラウザで発生する事象につき

ましては、過去事例に基づく対応のみとなり、事象を回避する修正提供・回避策の

提供は行いません。

4. TeamWARE Officeを利用する場合の留意事項

4.1 ビルトイン Administratorの利用について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

ビルトイン Administratorで TeamWARE Notifier、または TeamWARE Officeクライ

アントをインストールすると、正常に動作しません。

[対処方法]

TeamWARE Notifier、または TeamWARE Officeクライアントを利用する場合は、

ビルトイン Administrator以外の管理者ユーザでインストールしてください。

すでに、ビルトイン Administratorでインストールしている場合は、アンインス

トールしてから、ビルトイン Administrator以外の管理者ユーザで再インストール

してください。

以下の OSの初期設定は、ビルトイン Administratorが無効になっています。

- Windows® 7

- Windows Vista®

4.2 TeamWARE Notifier、および TeamWARE Officeクライアントインストール時の警告

画面について

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[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

TeamWARE Notifier、または TeamWARE Officeクライアントのインストーラを実行

した場合に、[ユーザーアカウント制御]のダイアログに以下の警告メッセージが

表示されます。

Windows Vista®、Windows Server® 2008 の場合

「認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求しています」

Windows® 7の場合

「次の不明な発行元からのプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しま

すか?」

[対処方法]

実行したプログラムが TeamWARE Notifier、または TeamWARE Officeクライアント

のインストーラであることを確認した後、以下の操作を実施してください。

Windows Vista®、Windows Server® 2008 の場合

ダイアログの[許可(A)] をクリックしてください。

Windows® 7 の場合

ダイアログの[はい(Y)] をクリックしてください。

4.3 TeamWARE Officeクライアントのインストール先について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

TeamWARE Officeクライアント、または TeamWARE Notifier の新規インストール

以外のインストール(*)では、インストール先を変更しないでください。

インストール先を変更すると、TeamWARE Officeクライアント、または TeamWARE

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Notifier起動時にエラーが発生する等、正常に動作しません。

(*) 新規インストール以外のインストールには、以下のようなインストールがあ

ります。

- 更新インストール (バージョンを変更するインストール)

- 再インストール (同一バージョンの再インストール)

- アンインストールしてから、再度インストール

[対処方法]

新規インストール以外のインストールを行う場合は、インストール先に従来使用

していた場所を指定してください。

4.4 TeamWARE Officeクライアントのインストールエラーについて

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2003 SP2 (32bit)

[留意事項]

16ビットアプリケーションサポートを有効にしない場合、TeamWARE Officeクラ

イアント、およびヘルプページからダウンロードした TeamWARE Notifierをイン

ストールすることができません。

[対処方法]

ローカルグループポリシーエディターを利用して、16ビットアプリケーションを

実行できるように設定する必要があります。設定する方法は以下のとおりです。

1) 管理者としてコマンドプロンプトを実行する。

2) gpedit.msc と入力して、エンターキーを押下します。

3) 左側のペインの[コンピュータの構成]を展開します。

4) 左側のペインの[管理用テンプレート]を展開します。

5) 左側のペインの[Windows コンポーネント]を展開します。

6) 左側のペインの[アプリケーションの互換性]をクリックします。

7) 右側のペインから[16ビットアプリケーションにアクセスできないようにする]

をダブルクリックします。

8) [無効]をクリックし、[OK]をクリックします。

9) ローカルグループポリシーエディターを終了します。

4.5 JIS2004文字について

[対象]

■ Windows®のバージョンに依存しません。サポートするすべての OSが対象で

す。

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[留意事項]

TeamWARE Officeでは、JIS2004の文字に対応していません。JIS2004の文字を利

用すると、意図した文字が表示されない場合があります。

[対処方法]

シフト JISの範囲でご利用ください。

4.6 TeamWARE Office 200X セキュリティオプションについて

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

TeamWARE Office 200X セキュリティオプションの SSL通信を利用した TeamWARE

Officeサーバから、TeamWARE Office 200X セキュリティオプションの SSL通信を

利用していない TeamWARE Officeサーバへ、Cookieを利用したシングルサインオ

ンが利用できません。

TeamWARE Officeサーバが複数台で構成されている場合、Cookieを利用したシン

グルサインオンが利用できないと、TeamWARE Officeサーバ利用中に複数回認証

を要求される場合があります。

[対処方法]

TeamWARE Officeサーバを複数台構成で運用する場合は、すべてのサーバで

TeamWARE Office 200X セキュリティオプションの SSL通信を利用してください。

5. TeamWARE Officeクライアントを利用する場合の留意事項

5.1 ヘルプの利用について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

[留意事項]

ヘルプメニュー、ヘルプボタン、「?」ボタンを使用したすべてのヘルプ機能

が利用できません。

[対処方法]

ヘルプ機能を使用するには、Microsoft社から提供されているWinHlp32.exe が必

要です。Microsoft社のサイトより入手し、インストールしてください。

5.2 状況依存のヘルプについて

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[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

ヘルプを表示したい場所に疑問符ポインター(状況依存のヘルプ)を移動しクリッ

クした場合、「windows.hlpファイルが見つかりません。このファイルを自分で

探しますか?[はい(Y)][いいえ(N)]」というダイアログが表示されることがあり

ます。

[対処方法]

「いいえ(N)」をクリックしてダイアログを閉じてください。このダイアログが

表示された場合は、この項目のヘルプトピックは存在しません。

5.3 ユーザーアカウント制御の設定について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

ユーザーアカウント制御を無効に設定した状態では TeamWARE Notifier、および

TeamWARE Officeクライアントは利用できません。

[対処方法]

TeamWARE Notifier、または TeamWARE Officeクライアントを利用する場合は、ユ

ーザーアカウント制御(既定値は有効)が有効になっていることを確認してからご

利用ください。設定の確認方法は下記の通りです。

Windows Vista® の場合

[スタート]→[コントロールパネル]→[ユーザー アカウント]→[ユーザー ア

カウント]→[ユーザーアカウント制御の有効化または無効化]を選択し、[ユー

ザーアカウント制御(UAC)を使って、コンピュータの保護に役立たせる]のチェ

ックを確認します。

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チェックが入っている場合は、ユーザーアカウント制御が有効です。

Windows® 7 の場合

[スタート]→[コントロールパネル]→[ユーザー アカウントと家族のための安

全設定]→[ユーザー アカウント]→[ユーザー アカウント制御設定の変更]を

選択し、[コンピューターに対する変更の通知を受け取るタイミングの選択]の

スライダーの位置を確認します。スライダーの位置が一番下でなければ、ユー

ザーアカウント制御は有効です。

5.4 画面の表示不備について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

TeamWARE Notifier および、TeamWARE Office クライアントの画面において、

表示文字、ボタン、および枠線が正しく表示されない場合があります。

[対処方法]

ご利用には支障のない範囲の現象です。そのままご利用ください。

なお、Windows Vista®、Windows® 7 をご利用の場合は、以下の方法で回避

することが可能です。

[コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]→[個人設定]を表示し、

[テーマ]から[Windows クラシック]を選択する。

5.5 メインウィンドウとメッセージウィンドウについて

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

TeamWARE Officeクライアントのメインウィンドウ、およびメッセージウィンド

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ウ(*1)が最前面に表示されない場合があります。

(*1)メッセージウィンドウの主なものは以下のとおりです。

- ログイン時に表示される、ログインメッセージ。

- メールボックスサイズの警告メッセージ。

[対処方法]

キー操作([ALT]+[TAB])、またはタスクバーから TeamWARE Office クライアント

のメインウィンドウ、メッセージウィンドウを選択して、前面に表示してくださ

い。

5.6 TeamWARE Calendarのスクロールバーの表示について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

[留意事項]

カレンダー名を表示するウィンドウのスクロ-ルバーの右半分が隠れて表示され

ます。

[対処方法]

ご利用には支障のない範囲の現象です。そのままご利用ください。

なお、以下の方法で回避することが可能です。

コントロールパネルの[個人設定]→[テーマ]で[Windowsクラシック]を選択する。

5.7 TeamWARE Office クライアントと TeamWARE Notifierの起動時の「Windows セキ

ュリティの重要な警告」のメッセージについて

[対象]

■ Windows®のバージョンに依存しません。サポートするすべての OSが対象で

す。

[留意事項]

TeamWARE Office クライアント、または TeamWARE Notifierを起動すると、以下

のような「Windows セキュリティの重要な警告」が表示されることがあります。

「コンピュータを保護するため、このプログラムの機能の一部がWindows ファイ

アウォールでブロックされています。」

または、

「このアプリの機能のいくつかがWindowsファイアウォールでブロックされてい

ます。」

[対処方法]

[ブロックを解除する]、または[アクセスを許可する]をクリックしてください。

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5.8 [ツールバーの設定]ダイアログボックスのボタン表示について

[対象]

■ Windows®のバージョンに依存しません。サポートするすべての OSが対象で

す。

[留意事項]

[ツールバーの設定]ダイアログボックスのボタン選択で、左右に移動するための

スクロールボタンをクリックすると、環境により、ボタンのグラフィックが消え

て白くなる場合があります。

[対処方法]

スクロールボタンをクリックする、または表示されていないボタンをクリックす

ることで、ボタンのグラフィックを表示することができます。

5.9 [所在地]フィールドへの文字入力について

[対象]

■ Windows®のバージョンに依存しません。サポートするすべての OSが対象で

す。

[留意事項]

[ユーザのプロパティ]の[連絡先情報]ページの[所在地]フィールドに全角文字を

入力する場合、フィールドの制限文字数である 180バイトを越えて文字入力でき

ますが、入力文字数が 180バイトを超えるとキーボード操作での文字削除ができ

ません。

[対処方法]

マウス操作で削除する文字を選択後、[BackSpace]キーで削除を行い、180バイ

ト以下にしてください。

なお、180バイトを超えた状態で[OK]ボタンをクリックした場合、180バイトを超

える部分は切り捨てられて、[所在地]フィールドに格納されます。

5.10 メッセージテキストへの Excelデータ貼り付けについて

[対象]

■ Windows®のバージョンに依存しません。サポートするすべての OSが対象で

す。

[留意事項]

[編集]メニューの[形式を選択して貼り付け]を使用し、メッセージテキストに

Excelデータを貼り付けると、カーソル以外の位置に貼り付けられる場合があり

ます。

[対処方法]

貼り付け後に目的の位置に移動させるか、または、添付ファイルとして添付して

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ください。

5.11 メッセージテキストへのショートカットファイルの貼り付けについて

[対象]

■ Windows Server® 2003 SP2 (32bit)

[留意事項]

メッセージテキストに貼り付けたショートカットを開くと、その操作の後に、

TeamWARE Office クライアントが異常終了する場合があります。

[対処方法]

緊急修正 TK00919を適用してください。緊急修正は富士通 SupportDeskへご請求

ください。

5.12 入力フィールドの枠表示について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (32bit)

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

一部の画面において、入力フィールドに枠が表示されない場合があります。

[対処方法]

ご利用には支障のない範囲の現象です。そのままご利用ください。

5.13 [設定を現在Windowsにログインしているユーザ用に記憶する]のチェックボッ

クスについて

[対象]

■ Windows Server® 2003 SP2 (32bit)

[留意事項]

制限ユーザでWindowsにログインし、TeamWARE Officeクライアントを使用する場

合、TeamWARE Officeクライアント ログイン画面の[ログイン設定]の[全般]タブ

内にある[設定を現在Windowsにログインしているユーザ用に記憶する]は自動的

にオンになり、オフに変更することができません。

この動作は TeamWARE Officeクライアントの仕様です。

[対処方法]

[設定を現在Windowsにログインしているユーザ用に記憶する]をオフにして利用

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する場合は、管理者ユーザ(ローカルコンピュータの Administratorsグループに

所属するユーザ)でWindowsにログインしてください。

5.14 添付ファイル取り出し時の、ショートカットフォルダの扱いについて

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

■ Windows Server® 2008 R2 SP1

■ Windows Server® 2008 SP2 (64bit)

[留意事項]

フォルダ選択ダイアログで、フォルダーを示すショートカットファイルを選択し

ても、ショートカットファイルが示す場所に遷移しません。ショートカットファ

イルを選択した場合は、フォルダ選択ダイアログが終了し、添付ファイルの取り

出し先が、ショートカットファイルが格納された場所となります。

詳細は以下のとおりです。

1) メール、カレンダー、フォーラム、ライブラリのいずれかのクライアントを

利用している場合。かつ、

2) 添付ファイル付きのメール、予約、フォーラムメッセージ、ライブラリ文書

などを参照した場合。かつ、

3) 「添付ファイル」メニューから「取り出し」を実行するなど、「添付ファイ

ル」ダイアログを表示した場合。かつ、

4) 「添付ファイル」ダイアログで、2つ以上の添付ファイルを選択した場合。

または、添付ファイルを何も選択しない状態にした場合。かつ、

5) 「名前をつけて保存」の右にある「…」ボタンをクリックした場合。かつ、

6) 表示された一覧からショートカットフォルダーファイルをダブルクリックし

た場合。または、ショートカットフォルダーファイルを選択し、「選択(S)」

を操作した場合。

[対処方法]

以下のいずれかの方法で対処してください。

a)ドラッグ&ドロップ操作を利用する。

添付ファイルをダウンロードする場所をあらかじめエスクプローラで開いてお

き、メール受信画面から添付ファイルをダウンロード先へドラッグ&ドロップ

してください。

b)右クリックの[開く]を利用する。

ショートカットフォルダーファイルを選択し、マウスの右クリックメニューか

ら[開く]を選択してください。

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6. Webブラウザから利用する場合の留意事項

6.1 Microsoft Office ファイルの更新について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能で使用する ActiveXコントロ

ールを利用し、添付ファイル域に登録されたMicrosoft Officeのファイルを開く

と「ファイルにアクセスできません。」、または「DDEトランザクションがエラ

ーしました。」のエラーメッセージが表示され、ファイルが開かない場合があり

ます。

[対処方法]

以下のいずれかの方法で対処してください。

a)保護モードを無効にする。

Internet Explorerのインターネットオプションの設定から、TeamWARE Office

サーバの属するセキュリティゾーンの保護モードを無効にします。

なお、インターネットゾーンで保護モードを無効にすると、「保護モードはイ

ンターネットのゾーンで無効になっています。」と警告表示されるようになり

ます。

b)TeamWARE Officeサーバのセキュリティゾーンを変更する。

保護モードが無効になっているセキュリティゾーンに TeamWARE Officeサーバ

を追加してください。

なお、TeamWARE Officeサーバを複数台で構成している場合は、すべてのサーバ

に対して、保護モードが無効になるようにしてください。

保護モードを無効に設定する方法は以下のとおりです。

1) Internet Explorer の [ツール]メニューから[インターネットオプション]を

選択する。

2) [セキュリティ]タブの[セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択

してください。]にある設定対象のゾーンを選択する。

3) [このゾーンのセキュリティのレベル] にある [保護モードを有効にする

(Internet Explorerの再起動が必要)] のチェックを外す。

設定を変更した場合は、すべての Internet Explorer のウィンドウを閉じてか

ら、再度 Internet Explorerを起動してください。

また、TeamWARE Office サーバと連携(シングルサインオンや画面呼び出しの連

携)する他の製品のサーバが存在する場合は、それら製品のサーバも保護モード

が無効になるように設定してください。

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保護モードが有効のサーバにアクセスしている状態から、保護モードが無効のサ

ーバにアクセスした場合、またはその逆のアクセス(保護モードが無効のサーバ

にアクセスしている状態から、保護モードが有効のサーバにアクセス)した場合

Internet Explorerは、別セッションの画面を起動します。

この結果、認証が引き継がれないなど、連携機能が動作しなくなります。

6.2 Webサービスのヘルプの表示について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Webサービスのヘルプが、新しいウィンドウではなく新しいタブとして開く場合

があります。

[対処方法]

Internet Explorer の [ツール]メニュー - [インターネットオプション] - [全

般]タグ - [タブ] の [設定] ボタン - [ポップアップの発生時] の [常に新し

いウィンドウでポップアップを開く] をチェックすることで従来と同じように新

しいウィンドウで表示することができます。

6.3 印刷用画面について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

メール、スケジュール、タスクの印刷用画面を開くと、ブラウザのメニューバー

が表示されず、印刷できない場合があります。

[対処方法]

以下のいずれかの方法で対処してください。

a) メニューバーを常に表示するようにする。

Internet Explorer の設定で常にメニューバーを表示するように設定してくだ

さい。

Internet Explorer のメニューバーを表示させる場合は、Internet Explorer

のタブが表示されているバーの、タブの表示されていない部分でマウスを右ク

リックし、[メニュー バー]をチェックしてください。」

b) 右クリックの印刷メニューを利用する。

印刷用画面内でマウスを右クリックし、プルダウンメニューから印刷操作をし

てください。

c) Altキーを利用する。

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印刷用画面で、[Alt]キーを押すと、一時的にメニューバーが表示されます。

一時的に表示されたメニューバーから印刷操作を行ってください。

6.4 スケジュール2の区切り線の表示について

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

[留意事項]

スケジュール2において、スケジュール表示上部の日付やカレンダー名称列の縦

の区切り線と、予約を表示するグリッドの縦の区切り線がわずかにずれて表示さ

れる場合があります。

また、予約の右または左の枠をドラッグして複写または予約先を追加する場合、

以下の現象が発生することがあります。

- 右端までドラッグして操作ができないことがあります。

- 左端までドラッグすると「日付の指定に誤りがあります。書式に誤りがある、

または50日以上指定しています。」というメッセージが表示され操作ができ

ないことがあります。

[対処方法]

ご利用には支障のない範囲の現象です。そのままご利用ください。左端あるいは

右端の、日あるいは予約先をドラッグして予約を追加できない場合は、予約の更

新画面を表示し、追加してください。

6.5 Internet Explorer 情報バーの警告について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

ライブラリ文書の[新バージョン登録]を実施した時に、Internet Explorer 情報

バーに「ポップアップはブロックされました。このポップアップまたは追加オプ

ションを表示するにはここをクリックしてください。」というメッセージが表示

され、[新バージョン登録]画面が表示されない場合があります。

[対処方法]

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Internet Explorerの[ツール]メニュー - [インターネットオプション] - [プラ

イバシー]タブ - [ポップアップ ブロック] の [設定]ボタンをクリックし、[ポ

ップアップ ブロックの設定]画面 を開きます。

[ポップアップ ブロックの設定]画面 の「許可するWebサイトのアドレス」に

TeamWARE Office サーバのアドレスを追加してください。

なお、TeamWARE Officeサーバを複数台で構成している場合は、すべてのサーバ

のアドレスを追加してください。

6.6 添付ファイルのクリック時の警告について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

添付ファイルをクリックすると、コンピュータに問題を起こす可能性があるとい

う内容の警告が表示される場合があります。

[対処方法]

警告が表示された場合は、対象のファイルを保存してから、ファイルを操作して

ください。

6.7 フォーラム、ライブラリ、設備予約の一覧表示について

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 8 (32bit)

[留意事項]

TeamWARE Officeサーバの認証が完了している状態からフォーラム、ライブラ

リ、設備予約を開くと、認証前の権限でアクセス可能なデータしか表示されない

場合があります。

具体的な例としては、参照できるはずのフォーラムやライブラリが一覧に表示さ

れない、フォーラムのメッセージ一覧を表示すると未読管理が機能してしない、

などの現象が発生します。

この現象は、認証なしでのアクセスを許可している環境で、Cookieを利用してい

ない場合に発生します。

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[対処方法]

以下のいずれかの方法で回避することができます。

a)Cookieを利用する運用に変更する。

この方法は各クライアント端末から TeamWARE Office サーバを FQDNでアクセス

している場合に利用可能です。

Cookieを利用する運用にする場合は、初期化ファイル(http.ini等)を以下のよ

うに変更し、TeamWARE Office サーバを再起動してください。

- [Security]セクション UseCookieLogin キーの値を 1 に変更

- [Security]セクション CookieDomain キーの値を適切なドメインに変更

指定例)

[Security]

UseCookieLogin = 1

CookieDomain = .subdomain.fujitsu.co.jp

b)必ず認証を必要とする運用に変更する。

この方法を選択した場合は、TeamWARE Officeサーバ内の情報にアクセスする

と、必ず認証が必要となりますので注意してください。

フォーラムメッセージやライブラリ文書、設備予約等を認証せずに参照するこ

とができなくなります。

認証を必須とする運用にする場合は、初期化ファイル(http.ini等)を以下のよ

うに変更し、TeamWARE Office サーバを再起動してください。

- [Security]セクション Everybody キーの値を 0 に変更

指定例)

[Security]

Everybody = 0

c)利用者のクライアントのレジストリを修正(追加)する

利用者のクライアントの以下のレジストリを修正(追加)することで回避できま

す。(このレジストリ変更は Internet Explorerの動作を変更します)

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Internet Explorer¥Main

名前 : TabProcGrowth

種類 : REG_DWORD … DWORD(32bit)値

値 : 1

キー、名前が存在しない場合、新規に追加してください。

上記の変更により、Internet Explorerはセションごとに 1つのプロセスで動作

します。

6.8 ActiveX の表示にともなう Internet Explorer のハングアップについて

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

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■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

[留意事項]

ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能で利用する ActiveXコントロ

ールで以下のどちらかの操作をすると、ActiveX を表示している Internet

Explorer の画面がハングアップ(操作不能)となることがあります。

1) サーバにアップロード済みの添付ファイルを更新(*1)する。

2)[参照]ボタン・[セキュリティ設定]ボタンのどちらかをクリックする。

(*1)メールの転送画面、ライブラリの新バージョン登録画面などで、転送・登録

画面にあらかじめ添付ファイルが添付済であり、その添付ファイルを更新操

作した場合のことを指します。

[対処方法]

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(KB2530548)を該

当端末に適用することで解決します。

更新プログラムの適用前に現象が発生した場合は、タスクマネージャを起動し、

Internet Explorer の画面を強制終了してください。

6.9 スケジュール2の日付セレクタについて

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

[留意事項]

スケジュール2の画面にある日付セレクタ内の年と月が 2行に分かれて表示され

る場合があります。

Internet Explorer のバージョンの違いによる、スタイルシートの解釈の違いの

影響です。

[対処方法]

動作には影響ありません。そのままご利用ください。

6.10 一つの端末から複数 IDでログインする場合について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

同時に複数のユーザ IDでログインして利用することはできません。

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TeamWARE Officeのブラウザのウィンドウおよびタブを終了しないで、別のユー

ザ IDでログインすると TeamWARE Officeの画面の一部が正しく更新されないなど

の現象が発生する場合があります。

[対処方法]

複数のユーザ IDを切り替えて利用する場合には、別のユーザ IDでログインする前

に、ブラウザのすべてのウィンドウおよびタブを終了してください。

6.11 mht形式の添付ファイルの参照について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

メールやライブラリなどに添付されたmht形式のファイルを開こうとすると「ペ

ージを表示できません」というメッセージが表示され、ファイルを開けない場合

があります。

[対処方法]

添付ファイルのリンクでマウスの右クリックをし、「対象をファイルに保存」を

選択してファイル保存してください。保存したファイルを開く場合には現象は発

生しません。

6.12 ActiveXコントロールのダウンロードとインストールについて

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能で利用する ActiveXコントロ

ールを使用している環境において、本製品の ActiveXコントロールのローカルイ

ンストールを行っていない環境では、初回使用時に ActiveXコントロールのダウ

ンロードとインストールが実行されます。

この場合、インストールが完了しないうちに、ActiveXコントロールが含まれる

画面内で何らかの操作(例えばメールの新規作成画面にある宛先の検索アイコン

をクリック)をすると、スクリプトエラーが発生する、または、ActiveXコント

ロールのダウンロードやインストールが停止する場合があります。

また、ご利用されている環境によっては、コンピュータの再起動が必要となりま

す。この場合、コンピュータの再起動を要求するウィンドウが他のウィンドウの

下に表示され、画面上で見えない場合がありますのでご注意ください。

[対処方法]

”Downloading ActiveX Control”の表示が消えてインストールが完了するま

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で、ActiveXコントロールが含まれる画面内で操作をしないでください。

6.13 メールダウンロード時のファイル名について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

メールを eml形式でダウンロードして保存すると、ファイル名に含まれる半角空

白文字が、アンダーバーに置き換えられる場合があります。

[対処方法]

ファイルをダウンロードして保存する際に、ファイル名を変名してください。

6.14 ブラウザのフレーム名について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

個人ブックマークに指定したURLのページの内容により、ブラウザのフレームの

名前が変更される場合があります。フレームの名前が変更されると、その後の操

作で TeamWARE Officeの画面が別のウィンドウに表示される場合があります。

[対処方法]

すべてのブラウザのウィンドウを閉じて、再度ブラウザを起動してください。

個人ブックマークの表示先を”新しいウィンドウ”に変更することで現象を回避

することができます。

6.15 最大メールボックスサイズの警告表示について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

ユーザアカウント作成後にメールサービスの最大メールボックスサイズを変更す

ると、ユーザのメールボックスのサイズがメールサービスのメールボックスの最

大サイズの 80%を超えても、警告のメッセージが表示されません。

メールボックスサイズが 100%に達した場合は警告が表示されます。

[対処方法]

ユーザアカウントの変更操作で、個人ごとにメールボックスのサイズを変更して

ください。

複数のユーザアカウントに対して一括して操作する場合は、Directoryユーティ

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リティを利用してください。

6.16 Microsoft Office 製品の添付ファイルの参照について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Microsoft Office 製品の添付ファイルが直接開けない場合があります。

[対処方法]

ダウンロードした添付ファイルを直接開かずに、保存してから開くことで問題を

回避できます。

6.17 マルチサイト構成の在席状況サービスについて

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

他サイトのサービスを利用できないユーザ(注 1)が在席状況サービスの[表示す

るメンバーの変更]で、他サイトのユーザのみを登録した(注 2)場合、「このア

クセスは、許可されていません。」と表示され、在席状況サービスを利用するこ

とができなくなります。

注 1) 以下のいずれかの場合、該当ユーザは他サイトのサービスを使用できませ

ん。

- 対象の他サイトに対して、サイト間アクセス権限を有効にしていない場

合。

- 該当ユーザに対して「他サイトのサービスを使用」権限を付与していな

い場合。

注 2) 資源移動ユーティリティ、組織再編成ユーティリティ、ディレクトリユー

ティリティを利用して管理者がディレクトリ情報を変更した場合、該当ユ

ーザが意図しない間に、私用グループ[FavoriteMembers]のエントリが、す

べて他サイトのエントリになる場合があります。

[対処方法]

以下のどちらかの方法を実施することにより、在席状況サービスを利用すること

が可能になります。

- TeamWARE Office管理者が当該ユーザに対して、他サイトのサービスを使用で

きる権限を付与する。

- 当該ユーザの個人アドレス帳の私用グループ[FavoriteMembers]に、自サイト

のエントリ(ユーザ、グループ、または設備カレンダー)を追加する。

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6.18 グループへのメンバー追加について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

グループにメンバーを追加しようとするとメッセージが表示され、メンバーを追

加できない場合があります。条件は以下のとおりです。

1) WebサービスまたはWeb拡張機能を使用してグループまたは私用グループを作

成・更新し、メンバーを 650人以上登録する。かつ、

2) Webサービス、Web拡張機能、または TeamWARE Directoryを利用して、上記グ

ループへ更にメンバーを追加しようとした場合。

なお、エラーの発生するメンバー数は様々な条件によって変動し、650人を超え

ても正常に追加できる場合があります。

エラーメッセージの例は以下のとおりです。

・ グループのメンバーに他サイトのエントリを含んでいない場合

- TeamWARE Directory クライアント

”アプリケーションエラーが発生しました。(1,45). サーバでエラーが発

生しました”

- Webサービス Web拡張機能

”グループの変更に失敗しました。”

・ グループのメンバーに他サイトのエントリを含んでいる場合

- TeamWARE Directory クライアント

”要求されたオブジェクトが見つかりません。(24,4)”

- Webサービス Web拡張機能

”データ(文書・メッセージなど)が見つかりませんでした。 指定された

URLはこのサーバ内には存在しません。”

[対処方法]

以下の操作を実施することで、グループにメンバーを追加することが可能です。

1) グループに登録したメンバーの一部を削除して、650人より少なくします。

2) 上記でメンバーから削除したユーザと、当初追加しようとしていたユーザを

一緒に追加します。

なお、グループには最大で 750エントリまでしか追加できません。この動作は、

TeamWARE Officeサーバの仕様です。

6.19 監査イベントログについて

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

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サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Webサービスの監査イベントログにおいて、Message eventsグループのイベント

の ParentIDフィールド、および Subjectフィールドが出力されない場合がありま

す。

本件はWebサービスの制限事項です。

[対処方法]

ありません。

6.20 添付ファイル保存時のファイル名について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

添付ファイルをダウンロードすると、本来のファイル名と違うファイル名が表示

される場合があります。

現象 1:ファイル名の長さが 17文字を超えていると、ファイル名の一部が省略さ

れたり、ファイル名の一部が文字コード(%xx)に変換されたりする場合が

あります。

また、拡張子の無いファイルについては、ファイル名の長さにかかわら

ずファイル名の一部が文字コード(%xx)に変換される場合があります。

現象 2:スケジュールの予約、フォーラムのメッセージまたはライブラリの文書

に添付されているファイルの拡張子が .exe .dll .cgi である場合、そ

のファイルをダウンロードして保存すると、拡張子が欠落することがあ

ります。

[対処方法]

添付ファイルをマウスで右クリックし、表示されるメニューから[対象をファイ

ルに保存]を選択し、ファイル名や拡張子をキーボードから入力してください。

または、Webサービスの初期化ファイルにある [HTTPHeader]セクションの

[UseAttachmentHeader]キーを ”1” に設定し、TeamWARE Office サーバを再起

動してください。

[UseAttachmentHeader]キーについては、”TeamWARE Office 200X V3.0L10 管理

者ガイド”の「12.3.14 [HTTPHeader]セクション」の[UseAttachmentHeader]キ

ーを参照してください。

6.21 「戻る」ボタンによる画面表示異常について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

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サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

メール作成時の宛先検索画面、タスク作業依頼作成時の担当者検索画面で、宛先

を選択し、プロパティ表示した場合にエラーが発生すると、ポップアップウィン

ドウにエラーメッセージを表示します。このポップアップウィンドウ内の[戻る]

ボタンをクリックした場合、真っ白な画面に遷移します。

[対処方法]

真っ白な画面のタイトルバーの横にある×ボタンをクリックしてポップアップウ

ィンドウを閉じてください。

6.22 ActiveXコントロールの更新ダウンロードについて

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

[留意事項]

旧版から移行した場合において、メール送信画面や文書登録画面を表示したとき

に、新しい ActiveXコントロールがダウンロードされないことがあります。

ActiveXコントロールをダウンロードしてインストールする運用に影響がありま

す。

ActiveXコントロールをローカルインストーラを用いてインストールする運用に

は影響ありません。

[対処方法]

Internet Explorer のインターネット一時ファイルの設定を変更することで回避

することができます。なお、ActiveXコントロールのダウンロードとインストー

ルが完了したら設定を元に戻してください。設定の変更方法は以下のとおりで

す。

1) インターネットオプションの[全般]タブを開きます。

2) 「閲覧の履歴」カテゴリの[設定]をクリックします。

3) 「インターネット一時ファイル」カテゴリの「保存しているページの新しい

バージョンがあるかどうかの確認」の選択肢から、[Webサイトを表示するた

びに確認する]を選択し、[OK]をクリックします。

4) メール送信画面や文書登録画面を表示し、ActiveXコントロールのダウンロー

ドを行います。

5) インターネットオプションの[全般]タブを開きます。

6) 「閲覧の履歴」カテゴリの[設定]をクリックします。

7) 「インターネット一時ファイル」カテゴリの「保存しているページの新しい

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バージョンがあるかどうかの確認」の選択肢から、[自動的に確認する]を選

択し、[OK]をクリックします。

6.23 添付ファイルのダウンロード時のメッセージについて

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (32bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

[留意事項]

添付ファイルのダウンロード時に、以下のようなメッセージが表示されることが

あります。

1) 「○○○○ は移動または削除された可能性があります。」

2) 「△△△△○○○○ が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確

認してから、やり直してください。」

※ ○○○○ はダウンロードしようとした添付ファイル名です。

※ △△△△ は Internet Explorer のインターネット一時ファイルの格納フォ

ルダ名です。

[対処方法]

1)のメッセージが表示された場合は、[キャンセル]をクリックしてください。

2)のメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックしてください。

その後、再度ファイルをダウンロードしてください。

6.24 ActiveXコントロールセットアップ時の警告画面について

[対象]

■ Windows® 7 SP1 (32bit)

■ Windows® 7 SP1 (64bit)

■ Windows Vista® SP2 (32bit)

■ Windows Vista® SP2 (64bit)

[留意事項]

TeamWARE Office 用 ActiveXコントロールのインストーラの実行時(setupax.exe

を実行した場合)、または TeamWARE Office 用 ActiveXコントロールのサイレント

インストーラの実行時(silent¥setupax.exeを実行した場合)に[ユーザーアカウ

ント制御]のダイアログに以下のメッセージが表示されます。

Windows Vista®: 「認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセス

を要求しています」

Windows® 7: 「次の不明な発行元からのプログラムにこのコンピューター

への変更を許可しますか?」

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[対処方法]

Windows Vista®: ダイアログの[許可(A)] をクリックしてください。

Windows® 7: ダイアログの[はい(Y)] をクリックしてください。

6.25 TeamWARE OfficeサーバのWebサービス設定後について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Adminメニューおよび TeamWARE ADMINからWebサービスの設定を変更しても、Web

サービスに反映されません。

[対処方法]

Adminメニューおよび TeamWARE ADMINからWebサービスの設定を変更した場合、設

定を変更したWebサービスのあるコンピュータ上で TeamWARE Officeサーバを再起

動してください。

6.26 トップページを表示した場合の JavaScriptのエラーについて

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

以下の条件の場合、JavaScriptのエラーが発生する場合があります。

1) TeamWARE Officeサーバにログインしたユーザに、カレンダーサービスの利用

権限が与えられている場合。かつ、

2) 上記ユーザが TeamWARE Officeサーバを利用中に、システム管理者がカレンダ

ーサービスの利用権限を削除した場合。かつ、

3) 上記ユーザがトップページを表示させようとした場合。

JavaScriptのエラーが発生すると、Internet Explorer のステータスバーに黄色

いアイコンと「実行しましたが、ページでエラーが発生しました」とメッセージ

が表示されます。

「インターネットオプション」の「詳細設定」において「スクリプトエラーごと

に通知を表示する」がチェックされている場合はポップアップダイアログが表示

され「このWebページのエラーにより、正しく機能しない場合があります」とメッ

セージが表示されます。

ステータスバーやメッセージの表示の動作は Internet Explorer のバージョンに

よって異なります。

[対処方法]

該当ユーザがログインしている端末のブラウザをすべて終了し、20分以上経過し

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てから再度ログインしてください。

または、TeamWARE Officeサーバを再起動してください。

6.27 Interstage Interaction Managerまたは Interstage Portalworksの標準ブリック

を使用する場合について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

標準ブリックを使用して TeamWARE OfficeのWebサービスを利用する場合は、

TeamWARE OfficeのWebサービスの ActiveXコントロールを利用できません。

[対処方法]

TeamWARE Officeシステム全体で ActiveXコントロールを使用しない設定にしてく

ださい。ActiveXコントロールを利用しない設定にするためには、”TeamWARE

Office 200X V3.0L10 管理者ガイド”の”12.3.5[Document]セクション”を参照

してください。

6.28 Interstage Interaction Managerまたは Interstage Portalworksの拡張ブリック

内のスケジュール画面表示について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

拡張ブリックを使用して TeamWARE OfficeのWebサービスを利用する場合、別ウィ

ンドウに表示された TeamWARE Officeの画面からスケジュールを表示させると拡

張ブリック内にスケジュールが表示されず、別ウィンドウで表示されます。

また、[他のスケジュール(ユーザ検索)]、[他のスケジュール(アドレス帳)]を利

用して表示するスケジュールを切り換えた場合も同様の現象が発生します。

[対処方法]

ありません。別ウィンドウに表示されたスケジュール画面を操作してください。

6.29 64ビット OSにおける Internet Explorer のハングアップについて

[対象]

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows Vista® (64bit) SP2 + Internet Explorer 9 (32bit)

[留意事項]

64ビット OSの Internet Explorer (32ビット)を利用して、以下の操作を行うと、

Internet Explorerがハングアップします。

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(マウスやキーの入力に反応しない状態となります)

1) メール作成やライブラリ文書の新規登録などの、ドラッグ&ドロップによる

添付ファイルの追加機能で利用する ActiveXコントロールを使用する画面を表

示する。

2) [参照]ボタンをクリックして、[ファイルの選択]ダイアログを表示する。

3) 「ファイルの選択」ダイアログで、「開く」ボタン または 「キャンセル」

ボタンまたは「×」ボタンをクリックするなどして、ダイアログを閉じる。

[対処方法]

緊急修正 T004490WP-03(Windows版)、または緊急修正 T004491SP-03(Solaris版)を

適用し、利用者の各端末に ActiveXコントロールの配布を行ってください。

配布方法は T004490WP-03、または T004491SP-03の修正情報ファイルをご参照くだ

さい。緊急修正はアップデートサイト(ミドルウェア)から入手してください。

現象が発生した場合は、以下手順で回避可能です。

1) 現象が発生している状態で、[F7]キーを押下する。

2) 表示された「カーソルブラウズ」ダイアログの[いいえ]をクリックする。

緊急修正を適用せずに現象を回避するためには、ActiveXコントロールを利用し

ない設定にする必要があります。ActiveXコントロールを利用しない設定方法に

ついては”TeamWARE Office 200X V3.0L10 管理者ガイド”の「12.1.4 Web サー

ビス利用時の留意事項」にある、”ActiveX 利用不可環境における留意事項”を

参照してください

6.30 Webサービスのツールバーと Internet Explorer の異常終了について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

以下の条件のとき、Internet Explorer が異常終了します。

1) Webサービスのツールバーをインストールしようした場合。または

2) Webサービスのツールバーを利用しようとした場合。

[対処方法]

緊急修正 T002643WP-01 (Windows Serverの場合)または、緊急修正 T002642SP-01

(Solarisサーバの場合)を適用し、緊急修正で提供されるツールバーをインスト

ールすることにより利用可能となります。

緊急修正は、アップデートサイト(ミドルウェア)から入手してください。

6.31 Webサービスのツールバーインストール時の画面表示について

[対象]

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

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■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 9 (32bit)

■ Windows® 7 (32bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

■ Windows® 7 (64bit) SP1 + Internet Explorer 8 (32bit)

[留意事項]

Webサービスのツールバーのインストール時、インストーラの画面がブラウザの

裏側に表示されます。

[対処方法]

タスクバーから TeamWARE Office Toolbar - InstallShield Wizard を選択して

前面に表示してください。

6.32 Webサービスのツールバーを利用した場合の動作について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Webサービスのツールバーを利用した場合、メール着信やフォーラム最新の状態

が更新されない、またはメール作成や予約作成で認証操作を行っても再び認証が

求められる場合があります。

[対処方法]

以下のいずれかの方法で対処してください。

a)保護モードを無効にする。

Internet Explorerのインターネットオプションの設定から、TeamWARE Office

サーバの属するセキュリティゾーンの保護モードを無効にします。

なお、インターネットゾーンで保護モードを無効にすると、「保護モードはイ

ンターネットのゾーンで無効になっています。」と警告表示されるようになり

ます。

b)TeamWARE Officeサーバのセキュリティゾーンを変更する。

保護モードが無効になっているセキュリティゾーンに TeamWARE Officeサーバ

を追加してください。

なお、TeamWARE Officeサーバを複数台で構成している場合は、すべてのサーバ

に対して、保護モードが無効になるようにしてください。

保護モードを無効に設定する方法は以下のとおりです。

1) Internet Explorer の [ツール]メニューから[インターネットオプション]を

選択する。

2) [セキュリティ]タブの[セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択

してください。]にある設定対象のゾーンを選択する。

3) [このゾーンのセキュリティのレベル] にある [保護モードを有効にする

(Internet Explorerの再起動が必要)] のチェックを外す。

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設定を変更した場合は、すべての Internet Explorer のウィンドウを閉じてか

ら、再度 Internet Explorerを起動してください。

また、TeamWARE Office サーバと連携(シングルサインオンや画面呼び出しの連

携)する他の製品のサーバが存在する場合は、それら製品のサーバも保護モード

が無効になるように設定してください。

保護モードが有効のサーバにアクセスしている状態から、保護モードが無効のサ

ーバにアクセスした場合、またはその逆のアクセス(保護モードが無効のサーバ

にアクセスしている状態から、保護モードが有効のサーバにアクセス)した場合

Internet Explorerは、別セッションの画面を起動します。

この結果、認証が引き継がれないなど、連携機能が動作しない場合があります。

7. Adminメニューの留意事項

7.1 Adminメニューの利用環境について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

Adminメニューは、日本語画面のみ利用可能です。

英語やその他の言語用の画面はありません。

[対処方法]

ブラウザの言語種別を [ja] に設定してご利用ください。

7.2 ユーザテンプレート、ユーザアカウントの作成・変更について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

インターネットベースアドレスを定義していない環境の場合、ユーザテンプレー

ト、およびユーザアカウントの作成、変更をすることができません。

[対処方法]

TeamWARE Officeサーバにメッセージルータをインストールし、インターネット

ベースアドレスを定義してください。

7.3 ユーザアカウント作成時の画面入力について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

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[留意事項]

ユーザアカウントをエキスパートモードで作成しようとしたときに、必須項目の

入力漏れなどのエラーが発生すると、画面上で入力した情報が失われる場合があ

ります。

[対処方法]

再度入力してください。

7.4 電話番号、および FAX番号の削除について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

以下の種類のエントリのプロパティにある電話番号、および FAX番号のすべてを

削除することはできません。

- ユーザテンプレート

- ユーザアカウント

- 外部エントリ

- 階層化組織

[対処方法]

TeamWARE Directoryを利用して削除してください。

7.5 スレッドモニタのプロセス ID表示について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

スレッドモニタで、プロセス IDが表示されない場合があります。

[対処方法]

TeamWARE Admin、または[to status -l]コマンドをご利用ください。

7.6 サイト間アクセスの設定変更について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

サイト間アクセスの設定を変更すると、変更したサイトを再起動するまで変更内

容が反映されません。

[対処方法]

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設定を変更したサイトのすべての TeamWARE Officeサーバを再起動してください。

または、TeamWARE Adminを利用して設定を変更してください。

7.7 SMTPレスポンダのポート番号の表示について

[対象]

■ Windows®のバージョン、Internet Explorerのバージョンに依存しません。

サポートするすべての OS、Internet Explorerが対象です。

[留意事項]

TeamWARE Officeサーバをセットアップしてから、一度も SMTPレスポンダのポー

ト番号を変更していないと、MIMEゲートウェイの全般ページにある SMTPレスポン

ダのポート番号が 0 と表示されます。

この状態の場合、TeamWARE Office サーバプログラムは SMTPレスポンダのポート

番号を 25番として動作します。この状態において、0 のまま更新アイコンをクリ

ックしても 0番にはならず、25番のまま動作します。

[対処方法]

ポート番号を 25 と表示させる場合は 25 と入力して、更新アイコンをクリック

してください。

2015/09/14版