SMC100 PCアプリケーション操作説明書 - Fujitsu...1）受信ファイル設定の前に、Cドライブに“teampad”というフォルダを作成してください。

　　　　　　ＳＭＣ100　

ＰＣアプリケーション

操作説明書

　　　第一版　平成１５年　４月　１日

富士通フロンテック株式会社

Copyright © 2003 富士通フロンテック株式会社 All rights reserved.

■　はじめに

　　　本説明書には、SMC100とパソコンとの連携方法を正しくお使いいただくための情報が記載されてい

ます｡

　　　SMC100をご使用になる際に、本説明書を読むことでご理解いただき､お間違えのないようご利用下さい。

【参考文献】

　　１．ＳＭＣ１００操作説明書

２．ＴｅａｍＰａｄ１００接続ユーティリティソフトウェア説明書

３．ＴｅａｍＰａｄ１００接続ユーティリティヘルプ

Microsoft、Windows NT、Windows、Microsoft Excel 97、Microsoft Excel 2000は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

輸出する際の注意事項

本説明書には､”外国為替及び外国貿易法”に基づく特定技術が含まれています｡したがって､本説明書また

は一部を輸出する場合には、同法に基づく許可が必要とされています。


■　本アプリケーションは以下の条件で動作します。

　　　　【動作OS】

- Microsoft(R) Windows(R) 98

　　　　　　　（Internet Explorer 5.01 以上を推奨）

- Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation Version 4.0（Service Pack 3 以上）

　　　　　　　　（Internet Explorer 4.01 Service Pack 1 以上が必要。Internet Explorer 5.01 以上を推奨）

- Microsoft(R) Windows 2000 Professional

　　　　【動作Office環境】

- Microsoft(R) Excel 97

- Microsoft(R) Excel 2000

　　　　【コンピュータ本体】

- 使用するMicrosoftのOS,Officeの動作環境条件を満たしていること

　　　　【ディスプレイ】

- VGA 以上の高解像度ディスプレイ（800 ×600、High Color 以上を推奨）

　　　　【メモリ】

- 使用するMicrosoftのOS,Officeの動作環境条件を満たしていること

　　　　【ハードディスク】

- 使用するMicrosoftのOS,Officeの動作領域とは別に５ＭＢ以上の領域を必要とします。

【動作環境：地域の設定について】

-　　ご使用のパソコンのコントロールパネル設定から地域のオプション(プロパティ)が

“日本語”になっていることを確認して下さい。本アプリケーションは日本語環境を

想定して設計されています。

なおこの設定の確認または変更についての詳細はご利用のOSのマニュアルを参照してください。

　　　　◎登録件数：各業務の大登録件数を『設定ﾌｧｲﾙﾒﾝﾃﾅﾝｽ』より指定出来ます。

　　　　　　１００～２５００件

　　　　◎商品マスタ登録：大件数値は固定となっています。

　　　　　　大２０００件

　　　　◎バーコードの種類と格納桁数

　　　　　１）１３桁固定：JAN8/13,UPC/A･E,ITF-14/16

　　　　　２）１～１３桁：NW7

　　　　　３）１～１３桁：CODE-39

　　　　　４）１～１３桁：CODE-128

　　　　　　※２～４）の桁数は設定によります。


- 目次 -

１．通信機能（接続ユーティリティ）について

　　　１．１　接続ユーティリティとは　……………………………………………………　１

１．２　接続ユーティリティのインストール ………………………………………　１

　　　１．３　接続ユーティリティの起動　…………………………………………………　１

　　　１．４　各設定ファイルについて ……………………………………………………　２

　　　１．５　受信ファイルの設定と受信処理 …………………………………………… ３

１．６　送信ファイルの設定と送信処理 …………………………………………… ５

２．設定ファイルメンテナンスについて

　　　２．１　設定ファイルメンテナンス機能とは　　…………………………………… ７

　　　２．２　設定ファイルメンテナンスの流れ ………………………………　７

　　　２．３　設定ファイルメンテナンスのインストール ……………………………　９

２．４設定ファイルメンテナンスの起動 ……………………………………… ９

２．５設定ファイルメンテナンスの入力 ……………………………………… 11

２．６エラーメッセージ ………………………………………………… 13

２．７注意事項 ……………………………………………………………… 14

３．商品マスタについて

　　　３．１　商品マスタとは …………………………………………………………… 15

　　　３．２　商品マスタの作成について ……………………………………………… 16

1 Copyright © 2003 富士通フロンテック株式会社 All rights reserved.

１．通信機能（接続ユーティリティ）について

１.1 接続ユーティリティとは

「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」は、SMC100とパソコンとの通信をサポートするソフトです。

「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」は以下の目的に使用します。

・パソコンからSMC100へデータを送信するとき

（商品マスタ・設定ファイル）

・ SMC100内のデータをパソコンへ送信するとき

（検品データ・発注データ・棚卸データ）

※ 接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨの機能、設定の詳細については、「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」ヘルプをご覧ください。

１.２接続ユーティリティのインストール

「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」を起動する前に、パソコンに「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」、

をインストールする必要があります。

※ 詳しくは「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」ソフトウェア説明書をご覧ください

１.３接続ユーティリティの起動

(1) F5bjtp1u.exeを選択するか、ショートカットをダブルクリックして「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」

を起動します。

(2)「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」の初期画面が立ち上がります。

この画面より、設定を行うことで、SMC100との通信が可能となります。

［接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ画面］

通信履歴の全削除

　（初期化の実行）

通信結果表示域

接続の中断

メッセージ表示域

接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨの終了


１.４各設定ファイルについて

「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」の動作は各設定ファイルの内容に従います。

　各設定ファイルは、テキストエディタなどで作成・修正が可能です。

※ 　設定の詳細については、「TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ」ヘルプをご覧ください。

○ 動作環境設定ファイル

(1) ファイル名：『Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｌ．ＩＮＩ』（格納場所は、接続ユーティリティをインストールしたディレクトリです。）

　(2) 通信を行うポートを設定します。

○ 送信用設定ファイル

(1) ファイル名：『Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｌ．ＳＤ』（格納場所は、接続ユーティリティをインストールしたディレクトリです。）

(2) パソコンからSMC100へ送信するための情報の設定を行います。

　　　　識別名、送信ファイル名を設定します。

○ 受信用設定ファイル

(1) ファイル名：『Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｌ．ＲＶ』（格納場所は、接続ユーティリティをインストールしたディレクトリです。）

(2) SMC100からパソコンへ受信するための情報の設定を行います。

　　　　識別名、格納方法、受信ファイル名を設定します。

○ 履歴管理 (1) ファイル名：『Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｕ．ＤＡＴ』

（格納場所は、接続ユーティリティをインストールしたディレクトリです。）

　(2) TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨは、SMC100との通信情報をそのつど記録します。

その通信記録は、「履歴ファイル」としてディスク上に保存されます。

メインウィンドウには最新の通信記録が表示され、最大500件表示・記録されます。

　　　（『通信履歴初期化』ボタンにて、履歴ファイルを削除して履歴情報はクリアされます。）


１．５受信ファイルの設定と受信処理

（１）受信ファイルの設定

受信ファイルの設定はパソコンにSMC100からデータを受信するための情報の設定を行います。

検品ファイル、発注ファイル、棚卸ファイルを受信出来るように設定を行います。

１）受信ファイル設定の前に、Ｃドライブに“teampad”というフォルダを作成してください。

受信データはこのフォルダに作成されます。

２）受信用設定ファイル（Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｌ．ＲＶ）の編集を行います。

以下の設定を行います。

　　　　　・１行目：検品処理データの設定

　　　　　　　　　　識別名『KNPFILE』、格納方式『I：上書き』、受信ﾌｧｲﾙ名『c:¥teampad¥knpfile.csv』　　　　　・２行目：棚卸処理データの設定

　　　　　　　　　　　識別名『TNAFILE』、格納方式『I：上書き』、受信ﾌｧｲﾙ名『c:¥teampad¥tnafile.csv』　　　　　・３行目：発注処理データの設定

　　　　　　　　　　　識別名『HCYFILE』、格納方式『I：上書き』、受信ﾌｧｲﾙ名『c:¥teampad¥hcyfile.csv』

　　　※データ内容について

　　　　・識別名（７バイト：固定）

　　　　　　英数字７桁で設定します。

　　　　・格納方式（１バイト：固定）

　　　　　　受信ファイルの格納方式を設定します。

　　　　　　→　A：受信データを既存ファイルに追加します。

　　　　　　→　I ：受信データを既存ファイルに上書きします。

　　　　・受信ファイル名（最大６３バイト）

　　　　　　受信ファイル名をドライブ名から６３バイト以内で設定します。

　　　　　　また、受信ファイル名の最後には、改行（ＣＲ＋ＬＦ）を設定します。

KNPFILEIc:¥teampad¥knpfile.csvTNAFILEIc:¥teampad¥tnafile.csvHCYFILEIc:¥teampad¥hcyfile.csv


（２）データ受信処理

SMC100を通信アダプタにセットして、パソコンよりデータ受信処理を行います。

※ SMC100からの送信処理については「SMC100 操作説明書」をご覧ください。

・受信結果が『TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ』の通信結果表示域に表示されます。

・検品データの受信を行ったら、c:¥teampad¥knpfile.csv が作成／更新されます。

・発注データの受信を行ったら、c:¥teampad¥hcyfile.csv が作成／更新されます。

・棚卸データの受信を行ったら、c:¥teampad¥tnafile.csv が作成／更新されます。

Point 通信結果表示域に表示される項目について

１）処理：SMC100からの要求により行った処理が表示されます。

表示＝ＲＶ意味＝パソコンがデータを受信しました。

２）ファイル名：データの受信時に処理されたファイルです。

３）レコード件数：データの受信時に処理されたデータとファイルの情報です。

例えば．．．．100のような表示では、100は処理されたレコード数を示してします。

４）結果　　　：通信結果を示すコードです。

５）開始時間　：通信を開始した日付と通信を開始した時刻です。

６）終了時刻　：通信を終了した時刻です



１．６送信ファイルの設定と送信処理

（１）送信ファイルの設定

送信ファイルの設定では、パソコンからSMC100に設定ファイル、商品マスタを送信出来るように設定

を行います。

１）送信ファイル設定の前に、Ｃドライブに“teampad”というフォルダを作成してください。

送信データはこのフォルダに作成されます。

２）送信用設定ファイル（Ｆ５ＢＪＴＰ１Ｌ．ＳＤ）の編集を行います。

以下の設定を行います。

　　　　　・１行目：設定ファイルの設定

　　　　　　　　　　識別名『SETFILE』、リザーブ、送信ﾌｧｲﾙ名『c:¥teampad¥setfile.dat』　　　　　・２行目：商品マスタの設定

　　　　　　　　　　　識別名『SHOMAST』、リザーブ、送信ﾌｧｲﾙ名『c:¥teampad¥shomas.dat』

　　　※データ内容について

　　　　・識別名（７バイト：固定）

　　　　　　英数字７桁で設定します。

　　　　・リザーブ（１バイト：固定）

　　　　　　空白を１バイト設定します。

　　　　・送信ファイル名（最大６３バイト）

　　　　　　送信ファイル名をドライブ名から６３バイト以内で設定します。

　　　　　　また、送信ファイル名の最後には、改行（ＣＲ＋ＬＦ）を設定します。

SETFILE c:¥teampad¥setfile.datSHOMAST c:¥teampad¥shomas.dat


（２）データ送信処理

SMC100を通信アダプタにセットして、パソコンよりデータ送信処理を行います。

※ SMC100からの送信処理については「SMC100 操作説明書」をご覧ください。

・送信結果が『TeamPad100接続ﾕｰﾃｨﾘﾃｨ』の通信結果表示域に表示されます。

Point 通信結果表示域に表示される項目について

１）処理　：SMC100からの要求により行った処理が表示されます。

表示＝ＳＤ意味＝パソコンがデータを送信しました。

２）ファイル名　：データの送信時に処理されたファイルです。

３）レコード件数：データの送信時に処理されたデータとファイルの情報です。

例えば．．．．100のような表示では、100は処理されたレコード数を示してします。

４）結果　　　　：通信結果を示すコードです。

５）開始時間　　：通信を開始した日付と通信を開始した時刻です。

６）終了時刻　　：通信を終了した時刻です


２. 設定ファイルメンテナンスについて

２．１設定ファイルメンテナンス機能とは

「設定ファイルメンテナンス機能」を使って、SMC100の基本ソフトで使用する入力項目や入力値をパソコンで設定することが出来ます。

２．２設定ファイルメンテナンスの流れ

１．「設定ファイルメンテナンス」を起動します。

２．各項目を設定します。

３．「更新」ボタンを押して設定ファイルを作成します。

４．「設定ファイルメンテナンス」を終了します。

５．設定ファイルをSMC100に送信します。

６． SMC100で動作確認を行います。

7


○ 設定ファイルメンテナンスの入力例と SMC100の画面

検品入力

伝票番号：１２３４５６

伝票日付：２０００１０２５

商品区分：１

取引先：１２３４５

検

検品入力１件

伝票番号：１２３４５６

CD：１２３４５６７８９０１２３

商品マスタにありません

単価：１２３４５．１２

数量：１２３４５

使用者ＩＤ入力

ＩＤ：１２３４５６

検使面

品情報入力画面

Copyright ©

品入力画面

8

2003 富士通フロンテック株式会社

用者ＩＤ入力画

All rights reserved.

２．３設定ファイルメンテナンスのインストール

○ 設定ファイルメンテナンスを行う前に、ファイルやEXCEL シートをパソコンにコピーします。

ホームページからダウンロードした圧縮データ（h-dat-01.exe）を解凍し、格納ファイルを展開します。その中から・設定800x600.xls ・setorg.dat ・msgorg.dat

・Setfile.dat の４つのファイルをＣドライブの teampadフォルダ（c:¥teampad）にコピーします。

２．４設定ファイルメンテナンスの起動

（１）エクスプローラーから「c:¥teampad¥設定800x600.xls」をダブルクリックして起動します。（又は、ショートカットのアイコンを作成してダブルクリックで起動します。）

（２）このシートにはマクロが含まれているので、上記の画面がでる場合があります。

「マクロを有効にする」ボタンをクリックします。

（３）設定ファイルメンテナンスの画面が表示されます。（次頁）

9


メッセージ

表示領域

（４）「設定ファイルメンテナンス」の画面説明

・各入力域 → 各項目を設定／入力する際は入力域をマウスでクリックしてください。入力項目にエラーがある場合は、更新チェック後、入力した値が赤色に変わります。（未入力でエラーがある場合は赤色には変わりません。）・「読み込み」ボタン → 既に登録されている「設定ファイル」の情報を読み込み、画面上に表示

します。・「更新」ボタン → 画面で入力した情報を「設定ファイル」に書き込みます。・「終了」ボタン →「設定ファイルメンテナンス」を終了します。

・メッセージ表示領域 → 更新情報／エラー情報等のメッセージを表示します。

10


２．５設定ファイルメンテナンスの入力

（１）各項目の入力を行います。

①

②

③ ④

⑥

⑦ ⑧

⑪ ⑨ ⑩

⑫⑬

⑭

（２）各項目の入力

入力項目

①端末ＩＤ②登録最大件数③商品マスタの有無④バーコードの種類⑤商品コードの桁数⑥マスタ無しの商品名

⑦使用者ＩＤ入力の有無⑧使用者ＩＤの桁数⑨ヘッダ項目名⑩使用（ヘッダ）⑪桁数（ヘッダ）⑫数量桁数⑬単価使用⑭単価桁数（単価整数⑮単価桁数（単価少数

内

部部

⑤

⑮

容を以下に記します。（項目の番号は画面上の①～⑮と対応しています）

入力可能な値必須項目説明

半角数字８桁 SMC100の端末ＩＤを指定します100～2500 ○ 各業務の最大登録データ件数を指定します０又は１ ○ 商品マスタをSMC100で使用するかの指定をします１～４ ○ 読み取るバーコードの種類を指定します。１３桁固定 ○ 商品コードの桁数（１３桁）を指定します半角28桁全角14桁

商品マスタ有りを設定して、商品コードが商品マスタに無かった時、商品名に表示するメッセージを入力します

０又は１使用者ＩＤを使用するかの指定をします１～１０使用者ＩＤを使用する場合の桁数を指定します半角10桁、全角5桁各処理で使用するヘッダの項目名を指定します０又は１ヘッダ項目を使用するかの指定をします１～１０使用するヘッダ項目の桁数を指定します１～５ ○ 各処理で入力する数量の桁数を指定します０又は１各処理で単価入力を行うかを指定します

）０～７単価入力を行う際の整数桁数を指定します）０～２単価入力を行う際の小数桁数を指定します

11


（３）項目の入力が終了したら、更新ボタンをクリックします。（４）メッセージ表示領域に「設定ファイルは、更新されました」というメッセージが表示されたら、

設定は終了です。

（５） SMC100を通信アダプタに接続して、設定ファイル受信処理を行ってください。 ※ 「設定ファイル受信処理」の詳細は「SMC100 操作説明書」、また、

本マニュアルの１．５送信ファイルの設定と送信処理をご覧ください。

12


２．６エラーメッセージ (1) 読み込み時のエラー

対処：Cドライブの teampadフォルダに setorg.dat が有りません。本マニュアルの「２．３設定ファイルメンテナンスのインストール」を読み、setorg.dat ファイルをコピーしてください。 (2) 更新時のエラー（設定ファイルの作成に失敗した。）

対処：Cドライブの teampadフォルダにmsgorg.dat が有りません。本マニュアルの「２．３設定ファイルメンテナンスのインストール」を読み、msgorg.dat ファイルをコピーしてください。

(3) 更新時のエラー（各入力項目のエラー）

エラーメッセージ例

対処：入力項目のエラーは、エラーメッセージに従い、正しい値を入力し直してください。

入力項目にエラーがある場合は、更新チェック後、入力した値が赤色に変わります。（未入力でエラーがある場合は赤色には変わりませんのでメッセージに従って入力し直してください。）

(4) 読み取りと更新時のエラー

13


回避方法：ファイルメンテナンスが起動しているExcel上で他のExcelファイルを開くと読み取りと更新ができなくなることがあります。他のExcelファイル(拡張子.cvs または.xls)を開かずに、ファイルメンテナンスを単独で動作させて下さい。

２．７注意事項

(1) 「ヘッダ項目名」の入力について ① 各業務（検品／発注／棚卸）のヘッダ項目名は空白行の後に、入力することが出来ません。

１行目から順番に入力してください。

② 空白のヘッダ項目名を「使用する」ことは出来ません。必ず文字を入力してください。 ③ 各業務の入力画面で表示出来るヘッダ項目名は１行目のヘッダ項目名のみです。

入力画面例

検品入力１件

伝票番号：１２３４５６

CD：

単価：

数量：

(2) 「記号」、「外字」の入力について ① 「ヘッダ項目名」「マスタ無し商品名」には「記号」「外字」が画面上入力出来ますが、SMC100では、表示が出来ませんのでご注意ください。（それらの文字表示は ■ となります。）例：㎏、℡ 、㎡、Ⅲ 、③ (3) 「設定ファイル」の送信について ① 設定ファイルの送信は、導入時や、業務変更時、SMC100故障時、以外は行わないようにしてください。行った場合の動作保証、データ保証は出来ません。 ② 既にデータを登録しているSMC100に、設定ファイルの送信は行わないでください。行った場合

の動作保証、データ保証は出来ません。

③ 設定ファイル送信後は、「端末ＩＤ」が設定ファイルの端末ＩＤの値に変更されますのでご注意ください。

14



３. 商品マスタについて

３．１商品マスタとは

　　　 SMC100で使用出来る商品マスタについて説明します。

　　　バーコードデータと表示させる名称情報が対に格納された情報ファイルを『商品マスタ』と呼びます。

　　　『商品マスタ』は、読み取った商品・製品のバーコードデータによりコードに対応した名称をSMC100　　　に表示させたい場合、事前に登録する必要があります。

　　　※商品マスタは、ご利用者側にて作成／管理する事となります。

　　　　商品マスタ用のツールは添付されていませんのでご注意下さい。

商品マスタ

1234 商品Ａ

1235 商品Ｂ

1234

検品入力　１件

伝票番号：１１１１１

CD：１２３４

商品Ａ　　　　　　　　　　　　　

　　単価：

　　数量：


３．２商品マスタの作成について

　　１）商品マスタの構成

　　　　　商品マスタは固定長のテキストファイルで構成されています。

　　　　　商品マスタを新規に作成する場合は、以下の形式を厳守して下さい。

　　　　　アプリケーションソフト、または、エディタ等　で作成します。

　　　　　（商品マスタはデータにズレがある場合、正しくダウンロード、または、表示させることが

　　　　　　出来なくなります）

項目名バーコード余白商品名改行コード

桁　数半角１３桁半角５桁半角28桁(全角１４桁) 2桁

位　置 1　　　～　　13 14 ～ 18 19　　　　　　～　　　　　46 47　～　48

1234567890123 １２３４５６７８９０１２３４ CR+LF格納ﾃﾞｰﾀ

(半角数字) (空白*5)※固定

(半角、または、全角文字) 記号、外字等は使用出来ません

(0Dh, 0Ah)※固定

　　　　　　　　＜＜サンプル例＞＞

　　　　　　　　※エディタ等の設定により、「全角空白」がある場合、『□』と表示する設定とした場合の例です。

　　　　　　　　　また、「改行コード」を『←』と表示する設定とした場合の例です。

　　２）エディタ等で作成する場合の注意

① 全角空白、制御記号（タブ　等）など表示上わかる設定が可能であること

（制御記号は使用出来ません）

② 改行コードの表示、識別が可能であること

（１件のデータの最後は「改行コード(２桁)」となりますので、容易に編集が可能なものを

　使用して下さい）

③ 桁数、桁位置の表示、識別が可能であること

　　　　上記の機能を持ったエディタを使用し、桁ズレの無い様に作成して下さい。

4910000000001 富士通手帳□□□□□□□□□←

4910000000002 富士通はさみ□□□□□□□□←

4910000000003 富士通バインダー□□□□□□←


　　　【留意事項】　　

　　　　① マスタ登録は必ず、バーコード部(商品マスタの先頭13桁)の数字が小さい順から

　　　　　登録して下さい。

　　　　　この順序で登録をしないとマスタ検索ができなくなりますので注意してください。

② 商品マスタのファイル名について

shomas.dat の名前で、c:¥teampadフォルダに作成してください。

　　　　③ 商品マスタの登録件数は2,000件までとしてください。

　　　　④ 商品マスタをSMC100で使用する際は、

　　　　　本マニュアルの、１．５「送信ファイルの設定と送信処理」

　　　　　「SMC100 操作説明書」の、３．４．２「商品マスタ受信」、３．７．１「商品マスタ設定」

　　　　　をご覧ください。

Documents

SMC100 PCアプリケーション 操作説明書 - Fujitsu...1） 受信ファイル設定の前に、Cドライブに“teampad”というフォルダを作成してください。

SMC100 PCアプリケーション操作説明書 - Fujitsu...1）受信ファイル設定の前に、Cドライブに“teampad”というフォルダを作成してください。