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ARENA · やデータの新規作成方法を説明しています。 本書を参考にインストールとデータの作成を行いましたら、続いて操作マニュアル[上]、

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≪≪≪体体体験験験版版版≫≫≫

はじめに

本書「セットアップマニュアル」は、『会計王18』(以降、本製品)のインストール方法

やデータの新規作成方法を説明しています。

本書を参考にインストールとデータの作成を行いましたら、続いて操作マニュアル[上]、

[下]をご覧ください。

本製品の使用に際しましては、以下の点にご注意ください。

・本製品の著作権はソリマチ株式会社にあります。

・本製品の複製はお客様自身の使用目的以外、いかなる場合でも禁じられています。

・本製品を使用した結果につきましては弊社は一切の責任を負いかねますので、あらかじめ

ご了承ください。

・本製品のプログラムおよびマニュアルなどの内容の一部または全部を、どのような場合でも

その形態を問わず無断で解析・改造・複製などを行うことは禁じられています。

・本製品の仕様およびマニュアルなどの内容は、将来予告なしに変更することがあります。

・本製品のマニュアルの内容は、製作時点の法令に基づいています。

・本製品のマニュアルの内容は、本製品の操作に関する内容が中心になります。

Windowsの操作、会計上の詳しい説明などは、それぞれ専門の書籍を参考にしてください。

・本製品のマニュアルはすべてWindows 10での画面および操作を基準としております。

・本製品のマニュアルで使用しております画面などは開発中のものですので、変更される場合が

あります。

・本製品のマニュアルの画面上で使用されておりますデータは架空のデータです。

※Windowsは米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における商標です。

※その他、記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。

本書での略称について

本書では、既存の製品を以下のように表記しています。

本書での略称 該当する製品

旧製品 会計王7~17、みんなの青色申告7~17/2010

本書の記号類

* 注 意 :操作中の注意事項について説明しています。

ポイント :知っておくと役に立つ情報を説明しています。

こんなときは :操作中の特殊なケースを説明しています。

便利な機能 :操作の便利な機能を説明しています。

本製品のマニュアルは以下の3冊で構成されています。

最初に本書をお読みになり、セットアップを行ってください。

① セットアップマニュアル

セットアップ方法や新規作成、旧製品のコンバートなどについて記載されてい

ます。

② 操作マニュアル [上]

使い方 → 初期設定 → 帳簿、集計までが記載されています。

導入 編

本製品の概要

(第 1~2章)

本製品で会計業務を行うにあたっての基本的な操作方法や、

データの扱いなどについて説明しています。

初期設定

(第 3章)

事業所情報や勘定科目の設定など、本製品を運用するために

必要な初期設定の方法について説明しています。

この初期設定をもとに、本製品での会計業務などを行います

ので必ずお読みください。

日常業務 編

帳簿

(第 1~2章)

日々の取引を仕訳として入力する帳簿について説明しています。

振替伝票や元帳のほか、仕訳ロックという入力した仕訳を変

更できないようにする機能も備わっています。

集計 (第 3章)

入力した仕訳を集計して集計表を作成する方法について説

明しています。

日計表や合計残高試算表などが作成できます。

MoneyLinkとの連携

(第4章)

MoneyLinkと連携して金融機関・口座の明細から本製品に

仕訳を取り込む機能について説明しています。

③ 操作マニュアル [下]

減価償却資産などの管理や経営分析 → 決算(法人・個人) → キャッシュフロ

ー計算書→ 消費税 → 次年度更新 → データ管理 → データ交換までが記

載されています。

管理 / 分析 編

減価償却 固定資産の減価償却について説明しています。

固定資産を登録すると、償却費が自動的に計算され、計算さ

れた償却費を帳簿に転送することができます。

手形管理 受取手形と支払手形などの手形取引について説明しています。

約束手形、為替手形、先日付小切手を管理することができます。

預貯金・借入金管理 預貯金や借入金の管理方法について説明しています。

預貯金と借入金の管理のほかに任意の科目残高を管理する

ことができます。

本書

マニュアルの構成

資金繰り 現金などの資金の出入り(収支)をチェックする方法につい

て説明しています。

資金繰り表を作成することができます。

分析 入力した仕訳から経営分析を行う方法について説明しています。

月次残高推移表や部門別経営分析などができます。

決算書 / 消費税関連 編

決算 決算処理について説明しています。

決算書の作成のほかに仕訳監査で仕訳のモレやミスをチェ

ックすることができます。

キャッシュフロー

計算書

入力した伝票データと設定した計算式からキャッシュフロ

ー計算書を作成します。また、その分析を行います。

消費税 消費税処理について説明しています。

入力した会計データを元に消費税申告書を作成することが

できます。

次年度更新 会計データを次年度に繰り越す処理について説明しています。

今年度で設定した勘定科目などをそのまま次年度に引き継

ぐことができます。

データ管理 編

ファイル 本製品で使用しているデータを管理・運用する機能について

説明しています。

データのバックアップや復元ができます。

仕訳データ管理 仕訳データを管理・運用する機能について説明しています。

仕訳データの受入、出力、合算、一括削除などができます。

データ交換 本製品のデータを伝票単位で交換する機能について説明し

ています。

本製品のデータを会計王や会計王 DX/PROシリーズへ送出

したり、会計王や会計王 DX/PROシリーズのデータを本製

品へ受け入れることができます。

マニュアルでは、次の方法で知りたいことを探せます。

目的から探したい 目次

目的別に見出しを付けてあります。そこから知りたい説明を記載しているページを

探せます。

メニュー名から探したい メニュー別目次/索引

本書にあるメニュー別目次(本製品のメニューの並びに沿った目次)や、巻末の「索

引」から、知りたいメニュー名を説明しているページを探せます。

項目名/キーワードから探したい 索引

巻末の「索引」から知りたい項目名や、キーワードを説明しているページを探せます。

事象やメッセージから探したい トラブル解決法

操作マニュアル[上]日常業務編 「第 7章 トラブル解決法」で、お困りの事象や

エラーメッセージから対処方法を探し出すことができます。

マニュアルから知りたいことを探すには

本製品は、マニュアルのほかに次の方法で知りたいことを探せます。

画面上で知りたいことを探したい

ヘルプ

※[ヘルプ]-[会計王のヘルプ] または 画面の「ヘルプ」ボタンをクリックで表示

ヘルプから、知りたいことを探せます。 また、項目の脇に がある場合、 にマウスカーソル

をあてるとその項目の説明が表示されます。

よくある質問(Q&A)から知りたいことを探したい (インターネット接続が必要)

Q&A

Q&Aメニュー

※[ヘルプ]-[製品Q&A]で表示 操作に関する製品Q&Aが表示されます。

ダイレクトメニュー Q&Aと同様の内容がピックアップされて表示されます。

デスクトップインストラクター 知りたい機能に関連するQ&A一覧が表示されます。

導入後、次になにをするのか/どのメニューを使うのか知りたい

操作ナビ

※ダイレクトメニュー内に表示

次に行う操作を導いてくれます。

知りたいことを選ぶと該当メニューが点滅し、クリックす

るとアドバイスが表示されます。

仕訳や、減価償却資産の耐用年数がわからない (インターネット接続が必要)

仕訳博士

※[ヘルプ]-[仕訳博士]で表示

取引や勘定科目別に整理された仕訳事例や耐用年数表など

が表示されます。

青色申告決算書を作成するまでの流れがわからない

青色申告やることナビ

※[帳簿]-[青色申告やることナビ]で表示

個人事業の方は決算の前にまずはこちらをご覧ください。

会計王で青色申告決算書を作成するまでの流れなどをまと

めたマニュアルをご用意しています。 ※Adobe Readerなどの PDF閲覧ソフトがインストールされている

必要があります。

決算のしかたがわからない

決算ガイダンス

※[決算]-[決算ガイダンス]で表示

決算処理で行わなければならない確認作業や、それに対す

る本製品の操作説明、注意すべきことなどが盛り込まれて

います。

FAXで問い合わせたい

サポート問い合わせ

※[ヘルプ]-[サポート問い合わせ]で表示

サポートセンターへのお問い合わせ票を入力・印刷できま

す。そのままFAXでのお問い合わせに利用できます。

電話で問い合わせたい

サポートセンター サポートセンターへのお電話でのお問い合わせは、同梱の

案内をご覧ください。

知りたい機能の探しかた

目 次

はじめに

マニュアルの構成

マニュアルから知りたいことを探すには

知りたい機能の探しかた

目次

メニュー別目次

第 1章 セットアップ 1

1.本製品をインストールする 2 ■動作環境 .............................................................................................. 2 ■インストールの手順 ............................................................................... 3

2.本製品をアンインストールする 10

第2章 新規作成 13

1.新規作成を行う 14 ■データの作成方法を選択する ............................................................... 14 ■業種別のテンプレートを使用して作成する方法 ...................................... 15 ■らくらくエスコート機能を使用して作成する方法 ................................... 17 ■通常の方法で作成する方法(データの作成に慣れた方向け) ...................... 19 ■他の会計データから設定を取り込んで作成する方法 ................................ 23 ■他社製品のデータから作成する方法 ...................................................... 24 ■会計期間について ............................................................................... 26 ■本製品の消費税処理方法 ..................................................................... 28 ■事業分類について ............................................................................... 30 ■事業所・消費税情報を印刷する ............................................................ 30

2.旧製品のデータを利用する 31 ■10シリーズ以前の製品をコンバートする場合の注意点 .......................... 35 ■初めて起動したときに一括でコンバートする ......................................... 40 ■旧製品のデータがある場所を確認・コピーする ...................................... 43 ■旧製品のデータをコンバートする ......................................................... 45

3.会社法に準拠したデータにするには【法人】 51 ■主な変換処理 ..................................................................................... 51 ■変換の手順 ........................................................................................ 52

4.サンプルデータをみる 54

索引 57

メニュー別目次 セ…セットアップマニュアル(本書) 上…操作マニュアル[上] 下・・・操作マニュアル[下]

ファイル 新規作成 •••••••••••••••••••••••••••••••• セ 14

データ選択 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 316

データ削除 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 337

利用者設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 5

環境設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 8

メニュー設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 18

データ複写・移動 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 335

データリスト管理 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 338

データメンテナンス •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 333

一括データバックアップ •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 329

一括データ復元 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 331

データバックアップ •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 319

データ復元 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 323

起動時にログインダイアログを表示する •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 7

ダイレクトメニュー表示・消去 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 41

終了 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 35

編 集 切り取り

コピー

振伝コピー

貼り付け

導 入 事業所・消費税情報設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 59

部門設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 65

共通部門の配分 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 78

科目設定 勘定科目設定 •••••••••••••••• 上 81

決算書科目設定 •••••••••••••••• 上 106

青色申告科目設定 •••••••••••••••• 上 111

収支内訳科目設定 •••••••••••••••• 上 112

開始残高設定 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 113

期末残高繰越処理 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 306

辞書登録 取引摘要辞書登録 •••••••••••••••• 上 118

補助摘要辞書登録 •••••••••••••••• 上 120

振替伝票事例登録 •••••••••••••••• 上 121

お決まり仕訳登録 •••••••••••••••• 上 125

帳 簿 簡易振替伝票入力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 210

振替伝票入力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 214

出納帳入力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 220

元帳 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 224

仕訳日記帳 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 231

エキスパート仕訳入力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 232

らくらく仕訳入力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 246

MoneyLink 明細取込 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 323

前年仕訳表示 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 249

合計元帳 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 251

日次合計元帳 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 257

仕訳ロック •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 260

仕訳承認 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 262

青色申告やることナビ •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 152

管 理 配賦 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 310

減価償却 減価償却資産登録 •••••••••••••• 下 5

減価償却費仕訳転送 •••••••••••••• 下 26

減価償却資産集計表 •••••••••••••• 下 33

減価償却資産増減総括表 •••••••••••••• 下 35

手形管理 手形登録 •••••••••••••• 下 46

手形仕訳転送 •••••••••••••• 下 63

手形集計表 •••••••••••••• 下 71

手形依頼書発行 •••••••••••••• 下 75

手形銀行登録 •••••••••••••• 下 41

手形取引先登録 •••••••••••••• 下 44

預貯金・借入金管理 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 80

資金繰り 資金繰り科目設定 •••••••••••••• 下 87

資金繰り科目対応設定 •••••••••••••• 下 89

資金繰り表 •••••••••••••• 下 95

集 計 日計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 278

合計残高試算表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 280

日次補助明細一覧表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 287

月次補助明細一覧表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 289

摘要別集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 291

摘要損益集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 293

部門別実績集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 295

予算実績管理表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 299

配賦実績表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 317

決 算 らくらく仕訳監査 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 153

決算ガイダンス •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 152

家事関連費計算表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 161

精算表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 165

決算書 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 201

前期比較決算書 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 219

キャッシュフロー キャッシュフロー決算書科目設定 •••••••••••• 下 226

キャッシュフロー修正仕訳設定 •••••••••••• 下 230

キャッシュフロー修正仕訳入力 •••••••••••• 下 239

キャッシュフロー計算書 •••••••••••• 下 240

青色申告決算書 青色申告入力(一般) •••••••••••• 下 170

青色申告入力(不動産) •••••••••••• 下 175

青色申告決算書 •••••••••••• 下 180

収支内訳書 収支内訳書入力(一般) •••••••••••• 下 186

収支内訳書入力(不動産) •••••••••••• 下 189

収支内訳書 •••••••••••• 下 193

所得税確定申告 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 196

電子申告 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 198

データ次年度更新 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 302

消 費 税 消費税集計一覧表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 269

消費税集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 272

消費税申告書作成 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 274

消費税区分別月別集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 295

消費税科目別月別集計表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 296

消費税仕訳チェック •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 298

消費税仕訳一括修正 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 299

消費税納付チェッカー •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 300

電子申告 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 198

分 析 分析準備 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 116

過去決算内容登録 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 118

月次残高推移表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 125

前年同月対比表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 128

貸借損益構成図 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 130

連続5期経営分析 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 132

部門別経営分析 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 135

損益分岐点分析 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 139

5期比較キャッシュフロー •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 243

5期比較キャッシュフロー分析 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 245

比較財務諸表 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 143

ツ ー ル 仕訳データ受入 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 348

仕訳データ受入パターン 科目パターン設定 ••••••••••••••• 下 363

部門パターン設定 ••••••••••••••• 下 363

仕訳データ出力 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 365

仕訳データ合算 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 370

仕訳データ一括削除 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 373

伝票番号再付番 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 375

外部サービス連携 QOOpa連携 ••••••••••••••• 下 379

旧製品データコンバート •••••••••••••••••••••••••••••••• セ 45

修正履歴表示 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 376

交換データ送出 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 402

交換データ受入 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 408

マスター交換データ作成 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 341

操作ログ表示 •••••••••••••••••••••••••••••••• 下 343

ウィンドウ 重ねて表示

並べて表示

アイコンの整列

すべて閉じる

ヘ ル プ 会計王のヘルプ •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 52

デスクトップインストラクター •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 54

スーパーらくらく検索 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 55

説明ファイル

仕訳博士 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 208

サポート問い合わせ •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 21

ソリマチホームページ •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 21

製品Q&A •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 21

サプライ注文 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 22

オンラインユーザー登録 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 19

オンラインアップデート •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 20

バージョン情報 •••••••••••••••••••••••••••••••• 上 22

第 1章

セットアップ

2

1.本製品をインストールする

■動作環境

動作OS Windows 10(64bit/32bit)/8.1/8(64bit/32bit)/7(64bit/32bit)SP1以降/

Vista (64bit/32bit) SP2以降/XP SP3以降

Web ブラウザー Internet Explorer 8.0以降

CPU Intel PentiumⅢ-1GHz以上推奨(推奨 2GHz以上)

メモリ Windows 10/8.1/8の場合は 1GB以上(32bit)/2GB以上(64bit)

Windows 7/Vistaの場合は 512MB以上(推奨 1GB以上)

Windows XPの場合は 256MB以上(推奨 1GB以上)

ディスプレイ 本体に接続可能で、動作OSに対応のディスプレイ

解像度 1024×768以上必須(1280×800以上推奨)

ディスクドライブ CD-ROMドライブ必須

ハードディスク 空き容量最低 200MB以上(データ領域は別途必要)

マウス 動作OS対応のマウス

プリンター 動作OSに対応のプリンター(A3対応レーザープリンター推奨)

専用用紙はレーザープリンターのみの対応。

動作に必要な

ソフトウェア

Windows Installer 4.5以降、.NET Framework 3.5 SP1が必要です。

.NET Framework 3.5 SP1がインストール済みでない場合は本製品のインス

トール時に同時にインストールされ、500MB以上の空き容量が別途必要にな

ります。

※Windows Installer 4.5は本製品のインストール時に同時にインストールされません

ので、インストールされていないコンピューターでは事前にインストールが必要です。

なお、Windows Installer 4.5のインストール時に、再起動が必要になる場合があり

ます。

その他 ・本製品をインストール/アンインストール/運用する際は、コンピューター

の管理者権限を有するユーザーで、ログオンする必要があります。

・本製品では印刷エンジンとしてCrystal Reports 2008を使用しています。

・2014年 4月 9日(日本時間)をもってMicrosoft社のWindows XPへの

サポートとセキュリティ更新プログラム等の提供が終了しています。

WindowsXPコンピューターを利用し続けることは、コンピューターの脆弱

性を解決しないままで使用し続けることになり、セキュリティ上、危険な状

態になります。最新環境への移行をご検討ください。

* 注 意 ・旧製品をお使いの方は、データを引き継いでお使いになれます。(P.31 参照)

3

■インストールの手順

本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

お使いの OS により、動作が異なります。

Windows 10/8.1/8の場合

画面右上に以下のメッセージが表示されますので、クリックします。

次に表示される画面で「SETUP.EXE の実行」をクリックします。

「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、 はい ボタンをクリックします。

次ページの手順に進みます。

Windows 7/Vistaの場合

「自動再生」画面が表示されますので、「SETUP.EXE の実行」をクリックします。

「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、 はい ボタンをクリックします。

次ページの手順に進みます。

Windows XPの場合

次ページの手順に進みます。

画面の内容は多少異なる

ことがあります。

OSによっては画面の内容が

多少異なることがあります。

4

右の画面が表示されます。

次へ ボタンをクリックします。

※環境によっては.NET Framework 3.5

SP1 がインストールされることがあり

ます。

インターネットに接続していることを確

認し、メッセージにしたがって進めます

(インストールには時間がかかります)。

上記の画面が自動的に表示されない場合

①キーボードの Windowsキー( )を押しな

がら[R]キーを押します。

②「ファイル名を指定して実行」画面が表示さ

れます。「名前」欄に

"CD-ROM ドライブ名:\SETUP"と入力

し、 OK ボタンをクリックします。

▲CD-ROM ドライブが Dドライブの場合

再インストールする場合

右の画面が表示されます。

「修復」を選択して 次へ ボタンをク

リックします。

確認画面が表示されます。

OK ボタンをクリックすると、

再インストールが開始されます。

※サービスパックをインストールしてい

た場合はオンラインアップデート等で

再度、最新のプログラムをインストール

してください。

使用許諾契約書が表示されます。

表示されている内容をよくお読みの上、 はい ボタンをクリックしてください。

5

ソリマチ安心データバンクの利用規

約が表示されます。

表示されている内容をよくお読みのう

え、同意するかどうか選択し、 次へ ボ

タンをクリックします。

※ここで同意しない場合でも、後から同意

することができます。

※すでに前バージョンや、他の王シリーズ

で同意していた場合は、この画面は表示

されません。

※ソリマチ安心データバンクとは…

バックアップデータや電子帳票(PDF)ファイルなどをインターネット上のサーバーに保存す

るオンラインストレージの機能です。

ユーザー名・会社名・シリアル番号の

全ての項目を入力し、 次へ ボタンを

クリックします。

ユーザー名

使用者の名前を入力します。

会社名

会社名を入力します。会社名がない場合

は、空白でかまいません。

シリアル番号

製品に同梱されているシリアル番号を半角数字で正確に入力してください。

桁数は、4桁-4桁-5桁-3桁 (-(ハイフン)の入力は不要)です。

本製品のインストール先を設定し、

_次ヘ ボタンをクリックします。

※通常は変更する必要はありません。

インストール先を変更する場合は、

変更 ボタンをクリックします。

すでに旧製品がインストールされてい

るフォルダーをインストール先に指定

しないでください。(インストールが行

えません)

※ ディスク容量 ボタンをクリックすると、ハードディスクの必要容量と空き容量を確認でき

ます。

このアイコンをクリックすると、サービス

内容など詳しい説明がご覧いただけます。

6

設定内容を確認します。

インストール ボタンをクリックす

ると、インストールが開始されます。

※印刷エンジンの Crystal Reports 2008

も同時にインストールされます。

※本製品の付属ツール「MoneyLink」も同時

にインストールされます。

「MoneyLink」は金融機関やクレジッ

トカード会社の取引明細を管理できる

ツールです(インストール済みの場合は

インストールされません)。

インストールは、コンピューターの環境によっては数十分かかることがあります。

決して、途中で中断しないようにしてください。

※一見、インストールが止まっているように見える場合でも、コンピューターの内部では処理が行

われています。コンピューターをリセットしたり、電源を切らないようにしてください。

本製品のインストールが終了したら、

完了 ボタンをクリックします。

これで、本製品のインストールは完了

です。

OFFにするとインストール完了後に

本製品は自動的に起動しません。

本製品を起動したい場合は、デスク

トップ画面から本製品のアイコンを

ダブルクリックしてください。

「今すぐ会計王18を起動」を ON にして、次ページの手順に進みます。

再起動が必要な場合

コンピューターの再起動が必要な場合は、手順の画面ではなくコンピューターの

再起動をうながす画面が表示されます。

この画面では、必ず「はい、今すぐコンピューターを再起動します。」を選択してく

ださい。

完了 ボタンをクリックすると自動的にコンピューターの再起動が行われます。

次に、デスクトップ画面から本製品のアイコンをダブルクリック

して本製品を起動して手順に進みます。

MoneyLinkのアイコン

デスクトップ画面には本製品と同時にインストールされた

MoneyLinkのアイコンも表示されます。

MoneyLinkの利用方法については、同梱のMoneyLink操作マ

ニュアルをご覧ください。

7

ソリマチからのお知らせが表示されます。

本製品のプログラムに更新がある場合は、オンラインアップデート画面が表示されま

すので、画面に従って最新プログラムをインストールしてください。

確認画面が表示された場合

旧製品がインストールされている場合

は、右の確認画面が表示されます。

はい ボタンをクリックすることで、

今までお使いのデータを本製品で利用

できるよう一括で変換(コンバート)し

ます。

これから先の手順については P.40をご覧ください。

[オンラインユーザー登録]画面が表示

されます。

インターネットからユーザー登録する

場合は インターネットから登録 ボタ

ンをクリックします。

その後、 閉じる ボタンをクリックし

て、次へ進みます。

※この画面は本製品を起動する度に表示されますので、ユーザー登録を済ませた場合は、

「今後、このダイアログを表示しない」をONにしてください。

ポイント オンラインユーザー登録について

インターネットを通じてユーザー登録ができます。

「ユーザー登録ハガキ」を郵送せずにユーザー登録ができるので、便利です。

上記画面の インターネットから登録 ボタンをクリックすると、WEB ブラウザーが起動し

てインターネットに接続します。

ユーザー登録画面が表示されたら、その先は画面に従って進めてください。

※ご登録内容に不備があると登録されない場合があります。

※ご登録までに時間がかかることがあります。

※ご登録内容の変更はオンラインユーザー登録では行えません。この場合はソリマチサポー

トセンターまでご連絡ください。

確認画面が表示された場合

旧製品がインストールされている場合

は、旧製品のダイレクトメニューの設

定を引き継ぐかの確認画面が表示され

ます。

OK ボタンで設定を引き継ぎます。

8

右の画面が表示されます。

どのようにデータを作成するか、

以下を参考にそれぞれの処理に進

みます。

新規にデータを作成するには

新規にデータを作成する方法は3つありますので、以下のいずれかを選択

します。これより先は、P.14に進んでください。

ポイント サンプルデータをご覧になりたい場合は

事業所データを新規作成する前に、サンプルデータを参考にしたい場合は「バックアップファイ

ルを使用する」を選択します。詳しくは「4.サンプルデータをみる」(P.54)をご覧ください。

バックアップファイルを復元するには

本製品、またはみんなの青色申告18のバックアップファイルからデータ

を引き継いで使用する場合は、以下を選択します。

これより先は、操作マニュアル[下] (データ管理編)「1 章 4.」に進んでく

ださい。

旧製品のデータを引き続き使うには

すでにインストールされている旧製品のデータや、旧製品のバックアップ

ファイルからデータを引き継いで使用する場合は、以下を選択します。

これより先は、P.45に進んでください。

旧製品に該当する製品については、

このボタンにマウスカーソルを合わせるか、

「はじめに」(巻頭ページ)をご覧ください。

11

9

他社製品のデータから新規に作成するには

他社製品で使用していたデータを取り込んで新規に作成する場合は、以下

を選択します。これにより、他社製品からのお乗り換えも簡単に行えます。

これより先は、P.24に進んでください。

※対応する他社製品につきましては、弊社サポートセンターまでお問い合

わせください。

10

2.本製品をアンインストールする

コンピューターから本製品を削除したい時は、次の手順でアンインストール(削

除)します。

・アンインストールの前に、必ず本製品のデータのバックアップを行ってください。

(バックアップについて詳しくは、操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章をご覧

ください)

・必ず本製品をインストールしたログオンユーザーと同じユーザーで、アンインストールを

行ってください。

* 注 意 ・本製品のアンインストールは、お客様の自己責任の元において行ってください。

本製品のアンインストールによって失われたお客様のデータについては、弊社は一切責任を負い

ませんことを、あらかじめご了承ください。

Windows 10/8.1/8の場合

キーボードの Windows キー( )を押しながら[X]キーを押します。

表示されたメニューから「プログラムと機能」を

クリックします。

現在インストールされているプログラムのリスト画面が表示されます。

「会計王18」をクリックし、画面上部の「アンインストールと変更」をクリックします。

「プログラムの保守」画面が表示されます。

「削除」を選択し、 次へ ボタンをクリ

ックします。

アンインストールしていいかどうかの確認画面が表示されます。

アンインストールする場合は OK ボタンをクリックします。

本製品のアンインストールが開始されます。

本製品のアンインストールが完了すると確認画面が表示されます。

完了 ボタンをクリックしてアンインストール処理を終了してください。

11

Windows 7/Vistaの場合

Windows の[スタート]ボタンから[コントロール パネル] をクリックします。

表示された画面で「プログラムのアンイ

ンストール」をクリックします。

この後は「Windows 10/8.1/8 の場合」の

手順以降と同様です。

Windows XPの場合

Windows の[スタート]ボタンから[コントロール パネル] をクリックします。

表示された画面で「プログラムの追

加と削除」 をクリックします。

現在インストールされているプログラムのリスト画面が表示されます。

「会計王18」をクリックし、表示された 変更と削除 ボタンをクリックします。

この後は「Windows 10/8.1/8 の場合」の手順以降と同様です。

第2章

新規作成

14

1.新規作成を行う メニューバーから選択:[ファイル]-[新規作成]

本製品で会計処理をするには、まず会計データの作成と事業所情報の登録が必要

です。このとき自動的に勘定科目も作成されます。

作成したデータにさまざまな情報を登録し、処理していきます。

会計年度終了時には[データ次年度更新]で情報を引き継いで次年度のデータを

作成することができますので、自社の情報や科目、取引摘要などを登録し直す必

要はありません。

複数の事業所を登録する場合は、事業所ごとに[新規作成]でデータを作成します。

設定した情報は、[事業所・消費税情報設定]で変更することができます。

※会計年度を問わず会社法(H18.5 施行)に準拠した会計データが作成されます。

(個人事業の場合は、会社法対象外です。)

■データの作成方法を選択する メニューバーから[ファイル]-[新規作成]を選択します。

「新規作成-作成方法選択」画面が表示されます。

新規に会計データを作成する方法をクリックします。

こんなときは 他の会計データの設定(科目や部門など)を流用して新規作成したい場合は

「データの作成に慣れた方向け」の作成方法を選択します。すでに作成してある会計デ

ータの勘定科目体系などの設定を流用して新規に作成することができます。

詳しくは「■他の会計データから設定を取り込んで作成する方法」(P.23)をご覧くだ

さい。なお、会計データをそのまま複写したい場合は[データ複写・移動]で行えます。 サンプルデータをご覧になりたい場合は

会計データを新規作成する前に、サンプルデータを参考にしたい場合は「バックアッ

プファイルを使用する」を選択します。詳しくは「4.サンプルデータをみる」(P.54)

をご覧ください。

推奨 業種にあった科目の

データを簡単に作成

設問に答えて詳細に

データを作成

P.19 へ データの作成に慣れ

た方向け

P.17へ

P.15へ

[旧製品データコンバート]を

行います。(P.45)

[データ復元]を行います。

操作マニュアル[下] (データ管理編)

1章 4をご覧ください。

他社製品のデータを取り込ん

で新規に作成します。(P.24)

15

■業種別のテンプレートを使用して作成する方法

テンプレートを使って簡単に作成する方法です。

「新規作成-作成方法選択」画面(P.14)で「業種別のテンプレートを使用する」を

選択します。

[業種選択]画面が表示されます。

営まれている業種に近いイラストをクリックします。

※近い業種がなかった場合は、 戻る ボタンをクリックして、らくらくエスコート機能

を使用してデータを作成してください。

ポイント ご用意している業種

以下の業種を法人・個人別にご用意しています。

飲食業 / 不動産業 / 建設業 / 小売業 / 理容・美容業 / 医療業 /

IT・情報サービス業 / デザイン業 / 生保・損保業 / 運輸業 / 製造業

* 注 意 ・業種別テンプレートを選択して作成されるデータは、お客様の業種でご利用になり

やすいデータになりますが、登録されている勘定科目や取引摘要辞書などの内容は

一例です。業種別テンプレートのご利用に際しては、税理士や会計事務所等にご相

談いただくことをおすすめします。

・医療業を選択しても、青色申告決算書(一般用)付表《医師及び歯科医師用》は作成

できません。

クリックします。

の画面に戻ります。

16

[事業所情報入力]画面が表示されます。

赤文字のガイドをよくお読みになり、事業所名などを入力して 作成開始 ボタ

ンをクリックします。

新規に会計データが作成されます。

続いて[事業所・消費税情報設定]画面が表示されます。ここで事業所情報と消

費税情報を見直します。

詳しくは操作マニュアル[上] (導入編)3 章 2をご覧ください。

すべての情報を自社用に見直したら 設定 ボタンをクリックします。

※複数の事業所の会計データを作成する場合は、再び(P.14)から行います。会計デ

ータを切り替えるには[データ選択](操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2参

照)で行います。

データが作成されました。操作マニュアル[上] (導入編)へ進みます。

※簡易な設定で作成されたデータのため、仕訳を入力する前には必ず自社用に設定

内容を見直してください(開始残高は[開始残高設定]で確認します)。

初期設定については操作マニュアル[上] (導入編)3 章をご覧ください。

会計期間の詳しい説明は P.26へ

の画面に戻ります。

17

■らくらくエスコート機能を使用して作成する方法

設問に答えて詳細にデータを作成する方法です。

ポイント 開始残高の入力も行えます

らくらくエスコートでは、データを作成する途中で開始残高の入力が行えます。

入力する場合は、前期の決算書、得意先元帳や仕入先元帳、または出納帳、預貯金の通帳

などを準備しておきましょう。

「新規作成-作成方法選択」画面(P.14) で「らくらくエスコート機能を使用す

る」を選択します。

[らくらくエスコート]画面が表示されます。

画面下のガイドに従って内容を入力し、 次へ ボタンで進みます。

※設定内容の一覧は P.18にありますので参考にしてください。

新規に会計データが作成されます。

※複数の事業所の会計データを作成する場合は、再び(P.14)から行います。会計デ

ータを切り替えるには[データ選択](操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2参

照)で行います。

データが作成されました。操作マニュアル[上] (導入編)へ進みます。

※仕訳を入力する前には必ず自社用に設定内容を見直してください(開始残高は

[開始残高設定]で確認します)。

初期設定については操作マニュアル[上] (導入編)3 章をご覧ください。

次の画面に進みます。

新規作成を終了します。

ガイド

前の画面に戻ります。

18

◆らくらくエスコート一覧

1 事業所情報入力

2 科目体系選択

3 会計期間入力 (P.26)

4 備考入力

5 業種選択

6 消費税申告区分選択

7 主要事業分類選択 (P.30)

8 課税仕入控除方式選択

9 消費税端数処理選択

10 税処理方法選択 (P.28)

11 イニシャルキー選択 (P.22)

12 電子帳簿保存選択 (P.21)

13 作成データ確認

---- データ作成 ----

14 現金残高設定

15 補助科目作成選択

16 預貯金残高設定

17 売上債権残高設定

18 仕入債務残高設定

19 資本金設定

20 開始残高確認

らくらくエスコート

終了

以降は必要に応じて

開始残高を設定します。

★・・・ 個人 表示されません。

* 注 意 ・上記の 14 では前の画面に戻ることはできません。(13の後、データを作成するため)

・設定内容は、導入メニュー([導入]-[事業所・消費税情報設定]など)で変更できます。(業

種など、一部変更できないものもあります)

19

■通常の方法で作成する方法 (データの作成に慣れた方向け)

データの作成に慣れた方向けの作成方法です。

「新規作成-作成方法選択」画面(P.14)で「上記以外の方法でデータを作成した

い場合」を選択します。

新規作成ダイアログが表示されます。事業所情報を入力します。

事業所コード 事業所のコードを前半、後半ともに半角数字4桁以内で入力します。

通常は初期表示されたままのコードで結構です。 ※データ交換を行う際は、事前に事業所コードの取り決めが必要となります。

設定の前に、操作マニュアル[下](データ管理編) 3章をお読みください。

利用者識別

番号

電子申告を利用する場合に入力します。税務署から送付される通知書類

に記載されている「利用者識別番号」(半角数字16桁)を入力します。

会計期間 事業所の会計期間を入力します。詳しくは P.26をご覧ください。

個人 1月 1日から 12月 31日で固定です。

導入開始月 本製品を導入した月度を入力します。

期首導入の場合は初期値で表示される期首の月度のままで結構です。

次へ ボタンをクリックします。

20

消費税情報を設定します。

消費税申告 免税を選択した場合、“経理方式”“消費税処理方法”などは指定で

きません。

経理方式 税抜経理 消費税を本体価額と別に入力・表示できます。

税込経理 消費税を本体価額に含めて入力・表示できます。

毎日の仕訳入力をする際には税込で入力したいが、集計

表などでは消費税と分けて確認したいという場合にこち

らを選択し、以下の「消費税処理方法」で「外税」または「内

税」を設定します。

消費税処理

方法

この仕訳例は P.28をご覧ください。

ここを後から変更した場合、すでに[帳簿]や[取引摘要辞書登録][振

替伝票事例登録][お決まり仕訳登録]で入力した仕訳の処理方法は

変更されません。変更後に入力した仕訳から有効になります。

事業分類 簡易課税のみ、事業所の主要事業を選択します。(P.30)

端数処理 消費税額を計算した結果、1円未満の端数が出た場合、どのように処

理するかを選択します。

次へ ボタンをクリックします。

科目の形態や運用方法を設定します。

法人のみ表示

されます。

21

科目の形態を

指定する

ここでの設定に応じて勘定科目が自動作成されます。設定される科目

は、操作マニュアル[上] (日常業務編) 5章をご覧ください。

※製造原価科目を自動作成するには、「主な業種」を製造業にして、「製

造原価科目を作成する」を ONにします。卸売・小売業、サービス業

の場合、製造原価科目を作成することはできません。

※ 個人 一般用、不動産用どちらの申告書も提出する場合は、「一

般・不動産」を選択してください。

この場合、青色申告決算書(収支内訳書)を一般用、不動産所得用ご

とに集計するために、[部門設定]で営業所得、不動産所得ごとに部

門を作成し、その所得に関わる仕訳入力時には該当する部門を入力

する必要があります。詳しくは、操作マニュアル[下] (決算書/消

費税関連編) 2章 決算【個人】をご覧ください。

運用方法 電子帳簿保存

をする

※電子帳簿保存については操作マニュアル[上](導入編) 5

章をご覧ください。

電子帳簿保存をする場合に ON にし、仕訳を登録し

た日から仕訳の訂正や削除の履歴を記録しない期間

を設定します。

記録しない期間は最大7日まで設定でき、0日を設定

するとすべての訂正、削除が記録されます。

また、電子帳簿保存で必要な、仕訳の修正履歴(仕訳

の訂正、削除の履歴)を表示・印刷する機能である[修

正履歴表示]が利用できるようになります。

OFFの場合は[修正履歴表示]は使えません。

中間決算を

する

法人

中間決算をする場合にONにします。

仕訳入力で、中間決算仕訳ができるようになります。

また、集計表でも中間決算仕訳を含んだ集計を行うこ

とができます。ただし会計期間が1年未満の場合、中

間決算は選択できません。

他のデータか

ら設定を取り

込む

すでに本製品で会計データを作成してあり、その会計データの設定を

これから作成する会計データに取り込む場合にONにします(P.23)。 ※会計データが1つも作成されていない場合は選択できません。

イニシャル

キー

科目や摘要文に付けるイニシャルキー(次ページのポイント参照)を

英数字にするか、カタカナにするかを選択します。

(ただし“他のデータから設定を取り込む”が ONで、“取引区分”

以外の項目が一つでもONの場合は、選択することはできません。)

データファ

イル

会計データの作成場所とデータファイル名が確認できます。

変更するには、 変更 ボタンをクリックし、以下の画面で変更します。

* 注 意 ・《その他》タブでの項目は十分に注意して設定してください。

データ作成後に[事業所・消費税情報設定]の《その他》タブにて変更ができるのは

以下に限られます。

法人 中間決算を行うかどうかの変更

個人 科目体系の変更(法人から個人、個人から法人への変更は不可)

22

ポイント イニシャルキーとは

イニシャルキーは科目や摘要文などに付けることができます。

ドロップダウンリストから項目を選択するとき、大変便利な機能です。

イニシャルキーを1文字入力するごとに、その文字に当てはまった科目や摘要文だけ

の表示に絞り込まれます。

このイニシャルキーを英数字で入力するか、カタカナで入力するかの選択をここで行

いますが、ローマ字入力の方は英数字、かな入力の方はカタカナにすることをお勧め

します。

※イニシャルキーの設定は、新規作成時のみ行うことができます。

作成開始 ボタンをクリックします。

会計期間を確認する画面が表示されますので、確認のうえ OK ボタンをクリッ

クします。

※すべてのタブを開くと 作成開始 ボタンと、 印刷 ボタンが使える状態になります。

新規に会計データが作成されます。

※複数の事業所の会計データを作成する場合は、再び(P.14)から行います。会計デ

ータを切り替えるには[データ選択](操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2参

照)で行います。

データが作成されました。操作マニュアル[上] (導入編)へ進みます。

※仕訳を入力する前には必ず自社用に設定内容を見直してください(開始残高は

[開始残高設定]で確認します)。

初期設定については操作マニュアル[上] (導入編)3 章をご覧ください。

23

■他の会計データから設定を取り込んで作成する方法 すでに本製品で会計データが作成してある場合に行える方法です。

作成済みの会計データの設定(科目や部門など)を、これから作成する会計デ

ータに取り込むことができます。

P.19 の手順~を行います。

新規作成ダイアログの《その他》タブで以下の設定をします。

ポイント 項目の選択について

“部門”は“科目”をONにすると選択できます。また“取引区分”“科目”“部門”

をONにすると、“取引摘要辞書”“補助摘要辞書”“振替伝票事例”“お決まり仕

訳”が選択できます。

“科目”を取り込む場合

“科目”を選択すると“科目体系”や“主な業種”は、設定を取り込むデータの経営

形態になります(変更不可)。

この後は、P.22 の手順以降と同様です。

①ONにする

②取り込む項目

を選択

「科目」を取り込む

場合は選択できま

せん。

④設定を取り込みたい会計

データをクリック

「取引区分」以外

の項目を1つでも

取り込む場合は

選択できません。

③クリック

24

■他社製品のデータから作成する方法

他社製品からのお乗り換えの際、他社製品で出力したエクスポートファイ

ル(科目、部門、辞書、残高、仕訳などの情報)を取り込んで、本製品のデ

ータを作成する方法です。

※対応する他社製品につきましては、弊社サポートセンターまでお問

い合わせください。

データを取り込む前に行うこと

あらかじめ、他社製品から勘定科目、部門、辞書、残高、仕訳などの情報

を出力し、1つのフォルダーに入れておいてください。

※勘定科目のデータは必須です。

※他社製品でのエクスポートファイルの出力方法については、他社製品のマニュア

ルを参照してください。

取り込んで作成する際の注意点

他社製品のデータを会計王に対応するよう変換して作成するため、情報が

省略・変更される場合があります。

あらかじめご了承ください。

作成後は、結果内容(ログファイル)を必ず確認してからご使用ください。

他社製品で

出力したエクスポ

ートファイル 会計王 科目

他社製品のデータを

取り込んで新規作成

1つのフォルダーに

入れておく

科目

会計王のデータ

取り込み

25

「新規作成-作成方法選択」画面(P.14)で

「他社製品のデータを使用する」

を選択します。

[他社製品データの指定]画面が表示されます。

対象フォルダー ボタンをクリックし、あらかじめ出力しておいた他社製品の

エクスポートファイルのあるフォルダーを指定します。

次へ ボタンをクリックします。

[事業所情報入力]画面が表示されます。

赤文字のガイドをよくお読みになり、事業所名などを入力して 作成開始 ボタ

ンをクリックします。

他社製品データをもとに、新規に会計データが作成されます。

取り込み結果の内容(ログファイル)が作成されますので必ず確認してください。

この後は P.16 の手順以降と同様です。

※他社製品のデータを取り込んで作成されたデータのため、仕訳を入力する前

には必ず自社用に設定内容を見直してください。

会計期間の詳しい説明は P.26へ

の画面に戻ります。

他社製品から出力したエクスポートファイルのあるフォルダーを指定します。

指定したフォルダー内にあ

る取り込み可能なファイル

が表示されます。

※取り込めるファイルがない

場合は「取り込み対象ファ

イルなし」と表示。

※勘定科目のデータは必須。

の画面に戻ります。

26

■会計期間について

基本的に 1年間で設定します(期中導入の場合も1年間で設定してください)。

個人 1月 1日から 12月 31日で固定です。変更できません。

法人 [新規作成]後でも[事業所・消費税情報設定]で会計期間を変更でき

ますが、制限があります(制限は操作マニュアル[上] (導入編) 3章 2の「会計

期間を変更するには」をご覧ください)。

便利な機能

日付の入力について 会計期間や、事業所設立年月日のように、日付を入力する項目で ▼ をクリックすると、カ

レンダーが表示されます。ここで年月日を指定することもできます。

本製品での締め日【法人】

本製品では、締め日は会計期間により決まります。

(例) 会計期間が 4/1~翌年 3/31

4月度:4/30 5月度:5/31 …のように月の最終日が締め日になります。

(例) 会計期間が 4/21~翌年 4/20

5月度:5/20 6月度:6/20 …のように各月の 20日が締め日になります。

会計期間を 1年未満にする場合【法人】

今期から事業所を設立したなどの理由で、会計期間を 1年未満で設定した

場合、期首日より前の仕訳は入力できません。

また、次年度に更新([データ次年度更新])すると、次年度のデータは期末

日の次の日を期首日として、1年間の会計期間が自動的に設定されます。

次ページの例をご覧ください。

前月へ切り替わる

次月へ切り替わる

クリックすると、年の

変更ができます。

日をクリックします。

クリックすると、月の変更

ができます。

27

(例) 4/21に事業所を設立し、決算日が 12/31

会計期間:H28.4.21~H28.12.31と設定(今年度)

※この場合、H28.1/1~4/20までは仕訳入力できません。

次年度更新

会計期間:H29.1.1~H29.12.31(次年度)

※次年度からは1/1~12/31の1年間の会計期間が自動的に設定されます。

※[データ次年度更新]については操作マニュアル[下] (決算書/消費税

関連編) 7章 1をご覧ください。

28

■本製品の消費税処理方法 消費税処理方法について、具体的な例を示します。

「経理方式」によって入力・表示のされ方が異なります。

税抜経理の場合

消費税を本体価額と別に入力・表示する方式です。(消費税率 8%の例)

外 税 取引金額:消費税額を含めないで入力

消費税額:表示(自動計算)

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,800 (貸) 売上高 10,000

消費税 800

消費税額計算方法

10,000円 × 8/100= 800円

↑ ↑

売上金額 税率 (売上元帳には税抜額10,000円で集計)

内 税 取引金額:消費税額を含めて入力

消費税額:表示(自動計算)

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,800 (貸) 売上高 10,800

消費税 800

消費税額計算方法

10,800円 × 8/108= 800円

↑ ↑

売上金額 税率 (売上元帳には税抜額 10,000円で集計)

別途入力 取引金額:消費税額を含めないで入力

消費税額:表示なし(自動計算なし)

消費税額のみの仕訳を別仕訳で入力

別途とは、その仕訳の他に別途、仮受/仮払消費税仕訳がある、とい

う意味です。別途入力された税額は[消費税集計表]に反映されます。

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,000 (貸) 売上高 10,000

(借)現 金 800 (貸)仮受消費税等 800 (売上元帳には 10,000円で集計)

税 込/

税計算なし

取引金額:消費税額を含めて入力

消費税額:表示なし(自動計算なし)

消費税関係の集計表では消費税額が計算

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,800 (貸) 売上高 10,800 (売上元帳には 10,800円で集計)

消費税を

含めた金額

表示

(自動計算)

消費税を

含めない金額

表示

(自動計算)

[別途入力]

で入力

29

税込経理の場合

消費税を本体価額に含めて入力・表示する方式です。(消費税率 8%の例)

外税/内税 取引金額:消費税額を含めて入力

消費税額:表示なし(自動計算)

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,800 (貸) 売上高 10,800

(消費税 800)

消費税額計算方法

10,800円 × 8/108= 800円

↑ ↑

売上金額 税率 (売上元帳には税込額 10,800円、税抜額 10,000円で集計)

税 込/

税計算なし

取引金額:消費税額を含めて入力

消費税額:表示なし(自動計算なし)

消費税関係の集計表では消費税額が計算

<例>

10,800円の商品を現金で売り上げた場合の仕訳

(借)現 金 10,800 (貸) 売上高 10,800

(売上元帳には 10,800円で集計)

消費税を

含めた金額

表示なし

(自動計算)

30

■事業分類について

主要事業の事業分類は以下のようになっています。(簡易課税のみ)

主たる事業分類はここで設定しますが、仕訳ごとに設定することもできます。

仕訳で入力した事業分類は、ここでの設定よりも優先して計算されます。

第一種事業 卸売業

第二種事業 小売業

第三種事業 農業、林業、漁業、鉱業、建設業、製造業、電気業、ガス業、

熱供給業及び水道業

第四種事業 第一種、第二種、第三種、第五種、第六種事業以外の事業、 飲食店業

第五種事業 金融・保険業、運輸通信業、サービス業(飲食店業を除く)

第六種事業 不動産業

※上記は平成 26年度税制改正に則した事業分類です(以下ポイント参照)。

平成 27 年 4 月 1 日よりも前に開始する課税期間の場合、「金融・保険業」は第四種事業、

「不動産業」は第五種事業を設定してください。

ポイント 金融・保険業、不動産業の方へ

平成 26年度税制改正に伴い、簡易課税制度のみなし仕入れ率が変更になりました。

これにより金融・保険業、不動産業の方は平成 27年 4月 1日以後に開始する課税期間よ

り事業分類が変更になります。事業分類を設定する際はご注意ください。

※改正内容や経過措置等に関する詳細につきましては、最寄りの税務署にお問い合わせく

ださい。

課税期間 平成 27年 3月 31日以前に開始 平成 27年 4月 1日以後に開始

金融・保険業 第四種事業 (みなし仕入率:60%) 第五種事業 (みなし仕入率:50%)

不動産業 第五種事業 (みなし仕入率:50%) 第六種事業 (みなし仕入率:40%)

■事業所・消費税情報を印刷する

データの作成前に設定内容を印刷するには

データの作成方法選択(P.14)で「上記以外の方法でデータを作成したい場

合」を選択した場合のみ、データの作成前に設定した内容を印刷できます。

「新規作成」画面(P.19)で 印刷 ボタンをクリックすると、現在、設定し

ている事業所・消費税情報(A4たて帳票)が印刷できます。

※すべてのタブを開くと、 印刷 ボタンが使える状態になります。

印刷ダイアログについては、操作マニュアル[上] (導入編) 4章 2.をご覧

ください。

データを作成した後に設定内容を印刷するには

データを作成した後は、[導入]-[事業所・消費税情報設定]で設定した内容

を印刷できます。

[事業所・消費税情報設定]については、操作マニュアル[上] (導入編)3章

2.をご覧ください。

31

2.旧製品のデータを利用する メニューバーから選択:[ツール]-[旧製品データコンバート]

※旧製品に該当する製品については「はじめに」(巻頭ページ)をご覧ください。

旧製品で使用していたデータを本製品で使用できるようにデータを変換(コンバ

ート)します。コンバートをすることによって、勘定科目や部門設定なども引き

継がれます。

[新規作成]でデータを作成しなくても、コンバートすると事業所と会計データが

作成されます。

本製品は、初めて起動するときにコンバート処理も行えるようになっています。

コンバートするデータによって以下のように方法が違いますので

ご確認ください。

旧製品と本製品が同じコンピューターにインストールされている場合

⇒一括でコンバートが行えます。

P.32

旧製品と本製品が異なるコンピューターにインストールされている場合

⇒旧製品のデータ、またはバックアップファイルをもとにコンバートします。

旧製品のデータをもとにコンバートする方法 P.33

旧製品のバックアップファイルをもとにコンバートする方法 P.34

* 注 意 ・会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品のデータを引き継ぐ際は、必ず「■10

シリーズ以前の製品をコンバートする場合の注意点」(P.35)をご覧ください。

・会計王5以前の製品のデータを引き継ぐ際は「会計王データコンバーター」で行ってくださ

い。操作方法については、製品 CD-ROM の AccConvert というフォルダーの中にある[会計

王データコンバーター マニュアル.pdf]をご参照ください。

ポイント 金融・保険業、不動産業の方へ(簡易課税のみ)

平成 26年度税制改正に伴い、簡易課税制度のみなし仕入れ率が変更になりました。

これにより金融・保険業、不動産業の方は平成 27年 4月 1日以後に開始する課税期間から

事業分類が変更になります(P.30のポイント参照)。

なお、コンバートした会計データが変更の対象であっても自動的に変更されませんので見直

しが必要です。詳しくは操作マニュアル[上] (日常業務編)6章「付録」 2.をご覧ください。

※主な事業が金融・保険業、不動産業以外でも影響があることがあります。

32

旧製品と本製品が同じコンピューターにインストールされている場合

- 一括で処理する -

すべてのデータ(旧製品の[データ選択]に表示されている会計データすべて)を一括

でコンバートできます。会計データごとに 1件ずつコンバートしたい場合

は、次ページをご覧ください。

会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告

12~17の場合は、そのままのデータ構成で引き継がれます。

会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品の場合は、以下のよう

に事業所名ごとにデータがまとめられます。

旧製品 本製品

初めて起動するときに一括コンバートする手順・・・・・・・・・・・ P.40 へ

後から一括コンバートする手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(「一括で処理する」ボタンを選択) P.45 へ

ソリマチ商事(株)20X1年度データ

ソリマチ商事(株)20X2年度データ

ABC電機(株) 20X2年度データ

ソリマチ商事(株)

―20X1年度データ

―20X2年度データ

ABC電機(株)

―20X2年度データ

一括コンバート

事業所名ごとにまとめ

られ、事業所と会計デ

ータが作成される

(会計王10/みんなの青色申告10

以前の製品)

33

旧製品のデータをもとにコンバートする - 引き継ぐデータを指定する -

この方法では旧製品のデータを直接指定してコンバートするため、あらか

じめ本製品と同じコンピューターにデータをコピーしてください。

なお、同じ事業所の複数の会計データをコンバートしていくと、本製品に

は複数の同じ事業所と違う年度の会計データが作成されます。

つまり、コンバートを行うたびに、新しい事業所としてデータが作成され

ます。

このため、前年度の会計データを参照する機能([前年仕訳表示]や[連続 5

期経営分析]等)では、前年度データがないと判断されてしまいます。

旧製品 本製品

従って、すべての会計データをコンバー

ト後に、右図のように[データリスト管

理](操作マニュアル[下] (データ管理編) 1 章

10 参照)で会計データを一つの事業所に

つなぎ合わせる必要があります。

旧製品のデータをコンバートする手順

旧製品のデータがある場所を確認・コピーする・・・・・・・・・・・ P.43 へ

旧製品のデータをコンバートする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(「引き継ぐデータを指定する」ボタンを選択 ) P.45 へ

ソリマチ商事(株)20X1年度データ

ソリマチ商事(株)20X2年度データ

ABC電機(株) 20X2年度データ

ソリマチ商事(株)

―20X1年度データ

―20X2年度データ

ABC電機(株)

―20X2年度データ

[データリスト管理]で

会計データをつなぐ

本製品

会計データごとに

コンバートを繰り返す

ソリマチ商事(株)

―20X1年度データ

ソリマチ商事(株)

―20X2年度データ

ABC電機(株)

―20X2年度データ

新しく事業所と会計

データが作成される

34

旧製品のバックアップファイルをもとにコンバートする - バックアップファイルから -

会計データのバックアップファイルを複数コンバートすると、本製品には

複数の同じ事業所と違う年度の会計データが作成されます。

つまり、コンバートを行うたびに新しい事業所としてデータが作成されます。

このため、前年度の会計データを参照する機能 ([前年仕訳表示]や[連続 5

期経営分析]等)は、前年度データがないと判断されてしまいます。

旧製品のバックアップファイル 本製品

従って、すべてのバックアップファイル

をコンバート後に、右図のように[デー

タリスト管理](操作マニュアル[下] (データ

管理編) 1 章 10 参照)で会計データを一つ

の事業所につなぎ合わせる必要があり

ます。

なお、事業所のバックアップファイル(以下のポイント参照)をコンバート

する場合は、会計データをつなぎ合わせる必要はありません(そのまま引

き継がれます)。

ポイント 事業所のバックアップファイルとは

複数の会計データを含んだ事業所のバックアップファイルのことです。

(会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告12~17で作成

できます。)

旧製品のデータをコンバートする手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(「バックアップファイルから」ボタンを選択)

P.45 へ

ソリマチ商事(株)20X1年度データ

ソリマチ商事(株)20X2年度データ

ABC電機(株) 20X2年度データ

ソリマチ商事(株)

―20X1年度データ

―20X2年度データ

ABC電機(株)

―20X2年度データ

[データリスト管理]で

会計データをつなぐ

本製品

バックアップファイル

ごとにコンバートを

繰り返す

ソリマチ商事(株)

―20X1年度データ

ソリマチ商事(株)

―20X2年度データ

ABC電機(株)

―20X2年度データ

新しく事業所と会計

データが作成される

35

■10シリーズ以前の製品をコンバートする場合の注意点

会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品(以降、10シリーズ以前

の製品)については、コンバート後に手作業で設定しなければならない情報

もあります。

以下で記述している注意点を必ず確認してください。

また、正確な集計や分析のために、コンバートした後は、すべての情報を

必ず見直してください。

全般

[旧製品データコンバート]で処理されるデータは会計データのみです。

[環境設定]や[データ選択]、[メニュー設定]の情報はコンバートされません。

データ選択

10シリーズ以前の製品では、会計データはフォルダーごとに管理していましたが、

本製品では1つの会計データは1つのファイルで管理します。

(例)

10シリーズ以前の製品 :20XX年データ ・・・ 20XXDATA (フォルダー)

本製品 :20XX年データ ・・・ 1_0_ソリマチ㈱20XX年3月決算.ACCSTD18(ファイル)

また、[データ選択]で行っていた以下の処理は、本製品では異なる機能で行います。

会計データの登録 データメンテナンス

登録済み会計データの登録抹消 データメンテナンス

登録済み会計データ名称の修正 事業所・消費税情報設定

会計データ一覧の印刷 データリスト管理

利用者設定

「システム全体の暗証番号」は、本製品の[導入]-[事業所・消費税情報設定]のパス

ワード設定のパスワードとしてコンバートされます。

その他の情報はコンバートされません。

10シリーズ以前の製品では個々の処理に対してパスワードを設定する方法でし

たが、本製品では利用者ごとに利用できる処理を管理するようになったためです。

修正履歴表示

10シリーズ以前の製品での修正履歴はコンバートされません。

本製品では「コンバートによって新たに作成されたデータ」として扱われます。

このためコンバート前の修正履歴は10シリーズ以前の製品にてご確認ください。

10シリーズ以前の製品では「仕訳の修正・削除を記録しない日数」は7日固定でし

たが、本製品では日数指定ができます(コンバート時に指定)。

また“電子帳簿保存をしない”設定でコンバートした場合、[修正履歴表示]は使用

できません。電子帳簿保存をする/しないの設定は[データ次年度更新]のタイミン

グで変更することができます。

36

会社情報設定・消費税情報設定

10シリーズ以前の製品では会社情報と消費税情報は別々の処理ですが、本製品で

は1つの処理にまとめられました。

“経営に常時従事する人数”は、本製品の[分析]-[分析準備]の「従業員数」にコン

バートされます。

部門設定

事業分類の管理は、部門別に行う方法から科目別に行う方法に変更されました。

各部門に設定された事業分類はコンバートされません。コンバート後、[勘定科目

設定]にて設定し直してください。

勘定科目設定

基本的な勘定科目を作成したうえで、10シリーズ以前の製品が持つ勘定科目を追加

するという形式でコンバートされます。このため、科目の対応付けは必要ありません。

本製品では補助科目も[勘定科目設定]で扱います。

補助科目専用の設定画面はありません。

10シリーズ以前の製品では、科目に課税区分は一つしか設定できませんでしたが、

本製品では借方と貸方にそれぞれ設定できます。

10シリーズ以前の製品の課税区分は本製品ではその科目の貸借区分側に設定さ

れます。貸借反対側の課税区分は自動設定されます。

10シリーズ以前の製品の勘定科目は“事業分類”の情報を持っていません(部門

が持っていました)。このためコンバート時には[消費税情報設定]で設定されてい

る事業分類を自動設定します。ただし、自動設定されるのは課税区分が“課税売上”

“課税売上返還”の科目のみです。

10シリーズ以前の製品で設定した勘定科目の分析関連の項目(付加価値の有無、

費用区分など)はコンバートされ、コンバート後の設定や変更は[分析準備]で行い

ます。

本製品の[勘定科目設定]では設定できません。

「仮受消費税」「仮払消費税」に関しては課税区分が設定できませんでしたが、本製品

では、「仮受消費税」の借方区分には「課税売上返還」、貸方区分には「課税売上」が設

定されます。

「仮払消費税」の借方区分には「仕入(課税売上)」、貸方区分には「仕入返還(課税売

上)」が設定されます。

勘定科目の期首残高(開始残高)は本製品の[開始残高設定]にコンバートされます。

ただし、本製品では貸借両方に金額を設定することができますが、10シリーズ以前

の製品の期首残高は、片方のみにしか設定されていませんので、本製品にコンバート

すると[開始残高設定]には、10シリーズ以前の製品で設定されていた貸借区分の側

に金額が設定されます。

本製品では10シリーズ以前の製品の時にはなかった科目性格が各勘定科目に設

定されます。コンバート時に自動的に設定されますが、正確な集計や分析のために、

必ず見直しを行ってください。

37

決算書科目設定

本製品では貸借区分の設定が行えます。(10シリーズ以前の製品では対応付けさ

れた勘定科目の区分を使用していました)

過去決算内容登録

コンバートされません(対応するデータがないため)。

「帳簿」メニューの機能

本製品では仕訳単位で事業分類情報を持ちます。

コンバート時は、10シリーズ以前の製品で使用している部門の事業分類が使用さ

れます。仕訳が部門を使用していない場合は[消費税情報設定]で設定された事業分

類が設定されます。

課税区分コードの変更

10シリーズ以前の製品と、本製品では課税区分コードが以下のように変更されます。

※仮受…仮受消費税が発生する課税区分

仮払…仮払消費税が発生する課税区分

10シリーズ以前

の製品での

課税区分コード

本製品での

課税区分コード 課税区分 科目性格 仮受/仮払※

0,42,43 → 0 対象外

11 → 11 課税売上 売上 仮受

13 → 13 非課税売上

14 → 14 輸出等免税売上

15 → 15 課税売上返還 仮受

16 → 16 非課税売上返還

17 → 17 輸出等免税売上返還

- 19 非課税資産の輸出等

21 → 21 仕入(課税売上) 仕入 仮払

22 → 22 仕入(非課税売上) 仮払

23 → 23 仕入(共通) 仮払

24 → 24 非課税仕入

25 → 25 仕入返還(課税売上) 仮払

26 → 26 仕入返還(非課税売上) 仮払

27 → 27 仕入返還(共通) 仮払

31 → 30 有価証券譲渡 売上

41 → 41 貸倒損失 貸倒 仮受

- 42 貸倒回収 仮受

99 → 99 未確定

- 51 輸入仕入(課税売上) 本体 仕入

- 52 輸入仕入(非課税売上) 本体

- 53 輸入仕入(共通) 本体

- 61 輸入仕入(課税売上) 国税

- 62 輸入仕入(非課税売上) 国税

- 63 輸入仕入(共通) 国税

- 64 輸入仕入 地方税

- 55 課税輸入仕入返還 本体

38

10シリーズ以前

の製品での

課税区分コード

本製品での

課税区分コード 課税区分 科目性格 仮受/仮払※

- 56 非課税輸入仕入返還 本体

- 57 共通輸入仕入返還 本体

- 65 課税輸入仕入返還 国税

- 66 非課税輸入仕入返還 国税

- 67 共通輸入仕入返還 国税

- 68 輸入仕入返還 地方税

- 31 輸入仕入(課税売上) 未確 仮払

- 32 輸入仕入(非課税売上) 未確 仮払

- 33 輸入仕入(共通) 未確 仮払

- 35 課税輸入仕入返還 未確 仮払

- 36 非課税輸入仕入返還 未確 仮払

- 37 共通輸入仕入返還 未確 仮払

「管理」メニューの機能

[手形管理]のコンバートについては、操作マニュアル[下] (管理/分析編) 2章 1

をご覧ください。

摘要別集計表、摘要損益集計表

10シリーズ以前の製品のフォームカードは集計条件としてコンバートされます

が、本製品の方が設定できる項目数が多くなっています。

予算実績管理表

前年実績はコンバートされません。

予算は10シリーズ以前の製品が持っているデータをそのまま引き継ぎます。

ただし、10シリーズ以前の製品では「部門管理している勘定科目の場合、部門別

の予算合計とその勘定科目の予算が一致していなくてもよい」という仕様になって

います。

この仕様が変更されたため、部門別の予算合計とその勘定科目の予算が一致してい

ない場合は共通部門で差額を調整します。

<例> 10シリーズ以前の製品での設定

勘定科目の予算 10,000円

部門1の予算 5,000円

部門2の予算 3,000円

決算関係

決算書で設定した注記などは本製品に引き継がれます。

コンバート後の本製品のデータ

(勘定科目の予算 10,000円)← これは各部門の

部門1の予算 5,000円 予算の合計として

部門 2の予算 3,000円 自動計算される

共通部門の予算 2,000円

39

「分析」メニューの機能

[貸借損益構成図]、[連続5期経営分析]など前年を比較表示する機能は、10シリ

ーズ以前の製品で持っていた過去分のデータをコンバートしません。

このため、表示される「期」の数が減少します。

一括コンバートをした場合や、複数の10シリーズ以前の製品の会計データをコン

バートし、本製品で[データリスト管理]でつなぎ合わせた場合は、その情報に従っ

て処理されます。

勘定科目の分析に関する項目は[分析準備]で処理するようになります。

10シリーズ以前の製品が持っていた付加価値などの項目は引き継がれています。

40

■初めて起動したときに一括でコンバートする

旧製品が本製品と同じコンピューターにインストールされている場合は、本

製品を初めて起動するときと同時にデータの変換(コンバート)処理も行える

ようになっています(今までのデータを本製品で利用できるよう変換します)。

本製品のメニューからは[ツール]-[旧製品データコンバート](P.45)で

行えます。

会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品のデータを引き継ぐ際は、

必ず「■10シリーズ以前の製品をコンバートする場合の注意点」(P.35)をご覧く

ださい。

旧製品が本製品と同じコンピューター

にインストールされていると、

初めての起動の際に、右画面が表示さ

れます(P.7)。

はい ボタンをクリックします。

※ いいえ ボタンをクリックした場合は一括コンバートを行いません。

以降は P.7の手順に進みます。

コンバートする旧製品を選択します。

OK ボタンをクリックします。

確認画面が表示されます。

OK ボタンをクリックします。

コンバートが開始されます。

完了するまでは時間がかかりますが、電

源を切ったりしないでください。

コンバートが完了したら、終了画面が

表示されます。

OK ボタンをクリックします。

41

[オンラインユーザー登録]画面が表示

されます。

インターネットからユーザー登録する

場合は インターネットから登録 ボタ

ンをクリックします。

その後、 閉じる ボタンをクリックし

て、次へ進みます。

※この画面は本製品を起動する度に表示されますので、ユーザー登録を済ませた場合は、

「今後、このダイアログを表示しない」をONにしてください。

※P.7のポイントもあわせてご覧ください。

旧製品のダイレクトメニューの設定を

引き継ぐかの確認画面が表示されます。

OK ボタンで設定を引き継ぎます。

会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告12~17のデータをコンバートした場合

会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告12~17で

選択されていた会計データが表示されます。

会計王10以前/みんなの青色申告10以前のデータをコンバートした場合

会計データを選択するための[データ選択]が表示されます。

をクリックして会計データ( )を表示させます。

使用する会計データを選択し、 選択 ボタンをクリックします。

※[データ選択]については、操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2をご覧ください。

※コンバートした会計データが1つの場合、[データ選択]画面は表示されず、自動的にそのデータ

が選択されます。

選択した会計データに切り替わります。

コンバートが終わりました。引き続き、帳簿の入力が行えます。

会計データ

42

こんなときは 以下のような確認画面が表示された場合 ①

(平成26年度税制改正により)

平成27年4月1日以後に開始する課税期

間より金融・保険業、不動産業の事業分類

が変更になりました。

該当する方は画面内容をよくお読みのう

え、コンバートした会計データで各設定を

見直してください。

(操作マニュアル[上] (日常業務編)6章「付

録」 2.も参考にしてください。)

以下のような確認画面が表示された場合 ②

(確認画面の例)

減 価 償 却 制 度 改 正 (H19.4 ま た は

H23.12)の対象となる資産があった場合

に、自動的に対応するための確認画面が表

示されます。

画面内容をよくお読みのうえ、操作してく

ださい。

ポイント 会社法に準拠したデータにするには 【法人】

コンバートした後、[事業所・消費税情報設定]にて会社法に準拠したデータに変換することが

できます(個人事業データは会社法対象外のため変換の必要はありません)。

詳しくは、「3.会社法に準拠したデータにするには」(P.51)をご覧ください。

※本製品のマニュアルは、会社法に準拠したデータを前提に説明しています。

※コンバート元のデータが会社法に準拠したデータである場合は変換の必要はありません。

43

■旧製品のデータがある場所を確認・コピーする 旧製品のデータを指定してコンバートする場合のみ、この操作を行います。

会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告12~17

からデータを引き継ぐ場合

コンバート前に会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みん

なの青色申告12~17のデータがある場所を確認し、保管のためのバッ

クアップをとります。

今までご使用の旧製品を起動します。

メニューから[ファイル]-[データリスト管理]を選択します。

「データファイル名を表示する」を ON にして画面にデータファイル名を表示さ

せます。(以下の画面参照)

印刷 ボタンをクリックして、書式設定画面から A4 よこ帳票を選択してデー

タリストを印刷します。

※データファイルの場所が印刷されます。

この後は、会計データをバックアップします。

このバックアップは保管のために行います。コンバートには使用しません。

旧製品のデータが本製品と異なるコンピューターにある場合は、以下のも行い

ます。

今までの旧製品を終了し、「データリスト」に印刷されたファイルをすべてエク

スプローラー等で、USB メモリなどにコピーします。

USB メモリなどにコピーしたデータファイルを、本製品と同じコンピューター

の任意のフォルダーにコピーします。

この任意のフォルダーとコピーしたデータファイルもメモに控えます。

続いて「旧製品のデータをコンバートする」(P.45)の手順に沿って

会計データごとにコンバートを行います。

(「引き継ぐデータを指定する」ボタンを選択)

データリストの印刷

書式設定で

A4よこ帳票を選択

ON

44

会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品からデータを引き継ぐ場合

コンバート前に会計王10以前/みんなの青色申告10以前のデータが

ある場所を確認し、保管のためのバックアップをとります。

今までご使用の旧製品を起動します。

メニューから[ファイル]-[データ選択]を選択します。

「フォルダ」をONにし、データフォルダーを表示させます。(以下の画面参照)

本製品で使用したいデータフォルダーを確認し、 印刷 ボタンをクリックして

「データ一覧表」を印刷します。

※データとフォルダーの場所が印刷されます。

この後は、会計データをそれぞれバックアップします。

このバックアップは保管のために行います。コンバートには使用しません。

旧製品のデータが本製品と異なるコンピューターにある場合は、以下のも行い

ます。

今までの旧製品を終了し、「データ一覧表」のフォルダーをすべてエクスプロー

ラー等で、USB メモリなどにコピーします。

USB メモリなどにコピーしたフォルダーを、本製品と同じコンピューターの任

意のフォルダーにコピーします。

この任意のフォルダーとコピーしたフォルダーもメモに控えます。

続いて次ページ「旧製品のデータをコンバートする」の手順に沿って

会計データごとにコンバートを行います。

(「引き継ぐデータを指定する」ボタンを選択)

ON データ一覧表の印刷

45

■旧製品のデータをコンバートする

会計王10以前/みんなの青色申告10以前の製品のデータを引き継ぐ際は、

必ず「■10シリーズ以前の製品をコンバートする場合の注意点」(P.35)をご覧く

ださい。

本製品のメニューから行う場合は、[ツール]-[旧製品データコンバート]

から行います。

処理方法の選択ダイアログが表示されますので、旧製品のデータのコンバート

方法を選択します。

一括で処理する 旧製品と本製品が同じコンピューターにインストー

ルされている場合(P.32)はこちらを選択します。

一括でコンバートを行います。

引き継ぐデータを

指定する

旧製品のデータを指定してコンバートを行いたい場

合(P.33)は、こちらを選択します。

一会計期間の会計データをコンバートします。

バックアップ

ファイルから

旧製品のバックアップファイルからコンバートを行

いたい場合(P.34)は、こちらを選択します。

旧製品のバックアップファイルをコンバートします。

P.46へ

P.48へ

P.50へ

46

“一括で処理する”を選択した場合

本製品と同じコンピューターに旧製品がインストールされている場合に

行えます。

すべての事業所、会計期間の旧製品の会計データ(※)を一括でコンバートします。 ※旧製品の[データ選択]に表示されている会計データすべて。

コンバート元の製品を選択し、必要があれば「詳細設定」を設定します。

作成先フォルダー 会計データの作成場所を確認できます。

変更する場合は、 変更 ボタンをクリックします。

仕訳データを

取り込む

通常はONにします。OFFにすると仕訳を取り込みません。(仕

訳件数が0件の会計データにします。)

なお、「製品」が会計王11以降、みんなの青色申告 2010・

12~17の場合は選択できず、仕訳は必ず取り込まれます。

データ交換の

情報を取り込む

仕訳を取り込む場合のみ、データ交換の情報

を取り込むかどうか選択します。

この設定は取り込む会計データのうち法人の

み適用されます。

OK ボタンをクリックします。

確認画面が表示されます。

OK ボタンをクリックします。

コンバートが開始されます。

完了するまで時間がかかりますが、

電源を切ったりしないでください。

コンバートが完了すると、完了画面

が表示されます。

OK ボタンをクリックします。

会計データを使用するため、

[データ選択]を実行するかの確認

画面が表示されます。

はい ボタンをクリックします。

コンバート元の製品を

選択します。

47

[データ選択]が表示されます。

をクリックして会計データ( )を表示させます。

使用する会計データを選択し、 選択 ボタンをクリックします。

※[データ選択]については、操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2をご覧ください。

選択した会計データに切り替わります。

コンバートが終わりました。引き続き、帳簿の入力が行えます。

ポイント ・簡易課税制度のみなし仕入れ率に関する確認画面(P.42)が表示された場合

画面内容をよくお読みのうえ、操作してください。

・減価償却制度に関する確認画面(P.42)が表示された場合

画面内容をよくお読みのうえ、操作してください。

・会社法に準拠したデータにするには 【法人】

コンバートした後、[事業所・消費税情報設定]にて会社法に準拠したデータに変換すること

ができます(個人事業データは会社法対象外のため変換の必要はありません)。

詳しくは、「3.会社法に準拠したデータにするには」(P.51)をご覧ください。

※本製品のマニュアルは、会社法に準拠したデータを前提に説明しています。

※コンバート元のデータが会社法に準拠したデータである場合は変換の必要はありません。

会計データ

48

“引き継ぐデータを指定する”を選択した場合

一会計期間の旧製品の会計データをコンバートします。

旧製品のデータファイル、またはデータフォルダー(「2016Data」など)を指定

し、必要があれば「詳細設定」を設定します。

「製品」が会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みんなの青色申告

12~17の場合

ファイル P.43の手順で印刷、または手順でメモしたデータファイル

を指定します。

作成先フォルダー 会計データの作成場所を確認できます。

変更する場合は、 変更 ボタンをクリックします。

電子帳簿保存を

する

選択できません。指定したデータの設定をそのまま引き継ぎます。

仕訳データを

取り込む

選択できません。仕訳は取り込まれます。

「製品」が会計王10以前/みんなの青色申告10以前の場合

フォルダー P.43の手順で印刷、または手順でメモしたデータフォルダ

ーを指定します。

作成先フォルダー 会計データの作成場所を確認できます。

変更する場合は、 変更 ボタンをクリックします。

電子帳簿保存を

する

本製品のデータにコンバートしたときから、電子帳簿保存を行う

場合はONにします。この場合、仕訳の変更を記録しない期間を

0~7以内で入力します。

詳しくは、操作マニュアル [上] (導入編) 5章 参照。

仕訳データを

取り込む

通常はONにします。

OFFにすると仕訳を取り込みません。(仕訳件数が0件の会計デ

ータにします。)

OK ボタンをクリックします。

データ内容が

表示されます。

コンバート元の製品を

選択します。

49

確認画面が表示されます。

OK ボタンをクリックします。

コンバートが開始されます。

完了するまで時間がかかりますが、

電源を切ったりしないでください。

コンバートが完了すると、確認画面

が表示されます。

引き続きコンバートをする場合は、

はい ボタンをクリックします。

(手順へ)

コンバートを終わらせてもよい場合

は、 いいえ ボタンをクリックしま

す。(手順へ)

手順(P.45)の画面に 手順へ

戻ります。 進みます。

コンバートしたい会計データが複数ある場合は、上記確認画面で はい ボタ

ンをクリックし、~を繰り返します。

すべてのコンバート終了後、上記確認画面で いいえ ボタンをクリックし、

[データリスト管理](操作マニュアル[下] (データ管理編) 1 章 10 参照)

でコンバートした会計データを一つの事業所につなぎ合わせます。

会計データを使用するため、

[データ選択]を実行するかどう

かの確認画面が表示されます。

はい ボタンをクリックします。

[データ選択]が表示されます。

をクリックして会計データ( )を表示させます。

使用する会計データを選択し、 選択 ボタンをクリックします。

※[データ選択]については、操作マニュアル[下] (データ管理編) 1章 2をご覧ください。

選択した会計データに切り替わります。

コンバートが終わりました。引き続き、帳簿の入力が行えます。

会計データ

50

ポイント ・簡易課税制度のみなし仕入れ率に関する確認画面(P.42)が表示された場合

画面内容をよくお読みのうえ、操作してください。

・減価償却制度に関する確認画面(P.42)が表示された場合

画面内容をよくお読みのうえ、操作してください。

・会社法に準拠したデータにするには 【法人】

コンバートした後、[事業所・消費税情報設定]にて会社法に準拠したデータに変換すること

ができます(個人事業データは会社法対象外のため変換の必要はありません)。

詳しくは、「3.会社法に準拠したデータにするには」(P.51)をご覧ください。

※本製品のマニュアルは、会社法に準拠したデータを前提に説明しています。

※コンバート元のデータが会社法に準拠したデータである場合は変換の必要はありません。

“バックアップファイルから”を選択した場合

旧製品のバックアップファイルをコンバートします。

バックアップファイルを指定し、必要があれば「詳細設定」を設定します。

作成先フォルダー 会計データの作成場所を確認できます。

変更する場合は、 変更 ボタンをクリックします。

電子帳簿保存を

する

本製品のデータにコンバートしたときから、電子帳簿保存を行う

場合はONにします。この場合、仕訳の変更を記録しない期間を

0~7以内で入力します。

詳しくは、操作マニュアル [上] (導入編) 5章 参照。

なお、会計王11以降/みんなの青色申告2010および、みん

なの青色申告12~17のバックアップファイルの場合は選択

できません。設定をそのまま引き継ぎます。

仕訳データを

取り込む

通常はONにします。

OFFにすると仕訳を取り込みません。(仕訳件数が0件の会計デ

ータにします。)

OK ボタンをクリックします。

この後は P.49 の手順以降と同様です。

データ内容が

表示されます。

バックアップファイル

を指定します。

51

3.会社法に準拠したデータにするには 【法人】 メニューバーから選択:[導入]-[事業所・消費税情報設定]

平成 18年 5月 1日より、会社法が施行されました。

会社法では決算書が様変わりし(資本の部の変更や、利益処分案の廃止による株

主資本等変動計算書の新設等)、新たなルールが設けられています。

旧製品からコンバートした後に、会社法に準拠したデータに変換することができ

ます。

※「会計王8」以降の製品で新規作成またはすでに会社法に準拠したデータに変換していた場合は、本

製品で変換の必要はありません(個人事業データは会社法対象外のため変換の必要はありません)。

※新規作成した場合は、会社法に準拠したデータで作成されます。

※本製品のマニュアルは、会社法に準拠したデータを前提に説明しています。

■主な変換処理

・資本の部を純資産の部に変更し、科目体系を変換します。

(資本 → 純資産、当期未処分利益 → 繰越利益剰余金 など)

・差引損益の部の前期繰越利益以降の科目を削除します。

(前期繰越利益の入力のため、前期繰越利益は残ります。ただし、試算

表などには表示されません。金額は繰越利益剰余金に集計されます。)

・決算書の操作方法が変わります。

* 注 意 ・会社法では、役員賞与であっても一定の条件をもとに損金算入が認められるようになり

ました。

このため、「役員賞与」勘定が必要である場合は、変換後に[勘定科目設定](※)に「707 役

員賞与」を追加してください。(自動的には追加されません。)

※【損益計算書】《経常損益の部》[営業損益の部]【販管費】(人件費)内

・キャッシュフロー計算書をお使いになる場合は、変換後に[キャッシュフロー修正仕訳設

定]で修正仕訳をみなおしてください。

変換時の科目体系の変更にともなって追加された科目は、キャッシュフロー修正仕訳で

は自動的に設定されません。また、削除される科目が設定されている修正仕訳は削除さ

れます。

ただし、変換前に資本の部の合計科目(【9113 資本金】など)を設定していた修正仕訳

は、変換するとその配下の一般科目(「400 資本金」など)に自動的に設定し直します。配

下の一般科目が複数ある場合は、先頭の一般科目に金額が集約されます。

52

■変換の手順 データの変換は以下の手順で行います。

※一度変換すると、元に戻すことはできませんので、下記操作を行う前に必ず会

計データのバックアップを行ってください。

変換する会計データを選択し、メニューバーから[導入]-[事業所・消費税情報

設定]を選択します。

事業所・消費税情報設定ダイアログが表示されます。

「会社法(H18.5 施行)に準拠する」を ON にします。

設定 ボタンをクリックすると、以下の確認画面が表示されます。

内容を確認の上、 OK ボタンをクリックします。

以下の確認画面が表示された場合

会社法に準拠したデータでは使用できない科目が仕訳などで使用されてい

る場合、変換することができません。

他の勘定科目に変更するか、該当する仕訳などを削除した後、再度お試しく

ださい。

53

以下のダイアログが表示されます。

資本の部の科目性格や科目名称から、変換後に該当する科目性格を自動判断し

ます。

通常はこのままでよいですが、任意に科目を追加していた場合は、科目性格が

正しいかどうかを確認し、適切な科目性格に対応付けます。

※ここで対応付けた科目性格は、決算書の株主資本等変動計算書の科目区分に

集計されます。(詳しくは、操作マニュアル[下] (決算書/消費税関連編)

「3 章 2.決算書を作成する ■③株主資本等変動計算書を入力する ◆科目

区分について」をご覧ください。)

設定 ボタンをクリックします。

以下のダイアログが表示されます。

で設定した変換後の純資産の部の科目体系を確認します。

修正したい場合は 戻る ボタンでのダイアログに戻ります。

実行 ボタンで変換します。

以上でデータの変換は終了します。

変換後は、勘定科目体系が変更され、決算書の操作方法や体裁が変わります。

詳しくは、操作マニュアル[下] (決算書/消費税関連編) 「3章 2.決算書を作成する」をご覧

ください。

(コンバート対象外)以外

の科目は任意にドロップ

ダウンから選択すること

もできます。(通常はこ

のままでかまいません)

指定した科目性格を破棄し、

画面起動時の状態に戻します。

のダイアログに

戻ります。

変換後、新規に追加

される合計科目や科目

は、<新規科目追加>

と表示されます。

変換後の科目性格 変換前の資本の部

の科目体系

変換後の純資産の

部の科目体系

54

4.サンプルデータをみる メニューバーから選択:[ファイル]-[データ復元]

本製品を実際に使う前にサンプルデータでお試しいただくことができます。

サンプルデータは、バックアップファイルとしてインストールフォルダー内に保

存されています。(CD-ROM内の「SampleData」フォルダーにもあります)

[ファイル]-[データ復元]を選択します。

「パソコン内のファイル」を選択し、_参照 ボタンをクリックします。

インストールフォルダー内(※)の SampleData フォルダー内にある

[ソリマチ電機株式会社(法人経営DEMO)]などを指定し、 開く ボタンをクリッ

クします。

※C ドライブに本製品をインストールした場合

C:\Program Files\Sorimachi\AccStd18

(★)

サンプルデータの情報が表示されます。復元先はこのままにしておきます。

経営形態ごとに3種類あります

のでお好きなサンプルデータを

指定してください。

「新規作成-作成方法選択」画面(P.14)からは

ダイレクトメニューからは

★…「Program Files(x86)」もある場合は

「Program Files(x86)」の方を指定。

55

OK ボタンをクリックします。

復元が完了すると、確認画面が表示されます。

はい ボタンをクリックします。

サンプルデータに切り替わります。

このサンプルで本製品の機能をお試しください。

索引

58

M MoneyLink .................................................. 6

あ アンインストール ......................................... 10

い イニシャルキーとは ...................................... 22

インストール ................................................. 2

お オンラインユーザー登録について ..................... 7

か 会計王17以前のデータを引き継ぐ ................ 31

会計王18のデータを復元する ........................ 8

会計期間について ......................................... 26

会計期間を 1年未満にする場合 ..................... 26

会社法に準拠したデータにするには ................ 51

カレンダー .................................................. 26

き 旧製品データコンバート ........................ 31, 45

旧製品のデータを利用する ............................ 31

業種別テンプレート ...................................... 15

業種別のテンプレートで新規作成 ................... 15

さ サンプルデータをみる ................................... 54

し 事業分類 ..................................................... 30

締め日 ........................................................ 26

消費税処理方法 ............................................ 28

新規作成 ..................................................... 14

新規作成(業種別テンプレート) ...................... 15

新規作成(通常の方法) ................................... 19

新規作成(らくらくエスコート) ...................... 17

た 他社製品のデータから作成する方法 ................ 24

つ 通常の方法で作成する方法 ............................ 19

通常の方法で新規作成 ................................... 19

て データコンバート(一括で処理する) ................ 46

データコンバート(バックアップファイルから) 50

データコンバート(引き継ぐデータを指定する) 48

と 動作環境 ....................................................... 2

は 初めて起動したときに一括でコンバートする .... 40

ひ 日付の入力 .................................................. 26

ほ 他の会計データから設定を取り込んで作成する方

法 ........................................................... 23

み みんなの青色申告18のデータを引き継ぐ ......... 8

みんなの青色申告17以前のデータを引き継ぐ 31

ら らくらくエスコート ...................................... 17

らくらくエスコート一覧 ............................... 18

らくらくエスコートで新規作成 ...................... 17

59

会計王18 セットアップマニュアル

発行・製作 ソリマチ株式会社

平成28年11月 初版発行

・本書の内容は、予告なしに変更することがあります。

・本書の一部または全部を無断で転記しないでください。

・乱丁、落丁はお取り替えいたします。