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Q EChERS法を⽤いた QuEChERS法を⽤いた QuEChERS法を⽤いた UPLC/MS/MSによる農薬 ⻫分析 UPLC/MS/MSによる農薬⼀⻫分析 UPLC/MS/MSによる農薬 ⻫分析 Nobutake Sato 1 ; Tatsuya Ezaki 1 Nobutake Sato 1 ; Tatsuya Ezaki 1 1 Nih W KK 1 Nihon Waters K.K. INTRODUCTION INTRODUCTION 3にサンプル溶液の希釈による効果を⽰す Q EChERS法による抽出のみを施し 精製を⾏わ 近年の⾷品安全性試験ではポジティブリスト施⾏以来対象化合物が増加し 多成分 ⻫分析に 3にサンプル溶液の希釈による効果を⽰すQuEChERS法による抽出のみを施し精製を⾏わ 近年の⾷品安全性試験ではポジティブリスト施⾏以来対象化合物が増加し多成分⼀⻫分析に ないサンプルについてはいくつかの化合物でマトリックスによるイオンサプレッションが観測された3 よる効率化が求められている サンプルの前処理については個別に煩雑な操作をすることなく作業時 ないサンプルについてはいくつかの化合物でマトリックスによるイオンサプレッションが観測された3 分析計 ⾼感度分析が 溶液 希釈 よる効率化が求められているサンプルの前処理については個別に煩雑な操作をすることなく作業時 価格 簡易 ⽅法 抽出 タ出⼒ 全体 効率化が求 近年 上段質量分析計での⾼感度分析が可能なことからこの溶液をメタノールにて10倍に希釈し 価格⾯からも簡易な⽅法で抽出からデータ出⼒までの全体の効率化が求められている近年 た場合 マトリックスの影響は⼩さくなりサプレッションも軽減される3下段の機器分析の技術の向上で分析時間は短縮化が図られているが 全体の多くの時間を占めるの た場合マトリックスの影響は⼩さくなりサプレッションも軽減される3下段の機器分析の技術の向上で分析時間は短縮化が図られているが全体の多くの時間を占めるの はサンプル前処理にあるQuEChERS法は迅速簡便安価効率的頑健安全な⽅法とし はサンプル前処理にあるQuEChERS法は迅速簡便安価効率的頑健安全な⽅法とし 知られ プルにより精製 程が必要な場合があ 精製が不⾜す 場合は 標準溶液10 b アボカドサンプル て知られているが サンプルにより精製⼯程が必要な場合がある 精製が不⾜する場合は 10 ppb Sample3 10 ppb 標準溶液10 ppb アボカドサンプル 10 b LC/MS/MSでのイオンサプレッションやエンハンスメントを引き起こす場合があるが さらなる精製⼯ 0205_012 1: MRM of 2 Channels ES+ 0205_041 1: MRM of 2 Channels ES+ 10 ppb LC/MS/MSでのイオンサプレッションやエンハンスメントを引き起こす場合があるがさらなる精製⼯ 162.98 > 87.79 (Methomyl) 100 162.98 > 87.79 (Methomyl) 程を加えることは全体のスループットの向上とは相反することとなるマトリックスの影響を⼩さくし全 1.75e6 100 1.75e6 程を加えることは全体のスル プットの向上とは相反することとなるマトリックスの影響を⼩さくし全 ⼯程 の効率化を図るため 粗抽出液を希釈し 注⼊されるマトリ クス量を低減させる⽅法が⽤ 回収率=61% ⼯程での効率化を図るため粗抽出液を希釈して注⼊されるマトリックス量を低減させる⽅法が⽤ いられる これには多成分においても⾼感度を維持することが必要である 本研究では % % いられる これには多成分においても⾼感度を維持することが必要である 本研究では % % QuEChERS法による抽出のみを⾏ったサンプルの希釈による効果について検討したQuEChERS法による抽出のみを⾏ったサンプルの希釈による効果について検討したSAMPLE PREPARATION Time 1 10 1 20 1 30 1 40 0 Time 1 10 1 20 1 30 1 40 0 SAMPLE PREPARATION 1.10 1.20 1.30 1.40 1.10 1.20 1.30 1.40 標準溶液:ポジティブリスト法農薬104化合物はメタノ ルにて適宜調製した 標準溶液:ポジティブリスト法農薬104化合物はメタノールにて適宜調製したメタノ 10倍希釈 サンプル:Waters社製QuEChERS抽出キットAOAC 2007 01メソッド⽤1%-酢酸含 メタノール10倍希釈 サンプル:Waters社製QuEChERS抽出キットAOAC 2007,01メソッド⽤1% 酢酸含 セト トリル を加えた後 ジナイズ たサ プル を加え 分間攪拌後 遠⼼分 有アセトニトリル15 mLを加えた後ホモジナイズしたサンプル15 gを加え1分間攪拌後遠⼼分 離を施し上澄み液を試料溶液とした この試料溶液に10 ppbとなるように標準溶液を添加し S l31 b アボカドサンプル 1 b 標準溶液1 ppb 離を施し上澄み液を試料溶液としたこの試料溶液に10 ppbとなるように標準溶液を添加しSample3 1 ppb 020 038 1 MRM f 2 Ch l ES アボカドサンプル 1 ppb10希釈) 1 ppb 020 010 1 MRM f 2 Ch l ES 標準溶液1 ppb タノールで10倍希釈した0205_038 1: MRM of 2 Channels ES+ 162 98 > 87 79 (Methomyl) 1 ppb10希釈) 0205_010 1: MRM of 2 Channels ES+ 162 98 > 87 79 (Methomyl) タノ ルで10倍希釈した100 162.98 > 87.79 (Methomyl) 1 74e5 100 162.98 > 87.79 (Methomyl) 1 74e5 1.74e5 回収率 93% 1.74e5 回収率=93% サンプルばれいしょ ホウレンソウ アボカド サンプルばれいしょホウレンソウアボカド % % ホモジナイズサンプル 15 % % ホモジナイズサンプル15g 酢酸含有 1%-酢酸含有アセトニトリル15mL Time 0 Time 0 Time 1 10 1 20 1 30 1 40 0 Time 1 10 1 20 1 30 1 40 0 1.10 1.20 1.30 1.40 1.10 1.20 1.30 1.40 法農薬添加( ) Figure 3 サンプル希釈によるマトリックス効果の低減 法農薬添加(10 ppb) Figure 3. サンプル希釈によるマトリックス効果の低減 ばれいしょ アボカド ホウレンソウ 倍希釈 た各 収率を 農薬 収率 攪拌抽出 遠心分離 メタノールにて10倍希釈 410倍希釈した各サンプルでの回収率を⽰す104農薬のうち回収率70120%の範 攪拌抽出 メタノ にて 倍希釈 囲に⼊らない化合物数は全体の10%以下と良好な値を⽰した 各サンプルともに希釈しないサン 囲に⼊らない化合物数は全体の10%以下と良好な値を⽰した各サンプルともに希釈しないサン Figure 1 QuEChERS抽出⽅法と各サンプルの抽出液 プルと⽐較すると回収率は向上する傾向にあったデータ記載無しFigure 1. QuEChERS抽出⽅法と各サンプルの抽出液 プルと⽐較すると回収率は向上する傾向にあったタ記載無しばれいしょ アボカド ホウレンソウ 添加1 ppb アボカド 添加1 ppb ホウレンソウ 添加1 ppb METHODS 6 3 5 添加1 ppb 添加1 ppb METHODS 3 5 UPLC MS UPLC MS Instrument: ACQUITY UPLC H-Class Instrument: Xevo TQ-S micro <70 or >120 <70 or >120 <70 or >120 ACQUITY UPLC HSS C ESI positive 70120% 70120% 70120% Column: ACQUITY UPLC HSS C 18 2 1ID x 100 mm 18 μm Ionization mode: ESI positive ESI Negative 2.1ID x 100 mm, 1.8 μm ESI Negative 1 0 kV(positive) 98 101 Flow rate: 0.4 mL/min. Capillary: 1.0 kV(positive) 0 5 kV(Negative) 98 101 99 0.5 kV(Negative) Column heater: 40Source Temp: 150Figure 4. 10倍希釈サンプルにおける回収率 Mobile Phese A: 2 mM-CH 3 COONH 4 aq Desolvation Temp: 450Figure 4. 10倍希釈サンプルにおける回収率 Mobile Phese A: 2 mM-CH 3 COONH 4 aq. Desolvation Temp: 450Mobile Phese B: 2 mM-CH 3 COONH 4 in Cone Gas Flow: 50 L/hr 条件 Mobile Phese B: Methanol Cone Gas Flow: 50 L/hr. 5にマトリックスモニターの結果を⽰す本試験では通知法のLC条件を⽤いたが分析法を開発 I j ti Vl 2 L する際には同時溶出するマトリックスをモニタ して適切なLC条件の設定や希釈を施す必要がある Injection Vol.: 2 μL Desolvation Gas Flow: 1100 L/hr する際には同時溶出するマトリックスをモニターして適切なLC条件の設定や希釈を施す必要があるDesolvation Gas Flow: 1100 L/hr. 本装置では各種MS測定とMS/MS測定が1回の注⼊で可能なため MRMとフルスキャンを同時 Gradient : Mode: MRM Scan 本装置では各種MS測定とMS/MS測定が1回の注⼊で可能なためMRMとフルスキャンを同時 取り込 適切 条件設定が Gradient : Mode: MRM, Scan ( ) % % C に取り込み適切な条件設定が可能となるTime(min) %A %B Curve 0.0 85 15 MRM 0.0 85 15 05 60 40 6 Sample3 10 ppb ホウレンソウ添加サンプル 0.5 60 40 6 10ppb(希釈無し) 1.5 60 40 6 25 50 50 6 2.5 50 50 6 3.5 45 55 6 9.0 5 95 6 9.0 5 95 6 13 0 85 15 11 13.0 85 15 11 Total Run Time: 17 % % RESULTS AND DISCUSSION RESULTS AND DISCUSSION 2に標準溶液0 01 bMRMクロマトグラムを⽰す 標準溶液は0 01 b 50 bの範 2に標準溶液0.01 ppbMRMクロマトグラムを⽰す標準溶液は0.01 ppb50 ppbの範 囲で調製し検量線とした 取り込み時間が短くなる多成分の⾼速分析においても0 01 ppbで⼗ フルスキャン 囲で調製し検量線とした取り込み時間が短くなる多成分の⾼速分析においても0.01 ppbで⼗ フルスキャン (マトリックスモニター) 分な強度を⽰したTime 2 00 4 00 6 00 8 00 10 00 12 00 1 分な強度を⽰した2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 Figure 5. ホウレンソウサンプル(希釈無し)のMRMおよびMSスキャン同時測定結果 F72:MRM of 2 channels,ES+ 367 97 > 198 73 Anilofos F14:MRM of 2 channels,ES+ 223 89 > 166 87 F93:MRM of 2 channels,ES+ 488 92 > 157 87 F104:MRM of 2 channels,ES- F102:MRM of 2 channels,ES+ Figure 5. ホウレンソウサンプル(希釈無し)のMRMおよびMSスキャン同時測定結果 100 367.97 > 198.73 1.011e+004 Anilofos 100 223.89 > 166.87 4.260e+003 100 488.92 > 157.87 6.411e+003 100 344.9 > 280.82 1.761e+002 Oryzalin 746.33 > 141.96 4.970e+003 1.761e 002 4.970e 003 Anilofos Bendiocarb Flufenoxuron Oryzalin Spinosyn D CONCLUSION CONCLUSION % % % % % 残留農薬分析において全⼯程で効率化するには前処理を簡略化することも必要であるが 精製 % % % 残留農薬分析において全⼯程で効率化するには前処理を簡略化することも必要であるが精製 6.69 効率が⾼くないためサンプルの希釈が必要な場合がある これに対応するためには⾼速多成分⼀ 6.51 9.56 9 89 ⻫分析においても⼗分な安定性と感度をかねそろえたハ ドウ アも必要となる 今回は10倍希釈 min 0 i 0 i 0 9.94 9.89 ⻫分析においても⼗分な安定性と感度をかねそろえたハードウェアも必要となる今回は10倍希釈 min 7.000 7.200 0 min 3.600 3.800 0 min 8.600 8.800 0 min 6.400 6.600 6.800 0 min 9.600 9.800 1 サンプルにおいて⾏ったが ⾼感度分析が可能なためさらなる希釈による効率的な分析が可能と⽰ 6.400 6.600 6.800 9.600 9.800 サンプルにおいて⾏ったが⾼感度分析が可能なためさらなる希釈による効率的な分析が可能と⽰ Figure 2. 標準溶液のMRMクロマトグラム(0.01 ppb唆されるTO DOWNLOAD A COPY OF THIS POSTER VISIT WWW WATERS COM/POSTERS ©2015 Waters Corporation MKT15049 TO DOWNLOAD A COPY OF THIS POSTER, VISIT WWW.WATERS.COM/POSTERS

QEChERSQuEChERS 法を⽤いた - Waters Corporation...020 010 1 MRM f 2 Ch l ES 1 ppb タノールで10倍希釈した。 0205_038 1: MRM of 2 Channels ES+ 16298>8779(Methomyl) 0205_010

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Page 1: QEChERSQuEChERS 法を⽤いた - Waters Corporation...020 010 1 MRM f 2 Ch l ES 1 ppb タノールで10倍希釈した。 0205_038 1: MRM of 2 Channels ES+ 16298>8779(Methomyl) 0205_010

Q EChERS法を⽤いたQuEChERS法を⽤いたQuEChERS法を⽤いたUPLC/MS/MSによる農薬 ⻫分析UPLC/MS/MSによる農薬⼀⻫分析UPLC/MS/MSによる農薬 ⻫分析Nobutake Sato 1; Tatsuya Ezaki 1Nobutake Sato 1; Tatsuya Ezaki 11Nih W K K1Nihon Waters K.K.

INTRODUCTIONINTRODUCTION図3にサンプル溶液の希釈による効果を⽰す Q EChERS法による抽出のみを施し 精製を⾏わ近年の⾷品安全性試験ではポジティブリスト施⾏以来対象化合物が増加し 多成分 ⻫分析に 図3にサンプル溶液の希釈による効果を⽰す。QuEChERS法による抽出のみを施し、精製を⾏わ近年の⾷品安全性試験ではポジティブリスト施⾏以来対象化合物が増加し、多成分⼀⻫分析にないサンプルについてはいくつかの化合物でマトリックスによるイオンサプレッションが観測された(図3よる効率化が求められている サンプルの前処理については個別に煩雑な操作をすることなく作業時 ないサンプルについてはいくつかの化合物でマトリックスによるイオンサプレッションが観測された(図3段) 質 分析計 ⾼感度分析が 能 溶液 倍 希釈

よる効率化が求められている。サンプルの前処理については個別に煩雑な操作をすることなく作業時間 価格 簡易 ⽅法 抽出 デ タ出⼒ 全体 効率化が求 れ 近年 上段)。質量分析計での⾼感度分析が可能なことから、この溶液をメタノールにて10倍に希釈し間、価格⾯からも簡易な⽅法で抽出からデータ出⼒までの全体の効率化が求められている。近年 段) 質 分析計 ⾼感度分析が可能 か 溶液 倍 希釈

た場合 マトリックスの影響は⼩さくなりサプレッションも軽減される(図3下段)の機器分析の技術の向上で分析時間は短縮化が図られているが 全体の多くの時間を占めるの た場合、マトリックスの影響は⼩さくなりサプレッションも軽減される(図3下段)。の機器分析の技術の向上で分析時間は短縮化が図られているが、全体の多くの時間を占めるのはサンプル前処理にある。QuEChERS法は迅速、簡便、安価、効率的、頑健、安全な⽅法としはサンプル前処理にある。QuEChERS法は迅速、簡便、安価、効率的、頑健、安全な⽅法とし知られ が サ プルにより精製 程が必要な場合があ 精製が不⾜す 場合は 標準溶液10 b アボカドサンプルて知られているが、サンプルにより精製⼯程が必要な場合がある。精製が不⾜する場合は 10 ppb Sample3 10 ppb標準溶液10 ppb アボカドサンプル

10 bLC/MS/MSでのイオンサプレッションやエンハンスメントを引き起こす場合があるが さらなる精製⼯

pp0205_012 1: MRM of 2 Channels ES+

p pp0205_041 1: MRM of 2 Channels ES+

10 ppbLC/MS/MSでのイオンサプレッションやエンハンスメントを引き起こす場合があるが、さらなる精製⼯ _

162.98 > 87.79 (Methomyl) 100

_162.98 > 87.79 (Methomyl)

程を加えることは全体のスループットの向上とは相反することとなる。マトリックスの影響を⼩さくし全 1.75e6100

1.75e6程を加えることは全体のスル プットの向上とは相反することとなる。マトリックスの影響を⼩さくし全⼯程 の効率化を図るため 粗抽出液を希釈し 注⼊されるマトリ クス量を低減させる⽅法が⽤ 回収率=61%⼯程での効率化を図るため、粗抽出液を希釈して注⼊されるマトリックス量を低減させる⽅法が⽤ 回収率

いられる これには多成分においても⾼感度を維持することが必要である 本研究では % %いられる。これには多成分においても⾼感度を維持することが必要である。本研究では、 % %

QuEChERS法による抽出のみを⾏ったサンプルの希釈による効果について検討した。QuEChERS法による抽出のみを⾏ったサンプルの希釈による効果について検討した。

SAMPLE PREPARATION Time1 10 1 20 1 30 1 40

0 Time1 10 1 20 1 30 1 40

0SAMPLE PREPARATION 1.10 1.20 1.30 1.40 1.10 1.20 1.30 1.40

標準溶液:ポジティブリストⅠ法農薬(104化合物)はメタノ ルにて適宜調製した標準溶液:ポジティブリストⅠ法農薬(104化合物)はメタノールにて適宜調製した。メタノ ル10倍希釈サンプル:Waters社製QuEChERS抽出キット(AOAC 2007 01メソッド⽤)に1%-酢酸含 メタノール10倍希釈サンプル:Waters社製QuEChERS抽出キット(AOAC 2007,01メソッド⽤)に1% 酢酸含

有 セト トリル を加えた後 ホ ジナイズ たサ プル を加え 分間攪拌後 遠⼼分有アセトニトリル15 mLを加えた後、ホモジナイズしたサンプル15 gを加え1分間攪拌後、遠⼼分g離を施し上澄み液を試料溶液とした この試料溶液に10 ppbとなるように標準溶液を添加し メ S l 3 1 bアボカドサンプル1 b標準溶液1 ppb離を施し上澄み液を試料溶液とした。この試料溶液に10 ppbとなるように標準溶液を添加し、メ Sample3 1 ppb

020 038 1 MRM f 2 Ch l ES

アボカドサンプル1 ppb(10倍希釈)1 ppb

020 010 1 MRM f 2 Ch l ES

標準溶液1 ppb

タノールで10倍希釈した。 0205_038 1: MRM of 2 Channels ES+ 162 98 > 87 79 (Methomyl)

1 ppb(10倍希釈)0205_010 1: MRM of 2 Channels ES+ 162 98 > 87 79 (Methomyl)タノ ルで10倍希釈した。

100 162.98 > 87.79 (Methomyl)1 74e5

100 162.98 > 87.79 (Methomyl)1 74e5 1.74e5

回収率 93%

1.74e5

回収率=93%

サンプル:ばれいしょ ホウレンソウ アボカドサンプル:ばれいしょ、ホウレンソウ、アボカド

%%

ホモジナイズサンプル 15

%%

ホモジナイズサンプル:15g

酢酸含有1%-酢酸含有アセトニトリル:15mLTime0Time0

酸含有Time

1 10 1 20 1 30 1 400Time

1 10 1 20 1 30 1 400

1.10 1.20 1.30 1.401.10 1.20 1.30 1.40

法農薬添加( )Figure 3 サンプル希釈によるマトリックス効果の低減

Ⅰ法農薬添加(10 ppb)Figure 3. サンプル希釈によるマトリックス効果の低減

農 添 ppばれいしょ アボカド ホウレンソウ

倍希釈 た各 プ 収率を す 全 農薬 収率 範攪拌抽出 遠心分離 メタノールにて10倍希釈 図4に10倍希釈した各サンプルでの回収率を⽰す。全104農薬のうち、回収率70〜120%の範攪拌抽出 遠心分離 メタノ ルにて 倍希釈

囲に⼊らない化合物数は全体の10%以下と良好な値を⽰した 各サンプルともに希釈しないサン囲に⼊らない化合物数は全体の10%以下と良好な値を⽰した。各サンプルともに希釈しないサンFigure 1 QuEChERS抽出⽅法と各サンプルの抽出液 プルと⽐較すると回収率は向上する傾向にあった(データ記載無し)。Figure 1. QuEChERS抽出⽅法と各サンプルの抽出液 プルと⽐較すると回収率は向上する傾向にあった(デ タ記載無し)。

ばれいしょ アボカド ホウレンソウ添加1 ppb

アボカド添加1 ppb

ホウレンソウ添加1 ppb

METHODS 6

pp3 5

添加1 ppb 添加1 ppbMETHODS 3 5

UPLC MSUPLC MSInstrument: ACQUITY UPLC H-Class Instrument: Xevo TQ-S micro <70 or >120 <70 or >120 <70 or >120Q Q

ACQUITY UPLC HSS C ESI positive70~120% 70~120% 70~120%

Column: ACQUITY UPLC HSS C182 1ID x 100 mm 1 8 μm Ionization mode: ESI positive

ESI Negative2.1ID x 100 mm, 1.8 μm ESI Negative

1 0 kV(positive) 98 101Flow rate: 0.4 mL/min. Capillary: 1.0 kV(positive)0 5 kV(Negative)

98 101 99

0.5 kV(Negative)

Column heater: 40℃ Source Temp: 150℃ Figure 4. 10倍希釈サンプルにおける回収率pMobile Phese A: 2 mM-CH3COONH4 aq Desolvation Temp: 450℃

Figure 4. 10倍希釈サンプルにおける回収率Mobile Phese A: 2 mM-CH3COONH4 aq. Desolvation Temp: 450℃

Mobile Phese B: 2 mM-CH3COONH4 in Cone Gas Flow: 50 L/hr 結 試 知 条件 が 析Mobile Phese B: Methanol Cone Gas Flow: 50 L/hr. 図5にマトリックスモニターの結果を⽰す。本試験では通知法のLC条件を⽤いたが、分析法を開発I j ti V l 2 L

図 マトリックス タ 結果を⽰す。本試験 通知法 条件を⽤ たが、分析法を開発する際には同時溶出するマトリックスをモニタ して適切なLC条件の設定や希釈を施す必要があるInjection Vol.: 2 μL Desolvation Gas Flow: 1100 L/hr する際には同時溶出するマトリックスをモニターして適切なLC条件の設定や希釈を施す必要がある。Desolvation Gas Flow: 1100 L/hr.本装置では各種MS測定とMS/MS測定が1回の注⼊で可能なため MRMとフルスキャンを同時

Gradient : Mode: MRM Scan本装置では各種MS測定とMS/MS測定が1回の注⼊で可能なため、MRMとフルスキャンを同時取り込 適切 条件設定が 能Gradient : Mode: MRM, Scan

( ) % % Cに取り込み適切な条件設定が可能となる。

Time(min) %A %B Curve0.0 85 15 MRM0.0 85 150 5 60 40 6 Sample3 10 ppb ホウレンソウ添加サンプル0.5 60 40 6 p pp

10ppb(希釈無し)1.5 60 40 62 5 50 50 62.5 50 50 63.5 45 55 69.0 5 95 69.0 5 95 613 0 85 15 1113.0 85 15 11

Total Run Time: 17

%%

RESULTS AND DISCUSSIONRESULTS AND DISCUSSION図2に標準溶液0 01 bのMRMクロマトグラムを⽰す 標準溶液は0 01 b 50 bの範図2に標準溶液0.01 ppbのMRMクロマトグラムを⽰す。標準溶液は0.01 ppb〜50 ppbの範囲で調製し検量線とした 取り込み時間が短くなる多成分の⾼速分析においても0 01 ppbで⼗ フルスキャン囲で調製し検量線とした。取り込み時間が短くなる多成分の⾼速分析においても0.01 ppbで⼗ フルスキャン

(マトリックスモニター)分な強度を⽰した。 Time

2 00 4 00 6 00 8 00 10 00 12 001分な強度を⽰した。 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00

Figure 5. ホウレンソウサンプル(希釈無し)のMRMおよびMSスキャン同時測定結果F72:MRM of 2 channels,ES+

367 97 > 198 73AnilofosF14:MRM of 2 channels,ES+

223 89 > 166 87F93:MRM of 2 channels,ES+

488 92 > 157 87F104:MRM of 2 channels,ES- F102:MRM of 2 channels,ES+

Figure 5. ホウレンソウサンプル(希釈無し)のMRMおよびMSスキャン同時測定結果100

367.97 > 198.731.011e+004

Anilofos100

223.89 > 166.874.260e+003 100

488.92 > 157.876.411e+003 100

344.9 > 280.821.761e+002

Oryzalin 746.33 > 141.964.970e+0031.761e 002 4.970e 003

Anilofos Bendiocarb Flufenoxuron Oryzalin Spinosyn D

CONCLUSIONCONCLUSION% % % % % 残留農薬分析において全⼯程で効率化するには前処理を簡略化することも必要であるが 精製% % % 残留農薬分析において全⼯程で効率化するには前処理を簡略化することも必要であるが、精製

プ6.69 効率が⾼くないためサンプルの希釈が必要な場合がある。これに対応するためには⾼速多成分⼀6.51 9.56

9 89

効率が⾼くないためサンプルの希釈が必要な場合がある。これに対応するためには⾼速多成分⻫分析においても⼗分な安定性と感度をかねそろえたハ ドウ アも必要となる 今回は10倍希釈

min0 i0 i0

9.949.89 ⻫分析においても⼗分な安定性と感度をかねそろえたハードウェアも必要となる。今回は10倍希釈

min7.000 7.200

0 min3.600 3.800

0 min8.600 8.800

0 min6.400 6.600 6.8000 min

9.600 9.8001

サンプルにおいて⾏ったが ⾼感度分析が可能なためさらなる希釈による効率的な分析が可能と⽰6.400 6.600 6.800 9.600 9.800 サンプルにおいて⾏ったが、⾼感度分析が可能なためさらなる希釈による効率的な分析が可能と⽰唆Figure 2. 標準溶液のMRMクロマトグラム(0.01 ppb) 唆される。gu e 標準溶液の クロマトグラム(0 0 ppb) 唆 る

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