2
特 徴 高効率エタン・LPG 回収プロセス 東洋エンジニアリング㈱が開発したコールド・リフラックス技術(=コアフラックス技術)は、蒸留塔の精 留効果を高める働きをする「リフラックス」の供給を最適化することにより、少ないエネルギーで天然ガス やLNGからエタン・LPGの高い製品回収率を達成するもので、2つのプロセスがあります。 1.COREFLUX TM –C2(Cold Reflux Compressor Process) 天然ガス、石油随伴ガス、製油所のオフガス等の軽質ガスから、少ないエネルギーでより多くのエタンを 効率的に回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>95%) ・ ターボエキスパンダーの有効利用による圧縮機動力削減 ・ 従来プロセスからの改造が容易 2.COREFLUX TM –LNG(Cold Reflux Technology for LNG Processing) LNG受入基地で受け入れたエタン、LPGを高効率で回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>98%) ・ LNG冷熱の有効利用による省エネルギー ・ シンプルなプロセススキームによる運転、保守管理の簡素化 概 要 or 原 理 1.COREFLUX TM –C2 エタン回収率を上げるには、蒸留塔の塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要が あります。リフラックス中の液化率が高く、かつ液中のメタン濃度が高いほど高い精留効果が得られ、よ り多くのエタンを回収することができます。このようなリフラックス液を生成するには、–100℃レベル の低温が必要であり、低温条件をいかに効率良く達成するかがプロセス性能を決める鍵になります。 .COREFLUX TM –C2では、ターボエキスパンダーを有効に活用して低温状態を作り出しています。また、 ターボエキスパンダーの出口ストリームにセパレータを設置し、メタン濃度の高い気体を取り出します。 この気体の一部を再圧縮して平衡温度を上げることにより凝縮しやすくし、低温の脱メタン塔の塔頂ガス との熱交換により凝縮させます。この方法により、液化率が高く、かつメタン濃度の高いリフラックス液 を生成することができ、メタンとエタンの分離を効率良く行うことができます。 2.COREFLUX TM –LNG メタン、エタン、LPGから成るLNG(液化天然ガス)は、エタン、LPGの含有量により発熱量が異なり ます(エタン、LPGが多いほど発熱量が高くなります)。日本、韓国などの極東地域では発熱量の高い LNGを受け入れていますが、米国等では、発熱量の低いLNGが求められており、発熱量を下げる手段とし て、LNG受入基地でエタン、LPG成分を抽出する技術が注目されています。抽出されたエタン、LPGは石 COREFLUX TM –C2 プロセスフロー図 東洋エンジニアリング株式会社 キーワード Y4 ソフト・システム Z3/2 天然ガス/石油類 L 学術研究、専門・技術サービス業 P-08 出典 : JASE-W 国際展開技術集 https://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/index.html

高効率エタン・LPG回収プロセス¼ŽCOREFLUXTM–C2(Cold Reflux Compressor Process ) 天然ガス、石油随伴ガス、製油所のオフガス等の軽質ガスから、少ないエネルギーでより多くのエタンを

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キーワード

400

P-08

コンタクト先 東洋エンジニアリング株式会社 海外営業統括本部 電話 047-413-7329 Fax 047-454-1160 E-mail:[email protected] URL:東洋エンジニアリング株式会社:http://www.toyo-eng.co.jp/ コールドリフラックス「COREFLUXTM」:http://www.toyo-eng.co.jp/ja/advantage/

technology/energy/coreflux/index.html

省エネ効果 & 特記事項

化原料として有効利用されます。 本プロセスは、主に、①リフラックスの供給方法、②熱源の供給方法、の2点を工夫し、高エタン回収率

と省エネを達成しています。原料LNGは液体で供給されますが、メタンとエタン・LPGを分離する蒸留操作のため加熱し気化されます。蒸留塔では、エタン回収率を上げるために塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要があり、そのため蒸留塔上部から分離された気体のメタンを再液化します。ここで、原料LNGの加熱と、メタンを液化するための冷熱をいかに供給するかが、プロセスの優劣を決める鍵となります。COREFLUXTM–LNGでは、脱メタン塔の塔頂ガスを原料LNGと熱交換することにより、メタン濃度の高いリフラックスを生成しています。また、脱メタン塔で分離された気体のメタンを若干昇圧することにより凝縮温度を上げ、原料LNGのもつ冷熱を有効利用して再液化しています。さらに、メタノール間接熱媒システムを利用することにより、原料LNGの加熱に必要なエネルギーを効果的に供給しています。

1.COREFLUXTM–C2 従来プロセスに対し、ターボエキスパンダーの有効利用と冷熱利用の最適化によるリフラックスストリー

ムの昇圧凝縮により、コンプレッサー動力の削減が可能です(約20%以上)。

2.COREFLUXTM–LNG 前記の通り、本プロセスの特徴は冷熱利用やメタノール間接冷媒システムによる省エネルギーです。 ・ リフラックスコンデンサーを設置し、リフラックス生成(凝縮)における原料LNGの持つ冷熱を有効利用 ・ リフラックスドラムの気体を若干昇圧して、凝縮温度を上げ、原料LNGとの熱交換により凝縮

・ 脱メタン塔リボイラーの熱負荷を下げるため、サイドリボイラーを設置し、メタノール間接熱媒が、原料LNGに対して比較的低温の領域で熱を与えると同時にその冷熱を回収し、下流のリフラックスコンデンサーの間接冷媒として機能

COREFLUXTM–LNG プロセスフロー図

導入実績または予定

国内

海外 COREFLUXTM–LNGが、インドのLNG受入基地に採用されました。メタンよりも高価なエタンやLPGの需要があり、LNG発熱量に低下の余地があるLNG受入基地においては、導入のメリットがあります。

COREFLUXTM–C2の導入実績は未だありませんが、エタンを原料にエチレンを製造する天然ガスの産出国に導入のメリットがあります。

P-05

キーワード

特 徴

X7 石油・化学 Y4 ソフト・システム 天然ガス / 石油類 L 技術サービス業Z3/ 2

高効率エタン・LPG 回収プロセス

東洋エンジニアリング株式会社

東洋エンジニアリング㈱が開発したコールド・リフラックス技術(=コアフラックス技術)は、蒸留塔の精留効果を高める働きをする「リフラックス」の供給を最適化することにより、少ないエネルギーで天然ガスやLNGからエタン・LPGの高い製品回収率を達成するもので、2つのプロセスがあります。

1.COREFLUXTM–C2(Cold Reflux Compressor Process) 天然ガス、石油随伴ガス、製油所のオフガス等の軽質ガスから、少ないエネルギーでより多くのエタンを

効率的に回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>95%) ・ ターボエキスパンダーの有効利用による圧縮機動力削減 ・ 従来プロセスからの改造が容易

2.COREFLUXTM–LNG(Cold Reflux Technology for LNG Processing) LNG受入基地で受け入れたエタン、LPGを高効率で回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>98%) ・ LNG冷熱の有効利用による省エネルギー ・ シンプルなプロセススキームによる運転、保守管理の簡素化

概 要 or 原 理

1.COREFLUXTM–C2 エタン回収率を上げるには、蒸留塔の塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要が

あります。リフラックス中の液化率が高く、かつ液中のメタン濃度が高いほど高い精留効果が得られ、より多くのエタンを回収することができます。このようなリフラックス液を生成するには、–100℃レベルの低温が必要であり、低温条件をいかに効率良く達成するかがプロセス性能を決める鍵になります。

.COREFLUXTM–C2では、ターボエキスパンダーを有効に活用して低温状態を作り出しています。また、ターボエキスパンダーの出口ストリームにセパレータを設置し、メタン濃度の高い気体を取り出します。この気体の一部を再圧縮して平衡温度を上げることにより凝縮しやすくし、低温の脱メタン塔の塔頂ガスとの熱交換により凝縮させます。この方法により、液化率が高く、かつメタン濃度の高いリフラックス液を生成することができ、メタンとエタンの分離を効率良く行うことができます。

2.COREFLUXTM–LNG メタン、エタン、LPGから成るLNG(液化天然ガス)は、エタン、LPGの含有量により発熱量が異なり

ます(エタン、LPGが多いほど発熱量が高くなります)。日本、韓国などの極東地域では発熱量の高いLNGを受け入れていますが、米国等では、発熱量の低いLNGが求められており、発熱量を下げる手段として、LNG受入基地でエタン、LPG成分を抽出する技術が注目されています。抽出されたエタン、LPGは石

COREFLUXTM–C2 プロセスフロー図

P-05

� �東洋エンジニアリング株式会社

キーワード Y4 ソフト・システム Z3/2 天然ガス/石油類 L 学術研究、専門・技術サービス業

P-08出典 : JASE-W 国際展開技術集

https://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/index.html

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キーワード

400

P-08

コンタクト先 東洋エンジニアリング株式会社 海外営業統括本部 電話 047-413-7329 Fax 047-454-1160 E-mail:[email protected] URL:東洋エンジニアリング株式会社:http://www.toyo-eng.co.jp/ コールドリフラックス「COREFLUXTM」:http://www.toyo-eng.co.jp/ja/advantage/

technology/energy/coreflux/index.html

省エネ効果 & 特記事項

化原料として有効利用されます。 本プロセスは、主に、①リフラックスの供給方法、②熱源の供給方法、の2点を工夫し、高エタン回収率

と省エネを達成しています。原料LNGは液体で供給されますが、メタンとエタン・LPGを分離する蒸留操作のため加熱し気化されます。蒸留塔では、エタン回収率を上げるために塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要があり、そのため蒸留塔上部から分離された気体のメタンを再液化します。ここで、原料LNGの加熱と、メタンを液化するための冷熱をいかに供給するかが、プロセスの優劣を決める鍵となります。COREFLUXTM–LNGでは、脱メタン塔の塔頂ガスを原料LNGと熱交換することにより、メタン濃度の高いリフラックスを生成しています。また、脱メタン塔で分離された気体のメタンを若干昇圧することにより凝縮温度を上げ、原料LNGのもつ冷熱を有効利用して再液化しています。さらに、メタノール間接熱媒システムを利用することにより、原料LNGの加熱に必要なエネルギーを効果的に供給しています。

1.COREFLUXTM–C2 従来プロセスに対し、ターボエキスパンダーの有効利用と冷熱利用の最適化によるリフラックスストリー

ムの昇圧凝縮により、コンプレッサー動力の削減が可能です(約20%以上)。

2.COREFLUXTM–LNG 前記の通り、本プロセスの特徴は冷熱利用やメタノール間接冷媒システムによる省エネルギーです。 ・ リフラックスコンデンサーを設置し、リフラックス生成(凝縮)における原料LNGの持つ冷熱を有効利用 ・ リフラックスドラムの気体を若干昇圧して、凝縮温度を上げ、原料LNGとの熱交換により凝縮

・ 脱メタン塔リボイラーの熱負荷を下げるため、サイドリボイラーを設置し、メタノール間接熱媒が、原料LNGに対して比較的低温の領域で熱を与えると同時にその冷熱を回収し、下流のリフラックスコンデンサーの間接冷媒として機能

COREFLUXTM–LNG プロセスフロー図

導入実績または予定

国内

海外 COREFLUXTM–LNGが、インドのLNG受入基地に採用されました。メタンよりも高価なエタンやLPGの需要があり、LNG発熱量に低下の余地があるLNG受入基地においては、導入のメリットがあります。

COREFLUXTM–C2の導入実績は未だありませんが、エタンを原料にエチレンを製造する天然ガスの産出国に導入のメリットがあります。

P-05

キーワード

特 徴

X7 石油・化学 Y4 ソフト・システム 天然ガス / 石油類 L 技術サービス業Z3/ 2

高効率エタン・LPG 回収プロセス

東洋エンジニアリング株式会社

東洋エンジニアリング㈱が開発したコールド・リフラックス技術(=コアフラックス技術)は、蒸留塔の精留効果を高める働きをする「リフラックス」の供給を最適化することにより、少ないエネルギーで天然ガスやLNGからエタン・LPGの高い製品回収率を達成するもので、2つのプロセスがあります。

1.COREFLUXTM–C2(Cold Reflux Compressor Process) 天然ガス、石油随伴ガス、製油所のオフガス等の軽質ガスから、少ないエネルギーでより多くのエタンを

効率的に回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>95%) ・ ターボエキスパンダーの有効利用による圧縮機動力削減 ・ 従来プロセスからの改造が容易

2.COREFLUXTM–LNG(Cold Reflux Technology for LNG Processing) LNG受入基地で受け入れたエタン、LPGを高効率で回収するプロセスで以下の特徴があります。 ・ 高メタン濃度のリフラックス生成による高エタン回収率(>98%) ・ LNG冷熱の有効利用による省エネルギー ・ シンプルなプロセススキームによる運転、保守管理の簡素化

概 要 or 原 理

1.COREFLUXTM–C2 エタン回収率を上げるには、蒸留塔の塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要が

あります。リフラックス中の液化率が高く、かつ液中のメタン濃度が高いほど高い精留効果が得られ、より多くのエタンを回収することができます。このようなリフラックス液を生成するには、–100℃レベルの低温が必要であり、低温条件をいかに効率良く達成するかがプロセス性能を決める鍵になります。

.COREFLUXTM–C2では、ターボエキスパンダーを有効に活用して低温状態を作り出しています。また、ターボエキスパンダーの出口ストリームにセパレータを設置し、メタン濃度の高い気体を取り出します。この気体の一部を再圧縮して平衡温度を上げることにより凝縮しやすくし、低温の脱メタン塔の塔頂ガスとの熱交換により凝縮させます。この方法により、液化率が高く、かつメタン濃度の高いリフラックス液を生成することができ、メタンとエタンの分離を効率良く行うことができます。

2.COREFLUXTM–LNG メタン、エタン、LPGから成るLNG(液化天然ガス)は、エタン、LPGの含有量により発熱量が異なり

ます(エタン、LPGが多いほど発熱量が高くなります)。日本、韓国などの極東地域では発熱量の高いLNGを受け入れていますが、米国等では、発熱量の低いLNGが求められており、発熱量を下げる手段として、LNG受入基地でエタン、LPG成分を抽出する技術が注目されています。抽出されたエタン、LPGは石

COREFLUXTM–C2 プロセスフロー図

P-05 P-08

コンタクト先 コールドリフラックス「COREFLUXTM」:http://www.toyo-eng.com/jp/ja/products/

energy/coreflux/

省エネ効果 & 特記事項

化原料として有効利用されます。 本プロセスは、主に、①リフラックスの供給方法、②熱源の供給方法、の2点を工夫し、高エタン回収率

と省エネを達成しています。原料LNGは液体で供給されますが、メタンとエタン・LPGを分離する蒸留操作のため加熱し気化されます。蒸留塔では、エタン回収率を上げるために塔頂にメタン濃度の高い液体(=リフラックス)を供給する必要があり、そのため蒸留塔上部から分離された気体のメタンを再液化します。ここで、原料LNGの加熱と、メタンを液化するための冷熱をいかに供給するかが、プロセスの優劣を決める鍵となります。COREFLUXTM‒LNGでは、脱メタン塔の塔頂ガスを原料LNGと熱交換することにより、メタン濃度の高いリフラックスを生成しています。また、脱メタン塔で分離された気体のメタンを若干昇圧することにより凝縮温度を上げ、原料LNGのもつ冷熱を有効利用して再液化しています。さらに、メタノール間接熱媒システムを利用することにより、原料LNGの加熱に必要なエネルギーを効果的に供給しています。

1.COREFLUXTM‒C2 従来プロセスに対し、ターボエキスパンダーの有効利用と冷熱利用の最適化によるリフラックスストリー

ムの昇圧凝縮により、コンプレッサー動力の削減が可能です(約20%以上)。

2.COREFLUXTM‒LNG 前記の通り、本プロセスの特徴は冷熱利用やメタノール間接冷媒システムによる省エネルギーです。 ・ リフラックスコンデンサーを設置し、リフラックス生成(凝縮)における原料LNGの持つ冷熱を有効利用 ・ リフラックスドラムの気体を若干昇圧して、凝縮温度を上げ、原料LNGとの熱交換により凝縮 ・ 脱メタン塔リボイラーの熱負荷を下げるため、サイドリボイラーを設置し、メタノール間接熱媒

が、原料LNGに対して比較的低温の領域で熱を与えると同時にその冷熱を回収し、下流のリフラックスコンデンサーの間接冷媒として機能

COREFLUXTM‒LNG プロセスフロー図

導入実績または予定

海外 COREFLUXTM‒LNGは、インドのLNG受入基地に採用されました。メタンよりも高価なエタンやLPGの需要があり、LNG発熱量に低下の余地があるLNG受入基地においては、導入のメリットがあります。

COREFLUXTM‒C2はトルクメニスタンのガス分離プラントに採用されました。エタンを原料にエチレンを製造する天然ガスの産出国に導入のメリットがあります。

コンタクト先 東洋エンジニアリング株式会社 事業開発本部 マーケティング部電話:047-454-1571、 Fax:047-454-1718E-mail:[email protected]:東洋エンジニアリング株式会社 : http://www.toyo-eng.com

P-08出典 : JASE-W 国際展開技術集

https://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/index.html