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NHK NHK on 3 on 3 - - Screens Screens 2009-2013 2009-2013 ~「公共放送」から ~「公共放送」から 公共メディア事業体 公共メディア事業体 への転換をめざす への転換をめざす 5 5 年間~ 年間~ 1 放送総局 平成20年6月10日 (資料)

(資料) - NHK...NHK on 3-Screens 2009-2013 ~「公共放送」から“公共メディア事業体”への転換をめざす5年間~ NHKをとりまく状況 NHKが提供すべき(求められる

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NHK NHK on 3on 3--ScreensScreens2009-20132009-2013

~「公共放送」から~「公共放送」から““公共メディア事業体公共メディア事業体””への転換をめざすへの転換をめざす55年間~年間~

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放送総局

平成20年6月10日

(資料)

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NHKをとりまく状況

NHKが提供すべき(求められる)“価値”

○多様な価値観を認め合う社会の維持

~公正(フェア)で自由な社会をめざすために~

○安心・安全な生活の確保

~一人ひとりが幸せに生きる社会を作るために~

○優れた文化の創造と発展

~革新的で創造的な感性と情熱を伝えるために~

○日本を世界に示し、世界を日本に伝える

~日本が世界で生きていく道を探るために~

○教育の機会均等の確保

~誰もがいつでも成長できるサポートのために~

【顕在化した状況

キーワード】・人口減少、高齢化、公共意識の変化・物価上昇、グローバル化、コンテンツ流通の促進・放送通信融合法制

【メディアの変化】・ワンセグ

2008年2月2500万台→2012年4000万台(野村総研)・BS

2007年3月1985万

→2012年3月2446万(野村総研調査に基づくNHK営業局予測)

・NGN

2008年3月商用提供開始

【メディア接触の変化】▽若者はテレビとネットの時間量が接近(2007.1)

(20代男テレビ2時間20分、ネット1時間25分文研調査)▽オンデマンド視聴の増(HDD、VODの普及)▽一般からの情報発信の増(動画投稿サイト)

2

視聴者が「時間」と「場所」の制約から

解放される時代へ

視聴者が「時間」と「場所」の制約から解放

される時代に左記の“価値”を提供するため

には、「3-Screens」が必要

「3-Screens」・・・テレビ、パソコン、モバイル

「3-Screens」の前提

~いつの時代にも変えない勇気~

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「NHK on 3-Screens」の実現

・多様な伝送路を通じて、視聴者が見たい時に見たいコンテンツを届ける

リニアサービス(従来型放送)とノンニリアサービス(VOD、双方向等)で視聴者

(利用者)の利便性を向上

“公共メディア事業体”としてのNHKには一定の規模が必要

全国、世界各国に届く(地理的規模)

多様化するメディアを通じて提供(メディアの規模)

24時間いつでも提供(時間の規模)

ジャンルを限定せず幅広い分野のコンテンツを提供(番組分野の規模)

社会やメディア状況の変化の中で提供すべき(求められる)“価値”を伝えるために、

NHKは地理的、メディア数、時間、番組分野で一定の規模を保持する必要がある

5年間でNHKがめざすもの

公共放送として培ったジャーナリズム精神、番組制作力、技術開発力

を生かし、「3-Screens」で新たな「あまねく」を創造

~放送通信融合時代に変える勇気~

「公共放送」から“公共メディア事業体”

へ転換

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メディア サービス 財源

従来型放送

地上テレビch1: 総合テレビ 受信料

ch2: 教育テレビ 受信料

地上音声

AM/R1: 安心ラジオ 受信料

AM/R2: 生涯教育番組 受信料

FM: 音楽番組+R1補完 受信料

衛星テレビch1: 報道分野に重点を置く総合放送 +衛星料金

ch2: 教養・娯楽に重点を置く総合放送 +衛星料金

PC

NHKオンライン

・学校教育・福祉番組等 受信料

・R2コンテンツ(高校講座、語学等) 受信料

・番組関連情報 受信料

NHKオンデマンド・アーカイブズ 利用料

・見逃しサービス 利用料

モバイル

ワンセグ ・ニュース、情報、語学など 受信料

ONLINE ・ニュース、情報、語学など 受信料

モバイル新サービス B to B

サービス 利用料

パッケージ 書籍・DVD・VODなど B to B

サービス 利用料

提供するコンテンツ(サービス)

すべての人々に隔たりなく

提供する基本サービス

多様化する人々の関心に

応える付加サービス

受信料 利用料

2011年のサービスプラン

5年後に向け

増やしていく

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提供すべき(求められる)“価値”をなるべく安価に提供~受信料以外の収入へ本格的拡大~

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1.NHKとBBCの番組ジャンル別決算の比較

(単位 億円)

構成比 構成比

ニュース・報道 906 31% 21% 970 News and Current Affairs

情報・ドキュメンタリー、教養、趣味・実用 790 27% 17% 788 Factual and Learning

スポーツ 428 15% 16% 744 Sport

映画・アニメ、バラエティ 223 8% 11% 506 Entertainment

ドラマ 232 8% 19% 854 Drama

音楽・劇場公演 193 7% 10% 482 Music and Arts

教育 104 4% 6% 280 Children's

合計 2,875 4,624 Total

※NHK公表10ジャンルを、BBC公表7ジャンルに合わせた ※1ポンド=200円換算

2006年度 FY2005/06

NHK-ジャンル別決算額(トータルコスト) 決算額(トータルコスト) BBC-ジャンル別

◆NHKはBBCに比べて、ニュース・報道、情報・教養への配分率が高い

2.支払意志額(WTP)の番組ジャンル別の構成比(「平成19年度NHK約束評価」より

視 聴 者 が 考 え る番 組 ジ ャ ン ル 別構 成 比

( 参 考 ) 平 成 1 9年 度 ジ ャ ン ル 別番 組 制 作 費 の構 成 比

ニ ュ ー ス ・ 報 道 番 組 3 5 .4 % 3 2 .7 %情 報 ・ ド キ ュ メ ン タ リ ー 番 組 1 2 .7 % 1 8 .3 %ス ポ ー ツ 番 組 9 .9 % 1 3 .5 %教 養 番 組 6 .9 % 7 .8 %ド ラ マ 番 組 8 .7 % 7 .8 %音 楽 ・ 劇 場 公 演 番 組 5 .2 % 6 .6 %バ ラ エ テ ィ 番 組 4 .2 % 4 .7 %教 育 番 組 6 .6 % 3 .9 %映 画 ・ ア ニ メ 番 組 4 .2 % 2 .8 %趣 味 ・ 実 用 番 組 6 .0 % 1 .9 %合 計 9 9 .8 % 1 0 0 .0 %

(注)無回答があるので、視聴者が考える番組ジャンル別構成比の合計が100%にならない。

◆支払意志額は、NHKのジャンル別番組制作費の比率と概ね合致している。

84.9

66.7

49.1

51.4

38.4

33.4

21.8

44.8

23.9

43.0

74.2

59.7

45.5

40.6

36.7

29.0

19.8

33.4

20.5

36.1

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

ニュース・報道番組

情報・ドキュメンタリー番組

スポーツ番組

教養番組

ドラマ番組

音楽・劇場公演番組

バラエティ番組

教育番組

映画・アニメ番組

趣味・実用番組

重要度 満足度

%

(注)「重要度」は「大変重要である」

と「やや重要である」の回答の合計、

「満足度」は「大変満足している」と

「やや満足している」の回答の合計。

◆「充足度」(満足度÷重要度)を計算すると、高位にあるのは、「ドラマ」(95.6%)、「スポーツ」(92.7%)、「バラエティ」(90.8%)。

3.番組ジャンル別の重要度と満足度(「平成19年度NHK約束評価」より) ■

番組ジャンルごとの資源配分をどのように行うのか

現在の資源配分は視聴者の理解を概ね得ていると考えられる。

したがって、今後も現在の方針を継続する。

エンタテインメント番組の役割

良質な日本の伝統文化を継承する

斬新で独創的な文化・芸術を創造する

高齢者の期待、要望に応える

若い世代に向けては、エンタテインメントを織り込んだ

演出手法が有効

(例えば、教育+エンタテイメント=“エデュテイメント”など)

→民放とは一線を画した“エンタテインメント”番組

番組ジャンルごとの資源配分

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“安全・安心のための情報”と“多様で質の高いコンテンツ”の提供を引き続き充実

「NHK on 3-Screens」の実現(“公共メディア”として、あらゆる人々にコンテンツを届け続ける)

多様な伝送路を通じて、視聴者が見たい時に見たいコンテンツを届ける

リニアサービス(従来型放送)とノンニリアサービス(VOD、双方向等)で視聴者(利用者)の利便性の向上を図る

3-Screens に対応する 「コンテンツ制作集団」 をめざす

様々なメディアに対応したコンテンツの提供を行うことで、受信料から創出する付加価値を最大化する(受信料外収入の拡大)

クロスメディア展開をはかるコンテンツに経費を集中投下するなど、効率的な制作体制を構築する

数値化した目標を掲げて事業運営を行う全国接触者率調査「NHK全体リーチ」の5年後80%をめざす(平成19年11月調査 75.6%)

放送評価調査の各項目(「信頼」「社会貢献」「独自性」「満足」「親しみ」)の値を改善

(特に「満足」(19年10月53%)、「親しみ」(同47%)の改善)

番組の「広がり指数」の考え方を開発、検証

(これまで視聴率の低かった年齢層で上がった場合、ポイントが高く出るように配点、年齢層ごとの得点平均を「広がり指数」と定義)

あらゆる伝送路で気軽

にNHKコンテンツに

アクセスできる

ライフスタイル、行動、テイストに

応じ多彩なコンテンツが

視聴できる

NHKを中心に誰もが

情報発信でき、多様な情報を得られる

ジャーナリズムとして、視聴者の選択判断の

指針を提供できる

コンテンツ事業体として、

コンテンツ立国戦略に

寄与する

視聴者に対するサービス 社会に対する役割

国内コンテンツ(放送)事業の強化

事業方針

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1. “激変の時代”

に必要とされる報道

新興大国の台頭で激変する世界。その一方で、人口減少と超高齢化、格差拡大、

グローバル競争激化など、日本の根幹が大きく変貌する時代に、知りたい情報、知るべき情報、

知って得する情報を、正確に早く視聴者に届ける報道をさらに充実させる

【1】日本が直面する厳しい現実を再点検し、埋もれている問題を徹底発掘

①政治・経済・社会の枠にとらわれないテーマを設定し、NHK独自の調査報道を推進

◆社会保障、医療、食料、環境、エネルギー、教育、労働、格差ほか

~NHKスペシャル「ワーキングプアー」のようなメッセージ性の高い調査報道~

【2】緊急災害報道の一層の充実

①生命、財産を守る情報を、迅速に的確に提供

②初動体制の強化

◆被災地からの中継を迅速化する中型ヘリ配備

③首都圏直下型、東海、東南海、南海など、巨大地震の対応強化

◆放送バックアップ体制も含む

国内コンテンツ(放送)事業の強化

主な取り組み

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【3】視聴者の身近な関心にこたえるニュースの強化

①“ためになり、見やすく、見たくなるニュース”の開発。

暮らしに密着した身近な関心にタイムリーに応え、幅広い視聴者層に提供

◆家計、年金、医療からトレンド情報まで

②『生活情報部』

の創設

◆報道局各部を結集し、女性のパワーも活用

【4】海外取材力の強化

①政治・経済でプレゼンスを高め、安全保障上の重要度も増すアジアの情報をより多く提供する。

グローバル化の進展に伴い特派員の増強、各出稿部からの特派員展開の推進

②国際放送と連携し特派員による英語リポートも含め海外発信の強化

【5】地域の特性に対応した質の高い地域サービス

①地域が抱える課題を掘り起こし、視聴者と共に考え、きめ細やかに伝えるニュースの開発

②各地域の実情・特性に対応し量から質に重点を置いたローカル・ニュースの柔軟な編成

③地域放送局のネットワークを活かし、全国、あるいは地域を結んでの情報発信強化

国内コンテンツ(放送)事業の強化

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2. コンテンツの高品質化と多様化

日本、世界、そして

あらゆる世代に愛されるクリエイティブなコンテンツの提供をめざして

【1】日本と世界にインパクトを与えるパワーコンテンツの制作

世界的普遍性のあるテーマを、最新情報と最先端の映像・演出で見せる大型コンテンツの開発◆地震ドキュメンタリードラマ、戦争体験証言記録など戦争と平和を考えるコンテンツ、

宗教からみた文明史、地球史レベルで考える環境問題

近代国家・日本の原点を見直す「プロジェクト・ジャパン」の制作推進◆ドラマ「坂の上の雲」、NHKスペシャル「日本・150年の歩み」◆地域の人、文化、自然などを体系的にまとめる「新日本風土記」

超一流の文化、芸術、スポーツのコンテンツ開発◆歌舞伎・オペラ・クラシック・絵画などの文化芸術や、オリンピック・サッカー・野球などのスポーツ等を

ユニークな視点と最新映像で、幅広い視聴者層に魅力的に伝えるコンテンツ

世界が注目する日本のエンタテインメント、アート、ポップカルチャーを魅力的に見せるコンテンツ開発◆アニメ、ポップミュージック、ファッション、デジタルソフト、映画など、国内だけでなく海外からの評価も

高まりつつある日本のアートシーンやアーティストを魅力的に伝えるコンテンツ

国内コンテンツ(放送)事業の強化

主な取り組み

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【2】幅広い視聴者層に向けたサービスの充実

マーケティングを強化し、視聴者ターゲットを明確化したコンテンツを開発◆世代別、ライフ・スタイル別、嗜好別の視聴者層を意識して企画したドラマ、バラエティ、音楽コンテンツなど

次代を担う世代に向けた番組の充実・開発(幼児からティーンエイジャーまで体系的なサービスを強化)ネットによる視聴者の情報発信を活用したコンテンツ開発大学キャンパスのサテライト・スタジオから情報発子ども向け番組を中心に、教育テレビの番組の新作率を増加

教育、福祉、環境など社会的意義の高いコンテンツの充実

字幕・解説放送の拡充◆10年間の長期計画に基づき、字幕、解説の付与時間を着実に拡充

【3】映像クリエイターのコンテンツ制作をサポート~コンテンツ立国への寄与

NHKグループ以外が制作する番組の編成比率を5年間で25%にまで高める

※平成19年度実績

5波平均約18%

番組制作会社をサポートする場として衛星放送を活用若手ディレクター活躍を促すコンテスト“U‐30ショーケース”の創設 など

国内コンテンツ(放送)事業の強化

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3. NHK on 3-Screensの展開

ひとつのコンテンツを放送、インターネット、モバイル、それぞれに最適活用

時間と場所の制約から視聴者を解き放ち、一人ひとりの情報発信をサポートする

【1】いつでも、どこでも、見たい、知りたいコンテンツを一人ひとりの手元に①

ニュース、番組の3-screens展開

◆テレビ、ネット、モバイルや、DVDや出版など、クロスメディア展開コンテンツの開発

◆ネット独自コンテンツ(ネット独自ニュースなど)

ワンセグ独自放送の開始

デジタルアーカイブス計画◆WEB版「NHK映像百科」(「映像地名辞典」「映像歴史事典」「戦争体験証言アーカイブス」など

◆NHKコンテンツを視聴者の創造活動に提供(「そうぞうライブライリー」)

【2】視聴者同士の情報・意見交換の場を提供①“ともに生きる社会“、”人々の絆の再構築”

をめざすコンテンツ拡充

◆環境、うつ、ひきこもり、に続き、子どもをめぐる問題を考えるハッピーキッズキャンペーンなど人々に共通する課題の提起

②NHKのコンテンツを軸とし、視聴者が安心して情報発信、意見交換できるインターネット広場を提供

◆掲示板、ソーシャル・ネットワーキング・システムなどを活用した番組の開発

【3】NHKオンデマンド事業の推進①

NHKの放送済み番組をネットで利用者に配信

「見逃しサービス」と「特選ライブラリーサービス」の提供③

受信料とは別の利用料で運営

国内コンテンツ(放送)事業の強化

主な取り組み

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主にテレビ向けにコンテンツ

3-Screensのイメージ

現状 今計画

(一部転用)

・大半のコンテンツは放送に最適化した形で作られ、通信・モバイ

ルには放送用コンテンツを二次的に活用した内容が提供される

・コンテンツは3screenを最適に活用することを前提に作られる・Screen特性に応じ、視聴者との双方向のコミュニケーション

視聴者視聴者

(一部転用)

3Screenそれぞれに最適化されたコンテンツ

利用者利用者

NHK N H K

パソコンでストリーミング学習

携帯で短いスキット視聴語学講座

増える伝送路への対応だけではなく、それぞれの利用形態に最適の対応

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1.

メディア戦略・多メディア展開推進機能の強化

3-Screens展開を推進するため、“メディア戦略” “メディア展開推進” “メディア・デザイン” 的機能を強化

マーケティング機能を強化

3-Screensを対象としたマーケティング情報をコンテンツ制作に生かすため、R&D(Research & 

Development)機能を強化

番組評価システムを構築し、その過程にマーケティング結果を導入

多メディア展開能力を持つ人材の確保・育成、外部からの人材登用も推進

2.

コンテンツ制作能力の強化

コンテンツの量から質への転換を図る

・1コンテンツ当たりの投資額を増やす

・コンテンツ制作量と要員のバランスを見直す

国内、海外の番組制作会社やメディア事業者などとの共同制作を増やし、コンテンツに深みと厚みを

3.

コンテンツ制作におけるPDCAサイクルの強化

視聴者ニーズの幅広い把握

局内横断的な開発プロセスの強化

検証、評価手法の開発、実践

コンテンツ制作におけるトータルコスト管理の手法の開発、導入

国内コンテンツ(放送)事業の強化

推進体制