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その街に住む方々は資源循環の意識がも

のすごく高いんですよ。

編集：ボルダーといえばエコロジー産

業、オーガニック商品、そしてロハス

（lifestyles of health and sustainability

）

として世界有数の街ですよね。

大森：湘南がそんな街になっていくのが

理想ですよね。10月1日にスタートした

ecotto

というブランドは神奈川、湘南を

中心に展開していく、主に太陽光やオー

ル電化など環境配慮型商品を提案するブ

ランドです。湘南に住む人々の環境に対

する意識を高めて、資源循環に取り組む

地域の礎になりたいです。湘南はいろい

ろと注目を集めますし、行動を起こせば

日本の中のボルダーになりうる要素を

持っていると思います。

野口：じつは私は、太陽光発電やオール

電化について興味はあったものの、まだ

自宅には取り込んでいないんですよ。ま

だまだ理解していない点も多くあります

し……。

大森：いまやっとエンドユーザーの方々

にその言葉が認知されたくらいなんで

しょうね。私たちは、お客様にその知識

を高めてもらうことから始めます。通信

や電気の設備工事会社である利点を有

効活用して、みなさまに太陽光発電シス

テムとオール電化の有益さを理解して

もらい、設置していただけるように頑

張ります。私たちは、「省エネ問題」「環

境問題」「高齢化問題（生活の安全）」「災

害時の安全性」、この４つのキーワード

に関連し、家計を楽に、そして楽しくし

てくれる商品だと考えています。

ecotto（エコット）とは、湘南エリア、茅ヶ崎を中心に、私たちが暮らす地域のこと、地球環境のことを想い、具体的に活動していくみんなのため、やさしい宿り木です。「エコでいいこと」をテーマに、「自然環境に貢献したい、地域のために行動したい、未来の子供たちに美しいこの街を残したい」という想いをカタチにし続けます。

編集：環境に対しての企業の取り組みに

ついてお話ししてもらおうと思い、今回

おふたりに集まってもらいました。

野口：有限会社スープの野口です。弊社

はエコロジーをキーワードに、身近な素

材で消費者の方々が環境問題を感じられ

る商品を提供しております。グリーンス

ティックとシードペーパー、このふたつ

は植物の種をパッケージした商品になっ

ています。グリーンスティックはハーブ

や野菜が、シードペーパーは花の種子が

11種類埋め込まれていて、それぞれ土に

植えると育っていく仕組みです。主にエ

コを意識した企業様の販促・プロモーショ

ンツールとして利用して頂いています。

大森：神奈川電設株式会社の大森です。

我が社は5年前から太陽光発電事業に取

り組んでおります。きっかけは神戸や新

潟の震災です。弊社社長が、そのときに

亡くなられた方々の多くが地震そのもの

ではなく、その後に起きた火災が原因で

あったことを知り、火を使わない生活の

り組みだと思います。

野口：個人単位でエネルギー、そしてエコ

ロジーに対して意識が持てるんですよね。

私たちの商品は、太陽光のようにエネル

ギーに対して高い意識が保てるものではな

いのですが、環境に対しての個人意識が高

められると思っています。大量に流通して

いる商品をただ買って、口に入れるだけで

なく、自らが創造していくという意識は少

しでも持ちたいですよね。

大森：住宅用太陽光発電システムって、い

まどれくらい発電されていて、また売電さ

れているのか視覚できるようになっている

んですよ。自分たちがいまどれくらい電気

を使っているかもわかります。無駄な電気

は消そうって意識も芽生えます。

編集：今後の取り組みについて教えてくだ

さい。

野口：わたしたちの商品はじつは輸入商品

なんです。次は日本独自の商品を作ってい

きたいと思っています。鎌倉の野菜の種

を取り入れるとか、日本の再生紙で作る

とか。

大森：企業として「何十億かけて○○し

ました」なんてことはできないかもしれ

ません。エコロジーって明確なようで不

確かなもの。けれども意識することで何

かがかわります。私たちは、住宅を建て

るお客様へ太陽光発電とオール電化の利

点をご説明し、ご提供することでその意

識付けに役立ちたいと考えています。

編集：太陽光発電システムの設置にはど

れくらいの費用がかかるのですか？

大森：初期費用は以前に比べてずっと安

くなってます。例えるならクルマ1台分

ぐらいでしょう。住宅のエクステリアや

インテリア、クルマも買ったその時点か

ら価値は下がっていきますが、太陽光発

電の装置は価値を生み続けます。そう考

えれば、なによりも安いでしょう。また、

現在は余剰電気を買い取ってもらえます。

編集：新築だけの扱いですか？

大森：いや新築だけでなく、リフォーム

も対象です。

　さまざまなメディアがエコや環境を

テーマにした際に、太陽光について触れ

てはいますが、まだまだ一般消費者に広

く理解されるようにはなっていないので

しょう。だからこそ、私たちはお客様の

目の前に立って、その価値を伝える努力

していかなければならないと思います。

野口：ちなみにこのシードペーパーを作っ

ているブルーミンという会社は、太陽光

発電で工場を稼働させています。アメリ

カのコロラド州ボルダーにあるんです。

安全性に着目しました。「安全第一」の

工事屋目線の発想がスタートです。私た

ちは、昨今の環境問題、そして高齢化問

題を意識して、時代が求める新規事業の

展開を模索していた中で、太陽光発電シ

ステムによって創りだされるクリーンエ

ネルギーに注目しました。そして今年、

ecotto

というブランドをスタートさせま

した。

編集：エコロジーに対する意識が芽生え

たのは、どうしてなのですか？

野口：私たちはもともと音楽事業を営ん

でいました。野外フェスやコンサートな

ど、人がたくさん集まる現場ではゴミが

大量に出ます。そのゴミについてイベン

ト主催者がケアしていなければ、イベン

トは成功とはいえない、と考えるように

なりました。

大森：これまでは工事を行ってきて、日々、

生み出されるゴミに対しての意識は強く

長いことありました。そして、企業とし

て時代にマッチする事業、お客様にとっ

て良いモノを紹介したいと考えてきまし

た。その考えにまさしく符合したのが太

陽光発電事業です。

　太陽光発電により化石燃料の消費を抑

えられます。また太陽光発電を個人住宅

で行うことにより、その家庭が経済的に

楽になっていきます。現在、日本はエネ

ルギーをほぼ輸入に頼っていますよね。

大げさかもしれませんが、もしその輸入

がなんらかの事情でストップしてしまっ

たらどうなるんでしょう。個人レベルで

エネルギーを創れる太陽光発電は、日本

のような資源輸入国にとって革新的な取

〜 神奈川電設株式会社〜エコロジーな住宅サービス

住宅用太陽光発電システムへの取り組み

有限会社スープ 代表取締役 野口世津子さん環境を意識した企業とお客様を繋ぐ、プロモーションツール「グリーンスティック」「シードペーパー」を国内で展開。www.greensticks.jp

取 材 ・ 撮 影 ◎ 中 川 昌 幸 i n t e r v i e w & p h o t o s b y M N a k a g a w a撮 影 協 力 ◎ R I K I R I K I D E L I

近年になって、自然環境に対しての私たちの意識は急速に変

わってきました。企業もさまざまな取り組みを始めています。

湘南を中心に神奈川県内で、通信・電気などの工事事業を営

んでいる神奈川電設株式会社は今年、太陽光発電、オール電

化を主体としたブランド・ecotto

を始動させました。企業と

しての取り組み、思い描いている地域の姿、エコロジーにつ

いての考え方を、ecotto

事業担当者の大森竜朗氏と、環境保

護を意識したプロモーションツールを展開する有限会社スー

プの野口世津子氏に対談してもらいました。

神奈川電設株式会社 太陽光発電事業担当 大森竜朗さん今年、神奈川電設が立ち上げたブランド「ecotto」の事業責任者。神奈川県、湘南地方の住宅用太陽光発電システム事業を展開。

ecotto のプロモーションツールは花の種子が埋め込まれた再生紙の「シードペーパー」を採用

湘南に済む人々の環境やエコに対する意識を高めて、資源循環に取り組む地域の礎になりたいです。（大森さん）

はじめよう。 で自家発電！〜太陽光発電で想いがカタチに変わる〜

は神奈川電設のエコロジー部門です。

神奈川電設株式会社 ecotto神奈川県茅ケ崎市萩園 3041 番地　　0120-13-1235www.kanacom.co. jpwww.ecotto.net

湘南は、人々が自然環境を考えながら社会生活を充実させるバランスが取れる場所だと思います。（野口さん）

とは？

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