132
平成28年度 現職教員研修支援プログラム開発 に関する調査研究報告書 兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム 開発プロジェクト 研修プログラムチーム

現職教員研修支援プログラム開発 に関する調査研究 …平成28年度 現職教員研修支援プログラム開発 に関する調査研究報告書 兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム

  • Upload
    others

  • View
    3

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

平成28年度

現職教員研修支援プログラム開発

に 関 す る 調 査 研 究 報 告 書

兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム

開発プロジェクト研修プログラムチーム

平成28年度兵庫教育大学現職教員

研修支援プログラム開発に関する調査研究報告書

目 次

【 平成28年度 実施研修 】

……………………………………………1 兵庫教育大学と兵庫県教育委員会との連携研修 1

………………………①学校管理職・教育行政職特別研修(ニューリーダー特別研修) 1

………………………………………………②大学と連携した英語指導力向上事業 12

…………………………………………2 兵庫教育大学と兵庫県立教育研修所との連携研修 14

…………3 兵庫教育大学と神戸市教育委員会(神戸市総合教育センター)との連携研修 15

………………………………4 兵庫教育大学と姫路市立総合教育センターとの連携研修 18

………………………………5 兵庫教育大学と尼崎市立教育総合センターとの連携研修 22

…………………………………………6 兵庫教育大学と西宮市教育委員会との連携研修 23

………………………………7 兵庫教育大学研修講座〈10年経験者研修等の選択研修〉 24

【 参考資料 】

…………………1 平成28年度 教育委員会等との連携によるその他の教員研修の実施 119

……① 県立高等学校10年経験者研修(生徒指導)〔兵庫県教育委員会との連携〕 119

……………………………………② 兵庫教育大学スクール・パートナーシップ事業 120

……………2 兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェクト実施要項 121

3 兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェクト

………………………………………………………研修プログラムチーム構成員名簿 122

〔平成28年度 実施研修〕

基礎を学ばせるとともに、教育行財政の地方分権化と自律的学校経営の下で教育行政・学校経営の

改善を実践することのできる力量(知識とスキル)を育成することを目的とする。

要するに、新しい学校経営と教育行政に対応できる力量を養う。受講者である皆さんはこれまで

は教育のプロであったが、これに加えて、学校経営と教育行政のプロになるための力量を養う。具

体的には、次のような力量の獲得が目指される。

本研修は2種類の学校指導者を養成の対象としている。すなわち、校長、教頭という単位学校の

リーダーである学校経営専門職と、指導主事、管理主事といった教育行政の専門職である。それぞ

れの専門職に次のような力量を育成することが目指される。

(1)学校経営専門職(校長、教頭など単位学校のリーダー)

学校経営専門職には、自主的・自律的な学校経営の下で、特色ある学校づくり、魅力ある学校づ

くりを推進できる力量が必要である。それは具体的には次の4つの力量である。

①学校の教育・学習活動の改善能力(「教育的リーダーシップ」)

「教育的リーダーシップ」(instructional leadership)とは、学校を児童生徒と教職員の学びが

何よりも尊重される文化をもつ「学習社会」とすることのできるリーダーの能力である。学校を学

習社会にするためには、まずもってリーダーそのものが常に学習している姿勢を示すことが必要で

ある。たとえば、校長免許制度が確立されているアメリカでも、教育的リーダーシップは学校指導

者に習得させるべき最優先の能力とされている。

学校の活動の中核はいうまでもなく、教育・学習活動である。学校のリーダーには、教育・学習

活動の創造・開発、実施、そして評価を組織的に主導する役割と能力が求められる。学校は教育組

織であり、教育組織のリーダーには教育に精通し、教育活動の改善を組織的に主導する能力が欠か

せない。なかでも教育課程経営と生徒指導経営を推進する力量が重要である。

学校の組織的能力を高めるためには、教職員の職能開発と成長を図ることが必要である。教職員

の職能開発・成長を促す力量も教育的リーダーシップであり、リーダーにはそのために、たとえば

校内研修を経営する力量や教職員評価・育成制度によって教職員の意欲と職能の向上を図る力量が

求められる。

②学校のビジョン・目標の創造と共有化の能力

自主性・自律性を有する組織には、その組織に固有のビジョンが不可欠である。ビジョンを創造

するのはリーダーである。こうした組織のリーダーにとって、ビジョン創造はもっとも重要な役割

であり、もっとも基本的な能力ということができる。自律的学校経営を担う校長は、自らが中心と

なって、教育組織としての学校のビジョンを創造する能力を備えていなければならない。

ビジョンにはミッション(その学校の使命や存在意義)が伴っていなければならない。また、ビ

ジョンは抽象的なレベルにとどまるものでは意味がなく、中期、短期や年間の目標として、また焦

点化された重点事項として表現され、さらに学校の各部署の目標や取り組み・活動として具現化さ

れうるものでなければならない。こうしたビジョンの創造能力は総合的な能力であり、その能力を

獲得するためには、教育行政・学校経営の特性、教育に関する国とその地方の政策や改革の動向、

その学校の地域の特性、そしてその学校の特性、実態などについて理解していることはもちろんの

こと、幅広い教養や教育哲学も欠かせない。

ビジョンと目標は創造されるのみでは無意味であり、教職員に理解されて浸透していかなければ

2

0123456789

ならない。保護者や地域の人々にも理解されることが望ましい。ビジョン・目標が教職員に共有さ

れることによって、ビジョンと目標の達成に向けての協働がリーダーと教職員間に生まれる。ビジ

ョン・目標への保護者・地域の理解は、学校への支持と支援につながる。リーダーには、そのため

のコミュニケーション能力が必要である。

③合理的組織運営能力

あらゆる組織体は日常的に、それぞれの目的達成に向けて、安全に生産的に運営されなければな

らない。学校もひとつの組織体であり、そのリーダーである校長は、学校組織の特性を理解して、

児童生徒や教職員の安全を確保し、学校組織を効率的に機能させる力量、いわゆる学校のマネジメ

ント能力を身につけている必要がある。学校マネジメント能力を支える基本的能力が教育法規の知

識と応用能力である。

教職員や施設設備などの管理能力も必要であるが、自律的学校経営においては、特色ある学校づ

くりに向けた予算編成・執行(学校財務)能力、結果責任を明らかにするための学校評価能力、そ

して生徒指導、学校事故、情報などにかかわる危機管理能力がとりわけ重要である。

④保護者・地域社会との連携構築能力

自主的・自律的な学校は開かれた学校でもある。学校は保護者と地域住民の理解と協力・支援を

得た教育活動を展開しなければならない。経営責任を明らかにするために、保護者と地域住民に対

する説明責任も学校には要求されている。自律的学校経営を推進する校長には、外部の学校関係者(s

takeholders)である父母、地域住民との協力関係を築く力量が不可欠である。

保護者・地域社会と学校との連携関係の構築に関して、校長にはとくに、学校と地域の教育・学

習活動において協働をつくる能力、および学校評議員制度を効果的に運用する力量が求められてい

る。

(2)教育行政専門職(指導主事、管理主事など教育委員会の専門職員)

指導主事などの教育行政専門職には、教育行財政の地方分権化の下で、それぞれの地方・地域の

特性と実情を踏まえた特色ある施策の企画・立案を行うとともに、自主的・自律的な学校経営を支

援する力量が必要である。それは具体的には、次の3つの力量である。

①特色ある施策の企画・立案能力

教育行政と教育財政の地方分権化が、学校経営の自律化とともに、急速に進んでいる。地方分権

化した教育行財政の下では、教育委員会は、国に依存することなく、各地方・地域の特性に応じた

独自の教育施策を策定する必要がでてくる。これを担当するのが教育行政の専門職である教育長、

指導主事である。教育行政専門職には、特色ある効果的な教育施策を企画・立案する能力が求めら

れている。

こうした施策を企画・立案できるためには、少なくとも、教育行政・学校経営についての基本知

識、国と各地方の行財政一般や教育に関する政策や改革の動向についての理解、各地方・地域の特

性と実情の理解、そして管轄する学校など教育機関の特性についての理解が必要である。

②自律的学校経営支援能力

自律的な学校経営の下では、教育委員会の役割も自ずと変容する。すなわち、これまでの画一的

3

0123456789

基準にもとづいて指示・命令することから、各学校の自主的で特色ある活動を個別事情に応じて専

門的に支援することに変わる。指導主事など教育行政専門職には、学校の主体性と自律性を尊重し

て、その取り組みを支援する専門的能力が必要になる。

自律的学校の成功を図るためには教育課程経営と生徒指導経営、および校内研修経営に関する支

援が重要であり、指導主事などにはとりわけ、これらについての支援能力が求められる。自律的学

校経営の下にあっても、学校の危機管理は教育行政機関たる教育委員会の責務であることに変わり

はない。いうまでもなく、各学校の危機管理能力は限られている。自律的学校における危機管理を

支援する能力も教育行政専門職員には必要である。

③教職員研修企画能力

自律的学校においては、これまで以上に教職員の資質・力量がその成功にとって重要な要因とな

る。各学校でも、校長が中心となって校内研修を組織し、教職員の職能開発が図られるが、教育委

員会の主催する研修の重要性も従前以上に高まる。指導主事などには、学校教育の変化とニーズに

対応し、教職員の職能成長を促す教職員研修を企画する力量もより一層求められる。

3.受講者

特別研修の受講者は、①兵庫県内(神戸市を除く)の公立の小学校、中学校、高等学校、特別支

援学校のすべての新任教頭(県立学校は名簿登載者を含む)と、②兵庫県教委所属の新任指導主事

である。

これら対象者は、第1期の県立学校の新任教頭、県立学校の教頭名簿登載者、県立学校出身の新

任指導主事、市町立学校出身の新任指導主事、市町立中学校の新任教頭と、第2期の市町立小学校、

特別支援学校の新任教頭の2組に分けられた。平成28年度は、第1期が125名(県立学校教頭名簿登

載者26名、兵庫県教委新任指導主事等35名、市町立中学校新任教頭64名)、第2期が125名(市町立

小学校新任教頭122名、市町立特別支援学校新任教頭3名)の総計250名であった。

なお、対象者を校長や主任クラスではなく、新任教頭、名簿登載者、新任指導主事としたのは、

これから一定期間、学校経営ないし教育行政を担うことが決まっている者に対し、管理職・教育行

政職への任用後の早い時期に、あるいは任用前に、新しい教育行政・学校経営に対応する力量を育

成する方が効果的・効率的と考えられたことによる。

4.カリキュラム

(1)内容構成

カリキュラムは5日間に及ぶものであり、「日程概要」に示されるような構成となっている。第

1期と第2期の構成は共通する。日毎に研修テーマが設定されており、各日、講義と演習の5コマ

が行われる。

1日目:教育行政・学校経営改革と学校組織マネジメント

開講式とオリエンテーションに続いて、まず、今日の教育行政と学校経営の改革と施策の動向に

ついて知ってもらう。学校づくりと学校支援には、改革と施策の方向を押さえておくことが不可欠

である。

今日の改革の中で学校づくりと学校経営を推進するためには、学校組織マネジメントの発想とス

キルが必要とされている。学校を一つの組織体として捉え、それをマネジメントするという学校組

4

0123456789

織マネジメントの講義が行われる。

2日目:教育行政・学校経営改革と学校経営ビジョン

二日目は学校環境の分析の演習から始まる。そして、学校経営ビジョンの構築の演習と続く。

教職員の多忙を克服し、子どもたちと向き合う時間を確保する必要性から、「業務改善」につい

ての時間を設け、講義・事例紹介と演習を行う。

3日目:教育法規と学校危機管理

教育法規は学校経営と教育行政を行う際の基礎であり、管理職にはその知識と応用能力が欠かせ

ない。生徒指導と労務管理に焦点をあてる。

危機管理も今日の学校経営にとって最重要事項であり、危機管理能力はこれからの学校経営者、

教育行政者には不可欠である。危機管理の原理や理論についての講義に続いて、事例研究を行い、

学校事故への対応法や情報セキュリティについても学ぶ。

また、現在の教育課題への対応として、いじめ問題とその対応マニュアルの活用について講義と

演習を行う。

4日目:労務管理と地域の連携協働

まず管理職としての必須の労務管理について、実践的な演習を行う。次に学校単位の教育課程開

発の必要性についての講義と特色あるカリキュラムづくりと先進事例発表、そしてパネルディスカ

ッションが行われる。また、今日の学校経営は、開かれた学校づくりでもある。開かれた学校には

二つある。すなわち、学校経営面で開かれることと、教育活動で連携協力することである。講義と

演習で構成される。

5日目:学校評価と教職員評価

最終日は組織マネジメントの仕上げとして、学校評価を扱う。自校の学校評価システムを構築す

るための演習を行う。組織マネジメントを扱った2日目の内外環境分析、学校経営ビジョンの創造

はこれに直接に関連している。

自律した学校が成功するためには、教職員の職能開発(スタッフ・ディベロップメント)が必要

である。それを主導する力量は管理職の「教育的リーダーシップ」の中心である。指導主事にとっ

ても、これは欠かせない力量といえる。平成19年度から試行実施された教職員評価・育成制度につ

いての講義と演習が行われる。

最後に、本研修全体のふりかえりを行い、受講者各人にとっての成果と課題、そして今後の自分

のリーダーとしての力量向上の方法について考える。宿題も出される。リーダーとしての学習は特

別研修で終了ではない。むしろ始まりである。本研修を契機にして、今後の自己学習に励んでもら

うために、「全体総括」の時間が設けられた。また、特別研修についての総体的な評価も行ってい

ただく。閉講式で本研修全体を締める。

(2)観点

以上のようなカリキュラムは、次のような観点をもとに作成された。

①上述の学校経営専門職と教育行政専門職に必要とされる力量を育成する内容が取り入れられた。

5

0123456789

各日のテーマ・内容は複数の力量と関連しているが、主たる関連は次のようになっている。

1日目:教育行政・学校経営改革と学校組織マネジメント

2日目:教育行政・学校経営改革と学校経営ビジョン

(1)② (2)①②

3日目:教育法規と学校危機管理

(1)③ (2)②

4日目:労務管理と地域との連携協働

(1)①④ (2)②

5日目:学校評価と教職員評価

(1)①②③ (2)①②③

②学校を自己の使命や目標を達成する自律した組織体として捉え、それをマネジメントするという

「学校組織マネジメント」の発想と手法を学ぶことを基本に内容は編成された。とくに、1日目、

2日目、5日目は学校組織マネジメントを直接に扱う。

③原則として教頭と指導主事は同内容である。それは、職務内容が重なる部分が多く、指導主事も

その後のキャリアとして学校管理職を経験する場合が多いと考えられることに加えて、指導主事に

対しては、別に研修が企画・実施されているからである。

④講義のみでなく、事例研究や受講者参加型の演習を多く取り入れた。

5.コーホート

演習が多くを占める。25~30人前後のクラスが、第1期は4クラス、第2期は5クラスつくられ、

そして各クラスは5~6人の班に細分される。演習は、全期間、クラスを単位に行われ、各クラス

の構成メンバーは固定される。また、班メンバーも固定される。つまり、演習はすべて、次のよう

な意図から、メンバーを固定した「コーホート(学習を協力して行う同僚集団)」を単位に実施さ

れる。

①演習では、事例も扱われるが、現任校を想定して行われることがより多い。各人の考え方や経歴、

勤務校の状況が互いによく認識されているほど、ディスカッションは深まる。また、互いの進歩や

成長を確認しながらのディスカッションには、相互に啓発されるものがある。そうした深まりのあ

る刺激的なディスカッションを通じて、それまでの経験、当面している課題やその解決方法を共有

化できる。偶発的な集団ではこれは期待できないし、できても限られる。

②研修終了後のネットワーク形成につながる。5日間も学びの場を同じくするのであるから、その

ことを、「同じ釜の飯を食った者」同士の連帯感や同僚意識が形成される機会として、メンバーを

固定することにより意図的、積極的に活用する。ネットワークを通じて、リーダーとして必要な情

報の交換を行ったり、直面する課題解決への支援を相互に得ることができるであろう。ネットワー

クはリーダー間の一種のサポートシステムということができる。

6.振り返りシートと職能成長プラン

(1)毎日の振り返りシート

6

0123456789

受講生は、毎日の研修の終了時に、「振り返りシート」に記入する。そのねらいは次の2点であ

る。

・テーマの異なる毎日の研修を振り返ることにより、その日の研修の成果と課題を自分に意識化し

て、研修の効果を高めること。

・研修のカリキュラムと方法についての評価データとすること。

受講生を評価する資料ではない。集めてコピーし、次の日に返却される。

(2)管理職(教育行政職)としての振り返り

受講生は5日間の研修を振り返り、とくに印象に残った点や関心を持って取り組んだ点(研修内

容の振り返り)と、なるほどと思った点や自分の考え方が変化した点(自己認識の変容の振り返り)

をそれぞれ3点程度記述する。

(3)管理職(教育行政職)としての職能成長プラン(シート)

「管理職(教育行政職)としての振り返り」をもとにして、学校管理職あるいは教育行政職とし

ての自分の「強み」(すでにもっている資質・力量)と「弱み」(これから身につける必要のある

資質・力量)を自己分析し、それぞれ3点程度を記述する。そして、「得意分野」や「強み」をさ

らに伸ばす方策と、「不得意分野」や「課題」を克服する方策を策定する。

(4)管理職(教育行政職)としての職能成長プラン(レポート)

これからの学校管理職や教育行政職としての自分の職能開発の構想や計画を、「管理職(教育行

政職)としての職能成長プラン」をもとにして、文章化する。レポートの課題名は「これからの学

校管理職・教育行政職と自己の職能開発について」である。

(2)(3)(4)の作成方法は最終日の「全体総括」の時間に説明され、宿題として後日提出が求められ

る。

7.指導スタッフ

講義と演習には、兵教大の教育行政・学校経営、教育課程関係の教員、兵庫県教委の総務課、教

職員課、高校教育課、義務教育課、教育研修所等の指導主事・管理主事をはじめとして、県外の学

校関係者を講師・助言者として招いている。

連携している兵教大と兵庫県教委がそれぞれの有する人的資源とネットワークをフルに活用して

こうした人材を集めた。研究機関と実践機関の連携であればこそ、可能となったことであろう。

8.資料

資料や演習等での作業成果をまとめてもらうために、ファイルを用意した。追加資料がある。宿

題も出される。その都度、それらを綴じること。

9.運営体制

運営は、兵庫県教委の指導主事・管理主事が兵教大教員とともに兵教大に常駐し、兵教大の社会

連携担当の事務職員も施設設備と教材の整備・準備に携わる。

7

0123456789

10.報告書の内容と活用方法

報告書には、目次にも示されているように、特別研修にかかわる①から③④の資料が収められて

いる。

①受講生作成の研修の記録

②「管理職(教育行政職)としての振り返り」(小学校11点、中学校7点、高校5点、

特別支援学校1点、指導主事3点)

③「管理職(教育行政職)としての職能成長プラン」(小学校11点、中学校9点、高校7点、特別

支援学校1点、指導主事4点)

④宿題として出された「レポート」(小学校9点、中学校8点、高校6点、特別支援学校1点、指

導主事4点)

⑤改善意見の集計

②、③、④は、具体的であること、わかりやすいこと、論理的であること、内容が豊かであるこ

と、を基準に掲載分を選定した。

①は講義で学んだ内容と、演習で取り組んだ内容と成果物を確認し、整理する資料として活用し

ていただきたい。

②、③、④は、自分の学校指導者や教育行政専門職としての成長に向けて自己学習の方法を考え

たり、見直してゆくための有用な教材となるであろう。他受講生の職能成長プランのアイデアを、

自分の状況に合わせて大いに取り入れていただきたい。

⑤は特別研修を改善してゆくための評価資料であるが、受講生が特別研修についてどのように考

えていたか、またどのように変えて欲しいと思っていたかを、受講生にも知っていただくために掲

載した。受講者の意見をもとに、来年度の特別研修は一層の改善が図られる。

要するに、本報告書は、受講者と主催者の県教委・兵教大の「共有財産」である。

注:10日間の内容・方法は次の刊行本にまとめられているので、ぜひ参照されたい。加治佐哲也編著

『学校のニューリーダーを育てる-管理職研修の新しいスタイル-』学事出版、

2008年10月発行。

8

0123456789

日程 1期 2期

時間 9:20~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

時間 9:30~10:30 10:50~12:10 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

教育行政・学校経営改革と学校経営ビジョン2日目

3日目

平成28年度 学校管理職 ・ 教育行政職特別研修日程概要

3日目

5/20(金)

5/27(金)

2日目

5/19(木)

研修テーマ

1期(125名:男106、女19名):県立学校教頭採用候補者名簿新規登載者(26名)

              県教育委員会新任指導主事等(35名)、市町立中学校新任教頭(64名)

教育法規と学校危機管理

1期・2期

(講義・事例紹介)学校業務の改善

講 義 内 容

開講式オリエンテーション

(講義)教育改革と学校指導者に求められる力量

教育行政・学校経営改革と学校組織マネジメント

(講義)学校組織マネジメントとは何か①

1日目

(演習)教育改革と学校経営課題の明確化

(演習)学校環境の分析

(演習)学校業務の改善

(講義)学校組織マネジメントとは何か②

1日目

4日目

5日目

労務管理と地域との連携協働

学校評価と教職員評価

5/25(水)

6/20(月)

(演習)労務管理関係法規実践演習②

5/18(水)

内容

内容

2期(125名:男101名、女24名):市町立小学校新任教頭(122名)、市町立特別支援学校新任教頭(3名)

(演習)学校経営ビジョンの構築①

(演習)学校経営ビジョンの構築②

(演習)いじめ問題と対応マニュアルの活用について

(講義)体罰・いじめ問題と対応マニュアルの活用について

(講義)危機管理能力を高めるには

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)①

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)②

(講義)教職員の職能開発の実践

(講義)教職員の評価・育成システムの理解

(講義)カリキュラム開発と地域との連携協働の考え方

(演習)教職員の評価・育成演習

(講義)学校評価システムの活用

内容

5日目

6/14(火)

6/21(火)

4日目

6/13(月)

5/26(木)

全体総括閉講式

(演習)労務管理関係法規実践演習①

内容

(事例発表)カリキュラム開発と地域との連携協働の事例発表

(パネルディスカッション)

カリキュラム開発と地域との連携協働の実践に向けて

内容

9

0123456789

時間 9:20~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫県教育次長中野 憲二

兵庫教育大学教授日渡  円

教職員課 主任管理主事兼人事班長 新谷 浩一

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学長福田 光完

教職員課 指導主事兼管理主事 井上 政行

兵庫教育大学教授浅野 良一

県立教育研修所 主任指導主事泉村 靖治

県立教育研修所 主任指導主事井守 貢

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

高校教育課 主任指導主事辻 登志雄

高校教育課 主任指導主事辻 登志雄

高校教育課 主任指導主事辻 登志雄

県立社高等学校教頭 有働 敏美

教職員課 主任管理主事兼人事班長 新谷 浩一

高校教育課 指導主事天満 淳

高校教育課 指導主事天満 淳

高校教育課 指導主事天満 淳

教職員課 主任指導主事兼管理主事 大迎 規宏

教職員課 主任指導主事兼管理主事 大迎 規宏

県立教育研修所 主任指導主事横山 恵子

県立教育研修所 主任指導主事横山 恵子

県立教育研修所 主任指導主事横山 恵子

養父市立関宮中学校教頭上垣 勇人

但馬教育事務所 主任指導主事兼管理主事 楠田 千晴

県立教育研修所 指導主事山本 義史

県立教育研修所 指導主事山本 義史

県立教育研修所 指導主事山本 義史

教職員課 主任指導主事兼管理主事 山本 浩一

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫教育大学准教授當山 清実

教育企画課 指導主事藤本 直英

教職員課 主任指導主事兼管理主事 小川 秀雄

高校教育課 主任指導主事兼主幹 藤原 良光

高校教育課 主任指導主事兼主幹 藤原 良光

特別支援教育課 主任指導主事高木 明日香

教職員課 主任指導主事大塚 剛啓

義務教育課 主任指導主事兼主幹 木山 正規

義務教育課 主任指導主事兼主幹 木山 正規

体育保健課 主任指導主事田村 純一

義務教育課 主任指導主事西川 康一

高校教育課 主任指導主事富永 和典

人権教育課 主任指導主事阪上 勝彦

高校教育課 主任指導主事富永 和典

義務教育課 主任指導主事西川 康一

時間 9:30~10:30 10:50~12:10 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

教職員課 主任指導主事兼管理主事 近藤 直樹

教職員課 主任指導主事兼管理主事 近藤 直樹

兵庫教育大学教授大野 裕己

兵庫教育大学教授大野 裕己

兵庫教育大学教授大野 裕己

教職員課 指導主事兼管理主事 井上 政行

教職員課 指導主事兼管理主事 井上 政行

兵庫教育大学准教授安藤 福光

兵庫教育大学准教授安藤 福光

兵庫教育大学准教授安藤 福光

阪神教育事務所 主任指導主事兼管理主事 津田 量

阪神教育事務所 主任指導主事兼管理主事 津田 量

兵庫教育大学准教授上田 真弓

兵庫教育大学准教授上田 真弓

兵庫教育大学准教授上田 真弓

阪神教育事務所 主任指導主事兼管理主事 浅野 晋司

阪神教育事務所 主任指導主事兼管理主事 浅野 晋司

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

教職員課 管理・免許班長福島 豊

兵庫教育大学教授浅野 良一

教職員課 管理・免許班長福島 豊

教職員課 主任管理主事兼人事班長 新谷 浩一

教職員課 主任管理主事兼人事班長 新谷 浩一

教職員課 指導主事兼管理主事 井上 政行

教職員課 主任管理主事兼主幹 漁 修生

教職員課 主任指導主事兼管理主事 山本 浩一

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)②

(講義)体罰・いじめ問題と対応マニュアルの活用について

(演習)学校環境の分析

(演習)学校経営ビジョンの構築①

(講義)教育改革と学校指導者に求められる力量

講師・助言者

内容

(講義)危機管理能力を高めるには

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)①

(講義・事例紹介)学校業務の改善

3日目

内容

講師・助言者

内容

5/19(木)

5/20(金)

 

1日目

5/18(水)

講義内容等

(演習)教育改革と学校経営課題の明確化

2日目

講師・助言者

(演習)学校業務の改善

(演習)学校経営ビジョンの構築②

(パネルディスカッション)カリキュラム開発と地域との連携協働の実践に向けて

(演習)いじめ問題と対応マニュアルの活用について

平成28年度 学校管理職・教育行政職特別研修 助言者打ち合わせ(第1期)

(第1期:県立新任教頭等、新任指導主事等、市町立中学校新任教頭)

開講式オリエンテーション

(講義)学校組織マネジメントとは何か①

(講義)学校組織マネジメントとは何か②

(講義)教職員の職能開発の実践

(事例発表)カリキュラム開発と地域との連携協働の事例発表

(講義)教職員の評価・育成システムの理解

(演習)教職員の評価・育成演習

(演習)労務管理関係法規実践演習①

(演習)労務管理関係法規実践演習②

(講義)カリキュラム開発と地域との連携協働の考え方

全体総括閉講式

5日目

内容

講師・助言者

4日目

6/14(火)

講師・助言者

内容

6/13(月)

(講義)学校評価システムの活用

10

0123456789

時間 9:20~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫県教育次長中野 憲二

兵庫教育大学准教授川上 泰彦

教職員課 主任指導主事兼主幹漁 修生

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学長福田 光完

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

兵庫教育大学教授浅野 良一

県立教育研修所 主任指導主事兼課長 生田 淳仁

県立教育研修所 指導主事村上 悦子

県立教育研修所 指導主事瀬尾 智宏

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

県立教育研修所 主任指導主事増田 美佳子

県立教育研修所 主任指導主事増田 美佳子

県立教育研修所 主任指導主事増田 美佳子

芦屋市立打出浜小学校教頭 野村 大祐

阪神教育事務所 指導主事兼管理主事  宮下 巨樹

県立教育研修所 主任指導主事池内 晃二

県立教育研修所 主任指導主事池内 晃二

県立教育研修所 主任指導主事池内 晃二

小野市立大部小学校教頭 足立 規子

播磨東教育事務所 主任指導主事兼管理主事 足立 幸謙

県立教育研修所 主任指導主事松本 久永

県立教育研修所 主任指導主事松本 久永

県立教育研修所 主任指導主事松本 久永

上郡町立山野里小学校教頭 東山 真也

播磨西教育事務所 主任指導主事兼管理主事 竹原 一典

県立教育研修所 主任指導主事波部 新

県立教育研修所 主任指導主事波部 新

県立教育研修所 主任指導主事波部 新

丹波市立春日部小学校教頭 小林 義則

丹波教育事務所 指導主事上野 弘和

淡路市立北淡小学校教頭 砂川 朗

淡路教育事務所 主任指導主事兼管理主事 岡田 浩一

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫教育大学准教授當山 清実

教育企画課 主任指導主事奥 陽一

教育企画課 主任指導主事奥 陽一

義務教育課 主任指導主事兼主幹 木山 正規

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

義務教育課 主任指導主事矢田 一

義務教育課 主任指導主事矢田 一

義務教育課 主任指導主事矢田 一

義務教育課 指導主事田中 正朗

特別支援教育課 主任指導主事高見 秀樹

特別支援教育課 主任指導主事高見 秀樹

県立教育研修所 主任指導主事増田 美佳子

体育保健課 指導主事土井 一弥

体育保健課 指導主事土井 一弥

県立教育研修所 主任指導主事栄 久視

人権教育課 主任指導主事近藤 卓

人権教育課 主任指導主事近藤 卓

時間 9:30~10:30 10:50~12:10 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:50

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

兵庫教育大学教授大野 裕己

兵庫教育大学教授大野 裕己

兵庫教育大学教授大野 裕己

播磨東教育事務所 主任指導主事兼管理主事 太田 直樹

播磨東教育事務所 主任指導主事兼管理主事 太田 直樹

兵庫教育大学准教授安藤 福光

兵庫教育大学准教授安藤 福光

兵庫教育大学准教授安藤 福光

播磨東教育事務所 主任指導主事兼管理主事 足立 幸謙

播磨東教育事務所 主任指導主事兼管理主事 足立 幸謙

兵庫教育大学准教授上田 真弓

兵庫教育大学准教授上田 真弓

兵庫教育大学准教授上田 真弓

播磨西教育事務所 管理主事岡井 豊英

播磨西教育事務所 管理主事岡井 豊英

播磨西教育事務所 管理主事辰田 奈味

播磨西教育事務所 管理主事辰田 奈味

時間 9:00~10:20 10:40~12:00 13:10~14:30 14:50~16:10 16:30~17:30

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

兵庫教育大学教授浅野 良一

教職員課 管理・免許班長福島 豊

兵庫教育大学教授浅野 良一

教職員課 管理・免許班長福島 豊

教職員課 指導主事兼管理主事隂山 理沙

教職員課 主任管理主事兼主幹 漁 修生

県立教育研修所 主任指導主事岩淺 克友希

県立教育研修所 指導主事福田 秀則

県立教育研修所 指導主事奧田 健二

5/25(水)

(講義・事例紹介)学校業務の改善

(講義)危機管理能力を高めるには

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)②

講師・助言者

(演習)いじめ問題と対応マニュアルの活用について

講師・助言者

内容

(演習)学校経営ビジョンの構築②

3日目

5/26(木)

平成28年度 学校管理職・教育行政職特別研修 助言者打ち合わせ(第2期)

(第2期:市町立小学校・特別支援学校新任教頭)

開講式オリエンテーション

(講義)学校組織マネジメントとは何か①

(講義)学校組織マネジメントとは何か②

 

1日目

講義内容等

(演習)学校経営ビジョンの構築①

内容

内容

5日目

内容

講師・助言者

4日目

6/21(火)

2日目

6/20(月)

(演習)学校経営と危機管理の実際(事例研究)①

講師・助言者

5/27(金)

(演習)労務管理関係法規実践演習①

(演習)教育改革と学校経営課題の明確化

(講義)教育改革と学校指導者に求められる力量

(演習)学校業務の改善

講師・助言者

(講義)教職員の職能開発の実践

全体総括閉講式

(事例発表)カリキュラム開発と地域との連携協働の事例発表

(講義)学校評価システムの活用

内容

(演習)教職員の評価・育成演習

(パネルディスカッション)カリキュラム開発と地域との連携協働の実践に向けて

(講義)カリキュラム開発と地域との連携協働の考え方

義務教育課 主任指導主事兼主幹 木山 正規

(演習)学校環境の分析

(演習)労務管理関係法規実践演習②

(講義)体罰・いじめ問題と対応マニュアルの活用について

(講義)教職員の評価・育成システムの理解

11

0123456789

大学と連携した指導力向上事業

〔事業について〕

本事業は、文部科学省の「外部専門機関と連携した英語担当教員の指導力向上事業」を活用し、文部科学省と県教育委員会が委託契約を締結し実施する予定である。

県教育委員会は、兵庫教育大学と再委託をし、連携して本事業を実施し、県教委と兵教大が共催して研修を実施する。 〔兵庫教育大学と連携する効果〕 ・教員養成課程の教職大学院を設置し、現職教員に対するカリキュラム、教材、環境が整備されており、指導法が確立していること ・兵教大と県教委が連携して実施している研修事業の実績があること

・大学には、海外交流等で得られた先進的な英語教育に係る情報があり、その先進的な研究内容の支援が得られること。

事業実施方法

推進リーダーの養成

リーダー教員

小学校:学級担任 中・高等学校:教科担任

ALT・地域人材・外国人講師

地域単位

研究成果の普及・授業改善 兵庫教育大学

兵庫県教育委員会 文部科学省

委託 再委託

役割分担

兵庫県教育委員会 兵庫教育大学

研修内容 ・研修要項の作成

・本県の英語教育の実態及び

課題提示

・研修プログラムの検討

・具体的な研修プログラムの作成

・研修プログラムの検討

研修講師 ・兵教大教員

・兵教大が必要に応じて他大学の教員を招聘

指導体制 ・研修参加者に対する支援

・研修参加者の目標管理

・研修参加者の評価

・講師として、講義・演習の実施及び研修参加者への指導助言等

運営体制 ・研修会の実施通知

・研修参加者の把握

・研修参加者のグループ分け

・研修参加者の旅費精算

・研修教室の確保

・教材の開発・準備

・教具等の準備

国からの委託経費の分配

運営に係る指導主事の旅費

研修評価、まとめ作成費用 等

講師の謝金・旅費、教材・教具等消耗品費 等

実施スケジュール

4~5月:委託契約締結 6月~2月:委託契約期間・研修実施期間

共催して実施

12

0123456789

日程 会場 校種

6月10日 のじぎく(金) 会館

日程 会場 校種

神戸ハーバーランド

キャンパス

兵庫県

中央労働

センター

神戸ハーバーランド

キャンパス

日程 会場 校種

神戸ハーバーランド

キャンパス

神戸ハーバーランド

キャンパス

神戸ハーバーランド

キャンパス

日程 会場 校種

神戸ハーバーランド

キャンパス

神戸ハーバーランド

キャンパス

神戸ハーバーランド

キャンパス

日程 会場 校種

英語音声学

講義・演習

講義 講義・演習

【兼重 昇准教授】

講義室2

講義室5

中高合同研修 中高合同研修

TTやALTの

講義・演習 講義・演習

評価と指導について(2)

【川越いつえ教授】

【吉田達弘教授・多田ウェンディ講師】

英語音声学

講義 講義 演習

外国語活動の実践(4)

英語音声学 英語音声学

1月17日

三木市立教育センター

宝塚市立長尾中学

英語力J-POSTL

閉講式

【近藤暁子准教授】 【事務局】中

英語力J-POSTL

参加者代表者勤務校での研究授業

【米田謙三教諭】【松沢伸二教授】 【松沢伸二教授】 【米田謙三教諭】

演習 演習

評価と指導について(1)

講義室4・5

平成28年度 大学と連携した英語指導力向上事業 日程等

10月14日

10月19日

10月19日

1月30日閉講式

【事務局】

参加者代表者勤務校での研究授業

【吉田達弘教授】 【吉田達弘教授】

2

5日目

1 3 4

英語力J-POSTL

閉講式

【岡本真砂夫教諭】 【岡本真砂夫教諭】

【川越いつえ教授・有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

1月23日

参加者代表者勤務校での研究授業

事後研修

県立明石西高等学

校 【事務局】高

【近藤暁子准教授】 【近藤暁子准教授】

【楠本信治特任教授・有働眞理子教授】 【楠本信治特任教授・有働眞理子教授】 【有働眞理子教授】

事後研修

事後研修

【吉田達弘教授】

3日目

【吉田達弘教授・多田ウェンディ講師】

1 2

ICTの活用した授業実践(1) ICTの活用した授業実践(2)

活用のあり方

講義 演習

小中合同研修

8月23日

外国語活動の実践(1)

4日目

3 4

小外国語活動の実践(5)

【川越いつえ教授】】

英語音声学

【近藤暁子准教授・多田ウェンディ講師】

講義室4・5

講義室4

講義

演習TTやALTの 新しい指導方法

【兼重 昇准教授】 【兼重 昇准教授】

(4技能の定着)【近藤暁子准教授・多田ウェンディ講師】 【吉田達弘教授】

活用のあり方

講義

講義「英語表現」における

コンピュータ教室

講義室5

外国語活動の実践(2) 外国語活動の実践(3)

演習

【有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

演習

【谷 明信教授】 【谷 明信教授】

(なめらかな接続)

1 2 3 4

【兼重 昇准教授】

「英語表現」における

【川越いつえ教授・有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

講義 【吉田達弘教授】

講義

4

講義・演習 講義・演習 講義・演習

【有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

英語音声学 英語音声学 英語音声学 英語音声学

【川越いつえ教授】 【川越いつえ教授】 【川越いつえ教授・有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

講義室5

1日目

2日目

講義「今、英語教育に

求められること」求められること」

開講式

講義1 2

指導方法(2)」

【川越いつえ教授】【川越いつえ教授】

指導方法(1)」

【Matthew Rooks准教授】

【吉田達弘教授】

外国語活動の授業実践

中学校の授業実践

高等学校の授業実践

【酒井英樹教授】 【酒井英樹教授】

講義・演習

【吉田達弘教授】

【指導主事】

202

現状と課題

【今井裕之教授】 【今井裕之教授】 【今井裕之教授】

203・204

講義・演習 演習英語力J-POSTL

県内の

取組等

【楠本信治特任教授】 【指導主事】

15:10~16:301 2 3 4

【吉田達弘教授】

英語力J-POSTL

講義・演習 グループ協議英語力J-POSTL

授業実践の

101・102

グループ協議

授業実践の

現状と課題

講義

9:30~10:50 11:10~12:30 13:30~14:50

「今、英語教育に

3

講義・演習 講義・演習

英語音声学 英語音声学

講義

英語音声学

大ホール

8月4日

8月5日

8月8日

8月18日

コーパスを活用した コーパスを活用した

教材研究(1) 教材研究(2)

ICTの活用した授業実践(1) ICTの活用した授業実践(2)

講義 講義

【有働眞理子教授・黒田ジョーン講師】

演習

201

【Matthew Rooks准教授】

13

0123456789

№ 研修講座名講  師

〔兵庫教育大学関連〕対  象 日程等 場  所

一般研修等

公開講座等

合計

1

国語科教育講座

-国語科における言語活動の充実に向けて-

兵庫教育大学大学院 教授 吉川 芳則

小・中学校及び特別支援学校(小・中学部)で国語科を担当する教員

7月25日(月) 県立教育研修所 80 56 136

2

社会科教育講座

-社会科における思考力、判断力、表現力を育むために-

兵庫教育大学 副学長 米田 豊

小・中学校及び特別支援学校(小・中学部)で社会科を担当する教員

8月24日(水) 県立教育研修所 48 33 81

3

道徳教育講座

-道徳教育の今日的な課題を踏まえて-

兵庫教育大学大学院 教授 谷田 増幸

小・中・高等学校及び特別支援学校の教員

7月29日(金) 県立教育研修所 98 32 130

4タブレット端末活用講座B-ICTで授業を変える-

兵庫教育大学大学院 教授 森山 潤

中・高及び特別支援学校の教職員 9月30日(金) 県立教育研修所 47 14 61

5

ミドルリーダーのための学級経営講座-「いじめ未然防止プログラム」の活用に向けて-

兵庫教育大学大学院 教授 松本 剛

小・中・高等学校及び特別支援学校の教員

6月22日(水)6月27日(月)6月30日(木)

県立教育研修所 66 - 66

6震災に学ぶ防災教育講座

-兵庫の防災教育の推進-

兵庫教育大学大学院 教授 岩井 圭司

小・中・高等学校及び特別支援学校の教職員

6月23日(木) 県立教育研修所 5 38 43

7小中学校事務職員(経験者Ⅲ)研修講座

兵庫教育大学大学院 教授 浅野 良一

小・中学校の事務職員 10月25日(火) 県立教育研修所 21 - 21

8高等学校初任者研修(第3回)「特別支援教育」

兵庫教育大学大学院 准教授 岡村 章司

高等学校教員 5月12日(木) 県立教育研修所 254 - 254

9

高等学校初任者研修(第8回)「教員のためのメンタルヘルス・ストレスマネジメント」

兵庫教育大学大学院 教授 秋光 恵子

高等学校教員 9月16日(金) 県立教育研修所 254 - 254

10高等学校10年経験者研修

「生徒指導研修」

兵庫教育大学大学院 教授 新井 肇

高等学校教員 9月5日(月) 兵庫教育大学 33 - 33

11高等学校10年経験者研修

「生徒指導研修」

兵庫教育大学大学院 教授 藤原 忠雄

高等学校教員 9月6日(火) 兵庫教育大学 31 - 31

937 173 1110

平成28年度 兵庫教育大学と兵庫県立教育研修所との連携研修講座等

兵庫県立教育研修所

(受講人数 人)

14

0123456789

- 175 -

平成28年度 兵庫教育大学と神戸市教育委員会(神戸市総合教育センター)との

連携研修講座報告

No. 実施日 実施時間 担当講師 内容・形態 出席者数

1.基本研修/教職経験者研修/8年目研修

10月25日(火)

11月 4日(金) 第5回共通研修

15:00~17:

00

浅野 良一

教授

○「組織でプロになるために」

【講義】 285名

2.基本研修/教職経験者研修/16年目研修

2 7月27日(水)

第1回 13:30~15:00

吉川 芳則

教授 校内授業研究のあり方 57名

3.職務研修/管理職研修/「二年次校園長研修」

3 7月19日(火)

第2回 13:30~17:00

日渡 円

教授

教職員の意欲を引き出す

管理職のコーチングⅠ

【講義・演習】

32名

4 10月11日(火)

第3回 13:30~17:00

日渡 円

教授

教職員の意欲を引き出す

管理職のコーチングⅡ

【講義・演習】

39名

4.職務研修/管理職研修/新任教頭研修

5 11月22日(火)

第4回 13:30~17:00

大野 裕己

准教授 組織を変えるマネジメント 43名

5.職務研修/管理職研修/二年次教頭研修

6 6月21日(火)

第 2回 13:30~17:00

岩井 圭司

教授

教職員のメンタルヘルス

「教職員の仕事とストレス」

【講義】

42名

6.職務研修/管理職研修/四年次教頭研修

7 8月26日(金)

第1回 9:30~12:00

浅野 良一

教授

学校組織マネジメント

【講義・演習】 26名

8 8月26日(金)

第2回 13:30~17:00

浅野 良一

教授

学校組織マネジメント

【講義・演習】 同上

7.職務研修/職務研修講座/主幹教諭研修

9 5月27日(金)

第1回 15:00~17:00

浅野 良一

教授

学校活性化のための

主幹教諭の役割 61名

10 11月21日(月)

第2回 15:00~17:00

浅野 良一

教授

主幹教諭としての行動実戦に

向けて 67名

15

0123456789

- 176 -

8.職務研修/職務研修講座/学校力アップ講座Ⅱ(教務・校務運営)

11 5月23日(月)

第1回 15:00~17:00

安藤 福光

准教授

「生きる力・確かな学力を育む

教育課程の編成」-カリキュラ

マネジメント、教育課程編成と

教務主任の役割-

33名

12 7月6日(水)

第2回 15:00~17:00

日渡 円

教授

「教育と法規」

-教育法規の基礎知識を学ぶ

22名

13 10月24日(月)

第3回 15:00~17:00

米田 豊

副学長

「学力の向上を目指して」

-力のつく授業の推進、家庭

学習

習慣育成の取組

24名

14 12月9日(金)

第4回 15:00~17:00

浅野 良一

教授

「学校づくりに生かす

学校評価システム」

-学校評価の進め方・生かし方

21名

9.職務研修/職務研修講座/学校力アップ講座Ⅲ(校内研修推進)

15 5月25日(水)

第1回 15:00~17:00

大野 裕己

准教授

「学校の活性化と校内研修」

○校内研修の今日的課題と

役割を知る

○自校研修の分析

20名

16 9月30日(金)

第3回 15:00~17:00

米田 豊

副学長

「各校の実践から学ぶ」

○2学期に生きる参加型研修

の実際を知る

○各校の取組報告

21名

17 12月15日(木)

第4回 15:00~17:00

浅野 良一

教授

「研修評価と学校の組織力の向

上」

○研修評価を学校改善に役立

てる

システムづくりについて知る

○学校組織マネジメントの理論に

もとづき年間の研修を評価する

236名

18 1月24日(火)

第5回 15:00~17:00

浅野 良一

教授

「次年度プランへの提言」

○研修評価を計画へつなぐ企

の仕方を知る

○次年度プランづくり

中止

No. 実施日 実施時間 担当講師 内容・形態 出席者数

16

0123456789

10.職務研修/OJT推進担当者研修

19

12月15日(木)

15:00~17:00

浅野 良一

教授

「学力向上を目指したOJT、校

内研修と学校組織力向上」

*学校力アップ講座Ⅲ④、学

力向上担当者連絡会と兼務」

253名

20 2月28日(火) 15:00~17:00 浅野 良一

教授

「OJTの活性化に向けて」

実践事例発表(小・高) 213名

11.専門研修/「公私幼保幼児教育合同研修」

21 11月7日(月) 15:00~17:00 横川 和章

教授

◎「子供の遊びを読み取る力」

をつけ、保育者としての資質を

高める。

○講義・協議

「子どもが育つ

~遊びから読み取る~」

101名

17

0123456789

カテゴリ 番号 研修名 期日 内容 講師予定 受講者数

1 臨時的任用教員研修① 5月16日(月)教師と子供のコミュニケーション~子供の声を受けとめるということ~

准教授大関 達也

69

2 臨時的任用教員研修② 6月20日(月) 学級づくり教授秋光 恵子

71

3 臨時的任用教員研修③ 9月12日(月) どの子にもわかる・できる授業づくり教授樋口 一宗

70

4 フォローアップセミナー② 8月3日(水) どの子にもわかる・できる授業づくり非常勤講師小林 祐子

107

5 教職経験者(2年次)研修③ 8月24日(水) 2年目教員の授業づくり准教授吉國 秀人

71

6 園長研修① 5月13日(金) 保幼小連携に向けた発達支援について教授松村 京子

60

7 園長研修② 8月23日(火) 特別な支援を要する幼児への合理的配慮について教授樋口 一宗

58

8 園長研修③ 12月8日(木) 保育者としての職能形成マネジメント教授浅野 良一

49

9 幼稚園中堅教諭研修① 5月17日(火) 小学校へのつながりを見通した保育教授松村 京子

94

10 特別支援教育コーディネーター研修② 11月14日(月) 特別支援教育コーディネーターの果たす役割教授髙野 美由紀

125

11 体罰防止研修① 6月16日(木) 体罰によらない指導准教授有山 篤利

118

12 いじめ問題研修 6月21日(火) いじめの予防と対応教授新井 肇

137

13 特別支援教育研修 10月13日(木)ユニバーサルデザインの授業づくりを推進するために

教授宇野 宏幸

99

14 幼児教育 7月22日(金) 学びの連続性を考える教授松村 京子

48

15 図工科①・②(2コマ) 8月1日(月)造形表現活動の楽しさを実感できる図工科の授業づくり

教授初田 隆

74

16 メンタルヘルス 8月19日(金) 自分でできるメンタルヘルスケア教授藤原 忠雄

49

17 特別支援教育 8月26日(金)普通学級におけるユニバーサルデザインの用いた授業づくり

教授宇野 宏幸

186

学校園支援

1

2

3

ライフステー

ジ別研修

職能研修

パワー

ップ研修講座

課題研修

平成28年度 兵庫教育大学と姫路市立総合教育センターとの連携研修計画

姫路市立総合教育センター 教育研修課 

研究・

開発支援

スペシャリスト派遣 市立学校園からの要請に基づき校内研修等へ講師を派遣

兵庫教育大学との連携(授業力向上プラン推進校)

推進校を6校程度指定し、協定に基づき兵庫教育大学教員を派遣

新教育研究員制度 研究に対してアドバイザーが助言

18

0123456789

番号

研修名

対象

実績

研修の概要及び成果 受講者の感想より

1

臨時的任用教員研修①

小中特

69

◆概要 新規採用された小・中・特別支援学校の臨時的任用教員を対象に、授業づくりや学級経営についての研修を実施することで、教員としての資質向上を図る。○成果 ワークショップ形式での研修で、講師の進行でアイスブレーキングが行われ、徐々に本音で語り合う姿が見られた。自分たちが子供と同じ立場になって、研修に参加することにより、しっかりと自分の話を聞いてもらうことの心地よさを感じ、普段、自分が子供たちに接する態度を振り返る機会となった。

・聴くということは、ただ受け入れるのではなく、こちらから聞き手に対してアプローチをする(話しやすいように)ということを学んだ。・普段は自分からあまり話せないが、今日たくさん話すことができたのは、講師の先生の指導が素晴らしく、子供の立場として学ぶことができた。・受講者が参加できる研修だったので、意欲的に取り組めた。・他の人との交流の時間がとても新鮮で貴重な時間になった。・子供だけではなく大人とも、接し方・話の聴き方を改めようと感じた。

2

臨時的任用教員研修②

小中特

71

◆概要 新規採用された小・中・特別支援学校の臨時的任用教員を対象に、授業づくりや学級経営についての研修を実施することで、教員としての資質向上を図る。○成果 経験の浅い教師にとっては、全体を見るという視点が欠けがちであるが、気になる子供を見付けて早く手を打つためには、全体をよく見ることが大事だということがわかった。子供の話を丁寧に聴いて受けとめ、言葉がけをたくさん行うなど、教師の働きかけのポイントをたくさん教えていただいた。

・個人だけでなく学級全体に働きかけることが大事ということを学んだ。全体をよく見ることの大切さを知ることができた。・子供を褒めるだけでなく、あいさつや当たり前の何気ない声かけも子供にとっては教師から受け入れられているという気持ちになるということが分かった。・学校にいると自分の仕事に追われ、子供への何気ない働きかけがおろそかになりがちだが、子供との関わりこそしっかり築いていかなければならないと感じた。

3

臨時的任用教員研修③

小中特

70

◆概要 新規採用された小・中・特別支援学校の臨時的任用教員を対象に、授業づくりや学級経営についての研修を実施することで、教員としての資質向上を図る。○成果 障害者差別解消法が施行され、特別な支援を要する子供一人一人に応じた合理的配慮の提供が教員に求められている。子供の実態に適した支援や指導の在り方を工夫しなければならず、その具体的な方法を丁寧に教えていただいた。クイズ形式や実物の提示、実演など、受講者のために工夫いただき大変わかりやすかった。

・いろんなバリア(困難さ)があり、そのバリアを取り除くために、自分の授業の見直しが必要だと感じた。具体的な方法をたくさん学ぶことができた。・個人差があることは日々感じる。そういう子や困難のある子ではなく、周りを変えていく、周りに意識させていくことが大事だと感じた。・できない子のために何ができるのか、様々な方法、アイデアがたくさんあり、みんながわかるためにもっと考えないといけないと感じた。

4

フォ

ロー

アッ

プセミナー

小中特

107

◆概要 どの子にもわかる・できる楽しい授業づくりを行うために取り組むべき事柄や意識の持ち方、子供たちへの指導の在り方について学ぶ。○成果 小林先生の長年の小学校教諭としてや発達支援コーディネーターとしてのご経験から、たくさんの板書や教室環境の写真を提示していただきながら具体的に教えていただいた。夏休み中の研修ということもあり、受講者は1学期の実践を振り返り、2学期からどう実践していくのかというヒントをたくさん得ることできた。

・子供を中心においた分かりやすい講義だった。具体的でいくつもヒントを得ることができた。・具体的な例や写真を使っての講義が分かりやすかった。・こんなに分かりやすく、実践的な話をきいたのは初めてだった。・教師の準備や配慮で指導する方法があることに気付けた。・自分の学級を思い浮かべながら話を聞くことができた。小林先生の実践を見習いたい。・現場ですぐに活かせることばかりで、2学期から実践したい。

5

教職経験者(

2年次)

研修③

小中

71

◆概要 教職経験2年目の教員が、初任者研修の成果を踏まえ、基本的な指導技法を活用しながら授業を充実させる力や児童生徒理解に基づき意図的・計画的に生徒指導を行う力の習得を図るとともに、心の健康を保ちつつ、学び続ける教員としての基礎となる資質の向上に資する。○成果 授業づくりを行う上で、子供の興味関心を引き出すことがいかに大事であるかということや引き出す手立てについて具体的にイメージしながら学ぶことができた。2学期からの授業づくりにすぐに役立てることができた。

・授業の中で子供たちへの働きかけが本当にたくさんあることを改めて知るよい機会となった。・教師は子供の興味関心に働きかけ、揺さぶりをかけながら、授業の中で確かめる活動を行うと効果的であることがわかった。・講義を受けて2学期からの授業をさらにがんばろうという意欲が高まった。

6

園長研修①

幼 60

◆概要 国において子育て支援に関する新しい制度が審議され、幼保連携型認定こども園の拡充が打ち出され、幼児教育の動向が大きく変わろうとしている。こうした国の動向に対応するため、小学校への接続を強く意識した保育・幼児教育の在り方について理解を深める研修を行うもの。○成果 「聞く」「待つ」「ほめる」「顔を見る」「ストップする」「深呼吸する」など、具体的な保育の方法について理解を深める研修となった。

・自己制御力の大切さがよくわかった。筋力がなく、やりたくてもできないということは、「座りなさい」でなく、座れるように指導、育てていくことが大切だと思いました。・集中させる方法、姿勢、自己コントロールする方法など、小学校の学習に結びつく効果的なあり方を教えていただいた。・セルフレギュレーションが育つことで、対人関係や学習面が伸びるので園の保育に取り入れたい。

7

園長研修②

幼 58

◆概要 本年4月より施行された「障害者差別解消法」により、学校園では特別な支援を有する子供に対して深く理解をし、基礎的環境整備はもちろんのこと、合理的配慮をしていかなければならない。そこで、幼児に対する合理的配慮とはどのようなものがあるか具体例を挙げてその理解を深める研修を行うもの。○成果 合理的配慮ついて正しい理解ができ、みんな違って大変だが、克服していく力をつけることで、共生社会を形成することができることを学べる研修となった。

・具体的な障壁を種別ごとに示していただき、それを取り除く方法も具体的に教えていただきました。・障害や発達の特性を理解し、一人ひとりの困り感に寄り添った支援をしていきたい。また、コーディネーターとして、職員や小学校につなげていけるよう、今日学んだことを伝えていきます。・「私もいつかは障害者に」という意識の持ち方、共生するために何ができるか、何をしていかなければならないかということを学びました。聴覚、視覚、身体、ADHD等それぞれの分野において幅広い手立てを、できる範囲内で考えていかなければならないと思いました。

平成28年度 兵庫教育大学と姫路市立総合教育センターとの連携研修講座等実施状況報告

姫路市立総合教育センター教育研修課

H28研修受講カードより

19

0123456789

番号

研修名

対象

実績

研修の概要及び成果 受講者の感想より

8

園長研修③

幼 49

◆概要 幼稚園の管理職として留意すべき職能マネジメントを再認識し、園の職員をまとめ、保護者・地域と連携し、園運営を行う方法について学ぶ研修を行うもの。 ○成果 「教え上手より場作り上手」や「ゴールのないマラソンをさせるな」など、管理職としてマネジメントを再認識できる研修となっただけでなく、演習時間が多く、参加者同士のコミュニケーションがとれたため、より学びの深まる研修となった。

・自分が職員と関わる際に、一方的に指示を与えるのではなく、まかせたり、本人が仕事を振り返ってよい部分を見つけられるような問いかけをしたいと思いました。・キャリア振り返りシートを書くことで、自分の仕事への意欲について振り返ることができた。それを生かして、働き甲斐のある仕事環境を作っていきたいと思う。・職員が育つ機会はほとんどが園内にあるということをお聞きし、自分自身でその機会を探すとともに若手の教員にも様々な経験をしてもらうことが大切だと感じました。

9

幼稚園中堅教諭研修①

幼 94

◆概要 園内での保育の核となる中堅教諭として、幼児期の子供たちの育ちを生活環境の視点から問い直し、小学校への接続を意識した保育の活動事例から考え、理解を深める研修を行うもの。○成果 対人関係や学習面で成功するためには、自分自身をコントロールするセルフレギュレーションを育てることが大切だということが、中堅教諭に響いていた。

・自分のクラスの子ども達の中にも、注意がむけられない子ども、集中が維持できない子どもなどがおり、自分をコントロールするために、どのようなことをすればよいのか分かった。・小1プロブレムを防ぐためにも、幼稚園での保育・教育がいかに大切かを学ばせていただきました。・「話している人を見て、話を聞く」ということを意識しながら保育をしてきましたが、言葉で伝えるだけではなく、まず聞くことができていないという行動を止めてから、聞く姿勢、行動する姿勢を身につけらえるよう実践したいと思う。

10

コー

ディ

ネー

ター

幼小中高特

125

◆概要 特別な配慮が必要な児童生徒が就学や進学する際の特別支援教育コーディネーターの果たす役割について学ぶことで、児童生徒へのより効果的で継続的な支援の向上に資する。○成果 異校種間の縦の連携を研修で取り上げた。受講者は就学や進学における引継ぎの重要性や、保護者の思いや情報の共有の重要性を再確認できていた。専門的な経験をもとにした講師の具体的な事例を交えた講義から受講者は多くの学びを得ていた。

・配慮が必要な児童にとって何が最善かを考え、就学後の姿を見通しながら保護者に様々な情報を提供し、合意形成を図っていけるような支援が大切であることがよくわかった。・子供の喜びや幸せを共感し親と共に考えていけるよう、今後も支援の向上を図り、学びを深めて活かしていきたい。・障害のある子供への支援で大切なものは「リスペクトとユーモア」という言葉は、特別支援教育に限らず人間関係を柔らかくするきっかけになるという言葉がとても印象に残った。実際に就学指導委員会の判定を行っておられる医師であられる髙野先生のお話は興味深かった。

11

体罰防止研修①

小中高特

118

◆概要 体罰の未然防止・根絶に向け、教職員の意識改革や望ましい指導方法の定着を目指して、管理職としてどのような視点に立って学校経営や教職員への指導等に取り組んでいけばよいのか、そのあり方等について研修を深める。◯成果 体罰はだめという概論的な講義ではなく、体罰についてスポーツやAKB48といった身近な事象等を取り上げながら、時代の価値観や社会構造の変化等をもとにした社会学的視点からお話いただき、好評であった。体罰根絶に向け、新たな視点からの取り組みをご示唆いただくことができた。

・授業、生徒指導の方法も、以前と同じようなスタイルでは子どもに対する教育的効果が低いので、いかにリラックスした状態を作るかを心がけた指導をしていきたい。・体罰を禁止するだけではなく、時代の変化を捉え、人と人との時代に求められるこころの充実を図りたいと思います。また、プロセスを楽しむためにどうすればいいかを考え、実行したいと思います。・体罰という観点だけにとどめず、時代の変化に応じて教育活動全般に当てはめて考えていきたい。プロダクトの時代からプロセスの時代へ変容する社会同様に、教員の気質の変容を理解することで若手教員の育成に役立てていきたい。

12

いじめ問題研修

小中高

137

◆概要 本市では、平成25年9月のいじめ防止対策推進法の施行を受け、各学校では「学校いじめ防止基本方針」を策定し、それに基づくいじめ問題の克服に向けた取組を進めている。そこで、さらなるいじめ防止推進に向け、より実効性のある対策がとれるよう研修を行うもの。◯成果 実際にいじめで自殺した子ども達の事例をあげて講義されたので、どの受講者も「いじめをさせてはいけない」と、日々の学校生活を振り返ることができた。

・いじめに対して、組織的対応をしていくことが大切だということを改めて実感しました。情報を職員間で常に共有し、子どもを皆で育てていくという意識を持ち続けることが重要だと思いました。・まずは職員間で伝え合い、組織としてどう取り組んでいくのかを見直していきたい。また、クラスの子たちとの信頼関係をさらにしっかりと築き、居場所となるような学級づくりに活かしたい。・自分の感性を高め、「違和感」を大切にしたいと思いました。さらにアンテナを高く持てるよう、子どもとの信頼関係を高めておきたいと思います。

13

特別支援教育研修

小中特

99

◆概要 発達障害の可能性のある子供を含めて、どの子にもわかる・できる楽しい授業を行うことが求められている。特別支援教育の視点を活かしたユニバーサルデザインの授業づくりを校内で推進していく上で、管理職として留意すべき点や体制づくり等について学ぶ。○成果 今年度、姫路市の教育指針の中でユニバーサルデザインの授業づくりを推進している。管理職を対象とした研修を実施することでさらに校内での推進を促進することができた。

・ユニバーサルデザインの授業づくりには可視化・焦点化・多様な学び方を取り入れた授業を実践することが重要であるとわかった。教育的支援を必要とする子供だけでなく、すべての子供がわかる授業を行うことは教師一人一人の力量にかかっている。・ユニバーサルデザインの授業を考えることで、授業改善につながり、どんな子供にもわかる授業づくりができる。・UDの目指すもの、UD授業のプロセスについて、具体的な実践事例を提示されたのでよくわかった。・伝える情報をいかにシンプルにするかということに加え、情報を焦点化したり、視覚化したりすることが大事であることを学んだ。

14

幼児教育

保幼小特

48

◆概要 幼児期から児童期への子供たちの育ちや学びの連続性を重視し、「小1プロブレム」を克服できるように、学習態勢を整える等の有効な保幼小連携の在り方とその具体的実践について学ぶ研修を行い、姫路市の幼児教育のさらなる推進を図るもの。 ◯成果 子供の育ちや学びの連続性を考える中で、幼児期から自己抑制をする練習をすれば、学習にも影響してくることがデータを基に分かりやすく説明されたため、学びが深まる研修となった。

・自分で自分をコントロールする力が、生涯を通して大切であることを学んだ。また、セルフレギュレーションは、幼児期に身につけておくことで、今後の学習活動の成果が大きく違ってくることも学ぶことができた。・勝手に話をしないことや動きを止めること、待つということの自己抑制がとても大切だということを学んだ。そして、子供が自分でセルフレギュレーションを高めていけるように支援していく必要性もあらためて感じた。・小1プロブレムだけでなく、それを克服する方法や実際の事例にもとづいての方法を詳しく教えてもらい良かったです。

15

図工科①・②

保幼小中特

74

◆概要 水彩絵の具等を使って実習する中で、造形表現活動の楽しさ・意義や指導のポイントについて学ぶ研修を行うもの。

○成果 ラジオ体操の音楽に合わせながら、絵を描くというアイスブレイクから始まり、図工が苦手な受講者も、講師の先生の的確な声かけ等で笑顔が多く出て、最後まで意欲的に取り組み、今後の指導に生かせる研修となった。

・体を動かす作業を取り入れながら楽しく活動する意義を教えていただきました。上手い下手ではなく、楽しく自由に描くことが子どもの自由な発想が引き出せると知りました。・見えないものを頭で想像して、絵や形にしていくという面白さを学びました。図工科でもコミュニケーションをとりながらの活動の大切さを感じました。図工が苦手だと感じる児童への支援の仕方もヒントをいただいて良かったです。・造形の指導、絵の指導はいつも取り組むときに悩まされることが多いです。そんな中、今回の研修に参加させていただいて、すごく学びを得ることができました。

20

0123456789

番号

研修名

対象

実績

研修の概要及び成果 受講者の感想より

16

メンタルヘルス

保幼小中髙特

49

◆概要 学校教育は、教職員と児童生徒との人格的な触れ合いを通じて行われるものであることから、教職員が心身ともに健康を維持して教育に携わることができるようにすることがきわめて重要である。また、意欲的に職務に取り組み、やりがいを持って教育活動を行うことが重要であるため、自分で出来るメンタルヘルスケアを学ぶ研修を行うもの。○成果 ほとんどの受講者が、受講前に比べると受講後の脈拍が下がっており、メンタルヘルスに効果的な呼吸法等を学ぶことができた研修となった。

・リラックス上手になるには、こんなに簡単な呼吸法で出来ることがわかり、日々積み重ねていきたいと思った。明らかに気持ちよくなったり、疲れがふーととれた感じになった。・ぜひ、生徒にも伝えたいと思いました。呼吸法と、肩・背中のエクササイズはどちらも簡単にできそうなので実践してみたいです。また、物事の受け止め方についても、自分が気づく所があり、生徒にも伝えたいと思いました。・とても優しい声と表情に癒されました。人に与える印象はそれだけでもストレスをかけなくなれるのだと改めて感じました。自分でストレスと上手に付き合い、対応していく力をつけたいと思います。

17

特別支援教育

保幼小中特

186

◆概要 普通学級に在籍する子どもたちの学力向上に向けて、誰に対してもわかる授業づくりや誰もが参加できる授業づくりなどの、ユニバーサルデザインを用いた授業づくりの手法を学ぶ研修を行うもの。○成果 「資格化」だけでなく「焦点化」することや「ストーリー化」することという視点を教えていただくことによって、受講者の意識が高まった。また、学校での実践事例を4つ紹介したため、受講者がより具体的にユニバーサルデザインの授業づくりについて考えることができた。

・誰に対してもわかりやすい授業をつくるには、課題を焦点化し、提示する資料や課題を十分吟味して、子どもの様子を思い浮かべながら実態に応じた提示方法や内容を考えなければならないということが分かりました。・私自身、板書も課題としているので、ぱっとみて分かる板書を心がけて、計画していこうと思います。色分け、資料選び、使用するものを適切に使用するために今日の学びを活かしていこうと思います。・小・中学校での実践例のプレゼンがあったので、UDの具体的方法がよく分かりました。プレゼン後の先生の補足やコメントも勉強になりました。

21

0123456789

日時 時間 場所 内容 講師名 対象参加人数

①5月23日(月)

午後3時~5時

尼崎市立教育総合センター

 技術・家庭科教育研修講座「授業における評価の在り方と授業の作り方について」

森山 潤 教授 全教員 21

②8月4日(木)

午後2時30分~4時30分

尼崎市立教育総合センター

国語科教育研修講座(2)「メディアを活用した国語科授業~アクティブ・ラーニングの視点から」

羽田 潤 准教授 全教員 56

③1月31日(火)

午前10時~12時

尼崎市立教育総合センター

1年目教員研修第13回学習者理解・学習指導のための教育評価

黒岩 督 教授1年目教員

平成28年度尼崎市立教育総合センターと兵庫教育大学との連携による教員研修一覧

22

0123456789

講座No. 期日 曜 カテゴリー 講座名 テーマ 講 師 対象

参加予定人数

1 

5月31日 火 職務研修初任者研修

道徳教育とは行本美千子非常勤講師

小中特教職員 51名

2 6月20日 月幼稚園職務研修

幼稚園管理職研修

言葉で伝え合う力を育むために~小学校教育を見通して~

准教授石野 秀明

幼稚園長 20名

3 

7月28日 木 職務研修主幹教諭研修

学校活性化のための主幹教諭の役割と職責

浅野 良一教授

小中特の主幹教諭

119名

4 8月22日 月 専門研修国語科教育研修

これからの国語科授業のすがた~子どもの未来につながる今日の授業~

勝見 健史教授

小中特教職員 51名

5 8月22日 月 専門研修社会科教育研修

社会科におけるアクティブラーニングとは

米田 豊副学長

小中特教職員 21名

6 11月24日 木 専門研修「わたしたちの西宮」研修

小学校授業研究会・事後研究協議

山内 敏男准教授

小中特教職員 12名

7 1月6日 金 職務研修西宮教育推進講座

学校組織マネジメント浅野 良一教授

幼小中高特教職員(学校長の推薦のあった者)

65名

   

平成28年度 兵庫教育大学と西宮市教育委員会(教育研修課)との連携研修講座の実績

※ 米田 豊 副学長には、特別研究指導員として、社会科の研究グループと西宮市中学校教科等研究会社会科部会において、授業研究等への指導助言を随時いただく。

23

0123456789

●自主研修、10年経験者研修等の選択研修

№新規継続

教科名等 研修講座名 講  師 主たる対象 日程等 場所 受講者数

1 継続技術家庭(技術)

技術リテラシーの育成を図る技術科の教材研究2016-クリップモータのパソコン制御-

小山英樹教授森山  潤教授

中学校技術科教員8/19(金) 10:30~16:30

加東C自然・生活・健康棟116

5 名程度 11

2 新規 音楽ここがポイント!音楽科における実技指導の工夫-歌唱分野、器楽分野を中心として-

河邊昭子准教授 小学校教員8/5(金) 10:00~15:00

加東C芸術棟100(合奏演奏室)

20 名程度 17

3題目変更

図画工作 ポイント伝授 夢中を引き出す粘土造形・陶芸教室 淺海真弓准教授保育士、幼稚園・小学校教員

8/7(日) 13:10~15:10

加東C芸術棟117(工芸実技室)

16 名程度 14

4 継続 理科 顕微鏡による岩石の観察 澁江靖弘教授 中学校教員8/18(木) 13:10~16:40

加東C自然・生活・健康棟419(4F)

8 名まで 5

5 継続その他

ICT 活用(校務)

校務におけるICT活用のための基礎 -ワープロ、表計算ソフトを中心としたオフィスソフトウェア活用における基礎とポイント-

掛川淳一准教授 学校種を問わない8/19(金) 10:00~16:30

加東C共通講義棟情報教育実習室3

10 名程度 11

6 継続 道徳学習指導の多様な展開を構想する道徳の時間の授業づくり~持ち帰ってすぐに使える指導案を作成しよう!~

淀澤勝治准教授 小学校・中学校教員8/19(金) 10:00~16:10

加東C共通講義棟304

15 名程度 12

7 新規音楽、美術・図画工作

総合芸術表現で培う音楽・美術の実技力初田  隆教授木下千代教授

学校種を問わない音楽・美術に関心のある教員

8/19(金)13:30~17:000

加東C芸術棟

20 名程度 21

8 継続小学校理科

「デンプンの消化」-実験の工夫と理解の深化をめざして-

渥美茂明教授 小学校教員8/23 (火) 9:30~12:00

加東C自然・生活・健康棟423

12 名程度 6

9 継続技術家庭(技術)

技術科におけるICT活用の授業デザイン 2016-電気回路シミュレーションの活用-

森山  潤教授学外講師

中学校技術科教員8/23(火) 10:30~16:30

加東C自然・生活・健康棟112及び技術実習棟

5 名程度 11

10 継続小学校理科

「理科野外活動が得意な先生になろう」-生き物の名前調べ-

渥美茂明教授 小学校教員8/26 (金) 9:30~12:00

加東C自然・生活・健康棟423

12 名程度 9

11 継続学級経営児童生徒

理解子どもと学級をみる目を拡げる

秋光恵子教授学外講師

現在、学級担任をしている小・中・高等学校教員

8/1(月)、8/3(水)、2日間、 10:00~15:00

神戸HLC講義室1

10 名程度 13

12 継続 体育 コミュニケーション力を育む体育授業づくり 筒井茂喜准教授 小学校・中学校教員8/3(水) 9:30~12:00

神戸HLC講義室2

20 名程度 15

13 新規児童生徒

理解情動の脳科学と教育-いじめ・発達障害に関連して-

松村京子教授学外講師

学校種・経験年数は問わない

8/4(木) 13:30~16:30

神戸HLC講義室4

30 名程度 39

14 継続 職能開発インプロ・ワークショップでこころと身体を解きほぐそう-共感的・応答的・創造的コミュニケーションの愉しみ-

宮元博章准教授学外講師

学校種を問わない8/5(金) 13:00~17:00

神戸HLC講義室1

15 名程度 16

15 講座枠変更

授業研究わかる授業づくりのポイントを学ぼう-生涯楽しく学び続ける教師であるために-

吉國秀人准教授学外講師

小学校教員8/6(土) 10:00~16:00

神戸HLC講義室1

10 名程度 12

16 継続幼・保・小

連携就学前集団保育から小学校教育への適応的移行に向けた子ども理解と連携

小林小夜子教授保育士、幼稚園・小学校教員

8/6(土) 13:30~16:30

神戸HLC講義室2

20 名程度 16

17 継続小学校理科

やってみよう!楽しい理科の実験・実技-小学校の先生自身が楽しむ理科-

笠原 恵准教授学外講師

小学校教員8/7(日) 13:00~16:00

神戸HLC講義室1

12 名程度 15

18 新規高等学校理科(生物)

「光合成の授業」-光合成を通して何を教えているのだろう

渥美茂明教授 高等学校理科教員8/9 (火) 9:30~15:00

神戸HLC講義室2

12 名程度 2

19題目変更

学校組織開発

中堅層教員のための学校組織マネジメント事始め 大野裕己教授小・中・高等学校、特別支援学校教員

8/9(火) 10:00~17:00

神戸HLC講義室5

15 名程度 14

20 継続高等学校

生物生物基礎

教員のための分子生物学入門-教員のためのバイオインフォマティクス-

笠原 恵准教授高等学校生物教員、分子生物学に関心のある小中学校教員

8/17(水) 10:00~14:00

神戸HLC講義室2

12 名程度 16

21 講座枠変更

学級経営学校運営

教師のためのコミュニケーション論-子どもの声を受け止めるということ-

大関達也准教授学外講師

小・中・高等学校教員8/17(水) 10:00~16:00

神戸HLC講義室5

15 名程度 27

22 継続 国語「言葉の力」をつける国語科授業づくりセミナー-思考力・判断力・表現力を育むために-

堀江祐爾教授学外講師

小学校教員8/18(木) 10:00~17:00

神戸HLC講義室1

20 名程度 29

23 継続 授業研究対話による授業リフレクションの体験-自分のことば”で授業を語り-聴き合う教員研修-

宮元博章准教授学外講師

主として小学校・中学校教員(どの校種の教員も可)

8/18(木) 10:00-16:30、8/19(金)11:00-16:00(2日間)

神戸HLC兵教ホール

10 名程度 16

24 継続 部活動運動部活動における「指導」を考える-体罰から対話へ-

森田啓之准教授主に中学校教員(高等学校教員も可)

8/23(火) 13:00~16:00

神戸HLC講義室1

20 名程度 24

25 継続 職能開発教師としての成長・発達について考える-教職生活の中でマンネリズムやバーンアウトに陥らないために-

新井 肇教授別惣淳二准教授

小学校・中学校教員8/24(水) 9:30~17:00

神戸HLC講義室1

20 名程度 17

26題目変更

外国語活動

これから先のことも考えた外国語活動の授業づくり:児童のコミュニケーションに対する積極的態度をさらに育てよう

吉田達弘教授学外講師

現職の小学校教員8/24(水) 10:00~16:00

神戸HLC講義室5

24 名程度 19

27 新規小学校算数

表現力を育てる算数科授業づくり 加藤久恵准教授 小学校教員8/25(木)13:30~17:00

神戸HLC講義室1

15 名程度 19

備考:講師欄の下線は、講座実施責任者を示す。合計             27講座 403 名程度 426

募集人数

平成28年度 兵庫教育大学研修講座実施状況

24

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.1

「技術リテラシーの育成を図る技術科の教材研究 2016」

○ 研修の背景やねらい

中学校技術科において技術リテラシー育成を図る教材研究を行う。具体的には,内容

B「エネルギー変換に関する技術」及び内容 D「情報に関する技術」の教材として,クリ

ップモータをパソコンで制御する簡易な装置を製作し,授業での活用方法について考え

る。また,B「エネルギー変換に関する技術」の教材として家庭用ヘアドライヤの分解・

観察及びプロジェクター教材作成演習を行う。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:中学校技術科教員

人 数:11 人

期 間:平成 28年 8月 19日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:小山英樹教授・森山潤教授

○ 各研修項目の配置の考え方

講義と演習をバランスよく配置した。なお,今年度は受講生が想定以上に多かったた

め,A「クリップモータのパソコン制御」,B「ヘアドライヤの分解・観察演習」をグル

ープに分けて実施した.

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

(※実施方法については,具体的に記述)

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

次期学習指

導要領改訂

における技

術科の新し

い授業の方

向性

10:30

-12:00

次期学習指導要領

の改訂の動向から

,技術科の新しい

授業の方向性を講

義する。

<内容>

・次期学習指導要領改訂の動向

・技術リテラシーの考え方とそれに向けた

授業のあり方

<実施形態> 講義

<使用教材> PowerPoint資料

グループA

クリップモ

ータのパソ

コン制御

13:00

-16:00

通常のクリップモータを作製してその原理について理解し

た後,パソコン制御のための基板を作製し,動作を確認。

25

0123456789

グループB

ヘアドライ

ヤの分解観

察演習

13:00

-16:00

まとめ-今

後の実践に

向けて-

16:00

-16:30

今後の実践の方向性、教材研究の視点についてディスカッション

○ 実施上の留意事項

一般参加に加え,西宮市技術・家庭科研究会との共催で実施した.

○ 研修の評価方法,評価結果

事後アンケートにおいて概ね良好な評価を得ることができた。

○ 研修実施上の課題

次年度に向けて,研修の内容,構成,テーマについて継続的に検討する必要がある。

ヘヤドライヤを分解し、観察・撮影し、授業で使用する

PowerPoint 教材を作成。

26

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.2

「ここがポイント!音楽科における実技指導の工夫 –歌唱分野,器楽分野を中心として−」

○ 研修の背景やねらい(※ねらいについては,明確に記述)

音楽科をとりまく現場の実情として,校内研修で取り上げられる機会が少ないなどの理

由から,音楽科担当教員の実技講習に対するニーズは高い。しかしその内容は,歌唱曲あ

るいは器楽曲を対象とした技術指導が主体であり,教材解釈の重要性や学年の系統性と実

技指導との関連について触れられる機会は少ない。

本研修講座のねらいは,音楽科教育の目的に鑑みて,学習理論に裏付けられた音楽表現

スキルを児童に習得させるための実技指導のあり方について,講義を通して考察するとと

もに,演習を通して児童の視点に立つ実技指導の具体を学ぶことにある。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校教員

人 数:18 人

期 間:平成 28年 8月 5日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス 又は神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:河邊 昭子 准教授

○ 各研修項目の配置の考え方(何をどの程度配置すべきと考えたか)

音楽科授業において音楽表現活動の中核をなす歌唱表現及び器楽表現を取り上げること

とした。また,歌唱表現スキルが器楽表現スキルに活用されることから,前半に歌唱表現,

後半に器楽表現を位置付けた。なお器楽表現については,歌唱曲の指導との関連性を考慮

し,ソプラノリコーダーの指導に限定することとした。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

(※実施方法については,具体的に記述)

研修項目 時間

数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

歌唱分野の 実技指導

2時間 児童の視点に立つ歌唱実技の指導のあり方について学ぶ。

<内容>

1音楽活動の基礎的能力からみた実技指導の

ねらい

2階名唱の意義

3歌唱指導のステップ

4実技指導のポイント

<実施形態>

講義,演習

<使用教材>

≪山のポルカ≫≪世界中の子どもたちが≫

≪ゆかいに歩けば≫≪赤いやねの家≫

≪まっかな秋≫≪子どもの世界≫

≪大切なもの≫

<進め方>

レジュメに沿って講義を行った後,楽譜を提

27

0123456789

示して演習を行った。

<留意点>

・楽曲ごとに,音楽的要素や楽曲の構造上の特徴を解説し,実際に演奏して確認するようにした。

器楽分野の 実技指導

2時間 児童の視点に立つ器楽指導のあり方について学ぶ。

<内容>

1リコーダーの特性

2リコーダー指導のステップ

3実技指導のポイント

4研修のまとめとしての演奏発表

<実施形態>

講義,演習

<使用教材>

≪レッツゴーソーレー≫≪陽気な船長≫

≪雨の公園≫≪星笛≫

≪ルパン三世のテーマ≫

≪ラバースコンチェルト≫

≪エル・クンバンチェロ≫

<進め方>

レジュメに沿って講座の内容を示しつつ講義

を行い,楽譜を提示して演習を行った。

<留意点>

・楽曲ごとに,音楽的要素や楽曲の構造上の特徴を解説し,実際に演奏して確認するようにした。 最後に,歌唱曲と器楽曲の中から数曲を選び,それぞれを通して演奏することにより,研修で得た知見や習得した技能 を自己評価する場を設けた。

○ 実施上の留意事項

・ 取り上げる楽曲については,教科書の教材曲や歌集を活用した。

・ 小学校における音楽科授業の映像を用い,指導場面を想起しやすいようにした。

・ 音楽専科担当者以外にも,学級担任,特別支援学級担任が参加していたことから,

学級活動等で応用可能な実技指導の実際についても取り上げた。

○ 研修の評価方法,評価結果

各研修項目における実技の観察や演奏の内容から理解度及び習得度を評価した。全員が

目標に到達したと評価した。

○ 研修実施上の課題

当初は初任段階の教員を対象として企画したが,参加者の年齢構成は 50代 1人,40代 7

人,30代 9人,20代 1人であった。研修内容を大きく変更する必要はなかったが,今後

は,受講対象者の年代を絞らずに実施したい。

28

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.3

「ポイント伝受 夢中を引き出す粘土造形・陶芸教室」

○ 研修の背景やねらい

幼児や児童の造形教材として「粘土造形」や「作陶」は大きな可能性を秘めている。

一方で前者は指導者の側に十分な知識や理解がないことが自覚されない内に授業に取り

入れられる、後者は多少の専門的な知識が必須となるため、取り入れられることが少な

いという問題がある。そこで粘土の扱い方や成形の基本を学ぶと共に、実際の取り組み

を体験することにより、幼児や児童の教育の現場での造形活動としてのより良い「粘土

造形」や「作陶」の取り組みを促す。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:保育士、幼稚園・小学校教諭

人 数: 14 人

期 間:平成 28年 8月 7日(日)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:淺海真弓 准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

座学を必要最低限とし、活動や実技の中で知識を獲得出来る様にした。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進

め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

個人制作

(実技)

20分 現在の自身の粘土

造形に対する考え

方や知識を再確認

する。

<内容>粘土造形<実施形態>実技

<使用教材>土粘土、竹串、布

陶芸の基礎

(座学)

40分

粘土造形や作陶に

係る基本的な知識

を得る。

<内容>粘土造形の特性

粘土造形指導の基本

立体造形の発達段階について

<実施形態>座学

<使用教材>プリント 導入

グループ活

60分 土粘土の造形素材

としての可能性と

魅力を知る。

<内容>粘土遊び

<実施形態>演習

<使用教材>土粘土

29

0123456789

○ 実施上の留意事項

当然のことかと思うが、受講生によってモチベーションに差があり、研修の進行が

いささか難しい場面がある。

○ 研修の評価方法,評価結果

受講態度、作品 ※評価結果 良

○ 研修実施上の課題

短時間の研修時間にアンケートの説明や、修了証書を渡すのが慌ただしかった。

30

0123456789

1

研 修 実 施 報 告 書

NO. 4

「顕微鏡による岩石の観察」

○ 研修の背景やねらい

中学校の理科の教科書で岩石の偏光顕微鏡観察が扱われている。例えば,啓林館が発行す

る中学校理科 1年生用の教科書には,玄武岩,安山岩,流紋岩,斑れい岩,せん緑岩,花こ

う岩の各資料を偏光顕微鏡で観察した時の写真が掲載されている。

本講座では,偏光顕微鏡の扱い方を講義し,偏光顕微鏡による観察実習を行う。顕微鏡観

察を行う岩石として,深成岩である花こう岩と火山岩である流紋岩を取り上げる。教科書が

取り扱っている六種類の岩石すべてを取り扱うことは時間の関係で行わない。火成岩以外で

も顕微鏡観察を行う方が理解を深めることができる岩石がある。本講座では,古生代の代表

的示準化石であるフズリナを含む岩石(石灰岩)の顕微鏡観察も行う。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:中学校。経験年数は問わないが,偏光顕微鏡による岩石観察を行った経験のない人

を対象とする。

人 数:5 名

期 間:平成 27 年 8 月 18 日(木)午後 1 時 10 分から午後 4 時 40 分

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:教授 澁江 靖弘

○ 各研修項目の配置の考え方

1コマ目:偏光顕微鏡の使い方

2コマ目:花こう岩,流紋岩,石灰岩の観察

研修対象者の項目で記したように,今回の研修は偏光顕微鏡を扱ったことのない人を対象

にしている。そこで,実際に偏光顕微鏡を用いて,実習の中で偏光顕微鏡の構造や操作方法

を習得する必要がある。今回の研修では,機器の操作に関する基本的な事項の習得を1コマ

目の研修で目指した。

偏光顕微鏡の操作方法を習得した後で,実際に資料の観察を2コマ目で行った。「研修の

背景やねらい」の項目で記したように,今回の研修では教科書に掲載されている岩石の顕微

鏡観察を行った。偏光顕微鏡で岩石を観察すると様々な鉱物を偏光顕微鏡で観察することが

できる。単なる岩石の観察だけではなく,岩石中に含まれている鉱物の鑑定実習もあわせて

行うことにした。取り上げた鉱物等は,石英,斜長石,黒雲母,白雲母,ガラスである。さ

らに,フズリナを含む石灰岩の観察を行って,顕微鏡観察が火成岩以外の岩石についても有

効であることへの理解が深まることを目指した。

31

0123456789

2

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

偏光顕微鏡

の使い方

1コマ目 偏光顕微

鏡の構造

と操作方

法を習得

する。

<内容>偏光顕微鏡の構造と操作方法を習得するための

実習

<実施形態>出席者一人につき一台の偏光顕微鏡を用意

して,筆者が行う操作を見ながら出席者が自分の顕微鏡

を操作する。

<使用教材>筆者が作成したプリントを使用した。

<進め方>プリントに記した操作および観察方法を,筆

者の演示を見た後で出席者が行う方式をとった。

<留意点>偏光顕微鏡を長時間使用すると目が疲れるの

で,1コマ目の途中で休憩を入れた。

花こう岩,

流紋岩,石

灰岩の観察

2コマ目 花こう岩

と流紋岩

と石灰岩

のプレパ

ラート(薄

片)を観察

する。

<内容>花こう岩と流紋岩のプレパラートを偏光顕微鏡

で観察して,これらの岩石の特徴(等粒状組織と斑状組

織)およびプレパラート中に含まれている鉱物の観察を

行った。さらに,フズリナを含む石灰岩のプレパラート

を偏光顕微鏡で観察して,古生代の代表的示準化石であ

るフズリナを観察するとともにプレパラート中に含まれ

ている鉱物(方解石)の観察を行った。

<実施形態>出席者一人につき一台の偏光顕微鏡と花こ

う岩,流紋岩,石灰岩のプレパラート各一枚を用意した

。筆者の偏光顕微鏡中で見られる組織(花こう岩なら等

粒状組織,流紋岩なら斑状組織)あるいは鉱物等(石英

,斜長石,黒雲母,白雲母,ガラス,フズリナ,方解石

)を観察してもらった後,各自が自分の偏光顕微鏡でこ

れらの組織や鉱物等を観察した。

<使用教材>筆者が作成したプリントを使用した。

<進め方>プリントに記した観察項目に関する筆者の演

示を見た後で,出席者が自分の偏光顕微鏡で観察して確

認した。

<留意点>偏光顕微鏡を長時間使用すると目が疲れるの

で,2コマ目の途中で休憩を入れた。

○ 実施上の留意事項

偏光顕微鏡を使用する場合,90分間の研修では目に大きな負担がかかる。そこで,適宜,

休憩時間をはさむ必要がある。

○ 研修の評価方法,評価結果

出席者が鉱物等を鑑定できているかどうかを評価した。

出席者5名全員が,鉱物等の鑑定ができるようになっていた。したがって,全員,評価は

「極めて良好」である。

○ 研修実施上の課題

機器(偏光顕微鏡)の台数の関係で,多人数への研修は不可能である。

32

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO. 5

「校務におけるICT活用のための基礎 -ワープロ、表計算ソフトを中心としたオフィス

ソフトウェア活用における基礎とポイント-」

○ 研修の背景やねらい

ワープロ,表計算,プレゼンテーション等各ソフトウェアの活用における基礎とポイ

ントについて実習形式の研修を行うことで,日頃から利用してきているソフトウェアを,

校務において,より効率的・効果的に利用できるようになることが,本研修の目的であ

る.また,上述のソフトウェアに関することに限らず,日頃感じている ICT に関連した

疑問(たとえば,教育の情報化(教科指導における ICT 活用,情報教育(情報モラル教

育を含む),校務の情報化等について)の解消についてもねらいに含む.

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:学校種別,経験年数不問

人 数:11 人

期 間:平成 28年 8月 19日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:掛川准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

「表計算ソフトの演習:成績処理を題材として」については,効果的・効率的な使用

方法(「オートフィル」とそのオプション,「貼り付け」のオプション,および相対参

照・絶対参照等)についての認識,および理解が十分でないことが予想されたため,長

めに時間を配分した.また,「ワープロソフトと表計算ソフトの演習:差し込み印刷」

については,過去の研修講座において挙がった要望を踏まえ,あて名ラベル印刷,表彰

状作成を題材に,「差し込み印刷」を題材として,Wordと Excelとの連携について体験

的に学習できるよう配置した.今後の学校現場における ICT 活用を促進する目的で,今

回の演習内容に関わらず,日々の校務遂行時の疑問点等から広げ,質問を受講生で共有

した後,講師はそれらについての質問応答を行うようにした(「ICT に対する疑問・質

問対応」).

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

表計算ソフ

トの演習:

成績処理を

題材として

2時間 表計算ソフトの効

果的・効率的使用

方法を学ぶ

<内容>

表計算ソフトの効果的・効率的活用のための

各機能,およびそれらの使用方法

<実施形態>

実習

<使用教材>

演示・例示,および演習・実習用課題のファ

イル

<進め方>

演示・例示ののちの演習,実習

<留意点>

過度に進みが早くないようにした.

33

0123456789

表計算ソフ

トの演習:

差し込み印

2時間 ワープロソフトと

表計算ソフトの連

携方法を学ぶ

<内容>

表計算ソフトの差し込み印刷の各機能,およ

びそれらの使用方法

<実施形態>

実習

<使用教材>

演示・例示,および演習・実習用課題のファ

イル

<進め方>

演示・例示ののちの演習,実習

<留意点>

過度に進みが早くないようにした.

ICTに対す

る疑問・質

問対応

1時間30

日々新しくなるIC

Tに対応していく

ための,ポイント

と心構えの獲得

ICTを使用してい

る中で生じた疑問

の解決

<内容>

日々新しくなるICTに対応していくため

の,ポイントと心構えについての講義,

受講生のICTを使用している中で生じた

疑問の共有と,それらに対する講師から

の質問応答.

<実施形態>

講義,実習

<使用教材>

説明用スライドのファイル

質問に応じた説明用ファイル,関連Webページ

<進め方>

疑問の共有,その後質問対応

疑問点の解決方法の講義,演示・例示

<留意点>

疑問を共有できるようにした.

また,事前に想定された疑問・質問について

は説明用資料を準備しておいた.

○ 実施上の留意事項

昨年度の反省,および受講生からの要望に基づき,内容について,精選し,表計算ソ

フトを中心としたものとした.また,表計算ソフトについては,その効果的・効率的使

用方法について,認識,および理解が十分でないことが予想されたため,演習,実習に

ついて長めに時間を配分した.

○ 研修の評価方法,評価結果

演習への取組み状況,および演習課題の完遂を以って評価を行った.結果として,受

講生全員が合格となった.

○ 研修実施上の課題

特になし.今後の内容検討については以下のとおり.

表計算ソフトについては,現場においては,データ処理に利用されることよりも,書

類の書式作成,入力に使用されていることが多いそうであり,そのような使用方法につ

いては,今回の研修項目として含めてはいなかった.表計算ソフトによる書類の書式作

成については,研修項目として含めるべきかについて検討を行う.

34

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.6

「学習指導の多様な展開を構想する道徳の時間の授業づくり ~持ち帰ってすぐに使える指

導案を作成しよう!~」

○ 研修の背景やねらい

小学校では平成 30年度より、中学校では平成 31年度より道徳が教科化され、「特別

の教科 道徳」となる。この教科化に向けて普段の道徳の時間の学習指導の在り方に不

安を覚える教員は多い。そこで、多様な展開を構想し指導案化できるための研修校講座

を開こうと考えた。

具体的には、各自が持ち寄った教材を使ってより有効な学習指導ができるように、教

材解釈の基本を学ぶと同時に、それらを基に指導案を作成することを目的とする。なお、

作成した指導案は各自が持ち帰って2学期以降の授業に活用できるように配慮した。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中・高等学校の道徳担当教員

人 数:20 人

期 間:平成 28年 8月 19日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:淀澤勝治准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

午前中は、講義(「特別の教科 道徳」が導入されるに際してその背景理解と変更点

の解説、また指導に際して留意する点の説明)を行うことで、「特別の教科 道徳」へ

の理解を深めることを意図した。午後からは、まず基本的な教材解釈の在り方について

演習形式で行い、その後各自が持ち寄った資料を基にそれぞれが指導案を作成すること

で教師としての技量の向上を図ることをねらった。その際、適宜質問や相談に乗り、指

導案作成がスムースに行えるよう援助することを考えた。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

「特別の教科 道徳」の理解

2時間 「特別の教科 道徳」が導入されるに際して、その背景理解と変更点の理解、また、指導に際して留意する点等の確認を行う

<内容>「特別の教科 道徳」の特設背景理

解、変更点の理解、指導上の留意点に関する

確認に向けての講義

<実施形態>講義

<使用教材>学習指導要領道徳編解説、「特

別の教科 道徳」に関するパワーポイントに

よるプレゼン資料

<進め方>講義・演習

<留意点>質疑応答の時間の確保

35

0123456789

道徳資料の教材解釈に関する講義・演習

1時間 道徳資料の教材解釈の基本の理解を行う

〈内容〉基本的な道徳資料の教材解釈についての講義・演習 〈実施携帯〉講義・演習 〈使用教材〉小学校・中学校の著名な道徳資料数点、道徳資料の教材解釈に関するパワーポイントによるプレゼン資料 〈進め方〉講義・演習 〈留意点〉机間巡視による助言

道徳指導案作成

1時間 各自が持ち寄った道徳資料を使っての指導案作成

〈内容〉指導案作成 〈実施形態〉個人作業 〈使用教材〉各自の持ち寄り資料、パソコン 〈留意点〉机間巡視による助言

○ 実施上の留意事項

道徳の教科化に関する文科省資料の準備と分かりやすいプレゼン資料の準備ならび

に、予備の道徳読み物資料の準備(資料選択に迷ている受講生のため)

○ 研修の評価方法,評価結果

議論への積極的参加と作成された道徳学習指導案

○ 研修実施上の課題

道徳の教科化に向けて今後新しいタイプの読み物資料が教科書に登場してくること

が予想されるため、そうした既存の資料以外の資料の入手

36

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.7

「総合芸術表現で培う音楽・美術の実技力」

○ 研修の背景やねらい

我々のグループでは、総合的・領域横断的な芸術教育に関する実践的研究を継続的に

行ってきている。これまでに行った調査では,音を絵にするといった領域横断的な授業

実践が,教育現場でさほど活性化されていないのは,活動の意義や効果に対して批判的

であるというわけではなく,教員自らが学んだり行ったりした経験が不足しているため

教材内容や指導方法が十分に理解できていないということが明らかになっている。そこ

で,教育現場への浸透を図るためには,現職教員向けの教員研修プログラムの開発を行

い,総合的・領域横断的な芸術教育の実践ができる教員を育成,増員していく必要があ

ると考えている。

研修のねらいは以下のようである。

①研修を通して、「感性や感覚を開く」,「コミュニケーション力の向上」,「表現

することの楽しさ・喜び」といった,総合的な芸術教育の意義や効果を確認すること。

②総合的な芸術表現学習の授業づくりや指導方法について学ぶこと。

③「芸術」に関する視野を広げること。従来の領域区分では捉えきれない現代芸術の

展開を考えると,図工・音楽といった固定的な教科枠組みを超えた視点からのアプロ

ーチが必要になってきている。

④総合的な芸術表現活動を通して、音楽・美術の実技力を高める。特に手・指の感覚

に意識を集中させるワークを行うことで、ピアノタッチやドローイングのタッチに変

化が起こることを確かめる

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中・高等学校の音楽、図工・美術担当教員

人 数: 20 人

期 間:平成 28年8月 19日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:初田隆教授 木下千代教授

○ 各研修項目の配置の考え方

総合的な芸術教育に関する基礎的なトレーニングから徐々に内容を深めていけるよ

うな活動配列を行い,後半には、音楽と美術のグループに分かれそれぞれの分野ごとに

技術の習得を図るようにする。プログラム末には,再び集まり、交流する。また,総合

的な芸術教育の活動内容を導出するための窓口として「美術(造形)と音楽をつなぐ」,

「言語を介して」,「身体を介して」,「感覚をひらく」の4領域を設定しており、こ

れらに含まれる活動を,バランスよく取り入れ構成した。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等 ●ワークショップの趣旨説明 5 分

●ラジオ体操でドローイング 5分

●ペア決め(音楽記号のイメージを持ち寄った「音の出るもの」で表す)

・「華やかに」「優雅に」「荘厳な」「歌うように」「ゆっくりと歩くように」など 8分

●ペアとの交流(目をつむって握手する・手のひらの温かみを感じる・相手の手のひらに文字を書く)

5 分

37

0123456789

●いろいろな線を描く(鉛筆で) 15 分

①呼吸に合わせて線を描く(息を吸いながら・吐きながら・吐いたり吸ったりしながら)

②気持ちを込めた線を描く ・ゆっくりと歩くような線(アンダンテ)・華やかな線(プリランテ)、歌

うような線(カンタービレ)・荘厳な線(マエストーソ)・優雅な線(グラッイオーソ)など

③音楽記号をつないだ線を引く アンダンテ➡ラルゴ➡レント➡モデラート➡アレグロ➡などの指示に

合わせて線を描く

●姿勢を正してドローイングする(頭に文庫本をのせた状態で・手の甲に文庫本をのせた状態で)

5 分

●いろいろな用具でドローイングをする(ペアの顔) 10 分

①長い軸の筆で

②重たい軸の筆で

③柔軟性のある軸で

●ドローイングの音を聴く 3 分

(紙コップに竹ひごを取り付けた用具の先に鉛筆を取り付けておく)

●物の表面の音を聴く 5 分

⓵紙コップに竹ひごを取り付けた用具を用いて、いろいろなものの表面を滑らせて音を聴く

②竹ひご部分をたたいたりこすったりして楽しむ

●クレーの作品鑑賞 10 分

●ミュージック・ドローイング 線を意識して 10 分

①メシアン≪鳥のカタログ≫を一人で→ペアで

②サンサーンス≪白鳥≫:チェロパートとピアノパートを 2 人で聴き分けながら描く

●手のコントロール 10 分

①紙コップを積む(ペアで)

●量を感じる・日常品の重さを油粘土で表し、比べる 8 分

①見ただけで表す

②手で持って確かめたうえで表す

●音量を感じる 8 分

バケツをたたいた音、打楽の音などと同じ音量の音をピアノで出す。騒音機で音量を測定して比べる

●指跡を楽しむ 20 分

①目隠しをして、粘土塊に指をさす 指定の深さまで差し込む

②粘土の板に、指でくぼみ(指跡)をつけて作品を作る(つよい、よわい、かすかに、深く等のタッチを

意識して)

③②の作品を描く不に見立てて演奏する

休憩

◎音楽・美術で分かれて活動 30 分

【音楽】 ワークでの気づきを活かし、指先や手・腕の感覚を意識しながらピアノの練習を行う

【美術】 ワークでの気づきを活かし、指先や手・腕の感覚を意識しながら制作する

①スケッチ

②抽象的なドローイング

◎交流 20 分

①音楽の受講生によるピアノ発表

②美術の受講生による作品の披露

③相互に意見交流

○ 実施上の留意事項

ペアでの活動,グループ活動などを適宜組み合わせ,受講者相互の交流を活性化させ

38

0123456789

ること,活動単位ごとに教育的意義と芸術的意義を示唆することなどを心掛けた。

プログラム展開に際し以下の 6点に留意した。

ⅰ)各段階における,ファシリテーター(講師)の役割の明確化

ⅱ)活動形態の工夫

ⅲ)受講者の視点の転換(児童の視点・表現者としての視点・教師の視点)を促す工夫

ⅳ)資料の作成・活用

ⅴ)研修成果の発表・確認の場の効果的な設定

○ 研修の評価方法,評価結果

プログラムの終了後には研修内容に関するアンケート調査を行った。

活動ごとに、「好感度」と「教育的価値」の観点から 5段階で評価して頂いた。

受講者の受講態度や制作・表現の様子は概ね良好で,次に示すように,プログラム内

容への好感度は高い。

尚、事後アンケートの記述からは以下の成果が確認できた。

●総合表現活動の楽しさの感受

●感覚が開き,表現が深まる実感

●コミュニケーションを通した学び

●総合表現の価値や意義の自覚と教育的な視座の獲得

・ ■各ワークに関する印象

好感度

●ラジオ体操でドローイング

●ペアに分かれる

●ペアとの交流

●いろいろな線を描く (呼吸に合わせて)

● (演奏記号のイメージ)

● (速度記号のイメージ)

●姿勢を正してドローイングする

●いろいろな用具でドローイングをする(長い鉛筆)

● (重い鉛筆)

● (曲がる鉛筆)

●ドローイングの音を聴く

4.5

4.5

4.5

4.3

4.1

4.1

4.3

4.4

4.4

4.6

4.4

●物の表面の音を聴く

●ミュージック・ドローイング 線を意識して(メシアン)

● (サンサーンス)

●手のコントロール (紙コップを積む()

4.3

4.1

4.3

4.5

●量を感じる・日常品の重さを油粘土で表し、比べる

●音量を感じる

●指跡を楽しむ

4.4

4.5

4.6

◎音楽・美術で分かれて活動 4.8

●全体的な印象 4.4

○ 研修実施上の課題

今回の研修内容に対する受講者の好感度は全般に低くはないが、これまでに行ってき

た研修に比べると、2 や3という評価の件数が多い。受講者の受講動機や目的、専門領

域などへの細かな配慮が不足していたものと思われる。今後は、「研修カード」の活用

や受講者との対話を増やして対応していきたい。

39

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.8

「「デンプンの消化」-実験の工夫と理解の深化をめざして-」

○ 研修の背景やねらい

小学校 6年理科の教材の1つであるデンプンの消化を確かめる実験を取り上げ、そこに

潜む科学的な見方・考え方とは何かについて考察し、実験の計画・実施・考察を通して指導

要領が求めている科学的な見方・考え方(仮説演繹法)の習得を第 1 の狙いとしている。

さらに消化の概念を実地に確かめるために、半透膜を使って消化産物が低分子物質である

ことを確かめ、さらに、食品製造業で用いられるアミラーゼを使った麦芽糖をつくり、デ

ンプンが消化されると甘い物質が生成することを学ぶことを目指した。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校の教員

人 数:8人

期 間:平成 28年8月 23日(火)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:渥美茂明 教授

○ 各研修項目の配置の考え方

研修に参加する教員に新しい実験の工夫を伝えながら、その中に科学的な見方・考え

方がいかに生かされているかを検討する時間を用意した。新たな提案として、よく使わ

れるパンやご飯の代わりに無味無臭のカタクリ粉で作ったくず餅を口に含み咀嚼する

と、ほのかな甘みが広がるとともに全てが溶解して水のようになることが体験できるこ

とと、唾液によるデンプンの消化の実験をチャック付きのビニール製小袋で行うと後片

づけが容易になることを伝えた。

後半では、唾液による消化産物を、半透膜を使って低分子物質と高分子物質に分け、

消化によって高分子物質が低分子物質に分解されることを確かめる実験を行いつつ、合

間を縫って、麦芽糖(水飴)をつくり、その甘さを確かめる内容とした。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

デンプンの消化と科学的な見方・考え方

1時間 唾液によるくず餅の消化とチャック付きビニール袋での実験

<内容>くず餅を使った消化の体験・チャッ

ク付きビニール袋内でデンプンの唾液による

消化を確かめる実験・実験でわかったことと

科学的な見方・考え方の関係についての検討

<実施形態>実験と講義

<使用教材>くず餅・チャック付きビニール

袋・ヨウ素液など

<進め方>パワーポイントによる実験の内容

の説明と研修生による実験を交互に行った

<留意点>カタクリ粉を水に溶き,手早く加

熱してくず餅を作る必要がある.このとき,

高温ののり状物質となるので,やけどに注意

する。

40

0123456789

デンプンの分解

1時間30分

唾液によってデンプンが低分子の還元性物質に分解されることを学ぶ

<内容>唾液で分解したデンプン液を、半透

膜で濾し分け、低分子の還元性物質が生じて

いることを確かめる。

<実施形態>実験と講義

<使用教材>透析チューブ・チャック付きビ

ニール袋・ヨウ素液・ベネジクト液など

<進め方>パワーポイントによる実験の内容

の説明と研修生による実験を交互に行った

<留意点>多数の検体が生じるが、研修生が

実験に不慣れな小学校教員なので,検体の取

り違えの生じないよう配慮する。

水飴作り 他の生物から抽出したアミラーゼを用いてデンプンから水飴が工業的に作られていることを学ぶ

デンプンを市販のアミラーゼで分解して水飴

を作る。

<実施形態>実験と講義

<使用教材>α-アミラーゼ・β-アミラーゼ・

カタクリ粉など

<進め方>パワーポイントによる実験の内容

の説明と研修生による実験を交互に行った

<留意点>粘度の高い溶液を加熱する作業が

あるのでやけどを追わないように配慮する。

○ 実施上の留意事項

実験はいずれも,処理区と対照区からなり,かなり多くの試料が出てくるので,実験

に不慣れな教員には若干荷が重く、丁寧な指導が必要と思われる。加熱をともなう作

業がいくつかあり、不慣れな受講生に対する支援が必要である。

○ 研修の評価方法,評価結果

くず餅の利用やチャック付きビニール袋の効用は好評であった。のり状のでんぷんか

ら水飴を作る作業も,多くの受講者には初めての体験で好評であった。

手引き書などにも良く取り上げられる単元であるが、目新しい教材であと評価された

と考えている。

○ 研修実施上の課題

今回の受講者数が適当であると考える

41

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.9

「技術科における ICT活用の授業デザイン 2016」

○ 研修の背景やねらい

中学校技術・家庭科技術分野における ICT活用の一つとして,組み込みシステム開発

プラットフォームである RasberyPi3を用いて,プログラミングとフィジカルコンピュー

ティングを体験する内容 D「情報に関する技術」の教材研究を行う.

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:中学校技術科教員

人 数:11 名

期 間:平成 28年 8月 23日(火)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師: 兵庫教育大学大学院・教授 森山 潤

外部講師 末吉克行 (宝塚市立長尾中学校)

○ 各研修項目の配置の考え方

講義と演習をバランスよく配置した。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

次期学習指

導要領の改

訂に向けた

動向とプロ

グラミング

教育の考え

10:30-12

:00

次期学習指導要領

における技術科の

改訂の方向性を確

認し,その中で拡

充が予定されてい

るプログラミング

教育の考え方につ

いて講義する。

<内容>

・次期学習指導要領改訂の動向

・新しい技術科の方向性

・プログラミング教育の考え方

<実施形態>

・講義

<使用教材>

・PowerPoint教材

<留意点>

・できるだけ多様な資料(国内外)を示しなが

ら講義した。

ScratchとR

asberryPi3

を用いたプ

ログラミン

グとフィジ

カルコンピ

ューティン

グの教材研

13:00-16

:00

ScratchとRasberr

yPi3を用いてプロ

グラミングとフィ

ジカルコンピュー

ティングについて

内容D「情報に関す

る技術」の教材研

究を行う.

<内容>

・Scratchによるプログラミング

・RasberryPi3によるGPIOの制御

・フィジカルコンピューティングの教材化

<実施形態>

・演習

<使用教材>

・RasberryPi3,Scratch,自作ワークシート

<留意点>

・実際の授業場面を想定した実践的な演習を

実施した。

42

0123456789

まとめ-今

後の実践に

向けて-

16:00-16

:30

本日の研修を振り

返り,今後の課題

や方向性について

討論する。

本日の研修内容を振り返り,質疑・応答,今後

の方向性について意見を交わした。

○ 実施上の留意事項

一般参加に加え,加古川市技術・家庭科研究会との共催で実施した.

○ 研修の評価方法,評価結果

事後アンケートにおいて概ね良好な評価を得ることができた。

○ 研修実施上の課題

次年度に向けて,研修の内容,構成,テーマについて継続的に検討する必要がある。

Scratch によるプログラミング RassberyPi3 による制御

演習の様子 フィジカルコンピューティング の教材研究 (センサー軍手でじゃんけんゲーム)

43

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.10

「理科野外活動が得意な先生になろう」—生き物の名前調べ

○ 研修の背景やねらい

草や虫の名前がわからないからという理由で,児童を野外に連れ出すのをためらって

いる先生に,生き物の名前調べのコツを伝授します。また、生き物のどこを観察するの

か,あるいは,どんな道具を使って観察すべきかといった生き物観察の指導法などを紹

介したいと考えています。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校の教員

人 数:11 人

期 間:平成 28 年8月 26 日(金)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス

講 師:渥美 茂明 教授

○ 各研修項目の配置の考え方

研修に参加する教員の動機の第一は新しい知識や授業技術の習得である。従って、本

講座においても、知識や技術の習得を第一にしないわけにはいかない。そこで、野外観

察と採集を体験する活動を冒頭に置き、児童が体験する野外活動のすばらしさと、野外

活動を通した生き物学習を体験するように企画した。

採集した生き物を教室に持ち帰り、図鑑を使って同定する過程を学習した。生物の同

定には、多くの知識が必要であり、児童生徒に適切な指導を行うことの必要性と難しさ

を体験するように5種競技(たとえばマメ科植物を5種採集する)という企画を体験する

共に、生き物の学習の1類型として、「私のお気に入り」と題する発表を行った。発表

では、書画カメラなどの ITC機器を用い、新しい授業風景を経験するように試みた。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

事前説明 20分 研修の進め方の説明

<内容>研修内容の説明

<実施形態>スライドを併用した説明

<使用教材>液晶プロジェクター

<進め方>講話

<留意点>スズメバチの見分け方と対処法を

説明した。

野外で採集

40〜50分

視野の中の数多くの生き物の中から、特定の生き物を探し出すには特別な力がいることに気付く

<内容>動植物に注意しながら観察路を歩き、季節の生き物や注意を引く生き物を探し、採集する。

<実施形態>オリエンテーションと屋外での

実習

<使用教材>ハサミ、ピンセット、レジ袋、

ポリ容器など

<進め方>受講生に構内を自由に散策させ、

気になる生き物を採集させた。

<留意点>夏期には、害虫対策、熱中症対策

44

0123456789

が必要

採集物の同定

40〜50分

図鑑の使い方とその指導方を学ぶ

<内容>図鑑の使い方、実体顕微鏡の使い方

の解説の後、各自が採集した生き物の観察と

同定を行った。児童が使う発見カードと似た

用紙に観察の要点や結果をスケッチした。

<実施形態>実験室内での講義と実習

<使用教材>植物図鑑・昆虫図鑑・実体顕微鏡

など

<進め方>受講生からの質問に答えながら、

観察や同定の要点、図鑑の使い方のヒントな

どを解説した。

<留意点>大学の実習用実体顕微鏡の特徴と

小学校の機材との違いについて解説する必要

がある。

私のお気に入り

40〜50分

受講生による観察結果の発表

<内容>書画カメラで採集物を掲示しながら

、何を観察したのかを児童が行うような発表

を受講生各自が行った。講師による採集物の

解説を交えながら行った。

<実施形態>実験室内での講義と実習

<使用教材>書画カメラとプロジェクター、

植物図鑑・昆虫図鑑など

<進め方>善意が、順次発表した

<留意点>特にない

○ 実施上の留意事項

天候に左右されがちである。幸いにして、雨には降られなかった。熱中症対策や有害

生物に対する準備も必要である。

○ 研修の評価方法,評価結果

生物分類の基礎的な説明が講評のようだった。

○ 研修実施上の課題

特に見あたらない。

45

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.11

「子どもと学級をみる目を拡げる」講座

○ 研修の背景やねらい

近年の学校現場では「子どもが理解できない」という声がしばしば聞かれる。児童・生徒

に対する理解不足は学級経営や学習指導の効果を著しく阻害するものであり,児童・生徒理

解は教師に不可欠なものである。児童・生徒に対する理解を深めるためには,まず教師自身

が自らの「子どもをみる目」を客観的に理解することが重要である。なぜならば,教師に限

らず人は誰でも「他者に対する自分の視点」には気が付きにくいものであり,児童・生徒を

ありのままに理解しているつもりでも,先入観や偏りのある見方によって彼らを評価してい

る可能性があるからである。そこで本研修講座では,教師用RCRTという方法を用いて,

自らの有している「子どもをみる目」を客観的に把握し理解する機会を参加者に提供する。

また,「子どもをみる目」を含め,教師の様々な技能は教員相互の交流を通して培われる

ものであろう。しかし,多忙を極める学校現場の中では相互交流の場が十分にあるとは言い

難いのが現状である。そこで本研修講座では,教師用RCRTによって各自の「子どもをみ

る目」に気づかせたうえで,参加者相互のディスカッションの時間を十分に取るものとする。

さらに 2名のベテラン教師を講師に迎え,「子どもをみる目」を学級経営にどう活かすかと

いった具体的な助言も提供する。これらのことを通して,参加者自身の教師としての「子ど

もをみる目」を拡げ,実践につなげるヒントを得てもらいたいと考える。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:学級担任経験のある小学校,中学校,高等学校,特別支援学校の教員

人 数:13名

期 間:平成 28年 8月 1日(月),3日(水)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:秋光 恵子(兵庫教育大学大学院学校心理・学校健康教育・発達支援コース 教授)

川元 佳子(加古川市立東神吉小学校 校長)

石井 真理(明石市立林学校 教諭)

○ 各研修項目の配置の考え方

上記のねらいにあるように,本研修講座の目的は教師用RCRTという方法を用いて参加

者自身に自らの「子どもの対する視点」を客観的に把握させ,参加者相互およびベテラン教

員の学級経営の実践を知り,それらを学級経営に活かす手立てを考えてもらうことにある。

そこで 2日間の研修講座の最初にグループワークを取り入れながら他者認知の一般的傾向を

踏まえて子どもに対する教師の視点の特徴を理解するための講義を行ない,初日の午後に教

師用RCRTを実施した。2 日目には午前中に教師用RCRTの個別結果をフィードバック

し,午後からはその結果を元に,参加者各自の学級経営の課題分析と今後の取り組みについ

て参加者相互と講師のベテラン教員の討論を中心に検討した。なお結果のフィードバックを

2 日目に行うのは,参加者ごとの統計的分析と個別のフィードバック用紙の作成に時間を要

するためである。

46

0123456789

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

講義1 120分

(1日目午前)

他者認知の不正確さ

や曖昧さについての

心理学的な知識を習

得し,子どもに対する

偏った見方の可能性

に気付く。

①オリエンテーション:講師と研修講座の

進め方を紹介する。

②アイスブレーキング:参加者の自己紹介

を行ない、2日目の討論を活発にするた

めの下地を作る。

③視覚的な資料を用いて心理学的知見を

紹介しながら,他者認知の不正確さや曖

昧さについて解説する。

演習1 120分

(1日目午後)

担任する学級の子ど

もに対する自分の視

点を把握する。

教師用RCRTの実施への動機づけを高

めるために,冒頭の20分程度を使って,こ

れを通して何がわかるのか,またそれが今

後の教育実践にどのように生かされるの

かについて,学外講師が自身の体験例を紹

介して説明する。

参加者各自のペースに合わせて,教師用R

CRTを個別に実施する。

講義2 30分

(2日目午前)

視覚的な資料を用いて教師用RCRTの

解説を行なう。

演習2 90分

(2日目午前)

教師用RCRTの個別結果をフィードバ

ックし,結果の解釈を行なう。研修参加者

の個別の作業に並行して,講師は机間巡視

をしながらコンサルテーションを行なう。

討論1 120分

(2日目午後)

子どもに対する自分

の視点と学級経営に

ついて考える。

教師用RCRTの結果を参照しながら,各

自の学級経営の課題分析と今後の取り組

みについて検討する。参加者相互および講

師との討論を中心に進行する。

○ 実施上の留意事項

教師用RCRTの作業スピードには参加者ごとに大きな違いがある。そこでこのセッショ

ンを初日の午後におくことで時間調整を行なう。

○ 研修の評価方法,評価結果

参加者による事後アンケートによって評価を行った。各評価項目の平均値(5 点満点)は

「講義や指導は興味をひくものだった」「教材はわかりやすかった」は 5.0,「内容がよく

理解できた」「教育実践に生かせる内容だった」「全体として期待通りだった」は 4.9,「技

術向上が確認できた」は 4.8 であった。また,自由記述欄には複数の受講者から「有意義で

あった」との記述があり,「他の方にも薦めたい」という感想もあった。以上のことから,

本研修講座に対しては極めて高い評価を得たと考える。

○ 研修実施上の課題

上記ように本研修講座は非常に高い評価を得ており,特に課題はないと考える。但し,事

後アンケートには「もう少し突っ込んだ話ができたら嬉しい」という要望があった。10名定

員のところ 13名を受け入れたが,研修の充実のためにはやはり 10名までが良いかもしれな

いので今後検討したい。

47

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.12

「 コミュニケーション力を育む体育授業づくり 」

○ 研修の背景やねらい

「コミュニケーション力」の育成を意識した体育科授業が求められている。

そこで、以下の講義内容を通して「コミュニケーション力」を培う体育科授業あり方を

考究した。

・コミュニケーション力について考究する

・なぜ、コミュニケーション力を培うことが求められるのか考究する

・体育科で培うコミュニケーション力について理解する。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中学校の教員

人 数:15 人

期 間:平成 28 年 8 月 3 日(月)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:筒井茂喜准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

具体的な事例を通して、その背景にある理論を考究した。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

コミュニケ

ーション力

について考

究する

コミュニケ

ーション力

が求められ

る背景を考

究する

う指導方法

体育科で培

うことがで

きるコミュ

ニケーショ

ン力を考究

する。

80分

60分

・「コミュニケー

ション」とは何か

。原義に遡って考

究する。

・現代の社会状況

、子どもの実態例

からコミュニケー

ション力が求めら

れる背景を考究す

る。

・間身体性を手が

かりにして、体育

で培うことのでき

るコミュニケーシ

ョン力を考究する

【内容】

・コミュニケーション力が高いとはどのような

力を持つことなのか。

・コミュニケーションの原義から考えるコミュ

ニケーションとは何か。

・間主観性、間身体性からコミュニケーション

を考える。

【形態】

座学

【使用教材】

・プリント

【内容】

・なぜ、体育なのか。

・身体コミュニケーション力とは何か。

・身体接触で培う間身体性

【形態】

・座学

【使用教材】

・プリント

48

0123456789

○ 実施上の留意事項

討論がしやすいように机をコの字型にするなどの工夫が必要であった。

○ 研修の評価方法,評価結果

所定のアンケート結果は高評価だった。ただ、今後は、非言語コミュニケーションを前面に

出した講義名の方が受講者に不要な誤解を与えないように感じた。

○ 研修実施上の課題

案内プリントの講義名が講義内容を的確に表すものにしていく必要がある。

49

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.13

「情動の脳科学と教育-いじめ・発達障害に関連して-」

○ 研修の背景やねらい

いじめ・発達障害に関連して、脳科学からの見方について、脳科学の基本から最新の知見ま

で含めて解説した。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:幼・小・中・高等学校・特別支援学校の教員

人 数:41 人

期 間:平成 28年8月4日(木)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:

松村京子 (兵庫教育大学教授)

片山泰一 (大阪大学大学院連合小児発達学研究科・教授)

森 則夫 (大阪大学大学院連合小児発達学研究科・特任教授)

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

3 教員が正しく脳に関して理解すること。

<内容>脳科学と教育

<実施形態>講義

<使用教材>特になし

<進め方>3人で順に講義。最後に質問を受け

た。

<留意点>できるだけわかりやすく解説。

○ 実施上の留意事項

分かりやすく解説すること。

○ 研修の評価方法,評価結果

終了後の参加者の評価

○ 研修実施上の課題

外部から有名な先生に来てもらっているのに名前が出ないのはもったいないと思います。

50

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.14

「インプロ・ワークショップでこころと身体を解きほぐそう ―共感的・応答的・創造的

コミュニケーションの愉しみ―」

○ 研修の背景やねらい

インプロは,脚本,設定,キャラクター等が決まっていない中で,その場で出てきた

アイデアを互いに受け入れ合い,ふくらませ合いながら,協同で場面を創っていく演劇

活動である。こころと身体をオープンにして他者と即興でやりとりを重ねていく過程は,

内省や学びに満ちており,特に「コミュニケーション」の根源について再考する機会を

もたらすものと考えられる。本講座では,インプロのアクティヴィティの体験を通して,

即興的に身体と言葉を使って「意味」を創造していくこと,また他者との共感的・応答

的なコミュニケーションを通して人間関係を結んでいくことの価値について考え合う。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:学校種を問わない

人 数:16 人

期 間:平成 28年 8月 5日(金)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:宮元博章准教授

藤原由香里教諭(京都府八幡市立美濃山小学校)

○ 各研修項目の配置の考え方

即興的な身体活動を重視する本講座の趣旨に沿って,言語的な事前説明はできるだけ

せずにまず活動を体験し,その後に意図を解説するようにした。アクティヴィティの配

置については,(1)前半ではシンプルな短いゲームを多く行い場の雰囲気を作る。(2)中

間で短いレクチャーを行い受講者に問いを投げかける。(3)後半では,より想像力を要す

る演劇的要素を含む活動へと移行するようにと順序性を考えて配置をする。また,活動

後の振り返りが重要であるため,そこに十分に時間をとる。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

インプロの

アクティヴ

ィティ(1)

1時間50

分(途中

休憩5分)

インプロ(即興演劇

)を用いたアクティ

ヴィティを,まず体

験する。

<内容>

インプロのアクティヴィティを数種行った。

<実施形態>

まず全体で名前を呼び合うことをテーマにしたア

クティヴィティでアイスブレークを行った後,ペ

アや小グループでの活動を行った。

<進め方>

活動が終わる毎に,小さな振り返りを行った。

<留意点>

数が合わなくなって余る人が出ないよう,適宜,

講師が入ったり,やり方を調整する等の工夫を行

った。

休憩とレク

チャー

30分 後半に向け,インプ

ロを通してコミュ

<内容>

10分の休憩の後,講師がインプロについての解説

51

0123456789

ニケーションにつ

いて考えるための

視点を提示する。

と,本研修でのねらいである「コミュニケーショ

ン」のあり方を見つめ直すという課題を促進する

ためのミニ・レクチャーを行った。

<実施形態>

フロアに座って全体に向けての話

インプロの

アクティヴ

ィティ(2)

1時間 インプロ(即興演劇

)を用いたアクティ

ヴィティを,体験す

る。

<内容>

インプロのアクティヴィティを数種行った。

<実施形態>

ペアや小グループで活動を行った。

<進め方>

前半同様,活動が終わる毎に,小さな振り返りを

行った。

<留意点>

口頭による説明だけではわかりにくいような時に

は,講師が適宜デモンストレーションを行うなど

した。

振り返り 10分間の

休憩の後

30分

全体での活動の振

り返り

<内容>

まず,ここまでに講師の1人が随時撮影していた

写真をスライドショーで呈示し,ここまでの活動

を映像として振り返った。

次に,各受講生が活動を振り返って気づいたこと

を付箋紙に書き込んで,摸造紙に貼り互いに交流

し合った。

最後にまとめとして,小グループを作り,今日の

学びのハイライトシーンを静止画で表現するとい

うアクティヴィティを行った後,各自で感想を書

いて終了とした。

<実施形態>

全体で,摸造紙を囲む形で行った。

<留意点>

意見交流の際には受講者の意見がつながるようフ

ァシリテーションに努めた。

○ 実施上の留意事項

上記の表中に記載済み。

○ 研修の評価方法,評価結果

①計画した内容を十分に行うことができたか。②実習中の受講者の取り組みについての観

察,③受講者によるアンケートの評定と感想によって判断した。その結果,①については,

あらかじめ4時間という十分な時間をとっていたこと,アクティヴィティの候補については

もともと厳密に計画を立てずに多目に用意し,当日の流れを見ながら講師の判断で適宜選択

していくことにしていたため,十分に行うことができた。事後の振り返りの時間も十分にと

ることができた。②前半でアイスブレーク的な活動をしっかりと行ったこともあり,どの活

動においても受講者はとまどうことなくすぐに活動に入り込んでいた。また,全ての受講者

が活動にコミットし,楽しんでいた。そのことは,③アンケート調査でも明らかであり,本

講座の評価に関わる項目では,ほとんどが肯定的な回答(全くそうだ,そうだ)であったこ

とから,参加者の満足はきわめて高かったと考えられる。こちらが用意した感想用紙への回

52

0123456789

答でも,「まず,受け入れることの大切さと,他の人の考えを加えることでふくらみが出て

くることを感じました」,「コミュニケーションの考え方が,変わりました」,「コミュニ

ケーションは集団の中で起こっていることに納得しました」,「受け入れられ,肯定される

ことで,いろいろと考えや発想がふくらんでいく」等,本講座のねらいにかなう感想が多く

見られた。これらを総合的に評価して,本研修講座は成功だったと言えよう。

○ 研修実施上の課題

事前の講師間の打ち合わせにおいて,過去3年間の講座の成果を踏まえ,アクティヴィテ

ィの選択や振り返りのやり方,時間配分等を再考して本年度の研修に臨んだ。今回の受講者

の反応を検証して,各アクティヴィティの導入時の説明や例示,アクティヴィティの配列,

振り返りセッションの進め方など,さらに工夫を重ねていきたい。

53

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.15

「わかる授業づくりのポイントを学ぼう

-生涯楽しく学びつづける教師であるために-」

○ 研修の背景やねらい

本研修は、元岡山県教員を学外講師として招き、本学教員と協働で実施できるよう計画

した。研修では、①子どもの言い分に耳を傾けて授業が創造できる教師、②保護者らとも

連携しながら教育実践ができる教師、③生涯学び続ける教師、このような確固たる教師観

と実践につながる知識が獲得できることを、主たるねらいとした。

○ 対象、人数、期間、会場、講師

対 象:小学校教員

人 数:12人

期 間:平成 28年 8月 6日(土)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:吉國 秀人准教授、安河内 功 元教諭

○ 各研修項目の配置の考え方

全ての研修項目は、学外講師と大学教員とが協働して実施できるように配置されてい

た。また、講義形式の研修は必要最小限に留め、具体的な教材を活用した実習形式の研

修がどの研修項目にも取り入れられるよう工夫した。

研修当日の流れは、以下の順となるように計画した。

(1)研修全体の流れと研修のねらいについての解説を行う。次に、学外講師について

の紹介とともに、参加者の簡単な自己紹介を行う。

(2)「子どもの学ぶ意欲を引き出す授業が創れる教師とはどのような教師か」,につ

いて、具体的な教材を提示・活用しながら考察する。

(3)「保護者らとも連携しながら教育実践ができる教師とはどのような教師か」「子

どもたちに学び、生涯学び続けられる教師とはどのような教師か」について、具

体的な教材を提示・活用しながら考察する。

(4)研修全体のふりかえりを行い、参加者との質疑応答を行う。

○ 各研修項目の内容、実施形態(講義・演習・協議等)、時間数、使用教材、進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容、形態、使用教材、進め方等

1.研修全体

の趣旨説明

と自己紹介

の後、子ど

もの学ぶ意

欲を引き出

す授業が創

れる教師に

ついての考

察(前半)

を行う。

60~70分

子どもの言い分に

耳を傾けて授業を

創造するための

具体的な教材や関

連する実践事例に

ついての知識を、

実習を通して獲得

すること。

<内容>

1.講義概要&講師の紹介

2.講師&参加者の自己紹介

3.教授学に基づいた国語の授業での援助の工

夫とは?(1)漢字の指導(2)学級通信を

活用した援助の実例

<実施形態>講義&実習形式で実施した。

<進め方>学外講師と教員が協働して実施。

<留意点>講師と参加者との対話を大事にし

ながら研修が行えるように心がけた。

<内容>

4.教授学に基づいた算数の授業での援助の工

夫1とは?(1)繰り上がり・繰り下がりの

54

0123456789

2.子どもの

学ぶ意欲を

引き出す授

業が創れる

教師につい

ての考察(

後半)を行

う。

3.保護者ら

とも連携し

ながら教育

実践ができ

る教師につ

いて、及び

子どもたち

に学び、生

涯学び続け

られる教師

についての

考察を行う

60~70分

140~160

子どもの言い分に

耳を傾けて授業を

創造するための

具体的な教材や関

連する実践事例に

ついての知識を獲

得すること。

(1)保護者らと

も連携しながら教

育実践を行うため

の具体的な工夫や

関連する実践例に

ついての知識を獲

得すること。(2)

子どもたちに学

び、生涯学び続け

る教師を目指すた

めの工夫や関連す

る実践例について

の知識を獲得する

こと。

ある足し算(2)4桁÷2桁の割り算の援助の

工夫

実習1 斜眼紙を使って,いろいろな直方体を

描こう。

5.児童が興味を持って発言しあう社会科授業

の工夫とは? 実習2 5万分の1地形図の

原版に色塗りをしよう(沖縄,福岡の地形)

6.教授学に基づいた家庭科の授業での援助の

工夫とは?

7.教授学に基づいた音楽の授業での援助の工

夫(1)とは?オペレッタ&リコーダーの指

導の提案と情報交換

<進め方>学外講師と教員が協働して実施。

<留意点>講師と参加者との対話を大事にし

ながら研修が行えるように心がけた。

8.学級通信を活用した児童&保護者との対話

の工夫とは? 9.教授学に基づいた算数の授

業での援助の工夫2とは?

10.教授学に基づいた図工の授業での援助の

工夫とは? 11. 教授学に基づいた体育の授

業での援助の工夫とは?

12. 教授学に基づいた理科の授業での援助の

工夫とは? 実習5 植物の花と実について,

実物も観察しながら学ぼう。13.「音と振動」

を利用したもの作り活動の工夫 実習6 ス

トロー,竹,ちくわを活用し手作り笛を鳴ら

そう。

14.「空気」「磁石」「作用・反作用」を使っ

て動かすおもちゃの紹介 実習7 いろいろな

コマをまわしてみよう。 15.「鏡」を利用し

たもの作り活動の工夫 実習 7 ミラー板を活

用した万華鏡を作って美しい風景を見よう。

16.「飛ぶ種子」の紹介

17.講座参加者全体でのふりかえり

<実施形態>実習形式で実施。

使用教材(テキスト):極地方式研究会テキスト「重さ<巡検版>」「音と振動」

「花と実」「きょうりゅう」.

○ 実施上の留意事項

学外講師と教員が,事前に話し合いを行い,研修全体の流れや方法について共通理解を

図った。当日は,講師と参加者との対話を大事にしながら研修を行うよう心がけた。

○ 研修の評価方法、評価結果

事務局が準備して下さった評価アンケートにより,評価結果は概ね良好だったといえる。

○ 研修実施上の課題

ふりかえりの時間をもう少し長めに確保できるよう調整することが,今後の課題である。

55

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.16

「 就学前集団保育から小学校教育への適応的移行に向けた子ども理解と連携 」

○ 研修の背景やねらい

1990年代後半から、学校現場で問題となった学校不適応に「学級崩壊」がある。「小

1プロブレム」として話題となったが、これは円滑な環境移行がはかられず、小学校とい

う新環境で不適応を示している状態である。就学前集団保育機関から小学校入学後の円滑

な環境移行を図り、児童の学校適応を促進するために、就学前の保育の様子と子どもを理

解し、小学校入学後の子ども理解と教育を考える。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:幼稚園教員、小学校教員、保育所保育士(今回参加者は 0人であった)

人 数:16人

期 間:平成 28年 8月 6日(土)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:小林 小夜子 教授

○ 各研修項目の配置の考え方

幼稚園教諭 2人、小学校教諭 13人、その他 1人の合計 16人が受講生であった。当初は

講義後ワールドカフェスタイルによる討論をする予定であったが、就学前集団保育の指導

者が少なかったため、グループ編成時に偏りが生じないようにグループ討議をやめ、全体

での討論を行うこととした。付箋紙、マジック、模造紙を用いて、参加者の意見を集約し、

また、参加者全員が発言できるように工夫した。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容、形態、使用教材、進め方等

就学前保育

から小学校

教育への適

応的移行に

向けた子ど

も理解と連

3時間 就学前集団保育機

関から小学校入学

後の円滑な環境移

を図り、児童の学

校適応を促進する

ために、就学前の

保育の様子と子ど

もを理解し、小学

校入学後の子ども

理解と教育を考え

る。

<内容>講義と参加者による討論

<実施形態>講義形式と演習

<使用教材>幼稚園教育要領、保育所保育指

針、小学校学習指導要領

<進め方>パワーポイントを使用して子ども

の発達の概略を講義、その後、幼稚園教育

要領、保育所保育指針、小学校学習指導要

領のうち、それぞれ連携について記載され

ている箇所を抜き出し、理解する。連携に

対する具体的方法論をそれぞれの立場から

意見を出し合い、討論する。

○ 実施上の留意事項

校種や職種をはじめ、経験年数の異なる受講生集団であることから、受講生のそれぞ

れの立場が受講生同士で尊重されるように配慮することを心がけた。

56

0123456789

会場の映像機器に当日不具合(故障)があった。これまでの実施ではなかったため、

確認をしていなかったが、反省材料である。

○ 研修の評価方法,評価結果

講座終了後に、本学所定のアンケート用紙にて受講生から感想や意見、要望を記述しても

らった。アンケートの回収率は 100%であった。アンケートでは、「研修講座の内容はよく理

解できましたか」「自分の理解度または技術向上の程度を確認する機会がありましたか」

「講師の講義や指導はあなたにとって興味を引くものでしたか」「実際の教育実践に生かせ

る内容でしたか」「研修講座全体の評価としては、期待通りでしたか。」「研修講座全体の評

価としては、期待通りでしたか。」との問いに対して、「全くそうだ」「そうだ」を合わせる

とどの項目も 95%程度であった。「用意された教材はわかりやすかったですか」との問いに

対して、「全くそうだ」「そうだ」を合わせるといずれの項目も 80%以上であった。今後保育

士の参加しやすい工夫をする必要があるが、受講生の期待におおよそこたえることができた

と考える。

受講生の自由記述の中には「法令を知ることができてよかった」「参加者のそれぞれの意

見を聞くことができてよかった」等の感想が上がっていた。研修には参加型の方法を採用す

ることが参加者の理解を一層深められることが改めて感じた。

○ 研修実施上の課題

保育士の参加がない。今年度は保育士が参加しやすいように、土曜日を研修日と設定

した。しかし、参加者の多くが教育委員会からの配布を情報源としていたことがアンケ

ートからわかった。今後は、教育委員会だけでなく、児童福祉課関連への配布を希望す

る。保育所の先生方の意見等も知る機会があると、幼・保・小の連携について、さらに

深い理解へとつながり、参加者の広くて深い共有が可能となることが期待される。

57

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO. 17

「やってみよう!楽しい理科の実験・実技 ー 小学校の先生自身が楽しむ理科 ー」

○ 研修の背景やねらい

小学校での教科担任制の導入に伴い、理科を担当しない先生が増えている。しかし、

すべての学校で導入できている訳ではなく、理科を教えないといけない状況に置かれる

先生方も多い。そんな中で、先生自身が嫌いなことは、子どもにうまく指導できるとは

考えにくく、先生自らが理科好きになることが、スタート点である。科学クラブや授業

の発展として応用できる理科の実験・実技を通して、理科が苦手な先生、もっと楽しい

理科をやってみたい先生に、理科の魅力を感じてもらい、理科の指導法を考えることを

目的とした。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校教員

人 数:15人

期 間:平成 28 年 8 月 7 日(日)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:笠原 恵 准教授

山野井 昭雄 (明石市立錦浦小学校教頭)

○ 各研修項目の配置の考え方

小学校理科授業の発展として応用できる実験や科学クラブで行う実験を取り上げ、ま

ず、教員自身が実験を行い、実際に体験することを第一とした。子どもの立場にたった

感覚で体験しながら、その実験の原理、実験技法の要点、指導法についての知識を深め

るように組み立てた。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

講義・実験 3時間 授業での発展的な実験および科学クラブでの実験を行い、その実践方法について学ぶ。

<内容>以下の3つの課題を行った。

1. ヒトの視覚について

盲点、錯覚による見え方の違い

3Dドラゴンの作製

2. 海藻の生体防御機構について

カラー人工イクラの作製

3. 漂砂鉱床から宝石を取り出そう

漂砂鉱床からのガーネット探し

<実施形態>講義・実験

<使用教材>自作プリント、人工イクラ、

漂砂鉱床より採集してきた砂など

58

0123456789

<進め方>受講生の希望および経験などを考

慮しながら、最初に各実験の原理の説明を行

い、実験を行った。その後、各実験の指導の

要点、実践例を交えて解説を行った。

<留意点>指導の要点、実践する場合の安全

面での注意点、教育現場での実践例などを適

切に解説を加えながら行った。

※ 実施要項,使用教材(テキスト,映像等),その他参考となる資料を添付してくださ

い。

○ 実施上の留意事項

・研修しても教育現場で実践できなければ学んだ意義が薄くなるため、特別な環境・道

具がないとできないような内容は取り扱わないように留意した。

・研修で学んだことは、新学期にも実践する可能性がある。そのため、単に技術を教え

るのではなく、その際に留意すべき事項、児童が自宅に持ち帰った場合についての留

意事項まで、合わせ伝えるようにした。

・参加した教員が技術などを修得するまで、何度か繰り返し実験を行った。

○ 研修の評価方法,評価結果

・研修後のアンケート調査によると概ね好評であったと思われる。

・受講者のほとんどが 10年研修での参加あったが、どの内容も経験していた人は少なく、

意欲的に取組んでいた。

・教育現場での実践経験に基づいた解説が好評であった。

○ 研修実施上の課題

・受講者の交通の便を考え、神戸ハーバーランドキャンパスで実施したが、水を必要と

する実験は準備が大変であったが、複数の実験補助の学生のおかげで、効率よく研修

を行うことができた。

・ 10 年研修の選択講座での開講であるが、早い時期で定員を満たしてしまったため、

それ以外の希望者も参加できるように工夫が必要だと思った。また、早期に受付終了

となったため、後からのキャンセルに対応できるような対策もあればよいと思った。

59

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.18

「「光合成の授業」—光合成を通して何を教えているのだろう」

○ 研修の背景やねらい

高等学校生物の授業でも,光合成と呼ばれる過程を分子的な言葉を用いて説明するよ

うになった。教科書や図録に上げられている分子モデルの解説を中心に,従来から授業

で使われてきた教材,たとえば暗呼吸やブラックマンの実験の解釈について受講者との

討論を通して,光合成の単元の現代的取り扱いを検討する。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:高等学校の理科担当教員

人 数:2人

期 間:平成 27年8月9日(金)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:渥美 茂明 教授

○ 各研修項目の配置の考え方

高等学校理科生物で必ず取り上げる光合成のいくつかのトピックについて,科学的理

解の歴史と教科内での取り扱いの変遷を概説後,授業における取り扱いについて簡単な

討論を予定した。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

<内容> ブラックマンの実験が意味するも

のについて

<実施形態>講話と討論

<使用教材>PTプレゼンと配付資料

<進め方>内容に示した課題について発問し

、若干の討論を行った。その後、討論を補足

する形で、解説の講義を行った

<留意点>特にない

<内容> いわゆる明反応の機能と構造を分

子的な側面から解説する

<実施形態>講話と討論

<使用教材>PTプレゼンと配付資料

<進め方>内容に示した課題について発問し

、若干の討論を行った。その後、討論を補足

する形で、解説の講義を行った

<留意点>特にない

<内容> いわゆる暗反応と光呼吸について代

謝経路を中心に解説する。

60

0123456789

<実施形態>講話と討論

<使用教材>PTプレゼンと配付資料

<進め方>内容に示した課題について発問し

、若干の討論を行った。その後、討論を補足

する形で、解説の講義を行った

<留意点>特にない

<内容> 光合成植物の暗呼吸の意味, <実施形態>講話と討論

<使用教材>PTプレゼンと配付資料

<進め方>内容に示した課題について発問し

、若干の討論を行った。その後、討論を補足

する形で、解説の講義を行った

<留意点>特にない

○ 実施上の留意事項

現職教員を対象としたが、受講生ごとに様々な学習背景とニーズが予想され、準備が

難しかった点が、受講生の満足度を維持するための留意事項となるだろう。

○ 研修の評価方法,評価結果

わずか2名の受講生であったが、熱心な質問があった。

○ 研修実施上の課題

内容と今日的なトピックスの充実が必要であると感じた。

61

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.19

「中堅層教員のための学校組織マネジメント事始め」

○ 研修の背景やねらい

近年,学校をめぐる内外環境が大きく変化する中で,各学校には PDCA サイクルを

軸とした組織マネジメントの手法による,特色ある学校づくりが求められている。その

過程では,中堅教職員の積極的な関わりが期待されるものの,当該教員層にとっては,

授業や学級・学年経営を超えた学校組織次元の取り組みに対して関わりにくさがあるの

も確かである。「学校組織マネジメント」の鍵語を聞くことがあっても,その考え方の

要点,具体的な技法(SWOT 分析等の思考ツール),それらを用いて関わる場面につい

て習熟していないために「敷居の高さ」を感じているケースも少なくない。

本研修では,学校組織マネジメントの基本的な考え方・技法を学ぶと共に,中堅教員

としての関わり方の「勘所」(知恵・工夫)についても学ぶことをねらいとする。このと

き,大学研究者教員と学校現場で学校組織マネジメントの考え方・技法を活用して組織活

性化を図ってきたベテラン教員の外部講師が TT 形式で講義・演習を実施することによ

り,受講者の具体的な理解を深めることを意図した。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中・高等学校教員(概ね教職経験 10 年程度以上の方)

人 数:参加者 14 名(募集定員 15 名)

期 間:平成 28 年 8 月 9 日(火)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:大野 裕己 教授(教育実践高度化専攻)

藤田 亮 加西市立北条中学校教諭

古屋 光晴 兵庫県立和田山特別支援学校教諭

○ 各研修項目の配置の考え方

まず,近年の学校経営改革の動き,そこで求められる「学校組織マネジメント」の考

え方や枠組みについて概論的な講義を行い,研修主題についての受講者の基本的な理解

を促進・確認する。

次に,「学校組織マネジメント」の具体的技法についての講義・演習を設定する。こ

こでは,学校組織マネジメントにおける内外環境分析の特徴的な手法である,「SWOT

分析」を取りあげた。受講者に現任校の状況を振り返ってもらいながら,「SWOT 分析

の進め方に関する講義」「各受講者による SWOT 分析実施」「受講者小グループでの結

果の交流」の順に演習を進行する。本演習で用いる演習シートは,「事始め(入門レベ

ル)」を勘案して簡便で俯瞰しやすいものを作成し用いた。

そして,「SWOT分析を活用した改善方策の構築」についての講義・演習を行う。SWOT

分析の4象限に配置された要因を横断的に捉えながら具体策を考案すること,具体策間

の関連性・連続性を検討して学校改善の合理的な工程表を検討すること等の思考法につ

いて講義し,受講者による演習と意見交換を行っていく。

なお,本講座では本学教職大学院学校経営コースの修了生である兵庫県下公立学校教

員を外部講師として招聘する。外部講師と演習プロセス全体を協働で企画・実施するとと

もに,外部講師による SWOT 分析活用の事例紹介・討議の時間を組み込むことにより,

教職 10 年目程度の受講者における実際的理解の深化,当事者意識の向上を図ることと

62

0123456789

した。なお,本年度は本学教職大学院学校経営コース1回生希望者数名の聴講を認め,

受講者との相互交流を図れるようにした。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

学校組織マネ

ジメントの基

(大野)

60分 学校組織マネジメ

ントの基本的な枠

組み・考え方につい

て受講者間の共通

理解を創る

<内容>

・近年の学校経営改革の動き

・学校組織マネジメントの基本的な考え方

<実施形態>

講義(大学研究者教員)

<使用教材>

講義資料・スライド

<進め方>

資料・スライドに基づく講述

<留意点>

受講者に抵抗感を持たせないように,特徴的な

ポイントを焦点化して伝える。

学校組織マネ

ジメントの実

践①-SWO

T分析による

環境分析

(藤田[・大野])

120分 学校組織マネジメ

ントの特徴的な手

法(思考ツール)を

体験的に理解する。

<内容>

・SWOT分析の進め方の説明

・SWOT分析を用いた内外環境分析(演習)

・各受講者の結果の交流・討論

<実施形態>

演習(大学研究者教員と外部講師の協働)

<使用教材>

講義資料・スライド・演習ワークシート

<進め方>

ワークシートへの記入

相互の内容紹介と意見交換

<留意点>

受講者の勤務校の現状についての振り返りを促

進する。大学研究者教員,外部講師が協働して受

講者の演習を支援する。

学校組織マネ

ジメントの実

践②-SWO

T分析に基づ

く改善方策検

(古屋[・大野])

60分 学校組織マネジメ

ントの思考ツール

を用いた改善方策

の考案法を体験的

に理解する。

<内容>

・SWOT分析結果に基づく具体策考案方法の説明

・具体策間の関連性・連続性を加味した工程表の検

討方法の説明

・各受講者による改善方策検討(演習)

・各受講者の結果の交流・討論

・改善方策と中堅層教員の関わりについての事例

紹介

<実施形態>

演習(大学研究者教員と外部講師の協働)

<使用教材>

講義資料・スライド・演習ワークシート

<進め方>

ワークシートへの記入

相互の内容紹介と意見交換

63

0123456789

<留意点>

受講者が「学校組織マネジメント」の初学者で

あることに留意し,「敷居の高さ」を感じさせな

いような研修の展開に留意する。受講者が可能性

ある諸案を気軽に書き出すこと,他者の思考法か

ら学ぶことを促すように説明・演習を行う。

SWOT分析

活用事例紹介

(藤田・古屋)

80分

学校組織マネジメ

ントへの中堅教員

の関わり

<内容>

・事例校2校におけるSWOT分析の実際と活用法

<実施形態>

講義(外部講師)

<使用教材>

講義資料・スライド

<進め方>

資料・スライドに基づく講述

<留意点>

SWOT分析の有効な活用方法について述べる。

講義・演習の展開を踏まえて,実施内容の復習,

理解増進となるような講話を挿入する(学校レベ

ルに限らず,分掌・学年等での活用実践も適宜紹介

し受講者の参考に供する)。

まとめ討議

(大野・藤田・

古屋)

20分 ・受講者の感想・質問への応答

・本講座の総括

○ 実施上の留意事項

①「学校組織マネジメント」の概論講義,SWOT 分析の実施,SWOT 分析結果に基づ

く改善方策検討の本講座の流れについて,初学者である 10 年経験程度の教員にとっ

てわかりやすいものとなるよう,また「学校組織マネジメント」の考え方の理解が深

まるよう,具体的な説明内容を配置する。

②受講者に勤務校の状況の振り返りを促し,演習が効率的に実施できるようにする。

③中堅層教員の学校組織マネジメントの実践への関わりについて,本内容に習熟してい

る現役教員(本学教職大学院修了生)から具体的に提案(演習内容と関連づける)し

てもらい,受講者が自らの関わりについてイメージを持てるようにする。

○ 研修の評価方法,評価結果

演習シートの作成状況,討論への参加の状況から,受講者の研修の成果を評価した。

受講者全員が,個人間差はみられたものの,講義内容を踏まえて SWOT 分析による

勤務校の内外環境の分析と今後考え得る具体策の検討(結果の意見交換)に取り組めて

いた。本研修講座では,演習内で随時,外部講師・学校経営コース院生との意見交換の

機会を設定したが,この設定については受講者に概ね好意的に受け止められていた。

また,研修後に受講者アンケートを実施した。研修内容・研修方法に関わる設問群に

概ね肯定的評価が示されるとともに(ただし後述のように各設問への肯定度は若干低下

した),自由記述では大学院修了生における活用の着想・技法の事例紹介は有益であった

との意見が目立ち,研修内容についても今後自らのこととして取り組んでいきたいとの

意見が多く示されていた。以上より,概ね本研修の所期の目的は達成できたと思われる。

なお,本講座は本年度より兵庫県立教育研修所のパッケージ研修に指定されたこと

64

0123456789

で,受講者の属性に変化が見られた(高校教員の大幅な増加)。これと関わって受講者

アンケートを精査すると,各設問への肯定度が若干低下するとともに,講座内容レベル

を「易しい」とする受講者,「難しい」とする受講者の二分化が見られた。また,高校

の業務多忙化を背景にこの種の取組への現実の関わりがたさの意見表明も見られた。仮

に来年度も同様の方法で本講座を実施する場合,受講者のレディネス確認と,個別ニー

ズに応じた助言の工夫,受講者の関心・意欲を高める内容配列の工夫(本年度の講座内容

は rule-example の流れになっているが,演習・受講者の実践交流を先に置く

example-rule の流れの採用も検討に値する)などの改善方策が考えられる。

○ 研修実施上の課題

教職大学院修了者との連携・協働による本講座の企画・実施は,修了者自体の力量確認

・力量発揮の機会になるとともに,受講者の研修理解にも有効な方法であると思われる。

今後も条件が許せば,この方法を継続することが望ましいと考える。その場合,事前段

階における本学教員(研修企画者)と外部講師の事前打ち合わせをより丁寧に行うこと

ができるとよいと思われる。また,研修に先立ち受講予定者への事前課題設定やニーズ

確認のプロセスを組み込めるとよいと思われる。

65

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO. 20

「教員のための分子生物学入門 ー 教員のためのバイオインフォマティクス ー」

○ 研修の背景やねらい

高等学校学習指導要領では,【生物基礎】に,「生物の共通性と多様性」の視点を重

視した項目が新設され,「生物と遺伝子」に関する内容が充実した。【生物】では,新

しい生物学の知見を踏まえた「遺伝子の発現」についての内容の充実化,そして【理科

課題研究】では,先端科学や学際的領域に関する研究なども扱えるように改善され, 新

しい科目として設置されるなど,近年の生命科学の発展に伴って生物分野で取り扱われ

る内容が大きく改変されている。また,中学校学習指導要領においても,第3学年に「遺

伝の規則性と遺伝子(DNA を含む)」という項目が新たに加えられているように, 科学

の発展に伴って学習内容にも変化がもたらされている。 そこで,教員自らが分子生物

学の知識を習得し,時代に即した授業が展開できるように,インターネットを利用した

生物情報の解析技術を習得する。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:高等学校生物教員・中学校理科教員および,理科に関心のある小学校教員

人 数:16人

期 間:平成 28 年 8 月 17 日(水)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:笠原 恵 准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

教育現場での活用を視野に入れて、バイオインフォマティクスでどのようなことがで

きるのかについて解説した。各種データベースや解析ソフトの紹介とそれらを使って演

習形式で研修を行った。実際の教育現場で使用できる、生徒が興味をもつような遺伝子

を扱うよう心掛けた。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

講義 0.5時間 分子生物学の基

礎とバイオイン

フォマティクス

でどのようなこ

とができるのか

を理解する。

<内容>遺伝子の概念、遺伝子の本体とし

てのDNAについての基礎的な解説を行うと

ともに、バイオインフォマティクスの基礎

について解説を行った。

<実施形態>講義

<使用教材>自作テキスト

<進め方>パワーポイントを使い進めた。

<留意点>最新の情報を取り入れ、図を多

様することにより、理解しやすいように工

夫した。また、できる限り難しい専門用語

を使わないように配慮しながら、話しを進

めた。

演習 2.5時間 インターネット

を利用して、基本

<内容>NCBIの統合データベースを利用

して演習を行った。取り上げた遺伝子やタ

66

0123456789

的な各種データ

ベースや解析ソ

フトを使い、生物

情報を活用する

ことができる。ま

た、授業での実践

について考える

ことができる。

ンパク質は以下の5つである。

1. ヒトのアルコール代謝に関する遺伝子

(ALDH2)のDNA塩基配列の取得とそ

の配列からアミノ酸配列への変換

2. 大腸菌のプラスミド(pUC19)の制限酵素

地図の作成

3. 遺伝子名を伏せたDNA塩基配列のデー

タベースでの検索

4. ヒトのABO式血液型に関する遺伝子に

ついて、A型とB型、A型とO型のDNA

塩基配列およびアミノ酸配列の比較

5. 脊椎動物のヘモグロビンβのアミノ酸

配列の比較と系統樹の作製

6. その他、教育現場で有用なWebサイトの

紹介

<実施形態>演習

<使用教材>自作テキスト

<進め方>パワーポイントを使い進めた。

また、実際の操作をスクリーンに投影しな

がら進めた。

<留意点>個別演習のため、演習時間が大

幅にずれないように、できるだけ個別に声

をかけながら進めた。また、学生補助によ

り進行具合をチェックしながら行った。ま

た、授業で取組む場合の注意点や工夫につ

いて解説した。

※実施要項,使用教材(テキスト,映像等),その他参考となる資料を添付してください。

○ 実施上の留意事項

・教育現場で実施可能なように、テキストデータや DNA 配列のデータなどを USB メモリ

に入れて配布した。

・実験操作に関しては、個人差が大きいので、できるだけ個別に対応した。また、受講

生 5人に対して演習補助学生1人をつけ、PCの操作がスムーズに行えるように配慮した。

○ 研修の評価方法,評価結果

研修後のアンケート調査による。

おおむね好評であった。

○ 研修実施上の課題

・バイオインフォマティクス研修では、PCを使用し、インターネットを使って DNAデー

タを取得したり、フリーソフトを使用して解析を進めるため、PC操作など個人の技術差

があったが、複数の学生の補助があり、効率的に研修を進めることができた。

・受講者持参の PCでは、ネットに接続できてもスピードが遅く使用できない場合もあっ

たので、できるだけコンピューター室の PCを使うようにしたほうがよいと感じた。

67

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.21

「教師のためのコミュニケーション論 ―子どもの声を受け止めるということ―」

○ 研修の背景やねらい

子どもとのコミュニケーションがうまくとれないというのは、教師が抱える悩みの一

つである。そもそも、学校教育における教師と子どものコミュニケーションはどうある

べきか。本講座では、主に教育哲学の知見に学びながら、ワークショップや講義を通し

て、学校教育における「語る-聴く」というコミュニケーションの基本問題についてじ

っくり考えることを目的とした。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中・高等学校の教員

人 数:27 人

期 間:平成 28年 8月 17日(水)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:大関達也・兵庫教育大学准教授、浜中恵美子(学外講師)

○ 各研修項目の配置の考え方

学校教育場面におけるコミュニケーションの様態と背景は多様かつ複雑である。本講

座ではまず、講師がファシリテーターとなり、「カード法」により各自が今年度1学期

の活動を振り返った後に、全体で意見交換を行う。その後、子どもの声を受け止めるこ

との難しさ、その原因、対策をKJ法により検討する。その上で、教師-子どものコミ

ュニケーションに焦点づけながら、「語る-聴く」という観点から、子どもの声を受け

とめることについて原理的な考察をおこなった。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

オリエンテ

ーション

30分

講座のねらいと進

め方を理解する

講座の趣旨説明、自己紹介

カード法に

よる1学期

の振り返り

30分

自らの1学期の活

動を振り返り、対

話を通して気づき

を得る

・内容:個人作業でカードを用いて1学期の活

動を構造化した上で、それを一人ずつ発表

し、全体で共有する。

・実施形態:演習

・使用道具:マジック、カード(付箋)、3M

用紙

・進め方の留意点:話し手の思いや考えを聞

き手が十分に引き出すことが重要である。

68

0123456789

子どもの声

を受けとめ

ることにつ

いての、K

J法による

検討

150分

これまでの教育実

践を踏まえて、子

どもの声を受けと

めることがなぜ、

どのように困難か

を検討しながら、

可能な手だてを探

KJ法により、子どもの声をうけとめるこ

との難しさ、その原因、対策について、受

講生のこれまでの経験や普段抱いている思

いを相互に語り聴き合いながら、可能な手

だてを探る。

・実施形態:演習

・使用道具:模造紙、水性ボールペン

・進め方の留意事項:自由な雰囲気の中で、

じっくりと聴き合い、そこから新しい洞察

の萌芽を各自が得ることを大切にする。ま

た、KJ法のカテゴリー化の段階では、そ

れぞれの意見を無理にカテゴリーに入れ込

もうとせず、小さなニュアンスの違いを尊

重する。

教育コミュ

ニケーショ

ンにおける

「語る-聴

く」

60分

教師-生徒の関係

を「語る」と「聴

く」という観点か

ら考察することを

通して、大人中心

でもなく、子ども

中心でもない、双

方向的な教育のあ

り方について考察

を深める。

・講話

前半(浜中恵美子):「よりよい人間関係を

築くために―ストローク=心の栄養素を知

ろう」

後半(大関達也):「語りかけを聴くという

こと」

・内容:教育において「語りかけを聴くという

こと」、「子どもの声を受け止めるというこ

と」の意義と構えについて講述する。

・実施形態:講義形式

・使用教材:講義資料

・進め方の留意事項:教育実践場面を想定し

て具体的事例をあげながら理論的な考察を

進める。

まとめ 20分

成果と課題の確認 受講生が講座を通して学んだこと、考えたこ

とについて、グループごとに振り返る。

○ 実施上の留意事項

講座の目的・内容・方法について、講師間で十分に共通理解をした上で、受講生には

リラックスして話し合いに参加できるような雰囲気作りを心がけた。

○ 研修の評価方法,評価結果

社会連携事務室作成のアンケート(自由記述)によれば、「校種の異なる人と子ども

の声を受け止めることの難しさについて話し合うことができて良かった」、「グループ

ワークが多く、主体的に参加することができた」等、肯定的な声が多く寄せられた。子

どもの声を受け止めることの意味をじっくり考えるという講座の趣旨はほぼ理解しても

らうことができたように思われる。

○ 研修実施上の課題

今回は受講生が 27 名だったため、受講生同士の意見交流が活発に行われた。次回も

多くの教員が参加しやすい日に設定することが望まれる。

69

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

No.22 「言葉の力」をつける国語科授業づくりセミナー

-思考力・判断力・表現力を育むために-

○研修の背景やねらい

本研修は,実践者と研究者とが具体的な授業ビデオ画像や学習成果物をもとに授業実践の

意味をさぐる展開をとっており,それによって「平成 20年版学習指導要領が求める授業」の

モデルを示すことをねらいとしている。また,内容的には,堀江の提唱する次のような「よ

りよい授業実践を行うための5つのポイント」をよりわかりやすい形で小学校の先生方と共

有することをねらった講座である。

①年間指導計画的な観点を持つ[学期・学年つなぎ]/(単元の関係づけ・授業びらき―

授業つなぎ―授業おさめ)/②「つけたい言葉の力」を見通して授業をつくる(「つけたい

言葉の力」から逆方向に見通す・学習指導要領との関係)/③学びのめあてをくだく(子ど

もから学ぶべき価値・工夫を引

き出す)/④「伝え合い」の場

を繰り返し設ける(他者の目を

くぐり自分の特徴に気づかせ

る)/⑤「メタ認知」まで導き

学びの自覚化をうながす(どの

ような「言葉の力」をつけたか

を「目に見える形に」)

○対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校教員

人 数:31 人(「10 年経験者研修」が 24 人,その他 2 人,当日参加者 5 人)

期 間:平成 27 年 8 月 18 日(木) 1 日間 会 場:兵庫教育大学神戸サテライト

講 師:堀江祐爾(兵庫教育大学教授)

西垣惠子(元豊岡市立高橋小学校元教諭,兵庫教育大学非常勤講師)

三木惠子(たつの市立室津小学校教諭,兵庫教育大学非常勤講師)

塩江理栄子(赤穂市立赤穂小学校教諭)

○各研修項目の配置の考え方

①「授業びらき」②「授業づくり」③「授業おさめ」という研修項目を配置した。これに

よって,「つけたい力を学期(年間)を通して身につけさせる」という学習指導要領が求め

る授業の在り方について,参加者とともに考えることを意図した。

○各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

開会挨拶など

セミナー①

休憩

セミナー②

10:00~10:15

10:15~12:00

12:00~13:00

13:00~14:00

全体テーマに関

係する説明

学習指導要領の

ポイント

授業びらき

開会挨拶/講師紹介/研修の時程などの説明

習得―活用―探究 思考力―判断力―表現力など

学習指導要領のポイント/「アクティブ・ラーニン

グ」について/「よりよい授業実践を行うためのポ

イント」/「わいわい伝え合い」

三木実践「授業開きビデオ」の放映と意味づけ/三

70

0123456789

休憩

セミナー③

休憩

セミナー④

休憩

④「授業おさめ」

14:00~14:10

14:10~15:30

15:30~15:40

15:40~16:40

16:40~16:45

16:45~17:00

…学期の授業始

めをどうするか

授業づくり

…授業を展開す

るための工夫

授業づくり

…よりよい授業

をおこなうため

の工夫

④授業おさめ

…「身につけた

力」を明確にす

るための工夫

木実践「漢字ドリル指導ビデオ」の放映と意味づけ

/西垣実践「ひらがなポートフォリオ」の紹介と意

味づけ/「わいわい伝え合い」

塩江実践「単元を貫く言語活動としての「ごんぎつ

ね」授業実践ビデオ」の放映/塩江先生による意味

づけ/三木実践「子どもによるブックトークビデ

オ」の放映と意味づけ/「わいわい伝え合い」

三木実践「夏休み課題じまんスピーチ」の紹介と意

味づけ/説明文教材の学習指導に関する基本ビデ

オの放映と意味づけ/「わいわい伝え合い」

西垣実践「一年間で身につけた言葉の力スピーチ」

/授業の振り返り活動のポイント整理/「わいわい

伝え合い」/まとめとアンケート記入

○実施上の留意事項

・具体的な授業ビデオを観ることを楽しみに参加している人が多いので,できるだけ多く

の授業ビデオを活用した。

・参加者同士の「自己紹介」から「意見交流」へという「わいわい伝え合いタイム」を,

4回ほど設けて,「アクティブ・ラーニング」化できるように工夫した。

・理論編である「よりよい授業実践を行うための5つのポイント」と「学習指導要領のポ

イント」に立ち返り,授業実践の意味づけをおこなった。

○研修の評価方法,評価結果

・具体的な授業ビデオについての意見を発表していただいた。

・大学側が用意したアンケートによると今回の研修について非常に高い評価をいただいた。

・大阪からも参加者があり,この講座への評価が高いことを再確認することができた。

○研修実施上の課題

・ビデオを放映し,その意味を堀江や外部講師が解説した。さらに,参加者の意見を拾い

上げるような工夫の必要性を感じた。

・下の写真(左)のような,参加者同士の「伝え合い」の時間が非常に好評であった。参

加者のかかえる問題について外部講師がコーディネーターとなりみんなで考えていっ

た。時間配分が難しいが,次回も同様の場を用意したい。

・下の写真(右)に写っているように,教室掲示物の具体例(三木惠子実践)を示した。

これが非常に好評であった。「目に見える形に」する工夫をさらに凝らす必要があるこ

とを強く感じた。

71

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.23

「対話による授業リフレションの体験 ―“自分のことば”で授業を語り-聴き合う教員

研修―」

○ 研修の背景やねらい

授業の中で生起した一連の事実について振り返り,また,そこでの教師の思考や感情の

プロセスについてじっくりと時間をかけて対話し,その中で語り手-聴き手の双方が自己

の授業実践を支えている授業観や実践知についての「気づき」を得て,授業を自ら変革・

創造していくというように,授業者が主体となり,他者との対話によってなされる「授業

リフレクション」と呼ばれる授業研究もしくは教員研修が近年注目を集めている。

本研修では,授業リフレクションの背景やねらいを紹介すると共に,その技法の一つ(カ

ード構造化法)を体験し,自分の授業の内省から気づきを得ることと共に,教師同士が授

業について語り-聴き合うことの楽しさと意義を実感し,現場での授業研究の変革と同僚

性構築のための手がかりを提供することを目的とする。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:主として小・中学校の教員

人 数:16 人

期 間:平成 28年 8月 18日(木),8月 19日(金)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:宮元博章 准教授

大向 勲 教頭(三田市立母子小学校)

○ 各研修項目の配置の考え方

本研修は「体験」と「対話」により気づきを得ることを主とするので,理論的な解説

は実習する上で必要最小限の事項にとどめる。十分対話・省察ができるよう時間的な余

裕をもって配置する。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

1日目

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

導入・解説 2時間 授業リフレクショ

ンの意味と目的,理

論的背景について

概説すると共に,今

回の実習として用

いる「カード構造化

法」について手順に

沿って具体的に説

明する。

<内容>

授業リフレクションについての概説。本研修で

体験する「カード構造化法」についての解説

<実施形態>

講義

<使用教材>

・配付資料(オリジナルに作成,ただし一部に

刊行物からのコピーを含む)

・DVD(オリジナルに作成)

・カード構造化の産出物の例(オリジナル)

<進め方>

①講師自己紹介,受講者自己紹介

②実習時のペア作りを兼ねたアイスブレーク

③授業リフレクションについてのレクチャー

72

0123456789

④カード構造化法についてのレクチャー

<留意点>

「授業リフレクション」という言葉や内容につい

て初めて聞くことを前提に,その必要性ややり方

について,具体例を交えながらできるだけわかり

やすく解説する。

実習 2時間

40分

「カード構造化法」

を用いて,ペア毎に

語り手と聴き手(プ

ロンプタ)役を体験

し,気づきを交流す

る。

<内容>

カード構造化法の体験

<実施形態>

演習(ペアによる対話)

<使用教材>

・配付資料(授業で用いられた資料)

・BD(授業場面ビデオ オリジナルに作成)

・カード,模造紙,鉛筆,ペン等の文具

<進め方>

①ビデオで視聴する授業についての概要説明

②授業場面(35分)の視聴

③ツリー図を作成

④ペアによる対話(役割を交代して2回)

⑤ペアで気づきを語り合う

<留意点>

ツリー図作成時は全体を巡回し,手順に迷ってい

る人には適宜助言を行う。考察中はあまり介入せ

ず,ペア間の相互作用に任せる。

ビデオ視聴

と振り返り

50分 明日行う予定の「自

分の授業」の振り返

りにつなげるため

の働きかけを行う

と共に,本日の研修

の振り返りを行っ

た。

<内容>

授業リフレクション場面の視聴と振り返り

<実施形態>

ビデオ視聴と討論

<使用教材>

・配付資料(オリジナルに作成)

・カード構造化の産出物(オリジナル)

・授業リフレクション場面DVD(オリジナル)

<進め方>

①実習材料に使った授業場面の授業者による授

業リフレクションのツリー図を掲示し,授業

者自身が授業リフレクションをしている場面

をピックアップした映像(20分)を視聴。

②ビデオを見ての感想や気づきについて,4人

グループで討論。

<留意点>

今回学んだ授業リフレクションの技法を2日目の

自己の授業リフレクションにつなげていけるよう

に留意した。

73

0123456789

2日目

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

実習パート

1時間 自分の授業を題材

にしたリフレクシ

ョンのためのツリ

ー図作り

<内容>

各自のツリー図の作成

<実施形態>

個人作業

<使用教材>

カード,模造紙,鉛筆,ペン等の文具

<進め方>

作成手順は昨日の演習で経験しているので,各自

のペースで作成してもらった。

<留意点>

講師は質問には対応したが,介入は極力控えた。

実習パート

2時間 ペアでの考察(語り

-聴き合い)1時間

ずつ役割を交代

<内容>

ペアによる考察(語り-聴き)

<実施形態>

演習(ペアによる対話)

<使用教材>

鉛筆,ペン等の文具

<進め方>

ペアで対話によるリフレクションを行い,1時間

ずつで交代した。

<留意点>1日目とは異なるペアで行った。講師

は,聴き方等について必要に応じて助言した。

振り返り 1時間 4人でグループを

作り 本日のリフ

レクション体験に

ついて振り返った

後,全体で個々人の

シェア

<内容>

講座全体の振り返りと感想の共有

<実施形態>

演習(グループ討論)

<使用教材>

振り返り用紙

<進め方>

①4人グループとなり,今日の授業リフレクシ

ョン経験を振り返った。

②写真スライドショーにより,2日間の講座全

体を振り返った。

③個々人の学びと感想を用紙に記入してもらい

それを発表して共有した。

④クロージング

<留意点>振り返りの視点となるような発問をこ

ちらから提示した。

○ 実施上の留意事項

上記表中に記載済み

○ 研修の評価方法,評価結果

①計画した内容を十分に行うことができたか。②実習中の受講者の取り組みについて

74

0123456789

の観察,③受講者によるアンケートの評定と感想によって判断した。その結果,①事前

計画で焦点を「体験」に絞り込んで内容を構成し,時間に余裕を持たせてスケジュール

を組んだため,十分に消化することができた。②実習のメインであるペアでの語り-聴

きではみな集中し,かつ深い対話を行うことができた。昨年度の反省を踏まえ,ペアに

よる考察の際のプロンプタの聴く姿勢について特に紙に書いて掲示し補足説明を行った

ことにより受講生の戸惑いも減じることができた。そして,③アンケート調査で受講者

の満足度や理解度に関連する項目での評定は概ね肯定的であった。実習の最後に書いて

いただいた感想文でも否定的なものはなく,「違う校種の先生方と話ができて興味深かっ

た」,「1時間の授業をこれほどこと細かに人に伝え,言語化していったことはなかったの

で,人の話も自分の想いにふれるのも共に新鮮な感じです」,「他の人からの評価や指導で

はなく,自らで気づいていくという手法に目からウロコの思い」,「これまで気づかなかっ

た問題点や改善のためのヒントが得られた」等の成果が得られたようであった。また,「今

後,教育実習生の指導にこれを活かしたい」との声も聞くことができた。これらからト

ータルに見て成功だったと言えよう。

○ 研修実施上の課題

本講座は校種を限定するものではないが,これまでは主として小中学校の教員を想定

して行ってきた。しかし,本年度は例年と違い,数多くの高校教諭が参加した(16名中

13名)。1日目の提示事例が小学校の授業場面の映像であったため,受講者にどう感じ

られるか若干の不安があったが,彼らにとってはかえって新鮮で,自分達の授業の暗黙

の枠組を相対化できる経験になったようだ。また,小中学校の教員に比べ高校の教員は

元々教科の壁を越えて,教員同士が互いに授業を参観し,意見を交流し合うような経験

が乏しいようなので,このような研修の場が彼らの視野を広げる意味でも非常に有効で

あることが確認された。ただ,今後も多様な校種の教員が受講する場合に備え,多様な

資料や提示材料を用意しておくことが,今後の検討課題である。

75

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.24

「運動部活動における『指導』を考える−体罰から対話へ−」

○ 研修の背景やねらい

数年前の体罰事件をきっかけとして、運動部活動の指導のありかたが改めて問われて

いる。しかしながら、現職教員に対して、運動部活動の指導や運営について十分な理解

を図る機会はあまりない。そこで、本研修では「学校教育における運動部活動の位置付

け」を再考しながら、その望ましいありかたについて考えようとした。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:中学校の運動部活動顧問教員(高校教員も数名)

人 数:24 人

期 間:平成28年8月23日(火)13:00〜16:00

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:森田啓之准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

① 運動部活動の現状と課題(1H)

② 指導の現場にありがちな事例から運動部活動指導・運営を考える(1H)

③ 学校教育として望ましい運動部活動指導(1H)

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

① 1H 学校教育としての運動部活動の現状について再確認し合う。

運動部活動が果たして来た役割と課題について共有すべく、グループワークを行い、その結果を発表させた。

② 1H 具体事例から指導・運営を考える。

グループで議論した結果をプレゼンさせつつ、それに対してコメントをした。

③ 1H 普通教育としての学校の使命と矛盾しないありかたを考える。

「運動部活動指導の本質」について講義した。

○ 実施上の留意事項

受講者同士が日頃感じていること、悩んでいることを共有しつつ理解を深めさせたか

ったので、ディスカッションを積極的に取り入れた。

○ 研修の評価方法,評価結果

すべての受講者の反応は把握できかねるが、講習終了後も数名が質問に来たことか

ら、概ね好評であったと思う。ただ、「どのようなタイプの教員を想定しているのか?」

という厳しい意見もあり、来年度に向けて検討をする必要性を感じた。

○ 研修実施上の課題

特になし

76

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.25

「教師としての成長・発達について考える

―教職生活の中でマンネリズムやバーンアウトに陥らないために―」

○ 研修の背景やねらい

現代社会が大きく変化を遂げている中にあって,学校教育や教師もまたその変化に伴

う教育ニーズや教育課題への対応を余儀なくされている。例えば,子どもの学力問題,

いじめや不登校、校内暴力等の生徒指導上の問題,保護者や地域社会との連携,学校内

での同僚教師との協力関係の構築など枚挙にいとまがない。その一方で,学校教育にお

ける知の社会的価値の低下,教師の社会的地位の低下等の社会的問題が叫ばれる中で,

教師は教職生涯全体を通じて様々な危機を乗り越え,職務上の役割遂行のために絶えず

成長・発達を遂げていかなければならない。

そこで本講座では,教育専門職として成長するために必要な資質能力とは何かを問い

直し,いかにして教師は成長・発達を遂げるべきなのか,また,教師の成長・発達にお

ける危機をどう乗り越えるのかについて受講生とともに考えることをねらいとする。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小・中・特別支援学校の教員

人 数:17 人

期 間:平成 28年 8月 24日(水)

会 場:神戸ハーバーランドキャンパス 講義室1

講 師:新井肇教授,別惣淳二准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

教師としての成長・発達を考える上で,どのように資質能力や専門性を伸長させるべ

きなのかを考える必要がある。そのため,前半はその概念的,理論的理解を促すために

今日の教育改革と教師に求められる資質能力を説明し,学び続ける教師像の実現に向け

て教師の省察の重要性と省察プロセスを促す同僚性とメンタリングについて講義を行

う。後半は教員の成長・発達における危機をどのように乗り越えていくのかを考えるた

めに,バーンアウト症候群をキーワードにして実証データに基づいた理論的理解を深め

るとともに,同僚性や協働性に関係した演習を行う。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

教員の成長

・発達に必

要な資質能

力形成につ

いて

3時間 教師として成長す

るために必要な資

質能力とは何かを

問い直し,いかに

して教師はマンネ

リズムに陥らずに

成長・発達を遂げ

るべきかについて

理解する。

<内容>

・教師を取り巻く教育改革と教師に求められ

る資質能力

・学び続けるための教師の省察

・教師の省察プロセスを促す同僚性とメンタ

リング

<実施形態>

講義

<使用教材>

配付資料

<進め方>

77

0123456789

・配布資料に基づき,講義形式で進める

・内容によっては,受講生に話し合いをさせ

発表させる

<留意点>

・できる限り教員が直面する問題状況をとり

あげながら説明する

・概念的,理論的な内容を取り扱うため,で

きる限り平易な言葉を使う必要がある

教職生活の

なかでバー

ンアウトに

陥らないた

めに

3時間30分

教師の成長・発達

における危機の実

態を把握し,それ

をどのように乗り

越えるべきかを個

人のメンタルヘル

スとソーシャルサ

ポートの両面から

理解する

<内容>

・深刻化する教職員のメンタルヘルス

・教職員のバーンアウトの背景

・バーンアウトへの対処方法

<実施形態>

講義・演習

<使用教材>

パワーポイントと配付資料

<進め方>

パワーポイントを用いて講義形式で進める

時々内容によってグループになって演習を

行う

<留意点>

・講師のこれまでの教職体験を事例に挙げな

がら受講生に分かりやすく説明する

・前半の講義との繋がりを意識して説明する

○ 実施上の留意事項

・午前の講義内容をわかりやすく簡潔にする。

・学校現場での具体事例を取り入れて説明する。

・時間を確保し,ゆとりのある中で講座を展開する。

○ 研修の評価方法,評価結果

・受講者のアンケート調査,そして受講者の反応などから自己評価を行った。

・午前の講義について,特に課題となるような否定的な意見はなく,アンケート調査

においても記入はなかった。

・午後の講義では,現場経験を交えての話があったり,受講生同士でのグループ討論

があったりして,受講者の反応は良好であった。「大学院に通学しているときも何

度か集中講義で新井先生の授業を楽しく受けさせていただきましたが,今日もとて

も興味深い内容で勉強になりました」や「自分に当てはまることが意外に多くて,

見つめ直さないと本当にバーンアウトしてしまうかもという不安を持った。もっと

心に余裕をもてるよう考えていきたい」「論文や科学的な視点からの話をデータや

具体例をまじえて,わかりやすく,教えていただきありがとうございました」「同

僚性や協働性がストレスマネジメントにも結びついていることを知れたこと」とい

う意見がアンケート調査に記入されていた。

○ 研修実施上の課題

・「研修講座全体の開講時間は適切である」という質問項目に対して,1 名が否定的

な回答をしていた。開講時間に対して研修内容が多かったことが影響した可能性も

あるので,次回は内容的に減らせる部分は減らす方向で検討していきたい。

78

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO.26

「これから先のことも考えた外国語活動の授業づくり:児童のコミュニケーションに対す

る積極的態度をさらに育てよう」

○ 研修の背景やねらい

小学校での外国語活動の教科化・早期化が,中教審によって明確に打ち出され,その詳細

も見えてきた。しかし,児童のことばやコミュニケーションへの関心を高め,豊かなやりと

りのある授業を行うことの重要性は,これからも変わらない。そこで,本研修では,教室内

でのやりとりが生まれる様々な活動,電子黒板や iPadなど ICTを使った活動などを実際に体

験し,児童のコミュニケーションに対する積極的態度をさらに育てるための授業づくりを検

討する。また,参加者同士で,実践に対する意見や情報交換も行う。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校教員

人 数:19 人 (3 名キャンセル)

期 間:平成 28年8月 24日(水)

会 場:兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス

講 師:吉田達弘 教授,岡本真砂夫(姫路市立八幡小学校教諭)

○ 各研修項目の配置の考え方

児童の英語でのコミュニケーションへの積極的な態度を育てるための活動の事例や

その背景の原理を共有するために,以下の研修項目を配置した。

① 参加者に様々なコミュニケーション活動を体験していただき,効果的な外国語活

動の指導や学びに対する気づきを得ること。(2コマ)

② 電子黒板,iPad,ロイロノートなどの ITCリソースを,効果的に活用する方法(1

コマ)。

③ 中教審が示している次期学習指導要領における小学校の外国語科,外国語活動の

方向性,また,そのために備えるべき資質能力について(1コマ)。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

コミュニケ

ーションに

対する積極

的態度を育

てる活動の

工夫①

70分

自己紹介,導入 授業で活動できる

コミュニケーショ

ン活動の体験

参加者には,4人一組になってテーブルに着席

してもらった。

講師の自己紹介を行い,本日の流れを確認し

た。

活動1 なりきり自己紹介(吉田・岡本)

<内容>参加者にカードを配布し,そこに書

かれたキャラクターになりきって,英語で自

己紹介を行う活動。

<実施形態>教室後方のスペースを使用し,

参加者同士で英語での会話を行った。

<使用教材>ピクチャーカード

<進め方>できるだけ多くの参加者の間で会

話を行うよう指示。

79

0123456789

活動2 ロイロノートを使って,自己紹介して

みよう(吉田)。

<内容>本講座で使用するiPadアプリ「ロイ

ロノート」の設定と,それを使った簡単な活

動。

<実施形態>グループ内にペア同士で,iPad

を使って,自己紹介を撮影。

<使用教材>iPad

<進め方>撮影したら,ロイロノートで提出

し,前方スクリーンで共有。

活動3 What do you want to be?(岡本)

<内容>授業で活用できる活動の体験。

<実施形態>参加者全員

<使用教材>ピクチャーカード

<進め方>ピクチャーカードをもって,でき

るだけ多くの参加者同士でやりとりを行う。

コミュニケ

ーションに

対する積極

的態度を育

てる活動の

工夫②

70分 授業で活用できる活動の体験 およびその振り返り ICTを活用したコミュニケーション活動の体験

活動4 屋台で買い物しよう!(岡本)

<内容>授業で活用できる活動の体験

<実施形態>参加者全員

<使用教材>ピクチャーカードなど

<進め方>活動3と同様に英語でのやりとり

を伴う活動であるが,参加者のより主体的な

参加が必要となることを体験する。

◆活動の振り返り「外国語活動で大切なこと

は?」(吉田)

ここまでの活動を通じて,望ましいコミュニ

ケーション活動の内容について,意見交換を

行った。

活動5 ピクチャーストーリー“I LOVE KOBE”

を作ろう(1)(吉田・岡本)

<内容>iPadで,ハーバーランドキャンパス

周辺の写真を撮り,テーマに沿ったスライド

ショーを作成し,午後の講座で簡単な英語を

使った発表会を行う。

<実施形態>ペアでの活動

<使用教材>iPad,ロイロノート

<進め方>ペアでどのような内容にするか打

合せを行い,昼休みにハーバーランドキャン

パス周辺で撮影する。午後の授業で,編集時

間を取り,各ペアが作品を英語で発表する。

ICTを使った外国語活動の実践①,②

70分 ICTを活用したコミュニケーション活動の体験

活動5 ピクチャーストーリー“I LOVE KOBE”

を作ろう(2)(吉田・岡本)

<内容>各ペアが作成した作品を英語で発表

し,共有。

80

0123456789

活動6 ジェスチャーのピクチャーカードを

作ろう。(吉田・岡本)

<内容>英語話者がよく使うジェスチャーを

各参加者が演じ,それをロイロノートで撮影

,連結することで,ジェスチャーのスライド

を作成(左の写真)。

今後の小学

校での外国

語活動

70分 これからの小学校の英語教科化と外国語活動

◆これからの小学校の英語教科化と外国語活

<内容>中教審がとりまとめた次期学習指導

要領の方針から,小学校での外国語,外国語

活動の内容や目標がどのようなものになるの

かを共有し,意見交換した。文字指導の試み

も紹介した。

<実施形態>講義形式

○ 実施上の留意事項

参加者が実際にコミュニケーション活動を体験し,それを振り返ることで気づきを促

す方法ですすめた。今後の ITC活用した授業を体験してもらうために,iPadも取り入れ,

操作が難しくないことを理解してもらった。

○ 研修の評価方法,評価結果

アンケートによる評価。

○ 研修実施上の課題

内容的には盛りだくさんだったが,ICT の活用については,もっと時間が必要だと思

う。また,今後は,次期学習指導要領へ向けて,さらに具体的な教員研修が必要になっ

てくると思われる。

81

0123456789

研 修 実 施 報 告 書

NO. 27

「 表現力を育てる算数科授業づくり 」

○ 研修の背景やねらい

算数科の学習指導においては、式だけでなく絵や図を用いて問題を解決し、

クラスで考えを伝え合い深め合う授業が大切だと考えています。その際に、ど

のような子どもの力を育成する必要があるのか、それをどのようにして育てる

ことが重要であるのか、具体的な教材をもとに講義・演習を行います。

○ 対象,人数,期間,会場,講師

対 象:小学校教員

人 数:19人

期 間:平成 28年 8月 25日(木)

会 場:兵庫教育大学加東キャンパス(神戸ハーバーランドキャンパス)

講 師:加藤 久恵 准教授

○ 各研修項目の配置の考え方

演習と講話を有機的に融合した研修を行う。具体的には,演習で教師が経験した数学

的活動を踏まえて,研修の理論的側面を理解する研修の流れを意図している。

○ 各研修項目の内容,実施形態(講義・演習・協議等),時間数,使用教材,進め方等

研修項目 時間数 目 的 内容,形態,使用教材,進め方等

1.

説明

10分

参加者は,テーマの理論的概要を理解する

研修の流れを説明するとともに,算数学習における基礎的な理論を紹介する。

2.

講話・演習①

45分

参加者は,算数科におけるアクティブ・ラーニングと数学的活動について学習する

下記について,講義を行うとともに, 関連する演習を行う。 「表現力の育成とアクティブ・ラーニ

ング」 「アクティブ・ラーニングと数学的活

動」 4人程度のグループで演習を受ける。 各グループの学習内容を発表する。 数学的活動の特徴を比較・検討する。

82

0123456789

3.

講話・演習②

45分

参加者は,数学的表現の例として「数直線」に関する数学的活動を行う

下記について,講義を行うとともに, 関連する演習を行う。 「表現力の育成と 理解」 「数学の論理」

4.

講話・演習③

45分

参加者は,教材研究の方法を具体例をもとに学習する。

教材研究の仕方について講義する。 小学校5年「単位量あたりの大きさ」単元を例に,教材研究を行う。

5.

講話④

10分

まとめ

全体をとおして注意すべき点等を振り返り,講義内容の定着をはかる。

○ 実施上の留意事項

研修の中で参加者の現状をききとりながら,参加者の興味関心・疑問等を踏まえた研

修になるように工夫する。

○ 研修の評価方法,評価結果

アンケートを実施した結果,研修への希望を確認できたとともに,おおむね良好な評

価結果となった。

○ 研修実施上の課題

教材研究の難しさとおもしろさを,研究の中で議論することができたことは,本研修

の成果であった。その一方,参加者の中には,研修テーマと直接は関連しないが,算数

科の学習指導について不明な点をかかえていることがわかった。そのような実態を踏ま

えると,今後,算数学習に関する疑問点について議論する機会を研修の最後に設けるこ

とも必要ではないかと考えている。

83

0123456789

- 1 -

研修講座( )

平成28年度兵庫教育大学研修講座に関するアンケート

このアンケートは,今後,本学が実施する研修講座等の企画・運営の参考資料を得ることを目的

としています。

調査は無記名でご記入いただき,結果は全て統計的にまとめますので,個人が特定されることは

ございません。アンケートの意義をおくみとりいただき,ありのままにご記入ください。

問1 所属校の種別 1. 小学校 2. 中学校 3. 高等学校 4. 幼稚園 5.特別支援学校

6.その他( )

問2 教職経験年数

1.1年目 2. 2年目~5年目 3.6年目~15年目 4.16年目以上

問3 この研修講座をどのようにして知りましたか。 1. 教育委員会からの案内 2. 勤務校からの案内

3. 本学教職員等からの情報 4. 兵庫教育大学ホームページ

5. 兵庫教育大学携帯ウェブサイト 6. 案内リーフレット

7. その他( )

問4 本学の研修講座を受講されたのは,今回を含め何回ですか。 ( 回)

問5 この研修講座を受講しようと思われたのはどういう動機からですか。主なものを3つ以内で

選んでください。 1. 大学が主催する研修講座に興味があったから

2. 教育委員会が準備されている研修講座にはない内容であったから

3. 10年(又は8年)経験者等悉皆研修に活用できるため

4. スクール・パートナーシップ事業で担当講師の講義等を聞いたことがあったから

5. 表題や内容(テーマ)に興味があったから

6. 知人・友人に誘われたから

7. 校(園)長又は教頭に受講を勧められたから

8. その他( )

問6 研修講座を受講されて,次の点についてどの程度満足されましたか。

下記の5段階評価表を参考に,各設問の該当する評価の数字を○で囲んでください。

(1) 研修講座の内容は,受講の動機にあっていましたか。 5 4 3 2 1

(2) 研修講座全体の開講時間は適切だと思いましたか。 5 4 3 2 1

該当する数字を○で囲み,必要な場合は( )欄に所要事項を記入してください。なお,3つ以内で

選ぶ場合には,1つか2つでも結構です。

(例:5.全くそうだ / 4.そうだ / 3.どちらともいえない / 2.そう思わない / 1.全くそう思わない)

< 裏面へ続く > 84

0123456789

- 2 -

(3) 研修講座の開設時期は適切だと思いましたか。 5 4 3 2 1

(4) 研修講座の内容はよく理解できましたか。 5 4 3 2 1

(5) 自分の理解度または技術向上の程度を確認する機会が 5 4 3 2 1

ありましたか。

(6) 講師の講義や指導は,あなたにとって興味をひく 5 4 3 2 1

ものでしたか。

(7) 用意された教材はわかりやすかったですか。 5 4 3 2 1

(8) 実際の教育実践に生かせる内容でしたか。 5 4 3 2 1

(ヒントが得られましたか)

(9) 研修講座全体の評価としては,期待通りでしたか。 5 4 3 2 1

問7 今後,どのような研修講座が開講されることを希望しますか。

(1) 領域について(3つ以内で選んでください)

1. 学校運営・経営 2. 学級運営・経営

3. 生徒指導 4. 教育評価

5. 総合的な学習の時間 6. 教科内容・教科指導

7. 道徳・人権 8. 特別支援

9. ICT 10. 保護者対応

11. その他

( )

(2) 上記の中で特に関心のある領域について番号を記入し,事例を挙げて具体的にお書きください。

問8 今回の研修講座を受講されて,印象に残ったこと,感じたこと,研修講座全般について,

お気づきの点,ご要望などをご自由にお書きください。

☆ご協力ありがとうございました☆ (本件に関する問い合わせ)

国立大学法人兵庫教育大学 社会連携センター

〒673―1494 兵庫県加東市下久米942―1

電話:0795(44)2053,2409

番号:

85

0123456789

問1 所属校の種別

239 57.0%

76 18.1%

75 17.9%

4 1.0%

21 5.0%

4 1.0%

0 0.0%

合計 419 100%

(その他)

・教育委員会(1),日本人学校(1),大学院生(1),無記入(1)

問2 教職経験年数

3 1%

13 3%

347 83%

56 13%

0 0%

合計 419 100%

問3 この研修講座をどのようにして知りましたか。(主なものを3つ以内で選択)

225 45.5%

24 4.8%

21 4.2%

120 24.2%

4 0.8%

33 6.7%

65 13.1%

3 0.6%

合計 495 100%

(その他)

・10年目研修ガイド(32) ・先生から紹介(2)

・教育研究所(5) ・加古川市の研修を兼ねて(2)

・8年目研修(4) ・修了生(1)

・知人から紹介(4) ・卒業生に送付される封筒内のパンフレット(1)

・生物部会(3) ・無記入(8)

・技術科研究会(3)

問4 本学の研修講座を受講されたのは,今回を含めて何回ですか。

215 51%

97 23%

49 12%

22 5%

19 5%

8 2%

8 2%

合計 418 100%

(その他)

・6回目(3),7回目(1),8回目(2),10回目(2)

勤務校からの案内

本学教職員等からの情報

幼稚園

特別支援学校

その他

無回答

1年目

2年目~5年目

平成28年度兵庫教育大学研修講座に関するアンケート集計結果(総計)

【受講者数:426名 アンケート回答者数:419名(回収率:95.3%)】

小学校

中学校

高等学校

6年目~15年目

16年目以上

無回答

教育委員会からの案内

兵庫教育大学ホームページ

兵庫教育大学携帯ウェブサイト

案内リーフレット

その他

無回答

1回目

2回目

3回目

4回目

5回目

6回以上

無回答

小学校,

57.0% 中学校,

18.1%

高校,

17.9%

幼稚園,

1.0%

特支, 5.0% その他,

1.0%

無回答,

0.0% 所属校の種別

1年, 1%

2~5年, 3%

6~15年, 83%

16年以上, 13%

無回答, 0% 教職経験年数

225

24

21

120

4

33

65

3

教育委員会からの案内

勤務校からの案内

本学教職員等情報

大学HP

大学携帯webサイト

案内リーフレット

その他

無回答

0 100 200 300

どのようにして知ったか

1回目

2回目

3回目

4回目

5回目

6回以上 無回答

受講は何回目か

186

0123456789

問5 この研修講座を受講しようと思われたのはどういう動機からですか。

    (主なものを3つ以内で選択)

108 14.9%

29 4.0%

309 42.7%

7 1.0%

224 30.9%

23 3.2%

2 0.3%

22 3.0%

0 0.0%

724 100%

(その他)

・各講座担当者の講義を受けたかったから(10) ・いつもお世話になっている先生の講座だから(1)

・実務に活かせるため(2) ・毎年楽しみにしている(1)

・自己研修を積む必要があると感じたから(2) ・ゼミの先生主催(1)

・技術科研究会として(1) ・無記入(3)

・15年目(1)

 (1)研修講座の内容は,受講の動機にあっていましたか。

274 65.4%  

129 30.8%

11 2.6%

3 0.7%

1 0.2%

1 0.2%

419 100%

 (2)研修講座全体の開講時間は適切だと思いましたか。

286 68.3%  

112 26.7%

16 3.8%

4 1.0%

1 0.2%

0 0.0%

419 100%

 (3)研修講座の開設時期は適切だと思いましたか。

304 72.6%  

103 24.6%

11 2.6%

1 0.2%

0 0.0%

0 0.0%

419 100%

無回答

合計

合計

校(園)長又は教頭に受講を勧められたから

その他

無回答

合計

問6 研修講座を受講されて,次の点についてどの程度満足されましたか。    下記の5段階評価表を参考に,各設問の該当する評価の数字を○で囲んでください。

全くそうだ

合計

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

無回答

大学が主催する研修講座に興味があったから

教育委員会が準備されている研修講座にはない内容であったから

10年(又は8年)経験者等悉皆研修に活用できるため

スクール・パートナーシップ事業で担当講師の講義等を聞いたことがあったから

表題や内容(テーマ)に興味があったから

知人・友人に誘われたから

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

無回答

108

29

309

7

224

23

2

22

0

0 100 200 300 400

大学主催の研修講座に興味があっ

たから

教育委員会にはない内容

悉皆研修に活用できるため

スクール・パートナーシップ事業で

講義等を聞いたことがあったから

表題や内容に興味があったから

知人・友人に誘われたから

校(園)長等に受講を勧められたか

その他

無回答

受講動機

全くそうだ, 65.4%

そうだ, 30.8%

どちらとも

いえない, 2.6%

そう思わな

い, 0.7%

全くそう思

わない, 0.2%

無回答, 0.2%

受講動機にあっていたか

全くそうだ, 68.3%

そうだ, 26.7%

どちらとも

いえない, 3.8%

そう思わな

い, 1.0%

全くそう思

わない, 0.2% 無回答,

0.0%

開講時間は

適切だと思うか

全くそうだ, 72.6%

そうだ, 24.6%

どちらとも

いえない, 2.6%

そう思わな

い, 0.2%

全くそう思

わない, 0.0% 無回答,

0.0%

開設時期は

適切だと思うか

287

0123456789

 (4)研修講座の内容はよく理解できましたか。

272 64.9%  

121 28.9%

20 4.8%

5 1.2%

0 0.0%

1 0.2%

419 100%

 (5)自分の理解度または技術向上の程度を確認する機会がありましたか。

232 55.4%  

155 37.0%

23 5.5%

3 0.7%

2 0.5%

4 1.0%

419 100%

 (6)講師の講義や指導は,あなたにとって興味をひくものでしたか。

285 68.0%  

111 26.5%

14 3.3%

4 1.0%

2 0.5%

3 0.7%

419 100%

 (7)用意された教材はわかりやすかったですか。

261 62.3%  

137 32.7%

12 2.9%

5 1.2%

1 0.2%

3 0.7%

419 100%

254 60.6%  

127 30.3%

27 6.4%

7 1.7%

1 0.2%

3 0.7%

419 100%

無回答

合計

 (8)実際の教育実践に生かせる内容でしたか。    (ヒントが得られましたか)

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

無回答

合計

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

無回答

合計

全くそうだ

そう思わない

全くそう思わない

無回答

合計

全くそうだ

そうだ

合計

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

全くそう思わない

無回答全くそうだ,

64.9%

そうだ, 28.9%

どちらとも

いえない, 4.8%

そう思わな

い, 1.2%

全くそう思

わない, 0.0%

無回答, 0.2%

内容はよく理解できたか

全くそうだ, 55.4%

そうだ, 37.0%

どちらとも

いえない, 5.5%

そう思わな

い, 0.7%

全くそう思

わない, 0.5%

無回答, 1.0%

理解度,技術向上の程度を

確認する機会があったか

全くそうだ, 68.0%

そうだ, 26.5%

どちらとも

いえない, 3.3%

そう思わな

い, 1.0%

全くそう思

わない, 0.5%

無回答, 0.7%

あなたにとって

興味をひくものであったか

全くそうだ, 62.3%

そうだ, 32.7%

どちらとも

いえない, 2.9%

そう思わな

い, 1.2%

全くそう思

わない, 0.2% 無回答,

0.7%

教材は分かり

やすかったか

全くそうだ, 60.6%

そうだ, 30.3%

どちらとも

いえない, 6.4%

そう思わな

い, 1.7%

全くそう思

わない, 0.2%

無回答, 0.7%

教育実践に生かせる

内容だったか

388

0123456789

 (9)研修講座全体の評価としては,期待通りでしたか。

251 59.9%  

135 32.2%

21 5.0%

7 1.7%

1 0.2%

4 1.0%

419 100%

問7 今後,どのような研修講座が開講されることを希望しますか。

 (1)領域について(主なものを3つ以内で選択)

33 3.2%  

155 15.2%

89 8.7%

25 2.5%

46 4.5%

259 25.4%

105 10.3%

107 10.5%

123 12.1%

59 5.8%

12 1.2%

5 0.5%

1018 100%

(その他)

・外国語活動(2) ・特別活動(1)・部活動(1) ・アクティブラーニングについて大学で行われていること(1)・乳幼児の発達(1) ・教養(1)・体育(1) ・教育行政をめぐる潮流、外国の初等、中等教育(1)・キャリア教育(1) ・コミュニケーションが高まるARTを使ったワークショップ(1)・健康教育(1)

 (2)上記の中で特に関心のある内容について事例を挙げて具体的にお書きください。

【学校運営・経営】

【学級運営・経営】

さまざまな児童の事例をもとに実践で役立つものがあればうれしい

教室環境のユニバーサルデザイン化

学級開き、行事における具体的な取り組みの方法、日々の学級経営に活かせる内容(日直や掃除など)

10.保護者対応

11.その他

12.無回答

合計

4.教育評価

5.総合的な学習の時間

6.教科内容・教科指導

7.道徳・人権

8.特別支援

9.ICT

学年代表やミドルリーダーとしての1年の見通し

10年研の講座を受講するたびにミドルリーダーとして、学校運営に関わっていかないといけないと思いました。それぞれの場面でどのように考えればいいのか… (例えば、研究テーマの作り方、生徒指導の校内組織、危機管理マニュアル作りなど…)

ミドルリーダーとしての学校全体を見る視点

全くそう思わない

無回答

合計

1.学校運営・経営

2.学級運営・経営

3.生徒指導

全くそうだ

そうだ

どちらともいえない

そう思わない

組織を動かすリーダー論(学校だけでなく、他業種でも)・会議を効率よく行う、目的が達成できる会議の仕方

全くそうだ, 59.9%

そうだ, 32.2%

どちらとも

いえない, 5.0%

そう思わな

い, 1.7%

全くそう思

わない, 0.2% 無回答,

1.0%

講座全体の評価は

期待通りか

33

155

89

25

46

259

105

107

123

59

12

5

0 50 100 150 200 250 300

1.学校運営・経営

2.学級運営・経営

3.生徒指導

4.教育評価

5.総合的な学習の時間

6.教科内容・教科指導

7.道徳・人権

8.特別支援

9.ICT

10.保護者対応

11.その他

12.無回答

どのような研修講座を希望するか

489

0123456789

【学級運営・経営】

【生徒指導】

発達障害と不登校について、選択的に不登校となる子どもについて

何らかの発達障害が疑われる、又は起因する問題行動に対する専門的な立場からの研修があればと思います。(より具体的な対応)

事例研究やケーススタディの講座を受講したいです

生徒指導上の困難度が増しており、現場に疲労感がたまっている。保護者対応と共に、効果的な生徒指導、または法的措置を含めた対応を知りたい。

次の学習指導要領に向けた実践的な取り組み

集団を育てる、経営する担任の子どもの視点

浅野先生の”運営”、新井先生の”生徒指導(理解)”、秋光先生の”学級担任としての自己理解”がセットになっていたら、とてもうれしいです。

発達障害をかかえる子どもをとりまく学級経営について具体例をまじえて研修をうけたい。

学級担任として学級を統制することが困難である。経験に関係なく。柔軟に対応できる目を育てるにはどうすればよいのか。知りたい。未だ、子ども達をこわがらせて統制している学級、学校がある現状です。

生徒指導の関わり

子どもたちが学校に来たいと思うようなクラス作り

通常学級において、特別支援教育の方法論が不可欠になっています。通常学級担任として、学級づくりをする上での特別支援教育の観点等の内容があると、さらによりよい学級運営ができるのではないかと思います。

生徒が何事にも積極的に参加する学級づくり

クラスづくり、学級の雰囲気づくり

多人数の学級でも1人輝き、しっかりと学ぶことのできる学級を経営していくための考え方、方法

いろんな先生方の実践をたくさん聞いてみたいです。

高学年に対する学級経営。ネタのような物が知りたい。

教科の学習のみならず、重要な学級経営についての取り組みや、気をつけることのポイントなどを、実践できる具体例をもとに教えてもらいたい。

国語、算数、英語(もうすぐ教科)など日々の授業で役立つ教材研究や板書の仕方などを教えていただけたら嬉しいです。

特別支援を必要とする児童も共にクラスで落ち着いて楽しく学べる授業、クラスづくり

学校経営の具体的な事例や問題の解決策など

RCTRなど。ユング、フロイト。

590

0123456789

【生徒指導】

【教育評価】

【総合的な学習の時間】

特支担をして7年です(10年中)。今回、多(他)教科の融合という合科を含めて、音楽について学びに来ました。広く、いろいろな教科にわたるしかけ、単元、そして学び、深まる力などをテーマに、学んでみたいと思います。

総合学習における“平和学習”をテーマにした分野を深く学びたいです。

大学が少人数指導のため、1回生からのゼミの形をとっており、特にゼミの中で活かしたいと思っています。

総合学習の具体的な進め方

心理学系

実践例の紹介、組み立て方

特別支援学校での総合学習の実践例、工夫など知りたいです。

現在、学校の中で総合的な学習の時間の見直しを検討中しています。実践例や今後の課題などを聞いてみたいです。

教育評価の中でも授業評価の考え方、あり方等について

子どもの「学び」がしっかり定着しているか。「教え」がしっかりと子どもたちに届いたか、適切な教育が行われたか、いろいろな局面・場面で教育に関してしっかり評価することは大切だと思い、希望します。

学級間で格差のない公平な評価方法について

どうしても評価をどうすればいいか探り探りしています。評価をどのようにしたらよいか、じっくり学び今後にいかしていきたい。

学校間の差をなくした公平な評価方法について。

パフォーマンス課題と評価について。評価方法やその実践事例について

キャリア教育心の教育も含めた進路学習

総合的な学習の時間の実践例やその評価・改善点

多種多様な生徒達が1つの教室で同じ授業を受ける効果的な指導法。

今日、携帯の普及により、様々な問題が起こり、学校に問題が持ち込まれているため、その解決例などの事例が知りたいから。

発達検査、心理検査、教育評価等の選択の方法と分析

発達検査、心理検査等、子どもについて知りたいことに応じて、選択する方法やその活用方法

教科化に向けた道徳の評価の仕方、年間指導計画の留意点、教科書での指導の仕方について。

よりよい評価方法について知ることで,より仕事がはかどると思うから

691

0123456789

【総合的な学習の時間】

【教科内容・教科指導】

英語活動の具体例が知りたい

演劇の手法を使ってコミュニケーションを深める ワークショップ

芸術系の教科で力量を高めること 英語教育・指導の力量を高めること

今回のような授業に活かすことのできる技などを教えていただける研修が受けたいです。

①小学校の児童に対する指導のうち、特に専門的領域(音楽。図画工作)等の指導内容に関するもの②各教科におけるアクティブラーニングの実践

図工・美術の教科指導にいかせるもの

教科指導のなかでつけていくべき力を教えていただき、その力をつけるために必要な(例えば、国語なら読解力等)実践を学べるような研修

今回の教材も現場で活かすことができそうなので現場で活かせる教材であればあまりこだわらないです。

エネルギー変換、コンピュータでデバイス制御

エネルギー変換についての学習、特に太陽光エネルギーを電気に変換したりどれだけのエネルギーが作れたかなどコンピュータを使ってできたらなあと思いました。

音楽…器楽、歌唱、理論(楽典)指導。美術・図工…画材の適切な使い方の指導。

自分自身、専科をしている為、一番力をつけたいところなので・・・

音・図・体などの実技指導。評価の仕方・基準

小規模校に対する合奏指導や校内音楽会の作り方について。・和楽器を使った授業研究

音楽の講座は比較的少ないので、今回の様な普段の実践に活かせる内容を今後も実施していただきたい。

音楽・歌唱指導や上達させる言葉かけ等の方法・指導法

キャリア教育、心のケア、教育を含めた教科の枠を超えた総合学習カリキュラム作成

総合的な学習の時間の実践例

体験活動

単元の作り方,指導のあり方を詳細に聞いてみたい

心の教育、キャリア教育、教科の枠をこえたカリキュラム

幅が広すぎて運用しやすい部分もあるが,選びにくいこともあるので,色々な具体例も教えて欲しい。

792

0123456789

【教科内容・教科指導】

様々な分野の内容の教科に関して興味があるので,毎年それぞれの分野(領域)の事について開催して欲しい。

新学習指導要領について,どこがどう変わったか。

技術科の教材研究のヒントとなる研修

コンピュテーショナルシンキングなど,これからのプログラミング教育

算数(特に支援が必要な子どもへの手立て)

各教科におけるアクティブ・ラーニングの視点を活かした指導案等

日頃学校近辺ではないような少しとがった内容がよいのではないか

新しい美術の表現、語りあう鑑賞指導

子どもが興味を引く導入、印象に残る実験、考えさせる場を設定できるような教材

今後新しい指導要領の詳細も示されていくと思いますので、どのような力を身につけていかなくてはならないのか、またそのためにどのような実践があるのかを教えて頂けるような講座

教科指導(アクティブラーニング)

技術(特に技術領域のプログラムについて)

他府県などのこれからの動向など新しいことを知りたい。

エネルギー交換について説明したり,考えさせたりする教具の開発

技術科の実践的な研修(特にプログラム・計測・制御)に参加したい。

ICTを活用した実験・観察 演示実験にふさわしい実験の紹介

音楽の合唱指導法(男女にかたまりがある場合など)

専門が理科なので、大学の実験装置を使った理科の実習など

実際の授業のビデオを見ながら、指導の工夫やコツを知りたいです。

新学習指導要領を見据えた教科指導のあり方

さまざまな指導法

2学期に実践できる国語や算数の単元を教材研究して学びたい

893

0123456789

【教科内容・教科指導】

生物学の文室は広く近年ますます内容も難しくなっていっているように感じます。各分野の最もホットなところを整理出来るような研修講座があれば嬉しいです。

アクティブラーニングなど、生徒が主体的に学べる教育方法

小学校外国語活動について、国と現場が繋がっていない気がするので、今後どうしていけば良いのか知りたいです。

アクティブ・ラーニングの活用例

アクティブラーニングの実際、評価法

今回のように、具体物を用いて実践を教えて頂けるとうれしいです。

教科指導の中で、これからつけていかなくてはいけない力を解説していただき、その力をつけるための具体的実践を教えて頂けるような講座。(例)国語の文学を読むときに●●の力が必要なので■■の教材でこういう方法で教えます等

幼児期の“学びの芽生え”と小学校教育のつながりについて

今日のように安全にいろんな実験をやってみたいです。

実践出来る教材を教えていただきたいです。

代謝

理解力に差がある子ども達にどのように学力をつけるか、教科指導法があれば教えてほしい。

体育指導を別の視点(領域ごと)でも学習したいです。

日々実践していく教科指導を向上させたいと考えているから

児童が主体的に学ぶ授業について研修をしているので、各教科での実例や案、その教育理論などを知りたい。

新しい指導要領が出され始め、求められる学力もみえてくるかと思います。その力をつけるためにはどのような実践を通して行えばよいか具体的に教えていただきたいです。

アクティブ・ラーニングの具体的な教科の特性を生かした指導法

新課程となり、内容がかなりかわってきている、最新の知見が欲しい

いろいろな学校や先生方の実践にたくさん触れたいです。

授業におけるコミュニケーションスキル、児童生徒の言葉をどう受け止めてどう応答するか。

外国語活動

算数の教科指導について

新しい指導要領に基づいた教科指導の具体的実践

994

0123456789

【教科内容・教科指導】

新しい指導要領がもうすぐ示される中、今日の講座の中であった国語において、各学年でつけるべき力はどんなものか、またその具体的実践(授業、日常の活動の中で)を教えて頂きたいと思いました。

国語の授業づくりについては、もっともっと研修したいです。

どの子も授業に参加できる手立て(算、国)

道徳の教科化、外国語活動の今後等、今後の教育の方向性について。

今回のような現在の最新の指導方法について教えていただきたい。アクティブラーニングや国語科の物語、説明文の系統等。評価のところをさらに詳しく。主発問の考え方等。

国語、算数、英語(もうすぐ教科)など日々の授業で役立つ教材研究や板書の仕方などを教えていただけたら嬉しいです。

国語の教材研究について学びたい。東京書籍が少ないので(販売している本)

アクティブラーニングの授業展開について

子どもの声を聞きながら学びが深まる(導入・展開など)授業づくりについて

教科指導の中にどのようにICT機器を取り入れると効果的なのかなど知りたい。

実験・実習関連の講座

学校の研究が”算数”なので、今年は算数に力を入れて勉強していきたいと思う。特に算数の発展問題にどう取り組むかを学びたい。

国語の効果的な発問・板書のしかた

タブレットPCの授業での活用方法

キャリア教育を取り入れた指導

<国語>評価について、書く指導について

グループワークの方法や考え方、その効果について

発展事項の内容の授業への取り入れ方法など

生徒の動機づけを高める教材の開発

生物の分類の分野、生態系の分野の生徒の興味を引く指導方法

実際に実験を行いデータを分析する

タブレット端末(デジタル教科書)の使用例、管理の仕方など

生物基礎、生物で使える基本的な実験の一通りのレクチャー

1095

0123456789

【教科内容・教科指導】

【道徳・人権】

道徳と人権のちがいが分かりにくく人権教材をもっと知りたいから。

特別な教科、道徳に向けて授業の仕方や評価の仕方など

道徳・人権のちがいや人権教育の教材がよく分かっていない所があるため。

授業の事例研究

これから教科化される英語について,もっと勉強していきたい。授業で役立つ学習方法や活動などを知りたい。

今回のように理論と実践を結びつけることができる研修

思考力を育てる各教科の授業について

算数や国語についてそしてこれから始められる英語など日々の教材研究で役立つアドバイスなどがもらえたら助かります。

算数の指導法が学べる講座があると嬉しいです。

総合的な学習指導が求められている中で,教科の特性が更に際立ってくるように感じているので,もっと研修を受けたいと思います。

国語や算数科の板書,適切な発問について

国語の単元を貫く言語活動

国語単元を貫く言語活動

実験関連の講座

今まで経験したことがなかったのですが、やってみてこんなに深く授業を考えていくことができることにびっくりしました。有意義な2日間でした。

デジタル教材(英語)を上手く使って自分らしい授業をしていく。

外国語活動,フォニックス,英会話

新しく教科化される英語(外国語)の授業の組み立て方や基本的なセンテンス(授業開始のあいさつやよく使う指示),発音等について教えていただければと思います。是非文字指導についても教えていただけると嬉しいです。

実践的な指導の仕方

小学校外国語活動を学びたいです。

次の学習指導要領に向けた実践的な取り組み

「言葉の力」をつける国語科授業づくりのセミナーのつながる講座

1196

0123456789

97

0123456789

【道徳・人権】

【特別支援】

普通学級においての子どもの見取り方

自分のクラスの中に様々な子がいて、支援を必要としていることが多いと感じています。様々な事例をもとにその対応を学ぶ事が出来るといいです。

発達障害等で通常学級で困り感のある児童に対する具体的な支援の方法

生徒指導、生徒理解について特別支援の視点から今後重要になってくると考えるから

特別支援学級に在籍する児童の音楽科における具体的支援のあり方、教材の扱い方、提示の仕方etc

発達障害と不登校について、選択的に不登校となる子どもについて

発達障害の児童が年々増えてきて、対応にとても困っている。一人一人の困りをなんとかしようとしてますが、あまりにもいろんな環境、発達、種が多く今までの指導法では対応しきれない。地域的にも、家庭がとてもしんどい地域なので…

これからのインクルーシブ教育のために共生社会の実現のために、どんなことを大切にしたら良いのか、みんなで考えたい。

個別の支援を必要とする児童への対応

特支担をして7年です(10年中)。今回、多(他)教科の融合という合科を含めて、音楽について学びに来ました。広く、いろいろな教科にわたるしかけ、単元、そして学び、深まる力などをテーマに、学んでみたいと思います。

多教科にわたる合科の学習について、教材が知りたい。特別支援は、合わせた学習が多いので教科の融合が知りたい。

インクルーシブ教育等

通常学級でできる支援について、実際の授業や教室掲示などから考える。

特別支援学級でも図工、音楽分野で秀でた能力をつちかうために、どんな授業ができるかな…と思っています。よく将来的にイラストなど描く方たちなので伸ばすために小学生期に何を指導すると良いのか知りたいです。

新しい美術の表現、語りあう鑑賞指導

今年から特別支援学級を担任しているので,自分の知識を増やしたいと思いました。

特別支援での実践(生活単元学習や自習)学校教育とインクルーシブ教育

障がいのある子どもたちがその子らしく生きていけるように学校として何をしていけばよいか。共生社会を作っていくためにどうしていけばよいか。

支援の必要な児童への具体的な支援方法について

教科化に向けた道徳の評価の仕方、年間指導計画の留意点、教科書での指導の仕方について。

授業の展開・発問

今後道徳が教科として入ってくるので,その対策について

1398

0123456789

【特別支援】

【ICT】

タブレットを使った授業など今後のICT教育で使用していく教材があれば積極的に参加したい。

まだ使い始めて間がないので、どのように活用し、今後指導していけばよいのかわからないので。

HP作り(児童による)

タブレットの活用

発達障害,支援の必要な子どもに対する支援の仕方

合理的配慮の方法を含め小・中・高・大学・企業とのつながりの方法

今まで経験したことがなかったのですが、やってみてこんなに深く授業を考えていくことができることにびっくりしました。有意義な2日間でした。

インクルーシブ教育システム構築、共生社会の実現のために私たちがしていくことが何かみんなで考えたい

支援が必要な生徒との関わりについて

インクルーシブ教育と授業のユニバーサルデザイン

発達検査、社会生活検査の実践と活用、読み取り。

共生社会の実現を目指したインクルーシブ教育の構築のために何をしていけばいいのか、話し合う機会など

支援学級の子どもも一斉授業の中で積極的に活動できる工夫を知りたいです。実践だとより分かりやすいです。

合理的配慮について

発達障害、特別支援を必要とする児童との関わり(学級・授業)

コミュニケーションスキルを向上させる指導

特別支援を要する幼児の中でグレーゾーンの幼児、その保護者への対応がとても難しいので、ヒントを得られるような講座があれば受講したいです。

通常学級における、支援の必要な児童に対する適切な指導法をたくさんの具体例、事例をもとに教えてもらいたいし、勉強したい。

個別支援を必要とする児童への具体的な支援の志方

LGBTについて、どのように対応していけばよいか

インクルーシブ教育や本人中心支援会議、合理的配慮など次々に新しい言葉が出来ているが正直よく分からないので、教えて欲しい。

教科指導の方法。ノートの取り方や漢字学習を身につける方法など

1499

0123456789

【ICT】

タブレットの活用を使用した教科指導で、生徒が使用して発表する力、表現する力をつけさせる方法。

教科指導における、ICTの効果的な利用方法など

WordやExcelの使い方(初歩的なものから応用まで)

ホームページの作成について知る。使用中のソフトの改善方法を教えてもらいたい。

ICT活用した実践事例等

図工、美術におけるICTの使用について基礎から学びたいです

情報モラル授業案

教科指導(アクティブラーニング)

エネルギー交換について説明したり,考えさせたりする教具の開発

技術科の実践的な研修(特にプログラム・計測・制御)に参加したい。

プログラミング教育の今後の取り組みや評価について勉強したい。何度か繰り返し講座を受けられると理解が深まる。子どもたちへもフィードバックしやすいので,是非続けてください。

新しい学習指導要領の改訂での「プログラミング教育」について,これからは小学校とも連携し,授業研究をする必要があると思いますので,より多くのことを研修で学びたいと思います。

理科の実験・観察が難しい月や太陽,地層,人体などの学習を分かりやすく指導する機器や手法など。

体育の授業で生かせるICT活用。(カメラ・パソコン以外)タブレットを上手に活用する方法。

書画カメラ、タブレット等の具体的な指導の方法

電子黒板やタブレット端末を使った授業の展開例

教科の効果的なICT活用法

授業(特に算数)に活用していく具体例

タブレットの活用(児童が使用するにはどうすれば効果的か?)

学校では、1人1台タブレットを持っているが、どんな使い方ができるのか、まだ手探りの状態です。どんな使い方があるのか実践を色々聞きたい。

ICTを活用した授業実践の紹介等をしていただけたらと思います。

情報機器の管理の仕方情報機器が苦手な先生へのアプローチ先進的な機器の活用

書画カメラ、タブレット等の活用方法について

15100

0123456789

【ICT】

【保護者対応】

教師と保護者の子どもの理解のギャップを縮める方向

気になる子どもの保護者への働きかけ、子どもの支援のためにいかに協力してもらえるなど

子育て支援の実例や方法

実践事例を用いた研修

子育てに不安を抱いている保護者に対して、的確な助言が出来るカウンセリングの方法を学びたい。

事例等を考えてみたいと思います。

タブレット端末を利用した授業づくり研修

タブレットやデジタル教科書が入ってくるようだが,有効な使い方や実践が知りたい。

ICTを有効に活用した授業づくり(国・算)

生徒指導をしており、保護者対応に難しさを感じるから。

クラスで問題がおこったとき、加害者の保護者にどのような対応をすれば良いのか事例を挙げて教えてほしい

実例をあげてそれに対する対応の仕方の研修

生活保護世帯や親自身も何らかの障害があり支援が必要な保護者への対応についての話を聞く機会があればと思います。

理不尽な要求をしてきて対応に困ることが多い

学校(クラス)にタブレット端末が配布されているが、授業で有効に使うことができる具体的な例が知りたい。

情報機器の活用について

ICTを使用した教科指導の効果的な方法など見せ方や、活用の仕方など

タブレット端末(デジタル教科書)の使用例、管理の仕方など

IT化が進んでるにも関わらず、私自身は苦手で、なかなか教育に利用するきっかけがない。具体的な方法を教えてください。

保健体育の授業におけるICT授業の活用方法について

電子黒板などの使い方

プログラミング教育が導入されるから

16101

0123456789

【保護者対応】

【技術リテラシーの育成を図る技術科の教材研究2016-クリップモータのパソコン制御】

【ここがポイント!音楽科における実技指導の工夫-歌唱分野、器楽分野を中心として-】

高圧的な保護者への対応(特別支援)

クレームの対応方法、カウンセリングマインド。実践的なもの。

支援を要する児童とその保護者への対応。外部機関との連携について。

子どもを養育する力に欠ける保護者をどのように支援していけばよいか

個人懇談の話し方など

今まで経験したことがなかったのですが、やってみてこんなに深く授業を考えていくことができることにびっくりしました。有意義な2日間でした。

授業の中で子どもに力をつける手だてと教えることと学ばせることとを分けて指導する方法について参考になりました。

自分が学校で指導していることが正しいのか確認することができた。

経験の浅い者にもとても分かりやすくかみくだいてお話し下さり、音楽授業のおとしてはいけない核になる部分をしっかりと学ぶことができました。

自分がふだん接している子どもたちの姿が、何回も目の前に見えてきました。子どもと教師のズレを今回改めて教えて頂き、反省…。2学期から、子どものつまずきや興味関心によりそえるように…。教材研究もがんばりたいと思いました。(日々、勉強です!!)ありがとうございました。

歌唱や器楽の指導法を知ることができて、二学期から生かしていきたいと思います。

OSBIOにも興味がありましたが、久し振りに分解する作業にワクワクしました。最近の子どもたちはボールを投げること、打つ事に似ていますが物の仕組みを理解するために、何かを分解する事がないように思います。プレゼンを完成させ、子どもたちに話をしようと思いました。ありがとうございました。

ドライの分解、組み立て。初めてしたけど中身がどのような仕組になっているか理解できたと思います。しかし実際に生徒に返せるか難しいと思います。

授業の流れ、自ら考えて操作をさせるための授業計画。次につながる授業づくり、また、終わり方など勉強になった。自由作品を残せる様に、データベース化も考えていきたい。

西宮の研究にとても力になっていただいているので、とても助かります。毎年ありがとうございます。

モーターのしくみなど自分でコイルを作って基本から学べたことが大変よかったと思います、またエネルギー変換についてのことも学べる機会があったらと思います。

問8 今回の研修講座を受講されて,印象に残ったこと,感じたこと,研修講座全般についての    お気づきの点,ご要望などをご自由にお書きください。

技術という教科なので、研修講座があまりないので、大変役立つことばかりであった。

とても楽しく学べた。学び足りないぐらいです。プログラムをもっとできるようになって、色々な動かし方がしたい。

VBAを実際の中学校の授業で落としこんで使うのはなかなか難しいが、クリップモータの製作→プログラムを使っての実験まではできそうです。作っていくのは現段階ではイメージしにくいです。

クレーム対応について

17102

0123456789

【ここがポイント!音楽科における実技指導の工夫-歌唱分野、器楽分野を中心として-】

【ポイント伝授 夢中を引き出す粘土造形・陶芸教室】

粘土をするのに個人で作業することが多かったですがグループで楽しめるというのが面白かったです。ありがとうございました。

あまり授業であつかわない粘土についてしらなかったことがたくさん知れてよかったです。子どもの興味を引き出し楽しく活動できそうなヒントをいっぱい教えてもらいこれからの指導に役立てたいと思いました。ありがとうございました。

粘土を使って子どもに何かを作らせる時のテーマがとても楽しかったです。ぜひやってみようと思います。

とても楽しい時間でした。教材も準備して頂きこれからの教育活動に活かせる内容でした。

実践が多く分かりやすかった。土や焼きについて詳しくて丁寧に教えていただけた。

技術のみならず基礎基本となることから教えていただき、また具体的なアドバイス、指導方法を教えていただき勉強になりました。ありがとうございました。

実践力のある先生に、現場で生かすことのできるアドバイスを沢山、教えて頂きました。先生の人柄やピアノの福田さんのやわらかく、やさしい雰囲気に、音楽が合わさって、素敵な時間を過ごしたように思います。久しぶりにリコーダーができて、とても楽しかったです。ありがとうございました!!

歌唱指導の具体的な方法をたくさん教えていただき、とても勉強になりました。階名唱をさせたり、互いの声をきかせることの大切さを知ったので、今後の自分の授業に活かしていきたいと思いました。ありがとうございました。

グループで仲良く力を合わせられたことが、この夏1番の楽しさでした。みなさんの作品も拝見できて、自分ももっと勉強したり影響されたり有意義な粘土造形の授業でした。ありがとうございました。

いつも図工の時間は、作品にして提示しておくために、粘土はあまり扱っていなかったのですが、造形の楽しさや友達と協力する場面もあり、新しい発見があったので2学期から実践に入れてみたいと思います。

日常の授業とちがって授業のヒントがいくつもちりばめてあって大変有意義な時間でした。ありがとうございました。

一つの粘土から「のばす」「丸める」「積む」イメージすることをグループで行うことで大変和むこと心から楽しいと思えることを体験できました。上手下手センスが出る粘土もたくさん触ることで児童が楽しいと思えるようにしていきたいです。

体験しながら楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。

非常に楽しみながら様々な方法を教えていただけありがたかったです。図工の時間に粘土造形をするのが楽しみになりました。グループワークもよかったです。ありがとうございました。

目には見えない歌や演奏をどのように指導して児童の力を向上させたらいいか具体的な方法を教えて頂けたのがよかったです。ありがとうございました。

リコーダーを久しぶりに使い、自身の学習の機会になり、よかったです。たくさんの曲も知れて、これから使っていきたいものも見つけられました。子どもたちへの具体的なかかわりの方法を教えていただき、ありがとうございました。資料も参考にさせていただきます。

河邊先生の丁寧な分かりやすいお話がきけて大変ありがたかったです。小ネタなども盛り込んでいただいて使えそうなものばかりでした。ありがとうございました。

音楽の授業は、これまで専科の先生にお願いしていたが、転勤により授業をする立場になった。全くの初心者だが、今後の授業に生かすことのできる内容がもりだくさんで、非常にためになった。ありがとうございました。

楽曲の全体像をつかんで演奏するという点で、書画カメラで全曲をいつも提示して頂きながらお話を聴けるのが大変わかりやすかったです。

とても具体的で、実技を通しての講義だったため、とても楽しく参加できた。今まで専門的な話を聞く機会がないまま現場で音楽指導をしていたので、これからの指導に大変役に立つと思う。また、先生のお話もわかりやすく、最後まで集中してできた。

河邊先生のとてもテンポのよい講話、そして実践を交えた内容がとても分かりやすく、楽しく受けさせていただきました。また機会があれば参加したいと思います。ありがとうございました!!

先生の子どもに寄り添い、子どもの立場に立った指導が、とても勉強になりました。ありがとうございました。

18103

0123456789

【ポイント伝授 夢中を引き出す粘土造形・陶芸教室】

【顕微鏡による岩石の観察】

【学習指導の多様な展開を構想する道徳の時間の授業づくり~持ち帰ってすぐに使える指導案を作成しよう!~】

15人という少人数だったので質問しやすく、机間巡視してもらえて先生と対話できてよかったです。具体的で例がたくさんある講義でわかりやすく、すぐ実践できそうです。来年も受講したいです。

道徳が教科化されることへの不安があったのでが、変更する点。変わらない所、また評価の仕方も教えていただいて助かりました。教材研究もできて、よかったです。

教科化に向けてよりも、まず根本が分かってないなあ、教材解釈、発問の考え方など、もっと自分自身を鍛えていかないといけないと痛感しました。

2学期に使える指導案を教えてもらいながら作ることができてよかったです。道徳の授業に生かせる内容でした。ありがとうございました。

しばらく担任から離れていたこともあり、道徳の授業に苦戦した1学期だったので、発問のしかたや教科化に向けての話を聞けて、とても参考になりました。ありがとうございました。

後半の差し込み文書の印刷は今後すぐに使ってみたいと思いました。ありがとうございました。

$の使い方が知れて良かったです。ありがとうございました。

毎日のように使っている、word。Excelですが、知らないことが沢山あり今後使っていきたいと思えるものばかりでした。これが、業務改善につながり勤務時間を短くしていけるものになるといいと思います。

パソコンの使い方を知ることで、同じ時間で実りのある内容の仕事ができると感じた。

【校務におけるICT活用のための基礎-ワープロ、表計算ソフトを中心としたオフィスソフトウェア活用における基礎とポイント-】

基本的なエクセルの使い方でも今まで知らなかったこともあり、今後役に立てていこうと思う。

EXCELの活用にチャレンジしていきたいと思いました。たくさんヒントをいただけました。

基本的なことの復習ができました。EXCELでの罫線が保たれるコピーなどちょっとした情報は大変役立ちました。

質問をすると、とても丁寧に説明していただいた。ありがとうございました。説明もとても丁寧でした。

丁寧に説明していただき、とても分かりやすかったです。興味深く受講できました。ありがとうございました。

なかなか経験のできない観察とその内容について、詳しく説明していただきありがとうございました。

時間的にも、人数的にもゆったりと研修を受けることができて良かったと思います。

思った以上に興味深い研修だったと思います。とてもためになったと感じました。ありがとうございました。

グループで協力して1つの作品をつくり上げたものが色々な人のアイディアを受けて思っていた以上にかわいい作品になった。1人ではつくりあげられなかったなぁと思う。アイスブレイクもいくつか紹介して頂けてよかったです。

班での作る前の話し合いや作りながらの対話が作品作りに活かせる点がとても良かった。また、テンポよく活動が進む点も良かった。2学期、3.4年で実施してみたいです。

話がわかりやすく今後授業で活かせるようなアイディアがあり良かった。

岩石の薄片を、顕微鏡で実際に見れる機会は少ないので、よい機会になりました。主な鉱物や岩石の見分け方が理解できました。

19104

0123456789

【学習指導の多様な展開を構想する道徳の時間の授業づくり~持ち帰ってすぐに使える指導案を作成しよう!~】

【総合芸術表現で培う音楽・美術の実技力】

靴の絵を描くことに未来はあるのかの討議をもっと長く時間をとって色々な参加者の話を聞きたかったです。

講座内容と計画性の良さ

テンポ良く進みとても楽しく充実していました

写実表現の今後について、方向性を考える必要があると気づいた。(くつの絵の指導を通して)

感覚を持ちいることの重要性

触感が色々なことにつながるということを意識できたと思います。専門外でしたが、楽しかったです。

初めて総合芸術というものに触れた。新しい世界でイメージから表現へと生かすことが分かった!ぜひ、これからの指導や自身の生活に役立てたいと思う。

非常に良い時間を過ごすことができました。今後の授業に生かしたいです。

難しい話ばかりではなく、とても理解しやすいものでした。今後注目される内容だと思うので、ぜひ勤務校に持ち帰って広げたいと思います。

主発問をつくるためには、教材解釈をしっかりする必要性を感じた。先生の解説を聞くと、なるほどと思えるのだけれど、自分一人では、まだまだしっかりと解釈できていない。教材解釈する力をつけていきたいと思った。

楽語を持参したもので表現するという活動がとても印象的でした。子どもたちにも楽語の意味を理解させたりするのにとても有効だと思いました。

昨年も受講させて頂きました。とても充実した講座で、大学での授業で活用させていただくつもりです。次回も楽しみにしております。ありがとうございました。

感覚を通して芸術に返していくということが勉強になりました。

準備が大変な中、本当によくして頂いてありがとうございました。感覚が少し開いたように思いました。自由に開けると気持ちいいだろうなぁと思いました。来年も参加したいです。

触感と表現の結び付きにハッとさせられました。今後の指導にいかしたいと思います。ありがとうございました。

音色やタッチの勉強など大変学ぶことが多かったです。本日の活動はふだん自分で考えたり体験したりすることが少なかったことなので大変ありがたかったです。ありがとうございました。

今まで不勉強で、道徳の教材研究をあまりしてきませんでした。しかし、本日の講座で、資料の読みすすめ方や主発問の考え方等を教えていただき、2学期から即実践したくなりました。またH30年度~の教科化についてもポイントをしぼって教えていただき、ありがたかったです。

「あなたならどうするか」という発問が、別の問い方によって同様の自分事として考えることにつながるような問い方の工夫についてヒントをいただけた気がします。

中身の濃いものをお土産として本校に持ち帰ることができます。淀澤先生、誠にありがとうございました。

自分の勉強不足を感じました。

昨年も受講させて頂きました。とても充実した講座で、大学での授業で活用させていただくつもりです。次回も楽しみにしております。ありがとうございました。

20105

0123456789

【デンプンの消化-実験の工夫と理解の深化をめざして-】

【技術科におけるICT活用の授業デザイン2016-電気回路シュミレーションの活用】

【理科野外活動が得意な先生になろう-生き物の名前調べ-】

最初の唾液の実験による効果が、クリアーだったので使える実験だと思った。

身近な物で実習ができたことに感動した。

現場で活かせそうな内容に近づけられており,今後今日の学びを活かしていきたいと思いました。ここに来るといつもワクワクさせていただいています。

スクラッチというソフトは初めて使いました。もっと色々なプログラムを考える時間があったら,更に発展させていきたいと思います。

学習指導要領の改訂に向けて,プログラミング教育の大切さと意義を知り,そのまま実践的な内容の研修をできて良かったです。

どんな草がマメ科,キク科であるのか理解できたのが良かったです。子どもたちに伝えられそうです。

日頃何気なく見ている小さな野草の名前がもっと知りたくなりました。よく似ていても実は葉の付き方が違っているなど,見分けられるようになりたいと思いました。

身近な草花に目をとめ,名前を調べる際の基本的な目のつけどころ(分類上)がよく分かりました。おもしろい名前の植物ばかりで,興味がもてました。

花の形をよく見てみると,気づかなかった事が多く,ちょっと感動しました。ルーペを買おうと思いました。ありがとうございました。

分かりやすい内容で,良かったです。

何度も目にし,口にする内に,だんだんと見分けられそうだということが理解でき良かったです。

今回で2回目の参加になるのだが,毎年「こんなものがあるんだ」と思うものがあり,来年度以降の授業内容を考えるにあたり参考になるものがあり,勉強になりました。また来年度も開催して欲しいです。また是非参加したいです。ありがとうございました。

テキストの作り方,基礎・基本→考えさせるという考え方。

新学習指導要領について,もう一度確認することができた。普段学校にいるとなかなか新しい情報に触れる機会がないので,大変助かる。また将来への不安も少なくなる。本日はありがとうございました。

プログラムが日本語で簡単に作ることができたので,そのプログラムの修正や確認がしやすく生徒が利用しても扱い易いと感じました。軍手のアイデアが素晴らしかったです。

コンピュテーショナルシンキングについての考え方,内容について,知らないことを学べた事がありがたかったです。また来年も参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

自分自身にとって新鮮な気持ちで,毎回この講座を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

具体例を示していただき分かりやすかったです。

実際に実験できたのですぐに現場にいかせる。

実践しながらとても楽しく受講できました。ありがとうございました。

楽しく学習できました。ありがとうございました。

21106

0123456789

【理科野外活動が得意な先生になろう-生き物の名前調べ-】

【子どもと学級をみる目を拡げる】

【コミュニケーション力を育む体育授業づくり】

今、現場を離れているが、改めて子どもを見る自分の視点に気づかされた。現場の先生にとっては自分を振り返る機会になるので、是非、この講座は他の方にも進めたい。

メンバーがしっかりしていたのでヒントがたくさん得られた。学校で言われていますが、個人的な問題が多いので忙しかったので別のこともたくさん考えました。

とても分かりやすかった。非言語的コミュニケーション力を育む指導について考え、実践していきたい。

講師の先生の考えの深さ、物事の説得力が、印象に残りました。勉強になりました。

日頃考えないことであったので、とても新鮮に感じました。

コミュニケーション能力について低下が叫ばれて久しいが非言語の観点から考えるのはとても新鮮で、勉強になりました。ありがとうございました。

子ども同士の心をつなぐためにどのようなことが大切なのかがよく理解できました。自分の指導を今一度振り返り学んだことを生かしていきたいです。

身体接触は、年齢が上がるにつれて難しくなっていくが、信頼関係を結ぶために必要な物なのだと強く感じました。ありがとうございました。

非言語について、こんなに考えたことがなかったので、とても学習になりました。身体接触を伴う、体つくり運動を体育の時間には必ずいれたきましたが、非言語メッセージを意味づける評価をしてきていないと感じたので、これからは視点をもって取り組みたいと考えています。

教師がどう生徒を見るかで、その生徒の1年が楽しいものであるか、しんどいものになるかが決まるということ。いろいろな視点で生徒を見て、いいか、悪いかだけではなく、いい所とのばしたい所を見つけていきたい。

子どもに対する見方が、客観的データにされることを知り、大変興味を持った。自分自身の子どものとらえ方の良い部分や、改善すべき部分も知ることができ、偏った視点にならないよう、今後実践していきたいと考えた。

分析方法をていねいに教えていただいてわかりやすかったことと、講師の先生の実践もお聞きできてありがたかったです。

自分がどんな視点でみているかをふりかえるいい機会になりました。ありがとうございました。

自分の学級、子どもへの見方を理論的に把握し、分析できたのでよかったです。

自分の見方を確認することができた。2学期以降積極的に関わっていきたい児童を見つけることもできた。

もう少しつっこんで話ができたらうれしい…。分析方法も含めて教えてもらえるとさらにうれしいです…。

自分自身の視点に気付けて良かった。偏っていることが分かったので、いろんな方向から見られるよう努力していきたい。

RCRTという手法は初めて知りましたが、自分自身の見方がまだまだ狭いんだと感じました。これをきっかけに2学期以降もより深く子どもたちを見ていこうと思いました。

子ども達を見る自分のクセを意識して学級経営をすることで自分にとって見えにくい子どもたちへの関わり方を考え直すことができるなと感じました。ありがとうございました。

実際に自分で採集しながら活動できて楽しかったです。少し草花の名前が覚えられて良かったです。

植物観察はとても苦手なのですが,新たに知った植物の名前や知識があり良かったです。

22107

0123456789

【コミュニケーション力を育む体育授業づくり】

【情動の脳科学と教育-いじめ・発達障害に関連して-】

新しい学問である情動の脳科学について、今日の講座を通じて詳しく知ることができてよかったです。今後の教育活動に少しでも活かしていきたいです。

情動と脳科学というタイトルだったので、分子的なメカニズムや進化的な背景や遺伝的なところ等くわしく聞けるなと思っていたが…残念でした…でも片山先生の話は非常におもしろかったです。

講師の声によって聞き取りにくい。”聞こえません”とは言いづらいので。パワーポイントに文字情報が多い時があった。専門的なことが多く難しかった。

現場以外の先生からの思い、意見なので新鮮で面白かったです。特に片山泰一先生の話は、わかりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。

プロジェクトの今の動きや今後がかいまみれてとても楽しく学ぶことが出来ました。ありがとうございました。

ふだんの実践がわからなかったことで、つながったことが多々あり、勉強になりました。

福島で行われている調査や教育について知りたいと思いました。

脳科学の視点からいじめなどの子どもの行動を見るというのは、教育関係の講座としては新しいと感じた。(経験がなかったので)情動は脳の問題ということを忘れずに、実践を今後行っていきたいと思った。

各先生方がていねいにお話いただき感謝しております。”情動”について理解を深めることができました。また、学問、研究対象としての興味がわいてきました。自分で積極的に学んでいこうと思います。

医学的な面から、情動や発達障がいについて詳しく学ぶことができました。特に片山先生の講義は、気づかされること、考えさせられることが多かったと思います。ありがとうございました。

興味を引く内容ではあったが、終了時間を守るということはとても大切だと考えます。非常に残念でした。

1日半期の講義では量が多すぎて消化するのが難しいように思います。2日か3日間くらいにしてじっくり学びたいと思いました。

コミュニケーションの捉えかたが分かったような気がします。教師がどう取り上げて声をかけていくか、それが大切だと感じました。ありがとうございました。

非言語コミュニケーションを大事にする温かい学級経営にしていきたいと感じさせてもらえ有意義な研修となりました。

以前よりコミュニケーション能力の本質と向上のための方法に興味があったが、実際に学級で生かせる理論と実例を知ることができたので、大きなものを得られたように思う。

身体接触を通して様々な大切な力が身につくことが分かりました。日常的にはそのような活動を取り入れてはいましたが、そこに教師の意識の違いがあったと思います。どのように非言語の部分をクローズアップするのかが、学べたので、今後の教育活動でぜひ生かしていきたいです。

「体つくり」の領域をもう一度勉強しようと思いました。どちらかというと今避けられている点をあえて焦点化し、具体的に講義していただけたことが大きな収穫でした。肌と肌との触れ合い、本当に大切です。(信頼関係あってのことですが)ありがとうごさいました。

今まで目を向けなかった非言語についての内容で「なるほど」と思っています。クラスで実践し、学校にも広められたらと思います。ありがとうございました。

コミュニケーション力と聞いて私の思っている所は言語コミュニケーションのことでした。非言語コミュニケーションの力を高めることで人間関係が円滑に育まれると言う考えに、ハッとさせられ、とても大切だということがよく分かりました。2学期からこの視点を入れながら学級づくりをしていきたいと思います。ありがとうございました。

10年経験者研修として、リストアップされた項目の中から、日程的に参加できるものでテーマに興味があるもので、比較的交通の便が良いものというだけで、本講座の受講を決めました。しかし、講座を受講してみて、思いも寄らない、期待をはるかに上回る新しい気づきを得ることができました。日々の仕事に追われ、自己研鑽の時間がとれない中で、この様な時間はとても大切なものだと改めて気づかされました。ありがとうごさいました。

23108

0123456789

【情動の脳科学と教育-いじめ・発達障害に関連して-】

【インプロ・ワークショップでこころと身体を解きほぐそう-共感的・応答的・創造的コミュニケーションの愉しみ-】

【わかる授業づくりのポイントを学ぼう-生涯楽しく学び続ける教師であるために-】

講師の先生が素敵でした。頭を使って創造世界にどっぷり。久々の感じでした。

勉強になりました。楽しく受講出来ました。

楽しく学べるよい機会になりました。

あっという間の意味のある時間でした。ありがとうございました。

1日あっという間で、とても楽しかったです。大人になっても「へぇ-」っと驚くことばかりでした。

遊び心あふれる1日でした。そのために準備が必要だけれども、それも楽しんですることで、子どもも楽しく学ぶことが出来ると改めて思いました。先生の楽しむ姿がとても印象的でした。

大変興味深い内容でした。

コミュニケーションの多様性

評価ということが、幼い時から先に立ってしまうことで自由な発想が奪われているところがあること。コミュニケーションによって、より思考が深まっていくということ。

非常に今回の講座が良かったので続けてほしいと思いました。

初めは、自分にはインプロなんて出来ないと思っていましたが、慣れてくると何とか出来るようになったのは、自分にとっての発見だったと思います。何らかの形で教育現場に生かせればと思います。ありがとうございました。

講座の中身も1番楽しかった。講座の進め方、中身も良く工夫されており、講師の先生(藤原先生、宮元先生)には、感謝しています。

講座の中でだんだん受講者間の和が成立しているところがとても良かった。

とても活動的で、一緒に研修を受けた方と親しくなれた研修でした。

楽しく学ばせていただきました。コミュニケーションについて、深く考える機会になりそうです。

「脳科学」というテーマに興味をもって受講しました。私は理科の教師なので脳科学についてもっと知りたいと思いました。片山先生や森先生の話題はとても自分のためになったと思います。

特別支援の免許を今年度から取得しようとしています。今、学んでいることにとても合致していてとても勉強になりました。ありがとうございました。

ASD ADHD LDの特徴をまとめてくださりありがとうございました。私は西宮市に住んでいます。子どもがもう大きいですが、ふれてみたいと思いました。「当たり前」に気を付けます。

難しい内容でしたが、脳のしくみと問題行動や発達障がいとのつながりがよく分かりました。

脳によるダメージで性格が変わってしまうという事例があり、メディア等で認知症など脳に何らかの障害を負ってしまった人の言動、行動が以前と随分異なるという事を見たことを思い出した。親族に似たような人がいるので、興味深く話を聞くことができた。

当たり前は人によって違うということ、一人一人の感じ方に合わせて指導していく大切さを強く感じた。データをもとにすることで客観的に見ることができる脳の不思議を知ることができました。

特に片山先生のお話は分かりやすく、印象に残りました。

24109

0123456789

【わかる授業づくりのポイントを学ぼう-生涯楽しく学び続ける教師であるために-】

【就学前集団保育から小学校教育への適応的移行に向けた子ども理解と連携】

小学校の先生と一緒に研修を受ける機会があまりないので、貴重な体験でした。もっと話し合いの時間があれば…お互いの本音も言えて話し合いが深まったように思います。

幼保・小の連携が大切であることはよく分かった。幼児にとって、児童にとって得れることがたくさんあると思うからです。

とても楽しく、分かりやすい講義でした。幼稚園、保育所などが、小学校進学を視野に入れた要領であるのに対し、小学校は違うということをもう少し私たち教員が意識して連携に取り組んでいかなければいけないと感じました。

映像機器の準備等が事前に出来ておらず、時間を使ってしまったのが残念でしたが、幼稚園の先生の声なども聞けて良かったです。

本市では、幼小中の連携はいろいろと行っているので、改めて取組を続ける事の大切さを感じました。ありがとうございました。

毎年、当たり前のように行ってい行事が幼保・小との連携にとってとても大事な交流だということが分かりました。支援を必要とする児童については、より丁寧に情報交換をしていきたいと思いました。

ありがとうございました。

今、現場で課題に感じていたことが、研修講座のテーマだったのでとても興味を持って受講することが出来ました。小林先生ありがとうございました。

小学校の先生が多くいらっしゃって良かったです。小学校の先生の考え方、とらえ方を聞くきっかけになって、これからの取組の参考にさせていただきます。

子どもが楽しいと思う工夫を忘れないようにしたいと思いました。

たくさんの資料を用意していただいて、ありがたかったです。また、身近なお店で売られているようなもので、子どもが楽しんで学べる教材になるんだというのが、印象に残りました。ありがとうございました。

研修を受けて、何事も考えること、考えさせる指導のあり方の重要性を改めて感じることができた。

「やってみる」ということが大事。体験することが大事。そこに、きちんと何のためかという教育的価値を付けて。

すぐ使えそうで、楽しいものがいっぱいでした。私も、色々工夫して楽しい授業をしたいなと思いました。

子ども達に明日からすぐに使える内容ばかりで、とても夢中になってしまいました。全教科においての指導法についての具体的な方法を学ばせていただいたこと、また各学習の学び方のヒントをたくさん教わることができました。今日一日講座に参加する中で“学ぶって楽しいな”と思えることができました。私も学校に戻ってから、子ども達にそんな思いを味わってもらいたいと強く思いました。またぜひ参加したいです。ありがとうございました。

活動がたくさんあり、とても興味深い講座でした。子どもたちとやってみたくなるものがあり、教師自身が楽しんでやることが、子どもたちのわくわくした気持ちを引き出すのかなと思いました。ありがとうございました。

幼保の法令などは詳しく知らなかったので、おもしろかったです。

幼稚園や保育園でたくさんのことを学び、成長した。子どもたちが、なぜ1年生で不適応を起こすのか、それが分かれば、小学校の教員も指導の改善が出来るだろうと思います。職員同士でもっと情報共有していきたいです。

様々な具体物を提示し直接触れて分かりやすかった。

とにかく色々な教材を教えていただき、楽しく学べました。子どもの気持ちに返りました。分からない子への支援をどう考えるか、その子の立場に立って、こちらが支援の工夫を生み出していく事の大切さを改めて感じました。教科書通りがいかにつまらないかを感じました。ありがとうございました。

すごく楽しくて、すぐに活かしたいと思う講座でした。安河内先生のお人柄がとても表れていて、自分もクラスの子どもになったようでした。あっという間の1日でした。ありがとうございました。

25110

0123456789

【就学前集団保育から小学校教育への適応的移行に向けた子ども理解と連携】

【やってみよう!楽しい理科の実験・実技-小学校の先生自身が楽しむ理科-】

【光合成の授業-光合成を通して何を教えているのだろう-】

【中堅層教員のための学校組織マネジメント事始め】

10年経って学校全体を見る視野やそこを改善していく方法が必要になってくるんだと感じました。最初の印象は管理職的な立場の考え方かと思っていましたが、学校をよりよくするために、必要な方法だということが理解できました。ありがとうございました。

学校におけるマネジメントに興味があり、選択しました。SWOT分析は授業でも取り扱っているので、親しみがあるものでしたが、学校経営で利用することは考えたことが無かったので、すごく勉強になりました。初めて教育系大学の授業を受けましたが、さすがだと思いました。またこの様な機会があれば、受講したいです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

実験をする時にはより安全に行えるように教師が様々な面で気をつけておかないといけないと感じました。ありがとうごさいました。

実際にやってみてわかったことが、多かったので、とても良かったです。

実験を行っている時だけでなく、持ち帰ってからの安全性をきちんと考えられていて、自身も考えていかなければならないことだなと思いました。今日はありがとうごさいました。

楽しく勉強させていただきました。ありがとうごさいました。

楽しく色んな事を教えていただけて勉強になりました。また受講したいです。

体験型の講座だったので大変おもしろかったです。教科書の内容とは違いますが、理科の楽しさを知る機会になりました。安全に!を大切にしながら、子どもたちに好奇心をそそる仕掛けを教室にもしていきたいと思います。

楽しんでいろいろな実験をできました。準備ありがとうございました。

カロテノイド系色素の働きについてや、光合成の色素の働きの違いについて理解を深めることができた。

内容はかなり専門的でしたが、受講人数が少なかったため、質問しやすく、マイペースで理解をしていくことができました。ありがとうございました。

研修生と輪になって会話を始めてから、よく考えることが出来ました。ありがとうございました。

テーマについてだけでなく、先生の研究の話や価値観、思いを聞けたのが興味深くて良かった。

幼小連携の機会が多くないこととその必要性を改めて実感した。

学級経営をする上で、発達段階を踏まえたことが必要だと(特に1年、2年)学びました。

理科に対する苦手意識がありましたが、今日のように楽しく出来るならいいなぁと思いました。子どもたちともやってみたいです。

理科実験を大人になってから初めてやりましたが、とても熱中できました。お話しもとても分かりやすく、今後に活かしていきたいと思います。

とても興味深く楽しんで研修させていただき、感謝します。

実験での安全への配慮、とても大事ですが,楽しませるためにと軽視されているのが、再度確認できました。とても楽しい実験でした。

身近な物を使ってこれだけの教材が作れるのか・・・と、とても参考になりました。どれも現場で実践してみたいものばかりです。

26111

0123456789

【中堅層教員のための学校組織マネジメント事始め】

【教員のための分子生物学入門-教員のためのバイオインフォマティクス-】

久しぶりに笠原先生に会えて嬉しかったです。

苦手だと逃げず、活用方法を学び生徒へつなげていきたいと思いました。

大変専門的でしたが、勉強になりました。ありがとうございました。

笠原先生の講座の受講は今回で3回目かと思います。以前に教えて頂いた形式転換の割合は大変役立ちました。(高校現場で)今回教えて頂いた内容も(文献では読んだことがあっても)実際にパソコンで行うのははじめてでとても勉強になりました。ありがとうございました。

Web上のClustalwを使ったことがなかった。使い易くて参考になった。

遺伝子の塩基配列を調べるソフトなど、無料でこのようなものがでまわってることを教えて頂けたので、中学校の現場でも使ってみようと思います。子ども達の視野を広げるツールとなりそうです。

学校は組織マネジメントされることによって問題点が明らかに出来ること。

1日で実施するには、難しくボリュームが多いと思いました。

各先生方と意見交換ができる貴重な時間となりました。ありがとうございました。

SWOT分析が他の場面で使えるかどうか。

サイト活用方法よりも、実験原理などを聞くとおもしろいなと思いました。ありがとうございました。

授業に役に立つ内容が多くあり実際に取り入れてみたい。

生徒に確実な知識を定着させた後に行うことができると、とても成果がありそうだと思った。便利なソフトが充実しているので、活用することができたらと思った。

すごく専門性が高く、理解しづらい所もありましたが、興味深い内容であっという間に時間が過ぎたように思います。楽しかったです。ありがとうございました。

補助の学生さんがとても親切に対応して頂き、スムーズに先生のお話しとPC操作が出来ました。データベースの利用が少しこわくなりました。50分間でも十分生徒が理解して実習できそうです。

組織マネジメントの方法として理解できました。ただ、今回の取組では、「新しい気づき」というものが案外なくて、普段から持っている問題意識の再確認にとどまったので「得た」という実感があまりなく・・・なぜでしょう。残念でした。(個人の問題です。)

内容も具体的で非常に分かりやすかったです。実践例があるのが良かったです。1日ありがとうございました。大野先生の話、とてもおもしろかったし、聞きやすいです。

学校現場での問題点はたくさんあるが、解決することは難しい。また1人で抱えることでもないし、出来る範囲内でやっていこうと思った。

とても分かりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。

SM/CAPOTEの考え方

多くの先生方と情報共有が出来たこと

組織マネジメントについて考えるよい機会となりました。

27112

0123456789

【教師のためのコミュニケーション論-子どもの声を受け止めるということ-】

普段意識せずに、マイナスのストロークを行っていた部分もあるので、気をつけたいと思いました。

小学校・特別支援学校のことを少し知れて、自分の校種にとらわれずに研修できました。

子どもたちの気持ち、「学び」の大切さがよくわかりました。

聴くことの難しさを改めて感じました。また、普段あまり出会わない校種の方たちとグループ活動でき、情報交換でき楽しく過ごすことができました。講師の先生方のお話もわかりやすく、丁寧で聞きやすかったです。

グループワークや体験を通して、非常にわかりやすく、今後に活かせる内容でした。特にプラス、マイナスのストロークについては、生徒への対応に活かしていこうと思います。本当にありがとうございました。

プラス、マイナスストロークの効果はいつも頭ではわかっているつもりだが、改めて体験することで得た感覚を忘れずに日々に活かしていきたいと思います。

すぐに実践できる内容であったため、よかった。

グループでの話し合いが多かったので、あきることなく参加できました。

自分の取り組みを見直すいい機会になりました。

グループワーク、2人組のワークを行う中で、考えを能動的に整理することができました。

話を聞く側の立場が多かったので、話をする側になったときに聞き手の態度普段のかかわり方で話し手の印象も随分違うことに気づきました。あらためて、意識して話を聞くようにしたいと思いました。

子どもの声を受け止めることについて考えることができたこと、あなたのことを大切に思っていますよ、というプラスのストロークの重要性、KJ法による深め方

「子どもたちに何を教えたか」ではなく、「子どもたちが何を学んだか」が重要であるという言葉がとても印象に残りました。また、頑張ろうと思います。

実際に体験して、分かることがたくさんありました。

講師の先生方、2人ともの表情や、話し方等、とても勉強になりました。マネさせて頂きたいと思います。(もう少し、講義が聞きたかったです)

2人ペアで、互いに話し合ったこと。

授業を受ける側が主体的になるとやはり楽しいし、参加している実感が得られることを、改めて感じた。他校種の方ともたくさん話ができ、とても貴重な経験になった。ありがとうございました。

子どもとのコミュニケーションの重要性や子どもたちとうまくコミュニケーションをとるために大切なことを改めて感じ、勉強することができました。ありがとうございました。

子どもの声を受け止めるために、2学期から自分が気をつけてやってみようと思うことが少し見えた気がします。ありがとうございました。

様々な校種の先生とお話ができて、楽しかったです。校種が違っても、子どもへの対応は変わらないのだなと感じました。

マイナスのストロークを知らず知らずのうちに出してしまっているような気がしてこれから気をつけていかないといけないと思った。

「多忙」というキーワードがよく出てきましたが、多忙な中にもできることは様々あると認識させられました。更にいろいろな講座で学びたいと思います。ありがとうございました。

28113

0123456789

【教師のためのコミュニケーション論-子どもの声を受け止めるということ-】

【「言葉の力」をつける国語科授業づくりセミナー-思考力・判断力・表現力を育むために-】

様々なご実践を紹介してくださり、イメージを持ちやすかったです。

久しぶりに堀江先生の授業を受けさせていただいてなつかしく、うれしくて勉強になりました。アクティブラーニングや学習計画を立てるなどいろいろなことが学べてよかったです。ありがとうございました。

教材研究の大切さが身にしみてわかりました。教科指導と学級経営はつながっている、そして情熱をもって仕事をということが印象に残りました。夏休みに勉強したことを、2学期から実践できたらと思います。

アクティブラーニング、子ども主体の授業づくりを3年前から学校全体で取り組んでいるため、改めて確認しながら受講することができました。ありがとうございました。

子どもが、国語で何を学んだかを言えるような授業をしないといけない、年間で考える、子どもが作っていく、目から鱗の講座でした。ありがとうございます。

子どもについた力を確かめさせていくという視点は今までもっていなかったので、とても参考になりました。2学期から取り組んでいきたいなと思います。

子ども達と学習計画を立て、つけたい力、身につけたい力を確かめあうということがすごく新鮮でした。少しづつできることから実践していきたいです。

ベテランの先生方の技を拝見できてよかった。資料をたくさん頂いたので、夏休みの間に読み返して、2学期からの実践に活かしていきたいと思う。

VTRを見ながら、具体的に話をして頂き分かりやすかった。子どもにとって「学びのある」授業づくりを意識していきたい。ありがとうございました。

三つあります。一つ目は、「教師が裏でどれだけ学んでいるかが大事」ということです。教材研究も然りですが、時間をかけた分子どもたちに帰するものがあるので、がんばりたいです。二つ目は「アクティブラーニングの中身」です。難しいものではなく、ちょっとの工夫を授業の中に取り入れていくことが大切だと思いました。三つ目は「学期を超えた、単元を貫く言語活動」が印象に残りました。新しく学べてよかったです。

具体的な実践例を示しながら説明してもらえたので単元全体の流れや年間計画まで見通した授業計画からワークシートや声掛けのしかけなど細かいところまでとても分かりやすかったです。特別支援学級の中で国語の指導をどのようにしていくかヒントがもらえ勉強になりました。ありがとうございました。

堀江先生と現職、元教諭の方が連携して指導してくださったこと。最後の評価のところが興味があったので分かりやすかった。身につけたい力、身についた力をしっかり子どもに認知させることが大切であること。堀江先生が教科書の文を書かれていたこと、とても参考になりました。ありがとうございました。

プラスのストロークの働きかけが印象に残りました。

夏休みというゆとりのあるときに、今までの生活を含めて「ふりかえる」ことの大切さを実感しました。

色々な校種の方のお話が聞けて、楽しい時間でした。ありがとうございました。

情熱を持って学び続ける教師になろう。言語活動を大切に力をつけられる国語の授業をする。ありがとうございました。

たくさんの資料や実践を用意して下さりありがとうございました。2学期から頑張ります!!

数多くの実践が参考になりました。

ビデオや資料がとても分かりやすく具体的で、二学期からの良い勉強になりました。

次の指導要領に向け、子どもたちを中心に据えた授業を展開していく重要さを感じました。そのために、教材研究を行い、目の前の子どもたちあり様を確かにとらえていくようにしたいです。ありがとうございました。

29114

0123456789

【「言葉の力」をつける国語科授業づくりセミナー-思考力・判断力・表現力を育むために-】

【対話による授業リフレクションの体験-“自分のことば”で授業を語り-聴き合う教員研修-】

【運動部活動における「指導」を考える-体罰から対話へ-】

2日間の研修で最初何をするのだろうかと不安と期待が入り混じっていたが、受講してみた、いろいろな気づきを発見することができてよかった。

ツリー図の作成、プロンプタの役割など勉強になったことがたくさんありました。勉強になりました。

おもしろかった

もう少しグループワークで交流があれば良かったです。

学校での教育活動としての「部活動」のとらえ方など,勉強になりました。

改めて,現在の部活動の在り方を考えさせられました。

ありがとうございました。

とても充実した2日間でした。ありがとうございました。

対話ってすばらしい

プロンプターをやったこと、難しかったです。

リフレクションは用語は知っていましたが、やったことはなかったので新鮮でした。今後の参考になる手法だったので、何かの機会に実践したいと思います。時間が早く始まる(開始時間より)のがちょっと…でした。

プロンプターの意義。

プロンプターの経験は貴重でした。アイスブレイクもおもしろかったです。

授業リフレクションという新しい試みをさせていただき、新たな学びが多くありました。ありがとうございました。

新しい「気づき」のための有効な手法を得られました。

理論と実践が結びつけられた内容で、映像、掲示物、成果物などを用いて具体的に考えられていたので、とても分かりやすく、今後の実践の大きなヒントとなりました。たくさんの準備をしていただき、おみやげを含めてありがとうございました。

”つけたい力”を明確にして継続することで大きく成長していくんだと改めて思いました。教材研究をもっとしっかりせねばと、自分自身を奮い立たせました。ありがとうございました。

「アクティブラーニング」というもののイメージをよくつかめていませんでしたが、何となくわかったように思います。自分たちが学習計画を立てるのではなく、子ども達と!というのが衝撃ではありましたが、それを整理して計画を提示してやることで学びもはっきりするし、子どもの意欲も変わるとわかりました。

授業開きにおける教師の児童における接し方や言葉がけ、国語科における「習得の活用」の重要性、「活用」の力をつける手立てのヒントを得ました。

自分の今までしたことのない実践を知り、自分もやってやろうという気持ちになりました。がんばります。今日は貴重なお話をたくさん聞かせて頂き本当にありがとうございました。

教師の工夫や手前によって授業が変わり、子どもが言葉の力をつけていくことが分かった。しっかり年間の見通しを立て、単元の学習計画をつくり、日々の授業にのぞみたいと思います。ありがとうございました。

30115

0123456789

【運動部活動における「指導」を考える-体罰から対話へ-】

【教師としての成長・発達について考える-教職生活の中でマンネリズムやバーンアウトに陥らないために-】

部活動について多様な視点から考えるきっかけをいただきました。とても貴重な機会を頂きましてありがとうございました。

文化部メインで部活動をしていますが,今回の内容はどこかで活かすことができると思うので活用したいです。

部活動が技術向上よりも人間交流の場として求められていることや,斎藤孝の「できる技」を身につけるということが気づきとなりました。部活動に携わる教員には,教育的に熱心に指導される人,もしくは自身の願望実現のために指導される人,やむを得ず仕事だからそれでも熱心にされる人,または渋々指導される人,まったく部活動に関わらない人というようにスタンスが違う。それぞれの立場で感じられている問題点のどこに切り込んでいく講座だったのか。困った点が放置されたまま感を受けました。

大変勉強になり,今後の指導を見直すきっかけとなった。

10年目を迎えた私が学校でどのように活躍していくべきなのか、またどのように職員と保護者と仲間と関わっていくべきなのか、具体的に分かって、大変ためになり良かったです。勉強になりました。ありがとうございます。

8月は様々な研修を受けています。いつも良かったなと思えることは、違う学校の先生方と話ができることです。今日も楽しく受けさせてもらいました。1日ありがとうございました。

同僚性や協働性が、ストレスマネジメントにも結びついていることを知れた。

先生の体験が動機となった研究についてとても興味深く聴かせていただきました。10年以上教職を続けてきて、今後の自分の職場での役割やあり方を考える良い機会になりました。頑張りすぎないようにしながら、皆が気持ちよく働ける職場づくりに、少しでも貢献できれば良いなと思います。

部活動に対する考え方をもっと柔らかく考えていく必要があるなと感じました。生徒一人一人を伸ばしていけるように少しずつ変えていきたいと思います。

現場の意見も聞いていただきながら,興味をもってできました。

クラブ活動での楽しみの1/3が「おしゃべり」という点を参考に,今後のクラブ運営を考えてみたいと感じました。どうもありがとうございました。

生徒と教員の部活動に対しての感覚は随分差があると感じました。良い悪いは別として,教員としてその感覚を埋めていく(歩み寄っていく)努力は必要だと感じました。

「日本人はスポーツを楽しめない人種」というお話を聞いて納得させられました。日本人の真面目がよく分かります。クラブ指導に「楽しさ」の側面があることも忘れず,自分のやりたいことに取り組んでいこうと思います。ありがとうございました。

ヒントが得られました。少し見方を変えて取り組んでいきたいと思いました。

体罰について,高校の先生以外の話が聞きたかったです。今後の部活指導に多いに役立ちそうです。さっそく明日から始めます。お話し,面白かったです。

部活動の基本的な考え方や,取り組み方を見直すきっかけになりました。ありがとうございました。

最近自分自身が問題意識を持って取り組んでいたテーマと講座の内容が合致していたので,自分が行っていることを再確認するとても良い機会となりました。ありがとうございました。

部活動指導を考えるよい機会になりました。

部活動の件で話し合ったこと

生徒のニーズを知れて参考になりました。

31116

0123456789

【教師としての成長・発達について考える-教職生活の中でマンネリズムやバーンアウトに陥らないために-】

【これから先のことも考えた外国語活動の授業づくり:児童のコミュニケーションに対する積極的態度をさらに育てよう】

いろいろな活動を通して,体験的に学ぶことができました。また今後の外国語活動の流れについても教えていただき,大変勉強になりました。吉田先生,岡本先生ありがとうございました。

低学年続きで,英語から遠ざかっていましたが,どの活動も楽しく活動でき,とても勉強になりました。子どもたちも主体的に活動できるヒントがたくさんあり,もっともっと色々な技を知りたくなりました。ありがとうございました。

具体的、専門的で大変勉強になりました。ありがとうございました。

自分の今の立場をしっかり考えることが出来た1日でした。ありがとうございました。

外国語活動,ICT,文字指導などキーワードが大変興味深く,実際に受講しても期待通りの内容で,2学期からの授業づくりのヒントも多くいただきました。今後もこのような研修を継続して欲しいと思います。

市内の研修では得られない知識なので,受講できて良かった。

これからの英語教育を見据えて,どのように変化していくのか,そして何が必要になっていくか理解することができました。今日のアクティビティのどれもが楽しく,今後の活動に活かしていけると思いました。活動と説明が交互に組み込まれていて,実践とその意味がよく分かりました。今後,文字指導について考えなければ・・・と思っているので,研究会等を開いていただけると大変ありがたく思います。

「仲間と相談しながら,資料作りをし,話をしてみる」という経験をさせていただいたのが良かった。ほんの少しの工夫,見方を変える,それだけで授業が楽しくなることが実践できた。2学期に活かしていきたい。ありがとうございました。

研究授業での音声録音をした結果について,自信を持てない1人の子が少しずつ英語で話そうとしていく姿や,リピートの際に語尾が重なっている問題(手拍子で間をあけるのはいかがかなと思いました。)について,新たな気づきがありました。

小学校で実際に行われている映像や資料に触れることができ,参考になった。準備物や指導の工夫で子どもたちの理解,興味,関心が深まるということを改めて感じた。

休み抜きで5時間ありましたが,一瞬でした。全ての活動が楽しくて,英語以外でも使えそうな物があり,勉強になりました。2学期からもしっかりと準備をして,授業をしていきたいです。

今後、仕事を続けていく上で考えさせられることがたくさんあった。もう一度見直していきたい。

自分に当てはまることが意外に多くて、見つめ直さないと、本当にバーンアウトしてしまうかもという不安を持った。もっと心に余裕を持てるよう考えていきたい。

1学期までの自分の行動を振り返り、当てはまることや、足らないことがはっきりしました。2学期に向けて元気をいただきました。「バーンアウト」に陥らないようボチボチ頑張ります。

論文や科学的な視点からの話をデータや具体例を交えて、分かりやすく教えていただきありがとうございました。いじめの話が、もう少し詳しく知りたいです。

同僚性や協働性を大切にして若手との関係を築いていきたい。4月に異動した所なので、まだまだです。

多くのことを学ばせていただきました。「楽しむこと」ということもバーンアウトを防ぐ事に繋がること、自分の特性も深く関係していると分かりましたが、環境の変化も関わると知って少しホッとするところもありました。自分らしく生きていくことを考えました。

同じ教職に就くもので、休職や離職している人の実態についてよく分かった。

ありがとうございました。

おもしろかったです。

大学院に通学しているときも何度か集中講義で新井先生の授業を楽しく受けさせていただきましたが、今日もとても興味深い内容で勉強になりました。ありがとうございました。

32117

0123456789

【これから先のことも考えた外国語活動の授業づくり:児童のコミュニケーションに対する積極的態度をさらに育てよう】

【表現力を育てる算数科授業づくり】

算数は奥が深いと思った。十分に理解できていない部分もあったが「楽しい」と思える講義でした。

とても勉強になりました。楽しかったです。

改めて日々教えている内容を論理的に学べました。難しいですが,面白いなぁと思いました。

算数は奥深いものだと分かりました。これからも研鑽をつんでいく必要があります。ありがとうございました。

英語の現況と今後の展望がよく分かり,楽しんで学ぶことができました。

とても難しかったですが,とても面白かったです。またこのような機会があれば是非受講したいと思いました。

魔方陣など簡単な道具で楽しく学習できるので,学活などでも使ってみようと思いました。

問題を実際に解くなど,ほどよい息抜きもしながらできて,楽しく受講できました。ありがとうござました。

算数は奥が深いと思った。十分に理解できていない部分もあったが「楽しい」と思える講義でした。

とても興味深い内容でした。算数が苦手ですが,分かりやすく教えていただきました。子どもたちにも経験させてあげたい活動がたくさんありました。

算数(数学)の面白さを改めて実感しました。学生に戻った気分で問題が解けました。

ありがとうございました。

低学年や中学年が大事なんだなと改めて思いました。

具体的な教材や,実際に行っておられる活動を多くご紹介いただき大変参考になりました。タブレットの活用はすぐには難しい部分もあるのですが,その魅力を多く知ることができたので早く導入してもらえるように要請したいと思います。本当に貴重な学びとなりました。ありがとうございました。

文字指導が入ってくるということで,ドリル的な学習なのかな?と疑問がありましたが,フォニックスの新しい学び方を紹介していただいて是非やってみたいと思いました。

初めて兵教大の研修に参加させていただきました。ペア,グループの方とも能動的に学ぶことができました。外国語活動の研修では,授業づくり模擬授業が多かったですが,今回のようにICTを活用した活動について楽しく学ぶことができ大変よかったです。ありがとうございました。

学習指導要領から,今後の国の方針などについて教えていただき,心構えができそうな気がします。授業を組み立てる上で,何を大切にしていくのが良いのかを,改めて考えさせていただきました。資料や教具の準備等、大変だったと思います。ありがとうございました。

1日があっという間に終わりました。楽しくて深い学びのある研修をありがとうございました。来年度もぜひ開講していただけたらと思います。よろしくお願いします。

自分たちでプレゼンを作るのが楽しかったです。今まさにアクティブラーニングの研修が多くなってきています。外国語活動におけるアクティブラーニングの例を勉強していきたいです。

今まで英語を指導する経験が無かったので,楽しみながら学習する方法が分かり,とても勉強になりました。

33118

0123456789

平成28年度 教育委員会等との連携によるその他の教員研修の実施

① 県立高等学校10年経験者研修(生徒指導)の実施

〔兵庫県教育委員会との連携〕

(平成28年度県立高等学校10年経験者研修(生徒指導)実施状況)

② 兵庫教育大学スクール・パートナーシップ事業の実施

(平成28年度兵庫教育大学スクール・パートナーシップ事業実施状況)

_______________________________________

平成 28 年度 県立高等学校 10 年経験者研修(生徒指導)実施状況

【兵庫教育大学会場】

期 間:平成 28年 9月 5日(月)、6日(火)

場 所:兵庫教育大学共通講義棟 104

月日 内 容 講 師 受講者数

9/5

(月)

講義・演習

「教師のメンタルヘルスとソーシャルサポート」

概要

深刻化する教師のメンタルヘルスについて,バーン

アウト(燃え尽き)という概念を手がかりに,その実態と

背景、予防と対応について考える。

兵庫教育大学大学院

教授 新井 肇

33人

9/10

(水)

講義・演習

「教師のためのストレスマネジメント」

概要

リラクセーションを体験ベースに,ストレスと付き合い

上手になるためのストレス理解と自身のストレスへの気づ

きに関するレクチャーと演習を行う。

兵庫教育大学大学院

教授 藤原 忠雄

31人

※ 受付開始:10:00 講義開始 10:30 講義終了 16:00

119

0123456789

学校管理職・教育行政職特別研修(ニューリーダー特別研修)

Ⅰ 研修の目的・内容・方法

1.学校管理職・教育行政職特別研修の創設の経緯

兵庫県教育委員会(以下、兵庫県教委と略記する)と兵庫教育大学(以下、兵教大と略記する)

は平成16年度、共同して「学校管理職・教育行政職特別研修(ニューリーダー特別研修)」(以下、

「特別研修」と表記)を起ちあげた。

兵庫県教委は『美しい兵庫の教育を担う教職員のパワーアッププラン』(平成14年5月)を策定

して、教職員の資質力量の向上に取り組んでいた。とりわけ、教育行財政の地方分権化と自律的学

校経営という新しい状況に対応できる力量を学校管理職と教育行政職に育成することと、そのため

の研修プログラムを開発・実施することは急務と考えられていた。

一方、「教員のための大学」であることをミッションとする兵教大は、学部における養成教育と

大学院における現職教員の再教育を中心に、教員の資質能力の向上を目指すさまざまな活動を行っ

てきた。このミッションをより一層果たすためには、現職教員の研修を組織的に支援する活動も行

うべきと考えて、平成15年度に、兵庫県教委、神戸市教育委員会、姫路市教育委員会、兵庫県教職

員組合、私立学校団体等の参画を得て「兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発に関する調

査研究会」を発足させた。

このような兵庫県教委の課題・ニーズと兵教大の現職教員研修への積極姿勢が一致して、上記調

査研究会の主要成果の一つとして生まれたのが特別研修である。

平成15年度後半以降、兵庫県教委の主として総務課と教職員課の指導主事・管理主事と、兵教大

の教育経営講座(当時)の教員(加治佐哲也教授、竺沙知章助教授、武井敦史助教授)が何度も会

合して、特別研修のカリキュラムや運営方法についての検討を重ね、第1回特別研修のプログラム

が共同開発された。そこでは、兵庫県教委や学校が蓄積してきた実践的事例と兵教大がもつ理論・

専門知識を融合することにより、理論と実践の両面を兼備したカリキュラムを編成することがとく

に意図された。

本年度(平成28年度)の特別研修は13回目である(注)。平成19年度までの10日間が、平成20年

度からは5日間に短縮されているが、過去12回の経験を生かした改善を加えた。また、兵庫県教委と

兵教大との連携で企画・実施する学校管理職・教育行政職特別研修(ニューリーダー特別研修)は、

これまで各種媒体でも紹介され、管理職研修のカリキュラムのモデルとしても全国の注目を浴びて

いる。

2.特別研修の目的(育成が目指される力量)

兵庫県教委の『兵庫の教育改革プログラム~県民すべてがかかわる兵庫の教育をめざして~』(平

成15年7月)に述べられているように、教育行政・財政の地方分権化と自主的・自律的な学校経営

を進める改革のなかで、教育行政・学校経営のあり方が大きく見直されようとしている。それに対

応していくために、教育行政・学校経営の担当者には新たな力量が求められるようになっている。

そこで、そうした新しい教育行政・学校経営のあり方についての理解を深めるとともに、その基礎

的な知識を身につけ、新しい状況に対応することができる実践力を養っていくことが重要な課題に

なる。

特別研修は、これからの兵庫の学校経営と教育行政を担う人々に対して、教育行政・学校経営の

1

0123456789

現在H29.2.7

校内研修会

研修会

会議

講演会

特別授業

PTA関係

サマー

セミナ-

小学

校17

10

中学

校8

高等

学校

31

9

幼稚

園1

特別支援学校

1

教育

委員

会8

31

その

他※1

31

市町

村役

場(公民館等)

1

高齢

者大

学1

1

28

25

31

10

11

[備考](1)「校内研修会」は

学校内の教員を対象としたもの,「研

修会」は

当該学校以外の教員も参加対象とするものを示す。

(2)「特別授業」は

園児・児

童,生徒を対象とした講義,講演会を表す。

(3)「サマーセミナー」は

園児・児

童,生徒を対象とした夏期休業中のイベントを

示す。

(4)※

1は,学校,行政関係組織以外の組織(自

主的な研究会,実行委員会等)を

示す。

1 1 1

学   校   教   育   関   係

4

生涯

学習

関係

その他

1

校種等

合計

平成28年度スクール・パートナーシップ事業申請状況等一覧

合  計

12 1 69

27 8 13

120

0123456789

〔 参 考 資 料 〕

兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェクト実施要項

平成19年3月19日

学 長 裁 定

(設置)

第1 現職教員の研修を支援するために兵庫教育大学が行う研修事業のプログラムを開発,

実施することを目的として,「兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェク

ト」(以下「プロジェクト」という。)を組織する。

(研究,開発事項)

第2 プロジェクトにおいては,次の事項について研究,開発を行う。

(1) 現職教員研修の教育内容・方法に関すること。

(2) 現職教員研修における教育委員会・学校との連携協力に関すること。

(3) 現職教員研修の運営体制に関すること。

(4) 担当教員の研修(FD)に関すること。

(5) その他現職教員研修のプログラム開発に関すること。

(構成)

第3 プロジェクトを実施するための組織として「研修プログラムチーム」(以下「チーム」

という。)を置き,次の各号に掲げる者をもって組織する。

(1) 大学教員のうちから,学長が指名した者

(2) 教育委員会及び教育センター等の関係者のうちから,学長が委嘱した者

(3) 公私立学校等関係者のうちから,学長が委嘱した者

(4) 学校長会等関係者のうちから,学長が委嘱した者

(5) 本学大学院学校教育研究科修了生のうちから,学長が委嘱した者

(6) その他,学長が必要と認めた者

2 前項第1号から第5号までに掲げる構成員の任期は,2年とし,同項第6号に掲げる構

成員の任期は,指名に際し学長が別に定める。ただし,欠員を生じた場合の後任の構成員

の任期は,前任者の任期の残余の期間とする。

3 前項の規定による構成員は,再任されることができる。

(委員長及び副委員長)

第4 チームに委員長及び副委員長を置き,委員長は学長が指名し、副委員長は委員の互選

によって定める。

2 委員長はチーム会議を招集し,これを主宰する。

3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき,又は委員長が欠けたときは,

委員長の職務を代行する。

(専門部会)

第5 チームに,専門的な事項を調査研究するため専門部会を置くことができる。

(委員以外の者の出席)

第6 チーム会議は,必要があると認めるときは,委員以外の者の出席を求め,意見を聴く

ことができる。

(事務)

第7 プロジェクトに関する事務は,総務部企画課が処理する。

(雑則)

第8 この要項に定めるもののほか,プロジェクトの運営に関し必要な事項は別に定める。

附 則

1 この要項は,平成19年4月1日から施行する。

2 この要項施行後,最初に指名又は委嘱された構成員の任期は,第3の2項の規定に

かかわらず,平成21年3月31日までとする。

附 則(平成25年6月19日)

この要項は、平成25年6月19日から施行する。

121

0123456789

区 分 所 属 ・ 職 名 等 氏  名 備 考

人間発達教育専攻 教授 秋光 恵子

特別支援教育専攻 教授 井澤 信三

教科教育実践開発専攻 教授 渥美 茂明

教科教育実践開発専攻 教授 吉田 達弘

教科教育実践開発専攻 准教授 掛川 淳一

教育実践高度化専攻 教授 淺野 良一

教育実践高度化専攻 教授 大野 裕己

教育実践高度化専攻 准教授 安藤 福光

教育実践高度化専攻 教授 森山  潤

教育実践高度化専攻 教授 原田 智仁

教育実践高度化専攻 教授 初田  隆 委員長

教育実践高度化専攻 教授 吉川 芳則

教育実践高度化専攻 准教授 加藤 久恵 副委員長

兵庫県教育委員会 高校教育課副課長 志摩 直樹

兵庫県立教育研修所 主任指導主事兼企画調査課長

村中 利章

神戸市総合教育センター 研修室長 田尾みづほ

姫路市立総合教育センター 教育研修課研修企画・ICT係長

柳井 克文

尼崎市立教育総合センター 総括 重信 親秀

西宮市教育委員会学校教育部教育研修課長

乾  公一

兵庫教育文化研究所 事務局員 山中 浩路

関西学院中学部長 (兵庫県私学総連合会)

安田 栄三

伊丹市立伊丹小学校長 (兵庫県小学校長会)

河﨑 信良

神戸市立御影中学校長(兵庫県中学校長会)

白井 俊彦

兵庫県立加古川東高等学校長(兵庫県立学校長会)

安本  直

立花愛の園幼稚園長 (社団法人兵庫県私立幼稚園協会)

濱名  浩

大学院修了生関係者 兵庫県立北条高等学校長 菅野 恭介

任期:(学内委員)平成27年4月1日~平成29年3月31日

   (学外委員)平成27年6月1日~平成29年3月31日

兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェクト研修プログラムチーム構成員名簿

大 学 関 係 者

教 育 委 員 会,

教育センター等関係者

公私立学校等関係者

学校長会等関係者

平成28年9月1日現在

122

0123456789

- -

平成 

年度

現職教育研修支援プログラム開発に関する調査研究報告書   

兵庫教育大学現職教員研修支援プログラム開発プロジェクト研修プログラムチーム

28