17
中南米地域 701 1.中南米地域に対する政府開発援助(ODA)の考え方 (1)意義 中南米は、我が国と 100 年以上にわたる友好関係を有し、全世界の日系人の 6 割に当たる約 160 万人以上が 在住するなど、歴史的なつながりが深い。また、民主主義、自由市場経済といった基本的価値を我が国と共有 する国も多い。さらに、同地域は、鉄鉱石、銅、銀、原油、木材、小麦、大豆、とうもろこしなど、資源・食 料の一大供給地域であると同時に、近年の安定成長の下、5.6 億人に及ぶ人口、3.1 兆ドル(東南アジア諸国連 合(ASEAN)の3倍)に達する域内総生産を持つ有望な新興市場である。近年、 MERCOSURCANCARICOMSICA 等域内の地域経済統合の動きに加え、数多くの二国間・地域間の FTA を締結するなど、経済面で存在感 を高めている。 我が国との間では、近年メキシコ及びチリとの EPA が発効、 2008 11 月に日・ペルー投資協定が署名され、 2009 4 月に日・コロンビア投資協定交渉が、5 月に日・ペルーEPA 交渉が開始される等貿易投資関係が強化 されており、今後とも中南米との経済連携強化が課題となっている。 国際場裡では、ブラジルやメキシコなどの大国のみならず、その他の国も地域統合による発言力の強化を背 景にグループとしての存在感・影響力を高めており、国際社会共通の課題に対処するため中南米地域は我が国 の「共益を語れるパートナー」として連携を強化することが求められている。 その一方で、中南米諸国をつぶさに観察すると、中南米域内及び各国内での地域間格差、所得格差や、農村・ 山岳部の貧困、貧困に起因した麻薬犯罪、テロ、犯罪組織の増加などの問題を抱えている国が少なくない。ま た、一部の国々では、政情不安や国内武力抗争のため、平和の定着への支援が必要となっている。こうした状 況下において、中南米地域の安定と健全な経済・社会発展を実現するためには、中南米諸国が直面するこれら の課題に取り組む必要がある。またアマゾンの広大な熱帯雨林に代表される豊かな自然が存在する中南米にお いては、環境・気候変動問題への取組も重要となっている。さらに、2010 1 月にハイチで発生した大地震の 災害復旧・復興に対し、我が国を含めた国際社会からの支援を実施することは引き続き喫緊の課題であり、ま た、2 月に発生したチリの大規模地震の復旧支援の実施も求められる。 (2)基本方針 中南米地域が安定的に発展することは、国際社会での我が国との連携の拡大、資源・食糧の安定的確保や、 同地域における日本企業の活動活性化等を通じ、我が国の繁栄に資するものである。こうした認識の下、OOF との連携や官民連携を通じた支援を検討、実施していく。 また、中南米地域は、歴史的課題である貧困、格差の解消といった問題に取り組んでいるところであり、我 が国は、適切な社会開発政策を支援していくとの考えの下、保健・医療、教育などの分野での支援を行ってい く。さらに、中南米地域においては、地域内に共通する開発課題が存在することから、日本の援助資源の効果 的・効率的な活用の観点からも、国境を越えて存在する共通の開発課題に関して複数国に利益となる案件を実 施していく。 環境・気候変動問題への取組強化は地域全体の課題であることから、中南米諸国の関心の高い自然環境保全 やエネルギー効率向上、公害対策への支援等を行う。 また、引き続き、中南米地域の平和と安定のため選挙支援、政情不安や国内武力抗争を抱える国への平和の 定着のための支援も行っていく。 さらに、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチンなど中南米諸国の中には、長年の我が国の経済協力の実 績が実を結び、第三国への支援が可能な段階に入った国が複数ある。我が国はこれらの国々と、パートナーシ ップ協定を締結しており、この枠組みを活用し、中南米地域やその他の地域の途上国に対する支援を推進して いく。 Ⅵ 中南米地域

Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 701 -

1.中南米地域に対する政府開発援助(ODA)の考え方

(1)意義

中南米は、我が国と 100 年以上にわたる友好関係を有し、全世界の日系人の 6 割に当たる約 160 万人以上が

在住するなど、歴史的なつながりが深い。また、民主主義、自由市場経済といった基本的価値を我が国と共有

する国も多い。さらに、同地域は、鉄鉱石、銅、銀、原油、木材、小麦、大豆、とうもろこしなど、資源・食

料の一大供給地域であると同時に、近年の安定成長の下、5.6 億人に及ぶ人口、3.1 兆ドル(東南アジア諸国連

合(ASEAN)の3倍)に達する域内総生産を持つ有望な新興市場である。近年、MERCOSUR、CAN、CARICOM、

SICA 等域内の地域経済統合の動きに加え、数多くの二国間・地域間の FTA を締結するなど、経済面で存在感

を高めている。

我が国との間では、近年メキシコ及びチリとの EPA が発効、2008 年 11 月に日・ペルー投資協定が署名され、

2009 年 4 月に日・コロンビア投資協定交渉が、5 月に日・ペルーEPA 交渉が開始される等貿易投資関係が強化

されており、今後とも中南米との経済連携強化が課題となっている。

国際場裡では、ブラジルやメキシコなどの大国のみならず、その他の国も地域統合による発言力の強化を背

景にグループとしての存在感・影響力を高めており、国際社会共通の課題に対処するため中南米地域は我が国

の「共益を語れるパートナー」として連携を強化することが求められている。

その一方で、中南米諸国をつぶさに観察すると、中南米域内及び各国内での地域間格差、所得格差や、農村・

山岳部の貧困、貧困に起因した麻薬犯罪、テロ、犯罪組織の増加などの問題を抱えている国が少なくない。ま

た、一部の国々では、政情不安や国内武力抗争のため、平和の定着への支援が必要となっている。こうした状

況下において、中南米地域の安定と健全な経済・社会発展を実現するためには、中南米諸国が直面するこれら

の課題に取り組む必要がある。またアマゾンの広大な熱帯雨林に代表される豊かな自然が存在する中南米にお

いては、環境・気候変動問題への取組も重要となっている。さらに、2010 年 1 月にハイチで発生した大地震の

災害復旧・復興に対し、我が国を含めた国際社会からの支援を実施することは引き続き喫緊の課題であり、ま

た、2 月に発生したチリの大規模地震の復旧支援の実施も求められる。

(2)基本方針

中南米地域が安定的に発展することは、国際社会での我が国との連携の拡大、資源・食糧の安定的確保や、

同地域における日本企業の活動活性化等を通じ、我が国の繁栄に資するものである。こうした認識の下、OOF

との連携や官民連携を通じた支援を検討、実施していく。

また、中南米地域は、歴史的課題である貧困、格差の解消といった問題に取り組んでいるところであり、我

が国は、適切な社会開発政策を支援していくとの考えの下、保健・医療、教育などの分野での支援を行ってい

く。さらに、中南米地域においては、地域内に共通する開発課題が存在することから、日本の援助資源の効果

的・効率的な活用の観点からも、国境を越えて存在する共通の開発課題に関して複数国に利益となる案件を実

施していく。

環境・気候変動問題への取組強化は地域全体の課題であることから、中南米諸国の関心の高い自然環境保全

やエネルギー効率向上、公害対策への支援等を行う。

また、引き続き、中南米地域の平和と安定のため選挙支援、政情不安や国内武力抗争を抱える国への平和の

定着のための支援も行っていく。

さらに、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチンなど中南米諸国の中には、長年の我が国の経済協力の実

績が実を結び、第三国への支援が可能な段階に入った国が複数ある。我が国はこれらの国々と、パートナーシ

ップ協定を締結しており、この枠組みを活用し、中南米地域やその他の地域の途上国に対する支援を推進して

いく。

Ⅵ 中南米地域

Page 2: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 702 -

表-1 主要経済指標等

人口 GNI総額一人あたり

GNI 経済成長率 貿易額 対外債務残高

債務返済

比率(DSR)

財政収支

/GDP比

債務

/GNI比

債務残高

/輸出比 援助受取総額

輸出 輸入 貿易収支

国 名

2008年

(百万人)

2008年

(百万ドル)

2008年

(ドル)

2008年

(%) 2008年

(百万ドル)

2008年

(百万ドル)

2008年

(百万ドル)

2008年

(百万ドル)

2008年

(%)

2008年

(%)

2008年

(%)

2008年

(%)

2008年

(百万ドル)

ア ル ゼ ン チ ン 39.9 321,256.77 7,190 6.8 82,090.43 67,652.62 14,437.82 128,284.78 3.0 - 48.3 170.7 130.50

アンティグア・バーブーダ 0.1 1,134.81 13,020 0.2 641.83 942.51 -300.68 - - - - - 8.22

ウ ル グ ア イ 3.3 30,436.07 8,020 8.5 9,333.81 10,082.57 -748.76 11,048.67 4.9 -0.9 40.0 121.6 33.29

エ ク ア ド ル 13.5 53,078.39 3,700 7.2 20,459.97 20,729.97 -270.00 16,851.00 5.0 - 33.8 75.4 230.61

エ ル サ ル バ ド ル 6.1 21,578.60 3,460 2.5 6,120.58 11,012.16 -4891.58 10,110.26 4.6 0.3 47.0 98.3 233.35

ガ イ ア ナ 0.8 1,144.58 1,450 3.0 1,000.91 1,506.54 -505.63 815.51 2.3 - 50.1 44.9 165.53

キ ュ ー バ 11.2 - - - - - - - - - - - 127.48

グ ア テ マ ラ 13.7 38,431.95 2,680 4.0 9,719.30 15,570.20 -5850.90 15,889.16 4.6 -1.6 42.4 108.8 536.03

グ レ ナ ダ 0.1 632.57 5,870 0.9 193.21 452.10 -258.89 519.02 3.7 - 102.2 250.6 33.04

コ ス タ リ カ 4.5 28,941.25 6,060 2.6 13,651.16 16,433.14 -2781.98 8,811.62 5.4 -0.8 33.4 61.1 66.12

コ ロ ン ビ ア 45.0 232,964.23 4,610 2.4 42,668.78 44,743.74 -2,074.96 46,886.79 3.4 - 22.6 107.6 972.01

ジ ャ マ イ カ 2.7 13,954.95 4,800 -1.3 5,294.48 9,913.85 -4619.37 10,034.05 7.9 -5.1 87.0 148.3 79.35

ス リ ナ ム 0.5 2,738.33 4,760 5.1 1,992.70 1,747.80 244.90 - - - - - 101.50

セ ン ト ク リ ス ト フ ァ ー ・ ネ ー ヴ ィ ス - 559.59 11,210 4.6 229.25 408.61 -179.37 257.69 8.0 - 44.8 83.0 46.24

セ ン ト ビ ン セ ン ト 及びグレナディーン諸島 0.1 559.16 5,130 1.1 209.69 439.35 -229.66 207.11 5.0 - 33.0 67.5 26.81

セ ン ト ル シ ア 0.2 907.00 5,430 0.8 529.30 820.28 -290.98 830.62 5.3 - 85.7 148.9 19.09

チ リ 16.8 157,427.27 9,470 3.7 77,248.87 69,272.63 7,976.24 64,276.51 9.6 4.7 40.8 74.2 73.05

ド ミ ニ カ 0.1 353.73 4,790 3.5 152.12 287.32 -135.20 303.17 5.2 - 81.5 152.8 21.86

ド ミ ニ カ 共 和 国 10.0 43,725.84 4,330 5.3 11,887.50 17,941.40 -6053.90 10,484.27 3.3 - 23.9 60.7 152.64

ト リ ニ ダ ー ド ・ ト バ ゴ 1.3 23,293.59 15,580 3.5 - - - - - - - - 12.17

ニ カ ラ グ ア 5.7 6,204.77 1,050 3.2 2,936.70 5,357.10 -2420.40 3,558.40 4.4 - 31.8 52.7 740.72

ハ イ チ 9.9 - - 0.8 832.97 2,853.79 -2020.82 1,935.27 - - 17.0 51.0 911.81

パ ナ マ 3.4 21,604.90 6,290 10.7 16,149.10 17,490.30 -1,341.20 10,721.70 7.8 - 54.3 62.1 28.54

パ ラ グ ア イ 6.2 16,711.03 2,140 5.8 8,913.90 9,541.43 -627.54 4,162.66 2.8 3.2 29.2 50.2 133.54

バ ル バ ド ス 0.3 - - - - - - - - - - - 4.83

ブ ラ ジ ル 192.0 1,609,692.05 7,490 5.1 228,392.97 220,247.10 8,145.87 255,613.61 3.4 -1.2 18.7 121.1 460.36

ベ ネ ズ エ ラ 27.9 312,176.80 9,170 4.8 97,300.00 59,998.00 37,302.00 50,229.28 1.9 - 21.0 58.4 59.22

ベ リ ー ズ 0.3 1,197.35 3,740 3.8 866.57 957.85 -91.29 1,030.87 8.2 - 69.6 88.8 25.22

ペ ル ー 28.8 120,640.20 3,990 9.8 35,178.75 34,050.29 1,128.47 28,554.66 4.1 2.0 27.8 81.3 465.52

ボ リ ビ ア 9.7 16,137.90 1,460 6.1 6,947.48 5,680.25 1,267.23 5,537.32 5.9 - 14.1 29.4 627.87

ホ ン ジ ュ ラ ス 7.3 13,695.38 1,790 4.0 6,956.12 11,603.34 -4647.22 3,429.57 2.7 -0.2 11.6 15.0 564.33

メ キ シ コ 106.4 1,072,940.00 10,000 1.5 309,822.15 333,838.37 -24016.21 203,983.73 3.9 - 19.7 61.6 149.01

出典)World Development Indicators/The World Bank (2010)

注)貿易額は、輸出入いずれもFOB価格。

Page 3: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 703 -

表-2 我が国との関係

貿易額 我が国による

直接投資

進出日本

企業数

在留する

日本人数 日本在留人数

対日輸出 対日輸入 対日収支 国 名

2009年

(百万円)

2009年

(百万円)

2009年

(百万円)

2009年

(百万ドル)

2009年

11月現在

2009年

11月1日現在

(人)

2009年

12月31日現在

(人)

ア ル ゼ ン チ ン 59,044.80 56,731.35 2,313.45 - 28 11,761 3,484

ア ン テ ィ グ ア ・ バ ー ブ ー ダ 13.65 1,182.06 -1,168.42 - - 4 10

ウ ル グ ア イ 6,834.48 6,718.16 116.32 - 2 388 127

エ ク ア ド ル 15,407.04 47,075.08 -31,668.04 - 3 434 229

エ ル サ ル バ ド ル 2,545.32 5,742.63 -3,197.31 - 6 185 125

ガ イ ア ナ 697.48 2,604.62 -1,907.14 - - 13 10

キ ュ ー バ 1,277.97 4,884.26 -3,606.29 - - 193 215

グ ア テ マ ラ 12,890.06 15,037.12 -2,147.06 - 3 317 107

グ レ ナ ダ 0.57 513.11 -512.53 - - 0 1

コ ス タ リ カ 30,523.08 42,521.19 -11,998.11 - 5 371 177

コ ロ ン ビ ア 36,175.99 72,382.51 -36,206.52 - 16 1,302 2,705

ジ ャ マ イ カ 3,172.04 7,799.52 -4,627.48 - 3 158 316

ス リ ナ ム 600.01 6,787.65 -6,187.64 - - 9 15

セ ン ト ク リ ス ト フ ァ ー ・ ネ ー ヴ ィ ス 15.07 482.86 -467.79 - - 1 1

セントビンセント及びグレナディーン諸島 13.52 469.09 -455.57 - - 14 7

セ ン ト ル シ ア 2.77 724.31 -721.55 - - 27 13

チ リ 494,973.78 124,933.38 370,040.41 - 30 1,197 710

ド ミ ニ カ 117.28 713.17 -595.89 - - 13 44

ド ミ ニ カ 共 和 国 4,367.73 11,268.40 -6,900.66 - 1 821 477

ト リ ニ ダ ー ド ・ ト バ ゴ 5,128.28 10,511.93 -5,383.65 - 3 42 80

ニ カ ラ グ ア 1,063.79 3,316.44 -2,252.64 - - 149 75

ハ イ チ 99.49 4,722.75 -4,623.26 - - 20 21

パ ナ マ 16,574.11 1,197,212.80 -1,180,638.69 114.08 34 318 64

パ ラ グ ア イ 4,190.90 4,793.28 -602.38 - 3 3,719 2,240

バ ル バ ド ス 5.31 2,871.41 -2,866.10 - 1 6 64

ブ ラ ジ ル 592,554.36 395,041.74 197,512.62 3,753.40 202 59,627 267,456

ベ ネ ズ エ ラ 4,345.84 50,001.25 -45,655.42 - 27 544 323

ベ リ ー ズ 598.48 473.21 125.27 - - 38 9

ペ ル ー 155,157.45 53,420.67 101,736.78 60.37 16 3,294 57,464

ボ リ ビ ア 19,666.48 6,907.43 12,759.05 - 3 2,719 6,094

ホ ン ジ ュ ラ ス 2,626.44 3,997.64 -1,371.20 - 1 253 177

メ キ シ コ 261,096.72 636,567.25 -375,470.53 210.93 199 6,501 1,995

出典)貿易統計/財務省、貿易・投資・国際収支統計/JETRO、海外進出企業総覧/東洋経済新報社(2010年)、海外在留邦人数調査統計/外務省(平

成22年)、在留外国人統計/法務省(平成21年)

2.中南米地域に対する2009年度ODA実績

(1)我が国は、2009 年に支出純額ベースで ODA 総額の 2.4%に相当する 1 億 4,261 万ドルを中南米地域に供与

した。

(イ)円借款については、近年は、発電所、港湾、道路、上下水道といったインフラ整備及び環境分野での協

力が主である。2009 年度は、上下水道の分野の 4 案件に係る円借款供与がブラジルに対し 2 件、ペルーに

対し 1 件決定された。

(ロ)技術協力については、中南米地域の多様なニーズに加え、援助吸収能力も高いなど、受入国側の条件が

比較的整っていることから、教育、保健医療、環境等の分野を中心として、積極的に実施している。また、

Page 4: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 704 -

広域に裨益する案件として、中米地域における算数教育、母子保健、医療等の分野において技術協力を実

施してきており、裨益国から高い評価を得ている。また、裾野産業育成及び投資環境の整備の分野におい

ては、研修員の受入などキャパシティ・ビルディングを中心に実施してきている。さらに、我が国と中南

米諸国の南南協力支援の一環として、チリ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコとパートナーシップ・プ

ログラムの枠組み文書に署名しており、他の中南米諸国やアフリカ等のポルトガル語圏の開発途上国に対

し、これらパートナー国と共同で、経済・社会開発支援を継続している。

(ハ)無償資金協力では、一般プロジェクト無償資金協力として、保健医療、水、教育分野のほか、広域イン

フラ案件となる国境橋の建設を 2 件実施している。また、防災災害復興支援、貧困農民支援、食糧援助、

ノン・プロジェクト無償資金協力、水産無償資金協力及び文化無償資金協力等の実績も多い。加えて、中

南米地域のよりきめ細かい援助ニーズに応えるため、一般プロジェクト無償資金協力の卒業国に対しても

草の根・人間の安全保障無償資金協力を継続的に実施しており、先方政府及び受益者より高い評価を得て

いる。また、2009 年度は、太陽光発電、森林保全及び水・防災等の分野で環境プログラム無償資金協力 12

件の実施を決定した。

(2)ほぼ共通の言語及び開発課題を持つ中南米地域に対しては、効果的・効率的な支援を行う観点から、中南

米の地域統合体との意見交換を進めてきている。特に、中米地域及びカリブ諸国との関係では、SICA及びカリ

コムとの協議において、広域協力に係る協議を行い、また広域案件形成のための専門家をそれぞれの機関に派

遣し、双方の意見交換を通じた案件形成への取組を活発化させている。また我が方としても、中米広域案件形

成タスクフォースを立ち上げ、広域案件形成に向けた活動を行っている。

表-3 中南米地域に対する我が国二国間ODA実績 (支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦 年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 累 計

298.59 269.63 204.36 139.23 765.53 563.24 329.28 154.02 185.93 124.39 無償資金協力

(14.2) (14.2) (11.9) (8.2) (17.7) (8.6) (7.1) (4.5) (3.9) (5.6) 5,795.83

- - - - - - 3.59 4.82 8.91 14.33 (うち国際機関を通じた贈与) - - - - - - (1.0) (1.2) (1.2) (2.2)

31.64

341.25 302.95 268.88 248.53 215.28 218.64 198.87 188.98 182.67 213.49 技 術 協 力

(9.5) (10.7) (10.1) (9.0) (7.7) (8.3) (7.6) (7.4) (6.1) (6.8) 6,623.70

639.84 572.58 473.24 387.76 980.81 781.88 528.15 343.00 368.60 337.88

贈 与 計 (11.3) (12.1) (10.8) (8.7) (13.8) (8.5) (6.9) (5.7) (4.7) (6.3)

12,419.53

159.71 165.62 119.15 76.13 -671.51 -373.35 -96.79 -117.41 -99.11 -195.29

政府貸付等 (3.9) (6.1) (5.1) (4.0) - (-30.8) - - - -

3,298.03

799.55 738.17 592.40 463.87 309.28 408.51 431.39 225.60 269.45 142.61 政府開発援助計

(ODA計) (8.2) (9.9) (8.9) (7.3) (5.2) (3.9) (5.9) (3.9) (4.0) (2.4) 15,717.49

出典)OECD/DAC

注)1.( )内は各形態別の全世界合計(東欧・卒業国を除く)に占める中南米地域の割合(%)

2.従来、国際機関を通じた贈与は「国際機関向け拠出・出資等」として本データブックの集計対象外としてきたが、2007年より拠出時に

供与先の国が明確であるものについては、各被援助国への援助として「無償資金協力」へ計上することに改めた。

3.四捨五入の関係上、合計が一致しないことがある。

図-1 中南米及び全世界に対する我が国二国間ODAの形態別構成 (2009年、支出純額ベース、単位:百万ドル)

Page 5: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 705 -

表-4 中南米地域に対する我が国国別二国間ODA実績 (支出純額ベース、単位:百万ドル)

国 名 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年

ア ル ゼ ン チ ン 37.29 16.51 12.88 11.58 9.26 10.97 7.99 15.09 5.89 9.00

アンティグア・バーブーダ 0.48 3.81 8.75 2.74 1.27 5.42 1.99 0.21 0.63 0.97

ウ ル グ ア イ 5.81 5.91 4.08 2.11 1.99 2.22 2.31 2.59 1.00 2.43

エ ク ア ド ル 20.13 16.54 28.29 7.32 -2.68 6.17 4.54 2.97 -5.73 -11.76

エ ル サ ル バ ド ル 66.88 58.24 32.91 21.37 2.34 22.65 29.83 26.80 30.57 -3.82

ガ イ ア ナ 0.61 4.77 0.69 2.85 10.72 0.50 5.63 4.23 7.75 4.64

キ ュ ー バ 2.00 1.86 3.68 5.79 3.39 5.81 3.39 1.80 4.01 3.63

グ ア テ マ ラ 67.05 45.70 29.40 37.40 25.37 32.84 38.86 17.65 10.60 25.97

グ レ ナ ダ 6.47 2.42 1.17 7.00 4.92 1.16 0.49 0.08 0.43 0.68

コ ス タ リ カ -6.28 -3.13 -2.82 -4.24 -5.24 -1.41 6.08 17.32 -1.16 58.29

コ ロ ン ビ ア 8.05 7.10 4.32 -7.22 -8.43 -2.24 -5.81 0.36 -6.89 -6.69

ジ ャ マ イ カ -12.23 -4.29 -6.56 -11.41 -15.84 -17.94 -16.23 -8.02 -3.74 -5.25

ス リ ナ ム 9.70 1.17 0.38 0.65 2.59 0.20 0.45 2.91 3.93 0.26

セントクリストファー・ネーヴィス 0.35 1.59 6.33 0.01 0.41 0.71 4.27 0.80 0.02 0.03

セントビンセント及びグレナディーン諸島 2.48 0.37 0.33 1.12 5.98 3.20 1.38 2.54 9.47 3.67

セ ン ト ル シ ア 7.43 1.37 8.72 3.79 1.00 1.31 1.95 2.03 1.47 6.40

チ リ 21.35 21.85 -39.57 7.07 -34.58 10.57 8.08 8.75 6.60 7.90

ド ミ ニ カ 3.63 3.52 11.33 2.29 14.21 0.84 0.54 0.66 1.20 0.23

ド ミ ニ カ 共 和 国 29.59 42.40 42.65 30.61 15.26 3.02 6.21 2.96 1.59 4.46

ト リ ニ ダ ー ド ・ ト バ ゴ 1.82 1.17 2.65 2.23 1.90 1.97 1.33 0.08 0.02 0.08

ニ カ ラ グ ア 76.47 61.95 31.42 24.38 29.93 49.23 35.93 30.64 43.77 17.39

ハ イ チ 13.46 8.55 9.26 4.73 5.91 0.94 5.53 6.80 11.72 24.84

パ ナ マ 3.01 3.50 5.30 8.37 6.21 2.11 2.09 1.98 4.11 33.51

パ ラ グ ア イ 51.51 34.77 26.82 20.22 -3.28 27.47 25.92 28.90 30.85 37.31

バ ル バ ド ス 0.29 0.38 0.43 0.85 0.81 0.62 0.12 0.10 0.09 0.04

ブ ラ ジ ル 169.61 106.11 117.60 92.21 41.71 30.75 -13.06 -9.91 93.28 -93.21

ベ ネ ズ エ ラ 4.57 3.12 3.74 3.53 4.57 4.31 2.77 2.37 2.75 2.13

ベ リ ー ズ 0.67 0.63 0.76 0.73 1.06 1.90 1.61 1.55 1.47 1.70

ペ ル ー 191.68 156.52 119.58 104.90 89.80 43.47 -0.48 39.81 -17.91 -36.77

ボ リ ビ ア 43.73 65.91 37.50 32.32 50.82 40.58 100.42 36.93 35.48 31.78

ホ ン ジ ュ ラ ス 50.14 76.31 94.85 31.99 31.34 103.47 138.01 20.76 40.86 41.72

メ キ シ コ -92.58 -11.12 -6.62 11.30 13.01 11.81 21.40 -45.21 -54.69 -30.71

モ ン セ ラ ッ ト 0.07 0.05 0.07 0.05 0.06 0.05 - - - -

中 南 米 の 複 数 国 向 け 14.31 2.61 2.08 5.23 3.49 3.83 7.85 9.07 10.01 11.76

合 計 799.55 738.17 592.40 463.87 309.28 408.51 431.39 225.60 269.45 142.61

出典)OECD/DAC

注)1.合計には、卒業年より前のアルバ(2000年卒業)・蘭領アンティル(2000年卒業)向け実績を含む。

2.複数国向け援助とは、調査団の派遣やセミナー等、複数国にまたがる援助。

Page 6: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 706 -

表-5 中南米地域に対する我が国二国間ODAの形態別・国別・年度別実績

(1) 円借款 (単位:億円)

国 名 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 累 計

ア ル ゼ ン チ ン − − − − − 81.50

ウ ル グ ア イ − − − − − 71.66

エ ク ア ド ル − − − − − 664.36

エ ル サ ル バ ド ル − − − − − 448.77

グ ア テ マ ラ 73.57 − − − − 268.36

コ ス タ リ カ 150.01 − − − − 661.55

コ ロ ン ビ ア − − − − − 673.16

ジ ャ マ イ カ − − − − − 534.21

チ リ − − − − 270.70 270.70

ド ミ ニ カ 共 和 国 − − − − − 315.80

ニ カ ラ グ ア − − − − − 210.79

パ ナ マ − − 193.71 − 323.21 323.21

パ ラ グ ア イ 214.02 − − − − 1,334.38

ブ ラ ジ ル − − − − 206.34 3,471.94

ペ ル ー − 59.72 − 221.31 93.01 3,957.49

ボ リ ビ ア − − − − − 470.26

ホ ン ジ ュ ラ ス − − − − − 347.74

メ キ シ コ − − − − − 2,295.68

合 計 437.60 59.72 193.71 221.31 299.35 16,401.56

Page 7: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 707 -

(2) 無償資金協力 (単位:億円)

国 名 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 累 計

ア ル ゼ ン チ ン 0.05 − 0.17 0.15 0.33 57.99

アンティグア・バーブーダ − − − - 13.28 51.90

ウ ル グ ア イ 0.66 1.19 0.62 0.76 8.28 17.93

エ ク ア ド ル 21.81 14.61 12.23 15.17 12.35 314.84

エ ル サ ル バ ド ル 15.61 9.34 5.09 5.88 18.55 339.80

ガ イ ア ナ 5.00 6.51 12.31 8.76 0.08 131.26

キ ュ ー バ 0.38 0.69 0.57 1.69 0.75 19.08

グ ア テ マ ラ 31.94 28.89 3.43 3.21 18.91 424.16

グ レ ナ ダ 1.68 − − 0.10 11.70 52.58

コ ス タ リ カ 1.37 2.63 1.65 1.37 17.20 51.10

コ ロ ン ビ ア 6.43 5.08 4.29 3.53 (0.20) 4.45 (0.37) 111.45 (0.57)

ジ ャ マ イ カ 0.19 0.30 0.31 0.20 0.47 15.53

ス リ ナ ム 0.04 8.17 0.13 0.20 - 49.57

セントクリストファー・ネーヴィス 6.20 0.08 − - 0.10 16.29

セントビンセント及びグレナディーン諸島 0.12 5.55 8.75 - - 54.27

セ ン ト ル シ ア 0.13 0.05 0.18 5.46 - 63.20

チ リ 0.98 0.73 1.11 1.10 4.26 95.44

ド ミ ニ カ 0.04 0.09 0.04 7.53 0.10 65.39

ド ミ ニ カ 共 和 国 1.31 7.53 0.87 1.56 0.82 249.70

ト リ ニ ダ ー ド ・ ト バ ゴ − - − 0.07 - 1.54

ニ カ ラ グ ア 48.85 13.83 20.55 27.03 22.91 701.90

ハ イ チ 7.24 6.95 12.06 18.68 (0.20) 40.06 (0.18) 332.63 (0.38)

パ ナ マ 0.22 0.77 0.75 1.61 (0.47) 0.93 34.79 (0.47)

パ ラ グ ア イ 8.50 15.34 5.39 10.08 8.42 316.83

ブ ラ ジ ル 3.96 3.27 3.35 3.70 3.34 29.93

ベ ネ ズ エ ラ 0.62 0.72 0.36 0.65 0.92 12.25

ベ リ ー ズ − − 0.17 0.10 5.19 7.27

ペ ル ー 4.31 13.99 12.48 6.46 (0.57) 9.34 591.31 (0.57)

ボ リ ビ ア 31.30 31.85 18.88 17.55 12.24 863.28

ホ ン ジ ュ ラ ス 22.06 14.54 23.49 26.91 13.76 719.91

メ キ シ コ 0.31 0.93 1.15 0.37 1.54 59.31

中 南 米 の 複 数 国 向 け - - − 0.55 (0.55) (0.63) 7.68 (1.18)

合 計 221.31 193.63 150.36 170.42 (1.99) 230.88 (1.18) 5,860.15 (3.17)

Page 8: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 708 -

(3) 技術協力 (単位:億円)

国 名 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 累計

ア ル ゼ ン チ ン 13.03(9.58) 10.76(8.11) 7.71(5.71) 8.40(5.51) 7.55 459.02

アンティグア・バーブーダ 0.06(0.06) 0.22(0.17) 0.36(0.32) 0.62(0.61) 0.86 6.18

ウ ル グ ア イ 3.18(2.98) 4.33(4.09) 2.82(2.75) 2.57(2.45) 3.70 141.72

エ ク ア ド ル 10.44(10.08) 7.21(6.71) 6.38(6.24) 8.47(7.75) 8.61 207.44

エ ル サ ル バ ド ル 6.64(6.38) 10.47(10.23) 9.07(8.99) 10.56(10.43) 11.36 181.23

ガ イ ア ナ 0.71(0.68) 0.29(0.26) 0.24(0.23) 0.48(0.48) 0.64 11.43

キ ュ ー バ 4.32(4.18) 2.80(2.60) 1.27(1.20) 2.14(1.96) 3.67 38.11

グ ア テ マ ラ 8.66(8.35) 8.39(8.22) 8.68(8.60) 9.53(9.45) 11.50 260.52

グ レ ナ ダ 0.07(0.07) 0.10(0.05) 0.27(0.26) 0.25(0.25) 0.58 10.94

コ ス タ リ カ 8.74(8.47) 7.70(7.52) 5.14(4.99) 5.26(5.15) 6.50 198.59

コ ロ ン ビ ア 7.74(7.16) 10.30(9.76) 8.80(8.38) 6.46(6.08) 6.60 278.57

ジ ャ マ イ カ 3.29(3.21) 2.90(2.83) 2.63(2.54) 2.91(2.88) 3.90 81.18

ス リ ナ ム 0.19(0.19) 0.62(0.62) 0.05(0.05) 0.04(0.04) 0.05 6.98

セントクリストファー・ネーヴィス 0.09(0.09) 0.00(0.00) 0.07(0.07) - 0.23 2.56

セントビンセント及びグレナディーン諸島 1.65(1.65) 0.90(0.89) 0.66(0.65) 0.72(0.72) 0.76 14.49

セ ン ト ル シ ア 1.35(1.30) 2.59(2.58) 1.76(1.75) 1.19(1.19) 1.42 22.70

チ リ 10.75(8.46) 11.24(9.37) 9.53(6.93) 8.22(5.83) 6.85 408.78

ド ミ ニ カ 0.74(0.72) 0.51(0.47) 0.57(0.57) 1.18(1.18) 0.71 13.24

ド ミ ニ カ 共 和 国 11.76(11.57) 12.70(12.56) 12.08(11.96) 9.72(9.64) 10.64 288.79

ト リ ニ ダ ー ド ・ ト バ ゴ 1.90(1.87) 1.10(1.08) 0.02(0.02) - 0.00 32.57

ニ カ ラ グ ア 11.36(11.10) 10.03(9.90) 9.62(9.51) 9.70(9.6 ) 9.72 187.52

ハ イ チ 0.60(0.57) 0.72(0.64) 0.39(0.35) 0.33(0.29) 2.02 15.80

パ ナ マ 8.58(8.31) 9.15(8.74) 8.45(7.87) 7.23(7.12) 5.87 270.05

バ ハ マ - - - - - 0.63

パ ラ グ ア イ 17.59(16.81) 16.53(15.48) 13.46(13.26) 15.46(15.2 ) 17.61 798.09

バ ル バ ド ス 0.69(0.67) 0.01(0.01) 0.21(0.21) 0.65(0.65) 0.70 10.53

ブ ラ ジ ル 28.00(21.61) 23.31(14.94) 16.94(12.37) 21.49(14.44) 19.93 1,023.76

ベ ネ ズ エ ラ 2.54(2.28) 2.75(2.50) 2.42(2.12) 1.97(1.6 ) 1.63 99.18

ベ リ ー ズ 1.92(1.87) 1.82(1.77) 1.53(1.52) 1.55(1.53) 1.45 14.66

ペ ル ー 9.26(7.06) 12.80(7.62) 10.39(8.23) 9.47(8.38) 15.36 474.37

ボ リ ビ ア 19.49(19.16) 17.93(17.32) 16.27(15.49) 15.56(15.27) 16.95 646.92

ホ ン ジ ュ ラ ス 11.90(11.64) 12.63(12.51) 9.88(9.82) 10.56(10.4 ) 9.67 380.33

メ キ シ コ 19.21(16.85) 18.10(16.03) 15.37(13.87) 12.34(12.34) 9.81 693.42

モ ン セ ラ ッ ト - - - - - 0.07

蘭 領 ア ン テ ィ ル - - - - - 0.06

中 南 米 の 複 数 国 向 け 6.69(6.07) 8.96(8.78) 9.96(9.51) 10.55(10.02) - 3.50

合 計 233.13(211.04) 229.86(204.38) 193.01(176.34) 195.59(178.47) 196.84 7,284

注)1.「年度」の区分は、円借款及び無償資金協力は原則として交換公文ベース、技術協力は予算年度による。

2.「金額」は、円借款及び無償資金協力は交換公文ベース、技術協力はJICA経費実績及び各府省庁・各都道府県等の技術協力経費実績ベー

スによる。ただし、無償資金協力のうち、国際機関を通じた贈与(2008年度実績より、括弧内に全体の内数として記載)については、原則

として交換公文ベースで集計し、交換公文のない案件に関しては案件承認日又は送金日を基準として集計している。草の根・人間の安全保

証無償資金協力と日本NGO連携無償資金協力、草の根文化無償資金協力に関しては贈与契約に基づく。

3.円借款の累計は債務繰延・債務免除を除く。

4.2005~2008年度の技術協力においては、日本全体の技術協力事業の実績であり、2005~2008年度の( )内はJICAが実施している技術協

力事業の実績。なお、2009年度の日本全体の実績については集計中であるため、JICA実績のみを示し、累計についてはJICAが実施している

技術協力事業の実績の累計となっている。

5.四捨五入の関係上、合計が一致しないことがある。

Page 9: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 709 -

表-6 中南米地域に対する我が国無償資金協力のサブ・スキーム別実績

(1) 全体内訳 (単位:億円)

年度 一 般

プロジェクト

ノン・プロ

ジ ェ ク ト

草の根・

人 間 の

安全保障

日 本

NGO連携

人材育成

研究支援

テロ対策

等 治 安

防災・災害

復興支援

コミュニティ

開発支援

貧困削減

戦略支援

環 境

プログラム水 産 文 化 緊 急

食糧援助

(KR)

貧困農民

支 援

(2KR) 総 計

53.00 11.00 33.14 0.20 − − 11.37 14.31 8.75 2.31 1.98 4.80 9.50 150.362007 年

(8.0) (3.9) (27.9) (1.1) − − (22.2) (15.1) (19.0) (11.6) (4.7) (3.0) (16.6) (9.3)

57.73 18.00 32.73 − − − 4.55 10.16 12.80 5.92 2.73 17.30 6.50 168.432008 年

(9.6) (6.6) (27.5) − − − (15.3) (14.9)

− (27.5) (30.3) (5.7) (6.6) (11.0) (9.9)

29.06 6.00 31.95 0.57 − − 1.43 − − 87.41 24.98 12.39 29.61 6.3 − 229.72009 年

(4.7) (1.9) (27.0) (1.3) − − (3.6) − − (15.3) (54.4) (64.1) (32.7) (3.2) − (10.2) 注)1.( )は、金額の全世界合計に占めるシェア(%)

2.ノン・プロジェクトには「紛争予防・平和構築無償資金協力」を含む。

3.文化には「一般文化無償資金協力」と「草の根文化無償資金協力」を含む。

4.「貧困農民支援(2KR)」は、2005 年度に「食糧増産援助(2KR)」を改称したもの。

5.2006 年度から「テロ対策等治安無償資金協力」、「防災・災害復興支援無償資金協力」、「コミュニティ開発支援無償資金協力」を追加。

6.2008 年度から「環境プログラム無償資金協力」及び「貧困削減戦略支援無償賞金協力」を追加。

(2) 一般プロジェクト無償資金協力内訳 (単位:億円)

年度 医療・保健 水・環境 教育 農業・水産 防災・災害 道路・港湾・通信など エネルギー 地 雷 そ の 他 計

4.26 15.03 - - - 9.77 - - - 29.062009 年 (3.2) (8.8) - - - (4.2) - - - (4.7)

注)( )は、金額の全世界合計に占めるシェア(%)

表-7 中南米地域に対する我が国技術協力の年度別・形態別実績

年度 経費総額

(億円)

研修員受入

(人)

専門家派遣

(人)

調査団派遣

(人)

協力隊派遣

(人)

その他ボランティア

(人)

233.13 〔211.04〕 4,943 〔3,088〕 480 〔388〕 962 〔941〕 399 250 2005年

(10.2) 〔(17.9)〕 (9.7) 〔(12.6)〕 (9.9) 〔(11.2)〕 (13.9) 〔(14.3)〕 (22.1) (40.0)

229.86〔204.38〕 3,604〔2,266〕 559 〔492〕 736 〔728〕 〔372〕 〔145〕 2006年

(10.5) 〔(13.5)〕 (7.4)〔(7.5)〕 (6.8)〔(10.9)〕 (10.4) 〔(12.7)〕 〔(24.3)〕 〔(37.8)〕

193.90 〔176.34〕 3,111 〔2,033〕 555 〔538〕 650 〔602〕 〔373〕 〔158〕 2007年

(11.4) 〔(16.9)〕 (8.1) 〔(9.6)〕 (6.4) 〔(10.9)〕 (10.2) 〔(10.6)〕 〔(25.2)〕 〔(39.4)〕

195.59 〔178.47〕 3,161 〔1,836〕 517 〔478〕 408 〔394〕 〔285〕 〔204〕 2008年

(9.0) 〔(11.8)〕 (5.8) 〔(5.1)〕 (7.0) 〔(10.4)〕 (8.1) 〔(8.5)〕 〔(20.9)〕 〔(42.6)〕

196.84 2,408 704 522 316 187 2009年

(11.2) (8.0) (10.6) (9.7) (18.5) (37.0)

注)1.年度の区分は、予算年度による。

2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%)

3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔 〕内はJICAが実施している技術協力事業の実績。

なお、2009年度の実績については集計中であるため、JICA実績のみを示している。

4.2005年度から分類不能実績を計上しているため、2004年度以前との実績に連続性がない。

表-8 中南米地域に対するDAC主要援助国の二国間ODAの推移 (支出純額ベース、単位:百万ドル)

国 名 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年

日 本 309.28 (5.2) 408.51 (3.9) 431.39 (5.9) 225.60 (3.9) 269.45 (3.9)

米 国 1,810.34 (11.1) 1,596.17 (6.2) 1,955.23 (9.2) 1,398.67 (7.4) 1,871.23 (7.8)

英 国 129.29 (2.4) 132.15 (1.6) 35.79 (0.4) -609.02 (-) 112.03 (1.5)

フ ラ ン ス 343.25 (6.2) 250.13 (3.5) 305.13 (3.9) 359.57 (5.7) 213.18 (3.3)

ド イ ツ 662.81 (17.3) 433.48 (5.8) 446.98 (6.4) 474.34 (6.0) 818.40 (9.0)

イ タ リ ア 82.12 (11.7) 121.88 (5.4) 65.22 (3.3) 86.24 (6.8) 122.76 (6.7)

カ ナ ダ 211.54 (10.6) 370.44 (13.1) 370.07 (14.6) 461.90 (14.7) 481.54 (14.3)

オーストラリア 5.78 (0.5) 1.94 (0.1) 1.57 (0.1) 1.99 (0.1) 1.26 (0.0)

スウェーデン 188.51 (9.1) 170.76 (7.6) 187.37 (6.6) 203.05 (6.9) 200.35 (6.4)

全 D A C諸 国 計 5,122.45 (9.4) 4,819.40 (5.8) 5,235.94 (6.8) 4,744.33 (6.5) 6,906.83 (8.0)

注)( )内は、各DAC諸国の二国間ODAの総計(東欧及び卒業国向け援助を除く)に占める中南米地域のシェア(%)

Page 10: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 710 -

表-9 中南米地域諸国に対するDAC主要援助国の国別二国間のODA実績(2008年) (支出純額ベース、単位:百万ドル)

日 本 米 国 英 国 フランス ドイツ イタリア カナダ オーストラリア スウェーデン DAC合計

ア ル ゼ ン チ ン 5.89 7.17 0.98 12.75 22.12 3.36 1.89 0.03 0.22 87.19

ア ン ギ ラ - - 0.05 - - - 0.03 - - 0.08

アンティグア・バーブーダ 0.63 -0.20 0.02 0.01 0.01 - 0.05 - - 0.62

ウ ル グ ア イ 1.00 0.97 0.14 1.36 -0.50 -1.50 1.06 0.01 0.15 12.84

エ ク ア ド ル -5.73 46.36 -0.55 -0.84 24.71 -2.07 4.48 - 0.69 192.36

エル サ ル バド ル 30.57 42.37 0.03 3.38 13.38 4.13 3.59 - 3.58 203.85

ガ イ ア ナ 7.75 25.57 4.66 0.02 0.82 - 2.70 - - 41.87

キ ュ ー バ 4.01 11.99 0.24 2.98 2.56 0.66 8.26 - 0.87 91.76

グ ア テ マ ラ 10.60 70.35 0.66 2.58 18.81 8.79 15.02 - 27.30 465.63

グ レ ナ ダ 0.43 0.05 0.02 0.27 0.01 - 0.44 - - 1.33

コ ス タ リ カ -1.16 -0.12 -0.15 6.64 29.67 -0.41 2.86 - 0.99 61.05

コ ロ ン ビ ア -6.89 636.09 3.32 22.65 42.08 7.85 14.35 0.39 26.25 898.19

ジ ャ マ イ カ -3.74 -0.89 6.02 -0.82 -7.81 -2.55 3.41 - 0.08 -5.51

ス リ ナ ム 3.93 -0.10 - 0.58 0.01 - 0.25 - - 73.95

セントクリストファー・ネーヴィス 0.02 -0.81 - 0.36 - 33.53 0.19 - - 33.30

セントビンセント及びグレナディーン諸島 9.47 -0.14 0.02 -0.34 0.39 - 0.32 - - 9.95

セ ン ト ル シ ア 1.47 0.02 0.07 -2.36 0.02 - 0.38 - - -0.32

チ リ 6.60 0.95 0.48 9.10 20.05 0.05 2.50 0.07 0.56 51.80

ド ミ ニ カ 1.20 0.03 0.24 -1.44 0.01 0.02 0.42 - - 0.54

ドミニカ共 和 国 1.59 24.78 1.48 9.92 8.12 -3.40 1.64 - 0.66 78.94

トリニダード・トバゴ 0.02 0.32 0.85 1.66 0.26 - 0.65 0.04 - 3.87

ニ カ ラ グ ア 43.77 103.53 10.66 1.35 26.08 1.28 16.83 - 33.46 531.26

ハ イ チ 11.72 259.09 - 38.42 5.68 3.34 147.56 - 9.08 556.17

パ ナ マ 4.11 13.66 0.04 0.24 1.15 0.01 0.56 - 0.23 27.38

バ ハ マ - - - - - - - - - -

パ ラ グ ア イ 30.85 29.67 0.07 0.94 6.99 1.15 0.95 - 1.85 97.67

バ ル バ ド ス 0.09 0.39 0.18 0.11 0.02 0.04 0.20 - - 1.21

ブ ラ ジ ル 93.28 12.33 13.50 41.03 126.65 17.40 11.43 0.28 3.15 378.43

ベ ネ ズ エ ラ 2.75 9.55 0.52 6.64 8.21 1.09 0.62 - 0.08 46.61

ベ リ ー ズ 1.47 1.78 0.09 0.01 0.02 - 0.63 - - 4.33

ペ ル ー -17.91 94.00 -11.61 9.27 93.55 10.62 15.58 0.03 3.00 384.62

ボ リ ビ ア 35.48 123.82 1.02 13.94 52.70 8.71 21.48 - 27.56 495.32

ホ ン ジ ュ ラ ス 40.86 96.33 0.03 1.42 32.17 6.10 14.17 - 17.48 345.92

メ キ シ コ -54.69 102.53 6.75 10.77 39.15 5.59 5.93 0.13 0.03 104.44

モ ン セ ラ ッ ト - - 32.25 - 0.02 - - - - 32.27

中南米の複数国向け 10.01 159.79 39.95 20.58 251.29 18.97 181.11 0.28 43.08 1,597.91

合 計 269.45 1,871.23 112.03 213.18 818.40 122.76 481.54 1.26 200.35 6,906.83

注)複数国向け実績とは、調査団の派遣やセミナー等、複数国にまたがる援助。

Page 11: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔

中南米地域

- 711 -

表-10 中南米地域に対するDAC諸国のODA実績

ODA NET (支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計

2006年 米国 1,955.23 スペイン 783.71 ドイツ 446.98 日本 431.39 カナダ 370.07 431.39 5,235.94

2007年 米国 1,398.67 スペイン 1,181.46 ドイツ 474.34 カナダ 461.90 フランス 359.57 225.60 4,744.33

2008年 スペイン 1,975.73 米国 1,871.23 ドイツ 818.40 カナダ 481.54 日本 269.45 269.45 6,906.83

政府貸付

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計

2006年 ドイツ 7.09 スウェーデン 6.98 ノルウェー 5.14 イタリア 2.27 フィンランド -0.10 -96.79 -476.50

2007年 ノルウェー 134.19 スペイン 5.93 スイス 2.02 フィンランド 1.90 スウェーデン 0.44 -117.41 -1,018.33

2008年 ドイツ 161.19 スイス 3.93 ノルウェー 2.82 英国 0.67 フィンランド 0.65 -99.11 -318.17

無償資金協力

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計

2006年 スペイン 574.40 米国 398.01 日本 329.28 カナダ 279.08 スウェーデン 160.89 329.28 2,602.15

2007年 米国 1,417.87 スペイン 959.32 カナダ 373.17 オランダ 253.90 スウェーデン 180.03 154.02 4,145.82

2008年 米国 1,797.39 スペイン 1,542.73 オランダ 220.04 カナダ 210.17 スウェーデン 187.39 185.93 5,025.73

技術協力

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計

2006年 米国 1,779.70 ドイツ 333.64 フランス 245.88 スペイン 226.79 日本 198.87 198.87 3,110.31

2007年 ドイツ 380.21 フランス 304.23 スペイン 216.22 米国 215.55 日本 188.98 188.98 1,616.89

2008年 スペイン 578.30 ドイツ 512.02 カナダ 272.43 米国 205.96 フランス 187.93 182.67 2,199.37

表-11 中南米地域に対する国際機関のODA実績

ODA NET (支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計

2006年 CEC 826.07 IMF 278.34 IDB 216.07 GEF 182.88 IDA 160.13 368.95 2,032.44

2007年 CEC 1,063.63 IDB 256.68 GEF 153.82 IDA 147.31 GFATM 130.39 356.92 2,108.75

2008年 CEC 1,108.38 IDB 309.75 GFATM 173.48 IDA 122.68 GEF 117.81 431.40 2,263.50

政府貸付

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計

2006年 IDB 128.35 CDB 17.05 IFAD 5.59 CEC -3.42 IMF -389.41 -3,646.42 -3,888.26

2007年 IDA 95.67 IMF 29.81 CDB 27.34 IFAD 13.14 CEC 12.97 -3,695.80 -3,516.87

2008年 IDB 198.14 IDA 89.23 IMF 87.49 IFAD 24.05 CDB 13.93 41.02 453.86

無償資金協力

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計

2006年 IDA 3,845.10 CEC 793.35 IMF 667.75 GEF 182.88 GFATM 110.0 119.51 5,718.59

2007年 IDB 3,921.81 CEC 974.05 GEF 153.82 GFATM 130.39 IDA 51.64 142.68 5,374.39

2008年 CEC 1,000.60 GFATM 173.48 GEF 117.81 CDB 50.16 IDA 33.45 136.94 1,512.44

技術協力

(支出純額ベース、単位:百万ドル)

暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計

2006年 IDB 91.49 UNTA 59.88 CEC 36.16 - - 14.58 202.11

2007年 IDB 95.11 CEC 76.60 UNTA 65.49 - - 14.05 251.25

2008年 IDB 112.61 CEC 101.68 UNTA 68.14 - - 14.69 297.12

出典)OECD/DAC

注)順位は主要な国際機関についてのものを示している。

Page 12: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔
Page 13: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔
Page 14: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔
Page 15: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔
Page 16: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔
Page 17: Ⅵ 中南米地域...2.( )内は、全世界に占める中南米地域のシェア(%) 3.2005~2008年度については、日本全体の技術協力事業の実績。2005~2008年度の〔