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平成29年度シラバス 教 科 工 業 単位数 学科・学年 電 気 科 使用教科書 工業技術基礎(実教出版) 副教材等 自作プリント 1 学習の到達目標 ・工業に関する基礎的な技能及び技術を体験することで総合的に習得し、工業技術への興味 ・関心を高めます。また、工業の意義や役割を理解すると共に、工業に関する広い視野を 養い、工業技術の発展に対応できる能力と態度を身につけます。 2 科目の特色 ・ものづくりに必要な製作手順や工作技術などを身につけます。 ・情報処理に関する基礎的な知識を習得します。 ・専門に関する内容で、電線の接続方法などの基礎を学びます。 ・授業時間は、安全上実習服に着替えて授業に望みます。 3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む) 主な学習活動 インターネット 電気工事 情報処理技術 インターネットの活用方法を理解する。 ・情報化社会におけるマナーとセキュリティ(機密)に ついて学習する。 電気工事の基礎・基本(電線の接続等)について学習す る。 ・電工ナイフの正しい使用法を体験し、習得する。 ・電線の接続などを習得し、さらに安全について学ぶ。 各種アプリケーションソフトの操作方法を学習する。 ・ワープロソフトで様々な文書を作成する。 ・表計算ソフトを利用して表の作成・関数計算処理など ができるようにする。 シーケンスカーの製作 ものづくりを通して、工業技術の基礎を学ぶ。 ・ものの製作手順を理解する。 ・設計図の見方を理解する。 ・けがき、切断、穴あけ作業を習得する。 ・板金の加工技術を習得する。 ・樹脂板の加工方法を習得する。 電気工事 ・電子回路の製作方法について学ぶ。:自作基板(フォ トエッチング)を製作する。 ・ポケコンを用いて、プログラムの作成と制御方法につ いて身につける。 電気工事士資格の意義などについて学習し、材料や器 具、工具、測定器などについて理解する。 4 課題、提出物等 ・各学習内容における課題作品や製作したもの等の提出があります。 ・学習の区切りに要点等を報告書にまとめ提出します。 5 評価の観点 ・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備 や後片付け等)、提出物(課題作品・製作品・報告書等)などを総合的に評価します。

平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

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Page 1: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 工 業 技 術 基 礎

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 1 年

使用教科書 工業技術基礎(実教出版)

副 教 材 等 自作プリント

1 学習の到達目標

・工業に関する基礎的な技能及び技術を体験することで総合的に習得し、工業技術への興味

・関心を高めます。また、工業の意義や役割を理解すると共に、工業に関する広い視野を

養い、工業技術の発展に対応できる能力と態度を身につけます。

2 科目の特色

・ものづくりに必要な製作手順や工作技術などを身につけます。

・情報処理に関する基礎的な知識を習得します。

・専門に関する内容で、電線の接続方法などの基礎を学びます。

・授業時間は、安全上実習服に着替えて授業に望みます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動 一学期

インターネット

電気工事

情報処理技術

インターネットの活用方法を理解する。

・情報化社会におけるマナーとセキュリティ(機密)に

ついて学習する。

電気工事の基礎・基本(電線の接続等)について学習す

る。

・電工ナイフの正しい使用法を体験し、習得する。

・電線の接続などを習得し、さらに安全について学ぶ。

各種アプリケーションソフトの操作方法を学習する。

・ワープロソフトで様々な文書を作成する。

・表計算ソフトを利用して表の作成・関数計算処理など

ができるようにする。 二学期

シーケンスカーの製作

ものづくりを通して、工業技術の基礎を学ぶ。

・ものの製作手順を理解する。

・設計図の見方を理解する。

・けがき、切断、穴あけ作業を習得する。

・板金の加工技術を習得する。

・樹脂板の加工方法を習得する。 三学期

電気工事

・電子回路の製作方法について学ぶ。:自作基板(フォ

トエッチング)を製作する。

・ポケコンを用いて、プログラムの作成と制御方法につ

いて身につける。

電気工事士資格の意義などについて学習し、材料や器

具、工具、測定器などについて理解する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題作品や製作したもの等の提出があります。

・学習の区切りに要点等を報告書にまとめ提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備

や後片付け等)、提出物(課題作品・製作品・報告書等)などを総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 気 実 習

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 1 年

使用教科書 新版 電気・電子実習1、2(実教出版)

副 教 材 等 自作プリント

1 学習の到達目標

・電気に関する基礎的な技術・技能について体験を通して総合的に習得し、将来専門的な技術者として必要な技術(計算力や表現力を含む)・技能を身につけます。

2 科目の特色

・教科書による学習だけではなく、計測機器や工作用具を使用して電気の諸現象を計測して法則等を確認することや電気に関する作品の製作をします。

・第二種電気工事士の受験に必要な電気工事の技能を身につけます。 ・クラスを4班に分け、班ごとにローテーションして全て学習します。 ・実習の時間は、実習服に着替えて学習します。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

一学期

オリエンテーション はんだ付け テスタの製作

電気計測

・実習時における注意事項を理解する。 ・実験結果のまとめ方について学習する。 ・はんだ付けの原理を学習する。 ・練習基板を使用してはんだ付けのしかたを習得する。 ・抵抗器のカラーコードの読み取りを理解する。 ・テスタを製作する。 ・製作したテスタの動作試験をする。 ・電気実験の基本となる計器(電圧計・電流計・抵抗

器)の基本的な取り扱い法を習得する。

・電圧計・電流計の指示値を読み取る。

・実験用の配線・結線の基本作業手順を習得する。 二学期

電気工事

電気計測 自動制御

・電気工事の基本的作業を習得する。

・コードの端末処理の基本作業を理解する。 ・電気基礎で学習する理論を実験で確かめる。 ・必要に応じ実験結果をまとめ、グラフに表示する。 ・シーケンス制御(リレーシーケンス)の基本回路を作成し、動作を確認する。

・シーケンス制御の応用回路を考え、動作を確認する。 三学期

プログラミング 電気工事

・パソコンを使用してプログラムを作成する。 ・電気工事の工具と材料について理解する。 ・ケーブル工事の基本作業を習得する。 ・金属管工事の基本作業を習得する。 ・合成樹脂管工事の基本作業を習得する。 ・第二種電気工事士受験のための基礎を学習する。

4 課題、提出物等

・各実習項目が終了したら、1週間以内に報告書(レポート)を提出します。

・正確な測定ができるテスタを完成させます。(以後の実習で活用します) ・電気工事の実習では、作業課題を完成させます。

5 評価の観点

・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備や後片付け等)、提出物(課題作品・製作品・報告書等)等を総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 情 報 技 術 基 礎

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 1年

使用教科書 情報技術基礎(実教出版)

副 教 材 等 情報技術検定問題集、計算技術検定問題集、教材用プリント、関数電卓等

1 学習の到達目標

・社会における情報化の進展及び意義や役割について、コンピュータの利用形態、産業社会や

日常生活に及ぼす影響などを理解するとともに情報技術に関する基礎的な知識と技術を習得

し、情報モラルを身につけ、情報手段を活用する能力と態度を身につけます。

・情報技術検定3級、計算技術検定3級が取得できる学力を身につけます。

2 科目の特色

・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基

本的な知識を身につけます。

・2進数・10進数・16進数と論理回路に関するハードウェア知識や流れ図とプログラム言語(B

ASIC)を学習し、ソフトウェアのプログラム作成に関する知識と技術などを身につけます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

産業社会と情報技術

・情報化社会のモラルと管理

・情報セキュリティの管理

ハードウェア

・データの表し方

・身の周りにはさまざまなコンピュータが存在し、

用途に応じて有線や無線でネットワーク接続され

生活を助けている利用例などについて学習する。

・コンピュータの発達と情報化の進展が産業社会に

及ぼす影響やモラル管理などについて学習する。

・コンピュータで用いる数値の変換方法などハードウェ

ア技術に関する基礎知識を身につける。

・論理回路

ソフトウェア

・プログラミングの基礎

・フローチャートの作成

・BASICによるプログラミング

・コンピュータの内部(論理素子)や基本動作原理に

ついて学習する。

・コンピュータを構成する論理回路の種類や基本的な動

作原理について学習する。

・いろいろな処理方法を流れ図で処理手順について考え

る学習をする。(アルゴリズム)

・フローチャートにしたがいBASIC言語を用いて基本的

なプログラムの作成方法について学習する。

コンピュータネットワーク

コンピュータ制御

情報技術の活用

・ネットワーク機器とネットワークの形態について

理解する。

・コンピュータを用いて制御に利用される組み込み技術

とその概要を知り、システムの例を理解する。

・マルチメディアの概要と情報のデジタル化などについ

て理解する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題等の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート・プリント等)などを総合的に評価します。

Page 4: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 気 基 礎

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 1 年

使用教科書 電気基礎(上)(コロナ社)

副 教 材 等 電気基礎トレーニングノート上(コロナ社)、教材用プリント

1 学習の到達目標

・学科における基礎科目として、電気の基本となる理論および計測の基礎を理解し、より詳し

く学ぶ能力を身につけます。

・基本的な電気現象を量的に取り扱う計算の能力を身につけます。

2 科目の特色

・基本的な電気の様々な現象やそれを量的に取り扱う方法、相互関係を、式を変形したり、計

算によって求めたりすることができます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

直流回路

・直流回路の電流と電圧

・抵抗の接続

・直流回路の計算

・導体の抵抗

・電圧、電流、抵抗などの考え方、それらの間の関係であ

るオームの法則、電圧、電流の測り方などについて学習

します。

・いくつもの抵抗を接続して一つの回路としたときの合成

抵抗の求め方や電圧と電流の関係を学習します。

・ブリッジ回路などの計算方法を学習します。

・複雑な回路網の電圧、電流の求め方を学習します。

・導体の抵抗は断面積や長さによって変わることを学習し

ます。

・電流の作用

・電池

電気と磁気

・磁界

・電流による磁界

・電磁力

・磁気回路と磁性体

・電磁誘導

・インダクタンスの基礎

静電気

・静電力

・電界

・抵抗に電流が流れると発生する熱について学習します。

・電池の内部抵抗や種類などについて学習します。

・磁性に関する現象について学習します。

・電流と磁気の関係について学習します。

・磁界内に導体を置き、これに電流を流すと電磁力が生じ

ることについて学習します。

・電流の作る磁束について学習します。

・磁気によって電気が生じる現象について学習します。

・電気回路の重要な要素であるインダクタンスについて

学習します。

・日常生活や自然現象で起こる静電現象について学習しま

す。

・電界の向きと強さ、電界内の電位、電位差について学習

します。

・コンデンサ

・放電現象

交流回路

・正弦波交流

・コンデンサはどのようにして電荷を蓄えるのか。またど

のような性質があるかを学習します。

・放電の種類と現象について学習します。

・交流回路の性質、周期、周波数、大きさの表し方につい

て学習します。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(トレーニングノート、プリント)等の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、トレーニングノート、プリント等)などを総合的に評価します。

Page 5: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 気 実 習

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 2 年

使用教科書 新版 電気・電子実習1、2、3(実教出版)

副 教 材 等 教材用プリント

1 学習の到達目標

・電気に関する基礎的な技術・技能について体験を通して総合的に習得し、将来専門的な技術

者として必要となる技術(計算力や表現力を含む)・技能を身につけます。

2 科目の特色

・教科書による学習だけではなく、計測機器や工作用具を使用して電気の諸現象の計測や作品

の製作をします。また、電動機をはじめ電気エネルギーの変換技術なども学習します。

・第二種電気工事士の受験に必要となる電気工事の技能を身につけます。

・年間を通してクラスを4班に分け、班ごとにローテーションして全て学習します。

・実習時間は、安全上必ず実習服に着替えます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

電気工事

ラジオ製作

第二種電気工事士筆記試験の模擬問題で学習する。

・電気工作物の検査が行えるようにする。

(目視点検、絶縁抵抗測定、導通試験、通電試験)

・接地抵抗の測定を行う。

ラジオの原理について学習する。

・感光基板を製作し、フォトエッチングを行う。

・電子部品を基板へ取り付け・組み立てる。

・樹脂板の加工を行う。

・ラジオの調整・試験を行う。

電気計測

制御

電気機器

制御及びコンピュータ実習

電気基礎で学習する理論を実験で確かめる。

・電力分野、電子分野の各種回路について測定する。

プログラマブルコントローラの基本を学習する。

直流電動機や発電機の原理や構造を学習する。

・直流電動機や発電機を運転し、その特性を理解する。

変圧器の特性及び接続法を学習する。

・変圧器の特性を調べる。

コンピュータによる機械等の制御方法を学習する。

・プログラムを作成し、動作を確認する。

プレゼンテーションソフトを利用して表現力や発表法を

学ぶ。

電子回路

題研究の導入

基本的な電子回路素子の特性を確かめる。

・整流回路やトランジスタ等の特性を調べる。

課題研究の発表を聞いて、来年度のテーマを考える。

・課題研究を事前に考えられるようにする。

4 課題、提出物等

・各実習項目が終了したら、1週間以内に報告書(レポート)を提出します。

・ラジオは近在の放送は受信できるようにします。

・電気工事の実習では、作業課題を完成させます。

5 評価の観点

・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備

や後片付け等)、提出物(課題作品・製作品・報告書等)等を総合的に評価します。

Page 6: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 気 基 礎

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 2年

使用教科書 電気基礎(上)(コロナ社)、電気基礎(下)(コロナ社)

副 教 材 等 電気基礎トレーニングノート上・下(コロナ社)、教材用プリント等

1 学習の到達目標

・電気に関する様々な諸現象を通して電気に関する基礎的な知識を習得し、実際に活用できる

能力と態度を身につけます。

・現象などを理解するために演習中心で、資格試験(電気工事士など)に活用できます。

2 科目の特色

・交流現象の概要を理解し、抵抗、インダクタンスおよび静電容量の働きと電圧、電流の量的

関係について理解し、交流回路の基本的な性質や計算ができます。

・交流現象を表すのに欠かせないベクトルや複素数の概念を身につけ、活用します。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

交流回路

・交流回路の計算

・交流電力

記号法による交流回路の計算

・交流回路の複素数表示

・記号法による交流回路の計算

・単相交流、三相交流の基礎を学習し、配電方式の特徴

や回路計算、規則を身につける。

・抵抗・インダクタンス・コンデンサ回路の基礎的な計

算方法を学習する。

・複素数および記号法を用いた計算方法について学習す

る。

・複雑な回路を解く方法について学習する。

・回路網の計算

三相交流

・三相交流回路

・三相交流回路の電力

・回転磁界

・キルヒホッフの法則の応用について学習する。

・テブナンの定理について学習する。

・大きな電力を供給するための三相交流の発生原理や周

期、周波数、大きさの表現方法を学習する。

・抵抗・インダクタンス・コンデンサの入った三相交流

回路の基礎的な計算方法を学習する。

・三相交流回路の電力及び測定方法を学習する。

・電動機が回転する原理を学習する。

各種の波形

・非正弦波交流

・非正弦波交流の種類と特徴を学習する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(トレーングノート、プリント)等の提出があります。

・授業ノートを学習の区切り(または定期的)に提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、トレーニングノート、プリント等)などを総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 気 機 器

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 2年

使用教科書 電気機器(実教出版)

副 教 材 等 電気機器演習ノート(実教出版)、教材用プリント

1 学習の到達目標

電気機器では、電気エネルギーの変換技術(機械エネルギー又は電気エネルギーへの変換)

の動作原理や構造及び諸特性など基礎的なことを学習します。

また、将来専門的な技術者として必要な専門知識(計算方法も含む)や技能・技術(概論や

特徴)なども併せて身につけます。

2 科目の特色

・教科書だけでなく実物(模型)や実例(身近な電気機器)を提示し、さらに実験・実習等を

通して専門的な内容をわかりやすく学習できます。

・第三種電気主任技術者試験を受験する場合に必要な基礎知識を身につけます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動(指導内容)

電気機器

直流機

・直流機

・直流発電機

・電気機器全般について学習する。

・直流機の原理について学習する。

・直流発電機の種類・原理・構造・特性・動作原理等に

ついて学習する。

・直流電動機

電気材料

・直流電動機の理論・始動と速度制御等について学習す

る。

・直流機器を安全に使う方法を学習する。

・直流機器等を構成する材料について理解する。

変圧器

・変圧器の構造と理論

・変圧器の原理・構造・等価回路について学習する。

・変圧器の電圧変動率や損失について学習する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート等)の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 力 技 術

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 2年

使用教科書 電力技術1(実教出版)

副 教 材 等 電力技術1・2演習ノート(実教出版)、教材用プリント等

1 学習の到達目標

・電力技術に関する基礎的な知識と技術を習得し、実際に活用する能力および態度を身につけ

ます。

2 科目の特色

・発電、送電、配電などの電力供給技術と、電力施設・設備、運用の基礎的な内容を身につけ

ます。

・電力供給及び電力利用に関わる省エネルギー技術の基礎的な内容を身につけます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

屋内配線・電気に関する法規

・電気関係法規

・施工法

・検査方法

発電

・エネルギー資源と電力

・水力発電

・電気事業法、電気工事関連法、電気用品安全法などの

概要、電気工事の施工方法、各種検査や測定方法につ

いて学習する。

・自然界に存在するエネルギーを電気エネルギーに変換

する方法を理解し、これらの発電方式(水力・火力・

原子力)の概要及び特徴を学習する。

・火力発電

・原子力発電

・新しい発電方式

・太陽光発電・風力発電・地熱発電及び燃料電池などの

新しいエネルギーについて学習する。

送電

・送電方式

・送電線路

・送電と変電の運用

・発電所で作られた電力が一般家庭や企業までどのよう

に運ばれるかを学習する。送電線路の構成などについ

て学習し、また、そこで発生する現象や電気的な特性

なども併せて学習する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート等)等の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

Page 9: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 子 技 術(選択)

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 2 年

使用教科書 電子技術(実教出版)

副 教 材 等 電子技術演習ノート(実教出版)、教材用プリント

1 学習の到達目標

・電子技術の基礎的な知識や技術を習得し、実際に活用できる能力と態度を身につけます。

・教科書だけでなく新しい技術にも触れながら、自ら課題が解決できる能力を身につけます。

2 科目の特色

・半導体の構造や動作原理を理解することで、簡単な電子回路から制御技術まで活用すること

ができます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

半導体

・半導体

・ダイオード

・トランジスタ

・電界効果トランジスタ

・集積回路

・半導体の種類と特徴を学習する。

・半導体素子(ダイオード・トランジスタ・電界効果ト

ランジスタ・集積回路)の動作原理及び特性について

理解する。

アナログ回路

・増幅回路の基礎

・発振回路

・変調回路と復調回路

・直流電源回路

ディジタル回路とパルス回路

・ディジタル回路

・様々な電子回路(増幅回路・発振回路等)の原理・等

価回路及び諸特性について学習する。

・変調と復調の基本的な動作原理を理解する。

・直流電源回路の動作原理を理解する。

・ディジタル回路の基礎として論理回路の原理を理解

する。

・パルス回路

・アナログ-ディジタル変換器

・パルスの発生方法及び整形方法を理解する。

・A-D変換、D-A変換の原理を理解する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート)の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 課 題 研 究

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書

副 教 材 等 プリント等

1 学習の到達目標

・工業に関する課題を自ら設定し、その課題解決を図る学習を通して専門的な能力や知識を総

合的に習得し、将来専門的な技術者として必要となる自発性、および、創造的な技術・技能

を身につけます。

2 科目の特色

・自ら研究テーマを設定し、数人で班を構成し班員が協力して主体的に課題解決を図ります。

・設定する研究テーマは、原則として動作するものを製作することで、必ず完成させます。

・課題研究の時間は、安全上必ず実習服に着替えて学習します。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

ガイダンス

情報収集

研究テーマ決定

計画の策定

調査・分析

中間発表Ⅰ

設計

材料調達

課題研究の進め方等のガイダンス

・設定する課題に必要となる情報を検索・収集する。

(先輩の作品、書籍、インターネット等の利用)

研究テーマを決定する。

・班編成を行う。

・研究方法・手順を決める。

研究テーマに沿った資料・情報を収集する。

(先輩の報告書、書籍、インターネット等の利用)

・収集した情報を分析する。

・課題解決法を整理し、決定する。

課題研究のテーマと具体的な目標と計画を発表する。

(完成目標は必ず達成する。)

課題解決法を具体化させ設計図を作成する。

・必要な材料・部品の一覧表を作成する。

必要な材料・部品を収集する。

・不足する材料・部品は業者へ発注する。

製作・調整

中間発表Ⅱ

改善・再調整

骨組みや電子回路、ケース等必要な製作を行う。

・必要に応じ随時調整を行う。

文化祭に合わせて作品の展示発表を行う。

(作品は90%以上の完成状態で発表する)

中間発表により気付いた点の改善・再調整を行う。

発表の準備

発表

まとめ

発表用のプレゼン、概要をまとめた要旨集を作成する。

・プレゼンソフト、ワープロソフトを使用して発表用の

資料を作成する。

クラスで研究内容・成果を発表する。

・科内、および2年生へ研究の要点を発表する。

報告書(論文)を作成する。

4 課題、提出物等

・自ら設定した課題を解決します。(作品は必ず完成させます。)

・ワープロソフトを使用して研究の要旨を作成します。

・プレゼンテーションソフトを使用して研究内容・成果を発表します。

・研究内容・成果等を報告書(論文)にまとめて提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備

や後片付け等)、課題作品、発表状況(内容・方法・声量・態度等)、報告書等を総合的に

評価します。

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平成29年度シラバス 電 気 実 習

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書 新版 電気・電子実習2、3(実教出版)

副 教 材 等 教材用プリント

1 学習の到達目標

・電気に関する基礎的な技術・技能について体験を通して総合的に習得し、将来専門的な技術

者として必要となる技術(計算力や表現力を含む)・技能を身につけます。また、身につけ

た技能などを自発的に活用できるようにします。

2 科目の特色

・教科書による学習だけではなく、電気機器及び電力技術や工作工具を使用して電気の諸現象

の計測や作品を製作します。

・クラスを4班に分け、班ごとにローテーションして以下の内容について学習します。

・実習時間は、安全上必ず実習服に着替えて学習します。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

PICマイコンの製作

電気機器

電子回路

PICマイコンを製作する。

・電子部品を基板に取付・組み立てる。

・テスト用プログラムで動作を確認する。

・プログラミング学習を通して、PICマイコンについ

て理解する。

誘導電動機や同期発電機の原理構造について学習する。

・誘導電動機や同期発電機を運転し、その特性を理解す

る。

オペアンプ等、電子部品の原理について学習する。

・電子部品の特性を調べ、応用法を考える。

電力実習

高電圧実験

環境実習(太陽電池)

電力量計の原理・構造を学習する。

・計器定数を求め、節電について考える。

発送配電と変電の仕組みや設備機器について学習する。

・校内の自家用変電室や配電線路を見学する。

電力用継電器の原理や特性を学習する。

模擬送電線路を使用して送電線路の特性を調べる。

高電圧の取扱い法について学習する。

・気中絶縁、破壊電圧及び絶縁破壊電圧を測定する。

太陽電池の原理・構造を学習する。

・太陽電池パネルの特性を調べる。

・エネルギーの将来像について考える。

情報処理

プレゼンテーション用ソフトの取扱い法を学習する。

アプリケーションの取り扱い方法について学習する。

(Visual Basic を使用する)

4 課題、提出物等

・各実習項目が終了したら、1週間以内に報告書を提出します。

・自作のインタフェースでPICマイコンを使用した機械制御を行います。

5 評価の観点

・評価の方法は、学習状況(出席状況・授業態度・参加意欲・作業技術・安全への配慮・準備

や後片付け等)、提出物(課題作品・製作品・報告書等)等を総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 気 機 器

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書 電気機器(実教出版)

副 教 材 等 電気機器演習ノート(実教出版)、教材用プリント

1 学習の到達目標

電気機器では、電気エネルギーの変換技術(機械エネルギー又は電気エネルギーへの変換)

の動作原理や構造及び諸特性など基礎的なことを学習します。

また、将来専門的な技術者として必要な専門知識(計算方法も含む)や技能・技術(概論や

特徴)なども併せて身につけます。

2 科目の特色

・教科書だけでなく実物(模型)や実例(身近な電気機器)を提示し、専門的な内容をわかり

やすく学習できます。

・第三種電気主任技術者試験を受験する場合に必要な基礎知識を身につけます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

変圧器

・変圧器の特性

・変圧器の結線

誘導機

・三相誘導電動機

・各種誘導機

・変圧器の特性とその対策、実際の運転方法につい

て学習する。

・誘導電動機の原理・構造・特性・運転法及び用途

について学習する。

同期機

・三相同期発電機

・三相同期電動機同期機

・三相同期発電機

・三相同期電動機

・同期機の原理・構造・特性・運転法及び用途につ

いて学習する。

パワーエレクトロニクス

・パワーエレクトロニクスとパワー半

導体デバイス

・整流回路

・直流チョッパ

・電力変換方式の種類、利用例などについて学習す

る。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート)の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 気 製 図

教 科 工 業 単位数 3 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書 電気製図(実教出版)

副 教 材 等 電気・電子製図練習ノート(実教出版)、パソコン機器等

1 学習の到達目標

・日本工業規格及び学科の専門的な製図について、基礎的な知識と技術を習得し、製作図・設

計図の正しい読み方や図面を構想し作成する能力を身につけます。

・機械要素について基礎的な事項を身につけます。

・演習を中心に製図の基礎・基本を重視し、応用として自動設計製図装置を積極的に活用し、 創造性・合理性・感性を身につけます。

2 科目の特色

・図面の作成には基礎・基本を重視し、正確・確実でかつ容易に描き、伝達できる技術を習得

します。

・自動設計製図装置の活用により、新しい技術を習得すると共に応用力が身につきます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

・製図の基礎 ・文字と記号、線・平面図形、等

角図・第三角法・寸法 など(以

上練習ノートおよび教科書の課 題例)

・機械要素

・製図練習ノートを用い、製図の基礎、基本技術を習得する。

・教科書の課題例を参考に、ケント紙に描くための基礎

基本を習得し、併せてドラフタの利用技術についても学習する。

・機械要素について、名称・原理・構造・寸法表現・使用方法等を学び、基礎的な製図での表現方法を学習す

る。

二学

・一体軸受本体・ボルトナット・

ねじ・木造住宅電灯配線図・高圧受電設備接続図 など

・実際にドラフタ、製図道具を使用してケント紙の図面

を描く。 ・自動設計製図装置(CAD)を用い、前期に作成した課

題例を中心に製図を行い、その利用技術を習得する。

・木造住宅電灯配線図(設計) ・実際に設計し、図面を描く。

4 課題、提出物等

・ 課題別に練習ノートの提出があります。 ・ 課題別に製図作品の提出があります。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査、学習状況(出席状況・授業態度・製図技能・参加意識等)、提出

物(練習ノート、製図課題)などで総合的に評価します。

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平成29年度シラバス 電 力 技 術

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書 電力技術1(実教出版)、電力技術2(実教出版)

副 教 材 等 電力技術1・2演習ノート(実教出版)、教材用プリント等

1 学習の到達目標

・ 電力及び電力応用に関する知識と技術を習得し、実際に活用できる能力と態度を身につけ

ます。

2 科目の特色

・配電線路の電気的特性(電圧降下・電力損失)を理解し、安定した電力の使用について学習し

ます。

・工場やビルなど大きな電力を使用する所に設置してある自家用電気設備の概要について学習

します。

・照明、電熱などの電力に関わる技術の基礎的な内容について学習します。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

配電

・配電系統の構成

・配電線路の電気的特性

・配電線路の電圧降下・電力損失・力率改善などの計算について理

解を深め、正しい取り扱いを学習する。

・高圧受電設備の機器とその機能、キュービクル式高圧受電設備

の種類と特徴について学習する。

屋内配線

・自家用電気設備

照明

・光と放射エネルギー

・光の基本量と測定法

・光源

・照明設計

電気加熱(電熱)

・電熱の基礎

・各種の電熱装置

・電気溶接

・屋内配線のうち、自家用電気設備の役割や機器、保安業務など

の概要を理解する。

・私達の生活になくてはならない照明について、基礎的な理論や

技術及び利用方法等を学習し、さらに省エネルギーについても

理解する。

・電熱の発生と伝達や電熱用材料について、基礎的な理論や技術

を学習し、さらに加熱装置の原理や構造等を理解する。

自動制御

コンピュータ制御

電気化学

電気鉄道

電力応用

・自動的に制御される機器や制御装置について理解する。

・コンピュータを利用した制御について理解する。

・各種電池や電気を利用した化学工業について理解する。

・鉄道においての電気の役割を理解する。

・様々な電気の応用について理解する。

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート)の提出があります。

・授業ノートを学習の区切り(または定期的)に提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

Page 15: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 力 技 術(選 択)

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 3年

使用教科書 電力技術2(実教出版)

副 教 材 等 電力技術1・2演習ノート(実教出版)、教材用プリント等

1 学習の到達目標

・フィードバック制御などの自動制御、コンピュータ制御及び電動機応用まで応用例も含め、

制御技術と電力技術を活用する能力と態度を身につけます。

2 科目の特色

・選択電力技術では、自動制御やコンピュータ制御をはじめ、身近にある制御技術に関連した

内容について学習します。

・広い工業分野に活かせる技術・技能を身につけます。

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

自動制御

・自動制御の概要

・シーケンス制御

・自動的に制御される機器や制御装置の基本について理

解する。

・順序制御の基本であるシーケンス制御の原理や動作等

を学ぶ。

・フィードバック制御

コンピュータによる制御

・コンピュータと制御

・制御用コンピュータ

・コンピュータによる制御

電気化学

・電池 等

電気鉄道

・電気鉄道の特徴と方式 他

・フィードバック制御の基本について学習し、実際の応

用例について理解する。

・コンピュータ制御の概要及び基本的な動作などを学び

さらに応用力を身に付ける。

・各種電池や電気を利用した化学工業の概要を学ぶ。

・鉄道の方式や特徴などを学び、その役割なども併せて

理解する。

さまざまな電力応用

・工場などで利用されている動力の動作・原理を理解し

それを実践的に応用できるようにする。

4 課題、提出物等

・ 各学習内容における課題(演習ノート)等の提出があります。

・ 授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・ 評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。

Page 16: 平成2 · 2017-04-24 · ・コンピュータの利用や特徴など構造や基本動作原理を理解し、コンピュータの役割などの基 本的な知識を身につけます。

平成29年度シラバス 電 子 技 術(選択)

教 科 工 業 単位数 2 学科・学年 電 気 科 3 年

使用教科書 電子技術(実教出版)

副 教 材 等 電子技術演習ノート(実教出版)、教材用プリント

1 学習の到達目標

・電子技術の基礎的な知識や技術を習得し、実際に活用できる能力と態度を身につけます。

・教科書だけでなく新しい技術にも触れながら、自ら課題が解決できる能力を身につけます。

2 科目の特色

・通信システムや音響・映像機器の知識と技術を身につけます。

・電子計測の基礎の知識と活用方法を身につけます

3 学習の計画(どのような内容を、どの時期に学ぶのかを含む)

学 習 内 容 主な学習活動

通信システムの基礎

・有線通信システム

・無線通信システム

・データ通信システム

・通信システムを有線通信、無線通信、データ通信の

動作原理と通信システムに関する法令を理解する。

・画像通信

・通信関係法規

音響・映像機器の基礎

・音響機器

・映像機器

電子計測の基礎

・高周波基本計測

・音の性質や人の聴覚の性質について学習し、音を録音

や再生する各種の音響機器の構成や原理を理解する。

・光や視覚の性質について学習し、映像の表示装置や記

録装置の構成や原理について理解する。

・高周波基本計測・電子計測器・応用計測について学習

する。

・電子計測器

・応用計測

4 課題、提出物等

・各学習内容における課題(演習ノート)の提出があります。

・授業ノートを学習の区切りに提出します。

5 評価の観点

・評価の方法は、定期考査・課題テスト等、学習状況(出席状況・授業態度・参加意識等)、

提出物(ノート、演習ノート、プリント等)などを総合的に評価します。