xAPI / LRS cmi5...Copyright (c) 2016 GingerApp Company All rights reserved. P. 4 SCORM（The Sharable Content Object Reference Model ）は、ADL（Advanced

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xAPI ( Experience API )/ LRS ＆ cmi5

利用のご提案

2016 (H28)年 6月


🌌 目次

1. xAPI が対象とするもの

1-1. SCORM 型 LMS モデルの限界

1-2. 「教育」の比率と xAPI

1-3. LRS には多様な経験をインプット可能

1-4. xAPI のステートメント構造

1-5. ADL の長期構想

2. xAPI 利用による「見える化」

2-1. 既存LMS 履歴の統合

2-2. SNSを併用した学習履歴の統合管理

2-3. 動画教材視聴の詳細履歴

2-4. 教材遷移と学習結果の把握

2-5. コンプライアンス・トレーニングでの活用

3. 多様な xAPI の活用例

3-1. シミュレータ訓練履歴との連動

3-2. 履歴ポータビリティ

3-3. K-12 向け学習システム

3-4. 個別パフォーマンス分析

3-5. 英国大学間連携統合システム

4. 新規格 cmi5

4-1. LRS と LMS の融合 = cmi5

4-2. cmi5 構成図

4-3. cmi5 の概要

5. xAPI ご導入にあたって

5-1. xAPI 導入の進め方

5-2. 簡易 LRS サービス「TANSU」

5-3. 弊社の強み


１．xAPI が対象とするもの


SCORM（ The Sharable Content Object Reference Model ）は、ADL（ Advanced Distributed Learning：米国国防省内の一機関）が

2001年にリリースした、LMS－コンテンツ間通信用の仕様。ｅラーニング用コンテンツ作成の世界標準。

互換性という優れた機能を持つが、10年以上を経て各種課題が多く出ている。

・ SCORM用教材しか扱えない

・ PC ブラウザでの利用を前提としたもの

・フレーム（ or マルチウインドウ）必須

・オフラインでは使用できない

・結果の点数しか把握できない、プロセスの把握不可

・ソーシャルラーニング状況の把握不可

・ OJT用の利用は困難

・ゲーム／シミュレータ等のアプリ連動不可

・コンテンツは同一ドメイン内に置く必要

・ランタイムが複雑

・最新の技術が使えない（ REST, JSON ）

：

2013年 4月、ADLにより新たに発表された

Experience API ( xAPI ) / LRS= TinCan（プロジェクト名）

新たな規格の検討において米国内での多様な意見の収集を経て

参照： https://ja.wikipedia.org/wiki/Experience_API

🌌 1-1. SCORM型（LMSモデル）の限界


10%

20%

70%

「教育」＝ラーニング＋実務トレーニング

インフォーマルな学習（ソーシャルラーニング）

WikiPedia等ネットでの知識習得、SNSによる学び等

フォーマルな教材による教育

LMS教材のｅラーニング、集合研修等

経験領域

日々のタスク・チャレンジ・練習

実務トレーニング・OJT・コーチング等

xAPI 利用事例が多く出ている。

全領域のトラッキング

cmi5 により旧LMSモデルを xAPI化

🌌 1-2.「教育」の比率と xAPI

旧LMSモデルが把握できる部分

70:20:10 モデルのベース： https://en.wikipedia.org/wiki/70/20/10_ModelMichael M. Lombardo and Robert W. Eichinger " The Career Architect Development Planner (1996) "


パソコン

ｅラーニング用の教材ｅラーニング教材の教育履歴管理

パソコン、タブレットスマートフォン

ｅラーニング用の教材

シミュレータ／ゲーム

操作実績情報

関連する他システム

出力データ／ログ

多様な教育関連の経験履歴の取得と分析

データの関連付けによる新たな分析への適応

SCORM

xAPI

ソーシャルラーニング

LRS

LMS

・人事システム・販売データ等

資料協力：株式会社キャドセンター Learning Record Store

オフライン学習

OJT ／コーチング

マルチデバイス対応

結果だけでない、詳細の学習履歴を記録可能

複数の LRS 間で履歴データを移動することが可能（履歴ポータビリティ）

最新の Webテクノロジーを利用可能

🌌 1-3. LRSには多様な経験をインプット可能


ＬＲＳ

xAPIの各種履歴は、下記のステートメント構造に従って、JSON形式にて LRSに

書き込まれます。事前に個々の Verb を定義する必要があります。

Actor Object ：経験の対象（教材）

Verb ：経験すること、学習体験

Context + extention ：過程における関連情報

Result + extention ：結果の関連情報

+ TimeStamp

個々に定義必要

教材等

インプットアウトプット

LRS

🌌 1-4. xAPI のステートメント構造


・ xAPI

経験のトラッキングと蓄積

・コンテンツ・ブローカリング

「次」の学習活動を論理的に選択可能にする

・学習者のプロフィール

多様で豊富な経験履歴の組み合わせによる高度なポートフォリオ分析

・コンピテンシー・ネットワーク

高業績者の行動特性ネットワークを確立

訓練と学習のアーキテクチャ(TLA)

🌌 1-5. ADL の構想


2．xAPI 利用による「見える化」


既存 LMS -1

LRS

統合管理レポート出力

改善活動

LMS

LMS

xAPI 形式に変換

LRS への経験値記録は xAPI 仕様に準拠したステートメントであれば良いため、必ずしもインプットする

システム自体を変更する必要がありません。データのみを統一して管理・活用することになります。

Learning Record Store

🌌 2-1. 既存LMS 履歴の統合

xAPI の活用により、LMSでは実現できなかった、柔軟性の高い機能を自由に構築可能となります。

複数種類のデータの統合により、多様なレポートの出力を行い、各種分析に活用できます。

既存 LMS -2

他教育システムアセスメント・システム意識調査システム etc..

関連業務システム（人事システム営業システム等）

関連ログを xAPI形式に変換

関連ログを xAPI形式に変換

xAPI 形式に変換


LRS

統合管理レポート出力

LMS

🌌 2-2. SNSを併用した学習履歴の統合管理

SNSを活用したコミュニティ・ラーニング履歴を LRSに記録して管理することができます。

LMS学習成績やアンケート結果と照らし合わせることで、学習の有効な気づきを把握可能となります。

SNS発言の記録

試験結果の記録

アンケートによる気づきポイントの確認

・ SNSにおける生徒・教員の発言を時系列で見える化

・ SNS利用のグループワークログの分析から学習パターンを抽出よりグループワークに貢献できる学習者の把握

・受講後アンケートによる気づきポイントと SNS発言履歴との関連確認

→受講中に学習理解が深まった内容を抽出

講師による集合研修評価

コメント時間 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18

講師

受講者A

受講者B

受講者C

問いかけ発言

SNS投稿実績集合研修評価


🌌 2-3. 動画教材視聴の詳細履歴

動画教材配信システム

LMS

➁ 動画教材配信システム

とLMSのAPI連携

開始・中断・修了の把握

0.1秒単位での取得も可能

飛ばし視聴は履修完了としないことが可能

視聴集計により、どこが重要かを把握し教材改善可能 LRS


LMS

➂ xAPI による詳細履歴取得


LMS

① 動画教材利用の拡大

動画の呼び出しのみ

LifeWay（大手キリスト教教会）

信者の動画視聴詳細履歴を記録

LRS 集計し、重複視聴／飛ばし

視聴部分を把握し教材改善

動画教材の詳細履歴の取得が可能となり、飛ばし学習を防止できます。学習結果の集計により視聴分析ができ、今後の動画教材の改訂に活用することが可能となります。

対応動画配信システム

- Millvi- JStream- YouTube- Wowza


🌌 2-4. 教材操作ログと学習成績

Eラーニング教材における「進む」「戻る」等のボタン操作、教材ページごとの学習時間等、詳細履歴の把握が可能です。演習問題の正答率等との相関分析を行うことで学習スタイル別の理解度を抽出できます。

■分析内容

・詳細操作ログ、コンテンツ別の学習時間から学習スタイルを抽出

・演習問題の正答数、実施回数との相関分析し、学習スタイル別の理解度を抽出

■分析結果の活用

・受講者は、自身の学習理解度の見える化が可能となります。

・教師側は、理解度にあわせたインターフェイス

設計によるコンテンツの質向上ができます。


AT&T社：コンプライアンス教育一斉実施

🌌 2-5. コンプライアンス・トレーニングでの活用

http://www.tryxapi.com/case-study/att.html

- 24万人の社員に短期間で一斉実施

- 社員の倫理認識の個別チェックが実現

- 67万時間の作業時間カットに成功

NAVEX社：企業統治改善プログラム

- SCORM/ AICC 複数の LMSデータを LRSに統合

- 大規模な独自の企業統治プログラムを実施

- 問題点把握と改善に活用

組織内における、法的責任や制度・倫理規定遵守のレベルを上げるための「コンプライアンス・トレーニング・

プログラム」の必要性がますます増大しています。xAPI の大規模集計・レポート機能が活用されています。


3．多様な xAPI の活用例


🌌 3-1. シミュレータ訓練履歴との連動

シミュレータ訓練成績が xAPI により LRSに記録模範航行との比較により採点

知識学習は LMSに記録

合計＝１７５点

合格！

資料協力：株式会社キャドセンター

LRS

LMS


英国 NHS：介護履歴ポータビリティの実現

・介護関連の教育受講と実介護記録のデータを LRS に記録。感想、反省、議論等の情報も記録

・他病院へ異動の際に、個人の経験履歴を持ち運べるようにした

・受病院側は、その人が、どういった具体的な経歴があるかを確認できる

異動

A社 B社

xAPI/LRS xAPI/LRS履歴ポータビリティセキュアなデータ移行／共有を実現

PDS（ Personal Data Store ）機構を活用

㈱リアルグローブ殿

🌌 3-2. 履歴ポータビリティ

LRS のデータは統一された方式で記録されていますので、別の LRS にて共有することも可能です。

ある組織の LRSに記録された学習・経験履歴は、異動時に別組織の LRS へ持ち越すことが可能となります。


🌌 3-3. K-12向け学習システム

教材

家庭学習管理機能

成績カルテ

保護者向けツール

学習計画作成進捗フォロー

オンライン学習

学習計画作成

自己学習申告

生徒への指導学習進捗フォロー

保護者

生徒

応援や激励

講師

管理者（運営会社）

保護者フォロー学習アドバイス進捗報告進捗確認

テスト添削

学習計画フォロー

教室での状況登録

各種アドバイス

LRS全体傾向分析進捗管理指導コーチング教材管理売上管理

xAPI の機能を組み合わせることによって、K-12向けの統合学習管理システムを構築することができます。


営業コーチング・システム “TREK”

学校教育に適応新任教師のサポートに利用

🌌 3-4. 個別パフォーマンス分析

http://www.cognitiveadvisors.com/client-success-national-louis-university

National Louis University

xAPI をトレーニング領域の個別パフォーマンス分析にも活用できます。

OJT やコーチングとして活用する事例が出ております。

営業サポートとしてコーチングを実施


学生情報システムＥラーニングシステム図書館利用実績自己申告データ

LRS

学習分析システム

教官向けダッシュボード

学生用アプリアラーム・介入システム

学生承諾サービス

🌌 3-5. 英国大学間連携統合システム

http://analytics.jiscinvolve.org/wp/2015/06/15/jiscs-learning-analytics-architecture-whos-involved-what-are-the-products-and-when-will-it-be-available/


4．新規格 cmi5


xAPI プロトコルによる新LMS のための仕様

・新ランタイムにより LMSと教材コンテンツ間にて通信を行う

・教材コンテンツは、LMS から AU を通して呼び出され、PCでもスマホでも共通に利用可

・教材コンテンツは異なるドメインでも、どこにでも置くことができる

・教材コンテンツの利用には相互互換性があり、どの LMS-AUを通しても使用できる

新LMSは xAPI の全機能を持つことになる

→ 詳細履歴、トレーニング履歴、SNS学習、指導者からの指示、高度な学習分析等々

LMS は LRS をインプリする必要がある。今後、新LMS は xAPIの仕様に従う必要

・ただし、新LMS は旧SCORM版LMS と併存してもよいことになっている

ADL 2016年 6月1日 cmi5 正式仕様リリース！

🌌 4-1. 次期 SCORM＝ cmi5 の登場


コンテンツサーバー(LMS,LRS)

cmi5 Runtime

SCORM版との併存は可

cmi5版 LMS

履歴DBLRS

コンテンツ-3

AU

コンテンツ-2

コンテンツ-1

他システム

ソーシャルラーニング

xAPI 詳細記録

バイナリデータも

SNSトラッキング

SCO

Assignable Unit

コースパッケージ

コンテンツサーバー(LMS,LRS)

🌌 4-2. cmi5 構成図

IMS Caliper Analysys

Sensor API

電子教科書イベントストア


5．xAPI ご導入にあたって


🌌 5-1. xAPI 導入の進め方

■ xAPI による教育システム構築においては、お客様ごとに環境やニーズが、それぞれ異なります。

当初３～４ヶ月間、全体フレーム設計として、導入のための現状分析（ヒアリング）を行わせていただきます。

ここにおいて、抱えられている各種課題、今後の計画等を確認いたします。

当システムの導入に必要な項目を洗い出した上で、「全体フレーム構築ご提案書」を提出いたします。

■ 引き続きシステム開発を行います。

① 当教育技術による専用プラットフォーム、ならびに LRS システムの構築

LRSサーバー構築、Verb設定、xAPI 変換ステートメント定義

② アウトプットレポートの設計と作成

➂ 必要に応じて新規アプリケーション開発のための仕様を確定させ、開発を行います

④ 業務システムとの連携機能等

要件により、6～12ヶ月間程度の期間を要します。


🌌 5-2. 簡易LRSサービス「TANSU」

✤ ジンジャーアップ「TANSU」は、LRSをクラウド上で使うことができるサービスです

「xAPIステートメント定義」を利用し、様々なデータを統一した形式(JSON形式)に変換してLRSに格納することができます。

RESTful APIによって、業務システムやシュミレータ操作実績、スマートフォンアプリケーションなどのデータもLRSに溜め込む事ができます。

CSV形式とJSON形式でデータをエクスポートできます。これにより、幅広い経験履歴を管理し、多様な分析をすることができます。

✤ 管理画面を通して 5個の LRS を作成でき、すぐ利用できます

プランステートメント数/月バックアップ月額費用

ベーシックプラン 1万ステートメント無し 2,980円

http://xapi.co.jp/tansu/

本格的なシステム構築の前に LRSをテスト版として利用できるサービスをご用意しております

Moodle や Zapier（開発中）との連携も可能です。


ジンジャーアップ

LRS

システム

システム

システム

xAPIステートメント定義ノウハウあり

verb追加設定可能

国内商用LRSはジンジャーアップのみ

サイジングSI / カスタマイズ可能

■ 商品化済・ LMS 連動・動画詳細履歴・ビッグデータ連携・ moodle連動・ SNS連動

■ 今後の予定・理念浸透プログラム・履歴ポータビリティ・ cmi5版LMS・ IMS Caliper 対応

自由なアウトプットレポート可能

他社

xAPI ステートメント定義ノウハウ無し

verb追加不可（ASPに準じる）

他社ASP版LRS利用

サイジング不可SI / カスタマイズ不可構築経験無し

限定されたレポートのみ。追加不可

LRS

🌌 5-3. 弊社の強み

株式会社ジンジャーアップ

〒130-0026 東京都墨田区両国 3-25-5 JEI 両国ビル4F

TEL: 03-6659-2448 FAX: 03-6659-2449 http://www.gingerapp.co.jp http://xapi.co.jp/

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