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VMware Horizon Client for Linux の使用 最終更新日:2017 9 15 VMware Horizon Client for Linux 4.5

VMware Horizon Client for Linux の使用 - VMware …...Linux クライアント システムのシステム要件Horizon Client をインストールする PC またはノート

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Page 1: VMware Horizon Client for Linux の使用 - VMware …...Linux クライアント システムのシステム要件Horizon Client をインストールする PC またはノート

VMware Horizon Client forLinux の使用

最終更新日:2017 年 9 月 15 日VMware Horizon Client for Linux 4.5

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最新の技術ドキュメントは、 VMware の Web サイト (https://docs.vmware.com/jp/) でご確認いただけます。 このドキュメ

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目次

Linux 版 VMware Horizon Client の使用 5

1 システム要件およびインストール 6Linux クライアント システムのシステム要件 7

リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件 9

マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件 10

Flash URL リダイレクトの使用の要件 11

スマート カード認証の要件 12

スマート カード認証のための Horizon Client の構成 13

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム 14

Horizon Client 向けの接続サーバの準備 14

インストール オプション 15

VMware 製品ダウンロードからの Horizon Client for Linux のインストールまたはアップグレード 17

Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプション 18

Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化 20

Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール 22

VMware Blast オプションの構成 23

VMware によって収集される Horizon Client データ 25

2 エンド ユーザー向け Horizon Client の構成 28一般的な設定 28

Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 29

Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション 30

URI を使用した Horizon Client の構成 41

vmware-view URI を作成するための構文 42

vmware-view URI の例 45

エンドユーザーの証明書確認の構成 48

TLS/SSL 詳細オプションの構成 48

ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成 49

FreeRDP を使用した RDP 接続 51

FreeRDP のインストールと構成 53

FIPS 互換モードの有効化 54

PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成 54

3 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 57リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 57

非認証アクセスを使用した公開アプリケーションへの接続 60

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス 61

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構成ファイルの編集によるフォルダの共有 63

Horizon Client の証明書確認モードの設定 64

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え 65

ログオフまたは切断 65

4 Linux システムでの Microsoft Windows デスクトップまたはアプリケーションの使用 67Linux の機能サポート一覧 67

国際化 71

キーボードとモニター 71

USB デバイスの接続 73

Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用 76

Webcam を使用できる場合 76

Linux クライアント システムでのデフォルトのマイクロフォンの選択 77

Linux クライアント システムで優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択 78

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 81

リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定 82

テキストのコピーおよび貼り付け 83

クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成 84

5 Horizon Client のトラブルシューティング 85キーボード入力の問題 85

Workspace ONE モードでのサーバへの接続 86

リモート デスクトップの再起動 86

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセット 87

Horizon Client for Linux のアンインストール 88

6 Client での USB リダイレクトの構成 89USB リダイレクトのシステム要件 89

USB 固有のログ ファイル 90

USB 構成プロパティの設定 91

USB デバイス ファミリ 95

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Linux 版 VMware Horizon Client の使用

本ガイド『Linux 版 VMware Horizon Client の使用』では、データセンターで View デスクトップに接続するために Linux クライアント システムに VMware Horizon®Client™ ソフトウェアをインストールして使用するための情報について説明します。

このドキュメントでは、Linux 版 Horizon Client のインストールおよび使用のためのシステム要件と手順について説明しています。

この情報は、Linux クライアント システムを含む View の展開をセットアップする必要がある管理者向けです。これらの情報は、仮想マシン テクノロジーおよびデータセンターの運用に精通している経験豊富なシステム管理者向けに記述されています。

注: 本ドキュメントは主に、VMware が使用できるようにした Linux 版 Horizon Client に関連しています。また、VMware のパートナー数社が、View のデプロイ用のシンおよびゼロ クライアント デバイスを提供しています。それぞれのシンまたはゼロ クライアント デバイスで使用可能な機能およびサポートされるオペレーティング システムは、ベンダー、モデル、および企業が採用する構成によって決まります。これらのクライアント デバイスのベンダーおよびモデルの詳細については、VMware Web サイトから入手可能な『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

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システム要件およびインストール 1クライアント システムは、一定のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たす必要があります。Horizon Clientのインストール プロセスは、 他の大部分のアプリケーションのインストールと似ています。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Linux クライアント システムのシステム要件

n リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件

n マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件

n Flash URL リダイレクトの使用の要件

n スマート カード認証の要件

n サポートされているデスクトップのオペレーティング システム

n Horizon Client 向けの接続サーバの準備

n インストール オプション

n VMware 製品ダウンロードからの Horizon Client for Linux のインストールまたはアップグレード

n Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール

n VMware Blast オプションの構成

n VMware によって収集される Horizon Client データ

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Linux クライアント システムのシステム要件Horizon Client をインストールする PC またはノート PC とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

注: これらのシステム要件は、VMware が提供している Horizon Client for Linux を対象としています。また、VMware のパートナー数社が、Viewのデプロイ用のシンおよびゼロ クライアント デバイスを提供しています。それぞれのシンまたはゼロ クライアント デバイスで使用可能な機能およびサポートされるオペレーティング システムは、ベンダーとモデル、および企業が採用する構成によって決まります。これらのクライアント デバイスのベンダーおよびモデルの詳細については、VMware Web サイトから入手可能な『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

注: n バージョン 7.0 から、View Agent が Horizon Agent という名前に変更されました。

n Horizon Client 4.0 および Horizon Agent 7.0 以降で使用可能な表示プロトコルである VMware Blast は、VMware Blast Extreme とも呼ばれます。

アーキテクチャ i386、x86_64、ARM

メモリ 2GB 以上の RAM

オペレーティング システムオペレーティング システム バージョン

Ubuntu 12.04、14.04

Ubuntu 64 ビット 12.04、14.04、16.04

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.8、6.9

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 64 ビット 6.8/6.9、7.2/7.3

SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 11 SP4

SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 64 ビット 12 SP2

CentOS 6.8/6.9

OpenSSL の要件 Horizon Client では、特定のバージョンの OpenSSL が必要です。正しいバージョンが自動的にダウンロードされインストールされます。

View 接続サーバ、セキュリティ サーバ、および ViewAgent または HorizonAgent

View 6.2.x 以降の最新メンテナンス リリース

企業のファイアウォールの外部からクライアント システムが接続する場合には、セキュリティ サーバを使用することを推奨します。セキュリティ サーバでは、クライアント システムで VPN 接続が必要にはなりません。

リモート(ホスト型)アプリケーションは、Horizon 6.0(以降)View Server でのみ使用できます。

表示プロトコル n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

n PCoIP

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n RDP

クライアント システムの画面解像度

最小: 1024 X 768 ピクセル

VMware Blast およびPCoIP のハードウェア要件

n SSE2 拡張命令に対応する x86 または x64 ベースのプロセッサ。800 MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n さまざまなモニター セットアップをサポートするための、システム要件を超える RAM 空き容量。一般的な目安として次の式を使用してください。

20MB + (24 * (# monitors) * (monitor width) * (monitor height))

大まかな目安として、次の計算が使用できます。

1 monitor: 1600 x 1200: 64MB

2 monitors: 1600 x 1200: 128MB

3 monitors: 1600 x 1200: 256MB

RDP のハードウェア要件 n SSE2 拡張命令に対応する x86 または x64 ベースのプロセッサ。800 MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n 128MB RAM。

Microsoft RDP のソフトウェア要件

利用可能な最新の rdesktop バージョンを使用します。

FreeRDP のソフトウェア要件

RDP 接続を使用して View デスクトップに接続し、接続のために FreeRDP クライアントを使用する予定であれば、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチをインストールする必要があります。FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

その他のソフトウェア要件 使用している Linux ディストリビューションによっては、Horizon Client には他にも特定のソフトウェア要件があります。Horizon Client のインストール ウィザードがライブラリの互換性と依存関係をシステムでスキャンできるようにしてくださ

い。次のリストに Ubuntu ディストリビューションにのみ関係する要件を示します。

n libudev0.so.0

注: Horizon Client 4.2 からは、Horizon Client を起動するためにlibudev0 が必要になりました。デフォルトでは、libudev0 は Ubuntu

14.04 にインストールされません。

n アイドル状態のセッション タイムアウトのサポートに必要なファイル:libXsso.so.1。

n Flash URL リダイレクトのサポートに必要なファイル: libexpat.so.1。

(libexpat.so.0 ファイルは不要になりました)。

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n 複数のモニターを使用する場合にパフォーマンスを向上させるには、Xineramaを有効にします。

リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件リアルタイム オーディオビデオは、標準的な webcam、USB オーディオ、およびアナログ オーディオ デバイス、そして Skype、WebEx、および Google Hangouts などの標準的な会議アプリケーションで動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、Horizon 環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

リモート デスクトップ デスクトップには、View Agent 5.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。View Agent 5.2 のデスクトップの場合、デスクトップには対応する Remote Experience Agent もインストールする必要があります。たとえば、View Agent 5.2 がインストールされている場合は、View 5.2Feature Pack 2 の Remote Experience Agent もインストールする必要があります。『 View Feature Pack のインストールと管理ガイド』を参照してください。View Agent 6.0 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合、Feature Pack は必要ありません。公開されたデスクトップとアプリケーションでリアルタイム オーディオビデオを使用するには、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n リアルタイム オーディオビデオは、x86 および x64 デバイスでサポートされています。この機能は ARM プロセッサではサポートされません。クライアントシステムは、次の最小ハードウェア要件を満たしている必要があります。

解像度 フレーム レート CPU 必要なメモリ

320 x 240 15 FPS 2 コア、1800 MHz 105 MB

640 x 480 15 FPS 2 コア、2700 MHz 150 MB

1280 x 720 15 FPS 4 コア、3400 MHz 210 MB

n Horizon Client には以下のライブラリが必要です。

n Video4Linux2

n libv4l

n Pulse Audio

プラグイン ファイル (/usr/lib/pcoip/vchan_plugins/

libviewMMDevRedir.so) には以下の依存関係があります。

libuuid.so.1

libv4l2.so.0

libspeex.so.1

libudev0

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libtheoradec.so.1

libtheoraenc.so.1

libv4lconvert.so.0

libjpeg.so.8

これらのファイルがすべて、クライアント システムに存在する必要があり、存在しないと、リアルタイム オーディオビデオ機能が動作しません。これらの依存関係が Horizon Client そのものに必要な依存関係に追加されることに注意してください。

n webcam およびオーディオ デバイス ドライバをインストールする必要があり、webcam およびオーディオ デバイスがクライアント コンピュータで操作可能である必要があります。リアルタイム オーディオビデオをサポートするために、エージェントがインストールされているデスクトップ オペレーティング システムにデバイス ドライバをインストールする必要はありません。

表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件マルチメディア リダイレクト (MMR) を使用すると、クライアント システムでマルチメディア ストリームが処理(デコード)されます。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、それによって ESXi ホストのロードを低減します。

リモート デスクトップ n 単一ユーザー デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降、または HorizonAgent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n RDS ホストでのセッションベースのデスクトップには、View Agent 6.1.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n リモート デスクトップやアプリケーションに関するオペレーティング システム要件、その他のソフトウェア要件、および設定については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』で Windows Media Multimedia リダイレクトに関するトピックを参照してください。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

MMR によってメディアの処理がサーバからクライアントにオフロードされるため、クライアントには次の最小ハードウェア要件が課せられます。

プロセッサ: Intel Pentium 4 または AMD Athlon デュアルコア

プロセッサ速度: 通常の利用では 1.5 GHz、また、フル HD では 1.8 GHz

メモリ: 2 GB RAM

ビデオ アダプタ: ハードウェア アクセラレーション

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ビデオ再生問題を回避するには、次のいずれかのライブラリをインストールする必

要があります。

n GStreamer コアライブラリおよび gstreamer-ffmpeg 0.10

n GStreamer コアライブラリおよび fluendo 0.10

SLED 11 SP4 で、ブラック スクリーンなどの問題が発生した場合は、ライブラリlibvdpau を削除してください。

HP シンクライアントでは、/usr/lib/gstreamer-0.10/

libgstfluvadec.so のファイルを削除して、Horizon Client のクラッシュまた

はブラック スクリーンなどのビデオ再生問題を回避する必要があります。

Dell Wyse シンクライアントでは、ビデオ再生がプリインストールされた fluendoライブラリで動作しない場合があります。この問題を解決するためには、Dell のサポートに問い合わせ最新の fluendo ライブラリを取得してください。

サポートされるメディア フォーマット

Windows Media Player でサポートされるメディア フォーマットがサポートされます。たとえば、M4V、MOV、MP4、WMP、MPEG-4 Part 2、WMV 7/8/9、WMA、AVI、ACE、MP3、WAV などです。

注: DRM で保護されたコンテンツは、Windows Media MMR 経由でリダイレクトされません。

MMR は、デフォルトでは有効化されていません。有効にするには、構成オプション view.enableMMR を設定する必

要があります。詳細については、 Horizon Client の設定およびコマンドライン オプションを参照してください。

Flash URL リダイレクトの使用の要件Adobe Media Server からクライアント エンドポイントに Flash コンテンツを直接ストリーミングするとデータセンター ESXi ホストへの負荷が軽減され、データセンターを経由する余分なルーティングが不要になり、複数のクライアント エンドポイントにライブ ビデオ イベントを同時にストリームするために必要となるバンド幅が削減されます。

Flash URL リダイレクト機能は、Web ページの管理者によって Web ページ内に組み込まれた JavaScript を使用します。仮想デスクトップ ユーザーが Web ページ内に指定された URL リンクをクリックすると、JavaScript は、ShockWave ファイル (SWF) をインターセプトし、仮想デスクトップ セッションからクライアント エンドポイントにリダイレクトします。エンドポイントは次に仮想デスクトップ セクションの外のローカル VMware FlashProjector を開き、メディア ストリームをローカルで再生します。マルチキャストとユニキャストの両方がサポートされます。

この機能は、エージェント ソフトウェアの正しいバージョンと組み合わせた場合に使用できます。View 5.3 では、この機能が View Feature Pack の一部である Remote Experience Agent に含まれています。View 6.0 以降では、この機能が View Agent または Horizon Agent に含まれています。

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この機能を使用するには、Web ページおよびクライアント デバイスをセットアップする必要があります。クライアント システムは、一定のソフトウェア要件を満たす必要があります。

n この機能は、PCoIP についてのみサポートされます。この機能は ARM プロセッサではサポートされません。

n クライアント システムは、マルチキャストまたはユニキャストのストリーミングを開始する ShockWave ファイル (SWF) をホストする Adobe Web サーバに IP 接続する必要があります。必要に応じて、クライアント デバイスがこのサーバにアクセスすることを許可するために適切なポートを開くためにファイアウォールを構成しま

す。

n クライアント システムには、適切な Flash プラグインをインストールする必要があります。

a libexpat.so.1 ファイルをインストールするか、このファイルがすでにインストールされていることを確

認します。

ファイルが /usr/lib または /usr/local/lib ディレクトリにインストールされていることを確認しま

す。

b libflashplayer.so ファイルをインストールするか、このファイルがすでにインストールされているこ

とを確認します。

このファイルが Linux オペレーティング システムの適切な Flash プラグイン ディレクトリにインストールされていることを確認します。

c wget プログラムをインストールするか、プログラム ファイルがすでにインストールされていることを確認

します。

n Flash URL リダイレクトを実行するためには libffi.so.5 が Ubuntu 14.04 および 16.04 ディストリビュー

ションで必要となりますが、Ubuntu 14.04 および 16.04 ディストリビューションにはデフォルトでlibffi.so.6 しかありません。libffi.so.6 と libffi.so.5 間でシンボリック リンクを作成すること

で、この制約を回避できます。

Flash URL リダイレクトのリモート デスクトップ要件のリスト、およびマルチキャストまたはユニキャストのストリームを提供するために Web ページを構成する方法については、Horizon のドキュメントを参照してください。

スマート カード認証の要件ユーザー認証にスマート カードを使用するクライアント システムは、特定の要件を満たす必要があります。

ユーザー認証にスマート カードを使用する各クライアント システムには、次のソフトウェアおよびハードウェアが必要です。

n Horizon Client

n 互換性のあるスマート カード リーダー

n 製品固有のアプリケーション ドライバ

また、製品固有のアプリケーション ドライバをリモート デスクトップまたは Microsoft RDS ホストにインストールする必要もあります。

スマート カードで認証を行うユーザーはスマート カードを所有している必要があり、各スマート カードにはユーザー証明書が含まれる必要があります。

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Horizon Client システムのこれらの要件を満たすことに加えて、他の Horizon コンポーネントは、スマート カードをサポートするための特定の構成要件を満たす必要があります。

n スマート カードの使用をサポートするように接続サーバを構成する方法については、『View 管理』を参照してください。

すべての信頼されたユーザー証明書に適用可能なすべての証明機関 (CA) 証明書を接続サーバ ホストまたはセキュリティ サーバ ホスト上のサーバ信頼ストア ファイルに追加する必要があります。これらの証明書にはルート証明書が含まれ、ユーザーのスマート カード証明書が中間証明機関によって発行された場合には中間証明書を含める必要があります。

n スマート カード認証のために Active Directory で実行する必要があるタスクについては、『View 管理』を参照してください。

Horizon Client で [ユーザー名のヒント] フィールドを有効にする

いくつかの環境では、スマート カード ユーザーは、単一のスマート カード証明書を使用して、複数のユーザーアカウントを認証できます。スマート カードによるサインイン時に、ユーザーが[ユーザー名のヒント] フィールドにユーザー名を入力します。

Horizon Client のログイン ダイアログ ボックスで [ユーザー名のヒント] フィールドを表示させるには、HorizonAdministrator の接続サーバ インスタンスでスマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする必要があります。スマート カード ユーザー名のヒント機能は、Horizon 7 バージョン 7.0.2 以降のサーバとエージェントでのみサポートされます。スマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする方法については、『View 管理』を参照してください。

外部アクセスのセキュリティを確保するために、お使いの環境でセキュリティサーバではなく Unified AccessGateway アプライアンスを使用している場合、スマート カード ユーザー名のヒント機能をサポートするように、Unified Access Gateway アプライアンスを構成する必要があります。スマート カード ユーザー名のヒント機能は、Unified Access Gateway 2.7.2 以降でのみサポートされます。Unified Access Gateway でスマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする方法については、『Unified Access Gateway の導入および設定』ドキュメントを参照してください。

注: Horizon Client は、スマート カード ユーザー名のヒント機能が有効な場合、単一アカウントのスマート カード証明書も引き続きサポートします。

スマート カード認証のための Horizon Client の構成

Horizon Client でスマート カードを使用するには、特定の構成手順を実行する必要があります。

前提条件

n Horizon Client をインストールします。

n (オプション)[ユーザー名のヒント] フィールドが Horizon Client のログイン ダイアログ ボックスに表示されるようにするには、接続サーバでスマート カードのユーザー名のヒント機能を有効にします。詳細については、『View 管理』ドキュメントの「スマート カード認証のセットアップ」を参照してください。

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手順

1 フォルダ /usr/lib/vmware/view/pkcs11 を作成します。

2 スマート カード認証に使用される pkcs11 ライブラリへのシンボル リンクを作成します。

たとえば、次のコマンドを実行します。

sudo ln -s /usr/lib/pkcs11/libgtop11dotnet.so

/usr/lib/vmware/view/pkcs11

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム管理者は、ゲスト オペレーティング システムを使用して仮想マシンを作成し、そのゲスト オペレーティング システムにエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。

サポートされる Windows ゲスト OS のリストについては、『View のインストール』を参照してください。

また、View Agent 6.1.1 以降または Horizon Agent 7.0 以降を使用している場合、いくつかの Linux ゲスト OS がサポートされます。システム要件、Horizonで使用するための Linux 仮想マシンの構成、およびサポートされている機能のリストについては、『Horizon 6 for Linux デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。

Horizon Client 向けの接続サーバの準備エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できるようにするには、管理者が特定のタスクを実行する必要があります。

エンド ユーザーが接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続して、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスするには、特定のプールの設定およびセキュリティの設定を構成する必要があります。

n Unified Access Gateway を使用することを計画している場合、Unified Access Gateway と連携するように接続サーバを構成します。『Unified Access Gateway の導入および設定』ドキュメントを参照してください。Unified Access Gateway アプライアンスは、セキュリティ サーバのみがこれまで果たしてきたのと同じ役割を果たします。

n セキュリティ サーバを使用している場合は、接続サーバ 5.3.x の最新メンテナンス リリースとセキュリティ サーバ 5.3.x 以降のリリースを使用していることを確認します。詳細については、『View のインストール』を参照してください。

n クライアント デバイスにセキュアなトンネル接続を使用し、その安全な接続を接続サーバまたはセキュリティサーバの DNS ホスト名を使用して構成する場合には、クライアント デバイスがこの DNS 名を解決できることを確認します。

セキュアなトンネルを有効または無効にするには、Horizon Administrator で [Horizon 接続サーバ設定の編集]ダイアログ ボックスに移動して、[デスクトップへのセキュアなトンネル接続を使用する] チェックボックスを使用します。

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n デスクトップまたはアプリケーション プールが作成済みであること、および使用する予定のユーザー アカウントにプールへのアクセス権が付与されていることを確認します。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

n Horizon Client で、RSA SecurID または RADIUS 認証などの 2 要素認証を使用するには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

n サーバ URL 情報や [ドメイン] ドロップダウン メニューなどの Horizon Client でセキュリティ情報を非表示にするには、Horizon Administrator で [クライアントのユーザー インターフェイスでサーバ情報を非表示] および [クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] を有効にします。これらのグローバル設定は、Horizon 7 バージョン 7.1 以降で使用できます。グローバル設定の構成については、『View 管理』を参照してください。

[ドメイン] ドロップダウン メニューが表示されていない場合、domain\username または username@domain

の形式でユーザー名を [ユーザー名] テキスト ボックスに入力して、ドメイン情報を指定する必要があります。

重要: [クライアントのユーザー インターフェイスでサーバ情報を非表示] および [クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] 設定を有効にしており、接続サーバ インスタンスで 2 要素認証(RSA SecureID または RADIUS)を選択している場合、Windows ユーザー名の一致を強制しないでください。Windows ユーザー名の一致を強制すると、ユーザーはユーザー名のテキストボックスにドメイン情報を入力できなくなり、ログインが常に失敗するようになります。詳細については、『View 管理』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

n ユーザーが認証しなくても Horizon Client で公開されたアプリケーションにアクセスできるようにするには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理』の非認証アクセスについてのトピックを参照してください。

インストール オプションHorizon Client のインストール プロセスでは、さまざまなコンポーネントについてそれらをインストールするかどうかが問われます。デフォルトではすべてのコンポーネントがインストールされます。

次の表に各オプション コンポーネントの概要を示します。

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表 1-1. Horizon Client for Linux のインストール オプション

オプション 説明

USB リダイレクト デスクトップとアプリケーションにローカルに接続されている USB デバイスにユーザーがアクセスできるようにします。

USB リダイレクトは、単一ユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップとアプリケーションでサポートされます。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/usb/ にインストールされます。インストールの完了後にインスト

ール済みのサービスの登録と開始をインストーラに許可すると、USB アービトレータ デーモン vmware-USBArbitrator

が自動的に実行されます。それ以外の場合、次のコマンドを実行してデーモンを手動で起動できます。

sudo /etc/init.d/vmware-USBArbitrator start

注: グループ ポリシー設定を使用して、特定のユーザーの USB リダイレクトを無効にすることができます。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

リアルタイム オーディオビデオ

クライアント システムに接続される Web カメラおよびオーディオ デバイスをリダイレクトするので、それらをリモート デスクトップで使用できます。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/pcoip/vchan_plugins/ にインストールされます。

仮想印刷 ユーザーがクライアント コンピュータで使用できる任意のプリンタに出力できるようにします。ユーザーは、リモート デスクトップに追加のドライバをインストールする必要はありません。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/virtualPrinting/ にインストールされます。インストール後

にインストーラがインストールされたサービスを登録および起動することを許可している場合、この機能を手動で構成する必

要はありません。または、Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化 の指示に従って、この機能を構成し有効にできます。

Horizon 6.0.2 以降では、仮想印刷は次のリモート デスクトップとアプリケーションでサポートされます。

n シングルユーザー マシンに展開されるデスクトップ。

n 仮想マシンである RDS ホストにデプロイされたデスクトップ。

n RDS ホストによって提供されるリモートアプリケーション。

n リモート デスクトップ内部の Horizon Client から起動されるリモート アプリケーション(ネストされるセッション)。

マルチメディア リダイレクト (MMR)

デスクトップからクライアント マシンにマルチメディア ストリームを転送すると、ストリームを処理できます。

コンポーネント ファイルは、/usr/lib/vmware/view/vdpService/ にインストールされます。

スマート カード ユーザーが、VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルの使用時にスマート カードを使用して認証できるようにします。このオプションはクライアント インストーラでデフォルトで選択されますが、リモート デスクトップで View Agent インストーラを実行する場合にこのオプションがデフォルトで選択されることはありません。

スマート カードは、シングルユーザー マシンと RDS ホストにデプロイされたリモート デスクトップでサポートされます。RDS ホストのスマート カード サポートについては、View Agent 6.1.1 以降が必要です。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/pcoip/vchan_plugins/ にインストールされます。

クライアント ドライブ リダイレクト

ユーザーが、クライアント コンピュータにあるフォルダとドライブをリモート デスクトップやアプリケーションと共有できるようになります。ドライブには、マウントされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/vdpService/ にインストールされます。

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VMware 製品ダウンロードからの Horizon Client for Linux のインストールまたはアップグレード

[VMware 製品ダウンロード] ページから、Horizon Client インストーラ バンドルをダウンロードして実行できます。このインストーラには、USB リダイレクト、仮想印刷、リアルタイム オーディオビデオ、スマート カード、およびクライアント ドライブ リダイレクトなどの機能のモジュールが含まれます。

注: ほとんどの Linux ディストリビューションでは、Horizon Client インストーラ バンドルを実行すると GUI ウィザードが起動されます。SUSE Linux ディストリビューションでは、バンドル インストーラを実行するとコマンドライン ウィザードが起動されます。コマンドライン ウィザードの起動は、--console オプションを指定してインスト

ーラを実行することによっても可能です。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを稼動していることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n インストール オプションについて理解しておきます。インストール オプションを参照してください。

n ホスト システムの root アクセス権があることを確認します。

n クライアント システムに VMware Workstation がインストールされていないことを確認します。

n RDP 表示プロトコルを使用して View デスクトップに接続する予定であれば、適切な RDP クライアントがインストールされていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n Horizon Client ソフトウェアの旧バージョンをアンインストールします。 Horizon Client for Linux のアンインストールを参照してください。

n コマンドライン インストーラを使用する場合は、Linux コマンドライン インストール オプションを理解しておきます。Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプションを参照してください。

n SUSE Linux ディストリビューションで、sudo zypper install python-curses を実行して、curses ラ

イブラリをインストールします。

n Ubuntu 16.04 x64 ディストリビューションの python2 環境で、sudo apt-get install python-gtk2

を実行して gtk2 ライブラリをインストールします。

インストーラはインストール プロセスの一環としてシステム ライブラリのスキャンを実行し、システムに HorizonClient との互換性があるかどうかを確認しますが、このスキャンはスキップすることも可能です。

手順

1 Linux クライアント システムでは、http://www.vmware.com/go/viewclients の Horizon Client 製品ダウンロード ページから Horizon Client インストーラ ファイルをダウンロードします。

ファイル名は、VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle です。x.x.x はバージョン番号

で、yyyyyyy はビルド番号になり、arch は x86 または x64 のいずれかになります。

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2 ターミナル ウィンドウを開き、インストーラ ファイルが入っているディレクトリに移動し、適切なコマンドを使用してインストーラを実行します。

オプション コマンド

GUI ウィザードを使用する場合で、実行権限を設定してあるとき

sudo ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle

GUI ウィザードを使用する場合で、実行権限を設定してないとき

sudo sh ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle

コマンドライン インストーラの場合 sudo ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console

インストーラ ウィザードが表示され、エンド ユーザー ライセンス契約に同意するように求められます。

3 プロンプトに従って、インストールを完了します。

重要: インストール後にインストーラがインストールされたサービスを登録および起動することを許可するように求められます。インストーラがこれらのタスクを完了することを許可すると、再起動するときに毎回 USBリダイレクトを手動で起動する必要がなくなり、仮想印刷機能を手動で有効にする必要がなくなります。

4 インストールが完了した後、さまざまな機能コンポーネントが依存しているライブラリの互換性スキャンを実行

するかどうかを指定します。

このシステム スキャンでは、ライブラリ互換性ごとに結果値が表示されます。

結果値 説明

成功しました 必要なライブラリがすべて見つかったことを示します。

失敗した 指定されたライブラリが見つからなかったことを示します。

インストールについてのログ情報は、/tmp/vmware-root/vmware-installer-pid.log に記録されます。

次のステップ

Horizon Client を起動して、正しい仮想デスクトップにログインできることを確認します。リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続を参照してください。

Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプション

コマンドライン インストール オプションを使用して、Linux システムに Horizon Client をインストールできます。

--console オプションを他のコマンドライン オプションと環境変数設定とともに使用して、Horizon Client のサイ

レント インストールを行います。サイレント インストールを使うと、大規模なエンタープライズに View のコンポーネントを効率よく展開できます。

以下の表に、VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle インストーラー ファイルを実行する

際に使用できるオプションを示します。

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表 1-2. Linux コマンドライン インストール オプション

オプション 説明

--help 使用方法の情報を表示します。

--console ターミナル ウィンドウでコマンドライン インストーラを使用できるようにします。

--custom --set-setting オプションを使用するなどの、デフォルトの答えがスクリプト化されてい

る場合でも、インストールに関するすべての質問を表示します。

デフォルトは --regular で、これは既定の答えがない質問だけを表示します。

--eulas-agreed エンド ユーザー ライセンス契約に同意します。

--gtk GUI ベースの VMware インストーラを開きます。デフォルトのオプションです。何らかの理由で GUI が表示できないまたはロードできない場合には、コンソール モードが使用されます。

--ignore-errors または -I いずれかのインストーラ スクリプトにエラーがあっても、インストールを続行できるようにします。エラーが発生したセクションは完了しないため、コンポーネントが正常に構成され

ない可能性があります。

--regular それまでに回答されていないインストールに関する質問または必須の質問を表示します。こ

れはデフォルトのオプションです。

--required 使用許諾契約のプロンプトのみを表示し、続けてクライアントをインストールします。

デフォルトは --regular で、これは既定の答えがない質問だけを表示します。

--set-setting vmware-horizon-smartcard

smartcardEnable yesスマート カードのコンポーネントをインストールします。

--set-setting vmware-horizon-rtav

rtavEnable yesリアルタイム オーディオビデオのコンポーネントをインストールします。

--set-setting vmware-horizon-usb

usbEnable yesUSB リダイレクト機能をインストールします。

--set-setting vmware-horizon-virtual-

printing tpEnable yes仮想印刷機能をインストールします。

--set-setting vmware-horizon-tsdr

tsdrEnable yesクライアント ドライブ リダイレクト機能をインストールします。

--set-setting vmware-horizon-mmr

mmrEnable yesマルチメディア リダイレクト (MMR) 機能をインストールします。

--stop-services インストールしたサービスを登録したり、起動したりしないでください。

表に一覧表示されているオプションの他に、次の環境変数も設定できます。

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表 1-3. Linux 環境変数のインストール設定

変数 説明

TERM=dumb 非常に基本的なテキスト UI を表示します。

VMWARE_EULAS_AGREED=yes 製品の EULA をサイレントに受け入れられるようにします。

VMIS_LOG_LEVEL= value value には次の値から 1 つを使用します。

n NOTSET

n DEBUG

n INFO

n WARNING

n ERROR

n CRITICAL

ログ情報は /tmp/vmware-root/vmware-installer-pid.log に記録されます。

例: サイレント インストール コマンド

以下は、Horizon Client のサイレント インストール方法の例です。各コンポーネントに対して、例ではそのコンポーネントをインストールするかどうかを指定しています。

sudo env TERM=dumb VMWARE_EULAS_AGREED=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console \

--set-setting vmware-horizon-usb usbEnable no \

--set-setting vmware-horizon-virtual-printing tpEnable yes \

--set-setting vmware-horizon-smartcard smartcardEnable no\

--set-setting vmware-horizon-rtav rtavEnable yes \

--set-setting vmware-horizon-tsdr tsdrEnable yes

この次の例は、デフォルト設定を使用して、Horizon Client のサイレント インストールを実行する方法を示しています。

sudo env TERM=dumb VMWARE_EULAS_AGREED=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console --required

Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化

Horizon Client 3.2 以降のインストーラ バンドルには、仮想印刷コンポーネントが含まれます。Horizon Client 3.2を使用している場合、この機能を有効にするには、構成ファイルを作成し、いくつかの環境変数を設定する必要があ

ります。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。

重要: Horizon Client 3.4 以降では、 クライアントのインストール時に、インストール後、インストールされたサービスをインストーラによって登録して起動するように指定できるため、この手順を実行する必要は通常はありませ

ん。ユーザーがクライアントを起動するときに、構成ファイルが自動的に作成されユーザーの home ディレクトリに

配置されます。

前提条件

VMware で提供されているインストール バンドルを使用して Horizon Client 3.2 以降をインストールしておく必要があります。これにより仮想印刷コンポーネントがデフォルトでインストールされます。

手順

1 ターミナル ウィンドウを開き、コマンドを入力して home ディレクトリ内に .thnuclnt という名前のフォルダ

を作成します。

$ mkdir ~/.thnuclnt/

注: このファイルは特定のユーザーの home ディレクトリに作成されるため、Linux クライアント システムを使用する各ユーザーがこのファイルを作成する必要があります。

2 テキスト エディタを使用して ~/.thnuclnt フォルダ内に thnuclnt.conf という名前の構成ファイルを作

成し、次のテキストをこのファイルに追加します。

autoupdate = 15

automap = true

autoid = 0

updatecount = 1

editcount = 0

connector svc {

protocol = listen

interface = /home/user/.thnuclnt/svc

setdefault = true

}

このテキストで user のユーザー名を置き換えます。

3 ファイルを保存して閉じます。

4 コマンドを入力して thnuclnt プロセスを開始します。

$ thnuclnt -fg

5 コマンドを入力して仮想印刷コンポーネントの環境変数を設定します。

$ export TPCLIENTADDR=/home/user/.thnuclnt/svc

$ export THNURDPIMG=/usr/bin/thnurdp

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6 Horizon Client を起動するには、vmware-view プロセスを開始します。

通常はクライアントに表示されているプリンタも、リダイレクトされて、リモート デスクトップの [印刷] ダイアログ ボックスに表示されるようになります。

7 (オプション) 仮想印刷機能を無効にする場合は、以下の手順を実行します。

a コマンドを入力して thnuclnt プロセスを停止します。

$ killall thnuclnt

b リモート デスクトップから切断し、再接続します。

これでプリンタはリダイレクトされなくなります。

Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール

Ubuntu システムを使用している場合には、VMware のダウンロード Web サイトで提供されるバージョンをインストールする代わりに、Ubuntu ソフトウェア センターからクライアントをインストールできます。Ubuntu ソフトウェア センターを使用する場合、Synaptic Package Manager を使用してクライアントをインストールします。

このトピックでは、Ubuntu ソフトウェア センターからクライアント ソフトウェアを取得する方法について説明します。VMware 製品ダウンロードからの Horizon Client for Linux のインストールまたはアップグレード の説明のように、VMware 製品ダウンロード Web サイトから Horizon Client ソフトウェアを取得することもできます。

重要: Linux ベースのシン クライアントを使用している場合は、シン クライアント ベンダーに連絡して、HorizonClient のアップデートについて問い合わせる必要があります。独自の Linux ベースのエンドポイントを適切に構築していて、クライアントをアップデートする必要がある場合は、VMware の営業担当者に問い合わせる必要があります。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを使用していることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n OpenSSL の正しいバージョンをインストールしていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

n RDP 表示プロトコルを使用して View デスクトップに接続する予定であれば、適切な RDP クライアントがインストールされていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n View Client 1.x または 2.x の任意のバージョンをアンインストールします。 Horizon Client for Linux のアンインストール を参照してください。

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手順

1 Linux が搭載されたノートまたはデスクトップ PC で Canonical Partners を有効にします。

a Ubuntu メニュー バーから、[システム] - [管理] - [Update Manager] を選択します。

b [設定] ボタンをクリックして、管理作業を行うためのパスワードを入力します。

c ソフトウェア ソース ダイアログ ボックスで、[その他のソフトウェア] タブをクリックし、[CanonicalPartners] チェック ボックスを選択し、パートナー用の Canonical パッケージ ソフトウェア アーカイブを選択します。

d [閉じる] をクリックして指示に従い、パッケージ リストを更新します。

2 Ubuntu 12.04 または 14.04 がインストールされている場合は、次のように Ubuntu ソフトウェア センターからパッケージをダウンロードしてインストールします。

a ターミナル ウィンドウを開き、次のコマンドを入力して新しいパッケージを取得します。

sudo apt-get update

新しいパッケージをダウンロードすると、ターミナル ウィンドウにパッケージのリストが表示されます。

b Update Manager を開いて更新を確認し、更新をインストールします。

c Ubuntu ソフトウェア センター アプリケーションを開いて、vmware-view-client を検索します。

d vmware-view-client アプリケーションをインストールします。

オペレーティング システムが Ubuntu 12.04 または 14.04 の場合は、最新バージョンの Horizon Client がインストールされます。

アプリケーション起動プログラムに [VMware Horizon Client] のアプリケーション アイコンが表示されます。

次のステップ

Horizon Client を起動して、正しい仮想デスクトップにログインできることを確認します。リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続を参照してください。

VMware Blast オプションの構成VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションとアプリケーション セッションの、H.264 デコードとネットワーク条件のオプションを構成できます。

サポートされている最大解像度は、クライアントの画像処理装置 (GPU) の処理能力によって異なります。JPEG/PNGの 4K 解像度をサポートできる GPU であっても、H.264 の 4K 解像度をサポートしない場合があります。H.264 で解像度がサポートされていない場合、Horizon Client は JPEG/PNG を代わりに使用します。

H.264 デコードは、AMD、NVIDIA、および Intel GPU でサポートされます。AMD および NVIDIA GPU の場合、H.264 デコードを実行するには、グラフィック ライブラリ OpenGL 3.2 以降をインストールする必要があります。

NVIDIA GPU で H.264 デコードを使用する予定の場合は、VDPAU (Video Decode and Presentation API forUnix) をインストールします。VDPAU は、最新の NVIDIA ドライバには含まれなくなり、別途インストールする必要があります。

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Intel GPU で H.264 を使用するには、Intel VA-API ドライバと GLX VA-API ライブラリが必要です。コマンドvainfo を実行すると、H.264 プロファイルが表示されます。VA-API ドライバのバージョンが 1.2.x 以前の場合

は、/etc/vmware/config、/usr/lib/vmware/config、または ~/.vmware/config にエントリ

mks.enableGLBasicRenderer = TRUE を追加する必要があります。構成ファイルは、次の順序で処理されます。

1 /etc/vmware/config

2 /usr/lib/vmware/config

3 ~/.vmware/config

Red Hat 7.2、Intel GPU、Intel ドライバ バージョン 1.2 以前、OpenGL 3.2、および H.264 が有効になっている場合は、ブラック スクリーンなどの表示の問題を防ぐために、これらの 3 つの構成ファイルのいずれかに次のエントリを追加する必要があります。

mks.enableGLRenderer=FALSE

mks.enableGLBasicRenderer=TRUE

Intel GPU を使用する SLED 11 SP4 では、H.264 はサポートされません。xorg のバージョンが古すぎるためです。

サーバにログインした後は、ネットワーク条件オプションは変更できません。H.264 デコードは、サーバにログインする前後で構成できます。

前提条件

この機能には、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

手順

1 メニュー バーから [ファイル] - [VMware Blast の構成] を選択します。

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2 デコードとネットワーク条件のオプションを構成します。

オプション アクション

H.264 接続サーバに接続する前または後で、このオプションを構成し、Horizon Client で H.264 のデコードを許可します。

このオプションが選択されると(デフォルト設定)、エージェントが H.264 ソフトウェアまたはハードウェア エンコードをサポートしている場合に、Horizon Client は H.264 デコードを使用します。エージェントが H.264 ソフトウェアまたはハードウェア エンコードをサポートしていない場合、Horizon Client は JPG/PNG デコードを使用します。

JPG/PNG デコードを使用するには、このオプションを選択解除します。

最適な環境のためのネットワーク条件を選択

します

接続サーバに接続する前のみ、このオプションを構成できます。次のネットワーク条件オプシ

ョンのいずれかを選択します。

n [良好] - Horizon Client TCP ネットワークのみを使用します。このオプションは LAN 環境で理想的です。

n [通常 (デフォルト) ] - Horizon Client 混合モードで動作します。混合モードでは、Horizon Client は、サーバに接続するときに TCP ネットワークを使用し、エージェントと Blast Security Gateway(有効な場合)が Blast Extreme Adaptive Transport(BEAT) 接続をサポートしている場合に、BEAT を使用します。このオプションがデフォルトの設定です。

n [不良] - Horizon Client BEAT トンネル サーバがサーバで有効になっている場合はBEAT ネットワークのみを使用し、有効になっていない場合は混合モードに切り替えます。

注: Horizon 7 バージョン 7.1 以前では、接続サーバおよびセキュリティ サーバ インスタンスは BEAT トンネル サーバをサポートしません。Unified Access Gateway 2.9 以降では、BEAT トンネル サーバをサポートします。

接続サーバおよびセキュリティ サーバ インスタンスの Blast Security Gateway は、BEAT ネットワークをサポートしません。

3 [OK] をクリックして変更を保存します。

H.264 の変更は、ユーザーが次にリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続して、VMware Blast 表示プロトコルを選択したときに有効になります。変更内容は、既存の VMware Blast セッションには影響しません。

VMware によって収集される Horizon Client データ所属する企業がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、VMware は Horizon Client の特定フィールドのデータを収集します。機密情報が含まれるフィールドは、匿名扱いとなります。

VMware は、クライアント上で情報を収集し、ハードウェアとソフトウェアの互換性を優先度付けします。社内の管理者がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を決めた場合、VMware はお客様のご要望に対するVMware の対応を改善する目的で、現在ご使用の配置に関する匿名データを収集します。企業が特定できるような情報は収集されません。Horizon Client の情報は最初に接続サーバに送信されてから、接続サーバ インスタンス、デスクトップ プール、およびリモート デスクトップのデータと共に VMware に送信されます。

情報は接続サーバへ送信される途中で暗号化されますが、クライアント システムの情報は暗号化されずに、ユーザー固有のディレクトリ内に記録されます。この記録には、個人情報は含まれません。

接続サーバをインストールする管理者は、接続サーバ インストール ウィザードの実行時に VMware カスタマー エクスペリエンス改善プログラムに参加するかどうかを選択できます。管理者はインストール後に HorizonAdministrator でオプションを設定できます。

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表 1-4. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ

説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

Horizon Client アプリケーションを開発する企業 いいえ VMware

製品名 いいえ VMware Horizon Client

クライアント製品のバージョン いいえ (形式は x.x.x-yyyyyy で、x.x.x はクライアントのバージョン番号、yyyyyyはビルド番号です。)

クライアントのバイナリ アーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n i386

n x86_64

n arm

クライアントのビルド名 いいえ 以下に例を挙げます。

n VMware-Horizon-Client-Win32-Windows

n VMware-Horizon-Client-Linux

n VMware-Horizon-Client-iOS

n VMware-Horizon-Client-Mac

n VMware-Horizon-Client-Android

n VMware-Horizon-Client-WinStore

ホスト OS いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 8.1

n Windows 7、64 ビット Service Pack 1 (Build 7601)

n iPhone OS 5.1.1 (9B206)

n Ubuntu 12.04.4 LTS

n Mac OS X 10.8.5 (12F45)

ホスト OS のカーネル いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 6.1.7601 SP1

n Darwin Kernel バージョン 11.0.0:Sun Apr 8 21:52:26 PDT2012;root:xnu-1878.11.10~1/RELEASE_ARM_S5L8945X

n Darwin 11.4.2

n Linux 2.6.32-44-generic #98-Ubuntu SMP Mon Sep 2417:27:10 UTC 2012

n 不明(Windows ストア版)

ホスト OS のアーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n x86_64

n i386

n armv71

n ARM

ホスト システムのモデル いいえ 以下に例を挙げます。

n Dell Inc. OptiPlex 960

n iPad3,3

n MacBookPro8,2

n Dell Inc. Precision WorkStation T3400 (A04 03/21/2008)

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説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

ホスト システムの CPU いいえ 以下に例を挙げます。

n Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GH

n Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GH

n 不明 (iPad)

ホスト システムのプロセッサのコア数 いいえ 例: 4

ホスト システムのメモリ容量(MB) いいえ 以下に例を挙げます。

n 4096

n 不明(Windows ストア版)

接続された USB デバイスの数 いいえ 2(USB デバイスのリダイレクトは Linux、Windows および Mac クライアントでのみサポートされています。)

同時並行する USB デバイスの最大接続数 いいえ 2

USB デバイス ベンダー ID いいえ 以下に例を挙げます。

n Kingston

n NEC

n Nokia

n Wacom

USB デバイス製品 ID いいえ 以下に例を挙げます。

n DataTraveler

n ゲームパッド

n ストレージ ドライブ

n 無線マウス

USB デバイス ファミリ いいえ 以下に例を挙げます。

n セキュリティ

n ヒューマン インターフェイス デバイス

n イメージング

USB デバイス使用数 いいえ (デバイスが共有された回数)

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エンド ユーザー向け Horizon Clientの構成 2エンド ユーザー向けに Horizon Client を構成する場合、URI の作成、証明書検証モードの設定、高度な TLS/SSL オプションの変更、特定のキーとキーの組み合わせの構成、表示プロトコル オプションの設定、および FIPS 互換モードを有効にする作業が発生する場合があります。

この章には、次のトピックが含まれています。

n 一般的な設定

n Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用

n URI を使用した Horizon Client の構成

n エンドユーザーの証明書確認の構成

n TLS/SSL 詳細オプションの構成

n ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成

n FreeRDP を使用した RDP 接続

n FIPS 互換モードの有効化

n PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成

一般的な設定

Horizon Client ではエンド ユーザー向けに、ログインとデスクトップでの選択を簡素化し、セキュリティ ポリシーを実行するためのいくつかの構成メカニズムを提供しています。

次の表に、複数の方法で設定できる設定の一部のみを示します。

表 2-1. 一般的な設定

設定 構成メカニズム

接続サーバのアドレス URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

Active Directory ユーザー名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

ドメイン名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

デスクトップ表示名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

ウィンドウ サイズ URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

表示プロトコル URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

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設定 構成メカニズム

証明書確認の構成 構成ファイルのプロパティ

SSL プロトコルと暗号化アルゴリズムの構成 構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用

コマンドラインのオプションまたはそのオプションに相当する構成ファイルのプロパティを使用して、HorizonClient を構成できます。

vmware-view コマンドライン インターフェイスを使用するか、または構成ファイルのプロパティを設定して、

Horizon Client に表示されるデフォルト値を定義したり、ユーザーに情報の確認を求める一部のダイアログ ボックスを表示しないようにしたりできます。また、ユーザーに変更させない設定を指定することもできます。

構成設定の処理順序

Horizon Client が起動するときに、構成設定は、次の順序で各種の場所で処理されます。

1 /etc/vmware/view-default-config

2 ~/.vmware/view-preferences

3 コマンドライン引数

4 /etc/vmware/view-mandatory-config

設定が複数の場所で定義されている場合、使用される値は、読み取られた最後のファイルまたはコマンドライン オプションの値になります。たとえば、ユーザー設定より優先される設定を指定するには、/etc/vmware/view-

mandatory-config ファイルでプロパティを設定します。

ユーザーが変更できるデフォルト値を設定するには、/etc/vmware/view-default-config ファイルを使用しま

す。ユーザーが設定を変更した後、Horizon Client を終了すると、変更された設定は ~/.vmware/view-

preferences ファイルに保存されます。

ユーザーがデフォルト値を変更できないようにするプロパティ

多くのプロパティで、ユーザーに設定の変更を許可するかどうかを制御する view.allow プロパティを設定できま

す。たとえば、/etc/vmware/view-mandatory-config ファイルで view.allowDefaultBroker プロパティを

「FALSE」に設定すると、ユーザーは Horizon Client を使用して接続するときにサーバ名を変更できなくなります。

コマンドライン インターフェイス使用時の構文

ターミナル ウィンドウで、次の形式の vmware-view コマンドを使用します。

vmware-view [command-line-option [argument]] ...

デフォルトでは、vmware-view コマンドは、/usr/bin ディレクトリにあります。

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すべてのオプションに短縮形があるわけではありませんが、オプション名の短縮形または長形式のいずれかを使用で

きます。たとえば、ドメインを指定する場合、-d (短縮形) または --domainName= (長形式) のいずれかを使用できま

す。長形式を使用することを選択すると、ユーザーにとってスクリプトが読みやすくなる場合があります。

--help オプションを使用して、コマンドライン オプションのリストと使用方法の情報を取得できます。

重要: プロキシを使用する必要がある場合は、以下の構文を使用します:

http_proxy=proxy_server_URL:port https_proxy=proxy_server_URL:port vmware-view options

以前、このプロキシ用に設定された環境変数をクリアする必要があるため、この回避策は必要です。このアクション

を実行しない場合、プロキシ例外設定は Horizon Client 内で有効になりません。View 接続サーバ インスタンス用のプロキシ例外を構成します。

Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション

利便性のため、ほぼすべての設定には、key=value プロパティと対応するコマンドライン オプション名があります。一部の設定については、コマンドライン オプションはありますが、構成ファイルで設定できる対応するプロパティがありません。一部の他の設定については、コマンドライン オプションが利用できないので、プロパティを設定する必要があります。

重要: 一部のコマンドライン オプションと構成キーは、サードパーティ ベンダーによって提供される HorizonClient のバージョンでのみ使用できます。VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdm の『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

表 2-2. Horizon Client コマンドライン オプションおよび構成ファイル キー

構成キー コマンドライン オプション 説明

view.allMonitors --allmonitors クライアントが起動されたときに接続されるすべてのモ

ニターで、ホスト OS を非表示にし、全画面表示モードでHorizon Client ユーザー インターフェイスを開きます。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.allowDefaultBroker -l, --lockServer このコマンドライン オプションを使用するか、またはプロパティを "FALSE" に設定した場合、クライアントがどのサーバにも接続されないと [サーバ] フィールドは無効になり、サーバ アドレスは、コマンドラインまたは設定ファイルに提供されません。

コマンドライン オプションの使用例:

--lockServer -s view.company.com

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.autoConnectBroker なし view.defaultBroker 構成プロパティが設定されていな

いか、--serverURL= コマンドライン オプションが使用

されない限り、最後に使用された View Server に自動的に接続します。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

このプロパティおよび view.autoConnectDesktop プ

ロパティを "TRUE" にすることは、view.nonInteractive プロパティを "TRUE" に設定す

ることと同じです。

view.autoConnectDesktop なし view.defaultDesktop 構成プロパティが設定されてい

ないか、--desktopName= コマンドライン オプションが

使用されない限り、最後に使用された View デスクトップに自動的に接続します。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

このプロパティおよび view.autoConnectBroker プロ

パティを "TRUE" にすることは、view.nonInteractive

プロパティを "TRUE" に設定することと同じです。

view.autoDisconnectEmptyAppSession なし "TRUE" (デフォルト)に設定すると、ユーザーがすべ

てのアプリケーションを終了してアプリケーション セッションが空になった場合に、エンド ユーザーにメッセージが表示されます。このメッセージでは、ユーザーは空の

セッションを切断するか、または実行中の空のセッション

を維持するかを選択するように促されます。"FALSE"

に設定した場合、View Administrator で使用されるタイムアウト設定に従って、セッションが終了されます。デフ

ォルトでは、1 分後に切断されます。

view.defaultAppHeight なし リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルトの高さをピクセルで指定します。このプロパティは、カスタ

ム デスクトップ サイズを指定するときにview.defaultAppWidth と組み合わせて使用します

(view.defaultAppSize プロパティは "5" に設定され

ています)。デフォルトは "480" です。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.defaultAppSize --appSize= リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルト サイズを設定します。

n すべてのモニターを使用する場合は、"1" を指定し

ます。

n 1 台のモニターで全画面表示モードを使用する場合は、"2" を指定します。

n 大きいウィンドウを使用する場合は、"3" を指定し

ます。

n 小さいウィンドウを使用する場合は、"4" を指定し

ます。

n カスタム サイズを設定する場合は、"5" を指定し、

view.defaultAppWidth プロパティおよび

view.defaultAppHeight プロパティも設定しま

す。

デフォルトは "1" です。

view.defaultAppWidth なし リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルトの幅をピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム

デスクトップ サイズを指定するときにview.defaultAppHeight と組み合わせて使用します

(view.defaultAppSize プロパティは "5" に設定され

ています)。デフォルトは "640" です。

view.defaultBroker -s, --serverURL= Horizon Client の [サーバ] フィールドに指定する名前を追加します。完全修飾ドメイン名を指定します。デフ

ォルトの 443 を使用しなければ、ポート番号を指定することもできます。

デフォルトは、最も最近に使用された値です。

コマンドライン オプションの使用例:

--serverURL=https://view.company.com-s view.company.com--serverURL=view.company.com:1443

view.defaultDesktop -n, --desktopName= autoConnectDesktop が "TRUE" に設定され、ユーザー

が複数のデスクトップにアクセスするときに、どのデスク

トップを使用するかを指定します。

これは、デスクトップの選択ダイアログで表示される名前

です。名前は一般的にプール名です。

view.defaultDesktopHeight なし View デスクトップのウィンドウのデフォルトの高さをピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときにview.defaultDesktopWidth と組み合わせて使用しま

す(view.defaultDesktopSize プロパティは "5" に設

定されています)。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.defaultDesktopSize --desktopSize= View デスクトップのウィンドウのデフォルト サイズを設定します。

n すべてのモニターを使用するには、このプロパティ

を "1" に設定するか、コマンドライン引数 "all"

を使用します。

n 1 台のモニターで全画面表示モードを使用するには、このプロパティを "2" に設定するか、コマンドライ

ン引数 "full" を使用します。

n 大きなウィンドウを使用するには、このプロパティ

を "3" に設定するか、コマンドライン引数

"large" を使用します。

n 小さいウィンドウを使用するには、このプロパティ

を "4" に設定するか、コマンドライン引数

"small" を使用します。

n カスタム サイズを設定するには、このプロパティを"5" に設定し、view.defaultDesktopWidth およ

び view.defaultDesktopHeight プロパティも設

定します。その代わりに、ピクセルで幅×高を指定します。コマンドラインでは次のようになりま

す。"widthxheight"。

コマンドライン オプションの使用例:

--desktopSize="1280x800"--desktopSize="all"

view.defaultDesktopWidth なし View デスクトップのウィンドウのデフォルトの幅をピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときにview.defaultDesktopHeight と組み合わせて使用しま

す(view.defaultDesktopSize プロパティは "5" に設

定されています)。

view.defaultDomain -d, --domainName= Horizon Client がすべての接続で使用するドメイン名を設定し、認証ダイアログ ボックスの [ドメイン名] フィールドに指定するドメイン名を追加します。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.defaultLogLevel なし Horizon Client ログのログ レベルを設定します。プロパティを次のいずれかの値に設定します。

n "0" は、すべてのログ イベントを含めます。

n "1" は、トレースレベルのイベントと、2 から 6 に

設定した場合にキャプチャされるイベントを含めま

す。

n "2" は、デバッグ イベントと、3 から 6 に設定した

場合にキャプチャされるイベントを含めます。

n "3" (デフォルト)は、情報レベルのイベントと、4

から 6 に設定した場合にキャプチャされるイベントを含めます。

n "4" は、警告、エラー、および致命的なイベントを

含めます。

n "5" は、エラーおよび致命的なイベントを含めます。

n "6" は、致命的なイベントを含めます。

デフォルトは "3" です。

view.defaultPassword -p "-", --password="-" VMware Blast、PCoIP、および rdesktop 接続につい

ては、常に "-" を指定して stdin からパスワードを読

み取ります。

View 接続サーバがパスワード認証を受け付ける場合は、Horizon Client がすべての接続で使用するパスワードを設定し、認証ダイアログ ボックスの [パスワード] フィールドにパスワードを追加します。

注: 空のパスワードは使用できません。つまり、--password="" を指定できないということです。

view.defaultProtocol --protocol= どのディスプレイ プロトコルを使用するかを指定します。"PCOIP" または "RDP" を指定します。これらの値

は大文字小文字を区別します。たとえば、rdp を入力す

ると、使用されるプロトコルがデフォルトになります。デ

フォルトは、プール用のプール設定の下の ViewAdministrator で指定された設定です。

RDP を使用して、rdesktop ではなく FreeRDP を使用

したい場合、rdpClient 設定を使用する必要もありま

す。

view.defaultUser -u, --userName= Horizon Client がすべての接続で使用するユーザー名を設定し、認証ダイアログ ボックスの [ユーザー名] フィールドに指定するユーザー名を追加します。

キオスク モードでは、アカウント名はクライアントのMAC アドレスに基づくか、custom- などの認識される

プレフィックス文字列で開始することができます。

view.disableMaximizedApp --disableMaximizedApp "FALSE" (デフォルト)に設定すると、アプリケーショ

ンが全画面表示モードで起動されます。

view.enableMMR なし マルチメディア リダイレクト (MMR) を有効にします。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.fullScreen --fullscreen ホスト OS を非表示にし、1 台のモニターで全画面表示モードで Horizon Client ユーザー インターフェイスを開きます。このオプションは、デスクトップ セッションのスクリーン モードに影響を及ぼしません。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.kbdLayout -k, --kbdLayout= キーボード レイアウトでどのロケールを使用するかを指定します。

注: rdesktop は、"fr" および "de" などのロケール

コードを使用し、freerdp はキーボード レイアウト ID

を使用します。これらの ID のリストについては、以下のコマンドを使用します。

xfreerdp --kbd-list

rdesktop のコマンドライン オプションの使用例:

--kbdLayout="en-us"-k "fr"

freerdp のコマンドライン オプションの使用例:

-k "0x00010407"

view.kioskLogin --kioskLogin Horizon Client がキオスク モード アカウントを使用して認証することを指定します。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

たとえば、この表の後に示すキオスク モードの例を参照してください。

view.mmrPath -m, --mmrPath= (サードパーティ ベンダーからの配布で限定使用)WyseMMR (multimedia redirection) ライブラリを含むディレクトリへのパスを指定します。

コマンドライン オプションの使用例:

--mmrPath="/usr/lib/altmmr"

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.monitors --monitors= numbered list Horizon Client に使用する隣接したモニターを指定できます。--allmonitors (または view.allMonitors)

を使用して、すべてのモニターで全画面表示を使用するよ

うに指定し、--monitors=numbered list を使用して、使用するモニターのサブセットを指定します。

3 台のモニターが水平に並んで置かれている構成で、1 番目と 2 番目のモニターを指定するコマンドライン オプションの使用例:

--allmonitors --monitors="1,2" `

クライアント ユーザー インターフェイスのモニター アイコンに関連付けられている物理モニターを区別できる

ように、使用するように指定した物理モニターの左上隅に

矩形が表示されます。選択したモニターのアイコンで使

用されるのと同じ色と番号が矩形に関連付けられます。

view.noMenuBar --nomenubar ユーザーがメニュー オプションにアクセスして View デスクトップからログオフ、リセット、および切断すること

ができないようにするため、全画面表示モードの場合は

Horizon Client メニュー バーを非表示にします。キオスク モードを構成中にこのオプションを使用します。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.nonInteractive -q, --nonInteractive コマンドラインまたは構成プロパティで指定されるスク

リーンをスキップして、不必要な UI 手順をエンド ユーザーに非表示にします。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

このプロパティを "TRUE" にすることは、view.autoConnectBroker および

view.autoConnectDesktop プロパティを "TRUE" に設

定することと同じです。

コマンドライン オプションの使用例:

--nonInteractive--serverURL="https://view.company.com" --userName="user1" --password="-" --domainName="xyz" --desktopName="Windows 7"

view.once --once エラーが発生した場合に Horizon Client が接続を再試行しないことを指定します。

キオスク モードを使用する場合、通常はこのオプションを指定し、終了コードを使ってエラーを処理してくださ

い。指定しない場合、vmware-view プロセスをリモー

トから強制終了することが難しい場合があります。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。デフォルトは "FALSE" です。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.rdesktopOptions --rdesktopOptions= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)コマンドライン オプションを指定してrdesktop アプリケーションに転送します。rdesktop オプションの詳細については、rdesktop ドキュメントを参照してください。

コマンドライン オプションの使用例:

--rdesktopOptions="-f -m"

なし -r, --redirect= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)View デスクトップにリダイレクトしたいローカル デバイスを指定します。

rdesktop の -r オプションに渡すデバイス情報を指定し

ます。複数のデバイス オプションを 1 つのコマンドで設定できます。

コマンドライン オプションの使用例:

--redirect="sound:off"

view.rdpClient --rdpclient= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)どの RDP クライアントのタイプを使用するかを指定します。デフォルトは rdesktop です。代

わりに FreeRDP を使用するためには、xfreerdp を指

定します。

注: FreeRDP を使用するためには、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチをインストールする必要

があります。詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

なし --save 次回ログイン認証情報を要求されたときにユーザー名や

ドメイン名を入力する必要がないようにするため、最後に

ログインに成功したときに使用したユーザー名とドメイ

ン名を保存します。

view.sendCtrlAltDelToLocal なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、View デス

クトップから切断するようにユーザーに促すダイアログ

ボックスを表示せず、Ctrl+Alt+Del のキーの組み合わせがクライアント システムに送信されます。デフォルトは"FALSE" です。

注: Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用すると、-K オプションを使用してこの機能を達成すること

ができます。たとえば、vmware-view -K です。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定と同じです。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.sendCtrlAltDelToVM なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、View デス

クトップから切断するようにユーザーに促すダイアログ

ボックスを表示せず、Ctrl+Alt+Del のキーの組み合わせが仮想デスクトップに送信されます。デフォルトは

"FALSE" です。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定より高いです。

view.sendCtrlAltInsToVM なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、Ctrl+Alt

+Del を送信せず仮想デスクトップに Ctrl+Alt+Ins のキーの組み合わせを送信します。デフォルトは "FALSE" です。

注: この機能を使用するには、pcoip.adm テンプレー

トで使用できる「セキュア アテンション シーケンスを送付するために alt キーを使用」と呼ばれるエージェント側の GPO ポリシも設定する必要があります。『Horizon 7でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントの「デスクトップ プールとアプリケーション プールのポリシーの設定」章で「PCoIP のキーボード設定」トピックを参照してください。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定より低いです。

view.shareRemovableStorage なし "TRUE" に設定する場合は、[リムーバブル ストレージへ

のアクセスを許可] オプションを有効にします。デフォルトは "TRUE" です。

view.sslCipherString --sslCipherString= SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化アルゴリズムの使用を制限する暗号リストを構成します。

暗号文字列のリストについては、http://www.openssl.org/docs/apps/ciphers.html を参照してください。

Horizon Client のデフォルトは、「!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES」になります。

view.sslProtocolString --sslProtocolString= SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化プロトコルの使用を制限する暗号リストを構成します。

サポート対象のプロトコルは、SSLv3/SSLv3.0、TLSv1.0/TLSv1、TLSv1.1、および TLSv1.2 です。暗号リストは、コロンで区切られた 1 つ以上のプロトコル文字列で構成されています。文字列は大文字と小文字の区別がありま

せん。

デフォルト値は、「TLSv1.0:TLSv1.1:TLSv1.2」です。

view.sslVerificationMode なし サーバの証明書検証モードを設定します。

証明書が検証チェックに失敗した時に接続を拒否する場

合は "1"、警告を与えるが自己署名証明書を使用する接

続を許可する場合は "2"、または未検証の接続を許可す

る場合は "3" を指定します。"3" を指定すると、検証チ

ェックは実行されません。デフォルトは "2" です。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.UnauthenticatedAccessEnabled --unauthenticatedAccessEnabled "TRUE" に設定されている場合、非認証アクセス機能は、

デフォルトで有効になります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定がユーザー インターフェイスに表示され、選択済みとしてマークされます。

"FALSE" に設定されている場合、非認証アクセス機能は

無効になります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定は表示されず選択解除されます。

"" に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効に

なり、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定がユーザー インターフェイスに表示され選択解除されます。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または

"FALSE" を指定します。

コマンドライン オプションの使用例:

--unauthenticatedAccessEnabled="TRUE"

view.UnauthenticatedAccessAccount --unauthenticatedAccessAccount unauthenticatedAccessEnabled が "TRUE" に設定さ

れている場合に使用するアカウントを指定します。

unauthenticatedAccessEnabled が "FALSE" に設定

されている場合、この構成は無視されます。

anonymous1 ユーザー アカウントを使用したコマンド

ライン オプションの例:

--unauthenticatedAccessAccount='anonymous1'

view.usbAutoConnectAtStartup —-usbAutoConnectAtStartUp= デスクトップに接続する前に、ホスト システムに USB デバイスが挿入された場合、USB デバイスを自動的にHorizon デスクトップにリダイレクトします。このオプションはリモート アプリケーションに適用されません。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"TRUE" です。

view.usbAutoConnectOnInsert -—usbAutoConnectOnInsert= デスクトップに接続した後でホスト システムに USB デバイスが挿入された場合、USB デバイスを自動的にHorizon デスクトップにリダイレクトします。このオプションはリモート アプリケーションに適用されません。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"TRUE" です。

view.xfreerdpOptions --xfreerdpOptions= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)コマンドライン オプションを指定してxfreerdp プログラムに転送します。xfreerdp オプ

ションの詳細については、xfreerdp ドキュメントを参

照してください。

注: FreeRDP を使用するためには、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチをインストールする必要

があります。詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

なし --enableNla (RDP 接続で FreeRDP を使用している場合に適用)Network-level Authentication (NLA) を有効にします。このオプションは、--ignore-certificate オプシ

ョンと一緒に使用する必要があります。詳細については、

FreeRDP を使用した RDP 接続を参照してください。

FreeRDP を使用している場合、NLA はデフォルトでオフになります。

FreeRDP の正しいバージョンと適用可能なパッチをインストールしている必要があります。詳細については、

FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

注: rdesktop プログラムは NLA をサポートしませ

ん。

なし --printEnvironmentInfo IP アドレス、MAC アドレス、マシン名、およびドメイン名を含むクライアント デバイスの環境についてのディスプレイ情報。

キオスク モードでは、MAC アドレスに基づくクライアントのアカウントを作成できます。MAC アドレスを表示するには、このオプションを -s オプション付きで使用す

る必要があります。

コマンドライン オプションの使用例:

--printEnvironmentInfo -s view.company.com

なし --usb= USB リダイレクトに使用するオプションを指定します。USB リダイレクトのシステム要件を参照してください。

なし --version Horizon Client のバージョン情報を表示します。

例: キオスク モードの例

キオスク ユーザーには、航空会社のチェックイン ステーションにいる顧客、教室または図書館にいる学生、医療データ入力ワークステーションにいる医療スタッフ、セルフサービス地点にいる顧客などが含まれます。ユーザーはク

ライアント デバイスまたは View デスクトップを使用するためにログインする必要がないため、アカウントはユーザーではなく、クライアント デバイスに関連付けられます。ただし引き続き、ユーザーに、一部のアプリケーションでは認証情報を入力するよう求めることもできます。

キオスク モードを設定するには、View 接続サーバ インスタンスで vdmadmin コマンドライン インターフェイスを

使用し、『View 管理ガイド』のキオスク モードに関する章に記載されているいくつかの手順を実行する必要があります。キオスク モードのセットアップ後、Linux クライアントで vmware-view コマンドを使用して、キオスク モー

ドで View デスクトップに接続できます。

キオスク モードで Linux クライアントから View デスクトップに接続するには、少なくとも、以下の構成キーまたはコマンドライン オプションを含む必要があります。

構成キー 同等のコマンドライン オプション

view.kioskLogin --kioskLogin

view.nonInteractive -q, --nonInteractive

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構成キー 同等のコマンドライン オプション

view.fullScreen --fullscreen

view.noMenuBar --nomenubar

view.defaultBroker -s, --serverURL=

これらの設定の省略はキオスク モードでサポートされません。非デフォルトのキオスク ユーザー名を必要とするために View 接続サーバがセットアップされる場合、view.defaultUser プロパティを設定するか、-u または

--userName= コマンドライン オプションを使用する必要もあります。非デフォルトのユーザー名が不要で、ユーザ

ー名を指定しない場合、Horizon Client はデフォルトのキオスク ユーザー名を取得および使用できます。

注: view.sslVerificationMode 構成キーを設定する場合、必ず /etc/vmware/view-mandatory-config フ

ァイルに設定してください。クライアントをキオスク モードで実行すると、クライアントは view-preferences

ファイルを調べません。

この例で示すコマンドは、Linux クライアント システムの Horizon Client で実行され、以下の特徴があります。

n ユーザー アカウント名はクライアントの MAC アドレスに基づきます。

n Horizon Client は、Horizon Client メニュー バーが表示されない全画面表示モードで実行されます。

n ユーザーは指定された View 接続サーバ インスタンスおよび View デスクトップに自動的に接続され、ログイン認証情報を求められません。

n 接続エラーが発生すると、返されるエラー コードに基づき、スクリプトが実行するか、キオスク監視プログラムがエラーを処理します。結果として、たとえば、クライアント システムは故障を示すスクリーンを表示したり、View 接続サーバに再接続を試みるまでに一定の時間を待機することになります。

./vmware-view --kioskLogin --nonInteractive --once --fullscreen --nomenubar

--serverURL="server.mycomany.com" --userName="CM-00:11:22:33:44:55:66:77" --password="mypassword"

重要: View デスクトップへの Horizon Client の接続を許可する際に、ログイン前にメッセージを表示するように構成している場合、ユーザーはメッセージを承認しないとデスクトップにアクセスできません。この問題を回避する

には、View Administrator を使用して、ログイン前に表示するメッセージを無効にします。

URI を使用した Horizon Client の構成Uniform Resource Identifier (URI) を使用して作成できるリンク付きの Web ページや電子メールでは、エンド ユーザーがクリックすると Horizon Client が起動したり、サーバに接続したり、特定の構成オプションを持つ特定のデスクトップまたはアプリケーションを開いたりできます。

エンド ユーザー用の Web または電子メールのリンクを作成することで、リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続プロセスを簡素化できます。部分的または以下のすべての情報を提供する URI を作成することでこれらのリンクを作成すれば、エンド ユーザーは入力する必要がありません。

n 接続サーバのアドレス

n 接続サーバのポート番号

n Active Directory ユーザー名

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n ドメイン名

n デスクトップまたはアプリケーション表示名

n ウィンドウ サイズ

n セッションのリセット、ログアウト、開始を含むアクション

n 表示プロトコル

URI を作成するには、Horizon Client 固有のパスとクエリ部分と共に vmware-view URI スキーマを使用します。

注: クライアント ソフトウェアがすでにクライアント コンピュータにインストールされている場合にのみ、URI を使用して Horizon Client を起動できます。

vmware-view URI を作成するための構文

構文には、vmware-view URI スキーム、デスクトップやアプリケーションを指定するためのパス部分、オプション

でデスクトップやアプリケーションのアクション、または構成オプションを指定するためのクエリが含まれます。

URI 仕様

URI を作成する場合、基本的に引数として完全な View URI 文字列で vmware-view を呼び出します。

以下の構文を使用して Horizon Client を起動するための URI を作成します。

vmware-view://[authority-part][/path-part][?query-part]

必要となる唯一の要素は URI スキーム vmware-view です。一部のクライアント OS のバージョンによっては、スキ

ーマ名は大文字と小文字の区別があります。したがって、vmware-view を使用してください。

重要: すべての部分で、非 ASCII 文字は UTF-8 [STD63] に基づいて最初にエンコードされる必要があり、次に対応する UTF-8 シーケンスの各オクテットは、URI 文字として表されるパーセントでエンコードされる必要があります。

ASCII 文字のエンコードについての詳細は、http://www.utf8-chartable.de/ の URL エンコーディング資料を参照してください。

authority-part サーバ アドレス、オプションでユーザー名、非デフォルト ポート番号、またはその両方を指定します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。サーバ名は、DNS 構文に一致する必要があります。

ユーザー名を指定するには、以下の構文を使用します:

user1@server-address

ドメインが含まれる UPN アドレスを指定できません。ドメインを指定するには、URI で domainName クエリ部分を使用できます。

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ポート番号を指定するには、以下の構文を使用します:

server-address:port-number

path-part デスクトップまたはアプリケーションを指定します。デスクトップ表示名またはア

プリケーション表示名を使用します。この名前は、デスクトップまたはアプリケー

ション プールの作成時に Horizon Administrator で指定した名前です。表示名にスペースが含まれている場合、%20 エンコーディング機能を使用してスペースを表

します。

query-part 使用する構成オプション、または実行するデスクトップかアプリケーション アクションを指定します。クエリは大文字と小文字の区別がありません。複数のクエリを

使用するには、クエリの間にアンパサンド (&) を使用します。クエリが違いに競合する場合、リストの最後のクエリが使用されます。次の構文を使用します:

query1=value1[&query2=value2...]

サポートされるクエリ

このトピックでは、このタイプの Horizon Client でサポートされるクエリを示します。デスクトップ クライアントやモバイル クライアントなどの複数のクライアント タイプ用に URI を作成する場合は、クライアント システムの各タイプの VMware Horizon Client の使用を参照してください。

操作表 2-3. アクション クエリで使用できる値

値 説明

browse 指定したサーバにホストされている使用可能なデスクトップおよびアプリケーション

のリストを表示します。このアクションを使用しているときに、デスクトップまたはア

プリケーションを指定する必要はありません。

start-session 指定したデスクトップまたはアプリケーションを開きます。アクション クエリが提供されず、デスクトップまたはアプリケーション名が提供されなければ、start-session

がデフォルト アクションとなります。

reset 指定したデスクトップまたはリモート アプリケーションをシャットダウンして再起動します。保存されてないデータは失われます。リモート デスクトップのリセットは、物理 PC のリセット ボタンを押すことに相当します。

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値 説明

restart 指定したデスクトップをシャットダウンして再起動します。リモート デスクトップの再起動は、Windows オペレーティング システムを再起動することと同じです。オペレーティング システムでは、通常、ユーザーは再起動する前に未保存データを保存するよう求められます。

logoff リモート デスクトップのゲスト OS からユーザーをログオフします。アプリケーションを指定すると、アクションは無視されるか、エンド ユーザーに警告メッセージ「無効な URI アクション」が表示されます。

args リモート アプリケーションの起動に追加するコマンドライン引数を指定します。args=値 の構文を使用します。値 には文字列を指定します。次の文字については

パーセント エンコーディングを使用します。

n コロン (:) には、%3A を使用します

n バック スラッシュ (\) には、%5C を使用します

n スペース ( ) には、%20 を使用します

n 二重引用符 (") には、%22 を使用します

たとえば、Notepad++ アプリケーションに "My new file.txt" というファイ

ル名を指定するには、%22My%20new%20file.txt%22 を使用します。

appProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は PCOIP と BLAST です。たとえば、

PCoIP を指定するには、appProtocol=PCOIP 構文を使用します。

desktopLayout リモート デスクトップを表示するウィンドウのサイズを設定します。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。

さもないと、action クエリを持ちません。

表 2-4. desktopLayout クエリの有効値

値 説明

fullscreen 1 台のモニターで全画面表示。この値がデフォルトになります。

multimonitor すべてのモニターで全画面表示。

windowLarge 大きなウィンドウ。

windowSmall 小さなウィンドウ。

WxH カスタム解像度で、幅と高さをピクセルで指定します。構文の例は、

desktopLayout=1280x800 です。

desktopProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は RDP、PCOIP、および BLAST です。

たとえば、PCoIP を指定するには、desktopProtocol=PCOIP 構文を使用しま

す。

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domainName リモート デスクトップやアプリケーションに接続しているユーザーに関連付けられている NETBIOS ドメイン名例として、mycompany.com ではなく mycompany

を使用してください。

useExisting このオプションが true に設定されている場合、実行できる Horizon Client インス

タンスは 1 つのみです。ユーザーが 2 番目のサーバへの接続を試みる場合、ユーザーは 1 番目のサーバからログアウトし、デスクトップおよびアプリケーション セッションを切断する必要があります。このオプションが false に設定されている場

合は、複数の Horizon Client インスタンスを実行でき、ユーザーが同時に複数のサーバに接続できます。デフォルトは true です。構文の例は、

useExisting=false です。

unauthenticatedAccessEnabled

このオプションが true に設定されている場合、非認証アクセス機能は、デフォル

トで有効になります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] オプションがユーザー インターフェイスに表示され選択されます。このオプションがfalse に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になります。[認証されて

いないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定は表示されず無効になります。このオプションが "" に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になり、[認証

されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定がユーザー インターフェイスに表示され、選択解除されます。構文の例は、

unauthenticatedAccessEnabled=true です。

unauthenticatedAccessAccount

非認証アクセス機能が有効な場合、このアカウントを使用するように設定します。

非認証アクセス機能が無効な場合、このクエリは無視されます。anonymous1 ユー

ザー アカウントを使用する場合、unauthenticatedAccessAccount=anonymous1 のように構文を指定します。

vmware-view URI の例

vmware-view URI スキームでハイパーテキスト リンクまたはボタンを作成し、これらのリンクを電子メールまたは

Web ページに含めることができます。エンド ユーザーはこれらのリンクをクリックして、たとえば、指定した起動オプションで特定のリモート デスクトップを開くことができます。

URI 構文の例

各 URI の例に続いて、URI リンクをクリック後にエンド ユーザーに表示される事柄について説明します。

1 vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session

VMware Horizon Client for Linux の使用

VMware, Inc. 45

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Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、ユー

ザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると、クライアントはディスプレイ

名が [Primary Desktop(プライマリ デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

注: デフォルトの表示プロトコルおよびウィンドウ サイズが使用されます。デフォルトの表示プロトコルはPCoIP です。デフォルトのウィンドウ サイズは全画面表示です。

このデフォルトは変更できます。 Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用を参照してください。

2 vmware-view://view.mycompany.com:7555/Primary%20Desktop

この URI は前の例と同じ効果がありますが、接続サーバに 7555 の非デフォルト ポートを使用するところが異なります(デフォルトのポートは 443 です)。デスクトップ ID が提供されるので、start-session アクション

が URI に含まれていない場合であっても、デスクトップが開きます。

3 vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?desktopProtocol=PCOIP

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー名]

テキスト ボックスに [fred] という名前が入力されます。ユーザーはドメイン名とパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアントはディスプレイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。PCoIP 表示プロトコルを使用して接続します。

4 vmware-view://view.mycompany.com/Calculator?action=start-session&appProtocol=BLAST

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ユーザーは、ログイン ボックスにユ

ーザー名、ドメイン名、およびパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアントは

表示名が [Calculator] と表示されるアプリケーションに接続されます。VMware Blast 表示プロトコルを使用して接続します。

5 vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?domainName=mycompany

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー名]

テキスト ボックスに [fred] という名前が入力され、[ドメイン] テキスト ボックスに [mycompany] が入力されます。ユーザーはパスワードを入力する必要があるだけです。ログインに成功すると、クライアントはディスプ

レイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

6 vmware-view://view.mycompany.com/

Horizon Client が起動し、ユーザーは、view.mycompany.com サーバに接続するためにログインを求められ

ます。

7 vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=reset

VMware Horizon Client for Linux の使用

VMware, Inc. 46

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Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、ユー

ザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると Horizon Client はダイアログボックスを表示し、プライマリ デスクトップのリセット操作を確認することをユーザーに求めます。

注: Horizon 管理者がデスクトップのリセット機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

8 vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=restart

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、ユー

ザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると Horizon Client はダイアログボックスを表示し、プライマリ デスクトップの再起動操作を確認することをユーザーに求めます。

注: Horizon 管理者がデスクトップ再起動機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

9 vmware-view://

Horizon Client が起動し、サーバのアドレスを入力するページが表示されます。

10 vmware-view://10.10.10.10/My%20Notepad++?args=%22My%20new%20file.txt%22

Notepad++ をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 My new file.txt をアプリケーションの起動コマンド

に渡します。ファイル名にはスペース文字が含まれるため、二重引用符で囲まれています。

11 vmware-view://10.10.10.10/Notepad++%2012?args=a.txt%20b.txt

Notepad++ 12 をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 a.text b.txt をアプリケーションの起動コマンド

に渡します。引数は引用符で囲まれていないため、スペース文字によってファイル名が分割され、2 つのファイルが Notepad++ で別々に開きます。

注: アプリケーションによって、コマンド ラインの引数を使用する方法が異なる場合があります。たとえば、引数 a.txt b.txt をワードバッドに渡すと、ワードバッドは a.txt の 1 ファイルのみを開きます。

12 vmware-view://view.mycompany.com/Notepad?

unauthenticatedAccessEnabled=true&unauthenticatedAccessAccount=anonymous1

Horizon Client が起動すると、anonymous1 というユーザー アカウントを使用して、view.mycompany.com

サーバに接続します。Notepad アプリケーションは、ユーザーにログイン認証情報を指定することを求めずに、起動されます。

HTML コードの例

URI を使用してハイパー リンクおよびボタンを作成し、E メールまたは Web ページに含めることができます。以下の例は、[Test Link(テスト リンク)] と言うハイパー リンクおよび [TestButton] と言うボタンのコードを記述するために最初の URI の例から URI を使用する方法を示します。

<html>

<body>

VMware Horizon Client for Linux の使用

VMware, Inc. 47

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<a href="vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session">Test Link</a><br>

<form><input type="button" value="TestButton" onClick="window.location.href=

'vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session'"></form> <br>

</body>

</html>

エンドユーザーの証明書確認の構成

管理者は、証明書検証モードを構成し、たとえば、完全な検証を常に実行するようにすることができます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。管理者は、次のいずれかの方法を使用するように検証モードを構成できます。

n エンド ユーザーに検証モードの選択を許可します。このリストのこれ以降では、3 つの検証モードを説明します。

n (検証なし)証明書確認は実行されません。

n (警告)自己署名証明書がサーバによって提示されると、エンド ユーザーに警告が通知されます。ユーザーは、このタイプの接続を許可するかどうかを選択できます。

n (フル セキュリティ)フル検証が実行され、フル検証をパスしない接続は拒否されます。

実行される検証確認のタイプの詳細については、 Horizon Client の証明書確認モードの設定を参照してください。

view.sslVerificationMode プロパティを使用して、デフォルトの検証モードを設定します。

n 1 は、Full Verification を実装します。

n 2 は、Warn If the Connection May Be Insecure を実装します。

n 3 は No Verification Performedを実装します。

エンド ユーザーが検証モードを変更できないようにするには、クライアント システムの /etc/vmware/view-

mandatory-config ファイルの view.allowSslVerificationMode プロパティを "False" に設定します。

Horizon Client の設定およびコマンドライン オプションを参照してください。

TLS/SSL 詳細オプションの構成Horizon Client と Horizon サーバ間、または Horizon Client とリモート デスクトップのエージェント間の通信を暗号化するために使用するセキュリティ プロトコルと暗号化アルゴリズムを選択できます。

これらのオプションを使用して、USB チャネル(USB サービス デーモンとエージェント間の通信)を暗号化することもできます。

デフォルトの設定では、暗号化スイートは 128 ビットまたは 256 ビット AES を使用し、匿名 DH アルゴリズムを削除して、現在の暗号リストを暗号化アルゴリズムのキー長の順にソートします。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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デフォルトでは、TLS v1.0、TLS v1.1、および TLS v1.2 が有効になります SSL v2.0 と v3.0 はサポートされません。

注: TLS v1.0 と RC4 が無効であると、ユーザーが Windows XP リモート デスクトップに接続されたときに USBリダイレクトが動作しません。TLS v1.0 と RC4 を有効にしてこの機能が動作するようにする場合は、セキュリティ上のリスクがあるので注意してください。

クライアントの接続先であるサーバで有効になっていないセキュリティ プロトコルを Horizon Client に対して構成すると、TLS/SSL エラーが発生して接続に失敗します。

重要: Horizon Client で有効にするプロトコルの少なくとも 1 つは、リモート デスクトップで有効にする必要があります。有効になっていないと、USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトできません。

これらを設定する際には、クライアント システム上で構成ファイル プロパティまたはコマンドライン オプションを使用できます。

n 構成ファイル プロパティを使用する場合は、view.sslProtocolString および view.sslCipherString プロパ

ティを使用します。

n コマンドライン 構成オプションを使用する場合は、--sslProtocolString および --sslCipherString オプシ

ョンを使用します。

詳細については、 Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 を参照し、 HorizonClient の設定およびコマンドライン オプション の表に記載されているプロパティとオプションの名前を見つけてください。

ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成

Horizon Client 以降で PCoIP を使用する場合、または Horizon Client 4.0 以降で VMware Blast または PCoIP を使用する場合は、view-keycombos-config ファイルを作成して、リモート デスクトップに転送しないようにする特

定のキーやキーの組み合わせを指定できます。

リモート デスクトップで作業するときは、一部のキーまたはキーの組み合わせをローカル クライアント システムで処理させる方が好ましい場合があります。たとえば、特定のキーの組み合わせを使用してクライアント コンピュータ上でスクリーン セーバーを起動できます。/etc/vmware/view-keycombos-config にあるファイルを作成し

て、キーの組み合わせと個別キーを指定できます。

次の形式を使用して、各キーまたはキーの組み合わせを新しい行に入力します。

<modName>scanCodescanCode

最初の例は、キーの組み合わせの場合を示しています。2 つ目の例は、単独のキーの場合です。scanCode 値は、16

進数のキーボード スキャン コードです。

VMware Horizon Client for Linux の使用

VMware, Inc. 49

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この例では、modName は、ctrl、alt、shift、および super の 4 つの修飾子の 1 つです。super キーはキーボ

ードによって異なります。たとえば、super キーは一般的に、Microsoft Windows キーボードでは Windows キーですが、Mac OS X キーボードでは Command キーです。また、<any> をワイルドカードとして、modName に使

用することもできます。たとえば、<any>0x153 にすると、US キーボードの個別の Delete キーを含む、Delete キ

ーのすべての組み合わせが指定されます。modName に使用する値では、大文字と小文字が区別されません。

キーのスキャン コードの指定

scanCode 値は 16 進数形式にする必要があります。使用するコードを判別するには、クライアント システム上の

lib/vmware/xkeymap ディレクトリ内にある、対応する言語およびキーボード固有のファイルを開きます。そのフ

ァイルに表示されているキー コードの他に、次のコードも使用できます。

表 2-5. マルチメディア キー

キー名 スキャン コード

PREVIOUS_TRACK 0x110

NEXT_TRACK 0x119

MUTE 0x120

CALCULATOR 0x121

PLAY_PAUSE 0x122

STOP 0x124

VOLUME_DOWN 0x12e

VOLUME_UP 0x130

BROWSER_HOME 0x132

BROWSER_SEARCH 0x165

BROWSER_FAVORITES 0x166

BROWSER_REFRESH 0x167

BROWSER_STOP 0x168

BROWSER_FORWARD 0x169

BROWSER_BACK 0x16A

MY_COMPUTER 0x16B

MAIL 0x16C

MEDIA_SELECT 0x16D

表 2-6. ハングルおよびハンジャ キー

キー名 スキャン コード

HANGUL_EN 0x72

HANJA_EN 0x71

HANGUL_KO 0x172

VMware Horizon Client for Linux の使用

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キー名 スキャン コード

HANJA_KO 0x171

HANGUL 0xF2

HANJA 0xF1

表 2-7. システム スリープ、ウェイク、およびパワー キー

キー名 スキャン コード

SYSTEM_SLEEP 0x15F

SYSTEM_WAKE 0x163

SYSTEM_POWER 0x15e

/etc/vmware/view-keycombos-config ファイルの内容を以下に例示します。コード コメントの先頭には # 文

字が付いています。

<ctrl>0x152 #block ctrl-insert

<alt>15 #block alt-tab

<Ctrl><Alt>0x153 #block ctrl-alt-del

<any>0x137 #block any combinations of the Print key

0x010 #block the individual Q key in a US English keyboard

#or block the individual A key in a French keyboard

0x03b #block the individual F1 key

0x04f #block the individual 1 key in a numeric keypad

FreeRDP を使用した RDP 接続View デスクトップへの接続に VMware Blast または PCoIP ではなく RDP を使用する場合、rdesktop クライアン

ト、または Apache ライセンス下でリリースされた Remote Desktop Protocol (RDP) のオープンソース実装であるxfreerdp を選択できます。

rdesktop プログラムはすでに開発を終了しているため、FreeRDP に必要なバージョンとパッチが Linux マシンに

インストールされていれば、Horizon Client は xfreerdp 実行可能ファイルも実行できます。

重要: Microsoft RDS ホストのリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続する場合に、そのホストで接続デバイス数によるライセンス モードが構成されているときには、xfreerdp を使用するか、ライセンス モードを

接続ユーザー数によるモードに変更する必要があります。接続デバイス数によるライセンス モードの場合、RDP クライアントのクライアント ID を提供する必要があり、rdesktop ではその ID が提供されず、xfreerdp では提供

されるためです。

FreeRDP の正しいバージョンと適用可能なパッチをインストールしている必要があります。詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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一般的な構文

構成ファイルで vmware-view コマンドライン インターフェイスまたは一部のプロパティを使用して、rdesktop

の場合と同じように xfreerdp のオプションを指定できます。

n Horizon Client で rdesktop ではなく、xfreerdp を実行するように指定するには、適切なコマンドライン オ

プションまたは構成キーを使用します。

コマンドライン オプション: --rdpclient="xfreerdp"

構成キー: view.rdpClient="xfreerdp"

n xfreerdp プログラムに転送するためのオプションを指定するには、適切なコマンドライン オプションまたは構

成キーを使用し、FreeRDP オプションを指定します。

コマンドライン オプション: --xfreerdpOptions

構成キー: view.xfreerdpOptions

vmware-view コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの詳細については、 Horizon Client コマンド

ライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 を参照してください。

ネットワーク レベル認証の構文

rdesktop プログラムの構成オプションの多くは、xfreerdp プログラムの場合と同じです。1 つの大きな違いは、

xfreerdp がネットワークレベル認証 (NLA) をサポートしている点です。NLA はデフォルトでオフになります。次

の コマンドライン オプションを使用して ネットワークレベル認証をオンにする必要があります。

--enableNla

また、/cert-ignore オプションを追加して、証明書検証プロセスが正常に行われるようにする必要があります。次

に、正しい構文の例を示します。

vmware-view --enableNla --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:password /cert-ignore /u:user-

name /d:domain-name /v:server"

パスワードに特殊文字が含まれている場合は、特殊文字(\$ など)をエスケープします。

Horizon Client で FreeRDP を使用する際に固有の構文

次のガイドラインを念頭に置いてください。

n 通常は引用符で囲む特殊文字を、エスケープ文字で囲む必要があります。たとえば、「pa$$word 」の特殊文字$ がエスケープされていないため、次のコマンドは機能しません。

(誤)vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:'pa$$word' /u:'crt

\administrator'"

代わりに、次のようにします。

(正)vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:'pa\$\$word' /u:'crt

\administrator'"

VMware Horizon Client for Linux の使用

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n エンド ユーザーが Horizon Client のセッション イン セッション実装を使用する場合は、/rfx オプションを使

用する必要があります。セッション イン セッション実装の例には、エンド ユーザーがシン クライアント上のHorizon Client にログインして、Horizon Client インターフェイスのみが表示されるようになった後で、RDSホストで提供されるリモート アプリケーションを使用するために、Horizon Client のネスト バージョンを起動する例があります。このような場合、/rfx オプションを使用しないと、エンド ユーザーは、ネストされたクラ

イアントのデスクトップおよびアプリケーション選択画面のリモート デスクトップとアプリケーション アイコンを表示できません。

FreeRDP のインストールと構成

View デスクトップへの RDP 接続に FreeRDP クライアントを使用するには、Linux マシンに FreeRDP の必要なバージョンが含まれている必要があります。

Ubuntu で xfreerdp に必要なパッケージのリストについては、https://github.com/FreeRDP/FreeRDP/wiki/

Compilation にアクセスしてください。

前提条件

Linux クライアント マシンで、FreeRDP 1.1.x を https://github.com/FreeRDP/FreeRDP の GitHub からダウンロードします。

手順

1 次のパッチ コマンドを使用して、freerdp-1.1.0.patch というファイルを適用します。

cd /client-installation-directory/patches/FreeRDP-stable-1.1

patch -p1 < freerdp-1.1.0.patch

patch -p1 < freerdp-1.1.0-tls.patch

ここで、client-installation-directory は VMware-Horizon-View-Client-x.x.x-yyyyyy.i386 へのパス

で、x.x.x はバージョン番号、yyyyyy はビルド番号です。freerdp-1.1.0-tls.patch ファイルによって、

xfreerdp で TLSv1.2 接続が有効になります。freerdp-1.1.0.patch ファイルの詳細については、同じ

client-installation-directory/patches ディレクトリ内の README.patches ファイルを参照して

ください。

2 次のコマンドを実行します。

cmake -DWITH_SSE2=ON -DWITH_PULSEAUDIO=ON -DWITH_PCSC=ON -DWITH_CUPS=ON .

3 次のコマンドを実行します。

make

4 次のコマンドを実行すると、実行 PATH のディレクトリのビルド xfreerdp バイナリがインストールされるた

め、Horizon Client が xfreerdp の実行によってプログラムを実行可能になります。

sudo make install

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5 (オプション) 仮想印刷モジュールが適切にロードできることを確認します。

a tprdp.so が FreeRDP 1.1 でロードできることを確認するには、次のコマンドを実行します。

sudo ln -s /usr/lib/vmware/rdpvcbridge/tprdp.so /usr/local/lib/i386-linux-gnu/freerdp/tprdp-

client.so

b 仮想印刷機能が有効化された Horizon Client を起動するには、次のコマンドを実行します。

vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions='/cert-ignore /vc:tprdp'

注: VMware Blast または PCoIP を使用すると、仮想印刷機能を使用できます。

FIPS 互換モードの有効化FIPS (Federal Information Processing Standard) 互換モードを有効にして、クライアントがリモート デスクトップとの通信に FIPS 準拠の暗号化アルゴリズムを使用するようにできます。

注: FIPS 互換モードでは、Horizon Client for Linux が FIPS 140-2 準拠の暗号モジュールを実装します。このモジュールは、CMVP 証明書 #2839 に記載されている動作環境で検証され、このプラットフォームに移植されました。ただし、VMware の NIST CAVP および CMVP 証明書に新しい動作環境を追加するための CAVP および CMVP テスト要件は、プロダクト ロードマップに従って完了します。

重要: FIPS 互換モードをクライアントで有効にする場合、リモート デスクトップでも FIPS 互換モードを有効にしておく必要があります。クライアントだけ、またはデスクトップだけで FIPS 互換モードが有効である、混在モードは、サポートされません。

FIPS 互換モードを有効にするには、次のように構成を変更します。

1 /etc/vmware/config を編集して、次の行を追加します。

usb.enableFIPSMode = "TRUE"

mks.enableFIPSMode = “TRUE”

2 /etc/vmware/view-mandatory-config を編集して、次の行を追加します。

View.fipsMode = ”TRUE”

3 /etc/teradici/pcoip_admin.conf を編集して、次の行を追加します。

pcoip.enable_fips_mode = 1

PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシングでは、再転送を回避するためにイメージコンテンツをクライアントに保存します。この機能は、帯域幅の使用を減らすためにデフォルトで有効化されます。

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PCoIP イメージ キャッシュは、一時的なものと同様、空間的冗長性をキャプチャします。たとえば、PDF ドキュメントをスクロールダウンすると、ウィンドウの下部から新しいコンテンツが表示され、一番古いコンテンツはウィン

ドウのトップから表示されなくなります。他のコンテンツはすべて変わらず、上に移動します。PCoIP イメージ キャッシュは、この空間的で時間的な冗長性を検出できます。

スクロールの間、クライアント デバイスに送られたディスプレイ情報は、主として、かなりの大きさの帯域幅を保存するイメージ キャッシュを使用しているキャッシュ インデックスのシーケンスです。このように効率的なスクロールは、LAN 上、WAN を介する場合のいずれもメリットがあります。

n LAN 上では、帯域幅は比較的制約がありませんが、クライアントサイド イメージ キャッシングを使用しており、かなりの大きさの帯域幅を節約できます。

n WAN を介して、利用可能な帯域幅の制限内に抑える場合、クライアントサイドのキャッシングを使用しないと、スクロールのパフォーマンスが低下します。この状況では、クライアントサイドのキャッシングにより帯域幅を

節約でき、スムーズで高感度なスクロール体験が可能になります。

この機能はデフォルトで有効化されるため、以前に転送した表示部分がクライアントに保存されます。デフォルトで

はキャッシュ サイズは 250 MB です。キャッシュサイズが大きくなるほど帯域幅の使用は少なくなりますが、クライアント上でより多くのメモリが必要になります。キャッシュサイズを小さくするには、帯域幅の使用を多くする必要

があります。たとえば、メモリをほとんど搭載していないシン クライアントでは、必要なキャッシュ サイズが比較的少なくなります。

構成プロパティの設定

キャッシュ サイズを構成するときは、pcoip.image_cache_size_mb プロパティを設定することができます。たとえ

ば、次の設定ではキャッシュ サイズが 50MB に構成されます。

pcoip.image_cache_size_mb = 50

イコール(=)記号の前後にスペースを使用します。

使用可能なメモリの量の半分より小さい数値を指定した場合、その数に最も近い 10 の倍数に丸められます。最小値は 50 です。50 未満の値は無視されます。

使用可能なメモリの量の半分より大きい数値を指定した場合、使用可能なメモリの量の半分の値に設定され、最も近

い 10 の倍数に丸められます。

このプロパティは、複数あるファイルのうちどれでも設定することができます。Horizon Client が起動するときに、この設定は、次の順序に従ってさまざまな場所で処理されます。

1 /etc/teradici/pcoip_admin_defaults.conf

2 ~/.pcoip.rc

3 /etc/teradici/pcoip_admin.conf

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設定が複数の場所で定義されている場合、使用される値は、読み取られた最後のファイルの値になります。

注: 次のプロパティを設定して、イメージ キャッシュが作動していることを視覚的に示すことができます。

pcoip.show_image_cache_hits = 1

この構成では、イメージ キャッシュにあるイメージに含まれるすべてのタイル(32 x 32 ピクセル)の周囲に、四角形が表示されます。

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リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 3Horizon Client を使用して接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続し、リモート デスクトップにログインするか、リモート デスクトップからログオフし、リモート アプリケーションを使用します。トラブルシューティングを目的として、リモート デスクトップおよびアプリケーションをリセットすることもできます。

管理者によるリモート デスクトップのポリシーの構成方法によっては、エンド ユーザーはデスクトップで多くの操作を実行できるようになります。

この章には、次のトピックが含まれています。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続

n 非認証アクセスを使用した公開アプリケーションへの接続

n ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス

n Horizon Client の証明書確認モードの設定

n デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

n ログオフまたは切断

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続サーバにログインすると、使用を許可されているリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できます。

エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションにアクセスする前に、クライアント デバイスからリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できることをテストします。サーバを指定し、ユーザー アカウントの認証情報を入力する必要があります。

リモート アプリケーションを使用するには、View 接続サーバ 6.0 以降に接続する必要があります。

前提条件

n ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコード、スマート カード個人識別番号 (PIN) などのログイン認証情報を取得します。

n ログイン用の NETBIOS ドメイン名を取得します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用し

てください。

n 管理タスクの実行については、 Horizon Client 向けの接続サーバの準備で説明しています。

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n 社内ネットワークの外部から接続し、リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスにセキュリティ サーバを使用していない場合、クライアント デバイスが VPN 接続を使用するように設定されていることを確認し、この接続をオンにします。

重要: ほとんどの場合、VPN ではなく、セキュリティ サーバを使用します。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN)があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。ポートが 443 でない場合、ポート番号も必要です。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する予定である場合は、AllowDirectRDP エージェント グループ ポリシーが有効になっていることを確認します。

手順

1 ターミナル ウィンドウを開いて vmware-view と入力するか、[VMware Horizon Client] のアプリケーション

を探してそのアイコンをダブルクリックします。

2 サーバがまだ 1 つも追加されていない場合は、[+ サーバの追加] ボタンをダブルクリックするか、メニュー バーの [+ 新規サーバ] ボタンをクリックして、接続サーバまたはセキュリティ サーバの名前を入力し、[接続] をクリックします。

Horizon Client と接続サーバとの接続には常に SSL が使用されます。SSL 接続のデフォルト ポートは 443 です。接続サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、以下の例にある形式を使用します。view.company.com:1443。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

注: 正常に接続すると、このサーバのアイコンが Horizon Client ホーム ウィンドウに保存されます。次回Horizon Client を使用してこのサーバに接続するときに、このアイコンをダブルクリックします。このサーバのみ使用する場合には、サーバ アイコンを右クリックしてコンテキスト メニューから [このサーバに自動接続] を選択できます。

3 RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求められた場合、ユーザー名とパスコードを入力して [OK] をクリックします。

4 ユーザー名とパスワードの入力を要求されたら、Active Directory 認証情報を入力します。

a 少なくとも 1 台のデスクトップまたはアプリケーション プールを使用する資格が付与されているユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

[ドメイン] ドロップダウン メニューが無効になっている場合、domain\username または

username@domain のようにユーザー名を入力する必要があります。

b (オプション) [ドメイン] ドロップダウン メニューからドメインの値を選択します。

c [OK] をクリックします。

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5 デスクトップ セキュリティ インジケーターが赤に変わり、警告メッセージが表示されたら、プロンプトに応答します。

通常、この警告は接続サーバが証明書サムプリントをクライアントに送信しなかったことを示します。サムプリ

ントは証明書公開鍵のハッシュであり、公開鍵を省略したものとして使用されます。

6 (オプション) リモート デスクトップの表示設定を行うには、デスクトップ アイコンを右クリックするか、デスクトップ アイコンを選択し、ウィンドウの上部のサーバ名の隣にある [設定] アイコン(歯車の形)をクリックします。

オプション 説明

表示プロトコル 管理者が許可している場合、[接続方法] のリストから表示プロトコルを選択できます。VMware Blast を使用するには、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

表示レイアウト [表示] リストを使用して、ウィンドウ サイズを選択するか複数のモニターを使用します。

7 (オプション) リモート デスクトップまたはアプリケーションをお気に入りとしてマークするには、リモート デスクトップまたはアプリケーション アイコンを右クリックして、表示されるコンテキスト メニューから [お気に入りとしてマーク] を選択します。

デスクトップまたはアプリケーション名の右上隅に、星アイコンが表示されます。次回ログインするときには、

[お気に入りを表示] ボタンをクリックして、このアプリケーションまたはデスクトップを素早く見つけることができます。

8 リモート デスクトップまたはアプリケーションをダブルクリックして、接続します。

Microsoft RDS ホスト上でホストされているセッション ベースのリモート デスクトップに接続しようとしており、デスクトップが別の表示プロトコルを使用するようにすでに設定されている場合、すぐには接続できません。

現在設定されているプロトコルを使用するか、またはリモート オペレーティング システムからログオフして、選択したプロトコルで接続が行われるようにするかの選択を求められます。

接続した後、クライアント ウィンドウが表示されます。

View 接続サーバへの認証に失敗した場合、またはクライアントがリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できない場合は、以下の手順を実行します。

n View 接続サーバを SSL を使用しないように構成するかどうかを決定します。クライアント ソフトウェアは、SSL 接続を必要とします。View Administrator のグローバル設定で、[クライアント接続に SSL を使用する]チェック ボックスがオフになっていないかどうかを確認します。このチェックボックスが選択されていない場合、チェックボックスを選択して SSL を使用する必要があります。または、HTTPS が有効なロード バランサやView 接続サーバ への HTTP 接続を作成するように構成されている他の中間デバイスにクライアントが接続できるように環境をセットアップする必要があります。

n View 接続サーバ用のセキュリティ証明書が正常に動作していることを確認します。正常に動作していない場合は、View Administrator で、デスクトップの View Agent が到達不能になる場合もあります。これらは、証明書の問題によって発生する二次的な接続の問題の現象です。

n View 接続サーバ インスタンスで設定されているタグがこのユーザーからの接続を許可していることを確認します。『View 管理ガイド』を参照してください。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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n ユーザーがこのデスクトップまたはアプリケーションにアクセスする資格を付与されていることを確認します。

『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』ドキュメントを参照してください。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する場合は、リモート オペレーティング システムでリモート デスクトップ接続が許可されていることを確認します。

非認証アクセスを使用した公開アプリケーションへの接続

Horizon Client で非認証アクセスを使用して公開アプリケーションに接続できます。

エンド ユーザーが非認証アクセスを使用して公開アプリケーションにアクセスする前に、非認証アクセス ユーザーアカウントを使用してクライアント デバイスから公開アプリケーションに接続できることをテストします。

前提条件

n Horizon 7 バージョン 7.1 の接続サーバで非認証アクセスが構成されていることを確認します。

n Horizon Administrator で、非認証アクセス ユーザーが作成されていることを確認します。デフォルトの非認証ユーザーが唯一の非認証アクセス ユーザーである場合、Horizon Client はデフォルトのユーザーで接続サーバに接続します。

手順

1 ターミナル ウィンドウを開いて vmware-view と入力するか、[VMware Horizon Client] のアプリケーション

を探してそのアイコンをダブルクリックします。

2 Horizon Client のホーム画面で、メニュー バーから [ファイル] > [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] を選択します(選択されていない場合)。

3 非認証アクセスのために構成された接続サーバに接続します。

n 必要なサーバが追加されていない場合、[+ サーバの追加] ボタンをダブルクリックしてサーバを追加するか、メニュー バーの [+ 新規サーバ] ボタンをクリックして新しいサーバを作成し、接続サーバまたはセキュリティ サーバの名前を入力して、[接続] をクリックします。

n 必要なサーバが Horizon Client のホーム画面に表示されている場合は、サーバのアイコンを右クリックし、コンテキスト メニューから [接続] を選択します。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

4 [サーバ ログイン] ダイアログ ボックスで、使用する非認証アクセス アカウントを指定します。

a 既存の非認証アクセス アカウントのドロップダウン リストからユーザー アカウントを選択します。

デフォルトのユーザー アカウントの横には (デフォルト) と表示されます。

b (オプション)サーバに次回ログインするときに [サーバ ログイン] ボックスをバイパスする場合は、[常にこのアカウントを使用] をクリックします。

c [OK] をクリックします。

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アプリケーション選択ウィンドウが表示され、非認証アクセス アカウントの使用が許可されている公開アプリケーションが表示されます。

注: 以前、非認証アクセスのログイン セッションで [常にこのアカウントを使用] オプションを選択している場合、現在の非認証アクセス セッションで使用するアカウントを確認するようには求められません。このオプションを選択解除するには、Horizon Client のホーム画面でサーバのアイコンを右クリックし、コンテキスト メニューから [保存されている認証されていないアクセス アカウントの削除] を選択します。

5 公開アプリケーションの 1 つをダブルクリックして起動します。

アプリケーション ウィンドウが表示されます。

6 アプリケーションの使用が終了したら、公開アプリケーションを終了します。

[セッションから切断しますか] ダイアログ ボックスが表示され、サーバから切断するかどうかが確認されます。

Horizon 管理者によって指定されたセッション タイムアウトに達すると、セッションはサーバから自動的に切断されます。

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセスHorizon Client は、ローカル システム上のフォルダおよびドライブをリモート デスクトップやリモート アプリケーションと共有するように設定できます。ドライブには、マッピングされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。この機能はクライアント ドライブ リダイレクトと呼ばれます。

Windows リモート デスクトップでは、共有のフォルダとドライブは [この PC] フォルダの [デバイスとドライブ] セクション、または、[コンピューター] フォルダ の [その他] セクションに表示されます。表示される場所は、Windowsオペレーティング システムによって異なります。Notepad などのリモート アプリケーションでは、共有フォルダまたはドライブのファイルを参照して開くことができます。共有するように選択したフォルダとドライブはファイル

システムで「[MACHINE-NAME の name]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとして表示されます。

クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成するために、リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続する必要はありません。この設定はすべてのリモート デスクトップおよびリモート アプリケーションに適用されます。つまり、ローカル クライアント フォルダが 1 つのリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのみと共有され、他のリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションとは共有されないという設定は行えません。

クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用するには、次のライブラリ ファイルをインストールする必要があります。いくつかのシン クライアント マシンでは、これらのライブラリ ファイルはデフォルトでインストールされない場合があります。

n libsigc-2.0.so.0

n libglibmm-2.4.so.1

接続サーバ インスタンスで安全なトンネルが有効になっている場合、プロキシ サーバを使用するようにクライアント システムのブラウザを構成すると、クライアント ドライブ リダイレクトのパフォーマンスが低下する可能性があります。クライアント ドライブ リダイレクトの最高のパフォーマンスを得るには、プロキシ サーバを使用しないか、LAN 設定を自動的に検出するようブラウザを構成します。

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前提条件

フォルダおよびドライブをリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションと共有するには、クライアントドライブ リダイレクト機能を有効にする必要があります。このタスクには、View Agent 6.1.1 以降または HorizonAgent 7.0 以降をインストールすることと、エージェントの [クライアント ドライブ リダイレクト] オプションを有効にすることが含まれます。ポリシーの設定またはレジストリの設定を行って、クライアント ドライブ リダイレクトの動作を制御することも含まれる場合があります。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

Ubuntu 16.04 x64 ディストリビューションでは、ディストリビューションに含まれるlibglibmm-2.4.so.1.3.0 ライブラリは、現在実装されているクライアント ドライブ リダイレクト (CDR) と互

換性がありません。この制限を回避するには、libglibmm-2.4.so.1.3.0 ライブラリ ファイルを Ubuntu14.04

x64 ディストリビューションから Ubuntu 16.04 x64 ディストリビューションにコピーします。

手順

1 [設定] ダイアログ ボックスを開き、[共有する] パネルを表示します。

オプション 説明

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウから

デスクトップまたはアプリケーション アイコンを右クリックして、[設定] を選択して、[共有する] をクリックします。または、メニュー バーから [接続] - [設定] を選択して、[共有する] をクリックします。

デスクトップまたはアプリケーションに接続

したときの [共有する] ダイアログ ボックスから

ホーム ディレクトリを共有するには [許可] を、共有しない場合は [拒否] をクリックします。

デスクトップのオペレーティング システムで メニュー バーから [接続] - [設定] を選択して、[共有する] をクリックします。

2 クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成します。

オプション アクション

特定のフォルダまたはドライブを、リモート

デスクトップおよびリモート アプリケーションと共有する

[追加] ボタンをクリックし、共有するフォルダまたはドライブを参照して選択し、[OK] をクリックします。

注: デバイスがすでにリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続されている場合は、USB リダイレクト機能を使用して USB デバイスのフォルダを共有することはできません。

特定のフォルダまたはドライブの共有を停止

する

フォルダ リストでフォルダまたはドライブを選択し、[削除] ボタンをクリックします。

リモート デスクトップおよびリモート アプリケーションからホーム ディレクトリのファイルへのアクセスを許可する

[次のホーム フォルダを共有:] home-directory チェック ボックスをオンにします。

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オプション アクション

リモート デスクトップとアプリケーションでUSB ストレージ デバイスを共有する

[リムーバブル ストレージへのアクセスを許可] チェック ボックスをオンにします。クライアント ドライブ リダイレクト機能により、クライアント システムに挿入されているすべてのUSB ストレージ デバイス、および FireWire と Thunderbolt で接続されているすべての外部ドライブが自動的に共有されます。共有する特定ドライブを選択する必要はありません。

注: リモート デスクトップまたはアプリケーションに USB リダイレクト機能ですでに接続されている USB ストレージ デバイスは共有されません。

このチェック ボックスがオフの場合、USB リダイレクト機能を使用して、USB ストレージ デバイスをリモート デスクトップやアプリケーションに接続できます。

リモートデスクトップまたは リモート アプリケーションへの接続時に [共有する] ダイアログ ボックスを表示しない

[デスクトップやアプリケーションに接続するときにダイアログを表示しない] チェック ボックスをオンにします。

このチェック ボックスの選択を解除すると、サーバへの接続後にデスクトップまたはアプリケーションに初めて接続したときに、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。たとえば、サーバにログインしてデスクトップに接続すると、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。それから別のデスクトップまたはアプリケーションに接続すると、ダイアログ ボックスは表示されなくなります。もう一度ダイアログ ボックスを表示するには、サーバから切断して再度ログインする必要があります。

次のステップ

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションで共有フォルダを表示できることを確認してください。

n Windows リモート デスクトップから、エクスプローラーを開いて [この PC] フォルダの [デバイスとドライブ]セクションを探すか、Windows Explorer を開いて [コンピューター] フォルダ の [その他] セクションを探します。

n [ファイル] - [開く] または [ファイル] - [名前を付けて保存] を選択してフォルダまたはドライブに移動し、「[folder-name on MACHINE-NAME]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとしてファイル システムで表示されます。

構成ファイルの編集によるフォルダの共有

[設定] ダイアログ ボックスからフォルダを共有する他に、構成ファイルを編集してフォルダを共有することもできます。

手順

1 次の場所に存在していない場合、config という名前の構成ファイルを作成します。

n $HOME/.vmware/

n /usr/lib/vmware/

n /etc/vmware/

2 共有する各フォルダについて、次の行を追加します。

tsdr.share=フォルダのパス

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たとえば、フォルダ / および /home/user1 を共有するには、ファイル /etc/vmware/config を作成して、

次の行を追加します。

tsdr.share=/

tsdr.share=/home/user1

構成ファイルで共有されるフォルダは、[設定] ダイアログの [共有する] ペインには表示されません。構成ファイルを編集して、フォルダの共有を停止したり、他のフォルダを共有したりできます。

Horizon Client の証明書確認モードの設定管理者は、またときにはエンド ユーザーは、サーバの証明書チェックが失敗した場合にクライアント接続を拒否するかどうかを設定できます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。証明書検査では、次のような検査が行われます。

n 証明書の目的は、送信側の ID 検証やサーバ通信の暗号化以外にあるか。つまり、証明書のタイプは正しいか。

n 証明書は期限切れになっているか、また有効なのは未来のみか。つまり、証明書はコンピュータの時刻に応じて

有効になっているか。

n 証明書上の共通名は、それを送信するサーバのホスト名と一致しているか。ロード バランサが Horizon Clientを、Horizon Client で入力したホスト名と一致しない証明書を持つサーバにリダイレクトした場合、不一致が発生する可能性があります。クライアントにホスト名ではなく IP アドレスを入力した場合でも、不一致の原因となる可能性があります。

n 不明なまたは信頼されていない証明機関(CA)によって署名された証明書か。自己署名された証明書は、信頼されていない CA の証明書タイプの 1 つです。

チェックをパスするには、証明書のトラスト チェーンが、デバイスのローカル証明書ストアでルートになっている必要があります。

注: ユーザーが Linux クライアント システムにインストールできる自己署名付ルート証明書を配布する情報については、Ubuntu のドキュメントを参照してください。

Horizon Client は、クライアント システムの /etc/ssl/certs ディレクトリに保存されている PEM 形式の証明書

を使用します。この場所に保存されているルート証明書をインポートする情報については、https://help.ubuntu.com/community/OpenSSL のドキュメントに記載されている「Importing a Certificate into theSystem-Wide Certificate Authority Database(システム全体の証明機関データベースへの証明書のインポート)」を参照してください。

サーバ証明書を提示する他にも、接続サーバは Horizon Client に証明書のサムプリントも送信します。サムプリントは証明書公開鍵のハッシュであり、公開鍵を省略したものとして使用されます。接続サーバがサムプリントを送信

しない場合、接続が信頼されていないことを知らせる警告が表示されます。

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管理者が許可している場合、証明書確認モードを設定することができます。メニュー バーから [ファイル] - [環境設定] を選択します。選択肢は次の 3 つです。

n [信頼が確認されていないサーバには絶対に接続しない]。証明書の確認に失敗した場合、クライアントはサーバに接続できなくなります。失敗したチェックは、エラー メッセージに一覧表示されます。

n [信頼されていないサーバに接続する前に警告する]。サーバが自己署名証明書を使用していることが原因で、証明書の確認に失敗した場合、[続行] をクリックして警告を無視することができます。自己署名証明書の場合、証明書名が Horizon Client に入力したサーバ名と一致する必要はありません。

n [サーバ ID 証明書を検証しない]。この設定は、証明書確認が実行されないことを示します。

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

リモート デスクトップに接続している場合は、別のデスクトップに切り替えることができます。また、リモート デスクトップに接続している間はリモート アプリケーションに接続することもできます。

手順

u 同じサーバまたは異なるサーバからリモート デスクトップまたはアプリケーションを選択します。

オプション アクション

同じサーバの異なるデスクトップまたはアプ

リケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n リモート デスクトップにログインし、クライアントですでに実行している別のリモート デスクトップやアプリケーションに切り替える場合は、[表示] メニューでデスクトップまたはアプリケーションを選択します。

n リモート デスクトップやアプリケーションにログインし、実行していない別のデスクトップやアプリケーションに切り替える場合は、メニュー バーから [ファイル] - [デスクトップとアプリケーションのリストに戻る] を選択し、選択ウィンドウからデスクトップまたはアプリケーションを起動します。

n デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、他のデスクトップやアプリケーシ

ョンを表すアイコンをダブルクリックします。このデスクトップやアプリケーションは新

しいウィンドウを開くので、複数のウィンドウを開き、ウィンドウ間で切り替えることが

できます。

異なるサーバの異なるデスクトップまたはア

プリケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n 現在のデスクトップやアプリケーションを開いたまま別のサーバのリモート デスクトップやアプリケーションにも接続する場合は、Horizon Client の新しいインスタンスを開始して別のデスクトップやアプリケーションに接続します。

n 現在のデスクトップを終了して別のサーバのデスクトップに接続する場合は、[デスクトップ セレクタ] ウィンドウに移動し、ウィンドウの左上隅にある [切断] アイコンをクリックして、サーバからログオフすることを確認します。現在のサーバおよび開いているデスク

トップまたはアプリケーションのセッションが切断されます。これで異なるサーバに接続

できます。

ログオフまたは切断

いくつかの構成では、ログオフせずにリモート デスクトップから切断すると、デスクトップ内のアプリケーションは開いたままになる場合があります。サーバから切断し、リモート アプリケーションを実行したままにすることもできます。

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リモート デスクトップを開いていなくても、リモート デスクトップ オペレーティング システムからログオフできます。この機能を使用すると、デスクトップに <Ctrl> + <Alt> + <Del> を送信してから [ログオフ] をクリックするのと同じ結果になります。

手順

u ログオフせずに切断する。

オプション アクション

Horizon Client も終了する ウィンドウの隅にある [閉じる] ボタンをクリックするか、メニュー バーの [ファイル] - [終了]を選択します。

同じサーバの異なるリモート デスクトップを選択する

メニュー バーから [デスクトップ] - [切断] を選択します。

異なるサーバのリモート デスクトップを選択する

メニュー バーから [ファイル] - [サーバから切断] を選択します。

注: 管理者は、切断された時点で自動的にログオフするようにデスクトップを設定できます。その場合、デスクトップで開いているプログラムは停止します。

u リモート デスクトップからログオフして切断する。

オプション アクション

デスクトップのオペレーティング システムで Windows の[スタート]メニューを使用してログオフします。

メニュー バーから [デスクトップ] - [切断してログオフ] を選択します。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

u リモート デスクトップが開いていないときにログオフします。

a デスクトップ ショートカットがあるホーム画面から、デスクトップを選択し、メニュー バーから [デスクトップ] - [ログオフ] を選択します。

b 入力を要求されたら、リモート デスクトップにアクセスするための認証情報を入力します。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

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Linux システムでの MicrosoftWindows デスクトップまたはアプリケーションの使用 4Linux 版 Horizon Client では、多くの機能がサポートされます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Linux の機能サポート一覧

n 国際化

n キーボードとモニター

n USB デバイスの接続

n Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用

n リモート アプリケーションへのドキュメントの保存

n リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定

n テキストのコピーおよび貼り付け

Linux の機能サポート一覧一部の機能は、Horizon Client のタイプによってサポートされる場合とされない場合があります。

エンド ユーザーにどの表示プロトコルと機能を使用できるようにするかを計画する場合、以下の情報を使用して、どのクライアント OS がこの機能をサポートするかを判断します。

表 4-1. Linux クライアントでサポートされるリモート デスクトップ機能

機能

Windows XP デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows Vista デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows 7 デスクトップ

Windows 8.xデスクトップ

Windows 10 デスクトップ

WindowsServer2008/2012 R2または

WindowsServer 2016 デスクトップ

USB リダイレクト 制限あり 制限あり X X X X

リアルタイム オーディオビデオ (RTAV)

制限あり 制限あり X X X X

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機能

Windows XP デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows Vista デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows 7 デスクトップ

Windows 8.xデスクトップ

Windows 10 デスクトップ

WindowsServer2008/2012 R2または

WindowsServer 2016 デスクトップ

スキャナ リダイレクト

シリアル ポート リダイレクト

RDP 表示プロトコル 制限あり 制限あり X X X X

PCoIP 表示プロトコル

制限あり 制限あり X X X X

VMware Blast 表示プロトコル

X X X X

個人設定管理

Wyse MMR パートナー クライアント システムのみ、および RDP でのみ

パートナー クライアント システムのみ、および RDP でのみ

Windows MediaMMR

X X X

ロケーション ベースの印刷

制限あり 制限あり X X X X

仮想印刷 制限あり 制限あり X X X X

スマート カード 制限あり 制限あり X X X X

RSA SecurID またはRADIUS

制限あり 制限あり X X X X

シングル サインオン 制限あり 制限あり X X X X

複数のモニター 制限あり 制限あり X X X X

クライアント ドライブ リダイレクト

X X X X

Windows 10 デスクトップでは、View Agent 6.2 以降が必要です。Windows Server 2012 R2 デスクトップでは、View Agent 6.1 以降が必要です。Windows Server 2016 デスクトップでは、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

VMware Blast を使用するには、Horizon Agent7.0 以降が必要です。

重要: View Agent 6.1 以降のリリースでは、Windows XP および Windows Vista デスクトップはサポートされていません。これらのゲスト OS をサポートしている最後の View リリースは View Agent 6.0.2 です。Windows XPおよび Vista に関して Microsoft と拡張サポート契約を行っているお客様、およびこれらのゲスト OS システムに関して VMware と拡張サポート契約を行っているお客様は、View 接続サーバ 6.1 を使用して Windows XP およびVista デスクトップの View Agent 6.0.2 バージョンを展開できます。

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RDS ホストで公開されたデスクトップの機能サポート

RDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと View Agent または Horizon Agent がインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上のデスクトップ セッションは複数のユーザーによる同時利用が可能です。RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

注: 次の表には、サポートされている機能のみが記載されています。View Agent の最小バージョンを指定するテキストがある場合、「以降」というテキストは、Horizon Agent 7.0.x 以降を含むことを示します。

表 4-2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0.x 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能

機能

Windows Server 2008 R2 RDSホスト

Windows Server 2012 RDSホスト

Windows Server 2016 RDS ホスト

RSA SecurID または RADIUS X X Horizon Agent 7.0.2 以降

スマート カード View Agent 6.1 以降 View Agent 6.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

シングル サインオン X X Horizon Agent 7.0.2 以降

RDP 表示プロトコル(デスクトップクライアントの場合)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

PCoIP 表示プロトコル X X Horizon Agent 7.0.2 以降

VMware Blast 表示プロトコル Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

HTML Access View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降

Windows Media MMR View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

クライアント ドライブ リダイレクト

View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

仮想印刷(デスクトップ クライアントの場合)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

ロケーション ベースの印刷 View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

複数のモニター(デスクトップ クライアントの場合)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

Unity Touch(モバイルおよびChrome OS クライアント用)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

リアルタイム オーディオビデオ(RTAV)

Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.3 以降

各ゲスト OS のどのエディションがサポートされるか、またはどのサービス パックがサポートされるかについての詳細は、『View のインストール』を参照してください。

固有機能の制限事項

Horizon Client for Linux を使用する Windows デスクトップでサポートされている機能には、以下の制限があります。

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表 4-3. 固有機能の要件

機能 要件

リアルタイム オーディオビデオ n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には View 5.2 Feature Pack2 またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client では、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

Windows Server 2008 R2 デスクトップ、RDS デスクトップ(仮想マシン RDS ホスト)、およびリモートアプリケーションの仮想印刷とロケ

ーション ベースの印刷

n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には VMware Horizon 6.0.1(with View) またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client では、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

USB リダイレクト n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には View 5.1 またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client では、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

スマート カード シングルユーザー仮想マシン デスクトップでは、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

RDS ホストから提供されるセッションベースのデスクトップでは、この機能には View Agent 6.1 またはそれ以降が必要です。

クライアント ドライブ リダイレクト

View Agent 6.1.1 またはそれ以降。

注: Horizon Client を使用すると、リモート デスクトップだけでなく、リモートの Windows ベースのアプリケーションにも安全にアクセスできます。Horizon Client でアプリケーションを選択すると、ローカル クライアント デバイス上でそのアプリケーションのウィンドウが開きます。アプリケーションは、まるでローカルにインストールさ

れているかのように動作します。

接続サーバ 6.0 以降に接続している場合のみ、リモート アプリケーションを使用できます。RDS ホスト(発行アプリケーションおよび発行デスクトップを提供)でサポートされるオペレーティング システムについては、『View のインストール』を参照してください。

注: 各シン クライアント デバイスで使用可能な機能は、ベンダおよびモデルと、企業が採用する構成によって決定されます。シン クライアントのベンダおよびモデルについての詳細は、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdmの『VMware 互換性ガイド』を参照してください。

上記の機能の詳細および制限事項については、『View プランニング ガイド』を参照してください。

Linux デスクトップでサポートされる機能

View Agent 6.1.1 以降を使用している場合、いくつかの Linux ゲスト OS がサポートされます。サポートされている最新の Linux オペレーティング システムと機能については、『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』ドキュメントを参照してください。

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国際化

ユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、およびスペイン語で利用可能です。

Ubuntu 10.4 Linux クライアント システムを使用していて、英語以外の言語でクライアント ユーザー インターフェイスを表示する場合、UTF-8 エンコーディングを使うロケールを使用するようにクライアント システムを設定する必要があります。

キーボードとモニター

リモート デスクトップでは、複数のモニターとすべてのタイプのキーボードを使用できます。特定の設定を実行すると、最高のユーザー エクスペリエンスを実現できます。

複数のモニターを使用する場合のベストプラクティス

以下は、リモート デスクトップで複数のモニターを正しく使うための推奨事項です。

n プライマリ モニターを最下部の左端のモニターとして定義します。

n Xinerama を有効にします。Xinerama を有効にしないと、プライマリ ディスプレイが正しく特定されないことがあります。

n 最上部の左端のモニターにメニュー バーが表示されます。たとえば、2 台のモニターを並べ、左のモニターの上部が右のモニターの上部よりも低い場合、右のモニターが最上部の左端のモニターになるため、メニュー バーは右のモニターに表示されます。

n 十分なビデオ RAM がある場合、最大 4 つまでのモニターを使用できます。

Ubuntu クライアント システムで 3 つ以上のモニターを使ってリモート デスクトップを表示するには、kernel.shmmax 設定を適切に構成する必要があります。次の公式を使用します。

最高水平解像度 X 最高垂直解像度 X モニターの最大数 X 4

たとえば、kernel.shmmax を 65536000 に手動で設定すれば、2560x1600 の画面解像度で 4 つのモニターを

使用できるようになります。

n Horizon Client は、Horizon Client の起動時に使用中のモニター設定を使用します。モニターをランドスケープからポートレート モードに変更したり、Horizon Client が動作中にクライアント システムに追加モニターを接続する場合、Horizon Client を再起動して新しいモニター設定を使用する必要があります。

Horizon Clientは以下のモニター設定をサポートします。

n 2 台のモニターを使用する場合、同じモードにする必要はありません。たとえば、外部モニター接続されているノートパソコンを使用している場合、外部モニターはポートレート モードまたはランドスケープ モードにできます。

n Horizon Client 4.0 以前のバージョンで 3 台以上のモニターを使用する場合、モニターが同じモードで同じ画面解像度である必要があります。つまり、3 台のモニターを使用する場合、3 台すべてのモニターはポートレートモードまたは風景モードのどちらかにし、同じ画面解像度を使用する必要があります。

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n 2 台のモニターを使用している場合に限り、モニターは、並べるか 2 つずつ重ねるか、または縦に重ねることができます。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している状況ですべてのモニターを使用することを指定する場合は、使用する隣接したモニターのサブセットを指定できます。このためには、[デスクトップ選択] ウィンドウでデスクトップを右クリックし、[表示] ドロップダウン リストから [全画面表示 - すべてのモニター] を選択し、使用するモニターをクリックして選択します。

注: Ubuntu クライアント システムを使用している場合は、最上部の左端のモニターをモニターの 1 台として選択する必要があります。たとえば、4 台のモニターが存在し、2 台ずつ重ねている場合、上部の 2 台のモニターか左端の 2 台のモニターを選択する必要があります。

スクリーン解像度

画面解像度を設定する際は、以下のガイドラインを考慮に入れます。

n セカンダリ モニター上でリモート デスクトップを開き、そのモニター上で画面解像度を変更すると、リモートデスクトップはプライマリ モニターに移動します。

n 2 台のモニターを使用する場合は、PCoIP により、モニターごとに最大 2560 x 1600 の解像度で各モニターを個別に調節できます。3 台以上のモニターを使用する場合は、同じ画面解像度を使用する必要があります。

n VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルでは、リモート デスクトップの 4K (3840 x 2160)の画面解像度がサポートされます。サポートされる 4K ディスプレイの数は、デスクトップ仮想マシンのハードウェア バージョンと Windows のバージョンによって異なります。

ハードウェア バージョン Windows バージョン サポートされる 4K ディスプレイの数

10(ESXi 5.5.x 互換) 7、8、8.x、10 1

11(ESXi 6.0 互換) 7(3D レンダリング機能が無効で、Windows Aero が無効の場合) 3

11 7(3D レンダリング機能が有効の場合) 1

11 8、8.x、10 1

リモート デスクトップには、View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。最高のパフォーマンスを得るために、2 GB の RAM と 2 個の vCPU がある仮想マシンを推奨します。この機能では、ネットワーク遅延が小さく、パッケージ損失率が低く、1000 Mbps のバンド幅が確保されるような良好なネットワーク環境が求められる場合があります。

注: リモート デスクトップの画面解像度が 3840 x 2160 (4K) に設定されると、画面上の項目が小さく表示される場合があり、リモート デスクトップの [画面の解像度] ダイアログ ボックスを使用してテキストやその他の項目を大きくできない場合があります。

n RDP を使用して複数のモニターを使用する場合、各モニターの解像度は個別に調節できません。

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キーボードの制限

ほとんどの場合、リモート デスクトップと物理コンピュータのいずれを使用しても、キーボードの動作は同じです。以下は、発生する可能性のある制限のリストです。ただし、周辺機器のタイプおよびクライアント システム上のソフトウェアにより異なります。

n PCoIP 表示プロトコルを使用していて、クライアント システムが使用しているキーボード マップ(たとえば、日本語キーボードやドイツ語キーボード)をリモート デスクトップが検出するようにする場合は、View Agentに GPO を設定する必要があります。View PCoIP セッション変数 ADM テンプレート ファイルの一部として使用できる「[PCoIP ユーザー デフォルト入力言語の同期をオンにする]」ポリシーを使用します。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

n マルチメディア キーボードのマルチメディア キーの一部が動作しない場合があります。たとえば、Music キーと My Computer キーは動作しない可能性があります。

n RDP を使用してデスクトップに接続し、Fluxbox ウィンドウ マネージャを使用している場合、リモート デスクトップでスクリーン セーバーが動作していると、一定の時間アイドル状態が続いた後、キーボードが動作を停止する可能性があります。

使用するウィンドウ マネージャに関係なく、VMware ではリモート デスクトップでスクリーン セーバーをオフにして、スリープ タイマーを指定しないことを推奨しています。

USB デバイスの接続リモート デスクトップから、小型のフラッシュ ドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイスにアクセスできます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能により、ローカル クライアント システムに接続されているほとんどの USB デバイスを Horizon Client のメニューから使用できるようになります。デバイスの接続や接続解除にもこのメニューを使用できます。

リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、次のような制限があります。

n Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモート デスクトップでそのデバイスを使用しているとき、ローカル コンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

n キーボードやポインティング デバイスなどのヒューマン インターフェイス デバイスを含め、メニューには表示されないが、リモート デスクトップには表示される USB デバイス。リモート デスクトップとローカル コンピュータは、これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低

速になる場合があります。

n 大容量 USB ディスク ドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

n USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモート デスクトップにインストールされていない場合、USB デバイスをリモート デスクトップに接続するとドライバのインストールを求められます。

n Android ベースの Samsung 製スマート フォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続する場合には、USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があります。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

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n Webcam は、[USB デバイスを接続] メニューを使用する USB リダイレクトでサポートされません。webcamまたはオーディオ入力デバイスを使用するには、リアルタイム オーディオビデオ機能を使用する必要があります。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースと併用すれば、この機能を使用できます。Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用を参照してください。

n USB オーディオ デバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、アイドル状態のときでさえ、高いデータ スループットが必要です。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースに含まれるリアルタイム オーディオ ビデオ機能があれば、オーディオ入力および出力デバイスはこの機能を使用して問題なく動作し、それらのデバイス用に USB リダイレクトを使用する必要はありません。

USB デバイスをリモート デスクトップに手動または自動で接続できます。

注: USB イーサネット デバイスやタッチ画面デバイスなどの USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトしないでください。USB イーサネット デバイスをリダイレクトすると、クライアント システムはネットワーク接続を失います。タッチ画面デバイスをリダイレクトすると、リモート デスクトップはタッチ入力を受け付けますが、キーボード入力は受け付けません。仮想デスクトップと USB デバイスとの自動接続がすでに設定してあれば、特定のデバイスを除外するためのポリシーを構成できます。『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントの「USB デバイスのフィルタ ポリシー設定の構成」を参照してください。

重要: この手順は、Horizon Client のメニューを使用して、USB デバイスを接続したり、接続する USB デバイスを自動的に構成したりする方法を説明します。さらに、構成ファイルの使用、またはグループ ポリシーの作成によりUSB リダイレクトを構成できます。構成ファイルの使用に関する詳細については、USB リダイレクトのシステム要件を参照してください。グループ ポリシーの作成についての詳細は、『View でのデスクトップおよびアプリケーションプールの設定』を参照してください。

前提条件

n リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、View 管理者がリモート デスクトップの USB 機能を有効にしておく必要があります。

このタスクには、エージェントの [USB リダイレクト] コンポーネントのインストールが含まれ、USB リダイレクトに関するポリシー設定が含まれる場合もあります。詳細については、接続サーバと Agent 5.3.x を使用している場合、『View 管理ガイド』を参照してください。接続サーバと Agent 6.0 以降を使用している場合、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

n Horizon Client のインストール時に、[USB リダイレクト] コンポーネントがインストールされている必要があります。このコンポーネントをインストールに含めていなかった場合、クライアントをアンインストールして、も

う一度インストーラを実行し、[USB リダイレクト] コンポーネントを追加します。

手順

u 手動で USB デバイスをリモート デスクトップに接続します。

a USB デバイスをローカル クライアント システムに接続します。

b Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

c USB デバイスを選択します。

デバイスは手動でローカル システムからリモート デスクトップにリダイレクトされます。

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u USB デバイスをリモート ホスト型アプリケーションに接続します。

a デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート アプリケーションを開きます。

アプリケーションの名前は、管理者がアプリケーションに構成した名前です。

b デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、アプリケーション アイコンを右クリックし、[設定] を選択します。

c 左側のペインで、[USB デバイス] を選択します。

d 右側のペインで、USB デバイスを選択し、[接続] をクリックします。

e アプリケーションを選択し、[OK] をクリックします。

注: リストのアプリケーション名は、アプリケーション自体から取得されるため、デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウに表示されるように管理者が構成したアプリケーション名と一致していない

場合があります。

これで、リモート アプリケーションで USB デバイスを使用できるようになりました。アプリケーションを閉じても、USB デバイスはすぐに解放されません。

f アプリケーションの使用が完了したら、USB デバイスを解放してローカル システムからアクセスできるようにするために、デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで [設定] ウィンドウを再度開き、[USB デバイス] を選択して、[切断] を選択します。

u Horizon Client の起動時に USB デバイスがリモート デスクトップに自動的に接続されるように HorizonClient を構成します。

このオプションはデフォルトで選択されています。

a USB デバイスを接続する前に、Horizon Client を起動してリモート デスクトップに接続します。

b Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

c [起動時に自動接続] を選択します。

d USB デバイスを挿入し、Horizon Client を再起動します。

Horizon Client を起動した後にローカル システムに接続する USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。Horizon Client を起動した後にローカル システムに接続する USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

u ローカル システムに USB デバイスを接続したときに、それらが自動的にリモート デスクトップに接続されるように Horizon Client を構成します。

Android ベースの Samsung スマートフォンおよびタブレットなど、MTP ドライバを使用するデバイスを接続するには、このオプションを有効にします。このオプションはデフォルトで選択されています。

a USB デバイスを接続する前に、Horizon Client を起動してリモート デスクトップに接続します。

b Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

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c [挿入時に自動接続] を選択します。

d USB デバイスを接続します。

Horizon Client を起動した後にローカル システムに接続する USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

さらに、構成ファイル オプションの view.usbAutoConnectAtStartup および view.usbAutoConnectOnInsert を

使用して、USB デバイスの自動接続を設定できます。また、詳細については、 Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション を参照してください。

USB デバイスが数分経過してもデスクトップに表示されない場合、デバイスを切断してクライアント コンピュータに再接続してください。

次のステップ

USB のリダイレクトで問題がある場合、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の USB リダイレクトのトラブルシューティングについてのトピックを参照してください。

Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップでローカル コンピュータの webcam またはマイクロフォンを使用できます。リアルタイム オーディオ ビデオは、標準的な会議アプリケーションおよびブラウザベースのビデオ アプリケーションと互換性があり、標準的な webcam、オーディオ USB デバイス、およびアナログ オーディオ入力をサポートします。

リアルタイム オーディオビデオ機能のセットアップ、およびリモート デスクトップのフレーム レートとイメージの解像度の設定については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。クライアントシステムでのこれらの設定については、VMware ナレッジベースの記事、『Setting Frame Rates and Resolutionfor Real-Time Audio-Video on Horizon View Clients(Horizon View Client でのリアルタイム オーディオ-ビデオのフレームレートと解像度の設定)』 (http://kb.vmware.com/kb/2053644) を参照してください。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能の適切なインストールと操作を検証するテスト アプリケーションをダウンロードするには、http://labs.vmware.com/flings/real-time-audio-video-test-application にアクセスしてください。このテスト アプリケーションは VMware が無償提供するものであるため、テクニカル サポートは提供されません。

注: この機能は、サードパーティ ベンダーによって提供される Horizon Client for Linux のバージョン、またはVMware 製品ダウンロード Web サイトから入手できる Horizon Client ソフトウェアでのみ使用できます。

Webcam を使用できる場合

Horizon 管理者がリアルタイム オーディオ ビデオ機能を構成していて、ユーザーが VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用している場合は、内蔵またはローカル コンピュータに接続された Web カメラをデスクトップで使用できます。Skype、Webex、または Google ハングアウトなどの会議アプリケーションで Webカメラを使用できます。

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Skype、Webex、または Google ハングアウトなどのアプリケーションをリモート デスクトップで設定するときに、アプリケーションのメニューから入力および出力デバイスを選択できます。仮想マシン デスクトップの場合は、VMware 仮想マイクロフォンと VMware 仮想 Web カメラを選択できます。公開されたデスクトップの場合には、リモート オーディオ デバイスと VMware 仮想 Web カメラを選択できます。

ただし、この機能は多くのアプリケーションで動作し、入力デバイスの選択は不要です。

Web カメラがローカル コンピュータで現在使用中の場合、リモート デスクトップで同時に使用できません。また、Web カメラがリモート デスクトップで使用されている場合にも同時にローカル コンピュータで使用できません。

重要: USB Web カメラを使用する場合、管理者は USB リダイレクトによってクライアントがデバイスを自動転送するように構成しないようにする必要があります。Web カメラが USB リダイレクトによって接続すると、パフォーマンスが低下してビデオ チャットが困難になります。

ローカル コンピュータに複数の Web カメラが接続されている場合は、リモート デスクトップで使用する Web カメラを設定できます。

Linux クライアント システムでのデフォルトのマイクロフォンの選択

クライアント システムに複数のマイクロフォンがある場合、1 つだけが Horizon 7 デスクトップで使用されます。デフォルトで使用するマイクロフォンを指定するために、クライアント システムの [サウンド] コントロールを使用できます。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、オーディオ入力デバイスおよびオーディオ出力デバイスは USBリダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク バンド幅の量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。

この手順では、クライアント システムのユーザー インターフェイスからデフォルトのマイクロフォンを選択する方法について説明します。管理者が構成ファイルを編集して、優先するマイクロフォンを構成することもできます。

Linux クライアント システムで優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択を参照してください。

前提条件

n USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

n リモート デスクトップ用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

手順

1 Ubuntu グラフィカル ユーザー インターフェイスで、[システム] - [プリファレンス] - [サウンド] の順に選択します。

または、画面の上にあるツール バーの右側の [サウンド] アイコンをクリックします。

2 [Sound Preferences] ダイアログ ボックスの [入力] タブをクリックします。

3 優先するデバイスを選択して [閉じる] をクリックします。

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Linux クライアント システムで優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択

リアルタイム オーディオ ビデオ機能があり、クライアント システムに複数の Web カメラとマイクロフォンがある場合、1 台の Web カメラと 1 台のマイクロフォンだけを Horizon 7 デスクトップで使用できます。優先する Webカメラとマイクロフォンを指定するには、構成ファイルを編集します。

優先する Web カメラまたはマイクロフォンは、使用できる場合はリモート デスクトップで使用され、使用できない場合は他の Web カメラまたはマイクロフォンが使用されます。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、Web カメラ、オーディオ入力デバイスおよびオーディオ出力デバイスは、USB リダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク バンド幅量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。

/etc/vmware/config ファイルにプロパティを設定し、優先するデバイスを指定するには、特定のフィールドの値

を確定する必要があります。これらのフィールドの値については、ログ ファイルを検索できます。

n Web カメラについては、rtav.srcWCamId プロパティを Web カメラの UserId フィールドの値に設定し、

rtav.srcWCamName プロパティを Web カメラの Name フィールドの値に設定します。

rtav.srcWCamName プロパティには、rtav.srcWCamId プロパティよりも高い優先度が設定されています。

両方のプロパティでは、同じ Web カメラが指定されるはずです。これらのプロパティが異なる Web カメラを指定する場合、rtav.srcWCamName が存在する場合、このプロパティによって指定される Web カメラが使用

されます。このプロパティが存在しない場合、rtav.srcWCamId によって指定される Web カメラが使用され

ます。両方の Web カメラが見つからない場合、デフォルトの Web カメラが使用されます。

n オーディオ デバイスの場合、rtav.srcAudioInId プロパティを Pulse Audio device.description フィ

ールドの値に設定します。

前提条件

優先する Web カメラ、優先するマイクロフォン、または両方のいずれを構成するかに応じて、所定の準備作業を実行します。

n USB webcam がインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

n USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

n リモート デスクトップ用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

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手順

1 クライアントを起動し、Web カメラまたはマイクロフォンのアプリケーションを開始して、カメラ デバイスまたはオーディオ デバイスの一覧がクライアント ログに出力されるようにします。

a 使用する Web カメラまたはオーディオ デバイスを接続します。

b vmware-view コマンドを使用して Horizon Client を起動します。

c 呼び出しを開始し、その後呼び出しを停止します。

このプロセスでログ ファイルが作成されます。

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2 Web カメラまたはマイクロフォンというログのエントリを探します。

a テキスト エディタでデバッグ ログ ファイルを開きます。

リアルタイム オーディオ ビデオのログ メッセージが出力されるログ ファイルは、/tmp/vmware-

<username>/vmware-RTAV-<pid>.log に保存されています。クライアント ログは、/tmp/vmware-

<username>/vmware-view-<pid>.log に保存されています。

b ログ ファイルを検索して、接続されている Web カメラおよびマイクロフォンを参照しているログ ファイルのエントリを探します。

Web カメラを抽出する例を以下に示します。

main| I120: RTAV: static void VideoInputBase::LogDevEnum() - 3 Device(s) found

main| I120: RTAV: static void VideoInputBase::LogDevEnum() - Name=UVC Camera (046d:0819)

UserId=UVC Camera (046d:0819)#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.4/1-3.4.5

SystemId=/dev/video1

main| I120: RTAV: static void VideoInputBase::LogDevEnum() - Name=gspca main driver

UserId=gspca main driver#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.4/1-3.4.7

SystemId=/dev/video2

main| I120: RTAV: static void VideoInputBase::LogDevEnum() -

Name=Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks UserId=Microsoft® LifeCam HD-6000 for

Notebooks#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.6 SystemId=/dev/video0

main| W110: RTAV: static bool AudioCaptureLin::EnumCaptureDevices(MMDev::DeviceList&) -

enumeration data unavailable

オーディオ デバイスとそれぞれの現在のオーディオ レベルを抽出する例を以下に示します。

vthread-18| I120: RTAV: bool AudioCaptureLin::TriggerEnumDevices() - Triggering enumeration

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=1 'alsa_output.usb-

Logitech_Logitech_USB_Headset-00-Headset.analog-stereo.monitor' 'Monitor of Logitech USB

Headset Analog Stereo')

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:65536

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:1 vol:65536

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=2 'alsa_input.usb-

Logitech_Logitech_USB_Headset-00-Headset.analog-mono' 'Logitech USB Headset Analog Mono')

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:98304

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=3 'alsa_output.usb-

Microsoft_Microsoft_LifeChat_LX-6000-00-LX6000.analog-stereo.monitor' 'Monitor of Microsoft

LifeChat LX-6000 Analog Stereo')

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:65536

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選択したデバイスのいずれかのソース オーディオ レベルが PulseAudio 基準を満たしていない場合 (ソースが 100% (0dB) に設定されていない場合)、または選択したソース デバイスがミュートになっている場合は、以下の警告が表示されます。

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioSourceInfoCB(pa_context*,

const pa_source_info*, int, void*) - Note, selected device channel volume: 0: 67%

vthread-18| I120: RTAV: static void AudioCaptureLin::PulseAudioSourceInfoCB(pa_context*,

const pa_source_info*, int, void*) - Note, selected device channel is muted

3 デバイスの記述をコピーし、それを利用して /etc/vmware/config ファイルに正しくプロパティを設定しま

す。

Web カメラの例では、Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks と Microsoft® LifeCam

HD-6000 for Notebooks#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.6 をコピー

して、優先される Web カメラとして Microsoft の Web カメラを指定し、次のようにプロパティを設定します。

rtav.srcWCamName = “Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks”

rtav.srcWCamId = “Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/

usb1/1-3/1-3.6”

この例では、rtav.srcWCamId プロパティを "Microsoft" に設定することもできます。rtav.srcWCamId

プロパティは、部分および完全一致の両方をサポートします。rtav.srcWCamName プロパティは、完全一致の

みをサポートします。

オーディオ デバイスの場合には、たとえば Logitech ヘッドセットを優先オーディオ デバイスとして指定するために Logitech USB Headset Analog Mono をコピーし、プロパティを次のように設定します。

rtav.srcAudioInId="Logitech USB Headset Analog Mono"

4 変更を保存し、/etc/vmware/config 構成ファイルを閉じます。

5 デスクトップ セッションをログオフして、新しいセッションを開始します。

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存Microsoft Word、WordPad などの特定のリモート アプリケーションで、ドキュメントの作成および保存が可能です。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカルの

コンピュータにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。

管理者は、ADMX テンプレート ファイルを使用して、ドキュメントの保存場所を指定するグループ ポリシーを設定できます。このポリシーの名前は [リモート デスクトップ サービス ユーザー ホーム ディレクトリの設定] です。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

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リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定ができます。

重要: 仮想印刷機能は、VMware 製品ダウンロード Web サイトから入手できる Horizon Client 3.2 以降のリリースまたはサードパーティ ベンダーによって提供される Horizon Client for Linux のバージョンでのみ使用できます。

この機能には次の要件もあります。

n リモート デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している必要があります。

VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdm の『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。サードパーティ ベンダーから提供されているクライアント ソフトウェアについては、VMware Blast、PCoIP、または FreeRDP 表示プロトコルを使用している必要があります。この機能は rdesktop では動作しません。

ローカル コンピュータ上でプリンタを追加すると、Horizon Client では、リモート デスクトップで使用可能なプリンタのリストにもそのプリンタが追加されます。何も構成する必要はありません。その場合でも、管理者権限のある

ユーザーは、仮想プリンタ コンポーネントと競合することなくリモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールできます。

重要: この機能は次の種類のプリンタには使用できません。

n USB リダイレクト機能を使用してリモート デスクトップの仮想 USB ポートに接続する USB プリンタ。

リモート デスクトップで仮想印刷機能を使用するには、リモート デスクトップから USB プリンタを切断する必要があります。

n ファイルに印刷するための Windows 機能

Print(印刷) ダイアログ ボックスで [Print to file(ファイルへ出力)] を選択しても動作しません。ファイルを作成するプリンタ ドライバを使用すると動作します。たとえば、PDF ライターを使用すると PDF ファイルに出力できます。

この手順は、Windows 7 または Windows 8.x (デスクトップ) オペレーティング システムのリモート デスクトップ用に記述されています。この手順は、Windows Server 2008 および Windows Server 2012 において似ていますが、まったく同一というわけではありません。

前提条件

エージェントの仮想印刷コンポーネントがリモート デスクトップにインストールされていることを確認します。リモート デスクトップ ファイル システムで、C:\Program Files\Common Files\ThinPrint フォルダが存在す

ることを確認します。

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仮想印刷を使用するには、Horizon 管理者がリモート デスクトップの仮想印刷機能を有効にする必要があります。このタスクには、エージェントのインストーラーで [仮想印刷] の設定オプションを有効にすることが含まれ、仮想印刷の動作に関するポリシーを設定することが含まれる場合もあります。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

手順

1 Windows 7 または Windows 8.x のリモート デスクトップでは、[スタート] - [デバイスとプリンタ] をクリックします。

2 [デバイスとプリンタ] ウィンドウでデフォルト プリンタを右クリックし、コンテキスト メニューから [プリンタプロパティ] を選択し、プリンタを選択します。

仮想プリンタは、View Agent 6.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合に、RDSホストで公開されたデスクトップにおいて <printer_name>(s<session_ID>) として表示され、シングルユーザー仮想マシン デスクトップにおいて <printer_name> として表示されます。View Agent 6.1 以前がリモート デスクトップにインストールされている場合、仮想プリンタは <printer_name>#:<number> として表示されます。

3 [プリンタ プロパティ] ウィンドウで、[デバイス設定] タブをクリックし、使用する設定を指定します。

4 [全般] タブで、[環境設定] をクリックして使用する設定を指定します。

5 [印刷設定] ダイアログ ボックスで、異なるタブを選択して使用する設定を指定します。

[ページ調整] の詳細設定については、VMware はデフォルト設定を推奨しています。

6 [OK] をクリックします。

テキストのコピーおよび貼り付け

リモート デスクトップおよびアプリケーションにテキストをコピーしたり、リモート デスクトップおよびアプリケーションからテキストをコピーしたりできます。View 管理者は、クライアント システムからリモート デスクトップまたはアプリケーションへのコピーおよび貼り付け操作のみを許可する、リモート デスクトップまたはアプリケーションからクライアント システムへのコピーおよび貼り付け操作のみを許可する、その両方を許可する、またはどちらも許可しないように、この機能を設定できます。

この機能は、VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用できます。リモートアプリケーションは、Horizon 6.0 以降でサポートされます。

管理者は、View Agent または Horizon Agent をリモート デスクトップに関連付けるグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を使用して、コピーおよび貼り付けの機能を構成できます。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントでポリシーの設定に関する章を参照してください。

Horizon Client からリモート デスクトップまたはアプリケーション、あるいはその逆にテキストをコピーできますが、貼り付けたテキストはプレーン テキストになります。

画像をコピーおよび貼り付けできません。リモート デスクトップとクライアント コンピュータのファイル システム間では、ファイルもコピーおよび貼り付けできません。

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クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成

Horizon 7 バージョン 7.0.1 以降および Horizon Client 4.1 以降では、サーバとクライアントの両方についてクリップボード メモリ サイズを構成できます。

PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

クライアント クリップボードのメモリ サイズを設定するには、次のパラメータを 3 つの構成ファイルのいずれかに追加します。~/.vmware/config、/usr/lib/vmware/config、または /etc/vmware/config。

mksvchan.clipboardSize=value

value は、クライアントのクリップボードのメモリ サイズ (KB) です。最大値である 16384 KB を指定できます。0を指定する場合、または値を指定しない場合、クライアントのクリップボードのメモリ サイズは、デフォルトで 8192KB (8 MB) になります。

Horizon Client は、次の順序で構成ファイルのクリップボードのメモリ サイズを検索し、ゼロ以外の値が見つかるとすぐに、停止します。

1 ~/.vmware/config

2 /usr/lib/vmware/config

3 /etc/vmware/config

ネットワークによっては、クリップボードのメモリ サイズを大きくすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。クリップボードのメモリ サイズは、16 MB を超える値に設定しないことを推奨します。

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Horizon Client のトラブルシューティング 5デスクトップをリセットまたは再起動するか、VMware Horizon Client アプリケーションを再インストールすることによって、Horizon Client のほとんどの問題を解決できます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n キーボード入力の問題

n Workspace ONE モードでのサーバへの接続

n リモート デスクトップの再起動

n リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセット

n Horizon Client for Linux のアンインストール

キーボード入力の問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションでのキー入力がまったく動作しない場合、ローカル クライアント システムのセキュリティ ソフトウェアによる問題である可能性があります。

問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続中、入力した文字が表示されない。1 つのキーが何回も繰り返される現象が発生することもある。

原因

Norton 360 トータル セキュリティなどの一部のセキュリティ ソフトウェアには、キーロガー プログラムを検出してキーストロークの記録をブロックする機能があります。このセキュリティ機能は、たとえば、パスワードやクレジ

ットカード番号を盗み取るスパイウェアからシステムを保護するためのものです。このようなセキュリティ ソフトウェアによって、Horizon Client がリモート デスクトップまたはアプリケーションにキーストロークを送信できなくなることがあります。

解決方法

u クライアント システムで、ウィルス対策ソフトウェアまたはセキュリティ ソフトウェアのキーロガー検出機能をオフにします。

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Workspace ONE モードでのサーバへの接続Horizon Client からサーバに直接接続できない場合、またはデスクトップやアプリケーションの資格が HorizonClient に表示されない場合、サーバで Workspace ONE モードが有効になっていない可能性があります。

問題

n Horizon Client からサーバに直接接続すると、Horizon Client が Workspace ONE ポータルにリダイレクトします。

n URI またはショートカットでデスクトップまたはアプリケーションを開くか、ファイルの関連付けからローカルファイルを開くと、Workspace ONE ポータルにリダイレクトされ、認証が実行されます。

n Workspace ONE からデスクトップまたはアプリケーションを開き、Horizon Client を開始すると、資格のある他のリモート デスクトップまたはアプリケーションを Horizon Client で表示したり、開いたりすることができなくなります。

原因

Horizon 7 バージョン 7.2 から、接続サーバ インスタンスで管理者が Workspace ONE モードを有効にできるようになりました。接続サーバ インスタンスで Workspace ONE モードが有効になっている場合、この動作は正常です。

Workspace ONE を使用して、Workspace ONE が有効になっているサーバに接続し、リモート デスクトップとアプリケーションにアクセスしてください。

リモート デスクトップの再起動デスクトップ オペレーティング システムが応答しなくなった場合、リモート デスクトップの再起動が必要な場合があります。リモート デスクトップの再起動は、Windows オペレーティング システムを再起動することと同じです。デスクトップ オペレーティング システムでは、通常、再起動する前に未保存データを保存するよう求められます。

Horizon 管理者がデスクトップの再起動機能を有効にしている場合にのみ、リモート デスクトップを再起動できます。

デスクトップの再起動機能を有効する操作の詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

手順

u [再起動] コマンドを使用します。

オプション アクション

デスクトップで メニュー バーから [接続] - [デスクトップの再起動] を選択します。

デスクトップ選択ウィンドウから リモート デスクトップを選択し、メニュー バーから [接続] - [デスクトップの再起動] を選択します。

Horizon Client から、再起動を確認するように求められます。

リモート デスクトップのオペレーティング システムが再起動し、Horizon Client がデスクトップから切断され、ログオフされます。

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次のステップ

システムが完全に起動するまで待機してから、リモート デスクトップへの再接続します。

リモート デスクトップを再起動しても問題が解決しない場合、リモート デスクトップをリセットする必要がある場合があります。リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセットを参照してください。

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセットデスクトップ オペレーティング システムが応答を停止し、リモート デスクトップを再起動しても問題が解決しない場合は、リモート デスクトップをリセットする必要がある場合があります。リモート アプリケーションをリセットすると、開いているすべてのアプリケーションが終了します。

リモート デスクトップをリセットする操作は、物理的な PC を強制的に再起動するためにその PC のリセット ボタンを押す操作に相当します。リモート デスクトップで開いているすべてのファイルが閉じられますが、保存されません。

リモート アプリケーションをリセットすることは、未保存データを保存せずにすべてのアプリケーションを終了するのと同じことです。複数の RDS サーバ ファームから提供されているアプリケーションであっても、開いているリモート アプリケーションはすべて閉じます。

Horizon 管理者がデスクトップのリセット機能を有効にしている場合にのみ、リモート デスクトップをリセットできます。

デスクトップのリセット機能を有効する操作の詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

手順

u [リセット] コマンドを使用します。

オプション アクション

デスクトップ内からリモート デスクトップをリセットする

メニュー バーから [接続] - [リセット] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウからリモート デスクトップをリセットする

リモート デスクトップを選択し、メニュー バーから [接続] - [リセット] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウからリモート アプリケーションをリセットする

ウィンドウの右上隅の [設定] ボタン(歯車のアイコン)をクリックし、左ペインの [アプリケーション] を選択して、[リセット]、[続行] の順にクリックします。

リモート デスクトップをリセットすると、リモート デスクトップのオペレーティング システムが再起動し、HorizonClient がデスクトップから切断され、ログオフされます。リモート アプリケーションをリセットすると、そのアプリケーションは終了します。

次のステップ

システムが完全に起動するまで待機してから、リモート デスクトップやアプリケーションに再接続します。

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Horizon Client for Linux のアンインストールHorizon Client の問題は、Horizon Client アプリケーションをアンインストールして再インストールすると解決することがあります。

Horizon Client for Linux をアンインストールする方法は、そのバージョンと、クライアント ソフトウェアのインストールに使用した方法によって異なります。

前提条件

Linux クライアント システムの root アクセス権があることを確認します。

手順

u Horizon Client 3.1 以前を使用している場合、またはクライアントを Ubuntu ソフトウェア センターからインストールした場合は、[アプリケーション] - [Ubuntu ソフトウェア センター] を選択し、[インストールされたソフトウェア] セクションで、[vmware-view-client] を選択して [削除] をクリックします。

u VMware 製品ダウンロード Web サイトからインストールした Horizon Client 3.2 以降を使用している場合は、ターミナル ウィンドウを開き、ディレクトリをインストーラ ファイルが含まれるディレクトリに変更して、-u

オプションを指定してインストーラ コマンドを実行します。

sudo env VMWARE_KEEP_CONFIG=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle -u vmware-horizon-client

ファイル名では x.x.x はバージョン番号で、yyyyyyy はビルド番号になり、arch は x86 または x64 のいずれか

になります。VMWARE_KEEP_CONFIG=yes 設定を使用すると、クライアントのアンインストール時に設定が保持さ

れます。この環境変数を設定しない場合は、設定を保存するかどうかを指定するように求められます。

次のステップ

クライアントを再インストールするか、新しいバージョンをインストールすることができます。VMware 製品ダウンロードからの Horizon Client for Linux のインストールまたはアップグレードを参照してください。

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Client での USB リダイレクトの構成 6USB リダイレクト機能を使用して、クライアント システムの構成ファイルを使用して、どの USB デバイスがリモート デスクトップにリダイレクトできるかを指定できます。

たとえば、Horizon Client がリダイレクトに使用できるようにする USB デバイスのタイプを制限したり、ViewAgent が特定の USB デバイスについてクライアント コンピュータから転送できないようにしたり、Horizon Clientがリダイレクトするために複合 USB デバイスを個別のコンポーネントに分割するべきかどうかを指定したりできます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n USB リダイレクトのシステム要件

n USB 固有のログ ファイル

n USB 構成プロパティの設定

n USB デバイス ファミリ

USB リダイレクトのシステム要件USB リダイレクト機能は、特定のバージョンのクライアント ソフトウェアでのみ利用できます。

サードパーティ ベンダーから提供された Horizon Client ソフトウェアの場合、USB リダイレクト機能には次の要件もあります。

n View Agent および View 接続サーバのバージョンが View 5.1 以降である必要があります。

n このドキュメントで説明されている USB フィルタリングおよびデバイス分割機能は、View 接続サーバ 5.1 以降で使用できます。

VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。サードパーティ ベンダーで利用できる USB コンポーネントを使用するには、HorizonClient を起動する前に特定のファイルを特定の場所にインストールし、特定のプロセスを構成する必要があります。これらの詳細は、本ドキュメントの範囲外です。

Horizon Client の URL コンテンツ リダイレクト機能には、次の要件があります。

n リモート デスクトップに View Agent 6.0.2 以降をインストールしておく必要があります。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している必要があります。

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Horizon 6.0.1 以降を使用している場合は、USB 3.0 デバイスを USB 3.0 ポートに接続できます。USB 3.0 デバイスは、単一ストリームのみでサポートされます。複数のストリームへのサポートがまだ実装されていないため、USB デバイスのパフォーマンスは強化されません。i386 プロセッサは Linux クライアント システムでサポートされていますが、armel および armhf アーキテクチャはサポートされていない点に留意してください。Linux カーネル バージョンは 2.6.35 以降である必要があります。

USB 固有のログ ファイルHorizon Client は、USB 情報をログ ファイルに送信します。

USBD ログ レベルを指定するには、いずれかの設定ファイルに次のパラメータを追加します。

view-usbd.logLevel = "value"

value には次の値から 1 つを使用します。

n trace

n info

n debug

n error

設定ファイルは次の場所にあり、この順番で処理されます。

1 /etc/vmware/config

2 /usr/lib/vmware/config

3 ~/.vmware/config

次のコマンドを使用すると、USB 固有のログに送信する情報量をトラブルシューティング目的のために増やすことができます。

1 USB アービトレータ デーモンを停止します。

sudo /etc/init.d/vmware-USBArbitrator stop

2 verbose オプションを使用して、USB アービトレータ デーモンを再起動します。

sudo /usr/lib/vmware/view/usb/vmware-usbarbitrator -verbose

デフォルトの USB アービトレータのログ ファイルは /var/log/vmware/vmware-usbarb-<pid>.log です。

<pid> は、USB アービトレータ デーモンのプロセス ID です。

使用状況の情報リストを取得するには、次のコマンドを使用します。

sudo /usr/lib/vmware/view/usb/vmware-usbarbitrator -h

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USB 構成プロパティの設定/etc/vmware/config、/usr/lib/vmware/config、および ~/.vmware/config 構成ファイルで USB 構成

プロパティを設定できます。

以下の構文を使用して、構成ファイルに USB の構成プロパティを設定します。

viewusb.property1 = "value1"

USB 構成プロパティでは、特定のタイプのデバイスをリダイレクトするかどうかを制御できます。プロパティをフィルタリングして、特定のデバイスを追加したり除外したりすることもできます。Linux クライアント バージョン 1.7以降および Windows クライアントでは、複合デバイスを分割するためのプロパティも提供されます。

一部のプロパティの値では、USB デバイスに VID (vendor ID) および PID (product ID) が必要です。VID およびPID を見つけるには、vid および pid と組み合わされた製品名をインターネット検索できます。あるいは、Horizon

Client の実行中に、USB デバイスをローカル システムに接続して /tmp/vmware-<current_user>/vmware-

view-usbd-*.log ログ ファイルを調べることができます。このファイルの場所を設定するには、たとえば、/etc/

vmware/config ファイルの view-usbd.log.fileName プロパティを使用します。

view-usbd.log.fileName = "/tmp/usbd.log"

重要: オーディオ デバイスをリダイレクトするときには、Ubuntu システムのカーネル バージョンが 3.2.0-27.43以降であることを確認してください。Ubuntu 12.04 にはカーネル バージョン 3.2.0-27.43 が含まれます。このカーネル バージョンにアップグレードできない場合、代わりにオーディオ デバイスへのホスト アクセスを無効にできます。たとえば、"blacklist snd-usb-audio" という行を /etc/modprobe.d/blacklist.conf ファイルの

末尾に追加できます。システムがこれらの要件のいずれかを満たさなければ、クライアント システムは HorizonClient がオーディオ デバイスのリダイレクトを試みたときにクラッシュすることがあります。デフォルトでは、オーディオ デバイスはリダイレクトされます。

次の表では、利用可能な USB 構成プロパティについて示します。

表 6-1. USB リダイレクト用の構成プロパティ

ポリシー名とプロパティ 説明

Allow Auto Device Splitting(自動デバイス分割を許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAutoDeviceSplitting

複合 USB デバイスの自動分割を許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude Vid/Pid Device From Split(Vid/Pid デバイスを分割から除外する)

プロパティ:

viewusb.SplitExcludeVidPid

ベンダーおよびプロダクト ID で指定された複合 USB デバイスは、分割対象から除外します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字( *) を使用できます。

例: vid-0781_pid-55**

デフォルト値は定義されていません。

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ポリシー名とプロパティ 説明

Split Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを分割)

プロパティ:

viewusb.SplitVidPid

ベンダーおよびプロダクト ID で指定した複合 USB デバイスのコンポーネントを、別のデバイスとして扱います。設定の形式:

vid-xxxx_pid-yyyy([exintf:zz[;exintf:ww ]])[;...]

exintfというキーワードを使用すれば、インターフェイス番号を指定することで、コンポーネ

ントをリダイレクトから除外することができます。ID 番号は 16 進数で指定し、インターフェイス番号は先行ゼロをすべて含む 10 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例: vid-0781_pid-554c(exintf:01;exintf:02)

注: マウスやキーボード コンポーネントなどの自動的に除外されるコンポーネントが複合 デバイスに含まれている場合、View は明示的に除外されないコンポーネントを自動的に含むことはありません。これらのコンポーネントを含めるには、Include Vid/Pid Deviceなどの

フィルタ ポリシーを指定する必要があります。

デフォルト値は定義されていません。

Allow Audio Input Devices(オーディオ入力デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAudioIn

オーディオ入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義になっています。リアルタイム オーディオ ビデオ機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。

Allow Audio Output Devices(オーディオ出力デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAudioOut

オーディオ出力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

HID を許可する

プロパティ:

viewusb.AllowHID

キーボードまたはマウス以外の入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

Allow HIDBootable(HID 起動可能なデバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowHIDBootable

キーボードとマウス以外で、起動時に利用可能な入力デバイス(HID 起動可能なデバイス)のリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

デバイス記述子のフェイルセーフ機能を許可する

プロパティ:

viewusb.AllowDevDescFailsafe

Horizon Client で構成/デバイスの記述子を取得できない場合でも、デバイスのリダイレクトを許可します。

config/desc が失敗してもデバイスを許可するには、IncludeVidPidまたは IncludePath

などの Include フィルタにそれを含みます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Keyboard and Mouse Devices(キーボードおよびマウス デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowKeyboardMouse

統合型ポインティング デバイス(マウス、トラックボール、タッチ パッドなど)付きキーボードのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Smart Cards(スマート カードを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowSmartcard

スマート カード デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Video Devices(ビデオ デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowVideo

ビデオ デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義になっています。リアルタイム オーディオ ビデオ機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。

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ポリシー名とプロパティ 説明

Disable Remote Configuration Download(リモート構成のダウンロードを無効にする)

プロパティ:

viewusb.DisableRemoteConfig

USB デバイスのフィルタリングを実行するときは、View Agent 設定の使用を無効にします。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude All Devices(すべてのデバイスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeAllDevices

リダイレクト対象からすべての USB デバイスを除外します。true に設定すると、その他のポ

リシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるようにすることができます。false に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイ

スまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるのを防止できます。

View Agent で Exclude All Devices の値を true に設定し、この設定が Horizon

Client に渡されると、View Agent の設定によって Horizon Client の設定はオーバーライドされます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude Device Family(デバイス ファミリを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeFamily

リダイレクト対象からデバイス ファミリを除外します。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]...

例: bluetooth;smart-card

自動デバイス分割を有効にした場合、View は複合 USB デバイスの各インターフェイスのデバイス ファミリを調べ、除外するインターフェイスを判断します。自動デバイス分割を無効にした場合、View は複合 USB デバイス全体のデバイス ファミリを調べます。

デフォルト値は定義されていません。

Exclude Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeVidPid

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象から除外します。設定の形式: vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字( *) を使用できます。

例: vid-0781_pid-****;vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

Exclude Path(パスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludePath

特定のハブまたはポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象から除外します。設定の形

式: bus-x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]...

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例: bus-1/2/3_port-02;bus-1/1/1/4_port-ff

デフォルト値は定義されていません。

Include Device Family(デバイス ファミリを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludeFamily

デバイス ファミリをリダイレクト対象に含めます。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]...

例: storage

デフォルト値は定義されていません。

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ポリシー名とプロパティ 説明

Include Path(パスを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludePath

特定のハブやポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象に含めます。設定の形式: bus-

x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]...

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例: bus-1/2_port-02;bus-1/7/1/4_port-0f

デフォルト値は定義されていません。

Include Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludeVidPid

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象に含めます。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字( *) を使用できます。

例: vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

USB リダイレクトの例

USB リダイレクトの効果の例を説明とともに示します。

n マウス デバイス ファミリ内のほとんどのデバイスが含まれます。

viewusb.IncludeFamily = "mouse"

viewusb.ExcludeVidPid = "Vid-0461_Pid-0010;Vid-0461_Pid-4d20"

この例の最初のプロパティは、Horizon Client にマウス デバイスを View デスクトップにリダイレクトするように指示します。第 2 のプロパティは最初の指示を無効にし、Horizon Client に特定の 2 つのマウス デバイスをローカルのままにして、リダイレクトしないように指示します。

n 自動デバイス分割をオンにしますが、特定のデバイスのうち片方は分割されないようにします。もう片方の特定

のデバイスについては、そのコンポーネントの 1 つをローカルにしたままにして、他のコンポーネントをリモート デスクトップにリダイレクトします。

viewusb.AllowAutoDeviceSplitting = "True"

viewusb.SplitExcludeVidPid = "Vid-03f0_Pid-2a12"

viewusb.SplitVidPid = "Vid-0911_Pid-149a(exintf:03)"

viewusb.IncludeVidPid = "Vid-0911_Pid-149a"

コンポジット USB デバイスは、ビデオ入力デバイスやストレージ デバイスなど、2 つ以上のデバイスの組み合わせで構成されます。この例の最初のプロパティは、複合デバイスの自動分割をオンにします。2 つ目のプロパティは、指定した複合 USB デバイス (Vid-03f0_Pid-2a12) を分割から除外します。

3 行目は、異なる複合デバイス (Vid-0911_Pid-149a) のコンポーネントを個別のデバイスとして取り扱いま

すが、インターフェイス番号が 03 のコンポーネントはリダイレクトから除外するように Horizon Client に指示します。このコンポーネントはローカルのままです。

この複合 デバイスは、マウスまたはキーボードなどのデフォルトで通常は除外されるコンポーネントを含むので、4 行目が必要となり、そのため、複合 デバイス Vid-0911_Pid-149a の他のコンポーネントは、View デ

スクトップにリダイレクトできます。

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最初の 3 つのプロパティは、分割プロパティです。最後のプロパティはフィルタリング プロパティです。フィルタリング プロパティは、分割プロパティの前に処理されます。

重要: これらのクライアント構成プロパティは、リモート デスクトップの View Agent に設定された対応するポリシーによって結合または無効にされる場合があります。View Agent USB ポリシーに関連してクライアントで USB分割およびフィルタリングがどのように機能するかについての詳細は、『View 管理ガイド』の USB リダイレクトを制御するためのポリシーの使用についてのトピックを参照してください。

USB デバイス ファミリHorizon Client、または View Agent または Horizon Agent の USB フィルタリング規則を作成する場合にファミリを指定できます。

注: 一部のデバイスはデバイス ファミリを報告しません。

表 6-2. USB デバイス ファミリ

デバイス ファミリ名 説明

audio すべてのオーディオ入力またはオーディオ出力デバイス。

audio-in マイクロフォンなどのオーディオ入力デバイス。

audio-out ラウドスピーカーおよびヘッドホンなどのオーディオ出力デバイス。

bluetooth Bluetooth に接続されたデバイス。

comm モデムおよび有線ネットワーク アダプタなどの通信デバイス。

hid キーボードおよびポインティング デバイスを除くヒューマン インターフェイス デバイス。

hid-bootable キーボードおよびポインティング デバイスを除く、起動時に使用できるヒューマン インターフェイス デバイス。

imaging スキャナなどの画像デバイス。

keyboard キーボード デバイス。

mouse マウスなどのポインティング デバイス。

other ファミリが指定されていません。

pda 携帯情報端末。

physical 力フィードバック ジョイスティックなどの力フィードバック デバイス。

printer 印刷デバイス。

security 指紋読み取りなどのセキュリティ デバイス。

smart-card スマート カード デバイス。

storage フラッシュ ドライブおよび外部ハードディスク ドライブなどの大容量ストレージ デバイス。

unknown ファミリが不明です。

vendor ベンダ固有の機能のあるデバイス。

video ビデオ入力デバイス。

wireless 無線ネットワーク アダプタ。

wusb 無線 USB デバイス。

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