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日本語版クイックスタートガイド

Studio One 3日本語クイックスタートガイド · 目次 1 Studio One 3にようこそ! ̶ 1 1.1 はじめに ̶ 1 1.2 システム要件 ̶ 1 1.3 Studio Oneのバージョン

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日本語版クイックスタートガイド

Studio Oneに関する情報は、Studio One日本語ポータルサイトをご覧ください。なお、製品情報、スペシャルオファー、インタビュー /導入事例、イベント、キャンペーンなどの最新情報を「MI7 Japan Newsdesk」と題しHTMLメール(登録無料)にてお届け致しておりますので是非ご登録ください。また、各種ソーシャルでも情報発信しておりますので是非フォローしてください。

Studio One日本語ポータルサイト www.mi7.co.jp/studioone/

メールニュース www.mi7.co.jp/service/公式 facebook facebook.com/mi7japan公式 Twitter twitter.com/mi7japan

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クロスグレード版を購入された方

Studio One Professionalクロスグレード版を購入された方は、購入後1週間以内にオンラインの「Studio Oneクロスグレード登録フォーム」にてクロスグレード登録も行ってください。登録を行われない場合には、テクニカルサポートおよびバージョンアップ等が受けられなくなります。また、登録内容に不備または不正がある場合には、ライセンスが抹消されますのでご注意ください。

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技術的な問題の多くは、汎用コンピューターを DAWとして使用することにより生じます。エムアイセブンジャパンでは、製品に直接関連する問題についてのみサポートを提供しています。ご質問がある場合には、オンライン・フォームからお問い合わせください。なお、技術的なお問い合わせに関しては、MI7マイページにてユーザー登録を完了している必要があります。

お問い合わせ www.mi7.co.jp/service/

目次1 Studio One 3にようこそ! ̶ 11.1 はじめに ̶ 1

1.2 システム要件 ̶ 1

1.3 Studio Oneのバージョン ̶ 2

1.4 インストール ̶ 3

1.4.1 ユーザーアカウントを作成する ̶ 3

1.4.2 Studio Oneを登録、ダウンロード、インストールする ̶ 4

1.5 アクティベーション ̶ 4

1.5.1 Studio Oneをアクティベートする ̶ 6

1.5.2 オンラインでのアクティベーション ̶ 6

1.5.3 オフラインでのアクティベーション ̶ 7

1.6 コンテンツのインストール ̶ 8

1.6.1 アドオンコンテンツをインストールする ̶ 9

1.7 Melodyne ̶ 9

1.7.1 Melodyneをインストールする ̶ 9

2 デバイスを設定する ̶ 102.1 オーディオデバイスを設定する ̶ 10

2.2 MIDIキーボードを設定する ̶ 12

3 ヘルプ ̶ 133.1 インフォビュー ̶ 13

3.2 リファレンスマニュアル ̶ 13

3.3 別システムから移行するユーザーのためのキーコマンド ̶ 13

3.4 ユーザーのための追加ヘルプおよびコネクト ̶ 14

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Studio One 3クイックスタートガイド

1 Studio One 3にようこそ !

1.1 はじめにこの度は Studio One日本語版をご購入頂き有難うございました。本製品のご使用を存分にお楽しみいただくためにも、最後までお読みいただき、インストールを正しく完了させてください。なお、ご購入後1週間以内にMI7マイページでのユーザー登録を行ってください。これにより日本語マニュアルの入手、各種サービス、製品保証、技術的なサポートを受けることができます。また、クロスグレード版を購入された方は、オンラインの「Studio Oneクロスグレード登録フォーム」にてクロスグレード登録も行ってください。

1.2 システム要件Studio Oneは、幅広い種類のコンピューターで動作します。ご使用のシステムとの互換性については、以下の要件をごご確認ください。

Mac® OS(10.8.5以降)システム

最小ハードウェア要件

• Intel® Core ™ 2 Duoプロセッサー(Intel Core i3プロセッサー以上推奨)

• 4 GB RAM(8GB以上の推奨)

Windows® 7(x64/x86、SP1 + Platform Update)または Windows 8.1(x64、x86)システム

最小ハードウェア要件

• Intel® Core Duo ™または AMD Athlon ™ X2プロセッサー(Intel Core 2 Duoまたは AMD Athlon X4以上推奨)

• 4 GB RAM(8GB以上の推奨)

追加要件(システム共通)

• インターネットに接続されたコンピューター(オーソライズとアップデートにのみ必要)

• 1366 x 768以上の解像度のモニター(高 dpiモニターを推奨)

• タッチ操作にはマルチタッチ対応モニターが必要(Macの場合TUIO対応)

• 30GBのハードディスク空き容量(インストール、コンテンツ、プロジェクトの録音用)

※ 最新のシステム要件はStudio OneのWebサイトをご覧ください。

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1.3 Studio Oneのバージョン Studio One 3には、Artistと Professionalの 2種類のバージョンが存在しています。すべてのバージョンに対して単一のインストーラーが使用されており、Studio Oneをアクティベートするプロダクトキーによって、動作するバージョンが決定されます。以下では、バージョン間の相違点について説明します。

Studio One Artist

• オーディオトラックおよびMIDIトラック数無制限、同時録音入力数無制限

• 検索機能および PreSonusショップへのダイレクトアクセス機能を搭載したコンテンツブラウザー

• コンピング、トランジェント検出および編集、ピッチ補正(Melodyne体験版)などの先進的な編集機能

• 30種類の Native Effect、5つのバーチャルインストゥルメント

Studio One Professional

• Artistの全機能とコンテンツを搭載

• 統合マスタリングソリューションを提供するプロジェクトページ

• アレンジャートラックとスクラッチパッド

• Melodyne essentialによるピッチ修正(ライセンス付属)

• Extended FX ChainsとMulti Instrumentを追加

• サードパーティのサンプラーフォーマットに対応(EXS、Giga、Kontakt、Bitwig)

• ビデオ再生と同期

• 4種類の Note FX 、Groove Delay、Multiband Dynamics、OpenAIR、Pipeline、IR Makerの Native Effectsプラグイン

• サードパーティ製 VST/AUプラグイン、ReWire、MP3エンコーディング /デコーディングに対応

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Studio One 3クイックスタートガイド

1.4 インストールStudio Oneのインストール方法は、購入方法により異なります。

正規ディーラーでパッケージ版(USB edition)を購入した場合:同梱の USBインストーラーから Studio Oneをインストールし、本クイックスタートガイド表紙に貼付されたプロダクトキーを登録し初回起動時にアクティベーションを行います。

MI7 STOREからダウンロード版を購入した場合:購入確認メールに記述されたされたプロダクトキーの登録 & Studio Oneインストーラーをダウンロードし、初回起動時にアクティベーションを行います。

1.4.1 ユーザーアカウントを作成するStudio Oneを使用するには、PreSonusが運営するMyPreSonusアカウントが必要です。MyPreSonusアカウントをお持ちでない場合、アカウントを作成する必要があります。

MyPreSonusアカウントは最新バージョンの Studio One 3をダウンロードおよびアクティベートするのに必要なだけでなく、追加ドキュメンテーションやコンテンツファイル、ユーザーフォーラム、最新のアドバイスや製品ビデオへのアクセス、および米国でのテクニカルサポートのチケット作成が簡単に行えます。

ご注意:日本語マニュアルの入手、日本国内での各種サービスや技術的なサポートを受けるためには、エムアイセブンジャパンのMI7マイページでのユーザー登録も行ってください。これにより、日本語による各種サービス、製品保証、技術的なサポートを受けることができ、登録ユーザー限定のクーポンや各種コンテンツ等を入手することもできますので是非ご登録ください。  www.mi7.co.jp/my/

PreSonusのユーザーアカウントを作成するには、my.presonus.comを開きます。このページで[Create MyPreSonus Account]をクリックしてから、フォームに記入するか、Facebook、Google、LinkedInアカウントにMyPreSonusを接続してから[Create MyPreSonus Accoun]をもう一度クリックして新規アカウントを作成します。

アカウントが作成できたら、PreSonusからアカウントに入力したメールアドレスに対して確認メールが自動送信されます。メールに記載されているリンクをクリックしてアカウントをアクティベートします。これで、Studio Oneをダウンロードしてインストールできます。

ご注意:ご使用のコンピューターがインターネットに接続していなくても、インターネット接続のある別のコンピューターを使用して下の「オフラインアクティベーション」セクションの説明に従って Studio Oneをダウンロードおよびアクティベートできます。

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1.4.2 Studio Oneを登録、ダウンロード、インストールする最新の Studio One をダウンロードするには、my.presonus.comからMyPreSonusアカウントにログインします。[Register A Product]ボタンをクリックして、メニューから Software or Extensionsを選択してプロダクトキーを入力します。プロダクトキーは、パッケージ版を購入された方は本クイックスタートガイドの表紙、ダウンロード版を購入された方は確認メール内に記載されています。

Studio One の登録が完了すると、[My Products]ボタンをクリックできるようになります。クリックすると製品詳細が開き、[Download Installer]ボタンが表示されます。これをクリックして、Studio Oneインストーラーをダウンロードします。ご使用のオペレーティングシステム用のインストーラーが自動でダウンロードされます。Studio Oneをインストールする予定のコンピューターとは別のコンピューターでインストーラーをダウンロードする必要がある場合(MacでWindows用のインストーラーをダウンロードするなど)、[View Other Systems]をクリックして正しいインストーラーをダウンロードします。インストーラーがダウンロードできたら、実行して画面上の指示に従ってください。

1.5 アクティベーション Studio Oneをお手持ちのコンピューター上で使用するにはアクティベートする必要があります。インストールが完了したら、Studio Oneを起動します。使用許諾契約が表示されます。

[同意する]をクリックして契約に同意すると、PreSonusログインウィンドウが表示されます。

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Studio One 3クイックスタートガイド

ユーザーアカウントをお持ちの場合、MyPreSonusメールアドレスとパスワードを入力して[ログイン]を押し、アカウントにログインします。 アカウントを新規作成する必要があり、ご使用のコンピューターがインターネットに接続している場合には、[MyPreSonusアカウントを作成]をクリックします。

ユーザーアカウント情報を入力して[PreSonusアカウントを作成]をクリックします。

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1.5.1 Studio Oneをアクティベートするほとんどの場合、Studio OneはMyPreSonusアカウントへの初回ログイン時に自動アクティベートされます。同一バージョンのStudio Oneライセンスを複数、同一のMyPreSonusアカウントに登録している場合など、まれに、アクティベートするライセンスを選択する必要がある場合があります。Studio Oneを起動して[Studio One]メニューの[Studio Oneアクティベーション]を開きます。

1.5.2 オンラインでのアクティベーションStudio Oneがインストールされているコンピューターがインターネットに接続されている場合、[購入した Studio Oneをアクティベート]オプションを選択します。そして、プロダクトキー(パッケージ版を購入された方は本クイックスタートガイドの表紙、ダウンロード版を購入された方は確認メール内に記述)を入力します。[アクティベート]ボタンをクリックし、アクティベーションを完了します。

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Studio One 3クイックスタートガイド

1.5.3 オフラインでのアクティベーションStudio One をインストールするコンピューターがインターネットに接続していない場合、[Studio Oneアクティベーション]メニューの[オフラインでアクティベート]をクリックして、表示されるアクティベーションコードをメモしておきます。

USBフラッシュメモリ、プロダクトキー、アクティベーションコードが必要となります。

その後、インターネットに接続している別のコンピューターでmy.presonus.comを開き、アカウントにログインします。[Register A Product]をクリックしプロダクトキー(パッケージ版を購入された方は本クイックスタートガイドの表紙、ダウンロード版を購入された方は確認メール内に記載)を入力します。[Register]をクリックすると、[ソフトウェア]リストが表示されます。

先ほど登録した製品を[ソフトウェア]リストから選択して、次のページで[O�ine Activation]をクリックします。[Activate Software]をクリックして、Studio Oneが提供するアクティベーションコードを入力します。コンピューター名を入力しておくと、5件のアクティベーションを管理しやすくなります。

[O�ine Activation]をもう一度クリックしてから、[Download License]をクリックしてユーザーライセンスファイルをダウンロードします。このファイルを外部メディア(フラッシュメモリや CD-Rなど)に保存し、Studio Oneがインストールされているコンピューターにファイルをコピーします。

Studio Oneで、[Studio One]>[Studio Oneアクティベーション]ダイアログをもう一度開き、[オンラインでアクティベート]をクリックしてから[ライセンスファイルを選択]をクリックし、ユーザーライセンスファイルをロードして Studio Oneをアクティベートします。

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1.6 コンテンツのインストール Studio One には、 数々のオーディオループとインストゥルメントが付属しています。これらはサウンドセット、デモソング、チュートリアルビデオとしてまとめられています。インストールできるサウンドセットの数は、インストールされている Studio Oneのバージョン(ArtistまたはProfessional)により異なります。サウンドセットとデモ /チュートリアルをインストールするには、Studio Oneを起動し、[Studio One]メニューの[Studio One インストール]を開きます。

[インストール元]メニューでは、選択されているすべてのコンテンツをMyPreSonusアカウントからダウンロードするよう選択したり、ファイルシステム(または指定の USBメモリ)内のダウンロード済みコンテンツを開いたりできます。後でコンテンツをインストールしたい場合、[Studio One]>[Studio Oneインストール]ウィンドウからいつでも行えます。

デフォルトでは、ご使用のバージョンの Studio Oneに付属の基本パッケージすべてがインストール用に選択されています(推奨インストール)。[インストール先]にコンピューター上の任意のロケーションを設定したら、[インストール]をクリックします。

インストールが完了すると、ソングページにあるブラウザーに、インストールされたコンテンツすべてが表示されます。デモとチュートリアルは、スタートページから選択できます。インストゥルメントプリセットは、ブラウザーの[インストゥルメント]タブの関連するインストゥルメント、および、プラグインウィンドウのプリセットブラウザー内にリストされます。

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1.6.1 アドオンコンテンツをインストールするアドオンとして購入した追加コンテンツをインストールする必要がある場合、Studio Oneインストールウィンドウで[購入済みアイテム]とリストされたコンテンツを選択します。または、MyPresonusアカウントからコンテンツをダウンロードします。コンテンツをデフォルトのユーザーロケーションにインストールするには、コンテンツをダブルクリックするか、Studio Oneウィンドウにドラッグします。

サウンドセットコンテンツを別のロケーションに格納したい場合、そのロケーションに格納してから、[Studio One]>[オプション]>[ロケーション](Mac OS X:[環境設定]>[オプション]>[ロケーション])にそのロケーションを追加します。ここでは、サウンドセット、インストゥルメント、サードパーティ製プラグインに新規ロケーションを追加できます。

1.7 MelodynePreSonusは Celemonyとパートナー提携し、グラミー賞に輝いた秀逸のタイミング /ピッチ補正およびマニピュレーションツールであり、Studio Oneにタイトに統合するMelodyneをユーザーに提供します。Studio One Artistには、Melodyneのトライアル版が付属しています。Studio One Professionalには、Melodyne Essentialライセンスが付属しています。

1.7.1 MelodyneをインストールするStudio Oneで、[Studio One]>[Studio Oneインストール]を開きます。アクティベートされている Studio Oneのバージョンに応じて、次のいずれかが表示されます。

• Celemony Melodyne Trial(Artist)

• Celemony Melodyne Essential(Professional)

リストされているMelodyneのバージョンの横のボックスにチェックマークを入れて選択します。[インストール]をクリックして、Melodyneをインストールおよびオーソライズします。

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2 デバイスを設定する

2.1 オーディオデバイスを設定するStudio Oneは、コンピューターにインストールされているデバイスのリストから、オーディオの入力と出力に使用するオーディオデバイスを自動選択します。PreSonusインターフェースをご使用なら、そのインターフェースが自動選択されます。

別のデバイスを選択するには、[Studio One]>[オプション]>[オーディオ設定](Mac OS X:[環境設定]>[オプション]>[オーディオ設定])を選択するか、Studio Oneスタートページの[設定]で[オーディオデバイスを設定]をクリックします。

以下の手順に従って、Studio Oneで使用するオーディオデバイスを設定します。

1. [Studio One]>[オプション]>[オーディオ設定](Mac OS X:[環境設定]>[オプション]>[オーディオ設定])の[オーディオデバイス]ドロップダウンメニューからデバイスを選択します。

2. 一部のデバイスでは設定オプションを選択できます。接続されているデバイスにこのようなコントロールがある場合、デバイス選択ドロップダウンメニュー横の[コントロールパネル]ボタンをクリックして、デバイスのコントロールパネル内で変更できます。ご使用のデバイスにこのようなオプションがない場合、[コントロールパネル]ボタンは灰色表示になります。

3. 必要に応じて[デバイスブロックサイズ]を設定します(Windowsでは[内部デバイスブロックサイズ]も)。設定値が低いとレイテンシーが最小限になり、トラッキング時に便利です。設定値が高いとレイテンシーが上がりますが、エフェクトとインストゥルメントプラグインの処理パワーが向上します。

• Mac OS X:[デバイスブロックサイズ]はオーディオデバイスのバッファーサイズで、オーディオデバイスの性能に直接影響を与えます。[デバイスブロックサイズ]は、フェーダーを左右に動かすことで増減できます。適切な設定値は、Studio Oneの用途により異なります。

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• Windows:[ロック]チェックボックスをオンにすることで[内部ブロックサイズ]を[デバイスブロックサイズ]に固定できます(デフォルトではこの設定)。[内部ブロックサイズ]はソフトウェアのバッファーサイズで、ご使用のコンピューターシステムと Studio Oneの性能に直接影響を与えます。

• ロックが解除されている場合、[内部ブロックサイズ]をドロップダウンメニューから選択できます。設定するべき値が分からない場合は、[内部ブロックサイズ]を[デバイスブロックサイズ]にロックしておきます。

• Universal Audio UADハードウェアなどの DSPエフェクトおよびバーチャルインストゥルメントでは、正常に動作させるにはご使用のオーディオデバイスの[内部ブロックサイズ]にロックさせる必要があります。

4. デフォルトでは、Studio Oneの処理精度は[シングル(32ビット浮動小数点)]に設定されています。Studio One Professionalでは、[処理精度]ドロップダウンメニューから[ダブル(64ビット浮動小数点)]を選択することもできます。

5. ご使用のコンピューターに複数のプロセッサーまたはプロセッシングコアが搭載されている場合、デフォルトでは[マルチプロセッシングを有効化]チェックボックスがオンになります。パフォーマンスに問題が生じるのでない限り、このデフォルト設定から変更しないことをおすすめします。

6. 前述の設定が選択されている場合、ご使用のシステムの現在の入出力レーテンシーの総計、サンプルレート、ビット深度が[オーディオ設定]メニューに表示されます。

オーディオデバイスと I/O設定について詳しくは、Studio Oneの[ヘルプ]メニューのリファレンスマニュアルをご参照ください。

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2.2 MIDIキーボードを設定するMIDIキーボードコントローラーはハードウェアMIDI機器で、他のMIDI機器、バーチャルインストゥルメント、ソフトウェアパラメーターの再生とコントロールに使用されます。Studio Oneでは、MIDIキーボードコントローラーを「キーボード」と呼びます。キーボードを使って演奏を録音する前に、Studio OneでMIDIキーボードコントローラーを設定しておく必要があります。設定が完了すれば、いつでもStudio Oneで使用できるようになります。

キーボードを設定するには、[Studio One]>[オプション]>[外部デバイス](Mac OS X:[環境設定]>[オプション]>[外部デバイス])を開くか、Studio Oneスタートページの[設定]で[外部デバイスを設定]をクリックして次の手順に従います。

1. [外部デバイス]で[追加]ボタンをクリックします。

2. あらかじめ定義されているデバイスリストの中からご使用のデバイスを選択するか、リストにご使用のデバイスがない場合[新規キーボード]に設定します。

• [新規キーボード]に設定した場合、[製造元]と[デバイス名]フィールドにそれぞれ情報を入力します。これで、ご使用のキーボードを識別しやすくなります。

3. このキーボードとの通信に使用するMIDIチャンネルを指定します。デフォルトでは、すべてのMIDIチャンネルが選択されます。

• どのMIDIチャンネルを使用するべきか分からない場合は、デフォルト設定にしておきます。

4. キーボードから各MIDIチャンネルに対して別個のインストゥルメントトラック入力を作成したい場合、[チャンネルを分割]をオンにします。

5. キーボードの送信先と受信元となるデバイスを指定します。[受信元]と[送信先]のドロップダウンメニューで、デバイスのドライバー名を選択します。

6. このキーボードをデフォルトのバーチャルインストゥルメント入力として使用する場合、[デフォルトのインストゥルメント入力]チェックボックスをオンにします。Studio Oneで 1つのキーボードしか使用しない場合、このチェックボックスをオンにする必要があります。以上でキーボードを Studio Oneで使用する準備ができました。

MIDIデバイス設定について詳しくは、Studio Oneの[ヘルプ]メニューのリファレンスマニュアルをご参照ください。

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3 ヘルプ

3.1 インフォビューインフォビューパネルは、ソングページまたはプロジェクトページの一番上のツールバーにあるクエスチョンマークのアイコンをクリックすると開きます。インフォビューパネルには、選択されているマウスツールで実行可能な操作と、修飾キーに関連する操作が表示されます。Studio Oneインターフェースと付属のプラグインのコントロールの情報も、各コントロール上にマウスポインターを重ねるとインフォビューに表示されます。キーボードのF1を押すと、インフォビューから Studio Oneリファレンスマニュアルの該当セクションに直接移動できます。

3.2 リファレンスマニュアルStudio Oneリファレンスマニュアルは Studio Oneに完全統合されており、[ヘルプ]メニューから(Studio Oneリファレンスマニュアル)またはキーボードの F1を押してアクセスできます。目次はヘルプウィンドウの左列に表示されます。さらに、総索引、テキスト内の相互参照リンク、便利な検索オプションもあります。英語版リファレンスマニュアルはデフォルトでインストールされていますが、他言語のリファレンスマニュアルの入手方法等は各国の正規ディストリビューターのWebサイトをご覧ください。

3.3 別システムから移行するユーザーのためのキーコマンド別の DAWから Studio Oneへ移行した場合、キーコマンドセットを切り替えると便利です。

[Studio One]>[オプション]>[キーボードショートカット](Mac OS X:[環境設定]>[オプション]>[キーボードショートカット])の[キーボードマッピングスキーム]から変更できます。ここでは、Pro Tools®、Cubase、Logic®など複数の DAWのキーボードマップから選択できます。マップを選択すると、そのDAWの一般的なキーコマンドが自動認識され、適用されます。キーコマンドはワークフローに合わせてカスタマイズできます。

各 DAWに使用されているキーコマンドは、[キーコマンド]メニューから確認したり、さまざまなファイルフォーマットでエクスポートして別アプリケーション上で確認できます。

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3.4 ユーザーのための追加ヘルプおよびコネクト

Studio One 3では、[ヘルプ]とリファレンスマニュアルはどちらもコンテキストに応じて情報を提供し、ほとんどの場合疑問点を解決してくれるはずです。さらなる情報が必要な場合:

1. オンラインナレッジベースをご参照ください: support.presonus.com/forums

2. PreSonusフォーラムでユーザーに質問してみましょう: forums.presonus.comフォーラムは、他の Studio Oneユーザーとつながりを持つのに最適なロケーションです。

3. ナレッジベースのリンクやMyPreSonusアカウントからサポートチケットを申請することもできます。

それでは、Studio Oneをどうぞお楽しみください。

本書に記載されている事柄は将来予告なしに変更することがあります。Presonus Audio Electronics および株式会社エムアイセブンジャパンは、本書に記載されてい る事柄について約束するものではありません。 Presonus Audio Electronicsの事前の書面による許諾なしに、本書の内容の一部また は全てをいかなる目的でも複写、複製、転載、送信、記録することは禁じられています。

日本語マニュアル制作 :株式会社エムアイセブンジャパン 2015.5制作 第 1版

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