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検索ガイド
2013 年 3 月
1. 概要 ···················································································································· 1
2. 検索の流れ ······································································································· 2
3. ログイン画面 ····································································································· 3
3.1 接続方法~ログイン画面のツールバー ··············································· 3
3.2 利用準備 (Plug-in の入手 ) ··································································· 5
4. オンラインセッション画面 ················································································ 6
4.1 ログイン方法~オンラインセッション画面のツールバー ····················· 6
4.2 セッション中のセッション記録の保存 ····················································· 8
4.3 アップロード機能 ······················································································· 10
4.3a コマンドファイルのアップロード ···················································· 10
(参考 ) STN Express を利用したコマンドファイルの自動作成 ······· 11
4.3b 化学構造質問式のアップロード ·················································· 12
4.3c 配列検索 ························································································ 15
4.4 検索補助機能 ·························································································· 16
4.4a サーチアシスタント機能 ································································ 16
4.4b 特許ファミリー機能 ········································································ 17
5. 回答表示 ··········································································································· 20
5.1 表示アシスタント機能 ·············································································· 20
5.2 ハイパーリンク機能 ·················································································· 22
5.2a Full Text 機能 ··············································································· 23
5.2b Citing References 機能 ······························································· 25
5.2c レコード中のハイパーリンク機能 ················································ 26
6. STN AnaVist との連携 ·················································································· 27
7. セッション記録のダウンロード ········································································ 29
(参考 ) 文書中への図の保存方法 ······························································· 31
(参考 ) STN Express の後処理機能の利用 ·············································· 32
8. セッションの終了 ······························································································ 33
9. FAQ (よくあるご質問 ) ······················································································ 34
1. 概要
1
・ STN on the Web の URL (日本版 ) : https://stnweb-japan.cas.org
・ ブラウザ環境 : OS によって使用可能なブラウザが異なります.詳しくは以下の
ページでご確認ください.
https://stnweb-japan.cas.org/html/english/browser.html
・ ログイン ID : 通常の STN のログイン ID で STN on the Web が利用できます.
STN 大学割引制度をご利用の方でもアクセスできます.
STN Easy 専用のログイン ID では ご利用いただけません.
・ 利用料金 : 毎月の STN 請求書に利用額が表示されます.
料金体系の詳細は 「STN 料金表」 でご確認ください.
・ サービス期間 : 連続サービス (毎週日曜日 3 時間停止 )
- 停止時間 : 日曜日 12 時~ 15 時 (夏時間:11 時~ 14 時 )
毎月第 1 日曜日 7 時~ 15 時 (夏時間:6 時~14 時 )
1. 概要
■ STN on the Web は,Web ブラウザから STN を利用できる便利なサービスです.
インターネットの環境さえあれば,どこからでも手軽に STN へアクセスできます.
・ STN 検索機能
- STN 搭載の全ファイル,全コマンドが利用できます.
- あらかじめ作成したテキストや配列質問式をアップロードできます. → p.10
- セッションの検索経過を保存 (ダウンロード) できます. → p.29
・ 化学構造検索機能
- 化学構造を用いた検索が可能です. → p.12
- 無料の構造作図ソフトを利用できます (Windows のみ対応 ). → p.5
- STN Express や STRUCTURE コマンドによる作図も利用できます. → p.12
・ 配列検索機能 (Windows のみ対応 )
- 核酸・タンパク質の配列コードによる検索ができます. → p.15
・ アシスタント機能
- コマンドいらずの便利な検索や回答処理機能が利用できます. → p.16, 17,
(Search,Patent Family,Results) p.20
・ 全文リンクからの原報の入手
- 全文リンクから出版社や特許庁のサイトへ接続して,電子ジャーナルや → p.22
特許明細書を直接入手したり,原報複写注文が簡単にできます.
STN on the Web の主機能
ログイン・料金・サービス時間
2. 検索の流れ
2
2.検索の流れ
アップロード機能,検索補助機能 [4.3,4.4 章 (p10,16)]
- Search (検索 )
- Structure Search (構造検索 )
- Sequence Search (配列検索 )
- Upload Sequence (配列質問式のアップ
ロード)
- Patent Family (特許ファミリー)
- Upload Cmd. File (コマンドファイルのアッ
プロ ド)
Plug-in のインストール
(無料 )
[3.2 章 (p.5)]
接続準備 (初回のみ) インターネット接続
(STN on the Web)
[3.1 章 (p.3)]
ファイルの選択
検索
ログイン
[4.1 章 (p.6)]
ログオフ後も
ダウンロード可能です
回答の表示
セッション記録の
ダウンロード
[7 章 (p.29)]
セッションの終了
(ログオフ)
[8 章 (p.33)]
メニュー式回答表示
[5.1 章 (p.20)]
ハイパーリンク機能
[5.2 章 (p.22)]
STN AnaVist STN Viewer との連携 [6,7 章 (p.27,29)]
3. ログイン画面
3
3. ログイン画面
3.1 接続方法~ ログイン画面のツールバー
■ Web 画面から STN on the Web の URL に接続すると,ログイン画面が表示されます.
https://stnweb-japan.cas.org
日本語補助機能について
STN on the Web のログイン画面で Japanese Language Features のチェックボックスに
チェックを入れてログインすると,CAplus/CA ファイルで日本語タイトルを表示したり,
CA Lexicon 日本語補助機能を利用することができます (チェックをはずすと英語専用モード
になります).
ログイン時は ID と
パスワードを入力します
日本語補助機能の
ON/OFF
(下記参照 )
セッション記録の ON/OFF
ON に設定するとセッション経過を保存でき
ます.セッション経過に名前をつけることも可
能です.
default name の場合,システム側でつけた
STNweb で始まる名称で保存されます.
3. ログイン画面
4
■ ログイン画面のツールバー
News
- What’s New? → 最新情報
- STNews Archive → STNews へのリンク
Help
- About → 概要
- Documentation → STN の各種マニュアル類
- FAQ → よくある質問
- STN Training → STN の講習会スケジュール
- Hours of Operation → STN サービス時間
- STN Commands → STN のコマンド
- Database Info → データベースサマリーシート
- Database Clusters → クラスターの説明
- Keep & Share → STN の検索結果の蓄積・再配布
- Help Desk & Agents → ヘルプデスク
Get Structure Plug-in → 構造作図用 Plug-in の入手
Get Sequence Plug-in → 配列検索用 Plug-in の入手
Standard Login → ログイン画面
Nonsecure Session → セッションの非暗号化
Feedback → 化学情報協会ヘルプデスクへのメール
3. ログイン画面
5
3.2 利用準備 (Plug-in の入手) (Windows 版のみ対応)
3.2a Structure Plug-in
■ 化学構造検索 (p.12 参照 ) を利用する場合は,あらかじめ Structure Plug-in (構造作図用
Plug-in) をインストールする必要があります.
■ 構造作図用 Plug-in のインストール方法
① ログイン画面のツールバーから
Get Structure Plug-in を選択し,
Self-extracting Plug-in のリンクを
クリックしてダウンロードします.
② ダウンロードしたファイルを開き,
「Setup」 をクリックすると,構造作図
用 Plug-in の Setup 画面が表示
されます.
③ フォルダ (ここでは c:\stnweb) を指定
して 「Install…」 をクリックすると,
構造作図用 Plug-in がインストール
されます.
3.2b Sequence Plug-in
■ REGISTRY ファイルで BLAST ホモロジー検索を利用する場合は,Sequence Plug-in (配列
検索用 Plug-in) をインストールする必要があります.
ログイン画面のツールバーから Get
Sequence Plug-in をクリックすると,
Plug-in が入手できます.
インストール方法は,構造作図用 Plug-in
と同様です.
配列検索の詳細は,「核酸・タンパク質
配列検索法」 講習会テキストと 「STN
on the Web 配列検索ガイド」 を参照 .
4. オンラインセッション画面
6
4. オンラインセッション画面
4.1 ログイン方法~オンラインセッション画面のツールバー
■ ログイン方法
ログイン画面でログイン ID とパスワードを入力し,「Login」 をクリックして STN にログイン
します.ニュースメッセージの表示後は,自動的に HOME ファイルに入り,矢印プロンプト (=>)
が表示されます.
■ オンラインセッション画面
コマンドはコマンドウィンドウに入力し,Enter キーあるいは 「Submit」 をクリックして送信します.
ニュースメッセージ
コマンドウィンドウ
コマンドウィンドウ表示
コマンドウィンドウを Multi-Line にして利用します. 入力したコマンドを送信します.
一つ前に入力したコマンドを表示します. 次に入力したコマンドを表示します.
今まで入力したコマンドを一覧表示します ( ↑ ↓ キーでも対応可能).
セッション記録の保存の ON/OFF
セッション中でも,記録を中断 (OFF),
再記録 (ON) ができます.セッション内で
記録を分けて保存することもできます
4. オンラインセッション画面
7
■ オンラインセッション画面のツールバー
News
- What’s New? → 最新情報
- Online News → ニュースメッセージの表示
- STNews Archive → STNews へのリンク
Help
- About → 概要
- Documentation → STN の各種マニュアル類
- FAQ → よくある質問
- STN Training → STN の講習会スケジュール
- Hours of Operation → STN サービス時間
- STN Commands → STN のコマンド
- Database Info → データベースサマリーシート
- Database Clusters → クラスターの説明
- Keep & Share → STN の検索結果の蓄積・再配布
- Help Desk & Agents → ヘルプデスク
Assistants
- Search → 検索
- Structure Search → 構造検索
- Sequence Search → 配列検索
- Upload Sequence → 配列質問式のアップロード
- Patent Family → 特許ファミリー
- Upload Cmd. File → コマンドファイルのアップロード
- Results → 表示アシスタント
- STN AnaVist → STN AnaVist へのエクスポート・イン
ポート
- STN Viewer → STN Viewer へのエクスポート
Transcripts → セッション記録のダウンロード
=> Command Line → コマンドライン (コマンド検索画面に戻る)
Logoff Hold → LOG H
Logoff → LOG Y
Feedback → 化学情報協会ヘルプデスクへのメール
Send Break → 送信の中断
STN Command List → コマンドについてのオンラインヘルプ
File Specific Help List → 現在のファイルのヘルプの一覧
4. オンラインセッション画面
8
4.2 セッション中のセッション記録の保存
■ セッション中に,セッションの記録の中断や,セッション記録の再開,同一セッションの記録を分け
て保存することができます.
・ Transcript OFF にした場合
- OFF にした時点以降のセッション記録は保存されません.
・ Transcript OFF→ON の場合
- Transcript OFF でログイン後 ON にした場合 : システムデフォールトの名前の
Transcript ファイルに保存されます.
- Transcript ON でログインした後,一旦記録を中断 (OFF) し,再度 ON にした場合:
ログイン時のセッション記録に追加保存されます.
ON の間の
セッションは
保存されます
OFF 以降は
保存されません
OFF の間の
セッションは
保存されません
ON 以降の検索
が保存されます
4. オンラインセッション画面
9
・ Transcript NEW にした場合
- NEW を選ぶと,その時点以降のセッション記録に別の名前を付けて保存することが
できます.
① NEW を選ぶとダイアログボックスが表われます.ここに Transcript ファイルの名前を
入力します.
注) ポップアップブロックを ON に設定していた場合,ダイアログボックスが
表示されませんのでご注意ください.
② ここから先のセッション記録は新しく作成された Transcripts ファイルで保存されます.
JAICI の名前で
保存されます
JAICI_Helpdesk の
名前で保存されます
今までの保存ファイル名
新しい保存ファイル名を入力
4. オンラインセッション画面
10
4.3 アップロード機能
4.3a コマンドファイルのアップロード (Upload Cmd. File)
■ Upload Cmd. File 機能を利用すると,
用意しておいた質問式 (コマンドファイル) を
コマンドウィンドウに読み込んでアップロード
することができます.
コマンドファイルはメモ帳や Microsoft Word
などで事前に作成し,テキスト形式 (.txt) で
保存します.
■ アップロード方法
① ツールバーの Assistants から
「Upload Cmd. File」 をクリックします.
② 「参照」 をクリックしてアップロードする
コマンドファイルを選択します.
③ 「Open File」 をクリックします.
④ コマンドウィンドウが開き,選択した
コマンドファイルが読み込まれます.
⑤ 表示された質問式を確認して,
STN へ送信します.
・ 「Submit First Line」
→ 最初の 1 行を送信
・ 「Submit All Lines」
→ すべての行を送信
・ 「Cancel Upload」
→ コマンドウィンドウを閉じる
L 番号がずれないように 注意してください
コマンドファイル (.txt)
② コマンドファイルを 選択
③ 「Open File」 をクリック
① Assistants から 「Upload Cmd. File」 をクリック
⑤ 質問式を STN に送信
・ 「Submit First Line」 → 最初の 1 行を送信 ・ 「Submit All Lines」 → すべての行を送信 ・ 「Cancel Upload」 → コマンドウィンドウを閉じる
④ コマンドウィンドウが開き, 選択したコマンドファイルが 読み込まれる
4. オンラインセッション画面
11
(参考) STN Express を利用したコマンドファイルの自動作成
■ STN Express を使うと,検索語のリストから,検索フィールドを自由に指定してコマンドファイルを
作成することができます.
① 検索したい検索語のリストをテキスト形式 (.txt) で作成します.
② 「質問作成」 メニューから 「コマンドファイルの自動作成」 を選択します.
③ 「コマンドファイルの自動作成」 ダイアログボックスが表示されたら,「検索語ファイル」 「フィー
ルドコード」 「区切り条件」 「出力ファイル」 を指定し,「OK」 をクリックします.
④ 「検索語がコマンドファイルに追加されました」というダイアログボックスが表示されるので,
「OK」 をクリックします.
⑤ STN on the Web で利用する場合は,自動作成されたコマンドファイル (.sc) を開き,
一部を修正します.
① で作成した検索語ファイルを選択
検索フィールドを入力します
改行以外で検索語を区切る場合は 検索語を区切る条件を選択します
作成されるコマンドファイルの 保存場所を選択し,名前をつけます (コマンドファイルは .sc 形式で 保存されます)
質問式の末尾の 「\>_lnum#」を削除します
検索語が多い場合,質問式が複数行
に分割して作成されます.
Search コマンドの後の「_lnum#」は,
「L#」に変更します (# は同一の番号 ).
・ 各検索語は改行するか,カンマ,
セミコロン,スペース,タブ,縦棒の
いずれかで区切っておきます
・ .doc や .rtf 形式のファイルは
利用できません
STN Express の詳細は,下記のサイトをご覧ください.
http://www.jaici.or.jp/cass/index.html
修正後のファイル
4. オンラインセッション画面
12
4.3b 化学構造質問式のアップロード (Structure Search)
■ STN on the Web で化学構造から検索するには以下の 2 つの方法があります.
[方法 1] 構造作図 Plug-in で作図した化学構造図を用いて検索する方法
あらかじめ Structure Plug-in をインストールする必要があります
- stnweb フォルダ中の stnwpsi.exe を直接起動し,オフラインで作図できます.
- STN Express で作図した構造を利用することもできます.
[方法 2] STRUCTURE コマンドを使用する方法
・ 構造検索の詳細については,STN 講習会テキスト (化学物質検索 I - 基礎, II -構造 ) を
ご覧ください.https://www.jaici.or.jp/seminar/text.php
■ [方法1] 構造作図 Plug-in で作図した化学構造図を用いて検索する方法
① FILE コマンドで構造検索を行う
ファイルに入ります.
(例 : REGISTRY)
② ツールバーの Assistants から
「Structure Search」 をクリックし,
Structure Assistant 画面を開きます.
③ 「Draw Query」 をクリックし,
構造作図画面を開きます.
注 ) Plug-in がインストールされていない
場合は 「Draw Query」 ボタンが表示
されません.
(Plug-in のインストールは p.5 を参照 )
① 構造検索を行う ファイルに入る
② Assistants から 「Stracture Search」 を クリック
③ 「Draw Query」 をクリックし,
構造作図画面を開く
4. オンラインセッション画面
13
・ 一つの構造質問式をアップロードする場合
④ 構造質問式を作図します.
⑤ ファイルメニューの 「質問式をアップロード
します」を選択するか, をクリックします.
⑥ 「構造質問式を保存」ダイアログボックス
が表示されます.
・ 保存する場合は 「保存とアップロード」
を選択します.
・ 保存しない場合は 「アップロードのみ」
を選択します.
⑦ 「保存とアップロード」 を選択した場合,
保存中ダイアログボックスが現れます.
「構造質問式のチェック」 を選択し,
「保存」をクリックすると構造質問式
チェックダイアログボックスが表示され,
保存前に構造を確認できます.
⑧ 構造質問式がアップロードされ,L 番号が
付与されます.
あらかじめ stnwpsi.exe や STN Express で作
図した構造を,この画面に呼び出し,
をクリックした場合は,すぐに構造質問式を
アップロードすることができます (→ ⑧).
構造質問式をアップロード後,
=> D QUE で構造質問式の
確認ができます (無料 )
アップロードした構造の ファイル名が表示されます
4. オンラインセッション画面
14
・ 複数の構造質問式をアップロードする場合
⑤’ ファイルメニューから 「複数の構造
質問式をアップロード…」 を選択します.
⑥’ 一度にアップロードするファイルを
Shift キーあるいは Ctrl キーを
押しながら選択して,一緒にハイライト
させたのち,「Upload」 をクリックします.
⑦’ 選択した構造質問式がアップロード
され,それぞれに L 番号が付与
されます.
4. オンラインセッション画面
15
4.3c 配列検索
■ Sequence Search 機能を利用すると,「BLAST 検索」 と DGENE/PCTGEN/USGENE ファイル
での 「RUN パッケージ」 を簡単に実行することができます.REGISTRY ファイルでの 「BLAST
検索」 を実行する場合は,あらかじめ Sequence Plug-in のインストールが必要です.
詳細は,「核酸・タンパク質配列検索法」 講習会テキスト,あるいは化学情報協会のホーム
ページをご参照ください.
■ 配列検索画面例
STN on the Web 配列検索ガイド : http://www.jaici.or.jp/stn/webseq.pdf
配列検索メニュー画面
配列検索結果の表示
検索方法を選択できます
4. オンラインセッション画面
16
4.4 検索補助機能
4.4a サーチアシスタント機能 (Search)
■ サーチアシスタント機能 (Search) は,メニュー方式で検索を実行できる機能です.各ファイルの
検索フィールドがわからないときにも便利です.
■ 検索手順
① ツールバーの Assistants から
「Search」 をクリックし,Search
Assistant 画面を開きます.
② 検索に使用するファイルを入力
あるいはカテゴリーを選択し,
「Continue」 をクリックします.
③ 検索語を入力し,それぞれ適切な検索
フィールドを選択します (L 番号の指定
も可能です).検索語間の関係は,
ブール演算子で指定します.
・ 「Browse Index」
→ 検索語の確認 (EXPAND)
・ Add a Search Term
→ 検索語の追加
・ Boolean Logic
→ ブール演算子の説明
・ 「Search Preview」
→ 回答件数の確認 (予備検索 ) *
・ 「STN Syntax」
→ 質問式の確認
* この機能を使用するには,② で二つ以上のファイルを選択する必要があります.
④ 「Search」 をクリックすると,自動的に
入力内容に適したコマンド検索が実行
され,回答件数が表示されます.
⑤ 回答表示後の動作を選択します.
・ 「Modify Query」
→ 質問式を修正する
・ 「New Search」
→ 新たな検索を実行する
・ 「Results Assistant」
→ メニュー方式で回答表示する
(→ p.20 参照 )
③ 「Search」 をクリックし, 検索を実行
④ 回答件数が 自動的に表示
⑤ 次の動作を選択
② ファイル名を入力するか
カテゴリーを選択
① Assistants から 「Search」 をクリック
4. オンラインセッション画面
17
4.4b 特許ファミリー機能 (Patent Family)
■ Patent Family 機能は、関連特許ファミリーごとの並べ替え,ダブルベーシック特許の重複除去を
自動的に実行する機能です.
・ ツールバーの Assistants から 「Patent Family」 をクリックして,Patent Family Assistant
画面を開きます.
・ 特許ファミリー機能には,以下の 3 種類があります.
(1) Extract the first member from each patent family
回答セット (上限 5,000 件 ) を関連特許ファミリーごとに並べ替えて,各関連特許ファミリーの
最新の 1 件 (first member) を抽出して 1 つの回答セットにまとめます.
(2) Remove twin multiple basic from patent families in CA/CAplus
CAplus/CA ファイルの回答セット (上限 5,000 件 ) 中に,同一の化学物質索引を持つ
ダブルベーシック特許のレコードが含まれている場合に,重複を除くことができます.
(2-1) Retain National Office equivalents : 国内公報がベーシック特許のレコードを残します.
(2-2) Retain PCT (WO) equivalents : PCT (WO) 公報がベーシック特許のレコードを残します.
(2-3) Retain oldest application date : ベーシック特許の出願日が古い方を残します.
(2-4) Retain oldest publication date : ベーシック特許の公開日が古い方を残します.
(3) Customize displays of patent family result
回答セット (上限 5,000 件 ) を関連特許ファミリーごとに並べ替えて,回答を表示します.こ
の際,各特許ファミリーに含まれる最新の 1 件 (first member) とそれ以外のレコード
(additional member) に対してそれぞれ別の表示形式を指定することができます.
(1)
(2)
(3)
L 番号の選択
4. オンラインセッション画面
18
■ 特許ファミリー機能 (1) (3) の実行例
Start Patent Family Assistant processing for L6: Extract first member from each family... FSORT L6 SET SMARTSELECT ON SET COMMAND COMPLETED SET HIGHLIGHTING OFF SET COMMAND COMPLETED SEL L6 1- PN,APPS L8 SEL L6 1- PN APPS : 339 TERMS 'L8' DELETED L8 38 FSO L6 7 Multi-record Families Answers 1-14 Family 1 Answers 1-2 Family 2 Answers 3-4 : Family 7 Answers 13-14 24 Individual Records Answers 15-38 0 Non-patent Records SET SMARTSELECT OFF SET COMMAND COMPLETED SET HIGHLIGHTING DEF SET COMMAND COMPLETED
=> DIS L8 PFAM=1 1 BIB L8 ANSWER 1 OF 38 CAPLUS COPYRIGHT 2013 ACS on STN FAMILY 1 Full Text AN 2013:92469 CAPLUS : => DIS L8 PFAM=1 2-TOT TI AN L8 ANSWER 2 OF 38 CAPLUS COPYRIGHT 2013 ACS on STN FAMILY 1 TI Atoms and molecules for constructions => DIS L8 PFAM=2 1 BIB :
① 1 番目の関連特許ファミリーの最新の 1 件を 指定した表示形式で表示
【(1) (3) 共通】
FSORT コマンドで回答を関連特許ごとに
まとめる (無料 )
FSORT コマンドとは:
特許を特許番号,出願番号,優先権出願
番号によって関連づけられるレコードごと
に並べ替えるコマンド
=> SORT L8 PY 1 3 5 7 9 11 13 PROCESSING COMPLETED FOR L8 L9 7 SORT L8 1 3 5 7 9 11 13 PY => SORT L8 PY 15-38 PROCESSING COMPLETED FOR L8 L10 24 SORT L8 15-38 PY
=> DUP REM L10; DEL L10 Y PROCESSING COMPLETED FOR L10 L11 24 DUP REM L10 (0 DUPLICATES REMOVED) => DUP IDE L9-L11 PROCESSING COMPLETED FOR L9 PROCESSING COMPLETED FOR L11 L12 31 DUP IDE L9-L11 (INCLUDES 0 SETS OF DUPLICATES)
L12 contains the first member of each patent family in L6.
① 各関連特許ファミリー の最新の 1 件を 抽出 (無料 )
② 関連特許ファミリーを持たないレコードの抽出と重複文献除去
①②を 1 つにまとめる
抽出した各関連特許ファミリーの最新の 1 件の レコードが一つにまとめられました
(3) Customize displays of patent family result (回答表示料金が課金されます)
(1) Extract the first member from each patent family (無料)
② 1 番目の関連特許ファミリーの残りのレコードを 指定した表示形式で表示
③ 各関連特許ファミリーの最新の 1 件と残りの レコードを,指定した表示形式で表示 (表示料金 × 表示件数 )
関連特許ファミリー
関連特許ファミリーが
ないレコード
非特許文献のレコード
PN, APPS (AP, PRN) を抽出
4. オンラインセッション画面
19
■ 特許ファミリー機能 (2) の実行例
・ (2-2) 「PCT 公報がベーシック特許のレコードを残す」 を選択
Start Patent Family Assistant processing for L2: Remove twin multiple basics, retain PCT (WO) equivalents ... s L2 AND EQUIVALENT/SO L3 6 L2 AND EQUIVALENT/SO => SORT L3 PC.B D PY A 1- PROCESSING COMPLETED FOR L3 L4 6 SORT L3 1- PC.B D PY A => FSO L4 SET SMARTSELECT ON SET COMMAND COMPLETED SET HIGHLIGHTING OFF SET COMMAND COMPLETED SEL L4 1- PN,APPS L5 SEL L4 1- PN APPS : 26 TERMS 'L5' DELETED L5 6 FSO L4 3 Multi-record Families Answers 1-6 Family 1 Answers 1-2 Family 2 Answers 3-4 Family 3 Answers 5-6 0 Individual Records 0 Non-patent Records SET SMARTSELECT OFF SET COMMAND COMPLETED SET HIGHLIGHTING DEF SET COMMAND COMPLETED => SORT L5 1-6 ED D PROCESSING COMPLETED FOR L5 L6 6 SORT L5 1-6 ED D => S L2 NOT L6 L7 6 S L6 L8 32 L2 NOT L7 => SORT L5 PY 1 3 5 PROCESSING COMPLETED FOR L5 L9 3 SORT L5 1 3 5 PY => S L9 OR L8 L10 3 S L9 L11 35 L10 OR L8 L11 = L2 with twin multiple basics removed (PCT (WO) equivalents retained)
同一の化学物質索引を持つ
ダブルベーシック特許に限定
(検索語料 1 語分課金 )
SORT コマンドにより,PC.B の降順,
PY の昇順に並べ替える (無料 )
FSORT コマンドにより,
関連特許ファミリーごとに並び替える
(無料 )
関連特許ファミリー
関連特許ファミリーが
ないレコード
非特許文献のレコード
ダブルベーシック特許の集合を作成
ダブルベーシック特許ではないレコード
の集合を作成
ファミリー内の最初のレコード (ベーシ
ック特許の PCT 公報 ) の集合を作成
ダブルベーシック特許の重複を除いた
集合を作成
5. 回答表示
20
5. 回答表示
5.1 表示アシスタント機能 (Results)
■ 表示アシスタント機能 (Results) は,メニュー方式で回答を表示する機能です.回答の並べ替え
(ソート) や重複文献除去も簡単に行えます.
■ 表示アシスタント機能は,検索後,ツールバーの Assistants から 「Results」 をクリックするか,
検索アシスタント機能を利用した検索結果を表示する際に利用できます.
① 表示する L 番号を選択します.
直前の L 番号が自動的に選択
されます.
・ 「Choose a Different L-Number」
→ L 番号を変更する場合に
クリックします.
② 必要に応じて,並べ替えなどの
回答処理を行います.
(オプション機能,次頁参照 )
・ 「Sort」 → ソート (並べ替え)
・ 「Duplicate Detection」
→ 重複文献処理
③ 出力方法を選択します.
・ 「Display」 → オンライン表示
・ 「Print Email」 → 電子メールによる受領* (オフライン表示 )
* あらかじめ STNmail ID を取得してからご利用ください.
注 ) 「Print Offline (郵送での回答入手 )」 はサービスを終了しました.
④ 回答番号と表示形式を指定し,
「Display」 をクリックします.
① L 番号の選択
② 回答処理の選択 (任意 )
③ 出力方法の選択 (注 )
④ 回答番号と
表示形式の指定
5. 回答表示
21
■ 回答処理 (オプション機能 )
Sort Options (並べ替え)
回答を指定した順に並べ替えます
・ 「Rank by Relevance」 (FORCUS)
→ 関連性の高/低順に並べ替え
・ 「Sort by Hit Occurrence」 (SORT OCC)
→ 出現頻度の高/低順に並べ替え
・ 「Sort by Field Code」 (SORT)
→ 特定のフィールドコードの昇/降順
に並べ替え
・ 「Sort by Patent Family」 (FSORT)
→ 特許ファミリー毎に並べ替え
並べ替えのオプションを選択すると,
出力方法の選択画面 (p.20) に
戻ります.
Duplicate Detection (重複文献処理 )
① 重複文献処理を行う L 番号を選択し
「Continue」 をクリックします.
直前の L 番号が右ウィンドウに
自動的に選択されます.
② 重複処理内容を選択します.
・ 「Remove duplicates」
→ 重複文献除去
(重複した回答を除去 )
・ 「Identify duplicates」
→ 重複文献識別
(回答はすべて残し,重複している
旨を表記 )
・ 「Select duplicates only」
→ 重複文献検出
(重複した回答のみの集合を作成 )
(注 ) 回答内容によって,表示アイコンは異なります
並べ替えの内容を選択すると
出力方法の選択画面に戻ります
重複処理内容を選択すると
出力方法の選択画面に戻ります
左ウィンドウの L 番号をクリックすると, 選択され右ウィンドウに表示されます. 右ウィンドウの L 番号をクリックすると,選択が解除されます
5. 回答表示
22
5.2 ハイパーリンク機能
■ セッション画面の回答中に表示される種々のハイパーリンクから関連情報を入手できます.
■ ハイパーリンク機能の種類
・ Full Text ボタン → 原文献を入手
・ Citing References ボタン → 表示している文献を引用している文献を検索
・ 特許番号ハイパーリンク → 特許の原文献を入手
・ CAS 登録番号ハイパーリンク → 化学物質の詳細を自動表示
・ 引用情報ハイパーリンク → 引用文献の詳細を自動表示
引用情報 ハイパーリンク (→ p.26 参照 )
CAS 登録番号 ハイパーリンク (→ p.26 参照 )
Citing References ボタン (→ p.25 参照 ) 表示している文献を引用している文献 (被引用文献 ) を検索
Full Text ボタン (→ p.23 参照 ) 原文献を入手
特許番号 ハイパーリンク (→ p.26 参照 )
5. 回答表示
23
5.2a Full Text 機能 (CAS Full Text Options)
■ Full Text ボタンをクリックすると,下記に示す全文情報やサイトを表示し,原報を閲覧・発注する
ことができます.
・ 特許明細書 ・ 電子ジャーナル
・ あらかじめ指定したサイト (図書館など) ・ CAS Full Text Options 画面
- リンク先によって入手料金は異なります.
■ リンク方法
① 原報を入手したい場合は,回答中の
をクリックします.
② 設定により文献の全文,
あるいは指定したサイトや
CAS Full Text Options 画面が
表示されます.
CAS Full Text Options 画面
・ CAS Full Text Options の詳細は http://www.jaici.or.jp/fulltext/index.html をご覧ください.
Web 上の原報サービス :
・特許…特許庁のサイトへリンク
USPTO :米国特許商標庁
esp@cenet :ヨーロッパ特許庁
JPO (IPDL) :日本特許庁
KIPRIS :韓国特許庁
SIPO :中国特許庁
・文献…出版社のサイトへリンク
(無料の電子ジャーナル,購読契約した
電子ジャーナルは無料 )
指定サイトに接続 :
社内/学内指定サイトへのリンク (登録した場合のみ表示 )
有料の原報サービス :
有料のサービス (全文のダウンロードあるいはコピー入手 )
*CAS Full Text Options に接続している間のデータベースの接続時間料金は課金されません.
5. 回答表示
24
■ 表示例
(参考 ) FIZ AutoDoc の利用方法
・ FIZ AutoDoc のご利用には ID が必要です.
・ ID の取得方法やご利用方法の詳細は下記資料をご参照ください.
- FIZ AutoDoc ご利用方法 (http://www.jaici.or.jp/DDS/FIZAutoDoc_order.pdf)
自動的に書誌事項が
入力されます
納品形式を選択します
チェックを入れると,注文
受領のメールが届きます
(お問合せ時に便利です)
納品形式を
確認します
② 確認画面
注文が確定しました
著作権料を含む
見積料金が
注文確定前に
表示されます
① 入力画面
原報のコピーサービス (FIZ AutoDoc) (特許・文献共通,有料)
特許庁サイトでの特許明細書表示 (無料) 出版社による文献表示 (無料・有料) (文献の種類,契約の購読の有無による)
5. 回答表示
25
5.2b Citing References 機能 (被引用文献情報検索)
■ Citing References リンクを利用すると,CAplus ファイルと SciSearch ファイルに入り,その文献
を引用している他の文献を検索します.
・ 利用方法
・ CAplus ファイルで検索すると,検索語料が 1 語分課金されます.
SciSearch ファイルの回答
① 回答中のリンクボタンをクリック
③ 選択したファイルで被引用文献情報を自動的に検索
CAplus ファイルの回答
② 検索を実行するファイルを選択し,「Search」をクリック
5. 回答表示
26
5.2c レコード中のハイパーリンク機能
CAS 登録番号ハイパーリンク (有料 )
ハイパーリンクされた CAS 登録番号を
クリックすると,自動的に REGISTRY
ファイルに入り,その化学物質の情報を
表示します.
(回答表示料金が課金されます)
引用情報ハイパーリンク (有料 )
ハイパーリンクされた引用情報をクリック
すると,自動的にその文献のレコードを
表示します.
(回答表示料金が課金されます)
特許番号ハイパーリンク (無料/有料 )
ハイパーリンクされた特許番号,出願番号,優先権出願番号をクリックすると,
CAS Full Text Options 画面に移動し,原文献を入手することができます.
(入手先によって入手料金が異なります)
(中略 )
自動的に元のファイルに戻ります
自動的に引用情報が表示されます (コマンドは自動的に作成/実行 )
自動的に REGISTRY ファイルに入り, 化学物質情報が表示されます (コマンドは自動的に作成/実行 )
実行例
実行例
特許ファミリーの原文献も 入手できます.
6. STN AnaVist との連携
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6. STN AnaVist との連携
■ STN on the Web で検索した結果を STN AnaVist で解析したり,STN AnaVist で保存した回答
を STN on the Web で呼び出すことが可能です.
■ STN on the Web で検索した結果を STN AnaVist へエクスポートする方法
① STN on the Web で検索後,
ツールバーの Assistants から
「STN AnaVist」 をクリックし,
「Export answers to STN AnaVist」
をクリックします.
② エクスポートする L 番号が表示
されます.ファイル名を入力して,
「Continue」 をクリックします.
③ エクスポートの準備完了のメッセージ
が表示されたら,「Save」 を
クリックします.
④ 名前をつけて保存します.保存
されたら,③ の画面の 「Exit」
をクリックすると,コマンドラインに
へ戻ります.
② 「Export answers to STN AnaVist」 をクリック
① Assistants から 「STN AnaVist」 をクリック
6. STN AnaVist との連携
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■ STN AnaVist で保存した回答 (.xta) を STN on the Web へインポートする方法
① STN on the Web にログインし,
保存した回答を呼び出すファイル
に入ります.
② ツールバーの Assistants から
「STN AnaVist」 をクリックし,
「Import answers from STN AnaVist」
をクリックします.
③ STN AnaVist で保存した .xta
ファイルを選択し,「Continue」 を
クリックします.
注 ) STN Express で作成した .xta
ファイルのインポートはできません.
④ インポートするファイルの内容詳細
が表示されます.
内容を確認してから,「Continue」
をクリックします.
④ 回答セットのファイルに自動的に入り,
L 番号が作成されます.「Exit」 を
押すと,コマンドラインへ戻ります.
6.
会員用ファイル (WPIDS,WPIX) で呼び出すときはチェックを入れて,対応 するファイルを選びます
STN AnaVist の詳細は,下記のサイトをご覧ください.
http://www.jaici.or.jp/stnanavist/index.html
① 回答を呼び出す ファイルに入る
② Assistants から 「STN AnaVist」 をクリック
② 「Inport answers from STN AnaVist」 をクリック
7. セッション記録のダウンロード
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7. セッション記録のダウンロード
■ セッション記録はシステム上に 4 日間保存されます.必要なセッション記録は 4 日以内にダウ
ンロードしてください.セッション記録のダウンロードはセッション中及びセッション終了後のいずれ
も可能です.
■ ダウンロード手順
a. セッション終了後のダウンロード (Retrieve Transcript 機能 )
① 検索終了後,ツールバーの 「Logoff」 または
「Logoff Hold」 をクリックして,セッションを
終了します. (→ p.34 参照 )
② 「Retrieve Transcript」 をクリックします.
③ Transcript Assistant 画面が表示されます.
4 日間分のセッション記録をダウンロード
することが可能です.
・ Logoff Hold 後,120 分以内に同じ ID で
再接続すると,直前のセッションの続きと
みなされ,再接続後のセッション記録は,
直前のセッションファイルに追加されます.
・ 再接続後のセッション記録を,前のセッション
と別のファイルとしてダウンロードするには,
Transcript の NEW を選択してください.
・ 保存する際は,リンクを右クリックして,
「対象をファイルに保存」 で保存します.
・ RTF 形式 でダウンロードすると,
Microsoft Word で利用できます.
ダウンロード形式
の選択 Rename
保存名の変更
① 「Logoff」 または 「Logoff Hold」をクリック
② 「Retrieve Transcript」をクリック
7. セッション記録のダウンロード
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b. セッション中のダウンロード (Transcripts 機能 )
① セッション中にツールバーから
「Transcripts」 をクリックして,
セッション記録の一覧を表示します.
(現セッションのファイルの Status は
「ON」 と表示されます)
② 以降は a. セッション修了後の
ダウンロードと同手順です.
③ Back to Session あるいは
ツールバーの 「Command Line」
でセッション画面に戻ります.
■ セッションダウンロード例
・ HTML 形式 : テキスト情報は HTML 形式,化学構造図やイメージは JPEG 形式で保存.
・ RTF 形式 : テキスト情報は RTF 形式,化学構造図やイメージは JPEG 形式で保存.
・ PDF 形式 : テキスト情報と化学構造図を PDF 形式で保存.
HTML (EXE or ZIP) 形式 RTF (EXE or ZIP or RTF) 形式 Adobe (PDF) 形式
Transcripts を OFF にすれば,
現セッションファイルの Status が
OFF に切り替わります
現セッションファイルの Status
① 「Transcripts」 をクリック
7. セッション記録のダウンロード
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(参考) 文書中への図の保存方法
■ RTF 形式のセッション記録を EXE, ZIP 形式でダウンロードした場合,イメージデータ (.jpg, .png)
とテキスト (.rtf) が分かれてダウンロードされます.Microsoft Word を利用すると,
イメージデータとテキストを一つのファイルにまとめることができます.
■ 文書中への図の保存方法 (Microsoft Word 2010)
※ Microsoft Word 2007 では, Office メニュー ( ) → 「配布準備」 →「ファイルへの編集」で
まとめることができます.
ダウンロードした EXE, ZIP ファイルを
ダブルクリックして解凍すると,フォルダ
内にテキストとイメージデータが分かれ
て保存されています.
④ イメージデータをすべて選択し,
ハイライトします.
② 「ファイル」 メニューを開きます
⑥ 「OK」 ボタンをクリックすると
テキスト中に図が保存されます
① RTF ファイルをダブルクリックして
文書を開きます
⑤ 「更新しない」 と 「文書に図を
保存する」 にチェックを入れます
③ 「ファイルへのリンクの編集」
を開きます
7. セッション記録のダウンロード
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(参考) STN Express の後処理機能の利用
■ RTF 形式のセッション記録は,STN Express のテーブルツールやレポートツールを使って,
テーブルやレポートに加工することができます (無料 ).
・ STN Express は http://www.jaici.or.jp/cass/index.html から無料で
ダウンロード,インストールできます.
・ テーブルツール,レポートツールの利用方法は下記の資料をご参照ください.
- STN Express V8.5 利用ガイド p.25-28 (http://www.jaici.or.jp/cass/v85guide.pdf)
テンプレートを利用して表示した回答をレポートやテーブルに加工
表示した回答をテーブルに加工
ダウンロードしたセッション記録
図 面 もテーブル中に取り込める
表示した回答をレポートに加工
Microsoft Excel で 編集可能
Microsoft Word で 編集可能
8. セッションの終了
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8. セッションの終了
■ セッションを中断・終了するには,セッション画面に戻ってからコマンドを入力するか,あるいは
ツールバーの Logoff または Logoff Hold をクリックします.
■ セッション終了操作
① セッション画面に戻り,
ツールバーの iLogoff あるいは
Logoff Hold をクリックします.
または,コマンドボックスに LOG Y
あるいは LOG H と入力します.
② Thank You For Using STN On
The Web と表示されます.
③ LOG H (Logoff Hold) で終了後,
セッションを再開する場合は,
ツールバーの Standard Login
でログイン画面を開きます.
(ログイン方法参照 p.3)
注 ) LOG H (Logoff Hold) で終了後の再接続
LOG H (Logoff Hold) で終了後,120 分以内に同じ ID でログインすると直前の
セッションの続きとみなされ,再接続後のセッション経過は,直前のセッションファイル
に追加されます.再接続後,検索経過を確認するには => D HIS と入力します.
セッション終了方法の選択
ツールバー コマンド入力
セッションを中断 (検索履歴を 120 分間保持 ) Logoff Hold LOG H
セッションを終了 Logoff LOG Y
ツールバー
Logoff Hold
Logoff
コマンド入力
LOG H
LOG Y
セッションの再開は
Standard Login を
クリックします
9. FAQ (よくあるご質問)
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9. FAQ(よくあるご質問)
STN について
Q STN Express と STN on the Web はどのように使い分ければいいのでしょうか?
A
STN Express と STN on the Web は,どちらも情報担当者や STN のコマンドに習熟したユ
ーザー向けのサービスです.いずれも STN のすべてのデータベースにおいて,構造検索及び
配列検索を含む高度な検索機能を使うことができます.
・ STN Express は STN への通信や表示した回答の加工ができる総合的なソフトウェアで
す.STN Express は無料でダウンロードできます.
・ STN on the Web は,インターネットの接続環境と Web ブラウザのみで利用でき,ソフトウェ
アをインストールする必要がありません.
接続・回線について
Q STN Express や STN Easy で検索した後に,LOG H で終了したセッションを
STN on the Web で続けられますか?
A できません.STN Express や STN Easy のセッションを LOG Y 等で完全に終了してから
STN on the Web に接続し直してください.
Q 回線が急に切れてしまいました.どうしたらよいでしょうか?
A
通常の手順で再度接続してみてください.約 35 分以内であれば,再接続 (RECONNECT)
して前のセッションを続けられる場合があります.STN on the Web の場合は,途中で画面がフ
リーズしていてもダウンロードファイルは正常に作成されている場合も多いので,再接続後ま
ず Transcript Assistant 画面 からダウンロードデータを確認してください.
Q
画面がフリーズして,再接続したところ,下記のメッセージが表示されました.
THIS LOGINID IS CURRENTLY IN USE.
DO YOU WISH TO RESUME THE PREVIOUS SESSION? Y/(N)/?:
どうしたらよいでしょうか?
A 強制終了の直後は再接続できないことがあります.上記のように表示された場合には,Y と
入力してください.これでも再接続できない場合は,時間をおいて再度アクセスしてください.
Q LOG Y,LOG H を入力してもセッションが終了しません.どうしたらよいでしょうか?
A
矢印プロンプト (=>) になっていますか? 矢印プロンプトではなく,サブコマンドプロンプト (:)
の場合は,END と入力してください.矢印プロンプトに戻りますので,そこで再度 LOG Y,
LOG H を入力するとセッションを終了できます.
検索について
Q 検索,出力の中断はできますか?
A
を矢印プロンプトが表示されるまでクリックします.
システム側にブレークコマンドが届いた時点で処理が中断されますので,課金状況は画面上
の表示と多少異なる場合がありますが,ご了承ください
9. FAQ (よくあるご質問)
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検索について (続き)
Q 検索時に SYSTEM LIMIT EXCEEDED と表示されて検索できませんでした.どうしたらよいで
しょうか?
A
1 ファイルごとのヒット総数がシステム制限値を超えると表示されます.このような場合は,それ
までの検索履歴を削除してください.
言語や発行年で検索する際は,キーワードや既存の集合と演算して回答数がシステム制限
内に収まるように質問式を変更してください (例: => S L1 AND 1999-2002/PY)
Q
検索履歴を確認しようと画面をスクロールしたところ,
と表示され,検索履歴を確認できませんでした.
どうしたらよいでしょうか?
A
このメッセージは検索履歴や表示回答など,出力した情報が多い場合に表示されます.Web
ブラウザ上から確認することができないため,Transcript Assistant 画面からセッション記録を
ダウンロードしてください.
セッション記録について
Q LOG H で検索を中断し,その後再接続した場合,セッション記録はどうなりますか?
A
LOG H して一度検索を中断した後,120 分以内に Transcripts ON,名前はデフォールトのま
まで再接続すると,直前のセッション記録に追加されます.
セッション記録を分割したい場合には,再接続後にツールバー左下の Transcript を NEW
にしてください.
Q LOG Y で検索を切断し,また接続して検索する場合,セッション記録はどうなりますか?
A
LOG Y を選ぶと,前のセッション記録に追加することはできません.再度接続した場合,新し
いセッション記録として保存されます.Transcripts を ON,名前はデフォールトのままで接続し
ますと,システムが自動的に作成した STNweb******* という名前で保存されます.
Q 強制終了し,その後再接続して検索する場合,セッション記録はどうなりますか?
A
再接続の場合は,直前のセッションに追加して保存されます.この際,Transcripts ON, 名前
はデフォールトのままで直前のセッションに追加して保存することができます.強制終了した場
合も,LOG H のときと同様にログイン画面からのセッションの分割はできず,セッションを分割
したい場合には,再接続直後に左下のツールバーで設定してください.
Q ログインする際,以前のセッション記録と同じ名前を選べば,そのセッション記録に追加して保
存することができますか?
A LOG H や強制終了した場合を除き,以前保存した名前と同じ名前を選んでも追加して記録
することはできません.同じ名前の別のセッション記録として保存されます.
検索結果のダウンロードについて
Q 回答を STNmail ファイルで受け取った場合,イメージデータはどうなりますか?
A STN on the Web で表示すると,GIF ファイルになります.その後は,同じ回答を
STN Express で表示できませんので,ご注意ください.
Q 検索終了後,セッション記録をダウンロードしようとしましたが,ダウンロードできませんでした.
どうすればいいですか?
A データ量が多い場合,セッション記録の作成に時間がかかることがあります.時間をおいて,ダ
ウンロードしてください.
STN on the Web の URL : https://stnweb-japan.cas.org
サービス期間 : 連続サービス (毎週日曜日 3 時間停止)
- 停止時間 :日曜日 12 時~ 15 時 (夏時間:11 時~ 14 時)
:毎月第 1 日曜日 7 時~ 15 時 (夏時間:6 時~ 14 時)
※ 夏時間 :3 月第 2 日曜日午前 2 時~ 11 月第 1 日曜日午前 2 時