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VR-3だけで、ここまで出来る。VR-3の音響機能掘り下げ講座。
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Roland VR-3
ローランド株式会社RSG カンパニー
国内マーケティンググループ飯田 厚二
VR-3 だけで、ここまで出来る。VR-3 の音響機能掘り下げ講座。
VR-3 のオーディオ、多機能ですが、
設定の手順はシンプルです!
さて、ほんとうにシンプルか?
オーディオミキサー部
オーディオミキサー部とてもシンプルです。
さて、どんなに多機能か?
・ミニ配信スタジオ・パーティー ・ミニライブ に対応できるミキサー
オーディオ信号の流れ(ブロックダイアグラム)
MASTERING TOOL
DELAY (ANALOG)DELAY (USB)
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
L BUSR BUS
TRS
INPUT 1 - 4 INPUT5/6
INPUT7/8
REVERB
MASTERLEVEL
RCA ミニステレオ PHONE
レベルメーターMAIN OUTヘッドホンへ
VR-3Audio Mixer
TRS TRS TRS
INTERNALMIC
HPF
GATE
REV SEND
内蔵MIC
USB LEVEL
USB AUDIO
(PEAK)
( 連動 )
入力チャンネル
エフェクト&出力
入力:1 ~ 4: XLR/TRS : -68 ~ +4dBu (最大入力レベル: 22dBu 、 4kΩ )
入力 1-4 はゲインをデジタルコントロール。最小のアナログ経路で高音質 / ローノイズを実現。マイクプリのクオリティーは R-44 と同様。業務用レコーダー品質です。
入力: 5/6: RCA ピン: -10dBu (最大入力レベル: +8dBu 、 15kΩ ) 7/8: ステレオミニ: -15dBu (最大入力レベル: +3dBu 、 15kΩ )
出力: 標準/ RCA ピン: -10dBu (最大出力レベル: +8dBu 、 1kΩ )
ヘッドホン出力: 25mW + 25mW 、 10Ω 、 端子ごとに独立した出力アンプ内蔵
MIDI IN/OUT で外部コントロールも可能。
まずは、「ぱぱっ」と
セッティング!
最初はどこからスタートすればいい?
オススメ初期セッティングご紹介(簡単です!)
ステップ その1:
音量に関わるところは最小に。(ゲインやレベル)
その他は真ん中に。( EQ など)
ここがセンターにするエリア
その他はまず「最小」に。
ステップ その2:
出力のマスターは基準レベルに。( MASTER, USB LEVEL, PHONES )
「 0 のところ 」
ここをゼロ
(基準)に
PC に音が行ってるかな?「 USB オーディオ出力」
配信用のソフトを立ち上げて確認してみましょう。
USB LEVELが上がっているか
確認!
USB LEVELが上がっているか
確認!
INTERNAL MICを活用して
音声が PC に届いているかチェック!
これでPC との接続が
確認できました。
音「量」を揃えたい。
ここで活躍するのが
GAIN入力ゲイン(感度)
フェーダーを規定まであげて、徐々に GAIN を上げていきます。
マスターのレベルメーターの-18 が点滅するくらいに。
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
音「質」を揃えたい。
ここで活躍するのが
EQイコライザー
EQ の“ LO” で距離による低音の変化(近接効果)を
調整します。
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
Lo 100Hz 、 Hi 10KHz ( 12dB/oct )
SHURE Beta58a の正面特性
600mm
51mm
25mm
3mm
Roland DR-50 の正面特性
ガタゴトと机やグリップノイズが入る
ここで活躍するのが
HPFハイパスフィルター
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
ここで活躍するのが
HPFハイパスフィルター
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
声なら、基本的には ON に。
50Hz 、 12dB/oct
明瞭度を上げたい。
明瞭度が低いのは、なぜ?
【原因】余分な音が入っているから。 ・部屋の残響が多い ・マイクが遠い ・複数のマイクで拾っている ・スピーカーの音が回り込んでいる
ここで活躍するのが
GATEノイズゲート
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
オススメ調整方法のご紹介(簡単です!)
↓ノイズが消えるところまで
ゲートの値を上げていきます。
明瞭度が低いのは、なぜ?
【原因】余分な音が入っているから。 ↓【対策】ノイズゲートで不要なマイクの 音をカットし、部屋の残響や スピーカーの回りこみ、明瞭 度の低下を防ぐ。
さてここで…
現場ではいろいろな事が突然、発生します。
たとえば…
スピーカーの前にマイクを置かなくちゃ (ToT)
スピーカーの前に歩いて行っちゃったよ (ToT)
こういう時にも活躍するのが
PANパンポット
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
TRS
INPUT 1 - 4
HPF
GATE
REV SEND
(PEAK)
マイクと逆の方に PAN を振る↓
全体の音量をキープしながらマイクに回り込む音を減らします。
こういう状況があらかじめわかったら、「 PA の出力のみ L/R 逆」
にしておきましょう。↓
配信音声の定位を犠牲にせずにハウリング・マージンを稼げます。
ちなみに、 PA のプロはこれをあらかじめ想定します。
そして GEQ などを使ってハウリングしないよう、
調整しておきます。
ここで、マイクの指向特性を見てみましょう。
SHURE Beta58a の指向特性
ちょっと角度を変えれば、数 dB くらいはハウリングに対して有利にすることができます。
SHURE SM58 の指向特性
Roland DR-50 の指向特性
出力を安定させたい。
太い音にしたい。
DELAY (ANALOG)DELAY (USB)
L BUSR BUS
REVERB
MASTERLEVEL
レベルメーターMAIN OUTヘッドホンへ
USB LEVEL
USB AUDIO
( 連動 )
エフェクト&出力
MASTERING TOOL
~ Ver.1.01 2 バンド・コントロールの マスタリング用コンプレッサー
Ver.1.02 ~ 3 バンド・コントロールの マスタリング用コンプレッサー
ここで活躍するのが「マスタリング」
Hi,Mid,Lo ともに 70-100 くらいで様子を見ましょう。
MASTERING TOOL
DELAY (ANALOG)DELAY (USB)
XLR(+48V)
GAIN
2bandEQ
PAN
LEVEL
L BUSR BUS
TRS
INPUT 1 - 4 INPUT5/6
INPUT7/8
REVERB
MASTERLEVEL
RCA ミニステレオ PHONE
レベルメーターMAIN OUTヘッドホンへ
VR-3Audio Mixer
TRS TRS TRS
INTERNALMIC
HPF
GATE
REV SEND
内蔵MIC
USB LEVEL
USB AUDIO
(PEAK)
( 連動 )
入力チャンネル
エフェクト&出力
Roland VR-3
ローランド株式会社RSG カンパニー
国内マーケティンググループ飯田 厚二
VR-3 だけで、ここまで出来る。VR-3 の音響機能掘り下げ講座。