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RICOH Pro C7100Sシリーズ 封筒印刷ガイドVer2.0 Copyright(C) 2019 RICOH Co.,Ltd. All Rights Reserved. RICOH Pro C7100Sシリーズ 封筒印刷ガイド RICOH Pro C7100Sシリーズをご購⼊頂きましたお客様へ 平素は弊社製品をご活⽤賜り、誠にありがとうございます。 本ガイドでは、RICOH Pro C7100Sシリーズにて封筒印刷を⾏う場合の機器の設定⽅ 法、運⽤する上でご注意頂きたい点等をまとめたガイドとなります。 お客様環境にて封筒印刷を⾏う上で、ご⼀読頂きたくお願い致します。 以上、お⼿数ですが、よろしく御願いいたします。 リコージャパン株式会社 RICOH Pro C7100Sシリーズ サポート担当

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RICOH Pro C7100Sシリーズ封筒印刷ガイドVer2.0

Copyright(C) 2019 RICOH Co.,Ltd. All Rights Reserved.

RICOH Pro C7100Sシリーズ封筒印刷ガイド

RICOH Pro C7100Sシリーズをご購⼊頂きましたお客様へ

平素は弊社製品をご活⽤賜り、誠にありがとうございます。

本ガイドでは、RICOH Pro C7100Sシリーズにて封筒印刷を⾏う場合の機器の設定⽅法、運⽤する上でご注意頂きたい点等をまとめたガイドとなります。お客様環境にて封筒印刷を⾏う上で、ご⼀読頂きたくお願い致します。以上、お⼿数ですが、よろしく御願いいたします。

リコージャパン株式会社RICOH Pro C7100Sシリーズ サポート担当

RICOH Pro C7100Sシリーズ封筒印刷ガイドVer2.0

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封筒印刷を⾏う前に

<トレイ毎にセットできる封筒枚数>

<⽤紙のセット>• 印刷⾯を上にしてセットしてください。• フラップを開いて給紙するため、⼝糊なしの封筒しか印刷できません。

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⼿差しトレイ(トレイA)

2段ワイド給紙トレイ

(トレイ3〜8)

3段ワイド給紙トレイ

(トレイ3〜5)⾓形2号封筒(240×332㎜)⻑形3号封筒(120×235㎜)洋⻑3号封筒(120×235㎜)※封筒#10/封筒DL

10枚 20〜40枚(⽬安)

10枚

その他不定形サイズタテ(幅)100.0〜330.2㎜ヨコ(⻑さ)139.7〜487.7㎜

10枚 -

◎注意事項• 封筒の反りはできるだけ矯正し、封筒1枚の反りは5㎜

以内としてください。• トレイへのセット時は、封筒の底部の積載⾼さ(x)とフ

ラップ部分の積載⾼さ(y)の差が10㎜以内になるようにセットしてください。

セット方法(手差し、給紙トレイ共通)封筒の種類と向き

⻑形封筒、⾓形封筒をセットするときは、中の空気を抜いてフラップ(ベロ部分)を開き、フラップと反対側から給紙トレイにセットしてください。

洋形封筒、洋⻑形封筒をセットするときは、中の空気を抜いてフラップ(ベロ部分)を開き、フラップと反対側から給紙トレイにセットしてください。

y

x反りが5mm以内

x-yが10mm以内

※1幅が139.7mm未満の封筒は紙厚5(220gsm)までしか使⽤できませんので、ご注意ください。※2封筒によっては、右記のx-yが10㎜以上でも、もう少々セット枚数を増やすことも可能ですが、⽤紙づまり等発⽣した場合は、セット枚数を減らしてください。

※1※1

※1

※2

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<使⽤する⽤紙サイズ、原稿サイズ>まず、印刷に使⽤する封筒の⽤紙サイズの幅(タテ)、⻑さ(ヨコ)をフラップありで測定します。

<その他注意事項>• ダイヤモンド貼りの封筒の場合、フラップの先端が細く、フィニッシャーが搬送しきれず、⽤紙排紙エラー

が発⽣する場合があります。その場合は、フラップを閉じて給紙するよう設定して下さい。• 排紙時の紙詰まりを予防し、紙揃えを安定させるため、フィニッシャーにはZ折り補助台を装着してご

使⽤ください。

• 幅が20㎝以下の封筒をトレイにセットする場合は、トレイの下の底板を2枚外してから封筒をセットします。

• 封筒の幅が139.7㎜未満の場合は、フィニッシャー上トレイを排紙先として指定してください。

封筒印刷を⾏う前に

3

⾓形/⻑形封筒

洋形/洋⻑形封筒(カマス貼り) (ダイヤモンド貼り)

幅(タテ)

⻑さ(ヨコ) ⻑さ

(ヨコ)

幅(タテ)

幅(タテ)

⻑さ(ヨコ)

①ボタンを押し、排紙トレイを下げる(ランプ点灯)

②Z折り補助トレイをセットする。(⽳が2つ空いており、その⽳にセットする。)

③ボタンを押し、排紙トレイを上げる(ランプ消灯)

測定した値は、不定形サイズとして、以下3点のサイズで共通に設定してください。① 機器本体の⽤紙設定のサイズ② アプリケーションのデータで指定

する原稿サイズ③ プリンタードライバーで設定する

原稿サイズ

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<本体側での⽤紙設定⽅法>1. 本体の液晶パネル外側の[初期設定]ボタンを押し、右上の[ログイン]ボタンを押します。2. ログインユーザー名、ログインパスワードを⼊⼒し、ログインします。

(初期値 ログインユーザー名︓admin ログインパスワード︓なし)3. 本体の液晶パネル外側の[⽤紙設定]ボタンを押し、右上の[編集]を押します。

4. 左下の[⽤紙データベースから呼び出し]を押し、検索等で、ご利⽤になりたい封筒銘柄を選択後、右上の[ユーザー設定紙へ登録]ボタンにて登録します。なお、登録されていない場合は、封筒という名称の0083〜0085のいずれかで、近いgsmの封筒を選択します。※163gsm以下は、0083 封筒163.0-220.0gsmを選択します。なお、幅が139.7mm未満の封筒は紙厚5( 0083 封筒 163.0-220.0gsm )までしか使⽤できません。

5. [ユーザー設定紙編集]画⾯に戻りますので、今登録した⽤紙を選択します。6. [ユーザー設定紙内容変更]画⾯が表⽰されますので、

[⽤紙名称]をわかりやすい名称に変更、[⽤紙サイズ]を不定形サイズにて設定し、[設定]ボタンを押します。

7. [⽤紙設定]画⾯に戻り、封筒をセットしたトレイを選択し、6で作成した封筒の⽤紙設定を選択します。

機器本体の設定

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※印刷した際に、封筒にしわが⼊る場合の調整⽅法1. 本体の液晶パネル外側の[初期設定]ボタンを押し、右上の[ログイン]ボタンを押します。2. ログインユーザー名、ログインパスワードを⼊⼒し、ログインします。

(初期値 ログインユーザー名︓admin ログインパスワード︓なし)3. 本体の液晶パネル外側の[⽤紙設定]ボタンを押し、右上の[編集]を押します。

4. 調整を実施したいユーザー設定紙を選択します。5. [ユーザー設定紙内容変更]画⾯が表⽰されます

ので、[次へ]ボタンを押し、[詳細設定]の[変更]ボタンを押します。

6. [101封筒定着ニップ幅調整]を選択し、[+]ボタンを2回(+20)押し、[設定]ボタンを押します。

機器本体の設定

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◎注意事項• +20としても、しわが改善されない場合は、さら

に+20ずつ設定して、お試しください。• しわが出にくくなるかわりに、封筒の種類によって

は、トナーがはがれやすくなることがありますので、ご注意ください。

1200ミリ秒

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パターン1︓カラーコントローラー E-43Aでの印刷⽅法

<プリンタードライバー、Command WorkStationの設定>1. アプリケーションからデータを開き、印刷メニューからPSドライバーを選択し、[プロパティ]を開きます。

Command WorkStationをご利⽤の場合も同様にジョブのプロパティを開きます。2. 以下の設定後、印刷を実⾏します。

<ご注意事項>• 思うような印刷位置とならない場合はPSドライバーの

[仕上げ]タブにある[画像シフト]にチェックをし、[おもて]の設定値にて、移動させたい⽅向(x/y軸)に数値を⼊⼒し、調整を⾏って下さい。

設定順 設定タブ 設定内容1 レイアウト 両⾯︓オフ、⽅向︓原稿にあわせて設定

2 仕上げ 出⼒順︓フェイスアップ-昇順、180度回転︓オン

3 ⽤紙 PaperCatalog︓[選択…]ボタンからトレイ在中のユーザー設定紙を選択※⾃動的に⽤紙サイズ、紙厚、⽤紙の種類が選択されます。給紙トレイ︓封筒をセットした給紙トレイを選択原稿サイズ︓予め測定したサイズを不定形サイズで設定

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<プリンタードライバーの設定>1. アプリケーションから印刷指⽰をする前に、ご利⽤のパソコンでデバイスとプリンターからご利⽤のRPCS

ドライバーのプリンターアイコンを右クリックし、[プリンターのプロパティ]を押して、機器側で登録したユーザー設定紙を同期します。

2. アプリケーションからデータを開き、印刷メニューからRPCSドライバーを選択し、[プロパティ]を開きます。3. [項⽬別設定]タブに切り替え、以下の設定後、印刷を実⾏します。

<ご注意事項>• 思うような印刷位置とならない場合は、RPCSドライバーの

[編集]タブの⼀番下にある[印刷位置の設定]にて、調整を⾏って下さい。

• プリンター本体の設定とアプリケーションによっては、90度回転して印刷されてしまう場合がございます。その場合は、以下の設定を⾏って下さい。

<設定⼿順>機器本体の[初期設定]ボタン - [プリンター初期設定] – [システム設定]タブ – [次へ] –[トレイ設定選択]にて、封筒をセットしたトレイの設定を[機器側設定優先]に設定します。

パターン2︓RPCSドライバーからの印刷⽅法

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設定順 設定タブ 設定内容

1 基本 原稿⽅向︓原稿にあわせて設定180度回転︓チェックを⼊れる原稿サイズ︓予め測定したサイズを不定形サイズで設定

2 ⽤紙 給紙トレイ︓封筒をセットした給紙トレイを選択(⾃動トレイ選択にしない)⽤紙種類︓[⾃動]を選択

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パターン3︓カラーコントローラー R-60Aでの印刷⽅法

<プリンタードライバーの設定>1. アプリケーションからデータを開き、印刷メニューからPSドライバーを選択して、[ジョブプロパティ]を開き

ます。2. 以下の設定後、印刷を実⾏します。

<ご注意事項>思うような印刷位置とならない場合はPSドライバーの[仕上げ]タブにある[印刷位置調整]を選択し、[おもて⾯]の設定値にて、移動させたい⽅向(x/y軸)に数値を⼊⼒し、調整を⾏って下さい。

設定順 設定タブ 設定内容1 ⾯付け︓

通常印刷⾯︓⽚⾯回転⾓度︓しない

2 ⽤紙 原稿サイズ︓予め測定したサイズを不定形サイズで設定選択⽅法︓⽤紙リストを選択し、⼀度[更新]ボタンを押した上で、トレイ在中のユーザー設定紙を選択

3 仕上げ 折りの種類︓しない[おもて⾯を上にして排紙]を選択排紙先︓⽤紙幅に応じて指定します。⽤紙幅が139.7mm未満の場合は、[フィニッシャー上トレイ]を指定します。