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Reading books. 黒田清輝画 『 読書 』 ( 1890 年頃). It’s new style. E-books!!. 「電子書籍元年」. D GROUP PRESENTATION 2011.11.10(Thu). タイトル 「電子 書籍 が変える出版、読書の未来 」 第 1 章 「現状は」 1-1 電子書籍の紹介 1-2 出版業界の現状 第 2 章 「電子書籍元年は嘘?」 2-1 出版社の構造的問題 2-2 外的要因 第 3 章 「出版業界への提言」 2-1 提言① 2-2 提言②. 第 1 章 現状は?. - PowerPoint PPT Presentation
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Reading books.
黒田清輝画 『読書』( 1890 年頃)
It’s new style. E-books!!
「電子書籍元年」
タイトル 「電子書籍が変える出版、読書の未来」第 1章 「現状は」 1-1 電子書籍の紹介 1-2 出版業界の現状第 2章 「電子書籍元年は嘘?」 2-1 出版社の構造的問題 2-2 外的要因第 3章 「出版業界への提言」 2-1 提言① 2-2 提言②
D GROUP PRESENTATION
2011.11.10(Thu)
1-1 電子書籍の紹介1-2 出版業界の現状
第 1章 現状は?
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
11,04210,348
10,76210,289
10,581
10,324
9,870
9,462
9,659
5,406
5,444
5,060
4,811
5,070
5,040
4,675
4,434
4,489
1世帯当たりの書籍・雑誌の年間支出額
書籍雑誌
年
支出額
出所:『出典:総務省「家計調査年報』
書籍・雑誌の販売部数
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
6
8
10
12
14
16
18
20
18.918
17.216.1
15.2
9.89 8.9 8.3
7.5
7.4 7.6 7.6 7.5 7.2
月刊誌
週刊誌
書籍
(億冊)
(年)出所:『白書出版産業
2010』
20
25
30
35
40
45
39.4
39.437.7
38.836.7
38.7
38.239.4
40.1
40.6
28.929.429.43131.732.9
34.535.236.536.2
雑誌・書籍の返品率
書籍雑誌
%
年
出所:出版科学研究所『 2010出版指標年表』
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
0
200,000
400,000
600,000
800,000
1,000,000
1,200,000
1,400,000
1,600,000
1,800,000
1,655,258
1,628,944
1,619,201
1,624,879
1,603,619
1,596,433
1,501,878
1,467,849
1,426,829
1,401,681
490,079
489,276
463,831
447,091
439,171
425,326
382,217
354,654312,413285,984
0 0 0 0 0 093200 101200 113400 128500
出版販売ルート別の推定販売額
書店 コンビニ インターネット 駅売店 生協 スタンド 割賦
万
※『 2011 出版物販売額の実態』
主要出版会社の売上高(2010年)の前年比
小学館
講談社
集英社
7.7%
7.9%
2.1%
出版業界の危機
出版社の儲けのしくみ
出版社
著者
印税
原稿
写真
支払
カメラマン
デザイン会社
編集プロダクショ
ン
編集
支払
電子書籍端末アップル「 i Pad
2」
Amazon「 Kindle
DX」
SHARP「GALAPA
GOS」
SONY「 Read
er」
2010年度 2011年度予測 2012年度予測 2013年度予測 2014年度予測 2015年度予測0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
2200
2400
電子出版の市場規模の予測( 2010年度~ 2015年度)
電子雑誌市場規模電子書籍市場規模
(億円)
電子書籍の市場
拡大
(出所 )株式会社インプレスR&D
メリット
•コスト削減•在庫切れがない
•持ち運びが楽•いつでも 購入可能
デメリット
•流通制度の崩壊
•著者が独自に電子出版
•読者に抵抗感がある
著者
出版会社
印刷会社
取り次ぎ会社
流通会社
書店
読者
通常
電子書籍の場合
著者 読者電子取次
(amazon,sonyなど )
2-1 出版業界の構造的問題
2-2 外的要因
第 2章 「電子書籍元年」は嘘?
2-1 出版業界の 構造的問題
特殊な出版業界の制度
再販売価格維持制度
委託販売制度
出版社が小売価格を決定する。
書店は売れ残りを自由に返品できる。
特殊な出版業界の制度
再販売価格維持制度
委託販売制度
出版社が小売価格を決定する。
書店は売れ残りを自由に返品できる。
出版社と取次が自分たちの……
売りたい本を
売りたい価格で
売りたいだけ
書店に送りつけることが できるシステム。
41%書店から返品される本
41%書店か ら返品さ れる本
29.2%
19.2%
36.2%
40.6%
本
雑誌
1955 1973 1991 2009
ずっと前から徐々に高まる返品率
出版社
取次
書店
新刊新刊 新刊新刊
出版社 取
次書店
売れ残り売れ残り
返金返金
お 金 が な い …
返品返品
出版社
取次
書店
新刊新刊 新刊新刊
出版社
取次
書店
新刊新刊 新刊新刊
現在の出版業界の構造は、市場成長を前提とした
自転車操業的 過剰生産
9596979899 0 1 2 3 4 5 6 7 8 90
20000
40000
60000
80000
100000
新刊発行点数
売る本増やすも利益率は低迷
6.6%
5%
2.6%2.6%
3.5%3.5%
出版系 300 社の経常利益率
紙書籍市場だけでは
持続不可能 !?
2. 外的要因
日本語にも対応した世界標準規格、 EPUB3.0
Google, Apple, Adobe,Sony などが採用しているデファクトスタンダード
今までは実装していなかった日本語特有の表現(ルビ、縦書き、傍点など)が可能に。
国主導の書籍電子化事業
国立国会図書館による電子書籍事業。
納本制度を援用し、電子書籍についても適用予定。
利用者への配信事業を視野に、現在電子化中。
Amazon の本格的参入
世界最大の電子書籍プラットフォーム。
垂直統合型の電子書籍端末
現在、出版社( 130 社)と交渉中。年内のスタートを目指す。
第 3章 提言
提言
「出版業界は電子書籍の本格導入を視野に入れて、変革を推し進めるべき」
「電子書籍は普及させるべき。“文字文化”を高める大きな可能性を秘めている」
1 つ目の提言
1. 宣伝目的の普及にとどめず、コンテンツの充実を最優先に。
→ユーザーの確保2. Amazonや Appleに電子書籍市場の土壌
は作ってもらう。(権利配分など)
(今までの電子書籍は・・・)
宣伝効果での使用が多かった。→実際効果あり(「 Free」は 10,000冊を無料で配布したところその後に 1,000,000冊売れた)
(コンテンツが不十分)
Sony( Reader):
27087冊(書籍+コミック) ( 9月末現在)
(一方、 Amazon は…)
約950,000 冊でアメリカにおいて紙を凌駕
コンテンツ不足がユーザーを躊躇させている
( Amazon の要求に関して)
(なじみ深い、この画面)
提言
「出版業界は電子書籍の本格導入を視野に入れて、変革を推し進めるべき」
「電子書籍は普及させるべき。“文字文化”を高める大きな可能性を秘めている」
( 2 つ目に関して)
1. 出版業界の競争促進。
2. インターネットでの 活字との差別化。
(活性化の可能性)
小学館
世界文化社
中央公論新社
三笠書房
岩波書店
秋田書店
主婦の友社
集英社
朝日新聞出版
マガジンハウス
白泉社
光文社
幻冬舎
挟桑社
角川HD
文藝春秋
ぎょうせい
講談社
宝島社
新潮社
And so on …
(良質な活字の再興へ)
出版業界は「活字文化」を守る 「血のゲートキーパー」
出版業界の活性化は 「活字文化」の維持につながる。
(最後に・・・)
出版業界は「ゼロから」
活字文化と向き合うべきなのでは?
(「読書」は廃れない)
「ニコニコ動画」の電子書籍部門参入 「読書メーター」の流行
新たな動きは始まっている。
出版業界よ、変革せよ。
参考文献・ URL
•業界動向リサーチ http://gyokai-search.com/•歌田明弘『電子書籍の時代は本当に来るのか』ちくま新書、2010年•山田 順 『出版大崩壊 電子書籍の罠』文春新書、 2011年•佐々木俊尚『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』ディスカバー・トゥエンティワン、 2010年•インプレス R&D http://www.impressrd.jp/•eBook USER http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/23/news004_2.html• アマゾンの条件は、本当に出版社に酷なのか?http://matome.naver.jp/odai/2131994687761178701
御清聴、
ありがとうございまし
た。