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Oracle Trace File Analyzer(TFA)クラウド向けの診断
12.2.1.3.0
免責条項
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下記事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。マテリアルやコード、機能の提供をコミットメント(確約)するものではなく、購買を決定する際の判断材料になさらないで下さい。オラクルの製品に関して記載されている機能の開発、リリース、および時期については、弊社の裁量により決定されます。
単一インタフェースを通したリアルタイムのヘルス監視、障害検出と診断が容易
分散された診断収集をセキュアに統合
可用性が常に確保されるため、問題解決に必要な機能をいつでも利用可能
機械学習を活用して、機能低下を自律的に検出することによるオーバーヘッド削減
TFAを選ぶ理由
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自律型の使用
Oracle Grid InfrastructureおよびDatabase
Oracle Support
TFA
1TFAが障害を検出する
2診断が収集される
3 分散した診断が統合され、パッケージ化される
4障害の通知が送信される
5 診断収集がOracle Supportにアップロードされ、根本原因の分析と解決が行われる
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オンデマンドでの使用
Oracle Grid InfrastructureおよびDatabase
Oracle Support
TFA
5
Oracle Supportに診断収集をアップロード
2リアルタイムのステータス・サマリー
3DBツールによる診断
4 診断の収集を実行
1 必要な操作をオンデマンドでリクエスト
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コマンド・インタフェースメニュー
1. メニュー・ナビゲーションのオプションを選択し、実行するコマンドを選ぶ
コマンドライン
• コマンドラインですべてのコマンド・オプションを指定する
tfactl
シェル
1. コンテキストを設定し、変更する
2. シェル内からコマンドを実行する
tfactltfaclt > database MyDBMyDB tfactl > oratop
tfactl menu
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• 機密データを隠したい場合– ホスト名– IPアドレス– その他
• mask_strings.xmlを作成– ディレクトリはtfa_home/resources– 使いたいすべての代替データを定義
データの改訂mask_strings.xml
WidgetNode1Node1
192.168.5.1Node1-IP
WidgetNode2Node2
192.168.5.2Node2-IP
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• ユーザー・アクセスを有効/無効にする
ユーザー・アクセスの構成
ユーザーとグループにはデフォルトでtfactlへのアクセス権限がある
tfactl access add –user [-local]
• 一部ユーザーまたは全員の削除tfactl access remove –user [-local]tfactl access removeall [-local]
-localを使用してローカル・ノードに限定されている場合を除き、すべてのコマンドはクラスタ全体が対象となる
• デフォルトのアクセスにリセットするtfactl access reset
tfactl access enable tfactl access disable
• ユーザー・アクセスをリストにする
tfactl access lsusers
• ユーザーを追加する
TFA
Gridホーム・オーナー
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DBホーム・オーナー その他全員
電子メール通知アドレスの設定
tfactl set [email protected]
tfactl set notificationAddress=oracle:[email protected]
• 障害が検出されたときにTFAで
電子メール通知を送信できる
• 問題が検出されたら必ず電子メール通知を送
信するように設定するには:
• 特定のORACLE_HOME限定で電子メール通知を設定するには(OSオーナーを含める):
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オンデマンドでの使用
Oracle Grid InfrastructureおよびDatabase
Oracle Support
TFA
5
Oracle Supportに診断収集をアップロード
2リアルタイムのステータス・サマリー
3DBツールによる診断
4 診断の収集を実行
1 必要な操作をオンデマンドでリクエスト
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リアルタイムのステータス・サマリー
tfactl summary
オプションを選択してドリルダウン
Databaseの全コンポーネントの大要
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リアルタイムのステータス・サマリー - ドリルダウン
ドリルダウンして、検出された問題のリアルタイムの分析および詳細情報を表示
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オンデマンドでの使用
Oracle Grid InfrastructureおよびDatabase
Oracle Support
TFA
5
Oracle Supportに診断収集をアップロード
2リアルタイムのステータス・サマリー
3DBツールによる診断
4 診断の収集を実行
1 必要な操作をオンデマンドでリクエスト
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ログの調査とエラーの検出• 最近の重要なログ・エントリをすべて分析: • 最近のログ・エントリを検索:
tfactl analyze –last 1d tfactl analyze -search “ora-006" -last 8h
“ora-00600”を検索
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付属のツールを使用した分析の実行
すべてのツールがGrid InfrastructureまたはDatabaseのインストールに含まれるわけではありません。全ツール・コレクションを取得するには、1513912.1からダウンロードしてください。
ツール 説明
orachkまたはexachk
OracleスタックのヘルスをチェックするOracle Trace File Analyzerが以下のいずれかをインストールする• エンジニアド・システムの場合はOracle EXAchk。
詳しくは1070954.1のドキュメントを参照または• 非エンジニアド・システムの場合はOracle ORAchk。詳しくは
1268927.2のドキュメントを参照oswatcher OSメトリックを収集してアーカイブする。インスタンスまたはノード・エビクションと
パフォーマンスの問題に役立つ。詳しくは301137.1のドキュメントを参照
procwatcher データベース・パフォーマンスの診断を自動化し、セッション・レベルのハング情報を取得する。詳しくは459694.1のドキュメントを参照
oratop ほぼリアルタイムでデータベースを監視する。詳しくは1500864.1のドキュメントを参照
alertsummary すべてのノードから、1つまたは複数のデータベース、またはASMアラート・ファイルのイベントに関するサマリーを作成する
ls すべてのノードを対象に、指定したファイル名パターンで、TFAが認識しているすべてのファイルをリストにする
pstack すべてのノードを対象に、指定したプロセスのプロセス・スタックを生成する
ツール 説明
grep 指定したデータベースおよびファイル名パターンで、検索文字列に基づいてアラートまたはトレース・ファイルを検索する
summary 構成のおおまかな内容を表示する
vi viエディタで、指定したデータベースおよびファイル名パターンを確認できるように、アラートまたはトレース・ファイルを開く
tail 指定したデータベースおよびファイル名パターンで、アラートまたはトレース・ファイルでtailを実行する
param 指定したパターンに一致するすべてのデータベースとOSパラメータを表示する
dbglevel 1つのコマンドで複数のCRSトレース・レベルを設定または設定解除する
history tfactlシェルのシェル履歴を表示する
changes 指定した期間内でのシステムのセットアップで発生した変更をレポートする。データベース・パラメータ、OSパラメータ、適用されたパッチなどを含む
calog クラスタ・イベント・ログの主要なイベントをレポートする
events ログにある警告とエラーをレポートする
managelogs ディスク領域の使用率を表示し、ADRログとトレース・ファイルを消去する
ps プロセスを検索する
triage oswatcher/exawatcherのデータの概要を示す
インストール済みのツールを確認するには: tfactl toolstatus
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https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1513912.1&parent=slides&sourceId=TFAoverviewhttps://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1070954.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1268927.2https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=301137.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=459694.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1500864.1
Oracleスタックのヘルス・チェック• エンジニアド・システムの場合はOracle EXAchk• その他すべての場合はOracle ORAchk• スタックのレイヤー全体で、影響力の高い問題を事前予防的にスキャンする
• 既存の問題のうち、リスクとなっているのは何かを調査および分析する方法を簡素化し、合理化する
• 環境内で実行されているツールを軽量化する。オラクルへの構成データの送信は不要
• システム・ヘルスのリスクの概要をレポートし、特定の問題をドリルダウンして解決策を知ることができる
• 問題を検出したときに電子メール通知を送信するように構成できる
• Application Express Webアプリに付属するCollection Managerにより、エンタープライズ全体の収集を単一のダッシュボード・ビューから確認できる
ORAchkとEXAchk(サポート・ツールのバンドル)
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OS Watcher(サポート・ツールのバンドル)
OSメトリックの収集とアーカイブ
• 一定間隔で標準のUNIXユーティリティ(vmstat、iostat、psなど)を実行する
• ビルトインされた分析機能により、収集したメトリックを要約、グラフ化、レポートできる
• ノードの再起動とパフォーマンスの問題について出力が必要• インストールが簡単、非常に軽量• すべてプラットフォームで稼働(Windowsを除く)• MOS Note:301137.1 - OS Watcher Users Guide
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https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=301137.1
Procwatcher(サポート・ツールのバンドル)
データベース・プロセスの監視と精査
• シングル・インスタンスとReal Application Clusters(RAC)• どの問題の処理においても、session wait、lock、latchレポートとコール・スタックを生成する
• OracleツールとOSデバッガを使用して、特定のプロセスのスタック・トレースを収集できる
• 通常、パフォーマンス関連の問題でのSRによる解決を減らせる• すべての主要なUNIXプラットフォームで稼働• MOS Note: 459694.1 – Procwatcher Install Guide
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https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=459694.1
oratop(サポート・ツールのバンドル)
ほぼリアルタイムでのデータベースの監視
• シングル・インスタンスとRAC• 現在のデータベースの動作を監視• データベースのパフォーマンス• 競合とボトルネックの特定
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分析• 各ツールはシェル・モードでtfactlを使用して実行可能
• でtfactlシェルを開始
• ツール名 でツールを実行
1. 必要な場合はdatabase でコンテキストを設定
2. ツールを実行
3. databaseでコンテキストをクリア
tfactl
tfactl > database MyDB
MyDB tfactl > database
tfactl > orachk
MyDB tfactl > oratop
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データベース・ログの自動消去• TFAでデータベース・ログを自動で消去できる
– デフォルトでは無効– ドメイン・サービス・クラスタ(DSC)は例外で、デフォルトで有効
• 自動消去のオンとオフの切り替え:
- 構成を変更するには:
tfactl set manageLogsAutoPurge=
• 30日を超過したログは削除される- 構成を変更するには:tfactl set manageLogsAutoPurgePolicyAge=
• 60分ごとに消去が実行されるtfactl set manageLogsAutoPurgeInterval=
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データベース・ログの手動消去• TFAでADRログとトレース・ファイルを管理できる
– 各診断先についてディスク領域の使用状況を表示
– 診断の場所や古さに基づいて以下のファイル・タイプを消去:
• "ALERT“、"INCIDENT“、"TRACE“、"CDUMP“、"HM“、"UTSCDMP“、"LOG“tfactl managelogs
ADRホーム・オーナーとして実行します。そのため、このオーナーが削除権限を持っているファイルのみ消去できます。
オプション 説明
–show usage Grid Infrastructureログとデータベース・ログの両方の診断ディレクトリごとに、ディスク領域の使用状況を表示する
-show variation –older ディレクトリごとのディスク領域の拡大を決定するのに使用する
ディレクトリごとに指定された期間で、ディスクの使用状況のバリエーションを表示する
-purge –older GI_BASEディレクトリにある、指定された時刻より古いすべてのADRファイルを削除する
–gi GI_BASEにある診断ファイルのみにコマンドの対象を制限する
–database [all | dbname] データベース・ディレクトリにある診断ファイルのみにコマンドの対象を制限する。デフォルトではすべてが対象だが、データベース名を指定することもできる
-dryrun –purgeと一緒に使用して、purgeコマンドを使用した場合に影響を受けるファイルの数と、解放されるディスク領域を予測する
ファイル数が多い場合は
しばらく時間がかかる場合があります。
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データベース・ログの手動消去
tfactl managelogs –show usage tfactl managelogs –show variation –older
Grid Infrastructureのみを表示させる
場合は-giを使用
データベースのみを表示させ
る場合は–databaseを使用
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データベース・ログの手動消去tfactl managelogs –purge –older ntfactl managelogs –purge –older n -dryrun
“what if”には-dryrunを使用
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ディスク使用状況のスナップショット• TFAはディスクの使用状況を追跡し、スナップショットを以下に記録:
– tfa/repository/suptools//managelogs/usage_snapshot/
• スナップショットの取得は60分ごと。以下で変更可能:
• ディスク監視機能はデフォルトで有効。以下で変更可能:
tfactl set diskUsageMonInterval=
tfactl set diskUsageMon=
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トレース・レベルの変更
• 問題を再現するため、Oracle Supportにより、特定のトレース・レベルを有効にするように求められる場合がある
• TFAでは1つのコマンドで適切なトレース・レベルを有効にしたり無効にしたりできるため、上記の要求に簡単に
対応できる
• 必要なトレース・レベルの設定はすべて、問題特有のプロファイルに整理される
• 関連するプロファイルのトレース・ログの記録を有効にするには:
tfactl dbglevel –set
• 現在、プロファイルを利用できるのはOracle Clusterwareのみです。Databaseプロファイルは近日リリース予定です。
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オンデマンドでの使用
Oracle Grid InfrastructureおよびDatabase
Oracle Support
TFA
5
Oracle Supportに診断収集をアップロード
2リアルタイムのステータス・サマリー
3DBツールによる診断
4 診断の収集を実行
1 必要な操作をオンデマンドでリクエスト
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コマンド1つでSRDC• 問題の種類によっては、Oracle
SupportからService Request Data Collection(SRDC)の実行を依頼されることがある
• 以前は以下の作業が必要になる場合があった:
• 多数のさまざまなサポート・ドキュメントを読む
• 多数のさまざまなタスクからの出力を収集する
• さまざまな診断を数多く収集する
• パッケージにしてアップロードする
• 現在は以下を実行するのみ:
tfactl diagcollect -srdc -sr
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My Oracle Supportにアップロードされた収集
収集の最後にファイルがSRに自動アップロードされる
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ウォレットあり: ウォレットなし:
任意のファイルのアップロード
tfactl upload -wallet -sr tfactl upload -user -sr
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いっそう高速で簡単なSRデータ・コレクションtfactl diagcollect –srdc -sr
問題の種類 SRDC
ORAエラー
•••••••
O R A - 0 0 0 2 0O R A - 0 0 0 6 0O R A - 0 0 6 0 0O R A - 0 0 7 0 0O R A - 0 1 5 5 5O R A - 0 1 6 2 8ORA-04030
••••••
O R A - 0 4 0 3 1O R A - 0 7 4 4 5O R A - 2 7 3 0 0O R A - 2 7 3 0 1O R A - 2 7 3 0 2ORA-30036
その他の内部データベース・エラー • internalerror
データベースのパフォーマンス • dbperf
データベースへのパッチ適用• dbpatchinstall• dbpatchconflict
データベースのリソース • dbunixresources
XDBインストールまたは無効なオブジェクト
• dbxdb
データベースのインストール/アップグレード
• dbinstall• dbupgrade• dbpreupgrade
問題の種類 SRDC
データベース記憶域 • asm
過剰なSYSAUX領域が自動ワークロード・リポジトリ(AWR)により使用されている
• dbawrspace
データベースの起動/シャットダウン • dbshutdown• dbstartup
Data Guard • dbdataguard
Oracle Enterprise Managerの表領域使用のメトリック • emtbsmetrics
Enterprise Managerの汎用メトリック・ページまたはしきい値の問題 - 3つすべてのSRDCを実行
• emdebugon• emdebugoff
• emmetricalert
Enterprise Managerのターゲットの検出/追加
• emcliadd• emclusdisc• emdbsys• emgendisc• emprocdisc
Enterprise Manager OMSの再起動 • emrestartoms
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1. IPSパッケージ2. パッチのリスト3. AWRレポート4. メモリ情報5. RDA
1. ADDMレポート2. 正常な期間と問題発生期間のAWR3. AWR期間比較レポート4. 正常な期間と問題発生期間のASHレポート5. OS Watcher
6. IPSパッケージ(問題発生期間にエラーがある場合)
7. ORAchk(パフォーマンス関連のチェック)
コマンド1つでSRDC - 収集対象の例ORA-04031: データベース・ パフォーマンス
tfactl diagcollect –srdc ORA-04031 tfactl diagcollect –srdc dbperf
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手動でのデータ収集 VS コマンド1つでSRDC
1. ADDMを生成する(ドキュメント1680075.1参照)
2. “正常”な期間と“問題発生”期間を特定し、AWRを収集する(ドキュメント1903158.1参照)
3. “正常”な期間と“問題発生”期間を使用してAWR比較レポート(awrddrpt.sql)を生成する
4. “正常”な期間と“問題発生”期間のASHレポートを生成する(ドキュメント1903145.1参照)
5. OSWatcherデータを収集する(ドキュメント301137.1参照)
6. “問題発生”期間にエラーがある場合はalert.logを確認する
7. “問題発生”期間に生成されたトレース・ファイルを探す
8. 上記のすべてのファイル/出力を照合してSRにアップロードする
手動でのデータ収集 TFA SRDC
1. 次のコマンドを実行する
2. 結果のZIPファイルをSRにアップロードする
tfactl diagcollect –srdc dbperf
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https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1680075.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1903158.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1903145.1https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=301137.1
1. イベントの日付/時刻とデータベース名にデフォルト値を入力する
2. システムをスキャンして、システムの最近のイベント10件を特定する(例はORA600)
3. 関連のイベントを選択すると、診断収集が進行する
コマンド1つでSRDC
tfactl diagcollect –srdc
4. 必要なすべてのファイルが特定される
5. 必要に応じてトリムされる
6. ZIP形式でパッケージ化してサポートに送信できるようにする
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インタラクティブ・モード
tfactl diagcollect –srdc -database -for
1. コマンド内でパラメータ(日付/時刻、DB名)が指定される
2. その他の情報を求められることはない
3. 必要なファイルがすべて特定される
4. 必要に応じてトリムされる
5. ZIP形式でパッケージ化してサポートに送信できるようにする
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コマンド1つでSRDCサイレント・モード
デフォルトの収集• 問題に関するSRDCがない
場合は、デフォルトの診断収集を実行する
tfactl diagcollect
• 過去12時間に更新されたすべての重要なログ・ファイルをトリムして収集する
• repositoryディレクトリに収集が格納される
• 診断収集のタイムフレームは
–last h|dで変更可能
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時間
カスタム収集オプション
オプション 説明
-last 過去n時間またはn日分を収集する
-from “” 指定した日付(オプションで時刻)以降を収集する
有効な日付/時刻の形式:"Mon/dd/yyyy hh:mm:ss"
または"yyyy-mm-dd hh:mm:ss“または"yyyy-mm-ddThh:mm:ss“または"yyyy-mm-dd "
オプション 説明
–from "yyyy-mm-dd"
-to "yyyy-mm-dd"
指定した日付(オプションで時刻)までを収集する
有効な日付/時刻の形式:
"Mon/dd/yyyy hh:mm:ss"または"yyyy-mm-dd hh:mm:ss“または"yyyy-mm-ddThh:mm:ss“または"yyyy-mm-dd"
-for “yyyy-mm-dd” 指定した日付で収集する有効な日付の形式:
"Mon/dd/yyyy"
または"yyyy-mm-dd"
tfactl diagcollect
Copyright © 2017, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved. | 37
ノード、データベースおよびコンポーネント
カスタム収集オプション
オプション 説明
-node カンマ区切りでリストにされたノードに収集を限定する
-database カンマ区切りでリストにされたデータベースに収集を限定する
-asm ASMログを収集する
-crsclient GIBASE/diag/clientsにあるクライアント・ログを収集する
-dbclient DB ORABASE/diag/clientsにあるクライアント・ログを収集する
-dbwlm DBWLMログを収集する
-tns TNSログを収集する
-rhp RHPログを収集する
-procinfo すべてのプロセスで/procからGathers stackおよびfdを収集する
-afd AFDログを収集する
-crs CRSログを収集する
-wls WLSログを収集する
オプション 説明
-emagent EMAGENTログを収集する
-oms OMSログを収集する
-ocm OCMログを収集する
-emplugins EMPLUGINSログを収集する
-em EMログを収集する
-acfs ACFSログとデータを収集する
-install Oracleインストール関連ファイルを収集する
-cfgtools CFGTOOLSログを収集する
-os /var/log/messagesなどのOSファイルを収集する
-ashhtml 生成されたASHのHTMLレポートを収集する
-ashtext 生成されたASHのテキスト・レポートを収集する
-awrhtml AWRHTMLログを収集する(–databaseオプションも必要)
tfactl diagcollect
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その他
カスタム収集オプション
オプション 説明
-collectdir カンマ区切りのディレクトリ・リストで指定されたファイルを収集する。指定の時間内(デフォルトで12時間)に更新されたファイルのみが収集される。
-tag 特定のタグの値を使用し、リポジトリ内部でカスタム・ディレクトリ名を使用する収集を格納する
-z 指定した値を収集のZIP名に追加する
-nocopy 開始ノードにZIPファイルをコピーしなおせないようにする
-notrim ファイルをトリムできないようにする
-silent バックグラウンド・プロセスとして収集を開始する。そのため、出力がコンソールに返されない
-nocores コア・ファイルを収集しない
tfactl diagcollect
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• TFAがIPSを呼び出し、クエリーを実行して
これらのパッケージを収集する
シンプルなIPS(インシデント・パッケージング・サービス)のインタフェース• データベースのインシデントはADR(自動診断リポジトリ)に格納される
• IPSがこれらのインシデントに関する詳細情報をパッケージにし、後で診断できるようにする
コマンド 説明
tfactl ips IPSを呼び出す
tfactl ips show incidents すべてのIPSインシデントを表示する
tfactl ips show problems すべてのIPSの問題を表示する
tfactl ips show package すべてのIPSのパッケージを表示する
tfactl diagcollect -ips –help 利用可能なすべての診断収集IPSオプションを表示する
tfactl diagcollect –ips プロンプトに続いてIPS収集を実行する
tfactl diagcollect -ips -adrbasepath -adrhomepath
サイレント・モードでIPS収集を実行する
tfactl diagcollect -ips -incident 特定のインシデントIDに関するADRの詳細を収集する
tfactl diagcollect -ips -problem 特定の問題IDに関するADRの詳細を収集する
tfactl ips
または
tfactl diagcollect –ips
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インシデントの表示• ADRに記録されたインシデン
トの詳細を表示する
tfactl ips show incidents
• インシデントID• 問題キー• 作成時刻
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問題の表示• ADRに記録された問題の詳
細を表示する
tfactl ips show problems
• 問題ID• 問題キー• 最新のインシデント• 最新のインシデント
の時刻
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パッケージの表示• ADRに記録されたパッケー
ジの詳細を表示する
tfactl ips show package
パッケージのリストと
各パッケージの詳細
Copyright © 2017, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved. | 43
パッケージの収集
tfactl diagcollect -ips
ADRホームの選択
パッケージの生成
残りの収集
収集結果のZIP
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メンテナンス• オプション1
– 標準のPSUを適用することで、TFAを自動更新する
– PSUにはサポート・ツールのバンドルの更新は含まれない
• オプション2– 最新のTFAとサポート・ツールのバンドルで更新するには、1513912.1を参照
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https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1513912.1
免責条項
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前述の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。マテリアルやコード、機能の提供をコミットメント(確約)するものではなく、購買を決定する際の判断材料になさらないで下さい。オラクルの製品に関して記載されている機能の開発、リリース、および時期については、弊社の裁量により決定されます。
スライド番号 1免責条項TFAを選ぶ理由自律型の使用オンデマンドでの使用コマンド・インタフェースデータの改訂ユーザー・アクセスの構成ユーザーとグループにはデフォルトでtfactlへのアクセス権限がある電子メール通知アドレスの設定オンデマンドでの使用リアルタイムのステータス・サマリーリアルタイムのステータス・サマリー - ドリルダウンオンデマンドでの使用ログの調査とエラーの検出付属のツールを使用した分析の実行ORAchkとEXAchk(サポート・ツールのバンドル)OS Watcher(サポート・ツールのバンドル)Procwatcher(サポート・ツールのバンドル)oratop(サポート・ツールのバンドル)分析データベース・ログの自動消去データベース・ログの手動消去データベース・ログの手動消去データベース・ログの手動消去ディスク使用状況のスナップショットトレース・レベルの変更オンデマンドでの使用コマンド1つでSRDCMy Oracle Supportにアップロードされた収集任意のファイルのアップロードいっそう高速で簡単なSRデータ・コレクションコマンド1つでSRDC - 収集対象の例手動でのデータ収集 VS コマンド1つでSRDCコマンド1つでSRDCコマンド1つでSRDCサイレント・モードデフォルトの収集カスタム収集オプションカスタム収集オプションカスタム収集オプションシンプルなIPS(インシデント・パッケージング・サービス)のインタフェースインシデントの表示問題の表示パッケージの表示パッケージの収集メンテナンス免責条項スライド番号 47