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2020 年 7 月 6 日
「ドローンによる屋根調査及び浸水リスク調査」の提供開始
SOMPOリスクマネジメント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桜井 淳一、
以下「SOMPOリスク」)は、SOMPOグループでの保険事故や広域災害時におけるドロー
ン調査等の経験を活かし、ドローンを活用したコンサルティング事業を開始します。第一弾
メニューとして、 7 月 6 日から「ドローンによる屋根調査及び浸水リスク調査」(以下「本
サービス」)の提供を開始します。
1. 背景
一般的に高所や屋根等の点検は足場の準備、高所作業による作業者の安全確保等により、多
額の費用や時間を要します。このため、適時の点検が行えず、屋根の浮き等の発見が遅れ、風
災(屋根のめくれ)や風災による水濡れ損害(めくれた箇所から雨水の浸入)につながること
が少なくありません。また、平坦に見える敷地でも、実際には高低差があり、浸水リスクの高
い場所を事前に把握するためには、微細な地形を把握する必要があります。
このようなリスクについて、SOMPOリスクでは、熟練オペレーターと構造設計一級建築
士を中心にしたドローン調査チームを立ち上げ、本サービスの提供を開始することとしました。
2. 本サービスの概要
( 1)内容
今後発生のおそれがある台風等による風水災に備えて、建屋 (例えば、工場や倉庫等 )の屋根
及び敷地の浸水リスクについてドローンを用いて調査いたします。
(主なサービスメニュー)
① 屋根調査
② 浸水リスク調査
③ オプション1:3D浸水アニメーション
オプション2:ドローンリモートライブ調査(調査状況をリアルタイムかつ高画質で
リモート共有) ※要相談 <別紙(1)参照>
( 2)特長
① 屋根等の点検に必要な仮設の足場等が不要であるため、比較的容易かつ広範囲の調査が
可能となり、早期に修理等が必要な箇所をスクリーニングすることが可能です。
② ドローンで撮影した画像を3次元処理することで、敷地内の詳細の地形データを得る
ことができ、敷地内の浸水しやすいウィークポイントを見つけることができます。
③ 調査結果を写真や動画で保存し、前回の調査結果と比較することで、経年の変化を確
認することができます。また、万が一、損害が発生した場合に平時の調査結果を参照
することで迅速な確認が可能となります。
④ 豊富な経験と知識を有した熟練者が、ドローンを操縦します。<別紙(2)参照>
総 合 企 画 部 160- 0023 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 1- 24- 1 Te l : 03- 3349- 5102 h t t p ://w w w. sompo -r c. co. jp
( 3)費用・期間( * 1)
【 1】費用
60 万円(税抜)~ 【オプション1: 25 万円(税抜)】
【オプション2:要相談】
【 2】期間
約 2.5 か月~
*1 調査対象規模や支援内容により異なります。
3. 受注目標
年間 20 件、約 1,200 万円の受注を目指します。
4. 今後の展開
SOMPOリスクは、ドローンを用いた本サービスを通じ、企業や地方自治体の支援に取り組
み、皆さまの安心安全活動に貢献してまいります。
SOMPOリスクマネジメントについて
S O M P O リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト 株 式 会 社 は 、 損 害 保 険 ジ ャ パ ン 株 式 会 社 を 中 核 と す る S O M P O ホ ー ル
ディ ングスのグループ会社です。「リスクマネジメント事業」「サイバーセキュリティ事業」を展開し、全社的
リスクマネジメント(ERM)、事業継続(BCM・BCP)、サイバー攻撃対策などのソリューション・サービスを提供して
います。
サービス内容に関するお問い合わせ先
SOMPOリスクマネジメント株式会社 リスクマネジメント事業本部
事業開発部[担当:山本 匡、高橋]
〒 160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル
TEL: 03-3349-9853(直通)
報道機関の方からのお問い合わせ先
SOMPOリスクマネジメント株式会社
総合企画部[担当:野本]
〒 160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル
TEL: 03-3349-5102(直通)
以上
別紙1
(1)ドローンリモートライブ調査(調査状況をリアルタイムかつ高画質でリモート共有)
ドローンを用いた調査状況の映像データをリアルタイムで別拠点にて共有した上で、お客さま
とコミュニケーションをとり、意見交換をしながら調査内容の説明を実施します。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
①現場はドローン操縦者+補助者(SOMPOリスク)とお客さま施設の案内者で担い、撮
影映像はリアルタイムで伝送します。
②伝送された映像は、お客さまと評価者(SOMPOリスク)が本社等の事務所内で受信し
共有します。
③共有した映像を基に、お客さまと会話しながら現状説明と質問を受けます。
なお、本サービスの実施に当たっては、事前に通信状況等の確認が必要となります。現場の通
信状況等によっては実施できない可能性もありますので、あらかじめご了承願います。
(2)SOMPOリスクドローンオペレーターの紹介
操縦者名 高橋 良仁
保有資格 DJIインストラクター
陸上特殊無線技士
経 験
ドローン操縦歴:約 6 年
累計飛行時間: 600 時間超
累計飛行回数: 5,000 回超
活動状況
紹介
熊本地震不明者捜索に協力 東京消防庁や地方自治体との合同訓練参加
新宿区らと超高層ビル群での避難誘導実験
2018 年西日本豪雨や 2019 年台風 15 号の被災地調査
https: //www.youtube.com/watch?v=P1lbQvEcPUY
DJI Stor ies -「NEW GENERATION ANALYSIS 事故現場の視覚化」
ドローンによる屋根調査及び浸水リスク調査~ドローンで風水災に備えた調査をしませんか?~
SOMPOリスクマネジメント株式会社
●台風など熱帯低気圧の強さが増す可能性が指摘されている中、SOMPOリスクマネジメントでは、台風等による風水災に備え、建屋(例:工場、倉庫等)の屋根及び浸水リスクなどについて、熟練オペレーターと構造設計一級建築士を中心にしたドローンチームで調査を行います。
■ドローンを活用した風水災リスク調査 現状では、高所や屋根等の点検は困難です。点検を実施する場合でも、多額の費用や時間を要します。その結果,点検頻度が下がることで屋根の浮き等の発見が遅れ、風災(屋根のめくれ)や水災(めくれた箇所から雨水の浸入)につながります。
敷地内で浸水リスクの高い場所を把握するためには、微細な地形を把握する必要がありますが、容易には調査できません。その結果思わぬ場所での浸水被害の発生につながります。
ドローンで調査することでメリット1: 屋根等の点検に必要な仮設の足場等が不要であるため、比較的容易かつ広範囲
の調査が可能となり、早期に修理等が必要な箇所をスクリーニングすることが可能です。その結果、風水害による被害軽減への対策を行うことが可能です。
メリット2:ドローンで撮影した画像を3次元処理することで、敷地内の詳細の地形データを得ることが可能です。その結果、敷地内で浸水しやすいウィークポイントを見つけることができ、実効性の高い浸水対策を行うことが可能となります。
メリット3:調査結果を写真や動画で保存し、前回の調査結果と比較することで、経年の変化を確認することができます。また、万が一、損害が発生した場合に、平時の調査結果を参照することで迅速な確認が可能になります。
202007版
基本調査費用※(税抜)屋根調査・浸水リスク調査:60万円~ 【オプション】3D浸水アニメーション作成:25万円~※敷地面積約2万m2までの事業所の場合(条件を超える場合には別途お見積り)
【ご質問・問合せ先】SOMPOリスクマネジメント株式会社事業開発部 山本(匡)、高橋(良)電話 : 03-3349-9853
■調査報告書サンプル(イメージ)
■本調査について調査のご依頼
事前準備
現地調査の実施※
屋根劣化診断
報告書ご提出
1か月程度
1か月半程度
■ 調査対象拠点の選定■ 調査計画策定(飛行ルート、機材の選定 等)■ 行政機関への申請■ 図面等受領・確認■ 通常のメンテナンス状況等ヒアリング(シートご送付)
■ 半日程度ドローンの離発着場所をご提供ください(おおよそ3m×3m程度以上の平坦な場所、敷地全体が見通せることが望ましい)【当日の体制】責任者(1名)、屋根診断担当者(1名)、パイロット(1
名)、安全確保員(1~2名)
■ 現地調査結果に基づく診断の実施、報告書とりまとめ【成果品】 報告書電子データ、撮影画像データ
[オプション] 3D画像データ、3D浸水アニメーション
【留意事項】• 法規制等(航空法の規制、自治体条例等)によりドローンの飛行ができない場合には調査をお断りさせて頂く場合がございます。• 当日の気候、周辺の土地利用状況や敷地の形状により、ご要望どおりの撮影ができない場合がございます。• なお、本調査において得られた画像データは、全て貴社にご提供致します。ただし、現在SOMPOリスクマネジメント株式会社で開発中のAIを活用した建屋のリスク調査サービスの教師データとして活用させて頂く場合がございます。
《調査のポイント》 ドローンに搭載したカメラを通じて、部材の劣化(剥がれ・割れ)や、ボルトの錆や抜け折れ、雑草や枝葉の有無を確認!
ドローンで撮影した写真をもとに、屋根部材の劣化状況、詳細調査やメンテナンスの必要性を定性的に評価!
ドローンで撮影した複数の写真をデータ処理し、敷地内の詳細な高低がわかる図面を作成!
豪雨等で敷地内の低い場所から順番に浸水することを想定したシミュレーションを行い、敷地内のウィークポイントを明確化!
拠点A 拠点B
ドローン撮影映像
※ドローンリモートライブ調査(オプション)ドローンを用いた調査状況の映像データをリアルタイムで別拠点等で共有した上で、コミュニケーションをとりながらの調査。(通信状況等で実施できない可能性もあります。)