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スキー場及び索道の現況 平成27年3月16日 資料2-2

スキー場及び索道の現況 - mlit.go.jp1-1.調査概要と主な調査結果-2-「調査①スキー場の経営実態に関するアンケート調査」調査概要 調査目的

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  • スキー場及び索道の現況

    平成27年3月16日

    資料2-2

  • 1.調査①「スキー場の経営実態に関するアンケート調査」

    -1-

  • 1-1.調査概要と主な調査結果

    -2-

    「調査①スキー場の経営実態に関するアンケート調査」調査概要

    ■調査目的 : スキー場経営の実態を把握し、課題を抽出するとともに、活性化のための取組みの参考とすること。■調査方法 : 郵送調査(往信:郵送、返信:FAX)■調査対象 : 全国のスキー場517箇所/有効回収数161票(回答率31.1%)■調査期間 : 平成27年2月17日(火)~3月6日(金)■調査項目 : スキー場の概況/スキー場の課題認識/スキー場の取組み状況

    <主な調査結果>

    ◯地域分布は「北陸信越」28.6%、「東北」22.4%、「北海道」20.5%の順。経営形態は「民間」49.1%、「公営」24.8%、「第三セクター方式」14.9%。◯来場者数は、昨シーズン(2013-2014年)でみると、“1万人~5万人未満”が37.3%、“5万人~10万人未満”が18.0%、“10万人~20万人未満”が16.8%の順。“1万人未満”のスキー場も1割程度存在。来場者数の最近3年間の推移をみると、“5万人~10万人未満”がやや減少し、“1万人~5万人未満”がやや増加。◯昨シーズンの来場者内訳をみると、“スキー場のある都道府県内の日本人”が46.9%、“都道府県外の日本人”が47.2%で、日本人は合計94.1%。一方、海外客は、アジア系2.8%、西欧系2.3%、それ以外が0.8%で合計5.9%。◯都道府県内の来場者のみのスキー場が13%存在する。また、“80%以上が都道府県外”と誘客に成功しているスキー場は13.7%。◯海外からの来場者がゼロのスキー場が39.8%存在する。海外からの来場者が5%以上のスキー場は16.1%。◯売上金額は、昨シーズンでみると、“1,000万円~5,000万円未満”が22.4%、“1億円~5億円未満”が17.4%、“100万円~1,000万円未満”が16.1%となった。100万円に満たないスキー場も5.6%存在する。◯昨シーズンの売上金額の内訳をみると、飲食・宿泊は“100万円未満”が32.3%と多い一方で、“1億円~5億円未満”も8.1%存在。◯外国人スキー客の消費傾向は、“日本人よりも金額が小さい”は9.3%、“日本人と同程度”が21.6%である一方で、“日本人よりも金額が大きい”は39.2”に達し、18.6%は“日本人の2割以上”と、外国人来場客は日本人客よりも大きな消費金額を見込めることがうかがえる。◯来場客の特徴は、“日帰り客が多い”が85.1%、“子連れスキー客が多い”が60.2%が目立つ結果となった。◯スキー場や周辺地域の特徴は、“初心者・初級者向けコースが充実”、“雪質が優れている”、“料金が安い・割引や優待が充実”が上位。◯バックカントリーを滑ることに関し、「需要がある」と回答したスキー場は4分の1強程度(28.6%)で、6割弱は「需要がない」と回答。◯パウダースノーが「魅力になっている」と回答したスキー場は6割強(62.1%)。「魅力になっていない」と回答したスキー場は2割程度(21.8%)。◯経営課題として、「重要である」のスコアが高い項目は、“施設の老朽化対策”、“安全管理体制の整備・運用”、“人材の確保”、“新規参加(未経験者)の促進”等が上位。一方で、“人材の確保”は7割が「取り組んでいるが、成果が出ていない」と回答。また、インバウンド対応の“海外へのスキー場のPR・魅力発信”、“外国人客の受入環境整備”等は6割が取組自体ができていない状況。

  • 1-1.回答者属性

    ○地域分布は、北陸信越28.6%、東北22.4%、北海道20.5%の順となった。○経営形態は、民間49.1%、公営24.8%、第三セクター方式14.9%となった。

    -3-

    20.5

    22.4

    8.1

    28.6

    7.5

    4.3

    7.5

    0.0

    1.2

    0% 10% 20% 30% 40%

    北海道

    東北

    関東

    北陸信越

    中部

    近畿

    中国

    四国

    九州・沖縄

    スキー場の地域 【単一選択】

    [n=161]

    24.8%

    49.1%

    14.9%

    11.2%

    公営 民営 第三セクター方式 その他

    問1.スキー場の経営形態 【単一選択】

    [n=161]

    <その他>◯指定管理者◯一部公営、一部民営

    東北:青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県関東:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県北陸信越:新潟県 富山県 石川県 長野県中部:福井県 静岡県 愛知県 三重県近畿:滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県

  • 14.9%

    35.4%

    28.6%

    ~10ha未満 10~50ha未満 50ha以上

    問2.スキー場の総面積 【数量】

    [n=161]

    26.7%

    20.5%

    11.8%8.7%

    31.1%

    1基 2基 3基 4基 5基以上問2.スキー場のリフト数 【数量】

    [n=161]

    1-1.回答者属性

    ○スキー場のその他の属性データは以下の通り。

    -4-

    14.3%

    16.1%

    18.6%28.0%

    22.4%

    0.6%

    1~2本 3本 4~5本 6~9本 10本以上 不明

    問2.スキー場のコース数 【数量】

    [n=161]

    65.8%14.9%

    18.6%

    0.6%0台 1台~10台未満 10台以上 不明

    問3.人工降雪機の数 【数量】

    [n=161]

    1.2%

    33.5%

    47.2%

    17.4%

    0.6%0台 1台 2台~5台未満 5台以上 不明

    問3.圧雪車の数 【数量】

    [n=161]

    21.7

    30.4

    28.6

    12.4

    2.5

    4.3

    40.4

    36.0

    15.5

    3.1

    0.0

    5.0

    0% 10% 20% 30% 40% 50%

    ~500m未満

    500~1,000m未満

    1,000~1,500m未満

    1,500~2,000m未満

    2,000m以上

    不明

    最高標高

    最低標高

    問2.スキー場の標高 【数量】

    [n=161]

    (平均)7.89本

    (平均)4.03基

    (平均)60.43ha (平均)9.93台

    (平均)2.96台

  • 1-2.スキー場の来場者数(最近3年間)

    ○昨年度でみると、1万人~5万人未満が37.3%、5万人~10万人未満が18.0%、10万人~20万人未満が16.8%の順となった。1万人未満のスキー場も1割程度存在している。○3年間の推移をみると、5万人~10万人未満がやや減少し、1万人~5万人未満がやや増加している。

    -5-

    10.6

    32.3

    21.1

    18.0

    11.8

    6.2

    10.6

    32.3

    20.5

    16.8

    13.7

    6.2

    9.9

    37.3

    18.0

    16.8

    13.0

    5.0

    0% 10% 20% 30% 40%

    ~1万人未満

    1万人~5万人未満

    5万人~10万人未満

    10万人~20万人未満

    20万人以上

    不明

    2011-2012年

    2012-2013年

    2013-2014年

    問4.スキー場の来場者数 【数量】

    [n=161]

    2011-2012年 : 9.27万人

    2012-2013年 : 9.44万人2013-2014年 : 9.35万人

    (平均)

  • 46.9%

    47.2%

    2.8%2.3%

    0.8%

    日本人:都道府県内 日本人:都道府県外

    外国人:アジア系 外国人:西欧系

    外国人:それ以外

    問5.来場者の内訳 【数量】

    [n=153]

    39.8%

    38.5%

    16.1%

    5.6%

    0% ~5%未満 5%以上 不明問5.海外からの来場者が占める割合の分布

    [n=161]

    1-3.スキー場の来場者の内訳(2013-2014年シーズン)

    -6-

    13.0%

    14.9%

    25.5%

    26.7%

    13.7%

    6.2%

    0% ~10%未満 10%~50%未満50%~80%未満 80%以上 不明

    問5.都道府県外からの来場者が占める割合の分布

    [n=161]

    ○昨年度の来場者内訳をみると、都道府県内の日本人が46.9%、都道府県外の日本人が47.2%で、日本人は合計94.1%。海外客はアジア系2.8%、西欧系2.3%、それ以外が0.8%で合計5.9%。○都道府県内からの来場者のみのスキー場が13%存在。80%以上が都道府県外は13.7%。○海外からの来場者がゼロのスキー場が39.8%。5%以上のスキー場は16.1%。

  • 1-3.スキー場の来場者の内訳(2013-2014年シーズン)

    -7-

    ○来場者の内訳を来場客数別にみると、規模が大きくなるほど、県外比率及び海外比率が大きくなる傾向にある。○同様に、都道府県外からの来場者が占める割合、海外からの来場者が占める割合を来場客数別にみると、規模が大きくなるほど、それぞれの比率が大きくなる傾向にある。

    69.4

    67.7

    58.8

    53.3

    34.5

    30.5

    31.0

    39.1

    44.3

    55.5

    0.1

    0.7

    1.0

    1.6

    4.6

    0.0

    0.4

    0.8

    0.7

    4.1

    0.0

    0.2

    0.4

    0.2

    1.4

    ~1万人未満(n=16)

    1万人~5万人未満(n=60)

    5万人~10万人未満(n=29)

    10万人~20万人未満(n=27)

    20万人以上(n=21)

    0% 50% 100%

    日本人(都道府県内) 日本人(都道府県外)

    外国人(アジア系) 外国人(西欧系)

    外国人(それ以外)

    問5.来場者の内訳 【数量】

    81.3

    53.3

    24.1

    22.2

    9.5

    18.8

    33.3

    58.6

    48.1

    42.9

    0.0

    10.0

    13.8

    14.8

    38.1

    0.0

    3.3

    3.4

    14.8

    9.5

    ~1万人未満(n=16)

    1万人~5万人未満(n=60)

    5万人~10万人未満(n=29)

    10万人~20万人未満(n=27)

    20万人以上(n=21)

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    0% ~5%未満 5%以上 不明

    問5.海外からの来場者が占める割

    合の分布

    31.3

    16.7

    13.8

    3.7

    0.0

    18.8

    13.3

    13.8

    14.8

    14.3

    25.0

    30.0

    27.6

    22.2

    4.8

    18.8

    33.3

    13.8

    29.6

    33.3

    6.3

    3.3

    27.6

    14.8

    33.3

    0.0

    3.3

    3.4

    14.8

    14.3

    ~1万人未満(n=16)

    1万人~5万人未満(n=60)

    5万人~10万人未満(n=29)

    10万人~20万人未満(n=27)

    20万人以上(n=21)

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    0% ~10%未満10%~50%未満 50%~80%未満80%以上 不明

    問5.都道府県外からの来場者が占

    める割合の分布

  • 5.6

    16.8

    18.6

    9.3

    18.0

    8.1

    23.6

    5.6

    17.4

    19.9

    9.9

    16.8

    8.7

    21.7

    5.6

    16.1

    22.4

    8.7

    17.4

    8.7

    21.1

    0% 10% 20% 30%

    100万円未満

    100万円~1,000万円未満

    1,000万円~5,000万円未満

    5,000万円~1億円未満

    1億円~5億円未満

    5億円以上

    不明

    2011-2012年2012-2013年2013-2014年

    問6.売上金額(合計) 【数量】

    [n=161]

    1-4.スキー場の売上金額(最近3年間)

    -8-

    ○昨年度でみると、スキー場の売上金額は、1,000万円~5,000万円未満が22.4%、1億円~5億円未満が17.4%、100万円~1,000万円未満が16.1%となった。100万円に満たないスキー場も5.6%存在する。3年間の推移をみると、1,000万円~5,000万円未満がやや増加している。○昨年度の内訳をみると、飲食・宿泊は100万円未満が32.3%と多い一方で、1億円~5億円未満も8.1%存在している。

    6.2

    19.9

    24.2

    11.8

    12.4

    4.3

    21.1

    32.3

    10.6

    21.7

    1.2

    8.1

    3.7

    22.4

    37.3

    11.2

    16.8

    5.0

    7.5

    0.0

    22.4

    0% 10% 20% 30% 40%

    100万円未満

    100万円~1,000万円未満

    1,000万円~5,000万円未満

    5,000万円~1億円未満

    1億円~5億円未満

    5億円以上

    不明

    リフト収入

    飲食・宿泊その他

    問6.売上金額(2013-2014年シーズンの内訳別) 【数量】

    [n=161]

  • 9.3%

    21.6%

    20.6%18.6%

    29.9%

    ~100%未満 100% ~120%未満 120%以上 不明

    問7.外国人来場客の消費傾向

    [n=97]

    日本人より

    小さい日本人と同程度 日本人より大きい

    1-5.外国人来場客の消費傾向

    -9-

    ○日本人スキー客の消費金額を100%とした場合、外国人スキー客の消費金額をたずねた結果、「日本人よりも金額が小さい」(100%未満)が9.3%、「日本人と同程度」(100%)が21.6%、「日本人よりも金額が大きい」(100%超)が39.2%に達した。そのうち、「2割増以上」(120%以上)が18.6%と、外国人来場客はより大きな消費を見込めることがうかがえる。

  • 1-6.スキー場の来場客の特徴

    -10-

    ○スキー場の来場客の特徴は、「日帰り客が多い」85.1%、「子連れスキー客が多い」60.2%、「スキー場がある都道府県からの国内客が多い」が32.9%の順となった。

    85.1

    60.2

    32.9 30.4 26.7 21.7 21.1

    7.5 4.30%

    20%

    40%

    60%

    80%

    100%

    日帰り客が多い

    子連れスキー客が多い

    スキー場がある都道府県

    からの国内客が多い

    スキー場がある都道府県

    以外のエリアからの国内

    客が多い

    学生スキー客が多い

    教育旅行客が多い

    宿泊客が多い

    外国人スキー客が多い

    その他

    問8.スキー場の来場客の特徴 【複数選択】

    [n=161]

  • 1-7.スキー場や周辺地域の特徴

    -11-

    ○「初心者・初級者向けコースが充実」58.4%、「雪質が優れている」、「料金が安い・割引や優待が充実」52.2%、「中・上級者向けコースが充実」42.9%の順となった。

    58.452.2 52.2

    42.938.5 35.4 34.8 33.5 31.7 31.7

    24.2 22.4 19.3 18.011.2 9.3 7.5 6.8 5.0 4.3 5.0 1.2

    0%

    20%

    40%

    60%

    80%

    初心者・初級者向けコース

    が充実している

    雪質が優れている

    料金が安い・割引や優待が

    充実している

    中・上級者向けコースが充

    実している

    スキー教室等、教育プログ

    ラムが充実している

    スキー場周辺の温泉施設

    が充実している

    スタッフのサービスが充実

    している

    レンタル用品のサービスが

    充実している

    コース数多い・コースのバリ

    エーションが多い

    家族客が過ごしやすい設

    備・サービスが整っている

    都市部からのアクセスが良

    宿泊施設が充実している

    飲食サービスが充実してい

    空港やインターチェンジか

    らのアクセスが充実して…

    スキー場周辺の歴史・文化

    関連の観光資源が充実…

    外国人向け対応が進んでい

    バックカントリーが充実し

    ている

    高齢者が過ごしやすい設

    備・サービスが整っている

    スキー場周辺の飲食街が

    充実している

    障害者も楽しめる環境が

    整っている

    その他

    不明

    問10.スキー場や周辺地域の特徴 【複数選択】

    [n=161]

  • 35.4%

    26.7%

    12.4%

    7.5%

    14.3%

    3.7%

    非常に魅力になっていると思う やや魅力になっていると思うどちらともいえない あまり魅力になっていないと思うほとんど魅力になっていないと思う 不明

    問11.パウダースノーの魅力度 【単一選択】

    [n=161]

    11.8%

    16.8%

    8.7%

    13.0%

    44.1%

    5.6%

    非常に需要がある やや需要がある どちらともいえない

    あまり需要がない ほとんど需要がない 不明

    問9.バックカントリー需要の有無 【単一選択】

    [n=161]

    1-8.バックカントリー需要/パウダースノーの魅力度

    ○バックカントリーを自由に滑ることに対しては、28.6%が「需要がある」(「非常に」+「やや」)と回答した。一方、「需要がない」(「あまり」+「ほとんど」)は57.1%に達した。○パウダースノーは、62.1%が「魅力になっていると思う」(「非常に」+「やや」)と回答した。一方、「魅力になっていない」(「あまり」+「ほとんど」)は21.8%にとどまった。

    -12-

  • 38.557.1

    42.268.3 57.8

    30.4 21.7 30.441.0 33.5 30.4 23.6 17.4

    39.8 32.9 31.146.0

    20.5 21.7 24.235.4

    12.4

    49.134.2

    40.4

    30.438.5

    41.0

    29.8

    44.1 24.849.1 57.1

    50.9

    23.6

    49.7 54.7 53.442.9

    28.0 33.532.9

    52.2

    54.7

    11.2 8.1 16.10.6 3.1

    25.546.6

    24.8 33.516.1 11.2 23.6

    57.1

    9.3 10.6 13.7 9.3

    50.3 43.5 41.0

    11.231.1

    0%

    25%

    50%

    75%

    100%

    生産性の向上

    人材の確保

    設備等への大型投資

    施設の老朽化対策

    安全管理体制の整備・

    運用

    自然災害リスクへの対

    風評被害対策

    スノーリゾートとして

    のブランド力向上

    通年リゾート化・

    グリーンシーズン対策

    周辺地域との連携・広

    域連携

    スキー場の地元住民の

    参加・盛り上がり

    食、温泉等、スキー以

    外のサービスや体験

    バックカントリーを

    滑りたい顧客への対応

    家族連れで

    利用しやすい…

    既存の実施者の

    更なる参加の促進

    中断者(過去経験者)

    の再活性化

    新規参加(未経験者)の

    促進

    海外へのスキー場の

    PR

    ・魅力発信

    外国人客の

    受入環境整備

    交通アクセスの改善

    スキー教室等の

    スノースポーツ教育

    障害者が楽しめる

    スキー環境の整備

    不明 課題としていない 課題である 重要な課題である

    16.1 11.8

    45.3

    17.44.3

    36.060.9

    40.4 39.824.8 19.9

    34.8

    65.8

    18.0 21.134.8

    19.3

    62.1 62.7 57.1

    16.8

    57.150.9 70.2

    26.7

    36.0

    26.7

    24.8

    23.6

    35.4 26.137.9 43.5

    32.3

    14.9

    28.646.6

    43.5

    36.0

    19.3 20.5 25.5

    27.3

    23.028.6

    14.323.0

    43.564.6

    32.99.9 20.5

    28.0 33.5 34.8 27.313.0

    49.127.3

    17.440.4

    16.1 13.0 13.7

    51.6

    14.3

    0%

    25%

    50%

    75%

    100%

    不明 取り組んでおり成果が出ている 取り組んでいるが、成果が出ていない 取り組んでいない

    1-9.スキー場の経営課題の認識と取組み状況

    ○「施設の老朽化対策」、「安全管理体制の整備・運用」、「人材の確保」が重要な課題の上位。○「人材の確保」は“取り組んでいるが、成果が出ていない”が7割に達する。インバウンド対応の「海外へのPR・魅力発信」「外国人客の受入環境整備」等は6割が取組み自体できていない。

    -13-

    課題認識

    取組み状況

    経営・事業継続 安全管理 自然災害 ブランディング 消費者ニーズ インバンド対応人口拡大

    [n=161]

    [n=161]

  • 2.調査②「索道調査」

    -14-

  • 2-1.調査概要

    -15-

    「調査②索道調査」調査概要

    ■調査目的: 索道実績のデータを地域ブロック別に分析し、地域別の索道の状況を把握すること。

    ■対象データ: 「鉄道輸送統計年報」に掲載されている昭和45年(1970年)から平成25年(2013年)までの特殊索道の実績データ(売上、人数)。

    ■分析内容: 特殊索道の実績データについて、全国9ブロック別に時系列データを整理する。

    <主な調査結果>

    ○「鉄道統計年報」によると、特殊索道については、旅客収入、輸送人数ともに、1992年~1995年をピークとし、それ以降は減少傾向。一方で、この2年間は横ばい~上昇傾向で、急激な減少から回復基調との見方もある。

    ○地域ブロック別に特殊索道の実績データをみると、「北陸信越」が特に大きく、全国合計と同様に、1995年以降大きく減少していることがわかる。

  • 2-2.特殊索道実績の推移(全国合計) *再掲

    ○「鉄道統計年報」によると、特殊索道については、旅客収入、輸送人数ともに、1992年~1995年をピークとし、それ以降は減少傾向。○一方で、この2年間は横ばい~上昇傾向で、急激な減少から回復基調との見方もある。

    -16-

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    700

    800

    900

    0

    20,000

    40,000

    60,000

    80,000

    100,000

    120,000

    140,000

    160,000

    180,000

    1970年

    1971年

    1972年

    1973年

    1974年

    1975年

    1976年

    1977年

    1978年

    1979年

    1980年

    1981年

    1982年

    1983年

    1984年

    1985年

    1986年

    1987年

    1988年

    1989年

    1990年

    1991年

    1992年

    1993年

    1994年

    1995年

    1996年

    1997年

    1998年

    1999年

    2000年

    2001年

    2002年

    2003年

    2004年

    2005年

    2006年

    2007年

    2008年

    2009年

    2010年

    2011年

    2012年

    2013年

    特殊索道(旅客収入) 特殊索道(輸送人数)[百万円] [百万人]

    [出典:「鉄道統計年報」(国土交通省)]

  • 2-3.特殊索道実績(人数)の推移(地域別)

    ○地域ブロック別にみると、「北陸信越」が特に大きく、全国合計と同様に、1995年以降大きく減少していることがわかる。

    -17-

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    350

    400

    450

    北海道 東北 関東 北陸信越 中部 近畿 中国 四国 九州・沖縄[百万人]

    [出典:「鉄道統計年報」(国土交通省)]

  • 2-4.特殊索道実績(売上)の推移(地域別)

    ○地域別の売上の推移は、人数の推移と同様の傾向。

    -18-

    0

    10,000

    20,000

    30,000

    40,000

    50,000

    60,000

    70,000

    80,000

    90,000

    北海道 東北 関東 北陸信越 中部 近畿 中国 四国 九州・沖縄[百万円]

    [出典:「鉄道統計年報」(国土交通省)]