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「ERP」の発想で経理がここまで変わる!
freee 最先端の活用事例集
Powered byクラウド会計ソフトfreee(フリー)
シェアNo.1のクラウド会計ソフト freee。設立直後の新設法人から老舗法人、数百人規模の法人様まで、様々な規模・業種のお客様に広くご利用いただいております。 中でもクラウドのメリットを大きく活かせるのが、従業員数が数十人から数百人規模のいわゆる「中堅規模」の会社様です。 そこで、この ebook では、freee の主要機能である「メンバー招待」を使うことで中堅規模の会社様の経理体制をいかに効率化できるかをご紹介。実際の活用事例から、弊社freee株式会社自身での活用方法まで、バックオフィス最適化のヒントが詰まっています。
はじめに
Copyright 2015 © freee K.K 2
Index
Copyright 2015 © freee K.K 3
1. freeeはバックオフィスを効率化する「クラウドERP」
2. 事例のご紹介
3. 「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!
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P8
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる!freee 最先端の活用事例紹介
freeeはバックオフィスを効率化する「クラウドERP」
Copyright 2015 © freee K.K 4
freee は会計ソフトに留まらない「クラウド ERP」です
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
freeeは日々のバックオフィス業務を楽にするためのサービスですが、その役割は単なる帳簿付けや決算書の作成といった「会計業務」だけではありません。 例えば社内の従業員をfreeeに招待し、請求書の作成や領収書の管理、経費精算などをfreeeで一本化することで、それらの取引データが自動的に会計データとして蓄積されていきます。つまり、経理に関連する様々な業務を会社全体の業務フローに組み込むことで、バックオフィスの全体最適を実現することにこそfreeeの真価があります。 これは大企業におけるいわゆる「 ERP(Enterprise Resource Planning)」と呼ばれる統合基幹システムの考え方と同様です。大企業では経理担当者以外もERPシステムを使って業務を行い、そのデータが経理担当者に集約されていくという効率的な環境が整っています。このERPの発想をクラウドの力を使って中小企業にも安価で提供するのがfreeeの「クラウドERP」のコンセプトなのです。
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2ソフトA
ソフトB
ソフトA
ソフトB
ソフトC
ソフトD
ソフトC
ソフトC
法人
取引先
法人
取引先
ソフトの入った PC でしか利用できない。属人化するため非効率。
業務ごとにそれぞれのパッケージが必要。保守メンテナンスが必須。
取引先とのやり取りは郵送で請求書を送付。
マルチデバイスでどこからでも利用可能。みんなで使うことで社内業務を効率化。
オールインワンのクラウド ERP であるため、業務システム間のデータ連携が不要に。保守・メンテナンスは不要。クラウド ERP が最新の税制に自動で更新。
取引先とのやりとりが freee で完結。請求書の手入力などが不要に。
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個別のパッケージソフトの活用 中堅規模向けクラウドERP
中堅規模向けクラウド ERP のコンセプト
freeeはバックオフィスを効率化する「クラウドERP」
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
経理担当
確認・修正自動でできた仕訳を確認・修正するだけ。
経理担当
給与事務給与明細をWEB上で発行。
会計事務所
最終確認会計事務所は最終的な残高確認を行う。資金繰りレポートは自動で作成できるため、資金繰りのアドバイスも行う。顧問先とのコミュニケーションもクラウドで完結。
freeeはバックオフィスを効率化する「クラウドERP」
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「業務」の世界と「会計」の世界を統合します ERPを実現する手段として、freeeの主要機能の1つである「メンバー招待」があります。「メンバー招待」をすることで、1つのアカウントに複数人でアクセスすることが可能になります。ユーザーごどに細かいカスタマイズ可能な権限を付与することができ、社員との分業スタイルに合わせた設定が可能です。 各担当がfreeeにログインし、入出金周りの業務を行うことにより、裏側で自動で会計帳簿が作成されます。「帳簿付け」という翻訳作業を介さなくても、業務データが会計データに自動で変換されるのです。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
営業担当
請求書作成請求書はfreeeで発行。請求書の作成と同時に売掛金の仕訳が自動で作成。
営業担当
経費精算領収書はファイルボックスで取り込み。経費精算の承認と同時に仕訳を自動で作成。
マーケティング担当
買掛取引取引先からの請求書はファイルボックスで取り込む。取引と証憑が紐づくため、振込時にすぐに確認可能に。
取引発生
決算
freeeはバックオフィスを効率化する「クラウドERP」
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中小企業にも低コストで ERP の便利さをご提供
これまでのERPは費用面でも労力面でも中小企業が導入するには難しいものでした。結果として個別のパッケージソフトを導入し「帳簿付け」や「販売管理」といったバラバラのサービスで部分最適だけを追い求める非効率な状態が続いてきました。 freeeでは大企業での全体最適の仕組みを安価で中小企業に提供します。ビジネスプランとメンバー招待機能を活用することで、従来よりはるかに低いコストで各業務システムを統合的に運用できる「クラウドERP」としてお使いいただけます。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
クラウドバックオフィスソフト市場
多額のシステム投資による効率化・統合化が進む
会計・人事・生産・販売など、それぞれ個別にパッケージソフトを活用。それぞれが独立しているため、効率化・経営情報の統一が図れていない。
中堅規模~500人
小規模/個人~50人
企業数
ERP(統合基幹システム)の活用
個別パッケージソフトの活用
クラウドの活用
中堅規模法人向けクラウドERPの実現大規模
500人~
企業規模
freeeが取り組んできた市場これまでに圧倒的なNo.1を獲得
テクノロジーによる効率化・統合化が進んでいない隙間市場へ参入。
小規模法人 / 個人事業主で培った freee のバックオフィス最適化の考え方を、中堅企業へ拡張していき、本格的な法人のプラットフォームを目指します。
事例のご紹介
Copyright 2015 © freee K.K 8
○ 株式会社 フィールドリッチ 様群馬県で結婚相談所の運営や結婚に関する情報サービスを提供しています。他にも介護や社会福祉サービス、農業など6社をグループ経営するなど、幅広く事業展開しています。従業員 : 100名
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
複数事務所の会計をリアルタイムで管理 事務所が複数あるので、経営状況の把握が困難でした。現在は6社それぞれの会社でfreee (会計freeeと給与計算freee)を導入し、 ビジネスプランの部門別会計機能で6社の経理を1つのアカウントで管理 しています。 以前は限られた場所でしか業務が行えない状態でしたが、freee 導入により いつでもどこでもリアルタイムに経営状況 を確認できます。また、銀行口座やクレジットカード、その他ユビレジなどの連携サービスを連携し自動化することによって手入力の必要もなくなりました。全社に導入したことによって業務時間が短縮されました。 今後は予算繰りシミュレーションで融資などに効果的な経営ツールとしての進化に期待しています。
事例のご紹介
Copyright 2015 © freee K.K 9
○ 株式会社 DRAMÉ TOKYO(ドラミートウキョウ) 様空間に関わるデザインを視覚的にコンセプトからデザイン・制作に携わり、お客様の発信をサポートさせていただいています。従業員 : 8名
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
メンバー招待で抜け漏れを皆で確認、ミスをゼロに 弊社では各デザイナーをメンバー招待し、皆でfreeeを使っています。それぞれが請求書をfreee上で発行することで、担当企業の予実管理や受注状況が確認できるようになりました。 また、1社に対する請求書が50枚ほどあるので抜けや漏れの確認に以前は時間がかかっていました。freeeであればクラウド上で相互にチェックすることができるので、抜けや漏れを事前に確認して防ぐことができます。発行した請求書をfreee上からメールで送信できるのも役立っています。 複数の企業を運営している中、経営のリアルタイムデータがいつでも確認できるのは経営判断を迅速にすすめる上でとても役に立っています。
事例のご紹介
Copyright 2015 © freee K.K 10
○ 2BC 株式会社 様BtoB製品を扱う会社のマーケティング支援を行っています。初めてマーケティングに取り組む段階のお客様から、既存の戦略や施策に対する改善提案・マーケティングツールの導入などまで幅広く支援を行っています。従業員 : 10名
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
経費精算機能、請求書機能を従業員が利用することで業務効率化 創業した当初からfreeeを利用しています。始めは自分だけの組織だったため、銀行口座、クレジットカードの連携だけでとても簡単に経理業務が終わりました。 業務業務拡大、従業員増加にともなって、「経費精算機能」や「請求書機能」を社内のスタッフが利用するようになりました。freeeはいわゆる会計帳簿の作成だけでなく、会社のお金が関わる業務までカバーしているので社内みんなで使うことによって業務効率化できています。 今では給与計算freeeも導入して毎月の給与支払い、年末調整なども含めバックオフィス業務全体は全てfreeeで完結しています。 請求書発行など普段の業務を行うだけでfreeeが会計データとして詳細を取り込んでくれるので、経理業務に掛ける手間が大幅に削減できています。これらを手で入力するのは想像できませんね。
「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!
Copyright 2015 © freee K.K 11
「freee」の開発・販売を行っている我々「freee株式会社」自身も、もちろんfreeeを使って社内のバックオフィス業務を効率化しています。200名ほどいる従業員のうち、150名以上をメンバー招待。各部門がfreeeを通じて業務を行うことで、裏側で帳簿が出来上がる仕組みを構築しています。そこで今回、弊社で経理担当を行っている高橋に、freeeの具体的な活用方法を聞きました。
◯ 社内では誰をメンバー招待している?
営業部門やマーケティング部門、開発部門など、様々な部門の150人以上を招待しています。用途は主に経費精算、請求書の発行、受け取った請求書の支払い依頼の3つです。 また給与計算 freeeでも全員を従業員招待し、勤怠入力から給与明細の発行、年末調整のやりとりまで全て行っています。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
◆ freee 株式会社 クラウドアカウンタント 高橋 啓太
一橋大学卒業後、ソニー株式会社に入社。 ソニーモバイル株式会社に出向し、経理部に所属。 2013年6月より、freee 株式会社(旧CFO株式会社)に参画。 自社の経理業務を行う傍ら、カスタマーサポート職を経験し、 現在はクラウドアカウンタントとして、事業開発職を担当。
「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!
Copyright 2015 © freee K.K 12
◯ 従業員はどうやって freee を使っている?
基本的には自分のPCやモバイルアプリからログインし、 操作を行っています。例えば営業担当が請求書を発行する際は、freeeにログインし、請求書を自分で作成して、お客様にメールで発行。さらに、その後の入金の確認や消し込みまでその担当者が行うルールとなっています。 逆に請求書が届いたときにも、基本的には経理ではなく、受け取った本人がそれをfreeeに入力する運用となっています。入出金の内容を一番知ってるのはその取引をした本人なので、より正確な情報が入ります。 また、オフィスに共用のタブレット端末も設置しています。この端末はスキャナの「ScanSnap」と繋がっていて、紙で受け取った領収書や請求書をデータ化するのに活用している社員も多いです。端末は一つでも、各自が自分のアカウントにログイン/アウトすれば複数人で利用できるので、社員にPCやスマホを支給していないような会社様でも応用できる方法だと思います。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!
Copyright 2015 © freee K.K 13
◯ 経理担当は freee をどう操作している?
普段 freeeは2日に1度くらいログインしていますが、そのうち仕訳を切ったり勘定科目について考えたりと、「簿記」的な作業に費やしている時間は1%も無いです。それよりは、従業員をメンバー招待することで多くの取引がボトムアップで上がってくるので、それを確認していくという利用イメージです。 逆によく見る画面は、例えば同期している銀行口座の残高や、買掛レポートなどです。経理として重要なのはやはり入出金の管理、特に入金を確実に行うということなので、新しくできた取引の支払期日はレポートでチェックするようにしています。ちなみに支払いの際は総合振込ファイルもそこから利用しています。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
◯ 前職の経理環境と比較してどうか?
前職はいわゆる典型的な大企業だったので、全社的にERPが導入されていました。そこでは今のfreeeと同じように、営業部門であったり企画部門であったり、その取引を担当している人が取引を入力し、それを経理が確認するという環境でした。 このように、様々なERPプロダクトのおかげで大企業のバックオフィスはすごく効率化されています。freeeを前提とした今の弊社の経理体制は、ある意味前職での環境を再現しようとしている側面もあるかもしれません。
「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!
Copyright 2015 © freee K.K 14
◯ 経理を行っていく上で重要だと感じるのは?
1つ1つの細かい枝葉にこだわりすぎない、ということだと思います。繰り返しになりますが経理として重要な役割は入出金の管理を確実に行うことなので、経理担当者だけの部分最適ではなく、全社的な全体最適の仕組みを構築することが重要です。 細かい論点については決算のときに調整できる部分もありますし、そこは税理士さん等と相談しながら、柔軟に対応していくのが良いと思います。
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
◯ ご相談窓口のご紹介
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「ERP」の発想で経理がここまで変わる! freee 最先端の活用事例紹介
「クラウドERP」としてのfreeeの活用事例、いかがでしたでしょうか。freeeは、これからも日本の中小企業の経理業務を圧倒的に効率化し、バックオフィス体制を変革していきます。御社の業務効率化やコスト削減にお力になれそうな余地があれば、ぜひ相談窓口までご相談ください。 freeeのスタッフが、御社に合ったfreeeの活用方法をご紹介します
※当ガイドは信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、 完全性を保証するものではありません。ご了承ください。
スモールビジネスに携わるすべての人が、創造的な活動にフォーカスできるよう
Copyright 2015 © freee K.K 00