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寿 74 79 72 ‐4 ―― ¨ ¨一 ¨ ¨一 ¨一 ¨一 ¨一 ¨一 ¨ 一¨ 一¨ ¨ 寿 12 寿 16 40 寿 75 寿 40 29 62 寿 寿 調 40 15 64 寿 65 寿 寿 寿 ‐4 67 調 調 寿 寿 調 寿 ¨ 平均寿命と健康寿命 2001 04 07 10 13 16(年 ) 健康寿命 健康上の問題で日常生活が制限されることなく送 れる期間。具体的には、食事t入 浴、外 出、仕事ヽ家事t学 運 動 な ど力滞 J限され な い状 態 。厚 生 労 働 省 が 3年 1度 (発 している。2016年 の都道府県blJで Jヒ 海道は男性が26位 (71.98歳 )、 陛が45位 (73.77歳 )に とどまっている。 活習慣見直し 大切/人 と関わ リ フレ 予防 12.35 不健康な 期間 2001 04 07 10 13 16(年 ) ※2019年 版高齢社会白書より作成 不健康な 期間

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2016年の健康寿命は女性が

74

o79歳、男性が72

o‐4歳――グラ

一一一一一一一一一一一=一一一一一一一一一一一一̈一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一̈一一一一一一一一一一̈一一一一̈一̈一一̈一一一一一̈一一一一一一一̈一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一̈̈一一一一̈一一一一一一一̈一̈

フ=。平均寿命とは女性で12年以

上、男性で9年近くの開きがあり、

この間の不健康な期間を縮めるこ

とが課題にな

っている。

厚生労働省の

「健康寿命のあり

方に関する有識者研究〈ご

は昨年

3月の報告書で、

16年から40年ま

でに健康寿命を3年以上延ばし、

男女とも75歳以上にする目標を掲

げた。

一方、平均寿命は40年までに女

性が2

・5年、男性が2

o29年延

びると推計されている。有識者研

究会座長の辻

一郎

・東北大大学院

教授(62)=公衆衛生学、函館出身

=は「不健康な期間を縮めるため、

健康寿命の延伸目標が、平均寿命

の延びを上回

っていることが重

要っこの目標には国そのものの持

続可能性がかか

っている」と強調

する。

40年は生産年齢人口(15~64歳)

が今より大きく減り、経済活動

の影響が心配される。高齢者は増

え続け、医療、介護など社会保障

の大きな負担増も懸念されるやそ

こで元気な高齢者を増やし社会を

支える側に立

ってもらうことが必

要になる。         ・

健康寿命を延ばすにはどうした

らいいだろうか。宮城県大崎市の

65歳以上の市民を対象にした辻教

授らの研究ではヽ重要な生活習慣

は①たばこを吸わない②l日船分

以上歩く③野菜

・果物を多くとる

―で、三つとも当てはまる人は、

ゼロか

一つ当てはまる人より

,健

康寿命が1年半も長いことが分か

ったという。        ・

その上で辻教授は個人の努力だ

けでなく

「受動喫煙防止対策など

社会環境を変えていくことが大

切」と指摘する。      ・

有識者研究会の報告書を踏まえ

厚生労働省は昨年4月、3年の健

康寿命延伸の目標とともに各種施

策をまとめた

「健康寿命延伸プラ

ン」を明らかにした。施策の柱の

一つがフレイル予防だ。同省は新

年度から、フレイルの人を把握す

るため、生活習慣の質問表を市区

町村の健診で活用する新たな試み

を始める方針だ。

フレイルとは、日本老年学会が

‐4年に提唱した新しい概念。加齢

により筋力や認知機能、社会

,との

つながりが低下した状態で、健康

な状態と要介護状態

の中間にあ

フレイル予防

のセミナトなど

盤胞医朧嬢RFじ

ドバイザー北海道協議会の渡辺

栄代表理事(67)は

「健診でフレイ

ルがわかる前に、予防することが

最も大事」と強調する。フレイル

予防のポイントは栄養、運動、日

腔ケアに加えた社会参加だ。 

渡辺さんは

F矢雁匡を失うこと

がフレイルの入り口になる}

,と指

摘し、生きがい就労、ボランテ

‐ィ

アなど社会貢献、生涯学習、趣味

などで人と関わることの重要性を

強調する。        一

「人生100年時代」と言われる今、あらためて注目されているのが(健康上

の問題で日常生活に影響がない期間である

「健康寿命」。国は昨年(健康寿命を

3年以上延

ヽばす目標を打ち出した。これを実現するために、要介護状態の手前の

「フレイル

(虚弱)」予防の重要性も強調されている。健康寿命をめぐる話題を

紹介する。                     会樫木委員

¨福田淳

一)

獲 新 聞

平均寿命と健康寿命

2001 04 07 10 13 16(年 )

健康寿命 健康上の問題で日常生活が制限されることな く送れる期間。具体的には、食事t入浴、外出、仕事ヽ家事t学業運動など力滞J限されない状態。厚生労働省が 3年に 1度(発表

している。2016年の都道府県blJで、Jヒ海道は男性が26位 (71.98歳 )、

女′陛が45位 (73.77歳 )にとどまっている。

生活習慣見直し大切/人と関わリフレイル予防

12.35不健康な期間

2001 04 07 10 13 16(年 )

※2019年版高齢社会白書より作成

不健康な期間 ヽ