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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8 月 1 日発行) 1 メロン、丸い形は地球に見える?メロンのようにおいしく、その表面の網目のように 緻密なネットワークを広げる月刊情報誌をめざします! 〒562-0032 大阪府箕面市小野原西5-2-36 箕面市立多文化交流センター内 Tel:072-727-6912 Fax:072-727-6920 E-mail:[email protected] Web サイト:www.mafga.or.jp 賛助会員数:293名 法人会員数27団体(2016年7月20日現在) 発行・差出人:公益財団法人箕面市国際交流協会(MAFGA) 自立していく若者たち:シリーズ2回目 武田緑さん お試し企画:となりの晩ごはん となりの外国語(その8)多言語取扱説明書の巻 ……1 ……4 ……4 2016年8月のcomm cafeランチカレンダー 協会、他団体からのお知らせ、 速報:理事長交代、編集後記 ……5 ……6 ……8 シリーズ カレンダー No.107 特 集 お知らせ 投 稿 お知らせ わたしたちは、東淀川駅から徒歩1分の「co-arc(コアーク)」を訪 ねた。流行りのナチュラル系カフェかアトリエのような外観だ。1階は コミュニティ・スペースとなっている。コアプラスのスタッフたち自身 で、壁を塗ったり床を張ったりしたそうだ。奥の壁に広がる手作り感い っぱいの素敵な本棚も、居心地のいい空間を演出していた。私たちを待 っていてくれた武田さんの第一印象は、さわやかで堂々とした女性であ る。柔らかい口調とひとあたりで、地にしっかりと足が付いているよう な安定感を醸し出していた。そんな武田さんに話を伺った。 ■「まーぶ」誕生の背景 箕面市で流通している地域通貨「まーぶ」。ネーミングの由来は、「まな ぶ」と「あそぶ」を掛けたという。 こどもたちが ★生まれた環境に左右されない人生を歩める ★一人ひとりが社会の中で主体的に生きる力を獲得していく ★まちを元気にする 武田 緑さん(一般社団法人「CORE + 」)~前編 武田緑さん。手作りの本棚の前で。 たけだ  みどり シリーズ2回目に紹介するのは、一般社団法人「CORE+」(以下、コアプラス)代表理事の武田緑さん。武田さん は、箕面で流通している地域通貨「まーぶ」を思いついた人でもある。 武田さんは大学で教育学を学んでいた当時から、箕面市萱野の北芝地域の活動に関心があり、時々イベントなど に顔を出していた。大学卒業後に小学校教員などを経て、特定非営利活動法人「暮らしづくりネットワーク北芝」に就 職した。現在はコアプラスの活動として、教育視察ツアー、イベント企画、研修請負など、先生やこれから先生を志す 学生たちをエンパワメントするための多様な場づくりを展開している。 2016 年度 年間特集 「自立していく若者たち」 自らの混乱や葛藤を乗り越え、新しい世界へ、自立への旅立ちを始めた若者たち。彼らが、多様な社会の実 現に向けて奮闘する姿に目を向け、耳を傾け、それぞれの思いや取り組みを紹介していく。 コアプラス

(公財)箕面市国際交流協会(MAFGA ... - No · 2 mafga (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌めろん no.107(2016年8月1日発行) わたしたちは、東淀川駅から徒歩1分の「coarc(コアーク)」を訪-ねた。流行りのナチュラル系カフェかアトリエのよ

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行) 1

メロン、丸い形は地球に見える?メロンのようにおいしく、その表面の網目のように

緻密なネットワークを広げる月刊情報誌をめざします!

〒562-0032 大阪府箕面市小野原西5-2-36 箕面市立多文化交流センター内Tel:072-727-6912 Fax:072-727-6920 E-mail:[email protected] Webサイト:www.mafga.or.jp

賛助会員数:293名 法人会員数27団体(2016年7月20日現在)

発行・差出人 : 公益財団法人箕面市国際交流協会(MAFGA)

自立していく若者たち:シリーズ2回目 武田緑さん

お試し企画:となりの晩ごはん

となりの外国語(その8)多言語取扱説明書の巻

……1

……4

……4

2016年8月のcomm cafeランチカレンダー

協会、他団体からのお知らせ、

速報:理事長交代、編集後記

……5

……6

……8シリーズ

カレンダー

No.107

特 集

お知らせ

投 稿 お知らせ

 わたしたちは、東淀川駅から徒歩1分の「co-arc(コアーク)」を訪ねた。流行りのナチュラル系カフェかアトリエのような外観だ。1階はコミュニティ・スペースとなっている。コアプラスのスタッフたち自身で、壁を塗ったり床を張ったりしたそうだ。奥の壁に広がる手作り感いっぱいの素敵な本棚も、居心地のいい空間を演出していた。私たちを待っていてくれた武田さんの第一印象は、さわやかで堂々とした女性である。柔らかい口調とひとあたりで、地にしっかりと足が付いているような安定感を醸し出していた。そんな武田さんに話を伺った。

■「まーぶ」誕生の背景 箕面市で流通している地域通貨「まーぶ」。ネーミングの由来は、「まなぶ」と「あそぶ」を掛けたという。こどもたちが★生まれた環境に左右されない人生を歩める★一人ひとりが社会の中で主体的に生きる力を獲得していく★まちを元気にする

武田 緑さん(一般社団法人「CORE+」)~前編

ための仕組みとして考案され、子どもたち自身が学んだり働いたりすることで稼ぐことができる地域通貨だ。現在は大人も使用できるように改変され、「109シネマズ箕面」をはじめ、みのおキューズモール専門店など100店舗以上で使用可能(『地域通貨まーぶ詳細パンフレット』より)。 武田さんは、「らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)」でボランティアとして子どもたちと接している中で、学習支援が必要なこどもたちや、ごはんをちゃんと食べられていない子どもたちなど、しんどそうな子どもたちに出会った。夏休みになると親が用意してくれないためにお昼を食べられない子に、スタッフがこっそり食べ物を渡したりすると、他の子どもたちとの間で微妙な空気が漂ってしまうこともあった。そういった子どもたちを念頭において、あれこれプログラムを企画しても、本当に来てほしい子どもたちはなかなか来てくれなかったという。どうしたらいいだろうと考えあぐねていたときに、二つの活動からインスピレーションを受け、まーぶを思いついた。 一つは、山口県防府市の「社会福祉法人 夢のみずうみ村」で使用されている村内通貨「YUME(ユーメ)」である。「らいとぴあ」のスタッフは、当時まだ職員でもなかった学生の武田さんに、「面白いところがあるんだよ」と言ってこの高齢者施設を視察させた。そこでは、高齢者が毎日の生活やリハビリ、施設見学の案内や発

送作業などの村役場のお手伝い、そしてカジノといった様々な場面でユーメを手に入れる方法があった。高齢者がユーメの束を手にカジノやカラオケに喜々として興じていたそうだ。手に入れたユーメは、料理・陶芸教室やプールなどの受講、あんまやほぐし、おやつ代やコーヒー代、フリーマーケット代等に使用できる。この視察で、武田さんはこの高齢者のリハビリを楽しいものに変えていける仕組みを、子どもの教育にも応用できないかと考えた。 そして、もう一つは「ミニ・ミュンヘン」の活動。この活動は、ドイツ・ミュンヘン市で30年以上の歴史を持つ子ども施策の一つである。夏休みの3週間、7~15才の子どもたちが仮設の「小さな都市」を運営する。この「ミニ・ミュンヘン」という活動の面白さは、子どもたちが市民となり、市長や市議会議員の選挙を行い、自分たちで自治をおこなうという点にある。武田さんは、子どもによるまちづくりのアイデアを得たという。自分たちで「まーぶ」を稼ぎ、「まーぶ」で何かを得ることができるという仕組みを子どもたち対象のプログラムに導入すると、今までなかなか来なかった子どもたちが積極的に参加するようになった。この時の体験はその後の武田さんの活動に大きな影響を与えた。

■教員の学び・つながりの場づくり 武田さんが学生時代に立ち上げ、現在も代表を務めるCore+(コアプラス)は、教育に携わる人を対象に「自分があたりまえだと思っているものと違うものに出会い、自分を見つめなおす、自分をつくりなおしていく」活動をしている。 その一つが、世界中の教育現場を見て学び考えるスタディーツアーの企画だ。今年はフィンランドの教育現場をいくつか視察する。昨年は韓国ソウルのソンミサン・マウル(ソンミ[山]のマウル[マチ・ムラ])を訪問した。ソンミサン・マウルは、住民参加のまちづくりとして世界的にも注目される地域である。ソンミサンの学校を視察したツアーでは、参加した教員たちの感

武田緑さん。手作りの本棚の前で。

たけだ  みどり

想や意見がばらばらだった。コミュニティに根差した学校を高く評価する人、子どもたちがコミュニティから外へ出て行こうとしない姿に疑問をもつ人など・・・武田さんは「意見がばらばらなのが面白い、もやもやする違和感を大事にしたい」とうれしそうに語る。 コアプラスの重要な活動の一つが人と人がつながる場づくりである。「生きづらさ感じている先生が多い」。新しいことを試みようとしても周囲から認めてもらえなかったり、先輩の先生に型にはめられそうな状態に違和感を抱いたり、自己否定感が強かったり…先生だって多様な人の集団なのだ。コアプラスは、そんないろいろな先生たちが集まって、語り合い、学び合い、自分をつくりなおす場づくりを提供している。武田さんは、「なんか生まれてけーへんかな」と思いながら、「現場での思いを形にしていく」プロセスを大切にしている。時代が変わって、子どもも変わってきたにも関わらず、社会や世間は相変わらず規定のルートに乗ることを求める。世間や他人がつくりだす枠にはまることを考えるより、自分の目指す形を生きた方が生きやすいのではと考えている。 人とのつながりが武田さんの活動の原点だと思うようなエピソードがいくつかあった。例えばはコミュニティ・スペースの上階は、スタッフがシェア・ハウスとして居住している。スタッフが住んでくれたことで、

 シリーズ2回目に紹介するのは、一般社団法人「CORE+」(以下、コアプラス)代表理事の武田緑さん。武田さんは、箕面で流通している地域通貨「まーぶ」を思いついた人でもある。 武田さんは大学で教育学を学んでいた当時から、箕面市萱野の北芝地域の活動に関心があり、時々イベントなどに顔を出していた。大学卒業後に小学校教員などを経て、特定非営利活動法人「暮らしづくりネットワーク北芝」に就職した。現在はコアプラスの活動として、教育視察ツアー、イベント企画、研修請負など、先生やこれから先生を志す学生たちをエンパワメントするための多様な場づくりを展開している。

オーガニックをはじめ衣食住について考えるようになったという。そこから「食べたことのないものを食べる会」もできた。スタッフが住むようになったことで、「仕事・活動を一緒にする仲間」というだけでなく、「衣食住を共有するコミュニティ」としての側面も、コアプラスのメンバー間に生まれてきているそうだ。他にも、現在高槻市摂津峡周辺に新たにコミュニティハウスをオープンする予定だが、その一軒家を託された経緯もやはり人とのつながりだ。オープンするのに「お布団がない…」とフェイスブックでつぶやいたところ、旅館をやっている友人からお布団が20組ほど届いたという。人とのつながりやつながり方を語る武田さんを見ていて、「この人、本当に人が好きなんだなぁ」と感じた。(大橋・島田・井嶋・岩城)

(次号に続く)

2016 年度 年間特集「自立していく若者たち」自らの混乱や葛藤を乗り越え、新しい世界へ、自立への旅立ちを始めた若者たち。彼らが、多様な社会の実現に向けて奮闘する姿に目を向け、耳を傾け、それぞれの思いや取り組みを紹介していく。

コアプラス

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2 MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行)

 わたしたちは、東淀川駅から徒歩1分の「co-arc(コアーク)」を訪ねた。流行りのナチュラル系カフェかアトリエのような外観だ。1階はコミュニティ・スペースとなっている。コアプラスのスタッフたち自身で、壁を塗ったり床を張ったりしたそうだ。奥の壁に広がる手作り感いっぱいの素敵な本棚も、居心地のいい空間を演出していた。私たちを待っていてくれた武田さんの第一印象は、さわやかで堂々とした女性である。柔らかい口調とひとあたりで、地にしっかりと足が付いているような安定感を醸し出していた。そんな武田さんに話を伺った。

■「まーぶ」誕生の背景 箕面市で流通している地域通貨「まーぶ」。ネーミングの由来は、「まなぶ」と「あそぶ」を掛けたという。こどもたちが★生まれた環境に左右されない人生を歩める★一人ひとりが社会の中で主体的に生きる力を獲得していく★まちを元気にする

ための仕組みとして考案され、子どもたち自身が学んだり働いたりすることで稼ぐことができる地域通貨だ。現在は大人も使用できるように改変され、「109シネマズ箕面」をはじめ、みのおキューズモール専門店など100店舗以上で使用可能(『地域通貨まーぶ詳細パンフレット』より)。 武田さんは、「らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)」でボランティアとして子どもたちと接している中で、学習支援が必要なこどもたちや、ごはんをちゃんと食べられていない子どもたちなど、しんどそうな子どもたちに出会った。夏休みになると親が用意してくれないためにお昼を食べられない子に、スタッフがこっそり食べ物を渡したりすると、他の子どもたちとの間で微妙な空気が漂ってしまうこともあった。そういった子どもたちを念頭において、あれこれプログラムを企画しても、本当に来てほしい子どもたちはなかなか来てくれなかったという。どうしたらいいだろうと考えあぐねていたときに、二つの活動からインスピレーションを受け、まーぶを思いついた。 一つは、山口県防府市の「社会福祉法人 夢のみずうみ村」で使用されている村内通貨「YUME(ユーメ)」である。「らいとぴあ」のスタッフは、当時まだ職員でもなかった学生の武田さんに、「面白いところがあるんだよ」と言ってこの高齢者施設を視察させた。そこでは、高齢者が毎日の生活やリハビリ、施設見学の案内や発

送作業などの村役場のお手伝い、そしてカジノといった様々な場面でユーメを手に入れる方法があった。高齢者がユーメの束を手にカジノやカラオケに喜々として興じていたそうだ。手に入れたユーメは、料理・陶芸教室やプールなどの受講、あんまやほぐし、おやつ代やコーヒー代、フリーマーケット代等に使用できる。この視察で、武田さんはこの高齢者のリハビリを楽しいものに変えていける仕組みを、子どもの教育にも応用できないかと考えた。 そして、もう一つは「ミニ・ミュンヘン」の活動。この活動は、ドイツ・ミュンヘン市で30年以上の歴史を持つ子ども施策の一つである。夏休みの3週間、7~15才の子どもたちが仮設の「小さな都市」を運営する。この「ミニ・ミュンヘン」という活動の面白さは、子どもたちが市民となり、市長や市議会議員の選挙を行い、自分たちで自治をおこなうという点にある。武田さんは、子どもによるまちづくりのアイデアを得たという。自分たちで「まーぶ」を稼ぎ、「まーぶ」で何かを得ることができるという仕組みを子どもたち対象のプログラムに導入すると、今までなかなか来なかった子どもたちが積極的に参加するようになった。この時の体験はその後の武田さんの活動に大きな影響を与えた。

■教員の学び・つながりの場づくり 武田さんが学生時代に立ち上げ、現在も代表を務めるCore+(コアプラス)は、教育に携わる人を対象に「自分があたりまえだと思っているものと違うものに出会い、自分を見つめなおす、自分をつくりなおしていく」活動をしている。 その一つが、世界中の教育現場を見て学び考えるスタディーツアーの企画だ。今年はフィンランドの教育現場をいくつか視察する。昨年は韓国ソウルのソンミサン・マウル(ソンミ[山]のマウル[マチ・ムラ])を訪問した。ソンミサン・マウルは、住民参加のまちづくりとして世界的にも注目される地域である。ソンミサンの学校を視察したツアーでは、参加した教員たちの感

想や意見がばらばらだった。コミュニティに根差した学校を高く評価する人、子どもたちがコミュニティから外へ出て行こうとしない姿に疑問をもつ人など・・・武田さんは「意見がばらばらなのが面白い、もやもやする違和感を大事にしたい」とうれしそうに語る。 コアプラスの重要な活動の一つが人と人がつながる場づくりである。「生きづらさ感じている先生が多い」。新しいことを試みようとしても周囲から認めてもらえなかったり、先輩の先生に型にはめられそうな状態に違和感を抱いたり、自己否定感が強かったり…先生だって多様な人の集団なのだ。コアプラスは、そんないろいろな先生たちが集まって、語り合い、学び合い、自分をつくりなおす場づくりを提供している。武田さんは、「なんか生まれてけーへんかな」と思いながら、「現場での思いを形にしていく」プロセスを大切にしている。時代が変わって、子どもも変わってきたにも関わらず、社会や世間は相変わらず規定のルートに乗ることを求める。世間や他人がつくりだす枠にはまることを考えるより、自分の目指す形を生きた方が生きやすいのではと考えている。 人とのつながりが武田さんの活動の原点だと思うようなエピソードがいくつかあった。例えばはコミュニティ・スペースの上階は、スタッフがシェア・ハウスとして居住している。スタッフが住んでくれたことで、

オーガニックをはじめ衣食住について考えるようになったという。そこから「食べたことのないものを食べる会」もできた。スタッフが住むようになったことで、「仕事・活動を一緒にする仲間」というだけでなく、「衣食住を共有するコミュニティ」としての側面も、コアプラスのメンバー間に生まれてきているそうだ。他にも、現在高槻市摂津峡周辺に新たにコミュニティハウスをオープンする予定だが、その一軒家を託された経緯もやはり人とのつながりだ。オープンするのに「お布団がない…」とフェイスブックでつぶやいたところ、旅館をやっている友人からお布団が20組ほど届いたという。人とのつながりやつながり方を語る武田さんを見ていて、「この人、本当に人が好きなんだなぁ」と感じた。(大橋・島田・井嶋・岩城)

(次号に続く)

韓国スタディーツアーの様子

サンバーズ

バレーボールチームの練習を体育館で見学できます!

サントリー箕面総合トレーニングセンターTEL:072-729-7324

練習スケジュールはオフィシャルページで発信中!!

広告募集中です!

国際交流協会まで

お問い合わせください。

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※診療開始 30 分前から受付します。

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行) 3

 わたしたちは、東淀川駅から徒歩1分の「co-arc(コアーク)」を訪ねた。流行りのナチュラル系カフェかアトリエのような外観だ。1階はコミュニティ・スペースとなっている。コアプラスのスタッフたち自身で、壁を塗ったり床を張ったりしたそうだ。奥の壁に広がる手作り感いっぱいの素敵な本棚も、居心地のいい空間を演出していた。私たちを待っていてくれた武田さんの第一印象は、さわやかで堂々とした女性である。柔らかい口調とひとあたりで、地にしっかりと足が付いているような安定感を醸し出していた。そんな武田さんに話を伺った。

■「まーぶ」誕生の背景 箕面市で流通している地域通貨「まーぶ」。ネーミングの由来は、「まなぶ」と「あそぶ」を掛けたという。こどもたちが★生まれた環境に左右されない人生を歩める★一人ひとりが社会の中で主体的に生きる力を獲得していく★まちを元気にする

ための仕組みとして考案され、子どもたち自身が学んだり働いたりすることで稼ぐことができる地域通貨だ。現在は大人も使用できるように改変され、「109シネマズ箕面」をはじめ、みのおキューズモール専門店など100店舗以上で使用可能(『地域通貨まーぶ詳細パンフレット』より)。 武田さんは、「らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)」でボランティアとして子どもたちと接している中で、学習支援が必要なこどもたちや、ごはんをちゃんと食べられていない子どもたちなど、しんどそうな子どもたちに出会った。夏休みになると親が用意してくれないためにお昼を食べられない子に、スタッフがこっそり食べ物を渡したりすると、他の子どもたちとの間で微妙な空気が漂ってしまうこともあった。そういった子どもたちを念頭において、あれこれプログラムを企画しても、本当に来てほしい子どもたちはなかなか来てくれなかったという。どうしたらいいだろうと考えあぐねていたときに、二つの活動からインスピレーションを受け、まーぶを思いついた。 一つは、山口県防府市の「社会福祉法人 夢のみずうみ村」で使用されている村内通貨「YUME(ユーメ)」である。「らいとぴあ」のスタッフは、当時まだ職員でもなかった学生の武田さんに、「面白いところがあるんだよ」と言ってこの高齢者施設を視察させた。そこでは、高齢者が毎日の生活やリハビリ、施設見学の案内や発

送作業などの村役場のお手伝い、そしてカジノといった様々な場面でユーメを手に入れる方法があった。高齢者がユーメの束を手にカジノやカラオケに喜々として興じていたそうだ。手に入れたユーメは、料理・陶芸教室やプールなどの受講、あんまやほぐし、おやつ代やコーヒー代、フリーマーケット代等に使用できる。この視察で、武田さんはこの高齢者のリハビリを楽しいものに変えていける仕組みを、子どもの教育にも応用できないかと考えた。 そして、もう一つは「ミニ・ミュンヘン」の活動。この活動は、ドイツ・ミュンヘン市で30年以上の歴史を持つ子ども施策の一つである。夏休みの3週間、7~15才の子どもたちが仮設の「小さな都市」を運営する。この「ミニ・ミュンヘン」という活動の面白さは、子どもたちが市民となり、市長や市議会議員の選挙を行い、自分たちで自治をおこなうという点にある。武田さんは、子どもによるまちづくりのアイデアを得たという。自分たちで「まーぶ」を稼ぎ、「まーぶ」で何かを得ることができるという仕組みを子どもたち対象のプログラムに導入すると、今までなかなか来なかった子どもたちが積極的に参加するようになった。この時の体験はその後の武田さんの活動に大きな影響を与えた。

■教員の学び・つながりの場づくり 武田さんが学生時代に立ち上げ、現在も代表を務めるCore+(コアプラス)は、教育に携わる人を対象に「自分があたりまえだと思っているものと違うものに出会い、自分を見つめなおす、自分をつくりなおしていく」活動をしている。 その一つが、世界中の教育現場を見て学び考えるスタディーツアーの企画だ。今年はフィンランドの教育現場をいくつか視察する。昨年は韓国ソウルのソンミサン・マウル(ソンミ[山]のマウル[マチ・ムラ])を訪問した。ソンミサン・マウルは、住民参加のまちづくりとして世界的にも注目される地域である。ソンミサンの学校を視察したツアーでは、参加した教員たちの感

想や意見がばらばらだった。コミュニティに根差した学校を高く評価する人、子どもたちがコミュニティから外へ出て行こうとしない姿に疑問をもつ人など・・・武田さんは「意見がばらばらなのが面白い、もやもやする違和感を大事にしたい」とうれしそうに語る。 コアプラスの重要な活動の一つが人と人がつながる場づくりである。「生きづらさ感じている先生が多い」。新しいことを試みようとしても周囲から認めてもらえなかったり、先輩の先生に型にはめられそうな状態に違和感を抱いたり、自己否定感が強かったり…先生だって多様な人の集団なのだ。コアプラスは、そんないろいろな先生たちが集まって、語り合い、学び合い、自分をつくりなおす場づくりを提供している。武田さんは、「なんか生まれてけーへんかな」と思いながら、「現場での思いを形にしていく」プロセスを大切にしている。時代が変わって、子どもも変わってきたにも関わらず、社会や世間は相変わらず規定のルートに乗ることを求める。世間や他人がつくりだす枠にはまることを考えるより、自分の目指す形を生きた方が生きやすいのではと考えている。 人とのつながりが武田さんの活動の原点だと思うようなエピソードがいくつかあった。例えばはコミュニティ・スペースの上階は、スタッフがシェア・ハウスとして居住している。スタッフが住んでくれたことで、

オーガニックをはじめ衣食住について考えるようになったという。そこから「食べたことのないものを食べる会」もできた。スタッフが住むようになったことで、「仕事・活動を一緒にする仲間」というだけでなく、「衣食住を共有するコミュニティ」としての側面も、コアプラスのメンバー間に生まれてきているそうだ。他にも、現在高槻市摂津峡周辺に新たにコミュニティハウスをオープンする予定だが、その一軒家を託された経緯もやはり人とのつながりだ。オープンするのに「お布団がない…」とフェイスブックでつぶやいたところ、旅館をやっている友人からお布団が20組ほど届いたという。人とのつながりやつながり方を語る武田さんを見ていて、「この人、本当に人が好きなんだなぁ」と感じた。(大橋・島田・井嶋・岩城)

(次号に続く)

コアプラスの活動拠点。1階が CORE+ の事務所、コミュニティスペースであり、レンタルスペースとして時間貸しもしている。2,3階のシェアハウスから、生活の匂いがすることも安心感につながっていた。

高槻市にオープン予定のコミュニティハウス「はらいふ」

(公社)日本バレエ協会会員・AODT会員

*教師暦 51 年の唐木幸子と、「ロシア国立ペルミバレエ学校日本校教師養成学科」卒業、教師歴 21 年 の唐木智子が親切丁寧にわかり易く、心を込めて指導致します。*「バレエは芸術」としてバレエを習われた方が楽しんで長く続けられるように、またバレエは健康維持 にとても有効なため、バレエにとらわれず、 他のジャンルの動きや解剖学などを幅広く取り入れて指 導致します。*中高生にはクラブ活動や受験で断念する事のないよう応援しています。*幼児・ビギナー・プロを目指す人・主婦・他のスポーツ選手・音楽家などに幅広く指導しています。

~箕面の地で 34年の歴史~唐木幸子バレエスタジオ

〒562-0041 箕面市桜 4-1-24 阪急牧落駅西側右斜め前(駅より 30M)072-721-6300/721-2576http://www.karaki-sachiko-ballet.com/

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行)4

 世界には数千もの言語がある。これには諸説あり、3000語だったり8000語だっ

たり。とにかくたくさんの言葉があるのだが、島国に住んでいると、一生の間に出会う言

語は多くない。話せないまでも、いろんな言葉や文字を知ると、自分の世界が数センチ広

がった気がする。

 ある日私は、スマートフォンに繋げるPHI●IPS社製の小さなスピーカーを買った。たい

して複雑な機能はない代物なのだが、開けてびっくり。2枚の大きな取扱説明書の裏表

に字がびっしり!よく見ると、22カ国語で説明が書かれていた。それぞれの言語名が頭

文字二文字で表されている。わかりやすいのは、「EN」→英語、「FR」→フランス語、

「KO」→韓国語。右側から始まる横書きで、独特の文字の連続は、「AR」→アラビア語。

どこまでが一文字なのかもわからない。残るほとんどがラテン文字やキリル文字のよう

だが、頭文字からも何語なのかわからないものも多い。それでも、すべての言語でまった

く同じ内容が書かれていて、これを買った彼の地の人は、日本語を見て、「なにこれ、どこの国??」なんて思っているかと思

うとなんだか面白い。(島田)

シリーズ

となりの外国語島国日本では外国語と出会う機会が少ない。外国語を知ることは、「違い」を認め合う多文化共生

への近道では? このコーナーでは、外国語に触れる機会を紹介する。

その8  多言語取扱説明書の巻

稿

プロフィール

 小学校一年生の時、ぼくが誕生日に家でハンバーガーを食べたい、と言ったのがきっかけで、それから毎年、ぼくの誕生日には、お母さんの手作りのハンバーガーとフライドポテトを食べます。 それがすごくおいしくて、今年、ぼくは3個も食べました。でも、お父さんは「去年の方がおいしかった」と言っていました。フライドポテトもすごくおいしくて、たくさん食べました。 ケーキは毎年同じお店のチョコケーキ。去年はおいしかったのに、思ったよりおいしくありませんでした。

(お母さんより) 成長したのかな!?

その

3お試し

投稿企画 よそのお宅の食卓、のぞいてみたい!読者の普段の食卓風景をご紹介します。

ささがわ じゅんのすけ

笹川 準之介:小学校六年生。タイ出身の

お母さんは、コムカフェのシェフやタッキー

みのおFMのタイ語DJとして活躍している。

となりの晩ごはん

長宗我部和子バレエスタジオBALLET

●箕面教室 コミュニティセンター 太陽の家 …(月)16:00 ~17:30 コミュニティセンター みどりの家 …(水)18:00 ~21:00 市立多文化交流センター …原則として(水)16:00 ~17:30●吹田市古江台教室 …(土)16:00 ~19:00 (吹田市古江台4丁目 古江台集会所)

●高槻教室・宝塚教室もあり

連絡先:箕面市粟生外院 4-18-3 TEL&FAX:072-729-3266

千里ニュータウン開発と同時に50年余の指導歴 日本バレエ協会所属

講師:窪 智美、今井恵理菜(ロシアペルミカレッジにて2年半留学)

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行) 5

8 月の      ランチカレンダー2016年

コム カフェ

メニューやシェフは変わることもあります。

また急きょ、協会主催事業により貸切になることもあります。

詳細は、Facebook をご覧ください。https://www.facebook.com/mafgachallengecafe

ご予約は、072-734-6255(comm cafe直通電話)まで

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げつようび かようび すいようび もくようび きんようび どようび

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ランチはすべて 850 円です。ランチタイムのみプラス 100 円で

コーヒー・紅茶・オレンジジュースがつきます。

にちようび

日曜日と祝日は、

シェフのおすすめスナックor

スウィーツの日* ランチはありません *

日曜日と祝日は、

シェフのおすすめスナックor

スウィーツの日* ランチはありません *

7

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月 

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日 

は  休 

館 

日 

で 

★朝カフェ…9:30~11:30★

★ランチタイム…11:30~14:00★

-売り切れ次第終了します-

★午後カフェ…14:00~17:00★

8/11(木)~17(水)のランチはお休み、世界のスナックを日替わりで提供します。お楽しみに~♪

ティさん

≪ベトナム≫チームシカモ

≪多国籍≫

レイラさん

≪モロッコ≫

山口さん

≪中国≫

ティさん

≪ベトナム≫

イオリンピックを見よう17:00~21:00

イカフェ・バベル18:30~20:30

金さん

≪コリア≫MAFGA 職員

≪多国籍≫

いずみさん

≪ベトナム≫

トゥエットさん

≪ベトナム≫チームシカモ

≪多国籍≫

ホーさん

≪香港≫

いずみさん

≪ベトナム≫

張さん

≪中国≫

金さん

≪コリア≫

ジョルトさん

≪スウェーデン≫イシカモサロン

絵本の読み聞かせ10:30~11:15

協会主催事業のためランチはお休みです

イ Sunday Book Review14:00~15:30

トゥエットさん

≪ベトナム≫

火曜日~金曜日は、<チームシカモ>による

カフェタイム(8/9(火)~8/18(水)は休み)

ス…スナックorスウィーツの日 …カフェで開催するイベントイ

MAFGAスナック

(韓国サンド)

MAFGAスナック

(葱油餅)

スMAFGAスナック

(韓国サンド)

ストゥエットさん

【ベトナム】

スMAFGAスナック(葱油餅)

MAFGAスナック

(韓国サンド)

ス いずみさん

【ベトナム】

スMAFGAスナック

(葱油餅)

ホーさん

【香港】

8/11(木)~8/17(水)のランチはお休みです。スナックを提供します。

8/11(木)~8/17(水)のランチはお休み

9:30~11:0015:00~17:00

★カフェをご利用 できる時間

日頃の感謝を込めて!

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行)6

下記についての問い合わせ・申し込みは(公財)箕面市国際交流協会まで

電話:072-727-6912 FAX:072-727-6920 E-mail:[email protected]

国際交流協会(MAFGA)からのお知らせ

イ ベ ン ト 情 報

8/13(土)11:00~12:00

定例イベント ◎今月のテーマ:「動物、ペット」

場所:ボランティア活動室

  (箕面市立多文化交流センター)

参加費:無料

ハット市と英語でスカイプ交流!NZのハット市にある図書館に集まった市民の皆さんと、スカイプをつないで英語でフリートークをします。英語でお話してみたい方、どなたでも歓迎。ぜひご参加ください。

8/4(木)8/5(金)10:00~12:00

夏休みの子ども国際理解イベント

ことばとあそびで世界を知ろう!あそびを通して、さまざまな国の文化を体験◎講師:地域在住の外国人市民 ◆対象:小学生

イベント 場所:講座室

  (箕面市立多文化交流センター)

定員:各30名(申込先着順)

参加費:無料

8/18(木)8/19(金)10:00~12:00

「西南にほんごひろば」交流会(第2回)

「夏休みの宿題をしよう!」夏休みの宿題をしたり、休けい時間には、ボランティアと一緒におしゃべりしたり遊びます。◆対象:外国にルーツのある子ども(小学生~高校生)

イベント 場所:箕面市立西南公民館  (箕面市瀬川3-2-5)

定員:10名(要申込)

参加費:無料

持ち物:夏休みの宿題、ドリンクなど

8/24(水)10:30~11:15

シカモサロン ~外国語での絵本の読み聞かせ~チームシカモが外国語を身近に感じてもらえるよう、絵本の読み聞かせを企画。外国語のリズムを感じ、絵本を通して異文化交流しませんか?◎読み手:崔さん

定例イベント 場所:comm cafe

  (箕面市立多文化交流センター)

参加費:500円(ドリンク、スナック付き)

8/28(日)10:00~12:30

映画上映会

「Girl Rising ~ 私が決める、私の未来」

★期 間:7月21日(木)~8月25日(木)*月曜日をのぞく ★時 間:9:00~17:00

★場 所:箕面市立多文化交流センター

★対 象:小学生~大学生

★注 意:自習室では、飲食禁止。ふたのついた飲み物のみ持ち込み可。

世界中の女の子の困難と可能性を描いた映画の上映と水汲み体験

イベント 場所:講座室(箕面市立多文化交流センター)参加費:大学生以上…300円(運営費)    高校生以下…無料定員:90名(申込先着順)

夏休みの自習室がオープンします!

ホストファミリー大募集 !

【2016年夏期・北摂エリアの案件紹介】

①6月中旬~ 大阪大学箕面キャンパスに通うカリフォルニア大学の学生団体(約2ヵ月間)

②6月中旬~ 大阪大学吹田・豊中キャンパスに通うカリフォルニア大学の研究生団体(約2ヶ月間)

③7月中旬~ 関西大学国際プラザの短期日本語プログラムに通う留学生(国籍多様)(1~2泊)

④7月中旬~ 大阪大学箕面キャンパスに通うマヒドン大学(タイ)の学生団体(約1ヶ月間)

※謝礼金:1泊あたり2,000円の謝礼金をお支払いいたします。

これらのキャンパスにバスやモノレールなどでアクセスしやすいファミリーを大募集しています!

★お問合わせ★ ネクステージ ホームステイインジャパン大阪支店メール︓[email protected] ネクステージ ホームステイインジャパン06-6303-0112お電話︓ (受付:平日 10:00~19:00)

大阪大学・関西大学の短期研修プログラムで来日する留学生のホストファミリーを募集しています。お子様にとっても素晴らしい国際交流の機会となりますので、ご興味のある方はお気軽に下記までお問い合わせください。

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7MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行)

問合せ・申込みは、それぞれの団体へお願いいたします。

他団体からのお知らせ

定例事業 夏休み前後のスケジュール

ささゆり(初級読み書き)

事 業 名 事 業 名夏休み前最終日 夏休み明け初回日 夏休み前最終日 夏休み明け初回日

7月19日(火) 9月6日(火)

7月21日(木) 9月8日(木)

7月22日(金) 9月9日(金)

8月5日(金)

7月16日(土)

8月26日(金)

9月3日(土)

7月19日(火) 9月6日(火)

7月の第3週目 9月の第1週目

*ただし、英会話・入門、初級、中級、やり直しの英会話は、7月の第4週目が最終*子ども英会話(低学年)は 9月13日からはじまります

あかね(初級会話)

ひまわり

萱野にほんご

子どもほっと

多言語相談

国際理解のための語学講座*

日本語教室

毎週火曜日…韓国・朝鮮語、      中国語、英語第 2・4火曜日…ベトナム語、        フィリピノ語

8/7(日)14:00 ~ 17:00

8/20(土)12:00 ~ 16:30(受付 11:30 ~)

セミナー

セミナー

ヘイトスピーチの根絶のために、これらの法律や条例を市民がどのように活用していくのか、また大阪にとどまらず、各地方自治体にどのように広げていくのかについて、いっしょに考えましょう。【基調報告】「ヘイトスピーチ解消法をいかに使うか」:師岡康子さん(弁護士)「大阪市ヘイトスピーチ対処条例をいかに使うか」:田島義久さん(弁護士)など

世界の課題と向き合うために、彼らの苦しみを想像し、誰かと語り合う体験を行うことが、より良い未来につながるのではないでしょうか。セミナーでは皆さんとご一緒に想像する力を養う大切さを考えます。

基調講演:「写真の向こう側にある世界」川端嘉文さん(フォトジャーナリスト)、ボランティアによるユニセフ活動報告、大阪府立松原高等学校2年生の発表:「高校生の平和学習」、ワークショップ「フォトランゲージ:世界の課題と向き合おう」など

場所:つるはし交流ひろば「ぱだん」JR・地下鉄・近鉄「鶴橋」下車(大阪市生野区鶴橋2-15-28)参加資料代:500円申込み・問合せ:(一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)電話:06-6543-7003メール:[email protected]主催:人種差別撤廃NGOネットワーク

場所:大阪市中央公会堂大会議室

(地下鉄御堂筋線 / 京阪電鉄「淀早橋」)

定員:80名  参加費:無料

申込み・主催:大阪ユニセフ協会まで

電話・FAX・メールにて

電話 :06-6645-5123

FAX:06-6645-5124

メール:un@unicef-osaka.jp

みんなでつかおう!ヘイトスピーチ解消法・大阪市条例

ユニセフセミナー大阪 2016世界の子どもたちは幸せか ー想像する力を養う

町屋で楽しく洋服をつくってみませんか?

スクール coupe de MINAMI 南プロカッティング研究所

●問合せ :〒562-0012 箕面市白島2-2-30 電話 / FAX 072 (721) 4151       E-mail [email protected] URL http://www.coupe-de-minami.com

◆リフォームや服のお仕立てもいたします! ◆パターンや立体裁断も教えます。  ◆詳細はホームページあるいは下記まで直接お電話ください!

南正枝 プロフィール (略歴)

昭和42~45年 フランス ・ パリの洋裁学校にて立体裁断、

           デザイン等を修得

昭和45~47年 カネボウCristian Diorアトリエでデザイナー

昭和47年以降  大学および専門学校での講師経験多数

ボディに布を直接

のせて服をつくって

みましょう!

(立体裁断)

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MAFGA (公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.107(2016 年 8月 1日発行)8

編集後記

問合せ:(公財)箕面市国際交流協会 〒562-0032 箕面市小野原西 5-2-36 多文化交流センター

Tel:072-727-6912 Fax:072-727-6920 E-mail:[email protected]

Webサイト:www.mafga.or.jp Facebook:facebook.com/Mafga

「めろん」編集スタッフ

【ボランティア】 崔聖子、大橋亜由美、島田希、井嶋眞佐子、渡辺茂樹、鳥羽山良平、土肥彩香、鷲尾則昭、高橋博子

【事務局】 三上照男、岩城あすか、河合大輔、神谷敦子

アクセスマップ●(平日・土曜)黄ルート「多文化交流センター前」 または赤ルート「小野原南」から西へ約 550m●(日曜・祝日) 「小野原西五丁目」から西へ約 200m ※「多文化交流センター前」には停まりません。

関西学院千里国際キャンパス 

千里中央北千里方面から

阪急石橋から

JR茨木方面から

出 発 バス番号 最寄バス停

小野原

小野原西

小野原

小野原西

小野原南

小野原西 5丁目

30、51、55、5658、59、66、79

175、176

70

70、78

92

関西学院千里国際キャンパス

豊川南小学校プロフーズ

松出公園

G.SエネオスG.Sエネオス 関西

スーパー

スターバックス

コミュニティセンター太陽の家

小野原

小野原西6丁目

勝尾寺口西

←石橋←石橋 茨木→

豊川支所豊川支所

西国街道

多文化交流センター

ペットショップ

オレンジゆずるバス 2014年(平成28年)7月17日からのルート

おぎのかつひこ

箕面市国際交流協会理事長交代のお知らせ

7月8日の理事会で、この6年間理事長を務めた荻野克彦理事長が辞意を表明し、新理事長に西岡璋典理事が選任された(前理事長は理事としては留任)。以下、西岡新理事長からのあいさつを紹介する。

なお、新理事長については、近々特集を組んで紹介する。

 「この度、 荻野前理事長よりバトンを受け継ぎました。 前理事長同様よろしくお

願い申し上げます。 協会では、 地域の国際化を推進する数多くの活動をしてい

ますが、 それらの活動は多くのボランティアの方々によって成り立っています。 引

き続き、 多くの方々にボランティア活動にご参加頂き、 多くの市民の方々とともに

多文化共生活動が展開できることを願っています。」

にしおかあきのり

 先日、現役の新聞記者である N さんを招き、よい記事を書くための勉強会があった。書き手は常に読み手にとって分か

りやすいことばを見つける努力をしなければならないという基本(初心)を忘れかけている自分が見えてきた。なぜめろ

んの編集委員になったのか?それは自分自身の思い、今起こっていること、みんなで考えたいことなどを伝えていきたい

から。その思いを実現するための答えが見えたような気がする。

 何日か前に、知人の家で焼肉パーティーをした。バーベキュー好きの私にとってはとても楽しみで、もしや雨が降るので

はとやきもきする日々が続いたが、無事に楽しいひと時を過ごすことができた。汗まみれになりながら肉を焼き、みんな

に振る舞う夫、サービス精神旺盛な優しい奥さんと子どもたち。ちょっとしたこのような触れ合いで、生きている実感と幸

せを感じる。「人間って素晴らしいなー」と思わずにはいられない一日を過ごすことができた。

 誰かにこのような思いのバトンを渡すことのできる私でありたい。(崔)

速報

西岡璋典新理事長