機械的回転に基づくキラリティ制御

ロータリーエバポレーターを用いた

キラル集合体の作成

石井研究室

［機能性分子の開発］

生産技術研究所 物質・環境系部門

Department of Materials and Environmental Science

http: / /www.k- ishi i lab. i is .u-tokyo.ac. jp

機能性錯体化学

光機能性金属錯体の開発 Fw304

応用化学専攻

分子に機能を

新規電子構造の発見と解明は、新規領域の開拓につながるだけでなく、新しい機能を開発する上で重要です。特に金属錯体は

多彩な電子状態を取り得るため､電子構造を設計する上で有望です。石井研究室では、錯体化学-光化学-スピン化学を融合するこ

とで新規分野を開拓し、有機・無機複合体の新しい機能創出を行っています。

Functionalization of Molecules

深部がん治療への指針提案

生体機能分子の化学

光線力学的がん治療

蛍光プローブ

微生物分光

微生物中のシトクロムcを

直接分光観測

マウス中のビタミンC

（がん治療薬として期待）を蛍光観察

400 500 600 700-0.05

0

0.05

Wavelength (nm)

Ker

r-el

lipti

city

(deg

) Spectra SiPc(OTHS)2-SrO 6Fe2O3

SrO 6Fe2O3

-0.5 0 0.5

-0.04

0

0.04

Ker

r-el

lipti

city

(deg

)

Magnetic field (T)

Hysteresis

分子磁気光学材料

室温における分子の磁気ヒステリシス

SrO･6Fe2O3

磁気的性質と反応の光制御

hn

一重項 三重項

光機能性分子の化学

ラジカルの電子スピンを光で制御

有機化合物の磁気キラル二色性を初めて観測

非偏光

弱い吸収強い吸収

生命のホモキラリティ解明の手掛かり

60 min after Vitamin C injectionVitamin C injection

ヘモグロビン・ヘム 光合成 (クロロフィル)

光線力学的がん治療

顔料・染料

太陽光エネルギー変換

光記録媒体

光電荷発生材料（コピー機）

触媒

ポルフィリン

フタロシアニン

Vertical

direction

Anticlockwise

rotation

Horizontal

direction

A B

C

D

𝑯 > 𝟎

𝑯 = 𝟎 𝑯 < 𝟎