死んだニワトリを発見せよ！

2018年 11月 22日

日本電気株式会社

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どちらの卵が新鮮でしょう？

見た目では区別がつきません

新鮮な卵 と 腐った卵

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卵が新鮮かどうかは二重、三重で厳しくチェック

しかし、チェックをすり抜けた傷んだ卵が市場に！

ヒビ、汚染、腐敗などの項目をチェック

養鶏業者

出荷前のチェック

養鶏業者

出荷前のチェック

養鶏業者

出荷前のチェック

養鶏業者

出荷前のチェック

（GPセンター：Grading＆Packing facilities)

集荷センター

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腐った卵が市場にでてしまうと…

信用の回復に多くの時間とお金が必要

悪い噂 病気

新鮮な卵も売れない

こんなリスクは何としても避けたい！

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なぜ腐った卵がでてくるのか？

日本でのほとんどの採卵養鶏は、狭いケージにニワトリを入れており、ニワトリにとって決して快適な環境ではない。

餌が十分に食べられず、ケンカやストレスで弱っていき、やがて死んでしまう。

写真提供： 有限会社 緑の農園

70cm×60cmのケージに１０羽 平飼い

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なぜ腐った卵がでてくるのか？

死んだニワトリに卵が長期間引っかかってしまう

ある日、その傷んだ卵が採卵場所に落ちてくる

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毎朝、死んだニワトリがいないかをチェック

この重労働を毎日行うのも60歳を過ぎたシニア世代。どの養鶏農家も抱える問題

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NEC CAN

解決すべき２つの課題

＊腐った卵の市場流通の阻止

＊死んだニワトリの発見作業の軽減

★プロジェクトスタート★NECが得意とする画像解析とAI（人工知能）活用で

死んだニワトリを発見できるはずだ！

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データの採取

画像撮影の条件

様々なタイプの鶏舎 色々なニワトリの様子元気なニワトリ 死んだニワトリ

ニワトリの種類 複数の時間帯給餌時間 朝、夕

約３６万枚の画像データを採取

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データの機械学習

その中から約１０万枚のデータを機械学習させ、死んだニワトリがいるか、いないかを判定するAIシステムを作った。

機械学習のイメージ

撮影

死鳥あり

死鳥なし

分類

細分化

学習と

ルール

判定アルゴリズム画像の

インプット

判定結果約95,000枚

約22,000枚

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成果： 機械学習の精度

静止画像での判定精度は約90%

死鳥なしと推定死鳥ありと推定

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次のステップ

動きながらリアルタイムに判定できるか？

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成果： リアルタイム判定

現在はリアルタイムに撮影・判定した場合のAIの精度向上を進めている

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目指すゴール

自動走行等による鶏舎の巡回

自動走行メカニズムについては鋭意検討中

死鳥の場所はタブレットに。そこだけケージのチェックをすればよい

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さいごに