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アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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1.1 はじめに
このガイドでは、SHC コンパイラパッケージの導入方法を説明しています。また、本アプリケーションノー
コンパイラパッケージ V.9.00 Release 04A」を用いて作成しています。そのため、他のバージョンでは
異なることがあります。
1.2 必要なソフト
SHC コンパイラの導入には、下記のソフトが必要です。
Table1-1のツール群は、ルネサスエレクトロニクス株式会社のホームページから入手できます。
まず、ルネサスエレクトロニクスのホームページ(下記 URL)にアクセスし、その後、以下に記述する
ードを行ってください。
URL: http://japan.renesas.com/homepage.js
ソフトウェア名 説明
【無償評価版】SuperH
ファミリ用 C/C++コン
パイラパッケージ
総合開発環境とコンパイラのセットです。GUI を使っ
プログラム開発ができます。評価版のため、期限 60 日
経過するとリンクサイズが 256Kバイトに制限されま
ルネサス SHC 評価版インストールガイド
Table1-1 開発環境構築に必要なソフトウェア一覧
1. 開発環境の構築
トは「SuperH ファミリ用 C/C++
インストール方法や操作方法が
手順に従い、ツールのダウンロ
p
て
が
す。
4版 2011年06月24日
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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トップページで、「製品情報」を選択し、「マイコン」項目内の「SuperH」を選択します。
SuperH 製品紹介ページが表示されましたら、画面左中ほどにある、「関連リンク」項目内の「無償評価
版ソフトウェアダウンロード」を選択します。
Fig1.2-1 SHファミリ用C/C++コンパイラパッケージの入手手順 1
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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評価版ソフトウェアダウンロードページが表示されましたら、評価版ソフトウェアツールの中から、
「SuperH ファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ」の「評価版ダウンロード」を選択します。
評価版ソフトウェアの一覧ページが表示されましたら、一覧の中から、「【無償評価版】SuperH ファミ
リ用 C/C++コンパイラパッケージ」を選択します。
Fig1.2-2 SHファミリ用C/C++コンパイラパッケージの入手手順 2
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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ダウンロードページが表示されますので、表示されている注意事項を確認した後、ダウンロードを行っ
てください。なお、ダウンロードの際には、ユーザ登録が必要になります。
Fig1.2-3 SHファミリ用C/C++コンパイラパッケージの入手手順 3
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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1.3 インストール上の注意
■HEW に複数のコンパイラを追加する場合はお読みください。
「AN133 GCC インストールガイド」及び「AN132 ルネサス SHC 評価版インストールガイド」で説明している SHC コンパイラ、GCC
コンパイラを 1つの HEW に導入することも可能です。その場合は、次の順序に従ってインストールを実行してください。
①「AN132 ルネサス SHC 評価版インストールガイド」の手順に従い、HEW 及び、SHC コンパイラをインストールする。
② GCC コンパイラ(GUNUSH)のみをインストールする。(KPIT 社提供の HEW はインストールしない。)
「AN133 GCC インストールガイド」の「1.5 GCC コンパイラのインストール」から実行してください。
③ 以上でインストール作業は完了です。
!注意
※上記以外の方法で、インストールすると不具合が発生する場合があります。そのため、先に「AN133
GCC インストールガイド」の内容を実行してしまった場合は、GCC コンパイラ及び KPIT 社提供の HEW
をアンインストールした後、上記の方法を実行してください。
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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1.4 コンパイラパッケージのインストール
コンパイラパッケージをインストールし、開発環境を構築します。インストールの最後にコンピュータを再起動させますので、作業中
のドキュメント等は保存し、終了させてください。また、本文は「SuperH ファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ V.9.00 Release 04A」
を用いて作成しています。そのため異なったバージョンでは表示や動作が異なることがあります。
① shvXXXXX_ev.exe を実行します。
上記「shvXXXXX.exe」の X印はバージョンを示します。「SuperHファミリ用C/C++コンパイラパッケージV.9.00 Release 04A」の場合、「shv9004a.exe」です。
② ダイアログが表示されます。「Next」を押して次に進みます。
Fig1.4-2 インストールウィザードの起動 2
Fig1.4-1 インストールウィザードの起動 1
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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③ インストール用の一時フォルダを指定し、「Next」を押し次に進みます。
例として「C:¥Temp\shv900r04A」と指定しています。
④ 実行ファイルが展開され、インストール内容が表示されます。オートアップデートユーティリティのチェックボックスを外し、「Install」を押して次に進みます。
Fig1.4-3 一時フォルダの指定
Fig1.4-4 インストール内容の表示
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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⑤ 設定言語の選択が表示されます。「日本語」を選択し、「次へ」を押して次に進みます。
⑥ 開発環境用のセットアップが表示されます。「次へ」を押し終了します。
Fig1.4-5 設定言語の選択
Fig1.4-6 開発環境のセットアップ
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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⑦ 使用許諾契約の画面が表示されます。同意できたら「はい」を押します。
⑧ その他の地域(日本、アジア他) を選択し、「次へ」を押して次に進みます。
Fig1.4-7 使用許諾契約画面
Fig1.4-8 地域の選択
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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⑨ インストール先の選択画面が表示されます。インストール先のフォルダを確認し、「次へ」を選択し次に進みます。
⑩ インストール内容が表示されます。「次へ」を選択し次に進みます。
次へ を選択することで、インストールが開始されます。
Fig1.4-9 インストール先の選択画面
Fig1.4-10 インストール内容の表示
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
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⑪ インストールが完了しました。「完了」を押しウィザードを終了します。
⑫ 再起動をうながす画面が表示されます。「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」を選択し、「OK」を押し PC を再起動させます。
⑬ 以上で開発環境のインストール作業は終了です。
Fig1.4-11 インストール完了
Fig1.4-12 コンピュータの再起動
アプリケーションノート AN132 ALPHA PROJECT Co.,LTD.
「1.開発環境の導入」でインストールした開発環境「HEW」使用してプログラムを作成するための手順を、ターゲットが SH7125 の場
合を例として説明します。今回の説明に用いるターゲットの型番、コンパイラ、HEW のバージョンは下記のとおりです。
ターゲット SH7125
コンパイラ SHC Ver9.0.3
HEW Ver.4.02
2.1 プロジェクトの設定
HEW を使用しプロジェクトの雛形を作成します
① HEWの起動
Windows のスタートメニューより、「スタート」HEW を起動してください
② 「ようこそ!」画面が起動します。「新規プロ
F
2. プログラムの作成とビルド
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。
-「プログラム」-「Renesas」-「High-performance Embedded Workshop」を選択し
ジェクトワークスペースの作成」を選択し、「OK」を押して次に進みます。
Table2-1 開発環境
Fig2.1-1 HEW の起動
ig2.1-2 Welcome!画面
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③ 「新規プロジェクトワークスペース」ダイアログが表示されます。「Application」が選択されていることを確認してく
ださい。
CPU 種別ツールチェインの変更の必要はありません。
④ 「ワークスペース名」、「プロジェクト名」をそれぞれ設定します。その後「OK」を押し次に進みます。
例として「ワークスペース名」、「プロジェクト名」共に「sample」と指定しています。
Fig2.1-3 CPU family の選択
Fig2.1-4 Workspace Name 及び Project Name の選択
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⑤ 使用する CPU の種類を選択し、「次へ」を押します。
例として CPU type に「SH-2」、CPU に「SH7125」を選択し、ツールチェインバージョンは、「9.0.3.0」を使用しています。
⑥ エンディアンを選択し、「完了」を押します。
例としてエンディアンは「Big」を選択しています。
Fig2.1-5 CPU 種類の選択
Fig2.1-6 エンディアンタイプの選択
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⑦ プロジェクト設定情報が表示されます。「OK」をクリックします。
⑧ 編集画面右にプロジェクトツリーが表示されます。
⑨ 以上でプロジェクトの雛形が作成されました。
Fig2.1-9 設定情報の表示
Fig2.1-10 プロジェクトツリーの表示
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2.2 ビルド
プログラムの作成が終わりましたら次はビルドです。
① ビルドをするにはメニューより、「ビルド」-「すべてをビルドする」をクリックします。
② ビルド画面にエラー表示がなければ完了です。
Fig2.2-1 プログラムのビルド
Fig2.2-2 ビルドの完了
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商標について
・SuperH は、ルネサスエレクトロニクス株式会社の登録商標、商標または商品名称です。
・Windows®の正式名称は Microsoft®Windows®Operating System です。
・Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・Windows®Vista、Windows®XP、Windows®7 は、米国 Microsoft Corporation.の商品名称です。
本文書では下記のように省略して記載している場合がございます。ご了承下さい。
・Windows®Vista は Windows Vista もしくは WinVista・Windows®XP は Windows XP もしくは WinXP・Windows®7 は Windows7 もしくは Win7
・その他の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
ALPHA PROJECT Co.,LTD.株式会社アルファプロジェクト〒431-3114静岡県浜松市東区積志町 834http://www.apnet.co.jpE-MAIL : [email protected]
ご注意
・本文書の著作権は(株)アルファプロジェクトが保有します。
・本文書の内容を無断で転載することは一切禁止します。
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い。
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いませんのでご了承下さい。