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【ワキガ臭のタイプは原因物質で決まる】 ニオイタイプごとに変わるワキガ臭の対処法。1500件の体臭検査で分かった日本人の体臭傾向と改善策【第7弾】
硫黄系臭気物質
スパイシー系臭気物質
動物臭的臭気物質
生臭い臭気物質
個人の体臭を検査し、体臭改善のサポートを行うサイト「体臭クリーニング」を運営する株式会社ベネフィット-イオンでは、2018年末時点で体臭検査ユーザー1500人分のデータを保有するに至りました。
体臭検査を受検するユーザーは、基本的に自分自身の体臭に悩んでおり、その改善を目指しますが、検査ユーザー1500人のうち356人(男性148人、女性208人)は、一般的に言う「ワキガ臭」を有していました。また人によって様々なタイプがあり、それはワキガ臭に含まれるニオイ物質の種類及び含有ボリュームやバランスで決まることがが判明しました。
全日本人のうち約5%、およそ630万人がワキガ臭を持っていると言われています。そしてそのニオイタイプは一つではありません。今回の調査では、ワキガ臭の元となる皮脂や汗などに含まれる分泌物を採取し、GCMS(ガスクロマトグラフィー質量分析)を行うことによって、どのような物質がワキガ臭の様々なニオイタイプを形作っているのかを調査しました。
ワキガ臭のタイプワキガ臭は混合臭でありながらも、含有する臭気物質の種類によって、以下の4つのタイプに特徴付けられます。1)硫黄系ワキガ臭
メルカプタン類やチオール類等、主に硫化物臭気が表立つタイプ。
2)スパイシー系ワキガ臭刺激感のあるアルデヒドやケトン類などが原因。鉛筆の芯やクミン、金属臭等はこのタイプに属する。
3)動物臭的なワキガ臭牛やヤギのようなニオイが表立つタイプ。主に短鎖脂肪酸が原因。
4)生臭いワキガ臭アミン類やピロール類などの窒素系物質が主原因となるタイプ。
硫黄系スパイシー系
動物臭 生臭い混合臭率
男性 29.1% 56.1% 71.6% 31.1% 1.87
女性 22.1% 70.2% 30.3% 58.7% 1.81
合計 25.0% 64.3% 47.5% 46.3% 1.83
ワキガ臭が上記4種だけで成り立つわけではなく、また、ワキガ臭を持たない人にもこれらの物質検出はあります。しかしながらワキガ臭のニオイタイプを決めるのは、特殊性の高い上記の臭気グループであることは、試薬との比較感応評価結果で明らかとなっています。
男女別にみると男性では動物臭的原因物質の検出、女性ではスパイシー系物質の検出が多く。感応評価とも一致していました。
また男女とも一人当たり1.8グループ以上の複数検出がありました。これは検査ユーザー全体の数値(0.75)を大きく上回りました。
ワキガ臭の中に含まれる臭気原因物質の出現率
【1500件の体臭検査で分かった日本人の体臭傾向と改善策】のバックナンバーは下記URLからご覧頂けます。
【第1弾】女性の加齢臭はノナナールの過剰分泌が最大の原因。https://benefit-ion.com/press-benefit1.pdf
【第2弾】実は思い過ごし!? 自分自身の体臭に怯える女性のうち「2 割以上」は人並み以下の体臭だったhttps://benefit-ion.com/press-benefit2.pdf
【第3弾】当てにならない家族の意見。強い体臭も、家族の58.1%に感知されないことが判明。https://benefit-ion.com/press-benefit3.pdf
【第4弾】首都圏に住む人は、自分の体臭に過敏過ぎる?https://benefit-ion.com/press-benefit4.pdf
【第5弾】隠れワキガにご用心? ワキガ臭がある人のうち、48.3%は自身のワキガ臭に気付いてない?https://benefit-ion.com/press-benefit5.pdf
【第6弾】洗濯で落としきれない蓄積臭があなたの体臭印象を決める!https://benefit-ion.com/press-benefit6.pdf
【日本人の体臭についての調査報告第7弾概要】調査期間:2016年3月20日~2018年11月30日調査人数:15歳~69歳の男女(内訳:男性613名、女性887名)調査内容:原因物質から見るワキガ臭のタイプ調査結果ページURL:https://benefit-ion.com/press-benefit7.pdf第7弾分析結果発表日:2019年12月2日
【会社概要】会社名:株式会社ベネフィット-イオン代表者:代表取締役社長 上原幹也所在地:福井県福井市つくし野2-106TEL:0776-63-5531FAX:0776-63-5541URL:https://www.benefit-ion.comE-mail:[email protected]事業内容:個人の体臭検査及び改善策提案サイト「体臭クリーニング」運営及び体臭改善アイテム製造販売
ワキガ臭タイプ毎の対処法
前記ワキガ臭原因物質のうち、硫黄系は主に酸性物質となります。また生臭さの原因物質はアルカリ性物質が中心となります。動物臭物質とスパイシー物質については、中性域の物質が多くなりますが、いずれもイオン交換が可能な物質となり、極性を持つアプローチ剤を使えば無臭化が可能になります。
一般にワキガ臭ユーザーは制汗剤やワキガクリームでの対処だけを考える人が多いのですが、大事なことは衣類の蓄積臭除去となります。ワキガ臭が蓄積している衣類では、着用の瞬間から臭気物質の発露が始まってしまうからです。蓄積臭除去のために、自分自身のワキガ臭タイプを見極め、臭気物質のpHに合わせたアプローチアイテムを使うことが効果的なワキガ臭対策となります。