19
1 2 つの数列 fa n g fb n g a 1 =0b 1 =1 および W a n+1 = a n ¡ b n b n+1 = a n +3b n +1 (n =1; 2; 3; Ý) によって定められている. (1) c n = a n + b n +1 によって定められる数列 fc n g の一般項を求めよ. (2) a n+1 a n n を用いて表せ. (3) d n = a n +1 2 n によって定められる数列 fd n g の一般項を求めよ. (4) n P k=1 a k 2 k を求めよ. ( 愛媛大学 2016 2 A 3 桁の自然数で,その百の位の数 x,十の位の数 y,一の位の数 z は, 100x + 10y + z = x!+ y!+ z! を満たしている. (1) 6! の値を求め,x; y; z はすべて 5 以下であることを示せ. (2) x 3 以下であることを示せ. (3) y; z のうち少なくとも 1 つは 5 であることを示せ. (4) A を求めよ. ( 愛媛大学 2014 3 n は自然数,m は整数,k; ®; ¯ は実数とする. (1) ® = 1¯ = 1 のとき,®¯ = ® + ¯ ¡ 1 が成り立つことを示せ. (2) x に関する 2 次方程式 x 2 ¡ mx + k =0 2 つの解を p; q とする.p が整数ならば,q k も整数であることを示せ. (3) x に関する 2 次方程式 x 2 ¡ n 2 x + n =0 は,整数の解をもたないことを示せ. (4) x に関する 2 次方程式 x 2 ¡ (n ¡ 2) 2 x + n =0 が整数の解をもつとき,n の値とその解をすべ て求めよ. ( 愛媛大学 2014 4 次の各問の答えとして正しいものを選択肢から選びなさい. (1) 10 ¡7 £ 10 ¡7 = 1 10 14 2 10 ¡49 3 10 ¡14 4 10 49 5 10 (2) y = 10 ¡x のグラフは である. (3) y = Bx A + x A; B は正の定数)において,y = B 2 のときの x の値は, である. 1 B 2 A 3 A B 4 B A 5 AB 次の空所 を埋めよ. (4) ¡12 (x + 1)(x ¡ 3) = x +1 + オカ x ¡ 3

f g f ng 3 は自然数, は整数, は実数とする. n...(5) % B 8¡ F 4 3 =% F 3 4 + B 18= = キク ¡ D ケ (6) (4 3 2) ¡4 3 = コ サシ (7) 1 2 log2 6¡log4 24 = スセ

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Page 1: f g f ng 3 は自然数, は整数, は実数とする. n...(5) % B 8¡ F 4 3 =% F 3 4 + B 18= = キク ¡ D ケ (6) (4 3 2) ¡4 3 = コ サシ (7) 1 2 log2 6¡log4 24 = スセ

1 2つの数列 fangと fbngが a1 = 0,b1 = 1および

W an+1 = an ¡ bnbn+1 = an + 3bn + 1

(n = 1; 2; 3; Ý)

によって定められている.

(1) cn = an + bn + 1によって定められる数列 fcngの一般項を求めよ.

(2) an+1を anと nを用いて表せ.

(3) dn =an + 12n

によって定められる数列 fdngの一般項を求めよ.

(4)nP

k=1

ak2kを求めよ.

(愛媛大学 2016)

2 Aは 3桁の自然数で,その百の位の数 x,十の位の数 y,一の位の数 zは,

100x+ 10y+ z = x! + y! + z!

を満たしている.

(1) 6!の値を求め,x; y; zはすべて 5以下であることを示せ.

(2) xは 3以下であることを示せ.

(3) y; zのうち少なくとも 1つは 5であることを示せ.

(4) Aを求めよ.

(愛媛大学 2014)

3 nは自然数,mは整数,k; ®; ¯は実数とする.

(1) ® = 1,¯ = 1のとき,®¯ = ®+ ¯¡ 1が成り立つことを示せ.

(2) xに関する 2次方程式 x2 ¡mx+ k = 0の 2つの解を p; qとする.pが整数ならば,qと k

も整数であることを示せ.

(3) xに関する 2次方程式 x2 ¡ n2x+ n = 0は,整数の解をもたないことを示せ.

(4) xに関する 2次方程式 x2¡ (n¡ 2)2x+ n = 0が整数の解をもつとき,nの値とその解をすべ

て求めよ.

(愛媛大学 2014)

4 次の各問の答えとして正しいものを選択肢から選びなさい.

(1) 10¡7 £ 10¡7 = ア

1 1014 2 10¡49 3 10¡14 4 1049 5 10

(2) y = 10¡xのグラフは イ である.

(3) y = BxA+ x(A; Bは正の定数)において,y =

B2のときの xの値は, ウ である.

1 B 2 A 3AB 4

BA 5 AB

次の空所 エ ~ テ を埋めよ.

(4)¡12

(x+ 1)(x¡ 3)=

x+ 1 +オカ

x¡ 3

Page 2: f g f ng 3 は自然数, は整数, は実数とする. n...(5) % B 8¡ F 4 3 =% F 3 4 + B 18= = キク ¡ D ケ (6) (4 3 2) ¡4 3 = コ サシ (7) 1 2 log2 6¡log4 24 = スセ

(5) %B8¡F 43=%F 3

4+B

18= = キク ¡D

(6) (43

2 )¡4

3 =コ

サシ

(7)12log2 6¡ log4 24 = スセ

(8) (4x2 + 5x¡ 4)¥ (x¡ 2) = ソ x+ タチ ,余り ツテ

(松山大学 2014)

5 座標平面上において,2点A(¡2; 5),B(7; ¡1)を通る直線を `とする.また,点 Pは放物線

y = ¡3x2上を動く.

(1) 線分ABの長さは アC

イウ である.

(2) 直線 `の方程式は y = ¡エ

オx+

カキ

クである.

(3) 4ABPの面積の最小値はケコ

サであり,このとき点 Pの座標は % シ

ス;

セソ

タチ=で

ある.

(松山大学 2013)

6 次の空所 ア ~ タ を埋めよ.

赤玉が 5個,青玉が 7個,黄玉が 4個入っている袋から,玉を同時に 3個取り出した.

(1) 玉の色の組み合わせは アイ 通りである.

(2) 取り出した 3つの玉がすべて同じ色である確率はウ

エオである.

(3) 取り出した 3つの玉がすべて別の色である確率はカ

キである.

(4) 赤玉を 2点,青玉を 1点,黄玉を 0点とするとき,合計点が 4点となる確率はクケ

コサシである.

(5) (4)のように点数をつけるとき,合計点の期待値はスセ

ソタである.

(松山大学 2014)

7 次の空所 ア ~ ト を埋めよ.

関数 f(x) = x3 + 12ax2 ¡ 6x¡ 1

2bがある.ただし,

a =Z 1

0f(t)dt ÝÝ1 b =

Z 1

¡1f(t)dt ÝÝ2

とする.

(1) 関数 f(x)の不定積分は

Z

f(t)dt = 1

アt4 + 1

イat3 ¡ ウ t2 ¡ 1

エbt+ C (Cは積分定数)

であり,式1,2より a = ¡ オ ,b = ¡カ

キである.

(2) y = f(x)が表す曲線Aにおいて,x = 32のときの接線Bを y = g(x)とおくと,関数f(x)

の導関数は

f0(x) = ク x2 ¡ ケ x¡ コ

であるので,

g(x) = ¡サシ

スx¡

セソ

である.

接点以外の,曲線Aと接線Bの交点は,%¡ チ

ツ;

ト=である.

(松山大学 2014)

8 正 12角形の異なる 3つの頂点を結んで三角形を作る.

(1) 三角形は全部で アイウ 個できる.

(2) 正三角形となる確率はエ

オカである.

(3) 直角三角形となる確率はキ

クケである.

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(4) 二等辺三角形となる確率はコサ

シスである.

(松山大学 2013)

9 一般項が,an =1p5

T$ 1 + p52

<n ¡ $ 1¡ p52

<nlで与えられる数列 fang (n = 1; 2; 3; Ý)がある.

このとき,fangは自然数からなる数列であることが次のようにして示される.

® = 1+p5

2; ¯ = 1¡

p5

2とおくと,®+ ¯ = ア ,®¯ = イウ となる.

ここで

a1 = エ ,a2 = オ ÝÝ1

anを ®; ¯を用いて表すと,an =1p5(®n ¡ ¯n)である.

このとき

an+2 =1p5(®n+2 ¡ ¯n+2)

=1p5

S#®n+ カ ¡ ¯n+ キ ; (®+ ¯)¡ ®¯(®n ¡ ¯n)kとなり

an+2 = ク an+1 + ケ an ÝÝ2

が成り立つ.よって1,2より,a3 = コ ,a4 = サ ,Ýとなり,fangは自然数か

らなる数列であることが示された.

(松山大学 2013)

10 4点O(0; 0),A(5; 0),B(5; 4),C(0; 4)を頂点とする長方形OABCの辺AB,BC上にそ

れぞれ点 P(5; m),Q(n; 4)がある.また,ÎPOQ = 45±,ÎAOP = µとする.

(1) tanµをmで表すと tanµ = mア

である.tan(µ+ 45±)を nで表すと tan(µ+ 45±) =

n である.

(2) (1)の結果を利用して,mを nで表すと,m =ウエ

n + 4 ¡ オ である.また,nの値の範

囲はカ

キ5 n 5 ク である.

(3) 4OPQの面積を Sとするとき,Sを nで表すと

S = ケコ ¡サシ nn + 4 +

2n

=セ

2(n + 4)¡

ソタ (n + 4)¡ チツ

n + 4

=セ

2(n + 4) +

チツ

n + 4 ¡ ソタ となる.

したがって,Sの最小値は テト (C

ナ ¡1)となり,そのとき,n = ニ (C

ヌ ¡1)

である.

(松山大学 2013)

11 次の空所 ア ~ ソ を埋めよ.

図のような一辺が長さ 1の正四面体ABCDがある.

(1) Aから底面BCDに垂線AHを下ろすとき,AHの長さは

C

イとなり,正四面体ABCD

の体積は

C

エオである.

(2) 辺AB上に点 P,辺 BC上に点 Qを BP = CQ = xとなるようにとる.四面体 PBQDの体積

は x =カ

キのときに最大となり,これは正四面体ABCDの体積の

ケ倍である.

(3) x =カ

キのとき,ÎDPQ = µとすると,cosµ =

C

サであり,4DPQの面積は

C

シス

セソである.

(松山大学 2014)

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12 等差数列 fangは a9 = ¡5; a13 = 6を満たすとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 一般項 anを求めよ.

(2) anが正となる最小の nを求めよ.

(3) 第 1項から第 n項までの和 Snを求めよ.

(4) Snが正となる最小の nを求めよ.

(高知大学 2010)

13 次の問いに答えよ.

(1) log4 6; log8 9; log9 8を小さい順にならべよ.

(2) 関数 y = log 12

(5¡ x) + log 18

(x¡ 1)3の最小値を求めよ.

(高知大学 2016)

14 方程式 x2 + y2 + 2kx¡ 4ky+ 10k¡ 20 = 0の表す図形 Cを考える.ただし,kは実数とす

る.次の問いに答えよ.

(1) 図形 Cは円であることを示せ.

(2) 図形 Cは kがどのような値であっても定点を通る.その定点の座標を求めよ.

(3) 図形 Cで囲まれる部分の面積の最小値を求めよ.

(4) 図形 Cと直線 y = x¡ 2の共有点の個数を求めよ.

(高知大学 2015)

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