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1 マ ル レ ク 2017‐2018 丸山不二夫レクチャーシリーズ 2017‐2018 概要と実績 ( 2017 年 5 月 ~ 2018 年 3 月 ) 2018 年 3 月現在 丸山事務所 事務局 http://www.digital-life365.com/

マ ル レ ク 2017 2018€¦ · ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。 マルレク2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

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マ ル レ ク 2017‐2018

丸山不二夫レクチャーシリーズ 2017‐2018 概要と実績

( 2017 年 5 月 ~ 2018 年 3 月 )

2018 年 3 月現在

丸山事務所 事務局

http://www.digital-life365.com/

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『マルレク 2017-018』の開催趣旨

「マルレク 2017-2018」は、前年に引続き「 ニューラル・ネットワークと技術革新の展望 」

を年間テーマとして開催します。

マルレクでは、IT 技術のグローバルな新しい波にフォーカスして、丸山が重要と考える

トピックについて、ベンダー・フリーな立場から、出来るだけ新しい情報を、出来るだけ

わかりやすく、出来るだけ多くの方に、伝えていこうと思います。マルレクの基本的なメ

ッセージの一つは、日本の IT 業界が日本の元気を牽引するようになる上でも、日本の IT

業界が、グローバルな技術的イノベーションの一翼を担うことが必要だと言うことです。

グローバルな動向をよく知り、自分の頭でよく考えることが、イノベーションの出発点で

す。

マルレクは、直接には、新しい技術の「アーリー・アダプター」層をターゲットにして

います。その層を拡大し、その層のもつ技術的情報を豊かに出来ればいいと考えています。

それは、イノベーションを担う層の裾野を広げ、間接的には、イノベーションを受け入れ

る層を拡大することにつながると確信しています。

『マルレク 2017-2018』開催テーマ (実績と予定)

「マルレク 2017-2018」は、2017 年 5 月から 2018 年 3 月まで、隔月を基本に年間で 6 回

の開催を予定しています。

「マルレク」へのご参加につきましては、

(1) 「マルレク」開催一回につき参加料を 1,000 円とさせていただきます。(一般受講)

(2) 個人によるマルレクへの協賛(個人協賛会員)を募集しています。

協賛会員につきましては、参加料は無料、また一般申込に先立ち先行申込を募ら

せていただきます。

第一回 「 ニューラル・コンピューターとは何か ? 」

開催 2017 年 5 月 31 日(水)

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会場 KDDI 株式会社 本社会議室 (飯田橋・水道橋)

第二回 「 人工知能の歴史を振り返る 」

開催 2017 年 7 月 31 日(月)

会場 富士通株式会社 富士通ソリューションスクエア (蒲田)

第三回 「 IT 技術者のための情報理論入門 -- エントロピーと複雑さに

ついて 」

開催 2017 年 9 月 28 日(木)

会場 富士ソフトアキバプラザ アキバホール (秋葉原)

第四回 「 量子コンピューターとは何か? 」

開催 2017 年 11 月 30 日(木)

会場 日本 IBM 株式会社 本社箱崎事業所 (水天宮前・茅場町)。

第五回 「 ボイス・アシスタントから見る AI の未来 」

開催 2018 年 1 月 15 日(月)

会場 日本マイクロソフト株式会社 本社 (品川)

第六回 「 (開催予定を変更しました) 」 (2018 年 3 月現在)

次年度「マルレク 2018-2019」の講座に振替えて「Post Deep Learning 時代

の人工知能技術を展望する」をメインテーマとした内容て開催します。

このため「マルレク 2018-2019」は年間 7 回(6 回+追加 1 回)の開催を予定

します。(第一回は 2018 年 5 月 22 日(火)開催予定。)

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マルレク 2017-2018関連の活動・イベント等(2018 年 2 月現在)

ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。

マルレク 2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

・ 「 ニューラル・コンピュータとは何か 」

・ 「 人工知能の歴史を振り返る 」

・ 「 エントロピーと情報理論 -- 量子情報理論入門 -- 」

・ 「 量子コンピューターとは何か? 」

・ 「 ボイス・アシスタントから見るAIの未来 」

マルレク以外の講演・イベント

マルレク以外で、丸山不二夫が登壇する公開イベントです。

・ IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」6 時間集中講義シリーズ

『自然言語とニューラルネットワーク』

・ IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」6 時間集中講義シリーズ

『ニューラルネットワークの基礎』

・ MaruLabo の学生による、研究の発表会+交流会

「ボイス・アシスタンスの現状と課題」

・ クラウド上でのディープラーニングのハンズオン

【 クラウド・ハンズオン@Amazon 】

【 CNTK on Azure ハンズオン@MS】

・ アマゾン“Echo & Alexa”上陸直前!! AI ボイス・アシスタント 3 時間集中講座

~機械と人間のインタフェースの一大変化に備えよう!~

・ 6 時間集中講座「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習」

・ 「 ディープラーニングの基礎を画像認識で学ぶ 」 ハンズオンセミナー

・ 「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 Ⅰ」

・ 「ポスト・ディープ・ラーニングの人工知能技術を展望する

– 人工知能研究の歴史を振り返る」

・ 「機械学習アプリを「賢く」作る:AWS SageMaker クラウド・ハンズオン」

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マルレク 2017-2018 協賛

マルレク 2017-2018 法人協賛

マルレク2017‐2018の活動に対する法人の協賛を募集しています。

マルレク法人協賛についは、メールにて下記アドレス宛にお問合せください。

丸山事務所 [email protected]

マルレク 2017-2018 に協賛いただいている法人 (順不同、敬称略)

● 富士通コネクテッドテクノロジーズ 株式会社

● 株式会社 NTT ドコモ

● 富士通株式会社

(2017 年 11 月現在)

マルレク 個人協賛

丸山の活動に個人からの支援を!

丸山が基本的に依拠しているのは、情報共有の大きな流れです。ただ、より良い情報を継

続的に発信するためには、一定の環境が必要です。大学をリタイアして、丸山の環境も大

きく変わりました。マルレク個人協賛は、今後の丸山の活動に対する、個人のレベルから

の支援のお願いです。

マルレク個人協賛会員の特典

マルレク個人協賛会員の特典は、二つあります。

一つは、丸山が主宰する「マルレク」「クラウド研究会」等のセミナーで、一般の受付に先

立つ「先行受付」に申し込みができます。昨年度実績では、マルレクは昨年度 6 回、クラ

ウド研究会は昨年度 3 回開催しています。

もう一つは、2016 年度から受講料 1,000 円/1 回となったマルレクに、受講料なしで参加

できます。

協賛は、一口 5,000 円から

マルレク個人協賛は、一口 5,000 円からです。もちろん、一口以上の協賛を歓迎いたしま

す。 なお、協賛会員の有効期間は、マルレクの開催年度に関わらず、入金が確認された日

から 1 年間です。

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マルレク個人協賛の趣旨に賛同される方は、お手数ですが下記の【 マルレク個人協賛会員

募集要項 】をご確認の上こちらからお申込みください。

マルレク個人協賛会員 募集要項

マルレク個人協賛会員の募集要項は以下(1.~6.)の通りです。予めご確認の上ご応

募いただきますようお願いいたします。

1.目的

マルレクの活動は、IT 技術のグローバルな新しい波にフォーカスして、丸山不二夫が重

要と考えるトピックについて、ベンダー・フリーな立場から、出来るだけ新しい情報を、

出来るだけわかりやすく、出来るだけ多くの人に、伝えていくことを目標にしています。

丸山が基本的に依拠しているのは、情報共有の大きな流れですが、特定の組織に属さな

い丸山がより良い情報を継続的に発信するためには、一定の環境が必要です。

このため、マルレク個人協賛は会員を募り丸山不二夫の今後の活動に対する個人レベルの

支援をお願いするものです。

2.会員資格

・ 丸山の今後の活動に賛同いただいた個人で、1 口以上の協賛会費を納入頂いた方。

・ 会員資格は協賛会費入金日から 1 年間です。(会費の入金日から 1 年後の入金同月末

日まで。)

3.年間の協賛会費

・ 1 口 5,000 円で、1 口以上。(2口以上のお申込みは任意です。)

・ 一旦ご納入頂いた協賛会費は原則ご返却しないものとします。

4.入会受付

・ 所定の「マルレク協賛会員受付ページ」よりお申込みください。

・ 申込受付ページ URL: http://kokucheese.com/event/index/393124/

・ お申込の受付が完了した時点で協賛会費の支払方法(銀行振込)をお知らせします。

・ お申込み後 30 日以内に会費の入金が無いときは当該申込をキャンセルしたものとし

ます。

(入会受付開始は 2016 年 4 月 20 日からです。 以後、受付は随時。)

5.協賛会員の特典

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1. 丸山不二夫が主宰するセミナー(「マルレク」、「クラウド研究会」等)の受講申込に

て、一般受付に先立つ「先行受付」にて申込を受け付けます。

2. 有料開催の「マルレク」に無料で参加できます。(一般参加は 1 回あたり 1,000 円)

6.運営事務局

丸山事務所 マルレク事務局

Mail:[email protected]

住所:〒231-0012

横浜市中区相生町 6-104-2 横浜相生ビル 2 階

ビーアイーピー株式会社 気付

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『マルレク 2017-2018』開催概要

≪ マルレク 2017-2018 第一回 / 5 月 31 日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 ニューラル・コンピュータとは何か 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。

● 日 時 : 2017 年 5 月 31 日(水) 19:00 ~ 21:00

● 会 場 : KDDI 株式会社 本社 会議室 (飯田橋・水道橋)

● 受講申込: 一般申込 1,000 円 / 協賛会員 無料

一般受講受付 2017 年 5 月 24 日(水)12:00 ~

個人協賛会員受付 2017 年 5 月 17 日(水)12:00 ~

● 受講申込みはこちらから。

● 定 員 : 150 人(申込先着順)

講演概要:

現在のニューラル・ネットワークのモデルは、基本的には、次の三種類です。

・DNN (Deep Neural Network: Full Connect Perceptron )

・CNN (Convolutional Neural Network )

・RNN (Recurrent Neural Network )

ここにきて、第四のモデルとしての「ニューラル・コンピュータ」に注目が集まっていま

す。

それは、画像認識が得意な CNN や、自然言語処理のような Sequence to Sequence の処理

が得意な RNN のように、特定の課題にフォーカスしたモデルではなく、むしろ、外部メモ

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リーを活用する現在のコンピュータのアーキテクチャーそのものを、ディープ・ラーニン

グ技術の知見を生かして拡張しようとする意欲的なものです。

興味深いのは、そのアーキテクチャーが挑戦している課題は、上記の三つのモデルでは解

くのが難しかった、ヒューリスティックな、あるいは、論理的な「推論」を機械に実行さ

せることです。

講演では、Google の DeepMind チームが Nature に公開した論文の解説を行います。

次の資料を参照ください。

「可微分ニューラルコンピュータとは何か(1) 概論」

http://maruyama097.blogspot.com/2017/03/blog-post_17.html

「可微分ニューラルコンピュータとは何か(2) システム概観」

http://maruyama097.blogspot.com/2017/03/blog-post_18.html

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≪ マルレク 2017-2018 第二回 / 7 月 31 日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 人工知能の歴史を振り返る 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データサイズ 70MB)

● 日 時 : 2017 年 7 月 31 日(月)

● 会 場 : 富士通株式会社 富士通ソリューションスクエア (蒲田)

● 受講申込: 一般申込 1,000 円 / 協賛会員 無料

一般受講受付 2017 年 7 月 24 日(月)12:00 ~

個人協賛会員受付 2017 年 7 月 17 日(月)12:00 ~

● 受講申込ページ: お申し込みはこちらから。

● 募集定員(予定) : 180 人(申込先着順)

講演概要:

2012 年に始まった「ディープラーニング」のブームから、5 年がたちました。

ますます応用分野を拡大する人工知能技術が、私たちの生活と未来にとって大きな意味を

持つことは、多くの人の共通認識になりつつあります。

同時に、この間の様々な取り組みを通じて、現在の人工知能技術が、克服すべき課題を抱

えていることも、明らかになりつつあります。

人工知能の未来を考える上では、現在の到達点を正確に把握することが必要です。また、

できるだけ広いパースペクティブの中で、問題を捉えることが重要だと考えています。

講演では、これまでのマルレクで取り上げてきたトピックと比べると、すこし回り道にな

りますが、あらためて、チューリングから現在までの、人工知能研究の歴史を振り返って

みようと思います。

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≪ マルレク 2017-2018 第三回 / 9 月 28 日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 IT 技術者のための情報理論入門 -- エントロピーと複雑さについて 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データサイズ 32.5MB)

● 日 時 : 2017 年 9 月 28 日(木)

● 会 場 : 富士ソフト アキバプラザ アキバホール (秋葉原)

● 受講申込: 一般申込 1,000 円 / 協賛会員 無料

一般受講受付 2017 年 9 月 24 日(木)12:00 ~

個人協賛会員受付 2017 年 9 月 14 日(木)12:00 ~

● 受講申込は こちらから。

● 募集定員: 200 人(申込先着順)

講演概要:

講演では、次の 4 つの話をします。

1. ボルツマンのエントロピー

2. シャノンの情報量

3. ディープ・ラーニングとエントロピー

4. エネルギーと情報 -- 21 世紀の科学の展望

2 時間の講演ですので、情報という概念が、21 世紀の科学で中心的な役割を果たそうと

している大きな流れを、エピソードを中心に、わかりやすく説明できればと思っています。

以下、それぞれの内容です。

1. ボルツマンのエントロピー

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19 世紀、ボルツマンは、産業革命を牽引した蒸気機関の効率化を目指す中で経験的に発

見された「エントロピー」という量に、原子論の立場から、明確な理論的な説明を与えま

した。彼がマックスウェルと共に、その成立に大きく貢献した統計力学の手法は、現代の

技術の基礎である、20 世紀の物理学に大きな影響を与えることになります。

2. シャノンの情報量

20 世紀、シャノンは、ボルツマンと全く異なる情報の分野で、全く異なるアプローチを

とりながら、ボルツマンらと同じ定式を満たす量を発見します。その量もエントロピーと

呼ばれることになります。シャノンの理論は、20 世紀の情報・通信の世界の発展に、中心

的な役割を果たすことになります。

3. ディープ・ラーニングとエントロピー

21 世紀初めに AI 技術の一部として普及したディープラーニング技術では、エントロピー

に起源を持つコンセプトが利用されています。Cost 関数として使われる cross entropy 関数

や、分類器として利用される SoftMax 関数がその例です。それらの背景と意味を理解する

ことは、ディープ・ラーニング技術を深く理解する上で、重要なことです。

4. エネルギーと情報 -- 21 世紀の科学の展望

21 世紀の物理学の変化を変化を牽引している主役の一人は、情報理論です。ブラックホ

ールやエンタングルメントといった奇妙な物理現象の謎を解き明かすのに、量子情報理論

と複雑さの理論は、欠かせない武器の一つになりつつあります。ここでは、いくつかの興

味ふかいトピックを紹介したいと思います。

みなさんの知的興味に、刺激を与えることができればと思っています。

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≪ マルレク 2017-2018 第四回 / 11 月 30 日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 量子コンピュータとは何か? 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データサイズ 94MB)

● 日 時 : 2017 年 11 月 30 日(木) 19:00 ~ 21:00

● 会 場 : 日本 IBM 株式会社 本社箱崎事業所 (水天宮 茅場町)

● 受講申込: 一般 1,000 円 / 協賛会員 無料

一般受講受付 11 月 22 日(水)12:00 ~

個人協賛会員受付 11 月 16 日(木)12:00 ~

● 受講申込の受付は こちら から。

● 募集定員 : 200 人(申込先着順)

講演概要:

量子コンピュータへの関心が高まっています。

IBM, Google, Microsoft が量子コンピュータ用チップの試作の状況を一斉に公開し、積極

的にそれに取り組む姿勢を示す中、IT 技術者の中で、量子コンピュータへの関心が高まっ

ています。

量子コンピュータは、従来のコンピュータと比較して、計算能力の飛躍的な拡大を可能に

します。それによって、生体分子や新しいマテリアル(材料)のシミュレーション・AI で

のフィーチャー(特徴量)抽出の高速化・安全な暗号化による通信技術の確立・暗号化通

貨等々、広い分野で新しい応用が期待されています。

ただ、それがどういう原理に基づいて動作し、また、それがどのような可能性を持ってい

るかについて理解している人は、まだ、多くはありません。

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同時に、この技術が全ての計算を飛躍的に高速化する訳ではないこと、また、量子コンピ

ュータの実用化には、まだまだ多くの困難があることも、正確には知られていません。

ただ、量子コンピュータに代表される「量子情報科学」が、21 世紀の世界を大きく変えて

ゆくことは確実だと、僕は考えています。

ちょっと、未来のことを想像してみませんか? そして、その一端に触れてみませんか?

講演では、まず、量子コンピュータを巡る近年の動向とその背景を紹介します。ついで、

その基本的原理を簡単に解説したいと思います。最後に、その応用とビジネスの可能性に

ついて考えて見たいと思います。

量子コンピュータの話を初めて聞く人を想定した、わかりやすい概論にしようと思ってい

ます。

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≪ マルレク 2017-2018 第五回 / 1 月 15 日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 ボイス・アシスタントから見る AI の未来 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データサイズ 65.2MB)

● 日 時 : 2018年 1 月 15 日(月) 19:00 ~ 21:00

● 会 場 : 日本マイクロソフト株式会社 本社 (品川)

● 受講申込 : 一般申込 1,000 円 / 協賛会員 無料

個人協賛会員受付 1 月 2 日(火)12:00 ~

一般申込・協賛法人受付 1 月 9 日(火)12:00 ~

● 受講のお申込みはこちらから。

● 募集定員 : 100 人 (申込先着順、定員になり次第申込の受付を終了します。)

講演概要:

2018 年は、コンシューマの世界で、Amazon Echo, Google Home 等の「ボイス・アシスタ

ント」の本格的でグローバルな普及が始まった年として、歴史に残る年になると思います。

丸山は、コンシューマ向けの初めての AI アプライアンスとしてのボイス・アシスタントの

普及は、AI の未来を展望する上で、とても重要なステップになるだろうと考えています。

そのことは、現在のボイス・アシスタント技術が完成した AI 技術であることを、少しも意

味しません。現状は、むしろ、その逆です。

ただ、コンシューマ市場での激しい競争が、現在の技術のいくつかの問題の解決に向けた

進化の、大きな淘汰圧として作用するだろうことを期待しています。

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講演では、前半で、Amazon Echo, Google Home の特徴を、その API を通じて概観します。

後半では、ポスト・ディープラーニングの AI 技術の主要な課題である、「知識表現とその

利用」「言語の意味理解」の二つにフォーカスして、現状と課題を考えます。

AI 技術は、2012 年から始まったディープ・ラーニング中心の時期を超えて、新しい発展段

階に突入しようとしています。この変化の中心的な担い手が、ボイス・アシスタントです。

ボイス・アシスタント技術は、AI が向かう未来のパーソナル・アシスタンス・システムの

先駆として、これからも、AI 技術の中核として発展していくと考えています。

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≪ マルレク 2017-2018 第六回 / (予定を変更) ≫

マルレク 2017-2018 は、2017 年 5 月から 2018 年 3 月まで、計 6 回の開催を予定しました

が、マルレク「2017-2018」としては第五回をもって終了します。(変更 2018 年 3 月)

第六回については、次年度「マルレク 2018-2019」の講座に振替えて「Post Deep Learning

時代の人工知能技術を展望する」をメインテーマとした内容て開催します。

このため「マルレク 2018-2019」は年間 7 回(6 回+1 回)の開催を予定し、第一回は 2018

年 5 月 22 日(火)開催します。

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ネット配信 マルレク講座ご案内

ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)を紹介します。

・ 「 ニューラル・コンピュータとは何か 」 ( 配信中 )

マルレク 2017-2018 第一回(2017 年 5 月 31 日開催)の講演を収録。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

・ 「 人工知能の歴史を振り返る 」 ( 配信中 )

マルレク 2017-2018 第二回(2017 年 7 月 31 日開催)の講演を収録。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

・ 「 エントロピーと情報理論 -- 量子情報理論入門 -- 」 ( 配信中 )

マルレク 2017-2018 第三回(2017 年 9 月 28 日開催)の講演を収録。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

・ 「 量子コンピューターとは何か? 」 (配信中)

マルレク 2017-2018 第四回(2017 年 11 月 30 日開催)の講演を収録。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

・ 「 ボイス・アシスタントから見るAIの未来 」 ( 配信中)

マルレク 2017-2018 第五回(2018 年 1 月 15 日開催)の講演を収録。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

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「マルレク」以外の講演・イベント

マルレク以外で、丸山不二夫が登壇する公開イベントの内、マルレクに関連する内容・テ

ーマの講演を紹介します。

・ 「 ディープラーニング入門6時間集中講義 」 Part 2

開催テーマ: IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」

6 時間集中講義シリーズ

『自然言語とニューラルネットワーク』

総合司会: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所)

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2017 年 4 月 22 日(土)

会 場 : 角川第 3 本社ビル 3F

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催の紹介記事はこちらから

参加申込と開催内容はこちらから

・ 「 ディープラーニング入門6時間集中講義 in 大阪 」

開催テーマ: IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」

6 時間集中講義シリーズ

『ニューラルネットワークの基礎』

総合司会: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所)

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2017 年 4 月 29 日(土)

会 場 : 関西大学梅田キャンパス 8F ホール

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 済 : 大阪イノベーションハブ

協 力 : 関西大学梅田キャンパス

開催の趣旨と紹介はこちらから

参加申込と開催内容はこちらから

・ 「 ディープラーニング入門6時間集中講義 」 Part 2 追加講義

開催テーマ: IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」

6 時間集中講義シリーズ

『自然言語とニューラルネットワーク』

総合司会: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所)

Page 22: マ ル レ ク 2017 2018€¦ · ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。 マルレク2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

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講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2017 年 4 月 22 日(土)

会 場 : 角川第 3 本社ビル 3F

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催の紹介記事はこちらから。

参加申込と開催内容はこちらから。

・ 「 ディープラーニング入門6時間集中講義 Part2 」 in 大阪

開催テーマ: IT 技術者の新しい常識「ディープラーニング入門」

6 時間集中講義シリーズ

『 自然言語処理とニューラルネットワーク 』

総合司会: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所)

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2017 年 7 月 2 日(日)

会 場 : 関西大学梅田キャンパス 8F ホール

定 員 : 100 名

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 大阪イノベーションハブ

協 力 : 関西大学梅田キャンパス

参加申込と開催案内はこちらから。

・ 「 7/21 MaruLabo 研究交流会 」

MaruLabo の学生による、研究の発表会+交流会

発表者と発表テーマ

Fujio Maruyama: 「ボイス・アシスタンスの現状と課題」

Akimasa Kimura: 「ProtocolBuffer から見た TensorFlow の裏側」

Ito Michiaki : 「GPU リソース可視化ツールの作成をしてみた」

日 時 : 2017 年 7 月 21 日(金)

会 場 : スタジアムプレイス青山 8F

主 催 : MaruLabo

イベントのご案内と参加申込みはこちらから。

・ 【 MaruLabo ディープラーニング・ハンズオン 】

MaruLabo の学生たちと社会人たちが一緒に、クラウド上でのディープラーニングのハ

ンズオンが開催されます。

Page 23: マ ル レ ク 2017 2018€¦ · ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。 マルレク2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

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開催日程: 【 クラウド・ハンズオン@Amazon 】 7 月 22 日(土)

Amazon 会場 開催告知と参加申込はこちらから。

【 CNTK on Azure ハンズオン@MS】 8 月 05 日(土)

Microsoft 会場 開催告知と参加申込はこちらから。

講 師 : 丸山不二夫

主 催 : MaruLabo+JAWS-AI 共催 【 クラウド・ハンズオン@Amazon 】

Marulabo+JAZUG 共催 【 CNTK on Azure ハンズオン@MS 】

・ 「 アマゾン“Echo & Alexa”上陸直前!! AI ボイス・アシスタント 3 時間集中講座 」

開催テーマ: アマゾン“Echo & Alexa”上陸直前!! AI ボイス・アシスタント

3 時間集中講座

~機械と人間のインタフェースの一大変化に備えよう!~

司会進行: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所)

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2017 年 9 月 12 日(火)

会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

参加申込と開催案内はこちらから。

・ 「 アマゾン“Echo & Alexa”上陸直前!! AI ボイス・アシスタント 3 時間集中講座 」 【リ

ピート開催】

開催テーマ: アマゾン“Echo & Alexa”上陸直前!! AI ボイス・アシスタント

3 時間集中講座 【リピート開催】

~機械と人間のインタフェースの一大変化に備えよう!~

講 師 : 丸山 不二夫

司会進行: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員)

日 時 : 2017 年 11 月 14 日(火)

会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

参加申込と開催案内はこちらから。

・ 「 6 時間集中講座「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 」

開催テーマ: 6 時間集中講座「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習」

講 師 : 丸山 不二夫

司会進行: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員)

日 時 : 2017 年 12 月 9 日(土)

Page 24: マ ル レ ク 2017 2018€¦ · ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。 マルレク2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

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会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

参加申込と開催案内はこちらから。

・ 「 ディープラーニングの基礎を画像認識で学ぶ 」 ハンズオンセミナー

開催テーマ:「 ディープラーニングの基礎を画像認識で学ぶ 」ハンズオンセミナー

講 師 : 丸山 不二夫

古川 新 (一般社団法人 MaruLabo)

松尾 康博 (アマゾンウェブサービスジャパン株式会社)

司会進行: 遠藤 諭 (角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員)

日 時 : 2017 年 12 月 17 日(日)

会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人 MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

・ 「 紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 Ⅰ」

開催テーマ: 「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 Ⅰ」

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 「量子情報理論基礎演習 I-1」(前半部分) 2018 年 1 月 24 日(水)

「量子情報理論基礎演習 I-2」(後半部分) 2018 年 1 月 26 日(金)

会 場 : ミスルト・セミナールーム

主 催 : 一般社団法人 MaruLabo

開催案内と参加申込: 1/24 「量子情報理論基礎演習 I-1」(前半部分)はこちらから。

1/26 「量子情報理論基礎演習 I-2」(後半部分) はこちらから。

※ 本セミナーは、2017 年 12 月 9 日(土)に、角川アスキー総合研究所主催で開催した、

6 時間集中講座「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習」を、平日夜に受講できるように、

前半・後半に分割して、それぞれ 3 時間のコースとして再編したものです。 コンテンツ

は、12 月 9 日のものと同じです。

・ 「 ポスト・ディープ・ラーニングの人工知能技術を展望する -- 人工知能研究の歴史を

振り返る 」

開催テーマ:「ポスト・ディープ・ラーニングの人工知能技術を展望する

-- 人工知研究の歴史を振り返る」

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018 年 1 月 31 日(水)

Page 25: マ ル レ ク 2017 2018€¦ · ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)。 マルレク2017-2018 講演・講義を収録、講義動画として編集したものです。

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会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

参加申込と開催案内はこちらから。

・ 「機械学習アプリを「賢く」作る:AWS SageMaker クラウド・ハンズオン」

開催テーマ: 「機械学習アプリを「賢く」作る

AWS SageMaker クラウド・ハンズオン」

講 師 : 丸山 不二夫

古川 新 (MaruLabo)

松尾 康博 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社)

日 時 : 2018 年 2 月 24 日(土)

会 場 : 角川第 3 本社ビル

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人 MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

以上