業務予定 ●定期異動 (8月1日) ●航空機体験搭乗 (9月5日) ●弘前市中パレード (10 月 24 日) 弘前市防衛協会 事務局:弘前商工会議所内 住所 弘前市上鞘師町18-1 電話 33-4111㈹ 印刷 小野印刷 弘 前 市 富 田 町 52 電話 32-7471 全隊員一丸となり任務を完遂!! 全隊員一丸となり任務を完遂!! 「見えない敵」に立ち向かえ! 弘前駐屯地における防疫活動 ・関連記事3面 「見えない敵」に立ち向かえ! 弘前駐屯地における防疫活動 ・関連記事3面 令和2年度第3中隊・通信小隊訓練検閲 ・関連記事 2面 令和2年度第3中隊・通信小隊訓練検閲 ・関連記事 2面 今年度最初の連隊射撃野営!! 令和2年度連隊第1次射撃野営 ・関連記事4面 今年度最初の連隊射撃野営!! 令和2年度連隊第1次射撃野営 ・関連記事4面 第3普通科直接支援中隊が徒歩行進を実施 令和2年度第1回中隊徒歩行進訓練 ・関連記事5面 第3普通科直接支援中隊が徒歩行進を実施 令和2年度第1回中隊徒歩行進訓練 ・関連記事5面 地域住民との絆を深める 曹友会援農ボランティア ・関連記事6面 地域住民との絆を深める 曹友会援農ボランティア ・関連記事6面 (1)第 249号 令和2年6月30日 弘前駐屯地広報紙

弘前駐屯地 - MOD弘前駐屯地 第9偵察隊による車両行進 弘前市中パレード及び記念式典 平成30年10月6日 平成30年度自衛隊創立記念日行事として、弘前市中心街の土手町蓬莱橋

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Page 1: 弘前駐屯地 - MOD弘前駐屯地 第9偵察隊による車両行進 弘前市中パレード及び記念式典 平成30年10月6日 平成30年度自衛隊創立記念日行事として、弘前市中心街の土手町蓬莱橋

 ― 業務予定 ―●定期異動  (8月1日)

●航空機体験搭乗  (9月5日)

●弘前市中パレード  (10 月 24 日)

発  行

弘前市防衛協会

事務局:弘前商工会議所内住所 弘前市上鞘師町18-1

電話 33-4111㈹

印 刷   小 野 印 刷弘前市富田町52電話 32-7471

全隊員一丸となり任務を完遂!!全隊員一丸となり任務を完遂!!

「見えない敵」に立ち向かえ!弘前駐屯地における防疫活動

・関連記事3面

「見えない敵」に立ち向かえ!弘前駐屯地における防疫活動

・関連記事3面

令和2年度第3中隊・通信小隊訓練検閲・関連記事 2面令和2年度第3中隊・通信小隊訓練検閲・関連記事 2面

今年度最初の連隊射撃野営!!令和2年度連隊第1次射撃野営

・関連記事4面

今年度最初の連隊射撃野営!!令和2年度連隊第1次射撃野営

・関連記事4面

第3普通科直接支援中隊が徒歩行進を実施令和2年度第1回中隊徒歩行進訓練・関連記事5面

第3普通科直接支援中隊が徒歩行進を実施令和2年度第1回中隊徒歩行進訓練・関連記事5面

地域住民との絆を深める曹友会援農ボランティア・関連記事6面

地域住民との絆を深める曹友会援農ボランティア・関連記事6面

(1)第 249号� 令和2年6月30日弘 前 駐 屯 地 広 報 紙

Page 2: 弘前駐屯地 - MOD弘前駐屯地 第9偵察隊による車両行進 弘前市中パレード及び記念式典 平成30年10月6日 平成30年度自衛隊創立記念日行事として、弘前市中心街の土手町蓬莱橋

 第三十九普通科連隊は五月十八日から三十

日までの間、弘前駐屯地周辺及び岩手山演習

場において第三中隊及び通信小隊の訓練検閲

(課目「陣地防御」)を実施した。この検閲

は、受閲部隊の訓練練度を評価するほか戦闘

団としての防御準備及び防御戦闘における練

度向上を図ることを目的として実施した。ま

た、七月に実施されるHTC(北海道トレー

ニングセンター)に向けた練成訓練を兼ねて

おり、隊員は交戦用訓練装置(バトラー)を

装着して訓練に臨んだ。

 訓練開始式において、統裁官は第三中隊に

対し「任務完遂できなければ、それは戦闘団

としての敗北に直結する。練成成果を発揮せ

よ」と訓示した。また、通信小隊に対し「戦

闘団としての指揮の途絶は同じく連隊の敗北

に直結する。作戦の終始を通じて指揮通信を

維持せよ」と訓示した。

 当初、受閲部隊は弘前

駐屯地周辺において「弘

前BASE」を用いた隊

容検査を実施した。弘前

BASEは、検査項目で

ある徒歩行進(ラック

サック)、射撃、第一線

救護、武装走、目標授受、

捕虜の取扱い及び通信機

材を通じて隊員の参加

率、分隊長の指揮要領、

分隊・隊員の練度及び速

度等について総合的に評

価する弘前駐屯地独自の

訓練であり、隊員は日頃

の練度を遺憾なく発揮し

た。その後、岩手山演習

場において訓練検閲を実

施した。

 第三中隊は、対抗部隊

である第二中隊及び第四

中隊に対して、地形を最

大限に活用し計四日間に

わたる火力と障害を連携

させた堅固な陣地構築に

より、敵の侵攻を阻止し

た。通信小隊は、小隊長

を核心に先行的な有線構

成を実施し、有線及び無

線通信網の維持・運営等

にあたった。両部隊は、

五夜六日にわたる期間に

おいて任務を完遂した。

 状況終了後、統裁官は

第三中隊に対し「連隊の

今年度最初の検閲におい

て、落伍者を出すことな

く中隊全員が最後までこ

の訓練に参加をしたとこ

ろは十分根性を見せても

らった」と講評した。ま

た、通信小隊に対しては

「それぞれ班により異な

る任務が与えられ、異な

る動きを行っている中

で、小隊としてひとつに

まとまって行動していた

のは非常に良かった」と

講評した。

弘前BASE「武装走」 導通点検を行う隊員 74 式戦車も検閲に参加

弘前BASE「徒歩行進」 命令を下達する第3中隊長 障害の設置

敵の襲撃に対し、機関銃で応戦する隊員

全隊員一丸となり任務を達成!!令和2年度第3中隊・通信小隊訓練検閲

令和2年6月30日� 第 249 号(2)弘 前 駐 屯 地 広 報 紙

Page 3: 弘前駐屯地 - MOD弘前駐屯地 第9偵察隊による車両行進 弘前市中パレード及び記念式典 平成30年10月6日 平成30年度自衛隊創立記念日行事として、弘前市中心街の土手町蓬莱橋

 新型コロナウイルスの急

速な感染拡大を受け、弘前

駐屯地は四月一日、駐屯地

防疫隊を編成した。

 駐屯地防疫隊は、弘前駐

屯地における新型コロナウ

イルス感染症対策及び罹患

した隊員が発生した場合の

拡散防止等、処置対策を実

施し、感染防止策に万全を

期すため、四月三日から五

月二十九日にかけて駐屯地

内公共場所の消毒活動を実

施した。

 この他の対策として、第

三十九普通科連隊は新型コ

ロナウイルス感染症に係る

濃厚接触者等への対応を万

全に期すため、四月二日、

三日にかけて「感染防護服」

着脱要領及びこれを着用し

た際の車両操縦要領を駐屯

地内で演練した。春季休暇

期間は、営内・営外居住者

を問わず不要不急の外出を

自粛していた。営内居住者

の多くは外出自粛を惜しみ

ながらも、日中は駆け足な

どで心身のリフレッシュ・

戦力回復等に繋げた。

 駐屯地業務隊は、新型コ

ロナウイルスによる臨時休

校の要請に伴って三月二日

から四月三日にかけてキッ

ズルームを開設、累計五回

利用され隊員の生活支援を

図った。また、補給科糧食

班は、喫食する隊員に対し

てハンカチを持参するよう

徹底させ、また喫食時の隊

員間の距離を取るよう椅子

の数を減らすなど感染拡大

防止に務めた。

 以上の駐屯地各部隊の対

策により、駐屯地からは感

染者を一人も出さずにこの

未曽有の危機を乗り越えて

いる。引き続き、駐屯地一

丸となり感染者ゼロを目指

して取り組む。

マスクを作成する隊員 喫食後は消毒を実施 喫食時は、隊員の距離を確保

放送により、部屋の換気を促した 休暇間駆け足をする隊員 キッズルームの受付け

トレーニング用具を一つ一つ消毒 「感染防護服」着脱を演練する隊員

「見えない敵」に立ち向かえ!弘前駐屯地における防疫活動

(3)第 249 号� 令和2年6月30日弘 前 駐 屯 地 広 報 紙

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今年度最初の連隊射撃野営!! 令和2年度連隊第1次射撃野営

第三十九普通科連隊は四月五日から十日までの間、三百六十六

名の隊員をもって令和二年度第一次射撃野営訓練を岩手山演習場

にて実施した。

本訓練課目は、70式地雷原爆破装置、指向性散弾、爆破、狙

撃銃、12・7㎜重機関銃、個人携帯対戦車弾、06式小銃てき

弾、01式軽対戦車誘導弾及び120M迫撃砲の射撃を実施し、

爆破・射撃練度の維持・向上を図ることができた。

当日は比較的恵まれた天候であったため、隊員は各種爆破・射

撃に専念することができた。今年度はHTC(北海道トレーニン

グセンター)への参加が七月に予定されており、隊員にとって更

なる練度向上に繋がった。

06式小銃てき弾発射の様子 重機関銃による射撃 70式地雷原爆破装置の発射

指向性散弾を設置する隊員 狙撃の練成 個人携帯対戦車弾を構える隊員

重迫撃砲発射の瞬間

今年度最初の連隊射撃野営!! 令和2年度連隊第1次射撃野営

令和2年6月30日� 第 249 号(4)弘 前 駐 屯 地 広 報 紙

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弘前駐屯地は四月二十日、岩木

山除雪における観光振興協力を実

施した。この協力は弘前市と締結

している「岩木山除雪の協力に関

する協定」に基づき、毎年五月の

連休前に地域貢献の一環として行

われるものである。

当日は、隊員約三百名をもって

岩木山八合目から九合目のリフト

沿い約五〇〇㍍の区間を除雪し

た。今年は荒れた天気の下での作

業で、濃霧と立つことすら難しい

強風に見舞われた。また、積雪量

は例年と同じくらいだが雪は硬

く、氷の層になったところもあり

作業は困難を極めた。しかし、隊

員はこの状況下においてもスコッ

プとスノーダンプを用いて懸命に

除雪を続け、最終的にリフト区間

約五〇〇㍍、最大で五㍍の高さま

で積もった雪を除雪して作業を終

了した。

第三普通科直接支援中隊は四月九日、弘前演習場にお

いて令和二年度第一回徒歩行進訓練(一〇㌔)を実施し

た。この訓練は、二五㌔行進訓練にむけて中隊の徒歩行

進能力を向上させるとともに隊員の体力、気力及び士気

を向上させることを目的とし、中隊長阿部一尉以下二十

六名がこの訓練に臨んだ。

中隊は、八時三十五分弘前演習場管理棟を出発した。

隊員は凍結と雪の残る道中に足元をすくわれつつも、全

員がこれを踏破した。

また中隊は行進訓練と並行して炊事練成に取り組んで

おり、行進を終えた隊員は英気を養うとともに炊事能力

向上を図ることが出来た。

悪天候の中、懸命に除雪を実施

炊事を行う隊員

徒歩行進の様子

第九偵察隊は、五月二十五日(月)から二十六日(火)

までの間、青森・岩手県の生地及び岩手山演習場におい

て令和二年度第三偵察小隊C班訓練検閲を実施した。本

検閲において、小隊長(古森一尉)は、「考えて行動せよ」

「安全管理を徹底せよ」の二点を要望した。検閲課目を

師団の陣地攻撃における偵察行動とし、班長の指揮手順

及び状況判断、部隊の基本的行動及び隊員の基礎動作を

主に検した。

隊は、本検閲で得た多くの教訓事項を生かすべく、隊

全体で教訓事項を共有し、隊員一丸となり基礎となる部

隊の更なる向上を図り、精強第九偵察隊を引き続き育成

する。

令和二年度第三偵察小隊

班訓練検閲

令和二年度第一回

中隊徒歩行進訓練

令和二年度岩木山

観光振興協力

警戒・監視活動にあたる隊員 偵察警戒車を偽装する隊員

(5)第 249 号� 令和2年6月30日弘 前 駐 屯 地 広 報 紙

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kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk

bbbbbbbbbbbbbbbbbbbb

モニターの方々と記念撮影

木原司令が駐屯地の概要を説明

脚立を用いて、一つ一つ丁寧に摘花

令和二年度新規防衛モニター委嘱伝達式

及び駐屯地モニター委嘱・交付式

 弘前駐屯地は四月十二日、駐屯地司令室において令和二年度の新規防衛モニター

委嘱伝達式及び駐屯地モニターの委嘱・交付式を行った。

 今年度新規で委嘱を受けたのは、防衛モニターとして弘前市の佐藤智子さん、駐

屯地モニターとして弘前市の山谷すみれさん、工藤訓子さん、三浦仁さん、黒石市

の高橋美賀子さんの五名。なお、今悠里さん、下山泰史さんは昨年度に引き続き駐

屯地モニターを継続していただいた。

 木原司令は、委嘱状の伝達・交付を行ったのち、「自衛隊がどのようなことに取

り組んでいるかを良く知っていただきたい。また、それらを外の方々に対して積極

的に伝えてもらいたい。」と挨拶を述べた。その後、木原司令は駐屯地の概要につ

いて説明した。

 今年度は、昨年度より引き継がれた方々と新規で委任された方々より建設的なご

意見をいただき、隊員のみならず外部の方々からも「寄りたくなる駐屯地」を目指

して引き続き訓練に励む。

弘前駐屯地曹友会は五月十五・十八・十九日の三日間、駐屯地周辺のりんご園で駐屯地援農ボラ

ンティアを実施した。

援農ボランティアは、平素から駐屯地周辺地域を持続走訓練及び行進訓練(ラックサック)並び

にスキー訓練等のコースとして活用させていただいている農家の方々に対し、主力産業であるりん

ごの摘花作業を通じて、地域住民との交流を深める事を目的とする。今年度は、駐屯地隊員延べ

百九十名がボランティアに参加し、九件の農家の方々の下でりんごの摘花作業を実施した。

隊員達は、時折照りつける日差しの下で農家の方々から指導を受けながら慎重に、黙々と摘花作

業に励んだ。また、休憩・昼食時には農家の方々の苦労話やりんごの話題・自衛隊の話題などを通

じて互いに交流を深めていった。ボランティア最終日には駐屯地司令、業務隊長、第九偵察隊長、

副連隊長及び駐屯地最先任上級曹長も摘花作業に参加し、駐屯地ならではの貴重な伝統を体験した。

曹友会は、今後もボランティア活動を通じて、自衛隊と地域住民との絆を深めていく。

もっと「寄りたくなる駐屯地」

を目指して

地域住民との絆を深める

曹友会援農ボランティア

定年退官者の紹介

 永年の勤務、

   お疲れ様でした。

第1中隊1等陸曹佐藤 健6月15日付

 訂正とお詫び

「つがる」第二四八号の「転入部隊紹

介」において、久下谷泉偵察隊長の階

級を二等陸尉と紹介しましたが正しく

は二等陸佐でした。記載誤りにつき訂

正するとともにお詫び申し上げます。

令和2年6月30日� 第 249 号(6)弘 前 駐 屯 地 広 報 紙