7階 6階 5階 4階 3階 2階 1階 B1階 12階 11階 10階 9階 8階 13階 14階 15階 16階 大学院 17階 グローバルラウンジ 国際総合研究所  大学院 大学院 大学院生協議会室 大学院 リエゾンラボラトリー 大学院事務室・講師控室・大学院長室 演習室 メディアラウンジ・教室・演習室 研究知財事務室 研究・知財戦略機構 国際連携機構・国際連携事務室・ 国際教育事務室・教室 グローバルホール・ 多目的室・インフォメーション 駐車場 大学院 大学院 共同研究室 共同研究室 共同研究室 階構成 多目的室 講義室 国際交流ラウンジ 演習室 メディアラウンジ 演習室 会議室 研究ゾーン 交流ゾーン リエゾン ラボラトリー 事務ゾーン 教室ゾーン グローバルラウンジ 駐車場 教室 とちの木通り 事務ゾーン 陽だまり広場 大学会館 12号館 ステップコート リバティタワー リバティタワー グローバルフロント GLOBAL FRONT 明大通り アカデミーコモン とちの木通り とちの木通り N 明大スクエア 明大スクエア フェニックス広場 フェニックス広場 施設紹介・フロアガイド 駿河台キャンパスをつなぐ立体的な緑のネットワーク 駿河台キャンパスの最前線となるC 地区は、世界へ発信するコンセプトに基づき、 リバティタワー・アカデミーコモンと並ぶ高層棟として建設され、「GLOBAL FRONT」となりました。 エントランスが面するとちの木通りは、まちづくりのモチーフがアーチとなっているため、アーチを用いた ゲートをつくり、その上にメディアラウンジを、その下にカフェを置いて、賑わいをつくりました。 ゲートをくぐった先には、階段状のステップコートをつくり、明大スクエアと連続した一体感のある空間と しました。 駿河台キャンパス全体を立体的な緑のネットワークで繋げます。 建物の外装は、リバティタワーの縦格子のモチーフとアカデミーコモンのガラスカーテンウォールのモ チーフを用いて、 3棟の高層棟を調和させています。メディアラウンジやミーティングブースなどの交流ゾー ンは、明大スクエア側に面し、コミュニティ活動を発信する場となっています。 在室時間の長い研究室等は眺望・採光・通風が豊かに得られる8 16 階に配置し、全室自然換気を確 保しました。南側ダブルスキン中空部分に高低差を作り、重力換気を行います。エコスイッチで機械換気 と自然換気を切り替えます。全館 LED 照明とセンサーによる調光システムを採用し、光熱費をおさえます。 1 階はグローバルホール(192 席)・多目的室(約 195 席)などの集会室です。2 4 階は留学生の拠点と なる国際連携部や演習室、教室、メディアラウンジをステップコートを囲んで配置し、豊かな緑のある空間 を提供します。5 6 階は利便性が良いため、大学院と研究知財の事務室となっています。7 16 階は学 外連携のリエゾンラボラトリーや研究室、大学院、国際総合研究所です。最上階は会議室とグローバル ラウンジがあり、御茶ノ水を一望できます。駅から見あげたラウンジは、明治大学を象徴した紫紺が夜景 に光る空間です。 建物の内装は光で繋ぐカラースキームを軸に計画しました。暁の赤から明大カラーの紫紺へと変化する 光のスペクトルを用いて、低層部の活発的な赤から最上階の落ち着いた紫紺へと変化します。明大スク エアから見えるミーティングブースも段階的に変化する色で構成します。 1階のエントランスには宮田亮平氏作のモニュメントを設置します。明治大学のロゴをモチーフとし、世界 へ船出する象徴的なオブジェです。8 10 12 14 17 階には明治大学から世界へ飛び立つ研究者をイ メージした船井美佐氏の連作を設置します。 階構成図 G lobal Front 知の巨塔 グロバルフロント11 THE QUARTERLY MEIJI 10 THE QUARTERLY MEIJI

施設紹介・フロアガイド...7階 6階 5階 4階 3階 2階 1階 B1階 12階 11階 10階 9階 8階 13階 14階 15階 16階 大学院 17階グローバルラウンジ 国際総合研究所

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Page 1: 施設紹介・フロアガイド...7階 6階 5階 4階 3階 2階 1階 B1階 12階 11階 10階 9階 8階 13階 14階 15階 16階 大学院 17階グローバルラウンジ 国際総合研究所

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グローバルフロントGLOBAL FRONT

明大通り

アカデミーコモン

とちの木通りとちの木通り

N

明大スクエア明大スクエア

フェニックス広場フェニックス広場

施設紹介・フロアガイド

駿河台キャンパスをつなぐ立体的な緑のネットワーク

駿河台キャンパスの最前線となるC地区は、世界へ発信するコンセプトに基づき、リバティタワー・アカデミーコモンと並ぶ高層棟として建設され、「GLOBAL FRONT」となりました。

エントランスが面するとちの木通りは、まちづくりのモチーフがアーチとなっているため、アーチを用いたゲートをつくり、その上にメディアラウンジを、その下にカフェを置いて、賑わいをつくりました。ゲートをくぐった先には、階段状のステップコートをつくり、明大スクエアと連続した一体感のある空間としました。駿河台キャンパス全体を立体的な緑のネットワークで繋げます。

建物の外装は、リバティタワーの縦格子のモチーフとアカデミーコモンのガラスカーテンウォールのモチーフを用いて、3棟の高層棟を調和させています。メディアラウンジやミーティングブースなどの交流ゾーンは、明大スクエア側に面し、コミュニティ活動を発信する場となっています。

在室時間の長い研究室等は眺望・採光・通風が豊かに得られる8~16階に配置し、全室自然換気を確保しました。南側ダブルスキン中空部分に高低差を作り、重力換気を行います。エコスイッチで機械換気と自然換気を切り替えます。全館 LED照明とセンサーによる調光システムを採用し、光熱費をおさえます。

1階はグローバルホール(192席)・多目的室(約195席)などの集会室です。2~4階は留学生の拠点となる国際連携部や演習室、教室、メディアラウンジをステップコートを囲んで配置し、豊かな緑のある空間を提供します。5・6階は利便性が良いため、大学院と研究知財の事務室となっています。7~16階は学外連携のリエゾンラボラトリーや研究室、大学院、国際総合研究所です。最上階は会議室とグローバルラウンジがあり、御茶ノ水を一望できます。駅から見あげたラウンジは、明治大学を象徴した紫紺が夜景に光る空間です。

建物の内装は光で繋ぐカラースキームを軸に計画しました。暁の赤から明大カラーの紫紺へと変化する光のスペクトルを用いて、低層部の活発的な赤から最上階の落ち着いた紫紺へと変化します。明大スクエアから見えるミーティングブースも段階的に変化する色で構成します。

1階のエントランスには宮田亮平氏作のモニュメントを設置します。明治大学のロゴをモチーフとし、世界へ船出する象徴的なオブジェです。8・10・12・14・17階には明治大学から世界へ飛び立つ研究者をイメージした船井美佐氏の連作を設置します。

階構成図

GlobalFrontG 知の巨塔 「グローバルフロント」

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