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研究紀要第259号 G4-04 薬品管理システムの構築 平成17年2月 岡山県教育センター 七年

薬品管理システムの構築...コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。②

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Page 1: 薬品管理システムの構築...コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。②

研 究 紀 要 第 2 5 9号

G4-04

薬品管理システムの構築

平 成 17 年 2 月

岡山県教育センター

研究紀要第二五九号

薬品管理システムの構築

平成十七年二月

岡山県教育センター

Page 2: 薬品管理システムの構築...コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。②

ま え が き

現在,学校教育においては,子どもたちに,基礎的,基本的な内容を確実に身に付けさせ,それ

を基に自分で課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決

する資質や能力,豊かな人間性,健康や体力などの「生きる力」を育成することがますます重要に

なってきています。このような教育改革を推進するに当たって,学校教育の質的な転換が求められ

ており,そのためには,具体的な指導方法や指導体制等の工夫改善についての研究・実践を深める

とともに,教員の資質・指導力の向上を図ることが重要課題となっています。

そこで,岡山県教育センターでは,教育に関する専門的,技術的事項の調査研究,教育関係職員

の研修,教育相談,教育情報の収集・蓄積・発信等の諸事業を通して,学校教育の支援を行ってい

ます。特に,調査研究においては,国の教育改革の動向と本県の教育課題を踏まえ,幾つかの研究

主題を設定して共同研究・個人研究を行い,その成果の提供と普及に努めています。

さて,高等学校理科の「自然に対する関心や探究心を高め,観察,実験などを行い,科学的に探

究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を育

成する。」という目標を実現するためには,観察,実験は欠かすことができないものです。観察,

実験を行うために,学校には多くの化学薬品が備えられていますが,これらの中には,毒物や劇物,

危険物などとして指定されているものも少なくありません。これらの薬品管理は学校ごとに厳重に

行い,在庫管理を徹底する必要があります。高等学校においては,探究活動や課題研究など,今ま

で以上に多岐にわたる分野で実験を行う機会が増え,今まで使用しなかったような薬品を使用する

こともあります。薬品の管理を厳重に行うためには多くの時間を要します。薬品の管理に時間を費

やすことが難しくなっているという現状はありますが,薬品管理をおろそかにすることは決してで

きません。

そこで,当教育センターでは,学校で薬品を効率よく適正に管理するためのシステムを構築しま

した。学校における薬品管理システムが備えるべき機能を明らかにし,使用しやすいものにしてい

ます。各学校で御活用いただければ幸いです。

終わりになりましたが,この研究を進めるに当たり,御協力をいただきました協力委員の先生方

並びに関係各位に厚くお礼申し上げます。

平成17年2月

岡山県教育センター所長

浮 田 信 明

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目 次

研究の要旨……………………………………………………………………………………………………1

Ⅰ はじめに…………………………………………………………………………………………………2

Ⅱ 研究の目的………………………………………………………………………………………………2

Ⅲ 薬品管理システムを作成するに当たっての基礎調査………………………………………………2

1 調査について…………………………………………………………………………………………2

2 高等学校の薬品管理の現状…………………………………………………………………………2

3 薬品管理システムが備えるべき機能と情報………………………………………………………4

薬品管理システムの概要とデータベース操作手引書…………………………………………5

Ⅰ 薬品管理システムの概要……………………………………………………………………6

1 薬品管理システムでできること…………………………………………………………6

2 薬品管理システムを使用する利点………………………………………………………7

3 薬品管理システムの機能…………………………………………………………………7

Ⅱ 薬品管理システムの使用方法………………………………………………………………8

1 セットアップ………………………………………………………………………………8

2 初期設定……………………………………………………………………………………10

3 はじめの薬品登録…………………………………………………………………………12

4 薬品使用時の更新…………………………………………………………………………18

5 各種帳票印刷………………………………………………………………………………19

6 バーコードリーダーがある場合…………………………………………………………20

7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合………………………………………23びん

8 その他………………………………………………………………………………………26

薬品管理データベースソフトウェア使用に当たって……………………………………29

Ⅳ おわりに…………………………………………………………………………………………………30

資 料………………………………………………………………………………………………………31

Microsoft Access,Microsoft Excel,Microsoft Word は,米国Microsoft Corporationの

登録商標です。

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コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。

① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。② 学校で使用する薬品のデータを多く登録しており,容易に利用を始めることができます。③ 保管薬品やその在庫量,保管場所などをすぐ確認でき,必要に応じて保管薬品一覧や使用

記録などの各種の帳票や薬品管理ラベルを簡単に印刷できます。④ コンピュータにバーコードリーダーを接続すれば,薬品の検索などを簡単な操作で行うことが

できます。⑤ コンピュータに電子天秤を接続すれば,質量を直接入力することができます。

- 1 -

高 化学

① 薬品庫から薬品ビンを取り出す。

② 薬品を使用する。

③ 検索機能又はバーコードで薬品ビンデータを検索する。

検索した薬品のデータ更新を行う。(電子天秤がないとき)

コンピュータWindows 2000/XP

電子天秤

④ 電子天秤で質量を測定し,自動入力,記録する。

⑤ 薬品ビンを保管場所に戻す。

プリンタ

各種印刷物

⑥ 必要に応じて,各種帳票や薬品管理ラベルを印刷できる。

バーコードリーダー

123.45 g

びん

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- -2

研究の概要

学校における薬品管理は厳重に行う必要がある。しかし,高等学校では薬品の種類が

多く,薬品管理を厳重に行うためには多くの時間を掛ける必要があり,担当する教員の

負担になっているのが現状である。そこで,学校で薬品を効率よく適正に管理するため

に,コンピュータを使用する場合,そのソフトウェアが備えるべき機能と,薬品を管理

するために必要な情報を明らかにした。その上で,学校で使用しやすい薬品管理データ

ベースを作成し,薬品管理システムを構築した。

キーワード 薬品管理,薬品データベース,コンピュータ,バーコードリーダ,電子天秤びん

Ⅰ はじめに

高等学校理科の「自然に対する関心や探究心を高

め,観察,実験などを行い,科学的に探究する能力

と態度を育てるとともに自然の事物・現象について

の理解を深め,科学的な自然観を育成する」という

目標を実現するために,観察,実験の重要性がます

ます高まっている。

学校(特に高等学校)には,観察,実験を行うた

め多くの化学薬品が備えられており,これらの中に

は,毒物や劇物,危険物などとして指定されている

ものも少なくない。これらの薬品管理は,学校ごと

に厳重に行い,在庫管理を徹底する必要がある。岡

山県教育センターでは,平成15年3月に「薬品管理

の手引」 を作成し,岡山県内の中・高等学校に対1)

して薬品管理の徹底が図られるように,理科指導資

料として配付したところである。

高等学校においては探究活動や課題研究などの中

で,今まで以上に多岐にわたる分野で実験を行う機

会が増え,今まで使用しなかったような薬品を使用

する機会も増えている。薬品管理をおろそかにする

ことはできないが,教員が薬品の管理に費やすこと

ができる時間は限られており,1本1本の薬品を厳

重に管理するための時間を確保することが,高等学

校の理科教員の負担になっている現状がある。

薬品管理を効率的に行う方法として,コンピュー

タによる管理が考えられるが,市販されているソフ

トウェアは,企業向けに開発されているため,高価

で使用できない。また,少量ずつ多くの種類の薬品

を扱う学校には適さない。そこで,本研究では,高

等学校で使用する薬品管理ソフトウェアが備えるべ

き機能と,薬品を管理するために必要な情報を明ら

かにし,高等学校で薬品を効率よく管理するための

薬品管理データベースを作成し,薬品管理システム

を構築した。

Ⅱ 研究の目的

高等学校で使用する薬品管理ソフトウェアが備え

るべき機能と,薬品を管理するために必要な情報を

明らかにし,高等学校で薬品を効率よく管理するた

めのシステムを構築し,学校を支援する。

Ⅲ 薬品管理システムを作成する

に当たっての基礎調査

1 調査について

目的(1)

薬品管理システムを作成するに当たって,高等

学校の理科の授業で使用されている薬品の管理の

状況について調べ,高等学校理科で使用する薬品

管理システムが備えるべき機能と,薬品を管理す

るために必要な情報を明らかにする。

調査の方法(2)

調査は質問紙法により行う。

調査の対象(3)

岡山県内高等学校1校当たり,理科教員一人に

回答を求め,81校から回答があった。工業高等学

校の工業化学科や農業高等学校の園芸科学科など

の現状については調査の対象としなかった。

2 高等学校の薬品管理の現状

学校が保有している薬品の数(1)

高等学校の理科として学校に保有している薬品

の数を調べたところ,次のような結果が得られた

( 。調査した学校が大規模校の場合,図 -1Ⅲ )

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化学実験室の薬品の数のみを回答しているところ

が多く,生物実験室などの薬品の数を含めると,

これ以上の薬品を保有している現状があると思わ

れる。1校当たりの薬品数が1000本を超えている

ところもあり,これらの学校では薬品の管理が大

変であることが予想される。

薬品管理の方法(2)

薬品管理をどのような方法で行っているかにつ

いて調べたところ,次のような結果が得られた

( 。薬品管理簿に手書きで記入してい図 -2Ⅲ )

る学校が一番多く,また,コンピュータを使って

いても,表計算ソフトに後日まとめて入力してい

る学校が大半であった。

薬品管理の負担の度合い(3)

日々の薬品管理についてその負担の度合いにつ

いて調べたところ,次のような結果が得られた

( 「負担でない」または「あまり負担図 -3Ⅲ )。

,でない」と答えた学校は,薬品数が200本以下で

管理している薬品の数が少ない学校が多数を占め

た。また,薬品管理をコンピュータで行っている

図 -2 薬品管理の方法Ⅲ

図 -1 学校が保有している薬品の数Ⅲ

学校でも,薬品使用時すぐに更新することはでき

ず,時間が掛かるのは変わらないので,負担が大

きいと答えた学校が多かった。

薬品管理で困っていること(4)

を調べた薬品を管理していく上で,困っていること

ところ,次のような結果が得られた( 。図 -4Ⅲ )

記録や整理に時間が掛かるという回答が一番多く,

半数以上であった。また,手作業による管理のた

め,薬品の残量や,在庫量がすぐに分からなかっ

たり,その薬品がどこにあるか探すのに時間が掛

かったりするなど,情報の整理が十分に行えてい

ないことが原因で困っている現状が明らかになっ

た。

その他,薬品管理で困っていること(5)

その他,薬品管理で困っていることには,次の

ようなものがあることが分かった。

○ 大規模校においては,同じ薬品を数人の教員で

使用するので,だれがいつ使用し,薬品管理簿に

記入したかどうかが分からないことがある。

○ 使用後すぐに使用量(薬品残量)を記録するこ

図 -3 薬品管理の負担の度合いⅢ

図 -4 薬品管理で困っていること(複数回答)Ⅲ

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とは,休み時間などに試料を調整し,次の授業で

使うことがあることなどを考えると,時間的に難

しい。しかし,使用後すぐに更新しておかないと,

忘れることが多く,後からまとめて記入しようと

しても,残量の管理がいい加減になってしまう場

合が多い。

薬品管理システムの必要性(6)

薬品管理システムの必要性について調べたとこ

ろ,次のような結果が得られた( 。効図 -5Ⅲ )

率よく薬品管理が行えるシステムの開発が望まれ

ている現状が改めて明らかになった。不要と答え

ている学校は,管理している薬品の数が少ない学

校が多数を占めた。

その他,薬品管理の現状で明らかになったこと(7)

その他, 次のような実態が薬品管理の現状で,

あることが分かった。

○ 薬品量の管理は,本数のみ管理している学校や,

残量を約3/5等の目分量で管理している学校が

多く,残量をグラム単位で管理しているところは

少ない。

○ 電子天秤やバーコードリーダーを用いて,自動

化して薬品管理をしている学校はない。

○ コンピュータで薬品管理していると回答した学R校のほとんどが,薬品リストを Microsoft Excel

(以下「Excel」と言う )ファイルとして保存し。

ており,その割合は全学校数の約半数である。

3 薬品管理システムが備えるべき機能と情報

これらの調査結果から,作成する薬品管理シス

テムには,次のような機能と情報を持たせること

図 -5 薬品管理システムの必要性Ⅲ

が必要であると考えた。

① 薬品を使用したときに,使用日時,使用量,使

用者等の更新が,時間を掛けることなく,簡単に

できること。

② 薬品の保管場所や残量などの情報が,出力帳票

を見なくても,コンピュータの画面上ですぐに確

認できること。

③ 必要に応じて,保有薬品一覧や,薬品の使用履

歴などの帳票の打ち出しができること。

④ 薬品の管理は,薬品ビンごとに行うことができ

ること。

⑤ 片付けるときに時間が掛からないように,薬品

ビン自体に保管場所が記入できるように工夫され

ていること。

⑥ 薬品の残量はグラム単位で管理できること。

⑦ 毒物,劇物,危険物などの情報が登録されてい

ること。

⑧ 薬品の性質や,取扱いの注意点などが登録され

ていること。

⑨ 学校で使用することが予想される薬品は,あら

かじめ登録されていること。

⑩ 各学校が既に所有している ファイルなどExcelを利用することによって,このシステムの導入時

における,薬品登録についての負担を軽くするこ

と。

⑪ 複数の教員が使用する場合でも,一元化した管

理ができること。

⑫ 管理する教員が代わっても,引き続き利用でき

るシステムであること。

これらのことを念頭に置き,薬品管理システムを

構築した。

次のページから,開発した薬品管理システムの概

要,使用方法について 「薬品管理システムの概要,

とデータベース操作手引書」として示す。

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薬品管理システムの概要と

データベース操作手引書

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Ⅰ 薬品管理システムの概要

この薬品管理システムで用いるソフトウェアは,学校で薬品を管理するためのデータベースソフトウェ

アです。Microsoft Access (以下「Access」と言う )に学校で利用されることが多い薬品をあらかじR 。

め登録しており,記録,在庫管理,各種の帳票出力,外部ファイル(Excel)との入出力機能があります

ので,薬品管理を効率よく行うことができます。

またバーコード管理機能や電子天秤との接続機能なども備えていますので,これらの機能を活用すれば

薬品を使用するときに使用量の確認・記録などを簡単な操作で行うことができます。

なお,ソフトウェアにはAccess Runtimeという実行時用プログラムを含めており,Accessがインストー

ルされていない環境でも利用することが可能です。

1 薬品管理システムでできること

本薬品管理システムを利用した薬品管理の手順を に示します。図1

薬品庫から薬品を取り出し,使用後の質量(薬品ビンごと)を薬品管理システムに記録し,データを

更新します。必要なときに容易に在庫量や使用履歴を調べたり,印刷することができます。バーコード

や,コンピュータに接続された電子天秤があれば,検索や更新が更に便利になります。

管理システムを用いた薬品管理の手順

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2 薬品管理システムを使用する利点

本システムを使用する利点として,次のようなものが挙げられます。

① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。

② 学校で使用する薬品のデータを多く登録しており,容易に利用を始めることができます。

③ 保管薬品やその在庫量,保管場所などをすぐ確認でき,必要に応じて保管薬品一覧や使用記録などの

各種の帳票や薬品管理ラベルを簡単に印刷できます。

④ コンピュータにバーコードリーダーを接続すれば,薬品の検索などを簡単な操作で行うことができま

す。

⑤ コンピュータに電子天秤を接続すれば,質量を直接入力することができます。

3 薬品管理システムの機能

このソフトウェアは大きく分けて,次に示す機能を持っています。

① 薬品の登録・管理 ② 帳票等の印刷

薬品の検索 保管薬品一覧

薬品の分類による検索 保管場所別薬品一覧

薬品名(和名)による検索 劇毒危険薬品一覧

元素による検索 登録日別薬品一覧

薬品の登録 使用記録(期間指定)

未登録薬品の検索 使用記録(使用者指定)

薬品ビンの登録 薬品管理ラベルの印刷

薬品の管理 大型ラベルの印刷

残量の登録,廃棄処分の記録 小型ラベルの印刷

保存場所の登録変更

③ ファイル入出力(Excel/CSV形式) ④ データベースの管理・設定

全薬品データの出力 保管場所の登録

保有薬品データの出力 保管形態の登録

保有薬品一覧の出力 保管単位の登録

薬品購入履歴の出力 保管状態の登録

薬品使用履歴の出力 使用目的の登録

全薬品データの入力 使用者の登録

保有薬品データの入力 周辺機器の登録

バーコードリーダーの登録・設定

電子天秤の登録・設定

※ データベースの管理・設定では「保管場所 「保管形態」などの設定登録が可能ですが,これらの設定」

はデータベースの運用を始める前に登録してください。運用開始後はこれらの設定は変更すべきではあり

ません。これらの項目を変更すると,過去の記録項目を表示するときに内容が変わってしまいます。

ただし 「使用者」は変更や追加が考えられます。このような場合には,新たな使用者を追加登録して,

利用してください。

※ 薬品の削除に関しては,現在薬品ビンの登録がなく,過去にも使用記録がない場合にのみ登録されてい

るリストから薬品を削除できるようになっています。データベース運用を始めた後に登録薬品の削除を行

う場合には,これらのことを理解した上で行ってください。

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Ⅱ 薬品管理システムの使用方法

1 セットアップ

(1) 推奨環境

本ソフトウェアを利用するには,Microsoft Access(2003)が動作する環境が必要です。Windows2000,XP

のOSが動作する環境であれば利用は可能です。

・Windows2000 (Service Pack 3以降) ,又は Microsoft Windows XP のOS

・Pentium 233 MHz 以上 (Pentium Ⅲ 以上を推奨)

・メモリ 128 MB 以上

・ハードディスクに220 MB 以上の空き容量が必要。

(135 MB の空き容量が起動ドライブに必要)

・SVGA (800 × 600) 以上の高解像度ディスプレイ,256 色以上

・CD-ROM ドライブ

(2) 準備物

インストールにおいては,次のものを準備して行ってください。

① インストールCD

② 本操作手引書

③ 設定事項の確認用紙

(3) インストール操作

① CDドライブにインストールCDをセットします。

② マイコンピュータから「CD-ROM」を開きます (下の図では「E:」となっています )。 。

③ 「Setup.exe」のアイコンをダブルクリックして実行します。

※使用するコンピュータの設定によっては 「Setup」と表示されます。,

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。④ Access XPがインストールされていない場合には「Access Runtimeのインストール」が実行されます

画面の指示に従ってインストールを行ってください。再起動が要求された場合には,再起動を行います。

【 】既にAccessを使用している場合,設定状態によっては本ソフトウェアが正しく動作し注意

ないことがあります。その場合にはAccessをアンインストールした上で本ソフトウェ

アをインストールしてください。

⑤ 続いて「YakuhinDB」のインストールが始まります。画面の指示に従ってインストールを行ってくだ

さい。

1)「OK」でセットアップを開始します。 2)ボタンをクリックします。

,4)コピーするファイルが存在している場合には

上書きするか確認されます 「はい」を。

3)「続行」をクリックします。 クリックします。

5)「インストールが完了しました 」と表示されたら,。

「OK」をクリックして完了します。

以上でインストールが完了です。これ以後はスタートメニューから「プログラム」→「薬品管理」を選

択して薬品管理のプログラムを実行できます。

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2 初期設定

本ソフトウェアを使用するために初期設定を行います。このソフトウェアを初めて使用する段階で,保

管場所等が未確定の場合は,決定している事柄だけを設定してください。また,設定は後から変更するこ

とも可能です。

(1) ソフトウェアの起動

② ③

① 本ソフトウェアを起動します。

② 「ユーザーA」をクリックします。

③ 「管理・設定」ボタンをクリックします。

(2) 使用者の登録

使用者の設定は最初に行わなくても構いません。また,後から使用者を追加することもできます。

① ② ③

① 「アプリケーション全体の設定」ボタンをクリックします。

② 「使用者名」欄に,使用者名を入力します (複数名いる場合は複数名入力します )。 。

③ 「設定終了」ボタンをクリックします。

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- -11

(3) 学校名の登録

次のようにして学校名を登録します。

① 「アプリケーション全体の設定」ボタンをクリックします。

② 「周辺機器」のタブをクリックします。

③ 設定コード「101 ,設定項目「学校名」の設定文字の欄に,学校名を入力します。」

※ 他の設定内容はここでは変更しないでください。

④ 「設定終了」ボタンをクリックします。

(4) 保管場所の登録

保管場所は「化学準備室」だけではなく「化学準備室 薬品棚A」のように細かく分けておくと便利で

す。また,後から保管場所を追加することもできます。

① ② ③ ④

① 「管理・設定」タブをクリックし 「アプリケーション全体の設定」ボタンをクリックします。,

② 「保管場所」タブをクリックします。

③ 「 」と「保管場所」を実状に応じて変更,追加してください ( 備考」は入力しなくても構いCODE 。「

ません )。

④ 「設定終了」ボタンをクリックします。

(5) その他の設定

保管形態,保管単位,保管状態,更新理由も必要に応じて設定できます。周辺機器でバーコードリーダ

ーや電子天秤を使用する設定もできます。

(→ の項目を参照してください )6 バーコードリーダーがある場合 。

(→ の項目を参照してください )7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合 。

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3 はじめの薬品登録

薬品の登録には手動登録と表計算ソフト「 」からのインポートの2種類があります。校内の薬品Excelデータを表計算ソフトで既に管理してある学校はインポートの方が簡単です。

(1-1) 手動登録について

既に約1000種類の薬品名が本ソフトウェアに登録されていますので,まず検索し,薬品名が登録されて

いる場合にはこのデータを基に各学校の保有薬品を登録します。また,薬品名が登録されていない薬品は

薬品名などの基本データを新規登録した後,保有薬品を登録します。

検索 薬品名が登録されている →保有薬品の登録

薬品名が登録されていない →新規基本登録 →保有薬品の登録

(1-2) 検索の仕方

検索の方法は「分類検索 「和名検索 「元素検索」の3種類の方法があります。どの方法で検索して」, 」,

も構いません。検索画面の「保有のみ」にチェック「 」を入れると各校の保有薬品の中から検索するこa

とになります。このチェックを外すと基本登録されている約1000種類の中から検索することになります。

特別な物質は化学式が入力されていませんので 「元素検索」では検索できない場合があります。,

(1-2-1) 分類検索

登録する薬品を「含アルカリ金属 「硫酸塩」…等,分類により検索する方法です。薬品を薬品庫で保」,

管する際にも「アルカリ金属 「硫酸塩」のような形で保管している場合は検索しやすい方法です。」,

① ② ③

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- -13

① 「薬品管理フォーム」の「分類検索」タブをクリックします。

② 「含アルカリ金属 「硫酸塩」など該当する分類にチェック「 」を入れます。複数チェックをする」, a

ことにより絞り込むことができます。

③ 絞り込んだ薬品がリストに表示されます。該当薬品があれば該当薬品をクリックし 「薬品データ更,

(1-3)保有薬品の登録 (1-新フォーム」が表示されたら, の項目へ進みます。該当薬品がない場合は

の項目へ進みます。2-4) リストにない薬品名の登録の仕方

(1-2-2) 和名検索

登録する薬品名を入力することにより検索する方法です。

① 「薬品管理フォーム」の「和名検索」タブをクリックします。

② 「キーワード1」欄に薬品名を入力します。

※ 薬品名はすべてを入力しなくても薬品名の一部を入力すると,その語に該当する薬品がリストに表

示されます。キーワードを複数入力することでより絞り込むことができます。

③ 絞り込んだ薬品がリストに表示されます。該当薬品があれば該当薬品をクリックし 「薬品データ更,

(1-3)保有薬品の登録 (1-新フォーム」が表示されたら の項目へ進みます。該当薬品がない場合は

の項目へ進みます。2-4) リストにない薬品名の登録の仕方

(1-2-3) 元素検索

含有元素により検索する方法です。薬品庫でナトリウム塩,カリウム塩のような分類で保管している場

合は検索しやすい方法です。特別な物質は化学式が入力されていませんので 「元素検索」では検索でき,

ない場合があります。

① 「薬品管理フォーム」の「元素検索」タブをクリックします。

② 含有元素の元素記号にチェック「 」を入れます。複数チェックをすることでより絞り込むことがでa

きます。

③ 絞り込んだ薬品がリストに表示されます。該当薬品があれば該当薬品をクリックし 「薬品データ更,

(1-3)保有薬品の登録 (1-新フォーム」が表示されるので の項目へ進みます。該当薬品がない場合は

の項目へ進みます。2-4) リストにない薬品名の登録の仕方

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(1-2-4) リストにない薬品名の登録の仕方

検索してもリストに登録されていない薬品名は新規基本登録をする必要があります。

① ② ④

① 検索しても該当薬品がない場合は「薬品ID」が0000の「以下のリストにない薬品の登録」をクリッ

クします。

② 「薬品マスター編集フォーム」が表示されるので「薬品名(和名 」を入力します。)

③ 「薬品名(和名 」以外は必要であれば入力します。入力しなくても構いません。ただ,化学式が入)

力されていないと「元素検索」で検索できません。また,検索情報が入力されていないと「分類検索」

で検索できません。

④ 「保存して終了」ボタンをクリックします。更に入力する場合は「次の薬品を登録」ボタンをクリッ

クして次の薬品を入力します。また,入力を中止する場合は「キャンセルして終了」ボタンをクリック

し,薬品IDごと削除する場合は「削除して終了」ボタンをクリックします。

⑤ 上記で登録した薬品名を検索し の項目へ進みます。(1-3)保有薬品の登録

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(1-3) 保有薬品の登録

リストの中から選んだ薬品を保有薬品として登録します。薬品の検索により「薬品データ更新フォー

ム」の該当薬品の画面を表示して,次の方法で 保有登録をします。薬品ビンごとに

② ③ ④ ① ⑥ ⑦

① 「追加」ボタンをクリックします 「新規に薬品ビンを追加します。よろしいですか?」と表示され。

るので 「OK」をクリックします。今回入力した薬品ビンにビン番号が付き,リストに表示されるの,

で,このビン番号の薬品に関して,次の事柄を入力します。

② 「保管場所」の「▼」をクリックし該当場所を選択します。

③ 「保管形態」の「▼」をクリックし該当形態を選択します。横の表示は容器の大まかな質量です。

g g※ これは薬品を容器の質量を足した値で管理するので,500 の薬品を保管していても総質量は500

を越えてしまいエラーを起こすことを避けるためです。よって容器の質量は大まかな質量と考えてく

ださい。

④ 「保管量・単位」を入力します。単位は「▼」をクリックし選択します。

※ 「保管量・単位」の下のバーをマウスでスライドすることでも入力ができます。また「←」や

「→」をクリックすることで,0.01 単位で値を変更することができます。g⑤ その他の項目は入力しなくても構いません。

⑥ 「更新」ボタンをクリックします 「更新します。よろしいですか?」と表示されるので 「OK」を。 ,

クリックします。

⑦ 「終了」ボタンをクリックします。

⑧ 「薬品データの更新作業を終了します。よろしいですか?」と表示されるので「 」をクリックしYesます。

※ 電子天秤を接続すれば,保管量を直接読み込むことができます。

(→ の項目を参照してください )7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合 。

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(2) Excelファイルからの登録について

既に薬品管理をコンピュータで行っている学校はそのデータを ファイルを利用してインポートすExcel「(2) Excelファイルることで,一度に登録することができます。登録の仕方はCDの中のマニュアルの

の項目を参照してください。からの登録について」

(3) 薬品管理ラベル印刷

薬品管理ラベルを印刷する方法は2種類あります。一つは複数の薬品を一度に多く登録した場合などに,

まとめて多くの薬品管理ラベルを印刷する方法で,もう一つは新しい薬品を購入したときなどに,その薬

品のみの薬品ラベルを印刷する方法です。

薬品管理ラベル印刷は「(株)エーワン」の品番31275(A4判 大型ラベル)と品番28451(A4判 小型

ラベル)の用紙に対応しています。

(3-1) 薬品管理ラベル一括印刷

① ② ③ ④

① 「薬品管理フォーム」の「印刷・出力」タブをクリックします。

② 「薬品管理ラベルの印刷」ボタンをクリックします。

③ 画面の「保有のみ」にチェックが入っているので,保有薬品がリストに表示されます。ラベル印刷し

たい薬品をクリックします。複数選択する場合は左クリックした状態でドラッグすると複数選択できま

す。選択した薬品は「ラベル作成」が「 」と表示されます。保管場所を設定すると保管場所ごとにYes印刷できます 「薬品ID 「ビン番号 「薬品名(和名 「登録日 「ラベル作成」の項目名をクリック。 」 」 )」 」

するとソートすることができます。一度「 」にしたものを「 」に戻すには右クリックします。Yes No

※ 保管場所を指定し,薬品ID→ビン番号でソートをかけると薬品管理ラベルを薬品ビンに貼るときは

に便利です。

④ 「ラベル印刷の設定印刷」ボタンをクリックします。/

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⑤ ⑦ ⑥

⑤ 「ラベル印刷設定フォーム」が表示されるので,印刷する薬品管理ラベルのサイズを「大型ラベル」

「小型ラベル」から選択します。

⑥ ラベルの印刷位置は左上から印刷するだけでなく,途中からも印刷ができるので,印刷の開始位置を

設定します。画面右の「1枚目の状態」で黒く表示されたところに印刷されるので参考にしてください。

⑦ 「プレビュー印刷」ボタンをクリックします。/

⑩ ⑨

⑧ プレビュー画面が表示されます。

⑨ 印刷位置の詳細な設定は,プレビュー画面の左上の「ページ設定」で行います。

⑩ プレビュー画面の左上の「印刷」ボタンをクリックし印刷します。

(3-2) 薬品管理ラベル単品印刷

① 「分類検索 「和名検索 「元素検索」のいずれかで検索を行い「薬品データ更新フォーム」画面を表」 」

示します。

② リストで,ラベル印刷したい薬品ビンを選択します。

③ 「ラベル」ボタンをクリックします。

④ 「ラベル印刷設定フォーム」が表示されるので,印刷する薬品管理ラベルのサイズを「大型ラベル」

「小型ラベル」から選択します。

⑤ ラベルの印刷位置は左上から印刷するだけでなく,途中からも印刷ができるので,印刷の開始位置を

設定します。画面右の「1枚目の状態」で黒く表示されたところに印刷されるので参考にしてください。

⑥ 「プレビュー印刷」ボタンをクリックします。/

⑦ プレビュー画面が表示されます。

⑧ 印刷位置の詳細な設定はプレビュー画面の左上の「ページ設定」で行います。

⑨ プレビュー画面の左上の「印刷」ボタンをクリックし印刷します。

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4 薬品使用時の更新

既に登録されている薬品を使用した場合,その薬品の保管量を残量の値に更新する必要があります。

「化学準備室薬品棚A」に保管されている,ビン番号が00009の水酸化ナトリウムを使用して,保管量

が500gから350gになった場合を例にして説明します。

① ② ③ ④

① 使用した薬品(水酸化ナトリウム)を表示します。

② 登録されている薬品の中から,実際に使用したもの(ビン番号が0009の化学準備室薬品棚A)をクリ

ックして選択します。

③ 使用した後の薬品ビン全体の質量を天秤で計測し,その数値(350g)を入力します。

④ 「更新」ボタンをクリックします。

⑤ 「よろしいですか?」と表示されたら「はい」のボタンをクリックします。

⑥ 画面上で更新が反映されていることを確認して 「終了」ボタンをクリックします。,

※ 電子天秤を接続すれば,キーボードで入力しなくても,保管量を直接読み込むことができます。

(→ の項目を参照してください )7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合 。

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5 各種帳票印刷

本ソフトウェアでは,登録した薬品に関して次のような各種のリストの印刷が可能です。

○保管薬品一覧・・・・・・保管している薬品のリスト

○保管場所別薬品一覧・・・保管場所別に保有している薬品のリスト

○劇毒危険薬品一覧・・・・保有している劇毒物や危険薬品のリスト

○登録日別薬品一覧・・・・登録した日付別の薬品リスト

○使用記録(期間指定 ・・ 任意の期間での薬品使用状況のリスト)

○使用記録(使用者指定 ・ 使用者ごとの薬品使用状況のリスト)

保管薬品一覧の印刷を例にして説明します。

② ① ③

① 薬品管理フォームから「印刷・出力」タブをクリックします。

② 「保管薬品一覧の印刷」ボタンをクリックします。

③ 表示されたリストを確認して,左上の「印刷」ボタンをクリックし印刷します。

※ 「薬品管理ラベルの印刷」では,登録した薬品の薬品管理ラベル印刷が可能です。

(→ の項目を参照してください )3(3) 薬品管理ラベル印刷 。

※ 「バーコードリーダー操作用紙の印刷」では,バーコードリーダーがある場合の操作用紙が印刷で

きます (印刷には が必要です )この用紙を利用することによって,マウスの操。 。Microsoft Word R

作などを簡略化できます。

(→ の項目を参照してください )6 バーコードリーダーがある場合 。

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6 バーコードリーダーがある場合

本ソフトウェアは,バーコードリーダーの使用が可能です。

バーコードリーダーがある場合,薬品選択のクリック等が不要なため,

更新がより便利になります。

【 】注意

株式会社ジャストシステムの を使用している場合は,日本語入ATOK力の設定を にしてください。操作は, (コントロールキーとシフトキーを同時に押IME CTRL-SHIFT

す )です。もう一度同じ操作をすれば に戻ります。。 ATOK

(1) 動作確認済みのバーコードリーダー

次の2機種に関しては,本ソフトウェアにおける動作確認を行っています。

社 メトロロジック・ジャパン株式会社Psytecインターフェイスレーザースキャナバーコードリーダー USB

ア) イ)(型番) 4 (型番) -MT9060/ MS6220 UK

※ 上記以外のメーカーのバーコードリーダーでの動作は未確認です。

(上記のバーコードリーダーの使用をお勧めします )。

(2) バーコードリーダーの接続と本ソフトウェアの設定

特に設定の必要はありません。コンピュータとバーコードリーダーを接続すればすぐに利用できます。

(3) バーコードリーダーの利用

① 登録されている薬品ビンの薬品管理ラベルのバーコード部分をバーコードリーダーで読み取ります。

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② 自動的に該当する薬品ビンの詳細画面が表示されます。

(これにより,マウスでクリックして使用薬品を表示させる操作が簡略化できます )。

以後の薬品使用時の更新手順は, の項目を参照してください。4 薬品使用時の更新

※ コンピュータと接続可能な電子天秤がある場合は,保管量のキーボード入力が必要でなくなり,

ほとんどの操作をマウスやキーボード入力なしで実行できるため,更に便利になります。

(→ の項目を参照してください )7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合 。

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(4) バーコードリーダー操作用紙の利用

「バーコードリーダー操作用紙」を利用すると 「更新 「終了」などの操作もマウスによるクリックな, 」

しで実行でき,非常に便利になります (→操作用紙の印刷は, の項目を参照してく。 5 各種帳票印刷

ださい )操作画面に対応するバーコードを,バーコードリーダーで読み取ることで,保管量のキーボー。

ド入力以外のほとんどの操作を,マウスを使用することなく利用できます。

※ 詳しい操作方法は「バーコードリーダー操作用紙の印刷」で印刷される「バーコードリーダー操作

用紙の使い方」を参照してください。

① 「印刷・出力」のタブをクリックし 「バーコードリーダー操作用紙」のボタンをクリックします。,

② 表中の赤字部分(保管場所の名称など)を各校の実態に合わせて編集した後に印刷してください。

「管理・設定」メニューから「アプリケーション全体の設定」の設定内容を確認して設定値を入力し

てください。

用紙はB4・横で,レーザープリンターで印刷してください。インクジェットプリンターでは,にじ

みなどでうまく読み取れなくなる可能性が高くなります。また,用紙の色は白色で,印刷したときのコ

ントラストが高い紙(白黒がはっきりする紙)の方が確実に読み取ることができます。

③ 薬品管理データベースで,使用薬品のデータを更新する画面(印刷された操作用紙を見てくださ

い )で,各機能のボタンを押す代わりに,該当する部分をバーコードリーダーで読み取れば,ボタン。

をクリックしたのと同じ動作・処理が行われます。

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7 コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合

コンピュータに接続可能な電子天秤がある場合,薬品使用時の保管量の

キーボード入力が不要なため,更新がより便利になります。

(1) 動作確認済みの電子天秤

次の2機種に関しては,本ソフトウェアにおける動作確認を行っています。

島津理科器械株式会社 (株式会社エー・アンド・デイ)AND電子上皿天秤 汎用上皿天秤

ウ) エ)BW GXシリーズ シリーズ

※ 上記以外のメーカーの電子天秤での動作は未確認です。

(上記の電子天秤の使用をお勧めします )。

(2) 電子天秤の接続と本ソフトウェアの設定

④ ③ ⑤ ⑦

① 電子天秤をコンピュータと接続し,電子天秤の電源を入れて通信可能な状態にします。

(詳しくは各メーカーの使用説明書を見てください )。

【注意】島津 シリーズでは,本ソフトウェアで安定に動作させるために,電子天秤側の通信設定BW

で という項目を必ず「 」に設定してください。HandShake off② 本ソフトウェアを起動します。

③ 「管理・設定」タブをクリックします。

④ 「アプリケーション全体の設定」ボタンをクリックします。

⑤ 「周辺機器」タブをクリックします。

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⑥ 利用する電子天秤のメーカーによって,次のように設定文字・設定数値を変更してください。

島津 BWシリーズ AND GXシリーズID 設定項目

設定文字 設定数値 設定文字 設定数値

104 電子天秤 有1 ,無0 1 有 1,無0 1

30001 ComPort ポート番号 1 ポ ー ト 番号 1

30002 通信設定 1200,N,8,1 0 2400,E,7,1 0

30003 HandShake N 0 N 0

30004 BAL_READ D50 0 Q 0

30005 デリミタ Cr 13 Cr 13

30006 ComStrat データ開始位置 2 デ ー タ開始位置 5

30007 ComWidth データ幅 8 データ幅 8

⑦ 「設定終了」ボタンをクリックして設定画面を閉じます。

(これで電子天秤を本ソフトウェア上で利用するための準備が整います )。

(3) 電子天秤の接続時の保管量の更新

①③

① 薬品データ更新フォーム上で保管量・単位の項目の右側に「計測」ボタンが表示されていることを

確認します (表示されていれば電子天秤のコンピュータとの通信が可能な状態を示します )。 。

② 使用した後の薬品ビンをコンピュータに接続している電子天秤に載せます。

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③ 「計測」ボタンをクリックすると,計測された数値(320.0g)が自動的に入力されます。

(キーボードからの数値の入力が不要となります )。

※ 前項で紹介したバーコードリーダーと組み合わせると,マウスやキーボードによる操作をほとんど

行なうことなく薬品の更新が可能になり,より便利になります。

(→ の項目を参照してください )6 バーコードリーダーがある場合 。

【 】注意

本ソフトウェアを起動する前に,電子天秤の電電子天秤を正常に利用するためには,コンピュータで

必要があります。起動時に電子天秤の電源が入っていない場合は 「電子天秤との通信源を入れておく ,

を確認できません 」とエラーメッセージが表示されますので,次の手順で対処してください。。

(電子天秤の電源を入れ忘れた場合)

① 「OK」ボタンをクリックし 「電子天秤との通信を確認できません。天秤の電源やケーブルの接,

続を確認してください 」のメッセージが表示されたら,電子天秤の電源を入れ 「OK」ボタンをク。 ,

リックします。

② 「電子天秤との通信確認を行います 」のメッセージが表示されるので再び「OK」ボタンをクリ。

ックします。通常どおり本ソフトウェアが起動すれば,電子天秤を利用できます。

※ 電子天秤とコンピュータが何らかの原因でつながってない場合は 「電子天秤との通信を確認で,

きません。天秤を使用しないように設定を変更しますか 」とメッセージが表示されるので「は。

い」をクリックして電子天秤を使用しないモードで本ソフトウェアを起動します。

コンピュータと電子天秤のケーブル接続などが正常にされていないなどの原このような場合は,

ので,別途対処してください。電子天秤を再び利用するためには,管理・設定画因が考えられます

電子天秤を「有り」のモード(数値0を1にする)にしなければなりませ面→周辺機器の画面で,

この設定をしないと,電子天秤をこのシステムで利用できませんので注意してください。ん。

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8 その他

(1) データのバックアップについて

一度,本ソフトウェアで作成したデータは,コンピュータの故障などの予期せぬ事態に備えて,必ず定

期的にバックアップを取っておいてください。バックアップの手順は下記のとおりです。

<作成データバックアップ手順>

② ③

① マイコンピュータから次のディレクトリを表示させます。

C:¥Program Files¥YakuhinDB¥YakuhinDB

※ マイコンピュータ → Cドライブ → Program Files → YakuhinDB の順番でダブルクリッ

クしてください。

② YakuhinDBフォルダ内の「YakuhinDB」ファイルをクリックして選択します。

③ 編集メニューから「コピー」を選び,ファイルをコピーします。

④ バックアップファイルを保存したい場所を開いて,編集メニューより 「貼り付け」を選び,ファイ,

ルを貼り付けます。これでバックアップ作業は終了です。

※ 可能であれば,外部のメディア(MOやCD-Rなど)にバックアップを取っておいてください。

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(2) バックアップデータの復元

使用コンピュータを変更したり,故障等により本ソフトウェアがうまく動作しなくなったり,再インス

トールした場合,次の手順でバックアップファイルを復元することができます。

<バックアップデータの復元>

① バックアップしていたファイルを選択し,編集メニューから「コピー」を選び,コピーします。

② マイコンピュータから次のディレクトリを表示させます。

C:¥Program Files¥YakuhinDB¥YakuhinDB

※ マイコンピュータ → Cドライブ → Program Files → YakuhinDB の順番でダブルクリッ

クしてください。

③ YakuhinDBフォルダ内に,編集メニューより「貼り付け」を選び,バックアップファイルを貼り付け

ます。

④ 「上書きしますか?」というメッセージが表示されたら 「はい」を選択して,上書きします。,

これで,ファイルの復元作業は終了です。本ソフトウェアを起動して,以前の状態に戻っていることを

確認してください。

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(3) データのエクスポート

次のデータは,必要に応じてExcelファイルとして外部にエクスポートできます。

(必ずエクスポートしなければならない訳ではありません )。

薬品マスター 保有薬品データ 保有薬品一覧

薬品登録履歴 薬品使用履歴

保有薬品の一覧をExcelファイルにエクスポートする場合を例にして説明します。

② ① ③ ④

① 薬品管理フォームから「管理・設定」タブをクリックします。

② 「保有薬品一覧のエクスポート」ボタンをクリックします。

③ ファイルを保存する場所を指定します。

④ 「保存」ボタンをクリックして,保存を実行します。

⑤ 指定した任意の場所に,Excelファイルが作成されます。

※ 薬品マスターと保有薬品データに関しては,エクスポートされたExcelファイルを利用してデータ

を入力し,それを本ソフトウェアにインポートして利用することも可能です。

(→ の項目を参照してください )3 はじめの薬品登録 。

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- -29

薬品管理データベースソフトウェア使用に当たって

本ソフトウェアは,以下に示す条件を確認の上,使用者の責任において使用してください。

1 著作権

本ソフトウェアはフリーソフトウェアですが,著作権を放棄したものではありません。本

ソフトウェアは岡山県教育センターが開発した著作物であり,当センターは所有,使用,改

編,複製,頒布などに関するすべての権利を所有します。

2 使用許諾の範囲

本ソフトウェアは学校及び公共機関に限り使用権フリーです。使用者の有する使用権は非

独占的なものであり,譲渡することはできません。また,商用的な利用は一切できません。

3 第三者の利用

使用者は,当センターの事前の同意を得なければ,本ソフトウェア及びその複製物を頒布,

貸与,移転その他の方法で第三者に使用させることはできません。

4 複製・改編の制限

使用者は,バックアップ目的のみで本ソフトウェアの複製を行うことができます。複製さ

れたソフトウェアを第三者に使用させることはできません。また,使用者は本ソフトウェア

を当センターの同意なく改編することはできません。

5 免責

使用者が本ソフトウェアプログラムを使用した結果の影響について,当センターは一切の

責任及び業務から免れるものとします。利用に関しては,各使用者の責任において行ってく

ださい。

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- -30

Ⅳ おわりに

学校における薬品管理は厳重に行う必要がある。

あってはならないことであるが,学校の実験室など

の鍵が壊され,劇物に相当する薬品が盗難にあった

とのニュースを聞くことがある。薬品の在庫量の管

理を確実に行っていないと,何が,どの程度盗難に

あったのかを把握することはできない。危機管理の

面からも,薬品の管理は各学校の責任において,厳

重に行う必要がある。本研究において作成した薬品

管理システムを使用すれば,各校の薬品管理を効率

よく厳重に行うことができる。

薬品管理システムの構築に当たっては,学校の実

態を調査し,どのようなソフトウェアならば学校で

使いやすいのか,また,学校で薬品を管理していく

上で,どのような情報が必要なのかを考えた。大規

模校においては複数の教員が薬品を使用することに

なる。また,短い休み時間を利用して,次の実験で

使用する試薬を調整することもある。バーコードリ

ーダーと電子天秤を使用することで,ほとんど時間

を掛けることなく,薬品を使用したその場で,薬品

管理を確実に行うことができる。また,どの薬品が

どの棚にあるかもすぐに分かり,準備や片付けの手

間も掛からない。

薬品に関する情報については,毒物・劇物,危険

物の種別や,性質,廃棄方法などについてもデータ

ベース化した。事前準備の時点で安全性を確認の上

使用することができる。

また,初期の薬品登録を, のデータを使用Excelすることで,簡単に設定できるようにした。これは,

既に薬品管理を表計算ソフトで行っている学校に配

慮したものである。

この薬品管理システムを利用し,効率よく厳重に

薬品管理を行うことで,少しでも時間を節約し,教

材研究の時間を生み出し,観察,実験を通して生徒

の科学する心を,より一層伸長するための教育が展

開されることを期待する。

バーコードの図については,フリーソフトの「バ

ーコード君 .1.2」(槻 誠三) を利用させていたVer オ)

だいた。この場をお借りしてお礼申し上げる。薬品

マスターについては,岡山県立岡山城東高等学校の

三宅正志先生が作成されたファイルを基に作成した。

なお,本研究の薬品管理システムのソフトウェア作

成については,研究協力委員の岡山県立玉野光南高

等学校関和久先生にプログラムを作成していただい

た。また,岡山県立岡山芳泉高等学校の桑木亨先生,

岡山県立笠岡高等学校の木村淳二先生には,実際に

このシステムを試用していただき,バグの発見や操

作上の改善点などについて,幅広い見地から御指摘

をいただいた。お忙しい中,献身的にプログラムの

改良を行っていただき完成することができた。各先

生方に心から感謝申し上げる。

引用文献○

1) 岡山県教育センター:理科指導資料「薬品管理の手引 ,2003」

参考文献○

・ Microsoft Accessユーザーズマニュアル,Microsoft

Webページ○

ア) サイテック( . . . )http://www psytec co jp/イ) メトロロジック・ジャパン株式会社( . . . 1. )http://www metrologic co jp/index html

ウ) 島津理科器械株式会社( . . . 01 . )http://www shimadzu co jp/products/balance/products/p /b-bw htmlエ) 株式会社エー・アンド・デイ( . . . . )http://www aandd co jp/adhome/products/keiryo/bal/hanyou htmlオ) 槻 誠三:バーコード表示プログラム バーコード君

( . . . 95 209465. )http://www vector co jp/soft/win /writing/se html

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- 3 1 -

保管薬品一覧 帳票の例資料

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- 3 2 -

保管場所別薬品一覧 帳票の例資料

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- 3 3 -

毒劇危険薬品一覧 帳票の例資料

Page 37: 薬品管理システムの構築...コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。②

- 3 4 -

登録日別薬品一覧 帳票の例資料

Page 38: 薬品管理システムの構築...コンピュータで薬品管理を行うシステムを構築しました。① マウス操作が中心で,薬品使用後すぐに,だれでも簡単に利用できます。②

- 3 5 -

使用記録(日付順) 帳票の例資料

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薬品管理ラベル(大型)の例資料

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- 3 7 -

薬品管理ラベル(小型)の例資料

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- 3 8 -

バーコードリーダー操作用紙の例資料

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FAX用紙(所員研究係行き)

岡山県教育センター研究紀要をお読みくださり,ありがとうございました。皆様の御意見を,今後の所員研究や学校支援の改善のための参考とさせていただきますので,次のアンケートに御協力ください。

岡山県教育センター研究紀要に関するアンケート

本書のタイトル:研究紀要第259号 薬品管理システムの構築

1 あなたの所属はどちらですか。県内:小学校,中学校,高校,盲 聾 養護学校,大学,教育機関,その他( )・ ・

ろう

県外:小学校,中学校,高校,盲 聾 養護学校,大学,教育機関,その他( )・ ・

2 本書を何で知りましたか。( ) 岡山県教育センターからの送付 ( ) 岡山県教育センターの所報a b( ) 岡山県教育センターのWebページ ( ) 岡山県教育センターの研修講座c d( ) 岡山県教育センター所員研究成果発表会 他の先生等からの紹介e ( )f( ) その他( )g

3 本書の内容についての御意見・御感想をお聞かせください。(1) よかった点,教育実践に役立つと思われる点について記述してください。

(2) 工夫,改善すべき点について記述してください。

4 高等学校化学に関する研究に,今後どのような内容を取り上げてほしいですか。

御協力ありがとうございました。このページの写しをファクシミリで下記へお送りください。

FAX 086-272-1207 岡山県教育センター所員研究係

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平成15・16年度岡山県教育センター個人研究

高等学校化学協力委員会

協力委員(プログラム作成)

関 和 久 岡山県立玉野光南高等学校教諭

協力委員

桑 木 亨 岡山県立岡山芳泉高等学校教諭

木 村 淳 二 岡山県立笠岡高等学校教諭

なお,岡山県教育センターでは,次の者が本研究に当たった。

水 島 裕 教科教育部指導主事(主査)

平成17年2月発行

研究紀要第259号

薬品管理システムの構築

編集兼発行所 岡山県教育センター

〒703-8278 岡山市古京町二丁目2番14号

TEL (086)272-1205 FAX (086)272-1207

http://www.edu-c.pref.okayama.jp/URL

kyoikuse@pref okayama jpE-MAIL . .

Copyright Okayama Prefectural Education CenterC 2005