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明治学院大学 経済学部 しい時代キャリアに直結する 実践的学経済学科 Meiji Gakuin University The Faculty of Economics Department of Economics 新科目 行動経済学・実験経済学 開講

明治学院大学 経済学部 経済学科meigaku.sakura.ne.jp/econ/doc/2018-ee-pamph.pdf · 2017 入試についてのお問い合せは ... 「ゲーム理論」「オークション理論」「組織の

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明治学院大学 経済学部

新しい時代を切り開きキャリアに直結する実践的学び

経 済 学 科Meiji Gakuin University The Faculty of Economics

Department of Economics

新科目行動経済学・実験経済学

開講

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あなたのキャリア・プランを実現させる新しい時代の3コース制

基礎教育と専門性に応じた3コース企業・制度デザインコースOrganization, Institution Design Course

ポリシー・アナリシスコースPolicy Analysis Course

グローバル・スタディーズコースGlobal Studies Course

複雑なIT社会、ファイナンス経済への戦略的思考とデータ分析

自由な市場経済とそれを補完するミクロ、マクロの政策

グローバル化した経済の実情に精通し、高度なコミュニケーション力

◉企業組織、法や制度について先端的な経済学の手法で学ぶ。

◉企業や政府のイニシャティブで市場や制度をデザインする。

◉ゲーム理論、情報の経済学を習得する。

●ノートパソコンを使った入門計量経済学で実践的データ分析の基礎を養う。(ポリシー・アナリシスと共通)

●「現代社会と経済」新しい視点の育成

●1、2年次から基礎演習、経済学演習によるきめの細かい教育

●「企業と組織の経済学」、「金融システム論」、「経済の先端的問題」など最新の経済学を取り込む

◉経済学を基礎から着実に伝統的な経済学で学ぶ。

◉経済政策の効果をモデルで学び、経済について議論できる。

◉経済の構造やメカニズムに対する確固たる視座を持つ。

◉グローバル社会で生じている多様な問題を 地域、時代から複層的にとらえる。

◉国際的視野、グローバルな視点で経済を 分析する。

●少人数教育

●入門、初級、中級と 段階を追った学習

●経済英語、経済事情(英語) 2年次のネイティブによる英語教育

●専任教員によって少人数教育のもと 実施される、海外でのフィールド調査

●現実の企業を取り巻く経済環境への理解

●企業が求めている現実的な経済分析のニーズにこたえる

●企業組織内での行動の経済分析

●インセンティブ、情報、不確実性

●ファイナンス、金融システム

●モデル分析、データ分析

●財政政策・金融政策

●日銀や財務省、国際政策協調、厚生、労働、通産、 地方行政の政策を理解する。

●グローバル・コミュニケーション能力 

●ケーススタディー、現場対応力、発信力 

●開発経済学、都市の経済学 ●アジア・中国経済、ヨーロッパ・アメリカ経済

●現代西洋経済史、現代日本経済史

●公務員 ●税理士

●証券アナリスト ●国税専門官

●ファイナンシャル・プランナー ●大学院進学

●金融・保険機関

●国際機関 ●グローバルな企業

●商社、流通 ●メディア

●ベンチャー企業 ●ジャーナリスト

●海外大学院進学 ●ファッション

●コンサルタント、IT関連

●企業の人事・企画部門スタッフ

●金融、ファイナンス関係の専門職

●データーサイエンティスト

●ビジネススクールやロースクールへの進学

アプローチ

アプローチ アプローチ

学習内容 学習内容目指すキャリア 目指すキャリア

特色 特色

学習内容

目指すキャリア特色

現代社会と経済入門ミクロ経済学入門マクロ経済学入門経済史

入門科目

経済理論・計量

公共政策

金融システム

市場・組織・制度の経済学

現代の経済環境の経済学

国際経済の理論と実際

経済社会と経済思想の歴史

初級ミクロ経済学初級マクロ経済学ゲーム理論

入門計量経済学経済学史世界経済論

主な科目群

金融システム

市場・組織・制度の経済学

現代の経済環境の経済学

主な科目群

経済理論・計量

公共政策

金融システム

主な科目群

現代の経済環境の経済学

国際経済の理論と実際

経済社会と経済思想の歴史

専門基礎科目

主な科目群

ポリシー・アナリシスコースPolicy Analysis Course

企業・制度デザインコースOrganization, Institution Design Course

グローバル・スタディーズコースGlobal Studies Course

全学生が3つのコースから関心のあるコースを選択し、

経済学の基礎知識を専門性のあるものへと跳躍させ、

キャリアパスを構想します。

経済学科は、充実した基礎教育と専門性に応じた3コース制の教育体制を整備しています。1年次は入門経済学とともにブリティッシュカウンシル提供のネイティブによる英語教育が実施され、2年次からコースを選択し、市場分析と実証、 公共政策、情報・データ分析、フィールドスタディなど、それぞれの関心を深めることができます。また、正規留学や認定留学*制度も提供されており、1年間留学しても4年で卒業することも可能です。今年度からは、最新の経済学である、 「行動経済学」や「実験経済学」も開講されます。資格取得を目指す学生、金融関連に就職したい学生、グローバル思考の学生など、さまざまな希望を持つ学生の意欲に応えます。*留学先で取得した専門科目の単位を明治学院大学の単位・成績として認定します。

新科目行動経済学・実験経済学

開講

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1~2年生で経済学の基礎を身につけることに より、3年生以降の「労働経済学」や「法と経済学」などの実社会を解き明かすための経済学に興味と納得感を持って、学習を進められました。また、「計量経済学」の授業で身に付けた回帰分析は、自分が興味を持てるあらゆるものを、経済学的視点で理解することに役立つ一生モノの技術です。世の中には因果関係があるように示される誤った情報も

多いですが、経済学的視点に立つことにより、正確に情報の取捨選択ができるようになりました。経済学的視点で分析して判断できる力を身に着け

ることにより、この情報過多の時代でも自分なりの軸を持って行動できるようになったと思います。就職活動でもこの点を評価していただき、複数の内定を頂きました。これからも変化の激しい時代において、他者に判断を依存することなく、視野を広げていきたいと思います。

経済学科 T. S. さん (ゼミ専攻「イノベーションの経済学」 / ITコンサル会社総合職内定)

進化し続ける経済学科-社会での活躍を見据えて

実社会での法制度や仕組みを経済学的観点で理解し、分析できるようになりました

経済学科主任 大村真樹子

教員メッセージ

学生メッセージ

明治学院大学 経済学部 経済学科

明治学院大学ホームページ http://www.meijigakuin.ac.jp/ 経済学部オリジナルホームページ http://econ.meijigakuin.ac.jp/

白金キャンパス 〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37 TEL 03-5421-5111(代表)

横浜キャンパス 〒244-8539 神奈川県横浜市戸塚区上倉田町1518 TEL 045-863-2007(代表)

2017

入試についてのお問い合せは「入学インフォメーション」へ

TEL 03-5421-5151月~金曜日の午前9時~午後4時、土曜日は正午まで。ただし、祝祭日は除きます。

Meiji Gakuin University The Faculty of EconomicsDepartment of Economics

2014年度からスタートした、「ポリシー・アナリシス」「企業・制度デザイン」「グローバル・スタディーズ」の3コース制カリキュラムは、時代の動向を踏まえ、経済学の変容を取り入れた 先進的なカリキュラムです。オーソドックスなマクロ 経済学やミクロ経済学や、実践的なフィールドスタディといった科目はもちろん、ここ20~30年目覚ましい発展を遂げてきた「情報の経済学」「ゲーム理論」「オークション理論」「組織の 経済学」を提供しています。今年度からはそれら に加え、近年、進展著しい経済学の新分野である 「行動経済学」「実験経済学」*を提供します。経済学は「お金の学問」と思われがちですが、 広く社会・組織の仕組みや人間の誘因(インセンティブ)や行動を捉えて理解し、より良い市場や社会制度をデザインしようとする学問です。例えば、私たちは日々、様々な「選択」をして

生活していますが、案外後悔してしまうような、

非合理な選択をすることもあります。勉強の計画 を立てたのに、ついつい後回しにして周回遅れ。 ダイエットを決意した先から濃厚なチョコレート ケーキをぱくり。アマゾンや楽天ショップで 「(一定額以上)送料無料」にするために、買う つもりのなかったものまで買ってしまい、結局いらなかったな…と。これは、目先の利益を優先する 傾向、『現在バイアス』を私たちが持っているからと、行動経済学では考えます。それを変える 『ナッジ(‘nudge’, ちょっとしたしかけ)』があれば、より良い選択が出来るかもしれません。イギリスではキャメロン首相の頃に、ナッジの手法を応用して納税滞納者の納税率を高めさせる方法を、フィールド実験を通じて見出しました。経済学の新しい知見と、IT技術の発展に

伴って溢れ出る大量のデータを、経営戦略や 政策に利用するトレンドは飛躍的に強まっており、グローバル化も進展する中、企業や社会のあり

方も目まぐるしく進化してきています。経済学科では、新しい分野を含む多彩な科目やアクティブ ラーニングを取り入れながら、政策の影響や人間 の行動を理解する力、データを分析する力、 グローバルに活躍できる実践力・語学力・対人 力・人間力を、皆さんに培って頂き、皆さんが社会 で活躍する人材となるようサポートをしていきます。

*行動経済学・実験経済学の分野では、2002年のダニエル・カーネンマンとバーノン・スミスをはじめ、2013年にロバート・シラー、2017年にはリチャード・セイラーが、ノーベル経済学賞を受賞しています。