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カタログに記載の内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
水処理システム営業部(03)3245-3337(06)6470-5500
〒〒104 - 8 3 0 7661-8567
東 京 本 社本社阪神オフィス
東京都中央区京橋2丁目1番3号兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号
’12.7.2.IN
〈土木水槽への設置〉
土木水槽設置タイプのクボタ フィルセラ®フローシート
土木水槽設置タイプのクボタ フィルセラ®外観
既存土木水槽利用タイプのクボタフィルセラ®事例クボタフィルセラ®による排水濃縮設備
●中・大規模施設においては、膜浸漬槽を土木水槽とすることも可能です。●膜浸漬槽を土木水槽とする場合、膜モジュールの配置(列・段)は敷地条件に応じて柔軟に対応できます。●緩速ろ過方式や急速ろ過方式から膜ろ過方式へ更新する場合、既存の沈澱池やろ過池の躯体を膜浸漬槽として有効利用できます。
〈排水濃縮への適用〉●クボタフィルセラ®を排水濃縮へ適用することで、難沈降性の排水でも確実に濃縮できます。
前塩素用次亜塩
原水
施設配置図 機器配置図
浄水用槽浸漬方式セラミック膜ろ過装置
安全なセラミック膜でおいしい水を安定供給!
セラミック膜ろ過法の原理1. 安全性が高いセラミック膜
〈クボタフィルセラ®の特長〉
●セラミック膜ろ過法の原理図
セラミック膜モジュールとセラミック膜エレメントセラミック膜の表面(電子顕微鏡) セラミック膜の断面(電子顕微鏡)
クボタフィルセラ®の原水(左)・膜浸漬槽内水(中)・膜ろ過水(右)
高濁原水に対するクボタフィルセラ®運転事例
■ フローシート
●槽浸漬方式セラミック膜ろ過法は、公称孔径
0.1μmの微細孔をもつセラミック膜を利用して、
原水を直接精密ろ過するものです。
●膜浸漬槽には膜モジュールが上下に積み重ねら
れ、その下部には気泡流を作る散気装置が組
み込まれています。
●散気装置からの気泡が膜モジュールの洗浄を
行います。
●膜モジュール内の膜エレメントは流路閉塞がな
いように十分な間隔を確保しています。
●原水は槽内の水圧と膜ろ過水ポンプの吸引力
によって膜エレメントを通過し、ろ過されます。
●公称孔径 0.1μm の膜により、クリプトスポリジウム等の
耐塩素性病原生物や細菌を確実に除去できます。
●セラミック膜は機械的強度や耐摩耗性に優れているため、
運転中に膜が破断する恐れは、ほとんどありません。
●膜寿命が長いため(15年以上)、長期間の使用が可能で
あり、膜交換頻度を低減できます。
2. 高濁原水に強く、除濁設備が不要●中空糸膜やモノリス膜とは異なり、エレメント間に十分な
原水流路を確保しています。
●気泡旋回流により膜面を洗浄しながら膜ろ過を行います。
●2,000度の高濁原水に対しても原水の流路閉塞および
膜の目詰まりがなく、浄水処理の継続が可能です。
3. 槽浸漬方式によるハイブリッド処理 膜浸漬槽を物理・化学的な反応槽として利用することにより、
膜ろ過単独では除去が困難な色度、臭気、農薬、溶解性鉄、
溶解性マンガンを除去できます。
前処理・後処理プロセスが不要になるため、設備構成が
シンプルになり、日常点検の手間を軽減できます。
●色度
凝集処理および粉末活性炭による吸着処理と膜ろ過の組み
合わせで除去できます。
●臭気、農薬
粉末活性炭による吸着処理と膜ろ過の組み合わせで除去
できます。
原水に添加した粉末活性炭を膜浸漬槽内に濃縮保持して、
原水と効率良く接触できるため、粉末活性炭の注入量を
低減できます。
●溶解性鉄
前塩素処理および膜浸漬槽内の散気による酸化により不溶
化させた後に膜ろ過を行うことで除去できます。
●溶解性マンガン
前塩素処理による酸化や槽内濁質への取り込みにより不溶
化させた後に膜ろ過を行うことで除去できます。
MF 膜(精密ろ過膜)
0.1μm
管型
セラミックス
槽浸漬方式
外圧式
クロスフロー
2.3 m2
膜 の 種 類
公 称 孔 径
膜 の 形 状
膜 の 材 質
設 置 方 法
通 水 方 式
ろ 過 方 式
膜 面 積
鋼板製水槽タイプのクボタフィルセラ®
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
4/1 4/15 4/29 5/13 5/27
原水
濁度(
度)
0.00
0.01
0.02
0.03
0.04
0.05
膜差
圧(M
Pa
at 2
5℃)
原水濁度
膜差圧
原水濁度=2,000度でも膜差圧は安定
消毒用次亜塩素酸ナトリウム
配水池へ
送水ポンプ
洗浄ポンプ浄水池
洗浄ブロワ
膜ろ過水ポンプ
原水
着水井 原水ポンプ
排水
膜浸漬槽 散気装置 膜モジュール
膜ろ過ユニット混和槽
前塩素用次亜塩素酸ナトリウム凝集剤(PAC)硫酸粉末活性炭