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アレンジできるイラスト素材集
さし絵スタジオ2
基本マニュアル
・インストールとユーザーサポートについては6ページをご覧ください。
・使い方の練習は15ページをご覧ください。
株式会社終作
- 2 -
さし絵スタジオ 2 は株式会社終作の登録商標です。その他の商品名、社名等は各社の登録商標または商標です。
同梱の、さし絵スタジオ 2 for CLIP の製品使用許諾契約書を使用前にお読みいただきますようお願いいたします。
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もくじ
インストールとユーザーサポート ..................................................................... - 5 -■パッケージの内容.................................................................................... - 6 -■必要なシステム....................................................................................... - 6 -■インストール(セットアップ)................................................................... - 6 -■起動方法.................................................................................................. - 7 -■ユーザーサポート.................................................................................... - 8 -■表示色数とビデオカード名を知るには .................................................... - 9 -■アンインストール(削除)の方法......................................................... - 10 -
うまく動かないとき......................................................................................... - 11 -■インストールが遅い.............................................................................. - 12 -■インストール時にエラーが出る ............................................................ - 13 -■起動しない............................................................................................ - 13 -■素材が枠からはみ出る .......................................................................... - 14 -■画像が他のソフトに貼り付かない......................................................... - 14 -
基本的な使い方(素材集として使う) ............................................................ - 15 -素材を選択し雰囲気を切り替える................................................................ - 18 -■素材を選択する..................................................................................... - 18 -■雰囲気と向きを切り替える ................................................................... - 20 -■図形を削除する..................................................................................... - 21 -■図形を選択解除/再選択する................................................................ - 22 -
ほかのソフトで画像を利用する ................................................................... - 23 -■[画像コピー]と[貼り付け]を利用する.................................................... - 23 -■画像ファイルを保存して使う................................................................ - 24 -■画像の一部分だけを出力する................................................................ - 25 -
人物や表情を入れ替える.............................................................................. - 27 -■人物を入れ替える.................................................................................. - 27 -■表情を入れ替える.................................................................................. - 29 -■目線や手の形を入れ替える ................................................................... - 30 -■はみ出た部分を表示させる ................................................................... - 31 -■まとめて入れ替える.............................................................................. - 32 -
素材を探す ................................................................................................... - 33 -■素材を検索する..................................................................................... - 33 -
設定を細かく変える..................................................................................... - 35 -■雰囲気を細かく変える .......................................................................... - 35 -■人物のポーズを変える .......................................................................... - 39 -■人物の道具(持ち物)を変える ............................................................ - 44 -
やや高度な使い方(レイアウト機能を使う) .................................................. - 47 -複数の素材をレイアウトする....................................................................... - 48 -■複数の素材を配置する .......................................................................... - 48 -■図形を拡大縮小したり回転させたりする .............................................. - 48 -■注意:人物が多いとメモリを浪費します .............................................. - 51 -
矢印や文字を使う......................................................................................... - 52 -
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■矢印や四角形を使う ..............................................................................- 52 -■文字を挿入する......................................................................................- 54 -■画像ファイルを挿入する .......................................................................- 56 -
アニメーションを作る..................................................................................- 57 -■アニメ付き表情のアニメーションを作る...............................................- 57 -■アニメ付き矢印のアニメーションを作る...............................................- 60 -
そのほかの機能を使う..................................................................................- 64 -■人物の合成機能を使う...........................................................................- 64 -■バケツツールを使う ..............................................................................- 65 -■それ以外の機能を使う...........................................................................- 66 -
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インストールと
ユーザーサポート
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インストールとユーザーサポートこの度はさし絵スタジオ 2 for CLIP(以下、さし絵スタジオ 2)をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本製品はすべての素材をアレンジできる、画期的なイラスト素材集です。ぜひあなたの日常でさし絵スタジオ 2 を活用してください。なお、さし絵スタジオ 2を使う前にWindows の基本的な使い方を修得しておく必要があります。コンピュータに付属の解説書などを参照してください。
※このマニュアルは「さし絵スタジオ 2」シリーズ共通のものです。製品により一部記述が異なる部分がありますが、ご了承ください。
■パッケージの内容(ダウンロード版には含まれません)さし絵スタジオ 2 の DVD-ROMさし絵スタジオ 2 の基本マニュアル
■必要なシステムOS :Windows XP/Vista(32bit/64bit)/7(32bit/64bit)
各日本語版CPU/メモリ :512MB 以上グラフィック :1024x768 ピクセル/3万色以上ハードディスクの空き :インストール時に必要な容量 4.0GB 以上
インストール後の占有容量 1.3GB 以上
■インストール(セットアップ)
インストール(セットアップ)についてはダウンロードしたファイルに同梱されているインストールガイドをご覧ください。万一起動しなかったり、インストールできなかったりしたときは 11 ページ[うまく動かないとき]をご覧ください。
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■起動方法インストールが終了したら、次の方法で起動できます。
起動方法1:
デスクトップにある[さし絵スタジオ2]のアイコンをダブルクリックしてください。
起動方法2:
Windows 画面左下の[スタート]メニューの[すべてのプログラム]の中の[さし絵スタジオ 2]から[さし絵スタジオ 2]を選択してください。
起動すると次のウィンドウが表示されます。万一起動しなかったときは 11 ページ「うまく動かないとき」をご覧ください。
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■ユーザーサポート
ユーザーサポートは「ヘルプ/さし絵スタジオ 2 よくある質問」メニューを選択してください。通常 InternetExplorer が起動して、サポートページが表示されます。
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■表示色数とビデオカード名を知るには
サポートに直接問い合わせる場合、画面の表示色数とビデオカード名を伺うことがあります。画面の表示色数とビデオカード名は次のようにすると分かります。
Windows 7 の場合:Windows の画面の何もないところを右ボタンでクリックすると表示されるメニューから[画面の解像度]を選択し、表示されたウィンドウの右側のリンク[詳細設定]をクリックしてください。表示されたダイアログの[モニタ]タブを選択したとき、タイトルに書かれているのがビデオカード名、[色:]の項目に書かれているのが表示色のモードです。
Windows Vista の場合:Windows の画面の何もないところを右ボタンでクリックすると表示されるメニューから[個人設定]を選択し、一覧の中の[画面の設定]を選択してください。横長のボタン(リスト)に書かれているのがビデオカード名、[色:]の項目に書かれているのが表示色のモードです。
WindowsXP の場合:Windows の画面のなにもないところを右ボタンクリックすると表示されるメニューから[プロパティ]を選択し、[画面のプロパティ]を表示させてください。つぎに[設定]タブを選択してください。[ディスプレイ:]の項目に書かれているのがビデオカード名、[画面の色]の枠内に書かれているのが表示色のモードです。
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■アンインストール(削除)の方法さし絵スタジオ2が不要になったときには、Windows左下の[スタート]メニューの[すべてのプログラム]の[さし絵スタジオ 2 for CLIP]から[さし絵スタジオ 2 forCLIPの削除]を選択してください。さし絵スタジオ2がアンインストールされます。お使いの環境によっては、ソフトウェア(プログラム)を実行してよいかどうか聞かれることがあります。そのときは[許可]や[実行]を選択してください。
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うまく動かないとき
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うまく動かないときさし絵スタジオ 2 で起こりうる問題と、その回避方法をまとめました。
■インストールが遅いDVD-ROM からのインストールに非常に時間がかかる(15 分以上)ことがあります。その場合はインストールをキャンセルしてから次のいずれかをお試しください。
回避方法1:
ウイルスチェックソフトが動作していると、インストールが遅くなることがあります。ウイルスチェックソフトの監視機能を無効にするか、ウイルスチェックソフトをいったんアンインストール(削除)してからさし絵スタジオ 2 をインストールしてください。(インストール後にウイルスチェックソフトを有効にしてください。)
たとえば、「ウィルスセキュリティゼロ」は次のようにすると無効になります。
Windows7 では、まず、Windows の画面右下にあるタスクバーの▲ボタンをマウスの左ボタンでクリックし、次に現れたウィンドウ内のウィルスセキュリティゼロのアイコン(青い楕円)をマウスの右ボタンでクリックします。現れたメニューの[すべての機能を無効にする]を選択してください。
Windows Vista/XP ではWindows の画面右下にあるウィルスセキュリティゼロのアイコン(青い楕円)をマウスの右ボタンでクリックします。現れたメニューの[すべての機能を無効にする]を選択してください。
回避方法2:
DVD ドライブとインストールプログラムとの相性が悪いためにインストールが遅いこともあります。その場合は、DVD-ROM内のファイルすべてをハードディスク上 に コ ピ ー し て か ら 、 ハ ー ド デ ィ ス ク に コ ピ ー し た フ ァ イ ルsstudio2_XXX_setup.exe をダブルクリックして起動させてください。(コピーし
たファイルはインストール後に削除してください。)
ウィルスセキュリティゼロWindows7 の場合
1.左クリック
2.右クリック
3.左クリック
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■インストール時にエラーが出るインストールプログラムが起動せずエラーが出ることがあります。
回避方法1:
[sstudio2_XXX_setup.exe を実行してもよいですか?]というようなメッセージがOSやウイルスチェックソフトから表示されることがあります。そのときは表示された選択肢の中の[実行]や[許可]を選んでください。
回避方法2:
ウイルスチェックソフトが動作していると、インストールプログラムが起動しないことがあります。ウイルスチェックソフトの監視機能を無効にするか、ウイルスチェックソフトをいったんアンインストール(削除)してからさし絵スタジオ 2 をインストールしてください。(インストール後にウイルスチェックソフトを有効にしてください。)
■起動しないお使いの環境によっては、エラーが表示され、さし絵スタジオ 2 が起動しないことがあります。
回避方法1:
[SStudio2.exe を実行してもよいですか?]というようなメッセージがOSやウイルスチェックソフトから表示されることがあります。そのときは表示された選択肢の中の[実行]や[許可]を選んでください。
回避方法2:
いったんさし絵スタジオ 2 をアンインストール(削除)してから、再びインストールしてください。
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■素材が枠からはみ出る操作中、人物などが図形の枠から出てしまうことがあります。
回避方法:
31 ページの「はみ出た部分を表示させる」をご覧ください。
■画像が他のソフトに貼り付かない[編集/画像をコピー]メニューでコピーした画像を、うまく他のソフトに貼り付けできないことがあります。
回避方法:
画像コピーの形式を変えると貼り付けできる場合があります。詳しくは 23 ページの「[画像コピー]と[貼り付け]を利用する」をご覧ください。
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基本的な使い方(素材集として
使う)
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操作部分の名称
さし絵スタジオ 2 の操作部分は次のような名称になっています。
[表示/図形のプロパティ]メニューや、[表示/立体図形の光源]メニューを選択すると、隠れていたパネルも表示されます。(もう一度メニューを選択すると隠れます。)
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ツールバーや立体図形のプロパティパネルの 歯車ボタンを押すと、すべてのツールが表示されます。(操作に慣れるまでは表示しなくても構いません。)
各パネル上部の バーの部分をドラッグして、パネルの位置を変えたり、ウィンドウの外に出したりできます。(通常は位置を変える必要はありません。)
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素材を選択し雰囲気を切り替える素材を探して表示したり、素材の雰囲気や向きを変えたりする方法を説明します。
操作の流れ
■素材を選択する
1.[素材]ボタンを選択してください。ライブラリパネルの左上に[素材]ボタンがあります。
2.素材のカテゴリーを選択してください。フォルダマークの左の プラスマークをクリックすると、フォルダの中のフォルダが表示されます。(「クリック」とは、マウスの左ボタンを1回押してすぐ離すことです。)
マークのないフォルダをクリックすると、フォルダの中の素材がライブラリパネルの下の方に一覧表示されます。お好きなフォルダをクリックしてください。
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3.素材をドラッグして開いてください。好きな素材の絵の上でマウスの左ボタンを押し、ボタンを押したままマウスを右に動かしてください(これをドラッグといいます)。ドキュメント画面の上でボタンを離すと、その位置に素材が表示されます。
4.素材をダブルクリックして開いてください。好きな素材の絵の上で、すばやく左ボタンを 2回押してください(これをダブルクリックといいます)。表示中の素材が消えて、画面の中央に素材が表示されます
ドラッグとダブルクリックどちらの方法で開いても構いません。
5.素材の図形を確認してください。表示された素材を確認してください。緑色の選択枠も表示されます。なお、ドキュメント画面に表示された素材のことをさし絵スタジオ 2では[図形]と呼びます。
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ヒント:右ボタンメニューで開く素材を開く方法はドラッグとダブルクリックのほかにもう 1つあります。素材一覧の画像の上で右ボタンをクリックするとメニューが表示されるので、その中の[開く]を選択してください。画面の中央に素材が表示されます。
■雰囲気と向きを切り替える
1.雰囲気を変えてください。好きな素材を開き、緑色の選択枠が表示された状態にしてください。そして、雰囲気パネルのボタンをいろいろ選択し、雰囲気を変えてみてください。このように、ボタン 1 つで図形の雰囲気を自由に変えることができます。
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イラストを使う目的に合わせて雰囲気を選んでください。たとえば、説明のためにイラストを強調したいときには、見やすい[アニメ調]を選ぶとよいでしょう。逆に、イラストの存在感を弱めて洗練された雰囲気を出したいときは、輪郭のない[べたぬり]が適しています。
2.向きを変えてください。
立体図形のプロパティパネルの (「インジケータ」と呼びます)をドラッグして動かし、図形の向きを変えてみてください。360°自由な向きから表示させることができます。
立体図形のプロパティパネルの、薄い四角の内側 をクリックすると図形が真横
や真正面に吸着して表示されます。
各素材は、あらかじめ最も見栄えのよい向きに設定されています。通常は向きを変える必要はありませんが、イラストに変化を付けたいときや、複数の図形をレイアウトするときに向きを変えるとよいでしょう。
■図形を削除する素材一覧からのドラッグによって素材を表示させると、図形が何個も重なって表示されてしまいます。そのようなときは、次のようにして不要な図形を削除してください。
1.不要な図形を選択してください。
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ツールバーの 図形移動と選択ツールを選択してから、不要な図形をクリックし
てください。図形の周りに緑色の選択枠が表示されます。
2.[編集/消去]メニューを選択してください。図形が削除されます。
■図形を選択解除/再選択する
図形の選択枠を消したいときは、ツールバーの 図形移動と選択ツールを選択し
てから、ドキュメント画面の何もないところをクリックしてください。(見た目はすっきりしますが、雰囲気や向きの設定はできません。)
ツールバーの 図形移動と選択ツールを選択してから、図形をクリックしてくだ
さい。再び選択枠が表示されます。
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ほかのソフトで画像を利用する次のような手順で、画像をほかのソフトで使うことができます。画像のコピーを使う方法と、画像ファイルを保存する方法の 2 つがあります。また、画像の一部分だけを切り抜いてほかのソフトで使うこともできます。
■[画像コピー]と[貼り付け]を利用する
1.出力枠内に図形が表示されていることを確認してください。
2.ツールバーの[出力枠内の画像をコピー]ボタンを押してください。
3.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンを押してください。
4.ほかのソフトで[編集/貼り付け]メニューを選択してください。(ソフトによっては[貼り付け]ボタンを押してください)
5.そのソフトに貼り付けられます。
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うまくいかないとき:さし絵スタジオ 2 の[編集/画像コピーの形式/ビットマップ]メニューを選択してから操作2.~4.をやり直してください。
この場合、背景色は必ず白くなります。背景が白いと困るときは、次のどちらかの方法で対処してください。・さし絵スタジオ 2 の[編集/画像コピーの形式/ビットマップ]メニューを選択してから[編集/出力サイズと背景の設定]メニューで背景色を設定し、操作2.~4.をやり直してください。
・貼り付ける側のソフトが「アルファチャンネル付き PNG形式画像」の読み込みに対応しているときは、PNG 形式画像として保存し、読み込んでみてください。(次の「画像ファイルを保存して使う」を参照)
■画像ファイルを保存して使う
1.さし絵スタジオ2の[ファイル/画像を保存]メニューを選択してください。
2.表示されるダイアログボックスで画像のサイズを指定してください。
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通常は、現在のサイズを変えないで[OK]ボタンを押してください。出力サイズを変えると、画像全体が拡大縮小されて保存されます。印刷に使うときは大きい出力サイズで保存した方がきれいになります。
通常 2000x2000 ピクセルの大きさまで出力できます。お使いのパソコンの搭載メモリが多く、同時に開いているドキュメントが少ないときは最大 4000x4000 ピクセルまで出力できます。
3.ファイル名を指定して保存してください。[画像を保存]ダイアログボックスで保存するファイル名を指定してください。このとき、ダイアログボックスの下にあるリストでファイル形式(PNG、JPG、GIF、BMP)を指定できます。読み込み側のソフトで対応しているなら、PNG 形式がお勧めです。(お使いの OS により、ダイアログボックスの見た目は異なります)
4.ほかのソフトの[ファイル/開く]メニューを選択してください。ファイルを開くダイアログボックスで、操作3.で保存したファイルを指定してください。そのソフトに読み込まれます。ソフトによっては[ファイル/開く]でなく[挿入]メニューなどで画像を読み込めます。詳しくはそのソフトの説明書をご覧ください。
■画像の一部分だけを出力する
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1.ツールバーの 出力枠設定ツールを選択してください。
2.図形の、出力したい部分をドラッグして囲んでください。
3.囲んだ部分が新しい出力枠になります。
4.画像を出力してください。
ツールバーの [出力枠内の画像をコピー]ボタンや[ファイル/画像を保存]メニ
ューで画像を出力してください。ほかのソフトに出力枠の中だけを貼り付けることができます。
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人物や表情を入れ替える次のような手順で、表示した素材(図形)の中の人物を入れ替えたり、表情を変えたりできます。目線や手の形も変えることができます。
■人物を入れ替える
全体の流れ
1.人物のいる素材を表示してください。[素材]の[シーン]フォルダ内には人物のいる素材ばかりがまとめられています。(一部[Web 素材]フォルダにも含まれます。)人物のいる素材を表示させてください。(選択されている人物タイプによって表示される人物が変わります。)
2.人物タイプを選択してください。ライブラリパネルの人物タイプのボタンを選択してください。・リアルタイプ・イラストタイプ
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・マンガタイプの3つの人物タイプがあるので、希望する雰囲気に合わせて選んでください。
硬めの雰囲気を出したいときはリアルタイプ、親しみやすさや表情を強調したいときはマンガタイプ、それらの中間または人物の存在感を弱めたいときはイラストタイプがよいでしょう。
3.人物のカテゴリーを選択してください。ライブラリパネルの[人物]ボタンを選択してください。そして、フォルダの中から、希望する人物の服装を探してください。[基本人物]フォルダ内の人物であれば、操作2.で選択したタイプの人物が一覧に表示されます。
4.素材の人物をドラッグしてください。素材一覧の人物を、図形の人物の上までドラッグし、ボタンを離してください。
5.人物が入れ替わります。
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服装、性別、年齢などが異なる多数の人物素材から人物を選べます。あなたの職場や、表現したい状況に合わせて人物を選んでください。
注意:ドラッグしたとき、人物の上以外でボタンを離すと、人物が入れ替わらずに重なって表示されてしまいます。ご注意ください。
■表情を入れ替える
操作は人物の入れ替えとほぼ同じです。1.人物のいる素材を表示してください。
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2.表情を探してください。ライブラリパネルの[表情]ボタンを選択してください。続けて、[表情]フォルダ内の好きなフォルダを選択してください。
3.表情を人物の上にドラッグしてください。人物の上でボタンを離すと、表情が入れ替わります。
このように、表情を変えることで、微妙な状況も表現することができます。
■目線や手の形を入れ替える
目線や手の形も、表情と同じように入れ替えできます。
目線を変えたあとに表情を変えると、目線が正面に戻ってしまいます。そのときは再度目線を入れ替えてください。
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■はみ出た部分を表示させる
人物を入れ替えたり、向きを変えたりすると、人物などが図形の枠から出てしまうことがあります。
その場合は、図形を選択してから次のようにしてください。
1.立体図形のプロパティパネルの 歯車ボタンを押してください。
すべてのプロパティが表示されます。
2.[距離]スライダを右側の[遠]の方に動かしてください。
3.画像全体が縮小され、全体が表示されます。
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■まとめて入れ替える
図形内の人物や表情すべてを同時に入れ替えることもできます。まず、図形の選択枠が表示されていることを確認してください。選択されていない
ときは、 図形移動と選択ツールを選択してから、図形をクリックして選択して
ください。
次に、人物や表情の素材をマウスの右ボタンでクリックしてください。表示されたメニューから、[選択図形の人物に適用]を選択してください。人物や表情が同時に入れ替わります。
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素材を探すさし絵スタジオ 2 では、キーワードで素材を検索することができます。
■素材を検索する
1.ライブラリパネルの 虫眼鏡ボタンを押してください。
パネル上部が検索画面になります。
2.キーワードを入力してください。探したい素材に関連するキーワードを入力し、[検索]ボタンを押してください。(最初に押したときは、検索に 1 分ほど時間がかかります。)
3.素材が検索されてパネル下部に表示されます。素材をダブルクリックやドラッグで開いてご利用ください。
ヒント1:1 つ上のフォルダを開く検索された素材を右ボタンでクリックすると表示されるメニューから、[1 つ上のフ
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ォルダを開く]を選択してください。その素材が納められたフォルダが開きます。
フォルダ内または近くのフォルダには、関連する素材がまとめられているので、素材探しに便利です。
ヒント2:フォルダが検索されたらダブルクリック検索キーワードによっては素材でなくフォルダが検索されることもあります。その場合、フォルダをダブルクリックすると、そのフォルダの内容が表示されます。
同じ名称のフォルダが 2個以上表示されることもあります。 虫眼鏡ボタンを押
すと元の検索結果が表示されるので、同じ名称の別のフォルダ内も見るようにしましょう。
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設定を細かく変えるさし絵スタジオ2では、さらに細かく表示の雰囲気を変えることができます。また、人物のポーズを変えることもできます。
■雰囲気を細かく変える
1.[表示/図形のプロパティ]メニューと、[表示/立体図形の光源]メニューを選択してください。図形のプロパティパネル(左)と、立体図形の光源パネル(右)が表示されます。
表示されないときは、もう一度メニューを選択したり、さし絵スタジオ 2のウィンドウを大きくしたりしてください。ウィンドウが小さいと隠れてよく見えません。
2.好きな素材を表示してください。ライブラリパネルの[素材]ボタンを選択して、好きな素材を表示させてください。(緑色の選択枠は表示したままにします。)
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3.立体図形の光源パネルの電球マークを下の方にドラッグしてください。
4.光が下から当たるようになります。夜間、たき火やランタンの光に当たっているような雰囲気になります。
5.[明るさ]スライダを左に動かしてください。明るさが 20 くらいになるようにします。
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6.暗い部分が増えて、さらに夜らしくなります。
7.図形のプロパティパネルの[線幅]を[5pt]に設定してください。
8.輪郭線の幅が太くなり、より見やすくなります。(線幅を[自動]にすると元に戻ります。)
9.[線色]を灰色に設定してください。
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10.線が淡く表示され、柔らかい感じになります。
このように、立体図形の光源パネルや図形のプロパティパネルを操作すると、雰囲気パネルでは表せなかった表現もできます。詳しくは[ヘルプ/応用マニュアル]メニューを選択して応用マニュアルを表示させ、各パネルの説明をご覧ください。
11.雰囲気パネルの[アニメ調]ボタンを押してください。
12.表示が元に戻ります。
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立体図形の光源パネルや図形のプロパティパネルの設定も元に戻ります。(ただし、光の向きだけは元のままです。)
■人物のポーズを変えるポーズを変えるには、骨組み回転ツールと骨組み移動ツールを使います。
1.人物のいる素材を表示してください。[素材]の[シーン]フォルダ内には人物のいる素材ばかりがまとめられています。人物のいる素材を表示させてください。(選択されている人物タイプによって、表示される人物が変わります。)
2.ツールバーの 歯車ボタンを押してください。
すべてのツールが表示されます。
3. 骨組み回転ツールを選択してください。
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4.人物の上で1 回クリックしてください。人物の骨組みが太線で表示されます。骨組みを回転するには、この骨組みを直接回転する方法と、円形のハンドルを動かす方法の 2 通りあります。以下の手順で両方試します。
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5.頭の骨の線上にマウスカーソルを移動してください。
カーソルが から に変わったときにマウスの左ボタンを押して、左右にドラッグしてください。骨組みが画面に対して水平に回転し、ポーズが変わります。
(ドラッグした骨から外側の骨組みは同時に回転します。たとえば足のももの骨を回転させると、すねと爪先の骨組みも一緒に回転します。)
6.頭の骨の上で1 回クリックしてください。
カーソルが から に変わったときにクリックしてください。骨の周りに円形のハンドルが表示されます。
7.赤い円形のハンドル上にマウスカーソルを移動してください。
カーソルが から になったときにマウスの左ボタンを押して左右(赤い円の接線方向)にドラッグしてください。骨組みが骨を中心軸にして回転します。手足や頭をねじることができます。
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8.黄色い円形のハンドル上にマウスカーソルを移動してください。
カーソルが から になったときにマウスの左ボタンを押して上下(黄色い円の接線方向)にドラッグしてください。骨組みが頭の前後に回転します。
(同様に、緑のハンドルをドラッグすることで、骨組みを左右に回転させることもできます。)
9.何もないところをクリックしてください。選択が解除され、ポーズが変わった人物を確認できます。
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10.次に、 骨組み移動ツールを選択してください。
11.人物の上で1 回クリックしてください。再び人物の骨組みが表示されます。
12.左手の先にマウスカーソルを移動してください。
カーソルが から になったときにドラッグしてください。骨組みが画面に対
して水平に移動します。
骨組み移動ツールは手の先や足の先の位置を動かしたいときに使うと便利です。骨組み移動ツールを使うと、場合によってはひじやひざの表示が乱れて汚くなることがあります。そのようなときは[編集/元に戻す]メニューで元に戻してから、骨組み回転ツールでポーズを変えるようにしてください。
ヒント1:向きを変えて骨組みを回転/移動させる骨組みを直接回転したり移動したりするときは、常に画面に水平に回転・移動します。立体図形のプロパティパネルで図形を正面や真横の向きに変えてから回転・移動させると、思いどおりのポーズにしやすいです。
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ヒント2:ポーズ変更はほどほどにがんばれば、立ったままの人物にあらゆるポーズを付きることができます。しかし、思いどおりのポーズに変えるにはかなりの熟練が必要です。通常は素材のポーズを微調整する程度にとどめた方が無難でしょう。
ヒント3:回転できないこともあります手の先が何かに触れているシーンでは、手や腕を思い通りに回転できません。また、足を回転させると腕も同時に動いてしまうことがあります。その場合は 骨組み移動ツールで手や足を動かしてください。
■人物の道具(持ち物)を変える人物の手に持ち物を持たせたり、人物の持ち物を別の物に入れ替えたりできます。
1.道具を持った人物素材を表示してください。[素材]の[シーン]フォルダ内の[スポーツ]の[球技その他]の中から、[テニス 1 人]の素材を探して、表示させてください。
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2.道具素材を探してください。[表情]の[道具(持ち物)]フォルダ内の[スポーツ]の中から、[バドミントンラケット]を探してください。
2.道具素材を人物にドラッグしてください。バドミントンラケットの素材を人物の上までドラッグしてください。人物の上でマウスボタンを離すと、テニスラケットがバドミントンラケットに変わります。
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道具を入れ替えるほかに、何も持っていない人に道具を持たせることもできます。
ヒント:道具入れ替えの制限・道具の入れ替えは両手同時に行われます。右手または左手の道具だけ入れ替えることはできません。
・道具を入れ替えると、道具の向きが不自然に見えることがあります。 骨組み
回転ツールで手先の向きを調整してください。・素材によっては元の道具がそのまま残り、重なって表示されます。やむを得ない仕様なので、ご了承ください。
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やや高度な使い方(レイアウト
機能を使う)
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複数の素材をレイアウトする
■複数の素材を配置する
1.素材一覧からドラッグして2つの素材を開いてください。複数の素材が重なって表示されます。表示された素材のことを[図形]と呼びます。
2.ツールバーの 図形移動と選択ツールを選択してください。
図形をドラッグして移動できます。
■図形を拡大縮小したり回転させたりする
1.図形を選択してください。
図形移動と選択ツールが選択されている状態で、図形をクリックしてください。
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図形が選択されます。
2.図形を拡大縮小してください。図形の選択枠の四隅の□マークをドラッグしてください。図形を等倍(縦横比固定)で拡大縮小できます。
3.図形を回転してください。図形の選択枠の右下にある○マークをドラッグしてください。図形が画面に水平に回転します。
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このように、○マークのドラッグでは、画面に対して水平に回転します。
一方、立体図形のプロパティで (インジケータ)を動かすと立体的に上下左右に
回転します。
4.図形の重なり方を変えてください。まず、手前に表示されている図形(この場合はコンパス)をクリックして選択してください。次に、[図形/最背面へ]メニューを選択してください。前後の重なりが入れ替わり、コンパスが奥に表示されます。
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■注意:人物が多いとメモリを浪費します
複数の素材をレイアウトすると、メモリの使用量が増えて、パソコンの動作が遅くなったり、エラーが出たりするようになります。特に、人物を含む素材を多数配置すると、メモリを大量に消費します。(搭載メモリが 512MB の場合、快適に扱えるのは 5~6 人までです。)人物を大勢レイアウトしたいときは、次のどちらかの方法で対処してください。
対処法1:パソコンの搭載メモリを増やすお持ちのパソコンの搭載メモリ(RAM)を 1GB 以上に増やしてみてください。
対処法2:画像図形に変換する
まず、 図形移動と選択ツールを選択してから、人物の図形をクリックして選択
してください。続けて[図形/変換/画像図形に変換]メニューを選択してください。表示されるダイアログボックスでは[中(プレゼン用)]を選択してから[OK]ボタンを押してください。
図形が画像図形に変換され、選択枠の□マークが増えます。
画像図形に変換されると雰囲気や向きを変えられなくなりますが、メモリの使用量は格段に減ります。
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矢印や文字を使うさし絵スタジオ 2 では、矢印や文字などの基本図形を配置することもできます。説明図などを作るときにご利用ください。
■矢印や四角形を使う
1.ツールバーの 歯車ボタンを押してください。
矢印線ツールや 長方形ツールを含む、すべてのツールが表示されます。
2.矢印を配置してください。
まず、 矢印線ツールを選択してください。次に、ドキュメント画面の上でドラ
ッグしてください。マウスの左ボタンを押した位置が始点、離した位置を終点にして矢印線が表示されます。
( 矢印線ツールを 1 回使うと、 図形移動と選択ツールに戻ります。再度矢印
を配置したいときは、もう一度 矢印線ツールを選択してください。)
3.図形のプロパティパネルを表示してください。[表示/図形のプロパティ]メニューを選択して、図形のプロパティパネルを表示させてください。すでに表示されているときはメニューを選択する必要はありません。
4.矢印の太さを変えてください。図形のプロパティパネルの[線幅]を[8pt]に設定してください。矢印線が太くなり、
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矢印部分も大きくなります。
5.四角形を配置してください。
まず、 長方形ツールを選択してください。次に、矢印線に重なるようにドキュ
メント画面の上でドラッグしてください。マウスの左ボタンを押した位置・離した位置を角にして長方形が表示されます。
6.図形のプロパティパネルの[境界]を[普通]に設定してください。通常は[ややきれい]や[きれい]の方が美しく表示されますが、四角形の場合、[普通]の方がくっきりして美しく見えます。
7.図形プロパティの[線色]を赤に設定してください。長方形の枠が赤くなります。
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8.図形プロパティの[塗り色]を[塗りなし]に設定してください。長方形の中が透明になり、裏側の矢印も見えるようになります。
ヒント:平面図形と図形のプロパティパネル上記に説明したとおり、矢印線や長方形などは図形のプロパティパネルで太さや色などを変えられます。矢印線や長方形のほかにも
のツールで各図形を入力できます。(これらの図形を[平面図形]と呼びます。)
■文字を挿入する
1. 文字入力ツールを選択してください。
まず、ツールバーの 歯車ボタンを押して、すべてのツールを表示してください。
次に、 文字入力ツールを選択してください。
2.文字を表示する範囲を指定してください。ドキュメント画面上で文字を表示させたい範囲をドラッグしてください。(あとから範囲を変えられるので、だいたいの大きさで構いません。)ドラッグが終わると、[テキストの設定]ダイアログボックスが表示されます。
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3.文章を入力してください。ダイアログボックス内に、表示させたい文章を入力してください。また、フォントなどの設定をしてください。入力が終わったら[OK]ボタンを押してください。
4.ドキュメント画面に文字が表示されます。
選択枠の□マークをドラッグすることで表示枠の大きさを変えられます。また、文字の図形をダブルクリックすると、[テキストの設定]ダイアログボックスが再度表示されます。
ヒント:文字の印刷入力した文字を印刷すると、文字の縁がぎざぎざに見えたり、ぼやけて見えたりすることがあります。そのときには[編集/出力サイズと背景の設定]メニューでより大きいサイズの画像を編集するようにすると、ぎざぎざやぼやけが緩和されます。
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■画像ファイルを挿入する
1.[編集/挿入/画像ファイル]メニューを選択してください。
2.[開く]ダイアログボックスで、好きな画像を選択してください。JPG、PNG、BMP、GIF の各形式の画像ファイルを選択できます。画像を選択したら[開く]ボタンを押してください。(お使いのOS により、ダイアログボックスの見た目は異なります)
3.画像が表示されます。選択枠の□マークや○マークをドラッグすると、大きさを変えたり、回転させたりできます。
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アニメーションを作るさし絵スタジオ 2 では「アニメ付き表情」と、「アニメ付き矢印」の 2 種類のアニメーションを作ることができます。
■アニメ付き表情のアニメーションを作る
1.人物のいる素材を選んで表示してください。
2.ツールバーの 出力枠設定ツールを選択してください。
3.人物の周りだけを出力枠に設定してください。表情がわかりやすくなります。
4.ライブラリパネルの[表情]ボタンを選択してください。続けて、[アニメ付き表情]フォルダを選択してください。
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5.一覧の[アニメ話す]を人物の上までドラッグしてください。
6.[ファイル/アニメーションGIF の保存]メニューを選択してください。
7.[アニメーションの再生]ダイアログボックスが表示されます。画像が等倍で表示されるので、ボタン類の一部がはみ出てしまうことがあります。そのようなときは縁をドラッグしてウィンドウを拡大してください。すべてのボタンが表示されます。
8. 再生ボタンを押してください。
表情の切り替わるアニメーションが再生されます。2 コマだけのアニメーションで
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すが、絵に動きがあると雰囲気がかなり変わります。
9.[保存]ボタンを押してください。[名前を付きて保存]ダイアログボックスが表示されるので、好きな名前で保存してください。アニメーションGIF 形式の画像ファイルとして保存されます。(アニメーションGIF 形式のファイルは各社のブログやホームページ、そしてプレゼンテーションツールなどで利用できます。)
ヒント1:保存される画像のサイズ[アニメーションの再生]ダイアログボックスの大きさにかかわらず、常に出力枠と同じ大きさの画像が出力されます。
出力枠の大きさを変えるには、 出力枠設定ツールや[編集/出力サイズと背景の
設定]メニューを利用してください。
ヒント2:背景の透過と境界のぎざぎざ最初の設定では背景が透けて見えます。背景と重ねたとき、透けている方が見栄えがよいのですが、境界がぎざぎざになります。これを変えるには次のようにしてください。まず、[編集/出力サイズと背景の設定]メニューを選択してください。そして、表示されるダイアログボックスの[GIF と PNG 書き出しで背景を透過]のチェックマークを外してください。背景は不透明になりますが、境界がきれいになります。
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■アニメ付き矢印のアニメーションを作る
1.文字を入力してください。
まず、 文字入力ツールを選択してください。
次に、出力枠の上の方でドラッグして文字を表示する範囲を指定してください。そして「生産者」という文字を入力してください。
2.同じようにして「消費者」と「リサイクル」という文字を入力してください。配置や大きさは、ある程度下の図と違っていても構いません。
3.[素材]の[アニメ付き矢印]を探してください。ライブラリパネルの[素材]ボタンを選択し、[素材]フォルダの[説明アイテム]フォルダの[アニメ付き矢印]フォルダをクリックしてください。アニメ付き矢印の一覧が表示されます。
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4.素材一覧の[水色矢印]をドラッグして配置してください。「消費者」と「リサイクル」の間に配置してください。
5.雰囲気パネルの[べたぬり]ボタンを選択してください。(アニメ付き矢印は、[べたぬり]や[リアル]の表示が美しく見えます。)
6.[編集/コピー]メニューを選択してください。続けて、[編集/貼り付け]メニューを選択してください。見た目は変わりませんが、矢印が複製されて、2 個の矢印が重なって表示されています。7.矢印をドラッグして左上に移動してください。
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8.矢印の向きを変えてください。選択枠の○マークをドラッグして、「生産者」から「消費者」に向かうように回転させてください。
9.[編集/コピー]メニューを選択してください。続けて、[編集/貼り付け]メニューを選択してください。見た目は変わりませんが、再び矢印が複製されて、2 個の矢印が重なって表示されています。
10.矢印を右にドラッグして移動し、さらに回転してください。矢印が「リサイクル」から「生産者」を向くようにしてください。
11.[ファイル/アニメーションGIF の保存]メニューを選択してください。[アニメーションの再生]ダイアログボックスが表示されます。
再生ボタンを押すとアニメーションが再生されます。[保存]ボタンを押すとアニ
メーションGIF 形式ファイルに保存できます。
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ヒント:矢印を左右反転させる。素材の[曲がり矢印]は左曲がりの物しか収録されていません。これを右曲がりにするには、立体図形のプロパティパネルの (インジケータ)を左端(または右端)に動かしてください。左右が反転します。
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そのほかの機能を使うさし絵スタジオ 2 のそのほかの重要な機能をご紹介します。やや上級者向けの機能なので、ここでは簡単な説明にとどめます。お使いになるときには[ヘルプ/応用マニュアル]メニューを選択して、応用マニュアルの該当する項目をご覧ください。
■人物の合成機能を使う
[ファイル/人物の合成]メニューを選択したり、ツールバーの [人物の合成]ボタ
ンを押したりすると人物の合成機能を開始できます。専用のダイアログボックスが表示され、頭部、髪型、胴体の組み合わせを自由に選んで新しい人物を作ることができます。また、眼鏡や小物などを付けることもできます。
さし絵スタジオ 2 の人物頭部は通常リアル・イラスト・マンガの 3 種類からしか選べません。しかし、人物の合成機能ではほかの頭部データと服装を選べるので、全く違った雰囲気の人物を作ることができます。作った人物はライブラリパネルの[ファイル]ボタンを選択してから保存したフォルダを探すことで、ライブラリパネルの一覧に表示できます。一覧からドラッグすれば、素材の人物と入れ替えることができます。
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人物の合成機能で人物を保存するときに、ライブラリパネルで開いている最中のフォルダ内に人物を保存したり、新たにフォルダを生成したりすると、保存した人物ファイルが一覧に表示されません。いったんほかのフォルダの内容を表示させるか、フォルダ欄の上で右ボタンをクリックしてメニューを表示させ、[最新の情報に更新]を選択してください。
保存した人物ファイルを一覧表示すると[画像が登録されていません]と表示されますが、正しい動作です。株式会社 終作の3Dグラフィックスソフト「六角大王SuperWin 版」を使うと、一覧表示の画像を設定できます。
■バケツツールを使う
ツールバーの バケツツールを使うと肌の色や服の色を変えることができます。
まず、雰囲気パネル右下のカラーボタンで、塗る色を設定してください。
次に、 バケツツールを選択してください。
続けて、色を変えたい部分をクリックすると色が変わります。
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一部分の色しか変わらないときは、再び バケツツールを選択してから色を変え
たい部分をクリックしてください。
■それ以外の機能を使うさし絵スタジオ 2 には、このマニュアルで紹介したほかにもさまざまな機能があります。使い方のわからないツールやメニューがあったら、応用マニュアルをご覧ください。
さし絵スタジオ 2 基本マニュアル(C)2010(株)終作