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主 催 山田 優子
日 時 【ワークショップ】平成27年10月31日(土)・11月1日(日曜)2日間
【上 映 会】平成28年 1月30日(土)
会 場 浅草文化観光センター(台東区雷門)
この企画は、子どもたちの描いた絵で作る粘土のキャラクターでクレイアニメーションを制作する
ワークショップとワークショップで制作したクレイアニメーションを使用したPRビデオの上映会を開催
するものです。
「クレイアニメ」は、粘土の形を少しずつ変えながら、1 枚ずつ撮影した写真をつなげることで、キ
ャラクターがまるで生きているみたいに動いて見える映像技術です。
★ワークショップの様子★ 10月 31日(土曜)・11月 1日(日曜)に、浅草のまちを散歩した後、浅草にちなんだキャラクター
を粘土で作り、クレイアニメーションを制作するワークショップを行いました。
●オリエンテーション (←)
会場は、雷門・浅草寺のすぐ近くにある浅草文化観
光センターの中会議室です。
最初に、本企画の主催者である山田さんから、クレ
イアニメとは何か・ワークショップの流れについての
説明がありました。次に、参加者・スタッフの自己紹
介を行い、浅草のキャラクターを考える材料を探す
お散歩会に出発します。
参加者には、参加証として浅草こねこねんど!のチラシにも登場したキャラクターが描かれた「名前シール」
とお散歩で使用する「しおり」が配られました。(↓)
●お散歩会の様子 (→)
主催者である山田さんとラジオパーソナ
リティの活動をしている白濱さんの進行
で、浅草の名所を見学するお散歩会の
スタートです。目印の「浅草こねこねん
ど!」の黄色旗を持って先導しました。
雷門・仲見世・浅草寺・五重塔など、浅草の名所を見学しました。お散歩会の最後には、みんなでお参り
と記念撮影をして、クレイアニメの制作作業に進みます(↓)。
●クレイアニメ制作の様子 主催者である山田さんから、絵コンテの作成・粘土の扱い方についての説明を受けた後は、いよいよオリジナル
のクレイアニメ作品の制作です。まずは、自分の考えたキャラクターを絵コンテにおこし、ストーリーやキャラクタ
ーの動かし方を考えていきます。アイデアがまとまったら、粘土での造形作業に入ります。今回使用する粘土
は、とてもやわらかく子どもでも扱いやすい小麦粉と塩でできた「こむぎねんど」です。
(↑)使用する「こむぎねんど」
(↑)
絵コンテを使ってストーリーを考えます。
(↓)キャラクターの動きを考えます。 (↓)
クレイアニメの作り方を説明します。
(←)
最後に、自分で制作したクレイアニメーションの内容や感
想を発表し、作品のお披露目をしました。
2 日間のワークショップで計8つの作品が完成しました
が、プロのアニメーション作家である主催者の目から見て
も独創的でおもしろい作品となっていたようです。
今回のワークショップで制作した子どもたちのクレイアニメ
も使った浅草のPRビデオの上映会を 1月30日(土曜)に
浅草文化観光センターの多目的スペースで行います。
(←)
お散歩会で見つけ
たものを参考にし
ながら、キャラクタ
ーをイラスト化して
いきます。
(←)
考えたキャラクターを
使って絵コンテにスト
ーリーをおこしていき
ます。
(仲見世のお店にかけ
られている暖簾に描
かれているうさぎが浅
草の街に飛び出すと
いうお話です。)
(↑)
キャラクター・ストーリーを考えたら、実際に
粘土を使ってキャラクターの造形作業を行
います。
スタッフから、粘土の伸ばし方・色の混ぜ方
などを習いながら、色とりどりの粘土を使っ
て、自分のイメージしたキャラクターを立体
化していきます。
一緒に参加した保護者の方も熱中している
姿も見られました。
粘土の造形作業が終了したら、絵コンテの内容に沿って、専用機材での撮影作業を体験しました。最初は、
スタッフに手伝ってもらいながら撮影していましたが、最後の方には、自分で背景を変える・粘土を動かすな
ど、一人で集中して撮影作業に取り組んでいる子もいました。(↓)
。
★上映会の様子★
(←)
PRビデオにも登場する雷門や浅草寺のすぐ近くにある浅
草文化観光センター6 階多目的スペースで入場無料の
上映イベントを計4回開催しました。あいにくのお天気でし
たが、たくさんの方にお越しいただきました。
当日配布されたプログラム。 (→)
主催者であるクレイアニメ作家の山田さんとラジオパー
ソナリティの活動をしている白濱さんの二人による進行
のもと、約 30 分という短い時間でしたが、盛りだくさん
な内容となりました。
(←)
「浅草こねこねんど!」のメイキング解説では、ワークショ
ップのの様子を撮影した動画や本編のPRビデオにも登
場する子供たちが作成したキャラクターの紹介・説明を
行いました。子供たちのユニークな発想にプロのクレイア
ニメ作家としてとても刺激を受けたようです。
(→)
子供たちの作った浅草にちなんだキャラクターとプ
ロのクレイアニメ作家の作品が一緒になった浅草の
PRクレイアニメーションの上映終了後は、ワークショ
ップに参加してくれた子供たちに登場してもらい、自
分のキャラクターがPRビデオに登場した感想等を
発表してもらいました。
(←)1 月 30 日(土曜)に浅草文化観光センターで、プロのクレイアニメ作家(山田
優子)による浅草を舞台にしたクレイアニメーション作品の完成上映会を開催
しました。
昨年の 10月 30日、11月 1日に開催し
た浅草の PR クレイアニメーションを作成
するワークショップで、参加者の子どもた
ちが作ったキャラクターを使い仕上げた、
浅草のPRクレイアニメーション上映の他、
「浅草こねこねんど!」のメイキング解説
やクレイアニメ制作の実演などを行いまし
た。
上映会場には、PRビデオに登場した人形
やクレイアニメの制作道具等を間近で見学
することができる展示コーナもあり、手作業
で細部まで作り込まれた人形に皆さん魅入
っていました。
「浅草こねこねんんど!~浅草をクレイアニ
メにしちゃおう!」は、ワークショップ・上映会
とも、盛況のうちに終了しました。
(↓)PRビデオの上映終了後は、クレイアニメ作家の山田さんによる制作実演を行いました。上映会に参
加いただいたお客さんからのお題を受けて、雷門の提灯、雷おこし、蛇、ワニのキャラクターをその場
で制作し、即席のアニメーションを披露していただきました。普段、山田さんがクレイアニメを制作する
際に実際に使用している制作ソフトで、1 コマ 1 コマ撮影を行う作業を子供たちだけでなく、大人の参
加者も興味津々といった様子で見学しました。
(←)
上映会の終了後には、クレイアニメ制作で実際に
使用している粘土を使って、クレイアニメの制作体
験を行いました。短い時間でしたが、プロのクレイア
ニメ作家である山田さんに直接教えてもらえる貴
重な機会となりました。