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情報処理導入教育におけるフリーソフトの活用

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日本工学教育協会 第 55 回年次大会 2007 年 8 月 4 日,日本大学. 情報処理導入教育におけるフリーソフトの活用. ー SU-FreeSBIE 2.0 LiveCD の開発と活用 ー. 摂南大学  1 工学部教育センター, 2 数学物理学教室. 荒木和彦 1 ,井上雅彦 1 ,渡会征三 2 ,田中 泉 1 ,西村保三 1. 発表のアウトライン. 1.フリーソフトを用いる理由 2. SU-FreeSBIE LiveCD の開発   収録ソフトウエアについて 3.活用事例   入学前講習スクーリング,補習授業 4.問題点と今後の展開 5.まとめ. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 情報処理導入教育におけるフリーソフトの活用

情報処理導入教育におけるフリーソフトの活用

ー SU-FreeSBIE 2.0 LiveCD の開発と活用 ー

摂南大学  1 工学部教育センター, 2 数学物理学教室

荒木和彦 1 ,井上雅彦 1 ,渡会征三 2 ,田中 泉 1 ,西村保三 1

日本工学教育協会 第 55 回年次大会 2007 年 8 月 4 日,日本大学

Page 2: 情報処理導入教育におけるフリーソフトの活用

発表のアウトライン

1.フリーソフトを用いる理由  2. SU-FreeSBIE LiveCD の開発  収録ソフトウエアについて  3.活用事例  入学前講習スクーリング,補習授業

4.問題点と今後の展開

5.まとめ

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情報処理教育にフリーソフトを用いる意味

学生のパソコン所有率は6〜7割。これの有効活用。

フリーに配布できる OS とアプリケーションをセットにして各種設定を施した状態で配布することができる。(サンプルや演習問題のファイルも添付可能)

LiveCD : HDD にインストールすることなく,起動してすぐ      利用する事ができる。→大学でも自宅でも同じ環境

KNOPPIX: LinuxFreeSBIE:   FreeBSD

どちらもフリーの UNIX で、アプリケーションレベルでは同等。カスタマイズの容易さから FreeSBIE を選択。

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SU-FreeSBIE LiveCD の開発

ベース OS : FreeBSD-6.2-RELEASE (フリーの UNIX )

LiveCD 作成ユーティリティ: freesbie→ CD, DVD, flash メモリ

日本語環境:基本的にフリーの TrueType フォント    IPA フォントを各アプリケーションで使用。   日本語入力・変換 Scim, Canna+alt-cannadi

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グラフィックカード:自動認識・半自動設定

ネットワーク:自動認識・自動設定 or 手動設定         DHCP サーバや タイムサーバへの問い合わせ

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収録したアプリケーションソフト

デスクトップ環境 : XFce4 (日本語オンラインマニュアル添付)汎用エディタ: gEditプログラミング言語: C, C++, Java, FORTRAN, COBOL, Perl, Tcl/Tk, Python, 他オフィス統合ソフト: OpenOffice (ワープロ,表計算,プレゼン)和英・英和辞書: Stardictグラフ作成: Ngraph (日本語マニュアル添付) , Gnuplot画像エディタ: Gimp図面エディタ: Tgif, DiaWeb ブラウザ : Galeon, FireFox, Mozilla ( Java,Flash プラグイン)数値計算・シミュレーション: Scilab数式処理: Maxima (バッファウインドをカスタマイズ,日本語化) …………

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Maxima ,日本語化されたバッファウインドウの画面

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入学前講習スクーリングにおける   情報処理演習での活用

2007 年 3 月に実施。(他に数学の講義,物理実験)対象:工学部入学予定者で入学前講習受講者 54 名内容:パソコンの構造(ハードウエア)に関する講義     SU-FreeSBIE を配布し,利用方法の解説     UNIX の体験実習

講義後のアンケート結果15 名 / 54 名:実習がおもしろかった。37 名 / 54 名:パソコンの必要性が多いにある。16 名 / 54 名:パソコンを是非組み立ててみたい。

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情報処理補習授業での SU-FreeSBIE 関連講義の実施

入学時に 2007 年度工学部新入生全員に SU-FreeSBIE を配布。

このフォローアップを兼ねて連続講義を実施。4 月末〜 5 月 月〜金曜日の 5,6 時限目

第1週:起動,基本的操作,主なアプリケーションソフトのデモ第2週:数式処理ソフト Maxima ,数値計算ソフト Scilab の解説第 3週: Ngraph , Gnuplot によるグラフ作成第 4週: OpenOffice による報告書の作り方,プレゼンテーション第 5週:プログラミング( C 言語, Fortran , Java など)第 6週: Webページの作り方。 Java アプレット , Perl CGI 他。

参加総数は  XX 名

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問題点と今後の展開

○ BIOS 設定変更が初心者にとっては大きなハードル → VMware Player ( フリーソフト ) などの仮想マシンの利用などで回避

○ 起動に時間がかかる → USB メモリ, USB ハードディスクからの起動   Vmware Player の利用

○ 初心者用の導入マニュアル / テキストの整備 情報処理教育担当教員に対するデモ,パンフの整備 が必要。

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まとめ

freesbie という LiveCD 作成ツールを使い, フリー の OS ( FreeBSD )と大学での勉学に有用なフリーのアプリケーションをセットにして各種設定を施した LiveCD を作成した。→ SU-FreeSBIE

特に日本語環境(入力,漢字変換,フォント), X-Window 表示関連USB フラッシュメモリへのインストーラ, Maxima バッファウインドウ

初心者用マニュアル,テキスト教員用マニュアル,パンフレットなどの整備が必要

詳細は http://sprite.eng-scl.setsunan.ac.jp/sst_lab/2006/su-freesbie.html